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鉄道貨物輸送研究スレッド

1320荷主研究者:2011/07/10(日) 22:45:28
>>1319 続き

 ●国内の鉄道利用は東北方面で新ルートを追加
 鉄道輸送では10年3月から東京〜盛岡間を結ぶ海上コンテナ列車の利用をスタート。東京〜福島を結ぶ区間は従来まで、トレーラによるドレージ輸送を展開していたが、40ftの国際海上コンテナをそのまま鉄道輸送できるサービスが始まったことから、同区間での鉄道利用を開始した。同ルートでは京浜港で陸揚げした製品を国際海上コンテナ列車で福島まで輸送。帰り荷は福島地区で生産した製品を海上コンテナ列車で東京方面へと輸送しており、月間10本程度を利用中だ。

 11年5月からは東青森駅から墨田川駅までの鉄道利用を開始。弘前の生産拠点で生産した製品を東青森駅から墨田川駅まで鉄道輸送後、大井の倉庫に輸送している。現在、試験的に週2便程度を使用しているが、今後は週4本まで利用を拡大する計画だという。

 鉄道輸送の利用についてキヤノンの福森恭一ロジスティクス統括センターロジスティクス統括部部長は「鉄道は環境負荷が低い輸送モードなので、積極的な利用を希望している。しかし、弊社製品の梱包は海上コンテナの内寸を基準に設計しているため、鉄道の12ftコンテナでは積載効率が落ちてしまう。低床の31ftコンテナは流通量が少ないし、海上コンテナを直接使えるルートもそれほど多くないのが現状だ。そのため鉄道利用はルート的には増加しているものの、本数ベースでは頭打ちになりつつある。この問題がクリアできれば、さらなる利用の拡大を進めたいところだ」と海上コンテナの内寸に対応した鉄道コンテナの普及が利用拡大のカギであることを語り、今後の鉄道利用の拡大についての展望を示した。

(2011年7月7日号)


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