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2004年米国大統領選スレ
540
:
チバQ
:2010/06/13(日) 18:18:45
http://sankei.jp.msn.com/world/america/100613/amr1006131040001-n1.htm
上院選めぐりスキャンダル続々浮上 民主、共和がさや当て (1/2ページ)
2010.6.13 10:37
民主党の上院指名選挙をめぐるスキャンダルが相次いで浮上し、11月の中間選挙への影響が取りざたされている。いずれも、現職議員の再選を支持するホワイトハウスが、対立候補に対して政権内部の重要ポストへの起用をちらつかせて出馬断念工作を行った、というものだ。仲介役にクリントン元大統領も登場、イメージダウンを恐れるホワイトハウスは沈静化に躍起だ。だが、共和党は連邦政府による徹底捜査を求めるなど、事態は拡大の兆しをみせている。
米紙によると、スキャンダルの第一弾は、ペンシルベニア州で5月下旬に行われた民主党指名選挙に絡む出来事だ。オバマ大統領が推す民主党現職、スペクター陣営が政治の腐敗防止を定めた連邦法に違反し、対抗馬のセスタック氏に出馬断念工作を行った。
結局、指名選挙は、昨年共和党から民主党へくら替えしたスペクター氏が、元海軍中将で同党下院現職のセスタック氏に敗れた。
出馬断念工作を主導したのはエマニュエル大統領首席補佐官。クリントン元大統領にセスタック氏の出馬断念工作を依頼。セスタック氏に、「出馬を断念すれば、海軍長官や大統領諮問機関の要職で処遇する」と働きかけた、との疑惑がもたれている。
説得役としてクリントン元大統領に白羽の矢が立ったのは、セスタック氏がクリントン政権時代、米国家安全保障会議(NSC)に在籍していたためだ。
これに対し、ホワイトハウスは法律顧問のロバート・バウアー氏の名前で覚書を発表。報道や共和党サイドが指摘する一連の問題提起は、事実誤認と法への基本的な理解不足に基づくもので、違法行為はなかったと反論している。
具体的には、セスタック氏が出馬を断念すれば海軍長官などに抜擢(ばってき)すると持ちかけた疑惑について、クリントン元大統領の仲介を認めたが、「スペクター氏が民主党へくら替えする前の昨年3月の時点ですでにメイバス氏(現海軍長官)に内定していた」と否定した。
共和党は連邦捜査局(FBI)に捜査を求める書類を提出しており、「出馬断念のために行ったいかなる役職の提示も連邦法に違反する」(イサ下院議員)と批判を強めている。
さらに、6月になって新たな裏工作が発覚した。
8月10日に行われる上院選での民主党指名獲得を目指すコロラド州の元下院議長、アンドリュー・ロマノフ氏に対し、今度はジム・メッシーナ大統領次席補佐官が接触。ホワイトハウスは現職のベネット上院議員の再選を支持しており、ロマノフ氏に国際開発庁長官など3つの主要ポストを提示して出馬断念を働きかけてきた。ロマノフ氏自身が声明で明らかにした。
ホワイトハウスは「この種の話は政党を問わず掃いて捨てるほどある」(バウアー氏)としているが、ロマノフ氏の暴露に対し、4日時点で公式のコメントを避けている。
民主党内の“暗闘”について、共和党全国委員会のマイケル・スチール委員長は米メディアに「独立捜査官による事実の検証が必要だ」と語っている。(佐々木類)
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