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【天地開豁】ぼくのかんがえたサーヴァント 三十一人目【人文澆季】

1僕はね、名無しさんなんだ:2020/03/15(日) 07:51:43 ID:/yuL08YQ0
ここは自分で考えたサーヴァントの設定を好き勝手に書きなぐるスレです。
他所のスレで己の脳内設定を垂れ流したりして、他人に迷惑をかけるぐらいならここで思う存分やって下さいという目的のスレです。

<お約束>
・既出キャラを提示する際にはシチュや情景、決め台詞の提示等よろ
・最低スレ、高CQスレに晒され、笑われても泣かないこと。
・パワーインフレはおおいに結構。ただしS級お前はだめだ
・次スレは>980が立てる。>980以降に立たない場合は有志が宣言してから立てる。

<まとめwiki>
http://bokusaba.wiki.fc2.com/wiki/%E3%83%A1%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC

<過去スレ> ※14スレから
【因果応報】ぼくのかんがえたサーヴァント 十四人目【天罰覿面】
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/995/storage/1211152140.html
【天衣無縫】ぼくのかんがえたサーヴァント 十五人目【支離滅裂】
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/995/storage/1241643995.html
【千紫万紅】ぼくのかんがえたサーヴァント 十六人目【一粒万倍】
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/995/storage/1301478986.html
【天元突破】ぼくのかんがえたサーヴァント 十七人目【紅蓮裸眼】
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/995/storage/1317808799.html
【百花繚乱】ぼくのかんがえたサーヴァント 十八人目【英俊豪傑】
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/995/storage/1322992387.html
【停雲落月】ぼくのかんがえたサーヴァント 十九人目【莫逆之友】
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/995/storage/1330347079.html
【一子相伝】ぼくのかんがえたサーヴァント 二十人目【一族伝来】
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/995/storage/1342078636.html
【勇猛無比】ぼくのかんがえたサーヴァント 二十一人目【至大至剛】
http://jbbs.shitaraba.net/otaku/995/storage/1356967593.html
【万夫不当】ぼくのかんがえたサーヴァント 二十二人目【国士無双】
http://jbbs.shitaraba.net/otaku/995/storage/1362236048.html
【前人未到】ぼくのかんがえたサーヴァント 二十三人目【意気軒昂】
http://jbbs.shitaraba.net/otaku/995/storage/1371009754.html
【臨機応変】ぼくのかんがえたサーヴァント 二十四人目【初志貫徹】
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/995/1382698363/
【武運長久】ぼくのかんがえたサーヴァント 二十五人目【大武辺者】
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/995/1406201416/
【王道楽土】ぼくのかんがえたサーヴァント 二十六人目【忙中有閑】
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/995/1432849288/
【石破天驚】ぼくのかんがえたサーヴァント 二十七人目【青天霹靂】
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/995/1448352869/
【一騎当千】ぼくのかんがえたサーヴァント 二十八人目【英姿颯爽】
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/995/1460879554/
【鎧袖一触】ぼくのかんがえたサーヴァント 二十九人目【古今無双】
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/995/1482562959/
【黒縄地獄】ぼくのかんがえたサーヴァント 三十人目【衆合地獄】
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/995/1511686713/

2僕はね、名無しさんなんだ:2020/03/15(日) 07:52:28 ID:/yuL08YQ0
<テンプレ>
【元ネタ】
【CLASS】
【マスター】
【真名】
【性別】
【身長・体重】cm・kg
【属性】・
【ステータス】筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具
【クラス別スキル】
【固有スキル】
【宝具】
『()』
ランク: 種別: レンジ: 最大捕捉:
【Weapon】
【解説】

3僕はね、名無しさんなんだ:2020/03/19(木) 00:20:33 ID:yc80I4aU0
「渇きに耐え、足掻き生きる人のなんと美しいことか!」

「熱にたえ、もがき進むヒトのなんととおといことか...!」

「「さぁ!私にお前達を愛させてくれェッ!!!」」

【フリー素材】
【元ネタ】ゾロアスター教
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】ザリチェ&タルウィ
【異名・別名・表記揺れ】ザリチュ&タルウィ
【性別】女性・女性
【身長・体重】158cm・45kg
【肌色】褐色【髪色】砂色(ザリチェ)、赤(タルウィ)【瞳色】真紅
【スリーサイズ】65/57/67
【外見・容姿】邪悪な笑みを浮かべた、露出度の高い服を着た痩せた少女。裸足。
【地域】ペルシア
【年代】神代
【属性】混沌・悪
【天地人属性】天(獣の兆候あり)
【その他属性】人型・魔性・悪魔・神性
【ステータス】筋力:D 耐久:E 敏捷:B 魔力:A- 幸運:E 宝具: A (単体でのステータス)

【クラス別スキル】
気配遮断:A
 自身の気配を消すスキル。隠密行動に適している。完全に気配を断てばほぼ発見は不可能となるが、攻撃態勢に移るとランクが大きく下がる。

【保有スキル】
比翼連理:EX
 コンビネーションの互換スキル。
この二人の魔王は、常に並び称される。
 二人で行動する際はステータスとスキル全てにプラス補正がかかるが、離れて行動するとステータスとスキルにマイナス補正がかかり、精神的にも不安定になってしまう。

ダエーワ:A+
 ゾロアスター教における悪神もしくは悪魔の総称。
 ゾロアスターの宗教改革により、インドにおける善神(ディーヴァ)が反転した存在であるとも。
 ザリチェ&タルウィは対魔書ヴェンディダードに記される、ダエーワの中でも中核をなす七大魔王(魔王の中の魔王であるアンリマユを除き六大魔王とも)が二柱である。
 相応のランクの神性と魔王の複合スキル。

千言の断片:B+
 悪神アンリマユに仕え、災いを世界に撒き散らす渇きと熱を司る魔王としての悍ましき魔術の数々。
 悪の根源より流れ出す、千の邪智の断片を振るう。
 『熱』の魔王であるタルウィは理性を溶かす毒と敵対者の身体を焦がす呪いを、
 『渇き』の魔王であるザリチェは気力や決意を削ぐ重圧と敵対者の血を吸い尽くす寄生植物を主に操る。

反転呪詛:A+
 善神の反転存在たる熱と渇きの魔王の呪詛は、富めるものに対して強烈に働く。
 Bランク以下の富や豊かさに関係するスキル、単独行動、自己回復、存在続行、自給自足など現界を補助するスキルや魔力を生産するスキルを反転させる呪い。

【宝具】
『豊穣なる地平を喰らえ、渇熱の顎(グメーズィシュン・ザリチェ/タルウィ)』
ランク:A 種別:対魔術、対地宝具 レンジ:1〜70 最大捕捉:500人
 二重真名解放によって展開される枯渇の宴。
大地を裸足で踏み躙り、愚弄する悪魔の業。
 周囲の魔力を無差別に消失、喪失、破却させる、ある死徒が所有していた固有結界に極めて酷似した枯渇領域の展開。
 あらゆるサーヴァントや精霊種の力の源たる魔力、それ自体に対する攻撃であるため通常の防御や回避が一切意味をなさず、強力なサーヴァントほどその魔力消費量の多さによって自滅することになる。
 「消滅」であって、失われた魔力がアサシンたちに還元されるわけではないので、使い続ければ魔力消費によりアサシン自身も消滅する。

4僕はね、名無しさんなんだ:2020/03/19(木) 00:23:36 ID:yc80I4aU0
【Weapon】
『右歯噛咬(ザリチェ)』
『左歯噛咬(タルウィ)』
戦闘時に露わになる、魔王の持つ異形の牙と爪は、敵の武器を搦めとる事に適している。

【解説】
 ゾロアスター教の悪神アンリマユに仕えし邪神、悪魔であるダエーワの2柱。
 その名は「熱」を意味し、高熱で作物や薬草など有用植物を枯らすタルウィ。
 その名は「渇き」を意味し、乾燥で作物や薬草など有用植物を枯らすザリチェの二人一組の女悪魔であり、二人で協力し、人を苦しめる毒草を蔓延させるという。

 ダエーワの概念の成り立ちから推測するに、ゾロアスターの宗教改革により、インドにおける善神(ディーヴァ)...おそらく植物神か豊穣神がこの世全ての悪(アンリマユ)によって反転した存在であるとも考えられる。

【人物・性格】
・ザリチェ
渇き切った様なハスキーボイスが特徴的。
 ギラギラした眼つきで(善かれと思って)人類に渇きをもたらす。
 ふと目が合った相手を魔術で焦がし血だるまにし、後遺症で苦しんでいる相手を激励し、励ますのが大好き。

・タルウィ
 蕩ける様なウィスパーボイスが特徴的。
ザリチェよりやや幼めな言動(ひらがな混じり)で、無垢に人類に期待し、高熱を撒き散らす。
 ふと目が合った相手を魔術で溶かし血だるまにし、後遺症に苦しみつつ汗水垂らしてリハビリに励む姿にキュンとなるタイプ。

イメージカラー:紅く渇いた大地
特技:(悍ましく、度がすぎる)悪戯
好きなもの:熱と渇きに耐え、前に進む人類、人類の可能性
嫌いなもの:人類の可能性を奪うもの、善神全般
天敵:アムルタート&ハルワタート、ヤザタ全般
願い:人類に渇きと熱を!!

【一人称】私(ザリチェ)、わたし(タルウィ)、私たち【二人称】お前、あなた【三人称】人間共(しょくん)

【因縁キャラ】
アジ・ダハーカ:同胞にして領主
ゾロアスター教において、あらゆる悪の根源として語られる存在。
『衰退』『比較』『憐憫』。
如何なる理を持とうが崇拝するが、対立する事もある。

5僕はね、名無しさんなんだ:2020/03/24(火) 23:09:26 ID:TIPqJ2XA0
【元ネタ】史実
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】舩坂 弘
【性別】男
【身長・体重】170cm・81kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力C- 耐久A 敏捷C++ 魔力D- 幸運C- 宝具A
【クラス別スキル】
狂化:E
 筋力のパラメーターをランクアップさせるが、複雑な思考が難しくなる。

騎乗:C
 騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 野獣ランクの獣は乗りこなせない。

戦闘続行:B
 瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り戦い続ける。

【固有スキル】
戦闘術:C
 戦闘における技術の才能
 あらゆる攻撃によるクリティカル威力をアップさせる。

破壊工作:C+
 戦闘を行う前、準備段階で相手の戦力をそぎ落とす才能。
 ランクCならば、相手が進軍してくる前に二割近い兵力を戦闘不能に追いこむ事も可能。
 ただし、このスキルが高ければ高いほど、英雄としての霊格は低下していく

仕切り直し:C
 戦闘から離脱する能力。
 また、不利になった戦闘を戦闘開始ターン(1ターン目)に戻し、技の条件を初期値に戻す。

不屈の意志:C++
 あらゆる苦痛、絶望、状況にも絶対に屈しないという極めて強固な意思。
 肉体的、精神的なダメージに耐性を持つ。ただし、幻影のように他者を誘導させるような攻撃には耐性を保たない。
 一例を挙げると「落とし穴に嵌まる」ことへのダメージには耐性があるが、「幻影で落とし穴を地面に見せかける」ということには耐性がついていない。

日ノ本の兵:B
 日本の、兵士であるという心得であり大和魂
 精神的攻撃に耐性を得りBランクであるならば例え幻影の類であろうと自身の精神力で掻き消す程
 しかしバーサーカーであるがゆえにこのスキルを使用すると狂化の補正が強くなる

異能生存体:C+++
 生前にあり得ないほどの生存能力を持った者に与えられるスキル
 直感と対魔力が複合されてなおかつ自身が不利な状況になると幸運がワンランクアップする
 また彼は被虐の誉れも複合されており一定時間で肉体を再生させる

【宝具】
『大日本帝国(ヤマトダマシイノモト)』
ランク:A 種別:対人宝具(自身) レンジ:1 最大捕捉:1
 かつて大日本帝国で戦った者たちの魂をその身に刻み付け戦う宝具
 数百万単位で命のストックをその身に宿す、しかしその命は兵共の魂と同義の為に本人には常に魂たちの絶叫が響く
 魂たちは本人の呼び声で出てきて共に戦う事も出来る
 対軍宝具や大火力での攻撃でストックを一気に消費させられる
 マスターからの大きな魔力供給次第ではストックの回復も可能となる

『神風の音と共に(トラ・トラ・トラ)』
ランク:B 種別:大軍宝具 レンジ:100〜5000 最大捕捉:1〜10000
 命すら顧みない大和魂の生き様
 自身の命のストック数を減らし燃え盛る鳥の軍を召喚する
 減らした数だけ鳥の炎はより燃え盛り大きくなる
 鳥たちは遥か上空へと上昇したのちに相手、または相手陣地へと突っ込み大爆発を起こす
 減らした数だけ爆発の威力は大きくなりそして当たった相手へと魂たちの叫びによる精神攻撃を与える
 彼が共に戦った仲間たちの命の業火である

『英霊の絶叫(クラッシング・アンガウル)』
ランク:A+ 種別:対死宝具 レンジ:1 最大捕捉:1
 死すらも忘れ戦い続ける
 雄たけびを上げて宝具を発動させると強化のランクがAになり筋力と俊敏がツーランク上がる
 命のストックが時間経過で消費され続けられるがその代わり肉体修復速度が上がり肉体損傷しても問題なく動き戦う
 決定的な致命傷を受けても倒れず武器は破壊されても再生する
 令呪で抑えるか相手が死ぬか自分が死ぬまで宝具の解除を忘れるほどに戦い続ける

【Weapon】
「関ノ孫六」
本人の愛刀

「軍刀」
本人が戦っていた時に陸軍で使われていた軍刀
実物よりも耐久性が格段に上がっている

「拳銃」

「ライフル銃」 
【解説】
かつて大日本帝国に所属しアンガウルにて戦った不死身の分隊長
サーヴァントとしては規格外に不死身性が増した

6僕はね、名無しさんなんだ:2020/03/28(土) 02:42:16 ID:jCr3bnVk0
【元ネタ】転生したらスライムだった件
【CLASS】バーサーカー
【真名】ミリム・ナーヴァ
【性別】女性
【身長・体重】cm・kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力A 耐久B+ 敏捷A 魔力A++ 幸運B+ 宝具A++

【クラス別スキル】
破壊の暴君:EX
 高いバーサーカー適正があるが別のスキル効果で狂化が消えてしまったので「どうせだから」と暴走の演技をしている。

【固有スキル】
真の魔王:EX
 魔物を統べる者。人類の天敵。
 知能指数の上昇と全ステータスへの上昇が常に発動する。

竜の因子:A+
 原初の龍の子。

神性:E+
 とある集落で守り神と勘違いされた事から低ランクの神性を持つ。

竜眼:B+
 あらゆる物事・事象を見通す千里眼。魔力値を測定しステータス看破が可能。
 遠距離からのただの視線すら察知する事が出来るが「自分に都合の悪いもの」は目に入らない。

竜耳:B+
 どんな物音や小言も聞き漏らさない。
 地獄耳の究極系。上に同じく「自分に都合の悪い事」は聞こえない。

集団戦闘:B++
 戦闘中の味方への攻撃上昇と魔力量上昇が常に発動する。
 また、味方が戦闘不能に近づく度にミリムの攻撃威力が急上昇していく。

ブロッサムヒルの加護:C
 精神汚染への完全耐性。「縁」によって臨時習得した。
 虫系エネミーとの戦闘において強力な特攻効果が発動する。
 また、魔力が世界花「ブロッサムヒル」から供給されるため魔力切れという概念が存在しない。

【宝具】
『竜星拡散爆(ドラゴ・バスター)』
ランク:A++ 種別:対城宝具 
 魔王ミリムの放つ必殺技。詳細不明。
 超超超特大規模の魔力を放つ過剰熱量砲撃。
 魔術の振りをしたただの魔力放出。まさかの打撃属性判定。

 本来は更に高火力の技を多数所有しているが、それらを使用するにはマスターの生命が危うくなる程の魔力急消費が必要になる発動不可となっている。

【Weapon】
ドラゴンナックル:EX
 手加減を必要とする戦闘に使う追加装備。装備中はスキルとして発動する。
 装備中はステータスの「+」が全て解除される。
 武装というよりは拘束具。

【解説】
「魔王ミリム」。

「転生したらスライムだった件」の登場人物。作中には複数の魔王が乱立しておりミリムはその一人。
その世界において原初の龍である星王竜ヴェルダナーヴァを父に持つ唯一の竜魔人(ドラゴノイド)であり、最古参の魔王。
面白いものが大好きで、珍しい食べ物や強者との戦いに熱中する小柄な少女。

しかし最古参の魔王という肩書通り、いざ戦闘や謀となればスキルや経験を駆使し凄まじい頭の回転と老獪な立ち回りを見せる。
特に観察眼と演技力は他の魔王たちをも出し抜く程優れており、あらゆる意味で「見た目に騙されるな」を体現したかのよう。

とはいえ「破壊の暴君」とも言われる純粋なパワーだけでも市街地を一撃で吹き飛ばす超スペックを誇る。

通常の召喚に適さない神霊や冠位に近い特殊な召喚しか通さない特大霊基を持つが、
「花騎士セキチク」という存在との「縁」からスキルの提供や複合幻霊(シェア)サーヴァントとして霊基ランクを落とした通常規格の召喚も可能。
今回はそれを使っているのでステータスが本人談ではかなり控え目。

7僕はね、名無しさんなんだ:2020/03/28(土) 10:45:29 ID:RUfRadWc0
【元ネタ】史実、都市伝説
【CLASS】アヴェンジャー
【マスター】 なし
【真名】『泣く木』
【異名・別名・表記揺れ】ハルニレ
【性別】女性
【身長・体重】2m・49kg
【肌色】褐色【髪色】緑【瞳色】緑
【スリーサイズ】71/65/71
【外見・容姿】枝の様に痩せた手脚と躰を持つズタボロな服と包帯塗れの女性
【地域】北海道・夕張郡栗山町桜丘
【年代】江戸時代〜1970年8月22日
【属性】混沌・悪
【天地人属性】地
【その他属性】人型・樹木
【ステータス】筋力:D+ 耐久:B+ 敏捷:E- 魔力:B+ 幸運:E- 宝具: C++

【クラス別スキル】
復讐者:D+
 復讐者として、人の恨みと怨念を一身に集める在り方がスキルとなったもの。
 周囲からの敵意を向けられやすくなるが、向けられた負の感情は直ちにアヴェンジャーの力へと変化する。
 その在り方は復讐者というより報復者。
敵意を向けられたらノータイムで報復を行う。

忘却補正:B
 人は多くを忘れる生き物だが、復讐者は決して忘れない。
 忘却の彼方より襲い来るアヴェンジャーの呪詛は対象の対魔力を低下させダメージを増加させる。

自己回復(魔力):B+
 復讐が果たされるまでその魔力は延々と湧き続ける。
 魔力を微量ながら毎ターン回復する。

【保有スキル】
陣地作成(呪):B+
 土地に根付いた呪詛の化身として、周囲を浸食し『忌み地』へと変化させる。
 時間と共に効果範囲は拡大していき、最大で一つの森程の大きさとなる。
 忌み地に踏み入ったものは幸運値をアヴェンジャーと同値まで引き下げられる。
 対抗するには最高ランクの呪詛耐性が必要となる。

呪術(躰):A
 自身の躰そのものが濃密な呪詛で構成されていることを表すスキル。
 Aランクともなれば霊基、霊核含めた全てが呪詛で構成された『呪物』そのものである。
 その躰から大量の呪詛を放ち、他者からの呪術も吸収して力に変える。

 その性質上、呪いに対する浄化が致命的な弱点となるが、並より上程度の者が呪いを解こうとすれば間違いなく死ぬ。

原初の呪い:B
 はじまりののろい、即ち報復。
 かの最初の殺人者が持つ呪いしゅくふくと同質な、ポピュラーな呪詛。
 アヴェンジャーは攻撃を受けなければ一切攻撃を行えない代わりに、耐久と魔力の値が常にアップし、『反撃』によるダメージにボーナスされる。

可能性の闇:B
 過労と過酷な気候に倒れた労働者の呪詛、強姦された炊事婦の呪詛、心中したアイヌの娘と開拓民の青年の呪詛、大自然の精霊の呪詛...
 何一つと共通しない噂話が昇華した、変化に似て非なるスキルにして、無辜の怪物によく似たスキル。
 実際に自分を構成する呪詛も、実際には関わりのない噂も、全てを一身に受け止めた偶像が呪木『泣く木』であり、現界した彼女は「呪い」と「可能性」の具現として振る舞う。

【宝具】
『慟哭の春楡』
ランク:C++ 種別:対人宝具、報復宝具 レンジ:受けた攻撃による 最大捕捉1人:
 アヴェンジャーの『死にたくない、傷つけられたくない』という執着と『恐ろしい者を残らず殺したい』という怯え...或いは傲慢、そして人々のアヴェンジャーへの恐れが昇華されたものであり、アヴェンジャーの霊基と同化している宝具。

 効果は極めて単純。『攻撃してきた者を殺す呪い』
 受けたダメージに呪詛を乗せて、そのまま弾き返すことで対象に甚大な呪いと死を与える。
 特に『斧』で傷つけられた場合はより強力な呪詛で相手を嬲り殺す。
 しかし、アヴェンジャーを害そうという意思がまったく無い攻撃に対しては無効となる。物理攻撃以外の攻撃に対しても無効。

8僕はね、名無しさんなんだ:2020/03/28(土) 10:47:36 ID:RUfRadWc0
【Weapon】
呪い、枝

【解説】
 泣く木。北海道夕張郡栗山町桜丘の国道234号線沿いに1970年8月22日まで存在したハルニレの巨木。
 伐採しようとすれば「泣き声」を立て、作業員に不幸が降りかかる呪いの木とされていた。

 1932年、木が生える河畔の崖と夕張川の間を通る国道の拡張・直線化の計画が持ち上がる。
 その際に工事の障害となるこのハルニレを伐採しようと作業員が鋸で挽き始めたところ、木は「キューキュー」「キューヒー」「ヒーヒー」などのオノマトペで表現される「泣き声」を上げると同時に、鋸が折れて使い物にならなくなった。
 別の作業員が斧で切り込んだところ柄が折れ、刃先が腹に刺さって出血多量で死亡。
 伐採をあきらめ馬力で引き倒そうとしたところがロープが切れ、そのショックで馬が転倒して馬車引きが下敷きになるなど、数々の事故が繰り返された。
 結局ハルニレは残され、国道はこの地点で大きくカーブした状態で完成した。
 そして道路工事にまつわる事件以来、ハルニレの巨木は地元住民から「泣く木」と呼びならわされるようになった。

 1970年、国道234号線の拡張・直線化計画が再度持ち上がり、工事の妨げとなる「泣く木」の伐採問題で町が揺れるさなかの8月22日深夜、北海道北部出身で当時29歳の作業員・Kが酒の酔いに任せ、チェーンソーを用いて一気に「泣く木」を伐採してしまう。この心無い行為にKは批判の矢面に立たされることとなり、ほどなく町を去った。

 一方、伐採には成功したものの根株は掘り起こされることなく残され、国道のカーブも解消されることがなかった。
 以来、この地点では「泣く木に魅入られたよう」と称される原因不明の交通事故が多発するようになった。
 当時の『女性自身』『週刊平凡』などの週刊誌は「呪いの切り株の怪異におびえる町」として、1977年にこの周辺で発生した死亡交通事故をセンセーショナルに報道した。
 事態に苦慮した栗山の町民は、朽ちかけていた「泣く木」の切り株の周辺を整備するとともに、近隣に生えていたハルニレの若木を「泣く木2世」として移植し、傍らに祠を祀るなどして慰霊に努めている。

【人物・性格】
 相互理解など不可能。かつては同情に値する存在だったかも知れないが、今となっては自らに害を与える者に対し一切容赦せず報復を行う恐ろしい怪物...否、只の呪いの塊に過ぎない。

イメージカラー:暗い、暗い緑
特技:呪い
好きなもの:平穏、安心
嫌いなもの:痛み、死
天敵:ポール・バニヤン、チェーンソー
願い:自分以外の存在の全滅、痛みも傷付くことも無い完全な不死、座そのもの、または座に存在する自身の消滅

【因縁キャラ】
斧を持つ英霊:殺す
斧嫌い、殺す。

チェーンソーを持つ英霊:最大級の恐怖

【コメント】
イメージは闇堕ちしたシェヘラザード。

9僕はね、名無しさんなんだ:2020/03/30(月) 18:42:27 ID:7rl4qSR.0
【元ネタ】アーサー王伝説
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】エスカノール
【性別】男性
【身長・体重】210cm・140kg / 180cm・70㎏
【属性】混沌・中庸 / 中立・善
【ステータス『巨漢』】筋力B+ 耐久A 敏捷C 魔力C 幸運E 宝具C
【ステータス『美男』】筋力C 耐久D 敏捷B 魔力B 幸運A 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:A
 妖精馬が与える護りにより、A以下の魔術は全てキャンセル。
 事実上、現代の魔術師ではライダーに傷をつけられない。

騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。

【保有スキル】
聖者の数字:EX
 『巨漢』が持つ、ガウェイン卿と共有する特殊体質。
 午前九時から正午の三時間、午後三時から日没の三時間だけ力が三倍になる。
 ガウェイン卿が同時に現界している場合、互いに効果を喰い合う事となる。

太陽の剣:A+
 『巨漢』が聖者の数字の恩恵を受ける時、同調し大きさと威力を増す長剣。
 エスカノール(Escanor)の名は名剣エスカリボール(Escalibor)の縮約、
 太陽英雄とその武器が神話的に一体である事を裏付けるものだという。

千里疾走:A
 グリンガレットは長時間・長距離移動を可能とする無尽蔵の体力を有し、
 敏捷の一時的急上昇、全力疾走時の耐久・筋力の向上といった効果を発揮できる。
 どこぞで自らこう言っていた、「一日に千里を走るとか割とザラ」。

道具作成:D
 『美男』が調合する、騎獣を 服従させる/制御不能とする 粉薬。
 これが使用された騎獣に対し、騎乗スキルはAランク分 上昇/下降 した扱いとなる。

妖精の加護:D
 妖精からの祝福により不運・悲運を退ける能力。
 その発動は生命が失われようとする窮地のみに限定される。
 『美男』においてはAランクへ向上、窮地基準が幾分甘目。

変化:C++
 人格・容姿・能力の独立した二人の“エスカノール”を行き来できる。
 ダメージ等は独立して処理し、一方が死亡した後も
 もう一方の“エスカノール”として現界し続ける事ができる。

【宝具】
『堅背白妖(グリンガレット)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0〜1 最大捕捉:2人
 アングルセレのエスクラリモンドが『美男』に贈った名馬。
 己と主の護りを強化する力と共に、馬自身が縮地スキルを有しており
 妖精女王が望んだ騎手『美男』が乗るのなら次元跳躍に至る。

【解説】
 巨人と魔女の間に生まれた子エスカノール・ル・グラン(『巨漢の』エスカノール)と
 その姉妹と予言者ブルンズ王の間に生まれた甥エスカノール・ル・ボ(『美男の』)。

 『巨漢』はガウェインと同時に生まれ、太陽と同期する体質を彼と分け合っていた男。
 一度ガウェインに敗れて以来彼を憎み策謀を巡らせたが、結局は敗れて命を落とした。

 『美男』はアングルセレ生まれの妖精女王にして魔術師エスクラリモンドの恋人。
 円卓の騎士グリフレット卿を誘拐しようとした折にガウェイン卿と戦って敗れ、
 エスクラリモンドから贈られた名馬グリンガレットはガウェインの手に渡った。
 与える何も飲み食いしようとしないこの馬にガウェイン卿は困り果てたのだが、
 妖精が「耳の中にある粉袋を除きなさい」と教え、従うと以後忠実な乗騎となった。
 後に二人は誤解から再びの決闘に及んだのだが、この妖精の仲裁によって和解し、
 エスカノールが妻の死を受け庵に隠棲するまで親しい友人として過ごしたという。

10僕はね、名無しさんなんだ:2020/03/30(月) 18:49:19 ID:7rl4qSR.0
【元ネタ】トリスタン物語、アーサー王伝説
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】マーハウス
【性別】男性
【身長・体重】190cm・96kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷C 魔力E 幸運D 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【保有スキル】
海賊の誉れ:D
 低ランクの精神汚染、勇猛、戦闘続行などが複合されている。
 マーハウス自身にはこの能力を具える心当たりが皆無である。
 ダブリンを支配した海賊王ゴルモンがコーンウォールから貢納をせしめていた事が、
 伝説において彼とトリスタンが決闘した経緯に反映されているという。

牡鹿岩の気紛れ:?
 聖杯の驚異を見せ、見た者に傷・病・死のいずれかを与える不可解な岩。
 見せた驚異の意味も岩の由来も一切語られぬままに終わった理不尽の塊、
 敵味方を問わずランダムに悪い効果を与える。避けられるのは聖杯到達者のみ。

コルタナの鞘:B
 名剣の先端を砕き、その欠片を留めた頭蓋。すごい石頭。
 頭部へのダメージ数値を削減すると共に攻撃側の武器破損判定を発生させる。

【宝具】
『冷鉄の焔(フスベルタ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0〜2 最大捕捉:1人
 その名は“優れて鋭利な”の意を持つ、剣身に幻炎を纏う名剣。
 真名と共に幻炎を概念炎となし、望む対象を焼き切り霧散させる。
 対象となるのは宝具・スキルによる強化や弱体化、付与された能力に概念等。
 ゴーヴァン卿は最高潮の時刻にあってなおこの剣で深い傷を負ったという。

『赤熱の鋼(フスベルタ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1〜2 最大捕捉:1人
 剣の纏う幻炎を延焼の炎となす。この状態の剣を受けた者は、
 傷口から入り込んだ炎によって内側から焼かれ続ける事となる。
 コーンウォール騎士トリスタン卿はこの剣から不治の毒傷を受け、
 名高きイゾルデの治癒を受けるまで伏したという。

【解説】
 アイルランドの代表騎士(チャンピオン)マーハウス。
 アイルランド王妃の兄弟であり、金髪のイゾルデのおじにあたる。
 コーンウォールのマルクが怠って来た貢納義務を果たすよう要求を突き付け、
 否認するコーンウォール代表トリスタンと戦い重傷を負わせるも討ち取られた。
 この決闘においてマーハウスが負わせた毒の傷故にトリスタンはイゾルデと出会い、
 マーハウスの頭蓋に残った剣の欠片故にイゾルデはトリスタンを仇と知る事になる。

 というのが韻文トリスタン物語時代の彼の出番の全てであったが、
 13世紀の仏語散文作品によってトリスタン物語がアーサー王伝説に取り込まれると、
 トリスタンとの決闘以前の時期、高名な騎士として円卓に席を得る物語を描かれた。
 彼は太陽に同期して力を増すゴーヴァン(ガウェイン)に勝ち得る六人の一人であり、
 若き騎士と探求の旅を共にし、ペリノア王は彼を当時世界屈指の騎士であると認め、
 聖杯の驚異を示す『牡鹿岩』で神秘を見、そしてアーサーが彼に円卓の席を与える。
 後にトリスタン卿が得る席は、マーハウス亡き後に長く空席となっていた座なのだ。

 宮廷を追放されたイヴァン(ユーウェイン)とゴーヴァンの冒険途中に登場した彼は
 邪な婦人がついた嘘から二人と争った後に和解して仲間となり、道行を共にした。
 アロイの森で三騎士は一年後の再会を誓って別れ、マーハウスは実力に相応しい武勲を
 次々と挙げて行ったのだが、待ち合わせの日、約束の場所にはイヴァン卿だけがいた。
 他の二人は、過去メルラン(マーリン)に挑み敗れた魔術師姉妹に囚われていたのだ。
 記憶を奪われ愛人生活を送っていた二人は、やがてガエリエ卿に救出されるのだが
 予見の力で『その者の死に方』を語る魔術師姉妹は、彼らにもこれを教えていた。
 ゴーヴァンは「貴方を最も愛する外国人騎士が、貴方の傲慢から生じた事態で」
 ガエリエは「貴方が最も愛する外国人騎士が、貴方とは気付かぬままに」殺す。
 そしてマーハウスも、自らの死に方を聞いた上で、やがて最後の決闘へ臨むのである。

 モルオールト、モラーント、マロース、アモロルド、様々に表記される名の原義は
 『海の怪物』『海の豚』『海を割る男』。アルスターサイクル『エメレの策謀』で
 島々の王ルアドの娘を攫い人身御供にせんとしクーフーリンに斃されたフォモールに
 繋がる者であるとも、神話学的に見れば寧ろ逆に神的性質を持つ聖なる怪物であって
 不可侵たるべき聖なるものに触れてしまった障りこそが“毒”なのだとも言われる。

11僕はね、名無しさんなんだ:2020/04/06(月) 16:26:47 ID:Wt5Hd3ek0
【元ネタ】マギアレコード
【CLASS】キャスターorアヴェンジャー
【マスター】
【真名】八雲みたま
【性別】女性
【身長・体重】不明・不明
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力E+ 耐久D 敏捷D 魔力A 幸運D+ 宝具A

【クラス別スキル】
単独行動 : B+ ソウルジェムの力によりマスターの魔力供給に依らず自立可能な能力。ランクB+ならマスターを失っても二日間程なら現界できる。

自己回復 : D ソウルジェムの力、調整屋としての知識によって僅かだが体の修復が可能。

【固有スキル】
生体改造 : B 他者のソウルジェムをいじることで対象を強化したり弱体化したりできる。

魔術 : D ランクの低い魔術を行使可能。

呪い : A 願いによって発現したもの。これにより彼女の扱う攻撃は呪いを帯びる。

【宝具】
『群青色のソウルジェム(ぐんじょういろのそうるじぇむ)』
ランク:Ex 種別:対人宝具 レンジ:ー 最大捕捉:1人
キュウベエとの契約によってうまれた宝具。第三魔法と同質のもの。これを壊されるか、魔力が尽きない限り死を回避できる。

『絶対自壊演舞(ぜったいじかいえんぶ)』
ランク : B 種別 : 対人〜対群宝具 レンジ : ー 最大補足 : 1〜100人
溜めた魔力を放出して浴びせかけ、爆発させる。魔力は呪いを帯びており、対魔力がA以下の者のステータスを一段下げる。さらに対魔力がE+以下の者を1ターン行動不能にする。

『新春骨牌演舞(しんしゅんかるたえんぶ)』
ランク : B 種別 : 対人〜対群宝具 レンジ : ー 最大補足 : 1〜100人
骨牌(カルタ)に呪いを込め、対象に向かって飛ばす。対象に触れると骨牌は爆発して呪いを撒き散らす。この呪いは俊敏を1ランク低下させる。
【Weapon】
【解説】

12僕はね、名無しさんなんだ:2020/04/06(月) 16:47:54 ID:Wt5Hd3ek0
>>11すまん、書いてる途中で誤爆してしまった。

【宝具】の続きから
『メメントモリのドッペル』
ランク : A+ 種別 : 対群宝具 レンジ : ー 最大補足 : 1〜500人
最大まで溜まった呪いが形をとり、TOTENTANZと呼ばれる姿に変化する。タキシードを着た、花の頭を持つこのドッペルは自身の環境を呪い、生者を死へとエスコートする。全てのステータスを1ランク低下させ、対魔力B以下の者を即死させる。相手がサーヴァントの場合、肉体的な死を与えて行動不能にする。

