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【武運長久】ぼくのかんがえたサーヴァント 二十五人目【大武辺者】

1 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/07/24(木) 20:30:16 RxpRAwtA0
ここは自分で考えたサーヴァントの設定を好き勝手に書きなぐるスレです。
難民板本スレ、エロゲ板スレ、型月板の他所のスレで己の脳内設定を垂れ流したりして、
他人に迷惑をかけるぐらいならここで思う存分やって下さいという目的の隔離スレです。

<お約束>
・既出キャラを提示する際にはシチュや情景、決め台詞の提示等よろ
・最低スレ、高CQスレに晒され、笑われても泣かないこと。
・パワーインフレはおおいに結構。
・S級? それなんてエロゲ?
・次スレは>>980が立てる。>>980以降に立たない場合は有志が宣言してから立てる。

<まとめwiki>
http://bokusaba.wiki.fc2.com/wiki/%E3%83%A1%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC

<過去スレ>
【史上最強】ぼくのかんがえたサーヴァント【天下無敵】
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/995/storage/1075616805.html
【宇宙最強】ぼくのかんがえたサーヴァント 二人目【天下無双】
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/995/storage/1085049407.html
【世界最強】ぼくのかんがえたサーヴァント 三人目【常勝無敗】
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/995/storage/1095437031.html
【天上天下】ぼくのかんがえたサーヴァント 四人目【唯我独尊】
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/995/storage/1106451420.html
【全新系裂】ぼくのかんがえたサーヴァント 五人目【天破侠乱】
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/995/storage/1114743505.html
【唯一無二】ぼくのかんがえたサーヴァント 六人目【絶対領域】
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/995/storage/1131467850.html
【世界制覇】ぼくのかんがえたサーヴァント 七人目【銀河統一】
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/995/storage/1143117417.html
【絶対無敵】ぼくのかんがえたサーヴァント 八人目【天下布武】
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/995/storage/1158443130.html
【史上空前】ぼくのかんがえたサーヴァント 九人目【怪力乱神】
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/995/storage/1173119463.html
【豪華絢爛】ぼくのかんがえたサーヴァント 十人目【荒唐無稽】
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/995/storage/1188380209.html
【空前絶後】ぼくのかんがえたサーヴァント 十一人目【抜山蓋世】
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/995/storage/1199205482.html
【究極絶対】ぼくのかんがえたサーヴァント 十二人目【頂上対決】
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/995/storage/1202308714.html
【疾風怒涛】ぼくのかんがえたサーヴァント 十三人目【高速変身】
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/995/storage/1204642486.html
【因果応報】ぼくのかんがえたサーヴァント 十四人目【天罰覿面】
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/995/storage/1211152140.html
【天衣無縫】ぼくのかんがえたサーヴァント 十五人目【支離滅裂】
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/995/storage/1241643995.html
【千紫万紅】ぼくのかんがえたサーヴァント 十六人目【一粒万倍】
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/995/storage/1301478986.html
【天元突破】ぼくのかんがえたサーヴァント 十七人目【紅蓮裸眼】
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/995/storage/1317808799.html
【百花繚乱】ぼくのかんがえたサーヴァント 十八人目【英俊豪傑】
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/995/storage/1322992387.html
【停雲落月】ぼくのかんがえたサーヴァント 十九人目【莫逆之友】
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/995/storage/1330347079.html
【一子相伝】ぼくのかんがえたサーヴァント 二十人目【一族伝来】
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/995/storage/1342078636.html
【勇猛無比】ぼくのかんがえたサーヴァント 二十一人目【至大至剛】
http://jbbs.shitaraba.net/otaku/995/storage/1356967593.html
【万夫不当】ぼくのかんがえたサーヴァント 二十二人目【国士無双】
http://jbbs.shitaraba.net/otaku/995/storage/1362236048.html
【前人未到】ぼくのかんがえたサーヴァント 二十三人目【意気軒昂】
http://jbbs.shitaraba.net/otaku/995/storage/1371009754.html
【臨機応変】ぼくのかんがえたサーヴァント 二十四人目【初志貫徹】
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/995/1382698363/

<テンプレ>
【元ネタ】
【CLASS】
【マスター】
【真名】
【性別】
【身長・体重】cm・kg
【属性】・
【ステータス】筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具
【クラス別スキル】
【固有スキル】
【宝具】
『()』
ランク: 種別: レンジ: 最大捕捉:
【Weapon】
【解説】


"
"
2 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/07/31(木) 22:42:55 1N8avK8I0
立て乙です。

【元ネタ】日本・史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】鳥羽院
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷D 魔力C++ 幸運D 宝具C
【クラス別スキル】
陣地作成:A
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 大寺院の建立者に相応しく“工房”を上回る“神殿”を形成することが可能。

道具作成:E
 魔術的な道具を作成する技能。管弦に関する道具を作成できる。

【固有スキル】
竪琴の演奏:C
 生前好んでいた管弦の道具を演奏することで魔術的効果が得られる。
 没後、いかなる死者も転生先が決まるという四十九日の日に御所から明け方まで琵琶の
 音が聞こえ、生前の声で白居易の詩が朗詠されたことから、熱中し過ぎて妄念で天狗にな
 ったのか、それとも賀茂明神に転生したのかと噂された。

法術:C
 仏教由来の魔術大系。出家して密教を学ぶことは歴代法皇の中で珍しいことではない。
 しかし、キャスターはそれらの中でも特に弘法大師の遺品や書籍の蒐集で知られた。

皇帝特権:D
 本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。
 該当するスキルは騎乗、剣術、芸術、カリスマ、軍略、等。

怨霊調伏:D
 人騒がせな祖父白河院が「善悪の行動が釣り合って行き先が決まらない」という夢を見た
 者がいたので、放置出来ずに仏事を営ませている。

【宝具】
『勝光明院宝蔵(しょうこうみょういんほうぞう)』
ランク:C 種別:結界宝具 レンジ:1〜20 最大捕捉:50人
 かつて存在し、密教の法具や仏書、弓剣や楽器を納めていた名刹の蔵を出現させる。
 蔵そのものを出さず、直接物を取り出すことも可能。
 願えば魔術の範囲内で叶う如意宝珠まで含まれているが、キャスターが聖杯に望んでい
 るものは出してくれない。

【Weapon】
『弘法大師の三鈷』
 かつて、空海が唐から帰国する際に空中に投じたところ、霊地を示したという法具。
 キャスターの所蔵品となっていた。

【解説】
 第74代天皇(1103〜1056)。御諱は宗仁。
 祖父の白河院、息子の後白河院、その孫の後鳥羽院に比較すると短命の天皇たちを除
 いて逸話面で前後の時代の天皇では影が薄い部類に属す。
 その死後に「武者ノ世」を招いたという崇徳院と後白河院の確執を生じた事と「玉藻の前」
 伝説の重要人物であるという事が主な認識であろうか。
 如何せん祖父の白河院が個性の強過ぎる人物であり、キャスターには真偽はさておき白
 河院と男女の仲だった白河院の養女を后に押し付けられ、本来最初の相手を務める筈で
 あった関白藤原忠実の娘の勲子は白河院に奪われそうになった過去がある。
 その上、后こと璋子と白河院の関係は止まなかったようで、キャスターも生まれて来た皇
 子=崇徳院を「叔父子」と呼ぶ始末であったというから、後年揉めるなというのも無理な
 話であったと言えよう。
 白河院の没後、かつて最初の相手となるはずであった勲子を皇后として念願を果たしてお
 り、後年には美女として名高かった得子も入内させている。
 この得子が玉藻の前のモデルであるという説もあるが、定かではない。
 聖杯への望みは「かつて帝王という立場上討伐させた玉藻の前との再会」。
 私情と公義の間にゆれながらも、気ままに生き過ぎた祖父を思い出して討たせた過去を
 一個人として召喚された身で取り戻そうとする。
 ……というのが設定である。前後の長命の院に比較すればおとなしいものの、逸脱して
 見える行動もあって、摂関家からは「上は天心に違い、下は人望に背く」と評されてもいる
 のだが、基本的にこの時代の摂関家は天皇・関白のタッグを理想とし、院の振る舞いを敵
 視する傾向が強いので、「人望(ここでは人の望み)」というのも要するに摂関家の意のま
 まにならない君主だっただけであろうとも解釈しうる。


3 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/01(金) 12:28:21 5ZOLltns0
【元ネタ】温羅伝説、史実、桃太郎
【CLASS】キャスター(アーチャー、バーサーカー)
【マスター】
【真名】温羅
【性別】男性
【身長・体重】213cm・176kg
【属性】混沌・悪(秩序・善)
【ステータス】筋力A+ 耐久C 敏捷C 魔力A 幸運D 宝具A
【クラス別スキル】
陣地作成:-
 宝具『鬼城山』を顕現させる為、失われている。

道具作成:C+
 宝具『鬼城山』内でのみ、魔力を帯びた器具を作成できる。
 キャスターの道具作成は製鉄に特化している。

【固有スキル】
無辜の怪物:A
 本人の意思や姿とは関係なく、風評によって真相をねじ曲げられたものの深度を指す。
 温羅は日本で最も有名な御伽話のラスボス、“桃太郎の鬼”に塗りつぶされている。
 ……が、性格は温和であり、全然鬼らしくない。

投擲(石) :C+
 岩石を弾丸として放つ能力。
 狙撃手を視界に納めている限り、大抵の投擲武装を撃ち落とす事が出来る。

神代回帰/質:C 量:B 編成:二世紀までの東洋事象
 実は自然発生した精霊種であり、魔獣である鬼より上位の存在。
 スキル『無辜の怪物』の影響により無意識化では鬼の姿を取るが、
 その気になれば姿形はいくらでも変える事が出来る。

【宝具】
『鬼城山(おにがしま)』
ランク:A 種別:城塞宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1人
 温羅が具現化した固有結界の一種、水陸両用の移動城塞。
 巨大な質量そのものが兵器であるが、更に接地周辺の魔力を吸収し、
 城塞内に居る限り温羅のHPを回復し続ける。
 
【weapon】
『無銘・金棒』
 無辜の怪物で付いて来た打棒武器。
 使い方が分からないので、石に混じって投擲してくる。

【解説】
 吉備地方の統治者であったとされる古代の鬼神。
 吉備津彦命に退治された伝承がおとぎ話『桃太郎』のモチーフになったとされる。
 
 崇神天皇のころ(紀元前97〜30年)、異国の鬼神が吉備国に空より下った。
 彼は百済の王子で名を温羅(ウラ・オンラ)といい、両眼は爛々として虎狼の如く、
 蓬々たる堀髪は赤きこと燃えるが如く、身長は一丈四尺にも及び、絶倫かつ剽悍で凶悪であった。
 やがて鬼ノ城を拠点として、西国から都へ送る貢船や婦女子を掠奪したので、人民は都にその暴状を訴える。
 朝廷は大いにこれを憂い、武将を遣わしてこれを討たしめたが、温羅は兵を用いること頗る巧で出没は変幻自在にして雷神の如し、
 容易に討伐はならず、武勇の聞こえ高い孝霊天皇の皇子、吉備津彦命が派遣された。
 射る矢全てを岩で撃ち落とされ流石の命も攻め倦むが、千鈞の強弓で二本の矢を同時に射て温羅の左眼を射抜く。
 温羅が雉に化けて逃げたので命は鷹に化けて追うと、更に温羅は鯉に身を変えて逃げたので吉備津彦は鵜に変化してついに温羅を捕らえた。
 討たれた温羅の首はさらされることになったが、討たれてなお首には生気があり、時折目を見開いてはうなり声を上げた。
 気味悪く思った人々は吉備津彦命に相談し、吉備津彦命は犬飼武命に命じて犬に首を食わせて骨としたが、静まることはなかった。
 次に吉備津彦命は釜殿の竈の地中深くに骨を埋めたが、13年間うなり声は止まず、周辺に鳴り響いた。
 ある日、吉備津彦命の夢の中に温羅が現れ、温羅の妻・阿曽媛に釜殿の神饌を炊かせるよう告げた。
 これを人々に伝え神事を執り行うと、うなり声は鎮まった。これが吉備津神社につたわる釜鳴神事のおこりとされる。

 一説には温羅は百済の王子とも言われ、戦に敗れ逃れて来たところを、吉備の国の人々に快く受け入れた。
 温羅はその礼に、たたらや造船、製塩など百済の優れた技術を伝授する。
 吉備国の反映をもたらす高い技術と、集団を率いる英知を持った温羅は「吉備の冠者」と呼ばれ、人々に慕われるようになった。
 ところが、"豊かになった吉備国"の存在を脅威に感じたのか、大和朝廷は吉備津彦命に温羅退治を命じ、激しい戦いが巻き起こる。
 命に破れ首をはねられる温羅、見せしめとしてさらされたその首を見て、吉備国の人々は嘆き悲しんだという。


ただのヒャッハー悪役じゃつまらないので無辜の英雄を採用し
追われた事から非人間、異国出身なので日本の鬼種じゃない事を前提に
変身はベオっぽい、雷雨や洪水は空想具現化っぽい、鬼ノ城は千年城っぽい→精霊にしちゃえばいいじゃん!
アルクやベオ系譜なので人の形を取るとしたら金髪


4 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/01(金) 20:23:08 0kKWM0eU0
【元ネタ】日本・史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】真済
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷C 魔力B++ 幸運E 宝具C+
【クラス別スキル】
陣地作成:B
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。 “工房”の形成が可能。

道具作成:D
 魔術的な道具を作成する技能。当然のことながら密教に精通している。

【固有スキル】
法術:B
 仏教系の魔術大系。 空海門下で十大弟子に数えられた凄腕。

信仰の加護:C
 一つの宗教観に殉じた者のみが持つスキル。
 加護とはいうが、最高存在からの恩恵はない。
 あるのは信心から生まれる、自己の精神・肉体の絶対性のみである。

無辜の怪物:C
 生前の行いから生まれたイメージによって、過去や在り方をねじ曲げられた怪物の名。
 汚名だが紺青鬼や天狗への変身能力が身につき、身体能力も向上している。

変化:C
 死後、霊がカササギや小人の姿となり、空も飛べたという変身能力。

【宝具】
『不動の本誓(ふどうのほんぜい)』
ランク:C+ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜20 最大捕捉:50人
 生前不動明王に帰依したことで明王の本誓により守護され、不動明王に祈っては調
 伏も出来なかったというキャスターの行う不動明王の法。
 対象の周囲を火炎の結界で包み込み、攻撃や防御に使用する。
 キャスターの霊が荒ぶった場合、大威徳明王に頼むしなかった。

【Weapon】
『無銘・独鈷』

【解説】
 平安初期の真言宗の僧侶(800〜860)。空海門下の高足で、東寺三世長者を務めた。
 真言僧として初めて僧正となった傑僧であり、紀氏出身であったから紀僧正、あるいは
 在住地の名をとって柿本僧正、高雄僧正とも呼ばれる。
 師の空海の文集である『性霊集』の編者としても知られるが、伝奇面で有名なのは染殿
 后に恋慕して紺青鬼となって天台僧相応に調伏された話や、紀氏腹の皇子に味方して
 修法を行ったが、藤氏腹の皇子に味方した天台僧恵亮に敗れた話であろう。
 しかし、これらは超自然的要素を抜きにしても史実に反している。
 前者は元々葛木の聖人の話であり、後者も元々藤氏腹の皇子の待遇が良く皇位継承
 は決まっていたことから修法で争うまでもなかった。
 キャスターには付法の弟子がおらず、文徳天皇の治病に失敗して批判されており、更
 に政界で零落した紀氏出身ということもあって反論も出難いことから、天台・藤氏の立
 場からは格好の「敵役」の材料だったのである。
 その謂れなき汚名は、『平家物語』や『曽我物語』を通じて民間に流布された。
 しかしキャスターの聖杯への望みは、受肉してより多くの衆生を救うこと。
 汚名も含め、過去の修正には拘らないようである。


5 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/02(土) 11:52:07 oG7oXtSg0
【元ネタ】日本・史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】春日局(福)
【性別】女
【身長・体重】cm・kg
【属性】中立・悪
【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷E 魔力C+ 幸運B 宝具C
【クラス別スキル】
陣地作成:C
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。 小規模な”工房”の形成が可能。

道具作成:E
 魔術的な道具を作成する技能。主にマスターの健康管理に利用される。

【固有スキル】
透化:C
 精神面への干渉を無効化する精神防御。
 マスターを認めた場合、かつての家光に対するが如く献身し、誘惑をはねのける。

礼法:C
 相手に敬意を抱かせ、交渉を有利に進められる礼儀作法・教養ある態度。
 異文化圏のマスターやサーヴァントであっても通用する。

反骨の相:D
 家光のためなら、お江与の方から後水尾院まで対峙して退かなかった姿勢。
 同ランク以下の「カリスマ」を無効化する。

破壊工作:E
 戦闘を行う前、準備段階で相手の戦力をそぎ落とす才能。戦場以外・以前の根回しに優れる。

【宝具】
『七彩の飯(なないろのめし)』
ランク:E 種別:対人宝具 レンジ:1〜5 最大捕捉:10人
 病弱であった家光のため、その日の体調に合せて用意された七種類の朝食の膳。
 焼き飯・湯漬け・鳥飯・粟飯・麦飯・小豆飯・雑炊があった。
 病、眠り、毒などの7種類のステータス異常を回復させ、味と満腹感も与える。

『大奥(びじょさんぜんにん)』
ランク:C 種別:結界宝具 レンジ:1〜40 最大捕捉:300人
 大奥は江戸城以外にも存在したが単に大奥といえば現在では江戸城の大奥を指し、キャスター
 以前から存在した空間ながら、キャスターが礎を築いたものと理解されている。
 美女三千人と歌われ、入り口には施錠されて基本的には将軍以外男子禁制であった大奥の掟
 を象徴。マスター以外の男を周囲から退けて近寄らせず、接近には結界の打破が必要。
 また結界内に取り残された女に対してはサーヴァントも含めて従属を命じる負荷がかかり、抵抗
 に成功しても十全の能力を発揮することが出来ない。

【Weapon】
『無銘・薙刀』
 夫の妾を薙刀で殺害した逸話がある。

【解説】
 戦国武将斎藤利三の娘(1579〜1643)。徳川幕府の三代将軍である家光の乳母として知られる。
 同じ称号を持つ女性は平安時代以来、皇族の妃や母、室町将軍の正室などに存在したが、福と
 いう本名を持つキャスターが一番有名であろう。
 本能寺の変で明智光秀に仕えていた父が死亡すると、親類であり変の原因とも言われる長宗我
 部氏を頼って土佐に落ち延び、後に帰京して三条西家に仕える。
 その教養から家光を懐妊中であったお江与の方の希望に叶い乳母に選出されるが、織田信長
 の姪の息子の乳母に就任するというのも皮肉な話であった。
 数々の逸話には江戸期に創作されたものも多いとされるが、史実も含めて敵や他人には酷薄で
 身内や恩人には思いやりのある傾向が目立つ。
 名前は福としたが、春日局の称号を授かって昇殿する際、北条政子や秀吉の正妻のねねの様に
 子のつく名前「福子」を授かっている。なお、ねねの場合は吉子であった。
 政子は父の一字、ねねは夫の一字からであったが、父とも夫とも縁の薄かったキャスターの生き
 様を象徴する命名、というのはうがち過ぎであろうか。


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6 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/02(土) 20:59:01 /EhzMNa20
【元ネタ】妖精の女王
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】キャンベル
【性別】男性
【身長・体重】176cm・73kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷C 魔力E 幸運A 宝具C
【クラス別スキル】
狂化:E-
 凶暴化する事で能力をアップさせる。
 ……が、彼は理性を残しているのでその恩恵はほとんどない。
 シスコンぶりがより“痛さを自覚しなくなった”に留まっている。

【固有スキル】
不滅の友誼:A
 永久不変と誓い合った義兄弟との友情。
 友の妹にして自身の妻が携えた平和の杖と杯を持って現界する……かもしれない。
 召喚時、本人とマスター双方が幸運判定に成功したならば成立する。

守護騎士:D+
 他者を守る時、一時的に防御力を上昇させる。
 それがごく親しい女性であれば尚更の事。

【宝具】
『不漏血環(アンデッド・サークル)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 妹キャナシーに貸し与えられた、命に関わる重傷もぴたり血止めする指輪。
 キャンベルへの攻撃はその部位を消滅させるものでなくては有効打とならない。

【Weapon】
『無銘・剣』
 サテュロスの子サティレインとの試合にて彼を落馬に追い込んだ、鍛え抜かれた剣。

『平和の杖と杯』
 杖で打たれた者は一時的に戦意を失い、
 杯からニベンシーを飲み交わした者はその後互いに争い合う事ができなくなる。

【解説】
 『妖精の女王』第四巻『キャンベルとトリアモンドの友情の物語』の主人公、
 互いの美しく聡明な妹を娶ったトリアモンドと永遠の友情を誓う騎士キャンベル。

 学識深く慎ましやかで貞節な乙女キャナシーには求婚者が絶えなかったのだが、
 その一人として愛する事無く尽く断っていた。彼女の災いとなる事を恐れた兄キャンベルは
 「衆目の認める最も大胆な三人を選び出し、その三人と自分が決闘し結婚相手を決める」
 と宣言する。キャンベルは自身の豪胆さと妹が与えた魔法の指輪の力で知られていたため、
 挑戦者はなかなか現れなかったのだが、プリアモンド・ダイアモンド・トリアモンドの
 三つ子の兄弟が名乗りをあげた。各々がキャンベルに匹敵する一騎当千の武勇を誇る三人は
 善戦するも、指輪を持つキャンベルに長兄次兄は敗れ死んでいった。末弟トリアモンドと
 キャンベルとの死闘はトリアモンドの妹により中断され、二人は和解し永の友情を誓い合う。
 二組四人の男女は睦まじく過ごし、馬上試合でも互いの仇討ちと救出に奮闘したという。


7 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/02(土) 21:00:45 /EhzMNa20
【元ネタ】妖精の女王
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】トリアモンド
【性別】男性
【身長・体重】177cm・71kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷B 魔力D 幸運B 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

【固有スキル】
不断の友誼:A
 永久不変と誓い合った義兄弟との友情。
 妻がその兄である友に貸し与えていた指輪を持って現界する……かもしれない。
 召喚時、本人とマスター双方が幸運判定に成功したならば成立する。

専科百般:C+
 それぞれ異なる得手を持っていた三兄弟の武技が統合されている。
 剣術、槍術、短剣術、鉞術、騎乗等の武術スキルにCランク以上の習熟度を発揮できる。

【宝具】
『断ち難き三命糸(トライ・アモンド)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 長兄プリアモンド、次兄ダイアモンドより受け継がれた三人分の運命の糸。
 トリアモンドは同じ方法で三度殺されなければ消滅しない。

【Weapon】
『無銘・槍』
 キャンベルと致命傷を負わせ合い、サティレイン主催の馬上試合でも猛威を振るった槍。

【解説】
 『妖精の女王』第四巻『キャンベルとトリアモンドの友情の物語』の主人公、
 妖精アガピー(愛)の息子である三つ子の末っ子トリアモンド。

 キャンベルの妹キャナシーへ求婚した三兄弟はキャンベルに匹敵する武勇を備えていたが、
 魔法の指輪に守られるキャンベルには勝てない運命にあった。息子達の幸福を願った母は
 運命の三女神のもとへ赴くのだが、答えは「運命は神でも変えられぬ」というものだった。
 ならば、と彼女は長男の運命の糸が切られたなら次男へ、次男が切られたならば三男へ、
 と運命の糸を弟へ接ぎ、末っ子が三人分の命を持つようにと願った。この願いは聞き入れられ、
 トリアモンドは二人の兄の死を受けて激闘を演じる。最後にはトリアモンドの妹キャンバイン、
 母の教えを受け優れた魔術師となった彼女の持つ平和の杖と至高の飲み物ニベンシーにより
 二人は和解し、友情を誓い合った。トリアモンドとキャナシー、キャンベルとキャンバイン、
 二組の男女はそうして喜びの宴のうちに結婚した。


8 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/02(土) 21:02:45 /EhzMNa20
【元ネタ】妖精の女王
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】サティレイン
【性別】男性
【身長・体重】185cm・92kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久A 敏捷E 魔力D 幸運B 宝具E
【クラス別スキル】
対魔力:C
 二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

【固有スキル】
精霊の加護:C
 精霊からの祝福により、危機的な局面において優先的に幸運を呼び寄せる能力。
 その発動は武勲を立てる場ではなく、危地から逃れようとする場面に限定される。

透化:B
 精神面への干渉を無効化する精神防御。
 父に由来する多淫の性質を制し切る透徹した精神。

動物会話:C
 言葉を持たない動物との意思疎通が可能。
 動物側の頭が良くなる訳ではないので、あまり複雑なニュアンスは伝わらない。

牧神の脂:EX
 とっても高価。
 魔術の触媒、アーティファクトの素材として代えの利かない逸品だが、
 ランサーには魔術スキルが無いので利用不能。

【宝具】
『滑稽茶番劇(ウォントン・サター)』
ランク:E 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
 サテュロスの紋章が描かれた楯。
 様々な幻覚を見せて攻撃者の失敗を嘲笑う。
 この楯に防御されて攻撃に失敗した者は、
 その失敗度を次回の攻撃時ペナルティとして負う。

【Weapon】
『無銘・大槍』
 梁のような、と表される大槍。

【解説】
 エドマンド・スペンサー『妖精の女王』の登場人物、
 サテュロスと『情熱』の乙女サイアミスとの間に生まれた息子サティレイン。
 サテュロスのほか、ファウヌス神やシルヴェイナスといった森の住民に育てられた。
 各巻主人公の中でも強力な者達や無敵のお助け役アーサー王子には及ばないが、
 信仰篤く誠実で恥を知り、非常に武芸優れた騎士とされる。


9 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/02(土) 22:21:14 oG7oXtSg0
【元ネタ】オーストリア・史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】マリア・アンナ・フォン・エスターライヒ
【性別】女
【身長・体重】cm・kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷D 魔力C+ 幸運D 宝具B
【クラス別スキル】
陣地作成:C
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。 小規模な”工房”の形成が可能。

道具作成:D
 魔術的な道具を作成する技能。調査・研究用具の作成を得意としている。

【固有スキル】
専科百般:C
 多方面に発揮される天性の才能。自然科学・歴史学・乗馬・狩猟・絵画・音楽・バレエを趣味とした。
 騎乗・狩猟・コレクター・芸術審美などのスキルでDランク以上の習熟度を発揮出来る。

病弱:C
 戦闘が長引けば長引くほど、体力が低下するマイナススキル。

魔術:D
 近世の魔術。フリーメイソンの有力な庇護者であった。

信仰の加護:D
 一つの宗教観に殉じた者のみが持つスキル。加護とはいうが、最高存在からの恩恵はない。
 あるのは信心から生まれる、自己の精神・肉体の絶対性のみである。
 父の影響で、信心深いが母親ほど融通のきかない性分ではない。

【宝具】
『誰も笑ってはならぬ(サイレンス・オブ・クラーゲンフルト)』
ランク:D 種別:結界宝具 レンジ:1〜20 最大捕捉:50人
 自身の身体的特徴を奇異の目で見られたが、それがなかったクラーゲンフルトの修道院に安住
 の地を見出したキャスターの望みの現れ。
 レンジ内で他者を嘲笑する、他者の姿に愉悦するなどの行為を行った場合、当事者を体調不良
 が襲い、本人が無様な姿をさらしてしまう。

『無用皇女の遺産(ウィーン・ロイヤル・ミュージアム)』
ランク:B 種別:結界宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
 キャスターを熱中させ、心を慰めた膨大なコレクションは、現存する大学や博物館の収蔵品とな
 って後世に受け継がれた。
 収蔵品が生きて動き回り、各々の能力を発揮する夢の世界を展開する固有結界。
 生物から器物、信仰から魔術まで、キャスターが触れた全てがここにある。

【Weapon】
『無銘・マスケット』
 趣味としていた狩猟で使用していたもの。

【解説】
 神聖ローマ皇帝フランツ1世とマリア・テレジアの次女(1738〜1789)。愛称はマリアンネ。
 長女が夭折し、次は男子かと期待されていた時に生まれたために落胆され、更に病弱で18歳時
 に患ってからはせむしであったために政略結婚の道具にもなれず、母からは冷淡な態度をとられ、
 趣味人であった父の愛情を受け、自然科学や古銭学の趣味を共有した。
 その後、自分の姿を見ても馬鹿にされなかったことでクラーゲンフルトの修道院の傍らに居を定
 めて生活を開始。
 ローマ遺跡の発掘や修道院の運営する病院への資金供与、匿名での貧者や病者への救済活
 動を行い、回復を祈る市民たちが城館を囲む中、信仰していた聖エリーザベトの死に亡くなった。
 キャスターが死に掛けた時には「愛している」と明言した母が倒れた時にはつきっきりで看病を続
 け、母はキャスターの弟である皇帝に対し、キャスターの年金を減らさぬよう遺言した。
 華やかな話はないが、おおむね美談が目立つ人物。ただし、弟嫁には冷淡であったという。
 余談ながら、17世紀のフェリペ4世の妃の名もドイツ語ではマリア・アンナ・フォン・エスターライヒ。
 ただし通常はスペイン式に呼ばれるので、かぶる心配はない。
 なお、フェリペ4世の息子の妃も(広義の)ドイツ出身で名前もマリア・アンナである。


10 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/03(日) 15:25:41 BO8Jstb.0
【元ネタ】日本神話
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】温羅
【性別】男性
【身長・体重】180cm・90kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力A 耐久A 敏捷C 魔力B 幸運E 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

単独行動:A
 マスター不在でも行動できる。
 ただし宝具の使用などの膨大な魔力を必要とする場合はマスターのバックアップが必要。

【固有スキル】
道具作成:C
 平常時は低ランクの技能だが、鬼の城では宝具を作成可能な段階にまで強化される。
 中世は神秘を前提とした神代の超技術が
 物理法則のみに依拠した技術に置き換えられていく途上にあり、
 鬼の宝物伝説は、もはや人間には神代当時の技術を模倣する力がなかったことを示している。

鬼門の咆哮:A
 敵に凶運を招き、生命力を根こそぎに奪う死者の呪い。
 抵抗判定に失敗した相手は、ダメージと同時に幸運と回復能力の低下を受ける。

無辜の怪物:A
 桃太郎伝説の鬼として、単細胞・怪力漢のイメージを与えられている。
 魔術や変身能力に制限が付けられた一方、フィジカル面は強化されたもよう。

【宝具】
『矢喰岩(プロジェクタイル・カウンター)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:4〜60 最大捕捉:1人
 岩石を迎撃ミサイルとして放つ能力。
 相手の飛び道具を、それに着弾した巨岩もろとも封印することで、事実上相殺する投擲技能。
 優れた投擲手・呪術者を兼任する温羅だからできる対遠距離攻撃宝具である。

『鬼城・艮御崎(デモンズフォート・アウターゾーン)』
ランク:A+ 種別:対陣宝具 レンジ:30,60,90 最大捕捉:100人,500人,1000人
 鬼ノ城、あるいは鬼ヶ島。
 怨霊を集め、鬼の形を与えて擬似鬼種とし、配下の鬼として使役を可能にする。
 "海"や"山"といった非文明圏にのみ展開可能な鬼の根城。
 鬼産みの鬼門、要塞としての機能と共に『道具作成』を大幅に強化する工房としての機能を持ち、
 ここでは「打ち出の小槌」や「隠れ蓑」などの“鬼の宝具”が作成できる。

 火の起源を天界に求めるように、鍛冶職・製鉄民を魔術師や鍛冶神や鬼に神格化するように、
 未知の技術の出処を異界に求める信仰が生んだ、製鉄異界。製鬼工廠。
 かつてこの地で生まれた宝具は、後の鬼たちの宝物となった。

【Weapon】
『金砕棒』
 やっぱり鬼と言ったらこれである。

【解説】
 吉備津彦命に征服された吉備国の鬼王。
 異国から飛来した呪術者であり、吉備に製鉄を教え、その死後鳴釜神事の起源となる怨霊譚を残す。

 温羅伝説は明らかに大和朝廷による製鉄民征服事業の神話化である。
 伝承の鬼は、単なる蔑称としての鬼、真実人ならざる鬼、と当然真偽で二種ある。
 後者をさらに大別すると、人と別種としての生来の鬼、外圧による生態系変異者としての鬼、
 この二つがあるが、温羅は蔑称としての鬼に属した。
 まつろわぬ民、及びその指導者の鬼化は、生前・伝承中を問わず数多くの事例が見受けられる事象であり、
 伝承ルーツを渡来人技術者に求められる温羅もそれに類するが、
 しかし彼の場合は少々異なる。

 全ての技術の原型は、神や神代の王や古代の達人たち、天よりのものに発明(もたら)されたものという。
 王権がそうであるように、優れたものは他界から来る。
 異界から訪れ恩恵をもたらすものが取る姿の一つにマレビト(異人)があり、温羅とはそれだった。
 いうなれば彼は零落した文化英雄であるのだが、その本性はおそらく人ではない。
 来訪者としての出自を与えられた「それ」。
 人の発展を求める声に応じ、人の思惑によらず生じ、結果人に与したその姿は、
 人に討たれ人に蔑まれたとしてもなお、神造の定義に符合する。


 どうみても白人。宝具の読みも日本じゃない。
 名前もカタカナの方が良かったか。違う解釈がしたかったが、やっぱり鬼じゃない人外になってしまった。


11 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/04(月) 04:44:27 ekC1/iVk0
【元ネタ】史実
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】聖武天皇
【性別】男性
【身長・体重】166cm・60kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷C 魔力A 幸運A 宝具A++

【クラス別スキル】
 
 対魔力:A
 A以下の魔術は全てキャンセル。
 事実上、現代の魔術師では聖武天皇に傷をつけられない。
 『陽寶劔・陰寶劔』によりランクが上がっている。

 単独行動:B
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。

 【固有スキル】
 法術:A
 神仏の教えに、己の力を上乗せして成立させる仏教系の魔術。
 その特性上、霊的・魔的なモノに対しては絶大な威力を持つ。
 
 黄金律:A
 身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
 大富豪でもやっていける金ピカぶり。一生金には困らない。

 信仰の加護:A
 一つの宗教観に殉じた者のみが持つスキル。
 加護とはいうが、最高存在からの恩恵はない。
 あるのは信心から生まれる、自己の精神・肉体の絶対性のみである

【宝具】
『古都の宝庫(ゲート・オブ・ジパング)』
ランク:E〜A+ 種別:対人宝具 レンジ: 最大捕捉:
 正倉院へ繋がる扉を開く文書。
 空間を繋げ、正倉院の中にある道具を自由に取り出せるようになる。
 使用者の財があればあるほど強力な宝具となるのは言うまでもない。

『東大寺大仏殿(マハー・ヴァイローチャナ)』
ランク:A++ 種別:結界宝具 レンジ: 最大捕捉:1000人
 世界最大の木造建築物・東大寺を再現した固有結界。
 この結界内では、聖武天皇の持つあらゆる宝具がAランク以上の対城宝具と化す。
 これは盧舎那仏の恩恵、そして大仏に対する人々の願いによるものである
 
 
【Weapon】
『陽寶劔・陰寶劔(ようのほうけん・いんのほうけん)』
 聖武天皇の遺愛物である二振りの宝剣。
 『古都の宝庫』から取り出すことが可能である。

【解説】
日本(奈良時代)の第45代天皇。即位前の名は首皇子(おびとのみこ)。 尊号(諡号)を天璽国押開豊桜彦天皇(あめしるしくにおしはらきとよさくらひこのすめらみこと)、
勝宝感神聖武皇帝(しょうほうかんじんしょうむこうてい)、とも言う。
文武天皇の第一皇子として生まれたが、7歳で父と死別、母の宮子も心的障害に陥ったため、その後は長く会うことはなかった。
このため、同年に文武天皇の母である元明天皇が中継ぎの天皇として即位した。24歳のときに元正天皇より皇位を譲られて即位することになる。
天平年間は災害や疫病が多発したため、聖武天皇は仏教に深く帰依し、東大寺や国分寺・国分尼寺建立の詔を発する。
天平勝宝8年天平勝宝8年(756年)に天武天皇の2世王・道祖王を皇太子にする遺言を残して崩御した。


12 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/04(月) 08:06:09 ICCRtTRk0
高ランクはその人が決めることなので文句はないが何故アーチャー


13 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/04(月) 09:27:27 ekC1/iVk0
いや、「正倉院って宝物庫だし、GOBっぽい感じにできるんじゃね?」ってネタだ
反省も後悔もしていない


14 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/04(月) 09:33:42 fdr9d95E0
アーチャー自体かなり条件が緩いからな


15 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/04(月) 20:37:55 ICCRtTRk0
>反省も後悔もしていない
ならばよし!そりゃギルガメッシュがありならありだ


16 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/04(月) 20:53:03 dyVOAcRs0
お前誰だよ


17 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/04(月) 20:53:41 fdr9d95E0
ちくわ大明神

を英霊化するとしたらアサシンだろうか


18 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/04(月) 21:18:07 ekC1/iVk0
高ランク気配遮断、情報末梢を持つ神出鬼没なアサシンだな
神霊だから神格もEXだろうな


19 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/04(月) 21:50:27 ICCRtTRk0
【元ネタ】日本・史実
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】雄略天皇
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力B+ 耐久B 敏捷B 魔力B 幸運B 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:A
 A以下の魔術は全てキャンセル。
 事実上、現代の魔術師では○○に傷をつけられない。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。
 古墳にあった埴輪の馬が夜には本物になるなど、怪異な騎乗物が闊歩していた時代の英霊。

【固有スキル】
無窮の武練:B
 ひとつの時代で無双を誇るまでに到達した武芸の手練。
 自ら人を切り殺し、射殺し、周囲が逃げ出した猪を弓(矢ではない)と足で仕留めてみせた。

カリスマ:B
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。
 無茶苦茶な暴君として怨まれながらも、一方では仁君としての面を見せることもあった。

神々の加護:B
 一言主命の加護。正史の中で直接神と会って会話した最後の天皇。

獣殺:B
 古の森に潜んでいた猪を踏み殺した力。獣性を備えた相手へのダメージ量が増加する。

【宝具】
『百八十錬大刀(ももやそねりのたち)』
ランク:A 種別:対城宝具 レンジ:1〜80 最大捕捉:500人
 江田船山と稲荷山の両古墳で発掘された、二振りの大刀。
 刻まれた文字が失われることなく残っていたことで、古の記憶を現代まで伝えた証言者たち。
 刃を向けた対象を文字化し、切り裂いて文字を消滅させることで、対象となる英霊や宝具を構成している
 「信仰」を解体し、無力化させる。創作物ではよくある、能力無効化能力系宝具。

【Weapon】
『金錯銘大刀』
『銀錯銘大刀』
 埼玉県と熊本県から出土した、セイバーの名を刻んだ鉄剣。

『甲斐の黒駒』
 聖徳太子も愛馬としたという甲斐の馬。実際に甲斐で生産が盛んになったのは天智朝からだというが、
 4世紀の時点で当時としてはかなり大型の馬が古墳に納められている。

【解説】
 第21代天皇。名は大泊瀬幼武尊。熊本県と埼玉県から出土した鉄剣の銘に「ワカタケル」の名があり、
 中国文献にいう「倭王武」とも考えられることから、実在がほぼ確実な最古の天皇とされている。
 その最大の特徴は、(色々いいところもあるが)DQNの一言に尽きる。
 長兄と次兄は「返事がはっきりしない」と切り殺され、先帝暗殺犯とされた七歳の皇子をかばった大臣は
 屋敷ごと焼き殺され、ある皇子は生き埋めにされ、また別の皇子は狩りに誘われて「獲物がいる」と言わ
 れたかと思えば射殺され、また別な皇子は普通に合戦で殺された。
 その後、皇后にしたい女を迎えるのに手土産がなかったので、通過地点にあった豪族の屋敷が「分不相
 応なので主を殺す」と言い出し、謝罪と賠償をせしめ、賠償で得た白犬で皇后を迎えた。
 セイバーを嫌って逃げた百済の姫は古代日本では珍しく火刑にされ(これはまだ不貞なのでしょうがない
 が)、狩りの後で「自分で膾にするのと他人に作らせるのとどちらがいいと思うか」というセイバーの質問
 に答えられなかった近臣は「返事が遅い」と切り殺され、美しい妻を友人に自慢した臣はセイバーに単身
 赴任を命じられた間に妻を奪われ、「自分は工具の扱いを誤ることがありません」と自慢した木工は、セ
 イバーがわざと目の前で女に裸相撲をとらせたのに気をとられて手を怪我してしまい、「大王に嘘をつく
 とはいい度胸だ」とあやうく処刑されそうになった。
 これ以外の殺されなかった話も含め、大抵の話で誰かが犠牲になっているが、DQNはDQNでも強くて賢
 いDQNであったセイバーは技術者を招聘し、対朝鮮半島政策に力を入れて天寿を全うした。
 『万葉集』や『日本霊異記』はセイバーから筆を起こしており、事実上の初代天皇の如く扱われている。
 また記紀において神と直接語らった天皇もセイバーが最後であり、神代から歴史へ移動する時代の人物
 であり、史実系最古かつ最強のセイバーと設定した為に上記の高ランク揃いとなった。
 ちなみにアーサー王(のモデル)とは同時代人であるが、セイバーがブリテンの王なら毎回問題もろとも
 登場人物を消滅させてしまい、問題が尾を曳いて国が崩壊することもなかったであろう。
 少なくとも、ギネヴィアとランスロットは速攻で殺されていることは間違いない。


20 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/05(火) 20:23:45 4aeT3iis0
【元ネタ】戦う司書シリーズ
【CLASS】セイヴァー
【マスター】
【真名】ルルタ=クーザンクーナ
【性別】男性
【身長・体重】175cm・62kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷A+ 魔力A 幸運E 宝具-
【クラス別スキル】
カリスマ:A+
 世界の命運を幾度も揺り動かした大英雄としての威圧を示す。
 対団体戦闘において、敵軍の能力を下降させる。ここまでくると魔力、呪いの類である。

対英雄:E
 英雄を相手にした際、そのパラメーターを僅かにダウンさせる。

【固有スキル】
自己改造:EX
 本喰らい。
 死者の魂が変じた『本』を食らう事でその者の知識や人格、能力を取り込むスキル。
 セイヴァーは十万冊以上を仮装臓腑に蓄え、人が持ち得る凡そ全ての異能を行使できる。
 ただし死者から新たな『本』を生み出す力は無い為、現界後の追加は不可能。

【宝具】
『菫色のナイフ』
ランク:- 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 今となってはただのナイフ。
 これ自体には何の特殊効果も無いが、持っているととてもやる気になる。

【解説】
 ライトノベル、およびアニメーション『戦う司書』シリーズの登場人物。
 世界を救ったりほぼ滅ぼしたり支配したり完全に滅ぼしかけたり救ったりした人。


21 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/05(火) 20:25:45 4aeT3iis0
【元ネタ】アーサー王伝説
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ライオネル
【性別】男性
【身長・体重】170cm・65kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷C 魔力E 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:E
 魔術に対する守り。無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。

騎乗:B
 騎乗の才能。
 大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、幻想種は乗りこなせない。

【固有スキル】
懲戒の赤雲:D
 精神的な状態異常を受けた時、数ターン後に発動しライダーの正気を復帰させる。
 ただし、その時点での残存HPの半分にあたるダメージを受ける。

変化:C
 猟犬の姿になる事ができる。

【宝具】
『汝の身は我の下に、我が真名は汝の姿に(ライオネル)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
 ライダーと宿縁で結ばれたリビアの獅子王。
 魔獣ランクの幻想種であり、ライダーの実力では乗りこなす事ができないが
 騎乗せずとも互いの思考を部分共有しての連携が可能。
 融合し獣人形態となる事で身体能力値を大幅に向上させられる。

【Weapon】
『無銘・剣』

【解説】
 ランスロットの従兄弟にして円卓の騎士の一人。ボールス王の長子、ボールスの兄。
 彼の身体には生まれた時から獅子型の痣があり、それが理由でライオネルと名付けられた。
 “リビアの戴冠獅子”を殺した時に痣は消えるとされており、成長後の彼はこれを果たしている。
 獅子の毛皮は朋輩ユーウェインへ贈られ、この事で彼は獅子の騎士と呼ばれるようになった
 (これを採る物語では“獅子を連れた騎士”としての冒険はユーウェインに起こらない)。

 クラウダス王との戦いの中で父王が死に母が修道院へ入った後、生後二十一ヶ月のライオネルと
 九ヶ月のボールスはかつて父ボールス王に仕えていたファリエン卿に引き取られ、育てられた。
 しかしファリエンの妻がクラウダス王と通じた事で、一時期クラウダスのもとに留められる。
 彼らはクラウダスの息子で暴虐なドリンを殺害し、湖の貴婦人の遣わしたセライドが兄弟を
 猟犬の姿に変える事で救い出され、そして従兄ランスロットと同じ湖へ行き同じ教育を受けた。
 ライオネルはここでセライドを恋人にしていたという。湖育ちのランスロット一族三人は、
 ブリテンで騎士叙勲を受け、円卓の騎士ともなり、数多くの冒険を経験し達成したという。
 ……その殆どにおいて、ライオネルは主役でもなければ主要な脇役でさえないのだが。
 聖杯探索では弟ボールスの啓示夢に「徳が無く無味乾燥な腐れ木、虫食い木」として現れ、
 「そんなものを救うために美しい二本の花を放っておくのは馬鹿な事だ」とされてしまい、
 後に実際そのようなろくでなしである事を行動で明らかにしてしまう始末。

 ライオネルの最期は何通りか描かれているが、いずれの場合も殺害されている。
 『流布本 アーサーの死』はモルドレ軍残党とランスロ軍の戦いの中でメレアンの槍により、
 『アーサー王の死(マロリーの)』は王妃の行方を求めて旅立ち戻らないランスロットを
 十五人の諸侯と共に探索に出た際にロンドンで、ライオネルが殺されたとしている。


22 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/05(火) 20:27:29 4aeT3iis0
【元ネタ】アーサー王伝説
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】メレアン
【性別】女性
【身長・体重】154cm・42kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷A 魔力B 幸運E 宝具D
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

【固有スキル】
直感:C
 戦闘時、常に自身に最適な展開を感じ取る能力。
 ただし、攻撃のためにしか働かない。

魔力漏出:A
 回路に致命的な欠陥を抱えており、常に魔力が漏れ出している。
 実体化中の魔力消費が通常の四倍となる。
 擬似的な魔力放出スキルとしての利用も可能だが、効率の悪さは惨憺たるものである。

狂奔:D
 人々を戦いに駆り立てる能力。
 高ランクになるほど友軍の士気が向上するが、ファンブルの確率も高まる。

【宝具】
『槍撃・猪突猛進(ロン・ヒバル)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:5〜20 最大捕捉:1人
 カムランの戦いを起こした首謀者の一人“癇癪持ちのグウィン”から受け継いだ槍。
 突撃時に使い手の肉体と魔力の放出を強化補助し、筋力と敏捷を瞬間的に倍加させる。

【解説】
 モードレッドの二人の息子のうち、兄として伝えられる人物。
 カムランの戦いでは万一の為にとウィンチェスターに残されていたため生存し、
 モードレッドが死亡しアーサーが退場した後のブリテンにおいて
 アーサーの後継者コンスタンティン王やランスロットらと争った。

 エスカリボール返還後のジルフレを『黒い礼拝堂』にて殺害、
 リオネスでアーサー軍の残兵を追い詰めるもマーリンの起こした洪水により
 追撃に赴いた部隊が壊滅すると共にシリー諸島を残しリオネス全土が水没、
 ランスロットの従兄弟ライオネルを合戦の中でメレアン自身の槍により討ち取る、
 または行方不明のランスロットを捜索中にランスロット派諸侯十五人諸共に殺害、等々
 “アーサー後”の混乱を様々に引き起こしたが、最終的には
 コンスタンティン王ないしランスロット軍に敗れて亡くなった。

 モードレッドに息子など居る訳も無いFate寄り捏造としては、
 モードレッドの予備としてモルガンに作られたホムンクルスの失敗作。
 その立場から親(姉)よりも余計に、ただし単純に捻じ曲がっており、純前たる悪人。


23 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/05(火) 22:26:32 8DQYvzMo0
【元ネタ】中国・史実
【CLASS】アヴェンジャー
【マスター】
【真名】郭聖通
【性別】女
【身長・体重】cm・kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷D 魔力D 幸運D 宝具C
【クラス別スキル】
単独行動:C
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクCならば、マスターを失っても一日間現界可能。

【保有スキル】
反骨の相:B
 中国史上有数の名君である光武帝に逆らう気性。同ランク以下のカリスマを無効化する。

廃されし者:B
 皇帝・皇后・皇太子などの地位を否定された者の持つスキル。
 英霊としての存在感を失い、市井に溶け込むことが出来る。

黄金律:C
 身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
 早くに失った父は財産家であり、光武帝との結婚も政略結婚であった。

魅了:D
 異性を惹きつける見目の美しさ。
 光武帝との間に5人の男子を挙げており、容姿も標準以上であったと考えられる。

【宝具】
『女孩之治(じょがいのち)』
ランク:C 種別:結界宝具 レンジ:1〜20 最大捕捉:50人
 自身の子孫が皇位から遠ざけられたことによる恨みの念。
 首尾よく願い通りの皇后・皇太子を得た光武帝であったが、皇太子にした明帝を除けば後
 の子孫は全員が二十歳未満で即位したものばかり。
 幼帝兼短命帝とその母、外戚に宦官の思惑が入り乱れ、度々政治は乱れた。
 性別と一定以上に年齢の異なる者同士に「不和」を撒き散らし、意思疎通を困難にする。

【Weapon】
『隼の爪・鷹の爪』
 具体的な行動も明らかにされず、宮中の鷹・隼呼ばわりされたアヴェンジャーの武器。
 猛禽類の爪を象った手甲。

【解説】
 後漢の初代皇后。地方の名族の出身で、遠征中に地元に立ち寄った光武帝の正妻となり、
 翌年に男子を産み、翌々年には皇后に立てられる。
 しかしそれから更に13年後、「恨みを抱いて教令に反し、自分の腹から産まれたのでない
 子供たちを従えられなかった」という判然としない理由で廃后される。
 代わって皇后に立てられたのは、元々正妻であった陰麗華。
 アヴェンジャー腹の皇太子は自ら願い出て廃されたというが、後漢の順帝の様に本来皇位
 にある筈の身を自分から落としたいと思う酔狂な人間などまずいまい。
 結局、光武帝は若い頃憧れていた女を皇后にしたかったのであろう。皇太子には陰麗華腹
 の男子が立てられ、後に即位して明帝となっている。
 廃后の一件は経緯がよく分からず、後世良妻の鑑とされた陰麗華を陰謀野心家とする向き
 もあるが、いずれにせよ母子の廃后・廃太子への復讐者として設定した。


24 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/07(木) 02:06:13 hm.HKERw0
【元ネタ】日本神話
【CLASS】ウィーバー(織り手)
【マスター】
【真名】建葉槌命
【性別】男性
【身長・体重】174㎝・60kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力A+ 耐久A 敏捷A+ 魔力A 幸運B 宝具EX
【クラス別スキル】
インドア派:C
機織りの神なのであまり外に出ようとしない。外に連れ出すのが大変。

草食系男子:B
機織りに熱中している為、モテることに固執しない口説かない告白しない
アプローチしない手を出さないなど、恋愛に対して淡白であり受け身で慎重な性格になっている。
ウィーバーは草食系男子らしく、おっとりしていて根が優しい。メガネが似合っていて知的でインテリっぽい。

【固有スキル】
神性:EX
 神霊適性を持つかどうか。
 日本神話に連なる正統な神の一柱である。

魔力放出(雷光):A+
 ウィーバーの膨大な魔力の放出は、神々しい雷光となって総身を守護する。
 雷光そのものを身に纏うことによって攻撃力・防御力ともに格段に向上させる。

星殺:A
 金星や彗星の神と言われる天津甕星を殺したことで生まれたスキル。
 星と関係のある相手に対してダメージが向上する。

【宝具】
『天羽雷命(アメノハヅチノミコト)』
ランク:EX 種別:対国宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
 姿を巨岩に変え、空を破り高天原の雲を突き破らんとする天津甕星を蹴り砕いた必殺の一撃。
 ウィーバーは甲冑と黄金の靴を身に付けて天の雷となり、あらゆる敵を打ち砕く。
 幸運以外のステータスを1ランク上昇させる。また防御を無視し対象に致命傷を負わせる。
 対抗するには、最低でも同等以上の宝具の行使が必要である。

『倭文文布織(しどりあやおり)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
 織物の祖神としての秘術。心技体の完全な合一により、いかなる環境的制約の影響下にあっても
 十全の織物技術を発揮し、織物ならばありとあらゆるモノを作ることが出来る。
 時間はかかるが宝具ですら例外ではない。また天の羽衣程度ならば大量生産が可能。
 尚、ウィーバーは高天原の神々に服を供給している。

【Weapon】
『甲冑と黄金の靴』
 機織りに邪魔なので普段は付けない。

『神代の機織道具』
 機織りに必要な道具一式。メイド・イン・タカマガハラ。

【解説】
天羽槌雄神(あめのはづちのおのかみ)や天羽雷命(あめのはづちのみこと)とも呼ばれる

 神代、武神として誉の高い建御雷(雷神)と経津主命(刀神)の二神が高天原から派遣され諸国を巡り、
葦原の中つ国(日本)の荒ぶる神々や国中の草木石類に至るまで平定いたしました。
しかし、まだ常陸国にまつろわぬ星の悪神がおり、名を天津甕星(アマツミカボシ)と言いました。
天津甕星は東国地方の陸地はおろか海上を支配していました。勇猛な天津甕星は頑強に抵抗し、二神を退けました。
勝ちに乗じた天津甕星は高天原に逆襲しようと考え、たちまち大きな岩に姿を変え昼夜を問わずずんずん高くなり
空を突き破らんばかりになりました。高天原の驚きはひとかたならず、あの二神も手の下しようがありませんでした。

 倭文(シズ)の里で、里の女達に倭文織を教えていた建葉槌命は、オサ(筬:織物を織るときに経糸を通しておくもの)を
捨てて立ち上がり、甲冑に身をかためて石那坂に馳せ向かいまさに高天原の雲を突き破ろうとする天津甕星の岩を
黄金の靴で蹴り飛ばしました。巨岩はたちまち四段に折れて飛び散りました。術を破られた天津甕星は血ヘドを吐いて死にました。

 大甕の宿魂石というのがその岩の根っこだといい、那珂郡東海村石神外宿の石神社の御神体となっている巨岩が
それだと言われています。

【コメント】
はい、強いです。インドア派の機織りの神だといって甘く見てはダメですね。


25 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/07(木) 20:59:48 psDkGHT60
【元ネタ】トリスタン伝説、アーサー王伝説
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】マルク
【性別】男性
【身長・体重】170cm・65kg
【属性】秩序・善 / 中立・悪
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷B 魔力D 幸運C 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:E
 魔術に対する守り。
 無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。

騎乗:A+
 騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。
 ただし、竜種は該当しない。

【固有スキル】
異形:E
 馬の耳と鬣を持っている。

人格乖離:C
 善悪二つの人格を持つ。召喚時点の人格はマスターとの類似性により決定され、
 以後は最大HPの半分を超えるダメージを負う度、幸運値により人格変更判定を行う。

【宝具】
『欠け乍らも無欠なる信頼(ヴィスタマーラ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1〜2 最大捕捉:1人
 かつてマルクが甥に授け、後に彼の佩剣と一時置き換えられた名剣。
 使い手の思い描く“理想通りの剣筋”を描いて命中判定に大きなボーナスを与えると共に、
 剣の耐久値へ同値の被害を受ける事と引き換えに相手の装甲値を無効化する事ができる。
 この宝具は善人マルクにしか使用できない。

『消し去り得ぬ断絶の嫉心(ボース・ドリスタン)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1〜5 最大捕捉:10人
 毒槍の解放形態。
 頑健STでの抵抗に失敗した者にターン毎のダメージを与え、
 成功した者にも全能力値を一ランク下降させる瘴気を発する。
 既に穂先から毒を受けている者には効果が倍増する。
 この宝具は悪人マルクにしか使用できない。

『王様の耳は馬の耳(ダー・フルアス・ハパル・エル・マルク)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 人の耳を持ち鬣を持たない『海の馬』モルヴァック。
 地形、障害による移動制限の多くを無視して移動できる。
 モルヴァックは呪いによりマルクと極めて深く繋がっており、
 一体化してケンタウロス形態となり互いの能力を強化し合う事が可能。

【Weapon】
『黄金の柄頭を持つ剣』
 真名解放時にヴィスタマーラへと置き換わる、善人マルクの通常武器。
 甥と妃が間に剣を突き立てて眠る所を見つけた時、その様子から二人の無実を信じた彼は
 自らの来訪と許しの意志を伝える為、剣を甥の『切っ先が欠けた剣』と換えその場に残した。

『モルガンの毒槍』
 穂先は常に毒を帯びている、悪人マルクの通常武器。
 元々はトリスタンがモルガンの愛人ヘミソンを決闘で殺した際に用いた槍で、
 復讐を願うモルガンが毒の魔槍に仕立て、マルクが甥の心臓へと突き立てた。

【解説】
 コーンウォールのマルク(マーク)王。
 トリスタンの伯父であり、トリスタンの恋人である金髪のイゾルデの夫。
 作品毎、ことに韻文系と散文系での人格の違いは甚だしく、
 一方では甥も妻も深く愛し最後まで憎み切れず、良くも悪くも人を信じ易い王様であり、
 他方では寝取られ男の恨み程度には留まらない魂の底からの悪人として描かれもする。

 『馬の王』マルクの愛馬モルヴァックは未だかつて誰も見た事が無いような馬、
 山川を飛び越え荒れ狂う海の水面も走り、足跡さえも残さない名馬であった。
 ある日、マルクはモルヴァックを以てしても容易に追いつけない牝鹿を追う。
 波間の岩に立って涙を流し悲しそうな鳴き声をあげる鹿をしかしマルクは射て、
 すると牝鹿は矢を咥えて受け止め投げ返し、矢はモルヴァックに突き刺さった。
 牝鹿の正体はかつてイスの都で凶悪無情な伝説を築いたダヒュ姫であり、
 過去の自分を棚に上げてか彼女は『残忍さの罰を受けよ』と告げると
 マルクの耳をモルヴァックの耳と入れ替え、鬣を生やさせて去って行ったという。


26 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/07(木) 21:01:30 psDkGHT60
【元ネタ】ウラル・バトゥル、及びその関連作
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】シュルガン
【性別】男性
【身長・体重】186cm・85kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力D 耐久B 敏捷C 魔力A+ 幸運B 宝具C++
【クラス別スキル】
陣地作成:B
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 “工房”の形成が可能。

道具作成:D
 魔術的な道具を作成する技能。

【固有スキル】
怪力:C
 一時的に筋力を増幅させる。魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。
 使用する事で筋力をワンランク向上させる。持続時間は“怪力”のランクによる。

悪魔の加護:A
 悪鬼からの支援と『杖』の恩恵により、大幅に強化された魔力生成能力。
 ウラル山脈や聖所では制限を受け、魔力ステータスも低下する。

水棲:D
 水の抵抗を受けずに活動できる。
 水中に身体を浸している間、魔力と幸運が一ランク向上する。

【宝具】
『真珠出づる溟海の杖(カフカハ)』
ランク:C++ 種別:対国宝具 レンジ:0〜99 最大捕捉:1000人
 悪鬼の王が保管していた真珠の魔杖。
 この杖自体が外付けの魔力刻印として働き、
 持ち主の魔術スキルと無関係に大魔術・儀礼呪法レベルの術行使を可能にする。
 殊に水属性を用いた自然干渉において、国規模の広域殲滅が可能となる。
 持ち主の魔としての特性を強化する事でその能力を高める効力も持つが、
 人間が使い続ければ肉体を悪鬼のものへと徐々に作り変えられてしまう。

【解説】
 バシュコルト(バシキール)の英雄叙事詩『ウラル・バトゥル』の悪役。
 老人ヤンビルゼと老婆ヤンビカの間に生まれた長男で、勇士ウラルの兄。
 後にはデヴ(悪鬼)の頭目となり、ウラルを死に至らしめた。

 旅立ち前の未成年時代から父母の掟を破り兄の権威を振り回し弟に迷惑をかけていたが、
 探求の旅に出た後にはデヴの仲間となり、時としてデヴ達をも裏切りながら
 事態をかき回していた。ウラルから魔法の杖を手に入れた後は完全に人間と敵対し
 何度となく洪水を引き起こし海を作り出しては国を沈めていた。杖を破壊されて
 捕らえられた後には様々に誓いを立てて助命されたが、当然のようにこれに違背。
 デヴに体内から臓器を斬り裂かせてウラルを殺害した後も長くデヴ達の頭目として君臨し、
 ウラルの子孫の中にも彼に与する者が現れたという。


27 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/07(木) 21:03:55 psDkGHT60
しまった
× 魔力刻印 → ○ 魔術刻印

『真珠出づる溟海の杖(カフカハ)』
ランク:C++ 種別:対国宝具 レンジ:0〜99 最大捕捉:1000人
 悪鬼の王が保管していた真珠の魔杖。
 この杖自体が外付けの魔術刻印として働き、
 持ち主の魔術スキルと無関係に大魔術・儀礼呪法レベルの術行使を可能にする。
 殊に水属性を用いた自然干渉において、国規模の広域殲滅が可能となる。
 持ち主の魔としての特性を強化する事でその能力を高める効力も持つが、
 人間が使い続ければ肉体を悪鬼のものへと徐々に作り変えられてしまう。


28 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/07(木) 23:18:17 G9FdKlBo0
【元ネタ】史実
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】ティトゥス・フラウィウス・ウェスパシアヌス
【性別】男性
【身長・体重】168cm・63kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷D 魔力B 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C
 二工程以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等、大がかりな魔術は防げない。
 彼自身に対魔力が皆無なため、セイバーのクラスにあるまじき低さを誇る。

【保有スキル】
皇帝特権:EX
 本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。
 該当するスキルは騎乗、剣術、芸術、カリスマ、軍略、等。
 ランクがA以上の場合、肉体面での負荷(神性など)すら獲得する。

勇猛:D
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。
 彼の場合、勇ましさというよりも、
 皇帝のコンサート中にすら寝れる、その図太さに起因する。

【宝具】
『奮い昂ぶる大闘技場(フラウィウス・コロッセウム)』
ランク:B 種別:対陣宝具 レンジ:10〜40 最大捕捉:300人
 生前、彼がローマに設計した闘技場を、魔力によって形成・再現したもの。
 固有結界とは似て非なる大魔術。
 この闘技場内では、全ての、宝具、スキル、魔術等が使用できなくなり、
 自身の肉体や技術で、戦わなければならない。
 また、戦闘方法は、使用者であるセイバーが決めることができる。
 
【Weapon】
『グラディウス』
 コロッセオで剣闘士達が好んで使用した剣。
 セイバーには馴染みが無い武器だが、コロッセオの設計者という縁で所持している。
 軍人でもあったセイバーは、剣以外にも槍や戦斧、弓矢など武具を一通り扱うことができる。

【解説】
ローマ皇帝。
皇帝にしては珍しく、気が狂わず、暗殺もされなかった。
とてもケチで有名で、有料の公衆便所を設置した際には、周囲に馬鹿にされた。息子にも反対された。
お陰で、ローマ帝国の財政は回復したけど。
ネロの元親友。皇帝のコンサート中に居眠りした結果、絶交される。
けど、後にその軍略を買われ、助けてと頼まれる。やったね。
結構ユーモラスな方で、「皇帝は立ったままで死ぬべきだ」や
凱旋行進中に疲れて「ふ…年寄りが勝利を望んだ罪だな」がたいのいい息子の話題で「大股で歩くと揺れる槍がなが〜い影を落とすな」
死の間際に「私は神になりつつあるようだ」と、数々の名言を残している。


29 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/07(木) 23:22:57 5j1G9j1c0
【元ネタ】中国・史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】班祜礱
【性別】女
【身長・体重】cm・kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力B 幸運D 宝具C
【クラス別スキル】
陣地作成:C
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。 小規模な”工房”の形成が可能。

道具作成:E
 魔術的な道具を作成する技能。マスターの身を守る礼装を開発出来る。

【固有スキル】
話術:B
 正論を口にし、人を動かす技術。中国史上にはしばしば呪術を行ったという事実と冤罪が出て来るが
 許皇后と共に呪詛したと噂されたキャスターは反論し、感嘆した成帝から逆に黄金百斤を賜った。

呪歌:C
 歌を用いた魔術体系。旋律を付けて発し、あるいは書くことで周囲に影響をもたらす。
 一族と並んで文才を発揮した女流文人。ただしもっとも有名な『怨歌行』は別人の作とされる。

内助の功:C
 配偶者の手助けにより、不利な状況を改善するチャンスを得る。
 キャスターからマスターに肉体的・精神的な良い影響を与えることも可能。

処世術:C
 生き残るために必要な行動を理解し、最善の一手を選び取る能力。
 魑魅魍魎うずまく宮中を生き延び、晩節を辱めず天寿を全うした。

魅了:D
 異性を惹きつける見目の美しさ。 一時とはいえ、好色家の成帝を惹きつけた容姿を持つ。

【宝具】
『怨歌行(えんかこう)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1〜40 最大捕捉:10人
 キャスターが作ったとされる中で、最も有名な詩。
 「団雪の扇」、「秋扇」、「班女が閨」などの慣用句を生んだが、意味は皆「寵を失い衰えた様」の形容。
 木の葉が一枚ずつ落ちる様に、じわじわと相手の勢力を削ぎ落として衰退に追い込む。
 対象は攻撃力・防御力から持続力や判断力までもが対象。レンジ内にいる限り効果は持続する。

【Weapon】
『団雪の扇』
 絹の張られた、今でいう団扇。

【解説】
 前漢の成帝に仕えた女官(紀元前1世紀。約40年の生涯)。
 祜礱は女官の名称であり、史書にはしばしば○祜礱が寵愛を得ただの、ああしただのと出て来る。
 歴史家・文人の班固や将軍班超の親類であり、本人も文名が高い。
 その美しさと「班女辞輦」の故事で知られる賢明さから好色で知られている成帝の寵愛を得ていたが、
 「掌上の舞」で知られる趙飛燕に寵を奪われ、隠棲した。
 寵を失った自らの身を、秋になり無用となって打ち捨てられた扇(今でいう団扇)になぞれた『怨歌行』
 はキャスターの真作ではないとされるが、印象的な内容から日本でもしばしば引用され、能の『班女』
 の名の由来(本編は別物)にもなって世間の記憶に留められている。

文人系キャスターはシェイクスピアレベルでC++なので魔力のランク付けに迷った。
とりあえずここでは古さ(シェイクスピアの5倍)から上としてみた。「信仰」も東アジアではそれなり。


30 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/07(木) 23:27:01 FxEMLYS.0
【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ジャン・バプティスト・アリエット
【性別】男
【身長・体重】170cm・63kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷C 魔力C 幸運B 宝具A
【クラス別スキル】
陣地作成:C
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 小規模な“工房”の形成が可能。

道具作成:C
 魔術的な道具を作成する技能。
 タロットカードをはじめ、占術に関する様々な道具を作成可能。

【固有スキル】
占術:B
 未来の出来事を窺い知る術。
 独自のタロット占いのほか、手相、占星術など様々な占いに精通する。

数学:D
 数学の知識。
 自著によると代数学の教師だったらしい。

【宝具】
『復元された秘儀の札(グラン・エッティラ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1〜2 最大捕捉:1人
78枚のタロットカードの中から無作為に1枚引くことで、引いた人物に、カードの暗示する未来を確定させる。
無作為ならどんな方法でもよく、当人の意思も必要ない。攻撃の余波でカードが一枚こぼれ落ちたなどでもカードを引いたことにできる。
暗示される未来は、厳密にはキャスターがそのカードの絵柄を見て得たインスピレーションに基づく。(そのためキャスターが出たカードを確認する必要がある)
引いたカードは変更出来ないが、キャスターは正位置と逆位置を入れ替えることができる。
カードが一枚でも欠けていると使えない。

『七十八片の知恵の書(カーズ・オブ・トート)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:-
キャスターがカードを一枚任意に選ぶことで、その番号に対応する、ヘルメス・トリスメギストスの『知恵の書』の各章に記された秘儀を一時的に行使できる。
錬金術、薬学、占星術、魔術、宇宙の神秘など多岐にわたるが、原書の要約であるためBランク相当の奇跡までしか起こせない。
また扱う術に対してキャスターの魔術師としての格が低いため、高いランクの秘儀は魔力をかなり消費する。
一度使うと選んだカードは消失する。

【Weapon】
『エッティラ・タロット』
キャスターの作った占術用の78枚組タロットカード。
一般的に知られるタロットとは構成が大分異なる。
カードが欠けた場合、道具作成で補充することができる。

【解説】
18世紀のフランスの占い師。筆名はエッティラ(アリエットの逆さ読み)。
クール・ド・ジェブランの説に触発され、タロットカードを神秘と結びつけて、初めて占いの道具として使った人物。
彼は、タロットカードとはヘルメス・トリスメギストスの伝えた『知恵の書』全78章を要約したものであると主張した。
ヘルメス哲学を始め、錬金術、聖書、数学魔術など様々なものを盛り込んで、タロットの体系に独自の大改変を加え、
「エッティラ・タロット」と呼ばれる、自身のオカルティズムに基づくオリジナルのタロットを作成した。
エッティラ・タロットは当時フランスで大流行し、一時期フランスのタロット業界を席巻したという。
エッティラは本来ゲームの道具であったタロットに、オカルト的意味を定着させるきっかけとなり、後のタロットの歴史に多大な影響を与えた。


31 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/08(金) 21:19:27 PoYLJ/Eo0
【元ネタ】日本・史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】飯豊天皇
【性別】女
【身長・体重】cm・kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷D 魔力B++ 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
陣地作成:A
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 “工房”を上回る“神殿”を形成することが可能。


【固有スキル】

【宝具】
『一知女道(ひとはしおみなのみちをしりぬ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 生涯にただ一度交接し、以後は経験しなかったというキャスターの感想。
 相手の男は不明であり、女帝が夫と子孫を儲けることを否定した逸話ともとれる。
 古来、嫁がぬ女や実の成らぬ柿の木には子を儲ける代わりに中に力を溜め込むとい
 う観念が存在しており、キャスターは子孫と引き換えに力を手にした。
 召喚後、一度マスターと交接すれば以後は魔力の供給なしでの活動が可能。
 魔力を大量に消費した場合でも、速やかに回復する。

【Weapon】
 無し

【解説】
 履中天皇の娘(440〜484)。一説に市辺押磐皇子の娘。
 実在が確認されている最初の天皇である雄略天皇と同時代人。
 雄略天皇の粛清により目ぼしい皇族がいなくなり、後継者であった清寧天皇の没後、
 次なる天皇となるべき男子が見つかるまでの間、一時的に政治を見た。
 記紀では飯豊女王、飯豊王などと呼ばれているが、中世になると『扶桑略記』や『愚
 管抄』などの文献で神功皇后と共に歴代天皇の一人に数えられており、天皇扱いす
 ると歴史時代最初の女帝であったということになる。


32 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/08(金) 21:23:44 RzRGZJsk0
流石に手抜き過ぎやせんか


33 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/08(金) 21:37:13 PoYLJ/Eo0
↑失礼、書きかけでした。

【元ネタ】日本・史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】飯豊天皇
【性別】女
【身長・体重】cm・kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷D 魔力B++ 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
陣地作成:A
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 “工房”を上回る“神殿”を形成することが可能。

道具作成:E
 魔術的な道具を作成する技能。主に祭祀に必要な道具を作成する。

【固有スキル】
魔術:B+
 神代に近い、上代日本の魔術。
 専門家ではないが、当時の皇女は神に仕える巫女の役目を負うことが多かった。
 これが後代の斎王・斎宮へと繋がっていく。

神託:C
 神の託宣により、その状況での適切な判断ができるようになる。
 後継者を託宣により決定したという説がある。

無貌:C
 捉えどころの無さ。記紀ではほとんど事績や感情表現がなされていない。
 真名解析も含めてキャスターという人物の鑑定を困難にする。

【宝具】
『一知女道(ひとはしおみなのみちをしりぬ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 生涯にただ一度交接し、以後は経験しなかったというキャスターの感想。
 相手の男は不明であり、女帝が夫と子孫を儲けることを否定した逸話ともとれる。
 古来、嫁がぬ女や実の成らぬ柿の木には子を儲ける代わりに中に力を溜め込むとい
 う観念が存在しており、キャスターは子孫と引き換えに力を手にした。
 召喚後、一度マスターと交接すれば以後は魔力の供給なしでの活動が可能。
 魔力を大量に消費した場合でも、速やかに回復する。

【Weapon】
 無し

【解説】
 履中天皇の娘(440〜484)。一説に市辺押磐皇子の娘。
 実在が確認されている最初の天皇である雄略天皇と同時代人。
 雄略天皇の粛清により目ぼしい皇族がいなくなり、後継者であった清寧天皇の没後、
 次なる天皇となるべき男子が見つかるまでの間、一時的に政治を見た。
 記紀では飯豊女王、飯豊王などと呼ばれているが、中世になると『扶桑略記』や『愚
 管抄』などの文献で神功皇后と共に歴代天皇の一人に数えられており、天皇扱いす
 ると歴史時代最初の女帝であったということになる。
 現代でも、宮内庁では即位していないが尊号は「飯豊天皇」という扱いをしている。


34 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/09(土) 11:14:55 ZEW.ULf.0
【元ネタ】日本・史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】浄蔵
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久D 敏捷C 魔力A 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
陣地作成:B
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。 “工房”の形成が可能。

道具作成:D
 魔術的な道具を作成する技能。山岳修験も含めた密教系の法具を作成する。

【保有スキル】
法術:A
 仏教系の魔術体系。将門・道真の伝説では尊意と並ぶ偉人とされている。
 不動明王・薬師如来の十二神将・千手観音の二十八部衆を勧請する。
 護法童子は出家する前の7歳時点で使役出来ていた。

怨霊調伏:B
 菅原道真の怨霊が出現した際、陰陽師以下が対処出来なかったので召喚された。
 定命であったので藤原時平の命は救えなかったが、死後の救済の為に祈っている。
 また、真済の怨霊を退けたことで祟られていた玄昭を助けたこともあった。

宿曜道:C
 密教と共に日本にもたらされた、インド由来の占星術。
 キャスターは天文に通じていたというが、陰陽道系・宿曜道系の双方が考えられる。
 また星を見るまでもなく、顔を見ても死期を知ることが出来た。

専科百般:C
 多方面に発揮される天性の才能。父に似て多才で知られた。
 既出の物も含め、顕密・悉曇・管弦・天文・易道・卜筮・教化・医道・修験・陀羅尼・音曲・文章・芸
 能に通じていたとされ、関連スキルで能力を発揮出来る。

【宝具】
『法験の証(ほうげんのあかし)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1〜2 最大捕捉:1人
 父や法親王など、死ぬ運命にある人物でも法験の証として一時的に蘇生させている。
 致命傷を負った人物や霊核の破壊されたサーヴァントでも、ランダムで数時間〜数日の間生かし
 その間に未練を出来るだけ解消させることが可能。

『八坂の塔直し(やさかのとうなおし)』
ランク:B 種別:結界宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
 自身が居住していた八坂寺の塔が傾いた際、群衆の見守る前で祈り元通りにしてのけた事績。
 周囲を取り返しのつかない状況から巻き戻し、一定時間前の状態にする。

【Weapon】
『無銘・錫杖』
 竹生島の権現に参詣した際、湖の上に立って沈まなかったとされる物。

【解説】
 平安中期の僧侶(891〜964)。『意見十二箇条』などの著作や菅原道真への引退勧告で知られる
 三善清行の八男(一説に九男)。
 著名な事績は八坂寺の塔が傾いたので祈って元通りにしたこと、空也の大般若経供養会に出席
 した際に乞食比丘の姿で参列していた文殊菩薩を見抜いたこと、菅原道真の霊が藤原時平を襲
 った際に死期を見抜いたがせめて黄泉路を照らそうと不動・薬師・千手に祈ったこと、平将門が乱
 を起こした際に天台座主尊意と同様に呪殺に功があったことである。
 また父と共に白山権現の縁起を著したともいうが、鎌倉時代後期の『真言伝』成立の時点では古
 くから成立していたとされていたこの縁起も、内容からして平安後期の成立と見られる。
 キャスターの時代には、まだ泰澄=神融とした上で伝記を確立させることはなかった。
 偽作に名を使われるほど、名高い人物であったことが伺えよう。
 法皇・父・師の本来礼拝すべき三者を救って拝された「三礼拝」の人としても名高かった。


35 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/09(土) 20:19:48 q.cXhFA.0
【元ネタ】史実(スコットランド)
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】デイヴィッド一世
【性別】男性
【身長・体重】168cm・60kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷C 魔力D 幸運B 宝具D
【クラス別スキル】
陣地作成:D+
 自らに有利な陣地を作り上げる。
 簡易的な聖域を短時間で形成する事ができる。

道具作成:E
 魔術により様々な道具を作り上げる能力。
 魔術は修得していないものの、陣地に相応しい道具・設備は作成できるようだ。

【固有スキル】
信仰の加護:B-
 一つの宗教観に殉じた者のみが持つスキル。
 加護とはいうが、最高存在からの恩恵はない。
 あるのは信心から生まれる、自己の精神・肉体の絶対性のみである。
 ……ではあるが、聖別された物品を掲げる敵との対戦時に“重圧”を受ける。

人間観察:C
 人々を観察し、理解する技術。視認した相手のステータス情報を把握する。
 Cランクであればサーヴァントに対するマスターの能力と同等のものに加え、
 使用されていないスキルであっても低い確率で見抜くことができる。

【宝具】
『蘇格蘭黒十字(ブラックホリルード)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1〜10 最大捕捉:1人
 聖王イシュトヴァーンから聖マーガレットに、
 そしてキャスターに受け継がれた聖十字架の破片。
 エディンバラ東の丘“アーサー王の座”の麓にて大鹿を撃退した品であり、
 五感をランダムに二つ、頑健STでの抵抗に成功したならば一つ剥奪する。

【Weapon】
『無銘・剣』

【解説】
 十二世紀のスコットランド王、デイヴィッド一世。
 マルカム三世とその二番目の妻マーガレット・アセリングの息子。

 イングランドでノルマン人貴族の友人達に囲まれて育ち、カンブリア総督や
 ギャロウェイの統治者としての役割も友人達という人材に支えられて上手く果たした彼は、
 即位後はイングランド式、ノルマン的な“文明化”を推し進めスコットランドを作り変えた。
 莫大な収入を約束するハンティンドン伯爵領を継承する妃マティルダを通じた豊富な予算、
 それに手足となるノルマン貴族を用い、デイヴィッドは国家改革を進め王権の強化に努める。
 コルンバ派教会を異端としローマカトリック化を進めた母を継いでの教会の体系化、 
 司教区の整備、有名無実化していたマクベス法典の再興と治安判事の配置を行い、
 必要となる大量の人材を育てるべく教育機関でもあった僧院・修道院の建設を盛んにした。
 その建設ぶりは後にジェームズ一世が哀れみを込めて「聖人に過ぎた王」と呼んだ程である。

 イングランドのヘンリー一世死亡後の内乱では、姪でもあるモードを支持し出兵するも、
 即位を宣言したブロワのスティーヴンの軍に大敗を喫する。スティーヴンが指揮を任せた
 ヨークの老司教は聖餐のパンとワインを神に捧げ、その上でこれを軍の先頭に掲げさせ、
 そしてこの事をスコットランド軍に宣言した。聖職者にあるまじき恥ずべき行いであり
 気にする必要などは無い、と説くデイヴィッドだったがスコットランド軍の動揺は避けられず、
 この『旗印の会戦』で数多くの死者を出した事はデイヴィッド生涯のトラウマになったという。

 その後もデイヴィッドは死に至るまで賢明な統治を続けたが、
 1152年に妻マチィルダを、続いて息子ヘンリーを亡くし、自身も翌1153年に亡くなった。


36 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/09(土) 20:22:40 q.cXhFA.0
【元ネタ】史実(ハンガリー)
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】イシュトヴァーン一世
【性別】男性
【身長・体重】168cm・62kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷D 魔力C 幸運A 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C
 二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

【固有スキル】
聖人:C+
 聖人として認定された者であることを表す。
 能力は召喚時に“秘蹟の効果上昇”と“HP自動回復”のいずれかが選択される。
 『冠』の影響下にあるならば、選ばなかった側の能力も適用される。

カリスマ:B
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。

啓示:D
 ガブリエルの助言により、目標の達成に関する事象に最適な展開を知る能力。
 その発動は重大な局面のみに限られるが、
 ランサーに恩恵をもたらす事が可能な他者へも起こり得る。

【宝具】
『大洪牙利聖王冠(マジャル・セント・コロナ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 聖イシュトヴァーンの王冠。
 “王冠の地”よりの持ち出しが禁じられたこの聖冠を顕す時、ランサーは
 “王冠の地”に存在しているものとして扱われ、
 知名度と土地が最善の状態にあると見做して能力値を再決定される。

『王圏旗槍(ランセア・レジス)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 イシュトヴァーンの王槍。
 神聖ローマ帝国のオットー三世がランサーの父ゲーザへ贈った品で、
 「汝の領国にあって最大の自由を謳歌せよ」と王権を保証する宝器の一つ。
 心身の不自由、即ち何らかの状態異常や強制命令への耐性を与える。
 この槍は『冠』の影響下になければただの名槍としての能力しか持たない。

【解説】
 ハンガリー王国の初代王、イシュトヴァーン一世。
 マジャールの大首長ゲーザの子、ラテン名をステファヌス、受洗前の名をヴァイク。
 西欧の文物を取り入れていたゲーザの方針により、プラハ大司教アダルベルトと、
 ハンガリーに定住し地方教会組織の基礎を作ったその弟子達に教育を受けた。

 ゲーザに不満を持っていた氏族長達はゲーザの大伯父の直系にあたるコパーニュを擁して
 その権力継承を支持したが、イシュトヴァーンはドイツ人騎士団を用いてこれを粉砕。
 四つに引き裂いたコパーニュの死骸のうち三つを釘付けにし、一つを叔父ジュラへ送り付けた。
 そしてちょうど西暦千年のクリスマス、神聖ローマ帝国のオットー三世の了解のもと、
 教皇シルウェステル二世に授かった王冠を用い、イシュトヴァーンは戴冠式を行った。
 ここにイシュトヴァーンは公から王となり、神聖ローマ帝国にもローマ教皇にも
 忠誠を誓う事なく独立した封建国家、マジャール王国(ハンガリー王国)が成立した。

 彼はビザンツと同盟を固め、伯父ジュラを孤立させて強引に宗主権を認めさせると、
 ジュラの支援を受けて勢力を誇っていた氏族長アイトニュを討ち、全氏族を支配し王国を確立。
 行政制度を整備し、王直属の王城県(メジェ)を四十ほどおいて支配・管理体制を固めた。
 またキリスト教化を進め、これに反抗する異教氏族長には生き埋めにされた者もいたという。
 イシュトヴァーン治下のハンガリーに侵攻したブルガリア帝国は敗れて衰退を早め、
 神聖ローマ帝国のコンラート二世も逆にオストマルクの一部割譲をする羽目に陥っている。
 「イシュトヴァーンの王国」は現トランシルヴァニア、ヴォイヴォディナ、クロアチア、
 スロヴァキアなどを含み、現在のハンガリーを大きく凌ぐ領域を支配するものであった。

 一人息子イムレが狩の中で不慮の死を遂げた事から継承問題に悩まされる事となり、
 王位を求め陰謀を企んだ従兄弟ヴァーソイの目を潰して耳に熔鉛を流し込む一幕もあったが、
 後継者指名を受けた甥ペーテル・オルセオロはイシュトヴァーンの死後穏便に王位を継承した。
 しかしこれ以後数十年の間、王国は混迷の時代へと突入してしまう。


37 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/09(土) 22:27:03 208POMI.0
【元ネタ】史実
【CLASS】ジェネリッスモ(大元帥)
【マスター】遠坂時臣
【真名】金日成
【性別】男性
【身長・体重】173cm・73kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷A+ 魔力A 幸運A 宝具EX
【クラス別スキル】
カリスマ:A
 大軍団を指揮する天性の才能。
 Aランクはおおよそ人間として獲得しうる最高峰の人望といえる。
 宇宙戦争が起きた場合、地球司令官は金日成将軍しかいないとまで言われる程の才覚。

入神の境地:A+
 神の領域へ足を踏み入れた規格外の軍才。神性と軍略を兼ねる特殊スキル。
 その軍略は非凡無双とされ、この世に右に出る者がいないとされる。
 伝説において金日成は‘神霊’と描写された。

【固有スキル】
道具作成:B+
 魔力を帯びた器具を作成できる。
 逸話では紙で戦艦や戦闘機を作り敵地へ攻め込んだとされる。
 また金日成の支給した弾丸には目があり、日本軍に百発百中で命中したとされる。

忍法:A
 忍びの達人。あらゆる忍の術の数々を会得している。
 その忍法は抗日パルチザンにおいて日本軍を苦しめた。

妖術:A
 飛翔・隠形・変化・分身のみならず
 天候を操作し、自然災害を自由自在に引き起こす天下妖術の使い手である。

気配遮断:A+
 サーヴァントとしての気配を絶つ。完全に気配を絶てば発見することは不可能に近い。
 ただし自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。

愛の最高化身:EX
 キリストですら比較にならない程の人間に対する博愛心を持つとされる。
 あらゆる者は彼に対して大いなる崇高と畏敬と感嘆の念を禁じ得ない。

【宝具】
ランク:A++ 種別:対人宝具 レンジ:1〜30 最大捕捉:1人
大元帥は徒手にて死せず(ジェネリッスモ・オブ・オーナー)
4歳の金日成が自身のわらじを投げつけ日本の爆撃機を墜落させた逸話の具現。
手にした武器に自らの宝具としての属性を与え、駆使する。
どんな武器・兵器であろうとも金日成が手にした時点でCランク相当の宝具となる。
なお、他人の宝具を支配し金日成の支配下に置くことはできない。
つまり宝具の効果はジェネラル自身の物、もしくはジェネリッスモの認識する範囲で
無主物の物に限られる。
ジェネリッスモは道具作成のスキルを持つため、創り上げた戦艦や戦闘機を宝具化し戦う。

ランク:A++ 種別:対人宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1人
『縮地法百式(チュッチポー・ペクシキ)』
99種の縮地法を極めた金日成の超速攻撃術。
数百数千里先の地点まで一瞬で到達し距離を無効化する『縮地法』の発展攻撃技。
99種の縮地法を同時に使用することで100番目の縮地法を生み出した。
多重次元屈折現象の一つであり、99もの斬突拳蹴を同時に相手に叩き込む絶技。
魔法にも等しい武術の極地である。

ランク:EX 種別:特殊宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
『地上の楽園(何と素晴らしき理想郷)』
地上に人類史上最高の楽園を築き上げた始祖としての偉業を再現する洗脳固有結界。
世界を塗り潰す通常の固有結界とは異なり、世界を含めた結界に触れる全ての者の精神を
ジェネリッスモの人徳によりジェネリッスモの忠実な下僕・聖戦士に作り変えることで行われる。
止める方法は固有結界内全ての対象が洗脳されるか、洗脳される前にジェネリッスモを倒す以外にない。
尚、ジェネリッスモが倒された場合でも宝具の効果は継続し、対象の洗脳が解けることはない。
ジェネリッスモが倒されても偉大な大元帥の記憶は人々に受け継がれていくだろう。


38 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/09(土) 22:38:23 ZEW.ULf.0
【元ネタ】日本・史実
【CLASS】サーヴァント
【マスター】
【真名】桂川てや
【性別】女
【身長・体重】cm・kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久D 敏捷D 魔力D 幸運E 宝具C
【クラス別スキル】
守護騎士:C
 他者を守る時、一時的に防御力を上昇させる。
 その死と忠義を以て歴史に名を刻んだ、サーヴァントというクラスのサーヴァント。

【固有スキル】
自己保存:C
 マスターが背後にいる限り、霊格を超えて立ち続ける。

魔力放出(炎):D
 その身に纏う炎。相手の攻撃を焼き、直接攻撃されても炎を撒き散らす。

礼法:D
 相手に敬意を抱かせ、交渉を有利に進められる礼儀作法・教養ある態度。
 享年16ながら、歴年の名士にも認められる態度をとりうる。

魅了:E
 異性を惹きつける見目の美しさ。 御中臈は将軍や御台所につけられた役職であるが、側室はこの御中臈
 から選ばれており、将軍が御台所付きの御中臈を望んだ場合、御台所から献上となった。
 器量が良いのが条件であり、現存する肖像画からも美人であったことが伺える。

【宝具】
『廊下の影(ろうかのかげ)』
ランク:E 種別:対人宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1人
 サーヴァントが生涯を終えた夜、実家の廊下に出現して家族を驚かせたという最期の姿。
 行動不能になっても分身を発生させ、主に危害を加えようとする者に背後からの一撃を加える。
 明確な実体が存在しない為、容易に倒しえない。

『不離の灯(はなれずのみあかし)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:1〜20 最大捕捉:100人
 マスターと離れた際に真価が発揮される宝具。
 手に出現した燭台から発した炎が、妨害を試みる対象へと燃え移る。
 生死を問わずマスターと対面出来るまで、燃え移った炎は消えることがない。
 通常は現代の魔術より強いが単なる発火効果しか持たない。

【Weapon】
『無銘・懐剣』

【解説】
 蘭方医で先祖は『解体新書』翻訳にも関わった奥医師桂川氏の娘(1829〜1844)。初名は阿勢登(おせと)。
 近世まで苗字と諱を連結することは歴史上の人物の名を挙げる場合や自作品だと分かりやすくするための
 署名以外なかったが、ここでは便宜上「桂川てや」とした。
 12歳で大奥に入り、御年寄花町に可愛がられて出世したが、大奥の実力者であった上臈御年寄姉小路が
 原因ともされる大火に遭った際、先代の将軍家斉の正室広大院から「花町を見て参れ」と命じられる。
 戻って見ても現場は火の海、見つからなかったが、「救い出して参れ」と言われなかったから見たままを報
 告すればいいというのは百姓町人の発想であり、「見つかりませんでした」と言うぐらいなら危険であっても
 火中に飛び込むのが武家の女の心得であった。
 「燭台を手にした遺骸があれば私で御座います」と言って火中に姿を消し、おつきの女中2名も主に続いた。
 鎮火後、はたして焼け跡より燭台を手にした遺骸がおつき二人の遺骸と共に発見され、忠義の鑑として賞
 賛されると通常は許されない「恵光院」という院号の戒名が下されている。
 50年に一度の逸材と評価されていた若き御中臈の哀れな、しかし誇り高い最後であった。


39 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/10(日) 14:53:30 hb4/5uuU0
【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】イェフダ・レーブ・ベン・べザレル
【性別】男性
【身長・体重】170cm・63kg
【属性】・
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力A 幸運C 宝具B+
【クラス別スキル】
陣地作成:B
魔術師として自らに有利な陣地を作り上げる。
ゴーレムの作成に特化した”工場”の形成が可能。

道具作成:B
魔力を帯びた道具を作成できる。
ゴーレムやそれを扱うための器具を作成できる。

【保有スキル】
魔術:B
カバラの奥義に通暁している。
また錬金術や占星術なども習得。

話術:C
言論にて人を動かせる才。
国政から詐略・口論まで幅広く有利な補正が与えられる。

【宝具】
『創造・原初の胎児(ゴーレム・アダマー)』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:200人
キャスターのゴーレム製造の集大成にしてカバラの秘奥中の秘奥。
周囲の自然物などを材料として巨大なゴーレムを生み出す。生み出されたゴーレムには魔力炉が搭載されており
ゴーレム自体が自立した一つの存在である。そのためキャスター本人が消滅後も問題なく独立して稼働し続ける。
大地からの恩恵を受けて受けた傷を再生させたり、また命令を実行するための知性も備えている。

【Weapon】
【解説】
プラハのラビ(ユダヤ教の神父)で神秘思想家。ヘブライ語の略称ではラビ・レーヴとも呼ぶ。あとから作られたものだが、ゴーレム伝説の主人公としても著名である
ゴーレムを創造したと言われるラビ・レーフは、ユダヤ教神秘主義であるカバラのあらゆる奥義に通暁(つうぎょう)していたといわれている、敬虔なラビであった。
1580年、この年のプラハには、ユダヤ人虐殺の嵐が吹き荒れた。この事が直接の原因となってゴーレムが創造された。旧ユダヤ人街にあるシナゴーグ(会堂)の筆頭ラビであった
レーフは、この風潮(ユダヤ人虐殺)を憂い、いつもの様に神に祈りを捧げていたその時、ユダヤ人を救う為に、ゴーレムを創造する様に、神に命じられたのだという。なぜなら、しゃべる事は出来ないが
その姿を自在に消し、(限られた場所に拘束されて来た)ユダヤ人達に、迫害の危機を知らせる事の出来るゴーレムは、恰好の警護者となるからだった。レーフは、弟子のコーエンら数人と共に、モルダウ川から聖別した泥を採取。
シナゴーグの屋根裏において、土人形を造り、秘密の儀式を行い、呪文によって命を吹き込んだ。土人形は、その瞬間髪と爪が生え始めてゴーレムとなり、服を与えられ、ふだんは両手で頭を支えながら、中庭の隅に座って居たが、夜になると姿を消し
ゲットーの外の様子を探っていたのだと言う。そして、創造から13年後、皇帝のユダヤ人保護が発令されると同時に、使命を終えたゴーレムは、レーフによって再び土塊に戻されたというのである。


40 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/10(日) 16:04:43 hb4/5uuU0
失礼
【属性】秩序・善 追加で


41 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/10(日) 16:15:53 lXclniW20
げ、またwiki無断改変されてるし


42 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/10(日) 16:21:54 ZqEKttZ20
無断改変?


