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エクストリーム・レジェンズ 〜絆の章〜

1:2013/04/03(水) 01:13:55 HOST:opt-115-30-217-109.client.pikara.ne.jp
お師匠がお世話になっております。ダメお師匠こと彗斗のダメ弟子 牙です。

因みにキャラ等の設定はお師匠が考案して、僕がそのキャラ達が動く舞台の設定、ストーリーの編集を手掛けています。(つまり、名目上では一人で執筆していますが中身は二人の人間が手掛けている……と言う訳です)

受験中にお師匠が考えたキャラ達を僕に発表した時に……「この話を書きたかったんだけど受験がねぇ……。って事で牙! この話はお前に任せたよ!!」などとお師匠が勝手な事をぬかしたもので、結果として受験が終わってしまっておりますが、僕が書く羽目になりました……。(お師匠がダメなのに更に拙い僕が、表に出るのは少々気が引けますが……)

……無駄話だった、とでも言いましょうか。何はともあれこの作品と、お師匠が目の色を変えて更新(?)していると思います「エクストリーム・クライシス」やその他大勢の作品を宜しくお願いします。

↓次から始まります。

2:2013/04/03(水) 03:36:41 HOST:opt-115-30-217-109.client.pikara.ne.jp
プロローグ FINAL・RECORDES 〜平行世界に残された追憶〜

 暗夜と白昼が入り混じる中、黒い髪の少年と白い髪の少女は立っていた。静かにお互いを見つめながら、ある事を呟いた。
「「絶える事無き世界……崩れる事無き世界……それを望む者、今我らの前に姿を示せ」」
 その黒と白の少女と少年が片手を重ねた瞬間。十七の白黒の塊が周囲に出現した。そしてその白黒の塊は、七つの群れと三つの群れ、そして四つの群れと三つの群れを作り、それぞれ何処かへと飛散していった……
「我が望むは偽りを真相へと導く世界……理想」
「私が望むは真相が偽りを打壊す世界……真実」
 その言葉を発した後、もう片方の手を重ねた。その瞬間……二人の声が揃い、ある事を口にした。
「「統一して望むは矛盾を超えたその先にある真相真理のその先……その世界を実現する事……」」
 その瞬間、彼等の周囲に衝撃波が発生し、暗夜の黒と白昼の白が混合を始めた……!!
〜〜〜〜〜〜〜
 過去の記憶を追い掛け、ある三人組が辿りついた場所は……全てにおいて妬み嫉みが伴う薄汚い街。リーダー格の少年は、遥かな過去にかけられたある言葉を思い出す……。
「私と君以外の人間が居なくなればいいのにね……」
 少年は静かに、仄かに赤みを帯びた己の手を見つめた。少年の表情に覚悟の意が現れた。幾重にも重ねたこの咎は……自身の手によって、成し得てきた物であると十分理解していた。
「……お前達、準備は良いな?」
 返事の言葉はないが、静かに頷いた二人を見た。そして前を見て、静かに瞳を閉じ、カッと双眸を見開くと……闇の黒であった双眸の色は、灼熱の煉獄色へと色を変えていた。
 三人の暗黒の双眸の中に揺らめく白い光になっていた光は、血の様に紅く、残酷に光っていた。
「DESTROYER MODE」
 その機械的な音声が聞こえた瞬間……真紅の狂気を携えた三つの光が、壊滅を呼び起こした……。
〜〜〜〜〜〜〜
 人には不運や災厄に遭う人間と、幸運や奇跡に逢う人間が居る。そしてこの七人は……ある御告げを耳にした。
「幸運、奇跡を根絶やしに出来る力……それがお前達は欲しいか?」
 七人は有無も言わずに、その言葉に飛び付いた。そして……
――次々に身近にいた忌まわしい人間を消していった……
 結果として御告げを聞いた七人に接点は無く、周囲の人を消して言った為に全員一人になった。
 そして一人になった時、ある衝動に駆られるのだ。
――一人は嫌だ
 あまりにも身勝手すぎるその狂気が満ちた衝動は、七人を引き合わせた。
 その後、その世界が不運と災厄のみが永遠と繰り返される世界になったのは言うまでも無いだろう……。
〜〜〜〜〜〜〜
 その種族は忌み嫌われていた。特に嫌われている理由もなかったが忌み嫌われ軽蔑し、遠ざかっていた。そして……
――その一族の根絶やしが始まったのだ。
 だが、根絶やしによって一族全員が、完全に駆逐された訳ではなかった。四人の赤ん坊だけが、残されていた。孤児施設に入ったその四人の子は、他の子と変わらない育てられ方で育ち、立派な少年と少女になった。しかし……
――彼等は思い出してしまった。
 その瞬間、彼等は人間である存在意義を捨てた。彼等は一族に眠っていた獣操の力を、憎悪、憤怒の感情のみで増幅させた。
 そして彼等は……自分達を拾ってくれた人間を……その施設にいた全員を……抹殺した。
 その後彼等は、地上の人間を抹殺する為に、大破壊と殺戮を繰り返した。
〜〜〜〜〜〜〜
――生物は究極を求める性だ。
 一度、究極に触れればその者は最早、生物と言う理に反した生を有する者になる。――だが今、正にその存在が……完成しようとしている。
 究極の力、完璧な知識、そして……外道と謳われる最悪、且つ禁忌と呼ぶべき力――無限の命。
 不死の神に仇名す究極と謳われる最強の能力……奴と戦えば勝負にもならないだろう。失われた箇所が、頭部だろうが心臓部だろうが何処だろうと関係無い。相手の有無を聞かず、再生する。
 そんな奴等の奴等の正体は……「SPIRAL・ZERO」。
「「「…………」」」
 今奴等はどこかに隠され、暴走しない様に安置されている。絶対に解けない鍵を創り上げ、堅牢な牢獄の様な場所に、三体を押し込めた――筈だった。
「……死を齎す死神」
「……魔を宿す獣操者」
「……狂気に染まる忌端者が砕けた時」
「「「……我達が目覚める」」」
 紅蒼、桔梗、宵闇に染まった三つの収容カプセルが爆発したのだ。