【Weapon】
『無銘・布』
アヴェンジャーが扱う布。この布から呪いを浸透させて相手を内側から破壊する。
『無銘・骨牌』
アヴェンジャーが扱うカルタ。このカルタは対象に当たると爆発する。

【解説】
マギアレコードの調整屋さん。魔女相手では効果が薄いが、人間に大しては大きな効果を持ちそうなみたまさん。

13僕はね、名無しさんなんだ:2020/04/07(火) 03:06:55 ID:qe35g1Ks0
【元ネタ】古代日本史、モンスターハンター
【CLASS】セイバー
【真名】孝霊天皇
【性別】男性
【身長・体重】180cm・90kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力B+ 耐久A+ 敏捷A++ 魔力B 幸運A 宝具EX

【クラス別スキル】
対魔力:EX
 A+以下の魔術は全てキャンセル。
 事実上魔術ではセイバーに傷をつけられず、
 また、セイバー自身が魔術を行使する事が出来ない。

騎乗:-
 超高速飛行能力を所持しているためスキル適正が極めて低い。

【固有スキル】
神性:E
 天照大神の直系。

天彗の息吹:A
 身体の各所に龍の鱗が並び、翼の噴出口から龍気を噴射し超高速飛行する。

欠史八代:A
 気配遮断より上位の隠密スキル。発動中は「そこに居ない」状態になるため看破スキルが通用しない。

三種の神器:A+
 八尺瓊勾玉を所持。
 日本天皇家をサーヴァントとして召喚を行う場合いずれかを持った状態で召喚される。
 勾玉を所有する陣営は、現実性が強化されA+以下の異能が無効化される。具体的には神秘が薄れて「物理法則の世界」に変わる。

 実在しない欠史八代天皇が召喚されたという矛盾は勾玉の効果によって強制的に現実として確定される。

最古の鬼狩り:A++
 日本最古の鬼狩りの伝説。
 勾玉の権能を武具に纏わせる事で魔性に対して即死級の大ダメージを与える。

【宝具】
『赫醒大剣(バルハーリィ)』
ランク:C 種別:対魔宝具
 白銀に煌く天彗の大剣。
 セイバーの龍体状態の鱗と同じ材質で出来ている。

『恐れ見よ、赤き厄災の天彗(ドラゴノイド:バルファルク)』
ランク:C 種別:対軍宝具
 龍体変化。
 欠史八代天皇の伝説にある天を統べる龍としての姿。
 伝説に最も近しいモノとして召喚されたのは「天彗龍バルファルク」。

 龍気によるジェット噴射で速度と威力を増大させた流星の如き突撃を行う。


『秋津の島、八百万超えの神あれど害撒くものなれば在るに能わず(アラガミキリ)』
ランク:EX 種別:対神宝具
 セイバーの純粋な英雄・孝霊天皇としての宝具。
 対象の害的神性をただの魔性に堕とす、日本列島での史実改変を執行する『天皇』としての王権。
 欠史八代が存在するという矛盾から所有が確定した権限宝具。

 鬼を狩る名目の元、周囲の八百万神を味方につけ様々な属性攻撃を同時に浴びせるという包囲砲撃。
 その最後の一撃として巨大な「立方後円墳」を楔として叩き付けその魔性堕ちした神を異世界に封じ込める。

 相手が神ではない時は普通の包囲砲撃。


 本当は楔にする古墳の形状なんてどんな形でも良いという事なのだが、鍵穴形である立方後円墳が封じ込めの象徴として機能しやすいのでこれが選ばれた。


【Weapon】
宝具として大剣を所持。

【解説】
 天皇家第7代、最古の鬼狩り、天彗の如く飛ぶ龍、『孝霊天皇(バルファルク)』

 二千年続く日本天皇家、その中でも歴史書に記されることが極めて少ない、
 その上ブっ飛んだ記述をされたせいで実在性に欠けてしまった、専門家によって「本当は居ない」と判断された八つの天皇の一人。


 ここでの設定。徐福が永遠の命を求め契約した害神、居合わせた孝霊天皇が異世界に飛ばしてから勢力を増し大変な事になっている。

14僕はね、名無しさんなんだ:2020/04/09(木) 20:28:56 ID:FHXg/fsM0
【元ネタ】バキシリーズ 最凶死刑囚編
【CLASS】アサシン
【マスター】藤丸立香
【真名】ヘクタードイル
【性別】男性
【身長・体重】185cm・80kg
【属性】中立・悪
【ステータス】筋力C 耐久Ⅾ 敏捷B 魔力E 幸運B 宝具C

【クラス別スキル】
気配遮断:C 自身の気配を消す能力。基本的に潜伏すれば見つかることはないが、たまに敵のサーヴァントに場所を特定されることもある。

【固有スキル】
変装(潜入特化):B+ 文字通り変装することで暗殺対象に怪しまれずに近づくことができる。女装も可能。

自己改造:B 全身に外科手術で隠し武器を仕込むことで戦闘力を向上させる。手首、肘、両膝に鋭利な小型ナイフを、
       腕や脚に強烈なバネギミックを仕込んである。

暗器術:C カミソリ、英字新聞、コンパス、カッター、幻惑剤、ハイヒール、蠟燭の火、薄力粉など身近にあるものを武器として使うスキル。

仕切り直し:A 戦闘から離脱する能力。また、不利になった戦闘を初期状態へと戻す。

理想の敗北像:A+ 自分が敗北を認めない限り生き延び、瀕死の傷を負ってなお戦闘可能。戦闘続行に近いスキル。
【宝具】
『渾身の追い突き(スプリングパンチ)』
ランク:Ⅾ 種別:対人宝具 レンジ:3〜5 最大捕捉:1人
腕に強烈なばねを仕込んでおり、凄まじいパンチを放つアサシンの宝具。人の顔面に穴を空ける威力を誇る。

【宝具】
『指向性爆薬(ブレストファイヤー)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:5~10 最大捕捉:1〜3人
胸部に防弾チョッキのごとく取り付けた大量の爆薬を至近距離で炸裂させることで、宝具を放つため近づいてきた英霊を爆炎と爆風でぶっ飛ばす。
なお自身は鋼鉄のプレートで保護しているため被爆せずに使用できる。アサシンのダーティーファイト精神の象徴。
アサシンの戦術に口を挟まなかった軍人のストライダムすら顔を顰めて苦言と批判を呈した卑劣宝具。

【解説】
その正体は日本の週刊少年チャンピオンに連載された「グラップラー刃牙」第二部に登場する死刑囚。真名は「ヘクタードイル」。
1990年代のイギリスで軍人を務めていたが、上官殺害などの罪でイギリスのグラスゴー郊外にあるカリオス刑務所に収容されていた。
その後、死刑執行により電気椅子に乗せられるも、その処刑に耐え、死刑執行人を殴り殺して逃走。「敗北を知りたい」という彼の願望により、
ストライダムのコネを頼って、強者が集うことで有名な日本の東京の地に降りたった。
やがて、アメリカのミスターアンチェインの異名を持つビスケットオリバや中国拳法の称号である「海王」を持つ烈海王と死闘を繰り広げ、
最後に空手界の最終兵器(リーサルウェポン)と評される愚地克己との戦いを得て、ドイルはようやく敗北を認めた。
その後は克己の助けを借り、中東への密入国を図ったが、同じ死刑囚である柳龍光の襲撃により失敗。止めを刺される寸前で海に落下し、溺死した
とされている。
そして、2015年に『人理継続保障機関』カルデアにて、アサシンクラスのサーヴァントとして現界するのだった。

プロフィール
真名 ヘクタードイル
身長 185cm
体重 80kg
属性 中立・悪
出典 バキ
地域 イギリス
イメージカラー 漆黒
特技 女装 コーヒーをいれること
好きなもの ヒョウ柄のパンツ 全力を出したうえでの敗北
苦手なもの 直接戦闘
天敵 柳龍光
ILLUST 板垣恵介
CV 子安武人
コメント
板垣先生の漫画に出てくるドイルとは少しキャラが違うかもしれません。(そもそもドイルが溺死するという設定自体オリジナルだし…)
個人的に好きなキャラだったので、fgoのサーヴァントとして設定してみました。

15僕はね、名無しさんなんだ:2020/04/10(金) 04:07:17 ID:E6oLDlPQ0
doom Eternalのdoomスレイヤーを是非サーヴァント紹介させて欲しい

16僕はね、名無しさんなんだ:2020/04/10(金) 04:08:20 ID:E6oLDlPQ0
doom Eternalのdoomスレイヤーを是非サーヴァント紹介させて欲しい

17僕はね、名無しさんなんだ:2020/04/10(金) 04:09:34 ID:E6oLDlPQ0
doom Eternalのdoomスレイヤーを是非サーヴァント紹介させて欲しい

18僕はね、名無しさんなんだ:2020/04/10(金) 04:13:02 ID:E6oLDlPQ0
連続投稿失礼。掲示板の読み込む速度がゆっくりだったから書き込むボタンを連続でクリックしてしまった

19僕はね、名無しさんなんだ:2020/04/12(日) 21:45:53 ID:Z57ibs7.0
【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ホスロー・アヌーシールワーン
【性別】男性
【身長・体重】170cm・62kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷B 魔力B 幸運A 宝具EX
【クラス別スキル】
陣地作成:A
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 “工房”を上回る“神殿”を形成することが可能。

道具作成:A
 魔力を帯びた器具を作成できる。
 ゾロアスター教に紐付けられたもの、紐付ける余地があるもの全てを作成可能。

【固有スキル】
カリスマ:B
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。

黄金律:A
 身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
 大富豪でもやっていける金ピカぶり。一生金には困らない。

皇帝特権:A
 本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。
 該当するスキルは騎乗、剣術、芸術、カリスマ、軍略、等。
 ランクA以上ならば、肉体面での負荷(神性など)すら獲得できる。

仮説推論:A
 アブダクション。論理推論、広義での帰納法の一種。
 論理学に於ける推論であるが、
 ホスローは意図的に「因果の誤謬」を発生させ、
 宝具『ツァラトゥストラはかく語りき』の性能向上にも用いる。

【宝具】
『ツァラトゥストラはかく語りき(ザラシュトラ・マズダー)』
ランク:EX 種別:対文化宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
 その統治において東西の学問を集積、発展させ繁栄を築いた伝承が昇華されたもの。
 ゾロアスター教の開祖ザラシュトラの伝説に紐付けられたスキル、宝具の習得・召喚・行使権限。
 ──ザラシュトラは拝火教の開祖であるだけでなく、
(当時の)文明国の学問、技術の起源となった人物とされ、それら全ては聖典アヴェスタに記載されたものとされた。
 ホスローは、自らの文化事業を「世界各国に散らばったザラシュトラの叡智の再採集」と位置づけたが為に、
 生前及び後世、ザラシュトラに紐付けられた学問、技術を、自らのものとして扱う事ができるのである。

 すなわち、
 キャスターはバビロニア占星術、ネオプラトニズム由来のスキル、キリスト教系のスキル、マギの魔術、
 ギリシア、インド由来の哲学、科学、数学、医学などを、皇帝特権スキルと組み合わせることで自在に扱う。
 また、未知の学問や技術であっても、それがザラシュトラの叡智に連なるものと紐付ければ扱う事が可能となる。
(裏を返せば「ザラシュトラの叡智に連なるものではない」と証明された場合、対応するスキル、宝具は封印され使用不能となる)

『不死不滅の霊魂(アノーシャグ・ルワーン)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
「不死なる魂を持つ者」という称号と
 後世、異教においても「公正なる名君の模範」とされた功業の不滅性が宝具に昇華されたもの。
 自身の精神・魂に対する干渉、タイムパラドクス等の攻撃を無効化する。

20僕はね、名無しさんなんだ:2020/04/12(日) 21:47:09 ID:Z57ibs7.0
【解説】
 ホスロー1世。サーサーン朝の黄金時代を築き上げた哲人王。
 その名はアラビア語におけるファールス皇帝の称号「キスラー」の語源ともなった。

 先王カワード1世の末子で、一度は東ローマの大帝ユスティアヌス1世の養子とするという話もあったという。
 王位を継いだ後は、後継者の立場を脅かした兄弟やマズダク教徒を粛清して地位を安定させ、
 領土内の耕地開発や、東西に通じる交通網の整備などによって、黄金時代とも呼ばれる繁栄を築き上げた。
 また、様々な国から書物、文芸品、知識人などを多く取り入れ、イラン文化に東西文化を融合させ、
 ルネサンスにもなぞらえられる発展を見せた。

 また、東ローマ帝国軍に勝利して自国有利の和平条約を締結、
 エフタルやエチオピアとの戦いにも勝利して勢力を大幅に拡大した。
 一方で晩年には突厥との交渉の使者を毒殺したことで両国関係を悪化させ、
 東ローマと突厥の同盟を招き、ホスローの没後も国力を低下させる結果となった。

 †

『かつて征服王イスカンダルはゾロアスター教の聖典アヴェスタを焼き払い、また、その記述をギリシャ語に翻訳させ、持ち去った。
 それが現在(サーサーン朝時代)、
 ギリシャ、インド、エジプト、バビロニア、中国といった世界中に分散している「叡智」なのである。
 つまり(当時の)文明国の学問──科学、哲学、文学の起源はすべてゾロアスター教にあるのだ』

 無論、これは歴史的な事実ではない。
 かつてイスカンダルに壊滅させられたゾロアスター教徒が、怒りと恥辱に耐える為に捏造した起源説に過ぎない。
 だが、ゾロアスター教を国教としたサーサーン朝は、この伝承を背景に、文明国の学問を収集し、諸外国の学者を招き入れた。
 偉大な先祖の叡智を再び取り戻す──そう位置づけることで、この国家事業に対する反発を抑え込み、
 ルネサンスにも匹敵する爆発的な発展を成し遂げたのである。

【蛇足】
「あれもこれもそれもアヴェスターが起源!」と強弁することで扱う捏造起源説風潮系英霊。
 捏造を証明されると弱体化していく。

21僕はね、名無しさんなんだ:2020/04/13(月) 22:30:33 ID:bljTXTZs0
【元ネタ】プリンセスコネクト!Re:Dive
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】ペコリーヌ
【性別】女性
【身長・体重】156cm・46kg
【属性】善・混沌
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷B 魔力B 幸運EX 宝具B
【クラス別スキル】対魔力 A
事実上、魔力を持つ敵でも倒した後で食べてしまう。

騎乗 E
彼女に騎乗能力はない。

【固有スキル】
おにぎりタイム EX
彼女はいつもおにぎりを持っているため、戦闘能力の補給には欠かせない。

道具作成 B
彼女は倒した敵を焼いたりしているので、料理の才能がある。

理性蒸発 C
彼女は時々、ゲテモノと称される料理の数々にも手を出しており、キャルにドン引きされている。

カリスマ B-
彼女は【美食殿】というギルドのリーダーを務めている。


【宝具】
『プリンセスストライク』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~4 最大捕捉:1人
プリンセスソード』。装備するとランチタイムが強化されて物理魔法吸収バリア効果が追加される。

【Weapon】プリンセスソード
【解説】
『お腹ぺこぺこのペコリーヌ』と渾名される通りいつもお腹を減らしており、セリフやイベントのほとんどが食べる事で占められている健啖家。
ちなみにペコリーヌは本名ではなく、コッコロからつけられたあだ名だが本人も案外気に入っている模様。

22僕はね、名無しさんなんだ:2020/04/17(金) 03:55:00 ID:lXTi.W6I0
【元ネタ】乃木若葉は勇者である
【CLASS】アサシン
【マスター】−
【真名】郡千景
【性別】女
【身長・体重】159cm・−kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】
筋力D 耐久D 敏捷A 魔力D 幸運E 宝具C
【クラス別スキル】
気配遮断(影):D
 自身の気配を消すスキル。隠密行動に適している。攻撃態勢に移るとランクが大きく下がる。

【固有スキル】
神性:E−
 神の力を宿して戦う勇者だが、生前神に見放されているため無いに等しい。

情報処理:A
 7人に分身しその全ての情報を難なく処理出来るほどのマルチタスク。
 戦闘の中で自身にとって最適な展開を導き出す。

情報抹消:B
 郡千景の死後その存在は抹消され、記録に残らなかった。そこから転じて獲得したスキル。
 彼女についての記録は直ぐに破棄され、記憶も長くは残らない。
 この効果は契約を結んだマスターには適用されない。

彼岸の花:EX
 モチーフとなったヒガンバナより。
 攻撃時、敵の魔力防御をすり抜け直接霊核にダメージを与えることがある。
 このスキルの発動確率は相手の幸運値と自身の幸運値によって変化する。自身の幸運値が極めて低いので発動確率は高くない。

【宝具】
『現に咲きし虚ろの華(エンドレス・ホロウ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:25 最大捕捉:10人
 妖怪七人御先の力を借り、7人に分身する宝具。分身は“全員同時に”倒さないと無限に復活し続ける。
 対人戦闘において非常に強力だが、魔力消費量が大きい上に使用後精神に大きな負担がかかる。


『夢にはあらじ追憶の刻(イモータル・スーブニール)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:− 最大捕捉:1人
 彼女の人生は、決して華やかなものではなかった。生まれた時より存在を呪われ、疎まれ。勇者としての栄光さえ直ぐに奪われた。歩んだ道筋は暗く、そこに陽が差すことはなかったのだ。
 それでも。あの一時だけは、仲間と共に過ごした夢のような日常は、確かにそこにあった。その思い出は、心の奥底にて輝く一条の光たらん。
 常時発動型の宝具。
 精神攻撃に対して高い耐性を得る他、「現に咲きし虚ろの華」使用時の精神負担を大きく軽減する。

【Weapon】
大葉刈
 赤黒い刃を持つ大鎌。詳細不明。
 大葉刈は日本神話における十束剣の1つだが、こちらは明らかに剣では無いので原物では無い可能性がある。

【解説】

「私は…価値のある存在ですか…?」

郡千景。
「乃木若葉は勇者である」において登場する勇者の1人。
両親の不和により親の愛を受けずに育ち、生まれの村ぐるみで虐められ続けていた。
しかし勇者に選ばれることで周囲の目が一変。勇者である自分に価値を見出し承認欲求で行動するようになる。
ところが戦いの中仲間が落命。苦戦を強いられるようになると評価も一転し、再び罵詈雑言を浴びせられるようになる。
仲間の死、無価値な自分、守るべきものへの失望、心の支えとの隔離――――

それら苦悩が積み重なり彼女は極度の人間不信に陥る。その末、戦闘のさなかにリーダーである乃木若葉を手にかけようとしてしまう。
結果として、暗殺は失敗した。神によって勇者の力を剥奪されるという形で。
それでもなお千景のことを守ろうとする若葉の姿を見て自分の抱いていた若葉への憧れに気づき、最後は彼女を庇って瀕死の重症を負い、息を引き取った。
仲間を裏切ったことで、勇者の活動が記された御記からは郡千景についての記録が検閲で抹消されている。

23僕はね、名無しさんなんだ:2020/04/18(土) 03:09:48 ID:Tw/q/chA0
【元ネタ】バキ 最凶死刑囚編
【CLASS】アサシン
【マスター】藤丸立香
【真名】柳龍光
【性別】男性
【身長・体重】160cm・55kg
【属性】中立・悪
【ステータス】筋力B 耐久E 敏捷C 魔力Ⅾ 幸運Ⅾ 宝具C

【クラス別スキル】
気配遮断:A+ 自身の気配を消す能力。完全に気配を断てばほぼ発見は不可能となるが、攻撃態勢に移るとランクが大きく下がる。

【固有スキル】
変装:C  文字通り用務員などに変装することで暗殺対象に怪しまれずに近づくことができる。

暗器術:B 様々な暗器(隠し武器)や武器を手足の如く巧みに使いこなすスキル。
      風神鎌という鎖鎌のような武器や、手の内に隠すインドの小型鉤爪『虎の爪(バグ・ナウ)』、日本刀を扱えることができる。

空道:A+ 古流武術の一つであり、Aランクでようやく習得したと言えるレベル。格闘術というよりはいかに相手を安全かつ一方的に
     無力化あるいは殺害できるかを追及した殺人術である。

鞭打:A 肩から先を液体化させるようなイメージで脱力させ、しなやかにスナップさせた掌を打ち下ろし、 鍛えられた肉体ではなく、 
    全身をくまなく覆う皮膚に『痛み』という形でダメージを与える秘拳。その威力たるや、英霊ですら激痛に耐えられないとされる。

理想の敗北像:B 自分が敗北を認めない限り生き延び、瀕死の傷を負ってなお戦闘可能。戦闘続行に近いスキル。

【宝具】
『空掌(くうしょう)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:一人
アサシンの猛毒の所以といえる宝具。掌の中に真空状態を作り出すことで、強力な吸引力を作り出し防衛庁から取り寄せた
ロケット砲も跳ね返す特製強化ガラスやコンクリートすら破壊する。この技の最大の真価はの真空化に伴い、
空気中に含まれた魔力濃度を6%程度まで下げ、 この世で最も危険な毒ガスに変えてしまうことにある。
この濃度の魔力を吸うと体内の魔術回路は瞬く間に機能を遮断され、英霊でさえ意識を失う。

『毒手(どくしゅ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:一人
朱砂掌とも呼ばれる。 天然の毒物(ハンミョウなどの毒虫や毒草など)や水銀をすりつぶして砂に混ぜた毒砂に素手で突きを打ち込み、
毒を浸透させては解毒効果のある溶液での洗薬を交互に繰り返すことで、手そのものを毒の塊に作り変える宝具。
一度打たれればその箇所の肉は腐り骨髄は侵されてたちどころに即死、目にかすれば即・失明してしまう。

【解説】
その正体は日本の週刊少年チャンピオンに連載された「グラップラー刃牙」第二部に登場する死刑囚。真名は「柳龍光」。
若い頃は「大日本武術空道」の当主マスター国松の下で武術を学んだ。
殺人のために投獄されていたが、ある日「敗北を知る」ために刑務所の防弾ガラスをぶち破り、看守を殺害して逃走し脱獄。東京に向かう。
渋川流柔術の使い手である渋川剛気や「地下格闘技場」の王者である範馬刃牙に戦いを挑み、一度勝利したものの、童貞を捨てた刃牙との二度目
の戦いに終始圧倒されてしまう。その後、完全なる決着を望む渋川の決闘状を受け取り、公園で待ち構えるが、そこで待ち構えていた超実戦流柔術
の元締め本部以蔵との戦いで毒手を切りとられ、たまたま通りすがりの地上最強の生物オーガとの問答で口答えをしたため、勝負に応じたと看做され
オーガに顎を砕かれ顔面が崩壊、出血多量で息を引き取った。

プロフィール
真名 柳龍光
身長 160cm
体重 55kg
属性 中立・悪
出典 バキ
地域 日本
イメージカラー 紫
特技 草刈り 書写 
好きなもの 緑茶 
苦手なもの 筋を通さない者
天敵 本部以蔵
ILLUST 板垣恵介
CV 二又一成

コメント
このコーナーで2人目のバキのキャラです。意外と設定に時間がかかりました。

24僕はね、名無しさんなんだ:2020/04/20(月) 12:30:48 ID:HVtBQ9SM0
【元ネタ】史実、グリム童話
【CLASS】アヴェンジャー
【マスター】
【真名】マリア・ソフィア・マルガレーテ・カタリーナ=シュネーヴィトヒェン
【性別】♀
【身長・体重】154cm・47kg(棺除く)
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷C 魔力A 幸運E 宝具B+
【クラス別スキル】
・復讐者:A
美し過ぎたが故に多くの女性の嫉妬と男性の劣情を一身に集めた在り方がスキルとなったもの。
周囲の女性からの敵意と男性からの劣情を向けられやすくなるが、向けられたその感情は直ちにアヴェンジャーの力へと変化する。

・忘却補正:C
人は多くを忘れる生き物だが、復讐者は決して忘れない。
彼女に負の感情を向けた者の顔は、たとえ本人が忘れようとも彼女だけは決して忘れることはない。

・自己回復(魔力):D
果てることのない復讐が果たされるまでその魔力と執念は延々と湧き続ける。
現界に必要な魔力を補うと考えればCランク程度の単独行動スキルに相当する。

【固有スキル】
・対魔力:A
ランクA以下の魔術は全てキャンセルされる。
事実上、現代の魔術師ではアヴェンジャーに傷をつけられない。
幻想種である七人の妖精の加護であり、高レベルの対魔力を保持する。

・神の恩寵(歪):A
生まれながらの最高の美貌と肉体の顕現を示すスキル。
男性を惹き付ける魔性のカリスマ。ただ存在するだけで、自分を守る騎士たる異性を引き寄せる。彼女のそれは既に魔力・呪いの類である。
同ランクの対魔力スキルで回避可能。

・加虐体質:B
戦闘において、自己の攻撃性にプラス補正がかかるスキル。
プラススキルのように思われがちだが、これを持つ者は戦闘が長引けば長引くほど加虐性を増し、普段の冷静さを失ってしまう。
バーサーカー一歩手前の暴走スキルと言える。
復讐対象の継母に灼けた鉄の靴を履かせ、死ぬまで踊る様を見て愉しんだ逸話から獲得したスキル。

【宝具】
・『不滅を謳う硝子の白棺(ディ・シュネーヴィトヒェン・アウス・グラザーン・ザルク)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:– 最大捕捉:–
戦闘中、自身の霊核に深刻なダメージを受けて死亡した場合に発動。死亡しても自動的に蘇生(レイズ)がかかる。
白棺に納められた蘇生のストック数は三回。つまり、アヴェンジャーは四回殺されなければ消滅しない。
一応命のストックは魔力供給で回復できるが、一つの命につき、魔術師一生涯分の魔力量が必要となるため現実的ではない。
これは生前アヴェンジャーが一度目に絶命した際、七人の妖精がその死を嘆いて、美貌が永遠に損なわれることのないように作り上げた棺である。
本来自然界から少しずつマナを吸い上げ身体を美しいままに保つ程度のものであったが、彼女の際限ない復讐心と執念により変容し、膨大な魔力を吸い上げ肉体を三度復活させるまでに至った。
(一度目は、腰ひもで締め上げられて。二度目は毒の櫛に刺されて。そして三度目は毒リンゴを食べさせられた)
その後魔力を際限なく吸い上げる彼女に危機感を覚えた妖精たちにより取り上げられるが、ロアー・アム・マインから出土したこの棺を触媒に召喚するとこの宝具が復活する。

25僕はね、名無しさんなんだ:2020/04/20(月) 12:31:47 ID:HVtBQ9SM0
・『鏡よ鏡、世界で一番美しいのは誰かしら(ダス・グリュンオイジーズ・メッチェン)』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:30、60 最大捕捉:100人、500人
その身に受けた嫉妬の具現化であり象徴である、緑色の炎に包まれた宮廷の舞踏会場を生み出す固有結界。
結界内にいる限りは足元から燃え続け、アヴェンジャーを殺すか死ぬまで踊(たたか)い続けることとなる。
加虐体質による補正がかかるほど、その力は増すことだろう。
「妬いたのがお前の罪なら、灼けた靴で――死ぬ迄踊れ!」

【解説】
雪のように白い肌、黒檀の髪、吸い込まれそうな翠色の瞳、血潮のように紅いくちびるにドレスを纏った麗しいただの美少女であるように見える―――背中に自分の体格以上に大きな棺を背負っていること以外は。
通称「白雪姫(シュネーヴィトヒェン)」。真名はマリア・ソフィア・マルガレーテ・カタリーナ。
バイエルンのロアー・アム・マインで幸せに暮らしていた美しい王女のマリアは、実母の死と継母が王城へやってきたことを転機に人生の坂道を転がり落ちることとなる。
父や王子、他の貴族の男たちから愛され(純粋なものよりも劣情が多いが)面白くない宮廷の女たちによる嫉妬の炎は、ついに凶行を決意させるまでになる。
その後の顛末はほとんど童話に語られるものと同じだが、継母へ復讐を遂げたのちも父の後妻たちからの嫉妬と嫌がらせは凄まじく、彼女は父の意向によりブリュッセルに送られた。
しかしそこでもめでたしめでたしとは行かず、そこで恋に落ちたスペインの王子との仲をよく思わない人々の手により毒殺され21歳でその若い生涯を終える。
女の嫉妬の感情と男の情欲に狂わされた彼女は、再び復讐者(アヴェンジャー)となり、復讐劇を始める…
ちなみに元の髪色はブロンドであったが、一度目にリンゴで毒殺された際に抜け落ちたため妖精たちに頼んで、憧れだった黒い綺麗な髪に変えて貰ったらしい。
アヴェンジャーとして呼ばれた彼女は歪んでおり、嫉妬の象徴である緑色の炎を魔力で編み上げ、女性の髪や顔を燃やし尽くすことを至上の喜びとする。
男性に対しても家畜以上の認識をすることは少なく、特に隠しもせず劣情をぶつけてくる相手には、たとえマスターであっても容赦なく折檻する。

26僕はね、名無しさんなんだ:2020/04/20(月) 16:23:11 ID:HVtBQ9SM0
【元ネタ】 史実+不思議の国のアリスなど
【CLASS】 セイバー
【マスター】
【真名】 アリス・プレザンス・リデル
【性別】 ♀
【身長・体重】140cm・32kg
【属性】中立・ 善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷B 魔力C 幸運D 宝具A+
【クラス別スキル】
・対魔力 : C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
彼女の場合、狂気に満ちたこの世ならざる場所である"不思議な国"での滞在経験によりある程度の神秘に対する抵抗力を得た。
また"気狂いの帽子屋"たちとのへんてこなお茶会に参加しても精神異常をきたさなかったため、同ランクまでの他の精神干渉系魔術を高確率でシャットアウトする。

・騎乗 : D
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み程度に乗りこなせる。
…が身長が足りずに運転が出来ない場合などはこの限りではない。

【固有スキル】
・無辜の怪物 : B
本人の意思や姿とは関係なく、風評によって真相をねじ曲げられたものの深度を指す。
彼女の場合共に"不思議な国"を冒険をしたルイス・キャロルが、
アリスの活躍を様々な知識を織り交ぜ面白おかしく編集して出版した冒険記「不思議の国のアリス」「鏡の国のアリス」とそれを元にした後世の創作により、
金髪、青いリボン、青い瞳、青のワンピースに白のエプロンドレス、白のニーソックスに黒い靴の少女というイメージに塗りつぶされてしまった。
ショートボブの髪型と金髪に混じる黒髪にかろうじて彼女の元の姿の面影が残されている。

・芸術審美:C+
貴族の子女でありしっかりとした教育を受けたために持ち得た芸術作品、美術品への深い造詣。
芸能面における逸話を持つ宝具を目にした場合、高い確率で真名を看破することができる。ただしヨーロッパ地域によるもの限定。

・竜殺し(偽) : B
元々不定の怪物であったジャバウォックが諸々の創作により竜の属性を得たために得た後天的なスキル。
竜種、またはその因子を持つ者に有利な補正を得ることが出来る。

・数秘術:ー(D)
カバラの体系を習得している。数学者であり錬金術学にも傾倒していたルイス・キャロルから教わった。
ごく簡単なゴーレムの運用が可能。
元々技量は高くないが、ルイス・キャロルに対する嫌悪感によりランクダウンし完全に使用不可能となっている。

27僕はね、名無しさんなんだ:2020/04/20(月) 16:27:17 ID:HVtBQ9SM0
【宝具】
・『紡がれし真理の言刃(ヴォーパルソード・オリジン)』
ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ: ⁇ 最大捕捉: ⁇
"不思議な国"の書物に記された一片の詩に登場する怪物殺しの魔剣。
姿形が定まらず巧みな弁舌で人々を油断させ、鋭利な鉤爪で首を刈り取り回ったというジャバウォックを名もなき一人の勇者が殺した際に使用した剣である。
verbal(言葉)とgospel(真理)で編み上げられたvorpal(真理の言葉)の剣は曖昧な存在に形を与え、隠されたものを暴く性質を持つ。
またアリスもこの剣で大勢のジャバウォックたちの首を刈り取ったとされる。
隠匿されたもの、理性のない怪物に対する特効を持ちこれにより攻撃を受けたものはセイバー(とその契約者のマスター)に対して自らのステータスと姿を隠蔽することはできない。(スキル変化/変身また宝具『己が栄光のためでなく』などの影響を受けなくなる)

・『私の為の物語(ゴールデン・アフタヌーン・ナーサリーライム)』
ランク:C 種別:⁇ レンジ: ⁇ 最大捕捉: ⁇
黄金の午後の夢のようだとルイス・キャロルが言った、彼とアリスの異界での冒険譚。その異界を部分的に再現する固有結界。
鬱蒼としげる森の中、不定の怪物などが結界内ではうごめいており敵味方の識別なく攻撃を仕掛けてくる狂った空間である。
また、この空間内にいる間は時間経過によりCランク程度の精神汚染が進行し、
同ランク相当の対精神干渉系スキルがない場合確率によって精神汚染スキルが付与される。

【解説】
その名はアリス・プレザンス・リデル。
現代ではルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」などで知られる主人公アリスのモデルになった人物。
キャロルは一番のお気に入りであった彼女にいたずら(意味深)をしてやろうと貴金属で白ウサギの使い魔を作成し、異界"不思議な国"への入り口まで誘ったが失敗。
アリスと地上まで戻る旅の記録を少しの脚色を加えて面白おかしく編集したのが、現在も世界中で読まれている物語の真実である。
なお、現在アリスの姿として知られている姿は、挿絵を描くときの参考にキャロルが写真として送ったメアリ・ヒルトン・バドコックという少女のものである。
アリスの聖杯に托する願いは、現在不思議の国にいた「アリス」として知られている姿をメアリのものから元の自分の姿に変え、自身の本来の姿を取り戻すこと。
またルイス・キャロルがキャスターとして召喚されていた場合は、脳天に一太刀をお見舞いして昇天させてやろうと考えている。
ロリコンであるルイス・キャロル(33歳)からは13歳の時に求婚されておりこれをキッカケにリデル家とキャロルの関係は断ち切られた。

コメント:
不思議の国=幻夢郷という解釈にするつもりだったが、
『未知なるカダスを夢に求めて』や『ウルタールの猫』を未読なので諦めた

28僕はね、名無しさんなんだ:2020/04/21(火) 06:32:18 ID:MaGujSvU0
【元ネタ】刃牙シリーズ 最凶死刑囚編
【CLASS】アサシン
【マスター】藤丸立香
【真名】ドリアン
【性別】男性
【身長・体重】205cm・100kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷Ⅾ 魔力B 幸運C 宝具B

【クラス別スキル】
気配遮断:B 自身の気配を消す能力。完全に気配を断てばほぼ発見は不可能となるが、
       攻撃態勢に移るとランクが大きく下がる。
【固有スキル】
暗器術:B 様々な暗器(隠し武器)や武器を手足の如く巧みに使いこなすスキル。
      口に含んだアルコールとライターを使い猛烈な火炎を噴いたり、グリースを塗り付けた手にガラス片を纏わり
      つかせて即興の凶器を作ることもできる。

仕切り直し:A 戦闘から離脱する能力。また、不利になった戦闘を初期状態へと戻す。

海王:A 中国拳法の頂点の称号であり、他のスキルと違い、Aランクでようやく”修得した”と言えるレベル。
     あらゆる徒手空拳をあつかえることができる。

フェイント:B 唐突に意味不明な挙動と言動で相手を惑わすスキル。攻撃するその瞬間まで殺意を感じさせない。

理想の敗北像:C 自分が敗北を認めない限り生き延び、瀕死の傷を負ってなお戦闘可能。
【宝具】
『卑劣を極めしジェントルマン(ギロチンワイヤー)』
ランク:C+ 種別:+対人宝具 レンジ:5〜15 最大捕捉:1〜2人
ライター内に仕込んだ特殊繊維性の超極細ワイヤー。 アラミド繊維にチタニウムを焼結させた代物で、
極めて強靭で軽く見えにくいという性質を持つ宝具。敵の手に絡ませてワイヤーを引けばいとも容易く手を切断可能。