43 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/10(日) 16:25:24 lXclniW20
よっぽど気に入らないのか宝具名やらスキルを書き換えられるのよ
頼めばアク禁とかにしてもらえるのかな


44 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/10(日) 16:33:43 ZqEKttZ20
勝手に編集するのは荒らしに該当するんじゃないか
頼んでみたら規制してくれるかも


45 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/10(日) 16:39:16 lXclniW20
そうするわ


46 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/10(日) 16:44:12 yGHIB1gM0
毎回改行変な鯖作る人のことか?


47 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/10(日) 18:35:55 6p0a579Y0
【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】フランシスコ・ザビエル
【性別】男性
【身長・体重】181cm 70kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久C 敏捷D 魔力A 幸運A 宝具A
【クラス別スキル】
陣地作成:A
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 神殿に相当する“聖堂”を陣地として形成できる。

道具作成:C
 魔力を帯びた器具を作成できる。

【固有スキル】
聖人:A
 聖人として認定された者であることを表す。
 聖人の能力はサーヴァントとして召喚された時に
"秘蹟の効果上昇"、"HP自動回復"、"カリスマを1ランクアップ"、"聖骸布の作成が可能"から、ひとつ選択される。

カリスマ:C
 軍団を指揮する天性の才能。
 ザビエルは数々の異国に置いて宣教し、現地人の崇敬を集めた稀有な人物である。

洗礼詠唱:B
 キリスト教における“神の教え”を基盤とする魔術。
 その特性上、霊的・魔的なモノに対しては絶大な威力を持つ。

【宝具】
『洗礼聖腕(ルリケ・デクストラ)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1〜30 最大捕捉:1人
 後に第一級聖遺物となったザビエルの右腕。
 聖性を帯びた右腕は『時間遡行』の概念武装となっており、
 その聖性に触れた存在・現象の時間を逆行ないし停止させることができる。
 また、聖性を飛び道具として放射し、遠距離の相手を対象に取ることも可能。
 死者のよみがえり、嵐の沈静、船から投げ出された小舟の救助、他者の治癒といった数々の奇跡を行った伝説の再現。

【解説】
 カトリック教会の司祭、宣教者。
 イエズス会の創設メンバーの一人であり、
 オーストラリア、ボルネオ、中国、東インド諸島、ゴア、日本、ニュージーランドなどの守護聖人とされる。

 ナバラ王国の地方貴族の家に生まれたが、
 王国はフランスとスペインの紛争の末にスペインに併合されるという憂き目を見る。
 ザビエルの一族は祖国の難を救うために戦場に出て行ったが、
 ザビエル自身はこれを好まず、パリ大学に入学した。

 このパリ大学での学究生活において、イグナチオ・デ・ロヨラら終生の友と出会い、
 モンマルトルの聖堂において神に生涯を捧げるという誓いを立て、
 ロヨラらとともに「神のより大いなる栄光のために」をモットーに『世界宣教』を志すイエズス会を創設した。

 司祭に叙階されたザビエルは、仲間とともにインドに趣き、各地で宣教を行った。
 インド総督を政治面でも支援し、総督と現地の王との折衝を担当したり、迫害される信者の保護を行う一方、
 現地の王族にはキリスト信仰と引き換えにポルトガルの支援を約束し、王位を簒奪させんとした事もあった。

 後にはマラッカ、モルッカ諸島といったインドネシア方面へと足を伸ばして宣教を行った後、日本に上陸。
 誤訳や日本の風俗に対する無理解、仏教徒との対立などで苦しみながらも、
 西洋の進んだ技術や物品を対価に各方面の権力者と知己となり、
 さらに有力大名の一つである大友氏の庇護を受けることに成功した。

 日本にカトリックの地盤を築き上げたザビエルは、
 日本全土の宣教の足がかりとして、日本文化に大きな影響を与えている中国への宣教を計画。
 自身も中国への旅路に出向いたが、その途上で病を発症し、帰らぬ人となった。

 不思議な事にの遺体はいつまでも腐らなかったという。
 また、イエズス会総長の命令で右腕を切断された際には、
 死後50年以上経過しているにも関わらず鮮血がほとばしるという「奇跡」が起こったという。


48 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/10(日) 19:40:33 61cClcIA0
【元ネタ】聖闘士星矢
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】星矢(天馬星座の星矢)
【性別】男
【身長・体重】165cm・58kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力C 耐久C+ 敏捷B+ 魔力D 幸運C 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

単独行動:B
 マスター不在でも行動できる。
 ただし宝具の使用などの膨大な魔力を必要とする場合はマスターのバックアップが必要。

【固有スキル】
音速体術:C
 マッハ1程度の速度で戦闘を行う為の技術。このランクだと音速でも正確に狙いがつく程度。

小宇宙(コスモ):C
 筋力、耐久、敏捷を1ランク、魔力を2ランク上昇させる。
 体内に秘められた宇宙的エネルギー。このエネルギーを燃焼させることによって絶大な力を発揮する。
 またコスモの燃焼は擬似的な魔力として使用が可能となる。

聖闘士(セイント):C
 同ランクの「心眼(真)」、「直感」、「戦闘続行」スキルを付与する。
 更に敵対者のスキルのうち『一度アーチャーが認識した』同ランク以下のスキルによる攻撃を無効化する。
 ただし、同ランク以上の「神性」スキルを持つ者が敵対者にいた時、全てのステータスが2ランク下がり、スキル無効化が使用できなくなる。
 人間の限界を超えた鍛錬を行い、コスモに目覚めることによってなれる聖闘士。聖闘士には一度見せた技は通用しない。
 が、戦女神(アテナ)に仕える者であるという性質上、神と敵対することは禁忌である。

【宝具】
『天馬星座の聖衣(ペガサスのクロス)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:− 最大捕捉:1人
 天馬星座の聖闘士に与えられし聖衣。
 身に着けると、筋力、敏捷のステータスを1ランク、耐久を2ランク上昇させ、「対魔力」スキルも1ランク上昇させる。
 聖衣としては一番ランクが低い「青銅聖衣」ではあるものの、尋常でない耐久力、そして使用者の能力を引き出すコスモに溢れている。
 ただし、Bランク相当以上の攻撃的宝具による全力攻撃に相当するダメージを受ければ破損、破壊される。

【解説】
聖闘士星矢(原作版)より、主人公の『天馬星座の星矢』。苗字は作中で言及されていないが、もしかしたら「城戸星矢」かも知れない。
このデータは、青銅聖闘士としての星矢(ようするに序盤の星矢)をイメージして作っているので、敏捷以外は結構弱め。
代名詞である「ペガサス流星拳」や、「ペガサス彗星拳」、「ペガサスローリングクラッシュ」は宝具とはしなかった。

アーチャーな理由は、『拳圧を飛ばすから』アーチャー。


49 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/10(日) 19:41:48 61cClcIA0
【元ネタ】聖闘士星矢
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】星矢(天馬星座の星矢)
【性別】男
【身長・体重】165cm・58kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力A 耐久A+ 敏捷A++ 魔力B 幸運A 宝具A+++
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

単独行動:B
 マスター不在でも行動できる。
 ただし宝具の使用などの膨大な魔力を必要とする場合はマスターのバックアップが必要。

【固有スキル】
神速体術:A+++
 自身の敏捷のランクを「EX」として扱うことができる。
 光速を更に超えた速さの領域、『神速』でも戦闘が可能になる技術。
 このランクならその速さを十二分に生かすことができ、更に単純な戦闘技術だけでも超一流と言える。

小宇宙(コスモ):A+++
 筋力、耐久、敏捷を2ランク、魔力を3ランク上昇させる。
 さらに下記の『超直感(セブンセンシズ)』スキルを獲得する。
 体内に秘められた宇宙的エネルギー。このエネルギーを燃焼させることによって絶大な力を発揮する。
 またコスモの燃焼は擬似的な魔力として使用が可能となる。

超直感(セブンセンシズ):A++
 同ランクの「直感」スキルと同等の効果を発揮し、更に同ランク以下の精神的攻撃を無効化する。
 また五感すべてを喪失しても、通常時と同様に戦闘が可能となる。
 いわゆる「第六感」(シックスセンス)を超える『第七感』。最上級の聖闘士となる為の最低条件である。

聖闘士(セイント):A++
 同ランクの「心眼(真)」、「直感」、「戦闘続行」スキルを付与する。
 更に敵対者のスキルのうち『一度アーチャーが認識した』同ランク以下のスキルを無効化する。
 ただし、同ランク以上の「神性」スキルを持つ者が敵対者にいた時、全てのステータスが1ランク下がり、スキル無効化が使用できなくなる。
 人間の限界を超えた鍛錬を行い、コスモに目覚めることによってなれる聖闘士。聖闘士には一度見せた技は通用しない。
 が、戦女神(アテナ)に仕える者であるという性質上、神と敵対することは禁忌である。
 しかし、下記の『戦女神の加護』スキルによって、最上級の「神性」スキルを持つ存在を除き、ペナルティが課せられない。

戦女神の加護:A+++
 幸運のランクを2ランク上昇させ、更に敵対者が保有する同ランク以下の「神性」スキルを無効化する。
 また、このスキルは擬似的な「神性」スキルとして扱うことができる。
 更に、アーチャーが「神性」スキル保持者と相対した際のペナルティを無効化する。
 戦女神(アテナ)の血による加護を受けた、神をも打ち倒す聖闘士の証。

【宝具】
『天馬星座の神聖衣(ペガサスのゴッドクロス)』
ランク:A+++ 種別:対人宝具 レンジ:− 最大捕捉:1人
 天馬星座の聖闘士に与えられし聖衣が、戦女神(アテナ)の血とアーチャーのコスモに反応して進化した『神聖衣』。
 身に着けると、筋力、敏捷のステータスを3ランク、耐久を4ランク上昇させ、「対魔力」スキルも3ランク上昇させる。
 聖衣として一番ランクが高い「黄金聖衣」を更に超える、神霊ですら破壊困難な最強の聖衣である。
 また翼が生えていて、装着時には飛翔が可能になる。

【Weapon】

【解説】
聖闘士星矢(原作版)より、主人公の『天馬星座の星矢』。苗字は作中で言及されていないが、もしかしたら「城戸星矢」かも知れない。
このデータは、最終決戦における星矢をイメージして作ったので完全なるチート。

神霊倒してるからね、仕方ないね。
あとエイトセンシズってどうやってデータ化すれば良いかわからない。


50 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/10(日) 19:52:54 ZqEKttZ20
ググってみたけど第三魔法レベルじゃないか→エイトセンシズ


51 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/10(日) 22:12:29 7djVcKt2O
エイトセンシズって、死を乗り越える力だから、サーヴァントには意味無いな。
初めっから受肉してるとか?


52 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/10(日) 23:15:16 1SABbd1A0
聖闘士星矢見たことないがこんな化け物なのか…


53 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/11(月) 00:45:18 SgF/TWNE0
設定上ドラゴンボールのZ戦士より強いと言われているからな


54 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/11(月) 00:51:54 3qnWFYz60
いや第八感って阿頼耶識、型月で言うアラヤそのものなんだが
約束された勝利の剣が神霊レベルの魔力でランクA++だし、
星矢はアテナの加護を最大限受けていたにも関わらずハーデスの剣の呪いで廃人になり残り3日→2日の命だし
ランク盛り過ぎ


55 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/11(月) 09:06:23 zkwQy93w0
ハーデスって冥界の主でありゼウスの兄(産みなおしで弟扱いだが)でもある最上級の神霊なんですが
ヒュプノスとタナトスという神霊を圧倒してるんですが


56 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/11(月) 13:47:35 O9s34RtQO
双子神は三流神だから。


57 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/11(月) 14:50:49 irqC3s/o0
【元ネタ】騎士物語『メローラとオルランドの物語』
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】メローラ
【性別】女性
【身長・体重】cm・kg
【属性】・
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷A 魔力C 幸運A 宝具A++
【クラス別スキル】
対魔力:A
 A以下の魔術は全てキャンセル。事実上、現代の魔術師ではセイバーに傷をつけられない。


騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。


【固有スキル】
直感:B
 戦闘時に常に自身にとって最適な展開を“感じ取る”能力。
 視覚・聴覚に干渉する妨害を半減させる。


魔力放出:A
 武器ないし自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出することによって能力を向上させる。
 いわば魔力によるジェット噴射。
 かの騎士王と互角に打ち合うほどの力量を持つ。

戦場の華:―(C)
 美貌と勇猛さをもって戦場を駆ける華。
 ペンテシレイアの戦う姿は、敵味方を問わず意図せずして精神に影響を与える。
 味方は力強く後押しされ、敵は畏怖を覚える。

蛮勇:C+
 猪突猛進愛に生きる乙女心。
 普段はそうでもないのだが、オルランドが絡んだ途端に一切周囲を見なくなる。
 同ランクの勇猛効果に加え、格闘ダメージを向上させるが、
 視野が狭まり冷静さ・大局的な判断力がダウンする。

【宝具】
『偽りの輝く青鎧』
ランク:C 種別:対人(自身)宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
恋人を救うべく男装したメローラが纏った武装。
自らのステータスを隠蔽し、且つ筋力・耐久のステータスをワンランクアップさせる。

『岩打ち砕く聖槍(ロンギヌス)』
ランク:A++ 種別:対城宝具 レンジ:1〜99 最大補捉:1000人
呪文の力に守られた岩を打ち砕いた聖槍。
所有者の魔力を光に変換し、収束・加速させる事により運動量を増大させる聖槍。
また、魔力による防御を無効化する。

【解説】
 騎士物語『メローラとオルランドの物語』の主人公、アーサー王の娘メローラ。
 美貌と賢明さを合わせ持ち、多くの者達に求婚されていたメローラは
 ある日宮廷を訪れたテッサリア王トロアスの息子オルランドと恋に落ちる。
 求婚者の一人であるスペインの王子マドール卿はこれを知って嫉妬し、
 領土の半分を代金としてマーリンに差し出しオルランドを監禁するよう依頼した。
 恋人を救い出すには呪文の力に守られた洞窟の岩を打ち砕くロンギヌスの槍、
 洞窟内を占め足取りを止める魔術の闇を打ち払う美しきカーバンクル、
 オルランド自身を呪いから解き放つトュイスの豚の脂が必要となる。

 男装し探索の旅に出たメローラは『青い武装の騎士』として知られるようなっていた。
 彼女は槍を保管するバビロン王の代理騎士としてその敵アフリカ王を打ち負かし、
 褒賞として王よりロンギヌスの槍と忠実な従者レヴァンデルを与えられる。
 次に訪れた豚脂の持ち主アジア王には囚われてしまうが、守衛ウラヌスの助力で脱出し、
 彼の助言を受けてアジア王が狩りに出ている隙に脂を盗み出す事に成功した。
 最後にカーバンクルで身を飾るヴェローナ姫とその父ナラシンガ王を罠に誘い出すも
 一同は打ち解け合って友となり、宝石は平和の裡にメローラへと引き渡された。
 帰国したメローラはオルランドを助け出し、二人はアーサー王の祝福のもと結婚して
 テッサリアへ行き幸福に暮らした。レヴァンデルとヴェローナ姫もまた結婚したという。


58 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/11(月) 15:52:49 irqC3s/o0
修正

【元ネタ】騎士物語『メローラとオルランドの物語』
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】メローラ
【性別】女性
【身長・体重】154cm・42kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷A 魔力C 幸運A 宝具A++
【クラス別スキル】
対魔力:A
 A以下の魔術は全てキャンセル。事実上、現代の魔術師ではセイバーに傷をつけられない。


騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。


【固有スキル】
直感:B
 戦闘時に常に自身にとって最適な展開を“感じ取る”能力。
 視覚・聴覚に干渉する妨害を半減させる。


魔力放出:A
 武器ないし自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出することによって能力を向上させる。
 いわば魔力によるジェット噴射。
 かの騎士王と互角に打ち合うほどの力量を持つ。

戦場の華:―(C)
 美貌と勇猛さをもって戦場を駆ける華。
 ペンテシレイアの戦う姿は、敵味方を問わず意図せずして精神に影響を与える。
 味方は力強く後押しされ、敵は畏怖を覚える。

蛮勇:C+
 猪突猛進愛に生きる乙女心。
 普段はそうでもないのだが、オルランドが絡んだ途端に一切周囲を見なくなる。
 同ランクの勇猛効果に加え、格闘ダメージを向上させるが、
 視野が狭まり冷静さ・大局的な判断力がダウンする。

【宝具】
『偽りの輝く青鎧(アーマメント・オブ・ブルー)』
ランク:C 種別:対人(自身)宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
恋人を救うべく男装したメローラが纏った武装。
自らのステータスを隠蔽し、且つ筋力・耐久のステータスをワンランクアップさせる。

『岩打ち砕く聖槍(ロンギヌス)』
ランク:A++ 種別:対城宝具 レンジ:1〜99 最大補捉:1000人
呪文の力に守られた岩を打ち砕いた聖槍。
所有者の魔力を光に変換し、収束・加速させる事により運動量を増大させる聖槍。
また、魔力による防御を無効化する。

【解説】
 騎士物語『メローラとオルランドの物語』の主人公、アーサー王の娘メローラ。
 美貌と賢明さを合わせ持ち、多くの者達に求婚されていたメローラは
 ある日宮廷を訪れたテッサリア王トロアスの息子オルランドと恋に落ちる。
 求婚者の一人であるスペインの王子マドール卿はこれを知って嫉妬し、
 領土の半分を代金としてマーリンに差し出しオルランドを監禁するよう依頼した。
 恋人を救い出すには呪文の力に守られた洞窟の岩を打ち砕くロンギヌスの槍、
 洞窟内を占め足取りを止める魔術の闇を打ち払う美しきカーバンクル、
 オルランド自身を呪いから解き放つトュイスの豚の脂が必要となる。

 男装し探索の旅に出たメローラは『青い武装の騎士』として知られるようなっていた。
 彼女は槍を保管するバビロン王の代理騎士としてその敵アフリカ王を打ち負かし、
 褒賞として王よりロンギヌスの槍と忠実な従者レヴァンデルを与えられる。
 次に訪れた豚脂の持ち主アジア王には囚われてしまうが、守衛ウラヌスの助力で脱出し、
 彼の助言を受けてアジア王が狩りに出ている隙に脂を盗み出す事に成功した。
 最後にカーバンクルで身を飾るヴェローナ姫とその父ナラシンガ王を罠に誘い出すも
 一同は打ち解け合って友となり、宝石は平和の裡にメローラへと引き渡された。
 帰国したメローラはオルランドを助け出し、二人はアーサー王の祝福のもと結婚して
 テッサリアへ行き幸福に暮らした。レヴァンデルとヴェローナ姫もまた結婚したという。


59 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/11(月) 21:36:09 x3jIv6aY0
コピペも大概にな


60 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/11(月) 21:37:59 W6vZSaSI0
ここで質問していいかわからないけど
スキル・精神汚染を持ったバーサーカーってどうなる?狂化のランクが下がるのかその逆か


61 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/11(月) 22:08:10 ZDTzvJkc0
該当する鯖が原作に出てきてないからなんともかんとも
そもそも狂化が高いと理性吹っ飛んで精神汚染云々抜きに会話不能な気がするけども


62 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/11(月) 22:15:24 3qnWFYz60
神なんてチェーンソーでばらばらになるし、神がかけた祝福であるゴッドハンドがランクBだし
むしろ型月では神性はギルガメッシュにやられるフラグ


63 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/11(月) 22:18:44 W6vZSaSI0
ふむ、ありがとう
ならバーサーカーはやめとくか


64 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/11(月) 23:06:26 3qnWFYz60
エリザベート・バートリは精神異常:Aの影響で狂化:E-
精神的に狂うのとバーサーカーとして戦闘に狂うのは別らしい
宝具鮮血魔嬢はランクE-なのに東京ドームを崩壊させる破壊力と攻撃範囲をもつ上対人宝具なので軍略の影響を受けないとか
無辜じゃないのに無辜の怪物を含めてスキル少なくとも9個、おそらく頭痛持ちも持っているなど
サーヴァントの二次創作に大影響


65 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/11(月) 23:54:28 PARREwV.0
wikiの時代別の項目、もう更新されないのかな


66 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/12(火) 08:17:01 WHwbcud.0
【元ネタ】月華の剣士
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】紫鏡
【性別】男
【身長・体重】195cm・52.5kg
【属性】混沌・悪(狂)
【ステータス】筋力A 耐久D 敏捷A 魔力C 幸運B 宝具C
【クラス別スキル】

狂化:A
筋力と敏捷を2ランク、その他のステータスを1ランクアップさせる。
理性の全てを奪われる。

【固有スキル】

直感:C+
戦闘時、つねに自身にとって最適な展開を”感じ取る”能力。
一度戦った相手に対して効果が倍増する。
宝具により狂化していても失われていない。

加虐体質:A
戦闘において、自身の攻撃性にプラス補正がかかるスキル。
戦闘が長引くほど攻撃能力が上昇し、防御能力が下降する。
宝具により狂化していても失われていない。

透化:B
精神面への干渉を無効化する精神防御。
武芸者の無想の域としての気配遮断を行うことができる。
宝具により狂化していても失われていない。

無辜の怪物:C
地獄門より這い出た「骸」としての側面。
全身が腐敗し、本能のままに人を斬る事しか考えられない。
ちなみに、この装備(スキル)は外せない。
宝具のせいで狂化していても積極的に人斬りを行う。

【宝具】
『地獄ノ淵ニ棲ムモノ(ヘル・ビースト)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:一人
人間を遥かに逸脱した人斬りの概念が宝具として昇華したもの。
自身のスキルに「怪力:B」と「精神汚染:B」を付与する。

『迷兇死衰(めいきょうしすい)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:一人
狂気に侵されながらも誰よりも純粋であったバーサーカーの刃。
戦闘時狂化による理性の大半を受けない。
スキルも問題なく使えるため戦闘力が強化されるのだが
人を斬ることが最優先になり、斬り足りなければマスターにすら襲い掛かる。

【Weapon】
「凶刀・禿鷲」
包丁のような二振りの刀。
柄の部分でつなげて使用する他、飛び道具としても使用できる。

【解説】
元新撰組隊士の人斬り。人を斬ることは至上の快感とする
狂った精神性の持ち主。だがその刃はどこまでも純粋である。
月華一幕で地獄門に引きずりこまれ、第二幕で復活した後の姿「骸」。

ステータスは狂化込。筋力と敏捷が高く非常に優秀だが
マスターすら人斬りの対象になる場合があるという困ったサーヴァント。
原作でも攻撃能力が異常に高く、実戦では最強のキャラと言われていた。


67 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/12(火) 08:17:48 WHwbcud.0
>>66修正

【元ネタ】月華の剣士
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】紫鏡
【性別】男
【身長・体重】195cm・52.5kg
【属性】混沌・悪(狂)
【ステータス】筋力A 耐久D 敏捷A 魔力C 幸運B 宝具C
【クラス別スキル】

狂化:A
筋力と敏捷を2ランク、その他のステータスを1ランクアップさせる。
理性の全てを奪われる。

【固有スキル】

直感:C+
戦闘時、つねに自身にとって最適な展開を”感じ取る”能力。
一度戦った相手に対して効果が倍増する。
宝具により狂化していても失われていない。

加虐体質:A
戦闘において、自身の攻撃性にプラス補正がかかるスキル。
戦闘が長引くほど攻撃能力が上昇し、防御能力が下降する。
宝具により狂化していても失われていない。

透化:B
精神面への干渉を無効化する精神防御。
武芸者の無想の域としての気配遮断を行うことができる。
宝具により狂化していても失われていない。

無辜の怪物:C
地獄門より這い出た「骸」としての側面。
全身が腐敗し、本能のままに人を斬る事しか考えられない。
ちなみに、この装備(スキル)は外せない。
宝具のせいで狂化していても積極的に人斬りを行う。

【宝具】
『地獄ノ淵ニ棲ムモノ(ヘル・ビースト)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:一人
人間を遥かに逸脱した人斬りの概念が宝具として昇華したもの。
自身のスキルに「怪力:B」と「精神汚染:B」を付与する。

『迷兇死衰(めいきょうしすい)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:一人
狂気に侵されながらも誰よりも純粋であったバーサーカーの刃。
戦闘時狂化による理性の消失を受けない。
スキルも問題なく使えるため戦闘力が強化されるのだが
人を斬ることが最優先になり、斬り足りなければマスターにすら襲い掛かる。

【Weapon】
「凶刀・禿鷲」
包丁のような二振りの刀。
柄の部分でつなげて使用する他、飛び道具としても使用できる。

【解説】
元新撰組隊士の人斬り。人を斬ることは至上の快感とする
狂った精神性の持ち主。だがその刃はどこまでも純粋である。
月華一幕で地獄門に引きずりこまれ、第二幕で復活した後の姿「骸」。

ステータスは狂化込。筋力と敏捷が高く非常に優秀だが
マスターすら人斬りの対象になる場合があるという困ったサーヴァント。
原作でも攻撃能力が異常に高く、実戦では最強のキャラと言われていた。


68 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/12(火) 15:55:36 fr/oZYLY0
【元ネタ】史実・アメリカ
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】ヘンリー・プランマー
【性別】男
【身長・体重】186cm・62kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷C 魔力D 幸運E 宝具C
【クラス別スキル】
 気配遮断B
 サーヴァントとしての気配を絶つ。
 完全に気配を絶てば発見することは非常に難しい。
 ただし、自らが攻撃態勢に移ると気配遮断は解除される。

【固有スキル】
略奪:A
1度だけ撃破したサーヴァントの能力を付加することが可能

カリスマ:D
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、一軍のリーダーとしては破格の人望である。

魅了:D
 異性を惹きつける見目の美しさ。
 ヘンリーと対峙した女性は彼に対し、強烈な恋愛感情を懐く。
 相手の心理状態や感情によっては抵抗できる。
【宝具】
『誇り高き野盗の勲章(プライド・オブ・ブリガンド)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:2〜60 最大捕捉:50人
 ヘンリーに略奪された七宝の剣、槍、斧、盾、兜、鎧、弓矢を顕現させる。
 これらの武具は彼の勲章そのものであり、破壊されても宝具の能力は衰えない。
 またその勲章を誇りに思う限り、次の戦闘時には完全な状態で修復される。
 真名解放することで奪われた七宝を巨大な光弾にし対軍規模に拡散、あるいは一点に集中して放つ。

【Weapon】
『無銘・拳銃』
 西部開拓時代に使用されていたリボルバー。

【解説】
ヘンリー・プランマー(Henry Plummer)はアメリカ西部開拓時代の盗賊団の首領。
船員一家に生まれ、十代で父を失い、成人になった頃金を求めてマゼラン海峡を巡ってアメリカに移住した
ネバダ州に定着したプランマーは、商業で成果を挙げて、町の保安官や市長に当選したが、
ハンサムで女性にもてたプランマーは情緒的で短気な性格でもあり三角関係のもつれから殺人事件を起こしてしまう。
裁判の後、10年の懲役刑を言い渡されたが、人気と人望のあったプランマーに減刑嘆願が集まり釈放されることとなった
晩年、数十人からなる盗賊団を結成して、殺人・強盗・窃盗を繰り返し数多くの人を殺害したが捕まって仲間とともに縛り首にされた。
また彼には西欧から来た大富豪がアメリカへ移住に来た時に運んでいた七つの宝を見事に盗んだという逸話がある


69 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/13(水) 01:00:59 b3Byi.cs0
【元ネタ】日本神話
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】久延毘古
【性別】男性
【身長・体重】138㎝・1.3kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力- 耐久- 敏捷- 魔力E- 幸運E- 宝具A++
【クラス別スキル】
陣地作成:E-
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 久延毘古の作る“粗雑な結界”は田に害獣を寄せ付けない。

道具作成:-
 魔術的な道具を作成する技能。

【固有スキル】
神性:EX
 神霊適性を持つかどうか。
 日本神話に連なる正統な神の一柱である。

全知:EX
 体が朽ちてボロボロになっても、じっと田んぼや畑から世界を見つめている。
 久延毘古は世界を何から何まで知り尽くし、全ての知識を保有する神である。

【宝具】
『天津甕星(アマツミカボシ)』
ランク:A++ 種別:対城宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
 自らの姿を岩の巨人に変え、空を破り高天原の雲を突き破る必殺の拳骨。
 固有スキルの神性をA+に下げ、全知を引き換えにすることで一度のみ使用可能。
 案山子(かかし)である久延毘古が建葉槌命に敗れ封印される以前の天津甕星の別名
 星神香香背男(ほしのかがせお)と呼ばれていた時代の宝具である。

【解説】
 久延毘古(くえびこ)は大国主の国づくりの説話において登場する。
『古事記』によると、あるとき大国主の元に海の向こうから小さな神がやって来たが
名を尋ねても答えず、誰もこの神の名を知らなかった。
 そこでヒキガエルの多邇具久が「この世界のことなら何でも知っている久延毘古なら
きっと知っているだろう」と言うので久延毘古を呼ぼうとするが、久延毘古は歩くことが出来ないという。
 大国主らが久延毘古の元へ行くと、それは山田のそほど(かかしの古名)であった。
久延毘古に訊くと、「その神は神産巣日神の子の少彦名神である」と答えた。

神名の「クエビコ」は「崩え彦」、体が崩れた男の意で、雨風にさらされて朽ち果てた案山子を表現したものである
 案山子は、いうまでもなく、自分自身で行動することができない人形である
しかも、先述したように、「クエビコ」と命名されている通り、やがては朽ち果てる存在である
案山子は、自ら動くこともできないで、ただ突っ立っていて、朽ち果てようとしている存在にすぎない
しかし、案山子は田畑の中で人知れず、その身体が朽ちるまで、その役割を果たしている
山田の案山子は自らの身体が朽ちるまで、その役割を果たしているのである。
 古代の人びとはここに神の真の姿をみたのではないだろうか。
それが高い評価につながり尊い神とされるようになったのではないか。

 しかし、一本足でただ立ち尽くす姿。「案山子」とは無能なことを例えていうこともあり
一説には「一本足の案山子」とは星神香香背男を蔑称し、見下した姿であるとされる


70 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/13(水) 22:04:35 pALWcF/Y0
【元ネタ】日本・史実
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】鷹司信子
【性別】女
【身長・体重】cm・kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷D 魔力D 幸運C 宝具D
【クラス別スキル】
気配遮断:D
 サーヴァントとしての気配を絶つ。隠密行動に適している。
 ただし、自らが攻撃態勢に移ると気配遮断は解ける。

【保有スキル】
無辜の怪物:D
 将軍・夫殺し。当時からささやかれ、俗書に掲載されて完全な創作物で定着したアサシンの人物像の一部。
 すでに3世紀以上が経過し、真相はもはや歴史の彼方である。
 能力・姿が変貌してしまう。ちなみに、この装備(スキル)は外せない。

王殺:D
 外交上「王」として君臨した将軍を暗殺したとされたことで与えられたスキル。
 同ランク以下のカリスマを無効化し、王の属性を持つ者に与えるダメージが向上する。

先制攻撃:E
 戦闘において先手を取る能力。1ターン目に必ず先に攻撃し、高確率でクリティカルを浴びせる。

宗和の心得:E
 同じ相手に同じ技を何度使用しても命中精度が下がらない特殊な技能。
 攻撃が見切られなくなる。本気で立ち会っているとほとんど使えないが、油断していれば急所を突き得る。

【宝具】
『水銀の厠(みずかねのかわや)』
ランク:E 種別:対人宝具 レンジ:1〜10人 最大捕捉:100人
 大奥では御台所一人に対して専用の深い穴が掘られ、一代の厠に使われた。
 多用した白粉によるものか、アサシンの厠跡からは通常の4〜5倍の水銀が検出されている。
 アサシンの物に限らず大奥で生じた「あってはならぬもの」は全てこの穴に落とされたといわれ、目の前に深
 い穴を出現させると、落とした相手を底にある水銀の毒気により死に至らしめる。

『宇治の間(うじのま)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1〜10 最大捕捉:5人
 江戸城大奥にあり、焼失しても建て直された開かずの間。
 綱吉が油断していたところをアサシンに刺殺され、アサシンと側近の伊豆局も自害して果てた場所という。
 周囲に和室を展開するが、内部ではアサシンが敵であると頭では分かっていても警戒心が働かず、武人とし
 ての心構えや天性の直感なども実際に攻撃が当るまで発動しなくなる。

【Weapon】
『無銘・懐剣』

【解説】
 江戸幕府五代将軍徳川綱吉の正室(1651〜1709)。
 父は左大臣・兄は関白・妹は天皇の中宮で女院という名門に生まれ、綱吉とは約45年連れ添った。
 夫婦仲については定かではなく、子はなかったが歴代将軍で将軍になってから正室との間に子を儲けた例が
 珍しいため、元々冷淡であったとも言い切れない。
 綱吉が母の桂昌院の侍女であり、士分でもない黒鍬者の娘であったお伝の方を寵愛し、それに対抗するため
 に京から才知と美貌で知られた右衛門佐や大典侍を招いたというが、自分に出来ないことを自勢力の別の女
 にやらせたことに悲哀を感じてしまう。
 夫が麻疹で亡くなると、アサシン本人も同じ麻疹に疱瘡を併発して死去。
 江戸期の俗書では、綱吉が落胤である柳沢吉保の息子に将軍位を譲ろうとしていることを察知したアサシン
 が計画を阻止するために側近の伊豆局と図って夫を視察し、共に自害して果てたとされた。
 この話は江戸時代から広まり、アサシンは陰謀を防いだとして『護国女太平記』の題名の由来となっている。
 天晴れ賢女、国の乱れを防いだり……という筋立ての本書は娯楽小説なのだがそれだけに面白おかしく書か
 れた結果人気を得て明治になっても出版され、歌舞伎のネタにもなった。


71 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/13(水) 22:36:23 sMPUzp2g0
【元ネタ】「少年探偵団シリーズ」
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】遠藤平吉
【性別】男性
【身長・体重】???cm・??kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷B 魔力E 幸運C 宝具
【クラス別スキル】
気配遮断:C
 サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
 完全に気配を断てば発見する事は難しい。
 ただし、自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。

【固有スキル】
芸術審美:A
 芸術作品、美術品への執着心。
 古今東西、歴史・伝承における逸話を持つ宝具を目にした場合、ほぼ確実に真名を看破することができる。

奇術:B
 人間の錯覚などを利用し、「実現不可能なこと」が起きているかのように見せかける技術。
 アサシンは特にブラック・マジックが得意である。
 その他にも、催眠術や腹話術をマスターしている。

仕切り直し:C
 戦闘から離脱する能力。
 また、不利になった戦闘を戦闘開始ターン(1ターン目)に戻し、技の条件を初期値に戻す。

【宝具】
『怪人二十面相(かいじんにじゅうめんそう)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 不死身の怪人、世紀の怪盗、変装の大名人。
 東京中を騒がせた怪盗の十八番である変装技術。
 老人、若者、女性、果てには怪物にさえも、まったくその人になりきってしまうことが出来る。
 この変装は彼の代名詞であり、自身の正体や、その死さえも完璧に隠蔽することが出来る。
 変装中は自身のステータスを自在に偽装できる他、
 魔術や第六感などの『論理的ではない』方法では正体を見破れない。

【Weapon】
『小道具』
 玩具の拳銃、義手、ゴムの吸盤といった、盗みに使用する道具。
 これらを用いて、いかなる警備もすり抜け、完璧な犯行を可能とする。

【解説】
江戸川乱歩の創作した架空の大怪盗。
『怪人二十面相』で初登場した。
盗品による美術館の創設を念願としており、原則として美術品だけを盗む。また、盗む際には犯行予告を行う。
しかし、シリーズ後半になると、様々な怪物や宇宙人に変装し、
世間や少年探偵団を騒がせる事が目的としか思えない愉快犯的な行動が多くなる。
かつてはサーカスで軽業師をしていたらしいが、次期サーカス団団長を巡る競争に敗れた結果、サーカス団を抜けている。
その次に表舞台に現れた際は、既に盗賊である「怪人二十面相」となっていた。


72 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/13(水) 23:06:31 sMPUzp2g0
>>71訂正
【元ネタ】「少年探偵団シリーズ」
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】遠藤平吉
【性別】男性
【身長・体重】???cm・??kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷B 魔力E 幸運C 宝具C
【クラス別スキル】
気配遮断:C
 サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
 完全に気配を断てば発見する事は難しい。
 ただし、自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。

【固有スキル】
芸術審美:A
 芸術作品、美術品への執着心。
 古今東西、歴史・伝承における逸話を持つ宝具を目にした場合、ほぼ確実に真名を看破することができる。

奇術:B
 人間の錯覚などを利用し、「実現不可能なこと」が起きているかのように見せかける技術。
 アサシンは特にブラック・マジックが得意である。
 その他にも、催眠術や腹話術をマスターしている。
 ただし、同ランクのスキル『直感』を持つものには、通用しない。

仕切り直し:C
 戦闘から離脱する能力。
 また、不利になった戦闘を戦闘開始ターン(1ターン目)に戻し、技の条件を初期値に戻す。

【宝具】
『怪人二十面相(かいじんにじゅうめんそう)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 不死身の怪人、世紀の怪盗、変装の大名人。
 東京中を騒がせた怪盗の十八番である変装技術。
 老人、若者、女性、果てには怪物にさえも、まったくその人になりきってしまうことが出来る。
 この変装は彼の代名詞であり、自身の正体や、その死さえも完璧に隠蔽することが出来る。
 変装中は自身のステータスを自在に偽装できる他、
 魔術や第六感などの『論理的ではない』方法では正体を見破れない。

【Weapon】
『小道具』
 玩具の拳銃、義手、ゴムの吸盤といった、盗みに使用する道具。
 これらを用いて、いかなる警備もすり抜け、完璧な犯行を可能とする。

【解説】
江戸川乱歩の創作した架空の大怪盗。
『怪人二十面相』で初登場した。
盗品による美術館の創設を念願としており、原則として美術品だけを盗む。また、盗む際には犯行予告を行う。
しかし、シリーズ後半になると、様々な怪物や宇宙人に変装し、
世間や少年探偵団を騒がせる事が目的としか思えない愉快犯的な行動が多くなる。
かつてはサーカスで軽業師をしていたらしいが、次期サーカス団団長を巡る競争に敗れた結果、サーカス団を抜けている。
その次に表舞台に現れた際は、既に盗賊である「怪人二十面相」となっていた。


73 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/14(木) 01:55:41 M5ws3D2M0
【元ネタ】ルースターズシリーズ
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ルー
【性別】男
【身長・体重】中肉中背
【属性】善・中庸
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷B 魔力B 幸運A 宝具A+
【クラス別スキル】
騎乗:A
【固有スキル】
投擲:C 矢や投げナイフ、ブーメランなどの飛び道具を投げつけるスキル。射程はそれほどでもないがマシンガン並みの連射が可能
      ただし普段はルーは連射式ボーガンを使うので武器を失った時の非常用のスキルである
武器生成:B 投擲武器を魔力を用いて生成する能力。矢、投げナイフ、ブーメラン、爆弾などがある
         爆弾以外は一発あたりの威力は低いが消耗も非常に少なく、爆弾は消耗が大きいが威力も大きい
使い魔使役:B 火の精霊、氷の精霊、雷の精霊を従えて使い魔としてともに戦うことができる
          精霊たちは手のひらサイズの大きさながら、宝具換算でD〜Cランク相当の各属性のエネルギー攻撃が可能
          火の精霊は威力と持続性に優れるが射程の短い火炎放射攻撃
          氷の精霊は射程が長いが火に比べるとやや威力の低い吹雪攻撃
          雷の精霊は連射性は低いが追尾能力を持った雷球を複数射出できる
【宝具】
『大いなる天空を駆けし神器(チャリオット)』
ランク:A 種別:対妖魔宝具 レンジ:1 最大捕捉:1
バイク状の1人用の飛行宝具。機動性は高いが耐久力はほとんどなく、体当たり攻撃などは不可能
正面装甲を破壊されるとルーがむき出しになってしまうが一応飛行は可能
バルカンじみた猛烈な連射が可能なエネルギー弾を発射可能でマスターの魔力供給に応じて威力が向上していく
エネルギー弾には広範囲に弾幕を貼る拡散モードと正面に貫通力の高い収束したビームを撃つ収束モードの2つのモードがある
また、尾部には魔力を溜めた長い尻尾状のパーツがあり、鞭のように薙ぎ払うことで接近戦も可能だが、溜めた魔力を消耗するデメリットがある
本来は邪悪な妖魔から精霊や人を守るための神器である

『受けよ、神器の怒り(パワーショット)』
ランク:A+ 種別:対妖魔宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:収束版は500、拡散版は1000
尾部パーツにチャージした魔力を解放することで強大なエネルギー弾を放つことができる
収束版と拡散版があり、収束版は高密度の巨大なエネルギー弾を正面に一発発射する
拡散版は小さいが高密度のエネルギー弾を一度に多数撒き散らす

【Weapon】
連射式ボーガン
武器生成で作りだした射撃武器を発射する機械式のボーガン
もっともルーは素手でもボーガンに匹敵する投擲が可能なのであまり必然性はない

【解説】
カプコンの名作アクション、およびシューティングゲーム「ルースターズ」の主人公
邪悪な妖魔によって人間や精霊、亜人が苦しめられている世界観で冒険者をしており、人々を妖魔から守るべく戦っている
第一作目の「〜チャリオットをもとめて〜」では妖魔の王によって木人形にされた人々を救うために伝説の神器チャリオットをもとめて妖魔の王国に攻め込み
生身のボウガン射撃や投擲で戦うアクションゲーム
第二作目の「〜チャリオットとともに〜」では妖魔によって征服された精霊の国を奪還するためにチャリオットに乗り込み空を飛んで妖魔軍団と戦うシューティングゲーム
マイナーながらゲーム性は高く評価されおり、コアなファンも多い
ルーとほぼ同じ性能のシバという相棒がいて、ゲームの2Pキャラとなっている


74 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/14(木) 23:38:25 B4VQZKG20
【元ネタ】イギリス騎士道伝説
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】ガイ
【性別】男性
【身長・体重】164cm・59kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力A 耐久A 敏捷B 魔力D 幸運D 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
天使の加護:C
 生前ではなく、死後に受けた大天使達の加護。
 セイバーが正義に則って働く限り、窮地に幸運を引き寄せられる。

戦闘続行:C
 瀕死の傷でも戦闘を可能とし、死の間際まで戦うことを止めない。

【宝具】
『彷徨い流転す武勲の剣(レスト・イン・ピース・ウォリック)』
ランク:B〜A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜40 最大捕捉:300人
 巨人コルブラントを殺した武具として伝説に語られる剣。
 ウォーリック城にて現存するそれは、5フィートにも及ぶ無骨な十字柄の長剣である。
 人々の信仰によって、セイバーが剣によって打ち立てた武勲全てが、この剣と融合し鍛えられており、
 かつてセイバーが振るった3つの宝剣の能力を反映し、再現・行使することが可能。
 第一の宝剣、星に鍛えられた“神造聖剣”の再現では、光の斬撃によってA+ランク対軍規模の破壊を齎し、
 第二の宝剣、トロイア最大の英雄が振るった“不滅の剣”の再現では、斬撃と同時にその刀身に
 対象の耐久・硬度を加算し、Bランク対人宝具に相当する無敵の刃を瞬間的に形成する。
 第三の宝剣、天より竜の丘に降った“雷光の剣”の再現では、天空の稲妻をその刃に召喚し、
 Aランク対軍規模の雷撃蹂躙によって敵対者を殲滅する。
 
【weapon】
『無銘・武装』
 遍歴の騎士として、全ての戦いに勝利して獲得してきた超一級の武具の数々。
 竜種を一撃で殺した槍、大英雄アレクサンドロス大王の兜などの他、
 鎧や軍馬など、いずれも一つの国で最高品質を誇る武装を持つ。

『魔法の目薬』
 ロングウィットンの竜を退治した時に助けとなった目薬。
 これを目に入れると、見えないものも見えるようになるという効果を持つ。


75 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/14(木) 23:39:22 B4VQZKG20
【解説】
中世に書かれたイギリスの騎士道ロマンスの主人公。ウォリックのガイ。
作中にアゼルスタン王が登場していることから、物語の時代設定は10世紀前半と考えられる。
また、不可視にて不死身の竜種である“ロングウィットンの竜”を退治した騎士は
一説にはこのガイであったとも言われる。

ローハンド伯爵の執事の息子として生まれた青年ガイは、令嬢フェリスに恋をするが、
身分の違いからフェリスから冷淡に罵倒され、心を病んでしまう。
それを見て同情したフェリスは、自分は真の騎士以外を愛するつもりはないと告げると、
ガイは騎士として冒険に出かけ、数々の武勲を挙げて帰郷した。
しかしそれでもフェリスはガイを認めないので、ガイは今度は長い遍歴の旅に出て、
欧州諸国から中近東まで冒険して数多の戦に参加して全てに勝利し、
時には竜などの怪物も退治して無双の武勲と勇名を欲しいがままにした。
再び帰郷したガイは、やっとフェリスと結婚することが出来たが、それ以後、異教徒や匹夫であったとは言え、
数えきれない程に多くの人々を殺し、数々の都市を滅ぼしてきた事を後悔する様になり、遂には懺悔の旅に出た。
しかし結局、義心厚いガイは懺悔の旅中でも数々の戦いに身を投じることとなる。
最大の強敵であった巨人コルブラントを倒してデーン人を英国から追い返した後は、短い隠遁生活を送り、
ガイの魂は大天使ミカエルと千と7人の天使達の導きによって天国の至福の中へ運ばれていった。
残された肉体は痩せているのに100人がかりでも動かすことは出来なかったが、
フェリスの計らいによって隠者の庵に埋葬された。


【コメント】
小柄な騎士と言われていたのでこの体格。巨人と比較しての発言だったのかもしれないけど。
尚、養父とか戦友とか息子とかも劣らない武勇を持つ英雄である。
「宝具解放で鯖の真名は判明する」を徹底したかったので、宝具名は強引に決めたが、
ガイ本人は故郷で死んだわけではないので、ウォリックで安らかに眠ってるのはガイの剣ということ。
妖精の国で造られた剣とか、ヘクトルの振るった剣とか、天から降ってきた稲光の剣とか
大層な設定の剣を手にするも、特殊能力を発揮してる描写は特になかったりする。
ヘクトルの剣は剣戟によってボロボロになったが、これは相手の使ってた剣も
ヘラクレスの宝剣だったから仕方ないということで。
英語版wikiには、巨人コルブラントを殺したのはウォーリック城の剣だと書いてあるが、
読んだ邦訳版では、ガイの稲光の剣が折れたので、巨人の戦斧を奪って、それで殺したという流れだった。
尚、ロングウィットンを含めると合計三頭の竜を殺しているが、いずれも宝具に頼らず、武勇のみで撃破している
適正クラスはセイバーとランサーだが、ライダーにもなれる。


76 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/15(金) 23:28:57 AJ8AduEk0
【元ネタ】KOF
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】ルガール・バーンシュタイン
【性別】男
【身長・体重】197cm・95kg
【属性】悪・混沌
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷B 魔力D 幸運A 宝具EX
【クラス別スキル】

対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。


騎乗:C
 騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 野獣ランクの獣は乗りこなせない。


【保有スキル】

見切り:B
 敵の攻撃に対する学習能力。
相手が同ランク以上の『宗和の心得』を持たない限り、
同じ敵からの攻撃に対する回避判定に有利な補正を得ることができる。
但し、範囲攻撃や技術での回避が不可能な攻撃は、これに該当しない。

悪の美学:B
 "悪"という価値観に対する異常な執着心。
 属性「善」のサーヴァントが持つ同ランク以下の【スキル:カリスマ】を完全に無効化する。
 また、属性「悪」を持つサーヴァントに対してのみ同ランクの【スキル:カリスマ】として扱う

生還:C
 如何なる窮地に陥ったとしても、幾多の偶然と必然によって生還する可能性を紡ぎだす才能及び幸運。
 Cランク相当であえれば、必死の状況であったとしても五体不満足ながらも生還する可能性を生み出すことができる。


77 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/15(金) 23:29:48 AJ8AduEk0
【宝具】

『虐殺の交響曲(ジェノサイドカッター)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:0~2 最大捕捉:1人
 跳び上がりながら片脚を弧を描く様に振り上げ、相手を切り裂く必殺の一撃。
 極至近距離で喰らった場合は相手のあらゆる防御スキル及び防御系宝具の効果を貫いて致命傷を与える。
 宝具としてのランクは低いが、その対人殺傷力においては正に必殺技というに相応しい威力を誇る。
 また、本来は剣士ではなく格闘家であるセイバーがセイバーとして呼び出されたのも、この技が刀剣による一撃に勝ると判断されたためである。

『血に洗われて眠る星(オメガ・ルガール)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 地球意志そのものであるオロチの力のひとつを自在に操る宝具。
 本来は【ランク:EX】に分類される宝具ではあるがセイバーはオロチ一族の者ではないため完全に使いこなせておらず、ランクの下降修正を受けている。
 この宝具を発動中はセイバーのあらゆる攻撃が【ランク:EX】の宝具による攻撃として扱われると同時に、セイバーのあらゆる攻撃に"重"の力が付与され攻撃能力が格段に上

昇する。
 宝具発動中はマスターに多量の魔力負担が課せられ、マスターの魔力が固結するとセイバー自身が自らの力に取り込まれて消滅する。

『完全なる絶望(ゴッド・ルガール)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:1 最大補足:1
 「人の世を乱す者」を倒すために人の世が得た唯一の力"殺意の波動"をセイバーが取り込み、自身の持つオロチの力と融合させる事で生まれたセイバーのひとつの可能性。

 宝具発動中はセイバーの幸運以外のステータスが2ランクアップすると同時に、セイバーのあらゆる攻撃が【ランク:EX】の宝具による攻撃として扱われる。
 "ゴッドレーン"、"ラストジャッジメント"、"Gエンド"などの新たな技を扱えるようになる。
 旧来の技も強化された状態で使うこともできるが、宝具発動中のセイバーは人格面で非常に不安定な状況であり長時間戦闘を続行すれば自我の崩壊が訪れると予測される。
 
【Weapon】

「己の肉体」
セイバーには他者の格闘技を即座にマスターする才能があり、自らが優秀と認めたならば敵の技であろうともすぐに自分の物にする。

【解説】
KOF94、95のラスボスを務めた、名実ともにKOFの顔となってる名物おじさん。
KOF94で初のラスボスを務め、根本で食らうと10割持っていかれるジェノサイドカッターはみんなのトラウマとなった。
ストーリー上ではKOF95で死亡されたとされるが、お祭りゲーになる度にラスボスとして登場し、新たな力を持って復活してくる。

"悪"こそが人間の本質とし、それ以外の価値観を拒む根っからの悪人である。
また、表の顔としては巨大ブラックマーケットを牛耳る武器商人であり、個人で原子力空母を所有している程の大金持ち。
自分が倒した格闘家を銅像に塗り込めるという趣味を持つが、登場する度に自爆→復活を繰り返しているため、自爆が最大の趣味とファンからは専らの噂。
あらゆる格闘技をマスターしたと豪語するその才能は本物であり、ギースの"烈風拳"やクラウザーの"カイザーウェイブ"等の秘技を修得している事からも伺える。


聖杯戦争においては"聖杯の力を取り込む"という野望を元に反英霊として参加する。
強敵として幾度も立ちはだかり、最終的には悲願である聖杯の力を取り込むことで、ルガールのifである"ゴッド・ルガール"と化すが、激闘の末自らの力を制御できずに消滅

するという、如何にもルガールらしい死に様が相応しいだろう。


78 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/16(土) 15:53:51 iCG81JdY0
【元ネタ】ニンジャスレイヤー
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】フジキド・ケンジ
【性別】男
【身長・体重】長身で引きしまっている
【属性】混沌・狂(混沌・善)
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷A 魔力C 幸運E 宝具A
【クラス別スキル】
狂化:D
 怒り狂うことで敵を殺害すること以外の思考を取らなくなり、痛覚の無視と筋力と敏捷が1ランク上昇する
【固有スキル】
ニンジャの肉体:A 半神的存在であるニンジャとしての肉体。身体能力から学習能力、バランス感覚など、あらゆる能力が常人離れしており
            ニンジャ第六感により自分よりワザマエが下の相手からの狙撃や不意打ちはまず通用しない
            その半面、初対面の相手には本能的にアイサツをしてしまうなどの行動様式もある 

チャドー:A 古代から伝わる恐るべき暗殺カラテの奥儀。独特の呼吸で内なるカラテを高め、攻撃能力と回復力を大幅に高める

スリケン投擲:A 血中カラテ粒子から手裏剣に似た投擲飛び道具を生成し、投げつけることができる
           その威力は銃を遥かに超え、秒間十発以上の連射も可能
           威力を高めた奥儀ツヨイ・スリケンは戦闘機すらも一撃で撃墜する威力がある 

共振:B〜A フジキドのニューロンに潜むナラク・ニンジャの邪悪なニンジャソウルの精神が覚醒し、フジキドの精神と共振する
      筋力、耐久、敏捷が最大2ランク上昇し、暗黒カラテと呼ばれる恐るべき武術が使用可能になり戦闘能力が格段に上昇する
      その半面、ナラクの邪悪な意志によってフジキドの理性を乗っ取られる恐れがある
      通常はフジキドの意思によって制御されているが、狂化の影響で共振が発動しやすくなっている

不浄の炎:B〜A 共振を発動した時のみ使用可能な能力。フジキドの血から赤黒い邪悪な炎を生成し、手足に炎を込めることで攻撃力を向上させる
           さらにその炎を鋼鉄の装甲と化すなど、攻防を大幅に強化する特殊能力。単純に火炎放射のように使うこともでき、その威力は高い

【宝具】
『ニンジャ、殺すべし!(聖なるヌンチャク)』
ランク:A 種別:対ニンジャ宝具 レンジ:1〜5 最大捕捉:1
古代のニンジャの父祖、カツ・ワンソーの骨から作られたと言われる伝説のヌンチャク。忍・殺の二文字がグリップ部分に描かれている
いずれ復活するというカツ・ワンソーを倒すために作られた武器とされており、持ち主のカラテを大幅に高める
その威力は高層ビルを粉砕可能な軍用アサルトキャノンの砲撃すら叩き落とし、大都市を汚染可能な猛毒ニンジャを毒の成分ごと消滅させて浄化してしまう

【Weapon】
ドウグ社のブレーサー
鋼鉄と単分子カーボンで出来たブレーサー(腕を保護する鎧の一種)。籠手に近い形状。
職人の手作りであり、極めて頑丈でありフジキドの命を何度も救ったことがある

ドウグ社のフック付きロープ
自動巻き上げ機構とフックの付いたロープ。職人が手作りした単分子カーボン製であり極めて頑丈で火も刃も通さない
主に移動用だが敵を引きずり込んだり縛りあげることにも使う

非人道兵器マキビシ
ウニのごとく四方八方に棘が伸びた手のひらサイズの暗器。地面にばらまくことで追手の足を貫く恐るべきトラップとなる。
あまりにも非人道的であることから平安時代に使用を禁止する法令が発布されたことはあまりにも有名である

【解説】
ツイッター発のネット小説・ニンジャスレイヤーの主人公
かつては平凡で妻子を愛する善良なサラリマンだったが、ニンジャ組織の抗争に巻き込まれて家族を目の前で殺されたことが切っ掛けで
ニンジャを殺すニンジャであるナラク・ニンジャに憑依され、ニンジャスレイヤー(ニンジャを殺すもの)となる
ナラクの恐るべきカラテと本人の厳しい鍛錬によって並みのニンジャを遥かに凌ぐカラテのワザマエを誇っており
日本経済を裏から支配するソウカイ・シンジケートやザイバツ・シャドーギルド、アマクダリ・セクトなどの
邪悪なニンジャ組織と激しい戦いを繰り広げている


79 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/16(土) 21:37:18 yuM7gEwo0
>>78
くっそ読みにくいドスエ


80 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/19(火) 00:12:35 imj48t3U0
【元ネタ】DARK SOULS
【CLASS】?
【マスター】
【真名】闇の王/火継ぎの英雄
【性別】?
【身長・体重】?cm・?kg
【属性】混沌/秩序・中庸
【ステータス】筋力E〜EX 耐久E〜EX 敏捷E〜C 魔力E〜EX 幸運E 宝具EX
【クラス別スキル】
 ?:B

【保有スキル】
・三人の王のソウル:EX
  最初の火から見出された、所有者に大きな力を与えるソウル
  全てのパラメーターが一ランク上昇し、雷・炎・即死属性への耐性が上昇、更にDランク相当の「魔力放出(雷火)」「神性」の効果を兼ね備える
  無論、バーサーカーが見出したのではなく、三人の王から奪ったモノである

  スキル「最初の火」が発動している場合、属性耐性以外の効果は上書きされる
 
・収奪者:EX
  他者から奪ったモノを、最高の状態で使用することが可能
  また、その魂と同化することで、その者がが持っていたあらゆるスキルを1ランク低下した状態で使用可能
  それが評価規格外のスキルだった場合、そのスキルを使用するために相応の代償を負わねばならない

  このランクが上がれば上がるほど、純粋な英霊から遠ざかっていく
 
・最初の火:-/EX
  火を継ぎ、最初の火の薪となった為に得た”火の力”
  発動中、全てのパラメーターが四ランク上昇し、自在に火を操ることが可能となり、加えて同ランクの「魔力放出(雷火)」「神性」の効果を兼ね備える
  秩序の象徴であるこの火の力は、相手のスキル特性を無視しすることが出来る。
  
  圧倒的な力だけではなく、この火は他者を癒す優しい暖かさも持つ
  しかし、火を灯し続けるには薪の存在が不可欠であり、このスキルの使用中、サーヴァントはその燃料、即ち薪となる
  

・人の王:EX/-
  火の時代を終わらせ、人の時代の祖となったために得たスキル
  英霊に対する与ダメージが大きく上昇し、人間性に潜む闇を操ることが可能となり、加えて同ランクの「戦闘続行」「星の開拓者」スキルの効果を兼ね備える
  対象の人間性を操作し意思や信念を支配下に置き、更には己の人間性の闇に仮初の意思や指向性を与えることで攻撃にも転用することが出来る。
  
  しかし、人間性の完全な操作は不可能であり
  人心操作の成功判定や人間性を用いた攻撃のダメージ数値は、対象の魂の格に大きく作用される
  
【宝具】
『無情の簒奪者(ヒューマンビーイング・アブソーバー)』
ランク:E 種別:対人宝具 レンジ:1〜100 最大捕捉:∞
  この英霊の生前の在り方が、宝具となったのもの
  その存在が魂だけであるならば、形はどうあれ無条件で我が物とし、吸収する能力を持つ
  ステータスの上昇に限界値もデメリットもなく、ソウルを奪い続ける限り、自己強化・修復が可能
  また、レンジ内に存在するサーヴァントの全てのランクを一つ減少させる効果がある
 
  このサーヴァントは英霊となる以前、使命を果たすためにあらゆるモノのソウルを奪い続け、我が物とした
  結果、ただの人間だったサーヴァント個人の魂は、その吸収した多くに溶け、更に英霊となったことで最早我・意識といった自己を確定させるものは存在しない
  その内にあるものは、溶けて、混ざり合った膨大な量の無垢の魂と犇めき合う人間性であり
  《マスターが望むサーヴァント》として最適なクラス、容姿、性格で召喚され、クラスに応じたスキルを一律Bランクで取得する

『果ての王(ロード・オブ・エクストミリティ)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1 
触媒:タリスマン 使用可能回数:一回
  使命を果たした後見出された、太陽の光の王グウィンの力の残滓
  使用者の全てを任意の他者一人に譲渡する、一度限りの奇跡
  この奇跡の使用後、使用者は全てを失った亡者となる
 
  他の王の残滓とは違い、この残滓は最も強いソウルを持った者の力の欠片であり
  このサーヴァントが英霊となった際に宝具の域へと昇華した
  古い王の地を総べた者は、全てを手放した後自らを薪として火に焚べ
  彼の王の真意は、王と共に灰になった


81 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/19(火) 00:13:27 imj48t3U0

【Weapon】
『底なしの木箱』
 底の抜けた不思議な木箱
 貪欲者の烙印とも呼ばれるようだが
 その由来は分からない

 いくらでもアイテムを入れることができるようで、バーサーカーが生前蒐集したあらゆる武具や、神秘の触媒が中には保管されており
 中にはAランクの宝具に匹敵する物もある

【Special Spell】
『墓王の霊柩』
触媒:タリスマン 使用可能回数:四回
 使命を果たした後見出された、最初の死者・墓王ニトの力の残滓
 使用者を中心に全ての命を蝕む力場を展開する
 力場は長く持続し、その領域に在るもの全ての命と霊格をゆっくりと削りとり、使用者へとそれをソウルとして還元する

 骨となってから一時も死への祈りを忘れなかった墓王は、その果てに死の概念そのものへと成った
 それは常に傍にあり、不滅の古龍ですらそれから逃れることはできなかった

『妙なる混沌の炎』
触媒:呪術の火 使用可能回数:二回
 使命を果たした後見出された、混沌の魔女イザリスの力の残滓
 対象を混沌の炎で包み込む
 炎に包まれたものはその身を焼かれ、爛れさせながら、しかし大きな力を与えられる
 炎は対象の魂を薪として燃え続け、炎が消えるその刹那、大きな爆発を引き起こす

 強力な力と、凄惨な死を与えるこの術は、まさしく呪術といえるだろう
 たとえそれが、望まれようが、望まれまいが

【解説】
フロムソフトウェア開発のゲーム「ダークソウル」の(旬も過ぎた)主人公をサーヴァント化
既に色々な主人公がサーヴァント化されてるけど、一応こいつは物語のエンディングを迎えた後英霊の座へと登録された、という設定

メイキングされる系サーヴァント 
召喚したマスターによって属性はどちらかに偏って、それによって使用できるスキルも多少変わる
召喚するには触媒は必須で、触媒はおなじみ製作者不明の緑色の空き瓶
召喚されたばかりのステータスは一律Eだけど
魂喰らいをするか、魂の多そうなところに連れていくと、宝具の効果で敏捷と幸運以外際限なく成長する

ソウルを溜め込むってどういうことなんだろうとか、王のソウルから奇跡とか呪術とかあったらなぁ…とか
そんな妄想の産物


82 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/19(火) 03:23:55 8.p16E8U0
この手の鯖って何番煎じってぐらい作られてるのによく飽きないなぁ
そしてデモンズ系鯖見るたびに思うのはとろとろ動いてる印象過ぎて鯖レベルの身体能力とは到底思えん事

そしてこの内容を誤爆してしまった自分クッソ恥ずかしい


83 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/19(火) 06:18:40 j3RW9hwE0
>>82
この手の鯖とは?
誤爆については気にするな


84 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/19(火) 07:25:18 sqDBw84w0
>>82
ゲームにそんなこと突っ込むのは野暮すぎるだろjk


85 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/19(火) 09:34:37 9f5oD0F20
おまえアンコとかextraみてサーヴァントのスピードって精々格ゲーキャラ程度とかいうの?


86 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/19(火) 19:49:03 8.p16E8U0
なんかレス一杯付いててワロタ

>>83
所謂召喚したマスターや環境でステやらなんやらが大幅に可変する鯖
ギミックやら面白いけど誰でも思いつくから何番煎じって位巷に転がってね?

>>84>>85
設定やらでどれ位強いと決まってれば分かりやすいしそれ準拠でいいと思うけど
大体のRPGだと曖昧だし・・・人によって想像できる強さに差がなぁ


87 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/19(火) 19:59:50 pXu.1.lw0
では何番煎じでない鯖がどれだけいるか教えてくだされ


88 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/19(火) 20:03:37 z8.mhUtk0
魔力放出持ってるセイバーは全てアルトリアのパクリですかそうですか


89 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/19(火) 20:28:54 sqDBw84w0
>>86
己のフロム脳に任せることが楽しいんだろ
君は研修が足りてないからシベリア行きだ


90 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/19(火) 23:01:25 xckNducs0
英霊は全部我様のパクリですし


91 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/19(火) 23:12:05 SGaxXtn.0
そもそもここは原作を元にしての妄想をする場所なのでは


92 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/19(火) 23:12:32 z8.mhUtk0
ここで考えた鯖全部原作のパクリか


93 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/20(水) 02:38:52 5B9cMRjw0
>>92
え?


94 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/20(水) 11:27:43 WO/nRTb60
このスレは言わば塩賊だよ
公式鯖はどんな出来でも尊ばねばならんがここの鯖はどれだけ出来が良くても日の目を見ない
まあそんなもんだ


95 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/20(水) 19:08:54 hwRJN3520
【元ネタ】史実
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】アッティラ王
【性別】男性
【身長・体重】168cm・78kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷A 魔力D 幸運C 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術・儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

騎乗:B
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【保有スキル】
勇猛:B
威圧・混乱・幻惑といった精神精神干渉を無効化する能力。
また、格闘ダメージを向上させる効果もある。

仕切り直し:C
戦闘から離脱する能力。
また、不利になった戦闘を戦闘開始ターン(1ターン目)に戻し、技の条件を初期値に戻す。

狂奔:A
人々を戦いに駆り立てる能力。ここまでくると魔力、呪いの類である。
高ランクになるほど戦場の士気が向上するが、ファンブルの確率も高まる。

軍略:B
一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
自らの対軍宝具の行使や、 逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。

【宝具】
『蹂躙する軍神の剣(フラゲルム・デイ)』
ランク:対城宝具 種別:A レンジ:1〜99 最大捕捉:800人
ある羊飼いが土中から剣を掘り出し、アッティラへ献上した古い剣。
『城壁の破壊者』、狂乱と破壊の軍神マルスの剣とされる。
神の災いと恐れられた王の、その権勢の具現及び、マルスの逸話が融合した宝具。
使用者の魔力を吸い上げて不可視の魔力の奔流として解き放つ。
その威力は一振りで城壁を引き裂く。

【Weapon】
【解説】
アッティラは、フン族とその諸侯の王。現在のロシア・東欧・ドイツを結ぶ大帝国を築き上げ、西方世界の大王を自称した。
またローマ帝政末期に広がっていたキリスト教の信者からは「神の災い」や「神の鞭」と恐れられた。434年に伯父である王ルーアの死後、兄ブレダとともにフン族の王となる。
445年頃に共同統治者のブレダが死ぬと単独の王となった。アッティラはブルグンド族などのゲルマン系諸族を征服し、パンノニアに本拠を置いて東ローマ帝国への侵入を繰り返して、短期間でライン川、ドナウ川、カスピ海に渡る大帝国を築き上げた。
451年、西ローマ皇帝ウァレンティニアヌス3世の姉ホノリアからの求婚を口実にガリアへ侵入したがカタラウヌムで、ローマの将軍アエティウス指揮下の西ローマ=西ゴート連合軍と戦い敗れて撤退した。翌452年にイタリア半島へ侵攻して、ミラノ、アクイレイアなどの諸都市を陥れたが、
教皇レオ1世の説得によって撤退した。アッティラの治世下で帝国は最盛期を迎えるが、453年自らの婚礼を祝う酒宴の席で急死する。ある羊飼いが土中から剣を掘り出し、アッティラへ献上した。アッティラはこれを喜び、これを軍神マルスの剣であると信じ
自分は全世界の支配者になる運命であると自信を持ったというエピソードがある。


96 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/20(水) 20:59:25 sZA04ZA60
【元ネタ】日本・史実
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】相応
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷C 魔力B 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:A+
 騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。ただし、竜種は該当しない。
 不動明王に抱えられ、兜卒天ないしは須弥山の頂上まで運んでもらった逸話がある。
 また転生先とされる兜卒天に居る黄金の獅子にも騎乗する。

【保有スキル】
信仰の加護:B
 一つの宗教観に殉じた者のみが持つスキル。
 加護とはいうが、最高存在からの恩恵はない。
 あるのは信心から生まれる、自己の精神・肉体の絶対性のみである。

法術:B
 仏教系の魔術体系。大師号の持ち主や浄蔵、良源らと並んで平安時代を代表する密教僧。

怨霊調伏:B
 「三世の諸仏」でもなければ退けられないと豪語していた、真済の後身である天狗を鎮めた。
 『源平盛衰記』などでは、これが日本一の大天狗である愛宕山太郎坊とされている。

神々の加護:B
 不動明王・薬師如来・普賢菩薩の加護。
 インド発祥中国経由の仏教の霊格が強過ぎて、日本土着の神ではセイバーを加護出来ない。
 生前から格は晩年のセイバー>不動明王に従う童子>中年のセイバー>松尾明神であった。

【宝具】
『掌中浄土(しょうちゅうじょうど)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
 晩年、不動明王に来世の行き先を知りたいと祈念したところ、十方に様々な浄土が見え、好きな所を選
 ぶように言われたという。
 全世界の様子が一瞬にして脳裏をよぎり、任意の人や物を飛ばすことが可能。
 敵を飛ばす、自分が移動する、巻き込まれそうになった人々を避難させるなどに使用出来る。

【Weapon】
『剣・宝貨』
 金字で「不動明王呪仏慈護明」と刻まれた、ペルシャ製とされる剣。
 セイバーが信仰していた不動明王の加護と浄化の炎をもたらす。
 空海の弟子で渡唐した高岳親王に唐の朝廷から贈られ、後に左大臣藤原基経からセイバーに贈られた。
 宝貨というのは単に宝という意味で固有名詞ではない。便宜上史料から抜き出した。

【解説】
 平安前期の天台僧。最澄の弟子の円仁に師事し、潔癖な生活と慈悲ある対応で知られた。
 当時認可制であった出家の機会も他人に譲ってしまう程の善人であったが、藤原良相が自分の師とする
 僧侶が欲しいので誰か出家させてもらいたいと要望したことで、結局すぐに出家が適う。
 奇縁相応ということと良相の一字をとり、相応の名を授けられた。
 その後は皇族相手の加持祈祷で名を挙げ、比叡山や金峰山での修行で霊験を積み、松尾明神の様な
 神も悪魔も降伏し、鳥が落ちれば大樹は向きを変え、川は逆流し大雨は止んだという。
 最後は八十八歳で無事浄土への往生を遂げているが、人気ゆえにその転生先についても後世の人間で
 意見が分かれた。兜卒天往生、あるいは極楽往生とされる。


97 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/20(水) 21:27:18 2k./WDwo0
【元ネタ】どろろ
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】百鬼丸
【性別】男性
【身長・体重】160cm・55kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷B 魔力C 幸運D 宝具E-
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:C
 騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 野獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
気配察知:B
 敵の気配を察知する天与の才。
 周囲の生命体、鬼などの異端、霊的存在の位置を捕捉可能。
 このランクならば数百mの範囲を容易にカバーする。
 気配遮断で存在を隠匿していても判定次第で見破る事が出来る。

仙術:E-
 術と呼び得るほど洗練されていないが、
 生まれながらにして幾つかの神秘をなす事ができる。
 確率は低いが、宝具を全て放棄した時ランクが向上する可能性がある。

戦闘続行:C
 義体部位への攻撃は霊核への衝撃とはならず、HPを減少させない。

【宝具】
『寿海の義体』
ランク:E- 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 肉体の多くが欠けた子供の為に義父が作り上げた人造の身体。
 両腕に刀、両脚に劇薬・焼水、鼻に火薬と、様々な仕込みがなされている。
 この宝具は部位ごとに破棄して生身の肉体へと置き換える事ができ、
 生身の割合が大きくなるほど怪物・魔物の属性を持つ者との戦闘に有利な修正を得る。

【Weapon】
『無銘・刀』
 養父・寿海が褒賞として授かったと言う業物。
 人造の腕に仕込まれ、義腕の破棄後は通常の刀として使用される。

【解説】
 手塚治虫『どろろ』の主人公の一人、百鬼丸。

 室町時代、加賀の富樫政親に仕える醍醐景光は四十八の魔像に天下取りの野望を
 後押ししてくれるよう願い、代償に要求された息子の肉体を快く差し出した。
 息子は身体の四十八カ所を魔物に奪われた状態で生まれ、そのまま川に流される。

 この赤子は耳も声帯も持たないまま心で会話する力を持ち、また五感を持たないままで
 食物のある場所を悟り、しかも見えない者、人ならざる者の存在を察知する事ができた。
 川下で赤子を拾い上げた男性・寿海は大変な名医であり、多くが欠けたこの子供の為に
 一見して五体満足な人間との区別がつかないほど精巧な身体を作り上げ与え、育てる。
 そして十四歳まで成長した百鬼丸は、自分の身体を取り戻す為の旅に出る事となった。


98 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/20(水) 21:30:22 2k./WDwo0
【元ネタ】ケブラ・ナガスト、エチオピア伝承
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ダビデ(バイナ・レフケム)
【性別】男性
【身長・体重】185cm・79kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷C 魔力D 幸運A 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:C
 二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。

【固有スキル】
南極聖王:A
 南方の「地の果て」より来た女王が生んだ、賢王の似姿にして次代の賢者。
 智恵を与える神の加護に加え、軍略、カリスマの効果を兼ね備えた特殊スキル。

陣地作成:-
 魔術師として陣地を作り上げる能力は持たないが、
 聖櫃を納め運ぶ『御神座』はそれ自体が一つの“神殿”として機能している。

【宝具】
『神渡る聖遷(ターボート)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:0〜60 最大捕捉:500人
 宝具『宙渡る御神座』内部の聖櫃による神威顕現。
 御神座の疾走は“神の御意を受けた新天地への移動”となり、
 その特異能力と移動速度は飛躍的に強化される。

【Weapon】
『宙渡る御神座』
 ソロモンが神授の智慧により造りマケダに与えた、天の鷹より素早く空を駆ける車。
 乗る者に痛苦や疲労、飢え渇きを感じさせる事が無いという防護と癒しの力と、
 異教徒や異教の神に由来する品に対し追加ダメージを発生させる破壊の威光を備える。

【解説】
 ソロモン王と(しばしばエチオピア女王とされる)シェバの女王の間に生まれた息子。
 『ケブラ・ナガスト(王達の栄光、国王頌栄)』にてエチオピア初代王として伝えられる人物。
 『ケブラ・ナガスト』以外の伝承では一般的にその名をメネリクとされる。

 女王マケダのイェルサレム滞在中、ソロモンは奸計を巡らせて彼女をものにする事に成功した。
 生まれた息子、『賢者(ソロモン)の子』を意味するバイナ・レフケムは父と瓜二つに育ち、
 二十二歳でイェルサレムを訪れる。ソロモンは彼を嫡男と認知し、王国の後継者にと望んだが
 息子は帰国を望み、父は残念に思いながらも国内の貴顕達の息子をつけて帰す事を決定した。
 突如としてとんでもない僻地へ行く事を命じられてしまい絶望するイェルサレムの若者達は、
 最高神官サードークの息子アザールヤースを首謀者に聖櫃を盗み出す事を企て、これに成功する。
 祖父の名にちなんでダビデと命名されたバイナ・レフケムと共に、聖櫃はイェルサレムを去った。
 ソロモンは自ら追うも、神が御座所である聖櫃ごと去る事を望んだと悟り、追跡を断念する。
 失意のソロモンはその後徐々に失調して行き、そのため旧イェルサレム王国は衰退したとされる。

 エチオピアの首都ダブラ・マケダ(マケダ山)へと帰還したダビデは改めて王として即位し、
 ここに新生イェルサレム王国が成立した。ダビデは周辺諸地域を平定し、よく国を治めたという。


99 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/21(木) 00:29:13 /8BIzvWY0
【元ネタ】三国志、三国志演義
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】程普 徳謀
【性別】男性
【身長・体重】178cm・66kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷C 魔力D 幸運C 宝具D
【クラス別スキル】
対魔力:E
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

【固有スキル】
勇猛:C
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。

粛清の焚火:C
 背信者を処刑する消えない火柱。
 火中での苦しみは呪詛と化し、ダメージの1%が自身に還り、癒えることはない。

【宝具】
『鉄脊蛇矛(サイドワインダー)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:2-5 最大捕捉:1
 ランサーが愛用した蛇矛型の中華ガジェット。
 その穂先は複数の刃が鋼線で繋がった構造をしており、
 鋼線には蛇の脊髄神経、最先端部にはピット器官が内蔵され、
 赤外線の感知と共に穂先が分割して鞭状となり、蛇のように襲いかかる。
 攻撃は常にオートであり、狙い分けには感知設定の変更が必要。

【解説】
 三国時代の孫呉に仕えた最古参の武将。
 三国志演義では艴水関で華雄の副将である胡軫を討ち取り、
 玉璽を発見した孫堅に、そのまま持ち帰るよう助言をしている。
 孫堅が落命し、敗走した際には血路を開いて孫堅の長男である孫策を守り、
 孫策が挙兵すると馳せ参じ、江東の戦いでは武勇に優れる太史慈と互角に戦い、
 孫権の代では赤壁の戦い、南郡の戦いで周瑜と協力して曹操軍を破った。
 鉄脊蛇矛を得物とするが、蛇矛との差異については記述がない。
 呉書によれば数百名の反逆者を殺し、焼いたその日に癩病にかかり、
 百日余りして死去したとされる。


100 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/22(金) 20:34:42 CWgNhlhU0
【元ネタ】アーサー王伝説
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】アミナデュク
【性別】男性
【身長・体重】170cm・66kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷E 魔力C 幸運D 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

【固有スキル】
カリスマ:B
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。

ルーン:B
 北欧の魔術刻印・ルーンの所持。

神性:E
 神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
 オーディンの血をひくものの、曾孫世代であり適正は低い。

直感:C
 戦闘において最適な展開を“感じ取る”能力。
 ランサーはこの能力を戦機や退き時を測る為に使用する。

【宝具】
『大神宣言(グングニル・ヘルブリンディ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:5〜40 最大捕捉:1人
 幾度躱されようと相手を貫き、使い手の元に戻る槍。
 筋力(STR)の代わりに筋力と神性スキルの和を基準値として攻撃する事ができ、
 また投擲を躱されると“翻って再び狙う槍”と“即座に戻る槍”に分裂する。
 “再び狙う槍”は対象を貫くまで残存し、
 “戻る槍”は次に躱された時も分裂を繰り返すため、
 攻撃し続け躱され続ける限り、敵を狙う槍は無限に増え続ける。

『大神戦厳(グングニル・ガグンラーズ)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:0〜20 最大捕捉:1人
 『大神宣言』の神威解放、勝利者を決する神性。
 対象が戦いの中で行う全ての行為判定を成功に導く権威を顕し、
 実際の判定結果と成功に要する値との差額に応じた魔力負担を代償として
 ルーン魔術という魔術系統が起こし得る全事象を駆使し成功へ至らせる。
 祖神が用いたならば一軍を効果対象とし、権能の行使として崩壊を招く事とはなるが
 “絶対に成功しない”行為さえも成功に届かせ得るという。

【Weapon】
『デンマーク王の事績』
 サクソ・グラマティクスの編纂した『ゲスタ・ダノールム』、ではなく
 オーディンの系譜に連なりその神性を継ぐデンマーク古王達の歴史を記した架空の書。
 この本が破壊された時、ランサーは神性と宝具を失う。

【解説】
 『メルラン』や『アーサーの書』に描かれる、サクソン人の大首長にしてデンマーク王。
 ヴォーティガーンに傭兵として招かれ後に“長いナイフの夜”を起こしたヘンギストや
 アミナデュクの後にブリテンへの大侵攻を主導したアーゲデブランを甥に持つ。

 二十人近いサクソン人諸王を率いてアーサーの即位後間もないブリテンに侵入し、
 当時アーサーへ叛乱していたブリテン人王の連合軍をクラレンスにて大敗せしめた。
 ガウェイン兄弟をはじめとする若手騎士達は既に父を見限りアーサーのもとへ走っていたが、
 叛乱王達は尚も多くの優れた騎士と軍を従え、自身もまた武勇軍略に自信を持っていたため
 この敗北に非常な衝撃を受け、アーサー王との和睦を決意する事となる。

 アーサー王、ガウェインの父ロット王、ランスロットの父バン王、ボールスの父ボールス王、
 ユーウェインの父ユリエンス王、ガレシンの父ネントレス王、イゾルデの父アングウィッシュ王、
 ガウェイン兄弟やユーウェインにサグラムアといった若手騎士らという錚々たる面々を相手に
 アミナデュク率いるサクソンの軍勢は激戦を繰り広げるも、遂には敗れ去った。


101 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/22(金) 20:36:48 CWgNhlhU0
【元ネタ】中国民話
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】叟
【性別】男性
【身長・体重】174cm・68kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷B 魔力E 幸運D 宝具D
【クラス別スキル】
対魔力:C
 二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

単独行動:A
 マスター不在でも行動できる。
 ただし宝具の使用など膨大な魔力を必要とする場合はマスターのバックアップが必要。

【固有スキル】
千里眼:C++
 視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。
 それが月光の降り注ぐ場所であれば、無条件に捉える事ができる。

威嚇:B
 聞く者の心胆寒からしめる大喝。
 怒鳴り声を浴びせられた者は意思STにて抵抗を行い、
 失敗したなら恐慌の状態異常を受ける。

【宝具】
『月に聳える榕樹の守部(げつめんにありてあやかしをいる)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1人
 月光の一条を“月の叟が放った矢”と化す。
 発動の時点で対象が月光の下にいるのなら、矢は“既に当たっている”ものとなり
 命中/回避の判定を省略して即座にダメージ決定へと移行する。
 月の出ている時刻でさえあれば日中や悪天候下であっても行使に影響は無いが、
 外界の光を遮断する密閉環境内や新月の日には使用する事ができない。

【Weapon】
『無銘・弓矢』
 数多の妖怪を射殺した愛用の品。

【解説】
 その矢は雲を突き抜け、千里先万里先の的も外す事が無いという弓の名手。
 夜に跋扈する妖怪達も、月光の照らす中では彼の矢を逃れる事はできなかった。
 困り果てた妖怪は魔王に何とかしてくれるよう懇願するのだが、
 叟を打ち倒す事は魔王にもできる事ではなかったので、彼は一計を案じる。
 夜、叟が弓の鍛錬をしていると、月光が急に翳った。
 空を見ると、月には一本の榕樹が生えて月光を遮っており、
 それが見る見る成長して辺りはすっかり真っ暗になってしまった。
 叟は事態を解決するべく、大杉の梢に、それから風に飛び乗り、月宮へと飛び移る。
 びっしりと葉を茂らす榕樹に叟が刀を振り下ろすが、切り口はすぐに塞がってしまい
 数十回斬っても切り倒す事ができなかった。腹を立てた叟が素手で樹に触ると
 幹にくっついて離れなくなってしまい、樹からは魔王の笑い声が響く。
 しかし叟が三度大喝すると、魔王が化けたこの樹は全ての葉が散り、
 月光は再び地に届くようになった。叟は今も月に留まり、魔王を監視し続けているという。


102 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/23(土) 20:44:06 fXZXpQcw0
【元ネタ】ヨーロッパ民間伝承
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】松明持ちのウィリアム
【性別】男性
【身長・体重】180cm・75kg
【属性】混沌・狂
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷A 魔力B+ 幸運A+ 宝具B
【クラス別スキル】
狂化:B
 全パラメーターを1ランクアップさせるが、理性の大半を奪われる。

【保有スキル】
畏怖:B 
 対峙した相手に強い恐怖を抱かせる。
 怪異としての特性。
 英霊には殆ど効果がないが、並みの人間では向き合うことが出来ない。

魔力放出(炎):C
 武器ないし自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出することによって能力を向上させる。

【宝具】
『彷徨う愚者の炎(イグニス・ファトゥス)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1〜10 最大捕捉:1人
 バーサーカーの持つ松明に灯る悪魔から受け取った地獄の劫火。
 その正体は炎の形をとった呪詛。水などの通常の消化手段では消すことができず
 同ランク以上のスキル、もしくは宝具による解呪でのみ消化可能。
 バーサーカーはこれを魔力放出スキルにより火の玉として放出することも可能。

『詐称の罪人(ウィル・オ・ウィスプ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 聖ペテロに地獄行きを言い渡されそうになった所を、言葉巧みに彼を説得し、再び人間界に生まれ変わった逸話の宝具化。
 バーサーカーの霊核が破壊されたとき、一度だけバーサーカーを蘇生させる。

【Weapon】
 松明

【解説】
 「一掴みの藁のウィリアム(松明持ちのウィリアム)」の意。それを裏付ける伝承が下記のものである。 死後の国へ向かわずに現世を彷徨い続ける、ウィル(ウィリアム)という名の男の魂だという。
 生前は極悪人で、遺恨により殺された後、霊界で聖ペテロに地獄行きを言い渡されそうになった所を、言葉巧みに彼を説得し、再び人間界に生まれ変わる。
 しかし、第二の人生もウィルは悪行三昧で、また死んだとき死者の門で、聖ペテロに「お前はもはや天国へ行くことも、地獄へ行くこともまかりならん」と煉獄の中を漂うことになる。
 それを見て哀れんだ悪魔が、地獄の劫火から、轟々と燃える石炭を一つ、ウィルに明かりとして渡した。
 この時にウィルは、この石炭の燃えさしを手に入れる。そして、その石炭の光は人々に鬼火として恐れられるようになった。