今、一人の神と四人の英雄と、謳われる人間と、その仲間達の……五つにわたる壮大な物語が幕を開ける……!!

3:2013/04/04(木) 22:32:49 HOST:opt-115-30-217-109.client.pikara.ne.jp
☆お知らせ☆

この章は私が大半の部分を手掛けていますので、お師匠の描く作品とは違う点が幾つかあります。

私の描写は……恐らく大してお師匠と変わらないと思います。

でも一番伝えておきたい事は、『部』に分かれている事です(コラボでお師匠が触れていたと思いますが……)。

あくまでそれぞれのストーリーで繋がりは一切無くなっています。あるとすれば、ある人物のみが共通して出演する程度だと思います。

部の名前は『闘争乃部』『忌端乃部』『殺戮乃部』『魔宿乃部』に分かれており、最初のトップバッターは……

「私……? 間違って無いの? ねぇ、アスカじゃないの?」

僕はお師匠の言い付けは守らない主義です。でも、これでもいいと思う。葵は結構お師匠も気に入っていたし……と言う訳で最初は「緋山 葵」達が出演する「忌端乃部」です。

それでは……スタートです!

4:2013/04/06(土) 14:42:59 HOST:opt-115-30-217-109.client.pikara.ne.jp
忌端乃部

第一乃告 神隠し伝説 〜人伝に生きる言霊〜
 神隠しという言葉は今の時代を生きている人なら、誰でも知っているだろう。高齢の人達が知っている言い伝えにも、似たような伝承が幾つか残っているぐらいだ。
「って事でそれが本当かどうか、確かめようって事で私達は集まったのよ?」
「なら葵一人でやれば良いじゃねぇか。何で俺達を巻き込んでまで……」
「仁、何か言ったかしら?」
「いや……喜んでついて行きますとも!」
 仁と呼ばれた少年は、葵と呼ぶ少女の一声で簡単に発言を翻した……。その様子を見て、他のメンバー五人は……。
「この町にある神隠しは……本当にヤバい代物だぞ!? 実際に行方不明者が七人ぐらい出てるってのに……」
「どうせ行方不明になるなら僕達も道連れにしてやるって暗示しているようにも見えるけど……」
「本当に止めといた方が良さそうだと思うんだけど」
「私、帰っていいかしら? いつまでもこういう茶番に付き合っていられないのよ」
「……全員一致の行きたくない……だね」
「何よ!! 仁だけじゃなくて誠も巽も潤も紗奈も唯も……! ただ真夜中の隠神寺の境内で、かくれんぼするだけじゃない!」
「俺達はもう十九だぞ!? 良い齢こいてかくれんぼって……何でそんな事をしなくちゃいけないんだ?! しかも真夜中だぞ!?」
 隠神寺とは……葵達の住んでいる街にある神社の事である。神社を管理する神主は、とっくの昔に何処か行方を眩ませており、噂によると……神主自身も神隠しに遭ったのではないかと言われている。勿論の事だが、管理者の居なくなった境内は荒れ放題だ。そして……数十年前、ここでかくれんぼをしていた七人の子供が、跡形もなく消えてしまったという事件も発生した――これが世に言う神隠しである。
 葵達七人はいわばオカルトサークル的な集まりで、神隠しの真相を知るべく、深夜の隠神寺へと乗り込む事に決めたのだ。
「私達が無事全員そろってここに帰って来れたら神隠しはでっち上げだって証明されるわよ! 要はあの境内で、数分間遊ぶだけよ! さぁ! 行くわよ!!」
「「「「「「あ…ちょ……っ!?」」」」」」
 葵が嫌がる六人を引きずって行く形で、集合場所から夜の境内へ出発した……。

