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電力・発電・原子力スレ

5020とはずがたり:2018/09/21(金) 20:09:08


大規模停電で存在感 北海道と本州結ぶ送電設備「北本連系」に注目
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180917-00000002-webtoo-l02
9/17(月) 8:29配信 Web東奥

 地震による北海道の大規模停電で、北海道と本州を結ぶ送電設備「北本(きたほん)連系」が注目されている。6日未明の地震直後、トラブルで約1日間送電がストップ。7日以降は下北半島と道南をつなぐ最大容量60万キロワットの送電線を通じ、北海道の電力需要の最大2割近くを賄っている。さらに北海道電力は30万キロワットの増強設備の建設を進めているが、来年3月の完成予定で今回は間に合わなかった。電力融通を指揮する電力広域的運営推進機関(広域機関)は、停電の原因や北本連系の今後の在り方について「検証を進める」としている。

 海を挟んで電力を融通する現在の北本連系は1979年に完成した。電源開発(Jパワー)が所有し、上北変換所(東北町)と函館変換所(北海道七飯町)を約167キロの送電線で結ぶ。送電ロスが少ない直流を採用し、津軽海峡に海底ケーブルを敷いている。

 北本連系は発電所の故障時や電気の品質(周波数)維持などに活用される。東日本大震災時には、電力不足に陥った東北や関東に北海道から送電を続けた。

 広域機関などによると、今回は地震発生直後、いったんは60万キロワットで北海道に電力が送られたが、約20分後に運用が停止。両変換所では交流を直流に、直流を交流に変えているが、停電により北海道側の変換器が動作しなかったためとみられる。発生翌日の7日午前5時半に融通が再開された。

 北本連系の容量を1.5倍に引き上げる新ルートは、北電が2014年に着工した。既存ルートとは異なり、今別変換所(今別町)-北斗変換所(北海道北斗市)を結ぶ122キロ。津軽海峡は青函トンネル内にケーブルを通す。新ルートも直流だが、電源がなくても動作する最新の変換器を採用しているのが特長だ。

 北電によると、新ルートの今年7月末時点の工事進捗(しんちょく)率は90%。世耕弘成経済産業相は7日の会見で「対策が考えられ、具体的に(工事が)進んでいたが、間に合わなかったことは大変残念」と述べた。11日には、北電と広域機関に対して停電について事実関係を把握し、検証するよう指示した。

 広域機関の担当者は取材に対し、「30万キロワットの増強は東日本大震災がきっかけだったが、今回の地震(による全域停電)は想定外。今後の検討結果によっては、さらに(北本連系を)見直す必要が出てくるかもしれない」と話した。


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