『格闘技者の願望(終わりのない夢の世界へ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
相手の心の隙を突いて、敵がアサシンを圧倒しているかのような「都合のいい戦況の幻覚」を見せ幻惑する。
これを防ぐにはBランク以上の心眼スキルが必要である。

『諸刃の爆弾(O Toi La Vie)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
手の甲に仕込んだ爆弾宝具。打撃を叩き込むと同時に起爆させ敵の顔面を爆風で焼き尽くす。 ただし自身の手も大きく損傷してしまう危険がある。

【解説】
その正体は日本の週刊少年チャンピオンに連載された「バキ」第二部に登場する死刑囚。真名は「ドリアン」。
アメリカの貧しい家庭で生まれ、若い頃は第二次世界大戦に従軍。戦後は中国や日本で過ごした。強さを求めたドリアン
は中国の白林寺で劉海王の元、修行した。やがて海王の称号を得たドリアンは裏社会で暗躍した経緯により投獄されたが、
死刑執行での際、十分もの首つりを耐えきり、看守を殺害して脱走。敗北を知るため東京に向かった。
そこで空手総本山の「神心会」の愚地独歩や同じ海王である烈海王と死闘を繰り広げた。
そして空手家である加藤清澄の襲撃に対し返り討ちをし、気絶した加藤を神心会のサンドバッグの中に一晩中放置した。
その行動が神心会の逆鱗に触れ、全支部道場を動員してドリアンを捕縛。最終的には愚地独歩によって徹底的に破壊された。
最後は車椅子に乗った意識のない加藤や烈によって精神が崩壊し、ドリアンは幼児退行を引き起こし保護されたのだった。

プロフィール
真名 ドリアン
身長 205cm
体重 100kg
属性 混沌・悪
出典 バキ
地域 アメリカ合衆国(中国)
イメージカラー 白
特技 フェイントをかけること 水泳
好きなもの キャンディー 楽曲「O Toi La Vie」
苦手なもの 勝利に彩られた人生
天敵 加藤清澄
ILLUST 板垣恵介
CV 銀河万丈

コメント
死刑囚3人です。解説書くのしんどかった…アサシンなのに宝具が三つありますがそこはご愛嬌ください。

29僕はね、名無しさんなんだ:2020/04/21(火) 16:16:46 ID:Nww4wGrc0
【元ネタ】幼女戦記
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】ターニャ・デグレチャフ
【性別】女性
【身長・体重】140cm・45kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力E 耐久B 敏捷A 魔力A++幸運E 宝具EX
【クラス別スキル】対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
単独行動:B
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。
【固有スキル】魔術:A
 オーソドックスな魔術の習得。
 様々な魔術を習得し、宝具の力によって大魔術すらも使用可能。
卑屈精神:A+
自身より弱いと確信した敵に対して自分の全ステータス、スキルおよび宝具を1ランクアップさせる。
ただし、カリスマスキルを持つ相手と相対したときは全ステータスを1ランクダウンさせる。
また、カリスマ、何かしらの加護および人間観察をもつサーヴァントが強烈な嫌悪感を抱く。
マスターが弱者もしくは暗愚だと確信した場合単独行動をA+ランクに自動的に上げる。
マスターが強者もしくは前世の自分より優れていると確信した場合単独行動スキルを自動的にEランクに下げる。
信仰の加護:EX-
本来は、一つの宗教観に殉じた者のみが持つスキルだが、彼女の場合それは別物となる。
彼女が信仰の言葉を発しない限り、この加護は発動しない。
発動した場合、存在Xの力により、宝具、及びステータスが2ランク上がる。
神の加護:EX
 存在Xの寵愛を受けている。
 危機的状況において、破格の幸運(幸運A)を呼び寄せる。
軍略:B
 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
 自らの対軍宝具の行使や、
 逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。
【宝具】
『魔導演算宝珠(エレニウム九五式)』
ランク:A 種別:対軍 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
神の恩寵によって奇跡的に生まれた人工の聖遺物。
この魔導演算宝珠自体が擬似的な魔術刻印であり、超々高密度の魔術回路を保有している為、魔術行使の延長として起動させる事が出来る。
また、自身の使用した魔術の位階を引き上げる効果を持ち、一工程で大魔術すらも使用可能。
ただし、これを使うたび狂化:Bが一時的に付与される。
『サラマンダー戦闘団(エースオブエース)』
ランク:EX種別:対軍 レンジ:1〜99 最大捕捉:10000人
ターニャとともに開戦初期から付き従った第二〇三魔導大隊及び東部戦線を戦った一個戦闘団を現代に召喚する。
一人一人が一騎当千の猛者であり全パロメーターがEランクのサーヴァントとして存在する。
『行き過ぎた保身(チキンハート)』
ランク:EX 種別: レンジ:1 最大捕捉:1人
この宝具は召喚された時点で自動で発動する。
自身がクラスをアーチャーと宣言しない限りほかのサーヴァントはバーサーカー
と誤認する。また、常時魔力消費を4分の1に軽減するが交渉および様々なコミュニケーションに極めて大幅なマイナス補正がかかる。
【Weapon】
『SIG MKMS短機関銃』
『飛行補助装置』
『ナイフ』
【解説】
一言でいえば卑屈で保身に汲々としている。そのくせ冷酷で無慈悲。

30僕はね、名無しさんなんだ:2020/04/23(木) 05:35:29 ID:4ou5wcIM0
【元ネタ】刃牙シリーズ
【CLASS】アサシン(バーサーカー)
【マスター】藤丸立香
【真名】スペック
【性別】男性
【身長・体重】220cm・160kg
【属性】混沌・狂
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷A 魔力A 幸運B 宝具C
【クラス別スキル】
気配遮断:A+ 自身の気配を消す能力。完全に気配を断てばほぼ発見は不可能となるが、攻撃態勢に移るとランクが大きく下がる。

狂化:EⅩ 理性と引き換えに身体能力を強化するスキル。彼の場合、会話は可能だが性格的に残虐かつ傲岸不遜であり
      基本的に説得、改心させる事は不可能。
【固有スキル】
二重召喚:A 二つのクラス別スキルを保有することができる。極一部のサーヴァントのみが持つ希少特性。
       スペックの場合、アサシンとバーサーカー、両方のクラス別スキルを獲得して現界している。

精神汚染:B 精神が錯乱しているため、他の精神干渉系魔術をシャットアウトできる。

理想の敗北像:A+ 自分が敗北を認めない限り生き延び、瀕死の傷を負ってなお戦闘可能。戦闘続行スキルに近い。

凶器攻撃:C 周囲のあらゆる物品・道具を利用した攻撃がこなせる。拳銃やベンチ、閃光手榴弾を使用する。

若返りの加護:C 彼の夢でもある『敗北を知りたい』という強い精神によって、97歳という年齢でも若い肉体を保つことができるスキル。
          ただし、敗北を知り満足感を感じると効果は無効化する。  理想の敗北像の派生スキル。
【宝具】
『呼吸を捨てた外道(無呼吸連打)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
自身の超人的心肺機能を生かした打撃の超高速ラッシュ。 絶え間ない無数のパンチやキックが相手を襲う。
呼吸のタイミングこそがわずかな隙、反撃の可能性を産むが、スペックにはその呼吸が無く一瞬の反撃も許さないため、
攻撃中は敵のサーヴァントが宝具を放つことも戦闘離脱も難しくなる。

【解説】
その正体は日本の週刊少年チャンピオンに連載された「バキ」第二部に登場する死刑囚。真名は「スペック」。
アメリカで死刑囚になっていたスペックは「敗れ去りたい」という思いにより、ジム教授と警備員数名を殺害後、
水深200mの潜水艦を利用した刑務所より脱獄。意気揚々東京へ赴いた。
他の死刑囚が特に必要ではない殺人や実力行使を控える傾向があるのに対し、まったく利益をもたらさない殺人すらも平気で行っており、
ヤンキーと喧嘩していた範馬刃牙の元に唐突に現れ、拳銃で自分の頬を撃ち抜くという度胸試しを行い暴行するなど常軌を超えていた。
そして、梢江とデートをしていた刃牙を強襲した際、そこで待ち受けていた日本最強の喧嘩士・花山薫がスペックを殴り飛ばし、戦闘を開始。
当初はスペックによる無呼吸連打で花山を追い詰めたが、花山の反撃を食らい敗北。花山は警視庁に向かい、スペックを放り出して帰ろうとする。
しかしスペックは警視庁のロビーで覚醒、警官11名を虐殺してパトカーに乗り込んだ花山に襲い掛かった。警官から追剥した武器(拳銃、
閃光手榴弾、特殊警棒)で花山の膝を撃ち抜き、更に口の中に銃を突っ込んで射殺を目論むが、花山はわざと頬を撃たせてマウントポジションを取り、
卑劣な死刑囚をタコ殴りにする。もはやこれまでと覚悟を決めたスペックは閃光手榴弾で視界を奪って花山を絞め殺そうとするが、
逆に花山の宝具『握撃』で腕を握りつぶされ、最後は喉を潰されて完全に敗れた。

プロフィール
真名 スペック
身長 220cm
体重 160kg
属性 混沌・狂
出典 バキ
地域 アメリカ合衆国
イメージカラー 黄土色
特技 無酸素運動 度胸試し
好きなもの 肉まん
苦手なもの 人を殺さないこと
天敵 花山薫
ILLUST 板垣恵介
CV 茶風林

コメント
死刑囚4人目です。スペックはバーサーカーのイメージが強いですが、だまし討ちや奇襲、不意打ちを好み、気配を察知されずに、ヤンキーや梢の
後ろに立っていたり、警視庁の人間に気づかれることなく肉まんを強奪したりと、アサシンの要素が多々あったので、二重召喚の設定を入れました。

31僕はね、名無しさんなんだ:2020/04/23(木) 22:45:33 ID:Qrdf3xxo0
【元ネタ】DARK SOULSⅢ
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】奴隷騎士ゲール
【性別】男
【身長・体重】???cm・???kg
【属性】混沌・狂
【ステータス】筋力B+ 耐久B 敏捷B 魔力C 幸運D 宝具EX
【クラス別スキル】
狂化:B
 通常時は狂化の恩恵を受けない。
 その代わり、正常な思考力を保つ。
【固有スキル】
勇猛:A
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。
不屈の意志:A
 あらゆる苦痛、絶望、状況にも絶対に屈しないという極めて強固な意思。
肉体的、精神的なダメージに耐性を持つ。ただし、幻影のように他者を誘導させるような攻撃には耐性を保たない。
一例を挙げると「落とし穴に嵌まる」ことへのダメージには耐性があるが、「幻影で落とし穴を地面に見せかける」ということには耐性がついていない。
心眼(偽):C
 第六感による危険回避。

【宝具】
『暗い魂の血(ダークソウル)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
奴隷騎士ゲールに流れる血そのもの。その力は呪詛として発現し、着弾地点に青白い雷を降らす
『白教の輪』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1〜25 最大補足:6人
戻ってくる白い輪を6方向に投げる。
【Weapon】
大剣
連射クロスボウ
【解説】
ダークソウル3のDLC第二弾のボス

32僕はね、名無しさんなんだ:2020/04/26(日) 19:36:07 ID:Zs/iwcl20

   「私の絵を描け、そしてバズらせよ」

【元ネタ】日本伝承、ネットミーム
【CLASS】セーバー(救助者)
【マスター】
【真名】アマビエ
【異名・別名・表記揺れ】尼彦、天彦、天日子、海彦、尼彦入道、天彦入道、アリエ
【性別】女性
【身長・体重】151cm・40kg
【肌色】アクアマリン【髪色】ピンク
【瞳色】アクアブルー【嘴色】オレンジ
【スリーサイズ】可変
【外見・容姿】やけにポップでマスコットチックだが、大体瓦版と同じ
【地域】日本・インターネット
【年代】弘化3年4月中旬(1846年5月上旬)〜現在
【属性】中庸・善
【天地人属性】地
【その他属性】人型・魚類・魔性...?・神性...?
【ステータス】筋力:E 耐久:EX(C) 敏捷:C+ 魔力:B 幸運:A 宝具: D+

【クラス別スキル】
対環境:B
セーバーのクラススキル。
 環境に適応し、極限環境におけるダメージ、性能の低下を軽減する能力。
 アマビエの場合、海中や病原菌による汚染地帯に対して高い効果を発揮する。
 耐久がEX(C)なのはこのスキルによるデバフや病原菌に対する抵抗力を指す。

捜索:C+
セーバーのクラススキル。
 遭難者の気配を感じ取り、いち早く救助するための能力。
 アマビエの場合、病原菌による汚染などのデバフを受けている対象に対して高い効果を発揮する。
 ついでにSNSの情報も的確に使用できる。

【保有スキル】
網界の怪物:B+
 史実や伝承で語られた逸話ではなく、後世に於いて様々な属性を付与されてしまった風評被害の具現。
 彼女はインターネットに於いて一つのミームとして取り上げられた結果、魔性属性と神性属性が大幅に薄まった結果、謎のマスコット生物として現界してしまった。
 また、日本のネットミームのサガとして無辜の怪物(萌)の効果も含むが、積極的には使わない。

インフルエンサー:B
 行動が他者に与える影響の大きさを示すスキル。意図的ではないカリスマ性。
 自身の身振り手振りによる相手の精神状態への干渉が強化されるほか、自身が関わった事件や出来事すべての情報拡散を加速させる。
 魔術の秘匿を基本とする聖杯戦争ではデメリットが大きいスキルであるが、宝具との相性は良い。

未来予測(吉/凶):D+++
 読んで字の如く未来に起きる出来事を予測する能力。
 ただし、効果のムラっけが強く、大抵は対処する間も無いほどすぐに起こる出来事の予言か、どうでもよい出来事の予言しかしない。
 戦闘時にもDランクの直感ほどの効果しか発揮しない。
 .....ただし、国家、人理規模の事件の予測は確実に当たる。
 本人曰く「人魚DHAの力である」とのこと。
思考能力の強化による、限定的な情報からの演算の結果に知る未来であるので、この未来予測は確定的なものではなく、改変が可能。

33僕はね、名無しさんなんだ:2020/04/26(日) 19:38:03 ID:Zs/iwcl20
【宝具】
『我が姿を描き人に見せよ(アマビエ・チャレンジ)』
''ランク:D+ 種別:対病宝具 レンジ:ネット環境があれば∞ 最大捕捉:ネット環境があれば誰であれ''
 正式名称『無病長寿・天彦戯画(むびょうちょうじゅ・あまびこぎが)』。
よりキャッチな宝具名に勝手に変更した。
 説明不要のアマビエの伝説が宝具となったもの。
 アマビエの姿を描き写したものを無病長寿の護符とする。
 具体的には所持者に幸運、回復力の上昇、即死判定や病魔、他者からの運命力、寿命の削減に対する耐性などを付与する。
 これらの効果自体はDランク相当のもので劇的なものではないが、驚くべきことに絵の複製品にも効果が付与されるため、極めて広範囲に御利益を拡散することが可能である。

【Weapon】
『ヒレや嘴』『防水スマホ』

【解説】
アマビエは、日本に伝わる半人半魚の妖怪。
光輝く姿で海中から現れ、豊作や疫病などの予言をすると伝えられている。

江戸時代後期の肥後国(現・熊本県)に現れたといわれ。この話は挿図付きで瓦版に取り上げられ、遠く江戸にまで伝えられた。

弘化3年4月中旬(1846年5月上旬)のこと、毎夜、海中に光る物体が出没していたため、役人が赴いたところ、それが姿を現した。姿形について言葉では書き留められていないが、挿図が添えられている。

その者は、役人に対して「私は海中に住むアマビエと申す者なり」と名乗り、「当年より6ヶ年の間は諸国で豊作が続くが疫病も流行する。私の姿を描き写した絵を人々に早々に見せよ。」と予言めいたことを告げ、海の中へと帰って行った。

現界するにあたっては「神の使いという説も持つ、謎の妖怪」ではなく「近現代に流行したインターネットミームの一つ」としての側面が強く現れている。
故に魔性属性と神性属性は大幅に薄まり、何処と無くコミカルな雰囲気を醸し出している。

【人物・性格】
なんだか偉そうな魚類っぽいナマモノ。
 無辜パワーを調節することで一応擬人化できるが、基本本来の姿の方が楽らしい。
 自己顕示欲が強いのか、兎に角自分の絵を描くことを要求してくる。
 自分の護符に頼りきって不要不急の外出をする奴はヒレでビンタしてキレ散らかす。

イメージカラー:アクアマリンとサーモンピンク
特技:バズる、絵のモデル、エゴサ、無病長寿
好きなもの:インターネット、SNS、神絵師
嫌いなもの:病気、荒らし、流言飛語、誹謗中傷
天敵:自分より有名なネットミーム
願い:「我が姿を描き人に見せよ」「描け」「あと不要不急の外出をするな」

【フリー素材】

34僕はね、名無しさんなんだ:2020/04/29(水) 02:26:50 ID:z7g8x.8U0
【元ネタ】信長のシェフ
【CLASS】キャスター
【マスター】-
【真名】ケン(葛城 賢一郎)
【性別】男
【身長・体重】不明(戦国時代の平均よりかなり大柄)
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久D 敏捷D 魔力EX(D相当) 幸運A++ 宝具EX
【クラス別スキル】
陣地作成:C
 「魔術師」のクラス特性。魔術師として自らに有利な陣地「工房」を作成可能。
 ケンが作るのは魔術的な工房ではなく、料理を効率的に行う為の「キッチン」である。
 持ち込んだ食材のランクアップ、宝具展開までのスピードアップが図れる。

道具作成:C
 「魔術師」のクラス特性。魔力を帯びた器具を作成可能。 Aランクとなると、擬似的な不死の薬すら作成可能。
 ケンのスキルは料理に特化しており、21世紀初頭までの調理道具・調味料であれば陣地内での再現が可能となる。

【固有スキル】
料理:A+++
 職業として調理を行う料理人としてのスキル。
 習得の難易度が高レベルのスキルで、他のスキルと違ってAランクでようやく「シェフ」を名乗れる。
 ケンは西洋料理以外の各国の料理や菓子作りなども一通り収めている為このランクとなる。
 
心眼(真):D
 修行・鍛錬によって培った洞察力。
 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す論理。
 逆転の可能性が1%でもあるのなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。
 ケンの場合戦闘論理ではなく、コンシェルジュとしての能力に近い。
 相手の心理を徹底的につく戦略的な思考と行動により流れを操る。

医術:E-
 応急手当としての処置が可能。
 戦国時代では相当に進歩的な内容ではあるが、サーヴァントの生きた時代の基準での判定となる。


【宝具】
『魔王の一皿(アンシャンター・ア・ラ・カルト)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1〜3 最大捕捉:100人
 常時展開型宝具。
 古今東西の美食は食したサーヴァントの魔力ブースターとして作用する。
 但し「食事」の概念に基づく為、どれだけ摂取しても1騎あたり1日最大3回までしか作用しない。

 織田家料理頭として戦国の世を煌めく武将はおろか将軍や帝すらも魅了した一品は
 時に政治にも影響を及ぼしたと言われている。

『信長のシェフ(ピエス・モンテ・ラヴニール)』
ランク:EX 種別:対軍宝具 レンジ:1〜100 最大捕捉:10000人
 姉川の戦いにおいて料理にて戦を逆転に導いた逸話の宝具化。
 その真髄は大規模固有結界による「潮目の逆転」にある。
 戦の趨勢がどれだけ不利であっても1回だけ自軍有利な状況に切り替わる、いわば強化・全体化された仕切り直しスキル。
 ただしその使用魔力に霊基が耐えきれない為、使用後に現界出来るのは僅かの時間となる。

 1対1の戦いではほぼ役に立たないが、聖杯大戦のような複数のサーヴァント同士が入り乱れる戦場ではまさに切り札となりえる宝具。


【Weapon】
 料理用の包丁などを所持しているが、ほぼ戦闘では役に立たない。

【解説】
 第六天魔王・織田信長の歴史に見え隠れする料理人。
 噂程度ではあったが、とある特異点で信長及び茶々により言及された為存在が確立された。
 その正体は戦国よりはるか未来、平成の世からタイムスリップしたフレンチのシェフである。
 当時より400年以上未来の知識と腕をもって、織田家料理頭として信長の普段の食事から政の場までを任された。

 ただし英霊として現界するには格が全く足りない為、通常の聖杯戦争はおろかカルデア式でも単独召喚は不可能。
 召喚に際して既にマスターの元に織田信長もしくは茶々がサーヴァントとして存在することが条件。
 マスターの魔力を元にした変則的な王の軍勢のような形となる。
 例外的に当時知己となっていた武将でも召喚は可能。
 三英傑及び長尾景虎であれば確実。明智光秀の場合8割ほど、森長可は相性の問題で来てくれるかは五分五分。

35僕はね、名無しさんなんだ:2020/05/02(土) 01:02:33 ID:4EndTdF60
Fate/Grand Orderにリトアニア バルト ジョージア、アルメニア カナン
セム族 アメリカ・アフリカ・オセアニア コーカサス、オセット族 ヘブライ
ヒッタイト エストニア スラヴ ブラジル フィリピン アラビア 神話 サーヴァント
予定はないでしょうか?

36僕はね、名無しさんなんだ:2020/05/05(火) 05:07:13 ID:eJK5.YHM0
【元ネタ】ファイナルファンタジー7
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】クラウド・ストライフ
【性別】男性
【身長・体重】173cm・不明
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力:B 耐久:A 敏捷:B 魔力:C 幸運:D 宝具:A
【クラス別スキル】
対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
騎乗:B+
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなす。基本的に魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせないが、
チョコボに限り幻獣・神獣クラスであっても意思疎通のもと騎乗可能。
【固有スキル】
心眼(真):B
修行・鍛錬によって培った洞察力。
窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”。
逆転の可能性が1%でもあるのなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。
ジェノバ細胞:EX
「ソルジャー」と呼ばれる強化兵士を作り出す施術を受けた者であることを示すスキル。
身体能力・魔力の大幅な強化の他、大本となった生物が持つ「他者の記憶を読み取り擬態する」という性質から、
真名看破などの対象となった際は、隠蔽判定に非常に高いプラス補正がかかる。
その上で、看破成功の際もこのスキルに関してだけは「ソルジャー:EX」という別のスキルが偽装開示される。
とある複雑な、そしておぞましい事情から、このスキルはセイバーが所持するものに限って
連鎖召喚の触媒としても機能しており、セイバーが召喚された戦場にはいずれ高確率で”奴”が現れる。
古代種の加護:A
星と対話し、星を育む、古代人類種の末裔たる娘の祈りと祝福。
自身のみを対象に、一度の召喚につき一度だけ、霊核破壊状態からであっても完全回復させ、
全パラメーターを一時的にランクアップさせる。

【宝具】
『超究武神覇斬ver.5(ちょうきゅうぶしんはざん)』
ランク:A 種別:対人/対神宝具 レンジ:15 最大捕捉:1
セイバーが長い闘いの日々の中で開眼した究極奥義……の、伍式アレンジと言ったところか。
六振りの剣すべてを組み合わせ、一振りの大剣のかたちを成した状態の『合体剣』を、
闘気を纏わせながら全解放して標的の周囲に展開、それらを自在に持ち替えながら360°縦横無尽に斬り刻む。
かつてソラから来たる厄災と、狂気に堕ち神を目指した男を斃したその剣閃は、
[人類の脅威]及び[星の脅威]に対し特攻。
【Weapon】
『無銘・合体剣』
様々な形状の六振りの直剣。
パズルのように組み合わせることで、一振りの片刃の大剣のかたちを成すギミック搭載武器。
主に振るわれるのは芯にあたる両刃の大剣一振りだが、状況によってはサブの剣を組み込んでおき、
分離させて二刀流に移行、はたまた解放機構による射出攻撃など変幻自在に扱い戦闘する。
全合体状態はいわゆる決戦モードであり、普段はめったに使用しない。
その破壊力は竜種であろうと一刀両断にしてのけるほど。
『マテリア』
星の上で過去に生きていたものたちの知識や記憶が凝縮し、結晶化した宝玉のようなもの。
武器や装身具に組み込んで身につけることで、その知識を借り受け行使することができる。
様々な種類が存在しているが、組み合わせることで装備に特殊な効果を付与できるものや、
本来所持していないスキルを後付けで獲得できるものなどをセイバーは持ち込んでいる。

【解説】
wikiにセフィロスは登録あったのにクラウドはなかったのでびっくりした。
リメイク記念と言いながら7本編というよりは後日談、アドベントチルドレンに寄った構成。
なんでも屋改め、「ストライフデリバリーサービス」なる個人営業の武装バイク便を営んでいるため、
ライダー適正もあると思われる。ただし他人が操縦する乗り物に乗ると乗り物酔いする。
クラウドがセイバーならばセフィロスはフォーリナーで現界し、ライダーならばセイバーで出てくるイメージ。

37僕はね、名無しさんなんだ:2020/05/09(土) 00:27:23 ID:3p8d0W4k0
【元ネタ】くまのプーさんのホームランダービー
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】クリストファー・ロビン
【性別】男
【身長・体重】5歳児相当
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷D 魔力C 幸運C 宝具A
【クラス別スキル】
 対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

【固有スキル】
 無辜の怪物:D
 本人の意志や姿とは関係無く、風評によって真相を捻じ曲げられたものの深度を指す。
 彼は一部の人間から「サタン(魔王)」「暗黒卿」「創造神」と言わている。 

 無窮の投球:A
 卓越した投球術。いかなる条件下であっても緩急自在で投球の命中率が低下せず、あらゆる飛び道具の類をコピーすることができる。
 アーチャーは召喚された時点で「消える射撃」「加速する射撃」「上下や左右に激しく揺れる射撃」などが可能

 戦闘続行:B
 瀕死の傷でも先頭を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。
 アーチャーは相当な痛手を負わない限り決して敗北を認めない。

【宝具】
『魔の五十連投球』
 ランク:A 種別:対人宝具 レンジ: 最大捕捉:1
 アーチャーがアーチャーの英霊であることを象徴している宝具。
 アーチャーが相手の近くに対し計50もの球を緩急や変化球を交えながら次々に放つ。
 この50の球のうち最低でも40球の球を防御し、弾くことができなければその相手は概念的に死亡する。
 またこの宝具が発動している間アーチャーに攻撃をすることは不可能。

【解説】
 100エーカーの森と言われるところに住む賢い少年で動物たちのリーダー的存在である。
 本来であればキャスタークラスで召喚するような人物だが、とある野球ゲームが世界中に与えた恐怖からアーチャーとして召喚された。
 その圧倒的な投球と40/50という過酷なノルマから多くの人たちの時間を奪っていった。

コメント
 39球ホームランを打たれても負けを認めない畜生を許すな

38僕はね、名無しさんなんだ:2020/05/11(月) 22:59:03 ID:FFNKheB60
【元ネタ】神智学
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】セラピス・ベイ
【性別】男
【身長・体重】自在
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷B 魔力B 幸運B 宝具B

【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

【固有スキル】
神性:C+
 セラピス・ベイは当初は単に「セラピス」と呼ばれており、のちにヘレニズム期の習合神セラピスと同一視されている。
セラピス・ベイの顕現とされるアメンホテプ3世もまた、神とされるファラオであった。

変化:A
 色々な姿の人物として顕現する能力。セラピス・ベイを初めとするマスター(大師、覚者)たち
 は伝説上・歴史上の偉人として活動したとされる。

カリスマ:C
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、一教団の指導者としてはCランクで十分と言える。

マハトマ:A
近代神智学で語られる「マハトマ」その一人として語られる超自然的人物である事を示す。
他のマハトマとの交感状態は霊的な英知と閃きをセラピス・ベイに与える。

聖人:C
 聖人として認定された者であることを表す。
 セラピス・ベイは神智学だけでなく、そこから派生した思想運動やニューエイジでも尊崇される。

専科百般:B+
 セラピス・ベイの顕現として位置づけられる伝説上・歴史上の偉人
 アメンホテプ3世、レオニダス1世の才能・技能を、Dランク以上の習熟度で使用できる。

【宝具】
『聖炎神殿の守護者(ファイアーテンプル・エノーモティ)』

ランク:C-
種別:対軍宝具
レンジ:1〜5
最大補足:不明

レオニダス1世と同一視された事に備わる宝具。アトランティス大陸から渡った『聖なる炎の神殿』の高等祭司としての力と、
レオニダス1世の宝具「炎門の守護者(テルモピュライ・エノモタイア)」とが結びついたもの。
テルモピュライの戦いに参加した伝説の三百人の代わりに、聖炎神殿の祭司集団が召喚され、防衛とカウンターにあたる。
その性質上、武技に基づく攻撃に対する耐久性は「炎門の守護者」よりも格段に劣る。
レオニダス1世の性質をベースとしたランサークラスでの召喚時のみ使用される。

『渡り来る冥府の番犬(サーベラス・オブ・セラピス)』

ランク:B
種別:対人宝具
レンジ:2~50
最大捕捉:3人

彼と同一視されたセラピス神は、オシリス等の神々の複合体である。
オシリスが冥府の神であること、また同じく冥府で重要な役割を演じるアヌビスと
ケルベロスが同一視されたことにより、セラピス神像はしばしばケルベロスを従えた形で造形される。
セラピス像におるケルベロス部分はかなり小さく、中型犬程度。
この宝具で召還されるサーベラス(ケルベロス)もそれくらいのサイズで出現する。
用途としては軍犬や猟犬のようにけしかける形となる。
神代の怪物を原型とはするが、その出力は大きく劣るものとなっている。
原典からすれば二重三重のフィルターを通す課程でスケールダウンしたものだが、
これでも魔獣ランクではあり、騎乗スキルの無いランサークラスでの召喚では乗ることはできない。
チャリオットを駆るファラオとしてのアメンホテプ3世をベースとしたライダークラスでなら騎乗が可能である。

『脊椎の礎に煌く第四光線(ザ・フォースレイ)』
ランク:B+ 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
魂が有するという七つの光線の一つ。美と調和を司る光線。
使用すると、自身が10ターンの間「魅了:B」「友諠の証明:C」を得る。

【Weapon】
同一視されたセラピスの像の一部で持たされているものと同型の二叉の矛。

【解説】
近代神智学における古代叡智の大師、マハトマの一人。
神智学協会の創立メンバーの一人ヘンリー・スティール・オルコットは
モリヤ大師のかわりに彼からオカルトのレクチャーを受けたことがあるという。
また「手紙」を通して、ブラヴァツキー夫人を補佐するように言ったとされ、それらは関連書籍に収録されている。

39僕はね、名無しさんなんだ:2020/05/20(水) 14:21:48 ID:u8umOdJ.0
【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】長谷川等伯
【性別】男
【身長・体重】162cm・56kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷D 魔力B 幸運D 宝具D〜EX
【クラス別スキル】
 陣地作成:D+
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
キャスターは魔術師ではないので“結界”と同じ効果を持つ所謂“画廊”を作り出す。

 道具作成:E
魔術的な道具を作成する技能。
魔力を持って『絵筆』を作り出す。

【固有スキル】
 芸術審美:B
芸術作品、美術品の蒐集による知識。
芸能面における逸話を持つ宝具を目にした場合、かなり高い確率で真名を看破することができる。

 一意専心:C
一つの物事に没頭し、圧倒的な集中力を見せる。
一般的に仏画は、平安以降質が落ちていったとされるが、
キャスターの仏画はそのような中でも例外的に卓越した出来栄えを示す。

 絵画:A
絵を描く技能。
技術と情熱は同時代の画家の中でもトップレベルであり、
その実力は当時画壇のトップだった狩野派を一人で脅かすほど。
描いた絵にはDランク程度の魅了が付く。

【宝具】
『松林図屏風(しずかなるまつばやし)』
ランク:E-〜EX 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:10
 キャスターの最も有名な作品。
 この作品を描いた前年にキャスターの息子が亡くなり、この絵はその慰めに描いたと言われており、その話が宝具となった。
 キャスターの持っているものの中から失う対象を選ぶことで、もう一度この絵を描き始める。制作期間は約半日。
 この絵を描いているときはどのような攻撃であろうともキャスターを邪魔することはできず、キャスターもまた相手に干渉することはできない。
 そして、絵を描き上げたときに選んだものを失い、失ったものの価値と同等のランクの精神攻撃……この場合はキャスターとそのマスターを除いたこの絵を見た者、
 サーヴァントであれば対魔力が効果時のランク以下、魔術師であればほぼ確実に抵抗不可の魅了の効果を与える。
【Weapon】
 魔力で生成した以外はなんの変哲も無い絵筆。キャスターの攻撃は絵での精神干渉である。
【解説】
安土桃山時代-江戸時代初期にかけての絵師。
幼名は又四郎で後に帯刀と名乗り、初期は信春と号した。
能登国七尾に生まれ、仏画を描いていたが後に上洛。
狩野派など諸派の画風を学び、雪舟や牧谿などの水墨画に影響を受けた。
そして千利休などと交わり、豊臣秀吉などに重用され、当時画壇のトップにいた狩野派を脅かす存在となった。
金碧障壁画や水墨画の両方で自らの画風を確立させ、代表作「松林図屏風」は日本水墨画の最高傑作と称えられている。

代表作に、「松林図屏風」、「楓図」などがある。

宝具一点特化の絵師鯖。
自分の命を対象に選べば描き上げたあと死ぬけどEXランクの魅了を相手に与えられる絵が出来上がるから見た鯖は実質的に戦闘不能になる。
因みに彼の描いた絵には魅了以外の魔力はこもっていないので焼こうと思えば焼ける。

40僕はね、名無しさんなんだ:2020/05/26(火) 13:28:43 ID:Q7zg9fIs0
【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ヘルメス
【性別】-
【身長・体重】142cm・33kg
【容姿】他の機神に比べて明らかに小さい連絡船、或いは船団を繋ぐネットワークシステムそのもの→青みがかった灰色の髪を持つ、若々しい美少女(アバター)
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力:C 耐久:C 敏捷:EX 魔力:EX 幸運:A 宝具:EX

【クラス別スキル】
伝令の神核:A++
伝令を司る神としての神性を含む複合スキル。
通常召喚時にはランクが下がると思わしい。

【保有スキル】
星の海を渡るもの:B+
機神達の共通スキル。
星の力を持つ英霊に対して特攻性能を持つ。

星間通信回線:EX
機神を繋ぐ独自の通信回線であり、連絡網。
凡ゆる規格に対応するネットワークシステムにより、こと伝令や通信においてヘルメスは万能に近い。



「神核励起。オリュンポス・ネットワーク...接続開始、我が声、我が伝令は彼方へと響く」

「『汝、星を繫ぐ伝令(ワールドコーリング・アルカディア)』!!」


【宝具】
『汝、星を繫ぐ伝令(ワールドコーリング・アルカディア)』
ランク:EX 種別:対星間宝具 レンジ: 最大捕捉:12機
 船団間通信伝達網システム、星間連絡船ヘルメスの権能(機能)。
 共に航行する巨大艦隊の情報を即時伝達し、翔び交う情報を超高速並列演算能力により、感知・監視・測定・伝達する。
 通信が相互に繋がっているという条件付きで、瞬間移動にも等しい速度で行動することも可能。
 更にサーヴァントとして召喚された場合は、自身の本体に接続する事で、ダウンサイズされた数多の権能や宝具の一部をダウンロードし、神代に近い万能性を発揮するという裏技を使用可能(多用は抑止力の介入と霊基の崩壊を招く)。