5:2013/04/06(土) 22:11:22 HOST:opt-115-30-217-109.client.pikara.ne.jp
第二乃告 轟音放つ漆黒の流れ星 〜禁忌に触れし時〜
 夜中の畦道を七人の人影が、懐中電灯で足元を照らして歩いている。と、ここで葵がおもむろにある話題を切り出した。
「ねぇ、穏神神社が建てられた訳をみんな知ってる?」
「え? それは単に交通安全とか安産祈願とかじゃないのか?」
 誠と葵に呼ばれた青髪を少し伸ばした少年、滝守 誠は葵の言った言葉を信じれなかったようだ。だが、紗奈、と葵に呼ばれた黄髪でロングヘヤーの少女、黄城 紗奈はある事を口にした。
「まさか……神隠し?」
「おっ! 紗奈、鋭い! そうなのよ。実はこの神社は神隠しの精を鎮める為に建てられた……と言われてるのだそうよ」
「ちょっと……なんでこんな時にそんな事言い出すのよ!」
 唯、と葵に呼ばれた黒髪で肩ぐらいの長さにしている少女、黒鋼 唯は少し寒気を覚えた様な仕草をした。その言葉に反応したのは紫色の細い髪をサラッと後ろに流している少年、筑紫 巽だ。彼は、唯に向かってからかう様な発言をした。
「唯さんぐらいなら怖い物は無いと思っていたのですが……まさか幽霊や神隠しが御嫌いで……?」
「そ…そんな事無いわよ! ただ葵が神隠しに関する事しか話して無いから……!」
「な〜るほど。それは失礼」
 言い合いと言っても差支えない二人の様子を、傍から見ていた五人が声を揃えて一言。
「「「「「二人共、イチャイチャするな」」」」」
「……イチャイチャとは何だよ。ただ暇だったから……」
「いや、傍から見たらどう見てもイチャイチャしてる様にしか見えない」
 仁に秒殺された巽は、仕方無さそうに唯の方を見た。唯は黙ったまま俯いただままだ……。とそこで巽がこう言った。
「……イチャイチャしてると思ってくれて構わないさ。俺はしている自覚がない。だけど……唯はどうか知らないけどね」
「ちょっ……!! それって私からイチャイチャしに行ったみたいな言い方じゃない!!」
「誰もそんな事は一言も言って無いさ。それともあれかい? 自覚があったりして?」
 また言い合いを始めた二人を見ている為か、歩みがどんどん遅くなっていく。帰りが遅くなっても不味いと判断した葵は
「ちょっとアンタ達いい加減に……」
 しなさい。と言おうとした時、神社の方角に一つの漆黒の流れ星が轟音を撒き散らしながら飛んでいくのが見えた。そしてその流れ星は神社の方角に沈み、途轍もない激震と眩しい程の黒い光を放った後、何事もなかったかのように消えてしまった……。
 その様子を呆然と見ていた七人は――お互いの顔を見合わせて頷き合い、神社に向かって一目散に駆けて行った……
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「ゲホッ……ゲホッ…何だ……? 何もないぞ!」
流れ星を見た場所は、神社から500m程しか離れていなかったので、直ぐに辿りつけた。だが衝突した筈の流れ星が、何処にも見当たらない……と言うより、砂埃だけで肝心の流星の破片らしき一欠片も残っていないのだ。
「何で? あの時確かに見たはずなのに……!」
 何かの足音が聞こえた気がした……。しかも……人間の足音ではない。人間よりも遥かに大きな巨体を有する者が刻む足音だ……と何かの気配を感じて七人が後ろを振り向いた時!!
――葵達は見てはいけないものを見てしまった。