103 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/24(日) 19:12:49 B2T0us/U0
【元ネタ】マハーバーラタ
【CLASS】アーチャー
【真名】アルジュナ
【性別】男
【身長・体重】188cm・81kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷A 魔力A 幸運A+ 宝具Ex
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法を以ってしても、傷つけるのは難しい。

単独行動:A
 マスター不在でも行動できる。
 ただし宝具の使用などの膨大な魔力を必要とする場合は、
 マスターのバックアップが必要。

【保有スキル】
神性:A
 神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
 天帝インドラの息子であり、死後神に迎えられたアルジュナの神霊適性は最高クラスと言えるだろう。
 この神霊適正は神性がB以下の雷神・天空神系の英霊に対して、高い防御力を発揮する。

魔力放出(雷):A
 武器に魔力を込める力。
 アルジュナの場合、迸る紫電が魔力となって使用武器に宿る。
 このスキルは常時発動しており、アルジュナが握った武器はすべてこの効果を受けることになる。

千里眼:B+
 視力の良さ。遠方の標的の補足、動体視力の向上。
 心眼(真)との兼ね合いによっては限定的な未来視も可能とする。

心眼(真):B+
 修行・鍛錬によって培った洞察力。
 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、
 その場で残された活路を導きだす"戦闘論理"。


104 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/24(日) 19:13:51 B2T0us/U0
【宝具】
『諸天よ、器に宿れ(ヴァイシュナヴァストラ・ガーンディーヴァ)』
ランク:B〜A++ 種別:対軍宝具 レンジ:5〜99 最大捕捉:1000

 真言(マントラ)によって武器に神々の力を付与し、神器(アストラ)として使用する。
 火神アグニの『火天よ、祭火を灯せ(アグネーヤストラ)』、水神ヴァルナの『水天よ、天測を縛れ(ヴァルナストラ)』、
 創世神ブラフマーの『梵天よ、地を覆え(ブラフマーストラ)』破壊神シヴァの『自在天よ、灰燼に帰せ(パーシュパタストラ)』等、
 様々な神々の力を込めた武器を、対人から対城クラスまで自在に使い分けることができる。

『大黒よ、壊劫を為せ(ブラフマー・シラス)』
ランク:Ex 種別:対界宝具 レンジ:10〜99 最大捕捉:1000

 破壊神シヴァが終末期にこの宇宙を終わらせる際に使用するとされる、神造の究極宝具。その原典。
 かつてドローナから奥義として真言(マントラ)を用いた使用方法を教わってはいたが、
 猟師に化身していたシヴァ大神に認められたアルジュナは、その原典をも授かる事となった。
 その矛先から放たれる、重力崩壊を引き起こす程の超重力の圧縮は、眼前の世界全てを跡形もなく消滅させる。

 世界を滅ぼし、また新たな世界を創造するとされるシヴァ大神の権能を象徴するこの宝具は、
 世界そのものたる星の終わりと始まり――すなわち超新星爆発を再現する宝具である。

【Weapon】
『ガーンディーヴァ』
 英雄アルジュナが所有するとして知られる神弓。ヴィジャヤ、シャールンガと並び最高の弓の一つとして数えられる。
 決して狙いを外さないと言われるが、これは弓そのものよりもアルジュナが並外れた弓の名手であったことに拠る。
 アルジュナはこれをカーンダヴァの森を焼く際に火神アグニと水神ヴァルナより授かる。
 決して壊れることのない神弓であり、ガーンディーヴァ一張で何十万張もの弓に相当する威力を備えているとされる。

『ブラフマー・シラス』
 シヴァ大神より授かった、星の終局と新生を司る神造兵装。
 真言(マントラ)によってその権能を再現する手段も存在しており、
 アルジュナは師ドローナから真言(マントラ)による使用方法も伝授されている。
 ドローナは苦行によって聖仙アガスティヤからその真言(マントラ)を授かったとされる。
 だがドローナは息子のアシュヴァッターマンにもブラフマー・シラスの真言(マントラ)を伝授しており、
 クルクシェートラの戦いの最終局面において二つの対界宝具が激突することとなった。

【コメント】
 ぼく鯖でも割と何度も作られてるカルナのライバル。
 ブラフマー・シラスに関しては放浪期間中にシヴァから貰うシーンがあるにもかかわらず
 実際の使用シーンでは「ドローナから授かった」と書かれていたりと矛盾が激しかったので、
 アシュヴァッターマンは聖草にマントラを吹き込んでブラフマーシラスを発動していたのに対して、
 アルジュナはブラフマーシラスを直接ガーンディーヴァに番えて発射したシーンから考えて、
「マントラを用いた使用方法があってアルジュナやアシュヴァッターマンはそれをドローナから教えてもらっていたが、
 アルジュナはシヴァ本人からその原典も貰っていた」と解釈する事にした。
 聖杯にかける願いは「実兄カルナの救済」。但しアルジュナはカルナ自身はこれを望まないであろう事もわかっており、
 聖杯戦争中もそのジレンマに悩みながら戦う事になる。
 願いこそ非常に優柔不断なものの、禁忌を破ってバラモンを助けたように、目の前で危機に瀕した人がいれば、
 例えそれによって自身が不利を被るとしても即断で助けようとする決断力も有している。


105 : あふぅ :2014/08/25(月) 14:06:27 0Bge3VNc0
【元ネタ】Fate/EXTRA CCC
【CLASS】アルターエゴ
【マスター】BB
【真名】キングプロテア
【性別】女
【身長・体重】30〜∞m・∞kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力:EX 耐久:EX 敏捷:C 魔力:E 幸運:E 宝具:無し(彼女自身が宝具として扱われているため)
【クラス別スキル】
ヒュージスケール
i-des(イデス)と呼ばれる、アルターエゴ達が生まれながらに持つ特殊能力。
スキル「自己改造」が暴走して生まれた
地上では重力によって、全ての生命は決められた規格を超えることは出来ず、人工物も技術的・資金的な問題から無限に大きくなっていくことなど有り得ない。電脳世界でもあらゆるプログラムにレベル制限がかけられており、どれほど優れた存在であっても一定以上の容量に達すると自らを分離し、最適化しなければならない。
しかし、『ヒュージスケール』はこの絶対の原理を無視し、無限の規模拡大を可能とする。レベルが上限に達すると自分自身を変革し、更なるレベル上限を設定、これを無限に繰り返す。巨大化する程、知性・機能の複雑さが失われていくため、通常の知性体ではこのスキルの負荷に耐えきれずに自己崩壊する事になるが、彼女には自らを複雑化させる意思がなく、ただ「飲み込む」機能のみを特化させているため単一のエゴとして膨張し続ける。最終的に星を容易く滅ぼせるほどの力を持った宇宙レベルの災厄となる。

グロウアップグロウ
i-des(イデス)と呼ばれる、アルターエゴ達が生まれながらに持つ特殊能力。
「経験値ボーナス」はその名の通り、戦闘によって得る経験値にランクによって追加ボーナスが入る能力だったが、『グロウアップグロウ』は暴走したことで『常時、経験値を取得し続ける』能力となっている。上限を上げ続ける『ヒュージスケール』との組み合わせによって常に強くなり続け、彼女の怪物性を更に上げている。

【宝具】無し(彼女自身が宝具として扱われているため)
【解説】
SE,RA.PH.があたまの悪い結界に覆われた
ジャックされたBBチャンネル。
SE,RA.PH.中に蔓延する対戦ムード。
失われた女神の権能。
次々と凶暴化するアルターエゴ達・・・。
それは堕天の檻に封印された彼女、キングプロテアも例外ではなかった。
湧き出る闘争心、こみ上がる本能・・・。
彼女は檻を破り、コロシアムへ向かった・・・。


106 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/25(月) 20:55:29 CmLgyZYs0
【元ネタ】史実、アーサー王伝説
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】アンブロシウス・アウレリアヌス
【性別】男性
【身長・体重】177cm・72kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久D 敏捷C 魔力B 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。

【固有スキル】
カリスマ:C
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、小国の王としてはCランクで十分と言える。

情報抹消:C
 対戦が終了した瞬間に目撃者と対戦相手の記憶から彼の武装に関する情報が消失する。
 中世の知識では、その戦闘跡はギリシャ火薬によるものと解釈されたという。

仕切り直し:D
 戦闘から離脱する能力。
 また、不利になった戦闘、技の条件を前ターンの自行動終了時ないし現ターン開始時に戻す。

【宝具】
『強者弔う巨人の輪舞(ストーンヘンジ)』
ランク:D 種別:対陣宝具 レンジ:10〜40 最大捕捉:462人
 巨人が造り、ヘンギスト時代の犠牲者を弔う為にマーリンが移築し、
 セイバーと彼の弟が眠る墓所ともなった環状列石の再現。
 セイバーのもう一つの宝具、
 およびセイバーとそれに与する者の魔力と幸運が一ランク向上する。
 この宝具は相応の霊地を確保した上でなければ使用できない。

『燃え行くは王の竜星(ペンドラゴン)』
ランク:B++ 種別:対軍・対城宝具 レンジ:1〜80 最大捕捉:900人
 赤金の竜が彫刻された兜と鱗鎧のセット。
 体内の竜の因子を強化し、円錐型の炎の吐息を発する『竜の息吹』が使用可能となる。
 真名を解放する事でセイバー自身と融合して“ブリテンの赤き竜”の似姿と化し、
 その強度と膨大な魔力放出を伴う突進を以て対象を粉砕する。
 彼の最期と時を同じくして現れた燃える星を攻撃的に解釈した
 概念結晶宝具として具現化した能力。突進後、セイバーは速やかに消滅する。

【Weapon】
『コルブランド』
 松明の意を持つ輝く剣。
 後にセイバーの甥が巨人を皆殺しにしたりエジプトの王子を真っ二つにしたとか。

【解説】
 五世紀、ローマ軍撤退後のブリタニア属州にて
 混乱するローマ・ブリテン人を指揮して戦った史実上の人物アンブロシウス・アウレリアヌス。
 もしくは、それを元にして描かれたアーサー王伝説中のブリテン王アウレリウス・アンブロシウス。

 史実アンブロシウスは伝説上のアーサーやその伯父のように常勝の将ではなかったが、
 幾度も勝利と敗北を繰り返しながら戦いを続け、バドンの丘相当の決戦の指揮官との説もある
 (活動した時期と決戦の時期を推測すると彼では無理がある、との反論もある)。

 アウレリウスは長兄がヴォーティガーンに謀殺されると弟ウーサーと共にブルターニュへ逃れ、
 そこで力をつけて戻ると要塞塔に籠ったヴォーティガーンをギリシャ火薬で焼き尽くした。
 そしてマイスベリ平原でヘンギスト軍と戦い、グロスター公エルドルやコーンウォール公
 ゴルロイスの助力を得て勝利し、エルドルが一騎討ちで打ち倒したヘンギストの首を刎ねた。
 ヘンギストの息子オクタや親戚エオサもまたブリテン軍に降伏し、未開の荒れ地を与えられる。
 ゲルマニアで軍を集めたヴォーティガーンの息子パスケントが北方より攻め入った際も
 これを破ったが、パスケントがアイルランド王と結んで再侵攻して来た頃には病に倒れており、
 ウーサーにこの対処を任せた。しかしこの時、パスケントが差し向けたサクソン人エオパ、
 ブリテンの言葉と作法に薬学を習得し医者として潜入した男性により毒殺されてしまった。

 “竜の頭(ペンドラゴン)”は戦士の長や王を示す称号だが、
 アーサー王伝説群の幾つかは、兄逝去の折に現れた燃える竜の如き彗星を見たウーサーが
 これを記念し二頭の竜を自らの象徴と定めた事からペンドラゴンと呼ばれるようになったと語り、
 『流布本』等はペンドラゴン自体をウーサーの兄の名としている。


107 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/25(月) 20:57:10 CmLgyZYs0
【元ネタ】アーサー王伝説
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ギンガマルス
【性別】男性
【身長・体重】180cm・76kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷C 魔力D 幸運A+ 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。

【固有スキル】
精霊の加護:A
 精霊からの祝福により、危機的な局面において優先的に幸運を呼び寄せる能力。
 その発動は武勲を立てうる戦場においてのみに限定される。

妖精文字:D
 妖精郷の魔術刻印・妖精文字の所持。

動物会話:B+
 言葉を持たない動物に人間程度の知性と言語能力を与えた上での意思疎通が可能。
 使い魔相当の魔力負担を要するが、与えたままにする事もできる。

造園:A
 庭園の作成や維持管理に関する深い造詣。緑の指。
 Aランクならば、銀枝の林檎生い茂る地を治めるにも不足は無い。

【宝具】
『不倒の島主(ロード・ペリロス)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 全身に塗り込んだ軟膏と、その効力を強化する守護の指輪。
 ライダーは召喚時点で最大HPの九倍に及ぶ現在HPを持ち、
 八倍分を削り切られるまでは肉体の傷を負わない。
 ライダーは道具作成スキルを持たないため軟膏を補充する事ができず、
 この“幻のHP”を回復させる事はできない。

『導き到る常若の島(バリントゥス)』
ランク:A 種別:結界宝具 レンジ:- 最大捕捉:5人
 アヴァロン島との往来を可能とする、異界渡りの小舟。
 この舟自体が現世と幽世の狭間をたゆたう一箇の異界である。
 アヴァロン島の領主かそれに準ずる者の許可無くして乗船は叶わず、
 相互の干渉も他界に直接通じる力でなくては届き得ない。

【Weapon】
『無銘・剣』
 かつてライダーの父親が異教の暴君と戦って勝ち得た名剣。
 後に義兄弟となるガレスへと譲渡された。

【解説】
 『エレック』に書かれるアヴァロン島の領主。モルガンの後援者にして恋人とされ、
 兄弟『薄い隠し戸の』グレルミエルと共にエレックの結婚式に招待され参列した。

 マロリーの『アーサー王の死』ではグリンガモーの名でガレスの初冒険に登場し、
 「普段はアヴァロン島に住んでいる」「この世で最も危険な騎士の一人」と語られる。
 ガレスの妻となるリオネス婦人とガヘリスの妻となる乙女リネットの兄弟であり、
 またアグラヴェインの妻となる美女ローレルは彼の姪であるため、
 実にガウェイン兄弟の三人までが彼の一族から妻を娶っている事になる。
 リオネスは身に着けている限り血を失わず婦人をより美しく見せる事もできる指輪を、
 リネットは首をバラバラに刻まれた騎士を元の健康体に復帰させる軟膏を持っているが、
 どちらも恐らくはアヴァロンの産、或いはモルガンの手になる品なのであろう。

 一介の若い騎士ギオマールとして、グィネヴィア付き侍女モルガンの恋人とされる場合も。
 醜聞を嫌うグィネヴィアが二人を別れさせ、その時からモルガンは王妃を憎み始めたという。
 恋人を裏切ったギオマールはモルガンの作り上げた『不帰の谷』に捕らえられた、
 或いは半身は炎に燃やされもう半身は氷漬けにされたまま封じられたとも伝えられる。
 ……ある意味重要な役どころではあるが、強力にして危険な島主の面影は無い。


108 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/26(火) 23:21:04 t4AxGBJg0
【元ネタ】日本・史実
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】香川右衛門勝雄
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷D 魔力D 幸運C 宝具C++
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

騎乗:C
 騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、 野獣ランクの獣は
 乗りこなせない。

【固有スキル】
勇猛:C
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。
 大蛇と化け狐、二度に渉って異類を下した武勇の士。

守護騎士:C
 他者を守る時、一時的に防御力を上昇させる。
 己は死んだが、背後の城は守りぬいた。

盲目(偽):C
 大蛇の呪いにより発生した、一時的な盲目の状態。
 泉(一説に蛇王池)で目を洗うことで快癒した。視覚由来の状態異常を遮断出来る。

竜殺し:D
 竜種を討ち取った者の力。竜の属性を持つ者に追加ダメージを与える。
 天文元年(1532)2月27 日のことであったという。

獣殺:D
 獣の属性を持つ者に対し、有利に振舞える。

【宝具】
『蛇王切り(じゃおうぎり)』
ランク:C++ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:300人
 山中で大岩に寄り添い、倒木を枕にしていた大蛇を討ち取った一閃。
 土石流も含めた水害の象徴を討ち取ったことで、その力を刀身に宿している。
 逆に災害を制御し、一時的に食い止めてその間に人を助けることも可能。

【Weapon】
『無銘・打刀』
 竜種を討ちとったとされる刀。地元の光広神社に奉納されていたが、今は失われている。

【解説】
 戦国時代、安芸国八木城主であった香川氏に仕えていた武士(1515?〜1569)。
 香川八将の一人として十五人力の勇力を振るい、主命を受けて地元を荒らしまわっていた
 大蛇を退治し、大岩の上に女の姿で出現して人をたぶらかしていた狐も退治した。
 最後は毛利氏に味方した香川氏の将として美作に出陣して攻め寄せてきた尼子軍と戦い、
 本人は討ち死にを遂げたものの、毛利方の城は守りきっている。
 大蛇を倒した場所のかつての名は、八木蛇落地悪谷(やぎじゃらくじあしだに)。
 大蛇は水害の象徴であったともいうが、これが八木上楽地芦谷と嘉名に変更され、平成の
 世では単に八木とされていた。
 また大蛇の血が流れ落ちて出来たという蛇王池も、今では一部しか残されていない。
 大雨による土砂崩れが同地で起きたのは、平成26年(2014)8月。人々が伝承と地名を思
 い出したのは、被害が出てからのことであった。
 大蛇の首は社(光広神社?)に、胴体と尾は梅林に埋められたというが、梅という地名は
 埋め立てられた地盤のゆるい土地につけられることが多いという。

 災害により亡くなられた方々の冥福と、生き残られた方々の落ち着きを祈念いたします。
 怪物=災害であったりするので、地元の地名や伝承は大事にすべき。
 必ずしもそうではないし、災害も何時起きるのか分からないので、被害が出てから伝承を
 取り上げて責任者を探すのも難しい話ですが。


109 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/28(木) 12:51:20 /wDjIFgE0
【元ネタ】魔弾戦記リュウケンドー
【CLASS】アーチャー
【マスター】遠坂凛
【真名】魔弾銃士リュウガンオー
【性別】男
【身長・体重】182cm・76kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷B 魔力A 幸運B 宝具A++
【クラス別スキル】
対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

単独行動:A
マスター不在でも行動できる。
ただし宝具使用など、膨大な魔力を必要とする場合はマスターのバックアップが必要になる
魔弾龍のコアに貯蔵してある魔力を使えば一応バックアップなしでも宝具は使用可能(それでも1、2回程度だが)

【保有スキル】
直感:B
戦闘時、つねに自身にとって最適な展開を”感じ取る”能力。
視覚・聴覚に干渉する妨害を半減させる。
不意の奇襲や死角からの攻撃にも難なく対応、応戦可能

心眼(真):B
修行・鍛錬によって培った洞察力。
窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”
逆転の可能性が1%でもあるのなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。

魔弾戦士:A
悪の魔物達から人々守る為に戦い続けた正義のヒーローたちの総称
同ランクの守護騎士、戦闘続行、勇猛などの複数のスキルの所持に加え
その特性から魔獣や魔物に属する者や属性に混沌や悪がある者対し
高いダメージ判定や戦闘に関して有利な補正を受けることができる
【宝具】
『ドラゴンキャノン』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ: 1〜40 最大捕捉:1〜50人
ゴウリュウガンから放つリュウガンオーの必殺技。
紅蓮の炎を纏った龍の形の強力な光弾を発射する
通常、この技を習得するには最低でも一ヶ月掛かるが
リュウガンオーとなっていたとある現代の人物は並外れた努力により半日で習得した

『マグナリュウガンキー』
ランク:A 種別:強化系宝具 レンジ:一人 最大捕捉:一人
リュウガンオーをパワーアップさせるための文字どおりのキーアイテム
これによりリュウガンオーはさらに強化され戦士『マグナリュウガンオー』へと進化する
ステータスが全体的に2倍になる他宝具もさらに強力な物が使用可能になる

『マグナドラゴンキャノン』
ランク:A++ 種別: レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
マグナリュウガンオーになったことによって超強化されたドラゴンキャノン
ドラゴンキャノンの100発分の威力の光弾を発射する
【Weapon】
ゴウリュウガン
魔弾龍と呼ばれる戦闘時のリュウガンオーの武器であり同時にリュウガンオーの相棒でもある銃。
意思を持っており性格は礼儀正しく冷静沈着であり、常に確率を計算する癖を持つ。
先端部に刃を展開することでソードモードに変形することも可能
マグナリュウガンキーを使うことでマグナゴウリュウガンへと進化し通常よりも分析能力や連射性能が高くなる

マダンマグナム
マグナリュウガンオーに進化すると同時に召喚される小型銃
10秒間に100発の光弾を連射可能で近接戦闘用にソードモードにも変形する
【解説】
魔弾戦記リュウケンドーに登場する魔弾戦士
デザインモチーフは「銃」と「メカニカルヒーロー」。主な決め台詞は「ジ・エンド」。
ここで作ったものは単純に『リュウガンオー』というキャラとして作っているので
変身する人物については設定していませんのでご了承
赤と白のカラーリングとロボットっぽい造形がとってもカッコイイ
個人的に特撮ヒーローの中ではトップクラスに好き
出演してる特撮は王道者のヒーロー者でとても熱くいいストーリー
しかし放送時間と展開の仕方であんまり認知されなくてマイナーになってしまったのが残念


110 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/28(木) 20:50:50 9acE6YTY0
臨機応変の>>533と同一人物
【元ネタ】オリジナル
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】アデル・イーヴェルハイデ・ディルア
【性別】女
【身長・体重】152cm・42kg
【属性】中立・善
【ステータス】 筋力E-+++ 耐久E-++++ 敏捷E-++ 魔力C+ 幸運E- 宝具A  
【クラス別スキル】
対魔力:E++++
本来アデルの対魔力はE-だが、騎士達の装備でEまで上昇し、騎士を使用することで一時的に最大Aランク相当に跳ね上がる

騎乗:E++++
同じく本来はE-だが、騎士を使用することで魔獣・聖獣すら乗りこなすことが出来る


【固有スキル】
呪言:C+
セイバーの生前の無能さから生まれたスキル、セイバーが指示をした場合指示された相手の幸運が1ランク低下する、この効果は味方だけに有効である。同ランク以上の耐魔力で無効化される。

無能の敗北者:C+
呪言が発動した場合自動的に発動する、本来100%勝てるはずの戦闘にも敗北の可能性を生ませる。セイバーが呪言を発動させるたび、敗北確立は上がる。

逆境の勝利者:A
呪言、無能の敗北者が発動した場合自動で発動する。呪言と無能の敗北者の効果に比例して自分のステータスを大幅に上昇させる
ランクAのため、上昇量は二つのスキルのデメリットを上回る。



真実の武芸:C+
自分のステータス表示に「誇り高き私の騎士達」の効果を表示させない



非戦闘者:A+
セイバーは戦闘能力を持たないため、同ランク以上の宝具でしか「筋力」「耐久」「敏捷」を上げることが出来ない。

被虐の美貌:A+
顔や姿を見た相手の加虐心を刺激する。A+ランクの場合、親の敵が隣にいても優先的に攻撃を受ける。

(女王の守護者:A+)
「誇り高き私の騎士達」により投影される騎士達の共通スキル。
アデルが危険に晒されるほどステータスが上昇する。


111 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/28(木) 20:51:45 9acE6YTY0
宝具
『誇りの証明(アデル・ヴァイデリッド・ギルデール)』
ランク:E− 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1

逃げ出したアデルを捕まえた古典的な罠
捕まえたアデルを規則の元に打ち付けた棒
骨が歪むほど強く王座にアデルを縛り付けた鎖
の3つ……が壊されたもの

この内の一つである鎖は召還されたアデルに縛り付けられており、破壊されることにより「誇り高き私の騎士達」が開放される。
アデルが苦難を乗り越え、自らの意思で再び女王になることの誓いである。



『王座の女王(エーエルデッド・シェルデン・キルガード)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1

アデルは王座についた後も「子供」で「女」であったため酷く軽視され、意思の無視や体罰等が日常的に行われていた。
この宝具はそれらからの脱却と二つのハンディを乗り越えて真の王となることへの誓いである。

この宝具の効果は「誇りの無い攻撃」の無効化と「自らの意思」を必ず通すこと。
前者は流れ弾や事故は勿論、肉体的苦痛を目的とした攻撃にも効果がある。
後者はD++ランクのカリスマと同じ効果を持つ。



『不滅の忠剣(フェイテ・エデル)』
ランク:D+ 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1

セイバーへの信頼、好意、忠義などの良い印象が強いほど強力になり、幸運をメインにステータスをD+まで増加させる聖剣。



『誇り高き私の騎士達(ネルシス・アデル・ジ・バリエリア)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:0 最大捕捉:0

上記のステータス、スキルは全てこの宝具が開放されてからのものである。

アデルの半身といえる宝具。発動はアデルの精神に依存し、魔力は消費しない。
騎士をアデルの内側に投影しその能力を使用することが出来るようになる。騎士の人数は精神状態に依存する。
投影する騎士によってステータスやスキルが上昇し、会話も可能である。

Ego, ut rebellare praeterito
時の黄昏に消えた栄光を私は想う

Ego ultor fato
運命の爪が私を引き裂きし時

Quid ego tibi est machaera
彼の日を今一度迎えるのなら、私は運命に刃を向けよう

fusionem Nersis adel j Barieria
融合  「誇り高き私の騎士達」


112 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/28(木) 20:52:44 9acE6YTY0
『栄光あれ私の王国(バリエリア・ニーア・ヴェンチュリー)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:10 最大捕捉:?

アデルの治めた都市国家、王政バリエリアにレプリカに自分と対象を隔離する。
バリエリアを丸ごと再現しているため非常に広い範囲を持つが、攻撃能力は持たない。
この宝具の内部にいる間は「誇り高き私の騎士達」の投影限界が大幅に上昇する。

Ne insipientium
時に刃を向けよ

Victus sum
摂理に牙を剥け

Negare, si conabor
世界に反逆の狼煙を上げよ

Clade et morte olim
限り無き闇を抜け、時の荒波を越え

In die illa
彼の日の其処にて邂逅を

solitarium Barieria nia ventry
隔離   「栄光あれ私の王国」



『北西地方神話録第三巻七十二頁五行(アデル・イーヴェルハイデ・ディルア)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1

心に傷を負った彼女は何故聖杯戦争へ参加したのだろうか?
それは無論、託す願いが在るからである。
この宝具に形は無い。彼女に願いを与えた唯の事実である。

eben ya vsen may evre for
may tur bry raum

ryr turu velded tur
may cee lov

turu ?

yer turu may nersis


解説
アデルの精神が回復し、真の宝具を得た姿。
しかしスペックは一流サーヴァントの足元にも及ばないので、その穴はマスターと不滅の忠剣で埋めなければ聖杯戦争に勝つことは難しい。
詠唱はラテン語に翻訳されている。宝具名や最後の文章はオリジナルである。

最後の文はアデルの嘆きと愛する人との再開の願い。再開したときの約束


113 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/28(木) 20:55:20 9acE6YTY0
過去の引きずったうえ長くてごめんね


114 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/28(木) 21:13:53 s8urrUws0
謝るくらいならするな
居直りなさいよ


115 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/28(木) 21:15:40 9acE6YTY0
HEY大人気の作者様が来てやったぜテメェ等!!!!
俺の鯖を見ろぉぉぉぉぉおおおおおおお!!!!!!!


116 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/28(木) 21:17:48 GP8jAX920
まぁなんでもいいけどサーヴァントを作ってもらいたいものだ


117 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/28(木) 21:45:25 T4mv/ySkO
最悪なんて久々だな


118 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/29(金) 09:57:11 WyBWP4Os0
【元ネタ】ギリシア神話
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】イアソン
【性別】男
【身長・体重】190cm・95kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷A 魔力D 幸運A 宝具A++
【クラス別スキル】
騎乗:-
 航海者としてライダーのクラスを得ているため
 騎乗スキルは有していない

対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

【固有スキル】
嵐の航海者:B
 船と認識されるものを駆る才能。
 集団のリーダーとしての能力も必要となるため、軍略、カリスマの効果も兼ね備えた特殊スキル。

勇猛:B
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。

神授の智慧:C
 師である賢者ケイローンから与えられた様々な智慧。
 英雄独自のものを除く、ほぼ全てのスキルにCランクの習熟度を発揮できる。

金羊の皮:EX
 とっても高価。
 竜を召還できるとされるが、ライダーには幻獣召還能力はないので使用不能。

【宝具】
『邁進の快速船(シップ・オブ・アルゴー)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:10〜100 最大捕捉:200人
船大工アルゴスが作った「快速」の名を持つ巨大船アルゴー号。
どんな海流や強風をも突破する猛スピードを誇り、その機動力、突進力は絶大。
また女神アテナ由来の不思議な予言の木を使用しているため、
乗っている間、ライダーはスキル「神の加護:B」を得る。
空や陸地も走行可能。

『英傑の乗組員(ブレイブ・アルゴナウタイ)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:30 最大捕捉:10人
ライダーの率いた冒険隊アルゴナウタイの名だたる英雄たち。
その中から最大で2人までを召喚する。
召喚した仲間は生前のステータスと宝具を有するが、『邁進の快速船』を基点として現界させているため、
その移動と力の及ぶ範囲はアルゴー号の周辺に限定され、維持にはアルゴー号の存在が不可欠である。

【Weapon】
投槍と手槍の二本の槍。

【解説】
ギリシアの英雄。イオールコスの王子。
父アイソーンの死後、その弟ペリアースの手にあった王位を奪い返すため、
ペリアースの出した条件である黄金の羊の毛皮を求めて、ギリシア各地から募った英雄たちとともに
アルゴー号に乗りこみ、黒海の果てコルキスへの冒険の旅に出る。

途中、数々の苦難を仲間たちと力を合わせて乗り越え、無事コルキスに到着する。
コルキスの王は毛皮を渡さなかったが、王女メディアがイアソンに一目惚れし、彼女の協力を得て毛皮を手に入れる。
さらにコルキスの追っ手も連れてきたメディアの知恵で振り切り、見事イオールコスに毛皮を持ちかえった。

しかしペリアースが約束を守らず王位を譲らないと、またもメディアが魔法と策略をめぐらせペリアースを殺してしまった。
しかしメディアの魔法の力を民が恐れたため、イアソンは王になるどころか国を追放されてしまう。

すっかりメディアにドン引きしていたイアソンは、逃亡先で新しい結婚話を持ちかけられるが
またもメディアの策で新嫁もお義父さんも、ついでにメディアとの子供も殺された。

その後放浪の末、イアソンはアルゴー号の残骸の下敷きになって死んでしまった。


召喚できる仲間は、ヘラクレス、アタランテほか約50人の英霊・・・と連れ帰ったメディア。
願いは、歴史を変えイオールコスの王となり、メディアを止めることなので、戦争が終わるまで絶対にメディアを召喚はしない。


119 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/29(金) 18:37:52 6XrUY/Is0
【元ネタ】史実
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】アドルフ・ヒトラー
【性別】男性
【身長・体重】175cm・104kg
【属性】狂化・暴走
【ステータス】筋力C 耐久E 敏捷D 魔力A 幸運E 宝具A
【クラス別スキル】
狂化:E-
 凶暴化する事で能力をアップさせるスキル。
 ……が、ヒトラーは理性を残しているのでその恩恵はほとんどない。
 筋力と耐久がより“痛みを知らない”状態になっただけである。
【固有スキル】
精神異常:A
 精神を病んでいる。
 通常のバーサーカーに付加された狂化ではない。
 他人の痛みを感じず、周囲の空気を読めなくなっている。
 精神的なスーパーアーマー能力。

狂奔: C+
 高ランクになるほど友軍の士気が向上するが、ファンブルの確率も高まる。
 軍略などとは異なり能力値が変化するわけではない。
 精神異常を演説により発信し、周囲を奮い立たせる。

戦闘続行:A
 往生際の悪さを表すスキル。
 戦況が悪化しようともなかなか降伏しない。降伏するぐらいなら死ぬ。


【宝具】
『我が闘争(マイ・ストゥラッグル)』
ランク:B+ 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
闘い続けるヒトラーの在り方そのもの。
戦闘をするたびにステータスをワンランクアップさせる。
ただし、敗北すると二つのステータスが2ランク低下する。

『最終決戦・超人兵団(ラスト・バタリオン)』
ランク:E〜A 種別:対軍宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:500人
 『民族の遺産』の隠された能力。
 遥か未来に現れ民族の象徴たる第三帝国を復興するとされる「最後の大隊」の逸話の具現化。
 鍵と『民族の遺産』に集められた宝具を利用することで、宝具そのものの兵団を具現化させる。
 各々がサーヴァントに準ずるほどの戦闘能力を持ち、原典より2ランクダウンするが自身の真名解放も可能。
 兵団の核として貯蔵された宝具を使用するため、この宝具の発動後『民族の遺産』は使用不可になる。
【Weapon】
『偽・覇者聖槍(ロンギヌスⅡ)』
複数の聖遺物の断片をつなぎ合わせた「持つものは世界を手に入れる」という聖槍の模造品。
加護の力を失った槍はただの無用の長物である。

『民族の遺産(セラー・オブ・アーネンエルベ)』
 生前遺産管理局が作り上げた巨大実験施設へと繋がる鉤十字を模したマスターキー。
 半分以上の宝具を無駄にしたため、あまり使わない。
【解説】
我らが伍長がついにバーサーカーデビュー!!
もはやカリスマ性も無くジリ貧の状態である。


120 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/29(金) 20:19:50 bfIORIHM0
【元ネタ】妖精の女王
【CLASS】シールダー
【マスター】
【真名】ガイアン
【性別】男性
【身長・体重】170cm・67kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷D 魔力E 幸運B 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:A+
 “黒衣の巡礼”が携えた杖の恩恵を受け、ランクが向上している。
 杖そのものを彼が所持する訳ではないので、
 自身を対象としない魔術の無効化にまでは至らない。

堅陣:C
 防御的戦闘および防御専念時のAC上昇を強化する。
 上昇幅はランクに依存する。

【固有スキル】
鉄壁の節制者:A
 強欲のマモンを退けた徳性。
 精神面への干渉を無効化すると共に、魔力の消費コストを半減させる。

天使の加護:D
 天使の加護により、一対一の戦いにおいて幸運を引き寄せる。

【宝具】
『七徳天網(ヘヴンズ・ヴェンジャンス)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:2〜9 最大捕捉:7人
 『七徳の楯』の解放形態、魔術でも腕力でも引き裂けないとされた網。
 投げ放つと同時に楯は分解し網へと再構成され、敵を捕らえる。
 対象の徳性が乏しく罪業が深い程その展開速度と拘束力は増大する。

【Weapon】
『無銘・剣』
 片手持ちの剣。
 パイロクリーズの燃え盛る剣と打ち合って損傷を受けないだけの頑強さを有する。

『七徳の楯』
 七つの大罪を防ぐ七つの徳を表す七重の楯。
 表面には妖精の女王が描かれており、彼女に恋するアーサー王子は
 この楯を盗んだ悪人との戦いに大層難儀したという。

【解説】
 エドマンド・スペンサー『妖精の女王』第二巻『サー・ガイアンの節制の物語』の主人公、
 ボルドーのヒューオン(ユオン・ド・ボルドー)に騎士叙勲を受けたサー・ガイアン。

 死の淵にある女性から、夫であるサー・モーダントを殺した魔女アクレイジアの話を聞き、
 その仇討ちを誓って探求の旅を続けていた。地下世界でマモンの誘惑を受けるもこれを退け
 ガイアンは地上へと帰還したのだが、彼は衰弱しており、日光に耐えられず倒れてしまった。
 この隙に装備を盗んだ悪役を退治してくれたアーサー王子と共に、彼は『節制の館』を訪れる。
 そこでアーサーは『ブリトン年代記』を、ガイアンは『妖精国古記録』を読む事を許された。
 館を発ったガイアンはあらゆる魔力を打ち破る杖を持つ“黒衣の巡礼”を連れて旅を続け、
 巡礼の助けを受けつつアクレイジアの館へ到達するとこの魔女を捕らえ、誓いを果たした。

 『分別』または『理性』の寓意とされる老人“黒衣の巡礼”はカドゥケウスと同じ材を用いて
 巧みに作られた杖を持っており、あらゆる魔力を破り野獣や怪物を平伏・退去させるこの杖と
 助言によりガイアンを度々助け、天使に託された彼の介添え役を見事に果たしたと語られる。


121 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/29(金) 20:21:06 bfIORIHM0
【元ネタ】妖精の女王
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】キャリドア
【性別】男性
【身長・体重】168cm・65kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久D 敏捷C 魔力E 幸運A 宝具D
【クラス別スキル】
対魔力:C
 二節以下の詠唱による魔術を無効化する
 大魔術、儀礼呪法など、大掛かりな魔術は防げない。

単独行動:B
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。

【固有スキル】
無疵の礼節:A
 生まれながらに備わった心の気高さと穏やかな礼儀作法。
 挑戦を宣言されるか攻撃を受けるまでは、彼を敵と認識する事ができない。
 ただし混沌属性の者や正気を失っている者は除外される。

投擲(投矢):C+
 トリストラムの震える投げ矢。
 速射性と引き換えに、特殊な投擲法によって通常以上の威力を発揮させる事が可能。

勇猛:C
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。

【宝具】
『馴致の口輪(オビディエント・ビースト)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1〜9 最大捕捉:1人
 百の舌持つ『口喧しい獣』を封じ込め従属せしめた口輪。
 対象を自動的に拘束する能力は持たず、使用者自身の技に依るのみであるが、
 一度拘束が完了した対象は抵抗の余地無くアーチャーへの隷属を強いられる。
 数多くの鉄輪から作られたこれは、獣に填める口輪としてだけでなく
 一本の鎖へと変形させて人間へと使用する事もできる。

【Weapon】
『無銘・剣』
 片手持ちの剣。そこまでの名剣ではないのかそれとも相手が頑強だったのか、
 『獣』に決定打を与える事は無く、楯で押さえ込んでから口輪を用いての決着となった。

『投げ矢』
 キャリドアが騎士に叙し従者に任じた若者の投げ矢。

【解説】
 エドマンド・スペンサー『妖精の女王』第六巻『サー・キャリドアの礼節の物語』の主人公、
 彼ほど礼節に篤い騎士は居なかったというサー・キャリドア。

 屈強で勇気に優れた百戦錬磨の強者でもあり、名声は遠くに鳴り響いていた人物。
 その言行の一つ一つが魔法の如く目と耳を通して人の心を魅了する、とされていた。
 『唸る獣』グラティサントと同一である『口喧しい獣(ブラタント・ビースト)』を
 誰の助けも受けずに追う事を自らに任じており、探求の果てにこれを発見する。
 そしてヒュドラかケルベロスのように暴れたこの獣を生け捕り連れ帰る事に成功した。
 しばらく後、運命によってか人の過失によってか『口喧しい獣』は口輪から解き放たれ、
 ペリノア一族らがこれを追ったが二度と捕らえられる事は無かったと記述される。

 キャリドアは探求の途中、十七歳に満たない頃のトリストラムと出会い、
 細い投げ矢で鎧ごと容易く悪騎士を貫き倒した彼を、求めに応じ騎士に叙してもいる。
 彼はトリストラムを従者と呼び、若者もその言葉通りに同行する事を願ったのだが、
 キャリドアは単身で探求を行う事を誓っていたためこれは断り去った。


122 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/29(金) 22:09:59 te3jloeI0
【元ネタ】日本・史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】遍照
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷C 魔力B+ 幸運D 宝具B
【クラス別スキル】
陣地作成:B
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。  “工房”の形成が可能。
 女人結界の効果があるが、庇護する場合にはその限りでない。

道具作成:D
 魔術的な道具を作成する技能。密教の修法に必要な道具を揃えられる。

【固有スキル】
法術:B
 仏教由来の魔術体系。
 最澄の弟子であり、山門派と寺門派の祖である円仁と円珍に師事した。

呪歌:B
 周囲を揺るがす言霊の力。
 三十六歌仙の一人であり、同時代人では小町・業平に次ぐ名手。
 光孝天皇の歌の師であったとする説もある。

竪琴の演奏:C
 蝉丸の得意楽器には和琴説と琵琶説があるが、前者の弟子。
 和琴やそれに類する楽器の演奏そのものが魔術となる。

無我:D
 妻子の声に動じることなく、出家を貫徹した鋼の心。精神への干渉を防ぐ。

【宝具】
『鉄網焼尽(てつもうしょうじん)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1〜20 最大捕捉:10人
 北山の天狗が人を悩乱して当時の僧侶に敵う者がなかったが、キャスター相手には通用
 せず、数日間持ちこたえた末に鉄の網に入れられ、焼かれて灰と化した。
 灰が不浄な場所に置かれたことで蘇生したものの舞台となった屋敷からは六年間出られ
 ず、臨終までキャスターを付け狙ったものの、遂に隙を見出せなかったという。

『雲の通ひ路(くものかよひぢ)』
ランク:C 種別:結界宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:50人
 天女に扮した五節の舞姫の姿をとどめようとした、若き日に詠んだ歌の世界。
 「雲」を出現させて相手の退路を塞ぐ、あるいは自身への追撃を防ぐ。
 迷路の様に展開させて相手陣営を遮断し、各個撃破することも出来る。

【Weapon】
『無銘・錫杖』

【解説】
 平安中期の天台・真言僧(816〜890)。桓武天皇の孫で、俗名は良岑宗貞。
 仁明天皇の蔵人頭(秘書官長)を務めて寵臣となっていたが、主君の崩御を期に出家。
 延暦寺と同様に年号を冠することを許された元慶寺、『大鏡』の舞台となる雲林院を開き、
 前者の俗称から花山寺の僧正と呼ばれた。
 単に僧正遍照とも言われ、『古今和歌集』の序ではこちらの名で呼ばれている。
 この序で一昔前に評判となったとして取り上げられたのが所謂六歌仙であり、キャスター
 もその一人として「歌の体はよいが実に欠ける」と評されている。
 若い頃は色好みであったとされ、小野小町と歌の贈答をなしたというが、後に仙人にでも
 なったものか、やはり女流歌人として知られる馬内侍と、藤原彰子の御所で歌の贈答が
 あったという話は、相手の活躍年代から考えて没年の百年以上後の話となる。


123 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/30(土) 18:37:09 CVNr0QMo0
【元ネタ】陰陽大戦記
【CLASS】セイバー
【マスター】岸波白野(男女どっちでも)
【真名】白虎のランゲツ
【性別】男
【身長・体重】2m以上は余裕である・100k以上は確実
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力A+ 耐久A 敏捷A 魔力B 幸運C 宝具A++
【クラス別スキル】

対魔力:A
 A以下の魔術は全てキャンセル。
 事実上、現代の魔術師ではランゲツに傷をつけることは不可能。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【保有スキル】
勇猛:A+
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。
 式神の中でも飛びぬけて強力なランゲツは高いランクを誇る。

心眼(偽):A 
 視覚妨害による補正への耐性。第六感、虫の報せとも言われる天性の才能による
 危険予知。マスターの危険に関しては特に敏感に反応する。

直感:B
 本来は戦闘時に常に自身にとって最適な展開を“感じ取る”能力だが、
 ランゲツの場合はマスターに対してその心情やその時々の心境などの精神状態を察する能力をもつ。
 迷いや悲しみにはいち早く決起させる言葉を投げかけマスターが正しく勧めるように呼び掛ける。

守護騎士:A
 他者を守る際に一時的に防御力を上昇させる。
 ランゲツ自身は非常に凶暴かつ獰猛な性格だが、
 契約者に対しては絶対の忠義を持ち、マスターの願いの為にその身を奮う。

凶闘気無限暗黒:A
 自己強化型スキル。
 両目を光らせ赤い闘気が満ち、一定時間筋力をさらにランクアップさせる。
 発動した際には身に着けている胴と肩当てが筋力によって破壊されるが、効果が切れた後は何故か元に戻る。
 このスキル発動中に繰り出す衝撃波や斬撃は強力な対軍宝具の一撃も受け止める程になる。

【宝具】
爆砕牙点穴『(ばくさいがてんけつ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 ランゲツの技量による凄まじい拳の嵐。
 一秒間に参拾伍発のパンチを繰り出す。
 
『裂刺戴却剣(れっしたいぎゃくけん)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜70 最大捕捉:700人
 ランゲツが持つ巨大剣、「陰陽剣 曼珠沙華」を天空に放り投げ
 その後、巨大化した剣が落下すると共にだんだんと炎を帯び、
 地上に達した瞬間に大爆発を引き起こし敵を焼き払う。
 自身の武器を投げ捨てるという弱点があるものの、威力は折り紙付きな上
 ランゲツ自身、武器なしでも十二分に戦闘可能なのであまり問題はない。
 
『凶王凶乱破砕陣(きょうおうきょうらんはさいじん)』
ランク:A++ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
 大地を揺るがし、四方広範囲を凄まじい爆炎で焼き尽くす大技。
 非常に強力だが使用するとマスターもランゲツも命を削る技であるため、
 ランゲツは基本マスターにはこの宝具の使用は禁じている。

【Weapon】
 『陰陽剣 曼珠沙華』
 ランゲツが使用する巨大な剣。ランゲツは軽々と片手で振るう。
 強力な大妖怪や悪霊相手でも一太刀で切り捨てる程強力な力を持つ。
 
【解説】
 陰陽大戦記に登場する白虎の式神。白虎なのに色は黒い。
 昔は悪用されて色々やらかしたがアニメ本編では凶暴で好戦的な性格は健在でも
 契約者のことを良よく考えてくれる忠義者。
 技は他にもいっぱいあるけど全部書くわけにはいかないので割合。
 あと闘神機や印の設定も詳しく書くと面倒なので省略。
 やる気があったらコゲンタやキバチヨも作ってみようかな。


124 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/30(土) 18:43:39 ygHNxxzc0
【元ネタ】日本・史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】喜撰
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷C 魔力B 幸運D 宝具C
【クラス別スキル】
陣地作成:C
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。 ”庵”の形成が可能。

道具作成:?
 謎だらけの英霊。何が出て来るのか分からない。

【固有スキル】
法術:C
 仏教由来の魔術体系。後に仙人となって何処かへ飛び去ったという。
 仏教でいう仙人とは、服用ではなく経典読誦の功により不老長生を得た人々を指す。

呪歌:C
 歌を用いた魔術体系。後世、キャスターに仮託した歌学書『喜撰式』が流布した。
 優れた歌人であった鴨長明もキャスターを慕い、三室戸の庵跡を訪ねている。

【宝具】
『辰巳の庵(たつみのいほ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:100人
 都の南の宇治にいたのに、住所を「都の辰巳」と詠んでいたことから、後世方忌みで宇治から
 帰京したいのに北に太白神がいた際、「宇治は南ではなく東南だから」という理由で引用され、
 祟りの恐ろしい神避けの方便にされていた。
 方向感覚ではなく現実の方向を歪め、書き換えることで相手自身や攻撃を逸らす。

【Weapon】
『無銘・錫杖』

【解説】
 平安前期の歌人。六歌仙の一人。出自・生没年・師系など全てが不明である。
 橘氏や紀氏の出身であったという話も後世出来たものであり、現存する歌も二首のみ。
 内一首も真作かどうかは不明であり、確実な歌、というよりこれがあるからキャスター本人の
 名が残された歌から、宇治に隠遁していたことが知られるぐらい。
 しかしこの歌が小倉百人一首に掲載されたことから、近世の庶民の間でもキャスターの知名
 度は高く、その名は茶の隠語或いは銘柄に使用された。
 有名な狂歌の「太平の眠りを覚ます上喜撰」もキャスターの名に由来したものである。


125 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/31(日) 11:50:55 Bj2IWwTY0
【元ネタ】ハンガリー民話
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ヤノーシュ
【性別】男
【身長・体重】185cm・80kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷B+ 魔力D 幸運A 宝具C
【クラス別スキル】
騎乗:A+
 騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。ただし、竜種は該当しない。
 宝具であるドラゴンたちはあくまで義兄弟の誓いによって協力してくれているだけ。

対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

【固有スキル】
仕切り直し:A+
 戦闘から離脱する能力。
 また、不利になった戦闘を戦闘開始ターン(1ターン目)に戻し、
 さらに技の条件に上昇補正をかける。

好奇心:C
 未知のものに対する興味、執着。
 隠されたもの、禁忌とされたものが目前にあると
 視野が狭まり冷静さ・大局的な判断力がダウンする。

【宝具】
『多頭龍の三兄弟(ズメイ・ブラート)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:10〜30 最大捕捉:20人
ライダーと義兄弟の関係にあるドラゴンたち。長兄から順に大中小の三兄弟。
竜種としては大した力はないが、戦闘や飛行・運搬にそれなりに役立つ。
長兄ともなると非常に大きいため、サーヴァント以外にはけっこう脅威だが、かなり目立つ。
とても賢く的確なアドバイスをくれる。

『奪い去る六足の駿馬(プラシャーイ・フェルニゲシュ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:50 最大捕捉:100人
ライダーが黒龍フェルニゲシュから王妃を奪還するため、魔女から手に入れた六本足の馬。
超スピードで走行し、さらに、後方から追いかけてくるものに幻惑の声を聞かせ、敏捷値を下げる。
追いかけてくる相手はHPを消耗すると、やがて幻惑によってそのスピードのまま地面に叩きつけられ、敏捷値に比例したダメージを食らう。

【Weapon】
『無銘・鞭』
馬を打つ鞭。これで追っ手を攻撃することでHPを奪い、速やかに宝具の攻撃条件を満たすことができる。

【解説】
ハンガリーの民話『勇者ヤノーシュと黒龍フェルニゲシュ』の主人公。
三人の姉妹を三匹の龍に奪われ、悲しみにくれ旅に出た先で一国の王となる。

ある日、開けてはいけないと言われていた石棺を開けたことで、
復活した黒龍フェルニゲシュに妻である王妃を攫われてしまう。

ヤノーシュの姉妹を妻とし、ヤノーシュの義兄弟となっていた三匹の龍の協力を得て、
四度にわたって王妃を奪還を試み、失敗に終わるも諦めなかった。

龍たちの協力によって魔女が持つ「六本足の馬」を得て、
五度目の奪還に臨み、今度こそフェルニゲシュを振り切る。
さらにフェルニゲシュの馬を鞭で打って疲れさせ、嘘で唆し、
フェルニゲシュを落馬させて殺してしまった。


物や人を奪い去り、逃げることに特化したサーヴァント。
人質を攫うなどして撹乱しつつカウンターダメージを与え、
ドラゴンでリンチしたりとセコい手で戦う。
強さは大したことないが追う側はイラつくこと必至。


126 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/08/31(日) 19:27:32 qTD8xMWE0
【元ネタ】DARK SOULS Ⅱ
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】ヴェルスタッド
【性別】男
【身長・体重】350cm・400kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力A+ 耐久A 敏捷C 魔力B 幸運D 宝具A
【クラス別スキル】
狂化:B
 全パラメーターを1ランクアップさせるが、理性の大半を奪われる。

【固有スキル】
王盾:A
 マスターがカリスマスキルを所持していた場合にのみ発動。
 バーサーカーは戦闘続行:Aと心眼(真):Aと勇猛:Aを獲得する。

無窮の武練:A
 ひとつの時代で無双を誇るまでに到達した武芸の手練。
 心技体の完全に近い合一により、いかなる地形・戦術状況下にあっても十全の戦闘能力を発揮できる。

【宝具】
『王に捧ぐ聖鐘(ヴァン・ベルドラッシュ)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1〜10 最大捕捉:10人
 不死廟の闇に染まった聖鈴の魔力を開放する一撃。
 闇を纏った聖鈴から放出された魔力塊が敵を追尾し葬り去る。
 聖鈴自体の打撃力も大幅に向上する。
 
【Weapon】
聖鈴の大槌

【解説】
DARK SOUL Ⅱに登場したボスの1人。
かつてヴァンクラッド王に仕えた騎士の1人であり王が不死廟に籠った後も「王の盾」として守護を続けた。
その体躯は人間とは思えないほど巨体であり、大槌の一撃で大地を揺さぶりプレイヤーに大ダメージを与える。
亡者となり思考力を失った後にも関わらずヴァンクラッド王の守り続けたその姿は正に武人である。


127 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/09/03(水) 20:57:35 jNxGTYBs0
【元ネタ】妖精の女王
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】グロリアーナ
【性別】女性
【身長・体重】175cm・64kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久C 敏捷D 魔力B 幸運A 宝具A+
【クラス別スキル】
陣地作成:A
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 “工房”を上回る“妖精宮”を形成することが可能。

道具作成:C
 魔術により様々な道具を作り上げる能力。
 防御力と抗魔力を引き上げる勲章を作成できる。

【固有スキル】
カリスマ:A
 大軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 人外の域にある美貌と相まって、キャスターは最高峰の人望を獲得している。

妖精文字:B
 妖精郷の魔術刻印・妖精文字の所持。

【宝具】
『義臣の書(The Faerie Queene)』
ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:0〜1 最大捕捉:1人
 神聖、節制、貞節、友情、正義、礼節、六つの徳を記す六冊の書。
 書に対応する七人の騎士から一人を選択し、スキルと宝具を借り受けられる。
 この六冊全てを代償とする事により忠実なるアーサー王子を現界させ、
 “妖精宮”を依り代として現世へ留め置く事ができる。

【Weapon】
『金剛石の楯』
 アーサーの死後にグロリアーナが妖精の国へ持って来たという楯。
 彼女は担い手ではないため、覆いを外して真価を発揮させる事はできない。

【解説】
 エドマンド・スペンサー『妖精の女王』にて“妖精の国”を治める女王グロリアーナ。
 『妖精の女王』を捧げられた当人である英国女王エリザベス一世の寓意として描かれる一人。
 最も偉大な帝王とされる彼女はその美貌と尊厳によりアーサー王子の心を捉えており、また
 時代を代表する強剛アーティガルや新米騎士にして竜殺しのジョージらを配下としている。


128 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/09/03(水) 20:59:15 jNxGTYBs0
【元ネタ】妖精の女王
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】アーサー
【性別】男性
【身長・体重】178cm・75kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷B 魔力D 幸運B 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:A
 A以下の魔術は全てキャンセル。
 事実上、現代の魔術師ではセイバーに傷をつけられない。

騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。

【固有スキル】
完徳の心意:A+
 全ての私徳公徳を完備する者が得た魂の強靭性。
 精神面への干渉を無効化すると共に、概念攻撃のダメージを自身のHP数値分削減する。
 自身の“構成図”たる魂の頑強さから、肉体的な状態異常にも高い抵抗力を持つ。

守護騎士:D
 危地にある善男善女を守る機会に巡り合わせる運勢を有している。
 防御力の上昇といった恩恵は無いが、このスキルにより導かれた戦闘は
 妖精の加護スキルが発動するに相応しい。

妖精の加護:B
 妖精からの祝福により、優先的に幸運を呼び寄せる能力。
 その発動は妖精女王に捧げるべき誉れの戦いにおいてのみに限定される。

威嚇:B+
 聞く者を震え上がらせる角笛。
 耳にしたものは恐怖に竦み、気配の遮断や集中力を要するスキルはこれを破られる。
 魔術や罠、門扉などの無生物にさえ作用し機能不全に陥らせる可能性を有する。

【宝具】
『噛砕剛刃(モルドデュール)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1〜2 最大捕捉:1人
 鋳鉄に魔除けの草を混ぜ、エトナ山の炎で鍛え、
 七つの大罪に対抗するべくスティクス川の苦水に七度浸された剣。
 魔力を用いた防護、無機物で作られた防具の防御数値をBランク分削減し、
 加えて一定確率で二重存在の剣が生じて対象を本体と共に挟み“噛む”。

『煌金剛楯(プリドウェン・イスカウィン)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1〜20 最大捕捉:100人
 一枚ものの金剛石から作られた強靭無比の楯。
 被せてある覆いを取り去る事で陽光をも圧する光を発し、
 これを浴びた対象へ任意の状態異常三つを与える事ができる。
 対応する耐性や頑健・意思ST等による抵抗は可能。

【Weapon】
『光り輝く板金鎧』
 太陽神の煌めきの如く輝き渡る、一部の隙も無い全身鎧。
 飾帯の真ん中に填め込まれた宝石が強化の礼装として働き、魔力投入により強度を増す。

【解説】
 エドマンド・スペンサー『妖精の女王』にて最高の徳性『寛仁』を割り当てられる騎士。
 アリストテレスが挙げる美徳の全てを完璧に兼ね備えた理想の人物として描かれる。
 自らが主人公となる巻は持たないが六巻全てに登場し、無敵のお助け役を務めている。

 あるとき夢に見た妖精国の女王グロリアーナに恋し、彼女を探し求め旅立った若者。
 初陣の折にマーリンから贈られた武装に身を包み遍歴の旅を続けるアーサー王子は
 各巻の主人公やヒロインの危機に現れては無敵ぶりを発揮し、事態を解決して行く。


129 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/09/03(水) 21:00:35 jNxGTYBs0
【元ネタ】妖精の女王
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】無銘(フェリペ二世)
【性別】男性
【身長・体重】163cm・58kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷E 魔力A+ 幸運C 宝具E〜A
【クラス別スキル】
陣地作成:B
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 “工房”の形成が可能。

道具作成:B++
 魔術により様々な道具を作り上げる能力。
 悪性の寓意にして自らの分身である擬似サーヴァントを
 最大で十二体作り出す事ができる。

【固有スキル】
カリスマ:B
 異端の呪いによる偽りの人望。
 団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。

拷問技術:A
 卓越した拷問技術。
 拷問器具を用いた攻撃において、ダメージ判定を必要とせず
 起こり得る範囲内で任意の数値を選択する事ができる。
 ただし、クリティカルは発生しないものとする。

戦闘続行:A
 往生際が悪い。
 決定的な致命傷を受けた時、分身のいずれかが健在であれば
 そちらに意識を移し替えて存在し続ける事ができる。

【宝具】
『麾下に賜う至上の祝福(グランデ・イ・フェリシーマ・アルマーダ)』
ランク:E〜A 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:12個
 未だ形を持たない宝具。
 道具作成スキルにより生み出された擬似サーヴァントへと下賜される時、
 その者にとって最適の宝具として具象化する。

【解説】
 エドマンド・スペンサー『妖精の女王』にて女王グロリアーナの大敵とされるもの。
 その寓意が度々現れては猛悪を働き、各巻主人公やアーサー王子との激戦を演じる。


130 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/09/05(金) 21:14:48 9xBKH2rs0
【元ネタ】日本・史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】西行
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷C 魔力B 幸運C 宝具C
【クラス別スキル】
陣地作成:C
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。 小規模な”工房”の形成が可能。

道具作成:E
 勧進用具を作成。金銭や魔力を集めるのに使用する。

【固有スキル】
怨霊調伏:B
 旅の途中、讃岐の崇徳院の陵で霊を弔った。『雨月物語』の「白峰」の元になった逸話である。

白紙の勧進帳:C
 判定に成功することで、一定ターン相手の宝具を封じられる。
 各地を勧進して回った。武蔵坊弁慶らと同時期に陸奥を訪れている。

魔術:C
 仏教系と外法系の魔術。専門家ではないが、神秘が当たり前であった時代に活躍した。

貧者の見識:C
 大歌人とか思えない風体で、訪問した屋敷の不心得な侍に追い返されもした。
 先入観に囚われることなく、相手を的確に評価出来る。

呪歌:B
 「不可説の上手」。「三夕」の一角をキャスターの歌が占めている。
 柿本人麻呂の再誕、権化の人かと評された。

神々の加護:C
 普賢菩薩の加護。江口で遊女の姿をとって現れ、キャスターと問答を交わした。

【宝具】
『反魂の術(はんごんのじゅつ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1〜20 最大捕捉:50人
 仏法に属さない外術。当時は公卿に数名キャスター以上に得意とする人物がいた。
 キャスターは熊野で実践したものの、仏事の方式で行ったことで不完全に終わっている。
 周辺に眠る死者を呼び起こし、使役することが可能。人数が多いほど知性は低下する。

『銀の猫(しろかねのねこ)』
ランク:C 種別:結界宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
 源頼朝から銀の猫を餞別に贈られたが、すぐ近くにいた子供にやってしまい、私財のない状態に戻った。
 手の中に出現した銀の猫を放り出すと、聖杯戦争開始後に各陣営が得ていたものが失われる。
 精神的な紐帯はそのままだが、物理的な財産や開眼した能力は失われる。

【Weapon】
『無銘・錫杖』

【解説】
 平安後期の僧侶・歌人(1118〜1190)。俗名は藤原義清。法名は最初円位。房号は大宝房。
 家系は藤原秀郷から数えて九世の子孫であり、養由基の弓、張良の兵法の持ち主と表現された。
 鳥羽院に北面の武士として仕え、その縁で出家後に起きた保元の乱に際しても、御所あるいは仁和寺に
 崇徳院を訪ねている。
 藤原頼長によると、若い頃から仏法に志を寄せており、不幸もないのに出家を遂げたという。
 出家時23歳。4歳になる娘をふりきっての行為であり、この姿は後世著名な一場面となっている。
 その後は勧進活動もあって全国を流浪。実景に心象を重ねた名歌を数多生み出した。
 後世その姿と志を慕う者は多く、江戸時代の松尾芭蕉もその一人であった。


131 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/09/07(日) 10:14:27 7lbXOXC60
【元ネタ】日本・史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】藤原公任
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷D 魔力B 幸運C 宝具C
【クラス別スキル】
陣地作成:D
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。 ”結界”の形成が可能。

道具作成:E
 魔術的な道具を作成する技能。魔道書として機能する書籍を作成出来る。
 歌道書や朗詠用の書籍『和漢朗詠集』の作者であり、後者は「君が代」の原型を掲載したことでも知られている。

【固有スキル】
呪歌:C
 当時有数の和歌と漢詩の才を示した人物。小倉百人一首採録歌でも知られている。
 在世中は漢詩の方が地位が高く、本人もこの方面で評価されたがっていたが、今では歌人としてより知られている。

専科百般:D
 和歌・漢詩・管弦・書・有職故実に優れた。芸術審美などのスキルを習得済み。
 文化系の技能であれば、生前は知らなかった分野であっても挑戦することで習得しうる。

【宝具】
『真・反魂の術(しん・はんごんのじゅつ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1〜20 最大捕捉:1人
 後世西行が試みて失敗した術の真の姿。紀長谷雄に鬼が示したという術を人間が成功させたもの。
 複数の人物の遺骨から良い箇所だけを見抜いて組み合わせることで、長所のみで構成された理想の人間を生み出す。
 遺骨に残されていた思念を解析することで、精神面の理想的再構成も可能。
 対象となるのはレンジ内の土地で過去に死亡した人物であり、遺骨の収集を繰り返して後で完成させてもよい。
 人格でも能力でも理想を示し、ステータスは高く、スキルを備え、容姿がよく、忠誠心も篤い擬似英霊を作り出せる。

【Weapon】
『無銘・太刀』

【解説】
 平安時代の公卿・歌人・漢詩人(966〜1041)。四条大納言と称される。
 従兄の藤原実資と共に、本来嫡流であった小野宮流に生まれながら藤原道長の九条流に実権の移動する時代を生き、
 それでも学識と見識を示して一条朝の「四納言」の一角を占めた。
 『枕草子』や『紫式部日記』には女房たちとの才知をきらめかせた交流ぶりが見られ、とりわけ後者は『源氏物語』への言
 及と作者が「紫式部」と呼ばれるようになった契機をもたらしたことで重要性が高い。
 血統と才学からプライドが高かったらしく、同じ「四納言」の一人に先に昇進され、出仕を止めたことがあった。
 結局キャスターも必要な人物であるとして後追いで昇進させてもらっているのだが、この時名の知れた文人たちに執筆
 を依頼した辞表の文章にも、自身の高貴な血統を詳述させたがったという逸話がある。
 刀伊の入寇の際には、中央の支持に先んじて抗戦した現場に恩賞を下すべきでないという論を藤原行成と共に展開す
 るが、有事に現実的でないと藤原実資に言われ、共に撤回した。
 それまで囚人に知らされていなかった判決を本人にも公開した美談も知られている。


132 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/09/07(日) 21:34:05 Y0etF..20
李元昊を鯖にするとしたら宝具って何になるだろう


133 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/09/07(日) 21:53:55 h7dinHP.0
【元ネタ】ラチプレシス
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】ラチプレシス
【性別】男性
【身長・体重】195cm・113kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力A+ 耐久B+ 敏捷B 魔力C 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
心眼(真):B
 修行・鍛錬によって培った洞察力。
 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理” 。
 逆転の可能性が1%でもあるのなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。

【宝具】
『勇者の萌し(ラチャウシス)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 熊の子という出自の証にして、神々に選ばれた勇士であることの徴。
 その獣耳が切り落とされない限り、セイバーの筋力と耐久は常時倍化の補正がかかり、
 加えて、手に持つ武装も不壊の加護が与えられる。
 ただし、この能力を発動している限りは耳を隠すことは出来ず、
 片耳を失えば補正も加護も消え、両耳を失えばセイバーの本来のステータスがランクダウンする。
 
『水底の霹靂(スタブラグス)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1〜5 最大捕捉:10
 女神スタブラゼより授かった聖なる鏡。
 この鏡は雷神ペルコンスと通じており、真名開放時には鏡からは雷光が発せられ、
 これを浴びた者はMGIがC以下ならば無条件で失神。Bの者でもセーブ判定次第で失神する。
 Aの者には失神判定はないが、一時的な麻痺効果が与えられる。対魔力でも抵抗不可能。
 
 
【weapon】
『無銘・剣』
 セイバーの怪力に見合う重い名剣。
 幾多の死闘を経ても折れることはなかったが、セイバーが耳を切り落とされた途端に折れてしまった。
 

【解説】
ラトビアの英雄叙事詩「ラチプレシス」の主人公。
誠実な性格の正義漢で、幼名はラチャウシス(熊耳の若君)であったが、
18歳の時に熊を素手で殺して養父を救ったことでラチプレシス(熊殺し)の名を授かり、それを契機に出立した。
ある時は自らの武勇で巨人を倒し、ある時は魔術師の陰謀にかかり、ある時は神々の助けを得て
数々の冒険を遂げ、魔女婆とその息子の魔物達を退治したことで親友と妻を取り戻し、
ラトビアの地を侵略しようとするドイツ軍とキリスト教徒を追い返した。
しかし、ラチプレシスに恨みを持つ魔術師カンガルスの決死の魔術によって、ラチプレシスの不思議な力の源は
熊を母に持つ証であるその獣耳であることが知られ、刺客チョールヌイとの試合で耳を切り落とされてしまう。
それでもラチプレシスは負けなかったが、戦う内に二人とも川に落ちてしまい、
勇士ラチプレシスを失ったラトビアは、抵抗するもドイツに征服されてしまった。
著者プンプルスはラトビア各地の詩を一つの物語にまとめ上げ、祖国独立の願いを込めてこの物語を書き出し、
この英雄は今も水底で眠り続けており、いつしかラトビアの敵を倒す為に目覚めることを予言して物語を締めている。

【コメント】
ケモミミで、幼名も「クマ耳っ子」とか萌えますね。女体化しがいありそう。宝具が鏡なのも乙女チック。
倒した魔物の内の一人は、息を吹いて9マイル(14km以上)の森を吹っ飛ばすことが出来るという超バケモノで、
そのバケモノとの戦いでは、肩より下が地面に埋まりながらも、バケモノの攻撃を凌いだりしているので、
窮地に活路を見出す「心眼」はピッタリなスキルである。
別の場面では、ラチプレシスは岩を投げられるだけで為す術なく洞窟に閉じ込められたりしていて、
強さの描写が割りとブレている。スタブラゼは女神というより湖の乙女っぽい感じ。
それにしても、西洋の英雄物語でキリスト教徒を悪としているのは中々珍しいんじゃないだろうか。
適正クラスは特にないが、剣使ったり馬乗ったりしてるのでセイバーかライダーにはなれる。


134 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/09/08(月) 00:35:02 UGiq0dOY0
ドイツ軍っつーか、ドイツ騎士団つまり北方十字軍じゃなかったっけか
こいつが戦ったの


135 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/09/08(月) 23:31:33 WTnmAjUg0
>>134
邦訳版には「ドイツが攻めてきた」、「キリスト教徒が侵略しようとしている」くらいに
書かれていたと思うので(うろ覚え)、こう書いたけど、
言われてみればそんな気もしてきた


【元ネタ】ラチプレシス
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】チョールヌイ
【性別】男性
【身長・体重】187cm・87kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷B 魔力D 幸運C 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:C
 騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 野獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
先制攻撃:B
 戦闘で先手を取る能力。
 戦闘開始ターン(1ターン目)のみイニシアチブを取る事を可能にする。


【宝具】
『漆黒の庇護(チョールヌイ・フォークゥス)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 セイバーの母である魔女より授かった不死の加護。
 その正体は、肉体が受けた攻撃の威力の大半を体外に放出する能力である。
 この為、セイバーの肉体に弱点は存在せず、霊核などに攻撃を受けても
 その部位へのダメージは反映されず、致命傷足り得ない。
 ただし、完全にダメージを消去するわけではないので、
 セイバー本来のHP値を大幅に超えるダメージ数値を受ければ消滅する。
 
【weapon】
『無銘・武装』
 ラチプレシスとの試合に用いた剣と鋼の鎧。 
 

【解説】
ラトビアの英雄叙事詩のに登場するドイツの武者。
チョールヌイとは黒を意味し、名の通り黒づくめの服装をしていた。
長年ドイツで強盗を生業としていた人相の悪い男だが、その武練は本物で、
加えて実の母である魔女から、いかなる攻撃を受けても致命傷にならない不死の魔術をかけられていた。
物語の終盤、いかなる魔物もドイツ軍も、ラトビアの誇る勇士ラチプレシスを倒せないので、
魔術師カンガルスはラチプレシスの弱点を知る為に大魔術に取り掛かり、
ラチプレシスの不思議な力の源は、熊の子であることを示す獣耳であることを突き止める。
その情報を渡されたチョルーヌイはラトビアへ赴き、ラチプレシスを挑発して武術試合に持ち込み、
不意をついてラチプレシスの耳を切り落とした。
それでもラチプレシスは倒されず、戦う内に二人とも川岸から落ちてしまった。

【コメント】
宝具は、トリコの四獣がゼブラやサニーの攻撃を無効化した感じをイメージ。弱点は窒息。
適正クラスはセイバーのみ。一応正面から戦いを挑んでいるのでアサシン適性はない。


136 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/09/09(火) 00:44:11 MP5Rplhw0
【元ネタ】史実、概念
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ピルグリム=ファーザーズ
【性別】召喚者次第
【身長・体重】召喚者次第
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力A 幸運C 宝具A++
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:―
 騎乗の才能。
 ライダーは嵐の航海者スキルを得た代わりに、騎乗スキルを失っている。

【保有スキル】
信仰の加護:A+++ 
 一つの宗教観に殉じた者のみが持つスキル。
 加護とはいうが、最高存在からの恩恵はない。
 あるのは信心から生まれる、自己の精神・肉体の絶対性のみである。
清廉な信仰心という概念の英雄であるため、聖職者として相応しいだけの人格を保っている。

嵐の航海者:B-
 船と認識されるものを駆る才能。
 集団のリーダーとしての能力も必要となるため、軍略、カリスマの効果も兼ね備えた特殊スキル。
 ライダーは嵐の航海を成し遂げた集団そのものであるが、群体であるが故に導き手ではないため軍略の効果を失っている。

洗礼詠唱:B
 キリスト教における“神の教え”を基盤とする魔術。
 その特性上、霊的・魔的なモノに対しては絶大な威力を持つ。

星の開拓者:C
 人類史においてターニングポイントになった英雄に与えられる特殊スキル。
 あらゆる難航、難行が“不可能なまま”“実現可能な出来事”になる。
 後に世界のリーダーとなる大国を築き上げ、人々に自由を与えたことから得た。

【宝具】
『我ら巡礼の始祖なり(ピルグリム=ファーザーズ)』
ランク:A++ 種別:対界宝具 レンジ:0〜 最大捕捉:1000
 祖国での宗教の強制に異を唱え、新たなる自由なる神の国の建国を掲げ、新大陸を開拓したアメリカの祖が持つ固有結界。
 神聖化されたアメリカ開拓民の意思の集合体であるライダーが、その心に思い描く風景を世界に侵食させる大魔術。
 世界に登録されたその土地の情報を、かつて彼らが作り上げた街々の情報で塗り潰し、開拓していく。
 ライダーを始点として結界は放射状に広がり、大地や建造物、生命を蝕み魔力に還元していく。
 その魔力を取り込み結界は広がっていくため、ライダーが発動をやめるまで再現なくこの結界は拡大していく。
 ただし、EXランクのスキルや宝具、ランクに関わらず神造兵器や対界宝具を所持する相手を還元する対象に取ることはできない。
 この結界を解除した場合、塗り潰された情報も同時に消滅するため、その土地は荒野となる。

『邁進せよ契約の帆船よ(コントラクト・メイフラワー)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:5〜40 最大捕捉:140
 ライダーが新天地へと向かうために乗り込んだ貨物船。
 ただの貨物船だったが、清教徒たちの死が絡んだ過酷な旅路を航海しきったことから、試練に立ち向かう信者を運ぶ聖船となった。
 暴風や雷雨などの自然現象や、魔術スキルを完全にシャットアウトする。
 この宝具の本質は、この船の中で誓約をすることにある。
 船内で行われた誓約は全て、ライダーの神と国王の名の下で交わされたものとなり、その内容を違えることを禁止する。
 その拘束力は強く、違反したものにはステータスなどにペナルティが与えられる。また、イギリス、アメリカ出身の人物が契約を
 交わした場合は、令呪と同レベルの強制力を発揮する。
 契約が一度成立すれば、それに関してライダーは一切関与できず、自動的に発動される。
 ただし、悪性、魔性の強いキャラと船内で契約を交わすことはできず、不発に終わる。


【解説】
 史実における巡礼始祖の特定の人物というわけではなく、信仰の弾圧から逃れ、自由を尊ぶ神の国作りを目指した偉人たちという
 イメージが英霊として召喚されたといった方が正しい存在。巡礼始祖全員の集合体であるが、そういった所が強調されて召喚されたため、
 複数の思考が混ざり合い混沌としているといったことはなく、統一された意思の下個人であるかのように行動できる。
 善き聖人であって欲しいという概念から、よく言えば清廉潔白、 悪く言えば人間味のない性格をしている。
 原住民への対応など史実を見れば、アライメントは秩序・悪に思われるが彼らは己の信念と信仰に基づいて行動したため、秩序・善である。

【コメント】
 適正クラスはライダーとキャスター。キャスターの場合、嵐の航海者スキルとメイフラワー号は消滅する。代わりに紙を用いて契約を行える。
 ライダーなのに固有結界使えるのは、開拓して作り上げた街の風景を全員が共有しているため。イスカンダルと同じ理由である。


137 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/09/09(火) 22:15:54 J6A87f6.0
【元ネタ】ラチプレシス
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】スピダラ
【性別】女性
【身長・体重】155cm・44kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷D 魔力C 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
陣地作成:C
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 小規模な”工房”の形成が可能。

道具作成:C
 魔力を帯びた器具を作成できる。

【固有スキル】
魔術:C+
 オーソドックスな魔術を習得。
 魔王との契約により、キャスター本来の能力を超えた術を行使出来る。
 
【宝具】
『血盟の焚書(リツェルス・プーチス)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
 魔王リツェルスと結んだ血の盟約を記した巻物。
 この巻物は魔王の使い魔である火竜が変じたものであり、その魔力のバックアップによって
 キャスターは自身の魔力を消費せずに、本来の能力を超えた大魔術を行使することが可能。
 また、召喚地がラトビアならば、現地の悪魔を従えることが出来る。
 尚、この巻物を焼却して盟約を破棄しない限り、キャスターの属性は悪に固定され、悪事以外は働けなくなる。
 

【Weapon】
『無銘・杖』
 いわゆる“魔女の杖”そのもの。


【解説】
ラトビアの英雄叙事詩のに登場する魔女。
主人公ラチプレシスが出立して最初に逗留したアイザクリス城の美しい令嬢だが、
その正体は魔王リツェルスに仕える魔女の一人だった。
スピダラが魔王の宴に参加していることを忍び見たラチプレシスだったが、
魔女達の親玉と思われる魔女婆に忍び込んでいることを見抜かれ、
それを聞かされたスピダラによって、隠れていた空飛ぶ丸太ごと川底に落とされてしまう。
このまま命を落とすかと思われたラチプレシスだったが、川の女神スタブラゼによって救われ、
スタブラゼに仕える乙女にして、後の妻となるライムドータと出会うことが出来た。
その後、ラチプレシスは数々の冒険を遂げ、魔女婆とその息子である強力な魔物達も退治されたので
スピダラはラチプレシスの前に現れてこれまでの罪を明かして許しを乞う。
ラチプレシスはスピダラを許し、また、かつて魔王の宴に忍び込んでいた時に盗んだ巻物は
スピダラと魔王の契約書であった為、これをスピダラに返した。
スピダラはこの巻物を焼却して魔王との契約から自由になり、今後は善人として生きることを誓い、
ラチプレシスの親友である勇士コクネシスと結婚した。
しかし、その後、ラチプレシスは魔術師カンガルスによって弱点を見抜かれたことで命を落とし、
ラチプレシス亡きラトビアをドイツ軍から守ろうとしたコクネシスも戦死してしまった。


【コメント】
宝具は、召還地がラトビアならばAランクになる。
カンガルスや魔女婆の方が魔術師として上等だと思われるが、
彼らは宝具っぽいアイテム持ってないので鯖化は没。後者に至っては名前すらない。
因みに、この魔王リツェルスさんはラトビアを侵略するドイツ軍とキリスト教徒を支援する姿勢であって、
とことんキリスト教徒アンチの作品で何か面白い。
宝具名は割りとテキトー。適正クラスはキャスター のみ。


138 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/09/10(水) 20:11:51 EYxhGhAs0
【元ネタ】ハックルベリー・フィンの冒険
【CLASS】アウトサイダー
【マスター】
【真名】ハックルベリー・フィン
【性別】男性
【身長・体重】149cm・45kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷B 魔力D 幸運A 宝具A
【クラス別スキル】
外側の者:C
 秩序の外に立ち、世界を自分の感性で見つめる存在。属性が混沌に固定される。
 また、令呪に抗う際に有利な補正を得られる。

【保有スキル】
貧者の見識:B
 相手の性格・属性を見抜く眼力。言葉による弁明、欺瞞に騙され難い。
 リアリストとロマンチストが作り上げる、矛盾したような世界に
 疑問を向け続けてきた純粋な心の持ち主である。

黄金律:C
 身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
 富豪になれるほどの金ピカぶりだが、散財のし過ぎには注意が必要。

仕切り直し:B
 戦闘から離脱する能力。
 撤退する際、必ず相手の気を引くような強烈な出来事が近くで起き、
 混乱に乗じて逃げることができる。

【宝具】
『ならばこの身は地獄に堕ちよう(フォー・マイ・マインド)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:0〜5 最大捕捉:1
 アウトサイダーの社会規範に対する疑問と、それを犯してまで友人を救う決意が宝具となったもの。
 アウトサイダーに対して向けられる概念を帯びたものを疑問視し、相反させることで概念そのものを弱化、無効化する。
 「絶対なる勝利を齎す」宝具を、「今まで負けたことがない」宝具に弱化することや、
 「絶対に傷つかない」肉体を、「向けられた武器が鈍らなだけで、ちょっとタフな」肉体程度にまで軽減するなど、
 普通に考えるならば無理が生じそうな概念であればあるほど強い効果を発揮する。
 この宝具よりも低いランクの概念を無効化し、それ以上のランクの宝具であっても減退させる。
 英雄たらしめている過程を全て無視し弱体化させるため、神秘殺し、英雄泣かせの宝具である。

『愚劣欺く仮初の死(フェイク・スーサイド)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:― 最大捕捉:1
 自分の父から逃げるため、自身の死を偽装した逸話から生まれた宝具。
 アウトサイダーの霊核が破壊され消滅が免れない時、一度だけ霊核が破壊された事実を歪め、
 「そう見せかけてまだ生きている」と改竄する。 その後破壊した相手から離れた場所で再召喚される。
 以降、相手がこの宝具の情報を得るか、肉眼で目撃しない限り、全キャラクターがアウトサイダーを
 聖杯戦争から敗退したものだと錯覚する。

【Weapon】
 狩猟用ナイフ

【解説】
 1885年、マーク・トウェインによって発表された児童小説。「トム・ソーヤーの冒険」の続編に当たる。
 「トム・ソーヤー」に登場した主人公の親友、ハックルベリー・フィンが主人公であり、彼によって語られる話し言葉で物語は進んでいく。
 旅を続ける彼の目を通じて、ミシシッピ川沿いに住む人々や景色の精彩に富む描写と、そして主に当時の人種差別への、真摯かつ痛烈な姿勢が描かれた。
 作中におけるハックの友人とは黒人奴隷ジムのことであり、家族との生き別れを意味する川下への売却を恐れ逃亡したジムと共に、
 オハイオ川の北を横断することを試みる。
 黒人奴隷は、その主人の持ち物とされていた。ジムを連れて逃走するということは、ハックが宗教上のタブーを犯す事となる。
 罪を恐れてジムを持ち主に引き渡すか、罪を犯してジムと旅を続けるかでハックは悩み続ける。
 「ハックルベリー・フィンの冒険」には、これを含んだ多くのテーマがあり、人種問題をも扱った本書には読者と研究者からの人気と批判を集めた。
 アーネスト・ヘミングウェイは本書を、著作の中でこう評している。
 『あらゆる現代アメリカ文学は、マーク・トウェインの『ハックルベリー・フィン』と呼ばれる一冊に由来する。
  ……すべてのアメリカの作家が、この作品に由来する。この作品以前に、アメリカ文学とアメリカの作家は存在しなかった。
  この作品以降に、これに匹敵する作品は存在しない。』

【コメント】
 アメリカ文学史上最も有名なキャラクターの1人。アウトサイダーというイレギュラークラスが当てられたのは、正規クラスで適正クラスがないため。
 かろうじてアサシンかバーサーカーで呼べるだろうが、それで呼ぶくらいなら他のサーヴァントを呼んだ方が強い。
 というよりも、小説で描かれているのが子ども時代のハックであり、そもそも戦闘に向いていない。誰かと同盟組んでその人を勝たせるという運用がいいと思います。
 固有結界を持たせようかとも思いましたが、魔術師でもないのに固有結界の安売りになりそうな気がしたので断念。


139 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/09/14(日) 22:27:43 w2E9OUYg0

【元ネタ】史実・伝説
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】ギフレ1世
【性別】男性
【身長・体重】196cm・108kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷B 魔力D 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

【固有スキル】
投擲(投槍):B
 投槍を放つ技能。

無辜の怪物:E
 毛むくじゃら。
 生前の異名が捻じれて伝わり、過去や在り方をねじ曲げられた剛毛の名。
 姿が変貌してしまう。ちなみに、この装備(スキル)は外せない。

勇猛:B
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。

 
【宝具】
『不朽なる枝葉の槍(クルズ・デ・マデラ・デ・ロブレ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大補足:1人
 竜退治の際に助けとなった樫の枝の十字と、竜を刺し貫いた槍が融合した宝具。
 ランサーが心に十字架を思い浮かべ、神に祈りを捧げることで、
 手に持つ槍の穂先は十字を象り、いかなる頑強な守りも貫く聖槍としての能力を発揮する。
 セイバーのクラスとして現界した場合は、聖なる加護は剣に宿る。

『清らかなる血塗れの盾(サニェーラ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大補足:1人
 四本線の血の意匠が為された金の盾。
 ランサーの勇猛と信仰心を如実に顕したシンボルであり、
 これはカタルーニャの国旗及び国章となり、民草の信仰を受けて聖盾として昇華された。
 物理・魔術を問わず堅固な防御力を有し、侵略者の攻撃に対しては特に効力を発揮する。
 
【weapon】
『無銘・剣』
 竜退治の際に手にしていた剣。


【解説】
9世紀後半のバルセロナ伯。バルセロナ伯爵家の始祖。840年生誕。897年没。在位878年-897年。
カタルーニャ暗黒時代の中で傑出した才覚を発揮し、独立国家カタルーニャの創設者と見なされた英雄。
当時フランク王国の広大な領土は300州に分けられ、それぞれの州に伯を置いて統治させていた。
ギフレはこの中の一人の伯だったが、10年あまりで周囲の地方の支配権を握り、
実質的な全カタルーニャの君主となり、これが後のカタルーニャ国の基礎となったと言われる。
しかしギフレ本人は王を名乗る様なことはせず、フランク王家には忠実に仕えたという。
897年にイスラム教徒との戦いで負傷し、戦死するが、4人の息子に領地を分け与える遺言を残した。

信仰心の厚い勇敢な戦士として伝説に語られ、あるノルマン人(サラセン人とも)との戦いでは、
ギフレは獅子奮迅の活躍をしたが、重症を負ってしまい、テントで臥すことになった。
ギフレの見舞いに訪れたフランク王は、この勇者への褒美として、ギフレの血を手に付けて、
ギフレの盾に線を引いた。この意匠が世界最古の軍旗と言われる『サニェーラ』となったという。
また、イスラム教徒がアフリカから連れてきた火竜を退治する伝説も有名である。
軍隊も、何頭もの竜と渡り合った高名な騎士もこの竜を倒せないので、ギフレ自身が討伐に赴き、
剣と槍と、太い木の枝を持って竜に襲い掛かったが、竜の体には傷一つ付かなかった。
竜は木の枝を折って奪い、挑発するかの様に十字に組み合わせて見せたが、ギフレはこれを逆に吉兆と見た。
竜はギフレを掴んで空に飛び上がったが、ギフレは神に祈って、先ほどの枝の十字を心に思い浮かべ、
再び槍を突き、剣を振るって竜を殺すことに成功した。
また、伝説にはギフレは非常に剛毛だったと言われ、史実的な称号も“多毛伯”であるが、
一説には、pilos(毛むくじゃら)の語源はpilum(投げ槍)であることから、
ギフレは“毛むくじゃら伯”ではなく、“投げ槍伯”であったとも言われる。

【コメント】
盾(旗)関連は、完全に後世の後付伝説。竜退治伝説の辺りは、ギフレ父のものとする説もある。
普通に考えれば普通に毛むくじゃらだったんだろうけど、何となく「無辜の怪物」設定にした。
適正クラスはランサーとセイバー。


140 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/09/14(日) 23:36:32 NpfcwTJ60
あんなのWIKIに勝手に登録するなよ・・・・


141 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/09/14(日) 23:45:39 9O/DnCcQ0
あそこも一応何でもありだぞ、と思ったら・・・

あぁ、まぁうん。何でもありだから。一応


142 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/09/15(月) 00:15:18 1jUYwST.0
創作物のスキルは載せない不文律こそあったけど、特に禁止はされてないのよね・・・


143 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/09/15(月) 00:21:58 qXwJ1FtE0
ん、そっちはアウトだな
不文律は不文律だが逆に言えば文章化されてないだけできちんとルールとしてあったわけで

まぁ管理人はまだ生きてるだろうしどうするかは管理人次第だが


144 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/09/15(月) 01:38:46 1jUYwST.0
あ、もしかしてスレに投稿してない奴なのか
ならそれはそれでアウトだな


145 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/09/15(月) 02:54:48 OzDLUkbs0
投稿されてないな


146 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/09/15(月) 04:34:14 34v3SHPQO
あれは流石に即BANすべきだ


147 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/09/15(月) 06:23:54 aLoQEPis0
削除していいんでね


148 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/09/15(月) 09:26:08 1jUYwST.0
文句あるならコメントで指摘してきた方がいいんじゃないかな
管理人さんスレ見てるか分かんないし


149 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/09/15(月) 21:27:58 q1XciKTs0
>剣と槍と、太い木の枝を持って竜に襲い掛かったが
何この彼岸島


150 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/09/15(月) 21:29:11 9bgnFJYc0
彼岸島の登場人物をサーヴァント化したら
やっぱり宝具は丸太なんだろうか


151 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/09/15(月) 21:43:10 q1XciKTs0
固有結界:すげぇ!でかした!なんでもありのテーマパーク(ひがんじま)


152 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/09/15(月) 23:04:57 qXwJ1FtE0
どう考えてもあの身体だろ
不死身ってレベルじゃねーぞ


153 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/09/18(木) 19:51:24 .uz1ikds0
WikiにあるマラクってFF14にも出たけど、あれ使えそうだね。
バラウールとかね。テジュ・ジャグアとかね。アイアタルとかね。


154 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/09/19(金) 00:52:49 Z/W42xQ2O
知らねーよ


155 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/09/20(土) 17:19:21 8/eJyfto0
【元ネタ】史実? ウェールズ伝承
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】カウ
【性別】男性
【身長・体重】185cm・95kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷C 魔力E 幸運D 宝具D
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
道具作成:C
 他者の肉体の一部や血液を新鮮なまま保存し、
 その個体ないし部位が保持していた能力を行使する道具へと加工できる。

拒刃の剛膚:B
 オドガルのみが成せると言われた牙抜きを果たした能力、異物の侵入を拒む皮膚。
 爪牙や刃、経皮毒が体内に入り込む事を防ぐ。
 衝撃の無効化にまでは及ばず、攻撃を受けた際の効果はダメージ数値の半減に留まる。

【宝具】
『猪王の鋭牙(エスキスエルウィン)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 猪の長から引き抜かれた牙を加工した短刀。
 巨人の長の剛毛を剃り落す事のできる唯一の道具とされ、
 体毛や毛皮に起因する防御力を無効化する。

【解説】
 ピクト人指導者カウ。
 『キルッフとオルウェン』ではプリダインの六十の州を支配下に置く大領主とされる。

 『ブリトン人の歴史』が記すアーサー十二の戦いのうち、六つ目が行われた
 「バッサスと呼ばれる河上」と推測されるスコットランドのカンバスラングに埋葬されたという。
 『ブリトン人の没落』を書いたケルト系キリスト教高位僧ギルダスはカウの近親とされ、
 或いはギルダスの兄弟達やカウがアーサー(に相当する実在の人物)に敗死し、
 その為に彼は自著に“アーサー”の名を書き残さなかったのでは、などとも言われる。

 『キルッフとオルウェン』では二十人の息子と共にアルスルに仕える戦士の一人と語られる。
 アルスルの馬スァムライに跨って参加した狩りにて猪の長エスキスエルウィンへの初撃を飾り、
 アルスルの猟犬カヴァスが追い詰めたこの猪の頭を鋭い斧でかち割り、牙を引き抜いた。
 黒き魔女の血を瓶に保存する役としても働き、そしてキルッフが全ての探求を終えた後、
 エスキスエルウィンの牙でオルウェンの父イスバザデンの髭を顔の肉ごと剃り落した。

 イスバザデンは「牙はエスキスエルウィンが生きている間に抜かねばならない」
 「牙を取る事ができるのはイェルゾンの王アエドの息子オドガルだけ」と言い
 追い詰める事ができる猟犬もカヴァスではなく別の犬を指名していたのだが、
 一つとしてその通りにはならず、しかしその牙は役割を正しく果たしている。
 ……多分、アルスル一行の中に高い幸運で運命を逆転させた人でもいたのだろう。


156 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/09/20(土) 17:21:07 8/eJyfto0
【元ネタ】史実
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】アルチュール・ドゥ・リッシュモン
【性別】男性
【身長・体重】163cm・58kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷D 魔力E 幸運B 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

単独行動:D
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクDならば、マスターを失っても半日間現界可能。

【固有スキル】
護国の鬼将:B
 予め地脈を確保しておく事により、特定の範囲を“元帥の守護すべき国土”とする。
 この国土内において国軍元帥であるアーチャーは筋力と耐久が一ランク向上し、
 『砲列』は射程と威力を増大させる。

千里眼:D+
 視力の良さ。遠方の標的の捕捉距離の向上。
 陣地の防壁に限り、透視を可能とする。

【宝具】
『元帥徳剣(エスカリボール・コネッターブル)』
ランク:E 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 七歳の折にブルターニュ守護に用いる為貰い受けた兄の騎士叙勲の剣と、
 金の柄に百合の花が彫られ十字が鍔に施されたフランス元帥の証たる剣。
 掌握した地脈にブルターニュ守護の剣を突き立て、元帥の剣を佩く事で
 “国土”外において護国の鬼将スキルの恩恵を受ける事が可能となる。

『砲列率いる正義の公達(アティラリ・ドゥ・ジュスティス)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:10〜30 最大捕捉:100人
 弾道学技術者ビュロー兄弟の改良を受けた王砲隊の砲列。
 デュ・ゲクランをも退けた難攻不落のシェルブール攻略の逸話により、
 防壁破壊の特性を有する。

【Weapon】
『石と金床』
 守護の剣を地に刺すと生じ、アーチャーにしか抜けぬよう固定する。
 アーチャー自身に心当たりは無く、おそらくヘンリー五世の妄想にまつわる現象。

【解説】
 百年戦争期の英雄。フランス元帥、後にブルターニュ公アルチュール三世。
 ブルターニュ公ジャン四世の次男、同ジャン五世の弟、ヨランド・ダラゴンの義弟。
 実益は皆無だったが幼少時より英国リッチモンド伯の称号を受け、
 アルチュールはそのフランス風発音によるリッシュモンの呼び名を受ける。

 ブルトン人部隊を率いて従軍していたがアザンクールでの大敗時に英国の捕虜となり、
「軍旗に猪の絵のついたアルモリック・ブルターニュの王たる君主アルチュールは、
 再びイングランドを征服し、そのブルトン王朝を以て当地に繁栄をもたらすであろう」
 とのメルランの予言を、(本気か口実か)気に病むヘンリー五世に解放を拒まれ続けた。
 しかしこの間、イギリスの軍制を観察する機会に恵まれ、これが後の益となる。
 ヘンリー五世の死後解放され、ヨランド・ダラゴンの推挙によりフランス元帥に就任。
 王や重臣に忌まれ度々実権から遠ざけられつつも、ジャンヌ・ダルクと共にパテーを勝利し、
 王より友情は無いまでも信頼を勝ち得て後は軍制改革に努め、フランス国軍を整備し
 フォルミニーやカスティヨンの戦いを経て英国大陸領土の殆どをフランスのものとした。
 外交家としても優れ、王とブルゴーニュ公の『アラスの和議』を取り纏めたとされる。

 王とフランスへの忠節は固く、また軍の略奪・殺戮の規制を行い、正義の公達と呼ばれた。
 下々には思い遣り深かったが、国王を含めた大物達には峻厳で容赦の無い性格であり、
 それに大貴族の特権を大きく侵す改革を実行した事から権門には忌み嫌われ、
 プラグリーの叛乱を招きもした。しかし叛徒達さえも彼の実力は認めざるを得ず
「彼の逮捕を英国軍が知れば戦争が再開され、叛乱計画に齟齬を来す事となる」と
 偶然に彼を捕らえる好機に出くわしてもそれを見逃した程であった。

 1458年、65歳で病死。王や大貴族に毒を盛られたと信じる人は少なくなかったという。


157 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/09/20(土) 17:23:47 8/eJyfto0
【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】黒いビロードの紳士
【性別】?
【身長・体重】15cm・0.12kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力E 幸運C 宝具E
【クラス別スキル】
気配遮断:A+
 サーヴァントとしての気配を絶つ。
 完全に気配を絶てば発見することは不可能に近い。
 自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちるが、
 ただの穴掘り作業は攻撃態勢とは見做されない。

【固有スキル】
直感:A
 常に自身にとって最適な穴掘りを“感じ取る”能力。
 研ぎ澄まされた第六感はもはや未来予知に近い。

【宝具】
『虚ろなる陥穽(リトルジェントルマン・イン・ブラックヴェルヴェット)』
ランク:E 種別:対人宝具 レンジ:1〜9 最大捕捉:1人
 対象にとって致命的となる物理的・精神的な“穴”を作り出す。
 対象の行動は自動的にファンブルとなり、
 その結果起こる現象もファンブル表からアサシンが自由に選択できる。
 対抗するには穴を感知・破壊する力や意思STではなく
 幸運(LCK)の高さが必要となる。

【解説】
 1702年、英国王ウィリアム三世はモグラの穴に馬の脚を引掛けて落馬し、
 鎖骨を折って重体となるうちに肺炎との合併症を起こして死んだ。
 彼を快く思わない人々はモグラを称賛して『黒いビロードの紳士』と呼んだという。


158 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/09/21(日) 00:31:57 AaXdhCys0
【元ネタ】ゴア・スクリーミング・ショウ
【CLASS】ライダー
【マスター】間桐桜
【真名】ゴア・スクリーミング・ショウ
【身長】242cm
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷D 魔力C 幸運C 宝具EX
【クラス別スキル】
騎乗:D
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み程度に乗りこなせる。

対魔力:E
 魔術に対する守り。
 無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。
【保有スキル】
人食:C
 人間を喰らうことによる魔力補給の効果が1.3倍になる。

精神汚染:A+
 精神が錯乱している為、他の精神干渉系魔術を完全にシャットアウトする。
 マスター以外の人物とは意思疎通が成立しない。
 また、長時間ライダーと接していた対象はCランク相当の精神汚染スキルを取得することがある。

話術:B+
 言論にて人を動かせる才。
悪意を誇張しトラウマを刺激することを得手とする。
 相手のB未満の精神耐性スキルを1ランクダウンさせる。

【宝具】
『人間絨毯(おいらはトラック野郎サ!イカス男サ!!)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:2〜20 最大捕捉:20人
ライダーが騎乗のスキルを使用している時に行使可能。ライダー自身は大型輸送自動車を好んで利用する。
騎乗状態からの突撃攻撃にすぎないが、相手が撤退行動にうつるときの行使で、必中と追撃判定が2回発動する。

『被空想具現化(Distorted Phantasm)』
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:- 最大捕捉:1000人
異界の触覚であるライダーが持つ能力であり、マスターの意思をライダーの世界と直結させ、
局所的な範囲内のあらゆる因果に干渉・侵食して、その望む空間になる確率を意図的に取捨選択、
世界をマスターの思い描く通りの環境に歪んだ形で変貌させる。
宝具展開中は辺り一帯が赤く染まり、空には無数の目玉が浮かんだ風景となる。
【Weapon】
 無数の触手、ポンプ、ドリル

【解説】
Black Cycから発売されたアダルトゲーム、オカルティック恋愛ADVに登場するキャラクター。
作中のヒロインに付き従い、2mをゆうに超える巨体を黒いマントで包み、
半分の仮面に道化調の猫帽子を身に付ける怪人。
ヒロインの幸せだけを願い、そのためにはいかな手段も実行する。
元いた場所での食べ物に酷似しているらしい人間を常食し、凄惨な調理法を好む。
コミカルな言動で行う人形劇やモノマネが得意で、名を尋ねられると
名乗らずにいられないなど愛嬌ある性格かもしれない。

原作まんまだと不死身のグロ量産機になるので微妙かもしれないがご容赦を


159 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/09/21(日) 09:23:45 d/fnhqbk0
今更だけど、wikiの新訳・旧訳聖書って新約・旧約聖書じゃないだろうか。
新訳・旧訳は仏教(観自在菩薩や有情が新訳、観世音菩薩や衆生が旧約)。


160 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/09/21(日) 22:58:26 aqOGX4m.0
オリジナルサーヴァントを作る系スレってどこも勢いなくなったよね
公式がどんどんサーヴァント出してるのに何でだろう?