【Weapon】
・サンダルや杖や鎌(宝具としての機能は各自ダウンロードする必要がある)

・電脳の躯(美少女)
境界の権能や、女性的な知恵をも有するというヘルメスの有する万能性とへルメスに仕えた聖職者たちは、キュプロス島のアプロディーテーの神殿を司るときは、両性具有神ヘルマプロディトスの姿になり、人工の乳房をつけ、女の衣装を身にまとったという逸話などなんやかんやを駆使して面白半分で作り出したアバター。

【解説】
 船団間通信伝達網システム、星間連絡船"ヘルメス"
 ───即ち、独立した機能を持つ神々を繋ぐ「小型連絡船」と「霊子情報ネットワーク」そのものがヘルメスの真体(アリスィア)である。
 セファールの攻撃により連絡船としての真体は失われたものの、広大なネットワークとしての電脳体の一部は破壊されずに残された。
 これが能弁、境界、体育技能、発明、策略、牧畜、盗人、賭博、商人、交易、交通、道路、市場、競技、雄弁と音楽、文化英雄...などやたらと多い権能を有する所以である。

41僕はね、名無しさんなんだ:2020/05/28(木) 03:07:06 ID:yeNaCY960


        真体機神降臨
          ΕΣΤΙΑ


【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】キャスター
【真名】ヘスティア
【性別】女性
【身長・体重】155cm・56kg
【容姿】デメテルの真体に似た、高熱を放つ朱色の球体型の炉心→朱色の髪を纏めた穏やかな女性(アバター)
【属性】中立・善
【ステータス】筋力:C 耐久:EX 敏捷:E 魔力:EX 幸運:A 宝具:EX

【クラス別スキル】
炉心の神核:EX
 炉心を司る女神としての神性を含む複合スキル。
 ただ存在するだけで自陣営の陣地の格を引き上げ、道具作成や料理作成の判定にボーナスが付与される。
 また、スキタイでは主神とされたため、主神の神核も僅かに持ち合わせる。
 通常召喚時にはランクが下がると思わしい(可能であるかはさておき)。

【保有スキル】
星の海を渡るもの:C
機神達の共通スキル。
星の力を持つ英霊に対して特攻性能を持つ。

炉心の権能:EX
 規格外の炉心そのものである自身の権能を制御し、活用する。
 魔力変換、核種変換、ガルバリズム、魔力操作(炎)などの複合スキル。
 膨大なエネルギーを魔力や電力に変換し、無尽蔵とも呼べる供給源を有することで単独での存在維持も可能とする。

家庭の権能:B
家庭生活の守護神としての権能。
 道具作成(料理)、母性、自陣防御などの複合スキル。
 敵味方問わず深い安心感を与え、戦意を抑制し、狂化、精神汚染、野性系スキルのランクを引き下げる。

メルティングドライブ:EX
一時的な炉心の超過駆動。
 魔力生産量をさらに向上させ、ステータスを爆発的に引き上げるが、多用は炉心の融解を招く。




「神核励起、縮退機構起動、核種変換...開始」

「地に注ぎ、天を廻し、星に満ちよ!」

「『汝、星を充す爐心(コアリアクター・スキティア)』!!」


【宝具】
『汝、星を充す爐心(コアリアクター・スキティア)』
ランク:EX 種別:対星、炉心宝具 レンジ:- 最大捕捉:12機・1000万人
 星間航空用縮退炉心・資源供給システムヘスティアの権能(機能)。
 ───汎人類史において想像された未達技術、核融合炉...或いは縮退炉心に近い技術で起動していると推察される超巨大炉心。
 その生産量は聖杯───最上位の魔力資源として見た場合の───に匹敵し、何十騎ものサーヴァントの現界の維持は勿論、単独で近代都市インフラを支え、運営する事すら可能とする。
 単独でも十二分なエネルギーを生産するが、星間航行物資生産艦デメテルと廃棄物処理循環システムハデスとの連携により、オリュンポス十二機神を満たす程の途方も無い、膨大なエネルギーを生み出す。
 サーヴァントとして召喚された場合はランクが激減し、セファールに破壊された真体の一部と残り火を再利用した超小型炉心となる(それでも竜種の心臓をも超える魔力を生産可能なのだが)。

【Weapon】
・様々な武器や火砲
 炉心の女神としての機能により、様々な武器を生産できるが『鍛治、錬成』を機能とするヘファイストスには速度、量、機能で劣る。

【解説】
 星間航空用縮退炉心・資源供給システム"ヘスティア"
 ───即ち、原初神カオスから分かれた船団を稼働させるのに必要なエネルギーの生産と資源の運用を担う「炉心」にして「供給艦」がヘスティアの真体(アリスィア)である。

 .....神話の戦いに介入する事がなかったのは、彼女の穏やかでのんびりとした性格以上に、ブラックホールエンジンという超危険物を有するが故であった───...のかもしれない。

42僕はね、名無しさんなんだ:2020/05/28(木) 19:33:45 ID:xv8cFTB.0
【元ネタ】アーサー王伝説
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】マボナグラン
【性別】男性
【身長・体重】246cm・290kg
【属性】秩序・狂
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷B 魔力C 幸運E 宝具D
【クラス別スキル】
狂化:C
 魔力と幸運を除いたパラメーターをランクアップさせるが、
 言語能力を失い、複雑な思考ができなくなる。

【保有スキル】
血紅の魂:A
 武装のみならず心までも赤い、慈悲を持たぬ暴力の化身。
 用いる武装・乗騎を徐々に赤く染めて行き、攻撃性能を向上させる。
 勇猛スキルの効果を兼ね備えた特殊スキル。

神性:E-
 神霊適性を持つが、殆ど退化してしまっている。
 対魔術が少し向上している。

赤金の果実:C
 決して外へ持ち出す事ができず、樹園内でしか食せないという果物。
 この果実を持った者、持たされた者、投擲を受けて果汁を浴びた者は
 それを取り去るまで樹園陣地外へ脱出する事ができなくなる。

響かずの角笛:A
 次の犠牲者を待つ樹園の杭から吊り下げられた角笛。
 彼が敗れた時を宣言する為に吹き鳴らされる品であり、その音が響く時まで
 樹園を閉ざす力や周囲を取り巻く霧の垣、魔術妖術が消える事は無いという。
 魔術や加護等の効果時間延長、また本スキル破棄によるそれらの破戒能力。

【宝具】
『顧みぬ盲の恋情(ジョワ・ドゥ・ラ・クール)』
ランク:D 種別:対陣宝具 レンジ:10〜30 最大捕捉:-
 数多の杭に生首と髑髏が掲げられた樹園。
 空気の壁により隔絶された楽園にして地獄、
 ブランディガーンの園を魔力により再現したもの。
 『血紅の魂』が染め上げた武装・乗騎は陣地内において宝具として成立し、
 攻撃性能の更なる向上と新たな機能獲得を果たす。

【Weapon】
 両手持ち用の剣を片手で振るい、大楯と併用する

【解説】
 『エレックとエニード』および同系作品の登場人物にして最後の敵役。
 ウェールズ伝承における『母神の息子である若宮』マボンを原型としている人物。
 武装のみならず心までも赤く慈悲を持たない悪魔、巨人と見紛うばかりの巨躯、
 他界・死者の国の住人、フォモールとダナーン族双方の要素を持つ者とされる。

 マボナグランが愛した女性(エレックの妻エニードの従妹)は彼に誓いを負わせた。
 「この世の楽園、ブランディガーン城の樹園に二人きりで籠って住んでいたい。
 この生活が終わるのは、樹園の中、私の目の前で男子が独力で貴方を負かせた時だけ」

 以来、マボナグランは冒険を求めて樹園を訪れる騎士を皆殺しにしていた。
 そしてある時、友人ギフレイスと共にアーサー王宮廷へ帰る途中のエレック夫妻が
 偶然(道に迷って)ブランディガーンを訪れる。生きて帰った者の無い危険な冒険、
 『ジョワ・ドゥ・ラ・クール』がここにはあるのだ、と友に語り聞かせるギフレイス。
 しかし、友にも妻にも解り切った事であったが、エレックはこれに挑む気になった。

 負け知らずの騎士、抜きんでた美しさを持つ貴婦人という組み合わせでありながら
 世間に背を向けて自己満足に閉じ籠った孤立生活を送るマボナグランと恋人とは、
 物語第二部開始時点での、妻に耽溺し誇りを損なっていたエレックの写し身とされる。
 エレックは己が過去の過ちの鑑マボナグランを激闘の末に素手格闘で打ち負かし、
 彼を恋人の誓約から解放する。二組四人の恋人たちは、騎士と貴婦人が協力して
 世に大業を成し遂げる真の『宮廷の喜び(ジョワ・ドゥ・ラ・クール)』に至った。

43僕はね、名無しさんなんだ:2020/05/28(木) 19:35:27 ID:xv8cFTB.0
【元ネタ】アーサー王伝説
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】アマンゴン
【性別】男性
【身長・体重】180cm・108kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷D 魔力D 幸運? 宝具×
【クラス別スキル】
狂化:B
 全パラメーターを1ランク向上させるが、理性の大半を奪われる。

【保有スキル】
黄金の杯:×
 彼が持つ器からは聖杯としての機能が失われている。

対魔力:EX
 本人は微弱な抗魔力しか持ち合わせていないが、
 彼に向けられる魔術は器の効果によって急激に減衰し
 直接肉体へ打ち込まない限り殆どが無効化される。

嘆きの一撃:D
 荒れ地の発生に関わる悪しき打撃、彼においては井戸の乙女への狼藉。
 女性、および自然霊の類に対する命中・ダメージ判定へ有利な修正。

ロビグスの槍:A
 破滅を招く 赤い/血の滴る 槍の神話的祖型、
 作物を枯らせ武具を侵し“荒れ地”をもたらす赤錆の禍。
 強力な加護の無い武具を打ち合う毎に劣化させ、
 生体への命中時には持続ダメージを負わせる。

【宝具】
『天に滴る地の逆井戸(グラアル)』
ランク:×(彼には制御不能) 種別:対界宝具 レンジ:0〜99 最大捕捉:制限なし
 かつては異界の力を汲み上げる豊穣の器、
 彼のもとにあっては災厄を撒く荒廃の器。
 周囲の活力、富、加護、幸運を吸い上げて何処かへと送り出している。

【解説】
 各作品で様々に描かれる“聖杯探求の発端”の一つである人物、
 アーサー時代の千年前頃に一国の王であったというアマンゴン。
 クレティアン・ド・トロワの『ペルスヴァルまたは聖杯の物語』、
 その偽プロローグとされる『エリュシダシオン』の登場人物。
 ただし、あくまで第三者が偽プロローグと捉えたのであって
 本当は『聖杯の物語』よりも伝説の古層に近いと取る者もある。

 ローグル(ログレス)は地上の楽園、俗世と裡なる魂の国の二面を持つ国が
 聖なる井戸や泉を接点として往来し、金の器で水を汲み豊穣を分ち合っていた。
 しかしアーサーから見て千年ほど前の事、悪王アマンゴン一党が井戸を訪れ
 井戸を守る乙女達を攫って犯し、また井戸水を汲む聖なる器を持ち去った。
 これによりローグルの国土は異界との接点『井戸からの声』を失ってしまい
 地上の楽園だった豊かな国は実り無き不毛な荒れ地と化したのである。

 アーサー王と円卓の騎士はこの歴史を知り、アマンゴンの末裔への復讐を誓った。
 だがこれは迂闊な誓いであった。漁夫王の宮廷と聖杯を見出そうと探求に励む者達、
 泉の乙女の子孫達は同時にアマンゴンの末裔でもある為、アーサー王と円卓騎士は
 彼らと協力する事ができなくなってしまったのだ。誓いの時に未だ現れざる騎士、
 若きペルスヴァルのみがこの復讐の誓いにとらわれる事無く動き得るのである。

44僕はね、名無しさんなんだ:2020/05/28(木) 19:37:18 ID:xv8cFTB.0
【元ネタ】史実(ウェールズ・七世紀)
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】カドワラドル
【性別】男性
【身長・体重】170cm・71kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷C 魔力B 幸運B 宝具D++
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:C
 正しい調教、調整がなされたものであれば万全に乗りこなせる。

【保有スキル】
魔力放出:B
 武器、ないし自身の肉体に魔力を帯びさせ、
 瞬間的に放出する事によって能力を向上させる。

予言の子:A
 いつか戻るカムリの救世主にして戦の指導者。
 軍略、予言に挙げられた諸民族に対し効果を増すカリスマ、
 アングル、サクソン、ジュートへの特攻・特防の複合。

加虐体質:C
 父子の混在によりカドワロンの性質が取り込まれており、
 戦闘において攻撃性にプラス補正がかかる。

破滅の打擲:-
 彼に物理ダメージを与えた相手の幸運値を削減する。
 ゴレザン・ヴァルズが聖カドワラドルに加えた打撃は『三つの不幸な殴打』の一つ、
 破滅をもたらしたブランウェンとグウェンフィヴァルへの殴打と並び称される。

【宝具】
『帰り来たる赤竜の徴(カレトヴールフ・マブ・ダロガン)』
ランク:D++ 種別:対人・対軍宝具 レンジ:0・1〜40 最大捕捉:1人・100人
 生前の軍旗が、『予言の子』伝説と結び付き宝具化したもの。
 これを携えるセイバーは、竜の因子を宿す存在として活動する。
 真名と共に赤い大剣へと変貌し、竜の息吹を顕す事が可能。

【Weapon】
 鉄剣も佩いているが、だいたい旗で殴る

【解説】
 七世紀後半のグウィネズ王カドワラドル(カドワラダ)・アプ・カドワロン。
 父カドワロン・アプ・カドファンはブリテン人最大の反撃を担った民族的英雄であり、
 父子混在したイメージが伝説において“ブリテン人最後の王”として扱われている。

 カドワラドルは疫病で亡くなったとされるが、伝説においては彼自身は死なず
 戦乱と疫病で荒れ果てた島を去り、いつか戻ってブリテンの国を再建すると語られる。
 カムリ(『同胞』、ウェールズ人)救国の『予言の子(マブ・ダロガン)』は、
 ダブリンの者達(ヴァイキング)、スコットランド人、コーンウォール人、ゲール人、
 ストラスクライド人、『北の男たち(カムリから分断された北方ブリテン人)』を
 糾合し、侵入異民族を大ブリテン島および周辺諸島から駆逐するのである。

 別人との混同があったと考えられているが、カドウァラデル・ベンディゲイド
 (祝福されしカドワラドル)、聖カドワラドルの呼び名でも讃えられている。
 不信心で無法なサクソン人から逃れて来た人々に領内で庇護を与えたが故に
 彼は島の三人の『祝福された君主』の一人になった、と近代の三題詩は語る。

 『予言の子』にアルスル(アーサー)ではなくカドワラドルが据えられているのは、
 『同胞(カムリ)』や『北の男たち(グウィール・ア・ゴグレズ)』という意識が
 そもそも侵入異民族の勢力拡大によって分断された事で生じたものだからだという。
 異民族が島西岸に達し北方―ウェールズーコーンウォールの連絡が絶たれる以前に
 人々を率い戦ったとされるアルスルは「カムリ」ではなく「ブリテン」の英雄であり、
 「カムリ」を主体として分断された者達をまとめる救い主はカドワラドルなのだ。

 カドワラドルの名は『戦の指導者(戦cad-指揮官gwaladr)』を意味しており、
 『ブリトン人の歴史』が記す“戦闘指揮官(ドゥクス・ベロールム)”アーサーは
 この名を持った五世紀後半生まれのグウィネズ地方メイリオニーズの小王なのだ、
 との主張が存在する。七世紀のカドワラドルはまた赤竜の旗を掲げ戦ったとも語られ
 近世においてウェールズの赤竜は『カドワラドルの赤竜』の呼び名を付せられた。

45僕はね、名無しさんなんだ:2020/05/28(木) 19:39:06 ID:xv8cFTB.0
【元ネタ】史実(ウェールズ・ポストローマ期/七王国時代初期)
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】キネグラス
【性別】男性
【身長・体重】165cm・65kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷B 魔力E 幸運D 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。

【保有スキル】
獣化:D
 半熊化により筋力と耐久を一ランク向上させる。
 狂化とは異なり理性を保つが、獣としての論理に寄った思考となる。

血塗れの悪魔:B
 真っ赤な屠殺者呼ばわりされた凶悪性。近接戦闘力にボーナスを得る。

魔力放出(炎):D
 白柄の赤剣が何故か彼に与えているスキル。
 上手くエンチャントでもしてやればディルンウィンに至るのかもしれない。

アンダルタの加護:C
 自身、および集団戦における自陣の攻撃判定にプラス補正。
 大熊座を意味する“アルスルの戦車”を介した“強大なる雌熊”アンダルタの加護。
 アンダルタはガリアの神性だが、ブリテンのアンドラスタに繋がるものともされる。

【宝具】
『地を駆ける大熊の座(ケルビド・アルスィル)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0〜1 最大捕捉:4人
 生前に駆った熊(アルス)の戦車が宝具化したもの。
 真名により彼自身と同乗者を熊型の獣人に、曳馬を巨熊へ変貌させて戦場を蹂躙する。

【Weapon】
『白柄の赤剣』
 生前に用いた剣、の筈だが見覚えの無い色になっている。本人は余り気にしない。
 半熊時は辛うじて扱えるが、宝具真名による完全獣人化時は使用不能となる。

【解説】
 七王国時代初期、北ウェールズ・グウィネズ地方のロスを治めたブリテン人統治者。
 クネグラス・ゴッホ、クネグラスス、ケルソン、シンラスとも。
 父オウェイン・ダヌインと共に所謂“アーサー”の史上モデル候補ともされる。

 ギルダスが『ブリトン人の没落』でズタボロにけなす五人の暴君の一人でもある。
 「ブリトンにも王はいるのだ、みな暴君だが。
  ブリトンにも法の番人はいるのだ、みな邪な輩だが」
 「クネグラススよ、『真っ赤な屠殺者』を意味する者よ、
  何故に汝は若い時分より先君の犯した罪の汚泥に身を浸し、
  熊の乗る戦車において自身も熊として幾度も騎者または駆者として在り、
  神を侮蔑する者、また神の御言葉を穢さんとする者であったのか」
 「何故汝は、己が国の民のみならず神にすら凶器を向けんとするのか」
 「何故に幾度となく堕罪に陥り、妻を戸口から追い、色欲或いは己が蒙昧さから
  教えの伝道者が禁じた事を行うのか。弾劾する、姦夫は天の国に加わる事能わず。
  神に永遠の貞節を誓った寡婦、詩に言う“天の乙女”たる妻の妹を尊ぶのだ」

 ウェールズ語に置き換えるなら「熊」は arth であり、
 “アーサー”を言外に示す言葉でクネグラスは彼に仕えその戦車に乗ったのだ、
 或いは“アーサー”は彼の父オウェインで父の戦車を操っていたのだ、とも。
 また父オウェイン・ダヌインの名は炎を纏う名剣ディルンウィンに、ひいては
 カレトヴルッフ、カリブルヌス、エクスカリバーに繋がるとの主張も存在する。

46僕はね、名無しさんなんだ:2020/05/28(木) 22:59:14 ID:94L1nDrU0
元ネタ】史実(現在進行方)
【CLASS】アルターエゴ
【マスター】竹中平蔵
【真名】安倍晋三
【性別】男
【身長・体重】183cm・69kg
【属性】悪・狂
【ステータス】筋力E- 耐久E- 敏捷E- 魔力E- 幸運E- 宝具E
【クラス別スキル】
陣地作成(嘘):A
自分に有利な場所を作れる(人任せ)
道具作成:E 
【固有スキル】
総理特権(大嘘):EX 
権力の悪用乱用。
天性の詐欺師:EX
息を吐くように嘘をつく。しゃべってることが全部バレる嘘であり、まともな人でも無い限り、騙されることは無い
責任転嫁:EX 
ダメージ他・バットステータスを他の味方に移す。
【宝具】
『閣議決定せし我雄の法律(アベノミクス)』
ランク:EX (嘘) 種別:対国民(お友達以外)宝具 レンジ:安倍次第 最大捕捉:安倍次第
自分に有利な法律を相手に従わせて、自分とお友達は関係ない最低最悪の宝具。
【解説】
2007年及び2014年から現在まで就任している内閣総理大臣。
というのは借りの姿で実際は憲法違反、今の不祥事を起こしながらも権力でやめたがらない
日本建国史上最低最悪の売国内閣総理。 A級戦犯岸信介の孫であり、通称永久戦犯
本来は英霊すらなれない幻霊のそれ以下。そこに売国奴と言われる幻霊達をツギハギながら合わせた複合サーヴァント。

47僕はね、名無しさんなんだ:2020/05/29(金) 11:00:36 ID:nBrovBq.0

「───筋肉(わたし)が、筋肉だ。」

【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ユージン・サンドウ
【性別】男性
【身長・体重】175cm・89kg
【容姿】───その男は、筋肉だった。
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力:A+ 耐久:A+ 敏捷:E 魔力:E 幸運:C 宝具:C+

【クラス別スキル】
陣地作成(筋):A
 ポージング中のみ、周囲に"神殿"を上回る"大神殿"を形成する事が可能。
 また、適切な設備が整えられた「トレーニングジム」を作成可能。

道具作成(筋):D
 トレーニングに使うダンベルやマシン、タンパク質豊富な料理を作成可能。

【保有スキル】
肉体改造(自他):A
 自身の肉体に、筋肉を付属・融合させる適性。
 このランクが上がればあがる程、正純の体脂肪率から遠ざかっていく。
 キャスターの場合、適切なトレーニング指導により、他者にもこのスキルを付与することが可能。

黄金律(筋):A+
 身体の黄金比ではなく純粋な鍛錬より培われた筋肉美。
 筋力と耐久力に1ランクのボーナスを得る。

肉体の神秘:A+
 科学・医学の発達により解き明かされ、薄れた筈の人体に秘められた神秘を纏っている。
 魔力の値を筋力と同値にする。

【宝具】
『我が筋肉は英雄の如く(ザ・ボディビル)』
ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:100人
 鍛え上げ、磨き上げ、一種の神域に至ったキャスターの肉体。
 ただ力を見せつけるためでなく、古き英雄の肉体美を現世に現す事を目指したキャスターの辿り着いた境地。
 ただポーズを取るだけでそこを「神殿」であると世界を錯覚させ、唯の打撃でさえ重厚な神秘を纏う。
 全力のポージングと共に行われる真名解放により、圧倒的な筋肉と神秘性により物理的、魔術的な攻撃を一時的に無効化する。

【Weapon】
『筋肉ビーム』
キャスターは物理的な攻撃は全く行わない。
ポージングする時に謎ビームを放ち、当たった敵を戦意喪失させたり、吹っ飛ばしたりする。

【解説】
 ユージン・サンドウ。ボディビルの先駆者、近代ボディビルの父。
 トレーニング方法を記した著作やトレーニング器具の販売、世界初のスポーツ栄養ブランドの一つの創業などビジネスマンとしても優れた才能を持っており、アーサー・コナン・ドイルや夏目漱石などの著名人も彼の著作を元にトレーニングに励んでいたという。

───英雄の彫刻の造形美に憧れ、肉体を鍛え上げ、座に登録され英霊となって尚、サーヴァントとして召喚される度に、肉体にトレーニングの記憶を刻み込んだサンドウの肉体は、ある種の神代回帰の領域にまで足を踏み込んでいる。
.....最もその肉体を戦闘に使う気はまるでないのだが。

48僕はね、名無しさんなんだ:2020/05/29(金) 16:13:26 ID:nBrovBq.0
【元ネタ】史実
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】アイスマン
【異名・別名・表記揺れ】エッツィ、エッツィ・ジ・アイスマン、ハウス・ラプヨッホの男
【性別】男性
【身長・体重】165cm・50kg
【肌色】白【髪色】茶【瞳色】茶
【外見・容姿】熊の毛皮で作られたフード、皮製の外套を纏った四十代後半の男性
【地域】イタリア・オーストリア国境 ハウスラプヨッホ近郊、エッツ渓谷
【年代】青銅器時代
【属性】秩序・中庸
【天地人属性】人
【その他属性】人型・ミイラ
【ステータス】筋力:C 耐久:A- 敏捷:C 魔力:C 幸運:D+ 宝具:A

【クラス別スキル】
対魔力:B

単独行動:A+

【固有スキル】
氷の男:A
アイスマン。
 約5300年もの間氷河の中に閉じ込められていたという事実と、一種の無辜の怪物により獲得した氷の異能。
 魔力放出(氷)、対環境(寒冷)の複合スキル。

存在続行:D++
 何が何でもこの世に"在り続ける"能力。『戦闘続行』の類似スキルでもある。
 低ランクの『自己保存』を内包する複合スキルで、マスターが存在する限り直接的な攻撃による完全な消滅を免れる。

 エジプトのファラオよりも古い時代の人物にもかかわらず、非常に良い状態でミイラが発見され、今もなお現存していることから。

専科百般:B
 弓術、簡易治療術、調合術、解体術、鍛冶術、その他32の民族系スキルをCランク以上の習熟度で発揮する。
 彼と、彼と共に現存していた道具を研究することよって証明された、優れた狩猟技術。

病弱:C-
 同じく、研究によって明らかになったアーチャの持病の数々。
 腰痛やピロリ菌による腹痛などにより耐久力にマイナスが付いている。デメリットスキル。
 治療のツボを押すことで一時的に痛みを和らげることが可能。

【宝具】
『悠久に眠りし氷結霊柩(エッツタール・シュナルスタール)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
 アーチャーが眠っていた氷山に由来する一種の固有結界。
 通常戦闘時は身体を覆う強固な氷の鎧として発露し、耐久力を大幅に向上させ、魔力放出(氷)の効果を強化させる。

 真名解放により広範囲に吹雪を発生させ、時間経過に伴い厳しくなっていく耐久判定に失敗したものは氷の棺桶に封じ込められ、アーチャーが凍り付いていた時間を強制的に経過させられ、結果ミイラ化して死亡する。

【Weapon】
銅製の斧、イチイの弓矢、石の短剣、骨で出来た錐

【解説】
 1991年にアルプスにあるイタリア・オーストリア国境のエッツ渓谷の氷河で見つかった、約5300年前の男性のミイラ。
 ヨーロッパの青銅器時代を知るための貴重な史料として現在も保管されている。

【人物像】
 身体や服の一部が凍り付いた40代後半の男性。
研究が進んでいるとはいえ、彼の人生については謎が多いため、生前の記憶は断片的にしか覚えていない。
が「死体が現代まで残っただけで英霊とは儲けもの」と割と楽観的。

特技:狩り、弓矢作り、保存食作り
好きなもの:パン、干し肉、ハーブ
嫌いなもの、苦手なもの:牛乳
願い:自分が何者であったのか、真実を知る

【一人称】私
【二人称】君、アンタ
【三人称】さん付け、呼び捨て
(たまにブレる)

49僕はね、名無しさんなんだ:2020/05/30(土) 00:14:20 ID:r8FDqpfs0

「ひるむ…と、思うのか…モーアナッ!!これしきの…これしきの事でよォォォ!」

【元ネタ】ポリネシア民話『海をおそれる少年』
【CLASS】アドベンチャー
【真名】マファツ
【性別】男性
【身長・体重】171cm・59kg
【容姿】身体に刺青を刻んだ、屈強な少年
【属性】中立・善
【ステータス】筋力:C 耐久:A 敏捷:C 魔力:D 幸運:A 宝具:A

【クラス別スキル】
夢を追う者:C
アドベンチャーのクラススキル。探究心の上位互換。
 冒険者という者達の本質。向かう先にある夢を、見果てぬ世界に待つ“未知”に焦がれる旅人。
 彼らは決して諦めない。例え困難が道を阻んでも、苦難が待ち受けていようとも、確かな一歩を踏み固めていく。
 諦めなければいつか辿り着く。そしていつか手に入れるのだ、夢の向こうにある“未来”を。

前人未到:B
アドベンチャーのクラススキル。
 対象とする目標、判定行使の概念が『未知』であるほど、成功の可能性が高まっていく。
 嘗て誰も辿り着くことが出来なかった領域――――暗闇の荒野に道を切り開くその勇気、そして『覚悟』を讃えたスキル。

【保有スキル】
勇猛:B+
 威圧、混乱、幻惑といった精神干渉を無効化する。また、格闘ダメージを向上させる。
 その名が意味するは「勇気」。窮地にこそ、その真価は発揮されるだろう。

ウェイ・ファインディング:C+
 ポリネシアの人々に伝わる、なんの機器もなしに波の動き、星の位置などから自らの位置を割り出し、遠洋での航海を可能にする航海術。
 千里眼、天文学、航海の複合スキル。
アドベンチャーの場合、宝具との相乗効果で天候が荒れている時に補正が入る。

自給自足(島):C+
 特定条件下において自身の体力と魔力を回復する。『単独行動』や『自己回復(魔力)』の互換スキル。
 Cランクであれば、マスターからの魔力供給がなくとも現界を維持可能。
 更に低ランクの道具作成、料理作成スキルを内包しており、食事量に応じ、余剰の魔力を生産・蓄積することができる。

50僕はね、名無しさんなんだ:2020/05/30(土) 00:16:15 ID:r8FDqpfs0
【宝具】

「共に征こう、モーアナよッ!!飛んで行きなッ!!」

『荒海を征く、その覚悟を勇気と呼ぼう(アレミティ・マファツ)』
ランク:A 種別:対海宝具 レンジ:1〜10 最大捕捉:1つの自然現象
 大嵐に揉まれながらも「海に対する恐怖」すらもその勇気で克服した逸話の具現。
 まだ文明が未発達で、自然をコントロールする術も満足になかった時代。
 世界森羅万象全てに神が宿り、自然の持つ荒々しい神威は統べて神が引き起こす事象とされた古代ポリネシア。
 未知と恐怖で満ち満ちた世界に力強く足を踏み込み、神威に立ち向かい帰還した伝説を世界に現す。
 ───荒れ狂う嵐、吹き付ける雨、巨大サメ、巨大ダコなどの海獣が跋扈する大海原。
 かつては恐れ震えた大災害...だが、二度と恐れることはない。
 笑顔と勇気を持って、この荒海と共に征くのだ。

 ただ人の力のみで神威を克服し、星の試練を乗り越えし者が持つ守りの力。一種の対粛清防御とも言える。
 アドベンチャーが勇気を以って立ち向かう限り、如何なる嵐や自然災害もアドベンチャーを阻むことは出来ない。
 寧ろそれらと同化し、縦横無尽の行動を行う事を可能とする。

 なお、アドベンチャー自身にそういった災害を起こす能力はない。

【Weapon】
『イノシシの首飾り』
 イノシシの牙で作られた首飾り。
 特に効果はないが、アドベンチャー最大の武勲を示すもの。

『大サメの槍』
 アドベンチャーが退治したサメの歯から作られた槍。
 サメの歯は金属製に匹敵する鋭さと強い神秘を秘めているが、柄は木と石製なので、壊れたら修復する必要がある。

『使い魔・犬、アホウドリ』
 アドベンチャーの相棒の犬とアホウドリを使い魔として使役できる。
 アドベンチャーと同ランクの勇猛を保有する。
他にカヌー、網などを作成可能。

【解説】
 ポリネシア民話「海を恐れる少年」に登場するポリネシア語で「勇気」を意味する名を持つ少年。
 幼い頃に海で死にかけ、母親を失ったことがトラウマになり、海を恐れる臆病者となってしまう。
「自分も母と同じように海で死ぬ」という恐怖に取り憑かれたのだッ!!
 臆病者という汚名を拭い勇気を示すため海へと漕ぎ出すが、大嵐に遭い無人島へと流れ着く。
 そこで暮らしていくうちに次第に勇気を身につけ、大ザメを退治したことに始まり、海の底の大タコ、森に住まう大イノシシと強敵を次々に倒し自立していくが、運が良かっただけで自分は臆病なままだ、と海への恐怖は払拭されないままであった。
 やがてカヌーを作り、人食い人種を振り切って故郷へ帰る旅の中。再び大嵐により漂流し、かつて自分が直面した「死」に相対する。
 「海の神モーアナ....オレはお前が恐ろしくて、夜も寝られないくらいだった、だが今は違うぞ....オレたちはよォ....この大嵐を...何事もなく…みんなで脱出するぜ。それじゃあな.....」
 と、ついには「海に対する恐怖」すらもその勇気で克服する。
 こうしてその名の通り勇者となったマファツは、故郷へと凱旋し勇士と認められるのであった。

【人物・性格】
かつては臆病な少年であったが、数々の修羅場と島と荒海での経験を通して人間的に成長し一人の漢になった。
しかし、無邪気な一面もあり、ダンスや音楽を好む。
ポリネシアの伝統舞踊だけでなく、現代の音楽やダンスもノリノリで歌って踊る

イメージカラー:海の中で輝く蒼
特技:自給自足生活、航海(単独)
好きなもの:海、友情、蒸したバナナ、魚介類
嫌いなもの:人食い族
天敵:海→克服済み
願い:特にない、がもう一度旅に出るのもいいと思っている。

51僕はね、名無しさんなんだ:2020/05/30(土) 19:48:08 ID:qJDV5lsE0
【元ネタ】アーサー王伝説
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】ラグネル
【性別】女性
【身長・体重】150cm・150kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力B 耐久A+ 敏捷D 魔力C 幸運E 宝具B
【クラス別スキル】
気配遮断:B+
 『見えざる衣服』により、視覚および魔力感知に対する透明化を可能とする。

【保有スキル】
変化(呪):-
 自由が損なわれたサーヴァントの身において、彼女は生前の呪いに囚われており
 途轍もなく醜い老婆の姿で現界してしまっている。令呪の縛りからの解放と
 受肉による存在確立が重なりでもしない限り、この装備(スキル)は外せない。

兄妹の絆(歪):B
 同根の呪いで結ばれた兄、グロモー卿の力を甲冑宝具を通じて振るう事ができる。

魔術:A
 オーソドックスな魔術を使用できる。
 吸収、強制、束縛、制約に長ける。

黄金の杯:D
 夫と兄がマン島の王から奪い取り、兄の血が注がれた黄金の水盤。
 “真実を映す”力を元より備えた水盤だが、
 “血を注がれ奇蹟を見せた器”となった事で
 低位ながら願望機の機能を獲得している。

白き痛み:C
 ガウェイン卿は貴婦人ラグネルにガングラン卿を産ませた、と『結婚』は語る。
 ……その役割を持つ女性は、ガングランの物語では別の名と素性を持っていたのだが。

【宝具】
『無明の黒甲(ドロッフ・カスラーン)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 兄妹が受けた呪いの結晶、『夏日の男』グロモーの黒鎧。
 かつて卑王が纏った黒い影、世界の孔に近い性質を持ち
 聖なるもの、星の光、周囲の魔力と生命力を吸い上げる力を持つ。

【Weapon】
 黒甲の付属品である剣と棍棒を持つ

【解説】
 十五世紀半ば〜後半に書かれた中英語詩、
 醜悪さに耐えて娶った者に美女として祝福を与える“醜い妖精妻”系統の物語
 『ガウェイン卿と貴婦人ラグネルの結婚』にてガウェイン卿の妻となる女性。
 類型別物語から三つの不満とそれへの応答等を取り込んだ近代翻案で知られる。

