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2004年米国大統領選スレ

2593チバQ:2015/08/16(日) 20:58:04
http://www.sankei.com/world/news/150815/wor1508150005-n1.html
2015.8.15 15:00
【世界の議論】
「武器化された大麻」でNYが犯罪都市に逆戻り?





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7月から嗜好目的での大麻使用も合法化されたオレゴン州のポートランドで、カラフルな大麻吸引関連グッズの品定めをする愛好者(左)。全米での潮流となった大麻合法化だが、ニューヨーク市では凶悪犯罪の増加傾向が現れるなど、社会的副作用も問題化している=7月3日(ロイター)
 米ニューヨークで、「合成大麻」と呼ばれる危険(脱法)ドラッグがホームレスや低所得者の間で急速に広まり、社会問題化しつつある。廉価で酒店やコンビニなどで入手でき、簡単に高揚感が得られることから手を染める人が増えているのだが、増加傾向に歩調を合わせるように殺人や強盗などの凶悪犯罪件数も減少から増加に転じている。1990年代には「全米一の犯罪都市」と言われながら、その後、劇的に犯罪を減少させた実績のあるニューヨークだが、合成大麻がさらに浸透すれば、犯罪都市に逆戻りしかねないと懸念する声が上がっている。(SANKEI EXPRESS)

危険ドラッグに類似

 「合成大麻がもたらす禍根は今や、ニューヨークで最も懸念される大問題の一つとなった。脱法すれすれというよりは完全に違法な合成大麻は、武器化されたマリフアナ(大麻)と言ってもよく、野放しにはできない」

 ロイター通信などによると、ニューヨーク市警のウィリアム・ブラットン長官(67)は4日、記者会見でこう語気を強めた。問題の合成大麻は「スパイス」や「K2」などの商品名で売られているもので、多幸感、鎮痛、幻覚といった精神神経反応を引き起こすカンナビノイドを合成した薬物を植物片に添加している。錯乱や頭痛、心拍数の上昇、痙攣(けいれん)、意識障害などの症状を起こすことから、使用が制限されている。

 ただ、日本でも危険ドラッグが問題となったように、成分を絶えず移り変えて売られているため、取り締まりが追い付かないのが常態化している。また、最近、急速に広まっている背景には、全米で広まっている大麻解禁の風潮がある。

合法化が後押し

 米国ではすでに、首都ワシントンとオレゴン州など4州で医療用大麻だけでなく嗜好用大麻も合法化されている。また、医療用大麻に限って個人の所持・使用を認める州は二十数州あり、ニューヨーク州も昨年6月から医療用大麻を合法化している(全米23州目)。合法化されたとはいえ、医療用大麻を入手するには医師の許可が必要だが、単なる嗜好目的の脱法(違法)ドラッグとの区分があいまいになり、その浸透を後押しする形となってしまった。

 ニューヨーク州の薬物取り締まり当局の責任者は米CNNに「(合成大麻は)カラフルな包装で店頭販売されるので、若者たちは安全だと勘違いしてしまう。しかも1袋2〜5ドル程度で入手できる。だが、実際には脳に長期的な悪影響が及ぶこともある危険な薬物だ」と話している。

 ニューヨーク市警によると、今年4〜7月の4カ月間で、市内で1900人以上が合成大麻の吸引後に何らかの症状を起こし、病院に搬送された。市警は会見で数字は明らかにしなかったが、死亡したケースも複数含まれているという。

殺人が10%増加

 ニューヨークはかつて犯罪都市として悪名をはせたが、警察官の数を大幅に増加させ、まず軽犯罪から徹底して取り締まることで治安状況を改善。2010年の時点で20年前と比して強盗件数が6分の1以下になるなど、犯罪数が激減した。しかし、昨年来、殺人などの凶悪犯罪を中心に再び増加する兆しが表れている。ブラットン長官は会見で「今年前半、市内の全犯罪数は昨年同期比で5%減っているが、殺人は10%増加。100件以上起き、90年代の半年平均の約190件に戻るのではないかと懸念される。発砲事案はもっと増えており、その2〜3割が合成大麻絡みだ。早く(犯罪増加の)芽を摘まなくてはならない」と強調した。


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