161 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/09/21(日) 23:41:56 yY0Ba1Po0
皆鯖と僕鯖以外にあんのか


162 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/09/22(月) 00:17:43 CCBOJUbk0
以前海外のサイトでも似たようなのやってるとか書かれてたな
あとはまあやる夫系のスレとか


163 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/09/22(月) 00:20:07 XI3cwds.0
ここも粗製乱発してたけど全然投稿もなくなったな


164 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/09/23(火) 00:54:56 UslbcgVIO
>>160
公式が自重しないから。


165 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/09/23(火) 08:06:25 0Zk4zR7U0
SS速報とかに募集スレがあるからじゃないかね
なお出来はお察しのものが多い
ひどい奴だと皆鯖と僕鯖からデータ丸パクしてるし


166 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/09/23(火) 10:01:23 .AccBX5M0
まぁプリズマイリヤとかやってたけど正史扱いのアニメのZEROから3年経ったし…仕方ないんじゃないの
またアニメ放送されるしそこまで気にしないでも増えるって


167 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/09/23(火) 10:52:23 31cK2.Gk0
面が割れるかもしれないけどここで作った奴をやる夫スレに流用したりその逆もやった
流石に自作以外のは使ってないが


168 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/09/23(火) 10:54:03 0eHxOgNU0
俺もここで作った奴を使ったことがあるな、後こっちに持ってきたりも
いけないことだったかな・・・


169 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/09/23(火) 11:56:52 PGPrnyCkO
自作ならいけなくはないだろ
所詮は自己責任だし


170 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/09/23(火) 15:36:15 /ElKRoTs0
前作ったメイヴがシ●ニーちゃんになってて吹いた。
あとまさかルルイエ組み込んだアレが外に出回るとはなぁ…。


171 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/09/23(火) 16:56:50 Q4jUf4qQ0
去年の今頃はもっと勢いあった気がするけどね


172 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/09/23(火) 17:12:16 0eHxOgNU0
史実や神話の英雄って再現難しいんだよな
ゲームやらアニメやらのキャラをサーヴァントにするのは適当に妄想入れればいいから楽なんだが


173 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/09/23(火) 17:16:27 ShOmePA.0
でもそういう伝説を型月フォーマットに変換する過程が一番楽しいからなぁ


174 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/09/23(火) 17:47:57 Q4jUf4qQ0
【元ネタ】DARK SOULS Ⅱ
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】リーシュ
【性別】女
【身長・体重】cm・kg
【属性】中立・悪
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷D 魔力A+ 幸運C 宝具A
【クラス別スキル】
陣地作成:C
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 小規模な”工房”の形成が可能。

道具作成:C
 魔力を帯びた器具を作成できる。

【固有スキル】
高速詠唱:A 
 魔術の詠唱を高速化するスキル。
 Aランクであれば、大魔術であっても本来の半分の時間で発動できる。

奇跡:A
 深い信仰心により顕現する神の御業の一端。
 キャスターは強力な雷で敵を薙ぎ払い、癒しの光で傷を癒すことが可能。
 魔術とは違う系統の術式である為に対魔力は意味を成さない。

【宝具】
『神の怒り(ゴッド・フォース)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1〜5 最大捕捉:10人
 弛まぬ信仰を修めた者にのみ授けられる奇跡の深奥の1つ。
 キャスターの全身より発せられる強力な衝撃波。
 高速で全方位を攻撃し対魔力も意味を成さない。
 魔力消費も少ない為連続して使用することも可能となっている。

【Weapon】
聖鈴

【解説】
DARK SOUL Ⅱに登場するNPCの1人。
序盤から登場し主人公に奇跡の術を販売してくれるが守銭奴な発言が目立つ人物。
こちらから攻撃するか「ある特殊なアイテム」を使用しない限り敵対することはないがその実力は本物であり正攻法で挑めばラスボスよりも手強いと思われる。
戦法はプレイヤーの常識を超えた速度による高位奇跡の連発と、大回復で傷を癒すという隙の無いもの。
術を封じる魔術を使った場合は聖鈴による殴打戦に切り替えてくるがその威力も半端ではなく気を抜くとこちらが返り討ちに会うほどである。


175 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/09/23(火) 19:20:42 N8w7hx4Y0
前にも話題になったけど商用や悪いことに使わなければ
別にここのスレの使いまわしてもいいんじゃね?

どうせ日の目を見ることない便所の落書きだし
嫌なら転載禁止って書いておけばいいし


176 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/09/23(火) 21:13:06 HQi.j/mA0
あー俺が過去スレに書いた鯖もやる夫スレにパクられてるわ
しかもご丁寧に女体化までされてやがる


177 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/09/23(火) 21:17:11 Lb7v.e2g0
一応他人の使わないのがマナーだろ
著作権とか細かいこといちいち言いたくはないけど

やるならむしろ転載OKを明記する方向だな


178 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/09/23(火) 21:17:14 0eHxOgNU0
これから転載に関するテンプレでも作る?


179 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/09/23(火) 22:41:42 N8w7hx4Y0
使ってほしい人もいることも忘れないでくれ
転載云々が嫌ならそもそもここに載せるなって話にもなる


180 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/09/23(火) 23:21:23 Vzrwn6zE0
別に転載されてもいいけど、転載した奴はどういう神経してんだろうとは思う


181 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/09/24(水) 00:02:47 JnZSN1Kw0
転載が嫌なら書くなってまんままとめサイトの言い分じゃねーかw


182 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/09/24(水) 00:34:25 5q8JPzlw0
【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】徳川光圀
【性別】男性
【身長・体重】156cm・60kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷B 魔力E 幸運C 宝具C
【クラス別スキル】
気配遮断:B
 サーヴァントとしての気配を絶つ。
 完全に気配を絶てば発見することは非常に難しい。
 暗殺者ではないアサシンが高いランクで保有しているのは、後年の逸話によるものである。
 
【保有スキル】
畏怖:D+
 対峙した相手に強い恐怖を抱かせる。
 傾奇者としての在り方と、辻斬りによる殺気の強さ。
 アサシンが誰かを斬るたび、このスキルに補正がかかる。

人間観察:B
 人々を観察し、理解する技術。
 ただ観察するだけでなく、名前も知らない人々の生活や好み、人生までを想定し、これを忘れない記憶力が重要とされる

反骨の相:C
 権威を持つ身でありながら、権威に囚われず為政者に反感を抱き、批判してきた姿。
 同ランクの「カリスマ」を無効化する。

【宝具】
『西山義公髑髏盃』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1
 アサシンが忠義者の召使を、止むを得ず手打ちにし、その頭蓋を金箔で塗り作り上げた頭蓋の盃。
 アサシンが恐慌や混乱、洗脳など精神に異常をきたした場合自動的に発動する。
 これを見ることによって、アサシンは生前目をかけた人間を処断した悲しみと、彼らへの愛着を想起し、
 平静を取り戻すことでバッドステータスを回復することができる。逆にアサシン以外がこの盃を見た場合、稀に恐慌に陥る。

『此者人非人也』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大補足:1
 後世のお茶の間において人徳者として有名なアサシンが、若い頃に行った辻斬りの逸話の再現。
 アサシンが刀を振るい人を傷つけた場合、その攻撃は全て攻撃ではなく、刀の試し切りとすることができる。
 血を刀身が浴びるごとに、刀は摩耗せず切れ味を増していく。相手が混沌属性を持つ場合は、この補正が倍増する。
 対象が完全な神霊でない限り、獣であろうと神性を保持していても効果は発揮するが、人の血程には切れ味は良くならない。
 この宝具が発動している間、あくまで攻撃ではないため気配遮断スキルは戦闘時においても十全に効果を発揮する。
 ただし、これらの効果は全て、刀による攻撃のみを対象としている。

【解説】
 徳川光圀は、寛永五年(1628年)常陸国水戸に生まれる。時代劇でも有名な「水戸黄門」その人である。
 尾張家、紀伊家と共に徳川御三家と言われた水戸家二代目の藩主であり、儒学、中でも朱子学を尊重していた。
 明暦三年(1657年)江戸駒込に史館を建て彰考館と名づけ、学者を集めて「大日本史」の編纂を始める。
 この編纂作業は水戸家代々に継がれ、「大日本史」の他「礼儀類典」「万葉代匠記」「扶桑拾遺集」等多数の書物が編纂された。
 修史事業を中心として「水戸学」が発達していき、幕末のの尊皇思想にも影響を与えた。
 明治時代にようやく完成したそれは、質の高い漢文体によって書かれている。出典の明確化や考証の確かさで、信用に足る文献である。
 ただし、この事業には水戸藩の収入が3分の1近くも注ぎ込まれており、慢性的に財政を逼迫し続けた為、賛否は両論である。
 「水戸黄門」では全国を諸国漫遊しているが、本人は全国を旅していない。
 18歳で司馬遷の『史記』伯夷伝を読んで感銘を受け、これにより学問に精を出すこととなるが、それ以前は不良であり、吉原遊郭通いや
 辻斬りの蛮行を働いていたほど。アサシンとして召喚され、この側面が強く出ているためその姿も若い。

【コメント】
 為政者なのに、幕府に対して強い反感を抱き続けていた人。
 生類憐れみの令がある中普通に肉食していた事に加え、野犬の皮20枚を綱吉に送りつけるあたり相当なアナーキーである。
 ワインを愛飲したりオランダの靴下を履いたり、インコや朝鮮人参の飼育など、その好奇心の強さは当時では異常とも言える。
 髑髏盃は織田信長が有名だが、アサシンも所有していた。少年時代に刑場から持ってきた罪人のものであるとも、ある部下の首級とも。
 筋をしっかり通す硬派な不良。でも辻斬りはします。扱いづらければ、生前のように「史記」を読ませれば水戸黄門に生まれ変わるか……?


183 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/09/24(水) 00:52:42 j.wzVrio0
だからじゃんじゃん転載して欲しい人は転載可とでも書いとけば?
別に一律全て一切認めないなんて話はしてないんだから
逆に勝手に転載してもOKだ!なんて認識はしてほしくないから言ってるんだし


184 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/09/24(水) 12:38:35 ocqtg2vI0
別に転載されてもいいが、断りはして返信なしなら諦めるぐらいがマナーだと思う


185 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/09/24(水) 15:49:49 7RQz/hRo0
URLまで貼れとは言わんがせめて出展が僕鯖くらい書いとけよ
それかネタは使っていいから文章ぐらい自分で書けよと思う
コピペはあかん


186 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/09/24(水) 16:39:27 ZkTQOar.0
文章まで丸コピする奴いるのか・・・


187 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/09/24(水) 22:05:36 7RQz/hRo0
問題はいちゃもん付けられた時、矛先に立たされんのが鯖作者じゃなくてスレ主なのがなぁ
かわいそうというかなんというか
送られてきたデータが何処のデータと同じとかいちいち確認はできんだろうし


188 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/09/25(木) 00:09:48 cESpZ4XQ0
非難する奴は居るだろうが
誰かが勝手に使ったってことが分かるなら良識的なやつなら理解してくれるんじゃね?
知らんけど

そもそも自分で考えない以上その程度のリスクは覚悟しとけよって話だと思うけど


189 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/09/25(木) 21:05:09 IQ/IMnto0
やる夫界隈でも鼻つまみ者の一派に丸っとパクられた時はさすがにイラッときたな
原典にはない超解釈で付与したスキルがそのままだったから丸わかり


190 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/09/25(木) 22:28:48 F4wwI5Lk0
【元ネタ】ワールドトリガー
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】迅悠一
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷B 魔力B 幸運A+ 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
未来視:A
 自らが出会った人物の未来を予知する超感覚。
 その精度は非常に高く戦闘時でも敵の行動を悉く先読みすることが可能。
 ただし自分の未来を予知することは出来ない。

心眼(真):B
 修行・鍛錬によって培った洞察力。
 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”
 逆転の可能性が1%でもあるのなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。

【宝具】
『風刃の太刀(アネモスサイフォス)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:11人
 セイバーが所有する「ブラックトリガー」の1つ。
 物体に斬撃を伝播させ目の届く範囲どこにでも攻撃ができる遠隔斬撃能力をもつ。
 刀身から出る光る帯が残弾数を表しており、これがゼロになると魔力を消費して再装填する必要がある。
 セイバーが所有する「未来視」のスキルと併用することにより高度な立体的時間差攻撃を可能としている。

【解説】
週刊少年ジャンプで連載中の漫画「ワールドトリガー」に登場する人物。
別世界から現れた敵である「近界民」を迎え撃つ界境防衛機関「ボーダー」でも最強のS級部隊の隊員であった。
ボーダーに所属する主人公「三雲修」とその友人でありブラックトリガーを所有する「空閑遊真」を自らの玉狛支部へと入隊させようとするが、その際ブラックトリガーを狙うボーダー本部の部隊と激しい戦いを繰り広げた。
その戦いで自らが所有する「風刃」と「未来視」の能力を遺憾なく発揮し本部最精鋭部隊を撃退することに成功する。
その後は本部との和解の為に師の形見である「風刃」を本部に渡し、三雲修と空閑遊真の正式な入隊を認めさせた。
風刃がなくともその戦闘センスは非常に高く、後に街を襲った近界民の精鋭相手にも1人で互角以上に渡り合っている。


191 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/09/25(木) 23:03:39 F4wwI5Lk0
【元ネタ】ワールドトリガー
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】ハイレイン
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷C 魔力A 幸運B 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

単独行動:D
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクDならば、マスターを失っても半日間現界可能。

【保有スキル】
軍略:B
 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
 自らの対軍宝具の行使や、
 逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。

【宝具】
『卵の冠(アレクトール)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1〜20 最大捕捉:-
 アーチャーが所有する「ブラックトリガー」の1つ。
 掌に浮かぶ卵の形をした物体でありそこから生き物の形と動きを模した弾を撃ち出す。
 弾は魔力やエーテルから構成された存在に衝突するとそれをキューブ化させ能力を消失させる。
 その為サーヴァントにとっては天敵といえる宝具であり、魔術や宝具で弾を凌ぎ切ることも不可能。
 弾を自身の周りに停滞させる事も可能でその場合は上級魔術や宝具の一撃すらキューブ化させ凌ぎ切る程。
 またキューブから魔力を補充し自らの傷を癒すことも出来るなど攻守ともに万能な宝具である。
 
【Weapon】
マント

【解説】
週刊少年ジャンプで連載中の漫画「ワールドトリガー」に登場する人物。
三門市を侵略する「近界民」の国家の1つであるアフトクラトルの部隊長。
使用するブラックトリガー「卵の冠」はあらゆるトリオン体をキューブ化させ行動不能に陥れるという極悪な性能でありボーダーの精鋭たちが束になってかかっても時間稼ぎしか出来なかったほど。
また戦略眼も優れており部下と多数のトリオン兵を率いた大規模侵攻でも冷徹に任務を遂行している。


192 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/09/26(金) 02:14:40 BR9QCGFg0
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】マハーバリ
【性別】男性
【身長・体重】176cm・67kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷B 魔力A 幸運D 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

単独行動:D
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクDならば、マスターを失っても半日間は現界可能。

【保有スキル】
神性:A++
 神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
 アスラ神族の魔王であり、毘盧遮那の子、また自身も大日如来としての信仰を得ている。
 魔王であるためランクが多少下がっているが、それでも破格の神霊適性を持つ。

カリスマ:A+
 大軍団を指揮・統率する才能。ここまでくると人望ではなく魔力、呪いの類である。

千里眼:B
 視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。また、透視を可能とする。
 さらに高いランクでは、未来視さえ可能とする。世界を治めた王として、あらゆる場所を見通せる視力を持つ。

魔力放出(光):A
 自身の肉体より魔力の光を放出する。膨大な魔力は、神々しい光となってその体を守護する。
 世界を遍く照らす光そのものを纏うことによって、筋力、耐久ともに向上させる。

不死:B
 敵対したはずのヴィシュヌ神から授かった不死の加護。
 高い神性を持たない限り、アーチャーを消滅させる事は難しい。

【宝具】
『毘紐天よ、我を踏め(パーターラ・スタラ)』
ランク:B 種別:結界宝具 レンジ:1-50 最大捕捉:50人
 ヴィシュヌ神から与えられた彼岸の王国の再現。周囲一体を、地下世界の第三層、スタラだとする結界を張り巡らせる。
 スタラとはあらゆる困難のない世界であり、故にこの中にいる生命はあらゆる状態異常を取り除き、傷を癒す。
 ただし、この宝具よりも高いランクの宝具の呪詛などによる、永続的な負傷等に対しては万能性を発揮できず、
 結界外に出てしまうと再び傷は開き、バッドステータスを得てしまう。

『烈光よ、世界へと放て(マハーバリ・ダヌラ)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1-99 最大捕捉:100人
 飢餓や貧困を無くし、三千世界を照らした真王の威光が弓矢の形をとった宝具。その威光は現世であるならあらゆる場所へ届く。
 光そのものである矢は正しく光の速度で放たれるため、射った時には既に目標に到達しており、瞬く間に害悪を滅する。
 アーチャーの魔力が溢れた光で出来ている為指向性を持ち、放った後で対象が回避しても、軌道修正を行う。
 更に着弾するものを選択でき、障害物を無視して飛翔する。が、強い神秘を秘めたものに対して透過できない。
 また、超超速度であるため貫通力は高いが、質量が少ない為威力はそこまで高くない。


【解説】
 ヒンドゥー教に登場するアスラ神族の王である。マハーとは「偉大なる」「真なる(王)」という意味。
 地下世界を支配していたバリは、父の敵であるインドラの都アマラーヴァティーを占領し天上、地上、地下の三界を手にした。
 その命は奪わず、デーヴァ神族共々天上界から追い出し親政を始める。
 アスラ王は魔王と同義であることが多いが、彼が三界を支配すると世界が光で溢れ、飢えのないこの世の楽園となり、人々は王を讃えた。
 天上界から追われたデーヴァ神族は、三界を奪還しようにもバリの力に対抗できなかった。
 そこで女神アディティがヴィシュヌに祈ると、ヴィシュヌは彼女の胎内へと入り、夫カシュヤパとの息子として生誕した。
 矮人のアヴァターラ、ラーヴァナは乞食の少年の姿をとり、マハーバリを讃える祭りに参加した。
 人々の望む物を与える王に、自分の3歩歩いた分の土地を要求する。
 王が許可した瞬間、ヴァーマナの体が巨大化した。1歩目を大地に、2歩目を天空に下ろした。マハーバリは咄嗟に、3歩目が下ろされる前に
 自らの額を差し出し、そこに足が下ろされた。自身を犠牲にして地下世界を守ろうとしたのだ。
 ヴァーマナは王の心に感心し、不死身の体と地下世界の楽園、スタラを与えた。王は眷属を引き連れ地下へと戻っていった。

【コメント】
 アスラ神族の中で珍しい、人々に愛された魔王。彼の名を冠した町があるぐらい信仰されている。
 光を世界に飛ばすからアーチャーという超解釈。一応弓矢の形をとってお茶を濁した。
 他の適正クラスはライダー、キャスター。ライダーなら太陽を引く馬で蹂躙し、キャスターなら陣地作成で王国を築いて猛威を振るう。


193 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/09/26(金) 17:26:59 3GcTb1Zs0
【元ネタ】セブンスドラゴンシリーズ
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】タケハヤ
【性別】男
【身長・体重】???cm・??kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力B 耐久B+ 敏捷A 魔力C 幸運D 宝具B++
【クラス別スキル】

狂化:D
 筋力と耐久のパラメーターをランクアップさせるが、
 言語能力が不自由になり、複雑な思考が難しくなる。

【固有スキル】

七帝竜の因子:A
 同ランクの対魔力スキルを取得可能、かつ同ランク以下のスキルによる自身の弱体化を無効化できる。
 ただし、竜殺しの特性を持つ相手に相対するとステータスが弱体化する。

半竜の目覚め:C
 狂化スキルのランクを一つ上昇させ、筋力と魔力のランクを上昇させる。
 このスキルはバーサーカーの任意で発動できる。

半人の目覚め:C
 狂化スキルのランクを一つ下降させる。その際にステータス上昇の恩恵も打ち消される。
 このスキルはバーサーカーの任意で発動できる。

英雄の資格(偽):-
 人体改造によって後天的に付与された戦士としての才能。
 現在は竜の因子によって上書きされているが、バーサーカーはもとから英雄として遜色ない力を持つ戦士だった。

【宝具】

『外法・七竜刻印(ドラゴンクロニクル)』
ランク:B++ 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 自身のステータスを1ランク上昇させる。また、自身の全力攻撃を擬似的な『対軍宝具』として扱うことができる。
 バーサーカーの体内に埋め込まれた七頭の「帝竜」の因子、そしてそれを埋め込んだ技術そのもの。
 これによりバーサーカーは莫大な力を扱うことが出来るが、その力は寿命を削り理性を蝕む。

『守護者・人類戦士(ジンルイセンシタケハヤ)』
ランク:B++ 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 相手が「人類の敵対者」の属性を持つ場合、「知名度補正」、「魔力不足」、「負傷」による劣化を無視し、十全の能力を発揮できる。
 人が生み出した人の守護者、彼が人を守るのは偏に愛が故に。

【Weapon】

『人類戦士の槍』
 材質も出処も不明だが、竜の力を得たバーサカーの力に耐えうる業物である。

【解説】
セブンスドラゴンシリーズより、人類戦士タケハヤ。このデータはセブンスドラゴン2020を参考にして作成した。
セブンスドラゴンシリーズは、「外宇宙からの侵略者」であるドラゴンと人との戦いを描いたRPG。
タケハヤはそのなかで出てくる、ドラゴンの因子を植え付けられた戦士。
一作目では中ボスとして出てくるのみであったが、2作目にて彼に関して詳しい描写がなされ、
『人類戦士となる以前の彼はどのような人物であったか』、『なぜ半竜と化してまで戦ったのか』
といったことを読み取ることができる。

【コメント】
型月的な「竜」と、セブンスドラゴンにおける「ドラゴン」は厳密には違うが、神秘の強さだったらほぼ同等だと思う。


194 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/09/28(日) 16:54:04 scgLSRZI0
【元ネタ】史実・三国志演義
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】陣宮公台
【性別】男性
【身長・体重】168cm・60kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷D 魔力C 幸運E 宝具A
【クラス別スキル】
陣地作成:C
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 小規模な”工房”の形成が可能。

道具作成:A+ 
 魔力を帯びた器具を作成できる。
 時間と材料さえ十分なら宝具の作成も可能。

【保有スキル】
軍略:C
 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
 自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。
 
自己改造:C
 自身の肉体に、まったく別の肉体を付属・融合させる適性。
 このランクが上がればあがる程、正純の英雄から遠ざかっていく
 スキル『他者改造』の派生スキル。

他者改造:A
 他人の肉体に、まったく別の肉体を付属・融合させる適性。
 肉体と機会との融合施術に長けている。

人間観察:C
 人々を観察し、理解する技術。
 その人間の本質・才能を見抜くことに長けている。

【宝具】
『軍神五兵(ゴッド・フォース)』
ランク:A 種別:対軍・対城宝具 レンジ:1〜40 最大捕捉:1〜50人
 キャスターが呂布のために考案した人工宝具。
 切斬、刺突、打撃、薙ぎ、払い、射撃の六つの形態に変化するマルチプルウェポンであり大量破壊兵器。
 『切斬』はあらゆる物理防御を無効化、ないし切断し破壊する大ダメージ攻撃。
 『刺突』はスタン(槍の貫きによる行動封じ)判定かつ縦列の敵を貫通する大ダメージ攻撃。
 『打撃』は巨大な籠手と化して防御力をあげる。もしくは相手の攻撃を受け止め、弾き返す特殊防御。
 『薙ぎ』は横一列の敵を払う大ダメージ。
 『払い』は物理系の行動を弾きながらダメージを与える特殊カウンター。
 『射撃』は大口径による波動砲じみた呂布ビームなど、一人でサーヴァント六人分の宝具を所持する形となっている。
 ただし、本来は呂布の専用宝具のためキャスターは一度につき一形態しか発動できない。

【Weapon】
【解説】
小説『三国志演義』では、中牟県の県令として登場する。董卓暗殺に失敗し洛陽から逃げ出した曹操を捕まえている。しかし一度は捕らえるも、曹操の志に感服し共に逃亡する。
しかし曹操と陳宮は、途中で立ち寄った曹操の知人の呂伯奢の家で、呂伯奢の家族に殺されるのではと疑心暗鬼にかられ、呂伯奢の家族を殺害する。さらに家から逃げ出す途中、曹操は何も知らない呂伯奢をも、口封じのために殺害してしまう。
そのあまりの身勝手さに呆れた陳宮は、彼の寝込んだ隙に暗殺しようと考えるが思いとどまり、一人で東郡へ去っている。
その後、陳宮は東郡で従事を務め、徐州の陶謙とも交流を持つ。曹操が父の仇を討つために徐州に攻め込もうとすると、陳宮は陶謙のために曹操を諫止しようとするが、逆に罵られて追われ、陳留の張邈を頼っている。
そして、史実通りに張邈らとともに呂布を擁立し、兗州を曹操から奪っている。
呂布が曹操に敗れて徐州の劉備の下に逃れると、これに随従していた陳宮は、呂布に進言して劉備を駆逐し、徐州の支配者とさせる。さらに陳宮は、袁術が派遣した使者韓胤と結託し、曹操らに対抗しようと図っている。しかし、密かに呂布の駆逐を狙う陳珪・陳登父子に阻まれ、韓胤は呂布により曹操に引き渡され処刑されてしまう。
その後も陳珪父子に行動を妨害されたため、陳宮は呂布に陳父子を退けるよう諫言するが、容れられず嘆息している。
曹操が徐州へ進攻してくると、陳登の裏切りにより、呂布・陳宮は下邳に追い詰められる。曹操の勧告に応じて降伏しようとする呂布を押し止め、陳宮は弓矢で曹操の本陣傘を射抜いている。
さらに「掎角の勢」を進言して曹操軍を破ろうとするが、呂布の妻厳氏が泣いて呂布を止めたため、実行を取り止めている。敗北後の刑場での曹操とのやり取りは、史実とほぼ同様である。


195 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/09/28(日) 18:06:42 AAUHO3Ws0
前に誰かがこのスレの勢いがなくなったと言ってたけど
Wikiを気遣って投下を自重してるだけなんじゃないの?
皆鯖みたいなトコと違って制約なんてないだろうし


196 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/09/28(日) 18:17:34 H1B9Rvrc0
作り溜めしてるとかかもしれんな
たまに3つ4つ一気に投下してく人いるし


197 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/09/29(月) 01:20:42 MRHcmp7A0
対英雄スキルを持つ英霊って覚者以外に誰がいるんだろうな
やっぱ宗教開祖タイプか?


198 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/09/29(月) 05:54:04 p0g/79Tg0
ランク低くていいなら宗教開祖は全員持ってそう→対英雄


199 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/09/29(月) 07:52:46 Pwn12MKE0
パンチですらBなんだからロン毛でも案外Bかもな


200 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/09/29(月) 14:44:39 UMx/xF6Y0
達磨大師は持ってそう


201 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/09/29(月) 15:07:55 VlArb10.0
まーたスレに投下せず鯖登録してる人がおる
しかもチートオリキャラっていう


202 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/09/30(火) 21:51:25 Sgw.tpBI0
【元ネタ】歌曲『魔王』
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】魔王
【性別】性別不明
【身長・体重】詳細不明
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷A 魔力A 幸運E 宝具B
【クラス別スキル】
気配遮断:A++
 サーヴァントとしての気配を絶つ。完全に気配を絶てば発見することは不可能に近い。
 アサシンと接触している者以外、気配を感知することは非常に難しい。

『お父さんには魔王が見えないの? 王冠とシッポをもった魔王が。
 ――息子よ、あれはただの霧だよ』

【保有スキル】
話術:B+
 言論により、人はおろか人外までも動かしうる才。
 対象が生物である限り、アサシンの言葉に魅力と恐怖を感じずにはいられない。
 相手が負傷しているなど、困窮している場合、宝具の成功判定に有利な補正をかける。

『可愛い坊や、私と一緒においで。楽しく遊ぼう。可憐な花も咲いて、黄金の衣装もたくさんある』

畏怖:EX
 対峙した相手に恐怖を抱かせる存在感。
 死ぬまで付き纏うその姿は不定だが、相手が最も恐れるものへと姿は変わる。
 その為、大なり小なりではあるが、誰しもがアサシンを畏れる。

『お父さん、お父さん! 魔王が僕をつかんでくるよ!
 魔王が僕を苦しめる!』

【宝具】
『添い侍る死の魔王(エァルケーニヒ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1-10 最大捕捉:1
 死を間近に迎えている人間が、朦朧とした思考の中で生み出す死への畏れ。それがアサシンの正体である。
 アサシンは姿なき存在であり、死に近い対象の意識を借りることで初めて実態を伴って目の前に現れる。
 近くの物体に霊核ごと憑依し、対象にのみ見える幻覚を見せるため、周囲の人間は何が起きているのか察知することが難しい。
 相手の肉体が傷ついている、サーヴァントであるなら魔力供給不足である場合、相手に話術スキルと併せて語りかける。
 現世の苦痛から逃れ、死後のにある救済を語り誘う甘美な言葉は、死を経験したサーヴァントであっても生への執着心を忘れてしまう。
 相手の容態などに左右される判定に成功した場合、相手の魂を抜き取る。生物なら死に、サーヴァントならその消滅を免れない。
 ただし、回収した魂は聖杯にくべられず手元に残るが、アサシンはその魂を利用することができず、アサシンが消滅した場合
 アサシンの霊核ごとサーヴァントの霊格は聖杯に収められる。
 また、一度最終的な成功判定に失敗した相手に対し、この宝具を二度と使うことはできない。
 
 アサシンは攻撃を行わない。ただ死の淵に立つ者を、向こう側へと引きずり込むだけである。

『父も心が騒ぎ立ち、喘ぐその子を抱きしめからくも宿に着いたが、子は既に息絶えぬ』

【解説】
 フランツ・シューベルトが作曲したリート(歌曲)に出てくる、子どもの命を奪っていく魔王。
 ゲーテの同名の詩に、少年だったシューベルトが歌曲と伴奏を完成させた作品である。
 夜の闇、登場するは馬駆ける父、その腕に抱かれている、熱を出した息子。
 息子は、吹き荒れる風や木々のかすれた音が、自分を連れて行こうとする恐ろしい魔王の声に聞こえていた。
 何度も父親は安心させようと、幻覚、幻聴の正体を息子に伝える。しかし息子は、自分を苦しめる何者かに恐れ身を震わせる。
 父は酷く不安になり、夜通し馬を走らせようやく医者の下にたどり着くも、既に息子は息絶えていた。
 死に近い人間が、生への渇望が薄れ弱気になった時に見る幻覚がこのアサシンであり、死そのものとも言える。

【コメント】
 直接戦闘能力はない為、漁夫の利狙いで宝具を発動することしかできず、戦略の幅がない所か戦略がないサーヴァント。
 マスターが令呪で命令しても実態がない為、宝具効果をブーストするか自害させるぐらいしかできない。
 一応、宝具によって脱落したサーヴァントは聖杯に注がれないため、聖杯を確保している者は状況を正確に把握することは難しい。
 ちなみに、宝具から完全に逃れたものが直後に、アサシンが憑依しているものを破壊すれば、アサシンは消滅する。


203 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/01(水) 09:05:08 T5sVZW.g0
【元ネタ】三国志 三国志演義
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】袁紹 本初
【性別】男性
【身長・体重】160cm・45kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷B 魔力D 幸運B 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

単独行動:A
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクAならば、マスターを失っても一週間現界可能。

【固有スキル】
カリスマ:B
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。

反骨の相:C
 自身の判断を絶対のものとし、他者の判断を容れない気性。
 自らを押さえつけようとする全てに反発する反逆の星であり、袁家においても持て余されていた。
 同ランクの「カリスマ」を無効化する。

【宝具】
『思召剣』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1人
 袁紹が夢枕に仙人から受け取ったという宝剣。民間伝承に由来する。
 自らの魂を霊子へと変換して睡眠中の他者の精神に侵入し、様々な干渉を行うことができる。
 ただし、睡眠中の相手しか対象に選ぶ事は出来ない。(=睡眠を必要としないサーヴァントには対しては使用できない)
 その為、敵マスターが眠っている間に精神攻撃を仕掛け、眠らなければ不眠による弱体化を図る、という運用法が主となる。

『神鬼攻勢』
ランク:A+ 種別:対城宝具 レンジ:15〜50 最大捕捉:500人
 アーチャーがかつて配下としていた超軍師集団に作らせた攻城用の中華ガジェットの数々。
 空中飛行を可能とする雲梯・衝車や、地盤を掘り進む削岩機を要している。
 これらは通信機として機能する中華ガジェット(太鼓型・角笛型)によって遠隔操作が可能。
 空を舞う攻城塔から矢の雨が降り注がせると同時に、削岩機により地中から侵攻するという上下からの挟み撃ちが行える。
 籠城する公孫瓚に「神鬼に似る」とまで恐れられた、袁紹軍の大攻勢を具現化する宝具。

【解説】
 後漢末の群雄の一人。字は本初。
 名門である袁家の生まれであり、それを鼻にかける人物とされる事が多いが、
 実際は庶子であり、袁術、曹操といった後のライバルからは大きく水を開けられる身分――卑賤の立場であった。
(名門袁家のはしくれではあったので、劉備や孫堅などよりは恵まれている)

 若き頃は清流派(とはいうものの単に主流派=宦官と敵対する派閥)の過激派とつるんで
 濁流派(と評するが、実際は政権を握る派閥)と敵対し、牢に囚われた仲間の脱走に協力するなど、
 命を張った過激派テロリストであった。

 このような振る舞いは、当時、袁家の長であった袁隗にとって看過しうるものではなく叱責を受けたが、
 行状を改めたかどうかは資料によって異なる。

 大将軍の何進に招聘されると、仲間たちと共に応じ、その側近となる。
 何進が十常侍ら宦官の勢力に暗殺されると残存勢力を率いて宮中に押し入り、
 宦官たちを抹殺して権力を握ろうとしたが、折り悪く幼帝兄弟は董卓が保護。
 袁紹らは手をこまねいている間に栄達の機会を失う。

 董卓は清流派を優遇しつつ専横を始めたが、自身の栄達を望む袁紹は都を脱出。
 董卓に敵対する清流派勢力を糾合せんとする曹操の策略に乗り、反董卓連合の盟主となる。

 しかし、反董卓連合の士気は低く、主戦派だった曹操も董卓軍との戦いで壊滅。
 主戦派の曹操は集めた兵士にも反乱されるほど威信が失墜し、発言力を失った。
(帝を助けようとした評判を得た、というのは後知恵の言い訳であり、以後、曹操は滅亡寸前の綱渡りを続ける)
 また袁紹は皇族で名声もある劉虞の招聘を画策したが、曹操らに反対され、劉虞自身にも断られたことで失敗した。

 これにより反董卓連合は完全に方向性を見失い、挙句に内輪で武力衝突をはじめるほどになった。
 このため、袁紹は瓦解した連合に見切りをつけ、袁術との対立を深めていく。


204 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/01(水) 09:06:36 T5sVZW.g0

 191年、袁紹は、袁術・公孫瓚と対立していた韓馥の地盤を乗っ取り、群雄として名乗りを上げる。
 以後、公孫瓚と激闘を繰り広げ、一時は追い詰められたものの、
 界橋の戦いにおける勝利で優勢を確実なものとし、冀州に一大勢力を築き上げた。

 だが、献帝を有して天下に号令せんとする曹操と次第に対立を深め、ついには軍事衝突に発展。
 豊・沮授の進める持久戦略を取り、曹操が失点を重ねるのに乗じて勢力を押し広げ、官渡にまで追い詰めた

(田豊らの進言を退け速攻策を取った。また子供の病気を理由に進軍を見送った、などという逸話があるが、
 実際の軍の到着時期から進軍経路・速度を逆算すると、おおかた虚偽だと断言できる。
 ……テレポートができるというなら話は別だが、それだと歴史ではなくSFの話になってしまう)

 だが、許攸の裏切りによって兵站基地の位置が敵方に露見。
 袁紹は足の早い軽騎兵のみで部隊を編成し急行させるも、
(張郃の進言を蹴ったと言われるが、軽騎兵のみで編成するのは進軍速度の点から言っても妥当である。
 また張郃はこれまでの経歴に騎兵指揮の経験が読み取れない。つまり進言をほぼそのまま容れている形である)
 あと一歩のところで追いつかず、兵站基地は崩壊。
 さらに張郃が曹操に寝返った(進言を容れてもらっときながら、失敗したら寝返るアレな人ということになるのだが)ことで、
 袁紹軍の敗勢は定まった。

 それでも袁紹が生きている間は、袁家の勢力は盤石だったが、
 袁紹が病死すると、子供達と家臣団の身内争いによって疲弊。
 その間隙を曹操に突かれ、袁家は滅ぼされてしまった。



【蛇足】
 史書に置いては優柔不断とされ、演義などの後年の作ではそれが強調され、また名門生まれの情けないお坊ちゃん扱いをされる。
 だが、実際はお坊ちゃんというよりは叩き上げの武闘派であり、行動に置いても十分に果断の人と言える。
 ただ、曹操が大勝ちするが大負けもする博打打ち体質なのに対し、袁紹は今少し慎重なのが、優柔不断との評に繋がったのだろう。
 どちらかというと曹操が軽率過ぎるだけのような気がするのだが。
 献帝担ぎあげた所為で一時は四方八方敵に回してるし、
 官渡の戦いでも失点に付け込まれまくって官渡に追い詰められてる時点で……

「人倫問わず、唯才のみ」
 後の曹操の言を真実追求したのは、曹操ではなく袁紹であろう。
 曹操は唯才を謳いながら実際は人倫を重視していた。
 そも「唯才のみ」を名目に立てて人材を集めた背景は、
 公府を開くにあたり組織を動かす官僚の数、マンパワーが不足したため、
 悪辣な輩もかき集めなければ追いつかない、という至極現実的な理由から来たものが大きい。

 逆に袁紹は人格を問わず、その能力と忠誠のみを求めた。徹底した実力主義である。
 能力がないなら粛清され、袁紹を軽んじても粛清される。
 代わりに実力と忠義(忠誠心さえ示せばよく、清廉である必要はない)を示したものには強大な利権が与えられる。
 このため、袁家は人倫よりも能力(と裏返しの肥大化した自負心)に秀でた者が多かった。

 事実、袁紹の家臣の実力は破格と言ってよく、幾度となく窮地を凌ぎもしたが、
 家臣同士の讒言もまた絶えず、人格破綻者も多く、袁紹という重石を失うと身内で争いあい、破滅した。
 本当に「唯才のみ」を追求した組織、凡人が最良と夢見る実力主義の組織の実態と末路を、袁家の顛末は如実に示している。


205 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/02(木) 20:30:11 .81KrehQ0
【元ネタ】ファイナルファンタジーⅥ
【CLASS】セイバー
【マスター】衛宮士郎
【真名】セリス・シェール
【性別】女
【身長・体重】172cm・58kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷B 魔力B 幸運C 宝具EX
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。
【保有スキル】
魔術:B
幻獣より抽出した魔力を注入された人造魔導師。
氷の魔術を得意とし、回復や防護などの魔術を行使可能。
【宝具】
『魔封剣(マジックアブソーブ)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:30 最大捕捉:-
セイバーの代名詞とも言える対魔術礼装。レンジ内の魔術を自らの剣に引き寄せ、
魔力に還元し吸収する宝具。
吸収できる魔術は無差別であり、敵・味方の区別なくレンジ内のAランク以下の魔術を引き寄せる。

『贋作は真作よりも美しく(ライフライク)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
同性の姿・声・仕草を写しとる宝具。
有名な女優の替え玉として舞台に立ち、見事に演じきった逸話が宝具化したもの。

『飛天鳥の魔石(ケーツハリー)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:80 最大捕捉:4人
神秘の中の神秘ともいえる幻獣の力の結晶。
所持する者は加速・鈍速・浮遊の魔術を行使することができるようになる。
また幻獣ケーツハリーを召喚し、いかな高所にもひとっ飛びで移動することができ、
これを利用して急降下攻撃を行うこともできる。

【Weapon】
騎士剣

【解説】
スクエア(現スクエア・エニクス)が制作したファイナルファンタジーⅥのキャラクター。
魔法の力を操る魔導戦士にして、『常勝将軍』と称されたガストラ帝国将軍。
仲間に加わった当初は硬い印象だったが、徐々に歳相応の女性らしい言動や態度になっていく。

オペラ座のイベントのセリス最高


206 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/02(木) 20:36:59 .81KrehQ0
【元ネタ】ファイナルファンタジーⅥ
【CLASS】バーサーカー
【マスター】イリヤスフィール・フォン・アインツベルン
【真名】ウーマロ
【性別】男
【身長・体重】209cm・198kg
【属性】混沌・狂
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷C 魔力D 幸運C 宝具EX
【クラス別スキル】
狂化:B
全パラメーターを1ランクアップさせるが、理性の大半を奪われる。

【保有スキル】
怪力:A
一時的に筋力を増幅させる。魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。
使用する事で筋力をワンランク向上させる。持続時間は“怪力”のランクによる。

投擲(人間):C
人間を弾丸として放つ能力。
人間大ならなんでも投げつけることができる。

勇猛:B
威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
また、格闘ダメージを向上させる効果もある。

【宝具】
『元気100倍!(イエローチェリー)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
河童にされた人間を元の姿に戻す黄色いさくらんぼ。
バーサーカーの好物であり彼が食べたときに限り、加速・防護・対魔力・
自動再生の魔術と同等の効果が発生する。

『大蛇神の魔石(ミドガルズオルム)』
ランク:EX 種別:対城宝具 レンジ:100 最大捕捉:1000人
神の末裔であり、大地を司る幻獣の力を秘めた魔石。
所持する者は竜巻・重力・地震の魔術を行使できるようになる。
また魔石に宿るミドガルズオルムの力の一端を顕現させ、
使用者以外に被害を及ぼす大地震を引き起こすことができる。
しかしバーサーカー本人はこの宝具を使用できない。

【Weapon】
素手、棍棒(ベヒーモスの骨製)

【解説】
ファイナルファンタジーⅥに登場するキャラクター。-
2メートル以上の巨体と怪力を持ち、炭鉱都市の洞窟に棲む雪男。
好きなものは趣味でもある骨彫刻で、これにはめられた魔石にプレーヤーが手をつけたことで戦闘になる。
倒した後である条件を満たしていれば仲間になり、原作では戦闘中操作不能ということで
一番にバーサーカーらしいキャラと思われる。
キャッチコピーは『骨彫刻を愛する雪男。その力は巨木をもなぎ倒す。が、ちょっと乱暴』


207 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/02(木) 22:33:22 NIZ80McQ0
【元ネタ】カンボジア民話
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】サンセルキー
【性別】男性
【身長・体重】179cm・68kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷B 魔力C 幸運C 宝具C+
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

単独行動:A
 マスター不在でも行動できる。
 ただし宝具の使用などの膨大な魔力を必要とする場合はマスターのバックアップが必要。

【固有スキル】
神々の加護:A 
 天上の神々や、森の精霊からの加護。
 状況を打破する際に神々による直接的な支援行使が高確率で行われる。

千里眼:C
 視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。

【宝具】
『朋瑞弓(レアシャシー)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:5〜40 最大捕捉:1人
 アーチャーが生まれた時より共にあった魔弓。
 番える動作を必要とせずに矢を放つことが可能の、因果省略の能力を持つ。
 矢の威力が強ければ強いほど、その為に弓を引き絞る時間が必要という法則を覆し、
 またその特性上、標的との距離が近いほど効果を発揮する、極めて利便性の高い宝具である。
 
『灰燼に帰す火葬の矢(プルーング)』
ランク:C+ 種別:対軍宝具 レンジ:5〜60 最大捕捉:50人
 真名解放によって放たれる炎の矢。
 矢に大量に搭載されたアーチャーの魔力は爆炎となり、触れた者を瞬時に木っ端微塵にする。
 発動の際には因果省略の特性はなくなるが、弓を引き絞れば恐ろしい唸りを立てて空間ごと震動させ、
 周囲の者に“重圧”をかけ、「対魔力」か抗魔術を持たない者はこれによって動きを封じられる。
 ただし、この重圧音の効果範囲はレンジ20程で、遠方の標的には効果はない。

【weapon】
『無銘・短剣』
 アーチャーが生まれた時より共にあった魔剣。
 構えずとも所有者を守る能力がある。セイバークラスで現界した時にはDランク宝具として顕現する。

『生貝』
 アーチャーが生まれた時より共にあった美しき貝。
 行くべき方向へ導く能力があり、乗ることも出来る。


208 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/02(木) 22:34:08 NIZ80McQ0
【解説】
カンボジアの民話伝説「サンセルキー」の主人公。
ある時、ある国の姫であるモンテアは兄王子と共に森へ遊びに行き、偶々通り合わせた悪王に連れ去られてしまった。
時が経ち、兄王子コトラックは王位に着き、自分の息子達にモンテアを救わせると決心した。
コトラックの王子達は6人の異母兄弟であったが、その後にも二人の愛妾がそれぞれ子供を生み、
一人は生まれた時に弓と剣と大きな生貝が発見され、もう一人は小さき麒麟獅子(レアシャシー)へと変じた。
6人の兄の母達は、占者を買収して、二人の弟王子は不吉だと言わせ、王子達は母共々追放されてしまった。
また時が経ち、麒麟獅子は母達を助け、弓の王子サンセルキーは神に愛される強力な狩人へと成長した。
6人の兄達は、自分達には叔母モンテアを救うことは出来ないとわかっていたので、
末弟サンセルキーを頼ることにし、サンセルキーはこれを快諾した。
サンセルキーはその勇気と弓の力によって、叔母モンテアとその娘ソンポアを救い出すが、
6人の兄達はこれを快く思わず、サンセルキーを騙して崖から突き落とし、
救い出された母娘も、6人の母達が王へ虚言を伝えることで、追放されてしまった。
その後、コトラック王は息子達の行状を鑑みて、己の浅慮を反省し、
モンテアとソンポアから真実を聞き出して全てを知り、サンセルキーの捜索に向かった。
サンセルキーは実は神の加護によって生きており、コトラックはサンセルキーとその家族を見つけると
過失を詫び、これから先は憂き目に会わせぬと誓った。
6人の兄とその母達は追放され、サンセルキーとソンポアは結婚し、ソンポアは女王となり、
サンセルキーは神々への感謝として祭壇を建設し、悪王を葬った場所には大きな廟を立てたという。

【コメント】
宝具名はテキトー。短剣も宝具だが、能力が弓と被ってるし地味だし一度も使われてないしで【weapon】行き。
解説では省略したが、ソンポアはサンセルキーが叔母救出に旅立つ前に、虎に襲われたところを
サンセルキーに救われて一目惚れしたという事情もある。
因みに、悪王ってのは魔猿(ヤック)のことで、これを退治した宝具の弓は魔獣殺しの宝具でもある。
救出劇の際はナーガとも悶着が起きたが、神の助けによってナーガを傷つけずに撃退している。
叔母誘拐犯の猿王以外は悪いことしてないので、この辺りは良い配慮だと思った。
しかし、この手の英雄譚で、主人公ではなくその妻が王位に着くのは初めて見たな。
適正クラスは弓と剣と騎。神の車に乗ったりしているが、自分で操縦したわけではない。


209 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/03(金) 19:11:40 8mjgBykk0
【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ジョン・フォン・ノイマン
【性別】男性
【身長・体重】170cm・60kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力C 幸運B 宝具D++
【クラス別スキル】
陣地作成:D 
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 科学者としての研究施設の形成が可能。

道具作成:D (聖ヘレナ)
 魔力を帯びた器具を作成できる。
 ただしキャスターが作成できるのは科学的な機械・器具に限られる。

【保有スキル】
予知(偽):A+
魔術体系の一種ではなく、膨大なシミュレーションによる未来予測            
厳密には演算による未来の推測ーーー未来演算。
ゲーム理論の応用で複合的に情報を処理する事で高レベルの予知が可能。

高速思考:A
思考速度、物事を整理し追いつめる思考の速度。
Aランクになれば人類の限界の思考速度であり、
ありとあらゆる判定にボーナスが与えられる。

分割思考:A
思考中枢を仮想的に複数に分け、同時に運営する。
分割したそれぞれの思考により、膨大な情報を瞬間的に処理できる。
Aランクは魔術師ではない一般人としては破格のランク。

魔術:D
人類に新たな発想を与えた事による空間圧縮・破砕。
科学的現象の再現であるため神秘が著しく低い。

【宝具】
『世界塗り替える新たなる太陽(ニュークリア)』
ランク:D++ 種別:対国宝具 レンジ:1〜1000 最大捕捉:2000人
キャスターが製造に関わり完成させ、世界の兵器バランスを崩壊させた原子爆弾そのものである。
既存の武力(過去)の意味を消失させた事からキャスターの生存していた時代より過去の物ほど威力を増大させる。
発動には膨大な演算と魔力が必要とされるが、効果範囲が広く回避は事実上不可能。
古く深い程神秘は強固になるが、その法則を打ち破った兵器故の例外。過去の神秘ほど威力が増大する性質上、防御する事も難しく
この宝具に対抗するには、この宝具より遥か高みの高火力宝具の迎撃が必要。それ以外では対処する事もできない。

【Weapon】
【解説】
ジョン・フォン・ノイマン(ハンガリー名:ノイマン・ヤーノシュ、ドイツ名:ヨハネス・ルートヴィヒ・フォン・ノイマンはハンガリー出身のアメリカ合衆国の数学者。
20世紀科学史における最重要人物の一人。数学・物理学・工学・計算機科学・経済学・気象学・心理学・政治学に影響を与えた。第二次世界大戦中の原子爆弾開発や
その後の核政策への関与でも知られる。
太平洋での核爆弾実験の観測やロスアラモス国立研究所での核兵器開発の際に放射線を浴びたことが原因となって、1955年に骨腫瘍あるいはすい臓がんと診断された。
癌は全身に転移。その後も精力的に活動を続け、合衆国政府の相談役として重要な役割を果たし続けていた。
原子力委員会初代委員長ルイス・ストラウスの回想によれば「あるとき国防総省がノイマンに相談することになった…移民だった彼のベッドはいまや国防長官、副長官、陸海軍の長官や参謀長達に囲まれていた」という。
1956年1月にウォルター・リード病院に入院。死が間近になると、以前は信仰に熱心でなかったにもかかわらず、一度目の結婚時に改宗したカトリック教会の司祭と話すことを望んで、周囲を驚かせた。
猛烈な痛みに苦しめられながら最期を迎え、ニュージャージー州のプリンストン墓地に埋葬されている


210 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/03(金) 19:13:17 8mjgBykk0
失礼
道具作成:D (聖ヘレナ)→道具作成:D 
に変更お願いします


211 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/03(金) 21:14:29 cSPT.MXQ0

【元ネタ】カンボジア民話
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】ボルボン
【性別】男性
【身長・体重】175cm・57kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷B 魔力B 幸運D 宝具B+
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない

【固有スキル】
単独行動:A+
 マスター不在でも行動できる能力。

神々の加護:A
 天神プラエンを代表に、多くの神々から加護を得ている。
 状況を打破する際に神々による支援行使が高確率で行われる。

【宝具】
『黒き天恵(プラ・プスノカ)』
ランク:B+ 種別:対人宝具 レンジ:− 最大捕捉:1人
 神使が変じた黒鶏を食したことで得た不死の能力。
 体内に貯蔵された神鶏の膨大な魔力によって、ランサーの肉体はこの特性を得ており、
 これを消費することによって負傷の完全治癒を可能とし、
 また現界維持に必要な魔力供給がなくとも自由に行動出来る。
 ただし、神鶏の魔力を消費をする暇もない程の“即死”には対応出来ない。
 真名解放によって、能動的に神鶏の魔力を稼働・消費し、筋力・耐久・敏捷をランクアップさせることが可能。

【weapon】
『無色の天恵(チエア)』
 ランサーの母が夢の中で天人から授けられ、後に現実にランサーが守護神より授けられた水晶。
 これを持つと空を翔ることが出来る。

『無銘・武装』
 剣・大薙刀・騎象などの武装。
 宿敵ベイボンサ王を倒した主要兵装は大薙刀である為、ランサーとして現界した。


【解説】
カンボジアの民話伝説「ボルボンとソウリボン」の主人公の放浪王。
前世で罪を犯した狩人の転生とも、仏陀の化身とも言われる。
クレアサンス国の王妃チエアは、ある日に天人から二つの宝玉を授かる夢を見て、
その後、二人の子を出産して、兄ソウリボン、弟はボルボンと名付けられた。
第二王妃モンテアもベイボンサという王子を産んだが、我が子の為に兄弟を排除しようとして罪を被せ、
幼い兄弟は死刑を宣告されてしまった。
しかし、兄弟の異能と母チエアの嘆きを見た死刑執行人は、兄弟を逃がして王には斬首に処したと報告した。
何とか命を繋げた兄弟であったが、ある時に離れ離れになってしまい、それぞれ別の国の王位に着いた。
ボルボンとその妃が旅の途中で遭難したことを契機に、兄弟は再会することに成功し、
母に会う為に力を合わせて故国へ攻め込んだ。
勇敢な王へと成長していたベイボンサはこれを迎え撃ったが、対するボルボンの武威は
かつて強大な巨人を戦わずに降伏させた程で、ベイボンサはボルボンの薙刀で討ち取られてしまった。
若王が討ち取られたので、クレアサンスの先王は降服の意を示そうとしたが、先王に恨みのある兄弟は
先王に嫌がらせをした後、圧迫面接によってようやく自分達が息子であると明かして和睦を受け入れ、
追放されていた母チエアは息子達と再会することが出来た。
真実が明らかになったモンテアは死刑に処され、例の死刑執行人は副王に推挙された。
ボルボンの子をクレアサンスに残し、兄弟二人はそれぞれの国へ帰っていったが、
望むならばいつでも母の許へ駆けつけると約束した。
その後、この大家族には幸運が続き、死後は揃って神の国へ昇天した。

【コメント】
精神的ショックによって死んだり気絶したりする場面が多くて何かワロタ。
黒鶏によって得た不死能力は、飲まず食わずでも一万年生きられるという作中設定だが、
攻撃を受けても平気という意味での不死であるかは不明なので、宝具は大体捏造。
因みに、ソウリボンの方は白い鶏を食べたので『白き天恵(プラ・プスノカ)』という宝具を持つという設定。
武勇を磨く暇なんか無かった筈だが、戦闘能力は何故か高く、作中で無敵とまで言われている。
ハッピーエンドだし、神の助けもよく受けているが、それでも幸運はD。ランサーにしたのはそれが理由。
適正クラスはランサー・ライダー・セイバー。


212 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/04(土) 11:08:04 XQIU34IU0
【元ネタ】日本・史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】平忠常
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】中立・悪
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷B 魔力D 幸運D 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:C
 騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、 野獣ランクの
 獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
神々の加護:C
 後世に吉祥天と同一視され、明治の神仏分離以降は天御中主とされた神の加護。
 ライダーの祖父が将門と戦った際に守護したとも、逆に当初は将門を守護していた
 が愛想をつかしてライダーの祖父の家についたとも言われる。

軍略:D
 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
 「極めたる武者」平維時・直方父子を相手取り、戦闘ではひけをとらなかった。

無窮の武練:D
 将門を想起させた乱の首謀者。いかなる状況でも万全の武を発揮出来る。
 
【宝具】
『望月を欠く(もちづきをかく)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1〜20 最大捕捉:1人
 ライダーが乱を起こしたのは、三代の后の父として絶頂を誇った藤原道長の死から
 わずか半年後のことであった。
 乱自体は鎮圧されたが、地方で国司に従わない在地領主や荘園領主の庇護下の
 人々の行動は次第にエスカレートし、それに対抗するために朝廷も武門の勢力伸
 張を図り、やがてはそれに飲み込まれていくことになる。
 中世への転換期を象徴する英霊であるライダーの太刀や矢による一撃。
 無謬・無敵の英霊に対し、僅かな綻びを生じさせる。

『一塵不残(いちじんものこらず)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:1〜40 最大捕捉:1000人
 朝廷の派遣した平直方と中原成道を相手にライダーは善戦。
 しかし戦乱続きで統治は等閑にされた結果、房総は荒れ果て、上総に至っては官
 軍の徴発により「一塵不残」という有様で、将門の乱の時より酷いと言われた。
 その結果、後任の源頼信が放置して圧力をかけただけで、自軍が飢えに責められ
 ていたライダーは降伏してしまう。
 「暴虐により発生した飢え」とそれに対する怨嗟の声の宝具化されたもの。
 真名解放と同時に戦の庭の象徴である馬が出現し、歩みを進めたレンジ内で魔力
 を奪い去る。ただし奪った魔力はライダーに吸収されるわけではない。
 逸話の性質上、一般民衆から魔力が奪われていた場合は過去に奪った分が全て
 奪い去られる。

【Weapon】
『無銘・太刀』
『無銘・伏竹弓と矢』

【解説】
 平安中期の在地領主。本来は単に武力に優れた者を指した「武士」という言葉が、
 この時代に発生した地方の在地領主にも冠せられる様になった時代の人物。
 祖父の平良文は源宛との一騎打ちで知られた武人であり、平将門の叔父であった。
 ライダーの母方の祖父を将門とする説もあるが、中世以来諸家の系譜には創作さ
 れた部分も多く、定かではない。
 いずれにせよ祖父以来房総半島一帯に勢力を誇っていたことは確かであり、その
 所領は常陸・下総・上総の3ヵ国に及んでいたが、長元元年(1028)6月にライダー
 は安房、続いて上総で国司を襲撃し、朝廷に反逆者と認定される。
 その後は戦闘では勝利したものの、官軍の徴発もあって本拠地の田は荒れ放題と
 なり、食料は不足。出家して降伏し、上京中に病死した。
 子孫は許され、玉藻の前討伐で知られる上総氏、妙見信仰の盛んな千葉氏を生ん
 でいるが、降伏して怨霊となる要素もなく、『将門記』の様な軍記物語になるには飢
 えが最大の敵というある意味もっともな戦場の現実も地味過ぎたためか、伝説面で
 はあまり発展することがなかった。


213 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/04(土) 15:09:41 rIeI6nRE0
【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】アルバート・フィッシュ
【性別】男
【身長・体重】165cm・58kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力E 耐久C 敏捷D 魔力D 幸運E 宝具A+
【クラス別スキル】
気配遮断:B
 サーヴァントとしての気配を絶つ。
 完全に気配を絶てば発見することは非常に難しい。

【保有スキル】
単独行動:A
 マスター不在でも行動できる。
 ただし宝具の使用などの膨大な魔力を必要とする場合はマスターのバックアップが必要。

精神異常:B
 精神が歪んでいる。
 神から子供を殺せと啓示されたと錯覚する程に精神に異常がある。
 精神的なスーパーアーマー能力。

精神汚染:EX
 精神が錯乱している為、他の精神干渉系魔術を完全にシャットアウトする。
 ただし同ランクの精神汚染がない人物とは意思疎通が成立しない。
 また、長時間アルバート・フィッシュと接していた対象はDランク相当の精神汚染スキルを取得することがある。

戦闘続行:A+
 往生際が悪い。
 霊核が破壊された後でも、最大5ターンは戦闘行為を可能とする。

透化(歪):C
 精神面への干渉を無効化する精神防御。
 どんなに強烈な一撃を喰らっても痛みを感じないどころか、気持ち良いと感じてしまう。


【宝具】
『満月の日に狂え、殺人鬼よ(ムーン・マニアック)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:― 最大捕捉:―
 犯行が満月の日に行われたことが多かったという事から、
 アルバート・フィッシュが得た異名「満月の狂人」を基として具現化された宝具。
 満月の日にのみ発動できる宝具で、発動後のアサシンは狂暴化するが、
 並のサーヴァントでは太刀打ちできなくなる程に強化される。

『我は人間喰らう恐ろしき怪物(ブルックリン・ヴァンパイア)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1
 アルバート・フィッシュの異名「ブルックリンの吸血鬼」と、
 彼の人間を食べたという事実が具現化した宝具。
 倒したサーヴァントや人間を食べる事で、対象の身体に宿る力を吸収し、アサシンを強化する宝具。
 食べた事で得た能力は聖杯戦争後に自動で消滅する。

【Weapon】
『無銘・包丁』
『地獄の器具』

【解説】
アメリカ犯罪史上最悪の殺人鬼アルバート・フィッシュ。
ハミルトン・フィッシュとしてワシントンD.C.で生まれ、ニューヨーク州オッシニングにあるシンシン刑務所で電気椅子で死んだ。
5歳の時、父の死により孤児院に預けられ、ここで成長する。
この孤児院では教鞭による指導が行われており、アルバート・フィッシュはこれによって叩かれている。
この鞭打ちが、アルバート・フィッシュに快感をもたらした。尻をむき出しにして鞭で叩かれ、その最中に勃起した。
この環境は、アルバート・フィッシュにサドマゾ嗜好を与えたと考えられている。
成人し塗装工になったアルバート・フィッシュはその後全米を放浪する。
相手が見つからないうちは、自分で自分の体を痛めつける必要があった。アルバート・フィッシュは自分の体の到る所に針を突き刺すことにした。
この習慣は彼が逮捕されるまで止まらなかった。自身の陰嚢に針を突き刺したときの痛さは正気ではいられなかったと述べている。
また、彼はライターオイルをしみこませた綿球を自身の直腸に入れて火をつけ、身体の内部が焼けるような感覚に酔いしれたと言う。
放浪時、23州に渡り殺人を行ったと公言しており、犠牲者の多くは主に黒人の貧しい家の出身だった。
彼は犠牲者の遺体を食人し、遺体ばかりではなく尿や、血液、排泄物までも食べた。
彼自身はそれらの傾向は幼少期に受けた虐待により培われたと述べている。
フィッシュが調理する際に快適な様に、子供の肉を柔らかくするために子供たちを縛り上げ、半分に切られ釘が打ち込んであるベルトで子供たちを鞭打ちした。
彼はこのベルトを「地獄の器具」と呼んだ。
1928年5月28日、58歳のアルバート・フィッシュはフランク・ハワードという偽名を名乗り、ニューヨーク州マンハッタンのある家族を訪ねた。
彼は、この家族の18歳になる息子が出した仕事募集広告に応じたのだった。この時、彼はこの家族の少女に目をつけた。
その後、両親を信頼させたフィッシュは、この娘を妹の孫の誕生パーティに連れて行くという名目で連れ出したが、彼女は二度と帰らなかった。
それから6年後の1934年11月、彼女の両親の元に匿名の手紙が届いた。この手紙を両親は警察に届け、フィッシュは逮捕されることとなる。
殺して切断した少女の体をシチューにして食べたフィッシュは、「うまかった」と語っている。


214 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/04(土) 20:01:13 jHhFpii20
【元ネタ】『三国志演義』
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】木鹿大王
【性別】男性
【身長・体重】cm・kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷D 魔力B 幸運C 宝具C
【クラス別スキル】
騎乗:A-
 騎乗の才能。
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣を自在に乗りこなせる。
【固有スキル】
妖術:C 
 妖術の使い手であり、呪文を唱えて手に持った鐘を振ると狂風を呼ぶことができる。

動物使役:C
食欲を煽り、動物を使役する技術。
木鹿大王に従う動物たちの士気を向上させる。
ただし、不測の事態には弱く統率ができなくなる
【宝具】
『獣群蹂躙(ビースト・ロード)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:1〜30 最大捕捉:1000人
木鹿大王が支配する獣の軍勢。
飢えた獣は血肉を求め、敵軍を蹂躙する
【Weapon】
『無銘・象』
木鹿大王の愛象。この上で『獣群蹂躙』を指揮していたとされる。
『無銘・鐘』

【解説】
『三国志演義』に登場する南蛮の八納洞の支配者。帯来洞主の要請で孟獲を救援するため駆けつける。
当初は猛獣や毒蛇を使って趙雲や魏延を破り諸葛亮の軍に善戦したが、諸葛亮が開発した口や鼻から炎や煙を出す巨大な木獣兵器により猛獣たちが混乱し、
その隙を突いた敵軍の攻撃の中で関索に討ち取られる。


215 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/05(日) 08:07:08 tAV4.sRk0
食卓の魔術師じゃん


216 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/05(日) 12:42:42 m/L3yl2.0
【元ネタ】史実
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】始皇帝
【性別】男
【身長・体重】180cm・73kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷C 魔力A+ 幸運D 宝具EX
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

単独行動:A+
 マスター不在でも行動できる能力。

【固有スキル】
カリスマ:B
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。

黄金律:A
 身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
 大富豪でもやっていける金ピカぶり。一生金には困らない。

皇帝特権(原初):EX
 本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。
 該当するスキルは騎乗、剣術、芸術、カリスマ、軍略、等。
 原初の皇帝であるアーチャーはランクがC以下であれば宝具ですら自分の物にできる。

軍略:A+
 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
 自らの対軍宝具や対城宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具、対城宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。

破壊工作:A
 戦闘を行う前、準備段階で相手の戦力をそぎ落とす才能。
 トラップの達人。
 ランクAならば、相手が進軍してくる前に六割近い兵力を戦闘不能に追いこむ事も可能。
 ただし、このスキルが高ければ高いほど、英雄としての霊格は低下していく。

反骨の相:A+ 
 権威に囚われない、裏切りと策謀の梟雄としての性質。
 相手が保有する同ランク以下のカリスマや魅了などの人を誑かすスキルを全て無効化する。
 令呪についても具体的な命令であれ決定的な強制力になりえない。

貧者の見識:A+
 相手の性格・属性を見抜く眼力。
 言葉による弁明、欺瞞に騙されない。
 人質の子として死と隣り合わせの幼少期を過ごし、
 最終的には天下統一に至った始皇帝の相手の本質を掴む力を表す。

無辜の怪物:A+
 暴虐なる始皇帝。
 本人の意思とは関係なく風評によって真相をねじ曲げられ、能力・姿が変貌している。
 ちなみに、この装備(スキル)は外せない。

星の開拓者:A+
 人類史においてターニングポイントになった英雄に与えられる特殊スキル。
 あらゆる難航、難行が“不可能なまま”“実現可能な出来事”になる。
 中国大陸を統一し、原初の皇帝に至ったその偉大さを表すスキル。

【宝具】
『秦始皇帝(ファーストエンペラー)』
ランク:EX 種別:対軍宝具 レンジ:1〜999 最大捕捉:10000000
始皇26年、始皇帝は天下を統一し、諸侯から民衆までに平安をもたらしたため、号を立て皇帝となった。
天下を統一するに至った始皇帝の誇る最強の軍隊を召喚する宝具。味方を強化する効果も持つ。
軍の中の戦士全員が英霊並の実力を持つ。まさに天下を統一するに相応しい一騎当千の戦士達が集う軍である。
始皇帝の持つこの宝具に勝る事が出来るのは神話の英雄・神霊しか出来ないと言われている。
この宝具は持ち主が許可すれば持ち主以外の誰かに譲り渡す事が可能であり、
この宝具を得た人物はカリスマ、黄金律、皇帝特権等のスキルを得る事が出来る。

『皇帝盡并兼天下(ザ・ワールド・ユニフィケーション)』
ランク:EX 種別:結界宝具 レンジ:1〜30 最大捕捉:100
中国統一を成し遂げ、「始皇帝」と名乗った男”政”の結界宝具。
英雄であるが、梟雄でもある原初の皇帝。偉大な英雄であるはずが、梟雄の性質も持ち合わせる清濁併せ呑む男。
この宝具を持つ者は勝利と栄光を約束される。まさに天下を統一した皇帝に相応しき宝具。聖杯戦争時に一度だけこの宝具を発動する事が出来る。
原初の皇帝、偉大なる英雄としての始皇帝の力を解放する。この宝具が発動した戦闘は必ず始皇帝が勝つ。
発動後、始皇帝は皇帝としての全ての力を失う。残りのは梟雄としての性質と力のみ。
自らの国の為に悪役となり、梟雄となる事を受け入れた英雄。中国大陸全ての悪、憎しみ、悲しみを背負い、男は何を思ったのか。

【Weapon】
『無銘・連弩』
『無銘・剣』


217 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/05(日) 12:43:28 m/L3yl2.0
【解説】
始皇帝。姓は嬴、諱は政。
歴史上の重要な人物であり、約2000年に及ぶ中国皇帝の先駆者である。統一後始皇帝は、重臣の李斯とともに主要経済活動や政治改革を実行した。
従来の配下の一族等に領地を与えて世襲されていく封建制から、
中央が選任・派遣する官僚が治める郡県制への全国的な転換(中央集権)を行い、国家単位での貨幣や計量単位の統一、交通規則の制定などを行った。
巨大プロジェクトも実行し、万里の長城の建設や、等身大の兵馬俑で知られる秦始皇帝陵の建設などを、多くの人民に犠牲を払わせつつ行った。
また、法による統治を敷き、焚書坑儒を実行したことでも知られる。
始皇帝が暴虐な君主だったという評価は、次の王朝である漢の時代に形成された。『漢書』「五行志」では、始皇帝を「奢淫暴虐」と評する。
漢は秦を倒した行為を正当化するためにも、その強調が必要だった。
特に前漢の武帝時代以降に儒教が正学となってから、始皇帝の焚書坑儒は学問を絶滅させようとした行為(滅学)と非難した。
しかし、清末民初の章炳麟は『秦政記』にて、権力を一人に集中させた始皇帝の下では、すべての人間は平等であったと説いた。
始皇帝が長命か、または扶蘇が跡を継いでいたならば、始皇帝は三皇または五帝に加えても足らない業績を果たしただろうと高く評価した。
また、日本の桑原隲蔵は1907年の日記にて始皇帝を不世出の豪傑と評し、創設した郡県制による中央集権体制が永く保たれた点を認め、
また焚書坑儒は当時必要な政策であり過去にも似た事件はあったこと、宮殿や墳墓そして不死の希求は当時の流行であったことを述べ、始皇帝を弁護した。
馬非百は 歴史修正主義の視点から伝記『秦始皇帝傳』を1941年に執筆し、始皇帝を「中国史最高の英雄の一人」と論じた。馬は、蒋介石と始皇帝を比較し、経歴や政策に多くの共通点があると述べ、この2人を賞賛した。そして中国国民党による北伐と南京での新政府樹立を、始皇帝の中国統一に例えた。
文化大革命期には、始皇帝の再考察が行われた。当時は、儒家と法家の闘争という面から中国史を眺める風潮が強まった。中国共産党は儒教を反動的・反革命的なものと決めつけた立場から、孔子を奴隷主貴族階級のイデオロギーとし、相対的に始皇帝を地主階級の代表として高い評価が与えられた。
文字という側面から藤枝晃は、始皇帝は君主が祭祀や政治を行うためにある文字の権威を取り戻そうとしたと評価した。周王朝の衰退そして崩壊後、各諸侯や諸子百家も文字を使うようになっていた。焚書坑儒も、この状態を本来の姿に戻そうとする側面があったと述べた。
また、秦代の記録の多くが失われ、漢代の記録に頼らざるを得ない点も、始皇帝の評価が低くなる要因だと述べた。


218 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/05(日) 12:50:02 MDh9/YE.0
皇帝特権の解釈は皆鯖の方が好き


219 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/05(日) 13:20:57 m/L3yl2.0
この始皇帝が五次に召喚されたとして、
セイバーと仲が悪くなるのは予想できるんだけど、
ギルガメッシュとはどうなるんだろうか


220 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/05(日) 14:19:29 xbDlFlWc0
「朕」と書いて「オレ」と読ませる
割とマジにそうだろ思う


221 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/05(日) 14:23:41 tDCQySkM0
汚すぎて読む気しないからマジで少しくらい整理しろ


222 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/05(日) 14:28:41 2vZTtXEgO
ageてるレスは全部悪だ
レスを求めるのも悪だ 誰も興味ないしただただ不快だ
あと勝手にwikiに載せる蛮行は本当に死ねばいいのに


223 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/05(日) 16:57:00 Ks2N6N9k0
【元ネタ】フランス史 偽ジャンヌ・ダルク
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】クロード・デュ・リス(看破前はジャンヌ・ダルクと表示される)
【性別】女性
【身長・体重】159cm 44kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷C 魔力B 幸運B 宝具C
【クラス別スキル】
陣地作成:C
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 が、どうも性格的に向いていないらしく、工房を作る事さえ難しい。

道具作成:C
 魔力を帯びた器具を作成できる。

【固有スキル】
カリスマ:D+
 宝具の影響で獲得した、軍団を指揮する才能。
 過去にジャンヌのカリスマに浴した者に対しては劇的な効力を発揮する。
 自身の真名を看破されると、このスキルは失われる。

炎避けの加護:A
 宝具の影響で獲得した、炎避けの呪い。
『火刑を生き延びたジャンヌ・ダルク』という信仰が、彼女に火を退ける力を与えている。
 自身の真名を看破されると、このスキルは失われる。

魔術:A(C)
 ジャンヌ・ダルクの魔女としての属性を応用することによる魔術行使。
 特に器物の復元を得意とする。
 自身の真名を看破されると大幅にランクダウンする。

【宝具】
『偽証の聖処女(ジャンヌ・デ・ザルモワーズ)』
 ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0〜0 最大捕捉:1人
 自身の真名をジャンヌ・ダルクと偽装し、他者にもジャンヌであると思わせる宝具。
 真名が看破されるまでの間、ジャンヌ・ダルクと同等の能力値・知名度補正を獲得する。
 曰く、多くの貴族のみならず、ジャンヌの二人の弟さえもが
 クロード・デュ・リスを聖処女ジャンヌ・ダルクであると認めたという。

【Weapon】
『ロングソード』
 騎士ニコル・グラーニャから進呈された長剣。

【解説】
 ジャンヌ・ダルクが火刑にかけられた後、
 フランスのあちこちに出現した自称ジャンヌ達の中でも最も有名な一人。
 クロード・デ・ザルモワーズ、ザルモワーズ夫人とも呼ばれる。

 1436年、ラ・グランド・オーゾルムに現れ、
 自身は火刑に耐えて生き延びたジャンヌ・ダルクであると語り、
 実際に何人かがこれを信じるに至った。
 騎士たちに馬とタイツ、フード付きのケープ、一振りの剣を進呈された彼女は、
 各地で歓待と特権、金や宝石を享受し、多くの貴族や夫人から贈り物を受け取った。
 ジャンヌ・ダルクの兄弟たちも彼女をジャンヌ本人であると認めた。
 かつてジャンヌが開放したオルレアンでも、賓客として手厚くもてなされた。

 多くの人間が、彼女はジャンヌ・ダルクである、と認めたのである。

 器物を復元した噂から、神学者カルト・アイゼンに魔術師であるとの嫌疑を受けた際には、
 ロベール・ド・ザルモワーズと結婚することでこれを躱した。

 ティフォージュにあったジル・ド・レェの城にも姿を見せ、歓待を受け、兵士の統率者にも任命されたが
 やがてジルと別れてパリに赴いた。

 パリではパリ大学と議会による有無をいわさぬ連行を受けた後、
「彼女はジャンヌではない」と、その生い立ちと身分について(批判的な論調で)人々に説明がなされたという。

 この裁判の以後、彼女は人目を引くことなく、夫の許で静かな生涯を送ったと信じられている。
 ただし、確かな資料はない。

 ちなみにローマに赴いた際には
 男装して法王エウゲニウスの戦いに傭兵として参戦し、二人の敵を殺したという。


224 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/05(日) 17:03:11 eAqLWk6k0
【元ネタ】妖魔夜行
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】文車妖妃(墨沢文子)
【性別】女性
【身長・体重】155cm・50kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力E 耐久D 敏捷D 魔力A 幸運B 宝具C
【クラス別スキル】
陣地作成:B+
 妖怪として自らに有利な陣地を作り上げる能力。
 一定以上の古書を集める事で“稀文堂”を形成させられる。

道具作成:C+
 妖力、妖術により様々な道具を作り上げる能力。
 陣地内においてのみ、“存在しない書物”を具現化させる事が可能。

【固有スキル】
妖術:C+
 妖怪の持つ、能動的に行使される特殊能力。
 文車妖妃の場合、書を蓄える自陣内において最大限に発揮される。

自己保存:E
 “稀文堂”が形成された時点で現界の依代はマスターから“稀文堂”へ移り、
 マスターが死亡しようとも差し障り無く存在し続ける事ができるようになる。
 ただし“稀文堂”が消失するとマスターの生死や貯蔵魔力に関わらず消滅してしまう。

変化:C
 本来の姿は木製の手押し台車であり、普段は人化の妖力を行使している。

【宝具】
『稀なる文の殿堂(きぶんどう)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
 キャスターの陣地として具現化する書庫。
 時代や文化圏等々、陣地形成時の条件に応じ古書店や文庫、図書館といった形をとる。
 作者死亡や出版元の都合で“書かれなかった”“発表されなかった”書物の具現化や、
 白紙の本を開き対象の“物語”を即興で語り記す事による行動支配が可能となる。

【解説】
 小説およびTRPG妖魔夜行シリーズの登場人物、
 手紙や本を運ぶ文車の付喪神として誕生した妖怪である文車妖妃。
 現実に存在する本は通常の手段で入手しなくてはならないが
 “存在しない本”の品揃えにおいては世に並ぶ者なく、
 度々重要な情報を提供して事件解決に大きく貢献していた。
 小説版妖魔夜行最終篇『戦慄のミレニアム』にて
 “神”に仕える天使らにその情報量を危険視されて攻撃を受け、稀文堂ごと焼失。

 類似の妖怪に、存在しない模型を大量に積み重ねる「まぼろし模型店」店長がいる。
 どちらも発表当時にはそこまで強く思わなかったが、今となっては凄く居て欲しい妖怪。
 『ネオ・ファウスト』『ルードヴィヒ・B』の続き、それにDDD三巻以降は入荷してるかい?