 ラグネルは美貌の乙女であったが、父の再婚相手、魔女とも悪魔ともされる者に
 呪いをかけられて「人間の舌を以てしては語り尽せぬ」ほど醜い老婆となっていた。

 地上の誰も見た事がないほど醜悪な生き物、赤い顔の鼻からは鼻水を垂らし、
 巨大な口から黄色の歯がはみ出て、霞んだ目玉はボールほどに大きかった。
 並大抵の女性の尻ほどにでかい頬、リュートのように曲がった背、長く太い首、
 丸ごとひと塊になった髪、一ヤードの肩幅、馬の重荷でしかない胸、胴体は樽。
 口があるべき場所に一方の目が、もう一方は額にはめ込まれていたとも言う。

 彼女の兄グロモー卿は、アーサー王に生命と王権をカタにした謎を課していたのだが
 ラグネルが正しい答えを王に教えた事で野望を挫かれた。しかし彼女はその代償として
 若く美しく礼儀正しいガウェイン卿との結婚を求め、王は彼女の醜悪さに躊躇するが、
 卿は「例え彼女がベルゼブルに劣らず醜かろうと」王の為には尻込みせぬと宣言した。

 醜く無作法で素性も知れぬ老女と王甥の婚礼に多くの者が嘆き悲しんだ、その夜の事。
 接吻を要求する妻にガウェイン卿が意を決して振り向くと、眩い美女がそこにいた。
 彼を夫に迎えた事で呪いが半ば解け、昼夜の一方だけ本来の姿でいられるのだという。
 最高の美女を得た喜びに沸く夫に、妻は昼夜どちらを本来の姿の時間に選ぶかと問う。

 二人きりでいられる夜を選べば、人々の目には醜い妻を娶った男のまま、誉を失う。
 美しい妻を披露できる昼を選べば、夜を過ごす時の落胆は一方ならぬものとなろう。
 いや、そうではない。落胆する夫を迎える夜、衆目に晒される昼、どちらであろうと
 真に辛い思いをするのは自分ではない。選択の結果を背負うのは、私ではないのだ。
 「故に我が婦人、貴女がご自身の良きように決められよ。全ては貴女のものなのだ」

 この答えにより呪いは完全に解かれ、彼女は一日中本来の姿でいられるようになった。
 翌朝、美貌の夫婦は今度は心からの祝福を宮廷のあらゆる者達から受けたのである。

 ガウェイン卿は幾度かの結婚と多くの恋人で知られるが、ラグネルを最も愛したのだ、
 と『貴婦人ラグネルの結婚』は語る。彼は妻と常に共に居る事を望み、試合や遍歴も
 怠るようになり、王を驚かせたという。だがラグネルは、結婚から五年で亡くなった。
 共にある間一度も夫を悲しませなかった妻は、死によって最大の悲嘆を与えたという。

52僕はね、名無しさんなんだ:2020/05/30(土) 19:49:45 ID:qJDV5lsE0
【元ネタ】アーサー王伝説
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ガングラン
【性別】男性
【身長・体重】181cm・76kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷C 魔力C 幸運A+ 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 甲冑宝具の具現化によりAランク相当へ向上する。

騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。
 竜種を駆使する事は能わないが、本来が人である第二宝具については例外となる。

【保有スキル】
黄金の幽世:A
 彼の永遠の恋人『白い手の乙女』が住まう地、天国とも見紛う楽園島。
 乙女の支援により幸運値の二段階向上と黄金律の効果を兼ね備える特殊スキル。

荒廃の現世:-
 金髪のエスメレが治める、一時荒れ果て、彼の手で救われ復興した街シノドン。
 人と怪物の“恐るべき接吻”、生前にエスメレの呪縛を解いた行為を経て
 一度だけ致命傷から回復し、加えて以前よりも強化された能力を得る事ができる。

魔力防御:D
 第一宝具の部分発現。水晶壁や大理石の城壁を個人規模で短時間具現化させる。

無名の美丈夫:B
 名を明かされぬままその美貌を以って呼ばれ続けた若者。
 宝具を用いず王賜の武具だけで戦う限り、ステータス隠蔽の効果を発揮する。

【宝具】
『二度と還らぬ黄金の刻(ヴァレ・オ・イル・ドール)』
ランク:B 種別:対人・結界宝具 レンジ:0〜2・10〜40 最大捕捉:1人・300人
 永遠の別れに際し『白い手の乙女』が与えた軍馬と武具甲冑。
 真名により島の宮殿と庭園を囲う護りを具現化させる事ができる。

『いつか還る金色のひと(ヴィーヴル・エスメレ)』
ランク:C+ 種別:対軍宝具 レンジ:2〜50 最大捕捉:100人
 宝石の眼を持ち火を吐く大蛇(竜)、
 彼の妻となる『金髪のエスメレ』が妖術師マボンの呪縛により変じた姿。
 荒廃の現世スキル発動時は“恐るべき接吻”によって本来の姿へ戻った後消滅、
 次の現界までこの宝具は失われる。

【Weapon】
『王賜の武具』
 アーサー王と、王命を受けた名立たる騎士が彼の為に揃えた武具。
 王が佩かせた剣、輝く鎖帷子、アグラヴェイン卿の非の打ちどころ無い名槍、
 獅子に劣らぬユーウェイン卿の軍馬、パーシヴァル卿の世にも貴重な兜、
 王が与えガウェイン卿が首に掛けてやったグリフィン図柄の楯。

【解説】
 12世紀末〜13世紀初頭の仏語物語『無名の美男子』とその派生作品の主人公、
 ガウェイン卿の息子ガングラン(ギンガリン、ジンガリン、グレイングイン)。
 己の素性を知らぬまま旅立ち、新米騎士として探求を成し遂げる中で己を見出し、
 名声と領国と妻を得る“無名の美男子型”と言える一つの典型例をなす人物。

 母は『無名の美男子』等では妖精女王ブランシュマル(『白い痛み』)と語られ、
 後世の『ガウェイン卿と貴婦人ラグネルの結婚』はラグネルが彼を産んだと記す。
 息子の旅立ちまで存命の前者と結婚五年で亡くなる後者とは=で結べないのだが、
 ローズマリ・サトクリフはその小説でラグネルは七年で「去った」、死んだとも
 常の人と七年以上一緒に暮らせないともいう、と共存できなくもない翻案をした。

 トマス・マロリーの物語では母の名も不明で活躍をまるで描かれないまま
 ランスロットと王妃の不義現場ガサ入れに参加し、ランスロットに殺害された。
 ガウェインの息子が三人殺された筈の事件について、ところが王はガウェインに
 「そなたの二人の息子、フローレンス卿とロヴェル卿も彼が殺したのだ」と語り、
 父は父で「弟と二人の息子の死は大変悲しい事ですが」とそのまま流してしまう。
 或いはガウェインの子でないガングランがいてそちらが殺されたのかもしれないが、
 より在り得そうな、同作中に事例が豊富なケースは、書いた人間のしくじりである。
 『貴婦人ラグネルとの結婚』は若き日のマロリーの作では、との説もあるのだが。

53僕はね、名無しさんなんだ:2020/05/30(土) 19:51:19 ID:qJDV5lsE0
【元ネタ】史実(フランス)
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】シャルル・ル・テメレール
【性別】男性
【身長・体重】180cm・77kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷D 魔力C 幸運E 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:E(A)
 宝石の加護により強化されているが、
 魔力放出によって一つ消費する毎に一ランク下降して行く。

単独行動:E-
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 マスターを失っても最大30ターンに及ぶ現界が可能。

【保有スキル】
黄金律(窮地):D
 必ずしも富裕たり得ないが、とりあえず破産はしない。

騎士の誉れ(偽):B
 喝采願望。褒められ称賛されるほど調子に乗り、各種判定に有利な修正を得る。
 このスキルが高ければ高いほど、隠密行動・神秘の隠匿には不向きとなる。

ノイスの陣触れ:A
 宝具の部分発現。彼の“演出”であった事物を一つ、短時間具現化させる。
 馬より大きな歌う黄金獅子、城砦を模した天幕、大勢を呑み込める鯨、など。

火力支援(砲):E
 一人でやれるだけ生前より大分マシである。

魔力放出(宝石):C
 ル・サンシーをはじめとする自慢の宝石を代償とした強化砲撃。
 現界時点で魔力が込められており、込めてから使用する一手間を必要としない。
 その代わり、使用した宝石は次の現界まで失われる。あと本人が苦悩する。

【宝具】
『絢爛たる華の幕営(シエージュ・デ・ノイス)』
ランク:C 種別:対陣宝具 レンジ:10〜60 最大捕捉:1000人
 宮廷風に華美を凝らして設えられていたという『ノイス包囲陣』の誇張再現。
 陣地内においてシャルルの能力は強化され、加えて
 彼が生涯に度々行ったと伝わる派手な演出の数々が
 その出来や真偽に関わらず“本物”として具現化される。

【Weapon】
『ファルコン砲』
 車輪付きの長砲身砲。動力はついていないが、
 サーヴァントとしての彼と共に具現化するこれは自走させる事ができる。

【解説】
 ブルゴーニュ公シャルル、通称を『突進公』『向こう見ずの』シャルル。
 フィリップ善良公の息子。彼の死を以て男系が断絶した、事実上最後の公。
 長身で前屈みの体つき、黒々とした髪に青く澄んだ目をした男性。
 父に似て激昂する性質、ただし父に似ず悔いる事や抑制する事が無かった。

 若き日の彼は父に領地財産を没収され、すると家臣を集めて演説をぶった。
 曰く、財力ある者はこのまま共にいて再び幸運が巡る日を待つが良い。
 貧しき者は自由に去れ、運巡りし時は戻るがいい、元通りの席を見出すであろう。
 すると皆は泣き、殿と共に行き、共に死にたいと一斉に叫びがあがって、
 シャルルは「ならば共に苦難に耐えよう、まず第一に私が苦痛に耐えよう」と応じた。
 ここで貴族達が次々進み出て私財を供し、没収前と変わらぬ生活が送られたという。

 粗野で派手好み、古風な騎士道を奉ずるが目立ちたがりで無理矢理注目させる、
 秩序と規則に厳しいが娯楽にもそれを求め、盛大で壮麗だが退屈な行事を行う人物。
 英仏の政治バランスからガーター勲章を謝辞した父に対しシャルルは喜んで受け、
 無許可の対英同盟を禁じた協定を破棄したものと仏王ルイ十一世に受け取られた。

 軍事においても目立つ先進性を好み、多数の火砲を積極的に野戦陣地にも配備したが
 運用上の諸問題を解決できるものは持たなかったため、しばしば無意味に終わった。
 1476年、グランソンの戦いでシャルル軍はスイス軍に大量の砲弾を撃ち込み続けたが
 スイスの損耗は数百どまり、敵の増援を受けて敗走する際には四百の砲を失っている。

 1477年一月、ロレーヌのナンシーにてスイス盟約者団の軍勢と戦い、敗死。
 乱戦の中で見失われたその遺体が発見された時は、頭は割られ、腹に槍の穂先が残り、
 顔は狼に喰いちぎられた無残な様で、古傷と特徴的な爪で辛うじて彼と知れたという。

54僕はね、名無しさんなんだ:2020/05/30(土) 19:53:18 ID:qJDV5lsE0
【元ネタ】史実(西欧・十五世紀)
【CLASS】シールダー
【マスター】
【真名】ジャック・ド・ララン
【性別】男性
【身長・体重】170cm・72kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷B 魔力E 幸運C 宝具D
【クラス別スキル】
対魔力:E
 魔術に対する守り。無効化はできず、ダメージ数値を多少削減する。

騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。

自陣防御:E
 味方、ないし味方の陣営を守護する際に発揮される力。
 防御限界値以上のダメージ削減を発揮するが、自分はその対象には含まれない。
 彼の“楯の逸話”は守護のものではなく、申し訳程度のクラス別補正に留まる。

【保有スキル】
矢避けの加護:D-
 飛び道具に対する防御効果。彼の場合、弱体化(火器)と
 火器を除く飛び道具に対する防御効果の複合となっている。

騎士の誉れ:B
 時代を代表する『秀れた騎士(ボン・シュヴァリエ)』。
 一点の曇りも無い、と確信する戦いにおいて己の能力を強化する。

投擲:B
 短剣のみならず剣や長柄武器の投擲にも優れ、投擲戦に全勝したとされる。
 多くの手持ち武器に関し、D〜Cランク相当の投擲能力を発揮できる。

【宝具】
『涙の泉、三色の楯(ティアドロップファウンテン)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 サン・ローラン島『涙の泉の攻防戦』に用いられた三色の楯。
 これらの楯に触れた、或いは楯によって攻撃を防がれた者は以後
 『涙の泉の攻防戦』のルールに従わねば彼に敵対できなくなる。

【Weapon】
『一角獣像』
 涙を流す貴婦人像や楯と共にサン・ローラン島に設置された像。
 サーヴァントとしての彼はこれを馬型ゴーレムとして駆使できる。
 本物の一角獣ではないため純潔は別にいらない。

【解説】
 十五世紀、中世末期に生きたブルゴーニュ風遍歴騎士の花形。
 十代から馬上試合で頭角を現し、騎乗戦において中世最高とされる一人であったが
 時代の移り変わりを象徴するが如く1453年に火砲により命を落とした。

 1449年、彼はシャロン・シュール・ソーヌ近郊の「泉」を一年間守る誓いをたてた。
 ソーヌ川のサン・ローラン島に大幕舎が設営され、両目から涙を流す貴婦人、
 涙が滴り落ちる白・紫・黒の楯、それに一角獣の等身大像がそこに置かれた。

 挑戦を望む者は楯に触れ、白の楯ならば戦斧、紫ならば剣、黒ならば槍で戦う。
 勝敗が決するか、予め定めた回数の打撃が行われるか、裁定役が制止する時まで
 戦いは続けられる。挑戦者が勝ったなら勝負に選んだ武器の黄金製模型が贈られ、
 敗れたならば片腕に黄金の枷を嵌められ、外してくれる貴婦人が現れるまでは
 それを身に着けたままでいなければならない、という取り決めがなされていた。
 彼は複数の楯に触れた者を含む全ての挑戦者と戦い、そして一年間不敗であった。

55僕はね、名無しさんなんだ:2020/06/02(火) 00:02:33 ID:P/LRWMpU0
【元ネタ】戦姫絶唱シンフォギアシリーズ
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】月読調&暁切歌
【性別】女性
【身長・体重】152cm・155cm
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷B 魔力D 幸運C 宝具A+

【クラス別スキル】
対魔力:B
シンフォギアの音波によるバリアコーティング機能
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、ライダーを傷つけるのは難しい。

騎乗:?
 騎乗の才能。乗り物を乗りこなすことはできないが、
 シュルシャガナのギアの特性を活かした高速移動が可能。

【固有スキル】
絶唱:B+
 歌唱にて増幅したエネルギーを一気に放出し、
 対象に強大なダメージを与える反面、
 そのバックファイアはシンフォギアを身に纏い、
 強化された肉体であっても負荷を軽減しきれないほどに絶大という、
 まさに諸刃の剣といえる奥の手。

ユニゾン:A+
 女神ザババが振るった一対の武器、シュルシャガナとイガリマは、
 同時運用することで、相互に力を増幅していくユニゾン特性が備わっている。
 特異な現界の性質上、どちらかが倒れると、もう片方も戦闘不能になる。

【宝具】
『紅の塵鋸・翠の獄鎌(シュルシャガナ・イガリマ )』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:? 最大捕捉:?
シュメール神話における戦いの神ザババの用いた刃の名を持つ
一対のノーナンバリングのギア。

調が纏うシュルシャガナは肉体を切り刻む丸ノコで、通常はヘッドギアにマウントされたコンテナに収納されており、
状況に応じて様々な形の刃を繰り出す。
また、脚部にローラーを備え、地上をスケートの要領で高速かつ自在に移動する事が出来る。
中〜近接戦においては切断力を持つヨーヨーを使用する。
絶唱使用時には全身の刃を展開し、無限軌道に由来する果てしなき斬撃を繰り出す。

切歌の纏うイガリマは魂を切り刻む翠の大鎌。普段はステッキ状の小振りな鎌であるが、用途に応じて巨大化し、中・近距離戦で威力を発揮する。
非使用時は肩アーマーに収納されており、両肩から同じものを取り出した二刀展開も可能。
また、両肩のアーマーはアンカーとしての機能を有する他、バーニアを内蔵し、これを駆使することで空中での機動戦を展開する事が可能となっている。
絶唱使用時には、対象の魂を一閃し物質的な防御を無力化するというより死神らしい能力を発現する。

『抜剣・魔剣強化(イグナイトモジュール )』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:? 最大捕捉:?
破損したシンフォギアシステムの修復と改造に伴い、追加搭載された決戦ブースター。
「暴走」のメカニズムを解析・応用し、イグナイトモードへと変化することが可能となる。
だが、強大な力を得られる反面、使用制限時間(999カウント)を超えると強制的にシンフォギアが解除される諸刃の剣でもある。

【解説】
第二シーズンである「戦姫絶唱シンフォギアG」から登場したコンビキャラクター。
調は、大人しそうな外見と裏腹に、目的達成のためならば手段を選ばないことも度々ある大胆な作戦遂行者。
想定外の事態を荒事で解決しようとする事もあるが、その度にパートナーである切歌がフォローに回る事が多い。
また、カップ麺を調理した際に味見して「思った通りの味が出た」と発言したり、アメリカ育ちであるにも関わらず「おさんどん」という古い言葉を知っているなど、
一般的な認識に対するズレが大きい。

切歌は、「常識人」を自称し、作戦遂行の妨げになる要素を荒事で排除しようとする傾向のある調をフォローしつつ事を穏便に済ませるべく努力する良きパートナー。
ただし、その性格は歳相応に子供っぽく、彼女の持つ「一般常識」についても一般大衆の抱くそれとは若干のズレがある。
加えて語尾に「デス」と付け、困った時もとりあえず「デェス!」と叫ぶその語彙センスはF.I.S.出身の装者三人の中で一番独特。シンフォギア装着時に使用する技の名前についても、
常人からかけ離れたセンスを持っている事が窺える。

56人間です:2020/06/02(火) 03:14:45 ID:vgQ9lAwA0
【元ネタ】FAIRY TAIL
【CLASS】復讐者(アヴェンジャー)
【マスター】
【真名】アクノロギア
【性別】男
【属性】悪・混沌
【ステータス】
筋力A 耐久C+ 敏捷C+ 魔力A++ 幸運D 宝具A++
【クラス別スキル】
・復讐者A
…復讐者として、人の怨みと怨念を一身に集める在り方がスキルとなったもの。怨み・怨念が貯まりやすい。周囲から敵意を向けられやすくなるが、向けられた負の感情はただちにアヴェンジャーの力へと変わる
・忘却補正A
…人は多くを忘れる生き物だが、復讐者は決して忘れない。時がどれほど流れようと、その憎悪は決して晴れない。例え、憎悪より素晴らしいものを知ったとしても。忘却の彼方より襲い来るアヴェンジャーの攻撃はクリティカル効果を強化させる
・自己回復A
…復讐が果たされるまでその魔力は延々と湧き 続ける。微量ながら魔力が回復し続ける
【固有スキル】
・対魔力EX
…魔術に対する抵抗力。一定ランクまでの魔術は無効化し、それ以上のランクのものは効果を削減する。サーヴァント自身の意思で弱め、有益な魔術を受ける事も可能。魔力によって強化された武器や、魔術によって作られた武器による物理的な攻撃は効果の対象外。EXランクともなれば、魔術による攻撃や呪詛そのものを受け付けない、魔術への絶対防御に近い特性を得る。但し、被害を受けないのはスキル保持者のみ。アクノロギアは魔力そのものを食らう
・魔力放出A
…武器・自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出する事によって能力を向上させる
・単独行動A
…マスターを失っても1週間は現界可能
・竜殺しEX
…竜種を仕留めたものに備わる特殊スキルの一つ。竜種に対する攻撃力、防御力の大幅向上。これは天から授かった才能ではなく竜を殺したという逸話そのものがスキル化したといえよう
【宝具】
『滅びの魔竜王(ドラゴンフォース)』
ランク:A+〜EX 種別:対人宝具
レンジ:- 最大捕捉:-
滅竜魔法(竜を殺すために自身が竜となる)。属性は無し(全ての魔術・魔法・異能を喰らい喰らったそれらを使用可能になる)。人化していなければ常時発動している。乗り物と認識した物に乗ると一瞬で乗り物酔いする。ドラゴンに追加ダメージを与える
【解説】
黙示録にて「終焉のドラゴン」と恐れられた漆黒の竜。竜や竜因子を持つ者を発見すると本気で滅ぼそうとする

57僕はね、名無しさんなんだ:2020/06/06(土) 02:16:42 ID:lLGLMr320
【元ネタ】ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】リンク
【性別】男性
【身長・体重】
【属性】?・?
【ステータス】筋力B+〜、耐久B、敏捷B-、魔力C-、幸運B、宝具B~A++
【クラス別スキル】
騎乗:A-
一部の友好的となりうる幻獣までならばその場で手懐け、騎乗することができる。
また、敵性生物に対しては乗りこなすに至らない代わりに数ターンの間抑えつけることができる。

対魔力:C
命を拒む呪いに触れてもある程度活動できる程度の耐久力。

【固有スキル】
悪食:B
普通は食物と認識されないものでも食し、魔力へ変換するスキル。
Cまでは食材に由来するものなら失敗どころか、未調理でも食する。
Bでは鉱石のような、およそ食に適さない物体でも調理することで問題なく摂取できる。

巨獣狩り:A
巨大な敵対者との戦闘経験に長けることを示すスキル。
ハイラルに存在するあらゆる巨獣で彼に打倒せないものは龍くらいのものである。

好奇の道標:B
修行・鍛錬と探索によって培った洞察力。
心眼(真)となるはずだったこのスキルが見通すのは戦闘における勝ちへの道筋より、
己やマスターが第一とするもののために何をするべきか、どこへ行くべきかといった物事となる。

【宝具】
『英傑達の詩(チャンピオンズ・バラッド)』
英傑としてセイバーと共に厄災を討つ仲間たちの在り方。

ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大補足:1人
生前、交流していた彼らが熟達していた武芸に由来するものにより、
クラスの枠によらず槍、弓、大剣、剣、盾といった武具をそつなく使用できる。
召喚したマスターが絆を軽んじるような気性だった場合、以降の真名開放は不可能となる。

ランク:A 種別:対人/対軍宝具 レンジ:1〜10 最大補足:30人
真名を開放することによって彼らの能力に由来する様々な力を行使することができる。
・霊核の完全破損や生命の停止に至らない限りの完全治癒
・気流を操ることによる自在な飛行術
・あらゆる攻撃をシャットアウトする防御
・広い範囲にわたる落雷攻撃
ただし、マスターの魔力によらず1日における使用回数には制限が存在する。

ランク:A+ 種別:対城宝具 レンジ:300 最大補足:100人
絆を特に重んずるマスターの下に現界した場合に使用可能。
対城宝具として4人の英傑が駆る神獣による砲撃を発動することができる。

『理に挑む古代の叡智(シーカーストーン)』
ランク:B〜A 種別:対人宝具 レンジ:30 最大補足:1
ハイラルに協力していた闇の民、シーカー族による叡智の結晶。
見た目は少し大きな石板であるが、
これ一つで物理法則に喧嘩を売っているとしか思えない様々な現象を起こすことができる。
また、真名開放を行うことで物理法則がさらに大きく捻じ曲がるが、
それで何ができるかは召喚したマスターの知恵か知識に大きくよるところがある。
つまり、知恵の及ばないマスターの下では真名開放しても意味がないただの便利ツール。

『馬宿の調理鍋(ワイルド・クッキング)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1 最大補足:5
各地を放浪していた時の謎の調理の腕前。
馬宿の利用者が度々使用していた鍋の前で奇想天外の行動を行った彼は
目を見張るような料理から、ちょっと人には出せないようなものまで鍋一つで調理していたという。
適切な材料さえ揃えてしまえば、放っておいても何かしらの効果を持つ料理、ないしは薬を作成できる。
適切でない材料を放り込んだ場合でも、摂取時に限って一般人に「悪食:B」を付与するナニカができる。

『遍く武は野に在りて(ワイルド・アーマメント)』
ランク:B- 種別:対人宝具 レンジ:30 最大補足:30
由来:野に身をおいて活動していた時期における武具調達の手練手管。
時として木の枝を武器とし、時として敵の武器を奪い、
時として強靭な魔物を屠って得た得物を振るい、そして使い捨てる。
手にしたものに「自分の宝具」として属性を与え扱う宝具能力。
ただし、「騎士は徒手にて死せず」とは下記の点で異なる。
1:自身のランクより高い宝具、かつ持ち主が存在する場合は許諾を得て借り受けないと扱えない。
2:1を許諾を得ずに取得する場合は、持ち主を撃破して「持ち主不在」にする必要がある。
3:宝具化した武具は本来の性能以上の性能を発揮しない。能力10を10として万全に引き出す力。
4:「壊れた幻想」の発動対象になる

58僕はね、名無しさんなんだ:2020/06/06(土) 02:18:16 ID:lLGLMr320
『転生せし退魔の聖剣(マスターソード)』
ランク:A++ 種別:対人宝具 レンジ:30 最大補足:1
ハイラルの伝説に度々登場する退魔の聖剣。ハイラル王国に現存する剣の宝具。
神代における剣の精霊がその身を変え、ハイラルに危機が訪れるたびに選ばれし勇者の剣として振るわれたもの。
・人類に仇をなすモノに特に威力を発揮する。
・魔力で編まれたものを破壊する(神トラ2の結界破壊)。
・剣からあふれる光をもって攻撃する
・「壊れた幻想」のような破壊を受けても、その場で再生する
・資質の低いマスターの下で真名開放を行うと、セイバー自身に霊核破壊もありうるダメージを負わせてしまう

『息吹の勇者の証(ブレス・オブ・ザ・ワイルド)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1 最大補足:1
120、またはそれを越す数の試練を超えた勇者に授けられる緑色の服。
試練を超えたその身は伊達ではなく、仕掛けを看破する知恵、
危機に立ち向かう勇気、敵対するものをねじ伏せる力の全てが備わった証。
・魔力以外の全ステータスを1〜2段階上昇させる
・マスターソードの威力を上昇し、自傷する可能性のあるデメリットを打ち消す
・凝り性なマスターのもとで、聖杯戦争がある程度進行した状況でのみ解放できる
・真名開放時、魔力の負荷は増大する
要するに狂化の伴わないステ上昇。

『回生の祠』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:1 最大補足:1
一度厄災に敗れ、仲間が皆死に、自身も重傷を負った後の経緯とそれに関わる古代の叡智。
目を覚まさないと思われた重篤な状態にあって、長い時を経て目を覚ますに至らしめた究極の医療。
聖杯戦争においては、霊核を完全に破壊されても1度だけ復活することのできる能力として現れる。
・霊核を破壊された後に発動可能
・セイバー自身の意思ではなく、マスターの令呪をもってのみ発動する
・1日後をもって再びマスターの前に現界する。
・幸運判定による程度の差はあれど記憶を失うことがある
・発動後、この宝具は機能を停止する

【Weapon】
『パラセール』
ハイラル王の亡霊より賜った、野をかけるための翼。
持ち前の体力と合わせて滑空を行うことができる。

【解説】
ハイラル伝説のうち、歴史の遥か彼方に登場する英傑の一人。
類まれなる身体能力と、悪食であること、神出鬼没であること、
シーカーストーンを持っていたこと以外一切の記録が一貫しない謎の勇者。
あるところでは剣をふるい、あるところでは槍を、そしてまた弓を引き、大剣を、魔法の杖を、馬を、
はたまた別の度肝を抜くナニカを使ってあらゆる魔物を屠ったツワモノ。
戦い以外の記録においても、あるところで人助けをしたり、あるいは助けを求めても無視するどころか逆に剣を向けたり、
各地に巣くう厄災の欠片を討ったか思えば、厄災に侵されたガーディアンを町に連れてきたりと
まるで同一人物とは思えない行動の数々が残されている。
一つのハイラルでこれなので、もしこの時代でも並行世界が存在するのなら…。
回生の祠に運ばれる以前の彼も記録には残されており、それを見る限りでは最低限悪人ではない。

聖杯戦争において最も適性があるのはセイバーのクラス。
また、キャスター、エクストラ以外の全クラスに適性を持つが
セイバーの次に適性を持つのはアサシンとアーチャーである。
召喚したマスターに応じてステータスや性格、趣味嗜好などが大幅に変動する鏡のようなサーヴァント。
それは宝具にも影響を及ぼしており、回生の祠を除いた全宝具がマスターの性格や能力によって性能が上下する徹底ぶり。
マスターを映す鏡のような性質をもった彼を、「リンク」の不特定召喚で引き当てるのは至難の業。
マスター自身とを引っかける固有のものが彼には少なく、悪食以外は別のリンクにも共通するためである。
強いて言うならば常人がやると害を被るレベルの悪食を実践しながら召喚するか、
まだ何にも染まっていない純粋無垢な子供が召喚を行うぐらいだろうか。

【コメント】
・宝具むっちゃ多いけど、道具使いまくって道を開くのがリンクだししょうがないしょうがない…
 ほとんど対人だし、性能面も回生の祠以外、真価を発揮するかどうかはマスターに直接かかってるんで、ゆるして。 
・何をやっても楽しそうなオープンワールドゲームのプレイヤーの分身。
・最も低い適性の一つであるルーラーとして呼ぶと青い服を着てやってくるけど緑服は封印。
・目的のためなら手段を選ばないマスターが呼んだらRTAリンクが登場する。

59僕はね、名無しさんなんだ:2020/06/06(土) 02:47:28 ID:lLGLMr320
【元ネタ】ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ゼルダ
【性別】女性
【身長・体重】
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D-、耐久D→B、敏捷D-、魔力C→A+、幸運C-、宝具A/EX
【クラススキル】
陣地作成:D→B-
召喚時のこのスキルは未知のものを研究するための拠点構築。
神秘に目覚めた後は相手を逃がさないための陣地の構築。

道具作成:E-
ゼルダ自身の専攻は考古学であり、何かものや理論を創造する分野ではない。
また、神秘を得た時期の行動があまりに単一だったことから期待はできない。

【固有スキル】
トレジャーハント:B
どこかに潜んだ「お宝」を発掘することのできるスキル。
また、このスキルは発掘するにあたって必要な「身体能力」としても現れ、筋力と耐久に若干の補正がかかる。
彼女が発掘できるお宝は珍しい、もしくは有用な生物や植物、修復できる機械の類、あるいは古代の遺物。

女神の力:E+→B-
王家の祖として転生した女神ハイリアに由来する神性。そして来たる時の「ゼルダ姫」に宿る力。
魔力補正が主だが、本質はトライフォースの所有における優先権。
師となる人物がいないまま試行錯誤を経ても目覚めることはなく、
土壇場になってこの力に目覚めたことと、自身の神秘によらない学者肌の性格によるものから初期のスキルランクは低い。

一意専心:A+
一つの物事に没頭し、異常な集中力を発揮する力。
女神の力に目覚めなかった故の逃避行動と叱責された研究活動ではあるが、
旺盛な知識欲、好奇心にもよるそれは結末はともかくとして確かな成果を出していた。
また、女神の力に目覚めてからはハイラル王国が滅びてもなお
100年の長きにわたって城にとどまり続け、ただ一人の勇者の目覚めを信じて厄災を封じ続けてきた。

カリスマ:EX(D相当)
軍団を指揮する王族としての才能。
彼女自身は「無才の姫」などと陰で嘲られたことから本来のスキルとしてのランクは低いが、
志を同じくする者や同じ研究者からは確かに慕われていた。
軍団よりもむしろ発掘した古代兵器に対して大いに力を発揮するため、本来のカリスマとは異なる「規格外」。

【宝具】
『理を操る古代の叡智(シーカーストーン)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:30 最大補足:1
ハイラルに協力していた闇の民、シーカー族による叡智の結晶。
見た目は少し大きな石板であるが、
これ一つで物理法則に喧嘩を売っているとしか思えない様々な現象を起こすことができる。
彼女は専ら記録・探索用のデバイスとして用いており、
戦いにでもならない限り他の使い方はほとんどしない。

『集え、機構の守護兵(ハイラル・ガーディアンズ)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1〜90 最大補足:100人
ハイラルに埋まっていた無数の古代兵器。
彼女の時代の1万年前、かつて復活した厄災は勇者と姫の力によって封印されたが、
実態としてはかつてシーカー族が無数に製造した古代兵器「ガーディアン」の飽和攻撃による
ところが大きく、勇者と姫はそのとどめを刺したに過ぎない。

警備用、陸上型、飛行型、砲台型、偵察用の小型航空機―――
といった実に様々な種類のガーディアンを魔力の許す限り召喚する。
耐久力も尋常ではなく、同じ古代遺物としての力を差し向けねば破壊もままならない。
その割には水没したときにはあっさり壊れてしまう、目や勘がいい相手にはビームを反射されるといった意外な弱点もある。

「この世全ての悪」など、モノを汚染する力によって
キャスターの意思によらず宝具の所有権を奪うことができる。

『来たれ、英傑たちよ 神獣と共に(チャンピオンズ・バラッド)』
ランク:A++ 種別:対城宝具 レンジ:400 最大補足:200人
由来:ハイラルに埋まっていた「神獣」と呼ばれる4つの古代兵器。
4人の英傑たちと彼らが操る神獣を召喚し、対象に対して極大の砲撃を行う一撃必殺の宝具

「この世全ての悪」など、モノを汚染する力によって
キャスターの意思によらず宝具の所有権を奪うことができる。

60僕はね、名無しさんなんだ:2020/06/06(土) 02:48:42 ID:lLGLMr320
『彼の者を封じよ、女神の力(シール・フォース)』
ランク:A+ 種別:結界宝具 レンジ:1〜100 最大補足:10
ハイラル王国を滅ぼされ、勇者も斃れた末の土壇場に目覚めた「封印の力」。
・光に触れたものをここではないどこかへ封印する
・真名開放をすることで自身と対象を結界に封じ込め、味方への支援を行ったりや敵へのスリップダメージを与える
・人類に仇をなすモノに対してより強い威力を発揮する

聖杯戦争においては
・古代兵器に由来する宝具2つが破壊されるか所有権を奪われる
・マスターが命の危機に晒される
の2つを満たすことで「女神の力」スキルが上昇し、使用できるようになる緊急用の宝具。
この宝具の覚醒をもって、キャスターは研究者ではなく、神秘を駆使する魔術使いとなる。

後述する宝具の力の欠片。


『聖三角(トライフォース)』
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:- 最大補足:-
ハイラル王国に伝わる伝説の秘宝。ハイラルを創造した3柱の女神が残した現存する神造宝具。
一般には触れたものの願いをかなえる秘宝として伝わっているが、本質は「ハイラルの世界を形作る礎」である。
触れたものの願いをかなえるという願望機としての機能は所有者が「かくあれ」と望んだ、世界に対する改変の結果。
善悪の概念はなく、資質さえあれば驚くほど簡単に所有権が移行するため、扱いには細心の注意を払わなければならない。

