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Tohazugatali Medical Review
523
:
とはずがたり
:2008/10/24(金) 01:10:03
筋ジスの創薬に国が初支援 神戸大教授の研究
2008年10月23日(木)11:17
http://news.goo.ne.jp/article/kobe/politics/government/T20081023MS00913A.html
神戸大大学院医学研究科の松尾雅文教授(61)による筋ジストロフィーの遺伝子治療研究について、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は二十二日、薬を作り出すための研究開発事業に選んだと発表した。有効な治療法が確立されていない筋ジストロフィーの創薬研究に国が支援するのは初めてという。
同事業は、NEDO、文部科学省などが連携する開発支援プロジェクト。創薬や診断、再生・細胞医療といった分野における研究技術の早期実用化と普及を目指す。本年度は八件が選ばれ、神戸大には二〇〇八-〇九年度に最大一億円が研究費として委託される。
筋ジストロフィーは筋肉が委縮し、筋力が徐々に失われる遺伝性の病気で、このうち松尾教授が取り組むのは小さな子どもに多い「デュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)」の創薬研究。すでにヒト細胞を使った実験で有効性を実証しており、神戸の医療関連企業二社と共同で、患者での臨床応用に向けたデータを積み上げる。
また、DMD患者一人一人に応じた「オーダーメード治療」のシステム確立も目指しており、松尾教授は「創薬への道筋ができたのは患者にとっても朗報だ」と話している。
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