225 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/05(日) 23:44:06 Ks2N6N9k0
【元ネタ】史実 フランス
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ジル・ド・レェ
【性別】男性
【身長・体重】196cm・70kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷B 魔力E 幸運E 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除くすべての獣、乗り物を自在に操れる。

【固有スキル】
コレクター:C
 より品質の良いアイテムを取得する才能。
 鑑定眼はないのだが、比較的未使用の新品を手に入れやすい。

精神汚染:E-
 精神干渉系の魔術をごく低い確率で遮断する。
 このスキルは無辜の人々を害することで段階的に上昇する。

芸術審美:E-
 芸術作品、美術品への執着心。
 芸能面における逸話を持つ宝具を目にした場合、ごく低い確率で真名を看破することができる。

【宝具】
『略取の黝馬(バルブ・ブルー)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1〜2 最大捕捉:1人
 後に青髭の異名の由来になったという説がある黒馬の魔獣。
 ライダーが殺めた人々の魂が青い鬼火となって馬体を包みこみ、突進の威力を上昇させる。
 殺めた者の数が多いほど、また殺めた者の魂が無垢なものであるほど、この宝具の威力は上昇する。

 曰く、ジルが漆黒の愛馬に跨がり、手綱を取って駆けさせると、青い光に輝き始めた為、
 村民は恐れて「バルブ・ブルー」と呼んだという。
 バルブは“バルバリア産の馬”という意味だが、それとは別に“ヒゲ”という意味もあり、
 この混同が青髭の名の由来だ、とアルベール・ジャンは『青髯の秘密』で主張している。


『燦然たる解放の栄光(モンストル・サクレ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1〜2 最大捕捉:1人
 ジャンヌの死後、狂気に飲まれたジルがプロデュースした豪勢壮大な演劇が宝具となったもの。
 舞台上には『オルレアンの解放』に参加した英雄、兵士、民衆の幻影が召喚される。
 また、敵対者はイギリス軍に見立てられ、これらの幻影に襲われる。
 さらに、この宝具を展開している間、ライダーは精神汚染スキルを喪失する。

 聖処女ジャンヌ・ダルクが行った『オルレアンの解放』を下敷きとしたこの演劇は、
 用いられるありとあらゆるものがジルが買い集めた新品であり、
 見物料もジルがすべて負担し、食べ物、飲み物まで振る舞われたという。
 ――この演劇の中で、ジルはジャンヌに付き従う清廉誠実な騎士として登場する。


226 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/05(日) 23:45:26 Ks2N6N9k0
【解説】
 ジャンヌ・ダルクの盟友から狂気の悪魔へと転落したことで知られる『聖なる怪物』
 レェとは領地の名であり、本名はジル・ド・モンモランシ=ラヴァル。

 幼くして両親を失い、遺言を無視した祖父ジャン・ド・クランに弟ともども引き取られて育った。
 ジャン・ド・クランは極度に肥大化した、なりふり構わぬ領土欲を持つ、表裏比興の者であった。
 彼にとっては、領土こそは富と権力の源泉だったのである。

 このため、引き取られたジルは祖父の領土欲に振り回され、
 近隣の領主の息女カトリーヌ・ド・トアールと政略結婚を行う。
 後のこの妻との間に一女マリーを儲けるが、
 子作りはあくまで義務でしかなく、夫婦仲は冷えきっていたという解釈が一般的である。

 成長して軍人となると、だんだんと少年愛に目覚めはじめてはいたものの、
 それ以外の点では恥じるところのない騎士となった。
 学問に秀で、ラテン語を使いこなし、礼節に厚く、武勇にも秀でた、当時のフランス男児の理想像と言える。

 聖処女ジャンヌ・ダルクがシャルル七世との会見で見出され、
 2ヶ月の足止めの果てに軍備の要求を通し、オルレアン派遣軍を編成した際、
 ジルはジャンヌに付き従い、共にオルレアンを解放した。

 一方で、ジルは、祖父と縁戚関係にある王宮の奸臣ラ・トレムイユが
 ジャンヌ・ダルクを警戒したためにスパイとして送り込まれたのだともされる。

 その後もジャンヌに付き従ったジルは、フランス王国元帥に任命され、
 シャルル七世がランスで執り行う戴冠式の準備に携わった。
 そしてジャンヌとともに栄誉に服し、伯爵の地位を賜ったのである。

 以後もジャンヌとともにジルは各地を転戦したが、サン=ドニの敗退を切っ掛けにジャンヌの下を離れた。
 ジャンヌの武運が尽き、イギリス側に捕らえられ拷問を受けていた時、
 フランスの宮廷は救出どころか殆ど傍観しており、ジルもまた同様の態度を取っている。

 祖父ジャン・ド・クランの死後はその莫大な領土と財産を濫費し、
 贅沢三昧の放蕩生活を送り、様々な事業をプロデュースした。

 一方で凄まじい勢いで目減りする財産を補うためか、錬金術や黒魔術といった怪しげなものにも手を伸ばし、
 その生贄として領内の少年少女を惨殺しはじめたのである。
 しかも、これはジルの悪辣な趣味、少年愛や殺人欲求とも明確に繋がっていた。

 領民はこの乱行に対し為す術もなく泣き寝入りしていたが、
 ジルが所領を巡る争いから聖職者に手を伸ばすと、ついに告発を受ける。

 裁判では最初こそ乱心し、暴言を振りまいていたが、
 最後にはすべてを告白し、泣きながら懺悔し、処刑された。

 ちなみにこの裁判は、ジルの財産を狙ったものでもあったため、
 少年虐殺の悪行は誇張されたものだろう、と思われていた。
 しかし、発掘調査を行ったところ、数千人分にもなる遺骨が見つかり、
 裁判の内容でさえ、本来のものより矮小化されたものだったということが明らかになった。

【蛇足】
 Fate/Zeroに登場するキャスターことジル・ド・レェが、
 最も知名度があるであろうフランスで、
 かつ狂気に落ちる前の人格で召喚されたら、という妄想で作ったもの。
 ちなみに、史実の彼はジャンヌに心酔していたという証拠はないようだ。
 しかし、ジャンヌに心酔しながらもラ・トレムイユのスパイでもあるという二律背反が精神を蝕み、
 ついにはジャンヌが火刑に処されたことで破局を迎える、という空想はドラマティックである。

 救国の英雄、放蕩家、マシュクールの人食い鬼、皆殺しの野獣、青髯……
 この悪魔へと堕落した男を称する異名は数多くあるが、
 その来歴のすべてを込めるのならば、やはり『聖なる怪物』こそが相応しかろう。
 
『略取の黝馬(バルブ・ブルー)』は種本の『青髯の秘密』が見つからなかった為、
 レナード・ウルフの『青髯ジル・ドレー 悪魔になったジャンヌ・ダルクの盟友』に引用されている部分を引いた。


227 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/06(月) 00:03:53 IpEiivwU0
【元ネタ】黒博物館スプリンガルド
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】フランシス・ボーモン
【性別】男性
【身長・体重】cm・kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力E 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:E
 魔術に対する守り。
 無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。

騎乗:D
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み程度に乗りこなせる。

【固有スキル】
道具作成:B
 キャスターの持つスキルとは同名別種のスキル。
 機械工学による道具を作成する。

精神汚染:E
 精神を病んでる為、他の精神干渉系魔術をごく稀にシャットアウトする。
 同ランクの精神汚染を持つ人物以外とは意気投合しにくい。

【宝具】
『バネ足ジャック(ジャンピング・ジャック)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1〜3 最大捕捉:1人
 空高く跳ね回るバネ足と伸縮自在で鋭い爪を備えた腕を持ち、
 人間を焼死させられる火を吐く、からくり仕掛けの怪人装束。
 機械工学によって作成された為、魔力の消費はかなり少ない。
 
【解説】
 藤田和日郎の『黒博物館スプリンガルド』の登場人物。
 機械工学の天才でありバネ足ジャックの仕掛けを作成した。


228 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/06(月) 18:59:49 gJdhSKNA0
【元ネタ】史実
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】秦良玉
【性別】女性
【身長・体重】168cm・64kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C+ 耐久A+ 敏捷C+ 魔力C+ 幸運B 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

【保有スキル】
勇猛:B
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。

専科百般:C
 人生で培われた多芸の技術。
 武術、射撃、騎乗、話術、軍略、詩歌、陣地作成、他にも
 多様な専業スキルについて、Dランク以上の習熟度を発揮する。

護国の鬼将:C
 あらかじめ地脈を確保しておくことにより、特定の範囲を“自らの守るべき領土”とする。
 この領土内の戦闘においては高い戦闘力のボーナスを獲得できる。

【宝具】
『白杆の勢』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:500人
白杆兵と謳われた兵を率いて異民族と戦い続けたランサーの武功の具現。
ランサーの周囲に兵たちが亡霊として存在し、一挙一動が兵たちとともに行動される。
攻撃のたびに兵たちの攻撃が乱れ飛び、さながら不可視の槍衾と化す。
近接戦闘では無類の強さを発揮し、回避も防御も非常に困難である。

【Weapon】
トネリコの槍
【解説】
秦良玉は中国・明の軍人。姓は秦で、名は良玉、字は貞素。少数民族の出身ながら漢民族のために戦った。
出身地は四川の忠州。忠州を治めていた石薌宣撫使・馬千乗の妻となる。万暦27年(1599年)に楊応龍の乱が起きると、夫とともに従軍。自身も500の兵を指揮し、南川においては戦功一等とされた。
しかし、夫の馬千乗は後に無実の罪で獄死。それ以降は秦良玉が代わって石薌を統治することになる。天啓元年(1621年)、後金の侵入を防ぐため戦う。その戦いで、秦良玉は兄の邦屏と、弟の秦民屏とともに遼東の地を守りきることに成功した。
しかし、兄である秦邦屏は戦死。秦良玉は朝廷に対し、兄と遺族に対する保障を願い出た。これによって、秦邦屏は都督僉事を追贈され、これが遺族に世襲されることになった。同年、四川で奢崇明が反乱を起こした。秦良玉はこの反乱軍に勧誘されるも使者を切り殺すと
弟の秦民屏、甥の秦翼明、秦拱明を率いて賊の鎮圧に出陣。蜀の土地を平定することに成功する。崇禎3年(1630年)、永平の四城が陥落すると、崇禎帝から呼び出しを受ける。てっきり責任の追及をされると考え、秦良玉は全ての軍費を兵に分け与えたうえで京師(北京)に赴く。
しかし崇禎帝は秦良玉のこれまでの功績を賞賛するために謁見させたのであり、秦良玉は崇禎帝が作った詩を4つと、その他の恩賞をもらい四城の回復を命じられて帰還した。その後も、秦良玉は数多くの賊を退治する。崇禎13年、大量虐殺で有名な張献忠と戦うがこれにはかなりの苦戦を強いられる。というのも、相手の兵力が多かったというのもあるが、その味方の武将が良玉の建策を受け入れてくれなかったというのもある。
結局、四川は張献忠に支配されてしまった。また、崇禎17年には李自成の乱により崇禎帝が死亡、明が滅亡した。しかし、良玉は亡命政権である南明の弘光帝に仕え、ここで官爵を得る。そうして忠州に立てこもり、順治3年(1646年)に張献忠が死ぬまで戦い続けた


229 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/07(火) 16:27:25 swHwEvVU0
【元ネタ】戦国時代
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】斎藤道三
【性別】男性
【身長・体重】161cm・57kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷A 魔力B 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

【固有スキル】
計略:C
 物事を思い通りに運ぶための才能。状況操作能力。
 戦闘のイニシアティブ判定において常に有利な修正を得る。
 マムシの異名を取る国盗りの梟雄だが、最後は息子に計られ命を落とした。

呪術:B
 顕密の奥旨を極めたとされる。
 日蓮宗の祈祷は密教のそれを取り入れているためか、多分に呪術的であった。

反骨の相:C
 権威に囚われない、裏切りと策謀の梟雄としての性質。
 同ランクの「カリスマ」を無効化する。

【宝具】
『一文銭穴通し』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:2〜4 最大捕捉:1人
 紐で吊るした一文銭の穴を槍によって通すという、超人的な修練の果てに会得した槍術。
 攻撃時の命中判定に有利な補正を得る。
 また、敵の防具の隙間から急所を突くことも可能。
 斉藤道三は、油を銭の穴に通すパフォーマンスで有名な“一文銭の油売り”としてだけでなく、
 銭の穴を通すほどの鍛錬の果てに、槍の達人となったことでも名が知られたという。
 
『国盗る蝮』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:10〜40 最大捕捉:500人
 霊脈を汚染し、自身の手で掌握することで心身を害する毒煙を吹き出させる呪法。
 毒煙は透明化する事も可能だが、その場合は効力も相応に弱まる。
 霊脈に依存するスキルや宝具の影響を破棄する効果もある。
 国盗りの物語と、ランサーの異名『マムシ』が合体された結界宝具。

【Weapon】
『素槍』
 道三が戦闘に用いた槍。
 また、道三は槍の保管に大変気を使い、主君に褒められたこともあるという。

【解説】
 戦国時代の大名。織田信長と結婚した濃姫(帰蝶)の父としても知られる。
 僧侶、油商人といった来歴から武将として栄達。
 謀略を持って主君の土岐頼芸の追放し、一国一城の主にまで成り上がったという。
 後世では一代の梟雄と評されるが、近年の研究では上記の国盗りは父子二代で行われたという説が有力。
 しかし父子二代として国盗りの経緯の研究はまだ進んでいない。

 以下の内容は道三が一代で国盗りを行ったとされていた時代のものである。

 京都妙覚寺で僧侶となったが、後に還俗し油商人になったとされる。
 この際、漏斗を使わず銭の穴に油を通し、失敗したら無料にするというパフォーマンスで有名になったが、
「その能力を武芸の鍛錬に回せば立派な武士になれる」と言われたことで一念発起し、
 槍、鉄砲の稽古をして武芸の達人になったという。

 土岐守護の家臣、長井長弘の下に仕官した道三は次第に頭角を顕し、土岐頼芸の信頼を獲得。
 頼芸の守護就任、長井長弘の暗殺といった汚れ仕事に、文武両面で貢献したとされる。
(ただし長井長弘の殺害は誤伝とも、時期が違うともされる)

 後に頼芸との関係も悪化。
 頼芸の弟を毒殺したことを契機に武力衝突を開始し、
 一時の苦境を跳ね返して国盗りを成功させ、大名となったという。

 織田信長の父、織田信秀とは軍事衝突の末に和睦し、娘の帰蝶を信長に嫁がせた。
 この際、内外でうつけ者と呼ばれていた信長の器量を見抜き、
「我が子らはあのうつけの門前に馬をつなぐことになる」と述べたという。
 
 織田家と和睦したことで後顧の憂いを無くし、美濃の残党勢力を平定した道三だったが、
 関係不和の息子、義龍に謀反される。
 国盗りの経緯があまりにも悪辣だったことや、義龍が土岐氏の血を継ぐとされていたこともあって
 道三に味方する者は殆どおらず、衆寡敵せず敗死したという。


230 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/09(木) 16:11:11 kR/.KIMk0
【元ネタ】三国志 三国志演義
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】曹叡 元仲
【性別】男性
【身長・体重】173cm・64kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷B 魔力C 幸運A 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:A
 騎乗の才能。
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。

【固有スキル】
カリスマ:B
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。
「天姿秀出」と評されるほどの抜きん出た容貌を持ち、冒しがたい威厳があったという。

皇帝特権:B
 本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。
 該当するスキルは騎乗、剣術、芸術、カリスマ、軍略、等。

人間観察:B
 人々を観察し、理解する技術。
 ただ観察するだけでなく、名前も知らない人々の生活や好み、人生までを想定し、
 これを忘れない記憶力が重要とされる。
 名声に秀でるも実力を伴わぬ者を「画餅は食えぬ」と切り捨てた逸話を持つ。

吃音:E
 吃音症。交渉に微不利な補正を受ける。
 真名の推定がされやすいというデメリットもある。
 ライダーが無口なのは、このスキルの影響を隠すためらしい。

【宝具】
『徳衡指南車』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:− 最大捕捉:−
 常に一定の方向を指差す仙人の人形が乗った車。危難を避ける為の正しい道筋を示す。
 あらかじめ目標を設定しておくことで因果律を操作し、
 どのような妨害行為があろうと必ず目標地点に到達することを可能とする。
 さらに、発動中は因果律の守護により、攻撃を車体から逸らす効果もある。

 古くは黄帝が軍神蚩尤を打ち破るのに用いたもので、霧に幻惑された軍を正しき方向に導いたという。
 他に、周公旦が南蛮の使者に同様のものを与えて、正しき帰路に導いている。
 曹叡が持つのは、神域の絡繰士である馬鈞が作り出したレプリカである。

『水転百戯』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:− 最大捕捉:−
 馬鈞から献上された中華ガジェット。
 自立思考型の機械人形たちと、その動力を生み出す水車の2つで構成されている。
 また、人形と水車との距離が近いほど必要な動力が少なくなり、大規模な展開が可能となる。
 本来の用途は人形芝居だが、他の芸事や戦闘にも転用できる。

【解説】
 三国時代、曹魏の第二代皇帝。字は元仲。曹操の孫、文帝曹丕の長男。
 幼い頃から聡明であり、曹操から目をかけられていたという。
 母の甄氏は父である曹丕との関係が悪化した末に殺され、曹叡自身も冷遇を受けた。
 しかし、曹丕が早世したことにより、一転して魏王朝の後継者となる。

 皇帝となった後は、特に軍事に秀でた才能を発揮。
 蜀、呉の度重なる侵攻に対し的確な判断を下し、さらに遼東の公孫淵を司馬懿に討たせ、魏の優勢を確固たるものとする。
 第五次北伐では蜀軍と相対する司馬懿に主力部隊を救援に差し向ける一方、
 自身は質、数ともに劣る弱兵で呉の大軍を打ち破ることに成功している。

 軍事に比して内政能力はお粗末であり、
 家臣の反対や国情を顧みず造営事業に傾倒。魏の国力をすり減らした。
 これを農民に収入を与えるための公共事業と見る向きもあるが、
 農繁期に農民を駆り出している事や、事業の好影響が首都近辺にしか波及せず、国家全体としては疲弊する一方だった事、
 後に司馬一族による簒奪に繋がった事を考えると、重大な誤りであったと言わざるを得ない。

 他の政策でも、兵士以外の妻を召し上げて兵士と結婚させ、兵力を確保しようとしたが、
 奴隷による身代わりを許し、人身売買を横行させる結果を招くなど、軍事と反比例するかのように失敗ばかりが続いた。

 度量については優れたものがあり、諫言した人物であろうとも私情で刑罰に処することは殆どなかったが、
 家臣の言うことは聞かないという欠点は変わらなかったため、結果として社稷を傾けてしまったと言える。

 最期は曹丕と同じく若くして崩御。
 司馬懿と曹爽に後事を託すが、後に二人は対立し、血みどろの政争を繰り広げることになる。


231 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/10(金) 21:36:48 L4f0M9Yw0
【元ネタ】日本・史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】鳥羽僧正
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷E 魔力B 幸運D 宝具B
【クラス別スキル】
陣地作成:B
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。 “僧房”の形成が可能。

道具作成:D
 魔術的な道具を作成する技能。仏具や画材を得意とする。

【固有スキル】
芸術審美:C
 芸術作品、美術品への深い造詣。
 対象を知らなかった場合でも、作者の人となりに見当をつけることが出来る。

高速詠唱:C
 魔術詠唱を早める技術。即興の絵画を得意とした。
 詠唱ではなく、魔術に必要な図像を即座に作成する為のスキル。

三日坊主:C
 短期間の境遇という特徴のある逸話が生み出すスキル。
 延暦寺で天台座主となったが、出身の園城寺とは犬猿の仲であった為、三日で追い出された。
 三日経過することで、呪いや誓約も含めた大抵の効果を大幅に解除出来る。

幽黙(ユーモア):C
 三枚目的な人間としての魅力。等身大で向き合うことで相手に信頼感を抱かせる。
 カリスマや魅了とは異なる、友人的な意味で効果のあるスキル。

法術:D
 平安後期に大僧正となり、院の護持僧も務めている。
 しかし、現存する逸話はネタばかりで霊験譚は伝えられていない。

【宝具】
『鳥獣戯画(ちょうじゅうぎが)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 現在では『鳥獣人物戯画』と呼ばれることが多い、キャスター作とされる一連の絵画作品。
 甲乙丙丁の四巻に分かれており、一番有名なのは甲巻であるが、人間が戯れて流鏑馬
 や首引きをする巻も存在している。実際は作者も別々であろう。
 真名解放後、脳内で描いた武者や職人や動物のイメージが確固たるものとなると同時に、
 イメージしたものと同じ能力を一時的に発揮出来る。

【Weapon】
『無銘・独鈷』
『無銘・筆』

【解説】
 平安後期の天台僧(1053〜1140)。散逸説話集『宇治大納言物語』の作者とされる源隆国の息子。
 法諱は覚猷。僧侶としては大寺の要職を歴任し、鳥羽院の護持僧として同地に詰めたことから鳥羽
 僧正の名で知られている。
 キャスターの死後まもなく編纂されたとおぼしき『今昔物語集』には、当時「をこ絵」と呼ばれる馬鹿馬
 鹿しい内容の機知に富んだ絵が好まれていたことが書かれており、キャスターも名手であった。
 僧侶ながら霊験よりも飄逸な人柄を伝えた逸話が多く、兄から牛車を無断で借りた仕返しに打たせ湯
 の湯船に碁盤を置かれて尻を強打した、身分は低いが宿敵と見ていた僧侶の絵に難癖をつけたら反
 論されて言い返せなかったなどが知られている。
 近代漫画の直接の祖は幕末〜明治期に欧米から伝わったものであるが、明治時代の欧米人の間で
 もキャスターは「日本の漫画の古い偉人」として扱われ、フランス人ビゴーが明治20年(1887)に発刊
 した漫画雑誌の名も『トバエ(鳥羽絵)』であった。


232 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/12(日) 17:50:17 lqoBS9XE0
【元ネタ】三国志 三国志演義
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】孫権 仲謀
【性別】男性
【身長・体重】180cm・75kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力D 耐久A 敏捷B 魔力D 幸運A 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:A
 騎乗の才能。
 幻獣・神獣ランクを除くすべての獣、乗り物を自在に操れる。

【固有スキル】
戦闘続行:A
 戦闘から離脱する能力。
 また、敗戦において自軍領地まで生きて辿り着く能力。

皇帝特権:C
 本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。
 該当するスキルは騎乗、剣術、芸術、カリスマ、軍略、等。

カリスマ:B
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。

戦下手:B-
 本人が自覚していない隠しスキル。
 団体戦闘、特に侵攻戦において判定に不利な補正がかかる。
 せっかくのカリスマも、このスキルがあるため戦闘に効果を生かしにくい。

【宝具】
『逍遥津上』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0〜0 最大捕捉:1人
 滑空能力を持つ魔獣『玉龍』による跳躍。
 卓越した馬術を組み合わせて風を拾い、馬体を滑翔させることで高度、速度を上昇させることができる。
 張遼の襲撃を逃れた演義のエピソードの具現。

『寇略楼船』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:500人
 孫権が保有する水上艦船型の巨大中華ガジェット。要塞に匹敵する装甲を持つ。
 敵の攻撃を受けた際、その衝撃を生かして変形し、船の転覆を避ける機能を持つ。
 乗船中はACを+100し、さらに船体が受けるダメージ数値を200点まで削減する。
 防御に優れた宝具だが、
 その本来の機能である『草船借箭』は、超軍師たる周瑜、諸葛亮でなければ使用できないようだ。

 三国志平話に置いて、周瑜があえて矢を船体に受ける事で、何万もの矢を手に入れた『草船借箭の計』は、
 元の逸話は孫権が矢をあえて船体に受け、転覆しかけた船を立て直したというエピソードから来ている。
 演義では周瑜に代わって諸葛亮が『草船借箭の計』を担当している。


233 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/12(日) 17:51:38 lqoBS9XE0
【Weapon】
『三刀六剣』
 三つの宝刀と六つの宝剣。
 刀の銘はそれぞれ百錬・青犢・漏景、
 剣の銘はそれぞれ白虹・紫電・辟邪・流星・青冥・百里という。

『複合弓』
 コンポジットボウ。様々な素材を組み合わせた弓。
 小型でありながら威力に秀でており、騎射に向いた武器といえる。

【解説】
 三国時代、呉の初代皇帝。字は仲謀。
 演義では赤髭、碧眼といった異相の持ち主で王者になるだろうと予言されていた。

 父の孫堅の死後、孫家を率いていた兄、孫策を亡くし、若くして兄の地位を引き継ぐことになる。
 指導者となった後は、特に人材の発掘、育成に優れた手腕を発揮した。

 中原に覇を唱えていた曹操が南下を開始すると、大半の家臣は降伏論を主張したが、
 孫権は、周瑜、魯粛といった開戦派の進言を容れて、曹操との戦いを決断。
 後に蜀を建国する英雄・劉備と結び、赤壁の戦いで曹操を破った。

 以後は劉備との関係に不和を抱えつつも協同し、北の曹操に対抗していたが、
 劉備の腹心であった関羽が北上すると、その隙を突いて荊州を奪取。
 復讐戦を挑んできた劉備の大軍を、総司令官に名将・陸遜を任命して打ち破り、三国が鼎立する状況を固めた。

 しかし、皇帝に即位した前後からは精彩を欠き、
 蜀と同盟して魏に攻めこむも戦果は挙がらず、家臣を巻き込む後継者争いに置いても対応を誤る。
 こうした失態により国力、人臣をすり減らし、死後まで続く禍根を残した。


234 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/13(月) 07:00:31 Hl6a/k3U0
【元ネタ】クトゥルフ神話
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】シュブ=ニグラス
【性別】女
【身長・体重】161cm・58kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力E 耐久C+ 敏捷E 魔力EX 幸運A 宝具A+
【クラス別スキル】
陣地作成:EX
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 物理法則の通用しない特殊な空間を形成する事が可能。

道具作成:A+
 魔力を帯びた器具を作成できる。最高位の魔術書(グリモワール)や、
 宝具レベルの護符、呪物の作成さえ可能にする技術力。

【固有スキル】
精神汚染:EX
 精神が狂っているため、精神干渉系魔術を完全にシャットアウトできる。
 また、このスキルを持っているものと会話を数回交わすだけで、相手も低ランクの精神汚染を持つようになる。

外道の知識:EX
 魔術師ですら正気を保てないほどの冒涜的な知識の数々。
 宇宙誕生期から現在に至るまで生み出された途方もなく深淵かつ邪悪な叡智と真理は
 口に出すだけで周囲の生物の精神に悪影響を与える。

神性:A-
 神として多くの信仰者をもつキャスターは高い神性を獲得しているが、
 人間体となっている現在ランクが低下している。
 また地の属性を付属されているため、宝具を含む地属性攻撃に高い耐性を持つ。

母性:A
 母神として崇拝されている事により得たスキル。
 自身の産んだ眷属もしくは精神の幼い者は対象に敵意を持つことが出来ない。
 また、眷属の幸運を1ランク上昇させる。

【宝具】
『千の仔を孕みし森の黒山羊(マザー・オブ・オール)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1〜1000
仔を産み続ける地母神の力の具現。
自身の眷属である異形の怪物を無限に出産し使役する。
眷属は儀式による召喚も可能だが、この宝具を使用した場合消費する魔力を大幅に削減できる。
また、産み落とされた眷属はキャスターの魔力供給を必要としない。

「黒き仔山羊」
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷E 魔力C 幸運D 宝具-
【スキル】
異形:A
人間の理解を超越した恐ろしい姿。
直視した者は低ランクの精神汚染スキルを付属される。

【Weapon】
なし
【解説】
クトゥルフ神話においてアザトースから作られた闇より生まれた外なる神の一つ。豊穣をつかさどり、仔を産み続ける地母神。
存在そのものを扱った作品が少ないため、その姿については判然としていないがD・J・ウォルシュJrの『呪術師(パパロイ)の指環(The Ring of Papaloi)』には
シュブ=ニグラスの神像が登場する。山羊のような生き物を表したものの、はっきりとした違和感・不自然さを持っており、何本かの触手があって、
見誤りようのない冷笑的な、しかし人間的な感情を持った像であるとされている。
ヨグ=ソトースのみならずハスターの妻であるとされ、ヨグ=ソトースとの間にナグとイェブを産み、その系譜はクトゥルーやツァトゥグァにつながるとしている。
又、男神としての側面もあるらしくマイノグーラと交わりティンダロスの猟犬たちを産ませたとされている。

人間体での召喚なのでステータスは大幅に低下しているが人間の女性に変身すると脳まで人間のものになるので、
思考も人間レベルに制限される。そのためサーヴァントとのコミニュケーションは可能となる。

別名は「千匹の仔を孕みし森の黒山羊」「黒き豊穣の女神」「万物の母」など

また、同じく人間に変身していたハスターと恋愛ドラマを繰り広げる小説も存在する。
こんなに昔にクトゥルフ神話ラブコメは存在していたとは。

人間体のイメージは、紫っぽい癖っ毛の髪の毛に青白い肌。瞳は緑。黒いマタニティドレスを身につけている。
そして豊穣の神なので豊満な体に大きな胸。もちろん妊婦。母性溢れるおっとりお姉さんみたいな感じ。

私の趣味です。


235 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/13(月) 22:40:35 mYAfDitw0
【元ネタ】史実、伝説
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ヘラクレイオス1世
【性別】男性
【身長・体重】187cm・82kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷B 魔力A 幸運E 宝具A++
【クラス別スキル】
対魔力:EX
 『聖寵の十字』の加護により魔術は全てキャンセル。
 事実上、魔術ではライダーに傷をつけられない。

騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。

【固有スキル】
カリスマ:B
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。

勇猛:A
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。


【宝具】
『突走勇馬(ファラス)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:2〜30 最大補足:40人
 ライダーと共に危機を乗り越えてきた愛馬。
 その脚力は“突破”に特化しており、真名解放と共に全力疾走することで
 レンジ内直線状にある障害を破砕し、軍勢を蹴散らす。
 また、Cランクの「仕切り直し」、Dランクの「戦闘続行」スキルを保有し、
 危機的状況から脱する底力を発揮する。

『慶ばしき聖寵の十字(ザ・クロス)』
ランク:A++ 種別:対人宝具 レンジ:1〜30 最大補足:100人
 ライダーがペルシアより奪還した聖なる十字架。
 ただ在るだけで所有者にEXランクの「対魔力」を齎し、翳せば魔属性の者を消滅させる。
 また、“受難”・“勝利”・“復活”の循環する三概念が宿っており、この十字架に祈願すれば、
 因果干渉・死者蘇生クラスの奇跡が容易く達成される。
 しかし、順繰りに受難も齎す為、所有者には栄光の後に確実なる破滅が訪れる。
 所有者が破滅した後、十字架は再び勝利の加護と復活の奇跡を装填し、新たな所有者の手に渡るのを待つ。
 真実、この宝具は『真なる至聖の十字架(トゥルー・クロス)』そのものではなく、苦難と栄光と破滅を辿った
 ライダーの人生が『真なる十字架』の殻を被って結晶化したものであり、
 『真なる十字架』の持つ奇跡は大きな代償も必要とした上で一端しか再現出来ず、ランクも大幅に低下している。

【weapon】
『無銘・武装』
 剣・槍・鎧などの武装。


236 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/13(月) 22:41:33 mYAfDitw0

【解説】
東ローマ帝国中期・ヘラクレイオス朝を創建した十字帝。 575年頃生誕。641年没。在位610年-641年。
610年にカルタゴの総督であった同名の父が、時の皇帝フォカスに反乱を起こし、
この反乱軍の将軍であったヘラクレイオスは首都コンスタンティノポリスに攻め入り、
フォカスを処刑して自ら帝位に着いた。
しかし、当時の帝国は様々な要因から衰退の傾向にあり、加えて613年にはササン朝ペルシアに
攻め入られ、重要な領土と、最高の聖遺物である『聖なる十字架』が奪われてしまうという事態にまで発展し、
ヘラクレイオスは即位後の10年近くをほぼ無為に過ごすことになった。
この時点までならば、凡君愚帝として史に名を刻んでいたであろうが、
619年に逃亡用の船が難破したことを契機に、進退窮まったヘラクレイオスはペルシアと戦うことを決意する。
同年の内に財政難問題を解決し、弱体化していた軍を再編し、622年からおよそ6年もの間、
首都に帰ることなく親征を続け、ペルシアを帝国領土から徹底させ、『十字架』を奪還することに成功した。
絶望的な状況から帝国の威信を取り戻したこの皇帝を、誰もが英雄と賛嘆したが、
636年には、新たに生まれた大勢力であるイスラム・アラブの大軍がシリアに侵攻し、
ヘラクレイオスはこれに相対するもあえなく敗れ、彼が全力を賭して奪還した東方領土は殆ど奪われてしまった。
この後、失意のヘラクレイオスは病に倒れ、それでもイスラムに対する防衛線を
構築するのに尽力しようとしたが、641年に死没した。
ヘラクレイオスの生涯は挫折と絶望に塗れて閉じられたが、しかしほんの一時期だけでも
帝国の栄光を取り戻したこの勇敢な一人の男を、人々は現代に至っても英雄だと語り継いでいる。

その武勇についてもいくつもの伝説に語られており、戦場では麾下の将達を凌ぐ最高の働きをし、
三人の敵将を自らが討ち取ったとされる。
また愛馬ファラスは、脚に傷を負いながらも敵軍の三重密集隊形を突破して、主人を生還させたという。
「黄金伝説」には、ペルシアの王子と国を賭けての一騎討ちに臨み、これに勝利したとある。


【コメント】
十字架は本物聖杯と同等かそれ以上の聖遺物なので劣化設定に。だが、例え殻だけでもその神秘は最高位。
十字架ってだけでも色んな概念があるのに、「神の子の聖十字架」に至っては、エデンの生命の樹だったり、
アダムの墓に植えられたり、大洪水生き延びたり、ソロモンの手に渡ったり、コンスタンティヌスに勝利を与えたり、
悪霊祓ったり病人治したり死者蘇生したりで、あまりに逸話伝説が多すぎてどうしたものかと思ったが
ここではヘラクレイオスの宝具なので、ヘラクレイオスの人生を表す“栄光と破滅”能力にした。
中世ロマンスの「エラクル」もネタに盛り込んで石宝具なども考えたが、馬と十字架だけで充分になったので没。
聖槍を手に入れたとある資料もあったが、あんまり見かけない説だし、戦場で振るったわけでもないので没。
適正クラスはライダー・ランサー・セイバー。


237 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/13(月) 23:58:15 nxP6LVOE0
真名:明智光秀
クラス:アーチャー
外見は戦国コレクションの明智光秀に似たような黒髪ロングの少女。大量の銃を駆使して戦う。

宝具1「敵ハ本能寺ニアリ」ランク:B
自身と相手の周囲を獄炎で囲み大量の銃兵を召喚して一斉射撃を行う。この宝具を使用している間は互いに撤退する事は出来ない。

宝具2「アーク・アヴァス」ランク:A+
古代に使用されていたというマスケット銃で連射する事こそ不可能なもののその威力は絶大で如何に守りに長けた英霊であろうとも直撃すれば無事では済まない。宝具1との併用も可能で互いの弱点を補う事も可能だがマスターの魔力消費が激しくなる。


238 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/14(火) 01:06:24 9jaiO/Z20
【元ネタ】中国神話
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】贔屓
【性別】雄
【身長・体重】70cm・550kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力A 耐久A+ 敏捷E 魔力B 幸運C 宝具A
【クラス別スキル】
陣地作成:E
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 小規模な"結界"の形成が可能。 
 ただし、自身を陣地の要とする場合、その場所からの移動を封じる代わりに
 大神殿相当の結界として機能する。その場合、耐久に有利な補正をかける。

道具作成:―
 キャスターにこの能力は存在しない。

【保有スキル】
黄金律:A
 身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
 大富豪でもやっていける金ピカぶり。一生金には困らない。

神性:B
 神霊適性を持つかどうか。
 高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
 竜の子供であり、自身もまた癒しの神としての信仰を得ている。

竜の息吹:C
 最強の幻想種である竜が放つマナの奔流。
 龍の因子を持つ為このスキルを保有している。キャスターの息吹には体力や傷を癒す力がある。
 鼻息を荒げる程奮闘する際、その力が体内で循環されることで疲労や痛みを無視して戦闘を行える。
 また、ダメージの自動回復も並行して行う。

厄除けの加護:A
 万病平癒を成す神として祀られる神威。
 病、およびそれに類する呪詛に対し、非常に高い抵抗力を得る。
 同ランク以下の状態異常を無効にする。
 また、身体を拭った布を傷にあてがうことで、他者の状態異常を取り除く。

【宝具】
『竜生九子贔屓(りゅうよりうまれしここのつのこ、ひいき)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1
 竜種が産んだ9匹の幻想種の1匹、贔屓の伝承が宝具化したもの。
 キャスターが所有する財貨、アイテム量に応じて、敏捷と幸運を除く全ステータスに、
 自身に有利な補正をランダムに加える。
 多量の財を擁するキャスターは、それを抱えるだけの怪力を持ち抱え込む。故にその力は上限を知らない。

『贔屓引倒(ひいきをひきたおす)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:― 最大補足:100
 日本の諺から転じて生まれた、キャスターの報復宝具。キャスターの消滅時に自動的に発動する。
 それまでキャスターが所有していた財宝、アイテム量に応じた回数×消滅時の耐久値分の攻撃を、
 キャスターを倒した関係者全員に等しく与える。宝具発動後、使用されたアイテム等は全て消失する。
 別の発動タイミングとして、キャスターを重用しすぎる人物に対しても自動的に発動する。
 ただし、この場合の攻撃は財宝量の半分の回数とし、アイテム等も消失しない。
 巨万の富を支えるキャスターを引き倒した者は、その支えを失った富の暴圧によって愚かさを思い知ることとなる。

【解説】
 最強の幻想種、竜種は東西に広く生息し、伝承にその存在を残していた。
 中国神話において、竜が産んだ9匹の幻想種を「竜生九子(りゅうせいきゅうし)」という。
 各々性格も姿も異なり、それぞれが各地で様々な活躍を見せ信仰を集めてきた。
 しかし成長してなお、親の竜同様の姿になることができず、「竜生九子不成竜」とも呼ばれた。
 贔屓(ひき、ビシ)とはその1匹で、亀の姿に酷似する。
 重さを負うことを好むため、石柱や石碑の土台に用いられているのが見られる。この姿の贔屓を亀趺(きふ)という。
 贔屓の名前には、財宝を表す「貝」が大量に含まれている。多くの財産を抱え込む贔屓は、その為に怪力であった。
 宝具にもある日本の諺「贔屓の引き倒し」とは、「ある者を贔屓しすぎると、かえってその者を不利にする」という意味がある。
 それは、柱や財を抱える贔屓を引っ張り返すことで、それを失ってしまうことから来ている。


239 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/14(火) 01:12:26 9jaiO/Z20
【元ネタ】中国神話
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】鴟吻
【性別】雌
【身長・体重】170cm・300kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力C+ 耐久E 敏捷A 魔力B 幸運D 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

【保有スキル】
竜の息吹:C
 最強の幻想種である竜が放つマナの奔流。竜の因子を持つため所持している。
 ランサーの吐くマナは水流となり、その放出を調整可能。

炎避けの加護:A
 鎮火の建造物として作られたことで得た、火属性の攻撃に対する耐性。

千里眼:B
 視力の良さ。遠方の標的の補足、動体視力の向上。また、遠視を可能とする。
 さらに高いランクでは、未来視さえ可能とする。

異形:C+
 魚の姿に虎の顔。ランサーは陸海問わず十全の動きを見せる。
 また、顔を見た相手に威圧判定を行う。
 獣の姿であるならば体の一部分を変化でき、一時的に飛翔が可能。

【宝具】
『竜生九子鴟吻(りゅうよりうまれしここのつのこ、しふん)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1-8 最大捕捉:8
 鯱の原型となった竜生九子の1匹であるランサーの肉体。
 鯱鉾とも書かれる建造物の原型であることから、例え姿が朧ながらも『肉体は鉾』であるという概念を帯びている。
 被ダメージ時に接触ダメージを与え、騎乗中ないし騎乗スキルを持つ対象に追加ダメージを与える。

『鴟吻遠望(しふんはとおきをのぞむ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大補足:1
 遠くを見ること、咥えることが好きなランサーを屋根に縛り付け、炎避けの加護を得ようとする慣習が宝具化したもの。
 刃がついた武具がランサーの口に接触した際に、口ごとその武器をその場に縫い付け固定し、使用を封印する。
 また発動後この宝具を解除するまで、自身の耐久値と敏捷値を入れ替える。
 封印できる武器の対象は、入れ替え前の敏捷値分のランクまでとする。
 ランサーが逃げ出さないようにと地面に縫い付けた剣は、解放を望まれるまで抜けることがないよう深く突き刺される。

【解説】
 竜生九子の一匹であり、その姿は獣に似ている、とだけ書かれている。
 鴟吻(しふん)の尾は、ハイタカのそれだとされていたが、唐代に魚の姿となった。
 虎の顔を持っていたり、鯨に似ているとされていたりと、確定したものがない。
 遠くを望むことを好み、何かを咥えることが好きだとされる。
 この事から後漢以降、大棟の両端にその像が設置され、火事の際に口から出す水で鎮火を行うとされた。
 屋根から逃げ出さないよう、剣によって口を突き刺されて屋根に固定される造形をしている。
 日本では、織田信長が安土城天主に設置したことで普及し、名古屋城の金鯱など今日にまでその姿が残されている。


240 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/14(火) 01:19:14 9jaiO/Z20
【元ネタ】中国神話
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】蒲牢
【性別】雄
【身長・体重】400cm・1000kg
【属性】混沌・狂
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷B 魔力A 幸運D 宝具D
【クラス別スキル】
狂化:B
 全パラメーターを1ランクアップさせるが、理性の大半を奪われる。

【保有スキル】
竜の息吹:B
 最強の幻想種である竜が放つマナの奔流。龍の因子を持つ為所持している。
 バーサーカーの咆哮を音波兵器にまで強化し、物体を内部から振動させ破壊する。

水棲:B
 水の抵抗を受けずに活動できる。
 水中・水上にいる間、幸運を除く全てのステータスがワンランクアップする。

竜頭の支配者:C
 時を伝える装置の一部を担うものが持つユニークスキル。
 本来ならば宝具であるそれは、霊格の低下と狂化を受けて劣化している。
 自身に対する因果に干渉する効果を、高確率で無効にする程度の能力しか持たない。
 バーサーカーは、自然治癒を除いて自身の回復を行うことが出来ない。

【宝具】
『竜生九子蒲牢(りゅうよりうまれしここのつのこ、ほろう)』
ランク:D 種別:対軍宝具 レンジ:1-40 最大捕捉:100
 吼えることを好むバーサーカーの伝承が宝具化したもの。
 バーサーカーの喉と、水中を生きるための肺は音増幅装置を担っており、吐息と咆哮が他の竜以上の威力を生む。
 竜の息吹スキルをこの宝具と同等の対軍宝具に変更する。
 宝具の域にまで達した咆哮で生物が死亡した場合、その臓器や魔力回路に直接龍の魔力を働かせ、爆発エネルギーを生む。
 そのエネルギーは死亡と同時に増幅し、肉体を爆破させることで、対象の周囲にも被害を及ぼす。

【解説】
 竜生九子の一匹、龍の姿に似た蒲牢(ほろう)は吼えることを好むという。
 蒲牢が吼えるのは鯨に襲われている時とも、襲っている時ともいわれ、蒲牢に襲われた鯨が吼えていて、それを蒲牢が好む、とも。
 故に梵鐘などの釣鐘の鈕(釣鐘上部の、吊るすために綱などを通す部分)の飾りとなり、鐘の音を大きく響かせるのを手伝っている。
 この鈕の事を日本では『竜頭』(りゅうず)と言う。
 腕時計の竜頭はこれに由来するとしており、鐘繋がりで時計の装飾に蒲牢が施されていたのが、腕時計のゼンマイ巻きの装飾になる。
 その影響で簡素化され、龍の装飾は無くなった。しかし竜頭という言葉だけが残ったと言われる。そのため、竜頭も蒲牢そのものである。

【コメント】
 鯨の死体処理に爆発物を使用したり、腐敗ガスによって爆発したりと、鯨の死後と関わりが深いため、宝具の参考とした。
 魔力消費が凄いことになりそうなサーヴァントである。
 時計の竜頭の名の元になった幻想種であるため、バーサーカー以外ならこれに由来する時間を司る宝具を所持する。


241 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/14(火) 01:27:52 9jaiO/Z20
【元ネタ】中国神話
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】??
【性別】雄
【身長・体重】230cm・310kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力A 耐久C 敏捷B 魔力A 幸運C 宝具A+
【クラス別スキル】
騎乗:A-
 騎乗の才能。ライダーは高い騎乗能力を持つ。
 ただし、ライダー自身が獣であるため、一般的な乗り物に騎乗することは出来ない。

対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

【保有スキル】
龍の息吹:C
 最強の幻想種である竜が放つマナの奔流。龍の因子を持つ為所持している。
 ライダーの吐く息はそのまま大風となり、また敵を切り刻む鎌鼬となる。

カリスマ:B
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 幻想種でありながらも、法と秩序を遵守し不正を罰するライダーを慕う民衆は多い。

話術:D
 訴訟とお喋りを好む気質から、長く語ることを続けて得た能力。
 交渉や討論、弾劾、同盟の締結などの判定に有利な補正を得る。

畏怖:C+
 対峙した相手に強い恐怖を抱かせる。
 罪人がライダーと相対した場合、その威圧はより強く感じられる。

【宝具】
『竜生九子??(りゅうよりうまれしここのつのこ、へいかん)』
ランク:C 種別:対軍 レンジ:1-50 最大捕捉:50
 竜より生まれた九つ子の一匹。老齢の虎の如き姿から来る威圧と、訴訟を好む性質から得た、絶対監視能力。
 指定した建造物にライダーを「設置」することで、ライダーが所外から出られなくなる代わりに、その場所の支配者として君臨する。
 ライダーが支配する間、その中にいる生物は脱走することができず、建造物自体にも加護をかけることで、非常に頑強な要塞となる。
 中から外へはいかなる手段を封じて対象を閉じ込めるが、外から引っ張り出すことで脱出可能。その場合、宝具効果が解けてしまう。
 新たに発動し直さない限り、その加護は失われる。
 罪と悪を憎んだライダーの絶対制裁権限。しかしその効果はサーヴァントという枠に阻まれ、劣化を引き起こしている。

『老虎風乗(へいかんはかぜにまたがる)』
ランク:A+ 種別:対軍 レンジ:1-99 最大補足:200
 中国の麒麟が生み出した竜巻の召喚、及びそれによる突撃と破壊の蹂躙。
 この竜巻に呑み込まれた者は暴風による持続ダメージと、解放後の高所からの落下ダメージを受ける。
 竜巻による持続ダメージは、非常に高い神秘を帯びた風のみならず、塵や破片も含むため風避けの加護でも完全に無効にはできない。
 混沌・悪属性何れかのキャラクターが竜巻に呑み込まれた場合、持続ダメージの威力が増す。
 ライダーが認めた対象のみ、この竜巻の中にあっても加護により無事でいられる。

【解説】
 ??(へいかん、ビーアン)、竜生九子の1匹、老いた虎の姿を持つ幻想種である。
 訴訟やおしゃべり、悪人を裁くことを好むため、監獄の扉や、官庁正面の広間の格子窓などの意匠となっている。
 ある時代、??の子孫だという男が刑務所の監視を務めていた。
 罪人にも慣れ親しんだ態度で接するため人気があり、信頼も厚く、また仕事もできた。
 そのために同僚の汚職監視たちは皆彼に嫉妬し、排除することを企てる。
 名高い道士を雇い、時の皇帝に子孫のある事無いことを訴え、打ち首となった。
 嘆き悲しむ民衆の上空で突然雷鳴が轟き、雲が割れそこから麒麟が現れた。現れた麒麟の足元に竜巻が起こった。
 竜巻には虎のような獣が乗っていて、道士と汚職監視を呑んで上空に連れ去り、山の頂で彼らを解放する。
 途端に山が両断され、その中に落ちた彼らを閉じ込めたという。その獣こそ??であり、以来民衆の守護神と呼ばれるようになった。


242 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/14(火) 01:33:30 9jaiO/Z20
【元ネタ】中国神話
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】饕餮
【性別】雄
【身長・体重】170cm・280kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力A+ 耐久A 敏捷B 魔力B 幸運D 宝具A+
【クラス別スキル】
狂化:A
 筋力と耐久と敏捷を2ランク、その他のパラメーターを1ランクアップさせるが、理性の全てを奪われる。
 そもそもバーサーカーには食欲しかないが、高いランクである。

【保有スキル】
怪力:A+
 一時的に筋力を増幅させる。魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。
 使用する事で筋力をワンランク向上させる。持続時間は“怪力”のランクによる。
 魔獣ではないが、本人の魔性が強すぎるため獲得している能力。

神性:E-
 神霊適性を持つかどうか。
 蚩尤の頭部を持ち、自身も祭事や魔除けの神としての高い神性を持つ。
 しかし、本人と宝具の魔性が強すぎるため低いランクとなっている。

戦闘続行:A++
 暴食への執念。
 バーサーカーはどれだけ傷つき身体を欠損しても、口さえ残れば生き残ることが出来る。

自己改造:E
 自身の肉体に、まったく別の肉体を付属・融合させる適性。
 このランクが上がればあがる程、正純の英雄から遠ざかっていく。
 肉体が欠損した時に、取り込んだ対象の一部を用いて修復する程度である。

龍の息吹:B+
 最強の幻想種である竜が放つマナの奔流。龍の因子を持つ為所持している。
 龍の因子を蚩尤の頭部も所持しているため、ランクに補正がかかる。
 ブレスは霧を展開させ、中にいる者は五感や察知スキルなどが低下し、高密度の魔力によって衰弱していく。

【宝具】
『竜生九子饕餮(りゅうよりうまれしここのつのこ、とうてつ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1-5 最大捕捉:1
 あらゆるものを貪り食らうバーサーカーの貪欲さ。
 敵対者が戦闘中に消費したものを、自身への供物として認識することで、中確率で手に入れることができる。
 相手の令呪も手に入れることができるが、狂化しているため自身の魔力回復にしか用いれない。
 また、バーサーカーが何かを口にする度に魔力が回復するが、空腹を感じると凄まじい勢いで魔力消費を行う。
 バーサーカーの存在意義とは食べることであり、それだけの存在が神性を持つだけの信仰を得ている。
 万物がバーサーカーの餌であり、彼への生贄となる。

『蚩尤嘲笑(しゆうはたからかにわらう)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1-30 最大補足:81
 神代の神々を戦乱に巻き込んだ魔神、蚩尤の頭部。
 これを所持する間、バーサーカーは蚩尤のスキル、宝具を制限はあるが一時的に使用することが可能。
 真名の開放によって、かつて蚩尤が作り出した武具を81本まで周囲に展開し、殲滅を行う。
 武器を作り出した神である蚩尤の攻撃は5種の可変機構を有し、一本一本が敵に対して最も有効な攻撃方法を判断し、効率良く襲いかかる。
 神性スキルのランクが高ければ高いほど、この宝具によるダメージが倍増していく。

【解説】
 明代における竜生九子の1匹、財と食物を貪る幻想種饕餮(とうてつ)。
 羊の身体、人面人爪、虎の牙に曲がった角と歪な身体であり、一説によると顔は黄帝最大の敵対者、蚩尤であると言われている。
 異常な程の食欲を持ち、人も魔も等しく食べるため、魔除けの髪としても信仰を受ける。
 殷代から周代にかけて青銅器や玉器の修飾に部分的に用いられる(饕餮文:とうてつもん)。
 この頃の王は神の意思を人間に伝える者として君臨していた。その地位を広く知らしめ、神を畏敬させることで民を従わせる為に、
 祭事の道具であるこのような器具に饕餮文を入れたものとされる。
 良渚文化の玉蒴には、饕餮文のすぐ下に王の顔が彫られたものも出土したため、、饕餮の起源は良渚文化の栄えた長江流域で信仰された神だったと言われる。
 古代中国の舜帝によって中原の四方に流された四柱の悪神でもあるが、バーサーカーとして呼ばれた場合は魔獣としての側面が強く、神性は低い。


243 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/14(火) 01:38:02 9jaiO/Z20
【元ネタ】中国神話
【CLASS】ガード
【マスター】
【真名】蚣蝮
【性別】雄
【身長・体重】180cm・120kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷C 魔力A 幸運D 宝具B
【クラス別スキル】
守護騎士:A
 他者を守る時、一時的に防御力を上昇させる。
 ガードは災害から人々を長く守り続けてきたため高いランクである。

【保有スキル】
竜の息吹:C
 最強の幻想種である竜が放つマナの奔流。龍の因子を持つ為所持している。
 水流のドラゴンブレスを放つ。また取り込んだ水を自身のブレスとして放出可能。

水棲:A
 水の抵抗を受けずに活動できる。
 水中・水上・水辺にいる間、全てのステータスがワンランクアップする。

神性:D
 神霊適性を持つかどうか。
 竜の子供であり、自身も運河の氾濫から、長く人民を守ったことで崇拝されている。

【宝具】
『竜生九子蚣蝮(りゅうよりうまれしここのつのこ、こうふく)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1-99 最大捕捉:2
 竜より生まれた幻想種の守り神としての側面。川の氾濫を防ぐ監視者とは別の、橋を守り人と人を繋ぐ守護者としての神威。
 マスターが誰かに会うことを求めて行動する場合、マスターに幸運の加護を齎し、自身に戦闘続行のスキルを加える。
 そのため、マスターが目的を果たすまではどんなに不利な戦闘であっても一矢報いるチャンスを持ち、マスターには
 逆境を抜け出すチャンスを幾らでも得られる。目的を果たした場合、それらの加護を失う。
 ガードには瞬間移動能力があるわけではない。触れ合う人々を害意から切り離し見守るだけである。

【解説】
 蚣蝮(こうふく、バシャ)は竜生九子の一つ。覇下とも呼ばれる。
 水を好み、柱や雨樋、橋や、水路の出口の意匠として彫られる。西洋ではガーゴイルに当たる存在。
 中国の故宮などの建物の欄干からたくさん頭を突き出した龍に似た動物がこれである。
 頭に一対の角があり、体は鱗に覆われ、龍に似た顔も平たく潰れているため、獅子に近い。
 ある時蚣蝮は天の戒律を犯したため、下界に落とされた。その罰として千年間、運河の監視役を命じられたのだ。
 長い年月をかけ監視を続け功績を積み上げ、ようやく解放された蚣蝮は、いつしか人々から守り神、英雄として崇められていた。
 彼を称えるため、川辺に石像を造り、その石像は彼の代わりに運河を監視し続ける。
 大橋の建設、修理にも彼の置物や装飾は活躍し、橋を守護し、雨樋に設置された時は水魔を飲み込むなど、今日でも崇められている。


244 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/14(火) 01:43:25 9jaiO/Z20
【元ネタ】中国神話
【CLASS】アヴェンジャー
【マスター】
【真名】睚眦
【性別】雄
【身長・体重】210cm・320kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力A+ 耐久A 敏捷A 魔力B 幸運E 宝具A+
【クラス別スキル】
なし

【保有スキル】
魔眼:A
 ただ睨みつけているだけの鋭い眼光が、相手の深層心理に働きかけ混乱や恐慌を引き起こす。
 相手の戦意を喪失させることで、戦闘前に行動を制限する。
 魔術ではないため、対魔力で抵抗できない。精神干渉無効スキルで抵抗可能。

狂喜:A
 戦場における異常なまでの精神高揚。
 戦闘中、威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する。
 また痛覚などのバッドステータスによる行動制限を受けない。
 思考能力の低下等は無いが、思考を眼前の敵へ向けている為、戦闘中は狂化しているのと大した違いはない。

神性:B
 神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
 竜の子供であり、自身もまた武力の象徴、厄除けの神としての信仰を得ている。

竜の息吹:B
 最強の幻想種である竜が放つマナの奔流。龍の因子を持つ為所持している。
 殺戮を好むアヴェンジャーの吐息は瘴気を含み、吸い込んだ相手の身体を急激に蝕んで行く。
 耐性のある者でも、吹き荒ぶマナによって圧し潰される。

厄除けの加護:A
 魔除けの神として祀られる神威。
 悪霊や病、およびそれに類する呪詛に対し、非常に高い抵抗力を得る。
 アヴェンジャーとパスを結んだ人物にも、同様の加護を与える。

【宝具】
『竜生九子睚眦(りゅうよりうまれしここのつのこ、がいし)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1-50 最大捕捉:500
 竜種が産んだ9匹の幻想種の1匹、睚眦の武威。
 9匹の中で最も殺しを好む気性の持ち主であり、最強の戦士であるため、歴代の皇帝はその武威にあやかろうと武器や城壁、軍旗にその姿を残していた。
 転じて、アヴェンジャーは人間が作り出した武器全てに精通しており、手にした武器に自身の刻印を刻み込むことでその武器をEランク宝具として扱える。
 更に、人造武器でアヴェンジャーを傷つけることは出来ず、武器としての役割を失う。
 相手の武器を奪うことも可能であり、奪った後も自身が担い手として真名の開放が可能。その場合の宝具ランクは、高い物をそのランクとして扱う。
 ただし、近代以降の対軍以上の兵器、騎乗物による攻撃を無効にはできない。
 それとは別に、人造兵器以外に対して強奪効果を発揮できず、精々ダメージを削減する程度となる。

『睚眦必報(うらみはかならずむくいる)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1-5 最大捕捉:10
 怨みと憤りの名前を冠したアヴェンジャーの、怒りと復讐心が宝具化したもの。
 アヴェンジャーが怨みに思う対象が発生した場合、以降その対象が参加する戦闘時、全ステータスに自身に有利な補正をかける。
 この効果は重複するため、同対象に更なる怨みを抱けば抱くほど、際限なくアヴェンジャーは強化されていく。
 僅かな恨みすらも抱き続け、必ず晴らす人間を例えるために付けられた言葉から逆輸入され、アヴェンジャーの宝具となった。

【Weapon】
柳葉刀

【解説】
 中国神話において竜が産んだ竜生九子の1匹、睚眦(がいし、ヤーズ)。ヤマイヌの顔を持つ以外は龍の姿と変わらない。
 9匹の中で最も気性が激しく、争いや殺戮を好んだため、中国では武具に睚眦を描いた。現在では、風水でこの像が扱われている。
 悪霊などから家中を守る、厄除けの像として。
 『睚』の字の由来は目のきわ、『眦』は目の僅かに開きはじめた部分で、どちらもまなじりや目尻という意味。
 双方の字に『睨む』という意味があり、転じて『睚眦』とは『目を怒らして見る。睨む』ということでもある。


245 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/14(火) 02:02:13 9jaiO/Z20
【元ネタ】中国神話
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】?猊
【性別】雄
【身長・体重】160cm・280kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷E 魔力A+ 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
陣地作成:C
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 小規模な”工房”の形成が可能。

道具作成:B
 魔力を帯びた器具を作成できる。
 香炉のような火や煙に関わる魔術道具、魔力炉の作成に特に長ける。

【保有スキル】
龍の息吹:B
 最強の幻想種である竜が放つマナの奔流。龍の因子を持つ為所持している。
 そのブレスは火を放つ。また火属性を利用し、周囲の水分を蒸発させ霧を発生させる。

単独行動:EX
 マスター不在でも行動できる。
 キャスター自身が魔力炉であり、魔力消費を引き起こすことはない。

カリスマ:B
 一つの道において高い地位をもつ者が持つ、功徳者としてのカリスマ。
 キャスターは存在が高僧の座を表しているため、所有している。
 『猊下』の元となった幻想種として、あらゆる人物から一定の敬意を得られる。

【宝具】
『竜生九子?猊(りゅうよりうまれしここのつのこ、さんげい)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1-30 最大捕捉:10
 火や煙を好む竜の子、幻想種としての肉体が持つ神秘。
 肉体そのものが煙で形作られたものであり、その煙は魔力炉となった霊格から生じている。
 火や煙を摂取することで自身の強化を行うことができ、体躯に変化が生じる。
 煙であるため物理的な攻撃では捉えることができず、破損した身体も自己修復機能を持つ霊格が無事である限り修復される。
 また魔力炉としての機能を持つため、パスを繋いだ人間に、逆に自身の魔力を供給することができる。
 外の世界から煙へと姿を変えて唐へとやってきたキャスターを倒すには、霊格を一撃で破壊しなければならない。
 さもなくば、無限に蘇る火を吐く獅子を誰にも打倒せない。

【解説】
 獅子に似ている姿を持つ竜生九子の1匹、?猊(さんげい、スアング)。火や煙を好むため、寺院の香炉の脚の意匠にされる。
 高僧の座る場所を『獅子座』『狻座』『猊座』というのはここから来ており、
 『猊座の下(もと)に居る者』という意味で、高僧の尊称や、高僧に送る手紙の脇付けは『猊下』となった。
 香炉だけではなく、銅鏡、各神獣鏡に見られる。特に唐の時代に作られた「海獣葡萄鏡」に多数見受けられる。
 海獣とは海の獣という意味ではなくて唐の国にとって砂漠の向こうという意味であり「海外の獣」という意味である。


246 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/14(火) 02:05:29 9jaiO/Z20
【元ネタ】中国神話
【CLASS】
【マスター】
【真名】椒図
【性別】雄
【身長・体重】20cm・5kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力E 耐久A+ 敏捷E 魔力B 幸運A 宝具A
【クラス別スキル】
陣地作成:A
 宝具を用いて『結界』を形成することが可能。

道具作成:―
 キャスターは道具を作ることができない。

【保有スキル】
対魔力:A+
 A+以下の魔術は全てキャンセル。
 事実上、魔術ではキャスターに傷をつけられない。

無我:A
 自我・精神といったものが極めて希薄であるため、あらゆる精神干渉を高確率で無効化する。

直感:C
 戦士としての才能ではなく、門番としてのインスピレーション。
 遭遇したキャラクターが、マスターに害意があるかどうかを瞬時に見極める。
 戦闘時にはまったく効果を発揮しない。

単独行動:E
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクEならば、マスターを失っても数時間は現界可能。


【宝具】
『竜生九子椒図(りゅうよりうまれしここのつのこ、しょうず)』
ランク:A 種別:結界宝具 レンジ:1-20 最大捕捉:10
 竜から生まれた幻想種であるキャスターが持つ絶対防御の結界宝具。
 自らを結界の基点とし、現実世界とは別の位相に存在する異空間を形成、自身を世界を繋ぐ門扉とする。
 入口を除いた結界は別次元の空間に在る為、キャスターを倒さない限り内部に対する攻撃は無効化される。
 ただし、キャスターが許可したキャラクターは内部に侵入することができる。

【解説】
 椒図(しょうず)は竜生九子最後の1匹、サザエのような貝やタニシの姿を持ち、口に門扉の握り輪を咥えた幻想種。
 閉じこもることを好み、他者から干渉されることを嫌う性質の為、中国では門扉の握り輪の意匠としてその姿を見かける。
 家主に対して反感を抱くものを遠ざけ災難を防ぎ、家主以外のものにも門を絶対に開かせないと言われている。

【コメント】
 握り輪を咥えているためブレスを吐けない、ということで作成した中で唯一竜の息吹スキルを持たないサーヴァント。
 竜生九子は書物によって兄弟に入れ替わりがあり、今回参考にさせて頂いたのは『懐麓堂集』。特に理由はない。


247 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/14(火) 21:02:49 fgaTqbko0
【元ネタ】三国志 三国志演義
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】曹丕 子桓
【性別】男性
【身長・体重】172cm・64kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷A 魔力D 幸運A 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:C
 二工程以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等、大がかりな魔術は防げない。
 彼自身に対魔力が皆無なため、セイバーのクラスにあるまじき低さを誇る。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
皇帝特権:B
 本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。
 該当するスキルは騎乗、剣術、芸術、カリスマ、軍略、等。

戦下手:B
 本人が自覚していない隠しスキル。
 団体戦闘において判定に不利な補正がかかる。
 カリスマや軍略も、このスキルがあるため効果を生かせない。

【宝具】
『文章経国』
ランク:A 種別:対芸宝具 レンジ:0〜60 最大捕捉:600人
「文章経国大業、不朽之盛事」(文章は経国の大業にして、不朽の盛時なり)
 という言葉とともに張られる結界。
“朽ち果てない”“不変”の概念で対象者を守護する力を持つ。
 結界内のユニットは、物理攻撃、概念攻撃、次元間攻撃のダメージを、
 自身の芸術スキルによって削減することができるようになる。
 この効力は芸能面における逸話を持つアイテムや宝具にも及ぶ。

『石経典論列異伝』
ランク:C 種別:記録宝具 レンジ:− 最大捕捉:−
 曹丕の著作の文章を刻み込んだという石碑。
 元々は息子の曹叡が築き上げたものであり、国家をあげて作られた中華ガジェットでもある。
 情報収集、及び思考による情報の取捨選択を行う機能を持ち、
 選別された情報を文章化し、随時表面上に表示する。
 思考能力は曹丕と同等のため、内容に誤りがあったり、添削が行われる場合もある。
 聖杯戦争においては情報収集宝具として機能するが、
 元が戦闘を想定したものではないため、役に立たない情報ばかりを集めてしまうようだ。

 ちなみに典論も列異伝も、曹丕の著作と伝わる書物のこと。
 典論は文学書とされるが、どちらかと言うと覚え書き、日記帳に近い。後に記述の誤りが見つかり、天下の物笑いとなったという。
 列異伝は曹丕の著作と伝わるが、なぜか曹丕没後の伝承・逸話が記載されているという。
 
【Weapon】
『魏太子四刀』
 曹丕が作らせた四振りの刀。それぞれ「霊宝」「含章」「素質」「龍鱗刀」という銘を持つ。

【解説】
 乱世の奸雄・曹操の次男。魏王朝の初代皇帝。字は子桓。
 幼い頃から曹操の軍中に従軍。騎射や剣術に秀でたものを発揮する。
 曹操の長子曹昂の死後は嫡子として扱われたが、
 弟の曹植の方が詩才によって曹操に寵愛されていたため、後継者争いが勃発する。
 これを制した曹丕は正当な後継者として認められ、
 曹操の死後、その地位を引き継ぎ、漢王朝から帝位を禅譲させることに成功する。

 皇帝に即位した後は魏王朝を内政面から安定させていき、魏の優位を確固たるものとした。
 一方、外政面では、孫権の本心を見抜けず呉王に封じる、三度の外征で成果なく撤退に至るなど、
 あまりいいところがなかった。
 夷陵の戦いの情報を聞いただけで勝敗を見抜くなど、机上の論では優れているようなのだが、
 実際の指揮は下手だったということだろうか。

 また、曹丕は文芸に対する関心が非常に強く、
「文章は経国の大業にして不朽の盛事なり」という有名な文句を残している。
 曹丕自身も繊細優美な詩風を持つ詩人であり、
 父の曹操、弟の曹植とともに『三曹』と評される。

 最期は若くして肺炎で崩御。その早すぎる死が魏王朝の寿命を縮めたと言われる。

 性格は色んな意味でダメな感じのヲタっぽい。
 好悪の情が激しく、親しくなると馴れ馴れしすぎるぐらいの対応、
 嫌いな奴には陰湿な嫌がらせ、
 借金を断られた腹いせに処刑を画策、
 聞きかじりの知識で鼻高々、と色んな意味でアレな人。
 無論、それを差し引いても姿勢者としては非常に有能だが。
 あれ? これもしかしなくても慎二じゃね?


248 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/14(火) 21:49:36 q0RR9RUU0
>文章は経国の大業
日本の『経国集』の由来でもあるが、当時は行政文書でも修飾がないと認められなかったので、
単なる文芸ではなく国家を経営する才能に関わる文章。
日本も行政文書が定型化した平安後期以降は、断章取義でほとんど文芸の意味になるけど。


249 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/14(火) 22:15:03 WETtAVXU0
曹丕は于禁に酷いことしたよね


250 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/14(火) 22:44:37 fgaTqbko0
>>248
知らなかった。指摘サンクス
あと三男なのに次男と書いていたので解説を訂正。

【解説】
 乱世の奸雄・曹操の三男。魏王朝の初代皇帝。字は子桓。
 幼い頃から曹操の軍中に従軍。騎射や剣術に秀でたものを発揮する。
 曹操の長子曹昂の死後は嫡子として扱われたが、
 弟の曹植の方が詩才によって曹操に寵愛されていたため、後継者争いが勃発する。
 これを制した曹丕は正当な後継者として認められ、
 曹操の死後、その地位を引き継ぎ、漢王朝から帝位を禅譲させることに成功する。

 皇帝に即位した後は魏王朝を内政面から安定させていき、魏の優位を確固たるものとした。
 一方、外政面では、孫権の本心を見抜けず呉王に封じる、三度の外征で成果なく撤退に至るなど、
 あまりいいところがなかった。
 夷陵の戦いの情報を聞いただけで勝敗を見抜くなど、机上の論では優れているようなのだが、
 実際の指揮は下手だったということだろうか。

 また、曹丕は繊細優美な詩風を持つ優れた詩人であり、
 父の曹操、弟の曹植とともに『三曹』と評される。

 最期は若くして肺炎で崩御。その早すぎる死が魏王朝の寿命を縮めたと言われる。

 性格は色んな意味でダメな感じのヲタっぽい。
 好悪の情が激しく、親しくなると馴れ馴れしすぎるぐらいの対応、
 嫌いな奴には陰湿な嫌がらせ、
 借金を断られた腹いせに処刑を画策、
 聞きかじりの知識で鼻高々、と色んな意味でアレな人。
 無論、それを差し引いても姿勢者としては非常に有能だが。
 あれ? これもしかしなくても慎二じゃね?


251 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/14(火) 23:41:41 EXuE4zsk0
【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】オーギュスト・エスコフィエ
【性別】男
【身長・体重】176cm 67kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力E 幸運B 宝具D
【クラス別スキル】
陣地作成:E-
 料理人として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 厨房・レストランの作成が可能 

・厨房
 料理を作るのに最適な空間。厨房の規模によって、キャスターの作成した料理の効力が強化される。
 宝具と併用することで宝具並の効果をもつ料理すら作成できる。

・レストラン
 料理を提供する場。この空間の中では敵味方問わずあらゆる敵対行動がとれず。
 キャスターは安全に料理を提供することが可能。
 
道具作成:-
 魔術的な道具を作成する技能。
 キャスターは料理人であるため、このスキルは機能していない。

【固有スキル】
料理:A+
 食材を調理して味を整える技術。
 このランクならば歴史に名を残すほどの料理人であり、世が世なら料理で一国を支配できる。
 判定次第では料理によって、敵の戦意の喪失、敵対勢力とキャスターに有利な条件での同盟、敵軍の撤退、敵軍の降伏に持ち込む事すらできる。
 また、キャスターはあらゆる料理を見聞きするだけでレシピの大部分を把握でき、食べた場合はレシピを100%看破できる。
 近代料理の父とまで言われ、「料理大使」と呼ばれたキャスターは最高ランクのスキルを有している。

心眼(料理):B
 修行・鍛錬によって培った洞察力。
 相対した食材の特性を冷静に把握し、その場で残された調理法を導き出す“調理論理”
 成功の可能性が1%でもあるのなら、その調理法を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられ、 
 常人であれば拒否反応を示すような食材であっても、抵抗無く食べられるような料理を作り出せる。
 軍の参謀本部第二部付きのシェフとして習得した、素材が不十分な状況でいかに調理するかという技術。

カリスマ:C
 集団を指揮する天性の才能。集団での調理において、自分たちの能力を向上させる。
 特にレストラン等の経営に効果を発揮し、大抵のレストランを繁盛させる事ができる。
 カリスマは稀有な才能で、料理人として、Cランクは破格の人望と言える。
 現在にいたるフランス料理発展の重要なリーダーとして、シェフと食通の間で偶像視されており、
 エスコフィエの名は料理人に授けられる栄誉称号 「ディシプル・オーギュスト・エスコフィエ」(オーギュスト・エスコフィエの弟子との意)
 として現在も残っているほどである。


252 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/14(火) 23:42:36 EXuE4zsk0
【宝具】
『料理の旅団(ブリゲード・ド・キュイジーヌ)』
 ランク:E 種別:対軍宝具
 キャスターが作り上げた多くの従業員を雇用するレストランおよびホテルにおける役職システム。
 厨房のあり方を変えた逸話の具現として、その「場」に存在する亡霊たちと契約し、帰順させて
 契約対象にあった厨房の役職システムにおける役職に当てはめて使役することができ、役職によって様々なスキルを付与する。
 キャスターはこれにより、あらゆる環境下でもレストランを経営できる。
 また、亡霊以外とも契約し、役職に当てはめることが可能。
 但し、この役職の効果は厨房・レストラン内部でなければ機能しない。

『料理の手引き(ル・ギッド・キュリネール)』
 ランク:D 種別:対人宝具
 キャスターの著作。5000以上の伝統の料理のルセット(=レシピ)が掲載されている。
 この宝具は料理の際の補助・バックアップとして機能し、所持者にDランクの「料理」スキルを与える。
 さらに、この宝具は複製したり、他者に譲渡することができる。
 現代においても基本の確認のためにプロの料理人が手放すことができないとされ、西洋料理の教典・フランス料理のバイブルとまで言われる名著。

・料理:D
 食材を調理して味を整える技術。
 料理人としてはほぼ一人前であり、ちょっとした食堂やレストランで活躍できるほどの腕前。

【解説】
 19〜20世紀、世界の文化の中心だったパリ、ロンドンで大活躍した料理長。
 1846年、ニース郊外の小村、ヴィルヌーヴ・ルーベ Villeneuve-Loubetで生まれ、
 数々の料理修行の後、モンテ・カルロのグラントテル、ロンドンのサヴォイホテル、カールトンホテルの料理長を歴任し、
 1898年、パリのヴァンドーム広場にあるオテル・リッツの料理長を勤めた。
 その間オテル・リッツの創始者セザール・リッツとのコンビでこれら豪華ホテルのレストランをホテルと同格の超一級レベルにすると同時に、
 調理を合理化、近代化し、当時まだ過酷な職業だった料理人の負担を減じた。
 さらに料理人が尊敬される職業となるよう指導し、社会的な向上を果たした。
 また、かつて一流レストランではコース料理の設定は存在しなかったが、エスコフィエはこれを考案し、
 予算内での食事を可能にした。さらに、料理人としてのエスコフィエはもっと目覚しい活躍をした。
 今でもデザートに登場するピーチ・メルバ、かえるの腿を妖精の足にみたてた妖精オーロラ風などの創作料理から、
 ソース・シャスール、ソース・ ディアーブル、ソース・グラン・ヴヌール、ソース・ロベールなどを軽く仕上げるように改良した。
 1903年にはフランス料理のバイブルともいえる「ル・ギード・キュリネール」を刊行した。
 この書には、5000以上の料理のルセット(=レシピ)が載っており、
 現代においても基本の確認のためにプロの料理人が手放すことのできないものである。
 その他にも1912年「メニューの本」、1934年「私の料理」といずれも大部の料理本を著している。
 1935年に隠退生活をしていたモンテ・カルロで亡くなったが、
 それまでにフランスの料理文化を世界に広めた功績でレジオンドヌール勲章を2度授与され、「料理大使」と呼ばれた。

【特記事項】
 大衆料理から高級料理まであらゆる料理に精通している料理のスペシャリスト
 彼にかかれば聖杯戦争も料理の鉄人になる。
 ぶっちゃけネタです。


253 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/15(水) 16:49:06 YJsH53wU0
【元ネタ】三国志 三国志演義
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】曹植 子建
【性別】男性
【身長・体重】161cm 44kg
【属性】中立・悪
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷B 魔力B+ 幸運E 宝具B
【クラス別スキル】
陣地作成:C
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 が、どうも性格的に向いていないらしく、工房を作る事さえ難しい。

道具作成:B
 魔力を帯びた器具を作成できる。
 中国には曹植を盤双六の発明者とする伝説がある。

【固有スキル】
高速詠唱:A
 魔術詠唱を早める技術。
 曹植の場合、魔術ではなく作詩の早さに恩恵がある。
 兄の命令で七歩歩く間に詩を作った逸話から「七歩の才」と讃えられたという伝説を持つ。

呪歌:A
 詩歌を用いた魔術体系。旋律を付けて発することで天地鬼神に働きかける。
 詩経に曰く「故正得失。動転地。感鬼神。莫近於詩(得失を正し、天地を動かし、鬼神を感ぜしむること、詩より近きは莫し)」

八斗の才:A
 才高八斗。
 他者の呪歌、あるいは呪歌に類するスキルを吸収し、自身の呪歌の効力に上乗せする。
 宋の謝霊運は「天下の詩才を一石(十斗)とすると、魏の曹植が八斗を独占している」と賞賛したという。

【宝具】
『徳祖答教(アンサートーカー)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:−
 曹植の参謀である楊修が、後継者争いに勝利させるために用意した魔導書。
 対象の心理・意向を読み取る能力に加え、その対策をも提案する機能を持つ。
 その思考能力は作成者の楊修と同等であり、もはや未来予知の域に達している。
 言わば、これ自体が神域の人工知能と言っても過言ではない。
 曹植は楊修から渡された「答教」という教科書に学び、父・曹操の寵愛を得たと言われる。

【Weapon】
『百辟刀・虎』
 曹操の命令で作成された百辟刀の一つ。
 銘はそれぞれ龍、虎、熊、鳥、雀の五つで、曹丕は龍を、曹植は虎を拝領したという。

【解説】
 曹操の五男。字は子建。
 詩聖、建安之傑と呼ばれる優れた詩人であり、
 その聡明さから一時は後継者候補となったことでも知られる。

 大まかな性格で威儀を整えず華美を尊ばない人柄だったが、
 その才覚から曹操の寵愛を受け「もっとも大事を決定することができる」と思われるほど高い評価を獲得した。
 しかし兄である曹丕との後継者争いに敗北し、以後は側近ともども迫害を受けることになる。

 また天子の専用道路に勝手に車を走らせたことや、
 関羽に囲まれた曹仁を救出する軍勢の指揮を任せようとした際、
 酔っ払っていて拝命出来なかった(魏氏春秋によれば、曹丕が無理に酒を進めて泥酔させた)為に
 曹操の寵愛は衰えたという。

 曹操の没後、曹丕が地位を引き継ぐと、曹植は強く警戒され、各地を転々とする日々を送る。
 自らの登用を求めて奏上を繰り返すも効果はなく、曹丕の死後もその願いが容れられることはなかった。
 死ぬまで捨扶持を与えられた曹植は、詩作に耽りながら鬱々として暮らしたという。

 曹植自身は詩文の才を軽んじ、武勲や善政によって国家に尽くす事を本望としたが、
 その願いが叶えられることはなく、皮肉にも軽んじていた詩文によって後世に名を残した。


254 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/16(木) 21:58:04 PCNDoZxE0
【元ネタ】アメリカ史実
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】ジョン・ウィルクス・ブース
【性別】男性
【身長・体重】172cm・67kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷C 魔力E 幸運A 宝具C
【クラス別スキル】
気配遮断:B
 サーヴァントとしての気配を絶つ。
 完全に気配を絶てば発見することは非常に難しい。

【保有スキル】
変装:B
 変装の技術。
 Bランクなら、親しい者でも騙し通せるレベルで変装できる。
 俳優として高いランクである。

仕切り直し:C
 戦闘から離脱する能力。
 また、不利になった戦闘を戦闘開始ターン(1ターン目)に戻し、技の条件を初期値に戻す。

反骨の相:D
 専制者への反感、敵意。
 同ランク以下の「カリスマ」を無効化する。

【宝具】
『専制者は常にかくのごとし(シク・センペル・ティラニス)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1-2 最大捕捉:1人
 アメリカ合衆国大統領を初めて暗殺したアサシンが使用したフィラデルフィア・デリンジャーピストル。
 自らをカエサル暗殺犯、ブルトゥスになぞらえて放った、絶対君主制を齎す独裁者を打ち抜く凶弾。
 真名の開放により、ピストルから放たれた弾丸は相手の皇帝特権や神性、カリスマなどの統治者としての権力、資質に
 由来するスキル補正を無視した貫通ダメージを与える、専制者を誅する魔弾となる。
 また、幸運判定に失敗した相手を即死させる。
 ただしこれらの効果を完全に発揮させるには、宝具が小型拳銃という性質上至近距離からでなければならない。

【解説】
 ジョン・ウィルクス・ブース(1838年5月10日 – 1865年4月26日)は、アメリカのシェークスピア役者。エイブラハム・リンカーンの暗殺犯である。
 南北戦争の結果に不満を持つ、南部連合の支持者であった。
 父や兄もまた有名な俳優であり、演劇一家の中に生まれる。
 1865年4月14日、共犯者とともに、黒人の参政権を認めようとする北部連邦を転覆させるべく、リンカーン大統領他数名の暗殺を決行する。
 フォード劇場で観劇中のリンカーン大統領から1.2mの至近距離でデリンジャーピストルを発砲。弾は後頭部の左耳後ろを貫いた。
 この時にジョンは、“Sic semper tyrannis!”と叫んだという。
 側にいた少佐をナイフで切り払い逃亡し、馬を駆け、守衛を騙して箸を渡り、南部へと逃亡に成功する。
 しかし10日間の逃亡の末に、たどり着いた農場のタバコ小屋に閉じ込められ、追っ手の騎兵隊に包囲される。
 投降を呼びかける騎兵隊に拒否、ジョンたちをあぶりだすべく小屋の周りに火が放たれる。
 なんとか逃げようとするも、その火によって照らされたジョンの首に銃弾が飛び、4月26日朝に命を落とすこととなった。
 死体と計画が記された日記は汽船でワシントンに運ばれ、秘密裏に埋葬される。
 だがこのために、自分がジョンだと主張するものが多く現れたという。
 ジョンは姉エイジアにリンカーンが共和制を廃止し、絶対君主制をもたらす可能性を危惧していると話しており、ブースは自らを「ブルータス」になぞらえていた。
 これが、リンカーン暗殺時に叫んだ言葉の意味を表しているだろう。


255 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/17(金) 00:01:37 1U4a3Aps0
【元ネタ】戦国時代
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】織田信長
【性別】男性
【身長・体重】168cm・65kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷A 魔力B 幸運B 宝具A++
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

単独行動:B
 マスターからの魔力供給を断っても自立できる能力。
 ランクBならば、マスターを失っても二日間は現界可能。

【固有スキル】
カリスマ:B
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。

風雲児:A
 当人の意思とは関係なく周囲の流れが荒れるスキル。
 その場にいるだけで、全ての判定のクリティカル域、ファンブル域が増加する。
 この効果は敵味方を区別しない。

天下布武:A
 天下の万象を“武”によって制するスキル。
 あらゆる現象に対して、攻撃数値による相殺ないし効果の削減を試みることができる。
 本来、物理攻撃では無効化できない効力も、攻撃の威力が十分であれば相殺可能。

三段撃ち:A+
 射撃武器を使用した瞬間に発動することで、即座に別の射撃武器を装備・使用することができる。
 連続で使用できるのは1ターンに2回まで。つまり、1ターンに3回の射撃を可能とする。
 また、アーチャーは他サーヴァントにこのスキルを授けることもできる。
 長篠の戦いでは三段撃ちを用いたとされる。
 虚構説もあるが、若いころの戦いでは段々撃ちという同様の戦術を取っており、一概に否定出来ないのが現状。

【宝具】
『宗三左文字』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0〜0 最大捕捉:1人
 天下を狙う者、天下を担う者の手にある運命にあるとされる、いわば天下人の刀。
 以前の所有者の経験を現在の持主にフィードバックし、擬似的な分割思考を可能とする。
 ただし、能力・スキルのフィードバックはできない。
 優れた人物の手を経る毎に使い勝手が良くなる宝具。

『淤母陀流神垂迹』
ランク:A++ 種別:対軍宝具 レンジ:5〜99 最大捕捉:1000人
 万物を融解させ地に還す赤き侵食。炎の如き地上深海。
 銃弾によって地中に植え付けられた『淤母陀流垂迹』は、
 種が開花するかのごとく広がり、地の上に立つもの全てを侵食、融解させる。
 また、融解された対象は大地の養分として吸収され、新たな地層を形成する。
 回避するには、効果範囲外への退避か、飛行能力が必要。

 織田信長は比叡山を焼き討ちにしたとされ、山は火の海になったと伝わるが、
 後世の発掘調査では、焼土層が殆ど確認されなかった──その原因たる神官呪法。
 ──なお、淤母陀流(オモダル)は大地の表面を完成させた神であり、第六天魔王とも同一視される。
   また、織田家は源流を辿れば神官の出だという。

【Weapon】
『火縄銃』
 戦国時代において主流であったマッチロック式の長銃。
 長距離での命中率こそ低いものだが、その威力は現代の散弾銃が用いるスラッグ弾を上回るものだという。
 信長はこれを合計千丁ほど所有しており、自由に取り出すことができる。


256 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/17(金) 00:03:08 1U4a3Aps0
【解説】
 戦国時代の大名。『天下統一の三英傑』の一人
 その日本史上でも稀な器量によって天下人の座まであと一歩のところまで至るも、
 本能寺の変で横死したことで知られる。

 若い頃は大うつけと呼ばれたが、父・織田信秀や義父・斎藤道三にはその器量を評価されていた。
 父の死後はその後継者となり、弟信勝の謀反を鎮圧。
 さらに、桶狭間の戦いで『海道一の弓取り』こと今川義元を破ることで勇躍し、
 今川家から独立した徳川家康(当時は松平姓)と同盟も成功させた。

 美濃の斉藤家を討ち滅ぼした後、足利家の将軍候補、足利義昭を手中に入れた信長は
 当時の日本の中心地たる京都への上洛を企図。
 次々に大名を打ち破り、義昭を征夷大将軍の座につけることに成功するが、
 後に義昭との関係は悪化し、その動きを掣肘する『殿中御掟』を突きつけた。

 以後も勢威を広げる信長の影響力を嫌った義昭は、
 方々の大名に働きかけて信長包囲網(正確には第二次信長包囲網)を形成。
 多くの勢力に囲まれ窮地に陥った信長だったが、
 各勢力の協調性の無さに救われ、これを脱することに成功する。

 こうして天下の趨勢を固めた後は、
 敵対者の病死や衰退などにも助けられ、破竹の勢いで勢力を広げる。

 しかし、中国遠征の準備のために本能寺に駐留していた時、家臣・明智光秀の謀反を受ける。
 はじめ信長は槍を手に奮戦していたが、やがて敗北を悟り、自ら本能寺に火をつけ自害したという。
 
 信長は戦国時代に登場した革命児として知られるが、
 実際は常備兵、楽市楽座、火縄銃などという革新は、他の大大名がすでに導入し軌道に乗せていた。
 組織の実態も守旧的であった(というか勢力拡大が早すぎて改革する暇がなかった)。
 また、中央集権体制を敷いたわけでもない(織田家の組織構造も旧態依然とした封建体制である)のに、
 組織改革を進めたというイメージを持たれている。

 これらの革命児としてのイメージは、
 織田家が急速に勢力を拡大できた理由や、幾度と無く諸勢力に反発された理由を、
『改革派 VS 守旧派』という分かりやすい構造に仕立てるためのものであろうが、
 実際は急激な勢力拡大が封建体制の調停者としての能力を超過し、
 不満を持った人々の謀反を起こし続けた、というのが正しかろう。


257 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/17(金) 18:32:06 J9RrkhZA0
信長は反抗さえしなければ宗教勢力には寛大に望んで利権を認めている。
武装も解除していないし、戦わなかった宗教勢力の方が多い。
旧秩序の回復者みたいなところもあるし、割と常識的・穏健な面もあるんだよね。
派手な行動が目立つのでそればかりと思われがちだけど。


258 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/20(月) 20:23:56 3N6Azw7A0
【元ネタ】日本・史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】栗林忠道
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】善・中立
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷B 魔力E 幸運E 宝具A++
【クラス別スキル】
陣地作成:A++ 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。しかし工房を作るのは苦手。要塞の作成が得意。 硫黄島を要塞化したことに由来。

道具作成:E 魔術的な道具を作成する技能。しかし魔導具を作るのは苦手。銃火器を作るのは十八番。大日本帝国陸軍の銃火器を造る。
【保有スキル】カリスマC(一軍の指揮官だったことに由来。)
無辜の怪物A(アメリカでは高く評価されていることから、頭脳明晰スキルを獲得している。)
頭脳明晰A+

【宝具】『死して護国の鬼となれ(ししてごこくのおにとなれ)』
ランク:EX
種別:対軍宝具
レンジ:1〜99
最大捕捉:およそ11万人
『王の軍勢』のほぼ完全なる上位(?)互換。
死をも恐れぬ二万の兵士をもってして敵を撃滅する。
硫黄島の戦いに由来。

『我は敵十人を倒さざれば死すとも死せず(われはてきじゅうにんをたおさざればしすともしせず)』
ランク:C
種別:対己宝具
対象:1人
硫黄島の将兵に一人十殺を命じたさいの命令に由来。
十人の敵将兵を殺すまで、凄まじい回復力を獲得する。
ただし殺し終われば効果は消える。

【Weapon】
三八式歩兵銃
なんの変鉄もない大日本帝国陸軍の歩兵銃。
【解説】
栗林忠道。最終階級は大将。
小笠原兵団長として硫黄島守備隊を総指揮。硫黄島の戦いにおいて守備隊指揮官として戦死した。


259 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/21(火) 16:43:24 P9Mph7kc0
栗林中将近代の英雄なのに近接高、


260 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/21(火) 17:30:04 uzDIlNbQO
えっ、こんなんにツッコむ?


