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Tohazugatali Tourist Bureau

1152チバQ:2011/08/15(月) 20:17:12
http://www.chunichi.co.jp/article/ishikawa/toku/genba/CK2011081402000151.html
ソープ存廃で揺れる片山津
2011年8月14日

柴山潟に面した新「総湯」の建設予定地。道路を挟んで向かい側にソープランドがある=加賀市片山津温泉で


業者ら「地元経済の死活問題」
市など「新総湯目玉に街再生」
 加賀市の片山津温泉で、摘発をきっかけにソープランドの存廃論議が起きている。住民団体や市が県公安委員会に「この店を厳しい処分に」と要望すれば、出入り業者らは「廃業は死活問題だ」と営業継続を求める。同店前では、市が来春の開業を目指して公共浴場「総湯」を建設中で、女性客らの誘致も狙っているだけに同店には厳しい目が注がれている。(池田知之)

 同店では一月、二十代の女性店員らが客と売春することを知りながら個室を使わせたとして売春防止法違反(場所提供)の疑いで役員らが逮捕された。

 摘発を受け、市や市議会、地元団体など五者は、同店の営業廃止を視野に入れた処分を求める要望書を県警に提出した。こうした動きに対し、風俗店の出入り業者や地元飲食店などが反発。出入り業者側は六月、市と県警に営業継続に理解を求める嘆願書を約二百五十人の連名で提出した。

 片山津温泉には約三十年前からソープ店があり、現在、摘発された店を含め六店が営業。嘆願書提出の背景には、客や従業員らが周辺のホテルや飲食店、タクシーを使うなどして地元経済を潤わせている事情がある。

 同温泉の観光客数は、ピーク時の一九八〇(昭和五十五)年に百五十万人いたが、団体客の減少などから二〇一〇年は五十万人に低迷。市は「再生の核」として総事業費約十二億円をかけて新総湯を建設している。女性客や修学旅行客もターゲットにしており、すぐ前にある風俗店は目立たせたくない存在だ。

 風俗店の恩恵を受けてきた、ある商店主男性は「新総湯が完成したとしても潤うかどうか分からない」と漏らす。同温泉のホテルの役員は「風俗店が無くなると、売り上げに影響するのは事実」としながらも「違法行為をする店に頼るわけにはいかない」と決別の姿勢を示す。

 出入り業者側の動きに危機感を深めた片山津地区女性協議会などの住民団体は七月末から、厳しい処分を県公安委員会に求めるため署名集めを始めた。同会は「市民がソープ店をなくすための機運が高まっている」との手応えを示す。

 市は、この問題の解決を目指して「片山津温泉再生緊急プロジェクト会議」を設置。魅力ある商店街づくりや効果的な金融支援などの策を、来年四月の総湯開業までに具体化させる考えだ。市観光交流課は「新総湯を中心ににぎわいをつくり出したい」と強調する。風俗店に頼らない片山津づくりに向けた動きも始まっている。

 後記
 きれいごとばかりを言うつもりはない。街には、いかがわしさや猥雑(わいざつ)さがあった方が活気がでるのは事実だろう。ただ加賀市に赴任したばかりの3年前、片山津を訪れ、温泉街とはいえソープ店が多くあるのに驚いた。

 新しい片山津の「顔」となる総湯建設には多額の税金が充てられている以上、有効に生かすよう真剣に考えなければならない。失敗は許されない。地域づくりにとって経済は重要な問題だ。だが、生活や教育、景観からの視点も求められている。


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