聖杯戦争においてはその権能は大きく削がれており、
ベースの大聖杯にできる程度の願いをかなえるにとどまるがそれでも十分脅威。
ハイラルの世界とそこに根付く全てを形作る礎そのものであるため、万が一にも破壊されたときは
キャスターを含めてハイラル伝説に由来するすべての現界が維持できなくなり、座に還されることになる。

補足:(捏造設定。ブレワイ2で明らかになった設定と異なれば撤回)
キャスターの時代においては「世界を形作る礎」どころか「願いをかなえる秘宝」としての話すら
失伝しているらしく、「厄災を封じるべくゼルダ姫に宿る女神の力」としてしか認識されていない。
そのため、キャスターの下では何か特別なきっかけがない限り、解放どころか顕現されることさえない。

【解説】
世界によって異なる様相を示したハイラル伝説に登場する、遠い歴史のハイラル王国の王女。
ハイラル伝説の通りに神秘を用いて戦った他のゼルダ姫とは大きく異なり
自身の研究と古代兵器を駆使した戦いを得意とする。
それもそのはずで、彼女自身は好奇心と知識欲旺盛な学者肌の性格をしており、
それが災いしたのかは不明だがハイラル王国の滅亡に至るまで女神の力は目覚めてもいなかった。
彼女の行動力や体力は伊達ではなく、考古学者として国の研究にも参画した他、
フィールドワークの経験からか本来人が行くのか怪しいところにも自分の足で向かっている。

聖杯戦争においてはキャスターのクラスとして召喚。
不特定の「ゼルダ」を召喚するにあたっては、伝説からイメージされる「ゼルダ像」には
テトラ程ではないが遠いため、よほど召喚者の気質が近くなければ召喚される確率は相応に低い。
ただし、同世代のリンクが召喚されたあとで「ゼルダ」を召喚すると、確定で彼女が召喚される。
その場合、かつてトライフォースを取り巻いた運命に導かれるかの如く―――。
生前の経緯より、ガーディアンを少数使うことはともかく、神獣までをも動員する全力の攻撃については消極的である。
聖杯にかける願いは「ハイラルに封じた厄災の消滅」

【コメント】
・追いつめられると「文明を駆使する研究者」から「神秘を駆使する魔術師」に変身するイメージ。
・小型機ガーディアンからシーカーストーンへ通信して映像を出すみたいなのとか見てみたい。
・最終戦で使える古代兵装・矢とか見ると、古代兵器の力って「封印の力」を再現しようとしたんじゃないかって思えるんです

61僕はね、名無しさんなんだ:2020/06/06(土) 08:39:04 ID:lLGLMr320
【元ネタ】ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド
【CLASS】アヴェンジャー
【マスター】死んだ愚かな魔術師
【真名】■■■■■■<厄災ガノン>
【性別】元の人物は男性
【身長・体重】変わり続けるため測定不可
【属性】混沌・狂
【ステータス】筋力:EX 耐久:EX 敏捷:E 魔力:A+ 幸運:E 宝具:A++
【クラススキル】
復讐者:B
復讐者として、人の恨みと怨念を一身に集める在り方がスキルとなったもの。
周囲からの敵意を向けられやすくなるが、向けられた負の感情は直ちにアヴェンジャーの力へと変化する。
大厄災にてハイラルのあちこちを滅ぼしたため、向ける人間があまりいなくなったが
それでも主要な人物からの敵意は受けている。

忘却補正:A+
人は多くを忘れる生き物だが、復讐者は決して忘れない。
特に、一度憧憬から反転した憎悪は、自我を失っても忘れることはない。
忘却の彼方より襲い来るアヴェンジャーの攻撃はクリティカル効果を強化させる。

自己回復(魔力):-
所持する宝具能力の一つとして吸収されている

【保有スキル】
魂魄腐敗:EX
狂化と精神汚染に類するスキルの一種。妄執と共に積み重ねた時による魂の腐敗。
幸運を除くすべての能力値強化をもたらし、代償として自我と理性を根こそぎ奪われる。
そこにかつての名で呼ばれた意識はすでになく、内に抱いているのは怨念、憎悪のみ。

[力]の記憶:EX
魔力及び筋力の大幅な強化をもたらす。
遠い昔に手にした力のトライフォースの記憶。
その手からはすでに失われて久しいが、己の存在改変の残滓としてそれは残る。

カリスマ(魔):EX(-)
魔王として魔物の類を呼び寄せ、統率するスキル。
アヴェンジャー自身は意思も自我も失われているため、汚泥を通して呼び寄せられた魔物は
統率されずに自分の本能に従って人を襲い、奪って生きる野生の怪物となる。
実質的にこのスキルは異界から魔物を無限に呼び寄せ続ける宝具のようなものとなっている。

自己改造:EX
自身の肉体に別のものを付属・融合させるスキル。
改造の一環として、自身の体を切り離して分身体を作ることもできる。
己の在り方を見失い、魔王から厄災へと転じたアヴェンジャーはその後も
奪った武具を際限なく自らに取り込み、力をどこまでも増大させてゆく。

単独行動:EX
マスター不在でも長期にわたって現界するスキル。
魔力供給の問題さえどうにかできれば、半永久的に現界を維持する。
ほぼあらゆる並行世界のハイラルにおいて同一人物として存在し、
心の寄る辺を自ら滅ぼしてなお厄災はしぶとくハイラルを侵し続ける。
ハイラル世界でならば、ほとんど単独顕現に近い所業。

62僕はね、名無しさんなんだ:2020/06/06(土) 08:40:15 ID:lLGLMr320
【宝具】
『遍武在禍(カラミティ・アーマメント)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:- 最大補足:999〜
復活した折、ハイラル王国が備えていた古代の兵器を根こそぎ奪い取ったことによる。
怨念から生成される瘴気や汚泥を兵器に投げつけて汚染し、敵の召喚したものや宝具も関係なく自らのものとする。
その際、目的とするものに何か別の邪魔な意思が宿っている場合は殺害して操り人形とする。
自身の出自はあくまでヒトであるためか、神に由来するものまで汚染することはできない。
スキル[自己改造]により、武装を奪うことは自身の戦力強化のほか、身体の構築、魔力などの回復の意味合いも持つ。

『魔月紅夜(ブラッディムーン)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:- 最大補足:-
ハイラルにはびこる魔物がアヴェンジャーの魔力と魔力に染められた赤い月によって残らず復活する現象。
スキル[カリスマ(魔)]によって呼び寄せられた魔物に限り、この宝具の発動時に復活する。
この宝具とスキルの組み合わせにより、魔力が持つ限りの魔物が世界に押し寄せ、居座り続ける。

『厄災(カラミティ・ビースト)』
ランク:A++ 種別: 対城宝具 レンジ:100 最大補足:100
かつて力のトライフォースをもって変身した魔獣の姿が魂に刻まれたもの。
自身を構成する怨念が、魂に刻まれた魔獣としての形を取って霊核を包んだ姿。
怨念による汚泥は通常のあらゆる攻撃を通さず、触れるものを蝕み、
自身から発せられる一撃は遍く命を消し飛ばす。

【解説】
砂漠の民、ゲルドの王として生まれた男の成れの果て。ハイラル伝説における英雄の対極。
遥かなる昔、砂漠の盗賊団ゲルドの長たる彼は豊潤たるハイラルを手中に収めんと
時の勇者との戦いを皮切りに幾たびにも、そしてどの並行世界においても戦争を繰り返してきた。
しかし自らが手にした栄華はあまりに短く、そして重ねた敗北はあまりにも多かった。
長く持ち続けた執念はいつしか魂をすり減らし、重ねた屈辱は憧憬を憎悪へと反転させ、
―――彼でなくなった彼は欲したハイラルを滅ぼさんと、憎悪と怨念を撒き散らす。

聖杯戦争においては「アヴェンジャー」のクラスにて召喚。
元の人物は完全に討たれたというわけではなく、たびたび復活してこの世にとどまったり
あるいは封印されただけだったりして本来は召喚できないとされてきたが、
とある並行世界のハイラルでは明確に死を迎えたことを突き止められた。
どこかの世界で「死んだ事実」を強引に持ち込んだ解釈と、
「全てを滅ぼす魔王」を欲した魔術師の想いをもって彼は確かに召喚された。
結果として、魔術師も知らない遠い時代にその在り方があった彼はどこかの世界の「この世全ての悪」に似た、
元の名を失った怪物として人類に仇をなすために引きずりだされることになる。
始めは猪を象る黒い靄と泥として現界。次第に様々な武装を取り込んで肉体を構築し、
最後には巨大な魔獣の姿をしたこの世を滅ぼす文字通りの厄災として動き出す。

【コメント】
・英名ダークビーストだけど、ビースト鯖にはなれなかった厄災。アンリマユみたいな「没案:ガノンドロフ[オルタ]」。
→元の人物ならF/GOビーストっぽく定義できる状況証拠はそこそこ?ビーストたる「理」は?比較?フォーウ‼
・絶対に召喚しちゃいけない塊魂。恐らく呼んだら秒で抑止力に目を付けられる奴だと思います。まる
・アンリマユとは違って生前そうあれと願われた存在ではないため、還っても聖杯への影響はない…と思いたい。
そもそも汚染された聖杯じゃなきゃそんなの呼べないけど。

63僕はね、名無しさんなんだ:2020/06/07(日) 22:30:48 ID:4apc.v7w0
【元ネタ】北欧神話
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】マグニ(ベアトリス)
【性別】女性
【身長・体重】159cm・500kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力A+〜A++ 耐久A 敏捷E 魔力B+ 幸運C 宝具A〜EX
【クラス別スキル】
狂化:D〜A+
「後退」するたびに強い忌避感により筋力と耐久のパラメータが上がり、複雑な思考が難しくなる。
【固有スキル】
メギンギョルズ:E
効果なし。使用者の力を倍加させると言われる帯。
だがアースガルズではありふれた、ただの帯だったとか。ベアトリスは効果があると思い込んでいる。
召雷:A
空の見えるフィールドでのみ使用可能。継承スキル。
雷雲を起こし、雷を落とす。主にミョルニルを帯電させるために使用。そのまま攻撃に用いることも出来るが、命中精度は低い。
神性:E-
高位の神霊と巨人族とのハーフであるため本来ならばA〜B相当であるが、黄昏により失われている。
天性の肉体:A
生まれながらにして完全な肉体を持つ。
生後三日目にして巨人フルングニルの足を軽々と持ち上げたというマグニのそれは、まぎれもなく最高位のもの。
Aランク以下の物理的・霊的・精神的弱体を無効化する。
黄昏の生存者:EX
死亡判定時に自動発動。父より継承した『トールの神核』がダメージを肩代わりすることにより、致死の攻撃を一度だけ無効化できる。
ミョルニル及び継承スキルは失われる。
怪力:A+〜A++
黄昏の生存者発動後、A++へ変化。

64僕はね、名無しさんなんだ:2020/06/07(日) 22:35:35 ID:4apc.v7w0
【宝具】
『悉く打ち砕く雷神の槌(ミョルニル)』
ランク:A〜A+ 種別:対神(軍)宝具 レンジ:10〜50 最大捕捉:10000人
万物を破壊すると言われる神の雷を前方に放つ。
通常の電撃と異なり物理的な衝撃を伴ったそれは、物質と霊子に根源的な破壊をもたらす。
また、屋外では雷を呼び込むことで出力を向上させることができ、帯雷一段階で威力は倍増する。
『万雷打ち轟く雷神の嵐(ミョルニル)』
ランク:A〜A+ 種別:対神(軍)宝具 レンジ:10〜90 最大捕捉:999999人
十数本の雷の柱を顕現させ、周囲に終末的な破壊をもたらす。
柱一本あたりの威力は『悉く打ち砕く雷神の槌』に劣るが、広域の殲滅力はまさに神の嵐と呼ぶにふさわしい。
雷の柱は質量を伴っており、周囲を走り動くことで全てをなぎ払う。
発動時の魔力凝縮は『悉く打ち砕く雷神の槌』の3倍にも及ぶ。
『黄昏に響け父の雷葬(ミョルニル・ラグナロク)』
ランク:EX 種別:対神(自身を含む)宝具 レンジ:ー 最大捕捉:ー
特定条件で発動する。以降ミョルニルは失われ、持ち主のステータスも変化する。ミョルニルは割れて、マグニはトールとは性質の異なる神霊となる。
気候、時間に関係なく空が黄昏に染まり、ミョルニル所持者の「生前の記憶」が雷となって降り注ぐ。周囲一帯が現代の法則や魔術基盤、物理法則すら成り立たなくなり神代のものに回帰させ、「神々の黄昏(ラグナロク)」としか形容できない終焉の光景を引き起こす。
発動中はトールの神核を失っており、雷神としての性質やミョルニルの所有権を失いトールの力を持たない半神マグニとなっているため、ミョルニルの暴走を止められず、自らも雷に打たれる。ミョルニル所持者の生前の記憶を雷として放出しているためか、打たれるとその記憶を垣間見る。
その本質はミョルニルという父の生きた証をその記憶ごと空に還す。遺された者が先へ進むため弔いの儀式。故に宝具名は『黄昏に響け父の雷葬』。
死はただそれだけで悲しい。けれど、その死を悼む者がいたのなら繋がりは消えない。たとえ肉体が滅んでも、記憶から消えてしまったとしても思いは残る。黄昏(おわり)の先を行く子らへ残した父親(トール)の最後のメッセージ。
【解説】
北欧神話に語られる、雷神トールと巨人ヤールンサクサの息子。
その名は「力ある者」を意味する。
その姿はかつて置換魔術により人形へと蘇生された「ベアトリス・フラワーチャイルド」と名乗る女性を依代としており、残忍な性格で、相手を滅多刺しにして死なないのを見て高笑いする等、非常に嗜虐的。感情の起伏も激しく、スマイルで挨拶した一コマ後にいきなり攻撃をすることもザラである。

65僕はね、名無しさんなんだ:2020/06/08(月) 21:18:07 ID:oBUTxggs0
【元ネタ】ONEPIECE
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】トラファルガー・ロー/トラファルガー・D・ワーテル・ロー(真名解放後)
【性別】男
【身長・体重】191cm・?kg
【属性】中立・悪
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷B+ 魔力B 幸運A 宝具EX

66僕はね、名無しさんなんだ:2020/06/08(月) 21:19:19 ID:oBUTxggs0
【クラス別スキル】
陣地作成(悪魔の実):A
 悪魔の実の能力によって、自身の周囲に“ROOM(ルーム)”と呼ばれる半透明の球状領域を展開できる。その内部は「キャスターを執刀医とする手術室」と化し、キャスター以外の存在は「手術台に乗せられた患者」としてキャスターの手で自在に改造可能になる。
 ただし、能力使用中――すなわち手術中はキャスターの魔力を大量に消耗してしまう。限界を超えて行使すれば、キャスターの霊核に深刻なダメージを与えられ、最悪消滅する。

道具作成(偽):E
 魔力を帯びた器具を作成する。
 本来魔術師ではないキャスターはこのスキルを持ち得ないが、能力展開中に限り、「内臓(霊核)のみを破壊するガンマ線のナイフ」などを一時的に生成可能とする。

復讐者:B
不治の伝染病、「珀鉛病」を振りまく『ホワイトモンスター』として、人の畏怖と拒絶を一身に集める在り方がスキルとなったもの。周囲からの敵意を向けられやすくなるが、向けられた負の感情は直ちにキャスターの力へと変化する。
とある道化の「本懐」を果たしたことでランクダウンしている上、スキル「道化の愛」で封印されている。

忘却補正:A-
 人は多くを忘れる生き物だが、復讐者は決して忘れない。忘却の彼方より襲い来るアヴェンジャーの攻撃はクリティカル効果を強化させる。
 白い街の全てを奪われた過去は忘れない。――とある道化の手で「人の心」と「自由な未来」を取り戻したことも。
とある道化の「本懐」を果たしたことでランクダウンしている上、スキル「道化の愛」で封印されている

自己回復(魔力):D
 復讐が果たされるまでその魔力は延々と湧き続ける。微量ながらも魔力が毎ターン回復する。
 とある道化の「本懐」を果たしたことでランクダウンしている上、スキル「道化の愛」で封印されている

67僕はね、名無しさんなんだ:2020/06/08(月) 21:20:37 ID:oBUTxggs0
【固有スキル】
嵐の航海者:B-
 船と認識されるものを駆る才能。
 集団のリーダーとしての能力も必要となるため、軍略、カリスマの効果も兼ね備えた特殊スキル。
 B-なのは、効力にやや振れ幅があるため。キャスターの生前のクルーからは基本、心酔レベルで慕われていたが、度重なる単独行動やクルー不在時に他海賊団と同盟を組むなどの独断専行から一部の部下から距離を置かれることもあった。

悪魔の実(オペオペ):A
 超人系悪魔の実、オペオペの実を食べ(させられ)た改造自在人間。“ROOM”と呼ばれる空間内で移動、切断、接合、電撃など一般的に外科手術で必要なあらゆる行為を自在にできるようになる。
 汎用性が高すぎるため、能力を完全に使いこなすには膨大な医療知識が必要だが、幼い頃から医学を学んでいた上、卓越した戦闘技術を持つキャスターは医療に特化したこの能力を戦闘にも応用している。
 なお悪魔の実の能力者共通の欠点として、海に嫌われる呪いを受け、一生泳げない体質になってしまう。

68僕はね、名無しさんなんだ:2020/06/08(月) 21:21:31 ID:oBUTxggs0
死の外科医:A
 「海軍本部に、海賊の生きた心臓を百個届ける」など猟奇的な事件を起こし、狂気の海賊として世間を震撼させた、キャスターの異名。
その名の通り、凄腕の船医でもあり、「海軍大将の追撃を振り切るべく急速潜航する潜水艦内部で、瀕死の重傷者二名の同時オペを完遂する」という離れ業をやってのけたこともある。

覇気:A
「意志の力」であり、その意志によって流れる「体内(身体)エネルギー」のようなもの。「気配」「気合」「威圧」「殺気」「闘争心」「怒気」などと同じ概念で、目に見えない感覚を操る。
キャスターは見えない鎧を身に纏う感覚に近い覇気(体内の覇気を引き出して身に纏うことができる力)とされる武装色、生物の発する心の声や感情を聞く能力(つまり、相手の『意志』を読む力)とされる見聞色を高練度で扱える。
特に武装色は、悪魔の実の能力と併用することで、「鋼鉄の砦と化した巨大研究所を切断する」「飛来する隕石を一刀両断する」など凄まじい威力を発揮する。

69僕はね、名無しさんなんだ:2020/06/08(月) 21:22:19 ID:oBUTxggs0
Dの意志:B
 かつて『神の天敵』と言われていた「D」の意志を継ぐ者を表すスキル。
 単独行動、不屈の意志、戦闘続行、神殺しなどの効果も兼ね備えた特殊スキルとされているが、その詳細は明らかにされていない。
 キャスターは他のDの一族と違い、宝具『隠し名と忌み名』の効果でこのスキルを秘匿している。真名解放しない限り、例え自身のマスターやルーラーであっても、スキルを所持していることすら見抜けない。

道化の愛:EX
 世界の全てに絶望した『ホワイトモンスター』を、文字通り命をかけて自由な人間の少年へと戻した、あるドジな道化の無償の愛。
 宝具『珀鉛病の怪物』を無効化し、アヴェンジャーのクラススキルを全て封印する。

70僕はね、名無しさんなんだ:2020/06/08(月) 21:23:29 ID:oBUTxggs0
【宝具】
『不老手術(ふろうしゅじゅつ)』
ランク:EX 種別:対人 レンジ:1 最大補足:1人
 超人系悪魔の実、オペオペの実の最上奥義。対象一人を不老不死の存在に変える。サーヴァントに使えば受肉した上で不老不死となる。
 代償として、この宝具でのオペを完遂した瞬間、キャスターは英霊の座からも完全消滅してしまう。

『隠し名と忌み名(トラファルガー・D・ワーテル・ロー)』
ランク:EX 種別:対人 レンジ:1 最大補足:1人
 サーヴァント、トラファルガー・ローの本当の、文字通り『真名』。「D」は隠し名で「ワーテル」は忌み名。代々何らかの継承をしている家系であることを表す。
 通常状態ではDの意志のスキルを隠蔽する効果がある。
真名解放時の効果は詳細不明だが、キャスターは「この真名を明かしたことで、結果として天竜人二人を破滅させた」という独自の逸話から、「神性を得た人類」に対する特攻を得ることが分かっている。

『珀鉛病の怪物(ホワイトモンスター)』
ランク:EX 種別:対人・対国 レンジ:1~1000(国一つ分) 最大補足:10000人(王国民全員)
 不治の感染症、「珀鉛病」。感染すると激痛と共に肌に白いあざが広がり、最長でも三年弱で死に至る。この病によって滅んだフレバンス王国唯一の生き残りとして、無差別に白い死病を振りまく、とされるが……。
 キャスターのこの宝具はスキル「道化の愛」の効果で消失している。アヴェンジャーとして召喚されると、消滅するまでこの宝具を暴走させ続ける。

71僕はね、名無しさんなんだ:2020/06/08(月) 21:24:24 ID:oBUTxggs0
【weapon】
 「位列」なしの妖刀『鬼哭』。身長191cmのキャスターが腰に提げられないほどの大太刀であり、普段は納刀したこの刀を担ぐようにして持ち歩いている。

【解説】
 北の海出身の海賊『ハートの海賊団』の船長。「最悪の世代」の一人。
 体中にトライバルタトゥーが彫られており、両肩と胸にはハート、背中には海賊旗のマーク、指には「DEATH」の文字が彫られている。特に海賊旗にはよほど思い入れがあるのか、例え敵地への潜入中であっても衣服にロゴを入れるほど。
作中二年後、新世界編では王下七武海となっていたが、麦わらの一味との同盟及びドンキホーテ・ドフラミンゴとの交戦が原因で除名された。
 「究極の悪魔の実」「隠し名忌み名」「世界政府の陰謀で故郷を失う」「妖刀使い」「CV神谷浩史」その他もろもろ属性てんこ盛り。作者をして「お前が重要人物になるのかよ」と言わしめた男。

72名無しさん:2020/06/22(月) 22:56:29 ID:LtHaY7160
>>46政治ネタおもんな

73僕はね、名無しさんなんだ:2020/06/27(土) 22:12:55 ID:Ayq7xHsI0
書き込み。

74代理投下・転載:2020/06/28(日) 18:50:18 ID:fcnI84gY0
【元ネタ】史実、中世神話、伝説など
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】日羅
【性別】男性
【身長・体重】218cm・152kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷B 魔力B 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

【固有スキル】
高速読経:B
 魔術の詠唱を高速化させる能力。
 大魔術の詠唱を一工程で成し遂げる。

無辜の怪物:B
 愛宕太郎坊天狗。
 経緯は不明だが太郎坊天狗の前身とされ、"天狗の魔"を得ている。能力・姿が変貌している。

神性:D(C)
 愛宕山の信仰に巻き込まれたことで神性を得ているが、魔性のためにランクダウン。

天狗の団扇:EX
 源流である大陸の芭蕉扇と同じく
 大天狗の羽団扇にも「火を鎮める」「火を起こす」という二つの使い途がある。
 愛宕太郎坊の団扇であればどちらにも最高位の力を持つ。いわば火属性の対象・現象に向けた超バフ/超デバフ。

軍神背光:A
 日羅あるいは愛宕権現の本地とされる軍神・勝軍地蔵の力を威光の形で表す。
 味方の能力・武運の強化、バッドステータスの強制解除などの効果がある。
 なお、「無辜の怪物」がA以上の霊基であった場合、このスキルは失われ、同ランクで「天狗のカリスマ」を取得する。

【宝具】
『太郎焼亡(てんぐび)』
ランク:B 種別:対城宝具 レンジ:20〜60 最大捕捉:1000人
 太郎坊天狗(あるいは崇徳上皇)の仕業とされた“安元の大火”が宝具となったもの。
 巨大な火球を繰り出し、都市すら半壊させる。
 だが、有効範囲がかなり広い一方で威力自体は並であり、一点突破が必要な局面には向かない。
 スキル「天狗の団扇」のバックアップを受けるとランクや威力が上方修正され、一転して都市殲滅レベルの攻撃となる。

『火焔神身(にってんし)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1〜30 最大捕捉:200人
 ランサーが生前から持つ異能。日天威徳の人体発光。
 日羅の神格化とされた愛宕権現は、軻遇突智、金鵄、猿田彦などという「光り輝く神」と同一視されていた。
 全身から発せられる灼光により闘志を挫き、双方無傷のまま戦いを終わらせんとする対精神宝具。
 だが殺し合いを前提とする聖杯戦争では実質的に、精神的な負荷をかけ、スタン及びステータスダウンを発生させる宝具となる。無情。
 一応「エマージング・スーリヤヴァンサ」という現代風の読み(真名)もあるのだが、日本語にこだわるので使わない。

【Weapon】
『無銘:天狗の錫杖』
 日羅(愛宕権現)の本地とされる勝軍地蔵(将軍地蔵)の持物である、槍に擬された金色の錫杖。約八尺の長柄。
 勝軍地蔵が由来の基本ウェポンだが、修験者=天狗のイメージも混入している。
 ちなみに、団扇と天狗火は“無辜の怪物”の影響で得たモノだが、影響がなくとも鎮火能力はほぼ必ず備えるようだ。

75代理投下・転載:2020/06/28(日) 18:51:13 ID:fcnI84gY0
【解説】
 六世紀の日系百済人官吏。
 九州豪族を父に持ち、百済の威徳王に仕えた後敏達天皇に招かれて来日、朝廷に対して対百済強硬策を献策したが、
 これを危惧した百済人によって暗殺された。
 『日本書紀』の時点で身体から光を放って刺客を怯えさせたり、
 一瞬蘇って自分を殺したのは百済の者だと告げたりと既に只者ではないのだが、
 伝承世界では聖徳太子の仏法の師、僧侶とされた。
 後には行基、仁聞らと同じく開山伝説が語られるなどされ、奇瑞をもたらす高僧のイメージが定着していった。
 聖徳太子を救世観世音菩薩の化身とみなして日羅が拝んだり、
 かつて聖徳太子が前世で漢人だったとき(?)日羅(の前世?)が弟子であったとか
 常に日天を拝していたため発光することができたとか説明するエピソードが『聖徳太子伝暦』にある。
 火炎のように輝いた日羅に応じて太陽のような光線を眉間から放つ太子の描写は正直笑える。
 ルーツでもある九州に多くの開基伝説が残るが、
 あまり重要視されなかった妄説とはいえ一説には金峰山の開山すら帰せられた。
 また、経緯不明ながら、日本の天狗の元締めとされる愛宕山の大天狗と同一視されることもある(『是害房絵詞』)。
 愛宕太郎坊を柿本の僧正こと真済と同一視する説(『源平盛衰記』)や、愛宕の天狗魔王を太古の存在とする説もあるが、
 縁起・伝説のいくつかは日羅と愛宕権現を同一とし、太郎坊天狗をその傘下とも解釈する。
 勝軍地蔵と結び付けられたせいか、日羅は本当は僧侶ではなく武将であったと主張されることも有る。

76代理投下・転載:2020/06/28(日) 18:52:41 ID:fcnI84gY0

 名のある高僧を大天狗の前身と看做す例は数あるが、日羅の場合僧というのがまず怪しく、
 天狗の格のみならず神格化の経緯がよくわからん度でも他と冠絶している。
 古さに権威を求められたのだろうとは勘ぐれるが。
 大天狗日羅はおそらく修験道の聖山としての愛宕と天狗、開基者・異人・高僧としての日羅伝説の習合であり、
 日羅伝説の終着点でもあろう。というか12月の晦日に光が失せて殺され、蘇る、ってお前太陽神じゃん。

 呵々大笑す赤ら顔の異人。威風堂々たる修験者風の大男。太陽天狗。発光する奇人。
 いまさらながら虎蔵が言ってたのはこれかぁと元ネタを認識した。
 別の側面、クラスだと、「火迺要慎」や天狗使役の要素が付いたり太平記的な「天狗のカリスマ」とか付く。
 愛宕太郎坊といえば、讃岐院を考えなければ文句無しで最強の天狗だと思うので強めに設定した。無辜扱いだが。

77代理投下・転載:2020/06/28(日) 18:53:45 ID:fcnI84gY0
【元ネタ】史実など
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】良源
【性別】男性
【身長・体重】141cm・43kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C+ 耐久A 敏捷B 魔力A 幸運A 宝具B
【クラス別スキル】
狂化:E-
 理性はあり、高等な会話も可能。
 所謂“角大師”の姿を常に取り、また、変身した動機である病苦や理不尽への怒りが燻っているが、
 理性を残しているのでステータスへの恩恵は皆無である。
 鬼種に变化した逸話からバーサーカーのクラスに当て嵌められたが、しかし、その程度で揺らぐ彼ではなかった。

【固有スキル】
妖忌の異貌:A
 謂わば"妖惹の紅顔"とは真逆のスキル。
 魔性のモノに対してステータスペナルティーとなる“重圧”を課す。
 魔除けの恩恵があるという角大師は鬼、ないし夜叉とされるが、
 魔神の力で下位の魔(災厄)を払い除けようとする思想は世界中に存在する。
 ……例えばゴルゴネイオン。饕餮紋(蚩尤)。

变化:B
 神仏の化現。
 姿かたちを変容させることができる。
 バーサーカーとして召喚されているせいで、異形の角大師(鬼種)の姿が基本形となっているが、
 このスキルを使えば生前同様の容姿を取ることも可能。が、基本的に使わない。

鬼種の魔(護):A
 変転の魔、怪力、カリスマ、魔力放出といった、鬼の異能・魔性と同等の“効果”を獲得している。
 真正の「鬼種の魔」とは異なり、弱点属性(デメリット)になりにくいのが強み。
 鬼種およびその類似物に対する特攻効果、特防効果も有する。

【宝具】
『魔滅有角相(まめうかくそう)』
ランク:B 種別:対人(自身)宝具 レンジ:- 最大捕捉:一人
 疫病神を調伏するために化身したという降魔鬼神の姿を取る宝具だが、バーサーカーのため常時解放・常態化している。
 人類が天敵として想定した『魔』『病』『悪』などの属性を帯びた対象に特攻の追加ダメージを与え、
 その場に存在するだけで特に悪疫を無害化する。
 追加ダメージは実体、防御力、耐性の如何に依らず与えられるため、概念的な存在にも通用する。
 この姿の彼は、もはやカタチを持った天台の教理そのものと言えるので、抽象的な存在であろうとダメージを回避できない。
 いわゆる、角大師。

『観音仮現三十三身(かんのんかげんさんじゅうさんしん)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
 如意輪観音を本地とするバーサーカーが三十三人の童子として現れたという、豆大師の逸話に基づいた宝具。
 一時的に分身を創り出す能力。これら分身はより正確に言えば本体の同位体であり、最後に残った一体が本体として扱われる。
 マスターへの魔力負荷は分身数に比例する。二人になれば即ち二倍、三人になれば即ち三倍となる。
 また、同時に存在できる分身の数は、伝承限界により33体までとなる。

【Weapon】
『無銘・薙刀』:薙刀は僧兵要素。強訴と鎮護の霊器。

78代理投下・転載:2020/06/28(日) 18:54:55 ID:fcnI84gY0
【解説】
 第十八世天台座主。
 他宗の論破、大火で消失した叡山の伽藍復興の功績より日本天台宗・比叡山延暦寺中興の祖とされる平安中期の僧。
 多くの説話伝説で知られ、死後いくつかの独自の信仰を生んだ。諡号は慈恵だが元三大師ほかの通称名でも知られる。
 名門正統の出自ではなかったが、頭抜けた論駁の腕から摂関家に目をかけられ、
 応和の宗論で名を挙げたのち、異例にも天台座主にまで上り詰める。
 論戦のみならず加持祈祷の腕も振るって、後には皇族の信任も厚くなり、
 最終的には行基に次ぐ2人目の大僧正となった。
 一般に法力絶倫の大師とされるが、藤原師輔の子尋禅の優遇にはじまる比叡山の貴族化、
 寺門山門の対立の激化を引き起こしたともされる。
 中世以来の民間信仰においては、十一面観音の化身とされたり、
 鬼相を取って魔を払った「角大師」や三十三人の童子として顕れた「豆大師」の逸話が伝えられ、
 円宗護持の念より天狗道に堕ち魔王の列に連なったとか、
 平清盛に転生したとか、智羅永寿をぶちのめしたとか好き勝手言われ、長らく神仏の類として信仰対象となってきた。
 死後の神格化度とフォークロアにおける人気度では天台僧の中ではやや飛び抜けた存在であり、
 おみくじの発明、また後には僧兵の創始をも帰された。
 高僧ながら奇怪な信仰や誹謗中傷を受けるが、良源は生前から敵を作りやすく奇特な性格だったらしい。
 半ば伝説的ではあるが、受戒をなんの説明もなく引き伸ばし、諸人に批難されたというエピソードは、
 大風で南門が倒れ、これを予知していたのだと人々が納得するオチがつくにしろ、強権的で結果主義な側面を伝える。
 良源像の眼光が鋭い理由は、降魔神としての信仰だけではなかろう。
 まあ、天狗となって余慶(ひいて寺門)を祟ったとかいう話は天台宗の内紛に直接的に起因するのかとも思うが。

 なお天狗要素は鬼属性で塗りつぶされたので(少なくともここでは)無い。
 角大師と豆大師の逸話よりショタ鬼っ子となった。やったね!!!