261 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/21(火) 18:44:51 xC56UKQk0
しかもツッコミどころそこかよ


262 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/21(火) 22:40:17 jF3GdL3.0
【元ネタ】日本・史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】大和型戦艦一番艦大和
【性別】女
【身長・体重】cm・kg
【属性】狂信・混沌
【ステータス】筋力A耐久EX敏捷D魔力E-幸運E-宝具B 【クラス別スキル】
対魔力E-魔術に対する抵抗力。ほとんど無いに等しいが余りある耐久で補っている。
騎乗-乗り物を乗りこなす能力。自らが『艦』であるため消滅。
【固有スキル】
無辜の怪物A(大和=時代遅れというイメージと比較的先進的な構造がぶつかり合った結果、属性が変化している。)
単独行動B(マスター無しでも二日は現界できる。最大航続力が13,334kmなことに由来。)
カリスマC++(連合艦隊旗艦であったことに由来)
【宝具】『皇国の興廃此一戦に在り(こうこくのこうはいこのいっせんにあり)』
ランク:A++
種別:対軍、対城宝具
レンジ:50
最大捕捉:およそ2,000人
『黄金鹿と嵐の夜』の同系統宝具。
本来ならば第二水雷戦隊の8艦も召喚されるはずなのだが何故かされなかった。

『傾斜復旧の見込みなし。総員退艦(けいしゃふっきゅうのみこみなし。そういんたいかん)』
ランク:S-
種別:結界宝具
レンジ:?
最大捕捉:およそ300人
ゲーム的に言えば、自らを除く全パーティーメンバーを強制的に戦闘から離脱させる。
礼呪並みの強制力があり、抵抗はほとんど不可能。
自らが死ねば自動的に発動してしまう。
【Weapon】
軍刀
おそらく大和乗員3,332名のうちの誰かのものだと思われる。
【解説】
戦艦大和(1941〜1945)。天一号作戦において米軍機動部隊の猛攻撃を受け、坊ノ岬沖で撃沈された。
日本では知名度が恐ろしく高いためにそれ相応のステータスとなってはいるが幸運はE-。
なお生存者は269人。


263 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/21(火) 23:24:57 g9N80YUE0
文面からして>>258の人だろうけど全体的に出来がひどいな
ここまで来るとわざとにさえ思える


264 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/21(火) 23:26:59 w61fLOQ60
限界って意味でもわざとなんじゃね


265 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/21(火) 23:50:49 xC56UKQk0
>ランク:S-
これとかわざとじゃないと説明つかねぇよ


266 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/22(水) 00:05:25 5ZNI9c7o0
栗林中将は硫黄島からの手紙しか見て無いけど対軍宝具の大幅弱体化スキル、地下迷宮宝具、兵士無限湧き宝具とかじゃない?
地下道要素がないのはどうよ


267 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/22(水) 23:03:00 B.ePTLNg0
【元ネタ】三国史記
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】高類利
【性別】男性
【身長・体重】173cm・65kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷B+ 魔力C 幸運B  宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:C
 騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 野獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
神性:C
 神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
 ほぼ純粋な神族の血統に連なる英雄朱蒙の息子である。

【宝具】
『明王陽剣(トンミョンソンワン)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1〜40 最大捕捉:200人
 朝鮮神話の三種の神器の一角。
 セイバーの父である大英雄・東明聖王朱蒙の折れた剣と、瑠璃明王たるセイバーが見つけ出した
 剣の破片を合わせて繋げることによって完成した、二人の王による伝来の聖剣。
 真名解放により、陽光より生まれたとされる朱蒙の属性を起動・増幅し、
 所有者の魔力を日輪の熱線へと変換して斬撃を放つ。
 
【解説】
高句麗の瑠璃明王。紀元前38年生誕。18年没。在位紀元前19年-18年。
高句麗の建国者である大英雄、東明聖王・朱蒙ち扶余の礼氏の娘との間に
生まれた子であったが、類利は父を知らずに育った。
ある日、母に自分の父は何者であるかを尋ねると、父が王であること、
王の子である証を類利が見つけ出すことが出来るということを教えられた。
類利はこれを聞いて山や谷を探し巡ったが、中々見つけられることが出来なかった。
ある朝、自宅の柱の礎石から声が聞こえたので、柱の下を探すと、剣の欠片が見つかった。
類利はこれを持って父王の元へ行き、この断剣を差し出すと、父王の持つ剣と繋がったので、
類利は太子と認められ、王となった。この剣は、朝鮮神話の三種の神器の一つとなった。
その後、軍事活動も含む瑠璃明王(類利)の事績が記載されているが、特筆すべきところはない。
強いて言えば、朝鮮最古の詩歌の一つ「黄鳥歌」の件くらいである。

【コメント】
なんか神術使って空に飛び上がったとかいう伝承もあった気がするので敏捷は高め。
宝具は強いが、これは父王の威光であって、類利本人は多分弱い。
適正クラスはセイバーのみ。神術の件も含めればキャスターもいける。


268 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/22(水) 23:55:42 Qej8snZEO
またネトウヨが湧くぞー


269 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/23(木) 00:24:10 84TyAB5E0
>>258改訂版
【元ネタ】日本・史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】栗林忠道
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】善・狂信
【ステータス】筋力D 耐久B 敏捷D 魔力E- 幸運E 宝具A++
【クラス別スキル】
陣地作成:A++ 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。しかし工房を作るのは苦手。要塞の作成が得意。 硫黄島を要塞化したことに由来。

道具作成:D 魔術的な道具を作成する技能。しかし魔導具を作るのは苦手。銃火器を作るのは十八番。大日本帝国陸軍の銃火器を造る。
【保有スキル】カリスマC(一軍の指揮官だったことに由来。)
無辜の怪物A(アメリカでは高く評価されていることから、頭脳明晰スキルを獲得している。
軍人=狂信者というイメージから属性が変化している。)
頭脳明晰A+

【宝具】『死して護国の鬼となれ(ししてごこくのおにとなれ)』
ランク:EX
種別:対軍宝具
レンジ:1〜99
最大捕捉:およそ11万人
『王の軍勢』のほぼ完全なる上位互換。
心象空間を作り出し、死をも恐れぬ兵士をもってして敵を撃滅する。
心象風景は幾重にも張り巡らされた坑道状の迷宮。
兵士は神出鬼没。坑道の構造を最大限に利用して襲いかかる。
消費魔力は少ないほうだがキャスター自体の魔力が少ないため多用はできない。
硫黄島の戦いに由来。

『我は敵十人を倒さざれば死すとも死せず(われはてきじゅうにんをたおさざればしすともしせず)』
ランク:C
種別:対己宝具
対象:1人
硫黄島の将兵に一人十殺を命じたさいの命令に由来。
十人の敵将兵を殺すまで、凄まじい回復力を獲得する。
ただし殺し終われば効果は消える。

【Weapon】
三八式歩兵銃
なんの変鉄もない大日本帝国陸軍の歩兵銃。
騎兵銃や迫撃砲も使えるため別に歩兵銃である必要はない。
【解説】
栗林忠道。最終階級は陸軍大将。
小笠原兵団長として硫黄島守備隊を総指揮。硫黄島の戦いにおいて守備隊指揮官として戦死した。
水際防御や万歳突撃を禁止し、ゲリラや夜襲、地下壕に立てこもって戦う作戦をもってして、11万人の米兵を翻弄した。
騎兵部隊の指揮官であったことからライダー、その戦いぶりからバーサーカーの素質もある。


270 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/23(木) 00:31:44 jFIWKBZg0
>>269
あんたの真にアカンところは多分近接ステではない


271 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/23(木) 01:06:37 jSzcbJ120
あえて記述テンプレ無視する人って何か拘りがあったりするんだろうか


272 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/23(木) 04:37:51 Yp4e6s7M0
【元ネタ】ギリシア神話
【CLASS】ライダー (セイバー)
【マスター】
【真名】ペンテシレイア
【性別】女
【身長・体重】158cm・60kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷A 魔力C 幸運D 宝具A+
【クラス別スキル】
騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。

対魔力:A
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。


【固有スキル】
神性:B
 神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
 戦いの神アレースとアマゾーンのオトレーレーの娘である。

魅了:B
 自身を討ったアキレウスを悔やませたほどの美しさ。
 魔性の美貌により異性・同性を問わず惹きつける。
 ランクBではほぼ対象の意思を無視して精神を支配する。対魔力で抵抗可能。

蛮勇:A(B)
 無謀な勇気。
 同ランクの勇猛効果に加え、格闘ダメージを大幅に向上させるが、
 視野が狭まり冷静さ・大局的な判断力がダウンする。
 もともと高いが、宝具の影響によりさらにランクアップしている。

【宝具】
『駿馬・暴虐北風(アネモイ・オーレイテュイア)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:2〜100 最大捕捉:50人
北風の神ボレアスの妻オーレイテュイアから送られた最も速い馬。
嵐の精をはるかにしのぐという超スピードからの攻撃で直線上の敵をなぎ倒す。
ただし突撃体制に入ると防御や回避といった行動がとれなくなる。

『女傑十二闘姫(アマゾネス・デスモス)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1〜20 最大捕捉:12人
ライダーに付き従うアマゾーンの12人の女戦士たちを召還する。
一人ひとりの力量はライダーの数分の一程度だが、12人が一丸となってライダーの後に続き戦う。
アマゾネスたちはライダーの駿馬にも振り切られることが無く、逆にそのスピードの恩恵を受ける。
アマゾネスが敵に殺された場合、ライダーがその敵に相対したとき、激しい怒りで一時的に筋力と敏捷がアップする。

『闘争と不和の刃(ディスコルディアアックス)』
ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:1〜3 最大捕捉:2人
争いと不和の女神エリスから授けられた諸刃の戦斧。
相手が強い敵であるほど力を増し、同格かそれ以上の相手なら自身の全てのパラメーターが1ランクアップする。
しかし同時に持ち主の蛮勇スキルもランクアップする。
また相手の精神に干渉し戦意を煽る効果を持ち、積極的に戦いに持ち込むことができる。

【Weapon】
『大剣』『投槍』『月輪の盾』『青銅の鎧』『黄金の羽飾りの兜』
ライダーの軍装一式。戦神アレスから与えられたものもあり、高い対魔力を誇る。

【解説】
ギリシア神話に登場するアマゾーンの女戦士。
妹殺しの汚名をそそぐため、ヘクトル亡き後のトロイア勢に加勢した。その姿にトロイア勢は活力を取り戻した。
その自信を、さらに神々に煽られて、アカイア勢に血気盛んに挑んでいくが、
アキレウスの強さを知らなかったため、彼との一騎打ちの末倒されてしまう。
アキレウスはペンテシレイアの素晴らしい美貌を見て、彼女を殺してしまったことを心の底から後悔し苦しんだ。

瞬発力はすごいが、慎重とか謙虚ということを知らない猪突猛進女王。
宝具も戦えば戦うほど調子に乗る仕様。
ライダーとして全部書いたが、ライダーだと斧が無くてセイバーだと馬が無い感じ。
ライダーなら雑魚無双し、ランサーならガンガンタイマンで喰らいついていく 攻撃一辺倒の美少女。
性格とか逸話からするとロリという線もありかもしれない。


273 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/23(木) 19:11:02 9hSEgWbg0
【元ネタ】Fate/zero
【CLASS】ライダー
【マスター】遠坂 凛
【真名】小林
【性別】男性
【身長・体重】175cm・65kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷B 魔力E 幸運E 宝具D
【クラス別スキル】
対魔力:E
 魔術に対する守り。
 無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。

騎乗:C+
 騎乗の才能。幻想種を除き、大抵の乗り物を人並み以上に乗りこなせる。
 更に航空機を乗りこなす際、有利な補正が掛かる。

【固有スキル】
先制攻撃:B
 戦闘で先手を取る能力。
 戦闘開始ターン(1ターン目)のみイニシアチブを取る事を可能にする。

勇猛:A+
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。

【宝具】
『迷い振り切る悪魔の突撃(ディアボロⅡ)』
ランク:D 種別:対軍宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:500人
勇敢に突撃する彼の生き様を表した掃射蹂躙。
機銃掃射にて障害を排除し、目視した敵に機体で突撃する。
【Weapon】
『F-15J』
 ライダーが障害携わった航空機
【解説】
  航空自衛隊所属のパイロット。数々の苦難を乗り越え英雄と呼ばれるに至る。
 しかし、Fate/zero作中では大海魔に捕食され亡くなった。後に英雄と語られる彼でさえあっけなく命を落とす、現実は非情である。


274 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/23(木) 19:34:14 9hSEgWbg0
【元ネタ】Fate/zero
【CLASS】バーサーカー
【マスター】イリヤス・フィール・フォン・アインツベルン
【真名】仰木
【性別】男性
【身長・体重】180cm・75kg
【属性】秩序・狂
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷B 魔力E 幸運E 宝具C
【クラス別スキル】
狂化:D
 筋力と耐久のパラメータをアップさせるが、
 言語能力が単純になり、複雑な思考を長時間続けることが困難になる。

【固有スキル】
虚ろなる生者の嘆き:D
 狂化時に高まる、いつ果てるともしれない甲高い絶叫。
 敵味方を問わず思考力を奪い、抵抗力のない者は恐慌をきたして呼吸不能になる。

【宝具】
『仇討つ悪魔の咆哮(ディアボロⅠ)』
ランク:D 種別:対城宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:500人
友の仇を討たんとする玉砕覚悟の突撃。
バーサーカーの絶叫により、機体は本来の性能・質量を超越した対城攻撃を可能とする。
【Weapon】
『F-15J』
 バーサーカーが生涯携わった航空機
【解説】
  航空自衛隊所属のパイロット。友の仇たる怪物を打倒し英雄と呼ばれるに至る。
 しかし、Fate/zero作中ではバーサーカーに機体を乗っ取られ急速なGによって内臓破裂を起こし亡くなった。
 後に英雄と語られる彼でさえあっけなく命を落とす、現実は非情である。


275 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/23(木) 19:35:14 YpcQe85s0
まさかの2人英霊化、しかも面白いな…


276 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/23(木) 19:40:55 jSzcbJ120
その人らの活躍と死は徹底的に隠蔽されるだろうから
自衛隊の身内にすら英雄として語られることはないだろうというツッコミは禁句だろうか


277 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/23(木) 20:33:37 SGN3VTQo0
【元ネタ】日本・史実
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】藤原真雄
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C+ 耐久C 敏捷C 魔力D 幸運C 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

騎乗:D
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み程度に乗りこなせる。

【固有スキル】
無窮の武練:C
 ひとつの時代で無双を誇るまでに到達した武芸の手練。
 坂上田村麻呂と同時代を生き、同じく「勇力過人」と絶賛された武芸の名手。

殉教者の魂:C
 精神面への干渉を無効化する精神防御。
 主が主たるべき人間であれば、策謀や恐怖を跳ね除けて忠義を全うする。

対逆臣:D
 「薬子の変」の中心にありながら、乱そのものはあくまで否定しようとした。
 スキル「反骨の相」の持ち主に与えるダメージ量を増加させる。

諫言:D
 目上の相手を説得する能力。真摯な姿勢を真実のものと認識させる。

【宝具】
『断鞦之志(だんしゅうのこころざし)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1〜10 最大捕捉:100人
 主君を諌めて馬具を断ち切った斉の太子や南伐を止めた北魏の忠臣たちの如しと
 言われた、セイバーの節度と勇気の生み出した宝具。
 平城上皇の輿の前にひれ伏し、結局は止められなかったがおおいに賞賛された。
 眼前の相手を一定時間自分が居た方向に進めなくする。

【Weapon】
『無銘・大刀』
『無銘・丸木弓』
 常に「弓剣」を帯びて平城天皇・上皇を護持していたと伝えられる。

【解説】
 奈良から平安前期にかけての官人(767〜811)。没時は正四位下・備前守。
 正史で坂上田村麻呂に使われたのと同じ「勇力過人」という表現を卒伝に使われた。
 自らは清廉でありながら、人の短所をあげつらうことがなかった忠臣。
 平城上皇が「薬子の変」を起こした際には主である上皇に従いながらも、国を二つに
 割って東国に赴こうとする主を諌め、後に嵯峨天皇に賞された。


278 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/23(木) 22:34:04 QJqiMnCI0
【元ネタ】ボスニア英雄叙事詩
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】アリヤ・ジェルゼレズ
【性別】男性
【身長・体重】153cm・51kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力A 耐久C 敏捷B 魔力D 幸運A 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:A+
 騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。
 ただし、竜種は該当しない。

【固有スキル】
精霊の加護:A
 水神とも言われる精霊ヴィラの祝福により、危機的な局面において優先的に幸運を呼び寄せる能力。
 その発動は武勲を立てうる戦場においてのみに限定される。

矢よけの加護:B
 飛び道具に対する防御。 「精霊の加護」の効果の一端。
 狙撃手を視界に納めている限り、どのような投擲武装だろうと肉眼で捉え、対処できる。
 ただし超遠距離からの直接攻撃は該当せず、広範囲の全体攻撃にも該当しない。

【宝具】
『赤褐精馬(シャラッツ)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:2〜30 最大補足:30人
 精霊ヴィラより与えられた栗毛の天馬。
 その背に持つ翼は、対象から魔力を吸い上げて自身のものとする能力があり、
 羽ばたきによって起きた風を浴びた者は、魔力減少に伴ってステータスも低下していく。
 戦馬としても極めて優秀で、風の如く縦横無尽に戦場を駆け、
 直線的な突撃ならば瞬間的に雷速にも達する。
 
【weapon】
『ペルニ・ブズドヴァン』
 羽付きの鎚矛。セルビアの大英雄マルコ王子も同様の物を持っていたとされる。


279 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/23(木) 22:34:54 QJqiMnCI0
【解説】
ボスニア・ムスリムの英雄叙事詩の主人公。史上の英雄ゲルズ・イリャスやアリ・ベグなどがモデルとされる。
近いところセルビアには、大英雄マルコ王子の叙事詩が伝わるが、
マルコをバルカンのキリスト教の代表的勇士とするならば、アリヤはイスラム教の代表的勇士であり、
この二人の伝承は相互投影して出来上がったものだとされる。
この二人の英雄は相似性が高いと同時に対極にあるもので、マルコが凶暴な戦士として伝えられる一方、
アリヤは寛容で敬神の者であり、アリヤがマルコを倒して義兄弟とする伝承も存在する。
また、セルビア・スレムにおける“烈火の竜狼暴君”ズマイ・オグニェニ・ヴク(ヴク・グルグレヴィッチ)を
アリヤは最大の好敵手にしたとも言われている。

サラエヴォを治めていたガジ・フスレヴ・ベグもとにアリヤという名の小柄な貧しい下僕がおり、
若いのに禿頭であった為、いつも子供達から石を投げられて馬鹿にされていた。
ある日、アリヤは森の中で自身の禿頭を憂いていると、泣いている赤子を見つけ、
赤子が日射病にならないように木を切って木陰を作ってやると、赤子の母である精霊ヴィラが現れた。
ヴィラは感謝の気持ちとしてアリヤに何でも願いを叶えてやると言うと、
アリヤは無敵の勇士になることと、良馬を得ることを欲した。
願いを聞いたヴィラは、自分の白くて大きい乳房を晒して片方ずつアリヤに吸わせると、
アリヤは12人かかりでも持ち上げるのが難しい大岩を投げ飛ばせるほどの力を得た。
そして、ヴィラはアリヤが天馬を得る日が来ることを告げ、
更に、助けが必要であったらいつでも自分を呼ぶように言い残し、去っていった。
ヴィラの予言通り、他の馬から精気を吸い取る天馬を得たアリヤは初陣に望み、勇猛果敢にトルコ軍と
戦う主人ガジを助け、稲妻のごとく天馬を駆けさせ、至るところで敵兵の屍の山を築き、幻影の様に消えた。
帰還したガジはアリヤに「私はお前に仕えられるに値しない」と言い、アリヤに暇を出し、
主人を慕うアリヤは泣き悲しみ拒否したが、結局アリヤは諸国漫遊、武者修行の旅に出ることになった。
そうしてアリヤは各地で名だたる勇士達との決闘全てに勝利し、
「ジェルゼレズ(鎚矛を持った戦士)」としてその勇名を轟かせた。
その死については諸説あり、妹を誤って殺してしまったことを悔やんで自殺した説や
敵に狙われていると知りながら、祈祷を中断したくないが為に甘んじて敵の刃を受け入れた説、
重症を負いながらも黒騎士と戦い、勝利した直後に妹と共に死んだ説などがある。

【コメント】
女精霊のおっぱい吸ってパワーアップって凄く羨ましいですね。
当初の悩みであるハゲが治ってないのは気にしないで置こう。
ガジ・フスレヴ・ベグがいた時代は多分16世紀なので、アリヤはマルコともヴクとも
時代的に噛み合わない筈だが、まあ細かいことはいいだろう。
マルコとは相互投影と書いたが、アリヤの方がマルコの影響を強く受けている気がする。時代的に考えても。
馬の名がマルコの馬と同じなのは、やはりマルコの影響を受けたからだろう。
適正クラスはライダーだが、鎚矛持ってるからランサー、サーベルも持ってるからセイバーにもなれる。


280 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/23(木) 22:39:51 G8SHE9PY0
>>278
こういうマイナーなのが知れるのも僕鯖の良さだな
おっぱいで強化とか羨ましいわ

【元ネタ】戦国時代
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】山中幸盛(鹿之助)
【性別】男性
【身長・体重】152cm・44kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力A 耐久A 敏捷A 魔力D 幸運E 宝具B
【クラス別スキル】
狂化:EX
 パラメーターをランクアップさせるが、理性の大半を奪われる。
 狂化を受けても会話可能だが、思考が固定されており、実際の意思疎通は不可能。

【固有スキル】
被虐の誉れ:C
 肉体を魔術的な手法で治療する場合、それに要する魔力の消費量は通常の1/3で済む。
 また、魔術の行使がなくとも一定時間経過するごとに傷は自動的に治癒されていく。

【宝具】
『器量嘗試・七難八苦(うきことの なおこのうえに つもれかし)』
ランク:B 種別:対人(自身)宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 本来は成長しない英霊という存在を成長させる特異な宝具。
 ダメージを受けるほどにサーヴァントとしてのレベルが上昇する。
 また、上昇したレベルはダメージの回復後も据え置かれる。
 レベルアップするほどに強力な英霊となるが、レベルに比例して燃費も悪化するのが難点。

【Weapon】
『石州大太刀』
 総長約264cm(刃長172.0cm、反り3.0cm、茎長 92.0cm)の大太刀。石州和貞の作。
 持ち主自身の身長の約1.5倍と言えば、その巨大さが伝わるだろう。
 現在は大山祇神社へ奉納されているという。

【解説】
 戦国時代、尼子家に仕えた武将。通称は鹿介。
 尼子家の再興の為、三日月に「願わくば、我に七難八苦を与え給え」と祈ったという逸話で知られる。

 若くして武勇に優れ山陰の麒麟児と呼ばれたが、
 尼子家が毛利家によって滅ぼされると牢人となり諸国を流浪。
 京都に居を落ち着けた後は、
 僧となっていた尼子勝久を還俗させ当主とする、尼子家の遺臣達を糾合するといった
 尼子家の再興に向けた動きを見せ始める。

 毛利家が九州に野心を見せて出兵すると、尼子家の旧領である出雲を回復すべく挙兵。
 尼子家の旧臣達の助力を受けたことで三千もの兵数を誇る大軍となり、破竹の勢いで勢力を広げる。

 毛利家が九州攻めを中断して軍を返すと、善戦するも最終的に敗北。
 尾高城に幽閉されたが、後に脱出し因幡の地でふたたび挙兵した。

 この二度目の挙兵では、裏切りなどに苦闘しつつも勢力を広げたが、
 毛利家が差し向けた大軍の前にまたしても敗北を喫する。

 二度の敗北の後は織田信長に仕えて尼子家の再興を目指し、明智光秀や織田信忠の指揮下で活躍。
 後に羽柴秀吉の軍勢に加わり、上月城を居城として調略を担当するが、
 別所長治が信長に反旗を翻したことで織田家と分断され孤立する。

 これを好機と捉えた毛利の軍勢に囲まれ、
 織田家にも見捨てられたことで進退窮まった幸盛らはついに降伏した。
 幸盛の尼子家再興への執念に幾度と無く煮え湯を飲まされた毛利家は、
 捕虜として護送している最中に幸盛を暗殺したという。

 その義勇は後世の人々の心を打ち、
 尼子十勇士の筆頭"山中鹿之介"として講談に潤色された。

【コメント】
 執念深さから戦闘続行を持たせようと思ったが、
 七難八苦を祈った逸話からドM扱いされることが多いんで被虐の誉れに変更。
 自分から苦難に挑んでいくスパルタクスみたいな迷惑男。
 実際は知勇に優れ、蛮勇を揮うタイプではなく恐怖心を上手く飼い馴らせるタイプだったらしい。
 聖杯にかける願いはもちろん尼子家の再興だろう。


281 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/24(金) 00:47:29 N0aGLUOI0
>自分の白くて大きい乳房を晒して片方ずつアリヤに吸わせると

やたら微に入った説明で草


282 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/24(金) 02:25:40 LpkLK4LY0
エロ英霊を集めた聖杯戦争


283 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/24(金) 20:04:53 6cppGp7I0
【元ネタ】朧村正
【CLASS】アサシン
【マスター】遠坂さん家、親父でも妹でもどっちでも
【真名】重松進左衛門
【性別】男性
【身長・体重】多分180cmくらい・70kgくらい?
【属性】中立・悪
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷A+ 魔力C 幸運E 宝具A
【クラス別スキル】
気配遮断:D
 サーヴァントとしての気配を絶つ。隠密行動に適している。
 ただし、自らが攻撃態勢に移ると気配遮断は解ける。

【保有スキル】
剣術:A+++
 刀剣による戦闘技術、それをどれだけ極めたかの値。
 A+++ともなればまさに達人の中の達人、と言ったところ。
 村正の力と合わせ、人間離れした凄まじい芸当が可能。

見切り:B
 敵の攻撃に対する学習能力。
 相手が同ランク以上の『宗和の心得』を持たない限り、
 敵からの攻撃に対する回避判定に有利な補正を得ることができる。
 但し、範囲攻撃や技術での回避が不可能な攻撃は、これに該当しない。

瞬迅:A
 目にも止まらぬ速さで動く技法。
 一瞬で敵との間合いを詰めたり、背後に回ったりすることが出来る。
 これから瞬時に放たれる高速の居合い切りは驚異の一言。

直感:B
 戦闘時、つねに自身にとって最適な展開を”感じ取る”能力。
 視覚・聴覚に干渉する妨害を半減させる。

心眼(真):B
 修行・鍛錬によって培った洞察力。
 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”
 逆転の可能性が1%でもあるのなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。

勇猛:B
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。

化け猫の呪い:EX
かつて佐賀鍋島藩を祟った化け猫を当時仕えていた進左衛門の先々代が討った際に掛けられた呪い。
この呪いにより、重松の血筋は手柄を他者に掻っ攫われ路頭に迷うようになってしまう。
故に剛健と謳われた重松も進左衛門の代ではヤクザ者に生り果てている。

【宝具】
『妖刀・根刮村正(ようとうねこそぎむらまさ)』
ランク:A 種別:‐ レンジ:1〜5人 最大捕捉:10人
古の刀鍛冶、村正によって打たれた妖刀。
神仏悪鬼をも両断すると云わしめる程の切れ味を誇り、
たとえ折れたとしても鞘に仕舞えば瞬時に再生する。
この根刮村正は進左衛門の先祖から伝えられたもので前述した佐賀の一件で化猫を討取ったため、
『化猫殺し』と言われる。

『憤怒の陣(ふんぬのじん)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1人 最大捕捉:1人
一定量のダメージを受けるか窮地に陥った際に自動で発動する。
全身から赤色のオーラが迸り、耐久値がランクダウンする代わりに
筋力が2ランクアップするのに加え
保有スキル見切り、直感、心眼(真)のランクを更に上昇させる。
これにより攻撃時の隙を無くし、敵の攻撃に対する反応速度を底上げする。
【Weapon】
『根刮村正』
前述した宝具の妖刀。
これで化け猫を討ったことにより、重松の家系は路頭に迷うようになってしまった。

脚蹴
戦闘時に使用するなんの変哲もないキック。
しかし、どういうわけか相手のガードを貫通してヒットする能力を持つ。
【解説】
ゲーム、朧村正のDLC津奈缶猫魔稿に登場する凄腕の剣客。
仕官を条件に、お恋の父の政敵、若宮捏造の私兵となり、刺客をお恋姉弟に差し向けた実行犯。
呪いに関しては完全にとばっちりで本人も相当苦労していた様子。
主人公からすれば家族を陥れた実行犯であるため殺られて
しまうのは居いた仕方ないとは言え、ちょっと同情してしまう。
ゲームではラスボスを務め村正使いに恥じぬ実力を見せてくれる。キック強い。
しかしなんで朧流でもないのにあんな強いんだろうかこの人。


284 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/24(金) 21:02:19 cxsGXEfM0
【元ネタ】ギリシア神話
【CLASS】キャスター
【マスター】間桐 桜
【真名】デーメーテール
【性別】女性
【身長・体重】160cm・52kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力E 耐久C 敏捷D 魔力A+ 幸運B 宝具EX
【クラス別スキル】
陣地作成:A+
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 ”神殿”を上回る”大神殿”を形成する事が可能。

道具作成:B
 魔力を帯びた器具を作成できる。

【保有スキル】
高速神言:A
 呪文・魔術回路との接続をせずとも魔術を発動させられる。
 大魔術であろうとも一工程(シングルアクション)で起動させられる。
 現代人には発音できない神代の言葉を自在に扱う。

神性:A
 神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
 人間の英霊として自身を劣化させ、反英雄の側面で現界しているが、なおキャスターは高い神性を持つ。

正体隠蔽:C
 サーヴァントとしての正体を隠す。
 自身をサーヴァントではなく、ただの人間であると誤認させることができる。
 その身を魔術によって老婆としており、真名を悟られにくくする。

【宝具】
『激憤す地母神(エリーニュース・デメテル)』
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:1-99 最大捕捉:∞
 オリュンポス大神12柱の1柱、豊穣の神がもつ神威の負の側面の発露。
 一時的に神性を開放し、周囲に存在する全ての生命から生命力と魔力を取り上げ、飢餓の冬を到来させる大魔術を発動する。
 サーヴァント相手には、所有する貯蔵魔力の全てを根こそぎ奪い取り、魔力不足による消滅へと追い込む。
 この時に魔力の供給がなされても、回復分の魔力を即座に取り上げるため、この略奪を免れる術はない。
 ただし、神性かAランク以上の対魔力を持つ相手には、相手が現界できる程度の最低限を残して魔力を吸い上げる程度に軽減される。
 再び宝具を発動するまで、回復した魔力が奪われることもない。


285 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/24(金) 21:03:10 cxsGXEfM0
【解説】
 ギリシア神話に登場する豊穣神。「母なる大地」という意味を持ち、穀物の栽培を人々に伝える。
 元は土着の農耕民族に崇拝された女神だと考えられており、征服者である遊牧民族が支配後、彼女を自らの神々として取り込んだと言われる。
 ガイアそのものであったが、ギリシア神話ではクロノスとレアーの娘、ゼウスの姉とされる。ゼウスに無理矢理迫られ、コレーという娘を産む。
 この事でゼウスにはあまりいい印象を抱かないが、この娘には多大なる愛情を注いでいた。
 また、ポセイドンにも無理強いされた結果、秘儀の女神デスポイアと名馬アレイオーンを産む。
 彼女は男運がないようで、恋人もゼウスの嫉妬によって稲妻に撃たれるなど、悲劇しかない。
 娘のコレー(ペルセポネー)がある時行方を晦まし、犯罪に詳しいヘカテーに問いかけたところ、
 「冥界の神ハーデスによって、冥界に連れ去られた」と答えた。
 しかしデメテルは、純真で優しい性格である彼を知っていたため、地上において全知であるへーリオスに再び尋ねる。
 へーリオスは、「ペルセポネーを后に迎えたいと悩むハーデスを、ゼウスが唆して拉致させた」と教えた。
 ゼウスは、ハーデスが最高神である自分の娘に相応しい格の夫だと言い訳をしたが、これにデメテルは激怒した。
 豊穣神としての役割と天界を捨て老女に変身し、ポルセポネーのいない悲しみを紛らわせるように大地を放浪する。
 その時の行動が各所に残されているが、これによって大地が荒廃し、ゼウスら天界が大慌てする。
 結局ゼウスはペルセポネーの帰還を受け入れ、デメテルに豊穣神としての仕事を果たすよう求めるしかなかった。
 ペルセポネーは冥界から天界へと戻ってくるが、なんと冥界の国のざくろを数粒食べてしまったことが発覚。
 死者の国の食べ物を食べた者は、そこの住民にならなければならない掟があるため、神々は大いに悩んだ。
 結果、1年を食べたザクロの実の数で割った月日を冥界で過ごし、残りを天界で過ごすことに決まった。
 デメテルはこれに不服を表し、ペルセポネーがハーデスの傍で暮らす間は職務を放棄した。これが季節の起源だという。

【コメント】
 怒ると恐ろしい方。本人の神格も高いため、ゼウスですら気を配って接していたという。
 自分の怒りを買った相手に食べても満ち足りない呪いをかけ、最終的には自身の体を貪り食わせ死に追いやっている。
 また、ペルセポネーが冥界のザクロを食べたと密告した庭師を冥府の入口付近で巨岩の下敷きとし、
 ヘラクレスに助けられた彼を更にフクロウへと変えるなど、一度恨みを抱いたらしつこい。
 ドースと名乗る老女に身をやつして放浪していた頃を、霊格を一時的に人間としていたと考え、サーヴァントとしてギリギリ呼べるように改変。
 しかしその時期の本人の心境から、どちらかというと反英霊としての側面が強くなっている。一応人々に信仰されるだけの善行もしているようだが。
 適正クラスはキャスターのみ。イレギュラーを入れればアヴェンジャーも含まれるが、より反英霊の色が強くなるだろう。


286 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/24(金) 21:55:48 flLt.sq60
盾のクラスのサーヴァント作ろうと思うけど、クラススキルは何がいいと思う?


287 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/24(金) 21:57:32 2znCqG960
対魔力だけ・・・だとランサーと区別つかんか
守護とかそんな感じのは?


288 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/24(金) 22:29:09 YLole/Mk0
守護騎士をクラススキルにしてみるとか


289 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/24(金) 22:30:00 flLt.sq60
>>288
でも作ろうとしてるの騎士じゃないんだよなぁ


290 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/24(金) 22:31:55 2znCqG960
ど直球で防御術とかは


291 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/24(金) 22:38:36 KldRucoY0
皆鯖に既にいるが、あれはヤダってか


292 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/24(金) 22:40:10 flLt.sq60
>>291
あーいたね
確か物理耐性だっけ
悪くないような


293 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/24(金) 22:40:42 zbkFBPAQ0
皆鯖のはいかにも汎用スキルっぽくていいね


294 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/24(金) 22:42:04 I1Nfm8fw0
個人的には高めの対魔力と高い耐久ステがあればそれでいいんじゃないかと思うがな


295 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/25(土) 09:53:19 SDus/eNU0
フェルグス・真っ黒い


296 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/25(土) 10:35:19 /xS6Vx/.O
えっ 何だって?


297 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/25(土) 10:38:04 EbZDtIl60
対魔力と戦闘続行でいいんでね?


298 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/25(土) 18:59:34 nqeFxN3E0
【元ネタ】史実 フランス史
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】ルイ十四世
【性別】男性
【身長・体重】160cm・56kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷C 魔力B 幸運A 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
カリスマ:B
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。

太陽の加護:C
 突然変異により体内に低級の太陽炉を有している。
 時間経過で魔力が溜まり、能力値やスキルの瞬間的なブーストに使用できるようになる。
『私の中には太陽が宿っている。他に類を見ない眩い光が触れるもの全てに善を齎す。
 太陽は偉大な君主だけが描きうる最上の美と力を与えてくれるのである』との発言が残る。

鉄の予定表:A
 運命を変える程に強力な自己の行動予定を策定する。
 スケジュールに沿って行動している間、あらゆる判定に有利な補正がかかる。
 このスキルによる補正値は、事細かに計画が決められているほどに上昇する。
 ただし、事前に予定していない行動を取った瞬間、このスキルは消失する。

【宝具】
『万華開花す喜悦の剣(ジョワユーズ)』
ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:0〜0 最大捕捉:1人
 平行世界から魔力を徴収し刀身に蓄える聖剣。限定的な『第二魔法』
 刀身の色彩が日に三十度も変わるのは、この効力の影響による。
 真名を開放することで、柄に埋め込まれた聖槍に魔力が注ぎ込まれ、癒しの奇跡が発現する。

『竜騎兵の迫害(ドラゴナード)』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:15〜50 最大捕捉:400人
 騎馬鉄砲で武装した竜騎兵の軍勢を召喚・使役する。
 軍勢の現界に必要な魔力は周囲の異端者や異教徒から徴収されるため、
 召喚自体に必要な分を除けば魔力消費は皆無、かつ相手の魔力を枯渇させられるお手頃宝具。
 ただし“普遍的な一神教”の信徒からは魔力を徴収できない。

 竜騎兵達は“ルイ十四世の望みによって”異端者を強制的に改宗させた。
 その手段は示威行為から略奪、強姦、殺人まで様々であった。

『朕は国家なり(グラン・シエクル)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:0〜90 最大捕捉:900人
 ルイ十四世が築いたベルサイユ宮殿と、その統治、ブルボン王朝の最盛期を魔力によって再現する宝具。
 固有結界とは似て非なる大魔術。統制と歓楽という相いれぬ2つを融合させた魔法の島。
 他者の知名度補正や地形効果を引き剥がし、令呪に匹敵する絶対命令権を発動することができる。

 ルイ十四世は貴族たちを宮殿やその周辺に住まわせることで地方の領地から引き離した。
 また序列や礼儀作法の厳格化、栄誉と年金取得における競争主義の導入、
 贅沢な宴会や遊興によるもてなしなどによって、貴族たちは常駐を余儀なくされた。

【解説】
 フランスの絶頂期と滅亡の原因を生み出したブルボン朝の倨傲の王。
 その象徴として「朕は国家なり」との言葉(実際は創作とされる)が引かれることが多い。

 父ルイ十三世の死後、僅か四歳でフランス王に即位。
 実際の政務は母后アンヌと宰相マザランの手に委ねられていたが、
 マザランが死去すると自ら親政を開始し王権の確立に尽力する。

 ルイ14世はフランス王権を中心としたヨーロッパ体制という夢を叶えるため
 数多くの戦争を行いフランスの威勢を広げるも、
 フランスを警戒したヨーロッパ諸国が対フランス同盟を結ぶ事で窮地に立たされる。
 この同盟との戦いでは優勢を維持して講和することに成功したが、その勢いは衰えた。
 
 スペインの王位継承を巡る「スペイン継承戦争」では、
 孫をスペイン王位に就けた事でヨーロッパ諸国と再び敵対。
 厳しい条件ながらも孫のスペイン王位を維持したまま和睦させることに成功したが、
 代償に国家財政は破綻しかけ、重税に喘ぐ国民は国王を憎悪していたという。

 官僚王、偉大王など、この王の異称には事欠かないが、やはり太陽王の異名こそが相応しかろう。
 自らの起床さえも太陽に準えた儀式化するほどなのだから……


299 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/25(土) 20:37:40 zJ7IVJ8s0
【元ネタ】孤独のグルメ
【CLASS】アサシン
【真名】井之頭五郎
【性別】男
【身長・体重】185cm・76kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷B 魔力A 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
気配遮断:B
 サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
 完全に気配を絶てば発見することは非常に難しい。

【固有スキル】
空腹:C
すぐに腹が減り、「空腹」のバッドステータスがつきやすい。

魔力変換(食事):A
食物の摂取を行う際に高効率で魔力に変換が可能。
数人前の料理をたいらげる事ができるならば、常に現界するだけでなく宝具分の魔力をも賄える。

大食漢:B
一度に大量の食物を摂取できる。

下戸:EX
酒は一滴も飲めない。

【宝具】
『孤独のグルメ(ロンリーグルメ)』
ランク:B 種別:対店宝具 レンジ:5 最大捕捉:1
平穏な食事をするための宝具。
小さな飲食店を覆う程度の特殊な空間を展開し、その空間内で自分の食事を乱す者が現れた場合、ステータスを全て無効化した上で複数のバッドステータスを重ねがけして行動不能にし、店から追い出すことが出来る。

【Weapon】
「アームロック」
古武術素人が腕が折れると思わせる程強力。
ついつい出ちゃう。

【解説】
時間や社会に囚われず、幸福に空腹を満たすとき、つかの間、彼は自分勝手になり、自由になる。
誰にも邪魔されず、気を遣わずものを食べるという孤高の行為。
この行為こそが、現代人に平等に与えられた最高の癒し、と言えるのである。

個人で輸入業を営む男、井之頭五郎。
彼は今日も仕事先で腹が減り、一気に2、3人前の料理をたいらげ、満足して仕事に戻る。
しがないおっさんが飯を食べる様子をただただ描いた「孤独のグルメ」という作品は出版から時を経て妙に人気が出てドラマ化、さらに人気を博す事になる。
ドラマ版では比較的温厚だが、原作版では店の対応やメニュー、別の客にイライラする事も珍しくない。

聖杯戦争に召喚された彼は戦うこともなく己が望むまま飯をかっ食らう。
たまたま店に居合わせた平穏な食事を邪魔する空気の読めない金ピカ野朗とかランサーとかにアームロックをかけて店から追い出すことになるだろう。


300 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/26(日) 10:28:29 tr5M/X4Q0
【元ネタ】無限の住人
【CLASS】ランサー
【マスター】天津影久
【真名】乙橘槇絵
【性別】女
【身長・体重】普通cm・軽いkg
【属性】中立 中庸
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷A++ 魔力E 幸運E 宝具B
【クラス別スキル】耐魔力D
【固有スキル】無窮の武錬A 心眼(真)B 矢流れの加護B
結核A(−のスキル、病気に犯されており吐血する)
【宝具】
『無限の刃も届かざる無双の鎧(ゼノンパラドックス)』
ランク:B レンジ:なし 最大捕捉:一人

漫画本編でみせた、多数の猛者を相手にかすり傷はおろか、返り血すら浴びる事なく相手を殺し続けた事を、
宝具にしたもの、刃では彼女には決して届かないという概念をもっている。
【Weapon】春翁
【解説】三節根の両端に刃の付いた武器、振り回した遠心力によって敵を切る。

無限の住民にでてくるチートキャラ。
主人公で追っ手100人を返り討ちに100人斬りなどという名を持つ卍君程度では一瞬で解体される。
主人公と同等以上の人達が複数いても全員死を覚悟させるレベルであり、
文字通り最強キャラ。筋力はない、体力もない、結核もちでよく吐血する、運もとても悪いが、
誰もかなわない。


301 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/26(日) 10:36:00 tr5M/X4Q0
無限の住民で聖杯戦争をすると。
セイバー 山田浅右衛門吉寛
ランサー 乙橘蒔絵
アーチャー 伴殷六
キャスター 果心居士
アサシン 卍
ライダー ?
バーサーカー 尸良
こんなもんか。 山田さんは英霊化できそうかな?


302 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/26(日) 20:22:01 Y8AQIQhU0
【元ネタ】レンタルマギカ
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】フィン・クルーダ
【性別】男性
【身長・体重】
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷B 魔力A+ 幸運C 宝具EX

【クラス別スキル】
陣地作成:A
道具作成:A
【固有スキル】
願望機:
誰かの願いを叶えるというフィンの唯一の行動原理がスキルとなったもの
命呪の強化度合いと強制力が増大する。

ケルト魔術:A
フィンが生まれた時から習得していた魔術。主にヤドリギを触媒とした植物の操作を得意とする。

魔眼:A++
神代の魔法使い達が持っていたとされる魔術、魔法のすべてを見抜く最強の魔眼『妖精眼(グラムサイト)』を所持。
このスキルが発動している間、フィンの視界内にはいったサーヴァントはその存在のすべて(真名、スキル、宝具)を見抜かれ、肉体を構成する魔力を徐々に解体されていくことになる。同ランクの心眼(偽)のスキルも兼ねる。

【宝具】
『無垢なる王冠(タブラ・ラサ)』
ランク:EX レンジ:なし 最大捕捉:一人
魔法が魔法使いとなった存在である「第三団(サードオーダー)タブラ・ラサ」を召喚し、その力を借り受ける。
この宝具が発動している間は魔力のランクがEXとなり、神霊クラスの魔術の行使が出来るようになる。
その魔術は地球という惑星すべてに効果を及ぼし、世界を変える程の奇跡の行使を可能とする。

レンタルマギカのラスボス。妖精眼を自身と味方の魔術の強化にも使用でき、作中では魔術師としても指揮官としてもチートクラスの強さを発揮している。
アラヤに頼まれたという理由だけで守護者になりそうなお方。


303 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/26(日) 20:50:44 MvAZoBoU0
【元ネタ】戦国無双クロニクル
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】???(主人公)
【性別】男
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷B 魔力D 幸運B 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
練技:A
 自らが討ち果たした、もしくは武器によって攻撃した者の闘気を集め、取り入れる事によってストックする技法。
 ストックした闘気を消費する事で三つの戦技を使用する事が可能。
 ライダーの場合は魔力の急速回復、怪我の治療、一時的な筋力ブーストを使用できる。

影技:B
 練技によって得たストックを消費する事で、一時的に【魔力放出】を行う事が出来る。
 尚、騎乗中にこのスキルは使用できない。

託宣:C
 ミッションと言う形で敵の作戦や意図を知ることができる技能。
 代償として、下されたミッションを成功する以外の方法で敵の企みを妨害する事が出来なくなる。

心眼(真):B
 修行・鍛錬によって培った洞察力。
 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”。
 逆転の可能性が1%でもあるのなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。


304 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/26(日) 20:52:32 MvAZoBoU0

【宝具】
『戦国無双(センゴク、ナラブモノナシ)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1 最大捕捉:敵勢力の規模に依存
軍馬・松風を用いた突撃蹂躙走法。
一時的に存在強度を高次存在へと押し上げる事で自身に対する一切の干渉を無効化すると同時に、
異なる時間の流れの中に突入する事で擬似的に敵の行動を抑制し、一方的に粉砕する。
この走法によって敵を攻撃した場合においても錬技をストックできるため、
敵勢の規模、密度によっては魔力の急速回復と併せてこの宝具を使い続けることで、完全に封殺することも可能。
武器属性、乗ります。

【武装】
『松風』
一万両で購入できる軍馬。
何故か一切の攻撃を受け付けないが、攻撃する事で乗っている人間を落馬させることは出来る。
馬無双にも属性が乗る上、これで敵を倒すとゲージのたまりが良いため、高難易度での最終兵器。
練技・果敢で無双ゲージを回復させながら駆け回り、使ったゲージを練技・果敢で補填しつつ敵を引きつぶすだけの簡単なお仕事です。
尚、屋内では乗れない。

『破陣天太刀 レベル20』
湯水のように金を掛け、レア武器レア2武器を素材に使って鍛鋼で作り上げた武器。刀と火縄銃でワンセット。
材料にしても七代イザナギ神刀とか天裂く災厄神の刀とかあからさまにやばい。
修羅属性5、雷属性5で攻撃力・防御力・敏捷性・練技増・攻撃範囲・間接攻撃がそれぞれ最大。
筋力、耐久、敏捷のステータスおよび練技のスキルに+を付加し、銃弾や衝撃波などの遠距離攻撃の威力を増加させる上、
持ち主が一定以上の魔力を保有している場合には一定確率で雷属性ダメージと感電による特殊やられに加え、相手の現有生命力の一割を削る効果を発揮する狂った武器。
むしろこれも宝具。

【解説】
ムソクロ2主人公。馬無双最強伝説によってライダーとなった。
馬に乗れない場合は片手で属性付き火縄を乱射しながら走り回る。ダッシュしながら3way打てるのは流石に卑怯じゃないかな…。

ミッション中は敵の行動が固定化されるため、逆手にとって本丸落としなんかもできるかも知れない。


305 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/27(月) 02:56:26 tf5gSVYc0
バーサーカークラスって狂った伝承がないと絶対になれない?
狂人とは無縁だけど、マスターの戦略的理由と、英霊がそれでもいっかやってみよって思ってる設定で妄想したんだけど……


306 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/27(月) 04:09:45 .y8zILS20
少なくともそういう設定はないよ
クラスとの相性が良くないせいで狂化スキルのランクが低いみたいな書き方にすればおかしくないと思う


307 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/27(月) 04:28:09 C9VJVrkk0
設定がないというか
(設定としては狂気を得た伝承がある、ないし猛り狂った英霊でなくてはならない)
敏捷低くててもランサーになれたり、自身の能力値ではなく道具の魔術が最高クラスだからキャスターとか
それは抜け道であったり例通りではない話であるという型月的によくある認識があれば良いと思う


308 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/27(月) 04:48:16 C9VJVrkk0
騎乗槍?いえ、知らない子ですね


309 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/27(月) 21:08:37 Pd5Q6ur20
【元ネタ】Ys VI ナピシュテムの匣
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】エルンスト
【性別】男性
【身長・体重】182cm・77kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷B 魔力A 幸運E 宝具EX
【クラス別スキル】
対魔力:A
 A以下の魔術は全てキャンセル。
 事実上、現代の魔術師ではセイバーに傷をつけられない。

騎乗:C
 騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 野獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
神性:B
 精霊神アルマの性質を強奪したもの。
 神々にのみ可能とされる黒エメラスの制御を行える。

魔術:B
 ホムンクルスの作成を得意とする。

魔力放出:A
 武器ないし自身の肉体に魔力を帯びさせ、
 瞬間的に放出することによって能力を向上させる。

【宝具】
『大海統べる黒匣(ナピシュテム)』
ランク:EX 種別:対海宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
 気象制御機構ナピシュテムの匣。
 材質自体が特殊な性質を持ち魔力を生じさせるエメラスのうち、
 最も強力な黒エメラスで造られた巨大建造物。
 大洋規模の海流制御を可能とし、
 巨大な渦の生成維持や大陸沿岸全域を覆う津波の発生等を行える。

【Weapon】
『黒鍵アルマリオン』
 黒エメラス製の大剣。匣の制御キーでもある。

【解説】
 RPGイースシリーズ六作目『ナピシュテムの匣』の登場人物。
 過去に匣を手に入れようとして暴走させてしまった人々の末裔にあたる。
 製作者である神々(有翼人種族)の絶滅を感知した匣が、
 現代の人間文明を消去しようと大津波を起こすだろう事を予測して
 匣を制御しようと試み、ロムン帝国に仕えながら陰謀を巡らせていた。
 匣の力に魅入られた悪人であった事も確かであり、
 主人公アドルに敗れ黒鍵を砕けさせた後、彼に後事を託し亡くなった。


310 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/27(月) 21:09:33 Pd5Q6ur20
【元ネタ】WANDERERS FROM Ys(Ys III, フェルガナの誓い)
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】チェスター=ストダート
【性別】男性
【身長・体重】175cm・65kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷A+ 魔力C 幸運E 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:C
 騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 野獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
投擲(短刀):B
 短刀を弾丸として放つ能力。

魔術:B
 力弾の射出、防壁の展開、瞬間的な高速移動などを行える。

【宝具】
『竜兵狩る勇士の刃(ブレイブソード)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1〜2 最大捕捉:1人
 有翼人がガルバラン討伐に差し向けた戦士ジェノスの剣。
 黒く輝く刃は破壊の力を宿すとされ、また魔力による防壁を消去する能力を有する。

【Weapon】
『無銘・細剣』

【解説】
 RPGイースシリーズの三作目、WANDERERS FROM Ys(Ys III, フェルガナの誓い)の登場人物。
 フェルガナ地方で魔王と呼ばれた怪物ガルバランを封じた戦士の末裔にあたる。
 ガルバラン復活を目論む領主マクガイア伯に故郷の村を滅ぼされ、復讐を誓っていた。
 凡夫にガルバランを扱う事などできるものではなく、
 復活に成功したなら伯は破滅するだろうと考えた彼は
 素性を隠して伯に仕え野望に協力。主人公アドルや旧友ドギと争いながらも
 ガルバランの復活と伯の居城バレスタイン城の壊滅に成功した。
 最後はアドルに倒されても再生を続けるガルバランを
 棲み家である島を崩壊させ海に沈める事で永遠に封じ、死亡。


311 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/27(月) 21:10:45 Pd5Q6ur20
【元ネタ】WANDERERS FROM Ys(Ys III, フェルガナの誓い)
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】エレナ=ストダート
【性別】女性
【身長・体重】159cm・44kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力A+ 耐久B 敏捷A 魔力E 幸運C 宝具E
【クラス別スキル】
気配遮断:E-
 サーヴァントとしての気配を、ごく弱体のサーヴァント相当にまで弱める。
 か弱い女性であるかのように見せかけるのに適している。

【固有スキル】
天性の肉体:C
 生まれながらに生物として完全な肉体を持つ。
 このスキルの所有者は、常に筋力がランクアップしているものとして扱われる。

単独行動:B
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。

パンクラチオン:A+++
 拳闘と組技を複合させた総合格闘術。
 A+++ともなれば達人の中の達人。

【宝具】
『極北の武練(エレナ)』
ランク:E 種別:対己宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 生前の行いから生まれたイメージによって、在り方をねじ曲げられた怪物の名。
 能力が全面的に変貌している。
 ちなみに、この宝具は外せない。

【解説】
 RPGイースシリーズの三作目、WANDERERS FROM Ys(Ys III, フェルガナの誓い)のヒロイン。
 兄チェスターが評判の悪いマクガイア領主に仕えるようになった事に心を痛めていた少女。

 ……なのだが、作中でイルバーンズの遺跡やバレスタイン城といった
 主人公アドルとプレイヤーが苦労して到達したダンジョン深奥に、単独かつ非武装で平然と現れる。
 そのため「実は最強なのでは」と一部プレイヤー間でネタ扱いされてしまった。
 シリーズのWindows移植(リメイク)版が出始める頃には公式にもネタにされ、
 WANDERERS FROM Ysのリメイク版『フェルガナの誓い』コンフィグ設定内に到っては
 難易度Nightmareでクリアしたアドルに対しようやく自分と互角の実力だとのたまう始末。


312 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/27(月) 21:12:27 Pd5Q6ur20
【元ネタ】エイリアン黙示録
【CLASS】セイヴァー
【マスター】
【真名】イスカリオテのユダ
【性別】男性
【身長・体重】163cm・55kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力E 耐久D 敏捷E 魔力C 幸運E 宝具EX
【クラス別スキル】
カリスマ:×
 このスキルは失われている。

対英雄:A+
 神性スキルを持つ英雄を相手にする時、その全能力値を
 神性スキルのランク分ダウンさせる。
 神性スキルを持たない者には何ら影響を与えられない。

【固有スキル】
人理の守護者:-
 人類ではなく、人類史そのものを防衛した英雄に与えられる特殊スキル。
 人類史のターニングポイントへ干渉する際に恩恵を受ける事ができるが、
 それがどのような形になるかは当人に窺い知れるものではない。

【宝具】
『歪み狂う軌跡の書(アポカリプシス・ユダ)』
ランク:EX 種別:対史宝具 レンジ:- 最大捕捉:2000年
 ユダの黙示録。
 ユダが有した測定の未来視が書の形で具現化したもの。
 人類規模の“未来を決める”事や、
 第三者に干渉を受けた歴史の修正を可能とする。
 小規模な未来決定には向かず、一個人に直接干渉する事は困難。

【解説】
 菊地秀行のエイリアンシリーズの一つ『エイリアン黙示録』に描かれる過去の人物。
 歴史の流れに直接介入する能力を持ち、
 同種の能力を用い人類を破滅に導こうとする宇宙人イエスと激しく争った。


313 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/27(月) 21:24:59 8uazT7ng0
バーサーカーは追加詠唱つければいけるんじゃないのか?
ランスロットなんて別に狂った事なんてないしね。
ランスでいけるなら、セイバー以外無理とか言われている、セイバーというかアーサーでもバサカいけると思うがなあ。
鞘つけていれば、圧倒的な自動回復と聖剣振り回す最強のバーサーカーが生まれるんじゃないかな?
イリヤクラスじゃないと消費がキツイかもしれんが。


314 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/27(月) 22:08:24 MOcgba.60
ランスロットがグィネヴィアにこき下ろされて森の中発狂して彷徨うエピ知らんのかいな
個人的には適性ないのにバーサーカーになるのは無いけど、他のクラスで喚ばれてから
令呪で狂化しろと命令してバーサーカー化はありかな(狂化の恩恵は低いだろうけど)


315 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/27(月) 22:31:41 In/4eU0E0
トリスタン「発狂は騎士の嗜み」
ランスロット「寝取りも騎士の嗜み」
円卓最上位の騎士どもは原典の時点で畜生すぎるんだよなぁ


316 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/27(月) 22:58:52 7mPga.Sg0
俺は狂化との適性派だな
追加詠唱でクラスを特定出来るだけで
触媒その物を捻じ曲げることはないだろうし


317 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/27(月) 23:04:08 tf5gSVYc0
>>305です。
質問に色々考察してくれてありがとうございます。
ランスロットがバサカ有りじゃん。狂ってないだろ別にと思って、伝承調べて>>314見つけたら疑問が沸いてしまい
想像していたのは漫画キャラだったので、余計悩んでて……
でもまぁ公式じゃない二次創作だし、皆優しく受け止めるでしょと開き直って作るよ
公式でさえAUOがアーチャーだったりするんだし、原作リスペクトは大事にしつつ型通りになりすぎない感じでやる
ありがとね!


318 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/27(月) 23:13:40 tf5gSVYc0
【元ネタ】ジョジョの奇妙な冒険Part1ファントムブラッド
【CLASS】バーサーカー
【マスター】イリヤスフィール・フォン・アインツベルン
【真名】ジョナサン・ジョースター
【性別】男性
【身長・体重】195cm・105kg
【属性】秩序・狂(善)
【ステータス】筋力A 耐久A 敏捷C 魔力C+ 幸運D 宝具C
【クラス別スキル】
狂化:C-
 魔力と幸運を除くパラメーターをランクアップさせる。
 しかし、適合しないクラスに無理矢理収めた結果、理性の大半を奪われている。

【保有スキル】
波紋:B
 特殊な呼吸法により、体内に魔力を練り上げ放出する技術。
 内功、外功と似て異なるもので、練り上げた魔力は太陽エネルギーと似た性質を持つ。
 同ランクの魔力放出(陽)スキルを兼ね備える。
 生命力を活性化することで身体能力の向上の他、身体や魔力の回復を行うことができる。
 練り上げた魔力を叩きつけた相手に麻痺を付与し、加えて太陽を弱点としている相手に追加ダメージを与える。
 バーサーカーは波紋の呼吸法を行える限り、擬似的にBランク相当の単独行動スキルを持つ。

数奇な命運:A
 バーサーカーの人生を象徴する、常人と比べて非常に奇妙で稀有な運命。
 本人の求める求めないに依らず、合縁奇縁を呼び寄せてしまう。
 バーサーカーに対する同ランク以下の運命干渉、因果逆転の効果を無効にする。
 また、幸運に関する判定を行う際は常に50%の確率で行い、成功ならばクリティカル、失敗ならばファンブルとする。

戦闘続行:B
 瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。

【宝具】
『幸運と勇気の剣(ソード・オブ・ラック・アンド・プラック)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1〜2 最大捕捉:1人
 黒騎士ブラフォードが愛用していた、幸運の剣。幸運をワンランク上昇させる。
 スキル『波紋』で練り上げた魔力を流し込むことで、刀身から炎が噴き上がる。
 炎には治癒の阻害効果があり、これに焼かれている間は傷に対する一切の回復を行えない。

『声高に謳われるは命の賛美(ビザール・アドベンチャー・ファントムブラッド)』
ランク:E+ 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 誰しもが当たり前に抱く恐怖を味方とし、巨悪に立ち向かう勇気を称える英雄譚。
 バーサーカーとして狂気の中にありながらも、戦いにおいて自らの思考を狂わすことなく戦うことができる。
 この宝具は戦闘経験を重ねることで成長し、ランクがスキル『狂化』のランクよりも高くなった場合、以降『狂化』を任意に発動、停止ができる。
 恐怖を知り、我が物とできる者ならば誰もが持ち得る気高き精神。
 バーサーカーがそれを宝具として持つのは、人間の素晴らしさを謳う物語の英雄だからであろう。

【Weapon】
『黒い重厚な鎧』
 77の輝輪の試練を乗り越えた勇者二人を下した逸話から、計154の鉄輪が黒い鎧となって装備されている。
 対象の耐久値をワンランク上げ、敏捷値をワンランク下げる。
 また、一部の伝承が混ざった結果、仮面が波紋の呼吸を強いる構造になっている。

【解説】
 先人方が解説されているので、キャラクターそのものの解説は省略。クラスに割り振られた説明を記載。
 蛮勇と勇気の違いを知るジョナサンは、本来バーサーカークラスに不適格であり、現界してもそのランクは極端に低い筈である。
 ある程度の狂化を付与できているのは、マスターの魔力の高さに加え、英霊の意思が関わる。
 狂うことに少しの不満は抱いているが、それ以上に、狂化されていても良いからマスターの手助けをしたいと思っている。
 そのため、彼は狂化に対してそこまで深く気にしていない。ただし、悪逆を働くようであれば狂化を受けていても止めたいとも感じている。
 マスターの願いが我欲なもので、人々にとって悪性ならば、あらゆる手段でもって止めて、自身も座に帰る道を選ぶだろう。

【コメント】
 まさかの4番煎じ、かつバーサーカー。
 型月世界観で考えるならば、半世紀にも満たない物語の主人公という、霊格の低い存在を狂化して補うのは当たり前。
 実在していたとしても、伝承的に公に活躍を伝えるのは難しく弱い英霊、ということになる。
 波紋の呼吸で魔力や身体の回復を戦闘中にも行うため、狂戦士のくせにマスターへの負担がほとんどない。
 更に狂化でそこそこ戦えるスペックを持つチートに近い英雄。
 これ雁夜さんが呼んだ方がよくね? むしろイリヤとはアンチシナジー気味かも。でも幼女を守る戦士、それがいい。


319 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/28(火) 01:41:49 uULH6JkI0
>>315
ラモラック「せやな」

型月だとこの辺取っ払われてるだろうけど、アーサー王の死のガウェインはマジ畜生野郎


320 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/28(火) 18:29:48 zDvFtbtQ0
【元ネタ】史実、『吉備大臣入唐絵巻』
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】吉備真備
【性別】男性
【身長・体重】163cm・46kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷E 魔力B 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
陣地作成:B
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 “工房”の形成が可能。

道具作成:C
 魔術的な道具を作成する技能。
 式神や呪符の作成が可能で、書物の複製を得意とする。

【保有スキル】
陰陽道:A
 日本において独自に発展した魔術大系。
 万物の吉兆を占い、怨霊や怪異などの災厄を退けるほか、
 他者を呪ったり、また式神の使役や、結界構築に長じる。

軍略:D
 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
 自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。

高速思考:B
 物事の筋道を順序立てて追う思考の速度。
 学問に関して、大きな効果を発揮する。

【宝具】
『双六日月封(スゴロクニチゲツフウ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1〜100 最大捕捉:100人
 陰陽道を用いた封印術式。霊力の篭った双六を使用することで発動する。
 双六内はキャスターの思い描いた空間が広がっており、内部からの破壊は不可能である。
 双六内に封印できる対象は、人や無機物から太陽や月といった天体までもが含まれる。
 封印を解くには、キャスターが決めた「遊戯」を攻略するしかない。

【Weapon】
『金烏玉兎集』
かの安倍晴明が編集したと言われる占いの専門書。
唐より吉備真備が持ち帰ったという説があり、
それにより吉備真備は日本の陰陽道の祖とされている。

『六韜三略』
張良が持っていたとされると言われる兵法書。
唐とり吉備真備が持ち帰ったという説があり、
それにより吉備真備は日本の兵法の祖とされている。

【解説】
日本の奈良時代の学者。
吉備地方の出身。
学者から公家になったのは彼と菅原道真だけである。
幾度と無く遣唐使として、唐に派遣され、日本に様々な文化を持ち帰った。
様々な伝説が伝わっており、「太陽と月を隠した」「他人の夢を奪った」など話題には事欠かない。

【コメント】
初のサーヴァントです。
なので拙いっすけど堪忍してください。
あの菅原道真公と同じ位賢い人で、兵法や陰陽道の祖と言われたりなんやかんやすごい人。
安倍晴明とどっちがすごいか気になる。


321 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/28(火) 18:44:02 RlP9OlHg0
キャスターなんだし魔力Aでもいいのでは?


322 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/28(火) 18:55:41 zDvFtbtQ0
>>321
何と言うかAを付けるのは躊躇ってしまった…
神話レベルのキャス子さんよりは下かなと思って


323 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/28(火) 20:20:58 1lXv8lMg0
キャス狐は劣化済みですしおすし
まぁ好きにすりゃいいが


324 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/28(火) 20:34:08 mak9q7jE0
キャス子本人の魔力生成能力は実はそこまでではないという設定もあったり


325 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/28(火) 21:38:44 riHlFkeY0
>>313
>ランスロットなんて別に狂った事なんてないしね。

原典読んでないだけならまだしも、ググりもしないでよくこんな自信満々に言い切れるもんだ


326 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/28(火) 21:42:41 1lXv8lMg0
現在進行形ならまだしも昨日の話によくそんな上から目線の書き込みできるもんだなw


327 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/29(水) 00:48:23 hHxclUqU0
>>325
あんまり突っ込んでやるなよ、可哀想だろ


328 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/29(水) 13:32:32 IPPCxygI0
【元ネタ】史実 「セイラムの魔女裁判」
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】アビゲイル・ウィリアムズ
【性別】女
【身長・体重】147cm・40kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力E- 耐久E- 敏捷D 魔力E- 幸運A 宝具B
【クラス別スキル】
道具作成(偽):E-
 ブードゥー教の妖術に基づく怪しげな呪物を作成する。
 全くのデタラメだが、宝具の影響下にある人間には本物のように映る。
 
陣地作成(偽):D
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 宝具の影響下にある場所はキャスターの"工房"となり、
 工房内ではキャスターの魔術が擬似的に実現する。
 
【固有スキル】
精神汚染:A+
 精神が錯乱している為、他の精神干渉系魔術を高確率でシャットアウトする。
 ただし同ランクの精神汚染がない人物とは意思疎通が成立しない。
 子供の無邪気さが暴走し、モラルが欠如している。

魔術(偽):D
 退屈の慰みに使用人に聞いたブードゥー妖術の知識。もちろん本来の効果など無い。
 しかし宝具の影響下では必ずしもそうとは限らない。

【宝具】
『幻想の魔女裁判(ファンタズム・ウィッチトライアル)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:3 最大捕捉:200
 対象を指差し「お前は魔女だ」と宣言すると発動する。
 周囲の人間の精神に干渉し、指差した対象を危険人物だと思い込ませ、敵意を向けさせる。
 効果範囲と敵意は徐々に増していき、最終的には町の住民が暴徒化して襲ってくるまでになる。
 また精神干渉を受けている者は、キャスターの魔術を本物と思い込み、暗示によってその効果を実際に受けてしまう。
 さらには人間の無意識を誘導したり、自身や対象のLUC判定に大幅な補正をかけることで、
 呪いや予言といった、本来ただの虚言であるはずのキャスターの魔術を擬似的に実現させる。
 精神干渉は対魔力で抵抗が可能。
 

【Weapon】
なし

【解説】
1692年、アメリカのマサチューセッツ州セイラム村で起きた
「セイラムの魔女裁判」の発端となった少女のひとり。
従姉妹のベティらとともに、黒人の使用人にブードゥー教の占いを教えてもらったことを切欠に、
悪魔に憑かれたような異常行動を起こすようになる。
ただの発作なのか、魔術に憧れた罰を恐れての虚言か、本当に悪魔がとり憑いたのか、
彼女らは村の立場の弱い女性たちを関係者だと証言し、
法廷で狂った姿を見せて、次々と罪のない人々を魔女に仕立て上げていった。
最終的に約200人の村人が逮捕され、20人余りが死刑や拷問で死ぬことになった。

魔術そのものはあくまでインチキだが、範囲内の人間はそれを信じ込んで、呪殺されれば暗示で発作を起こしてホントに死んだりする。
そのほか幸運操作によって、Anotherの現象みたいにして敵を直接呪い殺しにかかったりする。


前に作った鯖のリメイク・・・というか、文が長ったらしいのをもう少し簡素にしたかった。


329 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/29(水) 22:20:09 3l7268KI0
【元ネタ】フランス・史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】エレオノール・ガリガイ
【性別】女
【身長・体重】cm・kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷D 魔力C+ 幸運D 宝具D
【クラス別スキル】
陣地作成:D
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
  ”結界”の形成が可能。

道具作成:D
 魔術的な道具を作成する技能。
 当時のイタリアで盛んだった毒薬や媚薬などの薬物作成に優れる。

【固有スキル】
上昇運:C
 幸運でも悪運でもない、成り上がった者の相。
 勢いに乗れば周囲が次々と味方するが、転落時の消耗も激しい。

専横:C
 主権者でない身でありながら、国政をほしいままにした能力。
 本来自分のものではない権能を一時的に奪い、使用出来る。
 対象は他のサーヴァントのスキルから民間の職務まで多岐に渉る。

黄金律:C
 身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
 贅沢好きの王妃と共に、ブルボン朝に「君臨」した。

魔術:D
 近世イタリア仕込みのオーソドックスな魔術を使用する。

【宝具】
『強き魂は弱き心を呼ぶ(アイアン・スピリッツ)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1〜20 最大捕捉:10人
 鋼の如きキャスターの意思の力。
 裁判官からどうやって王妃の心を引き付けたのかと問われ、「強い魂
 が弱い心を惹きつける」ことが自分の魅力の正体だと答えた。
 意思の力で気圧されたか、そこまで行かないまでもキャスターを認め
 た相手からの攻撃を軽減し、時に逸らせるなどの有利な効果がある。

【Weapon】
『無銘・杖』

【解説】
 フランス王妃マリー・ド・メディシスの侍女にして乳姉妹(1568〜1617)。
 イタリア出身で、本名はエレノオーレ・ドーリ。
 夫のコンチーノ・コンチーニと共に王妃の信任を得て、アンリ4世暗殺
 後のフランスで摂政となった王妃の下で権勢を振るった。
 しかしあまりに勢いが盛んであった為に成長したルイ13世に嫌われ、
 夫は殺害され、キャスターも魔女として裁判にかけられ、処刑された。
 斬首後に火葬されたとも、火刑に処されたともいう。
 後世、フランスでは政治的陰謀を巡らした女傑ロラン夫人がキャスタ
 ーに喩えられている。
 2014年10月29日現在、「Wikipedia:多数の言語版にあるが日本語版に
 ない記事/人物/9言語版」に挙げられている一人。
 同時代人にエリザベート・バートリー(1560〜1614)がいる。
 日本史でいう信長上洛の年に生まれ、利家の妻まつや一豊の妻千代
 と同じ年に死んだ。


330 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/30(木) 00:44:07 v1pGi9r.0
【元ネタ】史実
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】真田信繁
【性別】男性
【身長・体重】161cm・50kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷A 魔力D 幸運E 宝具EX
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

【保有スキル】
勇猛:A+
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。
 敵の総大将から、日ノ本一の兵者と称されるほどの武勇。

軍略:A
 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
 自らの対軍宝具や対城宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具、対城宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。

心眼(真):B
 修行・鍛錬によって培った洞察力。
 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”
 逆転の可能性が1%でもあるのなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。

【宝具】
『真田十勇士』
ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 ランサーの傍に仕えた十人の英雄、十勇士。
 一人一人が武勇名高い英傑であり、ランサーはその主君として力の一部を借り受けた状態で現界している。
 全てのステータスに有利な補正をかけ、Dランク相当の『気配遮断』、
 Eランク相当の『神性』『破壊工作』『怪力』スキルを得る。
 また、十勇士が全てランサーの影武者であったことから、死亡しても自動的に蘇生(レイズ)がかかる。
 蘇生のストックは10個であり、11度倒さなければランサーは消滅しない。
 ただし、対軍宝具以上の火力を受けた場合、消費するストックは2つとする。
 2つストックを失う度にステータスの補正の1つが失われ、1つの付与されたスキルのランクが低下する。
 スキルランクがEの時点で低下した場合、そのスキルは失われる。
 常時発動型の宝具であり、燃費こそ悪いが常にランサーは十勇士と共にあり、十全以上の力を発揮する。

『葵割断す義勇の朱槍』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ1-99 最大捕捉:1人
 真田十勇士による蘇生のストックが切れ、自身が瀕死に近づくと発動可能になる。
 単騎で敵陣を駆け抜け、敵対する天下人へ放った渾身の一撃の再現。一度決めた覚悟を翻すことはできない。
 瀕死に近いランサーは定めた目標物を絶対に倒そうとする、狂気にも似た強い意志に囚われる。
 全ステータスとスキルをワンランク上昇させ、目標に対し朱槍を投擲する確定された因果を得る。
 あらゆる障害が阻もうと、それをすり抜け、或いは打倒し、ただひたすら目標物へと近づくことだけに意識が向く。
 放たれた槍には一撃必殺の呪いが込められ、『矢避けの加護』や危機察知、回避スキルであろうともこれを避けることは難しい。
 ただし、確定した因果は、『ランサーが目標の眼前で、自身の槍を投げつける』ところまでである。
 その一撃が当たるかどうかは、対象の幸運による。
 一度発動し、槍が何かを貫いた瞬間、ランサーは消滅する。

【Weapon】
『十文字槍』
 朱塗りの細い槍であり、真田の赤揃えに相応しい名槍。


331 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/30(木) 00:44:54 v1pGi9r.0
【解説】
 甲斐武田氏家臣、真田昌幸の次男、真田信繁。真田幸村の名前が広く知れ渡られている。
 智勇併せ持つ兵であり、豊臣方の武将として活躍した。
 特に大阪夏の陣では、3,500の寡兵でもって徳川家康の本陣まで攻め込み、家康を追い詰めたことはあまりにも有名である。
 後世でも人気があり、家康に果敢に挑む英雄的武将として真田幸村の名と、一部創作である十勇士とも活躍は庶民に広く知れ渡られた。
 関ヶ原の戦いにおいても上田城に籠り、徳川秀忠を大いに手こずらせ、中山道を守るなどの活躍を見せている。
 しかし大局を揺るがすには至らず、敗戦の将として父共々死罪を命じられる。
 はずだったが、長男信之と、舅の本多忠勝の取りなしで紀伊国九度山に配流にとどまる。
 その後脱走し、真田の赤備えを以て参陣する。
 冬の陣においては已むなく篭城策となったが、大阪城唯一の弱点の場所に真田丸と呼ばれる出城を築城、徳川方の先方帯に大打撃を与えるなどの活躍を見せた。
 この出城は、冬の陣の講和後堀埋めの際に真っ先に取り壊されたことから、家康がどれだけ重視していたか窺い知れる。
 また、家康はその後寝返るよう信繁に説得している。
 しかし信繁は10万石の提示を断り、更に1国の提示を一笑してはねのけたことから、義に厚いという逸話も持つ。
 その後夏の陣で寡兵での敵陣突撃となるわけだが、家康はこの気迫に自害を二度も覚悟したという。
 ちなみに馬印を倒されたのは三方ヶ原の戦い以来二度目、二度とも武田家ゆかりの武将であった。
 しかし討ち取ることは叶わず、その最期は、四天王寺近くの安居神社の境内で、味方の傷ついた兵士を看病していたところを襲われ、討ちとられた。
 その首は忠直隊鉄砲組の西尾宗次に授けられた。享年49。

【コメント】
 地獄に行く覚悟を旗印に、敵に対して突っ込んでいく人。頭の良い狂人。なんでバーサーカーにしなかったんだ? と聞かれてもおかしくない。
 しかし兄・信之の言葉では性格は柔和、辛抱強く物静かであったという。そんな人がこれだけの武勇を持つ日本の侍は恐ろしい。
 適正はランサー、キャスター、アサシン、バーサーカーであろうか。キャスターなら真田丸の構築だろう。
 アヴェンジャーなら、義に厚く家康は不倶戴天の敵だというような、皆が知っているような綺麗な姿で出てくるだろう。もしくは家康絶対倒すマン。


332 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/30(木) 00:46:06 v1pGi9r.0
【元ネタ】史実
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】毛利勝永
【性別】男性
【身長・体重】165cm・68kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷B 魔力E 幸運E 宝具D
【クラス別スキル】
騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

【保有スキル】
軍略:A
 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
 自らの対軍宝具や対城宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具、対城宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。

勇猛:B
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。

一気呵成:C
 攻撃すればするほど勢いを増す。ターン経過毎に命中率が増していくスキル。

仕切り直し:C
 戦闘から離脱する能力。
 また、不利になった戦闘を戦闘開始ターン(1ターン目)に戻し、技の条件を初期値に戻す。

【宝具】
『策阻む濃霧』
ランク:D 種別:対軍宝具 レンジ:1-40 最大捕捉:100人
 道明時の戦いにおいて、友軍への救援が遅れた原因となった濃霧と、献策を悉く聞き入れてもらえず、
 苦戦を強いられたという不運が合わさったミックス宝具。セイバーを中心として、広範囲に濃霧を展開する。
 この濃霧内にいる全てのサーヴァントの幸運値を、その間だけEに固定する。
 また、五感による認知を妨害する効果があり、高いランクの察知系スキルが無ければ、敵味方の識別も難しく満足に行動できなくなる。
 セイバー自身はどこに誰がいるかを瞬時に理解することができるため、妨害工作や撤退時に有利な補正を加えることができる。
 あくまで霧であるため、強風などで霧を晴らすことが可能。
 ただし、濃霧の展開は即座に行われるため、払われても瞬時に濃霧へと戻すことができる。 

『携わりし単騎駆け』
ランク:E 種別:対人宝具 レンジ:1-20 最大捕捉:13人
 真田幸村が大阪夏の陣において、徳川本陣を突き抜け家康の眼前まで迫ったという真田単騎駆け。
 それと同じだけの偉業を果たしたセイバーの逸話の再現。ただし、その偉業が真田幸村単独のものとみなされがちであるためランクは低い。
 一気呵成が発動しているときに、追随して発動される。
 宝具が発動している間、魔力と幸運を除くステータスと、全てのスキルランクをワンランク引き上げる。
 更に、少数対多数の不利な境遇において戦闘に有利な幸運を得られることがある。
 ただし、『策阻む濃霧』と同時に発動することはできず、『策阻む濃霧』を発動した場合この宝具の発動はキャンセルされる。

【Weapon】
「無銘・日本刀」


333 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/30(木) 00:46:52 v1pGi9r.0
【解説】
 天正5年(1577年)、毛利勝永は豊臣秀吉の家臣、毛利勝信の子として生まれた。
 天正15年に勝信は豊前国小倉にて6万石(一説では10万石とも)、勝永は1万石(4万石とも)を与えられた際に、秀吉の計らいでそれまでの森氏を毛利に改めている。
 慶長2年(1597年)、朝鮮出兵に従軍し慶長の役で、蔚山倭城に攻寄せた明・朝鮮連合軍撃退に戦功を立てた。
 関ヶ原の戦いでは西軍として参戦、九州に下向した父に代わり中央で軍勢を色紙、伏見城の戦いで格別な戦功を上げ、3000石の加増を受けるが、多くの家臣を失った。
 毛利輝元家臣とともに安国寺恵瓊の指揮下に置かれたが、安濃津城攻撃や関ヶ原本戦での活躍の場はない。
 戦後、黒田如水に小倉城を奪われたことで改易となり、加藤清正、山内一豊に身柄を預けられる。
 その際山内家では1千石の封知をあてがわれるなど、厚遇を受ける。
 慶長5年(1614年)豊臣秀頼の招きを受け、土佐から脱出。彼の長男も脱走したが、妻と娘、次男の鶴千代は城内に軟禁される。
 大阪城に入城した勝永は、信望を得て大阪城の五人衆と称される。
 冬の陣において、真田信繁らと共に出撃策を唱えたが容れてもらえず、篭城戦で西丸ノ西・今橋を防衛。
 夏の陣では、道明寺の戦いで敗れた後藤基次らの敗残兵を収容、藤井寺に布陣の後自ら殿を務め、真田らの軍勢の退却の後撤退に成功する。
 天王寺口の戦いでは、兵4千を率いて徳川家康本陣の正面に布陣、戦いが始まるや本多忠朝、小笠原秀政を打ち取り、
 榊原康勝、酒井家次、本多忠純、浅野長重ら多くの部隊を次々に撃破、家康の本陣に突入する大活躍を見せる。
 しかし真田隊が壊滅して戦線が崩壊すると、四方からの攻撃を受け撤退。退却においても藤堂高虎隊を撃破、井伊直孝や細川忠興らの攻撃を防ぎ切り、城内に撤収した。
 その最期は、主である秀頼の介錯を行い、息子と弟と共に切腹した。
 戦後家康は、次男太郎兵衛(鶴千代)を斬首したが、妻と娘の命は奪わなかった。
 これについては、以下の逸話が有名であろう。
 土佐脱出前、勝永は妻子に対して、大恩ある豊臣家、秀頼公のために一命を捧げたいが、残したお前たちに難儀がかかるだろうと嘆き、涙する。
 それに対し妻は、「君の御為の働き、家の名誉です。残るものが心配ならば、わたくしたちはこの島の波に沈み一命を立ちましょう」と励ました。
 これを聞いた家康は、勇士の志を褒め、妻子を罪に問うなと命じ、城内へ招かれ保護された。
 これだけの武勇を示した武人でありながら、真田信繁が有名すぎたために後世に名をあまり見かけることがない。
 しかし江戸時代中期の文人・神沢杜口(かんざわ とこう)は、自身の著した随筆集『翁草』のなかで毛利勝永の活躍を賞賛し
 「惜しいかな後世、真田を云いて毛利を云わず」と記している。
 また、大阪城の戦いを見聞した宣教師もまた、優れた指揮官として真田と勝永を褒め称えている。

【コメント】
 すごい活躍をしたというのに、真田信繁にそれを持って行かれてしまった不運な武将。
 おそらく影の薄い人なのだろう。知っている人は知ってる的な、通好みの。最初はアサシンで考えていたが、悩んだ末にセイバーに。
 そのため、セイバーにしては微妙なスペックの持ち主。それもこれも全て真田信繁が(ry
 道明寺の戦いでは濃霧のため救援が間に合わず、後藤基次ら名のある武将が討ち死に、それを恥じた真田信繁が豊臣の命運が尽きたと思い、死を覚悟した。
 それを止めたのが勝永であり、ここで死んでも益がない。ならば右府(秀頼公)様の馬前で華々しく散ろうではないかと慰めたという。
 その結果徳川本陣大混乱。徳川四天王の子供は涙目である。
 ちなみに彼の奥方は龍造寺政家の娘であるが、名前は残されていない。おそらくそれを聖杯の望みとして召喚されたと妄想。
 一歩引いて夫を支えるのがその時代の一般的な奥方の考え方なのだが、流石にそこまでしてくれた妻の名が全く残らないのは不本意であろう。
 妻はそう考えていないだろうが。という妄想。
 有利な相手、逆に正面からでは絶対勝てない相手には濃霧でアサシンプレイ。
 逆に不利な相手、複数を相手取るときは正面から戦うという王道プレイ。二つの戦略からお選びいただけます。


334 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/30(木) 11:16:04 2wG6pIM.0
そんだけ作り込めるんだったらスレをsageることにくらい頭をまわしてもいいのでは?