6たっくん:2013/04/07(日) 01:33:09 HOST:zaq31fa522f.zaq.ne.jp
カスのスレご苦労様
くだらないけど面白いです
ヘドが出そうだ

7たっくん:2013/04/07(日) 01:33:49 HOST:zaq31fa522f.zaq.ne.jp
さて・・カス野郎は放っておいて
オークションでも見るか
ではまた

8:2013/04/07(日) 10:01:29 HOST:opt-115-30-217-109.client.pikara.ne.jp
そう言えばお師匠から言われた事を一つ忘れてました。「関係のない話(感想等は除く)・荒らしは無視」で行きます。ご了承ください。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
第三乃告 神隠しの真相 〜抹殺の使徒〜
――巨大な石造りの人形だ!
「ね…ねぇ? やらなくちゃいけない事は……もうわかるわよね?」
 葵の震える言葉に、他のメンバーは言葉を発さずにコクリと頷く。そして……
「「「「「「「逃げろぉぉぉぉっ!!」」」」」」」
――この声を合図に究極の遊戯が幕を開けた……
 寺の門まで一目散に逃げてきた七人だったが……開けっ放しだった筈の門は固く閉ざされていた。その門に体当たりをした仁は……
「うわっ!」
 いとも簡単に、弾き飛ばされてしまった。しかも……触れた箇所の衣服が、黒く焦げている……。
「……これ以上門を開けようとしても無駄だと思うよ。とにかく……今は奴から逃げなくちゃ意味がない!!」
 巽はこれ以上抵抗しても門は開かないことを悟り、石造りの巨人に向き直り……猛然とダッシュした。
「ちょ…巽!?」
 立ち向かう巽を迎え撃つようにして、巨人が大きな石で出来た手を伸ばした。巽をこの手で、握り潰すつもりなのだろう。……だが、
「よっ…はっ……おっと」
 巽は相手の動きに合わせる様に、その場で宙返りや、きりもみ三回転ジャンプなど……。普通の人間では、決して真似できない様な身のこなしをやってのけ、神社の屋根の上に大きく跳躍して巨人を超えた後、着地した。
「た…巽……? アンタいつの間にそんな身のこなしが出来るようになったの?」
「ん? あぁこれ? 軽くやったつもりだったんだけど……体が勝手に……」
「体が勝手にだぁ? んな事ある訳……」
 と言いながら仁がその場で宙返りをしようとした。次の瞬間、一回転どころか二、三回転をした後再び地に足を付けた。
「……案外お前の言ってる事は嘘じゃないみたいだな」
「……要はこの超人的な身体能力を駆使して逃げていればいいのね?」
「ま、そういう事だろうな。行くぞ!!」
 仁の一声に全員が神社の境内の中に散っていった……。

9:2013/04/07(日) 22:12:10 HOST:opt-115-30-217-109.client.pikara.ne.jp
忌端乃部 登場キャラ紹介(前編)