79代理投下・転載:2020/06/28(日) 18:56:35 ID:fcnI84gY0
【元ネタ】史実+??
【CLASS】ルーラー
【マスター】
【真名】リュサンドロス
【性別】女性(?)
【身長・体重】181cm・65kg
【属性】中立・悪
【ステータス】筋力A 耐久A 敏捷D 魔力C 幸運C 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:A
 A以下の魔術は全て無効化する。
 生前の抗魔力からはかけ離れた性能だが、彼(?)の場合は、
 ルーラーのクラスによる補正よりも「女神の神核」スキルの影響で高いランクを得ているようだ。

真名看破:B
 ルーラーとして召喚されると、直接遭遇した全てのサーヴァントの真名及びステータス情報が自動的に明かされる。
 ただし、隠蔽能力を持つサーヴァントに対しては、幸運値の判定が必要になる。

神明裁決:A
 ルーラーとしての最高特権。聖杯戦争に参加した全サーヴァントに二回令呪を行使することができる。
 あるサーヴァント用の令呪を他のサーヴァントに転用することはできない。

【固有スキル】
女神の神核:C(A)
 神性を含む複合スキル。
 完成した女神である事を現す特殊なスキルだが、リュサンドロス自身が拒んでいるためランクが低く抑えられている。
 疑似サーヴァントですらなく、女神が一方的に侵食している(手を貸している)状態。
 女性の姿も不本意なものだとか。

僭主のカリスマ:A
 権威ではなく実力による統率力。また、反権威の権威として君臨する能力。
 国家の運営すら可能とするスキルだが、挑戦者を招きやすい為、支配期間は短くなりがちである。
 なお、古代ギリシャで僭主(タイラント)といえばポリスの独裁者だが、
 リュサンドロスの場合は二人の王の頭を飛び越えてギリシアを私物化した専横と僭主性を評したスキル名となっている。

戦略:A
 外交や兵站など大局的に物事をとらえ、戦う前に勝利を決する力。

嵐の航海者:B
 船を駆り、船員・船団と言った集団を統率するスキル。
 「軍略」、「カリスマ」を兼ね備える。
 海戦の指揮・勝利経験わずか2回にして「嵐の航海者」をBランクで所有するのは、偏に彼(?)の怪物的有能さを表す。

【宝具】
『群邦は人形のように踊り(ラケダイモニオス・オリガルキア)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:7騎
 三十人僭主、総督と十人政権といった、リュサンドロスの帝国を象徴する各ポリスの傀儡政権が宝具になったもの。
 ルーラーのクラスであるため、令呪よってサーヴァントに強制付与されるエンチャント(呪い)という形を取る。
 対象サーヴァントの行動、思考を読み取ってルーラーに報告し、
 また、対象が聖杯戦争から逸脱した際にはペナルティとして魔力を徴収する。
 彼女個人で運営するシステムのため、官僚不足、内部抗争など、生前のような弱みを持たない。
 思考に強制介入することも可能だが、激しい抵抗にあった場合エンチャントが破壊される可能性もあるため、
 最終手段として普段は使用されない。

『独裁者は女神のように歌う(ヘーラー・リュサンドレイア)』
ランク:B+ 種別:対衆宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:300人
 女神のカリスマ。
 力ある言葉によって人々の精神を誘導し、神の視座、ないし超絶の戦略眼によって大局的に求める未来を創出する。
 古代ギリシア古典期における動乱、それによる各ポリスの疲弊、新戦術の誕生、相次ぐスパルタ人の神格化、
 そのすべてがマケドニアから「征服王」を生み落とすための下準備――あるいは胎動であったとしたら、
 すべての「英雄の母」なるヘラはそのあいだ何をしていたのか。
 サモス島の人々はなぜ崇拝して已まないヘラの祭りを『リュサンドロス祭(リュサンドレイア)』と呼んだのか。
 集団洗脳宝具。マス特化のため対個人干渉力は"オリガルキア"に劣るが、この宝具の真髄はカオス制御能力にある。

【Weapon】
『スパルタ艦隊』
 ライダーではないので一部を武装(対人艤装)として具現化するに過ぎない。
 とはいえ宝具となってもそこまでスゴイものではない。(一応ディオスクロイの加護など持つが)
 ペロポネソス戦争末期における華々しい活躍は、艦隊というよりも、リュサンドロス個人の功績に帰すべきだろう。

80代理投下・転載:2020/06/28(日) 18:57:49 ID:fcnI84gY0
【解説】
 スパルタの提督。将軍。
 アレクサンドロス以前のギリシアにおいて、存命中の神格化が確実視される唯一の人物。
 貧しいがヘラクレイダイに連なる高貴な生まれとされるが、いくつかの根拠からヘイロタイの血を引くとも推測される。

 前408年ナウアルコス(提督)に選出され、
 小キュロスとの折衝や艦隊再建に成功した彼は、詐術を駆使してアテナイ艦隊を壊滅させ、アテネを降伏させた。
 ペロポネソス戦争がスパルタの勝利に終わるとデロス同盟を解体、アテネと旧同盟国にそれぞれ傀儡政権を置いたが、
 リュサンドロスの野心を警戒したスパルタ本国と確執が生まれ、体制は瓦解。前395年、コリントス戦争でテーベ軍に殺された。

 各ポリスの十人政権の議員を主にスパルタの要人ではなく自分の息のかかった人物から選出するなど、新体制ギリシアは
 リュサンドロスの私的な帝国であったとされ、権勢はもとより、その狡猾さ、名誉欲、倨傲により、
 パウサニアス王にも、自らが擁立したアゲシラオス2世にも疎まれた。
 死後、スパルタを選挙君主制に移行させる計画がアゲシラオスによって「発見」されたために、スパルタ王、全ギリシアの王を
 目指していた、とも推測されるが、歴史家一般はリュサンドロスの目的をスパルタにおける寡頭制樹立と認識しているようだ。

 クセノフォンが伝えるテーベのプロパガンダはヘイロタイをハルモステス(総督)に選出したという彼の信じがたい所業を示唆し、
 またプルタルコスはリュサンドロスが艦隊に奉仕したヘイロタイ(?)に報奨を出したという逸話を述べている。
 これらから出自を推測というか邪推する向きもあるが、実際は、ヘイロタイ体制、双頭君主制の限界を、
 正しく悟っていただけではあるまいか。

 スパルタ人らしからぬクレバーさで周囲から浮きまくってた人。小キュロスを支援したり、アゲシラオスに見切られたり、
 私財溜め込んでると思われてたが実際は素寒貧で通していたとこらへんが好感持てる。
 ヘラクレスの血筋を引き合いに出され、謀略家ムーブを咎められての
 「獅子の革が足りなけりゃ、狐の革を継ぎ当てるしかねぇよな?」発言ほんとすこ。

 サモスのドゥリスによれば、リュサンドロスの帝国の時代、サモス島でリュサンドロスが神として崇拝されたという。
 曰く、ヘライア(ヘラ祭)をリュサンドレイアと呼んだ、リュサンドロスに讃歌を捧げた、云々。
 かつては信憑性が疑問視された逸話だが、現在は考古学で史実性が確認されている。

 サーヴァントとしてはTSおじさんにして催眠おじさん。
 どうしてこうなった。

81代理投下・転載:2020/06/28(日) 18:59:04 ID:fcnI84gY0
【元ネタ】旧約聖書など
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ヤンネス&ヤンブレス
【性別】男性/男性
【身長・体重】178cm・95kg
【属性】秩序・中庸/秩序・悪
【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷C 魔力A+ 幸運E 宝具A+
【クラス別スキル】
陣地作成:A
 魔術師として自らに有利な陣地である「工房」を作成する。
 Aランクを所有するため、「工房」を上回る「神殿」を構築することが可能。

道具作成:EX
 魔力を帯びた器具を作成する。
 元より偶像崇拝の国エジプトの魔術師(神官)であるため、神像、偶像作成に関しては最高クラスの能力を持つ。
 彼らが奉る偶像は、一つの民族が主神として仰ぐに相応しい“願望器”となる。
 ――一説に。ヤネスとヤンブレスは、モーセの弟であるアロンが一時期民衆と自らの神とした、あの「黄金の仔牛」を造った、という。

【固有スキル】
魔力同調:A++
 同調した他者と自己の魔力を、同時に、大幅に賦活させる。
 常に2人で魔力を共鳴させているため、MGIの数値、魔力回復値などを数倍したものとして扱う。(ステータスには非計上)
 このサーヴァントの場合、コンビネーション(特定の人物と共闘する時戦闘力を上げるスキル)の効果も兼ねる。

魔神の叡智:A
 モーセの宿敵となるまでに恵まれ、研ぎ澄まされた才覚と知恵。
 「ベリアルに育てられた」「バラムの息子」「エジプト最高の魔術師」などとされる彼らはそれ相応の能力を備えている。

水難の相:C
 紅海で死んだとする多くの伝承を持つことから、水、特に海水がからむ災難を避けにくくなっている。

【宝具】
『天界闖入(フォール・オブ・アメロト)』
ランク:EX 種別:対界(自身)宝具 レンジ:0 最大捕捉:-
 効果対象が限定的な特殊な対界宝具。キャスターの背にある熾天の片翼。
 外界に適応し、いかなる環境、ルールを有した世界においても自らの存在を可能とさせる、強力な力場を展開する。
 エジプト魔術による次元上昇(アセンション)と併用することで、
 常人ならば一瞬たりとも存在を許されないレベルの高次環境(例えば天界や神域のたぐい)や
 心身にとって脅威となりえる常識(ルール)を持った異界(例えば敵の固有結界など)でも問題なく活動が可能。
 言ってしまえば無敵バリアのようなもの。
 力場が持つ外界への絶対性は、無論物理攻撃や概念干渉に対しても装甲として機能する。

 この宝具の形成に当たり、キャスター両名はアベゼティボウ、及びウザ(シェムハザ)、マステマ、ラハブなど
 「堕天した」とされる御使いを材料とした。

【Weapon】
『アベゼティボウ、ウザ(シェムハザ)、マステマ、ラハブetc』
 いずれも"モーセに敵対した"か"紅海に失墜した"、あるいはその両方に当てはまる堕天使である。
 キャスターたちにとっては燃料、素材といったリソース以外の何かではない。

82代理投下・転載:2020/06/28(日) 18:59:51 ID:fcnI84gY0
【解説】
 モーゼと争ったとされるエジプトの魔術師。
 『出エジプト記』に登場するファラオお抱えの宮廷魔術師とされ、その名はローマ人の文献にも登場する。

 『出エジプト記』には、アロンと術比べを行って破れ、また、十の災いのうち、1番目「ナイル川の水を血に変える」と
 2番目「蛙を放つ」は再現できたものの、3番目の「ぶよを放つ」が再現できず敗北を認めた、というエジプト人の魔術師が登場する。
 ヘブライ語聖書(旧約聖書)では名前を言及されないが、
 ユダヤ人の伝承世界においてはヤンネとヤンブレ(ヤネスとヤンブレス)と呼ばれ、
 新約聖書の『テモテ第二』――すなわちパウロも、この名で魔術師を呼んでいる。ヤニス、マンブレスなどとも。

 ラビ文学で拡張された神話によれば、彼らは預言者バラムの息子であり、(二人揃って言及されるときは特に)兄弟であり、
 ファラオの夢を解いてエジプトを滅ぼすもの[モーセ]の誕生を予見し、父と共にモーセらと争ったという。
 伝承によれば、葦の海を割ったモーセを追うエジプト軍の中に彼らもおり、天使たちと戦って彼らを海に叩き落としたが、
 神によって逆に叩き落とされ、ファラオと一緒に海に飲まれた。
 ただ、ヤンネとヤンブレの天界参入についての伝説では、彼らが天界に我が物顔で押し入り、ミカエルもガブリエルも手が出なかったが、
 メタトロンが彼らを打ち破って海に沈めた、とするメタトロン上げのバージョンが特に有名で、
 ガブリエルがでかい面するバージョン(ただし働くのはミカエル)や、神が直接手を下す上記バージョンはそこまで取り上げられない。
 メタ公の人気すごい。

 旧約聖書偽典『ソロモンの聖約』にはアベゼティボウ(アベジードホド?)なる片翼の風の悪魔が登場するが、彼はかつてモーセと戦い、
 神によって紅海に沈められ、封印された来歴を持ち、元々はアメロト(?)なる名前の天使であったとされる。
 ヤンネとヤンブレはアベゼティボウに助けを求めたとされ、現代風に言えば、召喚者、ないし契約者であったのだろう。
 他にいくつかの異説(モーセに殺されたとか)はあるが、概ね二人は紅海で死んだとされる。悪魔も二人と末路を共にしてて草。

 モーセの伝承には、クシュ王国を父バラムと息子ヤンネとヤンブレの3人が乗っ取っていたので、
 エジプト人を殺してクシュに逃げてきた若き日のモーセがクシュ王に味方して彼らと戦い、その後も40年間将軍として仕えた、
 というやや困惑させられる冒険物語もある。この伝説によれば、モーセがミディアンに逃げるのはその後である。えぇ…

 大プリニウスやアプレウスは古の魔術師としてモーセスとヤンネス(イアンネス?)を列挙し、
 アパメアのヌメニウスはヤンネスとヤンブレスをエジプトの聖なる書記、最も優れた魔術師と述べた。
 ヘブライ伝承ではモーセ伝説の様々な場面で使える便利な悪役として使われたが、
 彼らの悔悛を題材としたストーリーもかつては存在したらしい。

 一枚だけの翼を背負った褐色のシャム双生児。「おお、カエムワセトよ。どこへゆかれた、日嗣の御子よ」とたまに口走る。
 唯一神の神罰を2割方コピーできたり、天使相手に無双したり、元ネタの時点で結構チートな気がする。

83代理投下・転載:2020/06/28(日) 19:00:51 ID:fcnI84gY0
【元ネタ】ギリシャ神話など
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】ヘルマフロディトス
【性別】両性
【身長・体重】165cm・51kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力D 耐久A 敏捷C 魔力A 幸運D 宝具C
【クラス別スキル】
気配遮断:C
 自身の気配を消すスキル。
 ただし、攻撃時には効果が大幅に薄れてしまう。
 ……正確にはヘルマフロディトスと一体化(融合)したサルマキスが保有していたスキル。
 油断した美少年に忍び寄って逆レイプをかませる程度のランクである。

【固有スキル】
ハイ・サーヴァント(天然):D
 人工サーヴァントとして作られた訳でもないのに、生前から自分のものではない神話エッセンスを有する稀有な例。
 このサーヴァントの場合はネイアド(水精)であるサルマキスの要素を持つ。

神性:A+
 ヘルメスとアフロディテの子とされるため、最大の神霊適性を持つ。その起源はアフロディテの化身とも。

恋愛相談:A
 良縁・悪縁を瞬時に見抜き、恋の成就、あるいは縁切りに適切なアドバイスを行う能力。
 「男であり女だからこそ恋について最良の相談役になれるんだ!」……などとアサシンは宣うが、本来は権能の一種。
 愛の神としての観察眼を示すスキル。神・ヘルマフロディトスは結婚の守護神として信仰されたという。

【宝具】
『驚異の美身(ウェヌス・バルバータ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:一人
 両性具有神の肉体は、特定の性別を対象とした効果の内、不利なものをキャンセルし、有利なものだけを通す選択性を持つ。
 加えて、ヒトとして完璧な肉体は精神的にも物理的にも傷つけ難く、攻撃のターゲットになったり、致命傷を負ったりしにくい。
 人類に連なるものである限り、この肉体への攻撃には忌避感が付き纏い、攻撃精度を下げるのである。

『転身譜・呪泉秘話(ウェヌス・カスティーナ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1〜30 最大捕捉:50人
 呪泉の水。
 相手の闘争心や凶暴性を削ぐのが本来の効用だが、後世の誤解により、男性に対してはデバフを山盛りに付与する。
 泉の精サルマキスと一体化したアサシンは、これを自在に操ることができる。

【Weapon】
『去勢の泉(無辜の怪物)』
 ウィトルウィウスは著作にてサルマキスの泉について触れ、入植したギリシャ人に追い散らされた原住民が
 泉周辺でギリシャ人と交流を通わせ、自発的に文明を身に着けていったという逸話を紹介、
 サルマキスの泉はその経緯から有名になったとし、「泉の水が男を柔弱にする」とかいう話を中傷として退けている。
 だが、逸話としては、やはりオウィディウスが述べるヴァージョンの方が遥かに有名である。

84代理投下・転載:2020/06/28(日) 19:02:05 ID:fcnI84gY0
【解説】
 ギリシャ・ローマ神話に登場する両性具有神。ヘルマプロディートス。

 オウィディウスの神話によれば、メルクリウスとウェヌスの息子であり、イデ山でニンフに育てられた。
 長じて旅に出かけ、ハリカルナッソスにあるサルマキスの泉を訪れたとき、泉の精サルマキスに惚れこまれた。
 「私たちを引き離さないで」という彼女の願いが神々に聞き入れられたため、二人は一体化し両性具有の姿となった。
 完全な男性性を失ったことを嘆いた彼/彼女が「この泉に浸かる男を女々しくする」よう願うと、これもまた神々に聞き入れられ、
 サルマキスの泉には男を柔弱にする呪いがかけられたという。

 キプロス島のアフロディテ信仰に、男アフロディテ――アフロディトスにまつわるものがある。
 これは勃起した陽物を具えた女神や、マクロビウスがいうところのウェヌス・バルバタ(髭のあるウェヌス)として顕れた、
 雌雄同体として顕現したアプロディーテ(ヴェヌス)への崇拝である。
 アフロディテは元々東方起源の女神だが、この崇拝形態は特に東方の信仰、アグディスティス神などの影響が色濃い。

 対してヘルメスは路端のヘルマイ(ヘルマ。ヘルメス柱像)で日常的に自分の逸物を見せつけていたし、
 男根の神プリアポスは一説にヘルメスとアフロディテの息子とされていた。
 アフロディトスはそれ故に「ヘルマ」を冠したに違いない。

 いつしか「ヘルマフロディトス」と呼ばれた彼/彼女をヘルメスとアフロディテの子としてはじめて言及したのは
 シケリアのディオドロスだが、彼によれば、
 一部の者はヘルマフロディトスを神と見做し、女の美と男の力を具え、決まったタイミングで人々の中に生まれるとしたが、
 一方で、雌雄同体の生き物とは世の先触れとなる『くだん』であり、ときに凶兆、ときに吉兆となる、と唱えた者もいたという。
 ここではふつうの"ふたなり"全般がヘルマフロディトスと呼ばれており、個人名というより普通名詞である。

 言ってしまうが、サルマキスとヘルマフロディトスの神話は、ヘレニズム期に成立した零落した神話の一つに過ぎない。
 この神話はプラトンのアンドロギュノス的な、“生まれながらの完璧さ”を完全に欠いており、さらに言えば情けなさすぎる。
 半陰陽の美神は両性の美徳を生来そなえるべきで、到底承認し難い。もっと耽美にしろ。

 壺絵では翼を付けて描かれた。これはエロテス(愛の神々)の一員であるとみなされていたことを示す。
 また、ヒュギーヌスによれば本名はアトランティウスだという。これはアトラスのひ孫であるためか。

85代理投下・転載:2020/06/28(日) 19:03:16 ID:fcnI84gY0
【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】アヴェンジャー
【マスター】
【真名】ナウプリオス
【性別】男性
【身長・体重】184cm・65kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷B 魔力A 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
復讐者:B
 被ダメージによるNP上昇率が高くなる。
 恨み・怨念が貯まりやすい。

忘却補正:B
 たとえ誰もが忘れ去ろうとも、復讐者が忘れることはない。
 忘却の彼方より来たるアヴェンジャーの攻撃は、事実上の不意打ちであり、クリティカル時のダメージ値が高い。

自己回復(魔力):C+
 復讐が果たされるまでその魔力は延々と湧き続ける。
 魔力を微量ながら毎ターン回復する。
 神性のためか、沿岸、海上で増量。

【固有スキル】
航海:A+++
 船の操舵技術。
 操船に関しては人類最高峰の技術と知識の持ち主だが、それはつまり船を沈める方法にも通暁しているということ。
 本スキルのランクは、戦艦、船を駆るライダーとの戦闘において絶大なボーナスとして働いてしまう。

神性:C
 アミュモネとポセイドンの子。
 またはポセイドンの息子ナウプリオスの同名の末裔。

蜘蛛糸の果て:B
 トロイア戦争終結後に起こったギリシャ勢の悲劇の多くの黒幕となった彼は、邪悪を画策する能力を有する。

【宝具】
『希奸誅戮・喰船海墓(クシロファゴス・オレトロス)』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:30〜50 最大捕捉:400人
 ナウプリオスの復讐を再現する対艦宝具。
 魔の岩礁と断崖を擁するカペレウス岬の光景を出現させる大魔術。光景だけ見れば固有結界にも酷似するが、別物。
 出現する領域にはポセイドンの加護により荒れ狂う海と嵐が付属する。
 カペレウスの地は暴風雨と高波を触腕とし、岸壁にて敵を食らう魔獣「クシロファゴス」としてアヴェンジャーの憎悪を代弁する。
 およそ「船」とカテゴライズされる乗り物のほとんどが破壊を免れない船殺しの宝具。ギリシャ人に対する特攻も勿論ある。
 殺意の海域、帰らずの海。

【Weapon】
『復讐の灯火』
 港光を偽装して故郷を目指すアカイア勢を惑わせ、破滅させさせたというナウプリオスの松明。
 魔獣「クシロファゴス」のコントローラーとしても機能する。見た目がSF。

86代理投下・転載:2020/06/28(日) 19:04:53 ID:fcnI84gY0
【解説】
 パラメデスの復讐者。
 ギリシャ神話においてナウプリオス(「船乗り」を意味する)という人物は
 ダナオスの娘アミュモネとポセイドンの子、パラメデスの父、アルゴナウタイの一人、と三人まで数えられる。
 しかし偽アポロドロスほか多くの作家は「ポセイドンの子」と「パラメデスの父」を同一人物とし、
 ヒュギーヌスは「アルゴナウタイの一人」と「ポセイドンの子」を同一人物とした。
 前者は神話的に何の矛盾もない(ストラボンは“そんな長生きできるわけねーだろ”と批判的だったが)が、
 しかし後者は原典でロドスのアポロニオスが明確に
 「アルゴナウタイの一人」は「ポセイドンの子」の末裔と述べているため齟齬がある。
 ともあれ、ひと纏めにされた「彼」はその名の通り船にまつわる多くのエピソードを持つ。
 パウサニアスによればアルゴスの軍港ナウプリアの創建者であり、
 ときには航海上で最も重要な星座――おおぐま座(北斗七星)の発見を帰せられることもあった。
 最も有名な逸話は、謀殺された息子パラメデスの復讐としてトロイアから帰国しようとするギリシャ船を難破させたというもので、
 それによれば、小アイアスへの神罰による嵐で遭難した船団を、カペーレウス岬に火を灯すことで岩礁におびき寄せて殺した。
 以来、カペーレウスはクシュロパゴス(木材を喰らうもの)と呼ばれるようになったというが、
 それが今で言うエウボイア島のカフィレアス岬で、事実、周辺海域は19世紀までエーゲ海有数の難所であった。
 また、復讐の一環として、ギリシャ人の妻が姦通するよう仕組んだともいわれる。
 散逸したがソフォクレスはナウプリオスの悲劇を書き、断片から、息子の死を知ってトロイアに渡航し、
 正義を求めたが果たせなかった、といった要素はそこでも語られていたと思われる。
 別に、偽アポロドロスは国を追われた王女の引き取り・仲人役をナウプリオスにさせている(出典は悲劇作品?)。
 また、さらに別に、ナウプリオスが航海上で篝火(ビーコン)を使い他の船を難破させるを常とし、
 自らも同じ殺され方をしたとも言っているが、このあまりに極悪すぎ、キャラが違いすぎな神話のかたちは他に知られておらず、
 出典も詳細も謎である(はずだ)。

 ポセイドンの子で、パラメデスの父で、アルゴー船の舵を執った全盛りナウプリオス。滾る憎悪を肚に秘めた、寡黙な親爺。
 船ライダーオデュッセウスになら勝ち目がある程度の強さ。
 (アサシンや、アーチャーや、戦車ないしロボを駆るオデュッセウスには、無い)
 航海の技量は人類最高レベルだが、アヴェンジャーではろくに使わない。

87代理投下・転載:2020/06/28(日) 19:06:04 ID:fcnI84gY0
【元ネタ】史実など
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】ナボニドス
【性別】男性
【身長・体重】165cm・44kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷D 魔力A 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
狂化:E→??
 通常は狂化の影響を受けないが、戦闘時、幸運判定に失敗すると月神の加護が不通になる。
 その度に狂化のランクアップが行われ、理性の剥奪とステータスの強化が進行する。
 この狂化の深化は獣性の増幅――人間性からの逸脱――としてバーサーカーの心身に顕れる。

 最古の人狼症とされる旧約聖書におけるネブカドネツァルの発狂は
 元々ナボニドスのエピソードだったと推測されるが、
 それを裏付けるように、である。

【固有スキル】
施政の黒幕:A
 表舞台に立つこと無く政治を差配する、隠然たるカリスマ。
 Bランク以上では国家の運営も十分に可能となる。
 情報収集や陰謀にプラス効果を持つが、通常のカリスマと異なり、味方の士気を上げることはできない。

月神の加護:A-
 ハランの女神官アッダ・グッピを母に持ち、バビロニア神話の月の神シンを狂信したナボニドスはその祝福を受けている。
 が、最終的にその信仰を自らの手で否定せざるを得なかったことから、接続は不安定なものとなっている。

【宝具】
『万神凌駕す天頂の月(カルツ・オブ・ムーン)』
ランク:EX〜B 種別:対神宝具 レンジ:30〜99 最大捕捉:700人
 シャマシュのエバッバル神殿、イシュタルの神殿エウルマシュ、シンに捧げられたウルのジッグラトから、
 ハランのシン神殿エフルフルに至るまで、
 彼が修復や建立を通じて契約を結んだ遺構のことごとくが混成された異形の大複合神殿。

 ナボニドゥスの月(シン)への愛を反映する心象風景と、月の神シンを最高神として祀った逸話によって万神殿を纏めた、
 継ぎ接ぎだらけの固有結界、神殿宝具。

 三日月の主砲による対城レベルの攻撃を可能にするが、
 異なる神性、神秘を、併合し吸収する「対神機能」を真の能力として持つ。
 ただし、使う度に神殿は自壊する。複合神殿はナボニドゥスの器、分を超えた宝具だからである。

『蝕月偶像(ネームレス・カルツ)』
ランク:A 種別:対人宝具(自身) レンジ:- 最大捕捉:一人
 複合神殿の最奥に秘められた不可解な神像。
 複合神殿が完全崩壊、または狂化(獣化)が限界まで進行した際に自動発動し、
 バーサーカーを「フォーリナー」にクラスチェンジする。
 ちなみにマスターがその存在を知っていれば令呪による強制発動も可能であるが……、彼は全力で抵抗するだろう。

【Weapon】
『名前のない月』
 ネームレス・カルツ。叡智の神ですらその名を知らないとされる名状し難き何か。
 普段は秘神としてエフルフルの至聖所『原罪の殿堂』に安置(封印)されているが、
 一度解放されれば何らかの“鍵”として働くという。バーサーカーはこれが目覚めるのを極度に恐れているようだ。
 聖杯を手にし"月"を取り戻す夢が絶たれた場合、彼は『名前のない月』を現世から退去させるために即座に自決を選ぶだろう。

88代理投下・転載:2020/06/28(日) 19:07:01 ID:fcnI84gY0
【解説】
 新バビロニア帝国最後の王、ナブー・ナイド。あるいはナボニドゥス。ナボンネドス。はたまたラビュネトスの子ラビュネトス。
 母親の影響とされる月神シンへの異常な傾倒で知られ、シンをマルドゥクやナブーと半ば習合させながら
 最高神の座に就かせたが、その宗教的態度から支持を失った末にペルシアのキュロスに征服された。
 ラバシ・マルドゥク没後の王朝の混乱期に台頭して実権を握った王とされ、その宗教政策からマルドゥク神官団と反目したために
 バビロンを皇子ベルシャザル(『ダニエル書』による言及で知られる)に任せてテイマに隠棲、おそらくは院政を敷いた。
 何よりも宗教的、考古学的、文学的功績で知られ、伝統的祭祀を疎かにした結果バビロン無血開城を招いた王であるため
 為政者として適格とは一概に言えないが、ネブカドネザル2世に代表される以前の王たちとは血縁関係にないばかりか、
 自分から宗教的緊張を持ち込んだ上で長期政権を築いている辺り有能な王様だったのではなかろうか。
 事実、彼の治世には豊作の影響もあってか経済的成長が見られ、帝国は往時の繁栄を取り戻していたという。

 ベロッソスにはナボンネドス、ヘロドトスには「女王ニトクリスと同名の父ラビュネトスの子」ラビュネトスと呼ばれる。
 カルマニアで余生を過ごしたというのはありそうなことだが、
 ギリシャ語の記述は例によってベロッソスですら一次史料と相反するため色々疑わしい。
 キュロス征服以後のいわゆる『ナボニドゥスの詩』では謎の偶像を「月」と呼んで崇め、
 神々を冒涜する狂王として描かれるが、ナボニドゥスを稀代の改革者として“再発見”するのは行き過ぎだろう。
 常識的なシンクレティズムの延長に“最高神シン”を見たナボニドゥスはイクナートンほど有能でもイカれてもいない。

 死海写本4Q242。通称『ナボニドゥスの祈り』。
 このアラム語の断片にはナボニドゥスが7年間病んだこと、ユダヤ人の神への祈りにより回復したらしきことが記され、
 完全なテキストにはネブカドネツァルの狼狂に類似したストーリーが書かれていたと推測される。
 ネブカドネツァルの逸話から派生したものか、あるいはネブカドネツァルの逸話の元ネタであろうと思われる。
 もちろんバビロニアの資料に彼がユダヤの神を崇めたなどという記録はないが、これを典拠にユダヤの神=ナボニドゥスの神と
 等号でつなげることはかろうじて可能であり、さらにユダヤの神=アテン=宇宙船などと関係図を展開していくことも可能ではあろう。

 最終的にフォーリナー堕ちする展開が約束された天才肌の陰キャ。狂化が進むとケモる。並外れたマザコン、という設定。

89代理投下・転載:2020/06/28(日) 19:07:56 ID:fcnI84gY0
【元ネタ】史実
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】プラケーシン2世
【性別】男性
【身長・体重】194cm・81kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷B 魔力C 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
狂化:E
 バーサーカーとしてはランクが低く、通常は理性を失わない。
 ただし戦闘時はBランク狂化に相当する「自家中毒」を発症する。

【固有スキル】
覇王の酒気:A
 カリスマと魅了の複合スキル。
 より支援性能に特化した「果実の酒気」の亜種スキル。
 理性と引き換えに身体能力を強化する、狂化に酷似した効果(酩酊)を味方に与えることができる。
 三蔵法師――玄奘三蔵によれば、プラケーシン2世の兵士や戦象は酒に酔って戦い、万夫不当の働きをしたという。

千里眼(政治):C
 視力によってではなく、状況分析や戦略的思考によって遠方の状況を見通す賢者のスキル。

悪の駆逐者:A
 属性「悪」の保有者、または行為行動が「悪」と認定された者に対する特攻と特防を持つ。
 元々チャールキヤ朝の始祖は“地上の悪を一掃する英雄”としてブラフマー神に掌中の水から生み出された存在であり、
 プラケーシンは著しい先祖返りの結果として対邪悪性能を有している。
 ただし、生前は使う機会がなかったようだ。

【宝具】
『覇道の夢路、醒めざりて(パラメシュヴァラ)』
ランク:C 種別:対人(自身)宝具 レンジ:- 最大捕捉:一人
 本来は自らの軍勢に対して魅了とカリスマの効果を発揮する「覇王の酒気」だが、
 上記の逸話がプラケーシン自身と習合してバーサーカーとして召喚されたことにより、自らに影響を及ぼす宝具に派生した。
 つまり、彼は戦いの中に身を置く限り、どれだけ傷ついても“痛みを知らない”ステータスを維持し、折れることがない。
 バーサーカーが肉体的、あるいは精神的に限界を迎えるとしたら、それは戦闘の後、夢(酔い)が醒めてからである。

『蹂躙の征路、絶えざりて(インマディ・プリケシ)』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:20〜40 最大捕捉:300人(前方展開百頭)
 プラケーシン2世の象軍が宝具に昇華されたもの。
 彼らの王が戦いと征服の夢に酔うたび、戦象部隊の無数の幻影が変わらぬ姿を表して暴れ狂う。
 彼らは既に「覇王の酒気」に酩酊しているため、極めて精強なばかりか、それ以上の精神干渉を受け付けない。

【Weapon】
『ガネーシャの加護』
 ヴァーターピ・ガナパティ。現在は失われている象神象徴。第3宝具。

90代理投下・転載:2020/06/28(日) 19:09:02 ID:fcnI84gY0
【解説】
 チャールキヤ朝最大の王。
 プラケシン(ポレケシン)はサンスクリット語で、カンナダ語やタミル語ではプリケーシと呼ばれる。
 古カンナダ語で(?)プリ(虎)+ケシャ(髪)、トラのたてがみの意味らしい。
 父王キールティヴァルマン1世の崩御時に未だ幼少であったため叔父のマンガレーシャに実権を握られていたが、
 長じた後に蜂起してマンガレーシャを敗死させ、王位に就いた。
 王位継承戦争の内憂と外患は彼に全方位を覆う暗闇を思わせるほどだったが、
 プラケーシンはこれらことごとくを征服していった、という。
 彼の征服事業は輝かしい。カダンバ朝を切り取り、コンカン地方、グジャラート南部、コーサラとカリンガを服属させ、
 ヴィシュヌクンディナ朝を滅ぼして旧領とヴェーンギーを弟ヴィシュヌヴァルダナに封土として与えた。
 しかし、彼が何にも増して誇ったのは、北インドの覇者ハルシャ・ヴァルダナに対する勝利であった。
 これについては玄奘も著書で言及している。
 玄奘三蔵がチャールキヤ朝を訪れたのは彼の治世も末の頃。ハルシャとの戦いから20年ほど経っているが、
 彼はプラケーシンの王国の肥沃さ、恩にも恨みにも必ず報いる誇り高い民草の性質、
 敗北した将軍に女性の服を与えて恥辱により自死させる奇習を述べ、補羅稽舍(プラケーシン)王の知謀や仁徳を讃えた。
 また、酒に酔った精鋭が一人で万の敵をくじくとか、酒を飲まされた象が敵陣を踏み壊すとか書いている。
 このような軍勢があったために民衆は隣国を軽んじた、とも。
 プラケーシンは南隣するパッラヴァ朝と戦い、マヘンドラヴァルマン1世から北部領土を奪い去ったが、
 彼がパッラヴァ朝を攻略できないでいる間に世代交代が行われ、敵中に若き英主ナラシンハヴァルマン1世が登場した。
 首都攻略を目指すプラケーシンの遠征軍はナラシンハヴァルマンに大敗を喫し、
 ナラシンハヴァルマンは勢いに乗ってチャールキヤ朝の王都ヴァーターピ(現バーターミ)を征服、
 プラケーシンを戦死させた。
 チャールキヤ朝は分裂と中断を経てなおしぶとく存続し、
 幾人かの名君も排出したが、彼ほどの王を再び戴くことはなかった。

 幼名がエレヤ・・・? パッラヴァ朝にフォーカスを当てると悪役になりがちだが、彼もまた偉大な英雄である。
 はじめは魔物化した都市と一体化したバーサーカーにしようと思ったが元ネタのヴァータピが微妙だったのでやめた。
 ライダーだと1.3倍くらい強い設定。

91代理投下・転載:2020/06/28(日) 19:10:13 ID:fcnI84gY0
【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】オイノピオン
【性別】男性
【身長・体重】186cm・190kg
【属性】混沌・狂
【ステータス】筋力C 耐久A+ 敏捷D 魔力C+ 幸運C+ 宝具B
【クラス別スキル】
狂化:B
 パラメーターをランクアップさせるが、理性の大半を奪われる。また、酒神の血を引くためか、酒宴の狂乱に適性を持つ。

【固有スキル】
果実の酒気(暴走):A
 濃密な酒気が溢れ出し、周囲を無差別に泥酔、昏倒させる。常時発動型スキル。
 対魔力による対抗判定に成功しても、アルコール系の耐性判定に成功しなければ完全な無効化はできない。
 本来はカリスマと魅了の複合スキルだが、バーサーカーなのでそのような“賢しい”使い方はできなくなっているようだ。

酒神の加護:A
 ディオニュソスの祝福により、「果実の酒気」スキルの威力にプラス補正が与えられている。
 また、周囲の覚醒判定の難易度が上がる。
 彼の酒気を受けたものは、たとえ重傷を受けたとしても、酒気が肉体から完全に抜けきるまで目覚めるのは難しい。

神性:C
 ディオニュソスとクレタ島の王女アリアドネの息子とされる。

【宝具】
『宵闇に続く饗宴(ブラックアウト・オイノピオーン)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1〜20 最大捕捉:一人
 オイノピオーンの“酒気”に一度でも痴れたものは、たとえ酔いから目覚めたとしても彼を正常に知覚できなくなる。
 狩人オリオンからの復讐を逃れた逸話の具現としての宝具……と思われる。
 本来はヘパイストスの傑作の一つ、要塞宝具『暁光を呑む暗窟(アンダーフォート・カストロン)』だが、
 バーサーカーとして召喚されるにあたり
 コンバートされているようだ。

