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電力・発電・原子力スレ

60とはずがたり:2005/01/29(土) 12:26:28

2005年01月29日
核廃棄物処分地 県内候補「寝耳に水」 一様に驚き
http://www.kochinews.co.jp/0501/050129headline02.htm

 核燃料サイクル開発機構(核燃機構)が28日公開した、かつて高レベル放射性廃棄物処分候補地だった全国25カ所のうち、本県は高岡郡大野見村から土佐清水市までの県西部7カ所が挙げられており最も多い。各市町村の関係者らは「候補地として調査されていたなんて全く知らなかった」と一様に驚き、反発している。

 県内で候補地に挙げられていたのは、大野見村鈴ケ森付近▽窪川町北西部▽西土佐村の中半付近▽佐賀町西部▽宿毛市京法の西方▽中村市と三原村との境界▽土佐清水市今ノ山付近―の7カ所。

 候補地だった市町村役場には最近になって、核燃機構から「情報開示により、近く調査していたことが明らかになる」などと電話連絡が入ったという。宿毛市議会の西郷典生議長は「寝耳に水だ。市民、行政、議会に知らさず、勝手に調査するなどとんでもない」と語気を強める。

 幡多郡西土佐村の中平正宏村長は「住民が混乱しないよう27日夜の区長会で説明した。当時、役場に話を通せば大騒ぎになるので公表しなかったのではないか」。窪川原発問題で反対運動に取り組んだ窪川町の島岡幹夫・町議会議長は「こうした施設の候補地には、昔から人家がなく国有地のある地域が狙われる」と不信感をあらわにする。

 一方、原子力発電環境整備機構(原環機構)の最終処分地公募を受けて、佐賀町では昨年、町民有志が町議会に処分地の誘致請願を提出、否決されている。旧動燃が同町を候補地としていたことについて、池本明生町長は「当時のことは分からずコメントのしようがない。今後、仮に候補地として働き掛けがあっても、請願が否決されている限り受け入れることはない」と話している。

 開示報告書で核燃機構 中間施設選定に利用も

 核燃料サイクル開発機構(核燃機構)は28日、高レベル放射性廃棄物処分地の選定調査報告書の開示後に記者会見し「報告書は処分予定地を選んだものではない」と強調しながらも、これらの資料を核燃の東海事業所でつくるガラス固化体を中間貯蔵するための施設の選定に今後利用する可能性があることを明らかにした。

 核燃機構は、市町村名などを公開した25カ所について、「委託業者が地質環境的に良好だとして推薦したが、旧動燃は精密調査を行う前に選定を途中で終了した」と説明。現在、公募によって最終処分地の選定を進めている原子力発電環境整備機構(原環機構)へは「求められれば(資料を)渡す」と述べた。

 核燃機構はまた「公開で業務に支障が出るとの考えは変わらないが、誤解や疑問を払しょくするため今後も説明していきたい」と話し、非公開のままとなっている10県分についても、3月末までに公開するとしている。

 一方、開示を受けた岐阜県の市民団体代表、兼松秀代さん(57)は「原則として原本が見られると思ったが、コピーしたものだった。核燃は情報公開の姿勢を見直す必要がある」と非難した。


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