ここでは主な登場人物である葵達七人を紹介します。

緋山 葵(十九) 性別 女 誕生日 8月 19日

大学生活を、楽しく過ごしていた十九歳の少女。しかし、物好きが災いしてか、オカルト系の物には目が無い。しかも大学にあったオカルトサークルに入り、神隠しについての情報を集めて回り、今回の行動に踏み切った張本人。(仁達六人は、言わば連れである)
運動神経は人並みしかないが、容姿端麗、頭脳明晰と言う言葉がぴったりである。(因みに、IQは180以上。胸の辺りまで伸びた髪も瞳も、緋色に染まっている)だが、完璧に見えて性格は何処か抜けていて、歯に衣着せぬ言い方をする。「ワサビ(山葵)」と言うニックネームあり。

「ちょ…ちょっと! もう少しまともな答えを出しなさいよ!」
「胡散臭いわね……アンタの存在自体が」

夕染 仁 性別 男 誕生日 4月 25日

葵の幼馴染で、葵の行動は手に取る様に分かると言う……。とにかく口が悪く、誰にでも喧嘩腰。そこらの人間なら五、六人纏めて殴り倒した時期も過去にあったが、誰に何をされたのか現在は丸くなっている。だが、いざと言う時は馬鹿力を発揮する。
立場的には仁<葵であり、立場はほぼ無い状態でもある。勿論の事、不良同然の格好で、深紅で染まった男子らしい短髪と瞳を持っている。因みに、見た目に合わずガラスのハートの持ち主である。

「言い分が分からねぇな。なぜそこまでして、こんな事をする必要があるんだ!」
「……ちょっと一人にさせてくれ……はぁ……」

滝守 誠 性別 男 誕生日 10月 23日

言わばこの集団の、ブレーキに当たる重要な人物。アクセルしか踏めない中、唯一ストップをかける事が出来る頼れる人物だ。運動神経は抜群ではあるものの、おっちょこちょいな一面もある。
葵に連れられる際、潤を道連れにした張本人である。見た目はカッコイイにつきる容姿で、少し普通の男子よりは伸ばしている髪は青い。

草科 潤 性別 男 誕生日??? 
葵の幼馴染であり、同じサークルに所属している。いわばニート予備軍で家にはパソコン、ゲーム機と言った様々な電気用品が並んでいて休みの日は大体そこに閉じこもっている。その癖、根は明るく一見するとニート予備軍とはとても思えない。だが……影も薄く何をしているか分からない節もあり葵達は要注意人物として見ているようだ。顔は端正な顔立ちだが、オタク的な雰囲気も醸し出してる
因みに誕生日や細かい個人情報については、一切明かしていないため不明である。

「全く……少し無理をしr過ぎてるんじゃないのかい? 体は労わってやらないと何時か壊れるよ」
「僕がニートだって? ハハッ、笑わせてくれるね。僕はオタクだ! ニートじゃない!」

黄城 紗奈 性別 女 誕生日 9月 23日
明朗快活でスポーツ万能な少女だが、身長はそんなに他のメンバーほど高くない。(他の女子メンバーが165辺りなのに対し、彼女は158、9しかない)昔から葵達が知っている通り(本人は隠しているつもりだった)泣き虫で、少し気の弱い一面も見受けられる。
髪は黄色でロングヘヤー。顔も普通よりも整っている方だと葵達も認識していると同時に、頭はそんなに良くないと、葵達は認識している。

「私だって……少しは役に立ちたいの! だがお願い! 私を連れて行って!」
「チビって言うな〜!! チビって言った奴はいつかチビになるんだぞ!」

前編はここまでです。後一つ付け足しがあって、実はこっそりとコラボの申し入れを、お師匠共々待っています。コラボの方を考えて頂ければ幸いです。

10:2013/07/27(土) 14:37:28 HOST:opt-115-30-141-24.client.pikara.ne.jp
登場キャラ紹介(後編)
残り二人……なのですが紹介ぐらいしておきたいのでしておきます。(しなくても良かったかも……?)

