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電力・発電・原子力スレ

2098とはずがたり:2014/04/05(土) 16:12:00
>>2097-2098
■柏崎刈羽 地元との調整難航

 沸騰水型7基。東京電力は昨年9月、6、7号機について原子力規制委員会に審査を申請。新潟県の泉田裕彦知事も申請を容認したが、再稼働の議論よりも福島第1原発事故の検証を優先させるべきだとの姿勢は崩していない。福島第1と同じ沸騰水型。規制委は、廃炉や汚染水など課題が山積する福島第1への東電の対応も重視している。

■浜岡 東海地震対策焦点

 沸騰水型3基。2011年5月に東海地震の想定震源域に立地することを問題視した菅直人首相(当時)の要請に基づき、運転を停止。中部電力は今年2月、原子力規制委員会に4号機の審査を申請した。運転期間が30年を超えていた1、2号機は09年に運転を終了した。

■大飯 活断層問題クリア

 加圧水型4基。3、4号機は福島第1原発事故を経て国内の全原発が停止した後、再稼働し、昨年9月に定期検査入りした。関西電力は同年7月にあらためて3、4号機の再稼働に向け、原子力規制委員会に審査申請しており、審査が先行するグループに入る。規制委は今年2月、重要施設下を走る断層を地盤をずらす可能性のある断層(活断層)ではないと評価した。

■高浜 津波への対策進展

 加圧水型4基。関西電力は昨年7月、3、4号機の審査を規制委に申請。審査が先行するグループに含まれる。福井県が想定する海底断層による津波への対策を関西電が急ぐことで、規制委は同年10月、保留していた過酷事故対策や設備面の審査を再開。1、2号機は営業運転開始から40年が迫り、老朽化が指摘されている。

■島根 1号機老朽化指摘

 沸騰水型2基。1号機は営業運転開始から40年が迫り、老朽化が指摘される。中国電力は昨年12月、規制委に2号機の審査申請。福島第1原発と同じ沸騰水型。3号機は建設工事がほぼ完了し、中国電は申請準備を進めている。

■伊方 免震重要棟を整備

 加圧水型3基。四国電力は昨年7月、比較的新しい3号機の審査を規制委に申請。事故時の対応拠点を置く免震重要棟が整備され、審査が先行するグループに入る。想定される最大の揺れの算定が一部終わっていない。

■玄海 審査先行グループ

 加圧水型4基。九州電力は昨年7月、比較的新しい3、4号機の審査を規制委に申請。敷地内破砕帯に活動性がないことが了承され、審査が先行するグループに含まれる。

■川内 自治体再開前向き

 加圧水型2基。九州電力は昨年7月、営業運転開始から30年近い2基の審査を規制委に申請。審査が先行するグループに入っている。鹿児島県は再稼働を想定し、住民を対象とした説明会の開催費1200万円を2014年度の予算案に計上するなど、地元自治体には運転再開に前向きな姿勢も目立つ。
                   ◇
【用語解説】新規制基準
 東京電力福島第1原発が電源を喪失し、過酷事故に至った反省を踏まえ、従来の規制基準を大幅に厳格化して昨年7月に施行。テロ対策や、地震・津波対策を強化。既存原発も最新の規制基準への適合が必要になる「バックフィット制度」も導入した。福島第1原発と同じ沸騰水型は、事故時に原子炉格納容器内の圧力を下げるフィルター付きベント設備の設置が必須となった。


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