【Weapon】
『目潰しの短剣』

92代理投下・転載:2020/06/28(日) 19:11:05 ID:fcnI84gY0
【解説】
 キオス島の王、オイノピオーン。
 ディオニュソスとミノス王の娘アリアドネの子。
 ディオニュソスからワインの製法を学んだとか、
 キオスにブドウ栽培を広めたとかいうが、
 一説にはテセウスの胤とも。
 神話によれば他の兄弟達と同じくレムノス島に生まれ、長じてキオスの王となり、
 娘メロペーを犯したオリオンを泥酔させ、両目を潰して放逐した。
 エオスに目を癒されたオリオンは彼への報復を目論んだが、島民が彼を地上から隠したので、
 あるいはポセイドンがヘパイストスに造らせた地下室にこもったので(?)、
 復讐をあきらめクレタ島へ去ったという。
 シケリアのディオドロスによる歴史的な説明によれば、
 ミノスの征服地をラダマントゥスが親族に分配する時、
 ミノスの孫としてキオス島を得たとされる。
 パウサニアスはオイノピオーンがクレタからキオスに渡ってきたと伝える。
 異伝にメロペーがオイノピオーンの娘ではなく妻だったとか、
 オイノピオーンではなくミノスの娘だったと言われるため、
 メロペーが古くはオリオンの母だったのではないかという疑惑が持たれるらしい。えー。
 オリオンの母はエウリュアレという名ではなく単に「ミノスの娘」と呼ばれることの方が多いとかなんとか。
 今や大英雄オリオンの神話の端役以上ではない人物だが、島々のつながりや、クレタと星のオリオンに関わるような
 起源の英雄であったのだろう。

 地下に隠れる王と曙の女神には明確な対照性があり、
 オイノピオーンに盲目にされるオーリーオーンの神話は明らかにディオニュソスかヘパイストスにまつわる
 秘儀を示唆している。たぶん。

 狂化のせいではた迷惑の化身になってしまったぶどう大好きおじさん。すごいデブ。
 キャスターかなにかになれていれば地下要塞で色々狡いことが出来たという設定。

93代理投下・転載:2020/06/28(日) 19:12:04 ID:fcnI84gY0
【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】アリアドネ
【性別】女性
【身長・体重】167cm・55kg
【属性】中立・善(狂)
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷B 魔力A+ 幸運C(EX) 宝具B
【クラス別スキル】
狂化:C
 パラメーターをランクアップさせるが、理性の大半を奪われる。
 アリアドネは時にペルセウスと戦ったマイナス(狂女)の一人とされることもある。
 ところで、彼女が狂化のON/OFFを好きにできているように見えるのは錯覚ではないようだ。

【固有スキル】
神性:C+
 ミノス王とパシパエの娘。
 共に神に連なる両親から神の血を色濃く受け継ぎ、また、一説にディオニュソスに神格化されたとも言われる。
 おそらくその原型は牛神と対になる蛇神で、迷宮を支配する女神であったと思われる。

北天の星冠:EX
 コローナ・ボレアリス。
 "酒神の寵愛"の完全上位能力。
 これを持つものは規格外の幸運が与えられ、
 クラス特性(召喚のされ方)をある程度無視した能力の保有が認められる。
 高ランクの単独行動、カリスマ、狂化制御などが複合されている特殊スキルでもある。本来は宝具カテゴリー。

弱体化(月):D
 神性に何らかの欠陥があるのか、大地神系の能力(例えば石化の魔眼、狂気の呪いなど)に対する抵抗力が弱い。

【宝具】
『迷宮の女神(ミト・ティス・アリアドニス)』
ランク:B++ 種別:迷宮宝具 レンジ:30〜60 最大捕捉:14人
 敵対者にダンジョン攻略の試練(クエスト)を課し、地下迷宮に放逐する。
 ダイダロスの迷宮(ダンジョン)に呑まれたものは、徘徊エネミーであるミノタウロスを斃さない限り脱出できない。
 この宝具は、だれかに一度でもクリアされると、サーヴァントとして再度召喚されるまで使えなくなる。
 ……なぜかアリアドネの意志を無視して勝手に発動し、
 例えば彼女に友好的なマスターが突如として迷宮送りにされることもあるという。

『乙女の傍に誰が居たか?(ザグレウス・タウロゲネス)』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:2〜10 最大捕捉:100人
 アリアドネーを呪うもの。宝具“迷宮の女神(ミト・ティス・アリアドニス)”が破れた後に現れる不可視の神牛。
 迷宮の守りが潰えた彼女に付きまとい、これを守る。
 その正体はディオニュソスの投影体(化身)。
 普通の精神では知覚出来ず、狂気を孕まぬ眼ではその痕跡すら捉えられない。

【Weapon】
『クレタの牡牛』
 牡牛はミノア文明の古代神であるゼウス、ポセイドン、ディオニュソスらの表象であり、“クレタの女たち”の真の領有者である。
 迷宮のミノタウロスの正体でもあり、アリアドネに近づきすぎたものや、
 彼女が認識していない敵を迷宮に送りにしていたのは“彼”の仕業と思しい。

94代理投下・転載:2020/06/28(日) 19:13:18 ID:fcnI84gY0
【解説】
 クレタ島の王女。
 ミノス王とパシパエの娘であり、
 ミノスの雄牛――「ミノタウロス」ことアステリオスを胤違いの弟に持つ。
 怪物ミノタウロスの生贄として黒い帆の船で連れてこられた若きテセウスに糸玉を手渡し、弟殺しを助け、
 迷宮から帰還したテセウスと駆け落ちした。
 その後は諸説ある。
 ナクソス島でディオニュソスの依頼を受けたアルテミスに殺される。
 ナクソス島でテセウスに捨てられ首を吊る。
 テセウスの子を妊娠し、キュプロス島に流れ着いたのち産褥で死ぬ。
 ナクソス島でディオニュソスの婚礼を受け入れ、あの北の空に輝く王冠を授かり神の座に昇る。
 マイナデスの一人としてアルゴスでペルセウスと戦いメデューサの魔眼を受けて石にされる。
 一人の淑女としてディオニュソスのそばに立ち、ディオニュソスを狙ったペルセウスの投げ槍に誤って殺される。
 あるいはペルセウスとディオニュソスが講和したのち死んでアルゴスの地に埋められる。
 およそアリアドネの神話ほど錯綜したものはない。
 ナクソス島の二つの墓、北天のかんむり座、アルゴスの石ころのいずれもが彼女である。

 いとこに当たる魔女メディアとは、ヘリオスの孫という輝かしさと弟殺しという翳りの点で似通っている。
 また同じようにミノスの目にはニーソスの娘の面影もまたアリアドネと重なっていたに違いない。
 英雄の妻は夫を裏切るもので、王の娘は英雄に誑かされるものだから。

 ホメロスが暗示するように、アリアドネには絶望と諦観の色がある。
 アルゴスからはじまった牛と女たちの交わりは円環を描くようでいて実は螺旋であり、
 牛に恋し牛を模したパシパエは、
 牛であるヘラ、ヘラの劣化である牛になったイオ、イオの劣化である牛に拐われたエウロペより更に劣化を重ねている。
 かつて神であった夫は母の代ではただの獣に成り果てていたし、
 いまや牛との交わりは神や英雄ではなく怪物を産む惨憺たる結果となっていた。
 テセウスに糸玉を押し付け“自分を連れ去れ”と詰めよるアリアドネには「次は自分だ」という自覚と焦燥がある。
 あるいはこう考えていたのかも知れない。“私の夫となるのは怪物だ”と。“私が生むのは天性の魔よりおぞましいなにかだ”と。
 あるいは感じていたのかも知れない。母親から受け継いだと思しい、幼い弟への抑えがたい欲情を。

 ともかく、ミノタウロスは死ぬ。テセウスは黒い帆の船で凱旋する。
 クレタとアルゴス-ミュケナイの栄光を、鉄器時代以後、暗黒時代には辺境に過ぎなかったアテナイが継承する。
 しかしテセウスにアリアドネが寄り添うことはない。アリアドネはやはり雄牛から逃れられない。
 迷宮の解体者、あの糸玉の娘が、牡牛の握るさらに大きな運命の糸と愛の迷宮とに絡め取られる。
 牡牛の名はディオニュソス。新しいザグレウス。『若きゼウス』。彼によりついに牛と女たちの環は閉じられる。
 もはや“彼”は人の姿でしか現れない。悲劇によれば、狂気の滲む眼だけがその生まれついての牛角を見分けられたという。

 入れ込みすぎて解説が長いしバージョン全盛りのやつ。まあアリアドネが二人いた伝説あたりは面倒なので除外したが。
 絆レベルを上げすぎるとザグレウスくんに殺されるクソゲー仕様。基本喪女。ときどき狂女。

95代理投下・転載:2020/06/28(日) 19:14:39 ID:fcnI84gY0
【元ネタ】史実、中国伝説など
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】蒋子文
【性別】男性
【身長・体重】184cm・86kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力B+ 耐久C 敏捷D 魔力C+ 幸運A+ 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:A
 死後の栄達を約束したという「青い骨」が魔術に対する鉄壁の防御を成しており、
 現代の魔術師では大魔術を以てしても彼に傷をつけられない。
 なお、全く現実的ではないが……、仮に彼の骨をすべて抜き取った場合、「対魔力」のランクはCまで下がる。

単独行動:A
 マスターからの魔力供給を断っても自立できる能力。
 ランクAならば、マスターを失っても一週間は現界可能。

【固有スキル】
護国の鬼神:A+
 "護国の鬼将"の亜種スキル。
 あるいは名称変更版。
 地脈の確保により特定の範囲を"自らの領土"とし、自らをその地の守護神として任じることで、
 領土内で発生するあらゆる判定に有利な補正を得る。加えて、神性を獲得する。
 『霊帝荒神・骨青鬼(ブルーボーン・ディヴァイン)』はこのスキルで形成した領土内においてのみ、行使可能な宝具である。

反骨の相:B-
 一つの場所にこだわり、これを侵すものには天子であろうと歯向かう、土地神としての一所懸命の心がけ。
 自分の神領と定めた場所では、誰であろうと自分が上だと言ってはばからない無頼の心を有する。

【宝具】
『霊帝荒神・青骨鬼(ブルーボーン・ディヴァイン)』
ランク:B++ 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:一人
 蒼い外骨格を持った鬼神の姿へ変生する。神格転成、または蛮神変生。
 蒋子文は「青い骨」によって死後神となり、荒ぶる神、強力だが暗君が縋る蛮神として畏敬されたというが、
 これこそがまさにその姿。
 蛮鬼神「霊帝」となった彼は強力な能力値・スキルに加え、同一視された秦広王(閻魔)に由来する即死攻撃すら獲得する。

【Weapon】
『神弓』
 志怪小説『捜神後記』には、孫恩の乱の頃、蒋侯廟に闖入した不埒者を蒋侯の木像が弓で射殺したという逸話も載る。

【解説】
 南京一帯の土地神(土地爺)。蒋侯。蒋侯神。
 この種の神は人から"成る"ものが多いとされるが、彼はその典型例の一つ。

 三国時代、広陵(江蘇省揚州)の人。秣陵(南京)の尉として賊を追い、鍾山で賊に切られ、この傷がもとで死んだ。
 酒好き、好色で粗暴な男であり、生前より“俺は青い骨(または清い骨)を持っているから死んだら神になるぞ”などと吹聴していたが、
 死後本当に神として現れた。
 東晋の『捜神記』には彼にまつわる逸話が5篇収録されるが、
 自分を祀らないからと言って疫病を流行らせ、孫権が自分を信じないからと言って虫害で人を殺し、さらに火災を巻き起したとか、
 主簿に召し抱えるために人の命を奪ったとか、娘の婿取りに三人ばかりぶち殺したとか、
 女を囲ったとか、好き放題やってて笑える。妻を虎にさらわれた夫のために虎を殺してやったのはいい話(?)だが。

 三国の呉より生じた蒋子文についての民間信仰は、やがて東晋より貴族層の独占する国家神、守護神への祭祀へと変容していく。
 この時期から史書に言及され出すのは、淝水の戦い・孫恩の乱において東晋、
 鍾離の戦いにおいて蕭梁を勝たせた南朝の守護神とされ、軍神的性質を帯びて権力者に崇拝されたことが大きい。
 蒋王、蒋帝として、鐘山(蒋山、紫金山)に祀られたという。
 しかし元凶劭や劉彧に厚遇され、東昏侯に狂信されて「霊帝」の号を送られたなどとして暗君たちと関連付けられ、
 また劉義隆(宋文帝)に淫祠として弾圧されたというように、彼の信仰は依然として土俗的、呪術的なものとも見做されたらしい。

 このように蔣子文信仰は六朝時代に全盛を極め、以後、唐代の文芸作品に言及されたりもしたが、崇拝は明らかに冷めていった。
 死んだ蔣子文が冥府で秦広王になった、とかいう民間信仰もあるらしい?
 将来の人は蒋王廟を蒋公(蒋介石)の廟だと思うのではないか、という現代ならではの懸念もあるようだ。

 摩骸神変。一応霊帝ってのはかっこいい。中国の「鬼神」はそういうのじゃないけどまあええやろ。

96代理投下・転載:2020/06/28(日) 19:15:25 ID:fcnI84gY0
【元ネタ】史実、中国神話
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】欧治子
【性別】男性
【身長・体重】166cm・82kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷D 魔力B 幸運B 宝具A
【クラス別スキル】
陣地作成:C+
 魔術師として自らに有利な陣地である「工房」を作成する。
 キャスターにとってはあくまで「鍛冶場」を作り上げるスキルだが、その性能は一部で「神殿」を凌駕する。

道具作成:EX
 数多の神剣の鍛ち手である彼はEXランクで道具作成を有する。
 いわゆる《越王勾践剣》に代表される、春秋戦国時代の金属加工技術のインフレの極みを体現する。
 ただし、刀剣以外は不得手。

【固有スキル】
刃金の真実:EX
 越五剣、すなわち湛盧、巨闕、勝邪、魚腸、純鈞。
 楚三剣、すなわち龍淵、泰阿、工布。
 およそ剣製において中国史上に並ぶもののない神話的な剣匠である彼は、
 つるぎの真理に到達している。

七星剣の護り:A+
 七星剣とは北斗七星の意匠を持つ剣の総称であり、中国では古くは七星龍淵、龍淵剣と称し、現代では龍泉剣と呼ばれる。
 無数の「七星剣(龍泉剣)」のオリジンたる「龍淵」の造り手であることから、キャスターは七星より格別の守護に与る。

【宝具】
『湛盧剣(たんろのけん)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:1〜2 最大捕捉:一人
 君子の剣。
 呉王闔閭の暴政を嫌っておのずから楚昭王のもとへ去ったと伝説に語られる通り、[秩序・善]に相当する人格を持ち、
 仁道を重んじるインテリジェンスソード。「湛(ふか)い盧(くろ)」の名の通り、美しい漆黒の刃金を持つ。

 その正体は『太陽の分体』。金属による肉体を得た太陽黒点、弾き飛ばされた陽中の陰。
 剣にして一柱の神霊というべき存在であり、人を天命に導くもの。
 後には薛仁貴、岳飛などの英雄の手を渡り歩いたとされるが、岳飛以後の行方は不明とされる。

 普段は黒犬の姿を取って徘徊する。迫りくる破滅に目を光らせ、当代の担い手を探し出し、破滅を抑止するために、である。

【Weapon】
『湛盧』
 かわいい黒毛のワンちゃん。
 「盧」は「黒」、「瞳」、「猟犬」といった意味を持ち、天の目としての在り方、活動体としての犬の姿に対応する。
 "太陽の猟犬"であるため、"日食の黒犬"は天敵。お約束どおりロリ化もする。わりとポンコツ。

『欧治子の子どもたち』
 春秋戦国に満を持して現れたスーパー中華ガジェットたち。湛盧が「枠」を専有したため、持ち込まれてはいない。
 ちなみに神である湛盧も別に最強の剣ではなく、
 剣としては巨闕に、殺戮兵器としては泰阿に、気品では純鈞に、
 隠密性能では魚腸に、知名度では龍淵に、美貌では工布に、口喧嘩では勝邪に負ける。

【解説】
 春秋中期の伝説的な鍛治師、越人欧治。
 越王・允常、楚の昭王の依頼を受けて超常の名剣を鍛えたとされる。(逸話では允常より勾践が登場する場合が多いが)
 説話のバージョンによっては、呉国ないし楚国の名匠とされる干将の岳父にして師匠とされ、
 干将の妻・莫耶(莫邪)は欧冶子の娘であるとされる。
 その業績はおおむね『越絶書』や『呉越春秋』によって知られるが、それによれば、欧冶子と干将は茨山なる山で鉄を入手し
 龍淵、泰阿、工布を作った。
 また湛盧、巨闕、勝邪、魚腸、純鈞は欧冶子が湛盧山に炉をおいて
 「赤菫山が破れて錫が現われ、若耶の渓が涸れて銅が現われ、雨師が水を撒き、
 雷公がふいごを撃ち、蛟龍が炉にとぐろを巻き、天帝が炭をくべ、太一が見物するため降りてきた」中で造り上げたという。

 彼の作品はいずれも凄まじい伝説を残した(詳しくはググれ)が――欧治子の最高傑作といえば、『湛盧』であろう。
 闔閭を避けて楚の昭王に身を寄せ、国家の興亡を左右した逸話もさることながら、
 『呉越春秋』では既に「五金之英,太陽之精,寄氣託靈,出之有神,服之有威,可以折衝拒敵」と、よくわからんが
 身につければ霊威を得られて敵も倒せるスゴイ剣とされている。
 杜甫は君子の武力の象徴として『湛盧』の名を引き、
 また『大夏龍雀』の銘にも名剣の代名詞として『湛盧』の名が見られる。

 超鍛冶・欧治子は生前にすべきことを全て果たしている上、
 超技術に存在の比率を割かれているせいで自我が希薄であり願いと言える願いを持たない。
 湛盧の(事実上の)触媒として召喚されたのは、偏に湛盧がそれを望んだからに過ぎない。というような感じ。

97代理投下・転載:2020/06/28(日) 19:16:32 ID:fcnI84gY0
【元ネタ】ギリシャ神話(と他の何か)
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ケダリオン
【性別】女性
【身長・体重】122cm・25kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷E 魔力B 幸運C 宝具C
【クラス別スキル】
陣地作成:B
 魔術師として自らに有利な陣地を作成する。
 「工房」を作成するが、
 厳密にはケダリオンが作成するのは「鍛冶工房」であり、魔術師の「魔術工房」とは方向性が異なる。

道具作成:A++
 ヘパイストスの工人であり、それに恥じないだけの鍛冶の技量を持つ。無名の英霊ながら、ランクは破格。

【固有スキル】
血塗れの悪魔:E
 レムノス島といえば女戦士の島である。見た目が幼女といえど侮るなかれ。
 近接戦闘力に小ボーナス。
 ミルティアデスに征服されるまでレムノスはヘレネス社会に組み込まれておらず、島民は蛮族視されたという。

夜明けへの助言:A
 彼女は太陽が登る、すなわち天に飛び立つ場所を知っており、太陽の神ヘリオスのもとへ盲いたオリオンを導いた。
 判定に成功すると対象の視力を回復する。

巨人の肩上:A
 先人の積み重ねの上に自らの展望が開かれているという寓意――進歩と謙遜の喩え。
 オリオンの肩に乗った小人として、この寓意を象徴する。あらゆる学習行為判定に有利な補正を得る。

【宝具】
『小人鍛冶の巨神展望(カベイロ)』
ランク:C 種別:対智宝具 レンジ:- 最大捕捉:一人
 鍛冶の神ヘパイストスの権能の一部を抽出し、自分のスキルに補正値として上乗せする。
 レムノス島の工房におけるヘパイストスの徒弟であるという逸話と、
 より後世の『巨人の肩の上に立つ矮人』の寓意から生じた、
 一時的に「道具作成」スキルを強化する宝具。
 師匠を"踏まえた"彼女の工房では、神代の宝具あるいは神造兵装に匹敵するアイテムの作成が可能になることだろう。

【キーワード】
『カベイロイ』
 単数形はカベイロス。
 鍛冶神ヘパイストスの息子にしてその工人、とされた秘教の神々。小人とも。
 北エーゲ海の諸島、及びトラキア、小アジアの幾つかの都市で崇拝されたが、ボイオティアのテーベでも崇拝を受けた。
 時にケダリオンもその一人と解釈される。

【解説】
 ギリシャ神話に登場する、ヘパイストスの工人。ケーダリオン。ケーダリオーン。
 レムノス島にあるヘパイストスの工房を訪れたオリオンにさらわれ、あるいはヘパイストスから命令され、
 オリオンの肩に乗せられながら、彼をヘリオスのもと(東方)へ導いた。
 伝承から少年ないし小人とされる。

 通常の神話ではオリオン神話の端役、使い捨てキャラの一人に過ぎないが、
 研究者にはカベイロイのような、レムノス島でも崇拝されていたヘパイストスの従属神(随神)との関連性を指摘される。

 カベイロイはクレテスやコリュバンテスなどと同じく島の「大地の神」に仕えるダイモーンである。
 多くの場合男女のペアで認識され、不特定多数の神々と同一視された。
 人数や対応する神格について正確なことは知られていない。秘教の神々だったためである。
 彼/彼女らは様々に有力な神々を本地とするとされ、
 たとえばアクシュロスという男神は「デメテルの垂迹」と見做されたり、「ユピテルの顕現」と解釈されたりしたという。

 ケダリオンの語源ケデオスは「世話」「治療」「埋葬」「結婚」などの意味を持ち、
 かつては「治療するもの」という名と考えられていたが、近代に入ると「(花婿の)結婚」の意より「男根の男」と解されるようになった。
 秘教の神話によれば、カベイロイはティターンに八つ裂きにされたザグレウス(ディオニュソス)の陰部を預かったとされる。
 またカベイロイは崇拝の様式をヘルマ(ヘルメスちんこ柱)とよく関連付けられる神々である。

 ・・・それはともかく、
 元ネタの時点で性別が曖昧だったためか、それとも型月世界が型月世界だったせいか、
 現代ファンタジーのドワーフ娘のごとき鍛冶属性ロリっ子となった。種族は『カベイリア』、下級神霊と自称する職人サーヴァント。

 ヘラに頼まれ、ケダリオンがナクソス島でヘパイストスに鍛冶を教えた、つまり彼女がヘパイストスの師であったとする神話が、
 テッサロニケのエウスタティウスによるホメロス注釈集の中に生き残っているという。
 この神話について彼女に尋ねても笑ってはぐらかすだけである。
 まったくのデタラメであるため笑っているのか、弟子に追い抜かされたことを恥じているのか、あるいは――

98代理投下・転載:2020/06/28(日) 19:17:59 ID:fcnI84gY0
【元ネタ】史実、中世伝説
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】尊意
【性別】男性
【身長・体重】182cm・85kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷B 魔力A 幸運C 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:A+
 セイバーの対魔力に加え、揺るぎない信仰心によって高い抗魔力を発揮する。

騎乗:E
 申し訳程度のクラス別補正。

【固有スキル】
雷除けの加護:A
 道真公の霊威と相対するものには必須のスキル。

怨霊調伏:A+
 台密の加持が成す、呪いへの抵抗。成功すれば敵の魔術を封じ込められる。
 御霊信仰の全盛である平安時代でも屈指の逸話を持つ尊意は、最高クラスで保有する。
 ……後付けとか言わない。

振剣外装:B
 セイバーはセイバーである限り“剣を振るもの”として定義され、戦闘時、不動明王の霊子を外殻として身に纏う。
 彼がセイバーを張るための、ステータス補強、白兵戦能力確保としての意味合いが強いスキル。
 厳密には魔術の一種。外装の完全解放が宝具“尊意振剣”とも言える。

【宝具】
『黒雲蓋天(からいてんじん)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:20〜60 最大捕捉:300人
 北野天神縁起における菅原道真の怨霊との対決と、叡山での請雨の逸話が合成された宝具。
 荒れ狂う暴嵐を勧請し、天神の神雷がランダムな範囲攻撃を行う。
 敵味方を区別しない無差別攻撃のため、当然セイバー自身も巻き込まれるが、ダメージは雷除けの加護で軽減される。
 醍醐の聖帝、宇多上皇をも祟り殺した逸話から、この宝具はマスター及び王属性の持ち主に対して特攻ダメージがある。

『尊意振剣・倶利伽羅剣(そんいしんけんくりからけん)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1〜70 最大捕捉:一人
 生前の平将門を死なしめ、死後怨霊となった菅原道真を退けたという伝説の具現。
 不動明王と一体となり、相手を智剣で斬り伏せる降魔剣。内容としては「尊意が剣を振る」、これに尽きる。
 カテゴリー的には法術――不動法の究極形だが、
 剣技(魔剣)の一種という解釈も可能で、これが真名を解放せずとも、彼をセイバーたらしめる“根拠”として働いている。
 倶利伽羅剣不動法。

【Weapon】
『古代の直剣』
 ……不動明王の神剣。胡河寺において尊意が夢の中で得たという大剣との関連性が疑われる。

【解説】
 法性房尊意。
 第十三世天台座主。
 主に『北野天神縁起』及び派生作品で有名な天台宗の僧。
 左京の息長氏の生まれとされ、醍醐天皇、朱雀天皇に仕えて特に請雨や祈祷に霊験を発揮した法力の持ち主という。
 「恵亮破脳 尊意振剣」とは軍記物のいくつかに述べられるマイナーな成句で、前後とも天台僧の霊験の例である。
 前者は恵亮和尚が脳を砕いて護摩に焚いて惟仁親王(清和天皇)を皇位争いに勝たせた故事に由来し、
 後者が尊意僧正のいかなる逸話を指しているかは出典によって異なるが、いずれも道真伝説に絡む。
 現代では将門の反乱を調伏したとか道真の怨霊を鎮めたとかいう伝説で知られるが、
 いずれの伝説も中世以降にしか明確には見られない。
 もともと山門が誇る法験エピソードの一つとして浄蔵が将門を下したというものがあり、
 ついで尊意と将門を結びつける向きが生じ、やがて天神信仰と癒着したものらしい。
 これら高僧伝(『尊意贈僧正伝』)や各種史実から逸脱した「尊意伝説」最古のものは、
 尊意が将門を邪法で殺めたために地獄に落ちて将門と殺し合っているという奇っ怪な民間伝承であるが、
 その成立経緯は推測し難い。
 ともあれ"あと付け"なのは確かである。
 山門僧の逸話が隆盛するのに対して、円珍(寺門派の開祖)より菩薩戒を受けた尊意を
 カウンター・プロパガンダとして寺門側が持ち上げたとか、
 そこから生じた尊意伝説を山門側も権勢拡大に使おうとかした胡乱な背景をもつ可能性があるという。
 だが道真の吹いた焔を消した逸話("柘榴天神")、
 賀茂川の水を押し分けて車を進めた逸話は鮮烈なビジュアルイメージも手伝って広く膾炙した。
 また比叡山の大天狗、比叡山法性坊とはおそらく法性房尊意のことであり、
 さらに『神道集』などの縁起伝説によれば白雲山の妙義大権現とは法性房尊意が神となったものともいう。
 妙義山は妙義法師を祀るがゆえにそう呼ばれ、その妙義法師とは尊意のことなりともいうらしい。
 中世伝説はやはり神仏習合のあおりや教養の蓄積を受けて複雑怪奇になっていてとてもよろしいおもしろい。

 尊意は剣を振るものなのでセイバー。どう見てもキャスターだがセイバー。

99代理投下・転載:2020/06/28(日) 19:18:58 ID:fcnI84gY0
【元ネタ】中世伝説、史実など
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】秋葉三尺坊
【性別】男性
【身長・体重】192cm・79kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷A 魔力A 幸運B 宝具A
【クラス別スキル】
陣地作成:A
 Aランク以上で陣地作成を保有するキャスターは「神殿」の作成を可能にしている。
 厳密には魔術系統の違いから「工房」、「神殿」の呼称はされない。
 修験道スキルと組み合わせることで、山岳地帯であれば霊脈上の広域を「神殿」相当の陣地として扱える。

道具作成:A-
 魔力を帯びた器具を作成する。火の神である秋葉権現の職能は鍛冶の分野にも及ぶ。ただし練度は並。
 また、即席で作成した霊符を武器として用いることを可能とする。

【固有スキル】
天狗の奇験:A
 烏天狗の姿で現れるという秋葉権現の化身、あるいは大天狗になった修験者。
 魔術の効率が向上する。

修験道:A
 山岳信仰をベースに神道・仏教(密教)が混ざり合って成立した、日本のある宗教観への習熟度を示す。
 複数の魔術基盤にまたがった呪術体系を擁する複合魔術スキル。一部仙術も含む。
 Aランクであれば、護法と呼ばれる高位の使い魔を使役し、踏み敷いた山々を支配下に置くことすら可能。

神性:C+
 秋葉権現と秋葉山の天狗は同体とも別体であるとも言われるが、三尺坊はいずれの根本にも関わる。
 火神系のルーツ、伝説を保有する英霊からのダメージを削減する機能を特に有する。

【宝具】
『火伏迦具土・迦楼羅天斬(ひぶせかぐつちかるらてんざん)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:5〜60 最大捕捉:200人
 修験者・三尺坊が火伏せの天狗(神)に変生した、あるいはそのような本性を表したというエピソードにちなむ。
 くちばしと翼を備え、火炎を背負った秋葉権現の霊相となり、不動明王に由来する神剣により相手に強力な一撃を加える宝具。
 仮にも権能から派生したものらしく、怨念、霊障、呪いに加え、魔術や、事象の基根である概念部分をも対象に取れる。
 火難除けの神としての信仰から、火災、火属性の魔術に特攻を持つ。一山覆う大火事も瞬殺。
 帯びる炎にもダメージ判定があり、こちらは魔性や悪性に対して追加ダメージがある。ちなみに、絶対に延焼しない。

【Weapon】
『烏天狗スタイル』
 秋葉権現は三尺坊が不動明王の修法の末に感得した姿とされ、その烏天狗の姿は迦楼羅天の写しともされる。
 迦楼羅はインドのガルーダを原型とし、また不動明王の背炎は迦楼羅炎という。
 無論、飛べる。

【解説】
 秋葉信仰における祭神、秋葉権現は、通説によれば、信州の修験者・三尺坊が烏天狗の姿をとった神として
 遠州秋葉山に鎮座したものであるという。
 元の名は周国といい、戸隠の生まれで、宝亀年間の生まれなどともいう。
 秋葉信仰は飯綱信仰を背景として15世紀以降に発生したものであるが、
 近世中期以降、大火に悩まされる江戸で人気を博したことで、全国的に広がった。
 火伏せの神としては愛宕信仰に並ぶメジャーさを誇るが、明治期には廃仏毀釈と内紛によるダメージを被ったという。
 北信・越後の秋葉信仰は元ネタの飯綱信仰と同じく真言密教、修験道の系列にあったが、
 遠州では寛永以来曹洞宗が主体となっている。
 江戸期に広く流布されたのは後者の系統で、この遠州系統の秋葉信仰の伝播は曹洞宗の地方展開と無関係ではない。
 おそらくは「日本最古唯一の秋葉大権現ご出現の霊場」を壮語する名古屋円通寺ですらこの理解に属する。
 名目上は同一ながら密教と禅宗の2つの系統を持つため秋葉信仰には内部抗争が潜在し、
 江戸期に起こった本山論争は大岡裁きにかけられた。
 廃仏毀釈の折には秋葉山内での修験と寺僧の対立により、
 結果的に秋葉権現が秋葉山から退去、可睡斎に遷座する事態を生んだという。

 内ゲバが激しいことはわかるが、ネット上だとあんまり資料なくて困った。『仙界真語』はなにアレ。
 日本武尊の故事にこじつけるまでもなく秋葉三尺坊は剣を帯びる神だが、
 そのためか妙にセイバー味のあるキャスターである。

100代理投下・転載:2020/06/28(日) 19:20:04 ID:fcnI84gY0
【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ペロプス
【性別】男性
【身長・体重】157cm・44kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力E 耐久D 敏捷B 魔力B 幸運A 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:E
 魔術に対する守り。
 無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。

騎乗:A+
 騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。ただし、竜種は該当しない。

【固有スキル】
悲劇の血族:A
 始祖タンタロスから始まり、アトレウス家に代々受け継がれたという栄光と破滅の宿命。
 ペロプスはアトレウス家の典型であり高いカリスマ性と残忍さを併せ持つ。ミュルティロスに呪われた、とも。
 が、同時に、破滅を退けた例外の一人でもある。

黄金律:A
 人生においてどれほどお金がついて回るかという宿命を指す。
 アジアから膨大な財産を持ち込んだために、ペロプスは外国人でありながら人々の間で権力を勝ち得たという。
 その財力は子孫にも受け継がれ、アガメムノンの代にはギリシアにおいてもはや並ぶもののの無いほどの権勢を身に着けていた。

男神の寵愛:B
 ポセイドンからの寵愛を一身に受けている。
 女神の寵愛とほぼ同じスキル。
 呪いの度合いも似たようなもの。
 「悲劇の血族」スキルの負の側面が失効しているのは、この寵愛の為であると思われる。

【宝具】
『乙女を拐え、我が波濤(ヒッポダメイア)』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:2〜40 最大捕捉:300人
 ポセイドンの戦車。不死である有翼の神馬が繋がれ、水上・水中・陸上はもとより空中戦にも対応している。
 その快走には腐食性の津波を伴う。
 武具をランクダウンさせ、金属パーツが含まれる機械や車両を故障させる。更に整備不良が重なれば、大事故は免れない。

『勝利を飾れ、我が祝祭(ペロピ・プロクシッポイ)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:2〜70 最大捕捉:500人
 古代オリンピック(オリンピア祭)の起源とされる戦車競走の再現。
 ポセイドンの戦車は祝祭の加護により無敵モードへ移行、
 さらに腐食性の津波はあらゆる兵器を解体・無力化する津波のようなナノマシン群へと置換される。
 原初のオリンピア競技会の本質は、ゼウスによるペロプスの覇権の承認にある。平和は、彼を利するためだけに訪れたのだ。

『白磁転生(レウコス・プルーシオス)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:一人
 象牙で象嵌された左肩。一度切り刻まれた全身の統御機構でもあり、第三の霊核と呼べるもの。
 アナトリアの自滅因子でもあるのだが、その機能は生前に封印されている。
 全身装甲に展延することができるが、彼は自分の美しい顔を隠したくないのであまりやりたがらない。

【Weapon】
『全知全能の王笏』
 ホメロスによれば、ゼウスがヘルメスに、ヘルメスがペロプスに与え、以後、アトレウス、テュエステス、そしてアガメムノンへ
 継承されたというヘファイストス製の王笏、『絶対帝権(アナクス・アンドローン)』。ペロピダイ究極の至宝にして総帥杖。
 トロイア戦争後はカイロネイアで神官に祀られ、毎日犠牲を捧げられていたという。
 地元の人々に、「槍(ドーリ)」と呼ばれていた、ともいう。
 本来の性能は絶大無比なのだが、とある理由により、現在はただの騎乗槍、
 『祝祭、わが勝利を飾れ((ペロピ・プロクシッポイ)』の「焦点」に過ぎない。

『無銘・黄金柄の長剣』
 パウサニアスの時代には、未だプリウースのデメテル神殿でペロプスの戦車を、
 オリンポスのシキオン人の宝物庫でペロプスの剣を見ることができたという。


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