筑紫 巽 性別 男 誕生日 9月 15日
こちらも同じく葵の幼馴染。小さい頃は頻繁に他のメンバー達といろんな所を駆け回っていた為、他のメンバーとは桁外れな体力と身体能力を持つ。当然の話だが彼自身もオカルト関係は興味があり、葵に同行したこともしばしば。家系は代々幽霊などから人を護る祓い師であり、戦い方、立ち回りはそれなりに熟知している。
だがそこまで他人と関わり合う事は少なく、関わりが多いのはこの六人のメンバーだけである。

「全く……誰が足手纏いになってるか分かってるかい?」
「奇妙なものだ……君は本当に人なのかい? 今更自分の友達を疑うなんて変だとしか思えないけどね。」

黒鋼 唯 性別 女 誕生日 12月 20日
このメンバーの中では一番の常識人。(頭の良い奴はいるが、常識人ではない)しかもかなりの秀才でIQ180の葵に対し、唯のIQは190である。
だが、若干コミュ障気味、対人恐怖症でしかも人見知りも激しい為、決して葵達以外に心を開こうとしない。運動神経は勿論、筋力もほぼ持ち合わせていないと言っても過言ではないが、化物と対峙した時のみ奇妙な能力を発現させる。

「わ、私は……人間になりたい! そうでありたい!!」
「私は貴方達から見れば人間じゃない化物かも知れない……でも貴方達なら……信じられる!!」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
と合計7名がこの部に登場する主人公陣です。因みにこの作品には部ごとに合言葉(キーワード)が存在し、作中に頻繁に登場します。

「で、この部での合言葉は……『人間の可能性』よ!」

『人間の可能性』……これは、これから先の作品に関係する別作品への小さいメッセージです。最後に私から言える事は……たった一つだけ。

――この小さいメッセージ達が……集まり大きくなった時、何かを暗示するモノになる筈です。

11:2013/07/28(日) 04:46:06 HOST:opt-115-30-141-24.client.pikara.ne.jp
第四乃告 されども夜空を流れる流星は、逃走者を嗤う

「……俺って力を悪用したらこんな事も出来るのか……いやいや、神の力って恐ろしい……。」

 此処は神社の上空、蒼髪の青年は葵達七人が石像の試運転に巻き込まれていることなど露知らず、一人自分の持つ力に恐怖心を抱いていた。そして……ふと自分の手元を見た時、ある事を思い出し大声を上げた。

「――しまった〜〜〜ッ!! コントローラーどこだ〜〜〜〜ッ!?」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「ん? 何か変な叫び声が聞こえた様な……?」

「今はそんな事に気を留める時間じゃないでしょ!? そこまでして殺されたいの!?」

「ゴファッ!? は、放せッ!! く……首が折れる……ッ!!」

 葵は突発的に、先頭で一瞬だけ立ち止まろうとした仁の首を引っ掴み、引き摺る様な形で走り出した。もし、そのまま立ち止まる事を許せば……石像の手によって、元の原型を留めない程のスクラップにされてしまうからだ。

「とにかく走りなさい!! そこまでしてアンタはミンチみたいなモンにでもなりたいの!?」

「い、いやそれだけは誰でも御免被るだろうが……。ん?」

 ぼんやりとした意識の中で、夜中に虚ろに不気味に浮かぶ緑の月を見ると……。妙な物が見えた気がした……。

――目の辺りが蒼く輝いていて、宙に浮かぶ人の影……

 不気味で奇妙な物が見えてしまった。その様に仁は考えたが、今はそれが本当かどうかを確かめるよりも、薄れてしまう意識を何とかしなければいけない意思が大きかった。窒息寸前にまで追い詰められた危険な状態を作った原因である、首を引っ掴んでいる葵の振り解き、何とか自分で走り出した。

