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Tohazugatali Medical Review

377とはずがたり:2007/04/28(土) 22:32:03

序でに福祉も此処に。
俺の祖父母は4人とも俺が物心着く頃にはいなかったのだが友人達のおじいちゃんおばあちゃんはお小遣い沢山くれる存在の印象でみんな金持ちだった様な気がするのだがねぇ。
困ってる老人世帯は現役世代に何をしてたんだ?

老老介護、夫婦に負担増 サービス利用は最小限に'07/3/20
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/chiho/07/Ew07032005.html

 四年に一度の統一地方選が近づいた。この四年で進んだ「小泉改革」と「平成の大合併」は、さまざまな制度や枠組みを大きく変えた。景気が上向く一方で、改革が暮らしに落とす影をたどる。

 夫の八十歳の誕生日。巻きずしを買ってきて、二人でささやかなお祝いをした。あと何年、こうやって元気で暮らせるかね―。わざと明るい声で聞いてみた。「知るかあ、そんなこと」。ぶっきらぼうに夫は答えた。

 ▽「蓄えはなし」
 広島市内のアパートに夫婦二人で暮らす。「私がしっかりせんと」。妻(79)は、口癖のように言う。夫は四十二歳の冬、脳卒中で倒れ、半身まひになった。夫を介護しながら、妻は内職で暮らしを支えた。「じゃけえね、老後の蓄えなんか何もないんよ」
 夫婦の年金は今、月に計十三万円。そこから、二人分で約六千円の介護保険料が天引きされる。夫は「要介護3」。「老老介護」の限界を妻は感じるが、費用を考えるとサービスの利用は最小限に抑えざるを得ない。リハビリのための週一回のデイケアと、つえなどのレンタルだけ。それでも月約八千円の出費だ。
 家賃や光熱費などを差し引くと、残る生活費はわずか。「本当はヘルパーさんに助けてもらいたい。でも数千円の出費でも厳しいの」。妻の顔から笑みが消えた。
 社会全体で高齢者を支える―。こんなうたい文句で導入された介護保険制度だが、運営する市町村の会計はパンク寸前にある。保険料の値上げとサービス利用の抑制。制度見直しのしわ寄せは、高齢者に向けられた。
 広島市の介護保険料は、所得に応じ八段階に分かれる。基準額は月四千七百八十六円。政令市では堺市に続き二番目に高額だ。満額徴収となった五年半前と比べ約千七百円上がった。「保険料を払うんがやっと」。ため息をつく高齢者は、この夫婦に限らない。
 介護をする人も、受ける人も高齢者。核家族化の果て、老老介護世帯は増える一方だ。高齢者を支える「切り札」だったはずの介護保険のサービス。その利用を控えてしまう現実が、所得の低い家庭にはある。

 ▽常に健康不安
 「私がしっかりせんと」。妻の口癖の裏には自身の健康不安がある。腰や、ひざの関節が悲鳴を上げている。けんしょう炎で手に力が入らない。C型肝炎と心臓病を抱え、体がふらつく。もし自分が入院したら、費用をどう工面するか。一人残った夫は、どうなるのか。考えただけで、ぞっとする。
 高齢者の医療費負担も増加傾向にある。昨年十月から、七十歳以上の長期入院者の食費や光熱費がすべて自己負担となった。「肺炎になった時も医者は入院しなさいと言ったんじゃけど、せんかった。一度入院したら出られんような気がして」
 夫を介護しながら通院し、点滴で治した。救いは、市の重度障害者施策による夫の医療費補助。無料で訪問してくれる看護師に、精神的に支えられている。介護と医療の費用。老いが深まるにつれ、どれくらい膨らんでいくのか。夫婦には見通せない。(木ノ元陽子)


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