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石油・LNGなど=エネルギー総合スレ=

882とはずがたり:2008/06/20(金) 17:42:38

http://www.fuji-ft.co.jp/selection/genyu/index.htm

■世界の「原油」市場

1980年代前半までは、OPECがアラビアンライト原油を基準に公式販売価格を設定し、非OPEC諸国もそれを参考に原油販売価格を決めていました。しかし、80年代後半には、OPECの設定した価格が「WTI原油」などの市場価格とかけ離れ極端に割高となり、石油需要減退の原因ともなったため、OPECは公式価格を放棄しました。
この頃から、米国の「WTI原油」、英国の「ブレント原油」、中東の「ドバイ原油・オマーン原油」など、主に欧米の先物市場や短期の現物取引(スポット)価格を参考にした長期契約での販売価格を設定する方式が主流になってきました。中東産油国は、日本を含めたアジア向けの価格を「ドバイ原油・オマーン原油」のスポット価格の平均を基準に決めています。
「原油」が上場されている先物市場は、NYマーカンタイル取引所(NYMEX)、ロンドン国際石油取引所(IPE)、シンガポール取引所(SGX)、東京工業品取引所です。その中でもNY市場は、オイルメジャー、産油国の石油会社、商社、石油元売会社、ファンド、一般投資家など幅広い参加者が価格決定に参加しており、世界の価格指標となっています。

▼WTI原油
米国のNYMEXに上場される原油先物取引の標準品となる原油種。米国のテキサス州で産出される原油で、正式には「ウエスト・テキサス・インターミーディエイト」といい、「西テキサス地方の中質原油」という意味です。

http://www.oilreport.co.jp/Newsite/yougosyu.html

▼WTI(ウエストテキサス・インターミディエイト原油)
 米国のテキサス州で産出する原油。ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で、原油先物取引の対象として上場されており、その取引価格は原油価格の国際的指標になっている。性状はAPI39.6度、硫黄分0.24%、生産量は約50万b/d。

▼アラビアン・ライト原油
 サウジアラビアの代表的原油、API比重が33.1度、硫黄分1.74%、生産量は約400万b/d。

▼新価格体系
 特石法廃止を機会に、ガソリンが高く灯油、軽油が安いわが国独特の石油価格体系を国際的な体系に改めるため、96年春に元売り各社が打ち出した価格体系。従来は1リットル当たり約10円の格差があったガソリン、灯油、軽油の税抜き仕切価格水準を、ガソリンを10円程度値下げし灯油、軽油を約5円値上げしてほぼ同一にすることを目指した。ガソリンは値下がりしたが、灯油、軽油は値上げができず、実際には完全な体系になっていない。


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