335 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/30(木) 20:28:52 ILs6jEro0
sageられないような作品にしか思えんかったが


336 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/30(木) 22:23:29 DxG4kC.A0
【元ネタ】ポリネシア神話
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ラタ
【性別】男性
【身長・体重】193cm・113kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力A 耐久C 敏捷B 魔力B 幸運B 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

騎乗:A+
 騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。
 ただし、竜種は該当しない。

【固有スキル】
神性:B+
 神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
 父ヴァヒエロアは極めて高い神霊適性を持ち、また母が女神であるとする説も複数ある。

呪歌:B
 歌を用いた魔術体系。旋律を付けて発することで万物の心に働きかける。
 自然干渉などの効果がある神への祈りの歌と、海霊ポナトゥリ族の禁歌ティティクラを習得している。

精霊の加護:A
 精霊からの祝福により、危機的な局面において優先的に幸運を呼び寄せる能力。
 その発動は大義を持って行動する時においてのみに限定される。

不眠の加護:B
 大義を持って行動する限り、催眠・意識喪失などの精神干渉を無効化する。
 小鬼による催眠の魔術に対し、ただ一人だけ効果がなかった。

【宝具】
『蘇る息吹の船(リワル)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
 精霊によって建造された聖船。『プヌイ』、『パカワイ』などとも呼ばれる。
 ポリネシア神話群に語られる多くの名船・聖船の中でも最高の存在の一つ。
 優に100人以上が乗船出来る巨大なカヌーで、外観も美しく装飾されている。
 材料となった大樹は生命神タネの森にあったもので、それ単体でも非常に頑丈だが、
 船に宿る精霊の加護によって、損壊しても自動修復される。
 またこの加護によって最適な航路が導かれ、陸・海・空問わずに進むことが可能。

『壮天虹路(ヴァア・イ・アマ)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:10〜40 最大捕捉:500人
 『蘇る息吹の船』の攻撃使用。
 船に宿る精霊の加護によって虹の結界を発動し、前方レンジ内に存在する者を閉じ込め、
 船本体も虹を纏って突撃し、敵を圧殺・一掃する。
 この虹は、天地開闢の偉大なる生命神の神威の顕現であり、干渉することすら困難である為、
 この突撃を回避・迎撃することはほぼ不可能。許されるのはただ耐えることのみである。

『澄み香る砂巌の斧(マプ・マイ・オロ)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:100人
 女神よって研がれた聖なる石斧。
 この斧の刃には女神の肉体より毀れ落ちた極小の魔力粒子が含まれており、
 振るうことによって粒子は広範囲に拡散、周囲に存在する物体の構造を崩し、
 脆くなったところを斬撃の衝撃波によって破砕する。
 生物を対象とする場合、肉体の頑強さと耐久力を下げる効果を発揮し、
 更に、肉体にかかる守護・加護の類の能力もランクダウンさせる。
 この効果は物理・魔術を問わず、かつては呪術のかかった珊瑚礁による包囲も撃ち砕いた。
 
『彗星の遺産(ヴァヒエロア)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 ライダーの父であるヴァヒエロアの遺骨。
 半神英雄タウハキを父に、女神を母に持つヴァヒエロアの骨身は、
 それ自体が純度の高い神秘の塊であり、死後にその遺骨は極めて高位の呪具として利用された。
 骨そのものには能動的な効果はないが、所有者が行使する魔術を大幅に強化・増幅・促進する能力があり、
 所有者の魔力が高ければ、理論を必要とせずに結果を残す、半ば“願望器”とでも呼ぶべき力を発揮する。

 
【weapon】
『無名・槍』
 超巨大な魔貝を退治した際に使用した槍。


337 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/30(木) 22:24:26 DxG4kC.A0
【解説】
ポリネシア神話群に登場する英雄。英雄タファキの孫に当たる。
その冒険譚には様々なバリエーションがあるが、大筋は殆ど共通している。
ラタが幼い頃に父(両親、親族とも)が人食い酋長(魔術師、海魔とも)に殺されてしまい、
成長したラタはそれを知って復讐と遺体奪還の旅に出ることを決意する。
ラタは生命神タネの森にある素晴らしい大樹を切り倒し、航海に必要なカヌーを造ろうとしたが、
一晩立つと、切り倒した筈の大樹が元通りに戻っていた。
ラタは憤慨するが、精霊達から樹はタネ神のものであると諭され、深く反省した。
反省したラタから事情を聞いた精霊達は一転して協力を申し出て、一晩で素晴らしい魔法のカヌーを造り上げた。
このカヌーはプヌイ(偉大な根)号、リワル号、ヴァア・イ・アマなど地域によって複数の名で呼ばれ、
一部のバージョンでは精霊達が同乗し、風に乗って空中を漂い、虹の橋の上を滑ったという。
この聖船に乗って、部下を連れて旅立ったラタは、美事に大義を遂げた。
この偉大なる航海者を、ポリネシアに君臨した首長達は自分の祖先であると誇らしげに主張したという。

【コメント】
色んなバリエーションのそれぞれの良いとこ取りで構成した。
ラタの母は人間とする説の方がやや多いっぽいのでラタはB+どまり。女神説の方が多かったらA+だった。
ヴァヒエロアを彗星神としている資料もあったが、いずれにせよ神性高いだけで活躍は全くしておらず、
しかし死んで骨になってからは大活躍している。呪歌+骨で敵勢力パワーダウン、自軍パワーアップなども出来るし
死んで間もない者ならば死者蘇生も出来る。説明文はイリヤの魔術のパクリ。
斧は女神によって研がれた神斧と、世話人から貰ったハイビスカスの聖斧をまとめて一つにした。
適正クラスはバーサーカーとアーチャー以外全て。


338 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/30(木) 22:26:10 Z0UiKqMw0
基本一レスにまとめてないと読む気がしない


339 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/30(木) 22:40:20 DxG4kC.A0
【元ネタ】シベリア神話
【CLASS】キャスター
【マスター】エルリク
【性別】男
【身長・体重】170cm・58kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力D 耐久A 敏捷B 魔力A+ 幸運D 宝具A+
【クラス別スキル】
陣地作成:A+
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 大結界を一度展開することで湿原を創り上げることが可能。
 湿原内でのキャスターは、非常に高い戦闘力ボーナスを獲得できる。

道具作成:B
 魔力を帯びた器具を作成できる。道具よりも生命を創る方が好みである。

【固有スキル】
高速神言:A
 呪文・魔術回路との接続をせずとも魔術を発動させられる。
 大魔術であろうとも一工程(シングルアクション)で起動させられる。

使い魔:A++
 自身が創造した魔物を使役出来る。
 キャスターが創造した魔物は、精霊種に属する程の高位存在も含まれる。
 また、『杖』を用いることで、害獣は契約を必要とせずに召喚・使役可能。

無辜の怪物:A
 この世全ての悪(カラ・ネメ)。
 生前の行いから生まれたイメージによって、過去や在り方をねじ曲げられた魔王の名。
 元々悪の素質はあったが、シベリア・アルタイに置いては邪悪の頂点、及び象徴となってしまった。
 能力・姿が変貌してしまう。ちなみに、この装備(スキル)は外せない。
 
【宝具】
『朧ろなる冥闇の月(トィン・アルガシュ)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
 キャスターの支配する地下世界の冥府を固有結界として展開する。
 この結界内では、通常時封じられているキャスターの冥府王としての権能の一端を
 発揮することが可能となり、周囲の死霊を結界内に取り込み、自由に強化・使役出来る。
 現世を彷徨う死霊の数は実に無限に近く、それを片端から取り込むこの結界は、
 まさしく地上に具現した冥府と呼ぶべき様相を成す。
 基本的に英霊は使役対象とはならないが、亡霊・怨霊としての属性が強い英霊はその限りではない。

『始源に湧く汚泥(カラ・ネメ)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 全ての災厄を司ると語られるキャスターの悪神としての側面の発露。
 キャスターの体は膨大な数の“ヒトの悪意”に汚染し、悪そのものの具現となる。
 霊体・肉体を問わず、キャスターと物理敵接触をしたものは汚染されて狂死するか、
 取り込まれて魔力養分となり、この繰り返しによって膨大な魔力を得たキャスターは、
 その肉体から泥を流出させ、汚染範囲を広げることも可能。
 尚、キャスターのマスターはパスを通じて真っ先に汚染されるが、令呪の行使によって防ぐことが出来る。
 
【weapon】
『無銘・鍛冶道具』
 キャスターが数多の魔物(コルメス)を生み出した鍛冶道具一式。

『無名・杖』
 地上に置いて害悪となる生物達を引き出した杖。これ媒介に「使い魔」スキルを行使する。


340 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/30(木) 22:41:09 DxG4kC.A0
【解説】
シベリア神話に伝わる原初の人間にして冥府王。
はじめ世界は水のみで満たされていたが、創造神ウルガンは大地と天を創り、
そして水に漂っていた一握りの泥に生命を吹き込み、これがエルリクとなった。
エルリクに関しての伝承は多岐に渡って一定しないが、有名なのはウルガン神と同じく人間(あるいは大地)を
創造しようとしてウルガン神の怒りを買い、地下の冥界に追放されて死者の王となった逸話である。
ただ傲慢な人間というだけでなく、あらゆる災厄を司る悪神としても伝えられる。

【コメント】
見た目はエルキドゥよろしく透き通るような美形だが、その正体は邪悪かつ醜悪な感じの設定。
『冥闇の月』内では、無限に湧く死霊の軍勢で、一級英霊すらも取り殺すことが出来るが、
聖属性の宝具で結界自体がぶち壊されることはある。
あと、英雄マイデレに焼き尽くされた伝承もあるので、炎にもやや弱い。
『始原に湧く汚泥』は、まんまアンリマユのパクリだが、こちらの方が規模はずっと小さい。
また、物理接触さえしなければいいので、遠方から滅多撃ちすれば倒せる。あと、覚者やアヴァロンには通じない。
一応真名解放型の宝具なので、普段から汚染バラまいているわけではない。
生命創造能力の宝具も足そうと思ったが、良いのが思いつかなかったので「使い魔」スキルにした。
杖も宝具だが、「地上の害獣を従える」って『冥闇の月』とも『汚泥』とも微妙に被るので【weapon】 行き。
大体、高位魔物を無条件で使役出来るのに、獣使役出来る杖を宝具にしても今更という感じである。
異世界で天地創造もやったりしているが、流石にその権能はサーヴァントとしては発揮出来ない。
魔術師というわけではないが、悪魔・邪神・冥王などと言われまくってるし、
人間時代の所業もどうも見ても魔法かそれ以上だしで、適正クラスはキャスター。
あとはアヴェンジャーとかバーサーカーとかもなれるかもしれない。


341 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/30(木) 23:29:17 ztdmcgOU0
【元ネタ】フランス・史実
【CLASS】アヴェンジャー
【マスター】
【真名】クレール・ラコンブ
【性別】女
【身長・体重】cm・kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷D 魔力D 幸運D 宝具D
【クラス別スキル】
憤怒:C
 怒りを向ける対象への攻撃時に筋力が1ランク上昇する。
 持続時間はスキルのランクによる。

【固有スキル】
愛国者:C
 国家に対する強い思い。祖国や愛着を持った国の秩序を乱す存在
 が出現した際、一時的にステータスを上昇させる。

革命家:D
 常識を粉砕する強固な意思と、それに味方する運命。
 磐石の存在に豪運による綻びを生じさせる。

演技:E
 媚から涙、雄弁から詭弁までを本人の技量を偽って表現する技能。

【宝具】
『革命的共和国主義女性協会(ウーマン・クラブ)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1〜40 最大捕捉:100人
 アヴェンジャーが生んだ、女性限定の政治結社の熱気の再現。
 人類史上から、有名から無銘まで雑多な100人の「怒れる女たち」を
 召喚する。指揮はなく、得物もバラバラな故に対軍扱いではない。
 しかし何かしらの怒りを抱えているという点では連帯感が存在してお
 り、眼前に出現した共通の目標に対して一斉に襲い掛かる。

【Weapon】
『無銘・剣』

【解説】
 フランスの地方都市パニエ出身の女優・革命家(1765〜没年不明)。
 1792年、革命の熱気に引かれてパリに出て来ると、“祖国に危機あり”
 ではもはや足りないと議員たちに訴えかけて脚光を浴びる。
 8月10日事件にも参加して「愛国者の冠」を受け、エベール釈放のデモ
 行進に参加し、過激派であったテオフィール・ルクレール(93年にアヴ
 ェンジャーとは別の女性と結婚)との情交にも関わらずエベール派か
 ら認められていたが、ロベスピエールには嫌われており、恐怖政治の
 中で王党派のスパイとして投獄された。
 95年8月に釈放されたが、女性の政治活動への風当たりが強くなって
 いたこともあり、女優業に戻る。その後の消息は不明。


342 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/10/31(金) 02:16:16 wfDq0rcs0
【元ネタ】史実 アメリカ
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】ジョン・デリンジャー
【性別】男性
【身長・体重】181cm・79kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷B 魔力E 幸運A 宝具C
【クラス別スキル】
気配遮断:B
 サーヴァントとしての気配を絶つ。
 完全に気配を絶てば発見することは非常に難しい。

【保有スキル】
仕切り直し:B
 戦闘から離脱する能力。
 アサシンは安全に襲撃地点から撤退することができる。

先制攻撃:A
 戦闘で先手を取る能力。
 戦闘開始後2ターン目まで優先的に行動を開始できる。

ジンクス:A
 赤いドレスの女。
 赤いドレスを着た女性が近くにいる場合、その間運をE-に固定し、『仕切り直し』と宝具を使用不可にする。
 破滅へと導く運命の女という象徴となっている。

反骨の相:C
 権威に囚われない犯罪者としての性質。
 同ランクの「カリスマ」を無効化する。

【宝具】
『秩序の敵対者(パブリックエネミー・ナンバーワン)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1-20 最大捕捉:7
 人が持つ欲を制限した社会において銀行強盗を繰り返し、しかし市民からは決して奪わなかったアサシンのあだ名。
 欲望の限りを尽くして暴れまわり、秩序世界を混乱させた犯罪王の称号。
 その名の下に、かつてアサシンと行動を共にした犯罪者たちを亡霊として召喚、戦闘等のサポートを行わせる。
 亡霊とともに敵拠点を襲撃した際に『先制攻撃』に成功した場合、敵拠点が持つ効果を全て無効とする。
 戦闘時、亡霊を1体消費することでその戦闘中あらゆるペナルティを無効にする。
 また、相手の属性が秩序である場合、筋力、敏捷、幸運ステータスに補正をかける。
 最大7人まで召喚でき、欠員が出ても再召喚が可能。亡霊であるため、召喚と維持にかかる魔力量は少ない。
 ただし戦闘力は余り高くなく、亡霊のみではマスターにやられてしまう可能性もある。

【Weapon】
『サブマシンガン』

【解説】
 1930年代、アメリカ中西部で銀行強盗を繰り返し、FBIから「社会の敵ナンバー1」に指名されたギャング、銀行強盗。
 禁酒法と世界恐慌の影響下で行われた鮮やかな犯罪の手口はマスコミの注目を浴び、アメリカ社会で義賊として大衆に持て囃された。
 1924年に食料雑貨店を襲うも逮捕され、8年半後に仮釈放される。
 刑務所暮らしの間に銀行強盗のノウハウを学んだデリンジャーは、受刑中の知り合いを脱獄させることに成功、
 脱獄させた7人の犯罪者と共に強盗団を結成する。これが後に「ファースト・デリンジャー・ギャング」と呼ばれた強盗団である。
 12件の銀行強盗を働き、計500万ドルを強奪するも銀行客からは一銭も奪わなかったことで、義賊のイメージが付き有名となった。
 半年も経たずに強盗団は逮捕されるが、再び脱獄。しかしある銀行で銃撃戦の末、警官を射殺したことから警察が奮起し、またしても逮捕を受ける。
 強盗団として2度目の逮捕を受けるが、木片を黒く染めた模造銃を用いて脱獄。
 この時、州を跨いで逃走したためDOI(当時のFBI)に目をつけられ、数ヵ月後にはFBI初代長官から『社会の敵ナンバーワン』に指名された。
 その犯罪王の最期は、FBIによって仲間を失い、逃亡先のガールフレンドに裏切られた事が起因となる。
 彼女は赤いドレスを目印として身に纏い、デリンジャーとともに映画館へと出かける。
 映画館から出てきた、赤いドレスの女性の側を歩くデリンジャーをFBI捜査官が囲み、一斉射撃を行った。
 弾は心臓を貫き、病院に担ぎ込まれるも、デリンジャーはその人生に幕を下ろした。


343 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/01(土) 11:12:22 r76fCQsU0
【元ネタ】『神々と人々の日々』
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】ケイロン
【性別】男
【身長・体重】260cm・540kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷D 魔力B 幸運A 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

単独行動:A
 マスター不在でも行動できる。
 ただし宝具の使用などの膨大な魔力を必要とする場合はマスターの追加料金の支払いが必要。

【固有スキル】
千里眼:C-
 視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。
 沖の方にいるポセイドンのイルカのジャンプがやたら低いことを正確に見抜けるが
 跳ね返ってきた宝具のボールを咄嗟によけられない。

心眼(金):A
 修行・鍛錬によって培った洞察力。
 商談の場において自身の状況と敵のサイフを冷静に把握し、
 的確な料金設定を導き出す“経済論理”。

神性:A
 大地の神と妖精との間に生まれた存在であるが、自身の目的のために
 少しだけランクダウンさせている。

神授の智慧:A+
 ギリシャ神話の神から与えられた賢者としての様々な智慧。
 英雄独自のものを除く、ほぼ全てのスキルにB〜Aランクの習熟度を発揮できる。
 また、高い月謝が取れれば他サーヴァントにスキルを授けることも可能。

【宝具】
『教授と拝金の蔓糸(エクスペンシヴ・プラクティス)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:3〜5 最大捕捉:1人
 棒に糸を結び、その糸の先にボールをくくりつけたもの。
 自身の長身から棒と糸の長さいっぱい振り回せばそれなりにリーチはあるので、遠距離攻撃と言え・・・なくもない・・・かも。
 ボールは弾力があり敵に迎撃されてこちらに跳ね返ってくることがある。
 味方にこのボールを打つ修行(有料)をさせることもでき、高い月謝に対する怒りで筋力をランクアップさせることができる。
 ボールをコンニャクに取り替えることができ、攻撃力は落ちるが跳ね返されづらくなる。

『至高の神薬(アブサード・セイルヴ)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 医学の達人でもあるアーチャーの作った軟膏。
 神の負った傷すら治し得る高ランクの霊薬で、「傷を負った」という因果そのものを書き換えてどんな傷でも治す。
 だが高い。想像よりずっと高い。バカ高い。
 しかもアーチャーは「ウィ〜〜〜〜〜ッ」というウザいかけ声とともに軟膏を押し付け、強引に売りつけようとする。

【Weapon】
『下半身』
下半身は馬なのでそれなりに力はあるが、所詮はただの馬。人一人乗せて運ぶくらいはできる(10分2千円)。
ただし赤い布の代わりに報酬をちらつかせれば、アキレウスですら容易には避けられないほどの突進を繰り出せる。

【解説】
増田こうすけ版ケイローン先生。半人半馬の状態なので神性は高い。
聖杯戦争の目的はもちろん、マスターや英雄たちから金をふんだくることである。


344 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/02(日) 13:22:16 kUi4W9Y.0
【元ネタ】断章のグリム
【CLASS】キャスター
【マスター】岸波白野(男)
【真名】白野蒼衣
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力D 幸運D 宝具A
【クラス別スキル】
陣地作成:E−
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 適当な部屋などを作業場である"ロッジ"と定めることができる。

道具作成:E−
 遺物や童話解釈などを知識を持ち合わせるが、キャスターにそれを作り上げる能力はない。

【固有スキル】
精神異常:B
 身に宿した断章により精神を病んでいる。
 "普通"という概念に固執し、それ故に異常な状況であっても平静を保っていられる。
 精神的なスーパーアーマー能力。

人間観察:B
 人々を観察し、理解する技術。
 他者の持つ悪夢を理解し、それに共感する類稀なる感受性を持つ。

【宝具】
『目醒めのアリス(フラグメント・オブ・ワンダーランド)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 他人が抱えた悪夢を理解・共有し、その理解した事実を拒絶することで悪夢をその保持者へと還す。
 悪夢を還された者はその悪夢を維持することができず、異形化して最終的には消滅する。一度発動すれば確実に相手を殺害できる必殺の宝具。
 しかし発動するためには相手の抱える悪夢を理解する必要があり、また真名や宝具の詳細までをも開示しなければならない。
 かつて自分が見捨ててしまった人間が破滅したというキャスター自身の持つ悪夢の具現である。

【Weapon】
なし

【解説】
ライトノベル「断章のグリム」の主人公。
自身のトラウマを具現化する断章保持者。誰よりも普通で誰よりも普通じゃない特異な人物。

戦闘能力皆無だけどなんとか頑張ってくれザビ!


345 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/02(日) 15:15:49 qw558shE0
【元ネタ】劇場版ポケットモンスター
【CLASS】アーチャー
【マスター】ウェイバー・ベルベット
【真名】アーロン
【性別】男性
【身長・体重】cm・kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷A 魔力A 幸運D 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

単独行動:A
 マスター不在でも行動できる。
 ただし宝具の使用などの膨大な魔力を必要とする場合はマスターのバックアップが必要。
【固有スキル】
波導:A+++
 全ての物質が持つ固有の振動である、気やオーラと呼ばれているものを操る技術。
 はどうだんという技として波導を発射するだけでなく、気配察知、心眼(偽)、魔力放出など
 応用は多岐にわたる。

指南の心得:A
 数々の英雄を育て上げた者が得るスキル。指導者としての手腕。
 対象の才能を見極めたうえで隠れたスキルを対象に習得させる。
 ランクAなら自らの持つ技能であればそのままの習熟度で習得させる事も可能。
 アーチャーは波導の操り方に精通している。
【宝具】
『波導は我にあり』
ランク:A 種別:対軍 レンジ:1〜50 最大捕捉:500
空に飛びあがり、巨大な波導を一直線に真下へ放つ波導の嵐。
【Weapon】
『無銘・杖』
従者であるルカリオを封じた杖。
【解説】
かつて、ロータ地方にてオルドラン城に所属していた波導使い。ルカリオを従者とし、波導の操り方を教えていた。
ある時、ロータ地方に起きた戦争を止めるために、ルカリオが後追いしないように杖に封印して、世界のはじまりの樹に赴き、
そこで波導の力を用いて戦争を止め、そのために波導の勇者という英雄として後世に伝えられた。

【コメント】
 久しぶりに見たら、ルカリオがすごく浪川だったのでつい……。ウェイバーにかつての友を重ね、波導の操り方を伝授したり……。


346 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/02(日) 16:47:45 e.2gA5LY0
そういや武田信玄がWikiにないから作って投下しようとしたら
NGワードに引っかかって投稿できなかったんだが
なにか引っかかる理由があるのかね?


347 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/02(日) 18:52:51 axb21NLs0
普通にwikiにあるだろ
NGワードも「武田信玄」とこうやって書き込める時点で
武田信玄とは関係ない部分で引っかかってんだろきっと


348 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/02(日) 19:56:41 lNK6t6PY0
自分の勘違いならすまないが、まずここに投下してからwikiに記事作るって順番だよね?


349 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/02(日) 20:34:43 e.2gA5LY0
>>348
そうだよ
んー、でもやっぱり引っかかる……


350 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/02(日) 21:01:47 e.2gA5LY0
【元ネタ】戦国時代
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】武田 信玄
【性別】男性
【身長・体重】153cm・47kg
【属性】中立・悪
【ステータス】筋力D 耐久B 敏捷A 魔力B 幸運A 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

騎乗:A+
 騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。ただし、竜種は該当しない。

【固有スキル】
カリスマ:B
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、一国の指導者としてはBランクで十分だといえる。

虎視:B
 虎が獲物を狙うように、絶好の機会を逃さない眼力。
 行為判定のクリティカル域が増加する。
 ただし、通常成功の条件を満たしていない場合、クリティカルが出てもその行為は失敗となる。

怨霊調伏:C
 邪悪な呪いへの抵抗呪文。
 成功すれば敵の魔術を封じ込められる。

【宝具】
『孫子四如・風林火山(みはたたてなしもごしょうらんあれ)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:10〜80 最大捕捉:500人
 所有する軍旗と鎧が生み出した魔力を呼び水として、
 歴史に名高い武田騎馬軍団を20ターンの間、召喚する。
 また、召喚時に風(敏捷のランクアップ)林(気配遮断の付与)
 火(攻撃力・最大補足の増加)山(耐久がAランクになるが敏捷がEランクになる)のどれか1つを選択し、
 その効果を騎馬軍団全員に与えることができる。

【解説】
 甲斐武田家の十九代目当主。戦国次代でも広く名を知られる大名の一人。
 甲斐の虎、甲斐の龍などの異名を持つ。

 父を追放して家督を継承し、軍略・策謀によって戦勝を重ね勢力を拡大。
 その軍旗に用いられたとされる『風林火山』の一文は現代では武田家のシンボルのような使いを受けている。
 一方、外交面では多くの敵を作っており、後の勝頼が苦しむ原因の一つともなった。

 後に足利義昭が画策した信長包囲網に参加。
 信長の同盟者である徳川家康の軍勢を破ったが、攻略の途上で病に倒れた。

 信玄死後もその軍勢は精強であり、特に武田騎馬軍団は強く恐れられていた。
 なお、当時の騎馬の大きさから騎馬軍団が成立しないという説が存在するが、
 当時の史料や他の学者の説を見るに大分怪しいところだったりする。

 NGワードに引っかかりそうなのはないが、愛馬の宝具をカットしてみた。
 これでいけるか?


351 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/02(日) 21:06:17 e.2gA5LY0
すまん、これがNGにならなかったら宝具に追加してくれ。

『黒雲轟雷(うごくことらいていのごとし)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:2〜30 最大捕捉:50人
 信玄にしか乗りこなせなかった暴れ馬『黒雲』に騎乗し、
 空中から雷と見紛う急降下攻撃を仕掛ける。
 甲斐の馬は強健で知られ、聖徳太子の空を飛ぶ馬の伝説も有名だが
 それと同様に黒雲もまた短時間ながら飛行能力を有している。


352 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/03(月) 01:58:43 POhNsaIU0
【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】武田 信玄
【性別】男性
【身長・体重】153cm・45kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷D 魔力C 幸運D 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
カリスマ:C
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、小国の王としてはCランクで十分と言える。

計略:C
 物事を思い通りに運ぶための才能。状況操作能力。
 戦闘のイニシアティブ判定において高確率で有利な修正を得る。

法術:D
 神仏の教えに、己の力を上乗せして成立させる仏教系の魔術。
 その特性上、霊的・魔的なモノに対しては絶大な威力を持つ。
 信玄は特に器物の強化を得手としており、軍配団扇等に加護を与え護身具として用いた。

【宝具】
『堅牢楯無(たてなしよろい)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 この鎧に勝る楯無しと謳われた武田家秘蔵の大鎧。
 Cランク相当の物理攻撃を無効化し、それ以上のランクの物理的ダメージもCランク分削減する。

『真赭の騎軍(まそおのきぐん)』
ランク:A- 種別:対軍宝具 レンジ:2~99 最大捕捉:700人
 戦国最強と称された武田騎馬軍団を独立サーヴァントとして現界させる。
 召喚される700騎の騎兵による疾風怒濤の一斉突撃は数百規模の並み居る対象を薙ぎ倒す絶大な威力を誇るが、周囲の地形状況によっては不利な補正がかかる。

【Weapon】
『黒雲』
 信玄の愛馬。気性が非常に荒く、信玄にしか乗りこなすことが出来なかった。

『来国長』
 信玄の愛刀。力強い刀姿を持つ名刀。

【解説】
 戦国時代に活躍した甲斐国の戦国大名。
 甲斐武田家の嫡男として生まれ、幼名は「太郎」。元服した際、室町幕府将軍足利義晴から「晴」の偏諱を賜り「晴信」と改める。「信玄」とは出家後の法名である。
 初陣は1536年佐久群海ノ口城主平賀源心攻め。父信虎が一月攻めあぐねた城を奇策を駆使して一夜で落城させる。
 その後、信虎を追放し、家督を相続すると諏訪領へ侵攻。信濃をほぼ平定するが武田の勢いを止めんとする越後の上杉謙信と衝突し、都合5度に渡る「川中島の戦い」を繰り広げる。
 また今川義元没後、駿河へと侵攻し今川家及びそれを支援する北条家とも戦い、窮地に立たされるが謀略を駆使してこれを乗り切り、駿河を掌握する。
 その後、織田信長の延暦寺焼き討ちを契機に西方への勢力拡大を図り三方ヶ原にて徳川家康を破るが、攻略途中に持病が悪化し甲斐に引き返す途中で死去する。享年53歳であった。

【コメント】
 まさかの信玄二連続。二番煎じ狙うも作ってる途中で三番煎じになった。ライバルと比べてなんか人気無いので投稿


353 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/03(月) 09:10:13 CmlRAejk0
【元ネタ】ロシア・史実
【CLASS】スカラー
【マスター】
【真名】エカチェリーナ・ダーシュコワ
【性別】女
【身長・体重】cm・kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力D 幸運C 宝具C
【クラス別スキル】
芸術審美:C
 科学アカデミー院長に就任することを可能とした深い学識。
 多分野を対象に、真名の看破を可能とする。

無窮の叡智:D
 多分野を知り、知ろうとしたことで得たスキル。
 獲得した情報に対する、最適により近い対処を可能とする。
 
【固有スキル】
話術:C
 理性と論理性を備えた会話。教師と対話しているかのような安心感を与え、
 説得力を感じさせる。

専科百般:C
 財産家であり、ロシアにおけるフリーメーソンの草分けでもあった父のおかげ
 でラテン語・ドイツ語・フランス語・イタリア語を習得しており、芸術から数学ま
 で幅広い知識を得ていた。

反骨の相:D
 主によるクーデターを引き起こしたが、その主とも時には対立。
 主の跡を継いだ息子にも厭われた。同ランク以下の「カリスマ」を無効化する。

内助の功:D
 夫の死後、婚家の負債を自力で完済。科学アカデミーにも黒字を生んでいる。
 他人の行動や陥った状況により生じた穴を補填し、充足させる能力。

【宝具】
『19歳の少女が国を変えた(ナインティーン・クーデター)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:50人
 家族全員がピョートル3世の機嫌を伺う中、伺候していた皇后の為に同志を
 募り、クーデターへと結びつけたことで「19歳の女性が我が国を変えた」とし
 て賞賛の対象となったスカラーの事績。
 有利な立場に立っている相手が、自分の勢力下に置いていると確信している
 人物や物品、能力を一時的に自分の物として使用するどんでん返しを行う。

【Weapon】
 なし

【解説】
 ロマノフ朝に仕えた伯爵令嬢・公爵夫人(1744〜1810)。
 啓蒙主義者であり、西欧を旅行した際にはディドロやヴォルテールと面会し、
 老けた容姿を酷評される一方で、才知を絶賛された。
 エカチェリーナ2世の即位を助けた功臣であったが、ピョートル3世の殺害は
 不本意であり、女帝の愛人も嫌った為に遠ざけられる。
 その後は女帝に代わりパーヴェル1世を早期に擁立しようとした計画に連座
 したこともあって一時蟄居させられたこともあったが、後に赦されてロシアの
 科学アカデミー院長にも就任し、近代化の道を開いた。
 その後はフランス革命に衝撃を受けた女帝と思想の自由を求めて対立する
 などの紆余曲折を経て、最高女官長を最終職として退官。
 匿名での寄稿と造園に余生を送り、死後は西欧でも評価された。


354 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/03(月) 14:03:18 kl6ltYiQ0
軍団召喚宝具多過ぎて萎える


355 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/03(月) 22:36:59 euPlVGfY0
自分なんぞは不才の身だから軍勢はなるべく付けないかマスター不在のサーヴァント以下に落とし込むかをするが
どうしようもないときもある


356 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/04(火) 03:09:16 3XDl9n6U0
【元ネタ】史実 義経記 民間伝承 型月
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】源義経
【性別】女
【身長・体重】155cm・45kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷A+ 魔力C 幸運A 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

騎乗:A
 騎乗の才能。
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、
 乗り物を自在に操れる。

【保有スキル】
無窮の武練:A
 ひとつの時代で無双を誇るまでに到達した武芸の手練。
 心技体の完全に近い合一により、
 いかなる地形・戦術状況下にあっても十全の戦闘能力を発揮できる。

戦術:B
 一対一の戦闘や、小人数を動員した戦場における戦術的直感力。
 相手の対軍宝具や陣地・結界等に対処する場合に有利な補正が与えられる。

縮地:B
 短距離の瞬間移動・空間跳躍を可能とする能力
 八艘飛びの逸話により義経は連続八回の跳躍を可能とする。

【宝具】
『薄緑(うすみどり)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1〜2 最大捕捉:1人
 日ノ本の数々の怪異や罪人を切り捨ててきた対魔刀。
 人以外の属性や出生の者が持つ補正や、
 それによる恩恵や加護・スキルを無効化し
 純粋な耐久にダメージを与えることが可能。

『今剣(いまのつるぎ)』
ランク:B 種別:対界宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 義経の守り刀。
 所有者の肉体に固有時制御の結界を張り
 常に全盛期に近い肉体、コンディションに維持する。
 所有者へのフィードバックがない。
 不死性が付くわけではないが、生前はこの宝具の影響で
 老化はゆるやかになった。
 
【Weapon】
武具一式
薄緑:膝丸・蜘蛛切・吠丸から義経の手に渡った時に刀の名を薄緑と改める。
今剣:源義経が自刃に用いたことになっている小刀。

【解説】
平安時代末期の武将。鎌倉幕府を開いた源頼朝の異母弟。
仮名は九郎、実名は義經(義経)である。
その最期は世上多くの人の同情を引き、判官贔屓(ほうがんびいき)
という言葉、多くの伝説、物語を産んだ。

何体目かはわからないけど義経。
型月のおかげで何でも女に見える
意地でも女義経。
ビーム宝具が思いつかないので、
肉体派で作成してみた、
縮地によるドラゴンボールの高速戦闘で
速攻離脱がメイン。
4次・5次は無理でも
アポやEXなら何とか活躍できるかな?


357 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/04(火) 12:05:43 WIU8jevc0
誰かクドラクとクルースニクとスカサハとラモラックとエキドナとテュポーン作ってくらはい


358 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/04(火) 13:18:27 JYhxQrgIO
OK(ズドンッ)


359 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/04(火) 13:57:04 0L/uYV7g0
【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】フレデリク・オーギュスト・バルトルディ
【性別】女性
【身長・体重】153cm・47kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力C 幸運A 宝具A+
【クラス別スキル】
陣地作成:B
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 “工房”の形成が可能。

道具作成:B
 魔力を帯びた器具を作成できる。
 魔術の素養はないが、作り上げた芸術品に有り余る魔力を注いだ魔術道具を作成可能。

【保有スキル】
千里眼:C
 視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。

芸術審美:C
 芸術作品、美術品への深い造詣。芸能面における逸話を持つ宝具を目にした場合、
 高い確率で真名を看破することができる。

神性:E
 神霊適性を持つかどうか。本来ならばただの人間である。
 製作した女神の受ける信仰が高すぎるあまり、女神の信仰に侵食され最低限の神性を持つ。
 

【宝具】
『世界を照らす自由(リバティ・円ライトニング・ザ・ワールド)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1-93 最大捕捉:15人
 アメリカ、リバティ島に屹立する自由の女神像が持つ概念を再現、伝播する宝具。
 そのコンセプトとは全ての弾圧、抑圧からの解放、及び人類が皆自由であり、かつ平等であるということ。
 この想いが人々の信仰を集め、キャスターを英霊としている。故に彼女自身が自由の女神であるとも言える。
 キャスターの視界に収まるあらゆる束縛を強制的に解除し、対象をひとつの個として独立させる。
 それはサーヴァントとの契約であっても例外ではなく繋がりを断つ。
 当然魔力パスも断絶させるため、サーヴァントであれば再契約しない限り魔力不足で消滅することとなる。
 発動には令呪を必要とする。
 本来7つの大陸、7つの海原に伝播する概念であるが、莫大すぎる魔力の維持が不可能であるため、劣化を起こしている。
 また、直接肉眼で捉える必要があり、鏡を用いるなど間接的な視認は宝具の対象外となる。
 そのため、キャスター自身に対してこの宝具を使うことはできない。

『それが示すは解放の意志(ラ・スタチュー・デ・リベルテ)』
ランク:D 種別:結界宝具 レンジ:1-10 最大捕捉:∞
 フランス国内にあるもう一つの女神像、故国に設置された独立の象徴の像。
 女神像の範囲内に存在する対象全ての、自分を縛り付ける者への反抗心や鬱憤といった感情を増大させる。
 レンジ外にでれば収まりを見せるが、範囲内に長くとどまる程その思いが蓄積されていく。
 一定時間が経過すると、対象は憎悪する相手へ反逆行動を始める。
 この際対象に対する精神干渉が無効化される為、怒りを向ける相手へ糾弾し、狂奔する。
 女神像の破壊は容易にできるが、この像一つ一つが母性というカリスマ性を放っている。
 フランスひいては万人の母を象ったそれを破壊するには、畏敬の念を振り払えるかが鍵となる。
 設置後の維持にかかる魔力は、土地の龍脈から吸い上げているため不要である。

【Weapon】
『彫刻刀』

【解説】
 1834年、フランスの彫刻家フレデリック・バルトルディはアルザス地域圏のコルマールで生まれた。
 コルマールとパリで建築と絵画を学び、その経験は自由の女神像に活かされる。
 1886年、フランス政府からアメリカ政府に寄贈された自由の女神像の作者である。
 合衆国独立100周年を記念し、フランス人募金によって贈呈されたこの像は、合衆国の自由と民主主義、
 世界各地から来る移民にとっての新天地の象徴となった。
 その顔はフランスの象徴マリアンヌと言われているが、彼の母親だという説もある。
 炎を擁する松明を掲げる右手に対し、左手には合衆国独立記念日とフランス革命勃発の日がローマ数字で刻まれた銘板がある。
 足下には引きちぎられた鎖と足かせがあり、これを踏みつけることで束縛からの解放、自由と独立を表している。
 合衆国を象徴する自由の女神像が集める信仰心が本人以上に高すぎるため、サーヴァントとして召喚されたフレデリックは
 その霊格に引きづられる形で、歴史と異なり性の転換、及びステータスの変更を余儀なくされている。


360 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/04(火) 17:43:06 5Mh7oABo0
最近の厨の間ではしょうもない鯖ネタをwikiに直接投稿するのが流行ってるんだろうか


361 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/04(火) 18:12:29 CZ4qNmzs0
ベリアルとかルシファーはやっぱねぇよな
アヴェンジャー希望


362 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/04(火) 19:47:48 bJhL5k6M0
そういえばまた氷室の天地で偉人募集してるそうだが、ここの皆は色々送ったりしてるのだろうか


363 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/04(火) 20:46:03 IdfRiIj20
いくつか送った
ガチで最強っぽいとのネタっぽいのとマイナーだけど強そうな奴


364 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/04(火) 21:09:07 WQgkSn.Q0
【元ネタ】史実
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】足利義輝
【性別】男性
【身長・体重】173cm・62kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷A 魔力E 幸運C 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:C
 騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 野獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
一之太刀・転(まろばし)
 種別:対人魔剣 レンジ:1
 二人の剣聖とその奥義から編み出した
 ……というより、剣聖から修得出来たものを組み合わせただけの、我流の魔剣。
 天地人(その時その場その相手、即ちその状況全て)の智見による完全な局地的未来予知と、
 相手の行動が確定した瞬間に放つ、運命を捻じ曲げる一刀。
 つまり一番都合の良い未来へと向けて刀を放つ、因果選出のカウンターである。
 僅かでも敗北する可能性がある状況では、この魔剣と打ち合う事すら出来ない。

宗和の心得:D
 同じ相手に同じ技を複数回使用しても命中精度が下がらない特殊な技能。
 攻撃が見切られ難くなる。

【宝具】
『決着術式・護将の剣界(ファイナリティ・リフレクトブレイド)』
ランク:A+ 種別:結界宝具 レンジ:1〜10 最大捕捉:1人
 生前収蔵していた名立たる宝具の全てで形成する刀の結界。
 外部からの攻撃をその神秘で以って相殺し、余剰分の火力に応じたダメージを与える“茨の壁”である。
 ただし、各刀は予め込められている魔力が尽きると消滅し、それに合わせて結界のランクも低下する。

【解説】
室町幕府第13代征夷大将軍“剣豪将軍”。
一説に塚原卜伝と上泉信綱、二人の剣聖から指導を受けたとされる歴代最強の征夷大将軍。
覇気溢れる彼の活躍で将軍の権威は一時復活したが、皮肉にも彼の暗殺により将軍の権威は地に堕ちた。


剣聖二人から指導とかめっちゃ凄いやん劣化スキルだけとか勿体無いわアンド征夷大将軍なら決着術式の1つや2つ持っとるやろからの
集団反射結界と単体運命干渉で勝てるかはともかく絶対負けないマン、防御で攻撃とかそんなごり押しやめて


365 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/04(火) 21:53:14 wsj5HElc0
ネクロマンシーに関する逸話がある人物知らない?


366 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/04(火) 23:34:34 vXfNTyjc0
ブラドッド
まあゾンビ使い的なのを想像してるんだったら違うが


367 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/05(水) 01:27:16 VXPsZZAE0
>>359誤字のため改定版です

【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】フレデリク・オーギュスト・バルトルディ
【性別】女性
【身長・体重】153cm・47kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力C 幸運A 宝具A+
【クラス別スキル】
陣地作成:B
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 “工房”の形成が可能。

道具作成:B
 魔力を帯びた器具を作成できる。
 魔術の素養はないが、作り上げた芸術品に魔力を注いだ道具を作成可能。

【保有スキル】
千里眼:C
 視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。

芸術審美:C
 芸術作品、美術品への深い造詣。芸能面における逸話を持つ宝具を目にした場合、
 高い確率で真名を看破することができる。

神性:E
 神霊適性を持つかどうか。本来ならばただの人間である。
 製作した女神が有名すぎるあまり、女神の信仰に霊格が侵食され最低限の神性を持つ。

【宝具】
『世界を照らす自由(リバティ・エンライトニング・ザ・ワールド)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1-93 最大捕捉:15人
 アメリカ、リバティ島に屹立する自由の女神像が持つ概念を再現、伝播する宝具。
 そのコンセプトとは全ての弾圧、抑圧からの解放、及び人類が皆自由であり、かつ平等であるということ。
 この想いが人々の信仰を集め、キャスターを英霊としている。故に彼女自身が自由の女神であるとも言える。
 キャスターの視界に収まるあらゆる束縛を強制的に解除し、対象をひとつの個として独立させる。
 それはサーヴァントとの契約であっても例外ではなく繋がりを断つ。
 当然魔力パスも断絶させるため、サーヴァントであれば再契約しない限り魔力不足で消滅することとなる。
 発動には令呪を必要とする。
 本来7つの大陸、7つの海原に伝播する概念であるが、莫大すぎる魔力の維持が不可能であるため、劣化を起こしている。
 また、直接肉眼で捉える必要があり、鏡を用いるなど間接的な視認は宝具の対象外となる。
 そのため、キャスター自身に対してこの宝具を使うことはできない。

『それが示すは解放の意志(ラ・スタチュー・デ・リベルテ)』
ランク:D 種別:結界宝具 レンジ:1-10 最大捕捉:∞
 フランス国内にあるもう一つの女神像、故国に設置された独立の象徴の像。
 女神像の範囲内に存在する対象全ての、自分を縛り付ける者への反抗心や鬱憤といった感情を増大させる。
 レンジ外にでれば収まりを見せるが、範囲内に長くとどまる程その思いが蓄積されていく。
 一定時間が経過すると、対象は憎悪する相手へ反逆行動を始める。
 この際対象に対する精神干渉が無効化される為、怒りを向ける相手へ糾弾し、狂奔する。
 女神像の破壊は容易にできるが、この像一つ一つが母性というカリスマ性を放っている。
 フランスひいては万人の母を象ったそれを破壊するには、畏敬の念を振り払えるかが鍵となる。
 設置後の維持にかかる魔力は、土地の龍脈から吸い上げているため不要である。

【Weapon】
『彫刻刀』

【解説】
 1834年、フランスの彫刻家フレデリック・バルトルディはアルザス地域圏のコルマールで生まれた。
 コルマールとパリで建築と絵画を学び、その経験は自由の女神像に活かされる。
 1886年、フランス政府からアメリカ政府に寄贈された自由の女神像の作者である。
 合衆国独立100周年を記念し、フランス人募金によって贈呈されたこの像は、合衆国の自由と民主主義、
 世界各地から来る移民にとっての新天地の象徴となった。
 その顔はフランスの象徴マリアンヌと言われているが、彼の母親だという説もある。
 炎を擁する松明を掲げる右手に対し、左手には合衆国独立記念日とフランス革命勃発の日がローマ数字で刻まれた銘板がある。
 足下には引きちぎられた鎖と足かせがあり、これを踏みつけることで束縛からの解放、自由と独立を表している。
 合衆国を象徴する自由の女神像が集める信仰心が本人以上に高すぎるため、サーヴァントとして召喚されたフレデリックは
 その霊格に引きづられる形で、歴史と異なり性の転換、及びステータスの変更を余儀なくされている。


368 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/05(水) 18:26:00 ftjpMS620
【元ネタ】日本史・史実
【CLASS】キャスター
【マスター】遠坂凜
【真名】四条院
【性別】男
【身長・体重】139cm・34kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷D 魔力C 幸運E 宝具D
【クラス別スキル】
陣地作成:A
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 “工房”を上回る“泉涌寺(擬似)”を形成することが可能。

道具作成:E
 魔術的な道具を作成する技能。悪戯に使えそうな道具を作成する。

【固有スキル】
法術:D
 仏教由来の魔術体系。前世は泉涌寺を開山した真言僧であったという。
 キャスター没後、人の夢に現れて「妄念により成仏出来ずにいたが、転生したついでに開山し
 た寺を再興することにした」と語っていたという。

悪戯:D
 常人では思いつかないような、くだらない罠を仕掛ける能力。
 生前普段からやらかしており、マスターでも油断は出来ない。

皇帝特権:E
 本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。
 該当するスキルは騎乗、剣術、芸術、カリスマ、軍略、等。

動物使役:E
 崩御を前に、飼われていた犬が盛んに吠え立てたという逸話がある。
 犬を慣らし、霊的存在に対しても警戒させる力。

【宝具】
『滑石の粉(かっせきのこな)』
ランク:D 種別:結界宝具 レンジ:1〜30 最大捕捉:100人
 キャスター崩御の原因は、殿上人を転ばせてやろうと滑石の粉を板敷に擦り付けておいたが
 誰もひっかからず、うっかり本人が転んでしまったことであった。
 周囲の地面ばかりか、飛んでいる者までもが自分の意志に任せて行動出来なくなり、滑ったり
 転んだりして無様な姿をさらす。キャスター陣営も例外ではない。

【Weapon】
『無銘・太刀』
 現在まで、皇子皇女誕生時に献ぜられているもの。

【解説】
 第87代天皇(1231〜1242)。御諱は秀仁。里内裏の所在地から閑院と呼ばれた。
 父の後堀河院は承久の乱で即位し、キャスターも安徳天皇以来となる二歳で即位したものの、
 殿上人を転ばせてやろうというキャスターの悪戯でキャスター本人は崩御。
 阿波に流されていた土御門院の子孫が即位することとなり、皇統に影響を与えた。
 そればかりか、葬儀が行われたのは『増鏡』いわく「東山の泉涌寺とかやいふ辺」という無名の
 寺院の傍らであったが、キャスターが葬られたことで同寺は歴代天皇の菩提寺となる。
 昭和天皇までの歴代天皇の位牌が置かれており、現在も皇族の参拝が珍しくない。
 彗星や、承久の乱で流罪にされていた諸院や天台座主慈円に祟られていたなど、短い人生だ
 からこそ生じたであろう逸話の多い人物。ちなみに12歳にして既婚者であった。


369 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/05(水) 21:46:19 mPi4b2dc0


【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】メンナ
【性別】男性
【身長・体重】171cm・67kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷B 魔力D 幸運C 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。

【固有スキル】
守護騎士:B
 他者を守る時、一時的に防御力を上昇させる。
 敵軍の最中、孤立無援で戦車を操る王を守り抜いた。

【宝具】
『大いなる栄光の灼輪(ラーメス・メリアメン)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:2〜40 最大補足:50人
 太陽王オジマンディアスの戦車。
 牽引馬である『テーベの勝利』と『ムト神は満ち足れり』の二頭は、
 主であるオジマンディアスの威光によって、太陽の属性を持つ疑似神馬と化しており、
 全身から灼熱の破壊光を放ちながら戦場を縦横無尽に疾駆し、
 あらゆる障害物を歯牙にもかけず踏み砕き、轢殺し、焼滅させる。
 この戦車が駆けた後に残るのは、怒れる太陽神が地に降りたが如き、旱魃の平原である。
 ――しかしこれは、かの太陽王の威光と栄光のほんの一欠けら、その残滓に過ぎない。
 
【weapon】
『光満ち廻る日輪(ウセルマアトラー・セテプエンラー)』
 『大いなる栄光の灼輪』の真名解放だが、これは真の担い手たる太陽王にしか発動出来ない。

『無銘・武装』
 王の側近の護衛として携える、盾や刀剣などの武装。

【解説】
古代エジプト第19王朝の太陽王(ファラオ)ラムセス2世・オジマンディアスの戦車御者、護衛官(盾持ち)。
オジマンディアスの戦士としての偉大さを示す最も有名な逸話であるカデシュの戦いで、
オジマンディアスの戦車に同乗し、彼の王を助けたとされる。
記録によると、オジマンディアスは敵軍ヒッタイトの情報操作に後れを取り、
敵軍の3人乗りの戦車2500台を前にほぼ孤立することなり、味方の兵も戦う気力を失ってしまった。
しかしオジマンディアスは戦車に乗り込み、アメン神に祈って突撃して敵軍を蹴散らし、
孤軍奮闘する内にようやくエジプト軍の部隊が援軍にやってきた。
ヒッタイト軍は新たに3人乗りの戦車1000台を投入し、王の戦車に同乗していたメンナは
これを見て恐れ慄いていたが、オジマンディアスはメンナを叱咤して勇気づけ、
6度敵陣へ突撃してやはり敵軍を蹴散らしたという。
こうして、超人としか言い様のない活躍で絶望的な状況から生還したオジマンディアスは、
自軍の臆病さを叱りつけ、逆に自身を救った戦車の牽引馬『テーベの勝利』と『ムト神は満ち足れり』を讃え、
戦車御者メンナを「唯一、余に力を貸した者」と称賛した。

古代エジプトに置いて、「王の戦車御者」は最高の栄誉と特典を与えられ、羨望の的となる職であった。
中でも、史上最強最大のファラオと謳われるオジマンディアスと共に戦ったメンナは、
エジプト史上最高の戦車御者と言えるのかもしれない。


【コメント】
カデシュの戦いで大活躍したのに、宝具にならなかった馬戦車が可哀想だったので作成。
よくわからんが、オジマンが一人で戦車を操りつつ弓を射りまくり、
メンナは主にオジマンの身を盾で守った感じだったのかな。
オジマン本人がこの戦車を使う時は、指輪を媒介にして召喚する。
蒼銀本編で「我が光に灼かれて〜」とオジマンが発言しているが、
実際に残された詩に「余の威光は敵を焼いた」とか「ラムセスの炎は敵を薙ぎ倒した」とか
「ラムセスの額の蛇神ウラエウスが炎を吐いた」とか書いてあって、オジマンさんマジ太陽王。
オジマンさんはよく「一人で3000人倒した」と言われるが、完全に一人ぼっちだったというわけではないし、
倒した数も、記録通りならば3000人を遥かに超えているんじゃないだろうか。
まあオジマンさん自己申告だと「余はたった一人で数十万人ぶっ殺したぜ!」とか、
「愛馬二頭に支えられて数百万の国々と戦ったぜ!」とか詩に残しているが。
適正クラスはライダーのみだが、王の近衛であるからセイバーとかの適性もあるだろう。


370 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/06(木) 13:36:33 RMCIy9VU0
ラムセス二世が3千人倒したってネット上では見るけど、ソースはどこなんだろう


371 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/06(木) 17:03:54 Ql.Mflq60
称号一覧の五将軍の項目
>五将軍とは15世紀に書かれた小説『三国志演義』に登場する架空の称号。
演義には存在しないぞコーエーや蒼天あたりで近年言われ始めたものだ


372 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/06(木) 20:17:17 2zD6qRNY0
>>370
本人が記録させていたはず。歴史本ではよく見かける。


373 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/06(木) 20:22:47 F5wWjJf60
3000を単騎滅殺は現実的に無理だから100%捏造だけど化け物だったってことは確かなんだろう


374 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/06(木) 21:39:25 RMCIy9VU0
>>372
その本教えてくれる?
俺もラムセス関連の本いくつか読んだけど見当たらなかったんだよね


375 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/06(木) 22:14:21 3PML6S.Y0
【元ネタ】中国神話『嫦娥奔月』
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】嫦娥
【性別】女性
【身長・体重】167cm・52kg
【属性】中立・悪
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷D 魔力A+ 幸運E 宝具A++
【クラス別スキル】
陣地作成:A+
 神代の仙人として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 ”神殿”を上回る”大神殿”を形成する事が可能。

道具作成:B
 魔力を帯びた器具を作成できる。
 月の獣と鉱石、薬草を用いた霊薬を作成可能。

【保有スキル】
月の仙女:A
 月へと昇り、月の神となったものがもつユニークスキル。
 キャスターは夜中に月が出ている場合、全ステータスをワンランク上昇させる。
 逆に新月であった場合は、魔力をワンランク下げる。

高速神言:A
 呪文・魔術回路との接続をせずとも魔術を発動させられる。
 大魔術であろうとも一工程(シングルアクション)で起動させられる。
 現代人には発音できない神代の言葉。人間に堕ちても神籍があった者として、これを習得している。

【宝具】
『嫦娥奔月(じょうがはつきへとはしる)』
ランク:A++ 種別:対人宝具 レンジ:1-80 最大捕捉:1000人
 月の仙女たるキャスターの心象風景を世界に具現化させる結界宝具。
 固有結界であり、周囲を月面世界に塗り替える大魔術。
 この中でのみ、本来の神性をキャスターは取り戻すことができる。
 結界内の重力は月と同等になり、相手は慣れない環境下において苦戦を強いられる。
 うまく身動きが取れない相手を、彼女の使い魔である月の鳥獣が袋叩きにしていく。
 相手の筋力、耐久、敏捷値を、キャスターのランクよりも低いものとする(最低値はE)。
 ただし、『環境適応』系スキルか『神性』を持つ相手には、これらのステータスをワンランク下げる程度に留める。
 この結界内は当然キャスターの神殿としても扱い、『月の仙女』は「月が出ている」ものとする。
 月の支配者である彼女を、本拠地である月で倒すのは非常に難しい所業となる。

【解説】
 嫦娥(じょうが)は、道教において月神とされ、「太陰星君」と呼ばれている。
 また、中国における弓の名手にして悲劇の英雄、后羿(こうげい)の妻であり、夫を捨てた仙女としても有名。
 天界に暮らしていた羿は、堯に依頼され地上を荒す10つの太陽、火鳥の内9羽を射ち落としたことで、地上を灼熱地獄から救った。
 しかしその10羽の火鳥こそ帝俊の息子であり、地上を荒らしたとはいえ息子の仇である羿を疎ましく思い、夫婦を神籍から外した。
 不老不死ですらなくなり、ただの人間に堕ちた嫦娥の小言を受け羿は西王母から、不老不死の薬を貰う。
 この薬は二人で分けて飲めば不老不死となり、1人ですべてを飲めば再び神となれる霊薬であった。
 羿は神に戻れずとも妻と二人で永久を過ごせば良いと考えたが、嫦娥はそうではなかった。
 薬を全て飲み干した嫦娥は、羿を置いて逃げる。天へ行くことを躊躇し、月へとたった1人で。
 月へついた彼女は、夫を裏切った罪故かヒキガエルへと変身し、その姿のまま月で過ごすことになったという。

【オマケ】
 伝承をそのまま受け取るならば、本来アライメントは混沌・悪のはずである。
 この嫦娥は「おつむの足りないが思いやりのある妻」として作成。
 最初は二人で永遠を生きることを考えたが、正当な功績を成した夫を人間へと追い落とした上帝に我慢ができず、
 夫の名誉回復のため直接上帝に訴えようと薬を飲み干し、単身昇天した。しかし門前払いを食らう。
 神籍を取り戻した以上迂闊に地上に戻れず、また夫への申し訳なさから足が行かずに、月へと渡る。
 そこで同じ効果のある薬を作ろうとする。が、しかし羿は弟子によって命を落とし、嫦娥は後悔の念に押しつぶされている。
 という妄想。羿さんが可哀想すぎるため、なんとか妻だけでも良い人にしたかった。
 こちらの方が救いのない話であろうか。悩ましい限りである。


376 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/07(金) 02:27:46 RzIWtQvk0
>>370
ラムセスが3000人倒した云々って情報は、教科書にのせたい!というTV番組からだよ
本とかには載ってない


377 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/07(金) 08:04:27 VVHsCz1A0
>>376
それは数年前にやっていた奴だと思うがもっと前からあったぞ


378 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/07(金) 16:54:39 cDeNEkwk0
【元ネタ】フランス史
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ミシェル・ネイ
【性別】男性
【身長・体重】161cm・56kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C+ 耐久C 敏捷B 魔力E 幸運B 宝具B+
【クラス別スキル】
対魔力:E
 魔術に対する守り。
 無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。

騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除くすべての獣、乗り物を自在に操れる。
 ライダークラスの恩恵でランクが大きく上昇している。

【固有スキル】
戦闘続行:A
 戦闘から離脱する能力。
 また、敗戦において自軍領地まで生きて辿り着く能力。

【宝具】
『馬上の半神(レ・ブラーヴ・デ・ブラーヴス)』
ランク:B+ 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 何らかの騎乗物に騎乗している時、ACを+50。
 さらに自身にC〜Bランクのカリスマ、勇猛、神性、矢よけの加護といったスキルを付与する。
 また、騎乗中のみ攻撃時のダメージ数値を2倍にして計上する。
 人々は騎乗する彼の勇姿に半神(ヒーロー)の姿を見て、信仰にも似た憧憬を向ける。
 それが彼に実在の半神にも並び立つ力を与えるのだ。

【Weapon】
【シャルルヴィル・マスケット モデル1777】
 前装式、フリントロック式のマスケット銃。ネイがモスクワからの退却戦で使用したもの。
 銃弾は通常は球形弾であったが、散弾も使用可能だったようだ。
 ちなみにモデル1777はフランス革命とナポレオン戦争を通じて使用されたものとして知られる。

【解説】
 近世フランスの軍人。将兵に大変人気のあった元帥の一人。
 また『戦争概論』の著者であるジョミニの上官だった事でも知られる。

 フランス革命の混迷期に頭角を現し、
 数々の戦いで功績をあげ元帥にまで昇進するが、
 突出して敵中に孤立するなどの危機もあり、大軍の運用には不得手な一面も見せている。

 ナポレオンがロシア遠征に失敗し、モスクワからの退却戦を開始すると、
 自らマスケット銃を使用してロシア軍の追撃を阻止。
 ナポレオンに「勇者の中の勇者」と激賞され、その武名を伝説的なものとした。
 パリが陥落すると犠牲を顧みずにパリ奪還を図るナポレオンに仲間たちと共に退位を迫り、
 王政復古後はルイ十八世に忠誠を誓う。

 ナポレオンがエルバ島を脱出すると自身の軍団を率いて帰順。
 しかし、その働きぶりは精彩を欠いており、
 ワーテルローの戦いでも砲兵による支援を命じ忘れて突撃を失敗させる、
 ウェリントンの後退を退却と誤認して予備兵力をすべて投入してしまう、などの失態を演じ敗北の一因となった。
 
 敗戦後はフーシェに亡命を提案されたが拒否し逮捕された。
 また裁判では生き残りの目がある軍法会議ではなく、処刑確実となる上院による裁判を選んだことで
 ルイ十八世には「頭脳なき英雄」と嘲笑された。

 銃殺刑に処される前に残した最期の言葉は
「兵士諸君、これが最後の命令だ。私が号令を発したらまっすぐ心臓を狙って撃て。
 私はこの不当な判決に抗議する。私はフランスのために百度戦ったが、一度として祖国に逆らったことはない」であった。

【コメント】
 ナポレオン評「あいつはいかれてる」や、頭脳なき英雄というルイ十八世の蔑称もあるのでバーサーカー適性も有り。


379 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/07(金) 19:35:19 cDeNEkwk0
【元ネタ】戦国時代
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】足利義昭
【性別】男性
【身長・体重】163cm・55kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷C+ 魔力C 幸運D 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

【固有スキル】
エンチャント:E
 他者や他者の持つ大切な物品に、強力な機能を付与する。
 将軍家の権威による強化が上乗せされるが、効果は微々たるものでしかない。

寄生:A
 味方から無断で魔力を収奪するスキル。
 たとえ両者の関係が冷え切っていようと、
 関係が決定的に断絶するまでは、このスキルの対象になる。

自己保存:B
 自身はまるで戦闘しない代わりに、マスターが無事な限りは殆どの危機から逃れることができる。
 つまり、本人は全然戦わない。並みのマスターよりは強い癖に。

【宝具】
『御所画策す包囲網(きんせいのしょじょう)』
ランク:B+ 種別:対人宝具 レンジ:− 最大捕捉:−
 真名を把握したサーヴァントにのみ使用可能な宝具。
 英霊の座に働きかけ、かつて対象と敵対した英霊に召喚状を送り届ける。
 これに相手側が応じた場合、E-ランクの単独行動スキルを備えたサーヴァントとして召喚される。
 ただし召喚した英霊はランサーに従うわけではなく、逆に牙を向く可能性もある。
 相手があまりにも多くの恨みを買っている場合、発動=魔力枯渇による消滅となる困った宝具。

『火生三昧・日本号(やりにさんいのくらいあり)』
ランク:A+ 種別:対軍 対国宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
 天下三槍に数えられる、倶利伽羅竜の意匠が施された槍。槍でありながら朝廷から官位を授かっている。
 穂先を地に突き立てることで霊脈に術式を打ち込み、不動明王の神威である浄化の炎を次々に噴出させる。
 その威力・範囲は、霊地の規模に応じて上下する。
 煩悩を表す倶利伽羅竜に絡み苦しめる炎と、火山列島たる日本国がミックスされて具現化されたもの。
 なお魔力は霊脈から組み上げ、術式は憑依した精霊が代行するため、所有者に術者としての能力は必要ない。
 ランサーは槍を突っ立てた後はすべて精霊に任せ、自己保存スキルで高みの見物に浸る。

【解説】
 足利幕府第十五代将軍。
 剣豪将軍と言われる足利義輝の弟で、家督を相続する予定がなかったために僧侶となっていた。
 義輝の死後、奈良を脱出して還俗。
 諸大名の下を巡り歩いて上洛を促すが、成果は挙がらず流浪の日々を送る。

 後に明智光秀の仲介で怒涛の勢いで勢力を広げていた織田信長と邂逅。
 上洛要請に応じた信長は、武力を以って途上の大名を征討し、京の都への道を切り開いた。
 これにより義昭は征夷大将軍の座につくことに成功。
 本圀寺の変などの危機はあったものの、織田家の助けもあり室町幕府の再興に成功する。

 しかし、幕府再興を図る義昭と、自身の権勢の拡大を求める信長との間に蜜月が続くはずもなく、
 信長の専横を嫌った義昭が他の大名と関係を持ち始めたことで対立は徐々に激化。
 義昭が信長包囲網を形成し自らも挙兵するに及んで関係は決定的に悪化し、
 幾度かの和睦案も蹴り続けた為、包囲網を切り抜けた信長によって京都を追放されてしまう。

 追放後も京の都に戻る話はあったのだが、義昭が強硬な態度に出たため立ち消えとなり、
 諸国を巡った末に毛利家勢力下の鞆へと亡命。
 以後は鞆公方と呼ばれ、その幕府は鞆幕府とも呼ばれた。

 信長が本能寺の変に倒れると再び上洛を図ったが、
 天下は織田家の勢力争いを制した豊臣秀吉の下へと転がり込み、義昭は将軍の座を辞すこととなった。
 晩年は秀吉の御伽衆となったという。

【コメント】
 義輝がサーヴァント映えするのは分かりますが
 たまには弟のことも思い出してあげてください。


380 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/08(土) 04:06:26 5hoh1Bs.0
【元ネタ】西遊記 型月
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】孫悟空
【性別】女
【身長・体重】160cm・52kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力A 耐久C 敏捷A 魔力C 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

【保有スキル】
神性:−(A)
 神霊適性を持つかどうか。
高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
 斉天大聖として神となったランサーの
神性は最高クラスであるが
 無辜の怪物スキルにより停止している。

無辜の怪物:A
 伝承から生まれたイメージによって
能力・姿が変貌してしまう。
 斉天大聖ではなく孫悟空として限
 界している為に付いたスキル。

怪力:A
 一時的に筋力を増幅させる。
 魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。
 使用する事で筋力をワンランク向上させる。
 持続時間は“怪力”のランクによる。

仙術:B
 変化の術、分身の術、雲に自由に乗れる等の
 仙術以外に基本的な仙術を会得している。


【宝具】
『如意金箍棒』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1〜100 最大捕捉:1〜50
 持ち主の意に従って自在に伸縮が可能。
攻撃の際、対象に対してのみ本来の重量を付加する。
 


【Weapon】
如意金箍棒:両端に金色の輪がはめられた神珍鐵の棒。 
      重さは一万三千五百斤(約8トン)という銘がある。
      もとは黄河の治水に功を残した禹が
      江海の深さを測定した際のおもりという。
      その後、東海竜王敖廣の竜宮の地下の蔵
      に「海の重り」として置いてあった物だが、
      孫悟空が竜王から奪い、以降武器として使い続けた。

      サーヴァントとして現界している為、
      最大の大きさには出来ない。

【解説】
『西遊記』の主人公
 唐の時代にインドへ渡り仏教の経典を
 持ち帰った玄奘三蔵の長年の旅を
 記した地誌『大唐西域記』を基に、
 道教、仏教の天界に仙界、神や龍や妖怪や仙人など、
 虚実が入り乱れる一大伝奇小説であり、
 物語の縦軸に玄奘三蔵の波乱の人生を、
 横軸に無敵の仙猿・孫悟空の活躍を置き、
 玄奘三蔵一行が天竺を目指し取経を果たすまでを描いている。

 キャス狐並みの大妖怪だが、あくまで英霊の枠で現界。
猿耳・猿尻尾。


381 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/08(土) 04:10:18 5hoh1Bs.0
【元ネタ】史実 日本史 型月
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】柳生十兵衛 三厳
【性別】男
【身長・体重】178cm・75kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷A+ 魔力E 幸運A 宝具C
【クラス別スキル】
気配遮断:D
 サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。

【保有スキル】
心眼(真):B
 修行・鍛錬によって培った洞察力。
 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、
 その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”
 逆転の可能性が1%でもあるのなら、
 その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。

無刀取り:A
 刀を鞘に納めることにより、
 外部情報や存在感知を阻害して認識阻害を起こす術理。
 相手に同ランク以上の
 直感・心眼(偽)スキルがある場合は、
 効果が減少する。

水月の間境:A
 対人魔剣、水月刀とも呼ばれる術理。
 自身の剣境一歩手前の対象に対して
 間合いを省略・空間短縮を行い対象を一太刀で
 切り捨てることを可能とする剣術。
 
 
【宝具】
『三池典太(みいけてんた)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1〜2 最大捕捉:1
魔力を追い払うことが可能。
Cランク以下の魔術効果・魔力を無効化する。

【Weapon】
三池典太:刀身自体が対魔力C〜Bの効果がある。

【解説】
江戸時代前期の武士
隻眼の剣豪
江戸初期の著名な剣豪として知られ、
三厳を題材とした講談や小説が多く作られた。

農民では無いので筋力が低い。
日本の江戸初期と幕末は化物しかいない。


382 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/08(土) 05:15:11 5hoh1Bs.0
【元ネタ】ナルト
【CLASS】キャスター
【マスター】Zero言峰綺礼
【真名】大蛇丸
【性別】男
【身長・体重】172cm・57.3kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷A 魔力A+ 幸運C 宝具A++
【クラス別スキル】
 陣地作成:A+:魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
          ”神殿”を上回る”大神殿”を形成する事が可能。

 道具作成:A:魔力を帯びた道具を作成できる。

【固有スキル】
 忍術:A++:基本から高等忍術・術の開発が可能、

 不老不死:A:不滅ではなく魂の強度によるしぶとさ。
         完全に肉体の消失・魂の破壊をしない限り生き伸びる。

 肉体改造:A:自身や他の人間の肉体に対して物理的な
         能力の付与・増加等の人体改造を行うことができる。

 仕切り直し:C:戦闘から離脱する能力。
         また、不利になった戦闘を
         戦闘開始ターン(1ターン)に戻し、
         技の条件を初期化に戻す。

【宝具】
『八岐の術(やまたのじゅつ)』
ランク:A++ 種別:対軍宝具 レンジ:5〜100 最大捕捉:50
 8つの頭と尾を持つ「八岐大蛇」へと変化する術。
 白蛇の持つ「再生の力」を媒介に大蛇丸が長年に掛けて
 開発した最大最強の術である。
 大蛇丸の意思で完全にコントロール可能。

『不屍転生(ふしてんせい)』
ランク:A++ 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1
 他者の肉体を乗っ取り(転生)自身の物とする禁術。
 乗っ取る肉体が強ければ強いほど能力は高くなり、
 乗っ取った肉体の固有能力も使用可能となる。
 魔力消費が大きいが時間の制約は無くなっている。
 

【Weapon】
草薙の剣

【解説】
不老不死を求めて現界?
生まれ変わった両親に会うため?
アクは抜けて無いけど綺麗な大蛇丸。


383 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/08(土) 05:19:45 5hoh1Bs.0
>>382
不老不死:A:不滅ではなく魂の強度によるしぶとさ。
         完全に肉体の消失・魂の破壊をしない限り生き延びる。
伸びとるので修正で。


384 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/08(土) 06:12:16 bDTmV6gk0
完結記念はわかるがもう少しまともな鯖化が来て欲しかったな粗大ゴミ過ぎる・・・


385 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/08(土) 16:32:41 khblO8yU0
【元ネタ】オリジナル・概念
【CLASS】ライダー
【マスター】遠坂凛
【真名】グレイ(宇宙人)
【性別】男性?
【身長・体重】120㎝・15kg(宇宙人時)170㎝・55kg(人間擬態時)
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷C 魔力C 幸運E 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。

【固有スキル】
未知の侵略者:EX
 ライダーの存在そのもの。
 完全なる未知の存在であるため、経験に基づく能力が通用しなくなる。

襲来:A
 突如として訪れる奇襲。
 ライダーは対国規模の奇襲攻撃が高確率で成功する。

【宝具】
『未確認飛行物体(Unidentified Flying Object)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:10〜100 最大捕捉:100人
世界各地で目撃された宇宙人が騎乗するという物体。
光学迷彩による気配遮断、怪電波による相手のステータスの低下等様々な能力を持つ。
また、真名解放により時空間を自由に跳躍が可能となる。

【解説】
空飛ぶ円盤や宇宙人来訪に関係する雑誌記事やテレビ番組の中で、よく取り扱われる
宇宙人のタイプのひとつ。アメリカでは宇宙人による誘拐事件など、目撃報告が多数ある宇宙人でもある。
その実在を信じる人は少なくないが、確実な証拠は無く、懐疑的立場からは、宇宙人というものについて人々が共有しているイメージに過ぎないと考えられている。

【コメント】
代表的な宇宙人を鯖化。
擬態のイメージは銀髪青眼の全身タイツ。
本来、地球では半分の力も発揮できないが凛ちゃんのおかげでこのステータス。


386 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/08(土) 17:02:41 vVwJuyYs0
【元ネタ】ハピネスチャージプリキュア!
【CLASS】バーサーカー
【マスター】イリヤスフィール・フォン・アインツベルン
【真名】キュアテンダー(氷川まりあ)
【性別】女性
【身長・体重】150cm台。
【属性】混沌・狂
【ステータス】筋力A++ 耐久A++ 敏捷A+ 魔力B 幸運E 宝具B

【クラス別スキル】
狂化:D
幸運以外のパラメーターを1ランクアップさせるが、理性の一部を奪われる。

【固有スキル】
戦闘続行:A
往生際が悪い。
瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。

心眼(真):B
修行・鍛錬によって培った洞察力。
窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”
逆転の可能性が1%でもあるのなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。
ただし、現在はクラス能力により狂化している為、能力を発揮できない。

勇猛:A+
威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
また、格闘ダメージを向上させる効果もある。
ただし、現在はクラス能力により狂化している為、能力を発揮できない。

精神汚染:A (-)
敵に洗脳され精神が錯乱している為、他の精神干渉系魔術を高確率でシャットアウトする。
キュアテンダーがバーサーカーとして現界した時に限り有効となるスキルであり、狂化とあいまって意思疎通は難しい。

【Weapon】
無銘(紫水晶の剣)

【宝具】
名称不明
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:50 最大補足:1人
手を天に掲げて三日月状のワームホールを作り出し、そこから暗黒の蝶を召喚して敵に突撃させるというもの。この暗黒の蝶はBランク相当の宝具を打ち砕くことも可能。

【解説】
ハピネスチャージプリキュア!の氷川姉妹の姉の方。
適性クラスはセイバー、アーチャー、キャスター、バーサーカー。前三つのクラスで現界すると属性は秩序・善になるが、バーサーカーでの現界はキュアテンダーが敵の首領に洗脳された段階で召喚されるため混沌・狂になる。

【余談】
要は女性版ヘラクレスだと思っていただけたらいいと思います。


387 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/08(土) 18:36:55 8Xo4gtGM0
出た時点で何もかもぶち壊しな存在二人を

注:原作においてのネタバレあり

【元ネタ】 人類は衰退しました
【CLASS】 ルーラー
【マスター】
【真名】 不明(『国連調停官』)
【性別】 女
【身長・体重】-
【属性】 混沌・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷D 魔力E 幸運EX 宝具-
【クラス別スキル】
【固有スキル】
精神汚染(?):D
 精神が錯乱しているのか、科学でも魔術でも認識できない「妖精」の存在を観測している。
 会話は成り立つが観測している事象が違うため、相互理解には程遠い。
妖精の加護:〜F
 妖精さんだらけ、妖精さんまみれ。妖精さん濁の状態。
 極めて危険な反面、極めて安全。
 きっと酷い目に遭うでしょう。でもまず死ぬことはありませんからご安心を。
サバイバー:C
 特殊環境に対する適応力。地下遺跡から宇宙まで、彼女に行けない場所はない。
統一言語:EX
 原始的な生物から最新の人工頭脳まで、ありとあらゆる知性体と意志を交わす事ができる。

【宝具】
『妖精さん』
ランク:? 種別:対人宝具 レンジ:0 最大補足:0
科学でも魔術でも捕捉できず、「わたし」だけが観測できる「妖精さん」
魔術ではなく、ただの現象として「離れた物を動かせる」程度の存在。

『妖精さんの道具』
ランク:妖精さんの気分次第 種別:目的別 レンジ:目的別 最大捕捉:道具による
「わたし」が作るお菓子と引き換えに願いを叶える「妖精さん」の道具。
危険箇所の排除から不老不死まで、願えば目的は叶うでしょう。
時々、何の目的もないのに造り出されて「童話災害」を引き起こす。

『人類は衰退しました』
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:世界全体 最大捕捉:-
「わたし」が現界した時点から始まる世界侵食。
時間が経つに連れて人類が主役であった現世界は、新人類が生きる新世界へ書き換えられていく。

【解説】
 遠い未来の調停官。
 未来において衰退している人類と新人類である「妖精さん」の調停、人類の記録を残すヒト・モニュメント計画等に携わっていた国連職員。
 戦闘能力は皆無に等しいが「妖精さん」の助けを借りて「妖精さん」が引き起こす「童話災害」の解決に奮闘する。

というわけで、一人目は「人類は衰退しました」から「わたし」の最終巻バージョン。まさか助手さんがあんな存在だったなんて。
因みに、「妖精さん」が「わたし」以外に観測できないのは仕様です。
他人から見るとタイガー並の幸運の持ち主で、ドラえもん並に便利すぎる宝具を都合よく展開するサーヴァントになる。


388 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/09(日) 00:32:54 mAgwT3/o0
粗大ゴミ(笑)


389 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/09(日) 18:55:25 oqdFN1PI0
【元ネタ】フランス史
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】マクシミリアン・ロベスピエール
【性別】男性
【身長・体重】160cm・48kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷D 魔力E 幸運B 宝具A
【クラス別スキル】
狂化:EX
 パラメーターをランクアップさせるが、理性の大半を奪われる。
 狂化を受けてもロベスピエールは会話を行うことができるが、
 彼は“弱者の庇護と敵対者の粛清”という思考で固定されており、実質的に彼との意思の疎通は不可能である。

【固有スキル】
カリスマ:C-
 独裁者としての威圧を示す。効き目は対象によってムラがある。
 特殊な伝承補佐により、女性に対してワンランクアップ。  
 ただし、ロベスピエールのカルマ値が上昇するに連れて段階的にランクが低下してしまう。

王殺:C
 王を殺した事績により与えられたスキル。
 同ランク以下のカリスマを無効化し、王の属性を持つ者に与えるダメージが向上する。
 複数名での処刑投票の結果ではあるが、早くからルイ十六世の処刑を推進していた。

【宝具】
『恐怖なき徳は無力である(レ・テルール)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:0〜99 最大捕捉:1人
 範囲内の対象で最もカルマ値が高い者を断頭台に強制転移させ、回避・脱出を封じた上で即死ダメージを与える。
 ただし、この宝具を使用すればするほどロベスピエールのカルマ値が上昇してしまう。
 また、一度でも発動した後は一定周期で自動発動し、使用者自身にも止めることはできない。
 ――この宝具の対象には自身も含まれる為、やがては自らも断頭台へと送り込まれる事となる。

『発明神格・至高存在(レ・フェットゥ・ドゥ・レットル・シュープレム)』
ランク:EX 種別:対衆宝具 レンジ:0〜99 最大捕捉:−
 彼自身が計画した『最高存在の式典』に由来する、神霊を生誕させる宝具。
 最初のうちは『真理の松明』に灯る微弱な炎でしかないが、
 人々の信仰を受けることで成長し、革命の理念を擬人化した火と知恵の女神『最高存在』として完成する。
『最高存在』の完成には信仰を受けるだけの演出が必要。

【Weapon】
『真理の松明』
『発明神格・至高存在(レ・フェットゥ・ドゥ・レットル・シュープレム)』の種火を灯した松明。
 これ自体が一種の概念武装であり、宝具の触媒としてだけでなく攻撃武器としても機能する。

【解説】
 フランス革命期の政治家・指導者。恐怖政治(テルール)を主導したとされる。
 貧しい苦学生であったが秀才として知られており、弁護士に就職した後も論文で評価されていた。
 三十歳の時に三部会の選挙にアルトワ州第三身分の代表として出馬し当選。
 山岳派(ジャコバン派)に身を投じ、左派の論客として頭角を現す。
 逃亡を企てたルイ十六世の処刑には積極的に賛同。
 ルイ十六世の処刑に端を発するヨーロッパ諸国の対仏同盟により国家が危機に陥ると、
 国内の貧困層の支持により戦争を主導したジロンド派を追放。
 国内の危機を理由に超法規的措置を取り、反対派をギロチンで処刑する恐怖政治を執り行った。
 自己の理想国家、共和政樹立を目指して強権を振るったが、
 反対派のクーデター(テルミドールのクーデター)により失脚し、
 自らも処刑した人々と同じくギロチンにかけられた。

 フランス革命期における狷介な政治家、非情の独裁者として知られるが、
 ジロンド派追放以前も以後も貧者のために動いた清廉の人でもあった。

 またロベスピエール一派は独裁できるほどの力を持たず、
 国家の危機を鑑みた国民公会の総意により、超法規的措置として恐怖政治が執り行われていたという説もある。
 少なくとも恐怖政治の責任はロベスピエール一派だけに被せられるものでもなく、
 責任を取らせる為にスケープゴートに仕立てられたとも言えなくもないが、
 主導者格であったこと、各機関の行き過ぎた処置を止められなかったことが、
 結果としてロベスピエール一派の破滅を招いたことは確かである。


390 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/10(月) 22:38:12 AGcs9DwM0
【元ネタ】史実、伝説
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】カッシウェラウヌス
【性別】男性
【身長・体重】177cm・68kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力D 耐久B 敏捷B 魔力C 幸運D 宝具C
【クラス別スキル】
気配遮断:B
 サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
 完全に気配を絶てば発見することは非常に難しい。
 ただし自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。

【固有スキル】
地形適応:B
 あらゆる地形に対する適応力。
 その時々の戦場(フィールド)に応じて最適な戦法を導き出せる。

護国の鬼将:B
 あらかじめ地脈を確保しておくことにより、特定の範囲を“自らの領土”とする。
 この領土内の戦闘において、王であるアサシンは高い戦闘力ボーナスを獲得できる。
 「陣地作成」、「軍略」などを兼ねた特殊スキルであり、「地形適応」とも連動して極めて有用な能力となっている。

【宝具】
『剣と踊る幻影(カスワヒラウン)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 ブリテンの家臣達を討ち取った際に使用したヴェール。
 これを被ることによって、周囲にいる者の視覚をはじめとした五感を幻惑させ、
 アサシンの姿の補足を阻害する。
 自らの姿を消すのではなく、対象の五感を狂わせる為、
 攻撃態勢に移る際の「気配遮断」ランク低下も意味を為さない。
 稀に幻惑判定にファンブルが発生し、その場合、対象は自らの五感の
 噛み合わない感覚に混乱をきたし、5割の確率でショック状態に陥る。
 
【Weapon】
『マインラス』
 ローマ人がブリテンに上陸することを許可する見返りに、神君カエサルより贈られた名馬。
 
【解説】
紀元前1世紀頃のブリタニアの抵抗王。歴史上名前のわかっているブリトン人の最初の1人であり、
ガリア戦記、ブリタニア列王史、マビノギオン、ウェールズのトライアドなどの史料からもその名が確認出来る。
神君カエサルによる紀元前54年の第二次ブリタンニア遠征に対する抵抗を指揮した人物だが、
史料によってその内実は異なっている。
ガリア戦記によると、カッシウェラウヌスは他のブリタンニアの族と戦争を繰り返していた有力な王だったが、
カエサルの軍の前に数度敗北し、降伏することになった。
列王史では、二度に渡ってカエサルのローマ軍を撃退するほどの有能な指揮官として記されているが、
戦勝祝いの時に揉め事があって、アンドロゲウスというブリタニア将軍がカエサルに組してしまった。
三度目のカエサル軍との対決の際、アンドロゲウス軍が背後から襲い掛かり、
カッシウェラウヌスは追いつめられてしまい、遂にローマ軍と和睦を結んだ。
マビノギオンでは王位簒奪者として描かれており、“祝福されたブラン”王が留守の間に
幻のヴェールを使って姿を消し、彼の家臣7人を剣で暗殺した。
ブラン王の息子カラダウグはカスワヒラウン(カッシウェラウヌス)自身の甥に当たる為、見逃されたが、
家臣7人が死んだことを嘆いて死んでしまった(混乱死、憤死とも)。

【コメント】
宝具はマビノギオン、固有スキルは列王史とガリア戦記参考。列王史版ではマジで強い。
マビノギオン邦訳版では、ヴェールは自分で被るんじゃなくて、相手にかけるという使い方だったけど、
じゃあ相手にかけるまではどうやって近づくんだよという疑問が出たので、結局自分が被る使い方に。
幻惑させるのは精神ではなく五感なので、「勇猛」スキルでも無効化出来ないが、
「対魔力」スキルのランク次第では効果が軽減されてしまう。
適正クラスはアサシンとセイバーだが、ライダーにもなれるかも。


391 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/11(火) 02:37:47 uMAU7ZsE0
【元ネタ】東京レイヴンズ
【CLASS】キャスター
【真名】土御門夜光
【性別】男性
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷C 魔力A+ 幸運B 宝具A+
【クラス別スキル】
陣地作成:A+
道具作成:A+
【固有スキル】
陰陽道:EX
日本に古来より伝わる総合魔術。特にキャスターはそれらを独自に体系化させた帝国式陰陽術の行使を得意とする。
このランクになると魂の操作や空間転移などの魔法の行使も可能。

式神:A
キャスターが生前使用した式神を呼び出し操ることが出来る。その中には装甲鬼兵と呼ばれる鋼鉄の兵器も存在する。

【宝具】
鴉羽織:B
キャスターが生前愛用していた外套。Bランク相当の耐久力と飛行能力を持ち、裾から羽のような矢を打ち出すこともできる。
八咫烏の形をした式神として運用することも可能。

飛車丸:A
生前キャスターに仕えていた狐憑きの式神「飛車丸」を独立サーヴァントとして召喚する。
筋力C 耐久C 敏捷B 魔力A 幸運C

角行鬼:A+
生前キャスターに仕えていた鬼の式神「角行鬼」を独立サーヴァントとして召喚する。
筋力A 耐久B 敏捷B 魔力A 幸運B

【解説】
東京レイヴンズにおけるすべての元凶。安倍晴明の再来と讃えられるほどの天才陰陽師だが、戦時下の軍の要請により陰陽道を軍事利用した異端の陰陽師でもある。
多分型月の世界にいたら封印指定を通り越して魔法使いになっているだろうお方。


392 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/12(水) 22:24:51 bVOXgEdc0
【元ネタ】ブリタニア列王史
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】ネンニウス
【性別】男
【身長・体重】184cm・77kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久B+ 敏捷B 魔力D 幸運D 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

騎乗:C
 騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 野獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
戦闘続行:A
 往生際が悪い。
 瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。

『黄金象る死運の剣(クロケア・モルス)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1〜2 最大捕捉:1人
 神君カエサルから奪った黄金の剣。
 “死”そのものが剣の形となった魔剣であり、一度振るえば因果確定の呪いを発動し、
 斬撃は在り得ざる軌道を描き、必ず敵対者に治癒不能の傷を負わせる。
 また、その刃によって負わされた傷は軽微であってもターンが進む毎に
 急所・霊核にまで広がり続け、やがては確実な死をもたらす。
 傷の進行速度は、元となる負傷の程度と、負傷者のHP値によって左右される。
 
【weapon】
『無銘・盾』
 セイバーの命を一時的に救った盾。
 必殺の魔剣を不完全ながら防いだ逸話から、不可避の呪いなども軽減する効果がある。


【解説】
ブリタニア列王史に登場するブリタニア王族。ヘリ王の三兄弟の三男。
次男のカッシウェラウヌス王が、ブリタニアに侵入せんとするローマ軍を迎撃する際、
これに参戦し、乱戦の最中に神君カエサルと一騎打ちする機会に恵まれた。
カエサルは剣の一振りでネンニウスの鉄兜を斬り通し、二振り目で勝負を決しようとしたが、
ネンニウスはこれを盾で防ぎ、剣は盾に食い込んだ。
その後、大勢の兵士が突撃したので決着はつかず、ネンニウスは盾に食い込んだ
カエサルの剣を手に入れ、これを握って敵陣に突撃した。
この剣は、相対した者を必ず絶命させるが故に『クロケア・モルス(黄橙色の死)』という名であり、
ネンニウスと相対した者は誰もが斬首されるか致命傷を負い、ローマ軍司令官ラベヌスまでもが瞬殺された。
結局この日はブリタニア軍が勝利したが、ネンニウス自身もこの必殺の剣によって
不治の致命傷を負っており、15日後に亡くなった。『クロケア・モルス』は、彼の石棺の中に入れられたという。
トロイアに因むトリノヴァントゥム市の名をルッド王がカールルッド(ルッドの街)と改名しようとした際には、
ネンニウスがこれに反対して大喧嘩が起こったという話から、生真面目な性格だったと思われる。
余談だが、サフランは「黄金色」を出すために利用されたという背景があり、
ここでのサフラン色とは、「純金が施された無敵の剣」を意味するという。

【コメント】
クロケアモルスについては「ホーミング機能付きの剣」くらいの前知識だったが、
実際に列王史を読んでみたら「クロケアモルス!相手は死ぬ!」というエターナルフォースブリザードか
アバダケダブラみたいなご無体な必殺剣だったでござるの巻。
ネンニウスが死ぬまでに時間かかったのは、高耐久+戦闘続行+傷も軽かったからという設定。
あと、高位治癒魔術ならば、傷を消すことは出来なくとも進行の遅延効果はあるということで。
建設者として優秀な長男、指揮官として有能な次男、戦士として強力な三男で、中々グレートな三兄弟である。
適正クラスはセイバーのみ。「荒れ狂って敵兵殺しまくった」とは書かれているが、
この程度では狂戦士適性はないだろう。


393 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/12(水) 22:39:31 Lw7bIFXw0
【元ネタ】アーマードコア・ヴァーディクトデイ「黒い鳥」神話
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】???
【性別】???
【身長・体重】???
【属性】中立・狂
【ステータス】筋力??? 耐久??? 敏捷??? 魔力E 幸運E 宝具E
【クラス別スキル】
狂化:EX-
 全パラメーターを2ランクアップさせるが、マスターの制御さえ不可能になる。
 しかしオペレーターを務めるフランとロザリィの指示には素直に従ってしまう。

【保有スキル】
騎乗:EX
 騎乗の才能。ACを駆り後世に伝説として語り継がれるほどの腕を持つ。
 もはやバーサーカーとACは切っても切り離せない関係、人機一体である。

無辜の怪物:A
 黒い鳥。
 生前の行いから生まれたイメージによって、過去や在り方をねじ曲げられた怪物の名。
 能力・姿が変貌してしまう。
 後世に伝わる伝説により、神に反逆した人達の第一人者として語られている。
 ちなみに、この装備(スキル)は外せない。

無窮の武練:A
 ひとつの時代で無双を誇るまでに到達した武芸の手練。
 心技体とACの完全な合一により、いかなる精神的制約の影響下にあっても十全の戦闘能力を発揮できる。


【宝具】
『黒い鳥(ダーク・レイヴン)』
ランク:E 種別:対AC宝具 レンジ:1〜??? 最大捕捉:1〜???

かつて世界が破滅に向かっていた頃、目の前の全てを破壊しつくし仲間でさえ葬った。
何もかもを黒く焼き尽くして、人間を救おうとしていた神様とさえ戦った兵器。
状況によって機体をアセンブルし、あらゆる敵に対して対応できる。
その姿は人間の形に似ている二脚型から四つ足の四脚、鳥脚の逆関節、戦車型のタンクタイプなどがある。
武装も様々で人間相手には強力すぎる代物もある一方、“オーバードウェポン”なる特殊武装も装備。
サーヴァントの呼び出しと共に、戦場に適したアセンで出現する。

宝具を動かすことついてはほとんど魔力を消費せず、宝具独自のエネルギーを使う一方、
弾薬費と機体のダメージを直す“修理代”は全てマスターが魔力で補わなければいけない。

特殊効果である『ブーストドライブ』によって、蹴られた建造物は破損することなく宝具の足場となる。


『F21C STORK(ミッションオペレーター)』
ランク:E 種別:対情報宝具 レンジ:1〜∞ 最大捕捉:2人

オペレーターが搭乗するヘリを召喚する。
宝具使用中の補佐を担当し、制御できないバーサーカーに唯一指示を出せる存在。
ヘリのオペレーターとマスターは思念で会話ができ、普通に話すことも可能。
ただしバーサーカーに伝える内容は彼女たちの裁量による。
正しく伝えるか、彼女たちの意思が干渉するかはマスターとの関係次第である。
ちなみに名前は“フラン・バッティ・カーチス”と“ロザリィ”という。


【Weapon】
宝具そのものが彼であり武器の全て。
人間の姿は拝めず、常に宝具を操作している。


【解説】
かつて神様と戦ったAC……ではなく、そこいらにいるただの傭兵であった。
しかしレジスタンスに雇われてからの活躍は目覚ましく、企業の壊滅に始まり裏切った仲間を抹殺。
大規模な傭兵集団である“ビーハイヴ”“MoH”“ゾディアック”を殲滅。
仲間からでさえ、恐ろしいと言われてしまう。

これら戦歴が遥か長い年月を経て『黒い鳥』伝説として語り継がれた。


その有名すぎる伝説のからか無辜の怪物スキルが適用。
本来バーサーカー適性が無いはずだが、上記のスキルのせいで狂戦士として戦うことに。


394 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/14(金) 01:46:18 3Xhetpz.0
【元ネタ】真夏の夜の淫夢シリーズ(通称)
【CLASS】セイヴァー
【マスター】
【真名】桜井豪
【性別】男
【身長・体重】174〜175cm・62〜63kg
【属性】中立・悪
【ステータス】筋力D 耐久E+ 敏捷D 魔力A+ 幸運A 宝具EX
【クラス別スキル】
カリスマ:E-
軍団を指揮する天性の才能
 明確な理由もなく、自信の魅力により神という存在として認められるに至った人気を指す。
 軍事的な知識は全くないため、人を惹きつけるスキルに留まっている。
 カリスマは稀有な才能で、一般人としては破格の人望である。

【固有スキル】
無辜の怪物:E(EX)
 創造主にして唯一神。GO is GOD
 生前自らが出演していた同性愛者向けのアダルトビデオが一部の趣味人に目をつけられ、
 ただの人間にも関わらず神格として祭りあげられた。
 善神・悪神それぞれの説への信仰があるため一概に怪物とはいえず、
 本人にも自覚が無いため、特定状況下以外では能力・姿・人格が変貌することはない。
ちなみに、この装備(スキル)は外せない。

神性:A+++(-)
神霊適性を持つかどうか。
自らの存在が知られる切っ掛けとなった作品群、及びそれらの創作物内に出る登場人物の中で、
唯一の神として扱われている。そのため、偽神としては最高峰の神性を持つが、
同ランク以上の神性を持つ真の神と相対した場合、このスキルは失われてしまう。

魔力放出(炎):A+(-)
 神の中でも特に、太陽神アポロンのような存在とみなされていたことに由来する業炎。
 太陽そのものを幻視するほどの熱を魔力に込められる。
 所詮は偽神なので、同ランク以上の神性を持つ真の神と相対した場合、このスキルは失われてしまう。

話術:E-
 言論にて人を動かせる才。
 相手が現況に不満を抱いている状況に限り、自らの意見に賛同させることに長ける。
だがその意見は論拠に乏しい強引なものなので、相手が現況に対し相当の不満を抱いていなければならない。

【宝具】
『偽神変生(ゴー・イズ・ゴッド)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1
 ただのAV男優であったセイヴァーが、神として崇められた逸話の具現。
 土地・時期・状況によって変わるが、概ね4枚の羽を持つ天使のような姿へと変貌し、偽神たる力を振るうことが可能になる。
 大都市を一撃で消滅させる浄化光の発射や、この宇宙を自らの思うままに改変するなど、
 その力は多岐に渡り、人々が神の力と聞いて連想するあらゆる事象を発生させることができる。
 しかし、「セイヴァーは神などではなく、元はただの人間である」と対面している者に指摘された場合のみ、
 宝具の影響で発生した事象は全てなかったことになり、元通りの状態に戻される。
 更にその時は、この宝具を含む全ての宝具やサーヴァントとして得た神秘性・能力がなくなり、セイヴァーはただの男子大学生と化してしまう。

【Weapon】
『ビデオカメラ』
 本人の所有物として最も知られるもの。1999年代に販売されていたもので、神秘性は帯びていないただの光学機器である。

【解説】
「Go is GOD→GOって無辜の怪物つきのセイヴァーじゃね?」とふと思いつき書いてみた。
何気に偽神って存在は公式のFate派生作品は愚か創作物でもあんま見ない気がする。
強引すぎる理由で、淫夢関連動画では神扱いされてる人。
大体本編で目立つ部分が、ガソリンスタンドアルバイターを脅迫したことだったり、見た目や言動がチャラいこと。
そのため淫夢作品の二次創作動画では、気まぐれで登場人物をもてあそぶ神だったり、味方を裏切る胡散臭い屑だったりする。
脅迫さえしなければ基本的に明るく気さくな人物だったので、善人として描いている作品も少なくないのだが。
クッキー☆BBブームやそもそも淫夢文化自体の風化により、最近新BBなどはみない。
AKYSと同じくらいその性格・キャラが創作物でテンプレート化してるひとりとして、ぜひ今後の活躍に期待したい


ぬわあああああああああああん語録使わないで真面目に文章書くの疲れたもおおおおおおおおおおおおおおおおん!