「ゼェ……ゼェ……」

「どう? 少しは走って逃げる気になった?」

「ゼェ……殺す気か!? ハァ……俺を殺す気だったのか!?」

 仁は走りながら、葵に乱れた呼吸のまま問いかける。しかし殺す直前まで手を放そうとしなかった当の本人は……。

「さぁ……? 少なくともそんな気は一切無かったわよ?(棒)」

 この通り、見事過ぎる棒読みと知らん顔である。これには正直、仁も走る気が失せそうになったが、ここで簡単に野垂れ死ぬ訳にも行かない。そして、そんな土壇場な状況である事を考え付いた。

「二手に……二手に分かれて走るぞ! そうすれば……最悪片方一人は逃れられる筈だ!」

 そう言っている内に、二方向に分かれた道が見えた。それが見えた途端、ジンは……。

――葵の隣に並び、別れ道に差し掛かった途端、葵を自分の進行方向とは逆の方向に、力いっぱい突き飛ばしたのだ。

「え……?」

 余りにも早すぎる一瞬の事に、何が起きたのか理解できなかった葵。だが逃げる為に走る続ける足は、ペースが乱れはしたが、動き続けていた。

――どうして……? どうして……?

 そう考えたと同時に遅れた叫びが、空しく境内に木霊した。

「仁ーーー!!」

 その悲鳴にも似た叫びは、境内の上空まで響き、ある青年の耳にまで届いた。

12名無しさん:2013/09/29(日) 15:13:38 HOST:wb78proxy07.ezweb.ne.jp
あげい

13名無しさん:2014/03/29(土) 15:42:07 HOST:wb86proxy01.ezweb.ne.jp
@@@@@@@

14たっくん:2014/04/04(金) 00:19:58 HOST:zaq31fa48c0.zaq.ne.jp
コヨミさんは非常に古い物ですので
ノークレームノーリターンでお願いします。
顔にはキズ、汚れ等御座いますのでご了承願います。
それでは宜しくお願い致します。

15たっくん:2014/04/06(日) 13:00:27 HOST:zaq31fa599c.zaq.ne.jp
        【コヨミ・レイン & ソルブ・レイン】

放送当時は、それまでのメタルヒーローと比べれ物足りなかったけど、レスキューシリーズ等を知って改めて見ると、新しい事をやろうとしていたのが良くわかり、かなり面白いです。
レスキュー以外でもジャンパーソンやブルースワット、デカレンジャーなどの元ネタとも言える設定もあり、その後の作品にも多々影響を与えたエポックメイキングな作品ですね。

16名無しさん:2014/05/18(日) 17:41:59 HOST:wb86proxy14.ezweb.ne.jp
つまんねぇだよぼけぼけかすが

17名無しさん:2014/05/18(日) 17:42:09 HOST:wb86proxy08.ezweb.ne.jp
つまんねぇだよぼけぼけ粕以下

18名無しさん:2014/05/18(日) 17:42:32 HOST:wb86proxy08.ezweb.ne.jp
 ̄●_● ̄

19名無しさん:2014/05/18(日) 17:42:43 HOST:wb86proxy08.ezweb.ne.jp
 ̄●_● ̄

20名無しさん:2014/05/18(日) 17:42:59 HOST:wb86proxy08.ezweb.ne.jp
 ̄●_● ̄

21名無しさん:2014/05/18(日) 17:43:14 HOST:wb86proxy08.ezweb.ne.jp
 ̄●_● ̄

22名無しさん:2014/05/18(日) 17:43:34 HOST:wb86proxy08.ezweb.ne.jp
 ̄●_● ̄

23名無しさん:2014/05/18(日) 17:43:44 HOST:wb86proxy08.ezweb.ne.jp
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24名無しさん:2014/05/18(日) 17:43:56 HOST:wb86proxy08.ezweb.ne.jp
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25名無しさん:2014/05/18(日) 17:44:16 HOST:wb86proxy08.ezweb.ne.jp
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26名無しさん:2014/05/18(日) 17:44:34 HOST:wb86proxy08.ezweb.ne.jp
 ̄●_● ̄

27名無しさん:2014/05/18(日) 17:44:50 HOST:wb86proxy08.ezweb.ne.jp
 ̄●_● ̄

28名無しさん:2014/05/18(日) 17:45:05 HOST:wb86proxy08.ezweb.ne.jp
 ̄●_● ̄


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