395 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/14(金) 03:27:17 qMFw/fIc0
【元ネタ】メタルギアソリッドシリーズ
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】BIGBOSS
【性別】男
【身長・体重】180cm・89kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷C 魔力D 幸運D 宝具A++
【クラス別スキル】
気配遮断:A
 サーヴァントとしての気配を絶つ。
 完全に気配を絶てば、探知能力に優れたサーヴァントでも発見することは非常に難しい。
 ただし自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。

【保有スキル】
心眼(真):A
 修行・鍛錬・実戦によって培った洞察力。
 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”。
 逆転の可能性がゼロではないなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。
無窮の武練:A
 ひとつの時代で無双を誇るまでに到達した武芸の手練。
 心技体の完全に近い合一により、いかなる地形・戦術状況下にあっても十全の戦闘能力を発揮できる。
現代における近接格闘戦術の礎を築いた一角とされる
単独行動:B
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。
外科手術:D
 戦場で受けた傷に対し、応急処置を施すことが出来る。
 あらゆる場面で即時対応出来るサバイバルの基本である。
カリスマ:B
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、大規模武装勢力の長としてのこのランクは破格中の破格である。
話術:B+
 言論にて人を動かせる才。
 敵対者の警戒を解きほぐす手腕に長け、口頭での交渉・仲介に有利な補正が与えられる。
アサシンのカリスマ性をたらしめるスキルであり、相手の境遇が違えどもその心をつかむ天性の才である。
軍略:B
 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
 自らの対軍宝具の行使や、
 逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。
【宝具】
『現地調達の嗜み(ネイキッド・アームズ)』
ランク:A++ 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1~30

自ら調達した武装を自らの宝具としての属性を与え駆使する。アサシンの手にした時点でDランク相当の宝具となり、
 元からそれ以上のランクに位置する宝具であれば、従来のランクのままアサシンの支配下に置かれる。あらゆる装備・糧食・兵器を現地調達のみで任務を遂行した彼の史実の具現。時にはフォークのみで白兵戦に挑み
、毒蛇で敵を霍乱したという事実がある。
『愛国者の記憶に(イン・メモリー・オブ・パトリオット)』
ランク:A++ 種別:対人宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1
かつての師が愛用した銃。M16の銃身を極端に切り詰め100連装ドラムマガジンを装備した代物。彼の師の残留遺念が未だ憑依しており幾ら撃っても玉が減ることはない。
極端な切り詰めによる激しい反動と正常に飛ばない弾丸のせいで扱いは困難を極めるが、生前とは違い彼も師と同じくして片手で扱える。弾幕を張りバリアにも応用できる。
同時に固有結界も発動させ、対象を引きずり込む。広がる心象風景は彼の師を手にかけたオオアマナ咲き乱れるソ連の地。赤く染まった花弁は真の愛国者の死を悼み、彼を責めたてる。

袂を別った師の記憶を取り戻し、懺悔することで発動する彼の最後の宝具。
【Weapon】 
なし
【解説】
詳しくはゲームをやろう。見た目は初代メタルギアに準ずる白髪を蓄えた隻眼の老兵。
当初はランスロットとイスカのコンパチになる予定でした。


396 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/14(金) 16:17:49 Gc924Lak0
保留荘の奴らって漫画読んでるんだが、そこに出てくる殺人鬼の正体がわからんのだが
・ドMで五百人ばかし殺してる殺人鬼で死因電気椅子?
・元教師で子供を殺しまくった殺人鬼で死因銃殺?
・多分殺人鬼で何かのモノマネに完全にのめりこめる精神異常な男
・男性の性器を切り取るのが趣味の美女殺人鬼

の四人なんだが誰かわかるやついるか?


397 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/14(金) 17:11:39 bz5LRZx.0
スレ違


398 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/14(金) 19:00:41 n17GC/LU0
【元ネタ】日本・伝説
【CLASS】アヴェンジャー
【マスター】
【真名】曾婆加里
【性別】男
【身長・体重】160cm・52kg
【属性】中立・悪
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷D 魔力D 幸運E 宝具D
【クラス別スキル】
単独行動:C
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクCならば、マスターを失ってから一日間現界可能。

【固有スキル】
蛮勇:C
 口の上手い相手にかかればすぐその気になってしまう、よくも悪くも単純で向こう見ずな性質。
 同ランクの勇猛効果に加え、格闘ダメージを向上させるが、 視野が狭まり冷静さ・大局を見る目を失う。

王殺:C
 兄の履中天皇を殺し、即位しようとした墨江中王を殺した事績により与えられたスキル。
 同ランク以下のカリスマを無効化し、王の属性を持つ者に与えるダメージが向上する。

怨霊調伏:D
 朝廷に奉仕して魔よけを行った、隼人の犬吠の技能。
 判定に成功することで魔術を封じられる。

【宝具】
『近つ飛鳥(ちかつあすか)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1〜2 最大捕捉:2人
 アヴェンジャーが褒章に預かり、無惨な最期を遂げた場。事件の際に命名された。
 この時大臣に任じられたとも、身長3m以上あった後の反正天皇の衣を譲り受けたともいう。
 一時的に体躯を倍に変化させ、急な便意に襲われて無防備になった相手に必殺の一撃を見舞う。

【Weapon】
『無銘・矛』
 墨江中王を刺殺した武器。

【解説】
 履中天皇の弟である墨江中王に仕えていた隼人。『日本書紀』では刺領巾とされている。
 主が兄の天皇に謀叛した際に近侍していたが、後に反正天皇となる水歯別命に地位を約束されて寝返り、
 墨江中王が厠に入った際に矛で刺し殺した。
 しかし、主を裏切ったことから信用されず、大臣の地位に就けられた宴の席で謀殺されている。


399 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/14(金) 23:17:17 gBx/aH6o0
【元ネタ】史実
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】ジェラール・タンク
【性別】男性
【身長・体重】cm・kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C耐久B敏捷C魔力B幸運C宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
カリスマ:D
 騎士団長としての軍団の統率力。

守護騎士:B+
 他者を守る時、一時的に防御力を上昇させる。
 宝具内ではさらに効果を向上させる。

【宝具】
『信仰会す守護城砦(チュテレール・クラック・シュヴァリエ)』
ランク:A 種別:対軍・対陣宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:500人
 聖ヨハネ騎士団の設立者としての知名度で得た宝具。
 騎士団の拠点である『騎士の砦(クラック・デ・シュヴァリエ)』を魔力により再現する。
 聖ヨハネ騎士団は、テンプル騎士団と共に十字軍の主力軍であり、さらに騎士の砦は
 実戦面・芸術面両方から見て最高峰の城砦と評されている。
 この城内ではキリスト教徒に対し毎ターン自動回復と防御力アップの効果が掛かり
 逆に異教徒はその信仰心から生まれるスキル・宝具が封印される。
 城砦自体も防御宝具として一級であり、対軍レベルの宝具では全壊させるのはほぼ不可能である。
 
【Weapon】
『無銘・聖剣』
 セイバーが持つ剣。
 宝具でこそないが聖剣であり、高い攻撃力を誇る。

【解説】
 ジェラール・タンクは11世紀から12世紀にかけての人物。
 聖ヨハネ騎士団の設立者にして初代騎士団長である。
 イタリアの都市国家アマルフィの商人が建設した病院と修道院をひな形とし
 ジェラール・タンクはローマ教皇パスカリス2世の認可を受け、1113年に騎士修道会として設立させた。
 騎士の砦は元は1099年に作られたものだが、1144年に聖ヨハネ騎士団に譲られた後大幅な拡張・改修を受け
 当代随一の城砦として生まれ変わった。
 事実イスラム最大の英雄であるサラディン率いる軍による包囲網にも耐えきっている。


400 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/14(金) 23:25:49 PiXugmhE0
【元ネタ】ヒックとドラゴン
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ヒック(Hiccup)
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力C 幸運B 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:E
 魔術に対する守り。
 無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。
騎乗:A +
 全ての竜種を自在に操れる。
【固有スキル】
道具作成:A
 魔具は作成できないが、原始的な装置なら大抵の物を作り出せる。
 極稀にDランク相当の宝具とほぼ同等の能力を持つ道具も生み出す。
カリスマ:D
軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、一軍のリーダーとしては破格の人望である。
動物会話:C
 言葉を持たない動物との意思疎通が可能。
 動物側の頭が良くなる訳ではないので、あまり複雑なニュアンスは伝わらない。

【宝具】
『稲妻と死に神の間に生まれた子ども(ナイト・フューリー)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:2~50 最大捕捉:100人
 漆黒の体躯を持つドラゴン。ライダーからは「トゥース」と呼ばれる。高い知能と測定不能な飛行スピードを誇る。口から放つ青炎は百発百中の命中精度を有する。このドラゴンと遭遇した場合、姿を隠して祈る以外に生き延びる術は無いという。
ある事情から尻尾の片翼を失っており、ライダーが作成した補助翼を使って飛行可能となっている。そのためライダー以外が乗った場合は飛行不可能。
性格は凶暴だが、一度心を通わせると意外に可愛らしい一面も見せる。新鮮な魚が好物だがウナギのようにヌルヌルした物が大の苦手で、見ただけで戦意喪失してしまう。
『竜図鑑(ドラゴンズ・マニュアル)』
ランク:D 種別: レンジ: 最大捕捉:
 あらゆるドラゴンの名前・情報・ステータス等が詳細に記載されている本。敵が竜種と何かしらの関わりを有する場合、その弱点を知る手がかりとなることもある。
 ライダーはこの本の内容を全て頭に入れているので自身が使用することは無く、マスターが使うための宝具と言える。

【Weapon】
『無銘・ナイフ』
 護身用。ライダー自身が低ステータスのため、気休めにもならない。
『無銘・投擲器』
 ライダー自身が発明した、ドラゴン捕縛用の装置。一応対人兵器としても使える。機器そのものは原始的だが、見た目に反して命中精度は意外に高い。

【解説】
 バーク島のバイキングの首領「キャプテン・ストイック」の一人息子。およそバイキングには向かないほどに体つきは貧弱だが、観察力に長け柔軟な思考を持つ。ある出来事からナイト・フューリーのトゥースと出会い、触れあいを経て島を襲撃してくるドラゴン達の真実を知ることとなる。
史上初の「ドラゴンを殺せないバイキング」にして「初めてドラゴンに乗ったバイキング」。 ドラゴン達を恐怖で支配していた巨大ドラゴン「グリーン・デス」との戦いにおいて、左足を失いながらも戦いを勝利に導き、人とドラゴンの架け橋となった。


401 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/15(土) 01:18:17 YbW9T.WM0
【元ネタ】概念、オリジナル
【CLASS】プリズナー
【マスター】
【真名】野生児
【性別】女性
【身長・体重】146cm・30kg
【属性】混沌・狂
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷C 魔力E 幸運D 宝具B
【クラス別スキル】
虜囚の英雄:A
 長く捕縛、監禁されなお物語を彩る英雄の素質。
 自陣地内にいる間、全ステータスを2ランク上げる。
 加えて、一室に留める場合はステータスに補正を付け加える。
 ただし、マスターの許可がない限り指定された範囲内から出ることができず、出た場合は補正を失う。

【保有スキル】
狂化:D
 敏捷と幸運のパラメーターをランクアップさせるが、
 言語能力が不自由になり、複雑な思考が難しくなる。
 そもそもプリズナーは言語能力が乏しく、野獣としての狂気に近い。

野生:B
 獣として自然の中に溶け込む適正。敏捷をワンランク上昇させる。
 発達した五感を持ち、自らの命の危険に対して非常に鋭敏な反応を見せる。

直感:B
 野生に生きるものが辿り着く、思考プロセスを排した反射的な危機察知能力。
 危機的状況が訪れた瞬間、自身にとって最適な回避手段を”感じ取る”能力。

【宝具】
『閉ざされた子どもたち(アイソレイション・チルドレン)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1-10 最大捕捉:30人
 幼い頃から人との接触を絶たれ、人間らしさを失った子供たちが抱く他者への呪詛の怨念。
 召喚以降自動的に発動し、マスターを除くあらゆる生物から言語能力を失わせる。
 かつて世界が一つの言葉で語られていた頃に、自惚れた人類への神罰と似て異なる呪いである。
 範囲内の人間にとって文字は単なる絵となり、言葉は音としてのみ感知され、そこに内包された意味を見出すことを妨害される。
 よって、ルーンのような文字に意味を持たせる魔術も発動を封じられてしまう。
 思考を介さない現状認識、及び状況への即時対応は行えるものの、先の先を見据え相手の手を読むなど、思考を必要とする行動に制限がかかる。
 言葉を封じられているため、令呪や言葉に由来するスキルの使用、宝具の真名開放も当然行えない。
 ただし、 『神性』のように肉体的なものや、『戦闘続行』のような自動的に発動するものはその限りではない。

【Weapon】
無銘:棍棒

【解説】
 アマラとカマラ、ロムルスとレヌス、カスパー・ハウザーに隔離児ジーニー、ターザンなど。
 史実や創作、神話を問わず、凡ゆる時代の凡ゆる場所で、野生で育った子供や、親の虐待などから人と触れ合えない子供たちがいた。
 神の奇跡なくして彼らは理性を得られず動物のように育ち、保護後もそれを手にできず、短命に終わってしまうことも多かった。
 反英雄である『野生児』とは、過去未来、そして現在において親の愛情を受けられず育った子どもの負の感情の集合体、レギオンである。
 誰かのために活動することができず、暴力による恐怖でのみ制御される存在。
 それらがごった煮となった混沌の最中で聖杯に望むものは、親からの愛情を受け、幸せになること。
 逆に十分な愛を受け取り立派にそだった者を憎み、言葉を話すものに怒り、同じ境遇のものには憐憫すら示さない。
 全ての生物に、彼らは呪詛の雄叫びを投げかけるのみである。


402 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/16(日) 16:11:28 ogiGf9pc0
【元ネタ】旧約聖書・ユダヤ伝承
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】リリス
【性別】女
【身長・体重】170cm・57kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷B 魔力B 幸運E 宝具
【クラス別スキル】
気配遮断:B+
サーヴァントとしての気配を絶つ。隠密行動に適している。
自らが攻撃態勢に移っても気配遮断は解けない。相手の無意識の間断につけ込む夢魔の手管。

【固有スキル】
夢魔の女王:EX
夢を通しての精神干渉。人間の無意識化に干渉し、悪夢を見せて恐慌させる心理攻撃。
意志の弱い者は悪夢で起きたことが、肉体へのダメージとしてフィードバックする。
悪夢の世界は彼女の領地であり、そこではほぼ万能に近い能力を発揮する。

魅了の魔眼:A+
ノウブルカラーでランクは「黄金」。
意思を込めて目を合わせた相手を魅了し、短時間ながら意のままに操ることが出来る。
性的な魅惑に特化し、男なら抗し難い呪縛を架すことができる。

無辜の怪物:B
ユダヤの伝承 夜の女怪リリス、翼を持つ異形の姿を取れる。
また伝承の混乱から、血への飢えを持つ吸血種としての本能を付与されている。

【宝具】
セノイ、サンセノイ、セマンゲロフ(呪われよ 永久に実を結ぶことなかれ)
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:10-40 最大捕捉:1000人
イヴの子孫たる人類すべてに対する呪詛の具現たる、悪夢と現実の狭間にある紅き海。
海より零れ堕ちる血霧は、人間である者には堪えられない衝動をもたらして 海へと向かわせる。
男には快楽混じりの淫夢を 女には出産の想像を絶する苦痛を与え、魂もろとも血の海に融解し取り
こんで魔力へと還元、吸収する。月齢によって威力が変化し、月が欠けるにつれ威力が増し、新月寸前
で最大の猛威を振るう。かつて創造主の「毎日無数の子を産み、その内の100人が死ぬ」という呪詛に
対し「永遠にアダムとイヴの子孫を餌食にする」としたリリスの復讐の意思。この紅き海は彼女が無数
に産み落とし、生を得られなかった子供達の集合体であり、無念と呪詛を囁き 永遠に犠牲者を求め続ける。

キ・シキル・リル・ラ・ケ(我が貌、見ること能わず)
ランク:C- 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:0人
その貌を覆う黒きヴェール。イヴの子孫のもとへ夜訪れる、貌なき乙女たちの母たる象徴。
相手の認識を歪ませ、自らの姿かたちを隠蔽する宝具。相手に他者と認識させることも可能。
相手が懸想していたり、相手の理想とする女性像となる事も可能。ただし自身の姿をくらます
のが本来の使い方なので、相手を欺くとなると他の能力と併用して用いねばならない。
彼女を起源としている女怪エムプーサは、ロバ、雄牛、犬、等色々な姿をとり、夜に女子供の
ところに現れて嚇したり、ときには美しい女に化けて男を誘惑して食らういわれる。
変幻自在な夢魔たちの始祖を象徴する宝具。

【解説】
最初の人間アダムと共に、土くれより創られた原初の女。
本来聖書とは起源が異なる外来の存在であり、エンリルの妻 ニンリル、シュメール・バビロニアの
地母神ベリティリが起源とも言われている。
ユダヤの伝承において男児を害すると信じられていた女性の悪霊。旧約聖書では『イザヤ書』34:14に
言及があるのみで、そこでは夜の妖怪か動物の一種であった。ユダヤ教の宗教文書タルムード及び
ミドラーシュにおいては、リリスは夜の妖怪とされる。
中世の伝承ではアダムの最初の妻とされ、アダムとリリスの交わりから 夢魔リリンの一族が生まれた
と言われている。
彼女は奔放な愛を望み、正常位で組伏せる夫アダムの稚拙さを嘲笑ってエデンの園より出奔した。
アダムと別れてからも紅海に住む悪霊たちと交わって無数の悪霊たちを生み出したとされ、13世紀の
カバラ文献では悪霊の君主であるサマエルの伴侶とされた。サタンの妻になったという俗説もある。
困り果てたアダムは神に依頼し、3人の天使を派遣したがリリスは聞き入れず、神はリリスに「毎日
無数の子を産み、その内の100人が死ぬ」呪いを掛けたと云う。
ギリシア人はリリムを借用し、彼女らをラミアー、エンプーサ、あるいはヘカテーの娘たちと呼んだ。
キリスト教徒もリリムを借用し、彼女らを「地獄の娼婦たち」、あるいは、男の夢魔のインキュバスに
対応するサキュバスと呼んだ。

アダムの子孫たる人類すべてを憎む半面、子供に対して深い愛情と執着を持つ。ヤンデレ鬼子母神。


403 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/16(日) 16:45:45 Mi3rtnDE0
【元ネタ】Fate/stay night 妄想ネタ
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】ハサン・サッバーハ
【性別】男性
【身長・体重】178cm・65kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力C 耐久E 敏捷A+ 魔力D 幸運E 宝具C
【クラス別スキル】
気配遮断:C+
 サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
 完全に気配を断てば発見する事は難しい。
 また、『透化』スキルとの併用によってランクが上昇する
【固有スキル】
透化:B
 明鏡止水。精神面への干渉を無効化する精神防御。
 武芸者の無想の域としての気配遮断を補うができる。

直感:D
 戦闘時、つねに自身にとって有利な展開を”感じ取る”能力。
 攻撃をある程度は予見することができる。

無窮の武練:C
 ひとつの地域で無双を誇るまでに到達した武芸の手練。
 心技体の完全な合一により、いかなる精神的制約の影響下にあっても十全の戦闘能力を発揮できる。

【宝具】
『武双風刃(ザバーニーヤ)』
ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:3〜15 最大捕捉:3人
悪性の精霊・シャイターンの腕と評されたアサシンの腕から放たれる不可視の斬撃。
鏡のように輝く刃に移された反鏡存在を映し、視認できない自らの二重存在を作成する。
これにより、アサシンの刃は二重存在からなる二本目の刃を生み出す。
最大で16本まで作成可能である。

【Weapon】
『無銘・円月刀』
刀身に教団の教えが刻まれている。
【解説】
暗殺教団の教主「山の翁」を務めた一人で、剣術を極めた。「耀刃のハサン」と呼ばれ恐れられた。
剣を扱えば暗殺教団内はおろか、歴代「山の翁」でも右に出る者はいないという。
暗殺者でありながら、武芸の心得を持ち、強者を自らの剣術で仕留めることに固執していた。
最期まで強者を求め、その地の名高き武芸者をすべて死に追いやると、生き甲斐を失ったため、廃人と成り
人知れず死んだ

【コメント】
剣術+呪術の小次郎型ハサン。19人もいるんだ一人ぐらい武術系が至って良いじゃない。
正直、聖杯とかどうでもいいけど、殺し足りないんで召喚に応じた。
自分より強い相手を力に頼らず殺すタイプなので、自分より弱い相手はアウトオブ眼中
セイバー、ランサー、バーサーカー、ライダーといった真っ向から来るタイプは得意だが、アーチャーやキャスターは苦手


404 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/17(月) 20:14:41 zv.J8Pm20
【元ネタ】オブリビオン
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】クヴァッチの英雄
【性別】男
【身長・体重】不明(オブリビオンのブレトン平均)
【属性】中立・中傭
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷C 魔力B 幸運B 宝具 B
【クラス別スキル】

対魔:A
あらゆるセイバーに対する負の魔力効果半減する。
対魔力の無効効果の代わりのスキル
騎乗 :C
ほとんどの動物は乗りこなせるがセイバーの生きていた時代にないものは乗れない。
【固有スキル】
武器の達人: A
剣・短剣・鈍器・斧・弓を達人レベルに扱える。
全て武器使いこなしたという伝説から。

気配遮断:C
 サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
 完全に気配を断てば発見する事は難しい。

【宝具】
『ドレモラ装着』
ランク:B種別:対人宝具レンジ:1最大捕捉:1
伝説の装備を凌駕するクレイモアと防具を装着する。
威力は一撃必殺と最強の防御誇る。
10分たつと消える。
【Weapon】
銀のロングソード
霊すら切れる剣。
銀の矢と鋼鉄の弓
衛兵支給の装備。
【解説】
オブリビオンの主人公であり種族はブレトン。
装備はクヴァッチの衛兵装備で魔法戦士。
武器スキルはカンストしており破壊召喚がカンスト。
また全ギルドクエストクリア済みでありキャスター・バーサーカー・アサシン・アーチャーの適性がある。(ライダーは騎乗攻撃がないので適性なし)
宝具発動時は無双状態かも。


405 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/17(月) 21:26:52 8xBdV.iY0
キャスターでファーブルを作りたい
アイディアをくれ


406 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/17(月) 22:22:55 HgCfkGy60
昆虫に神秘与えて幻想種クラスにランクアップさせる。
こう、ムシキング的な、子供たちの昆虫への憧れをどーたらこーたらで


407 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/17(月) 22:37:49 KVtustAM0
くれって姿勢が気に入らない
そして仮に遜られようともネタはない


408 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/17(月) 23:33:32 FqrLFmV60
ファーブル昆虫チェンジって宝具持ってて鎌をもつとカマキリに擬態できるよ


409 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/18(火) 00:08:44 rnmwBAio0
対象を観察して昆虫記ならぬ英霊記の執筆
効果は特に考えてない


410 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/18(火) 04:27:05 UkqhoyLE0
【元ネタ】風土記、古事記、日本書紀
【クラス】アーチャー
【マスター】遠坂凛
【真名】日本武尊
【性別】男性
【身長・体重】175cm・72kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷B 魔力C 幸運D 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

単独行動:B
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。

【固有スキル】
神性:B
 神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
 父である景行天皇曰く、形はわが子だが、本当は神人(かみ)である。
 
神殺し:B
 Bランク未満の神性スキル保有者に対して有利に行動できる戦闘スキル。
 アーチャーは幾柱もの荒ぶる神々を亡き者にしており、武勲の証明でもある。

千里眼:B
 視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。また、透視を可能とする。
 さらに高いランクでは、未来視さえ可能とする。

心眼(真):B
 修行・鍛錬によって培った洞察力。
 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”
 逆転の可能性が1%でもあるのなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。

言挙げ:A
 言霊の力。自分の意志をはっきりと声に出して言うことを「言挙げ」と言う。
 言挙げをすることで言霊の力が働き、願いの実現がもたらされるが
 それが自分の慢心によるものであった場合には悪い結果がもたらされる。
 アーチャーは慢心した言挙げにより伊吹山の神によって、命を落とす最期となった。

【宝具】
『槻弓(つきゆみ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:30人
 槻弓による雷振の音波攻撃。
 槻弓の纏う雷の気を放出することで雷振を生み出す。
 風土記では弓の鳴動のみで鴨を落とし、蝦夷の一群を雷鳴轟かす槻弓の一撃で追い散らした。

『鳴鏑矢(なりかぶらや)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:3人
 アーチャーの持つ弓。八種族の土蜘蛛の八人の首領を討った弓。
 槻弓により射ることで雷の属性を得る。
 狙い定めた標的を必ず射抜く“必中”の力が込められている。



【解説】
アーチャーとしての日本武尊。常陸国風土記や陸奥国風土記逸文を参考。
天叢雲剣を持つセイバーとしての日本武尊のような派手さはないが、堅実に戦うキャラである。
なお、言挙げで死んだので無口になっている。

常陸国風土記では、なぜか倭武天皇と、天皇として書かれていてワロタ


411 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/18(火) 11:06:42 oEq5RtzI0
【元ネタ】ドラゴンボール・ニコニコ動画

【CLASS】バーサーカー

【マスター】

【真名】ブロリー

【性別】男

【身長・体重】2m超・??kg

【属性】悪・混沌

【ステータス】筋力A 耐久A 敏捷A 魔力A 気A 幸運A 宝具EX

【クラス別スキル】

【固有スキル】
サイヤ人の血:A+++
地球の抑止による干渉や制限を受けない。瀕死の状態から回復する都度に全ステータスを318ランク上昇させる。

単独行動:EX
マスター不在でも活動できる膨大な魔力、気。

自我:A+++
如何なる精神干渉にも屈しない強固な自我。バーサーカーのクラスであるにも関わらず会話が可能で自分の意志で考え行動することが出来る。

ギャグ補正:EX
あらゆる相手の攻撃をウケるギャグへと変え、攻撃を受け自身が死に消滅しても数ターン後に復活していたりする。さらに、知名度やマスターの実力、認知度による補正を受けず常に全力で行動できる。

バリア:EX
自分を包み込むように、緑色で球状の障壁を構成する。物理攻撃、魔術攻撃、5つの魔法攻撃、気功波、マグマを遮るほか、宇宙空間を移動することも可能。

イレイザーキャノン:A
左手にエネルギーを溜め、相手に向かって投げつける。

ブラスターメテオ:EX
体中に気をまとい、その気から四方八方に無差別に気弾をばら撒く四方拡散型の広範囲攻撃。

ギガンティックミーティア:A
左手にエネルギーを凝縮し放つ。最初は小さいが地面や気弾にぶつかると大きく膨張する。

ギガンティックバスター:A
相手にパンチを食らわせ、回し蹴り、走りながら相手を蹴り上げ、最後にエネルギー弾を撃ち込む。

【宝具】
『超サイヤ人』
ランク:A++ 種別:対人宝具 レンジ:− 最大捕捉:1人
髪の毛が逆立って金髪と緑色の目、また眉も金色、そして黄金の気のオーラを纏う。純粋な金髪ではなく日中では髪が青く、夜間では紫。全ステータスは50倍。

『伝説の超サイヤ人』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:− 最大捕捉:1人
全身の筋肉が極限までに肥大化し、緑がかった金髪、緑がかった黄金のオーラを発する。全ステータスが112.5倍に。26秒経過ごとに全ステータスが26ランク上がっていく。ステータスの耐久値のランクを26回冪乗したランク以下の攻撃を完全に無効化する。

『伝説の超サイヤ人2』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:− 最大捕捉:1人
全身に時折稲妻状の火花が散る。全ステータスが225倍に。26秒経過ごとに全ステータスが26ランク上がっていく。ステータスの耐久値のランクを26回冪乗したランク以下のあらゆる攻撃を完全に無効化する。

『伝説の超サイヤ人3』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:− 最大捕捉:1人
髪がさらに伸びて腰の辺りまで来て、眉毛が無くなり、眼窩上隆起が起きる。全ステータスが900倍に。26秒経過ごとに全ステータスが26ランク上がっていく。ステータスの耐久値のランクを26回冪乗したランク以下のあらゆる攻撃を完全に無効化する。

『伝説の超サイヤ人4』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:− 最大捕捉:1人
違い黒髪で、他には全身が赤い体毛に覆われていること、そして瞳の色や眼の周りが赤く縁取られる。全ステータスが450万倍に。26秒経過ごとに全ステータスが26ランク上がっていく。ステータスの耐久値のランクを26回冪乗したランク以下のあらゆる攻撃を完全に無効化する。

『岩盤』
ランク:A++ 種別:対人宝具 レンジ: 最大捕捉:
岩盤、クズ(ベジータ)を召喚し、クズと共に任意の人数の対象者をラリアットで岩盤に叩きつける。その対象者にAランクのダメージを与える。

『一人用のポッド』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ: 最大捕捉:
一人用のポッドと親父ぃ(パラガス)を召喚し、親父ぃと任意の人数の対象者を一人用のポッドに入れ両手で空へ掲げて押しつぶし投げる。対象者がサーヴァントならばそのサーヴァントの霊核を壊し強制的に聖杯戦争から脱落させる。

『虫けらサッカー』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ: 最大捕捉:
虫けら(ピッコロ)を召喚し、サッカーボールに見立て蹴り対象者にぶつけAランクのダメージを与える。

【解説】
ニコニコ動画などでお馴染みのブロリー。


412 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/18(火) 14:22:22 bg4cBHkA0
R.O.D.じゃ虫を操る能力と脱皮で回復する能力持ちだったなファーブル


413 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/18(火) 17:39:24 huIGgvRg0
【元ネタ】山の翁 fate系妄想
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】ハサン・サッバーハ
【性別】女
【身長・体重】166cm・47kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷A 魔力B 幸運D 宝具C
【クラス別スキル】
気配遮断:A+
 サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
 完全に気配を断てば発見する事は不可能に近い。
 ただし、自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。
【固有スキル】
水術:D+
 水を操る魔術。Dランクだと風呂場程度の水を操ることができる。
 また近くの水源を探しだす能力も持つ。
自己改造:D
 自身の肉体に、まったく別の肉体を付属・融合させる適性。
 このランクが上がればあがる程、正純の英雄から遠ざかっていく。
【宝具】
『水葬脚引(ザバーニーヤ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:5〜50 最大捕捉:10
オアシスに溺れた精霊使いの少女の脚。
レンジ内で水に脚をつけている相手を水中に引き込み、溺死させる。
宝具なのでサーヴァントでも溺死させて消滅させることができるが
対魔力により抵抗可能。
【Weapon】
ダーク
 アサシンの標準武装、緊急用に数本携帯。
【解説】
ふと暗殺者らしい宝具ってなんだろうと思って思いついた溺死のハサン。
『赤髭王』フリードリヒ1世の暗殺に成功したという設定も思いついたけど
年代設定はあっているか疑問。
後もう一つ落馬のハサンなるものも思いついたけど書くかどうかは気分次第。


414 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/18(火) 21:03:57 OgseSdxI0
【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】アウグスト強王
【性別】男性
【身長・体重】176cm・77kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷E 魔力E 幸運A 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:E
 魔術に対する守り。無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
芸術審美:C
 芸術作品、美術品への執着心。
 芸能面における逸話を持つ宝具を目にした場合、高い確率で真名を看破することができる。

コレクター:B
 より品質の良いアイテムを取得する才能。
 磁器であるのならレアアイテムすら入手し、自らの都市に産業を興す事さえ行う執念。
 本人にしか適用されない為マスターに恩恵はないが、自慢げに見せびらかしてくれる。

【宝具】
『剛堅人馬(デア・シュタルケ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0〜1 最大捕捉:1人
 金色の軍馬。ノイシュタット・マルクト広場にある『黄金の騎馬像』の写し身。
 空襲後の瓦礫の中から無傷で発見された騎馬像の逸話により人馬とも鉄壁を誇り、
 騎乗中は両者の耐久を一ランク、ACを30向上させる。

『漢土竜壺(ゲシュペンスト・ドラグナー)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:600人
 中国産の巨大な壺。
 叩き割る事により竜騎兵六百騎の幻影を生じさせ、
 幻覚看破に失敗した者に対し本物同等の戦力として行使する事ができる。
 ただし、壺を割ってしまったライダーは絶望し一時的な狂乱に陥る。

【Weapon】
『派手派手しい衣装』
 ローマ・ドイツ・ポーランド風をミックスした甲冑、金の胸甲、
 一面を金糸の花模様で飾りヤマイタチの毛皮で裏打ちした淡青色のビロードのマント、
 ローマ風の刀剣、等々。強壮なライダーをして長時間の着用は貧血を起こすほど重い。

【解説】
 十七世紀末から十八世紀にかけてのポーランド王アウグスト二世、
 ザクセン選帝侯としてはアウグスト一世。

 兄ヨハン・ゲオルク四世が愛人にうつされた天然痘で死亡した事でザクセン選帝侯に、
 先王ヨハン三世ソビエスキーが死んだ後その後継としてポーランド国王となった。
 王となる為に領地不動産を担保に借りた大金を有力者にばら撒いて支持をとりつけ、
 またカトリック国の王になる為にあっさりとカトリックへ宗派換えを行ったという。

 教養があり、ヘラクレスと称されるほど腕っ節が強くまた精力絶倫、乗馬や射撃に秀で、
 冷血で打算的で残虐、しかし別れた愛人やその子供を多くの場合手厚く遇したともいう。
 北欧戦争にてスウェーデンに宣戦するも惨敗を続け無条件停戦をし一時王位を失うなど
 政治的にはロクなものではなかったが、磁器をはじめとする芸術や建設への耽溺と振興、
 その為の重税と浪費はドレスデン経済を活性化させた。良くも悪くも強烈にやらかしては
 ドレスデンという街を染め上げた人物。自称錬金術師ボットガーを拘束し、欧州初の磁器
 「ボットガー焼き」を作らせ、更には白磁器の製造を成功させマイセン磁器の基礎を築く。
 またある時はプロイセン王フリードリヒ・ヴィルヘルム一世の中国磁器コレクションと
 精兵六百人を交換し、プロイセンはこの六百人で新たな竜騎兵連隊を作り上げてしまった。
 この事から、強王が得た磁器のうち特に巨大な壺は「ドラゴンの壺」と呼ばれたのである。


415 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/18(火) 21:05:09 OgseSdxI0
【元ネタ】アラバスター
【CLASS】アヴェンジャー
【マスター】
【真名】アラバスター
【性別】男性
【身長・体重】188cm・92kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷C 魔力E 幸運D 宝具E-
【クラス別スキル】
単独行動:B
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。

【固有スキル】
異形:D
 身体の表面付近が透明化しており、
 血管や皮下組織、所により骨や臓器までが丸見えになっている。

精神汚染:B
 精神が錯乱している為、他の精神干渉系魔術をある程度シャットアウトする。
 ただし同ランクの精神汚染が無い人物とは意思疎通が成立しない。

迎撃指弾:B
 アヴェンジャー独自の技術により発展した指弾術。
 動いている標的に対し、その敏捷値を上乗せした威力を発揮する。

【宝具】
『悍ましき絶佳の光(きれいはきたない、きたないはきれい)』
ランク:E- 種別:対人宝具 レンジ:1〜20 最大捕捉:1人
 生物を透明化させる光を発する銃。
 この銃による透明化には激痛を伴い、また身体の大部分を後天的に透明化させられると
 生体機能が正常に働かなくなり程無くして死に至ってしまう。
 この宝具は然るべき設備を用意する事で量産できる。

【解説】
 手塚治虫『アラバスター』の主要人物。本名ジェームズ・ブロック。
 ウィスコンシン州出身の黒人スポーツ選手で、六つの金メダルを獲得したヒーローだったが
 惚れ込み結婚を考えてもいた女性スーザン・ロスにこっぴどくフラれた上に裏切られた事から
 世の中の美しいものを憎むようになった。彼は収監中に出会った老人から透明化銃を譲られ、
 老人の孫娘であり目を除く全身が透明化してしまっている亜美を仲間に引き込み女王に据え、
 世界を醜いもので満たしいずれは美醜の価値観が完全に引っ繰り返るように、と活動を始める。

 最終的には、捻くれ曲がった性根から来る独善、所詮は外見の美醜しか理解できなかった事、
 そのくせ全てを自分に都合よく語っていた欺瞞を喝破され、落とした透明化銃の光を受けて
 全身を透明化され死亡した。


416 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/18(火) 21:06:55 OgseSdxI0
【元ネタ】アーサー王伝説、ウェールズ伝承
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】ゴレイ
【性別】男性
【身長・体重】150cm・47kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷A 魔力C 幸運B 宝具D
【クラス別スキル】
気配遮断:A+
 サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
 完全に気配を絶てば発見することは不可能に近い。
 自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちるが、
 宝具の中にいる限りこの欠点は補われ完全な奇襲が可能となる。
 ……箱の中からできる攻撃であるのなら、だが。

【固有スキル】
魔術:C
 オーソドックスな魔術を習得。
 構造把握、開錠、結界の解析と解体に優れる。

貧者の見識:D
 相手の性格・属性を見抜く眼力。言葉による弁明、欺瞞に騙され難い。
 領地財産ばかりか子の殆ども奪い去られた家に育ったアサシンが持つ、
 相手の本質を掴む力を表す。

【宝具】
『何の変哲も無いどこにでもある木箱(アルドウィアト)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 アサシンが長年潜み暮らした木製の箱。
 内部は索敵の対象とされず、箱自体は“見えているが、気にされない”物となる。

【Weapon】
『無銘・剣』
 ウルナッハの砦で数多くの巨人を殺戮し、
 また兄達の仇である巨人の長イスバザデンの首を落した剣。

【解説】
 アルスルやキルッフの従兄弟ゴレイ。
 その名は『最高』の意を持つ金髪の巻き毛の少年。

 父カステンニン・アムヒンウェディクは巨人の長イスバザデンの砦近くに住む羊飼い。
 母はアルスルの母やキルッフの母と姉妹であり、丸太を抱き潰す怪力の持ち主。
 彼らは領地をイスバザデンに奪われた上に子供達のうち二十三人を殺されており、
 末子ゴレイを兄達のようにしない為にと暖炉の傍に置いた木箱に隠していた。
 オルウェンを探し求める一行が彼らの家を訪れた時、カイは彼を自分達と共に行かせる事、
 そうすれば自分達が殺されない限り彼を決して殺させない、と申し出てこれが容れられる。
 少年は“巨人ウルナッハの短剣”を求める探求の際に、カイとベドウィルの間に挟まれて
 隠れてウルナッハの砦へと侵入し、砦の敵を滅ぼし尽すのに貢献した。この功績により
 「全く最高の男だ」と称賛を受けた彼は以後『ゴレイ(最高の)』と呼ばれるようになった。
 トゥルッフ・トゥルウィス狩にも参加し生き残った彼は、キルッフの探求全ての達成後に
 仇敵イスバザデンの首を落とし、その砦と周辺の土地を領している。

 その後は従兄弟アルスルに仕えたようで、
 『エルビンの子ゲライント』ではアルスルの寝所を守る四人の侍従の一人となっており、
 『ロナブイの夢』ではオスラの申し出た休戦への対応を協議する為に招集された一人であった。
 『ブリテン島の三人の高貴な囚われ人』によれば、三人よりなお高貴な囚人として
 アルスルが幾度も幽閉を受けたが、いずれにおいてもゴレイがこれを救出したという。


417 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/18(火) 21:08:08 OgseSdxI0
【元ネタ】イタリア伝承
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】タンナ
【性別】女性
【身長・体重】163cm・56kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷D 魔力E 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
陣地作成:A
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 “工房”を上回る“宮殿”を形成することが可能。

道具作成:E-
 魔術的な道具を作成する技能。
 キャスタークラスの恩恵でスキルを得ているが、
 気休め程度のお守りを作るのが精々である。

【固有スキル】
妖精文字:B
 妖精郷の魔術刻印・妖精文字の所持。
 火を除く四属性を用いての自然干渉に優れるが、
 キャスター自身の魔力が微弱なため、冠の力無くしては殆ど使用できない。

言語理解:E+
 万物から大雑把な情報を“聞き取る”事ができる。
 植物や無生物も対象となるが、会話する事はできない。

【宝具】
『高山統べる氷宮の蒼冠(コルノン・デ・フローパ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 クロデーレスの女王が戴く青い宝冠。
 魔力(MGI)がAランクにまで向上し、加えて
 陣地“氷の宮殿”内において空想具現化が可能となる。

【解説】
 喜怒哀楽を知らぬ石の心を持つクロデーレス人の中で、唯一人間の心を持つ女王。
 僅か十歳で女王の座に着き宝冠を戴くタンナは山の全てに対して絶大な力を揮う事ができ、
 人間に好意的な彼女は落石を止め雪崩を封じ、彼らの為に様々な便宜を図ってやっていた。
 その結果、石の民の聖域を侵すまでに人間は山に入り込み、女王は批判を受けるも聞き入れず
 そのうちアクィレーヤの伯爵に出会って恋をし、宝冠を置いて山を降りてしまう。

 しかし伯爵は息子サルヴァネルを認知せず、成長した子は父と争うも敗れる。
 その後サルヴァネルは公爵令嬢マルコーラと恋をするが結婚を認められず、
 駆け落ちして母の住む山へ逃げる途中、追手と戦う中でクレバスへと落ちた。
 宝冠を持たない無力なタンナはサルヴァネルを救い出す力を持たなかったが、
 氷河がいずれ息子を帰してくれると知っていたため、マルコーラと共に待ち続ける。
 そしてある羊飼いがサルヴァネルの遺体を見つけると、対面後マルコーラは息を引き取った。
 タンナは人間の世界と縁を切り、再び冠を戴いて山の全てを本来の状態に戻すと決め、
 羊飼い達に逃げるよう告げると息子夫婦を納めた黄金の棺と共に氷の宮殿へ帰った。
 その後、彼女はこれまでのどの女王にもまして偉大な女王になったという。


418 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/18(火) 21:43:30 iVPkqsmg0
【元ネタ】日本・史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】糟屋磯丸
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷D 魔力C 幸運C 宝具D
【クラス別スキル】
陣地作成:C
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 ”庵”の形成が可能。

道具作成:E
 魔術的な道具を作成する技能。
 歌や漁業や旅に関した簡単な道具であれば作成出来る。

【固有スキル】
風除けの加護:D
 本人も漁師であり、生前船の安全を祈ってやっていたことで得たスキル。
 風属性によるダメージや干渉を軽減する。

神性:D
 死後、生前の行いと霊験を讃えて磯丸霊神として祀られた。

神々の加護:E
 母の回復を祈り、和歌との縁も結んでくれた伊良湖明神の加護。

【宝具】
『呪歌(まじないうた)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1〜20 最大捕捉:100人
 古代に名句を口ずさめば天地自然が感応した「呪歌」スキルとは異なり、
 近世になってから古代を志向して作り上げた呪禁の歌。
 雷や火、病などの特定の存在を指定して読み上げることで、存在を禁止
 して効力を失わせるか、相手との力量の差に応じて減退させる。
 負の要素を禁止することで、回復への応用も可能。

『夢になれなれ(ゆめになれなれ)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1〜20 最大捕捉:100人
 芝山大納言持豊に食事に招かれた際、誤って大納言の席に就いたキャ
 スターが、贖罪に詠んだ歌の一節。
 ご馳走の おめしについて なす無礼 夢になれなれ 夢になれなれ
 飯と召し、為すと吉夢の茄子をかけ、失態が夢であって欲しいというのに
 災い転じて良い夢になれという願いをかけた頓知の歌。
 危機的状況で詠むことで、状況をリセットして直前の状況に巻き戻せる。

【Weapon】
『無銘・脇差』
 現存する肖像画に筆・短冊と共に描かれているもの。

【解説】
 江戸時代の三河の歌人(1764〜1848)。諱は貞良。
 和歌を学んで江戸や京都など全国を行脚したが、その歌には霊験が宿る
 とされたことで庶民からの人気が高かった。
 故郷で火事があった際もキャスターの生家のみが焼失せず、当時の庶民
 にとって身近な災いであった天候不順や流行病を避けるために歌を作る
 ことを求められ、それに応じたことで生き神扱いされている。
 実家が漁師で本人も独学で歌を詠みながら漁師をしていたために元々文
 盲であったが、後年歌才を認められたことで読み書きを学んでいる。
 その為、歌の内容は自然の美しさを感じさせる一方で平易であり、書かれ
 た文字も奇をてらうことなく読み易くも個性的なものが多い。


419 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/19(水) 17:44:17 .QL05U520
【元ネタ】山の翁 fate系妄想
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】ハサン・サッバーハ
【性別】男
【身長・体重】189cm・58kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷A 魔力C 幸運D 宝具C
【クラス別スキル】
気配遮断:A+
 サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
 完全に気配を断てば発見する事は不可能に近い。
 ただし、自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。
【固有スキル】
動物威圧:C+
 動物に対する威圧、恐怖により動作を止めさせる、逃げさせるなどが可能。
 Cランクの場合魔獣、聖獣クラスには通用しない。
 アサシンの場合は騎乗用生物に対しより効果を発揮する。
自己改造:D
 自身の肉体に、まったく別の肉体を付属・融合させる適性。
 このランクが上がればあがる程、正純の英雄から遠ざかっていく。
【宝具】
『暴走落眼(ザバーニーヤ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:5〜50 最大捕捉:1
 悪性精霊の魔眼
 馬、駱駝などの騎乗物に相手が乗っていた場合、その騎乗物に恐怖を与え
 相手を落馬させることができる。
 相手が落馬した場合、即死判定が発生する。
 宝具として神秘を持っているためサーヴァントでも消滅させられるが
 幸運のランクによりレジストされる。
【Weapon】
ダーク
 アサシンの標準武装、緊急用に数本携帯。
【解説】
第二弾、落馬のハサン。
生前は貴族、西洋の騎士、大商人といった方々の暗殺に成功した。
殺した数はかなり多く、また存在が明らかになることはなかった。
ただし聖杯戦争だととある致命的欠陥が……
反応次第で第三弾、段差のハサンも書くかも。


420 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/19(水) 20:09:26 /WCnq72I0
【元ネタ】イソップ伝
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】アイソーポス
【性別】男性
【身長・体重】177cm・70kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷E 魔力E 幸運B 宝具A
【クラス別スキル】
陣地作成:D
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 ”結界”の形成が可能。
道具作成:E
 魔術的な道具を作成する技能。
【固有スキル】
無冠の武芸:E
 醜い容姿から他者に認められなかった話術の技量。
 相手からはスキルのランクが実際のものより一段階低く見える。
 真名が明らかになると、この効果は消滅。
話術:B
 言論にて人を動かせる才。
 国政から詐略・口論まで幅広く有利な補正が与えられる。
 巧みな例え話により、聡い者ほど心を動かされやすい。
 窮地にあっても挽回の可能性を手繰り寄せる。
自己保存:A-
 自身はまるで戦闘力がない代わりに、マスターが無事な限りは殆どの危機から逃れることができる。
 話術の効果の無い相手に話術を仕掛けるほど、ランクが低下していき、最終的にスキルが消失する。
【宝具】
『送り合う理知なる約定』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:2 最大捕捉:1人
自分の出した問題を答えられた者や出された問題に答えられなかった者に
貢祖を提供するという王達の約定においてキャスターの話術が大いに役立った逸話の具現。
キャスターが敷いた陣地内で、自分の出した問題がキャスターに答えられた者と
キャスターに出された問題に答えられなかった者は、キャスターに貢祖を提供しなくてはならない。
『貴方に捧げる復讐の物語(ek-dikethesomai)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
生前キャスターが死ぬ際にかけたとされる災厄の呪い。
キャスターを殺した陣営に対して災厄が降りかかる。
災厄はその陣営以上の力を持つ第三者達の手によって実行されるため災厄自体を止める手立てはない。
呪いも第三者達を動かすのに力を発揮するため、災厄の対象が持つ対魔力も一切の効果を発揮しない。
【解説】
古代ギリシアの寓話作家。奴隷だったと伝えられる。
一般に伝えられる話では、元は奴隷だったが、語りに長けており、
上手く人々を誘導することで解放せざるおえない状況に持ち込み自由を得たという。
その後は寓話の語り手として各地を巡り、バビュローンにて自分の知恵を披瀝しリュケロス王から高位にとりたてられた。
その話術によって王を大いに助けた後はいとまごいをして出郷。
ヘッラスの諸都市を遍歴し、自分の知恵を披露しつつ、デルポイにも赴いた。
しかしデルポイの人々は話術を披露しても待遇が悪かったので文句を言って、他の都市行こうとすると
デルポイ人たちは、もしかするとほかの諸都市に行っても自分たちのことを悪く言うのではないかと怖れ
黄金の杯を盗んだという濡れ衣を着せて処刑しようとした。得意の話術で何度も処刑から逃れようとするも、
デルポイ人達には全く通じず処刑された。後にデルポイには災厄が降りかかったという。


421 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/19(水) 21:58:36 851MVaU.0
【元ネタ】新ゲッターロボ
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】神隼人
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷B+ 魔力E 幸運E 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力C 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
騎乗A+ 騎乗の才能。巨大人型兵器を乗りこなす技量を有している。
【固有スキル】
狂化D 敏捷が1ランクアップするが、敵味方の見境がなくなる。
戦闘続行B 瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。少なくとも宝具使用中に致命傷を負った程度では止まらない。
【宝具】
『簒奪する地の螺旋槍(ゲッター2)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:EX 最大捕捉:3000
早乙女博士が制作したゲッターロボ。右手が三本爪のクローアーム、左手が刺々しいドリルになっている。
スピードに長けたゲッターであり、ドリルを使用したトップスピードからの刺突は強力かつスプラッタ。その他、ドリルの回転力は竜巻を起こすほどであり、最終手段としてドリルを飛ばすこともできる。
隼人のみで召喚されたためにオープンゲットはできてもゲッター2以外にはなれない。

『突き立てられた巨人の斧(ゲッタートマホーク)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:C 最大捕捉:500
新ゲッターロボ作中、黒平安京において山に突き刺さったゲッタートマホークを振るい、鬼を両断したことから、本来ゲッター1の武装であるトマホークが宝具として存在している。
純粋な近接装備だが、その大きさから、人間サイズであれば相当数を一気に殲滅できる。狂化スキルが発動していると使用できない。

『顔削ぎ隼人(目だ!耳だ!)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:一人
戦っている相手の耐久に関係なく相手の目と耳を削ぎ落してから拳が真っ赤になるまで殴り続ける。鼻は削がない。
一見ただのコンボに見えるが、この宝具の真価は耐久の値を無視することである。
ぶっちゃけネタである。

【Weapon】
投げナイフ データまで吹っ飛ばす気かと言ってテロリストに投げたナイフ。
オートマチック拳銃 作中ゲッターを破壊しようとミサイルを持ちだした弁慶に向けた拳銃。

【解説】
OVA新ゲッターロボの神隼人。
元テロリストであり、マジキチスマイルが良く似合う男。しかしその頭脳は確かなもので、戦術眼、分析力ともに高い。
組織の戦力アップを目的として突入した早乙女研究所で無理やりゲッターに詰め込まれる。最初は暴走したものの、二度目の登場からは狂気的な面は残しつつも、ゲッターチームの頭脳として活躍し、最後は神々との戦いに臨む竜馬に弁慶共々置いてけぼりにされた。
ゲッターへの強い執着とは裏腹にあまり大いなる意思からは愛されていないようで、どれだけ見積もっても竜馬に対するそれには届かない。
生身での戦闘技術もかなり高い。素手で難なく顔を削いだり鬼と渡り合ったり、人外じみた強さを誇る竜馬と渡り合うことも可能。


422 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/21(金) 05:46:56 id4Btg0Y0
【元ネタ】史実、創作
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】宮本武蔵
【性別】男性
【身長・体重】182cm・71kg
【属性】中立・悪
【ステータス】筋力B 耐久D 敏捷B 魔力C 幸運D 宝具D
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
 
【保有スキル】
気配察知:C+
 周囲の生命体や霊的存在の位置、加えてそこから発せられる害意等を捕捉可能。
 このランクであれば周囲数十mの範囲をカバーできる。
 宝具によるサポートを受けることで、スキル効果で存在を隠匿していても見破る事が出来る。
 同時に本人の野性的な直感もあり、擬似的に同ランクの『見切り』の効果を持つ。
 正体不明を貫いたランサーに対し、隠し隠れることは困難を極める。

心眼(真):B
 修行・鍛錬によって培った洞察力。
 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”
 逆転の可能性が1%でもあるのなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。

無窮の武練:A
 ひとつの時代で無双を誇るまでに到達した武芸の手練。
 心技体の完全に近い合一により、いかなる地形・戦術状況下にあっても十全の戦闘能力を発揮できる。

【宝具】
『鵺啼』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1-6 最大捕捉:1
 ランサーが、鵺の声で鳴く「何か」を討伐するために用いた、本来は無銘の槍。
 「鵺を退治した」という信仰を得たことで、魔物に対する殺傷力を増す妖槍となった。
 魔属性を持つ相手に対し、追加ダメージを与える。
 周囲に潜む者の存在を槍に染み付いた鵺の血が感じ取り、鵺の鳴き声でランサーにその存在を伝える。
 たとえ気配を殺そうが周囲と同化しようが、この槍に感知できないものはなく、奇襲から完全に身を守ることができる。
 ただし、鵺が啼くのはランサーと、そのマスターに向けられた害意を持つものだけである。
 未だにその姿を明確に知られない鵺の加護を受けた槍。その前では、あらゆる隠行が霞んでしまう。

【Weapon】
「和泉守藤原兼重」
 ランサーが腰に下げた名刀。
 ランサークラスで召喚されたため、宝具とされるほどの秘蹟を帯びていない。

【解説】
 江戸時代初期の剣術家にして兵法家。日本人であるならば、宮本武蔵の名前を知らないものはいないだろう。
 二刀を同時に扱う二天一流や、兵法理念を纏め上げた五輪書など、彼に由来するものは当然広く知れ渡っている。
 剣豪として名高い宮本武蔵だが、鵺を切った、という確かな史料はない。
 江戸時代末期を代表する浮世絵師、歌川国芳が手がけた、武蔵が槍で鵺と戦う画にのみ存在する。
 悪政を風刺し、桁違いの存在と戦うことで人の強さを表した彼の独特な絵は、多くの民衆に愛された。
 有名な浮世絵師が描いたことに加え、天下に名高い宮本武蔵だからこそ、正体不明の鵺を本当に討伐できたのではないか、という
 人々の想いが積み重なった結果、鵺を退治した宮本武蔵が英雄として召喚されることになった。
 よって、この武蔵は鵺を倒しうるだけのスペックを持ち合わせており、実在した人物でありながら史実とは少し異なる存在である。
 ちなみに歌川国芳が手がけた武蔵は、浮世絵3枚に渡って巨大な鯨とも戦っている。
 鵺にしても鯨にしても、武蔵の強さを表現するには相応しい格上の存在である。


423 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/21(金) 20:13:50 7m6bud3c0
【元ネタ】ドイツ・民話
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】鵞鳥番の娘
【性別】女
【身長・体重】cm・kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷D 魔力C+ 幸運C 宝具C
【クラス別スキル】
陣地作成:C
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 ストーブ付きの小規模な”工房”の形成が可能。

道具作成:D
 魔術的な道具を作成する技能。対象を強化出来るが、反動も大きい。

【固有スキル】
魔術:C
 風系統と味方の強化を中心とした基本的な魔術を使用する。

魅了:C
 銀髪の美女。顔は言うに及ばず、思わず触れてみたくなる美しい髪を持つ。

貴種:C
 見る者をハッとさせる高貴な印象。近寄りがたさとカリスマを感じさせる。

悪運:C
 困難な状況でも再起の可能性を生むスキル。
 酷い目には遭うが、消滅にくい。

情報抹消:D
 容姿は目立つものの、銀髪以外は印象に残りにくい。
 王女だと気付かれず、長い間仮の姿でいたことで得たスキル。

【宝具】
『吹き飛ばせ、その神秘(ロスト・ファンタズム)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1〜20 最大捕捉:1人
 キャスターが母の血を垂らしたハンカチを落として力を失った逸話と、風で悪戯
 小僧の帽子を吹き飛ばして難を逃れた逸話の合成されたもの。
 突風により周囲の小石や木片を飛ばして相手に傷をつけ、血が垂れた持ち物
 を吹き飛ばすことで、一時的ながら大幅に弱体化させる。
 白雪姫や眠れる森の姫など、ドイツの民話では指先から垂らされた血がしばし
 ば生命の獲得・喪失と結び付けられている。

【Weapon】
『無銘・杖』
 風系統の魔術と鵞鳥番に使える杖。

『馬・ファラダ』
 喋る馬。死後、首だけの状態でも主と会話出来た。動物相手の通訳が可能。

【解説】
 ドイツの田舎で無学な老女が語り聞かせて来た昔話を集めたもの、ではなく
 実はフランス由来のユグノーも含めて中流以上の都市民の女性が語り継い
 で来た話をまとめた『グリム童話集』中の一篇の主人公。
 ある国の王女であったが、母親の血を三滴垂らしたハンカチを落としたことで
 力を失い、王子への輿入れの道中でお供の侍女にとって代わられてしまう。
 その後は嫁ぎ先の国で侍女として労働し、鵞鳥番をしていたが、キャスターの
 姿と行動からただの侍女ではないと見てとった王が「人に素性を話してはいけ
 ないと言われているのなら、ストーブに話すがよい」と助言。
 ストーブ越しに侍女が本物の王女で、王女になりすまして王子に輿入れして来
 たのが侍女だと知った王は、侍女本人に逆賊に相応しい死に方を言わせると
 侍女が言った通りの罰を本人に与え、本物の王女を王子の妻とした。
 キャスターがストーブに語りかけることが復権をもたらしているが、古来家中で
 火を起こす竈などの設備は生産と火災をもたらすとして畏敬の対象であった。
 ヘスティアが地味な行動の割にオリンポス十二神の一角なのもその為であった
 が、元々魔女抜きの自力で成り上がっていたシンデレラ(灰かぶり)もこうした異
 教的な習俗に基づいた魔女であり、欧州の魔女がしばしば竈と関わるのも、魔
 女と竈(ストーブ)の結びつきが強かったためであろう。
 本項目では、キャスターもその母も魔女であったものと解釈した。
 ドイツのゲッティンゲンに銅像があり、そこではリーゼルの名で呼ばれている。


424 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/22(土) 01:02:54 HstOrhAs0
【元ネタ】史実
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】グリエルモ・エンブリアコ
【性別】男性
【身長・体重】173cm・69kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷E 魔力D 幸運B 宝具B+
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

単独行動:C
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクCならば、マスターを失ってから一日間現界可能。

【保有スキル】
道具作成:B-
 魔力を帯びた道具を作成できる。
 ただし、アーチャーが作るのは自身の宝具のみである。
 その限りにおいて、周辺の木材から宝具の武装追加、修理を行える。

信仰の加護:A+
 一つの宗教観に殉じた者のみが持つスキル。
 加護とはいうが、最高存在からの恩恵はない。
 あるのは信心から生まれる、自己の精神・肉体の絶対性のみである。


【宝具】
『登れ、即座に街を征服せよ(サラウンド・アンド・クラッシュ)』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:1-50 最大捕捉:80人
 アーチャーがジェノヴァ共和国軍を率いて、聖地回復を目指し城壁に撃ち込んだ弾幕の再現。
 多数の石弓と、攻城兵器を召喚し、一斉射による蹂躙攻撃。
 敵拠点そのものを攻撃する際に威力が増し、物理的、魔術的を問わず堅牢な造りであるほど、攻勢を増していく。
 特に攻城兵器は外壁に相当する建造物、結界を攻撃するときに限り、一発一発が対城宝具級のダメージボーナスを得る。
 攻城兵器に関しては、『道具作成』スキルで数を増やす、修理することができる。
 魔力消費は大きいが、一撃が城壁を穿つ矢弾の雨を凌ぐことは難しい。

【Weapon】
『石弓』

【解説】
 1096-1099年にかけて、キリスト教の聖地エルサレムの回復のために始められた軍事行動である、第1回十字軍遠征。
 西欧諸国が初めて連携し、共通の目標に取り組むこととなった軍事行動において、グリエルモ・エンブリアコは城壁攻略のための部隊を率いていた。
 聖地を包囲し、繰り返しの攻撃を行い、最後の攻撃で部隊に命じ乗ってきた船を解体し、攻城兵器を作り上げる。
 攻城塔は壁に幾度となく張り付くも、ギリシャ火によって兵士ごと炎上させられる。
 苦戦を強いられたが、グリエルモを含めた十字軍は城壁を乗り越えることに成功した。
 十字軍はエルサレムを手にすることができたが、そこに住む守備隊1,000名はおろか、ムスリムやユダヤの市民40,000人を虐殺、鮮血の海を作り上げた。


425 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/22(土) 22:55:47 ih/eFROw0
【元ネタ】「ドラキュラ」、オリジナル
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】ヴァン・ヘルシング
【性別】男性
【身長・体重】182cm・74kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷C 魔力C 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
 
【固有スキル】
道具作成:D
 魔術的な道具を作成する技能。
 聖水、銀の弾丸と言った退魔の道具の作成に長ける。

単独行動:D
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクDならば、マスターを失っても半日間は現界可能。

心眼(真):D
 修行・鍛錬によって培った洞察力。
 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”。
 逆転の可能性が数%でもあるのなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。

勇猛:D
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。
 
【宝具】
『十字白杭(グランド・クロス)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1〜3 最大捕捉:1人
 白色をした十字架型の巨大な武器。
 先端部から洗礼を施された白杭を敵の肉体に直接打ち込む。
 セイヨウサンザシ製の白杭は退魔の力を持ち、魔物や魔獣と言った「魔」の属性を持つものに対して絶大な威力を誇る。
 
【Weapon】
『退魔道具一式』
 十字架、聖水、銀の弾丸と言った退魔の道具。
 これらの道具は『道具作成』により複製することが可能である。

【解説】
ヴァン・ヘルシングとは退魔を生業としてきた者たちに代々受け継がれた名前である。
最も有名なのはブラム・ストーカーの小説「ドラキュラ」のエイブラハム・ヴァン・ヘルシング。
ランサーは「ヴァン・ヘルシング」の名を次ぐ最後の人物だが、その実力は歴代でも随一であると言われる。

【コメント】
かの有名なヴァンパイア・ハンター「エイブラハム・ヴァン・ヘルシング」が作られてなかったようなので。
ただ彼をサーヴァントにするのは難しかったので、個人的な解釈で作ってみた。
扱いとしては、ロビン・フッドやハサンみたいなもん。襲名式の英雄。
宝具は所謂パイルバンカー。意味はないけど、浪漫があるよね。
「ヴァン・ヘルシング」は襲名製なので女性ももちろんいる。
ちなみにこの宝具は呼ばれる「ヴァン・ヘルシング」によって変わってくる。
剣だったり粒子砲だったり。共通してるのは十字架という形だけ。
個人的にドラキュラは真祖とは違う吸血種、どちらかと言うと吸精鬼かなと思ってる。


426 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/22(土) 22:57:37 ih/eFROw0
sage忘れすいません


427 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/24(月) 19:36:16 iN/qUbAM0
【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ピエール・コーション
【性別】男性
【身長・体重】168cm・62kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷C 魔力B 幸運A 宝具E
【クラス別スキル】
陣地作成:B
 自らに有利な陣地を作り上げる。
 敵対者の受ける啓示、加護の効果を弱める“裁きの場”を形成する事が可能。

道具作成:-
 彼による聖別は無効である。

【固有スキル】
無根の聖者:-
 善を偽る欺瞞の権化。
 相手からは信仰の加護スキルを持つ秩序・善の人物に見える。
 真名が明らかになると、この効果は消滅。

計略:B-
 物事を思い通りに運ぶための才能。状況操作能力。
 あらゆる状況のイニシアティブ判定において有利な修正を得るが、
 実戦闘への突入後はランクが下降してしまう。

仕切り直し:C
 戦闘をはじめとする対決事から離脱する能力。
 また、不利になった状況をその開始ターン(1ターン目)に戻し、行動の条件を初期値に戻す。

【宝具】
『いと慈悲深き恩情の書(フォ・コーション)』
ランク:E 種別:対人宝具 レンジ:1〜10 最大捕捉:1人
 大文字で六行ほどの文章が書かれた一枚の羊皮紙。
 “対象が到底受け入れられない事”を
 “許容範囲にある事”と誤認させる。
 自身の表層意識と無関係に危険を察知する能力を持つ者のみ、
 その能力を用いた対抗判定により抵抗を試みる事ができる。

【解説】
 ランス出身の聖職者、元パリ大学総長、ボーヴェおよびランスの司教。
 ジャンヌ・ダルクを異端裁判にかけ火刑に処するに至った責任者とされる。

 捕虜となったジャンヌ・ダルクの身柄を英国側が買い取る為の交渉に奔走したコーションは、
 彼女が捕虜になったのが自分の管区内であった事を理由として彼女の異端裁判を主宰した。
 裁判の終盤、コーションは教会の慈悲からとして被告に改悛誓約書へと署名させて
 彼女が受けた啓示が真の神から来るものでなかった事を認めさせ、この改悛によって
 彼女を助命し、下される筈だった破門判決を取り止めて永久入牢を申し渡した。
 ところが彼女は誓約を破って再び男装に戻ったため、もはや救済の術無い“戻り異端”に
 コーションは止むを得ず破門判決を下し、俗権へと身柄を引き渡して火刑に処する事となった。

 が、実際にはピエール・コーションには裁判を行う権利すら無かった。
 権利を持つのは、被告の生地ないし異端の罪を犯した現場を管区とする者である。
 裁判に際しては意図的な報告無視、記録官への介入、判事らへの買収・脅迫等々が行われた。
 審議場所を牢に移し、狭いので人数を制限する必要がある、と都合の悪い人員を締め出した。
 被告に読み聞かせ署名を承諾させた改悛誓約書は六行程度、長くとも八行程度であったが
 実際の裁判記録に残され公衆の前で読み上げられたものはとても似つかぬ長大な文章であった。
 戻り異端の確認後、彼は「全て上手く行った、奢ってくださいよ」と英国人に話したという。

 ともかく彼は有能ではあった。裁判を公正に見せかける為に尽力したその功績は、
 「不正義がこれ程までに正義の形をとった事はない」と絶賛を受けたのである。


428 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/25(火) 00:48:57 W0jvxjP60
【元ネタ】遊戯王 5D'S
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】不動遊星
【性別】男性
【身長・体重】170台 体重不明
【属性】中立・善
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷C 魔力E 幸運C 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:E
 魔術に対する守り。
 無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する程度。

騎乗:A
 騎乗の才能。D・ホイールと呼ばれるバイクに限定されるが、
 その技量は世界的に見てもトップクラス。

【固有スキル】
星の開拓者:EX
 人類史においてターニングポイントになった英雄に与えられる特殊スキル。
 あらゆる難航、難行が“不可能なまま”“実現可能な出来事”になる。
 二度に渡り世界を救い、未来で伝説として語り継がれる存在である。

道具作成:A
 永久機関『モーメント』を利用した機械を作成する能力。
 動力付きのスケボー程度なら一晩で製作可能であり、
 材料と時間さえかければ大型の機械や彼の乗るD・ホイールすらも1から制作可能である。

決闘者〈デュエリスト〉:A
 彼がいた時代で流行していたカードゲーム「デュエルモンスターズ」のプレイヤーとしての技量。
 多くのデュエリストを退け「デュエルキング」と呼ばれるまでになった彼の技量は、歴代でも最強クラスである。

シグナー:−(A)
 竜の痣を持つデュエリスト。「赤き竜の戦士」とも呼ばれ、自身の力を引き出す竜を従えている。
 彼の他に5人のシグナーが存在しており、それぞれ竜の体の一部が痣となって腕に刻まれている。
 彼ら思いが合わさったとき、背中に痣が集い龍の紋章が浮かび、様々な奇跡を起こした。
 本来は五千年ごとにダークシグナーと呼ばれる存在と戦う宿命であり、戦いが終わるのを見届けた後、
 力の根源である赤き竜により痣は消え、能力は現在消失している。

【宝具】
『集いし願いの結晶(デュエル・デッキ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
彼の愛車であるD・ホイール「遊星号」にセットされている40枚一組のカードの束。
カードに描かれたモンスターを実体化させて戦わせたり、様々な能力を持った魔法や罠などの使用が可能。
しかし、カードの能力行使にはルールが設定されており、このルールを逸脱した使用法はできない。
最大補足は自身が使用するという意味での1人であり、彼が使用するカードには一軍を相手に戦えるものも少なくない。

『生来せし白き流星龍(シューティング・スター・ドラゴン)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
通常時は何も描かれていない白地のカードだが、ライダーが揺るぎ無き自我を保つ境地「クリアマインド」に達した時にのみ、その姿を現す。
強力な連続攻撃能力を有しており、さらに相手の攻撃の無効化やカードを破壊しようとする能力の妨害など、その能力は多岐に渡る。

『進化せし創造の恒星龍(シューティング・クェーサー・ドラゴン)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
ライダーの切り札であるリミットオーバーアクセルシンクロモンスター。
彼がクリアマインドを越えた新たなる境地「オーバートップクリアマインド」に目覚めることによって生み出された新たなる力。
シューティング・スター・ドラゴンと同じく連続攻撃や、破壊無効効果の他に、倒されたときに「シューティング・スター・ドラゴン」を召喚する能力も持っている。

【Weapon】
『遊星号』
 彼が自身で制作し改造を重ねたDホイール。
 ある男が遺したパーツによって空を飛ぶ事も可能。
 高所から落下どころか、底が見えないほどの崖から転げ落ちても無傷で動いたりと、常識はずれの頑丈さを持つ。

【解説】
遊戯王5D'sの主人公。名前の由来は「遊星歯車」に構造がよく似たモーメント素粒子「遊星粒子」から彼の父親が名づけた。
幼いころに科学者であった父が起こした事故により孤児となり、スラム街で育った。
無口で初対面の相手には非常に無愛想。しかし仲間想いであり、友人曰く「一見クールなようですぐ熱くなる」。
幾多の戦いを乗り越え「シグナー」として覚醒。仲間と共にダークシグナー、イリアステルと二度に渡る世界の危機を救った英雄。
未来において伝説となった英雄であり、その姿は名も無き人々だけでなく、敵であった者達も救った。
戦いが終わった後は新たなモーメントの開発責任者となっており、デュエリストとしての才能の他に技術者としても天才的な才能を有している。


429 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/25(火) 21:18:41 79Hizmvo0
【元ネタ】三国志 三国志演義など
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】黄忠 漢升
【性別】男性
【身長・体重】171cm・72kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力A+ 耐久A 敏捷B 魔力D 幸運C 宝具C
【クラス別スキル】
狂化:D
 筋力と耐久のパラメータをアップさせるが、
 言語能力が単純になり、複雑な思考を長時間続けることが困難になる。

【固有スキル】
勇猛:B
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。
 ただし、現在はクラス能力により狂化している為、能力を発揮できない。
 その勇は劉備の率いる三軍の中でも筆頭だったと言われ、常に先駆けて敵陣を落としたという。

千里眼:C
 視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。

老当益壮:A
 老齢となって益々強まった武勇を体現する特殊スキル。
 自身にかけられた能力低下の効果を反転させ、能力値を上昇させる。
 老化やバステ、負傷などで肉体が弱るほどに強力なサーヴァントとなっていく為、
 一撃必殺以外の手段ではバーサーカーの打倒は困難である。
「老いてますます盛んなるべし」とは後漢の武将馬援に由来する故事成語だが、黄忠が引き合いに出されることが多い。

【宝具】
『赤如血刀』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:1〜20 最大捕捉:50人
 血を吸収する事で切れ味を増す、黒い刀身の刀。伝承では黄忠刀と呼ばれるもの。
 斬った相手の血を吸えば吸うほど、刀身が赤く染まり、威力が向上する。
 ただし、時間が経過すればするほど、吸収した血は失われ、刀身の色も戻っていく。
 また、真名を解放する事で、溜め込んだ血液を無数の刃と化して周囲一体に放射する。
 一日の間に百数回振るわれ、数百の兵を斬り殺しても、刃毀れ一つなかったという逸話の具現。
 後に魏の将軍訒艾の手に渡ったという。

【解説】
 三国時代、蜀漢の将。字は漢升。
 武勇は三軍の筆頭とされ、義に厚い壮士であったという。
 赤壁の戦いの後、劉備が荊州南群を攻略した際に帰順。
 益州入りでは劉備の指揮の下、常に先駆けて敵陣を陥落させた。
 漢中攻略戦でも従軍し、敵の大将夏侯淵を討つという大功を挙げている。
 この功績で征西将軍、後将軍と出世を重ねたが、その後に病で亡くなった。
 夏侯淵を倒しただけの一発屋と思われがちだが
 直接活躍ぶりを目にした馬超・張飛は黄忠の大出世に納得しているため、
 重責に足る能力があったと見ていい。

 三国志平話(民間伝承)では張飛、魏延の二将を一人で相手取ってなお互角に戦う最強の武将である。
 演義では弓の名手であり、武勇と義を備えた勇将として描かれる。
 しかしながら老将と侮られるのを嫌っており、夷陵の戦いでは劉備が老兵を軽んじる発言をした為に逆上。
 少数の兵を率いて敵将潘璋の軍に挑むが、馬忠に受けた矢傷の為に死亡する。

 アーチャーの場合は弓の宝具も持つが、バーサーカーのため刀しか持ってこれないようだ。


430 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/26(水) 20:05:03 z3BeOvYM0
【元ネタ】アーサー王伝説
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】トリスタン(子)
【性別】男性
【身長・体重】178cm・75kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷B 魔力E 幸運A 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:B(D)
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
 魔女セルジァの加護によりランクが向上している。

騎乗:A+
 騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。
 ただし、竜種は該当しない。

【固有スキル】
女運の天秤:-
 良くも悪くも女性に大きく左右される運勢。
 関わりの深い女性の中に相性の良い者がいれば各種判定のクリティカル率が、
 反りの合わない者がいればファンブル率が上昇する。この効果は両立する。

水除けの加護:D
 リオネス水没の折、
 アーサー軍の残党のみが難を逃れたとの逸話に由来する水難除けの特性。
 水中行動のペナルティ、水属性の攻撃によるダメージを軽減する。

【宝具】
『深閑なる玻璃の楼閣(カエル・ウィディル)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:2〜50 最大捕捉:50人
 目から火を吹く象に曳かれる硝子の塔。
 マーリンに学んだ魔女フロリスデルファが父トリスタンに贈った品。
 “そこに居る者へ話しかけ言葉を交わす事は至難である”との硝子の塔の伝承により、
 騎乗中のライダーや同乗者に対し言葉を用いた働きかけは禁じられる。
 呪文詠唱や真名の発音を必要とする攻撃、統一言語の発言に至るまでも
 意思と魔力双方で抵抗判定に成功しなければこれを封じられてしまう。

【Weapon】
『マルク王の剣』
 黄金の柄頭を持つ、王の帯剣。

【解説】
 円卓の騎士トリスタンの息子である、円卓の騎士トリスタン。
 トリスタン(父)らがガラホート卿の父ブルーナー卿から勝ち取った『嘆きの城』へ滞在した頃、
 トリスタン(父)と金髪のイゾルデとの間に生まれた子。
 妹にやはり母と同名のイゾルデがいる。

 両親から離れて養父母のもとで育てられた彼を、大伯父であるコーンウォールのマルク王は
 トリスタンとその妻『白い手の』イゾルデの(自分の妃だった『金髪の』でなく)子と勘違いし、
 甥の息子へと自らの王位を継がせコーンウォール王とした。また治世後期にあったアーサー王は
 彼を騎士に叙し、父トリスタンがかつて占めていた席に座らせ円卓の騎士の一人としたという。

 魔女の加護を享受し、彼女の息子フェリスを従者として与えられてもいた彼は
 ブリテン島を荒らし回る巨人オリベルスを討伐するなどの武勲を挙げていたが、
 アマゾンの女王に惚れ込まれ魔術により無理矢理に関係を結ばされる羽目に陥る、
 王妃グィネヴィアにも誘惑を受ける(こちらは無事拒絶した)、と災難にも見舞われた。
 トリスタンは最終的にはカスティリャのホアン王に仕え、ムーア人の手から救い出した
 その王女マリアと結婚した。妹イゾルデもホアン王の妻となり、幸福に過ごしたという。
 が一方、カムラン後の争乱の中リオネス王国が水没したのは彼の治める時代だった、ともされる。


431 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/26(水) 20:07:19 z3BeOvYM0
【元ネタ】アーサー王伝説
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】マーハウス(子)
【性別】男性
【身長・体重】180cm・81kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷C 魔力D 幸運D 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:C
 騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 野獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
水棲:C
 水の抵抗を受けずに活動できる。
 水中・水上にいる間、任意の能力値二つが一ランク向上する。

天性の肉体:D
 度外れて頑強な頭蓋骨。
 頭部へのダメージを軽減し、また命中時に攻撃側の武器破損判定を発生させる。

【宝具】
『冷鉄の焔(フスベルタ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1〜3 最大捕捉:1人
 “優れて鋭利な”との意を持つ、剣身に幻炎を纏う名剣。
 対象が強化ないし弱体化の効果を持つ宝具・スキルの影響下にある時、
 幻炎はこれを焼き消し無効化する概念的な炎と化す。
 この剣でセイバーの父は最高潮の時刻にあったガウェイン卿に深手を負わせており、
 また後には五遺剣の一振りとなり十二勇士リナルドが用いたという。

【解説】
 円卓の騎士マーハウスの息子である、円卓の騎士マーハウス。
 その名の原型を辿れば『海の怪物』『海を割る男』を意味するというこの父子、
 名の綴りも訳表記も激しく揺れ動いており、実際には息子の出演する伊作品においては
 父子ともアモロルドの名で記されている。

 父を殺害したトリスタンを、しかし騎士の義務による堂々とした決闘の結果だったため憎まず、
 敬意を払い友人となった彼の手で騎士叙勲を受け、伯父の後を継ぎアイルランド王にもなった。
 妻ヴェルミーリァを通じイングランド、アキテーヌ、ゴールにも領地を持つ大領主となった彼は、
 アーサー王の円卓の騎士ともなったのである。友トリスタンがマーク王に殺害されてしまうと、
 リオネスのゴヴェルナルと共にコーンウォールを攻め、マーク王を捕らえるとこれを幽閉。
 トリスタンの墓を眺める位置にある幽閉場所にて、過食を強いられたマーク王は獄死し
 コーンウォールはマーハウス、ゴヴェルナル、ランスロット、モードレッドに分割された。

 北ウェールズのアロイス王と争い、代理騎士トリスタンとランスロットの決闘で決着させる所を
 イゾルデやアーサー王らの仲裁で和解した案件があったのだが、聖杯探求後にこれが再燃。
 合戦の中でマーハウスはアロイスを討つが、彼もまたランスロットに殺されてしまうのであった。


432 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/26(水) 20:09:06 z3BeOvYM0
【元ネタ】イタリア伝承
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】マルティーナ
【性別】女性
【身長・体重】163cm・57kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力E 耐久EX 敏捷C 魔力D 幸運B 宝具C
【クラス別スキル】
気配遮断:D(A)
 サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
 ただし、自らが攻撃態勢に移ると気配遮断は解ける。
 変化中は気配もマルモッタそのものである。

【固有スキル】
動物会話:C+
 言葉を持たない動物との意思疎通が可能。
 動物側の頭が良くなる訳ではないのであまり複雑なニュアンスは伝わらないのだが、
 相手が齧歯類であれば人間程度の知能を持つものとして会話を成立させられる。

変化:E
 マルモッタに変化できる。
 耐久を除く肉体的な能力はマルモッタ相当のものとなる。
 動転すると本人の意思に関わらず発動してしまう。

野性:C
 自然の中に溶け込める性質。
 五感が発達し、獣と心を通わせる事が可能になる。
 また自らに対する害意に対して非常に敏感に反応する。

【宝具】
『羞恥を刻む紅染めの岩壁(クローダ・ロッサ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 マルティーナと運命を共にする高峰山。
 マルティーナを物理的な威力を以て殺害するには、
 山を消し去る規模の攻撃が必要となる。

【解説】
 ドロミーティ・アルプスの叙事詩『失われしファネス王国』の登場人物、
 ファネス王国の初代王妃マルティーナ。

 高峰山でマルモッタ(山岳天竺ネズミ)に囲まれて過ごす森と水の女アングヮーナのもとへ、
 かつて自分を捨てて他国へ行った娘モルタがやって来て、老母に赤ん坊を残して亡くなった。
 マルモッタと共に育つその娘マルティーナはマルモッタの言葉を理解し、動作まで似通い、
 挙句には驚くとマルモッタの姿に変わるようにもなっていた。ある日ランドリーネスの王子が
 マルティーナを見初め、アングヮーナは渋るも王子は親族を説き伏せて同意を勝ち取り戻る。
 結婚の喜びを山中へ伝えて回るマルティーナは、日の当たらない岩までも温かい事に気付き、
 アングヮーナは娘が山と運命を共にしている事を悟った。山は孫娘と共に喜び、悲しむのである。
 事実、権勢を誇るベドイエレスの女王により大宴会にてマルティーナが恥をかかされた時、
 高峰山は真っ赤に染まり、その赤い岸壁は現代にまでその様子を残し名所となっている。

 マルモッタに変身し故郷へ逃げ帰った孫娘と、追って来た王子はアングヮーナと共に過ごす。
 余りに留守がちなので王位継承権を失った王子だったが、彼は偶然からファネス人たちと出会い、
 戦を知らぬ彼らを助けて西方の敵を撃退するのに大功を挙げ、ファネス王国の初代王となった。
 マルティーナは初代王妃となり、国の紋章はマルモッタに定められ、皆その楯を持ったという。


433 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/27(木) 01:41:19 kmYoxwrU0
【元ネタ】黄雷のガクトゥーン
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ニコラ・テスラ
【性別】男
【属性】中立・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷A 魔力C 幸運D 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
雷電魔人:EX
 新大陸の祖霊にして強大なるふるきもの、雷の鳳に掛けた誓いであり、与えられた呪い。
 ライダーの全身は幻想の雷電そのものとなり、かつ一切の虚偽を述べる事が出来ない(誤魔化しは可能)。
 あらゆる電気・電力・電子を操る。
 しかし、デメリットとして以下の事項が存在する。
・雷電が散ることから、水に浸かっている場合は常に魔力が散逸し続ける。
・幻想なりしものであるため、彼を基底現実に繋ぎ止める楔がなくなったなら全ての電力を散らして消失する。
・雷電の源たる“輝き”が近くに存在しない場合、その能力は大幅にダウンする。
 しかし、それを除いても雷電そのものと言う性質から自身を電送しての回避行動、電磁力による虚空跳躍、
 索敵、幻想であるがゆえの非実体への攻撃、“輝き”がある限りの無制限魔力補給などが可能であり、
 雷電に関する事ならばほぼどの様なことであろうとも可能な、非常に強力なスキルではある。

バリツ:B
 東洋武術を祖とした無刀術。バリツ式雷電踵落としなどの技を操る。

機械技術:A
 機械技術。電磁兵装、電気機械の作成に長ける。
 彼が作り上げた試作型電磁射出刀は<<結社>>の蜘蛛型戦闘碩学機関人形二体を粉砕したそうな。

世界介入:-(EX)
 基底現実を限定的に書き換える力。


434 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/27(木) 01:43:09 kmYoxwrU0
【宝具】
『電気騎士(ナイト・オブ・サンダー)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
第3次テスラ・コイル実験の折にテスラが製作した数十フィートの巨大な戦闘人形であり、雷の鳳が残した永遠の呪いの一つ。
普段は世界の果てに隠しており、機械帯に5本の“深淵の鍵”を差し込むことで呼び出す。
大味すぎる設計がたたってちゃんと完成しておらず、理論上は如何なる動力を以てしても動かすことができないが、
テスラ自身が動力となることで、初めて“神経が通った”状態となって稼働する。
機械として動いているのではなく、テスラの電気エネルギーを全身に巡らせて無理矢理に動かしている白銀の大鎧。
その実態は有体に言って鉄の塊。
都市殲滅用の数百フィートの機械人形を完全に圧倒し、自らの情報を電送する大雷電回避、機体そのものの再構成、
只の一瞥で10万都市を鏖殺す<<薔薇の視線>>を億倍に強化されたものをどうにか受け切る毎秒二万枚の電磁防御と盾、
時間と空間を越える必中の魔手に対抗する攻撃手段、復活したクトゥルーと互角に戦闘するなど、御伽噺の王が如き力を有する。

【武装】
『フランクリン機械帯』
仮面ライダーのベルトと思えばよし。また、五本の電界の剣を自在に操ったりだとかする。
雷電を操って攻撃する。<<電位雷帝の剣先>>(ヴァジュラ・ニードル)とか、
<<荷電粒子の神槌>>(トール・ハンマー)とか色々な技があります。

【解説】
ライアーソフトのスチームパンクシリーズ、黄雷のガクトゥーンの主人公であり、ヒーロー。
マルセイユ洋上学園都市初の転校生であり、自ら設立した思弁的探偵部の部長。機関物理学科所属。
涼やかな青年の姿をしているものの、実年齢は72歳だと自称する。そして実際は92歳である。
自称72歳だけあって、学生的常識や若い感性にはきわめて疎い。
転校初日にして統治会へ公然と敵対を宣言し、学園全土の正常化と理想の追求を謳う。
理想を口にする割にさほど情は濃くないらしく、助手ネオンの扱いは酷い。
しかし、敵対した相手であろうと、自分を傷つけようとした相手であろうと、「助けて」と言われれば決して見捨てることがない。

と言うのが公式で言われている事。
シリーズで何度も何度も暗躍してる結社と一人で戦っていたり、作中世界のスーパーマンのコミックのモチーフになったりしてる人。
助手にナチュラルセクハラかましたり、反応に困る事をさらっと言い放ったり、色々と感性がずれてるおじいちゃんでもある。
人の輝きが傍らにある限り無敵である。
消滅しかかっても基底現実書き換えて復活したりとか、最早輝きがあれば何でもあり。
自身の楔であり輝きであった一族をアレされて疲弊していた際にはニャル様相手に一蹴されたりしていたが、
一通り終わった後では一撃で終わらせそうな匂いがして怖い。
完全に正義寄りの価値観。無辜の人々を殺そうとしようものなら雷電が飛んでくるだろう。
多分、遠坂さん家の娘さん相手ならどっちでも相性が良い筈。
姉は輝きそのものと言って良いような存在だし、妹は一言助けてと口にすれば絶対に救ってもらえるだろう。
マスター・テスラならやってくれる…!


435 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/28(金) 01:29:59 mviM38f60
【元ネタ】
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】名も無き殺し屋
【性別】男
【身長・体重】180cm・78kg
【属性】・
【ステータス】筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具
【クラス別スキル】
【固有スキル】
【宝具】
『()』
ランク: 種別: レンジ: 最大捕捉:
【Weapon】
【解説】


436 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/28(金) 01:34:40 .9KBSxsE0
【元ネタ】史実
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】宝蔵院胤栄
【性別】男性
【身長・体重】178cm・73kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷B 魔力C 幸運D 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

【保有スキル】
心眼(真):A
 修行・鍛錬によって培った洞察力。
 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、
 その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”。
 逆転の可能性がゼロではないなら、
 その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。

圏境:B+
 気を使い、周囲の状況を感知し、また、自らの存在を消失させる技法。
 このサーヴァントはスキルを応用して、相手が放つ殺気を自らのものとして取り込み、
 自身にその気が無くとも自然と相手に送り返す。

法術:B
 神仏の教えに、己の力を上乗せして成立させる仏教系の魔術。
 その特性上、霊的・魔的なモノに対しては絶大な威力を持つ。

【宝具】
『千鳥十文字槍』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1-3 最大捕捉:3人
 それまでの日本の槍は素槍が中心であったが、左右の鉤を加えたことで相手の刃を受け止めることができる攻防一体の槍が生まれた。
 その中でもランサーの扱う十文字槍は左右の刃が太く上向きに婉曲したものであり、千鳥の飛び立つ様に似ている。
 夜空に掲げた素槍が三日月を貫いたことで、ランサーが考案したという千鳥十文字槍の原点。
 「突けば槍 薙げば薙刀 引けば鎌」
 たった左右の鉤が防御だけでなく、攻撃手段まで増築させた。
 また一突きするだけでも中央、左右の3つの刃があるため、多方向からの攻撃を可能としている。
 宝蔵院流槍術の創始者でもあるランサーが扱うことで、突くという1アクションだけでも3つの攻撃が同時に襲いかかる。
 そのため突きを防がれても残りがその隙を掻い潜り、薙ぎと刈りで相手に手傷を負わせる変幻自在の槍となった。
 また真名を開放することで、この宝具のレンジに+3する。

【解説】
 安土桃山時代の興福寺(法相宗の大本山)の僧兵・武術家であり、そこの宝蔵院の院主にして宝蔵院流槍術を創始した人物である。
 三日月と自分の槍が重なる様子を見て考案した十文字槍を扱う槍術は、攻防を多様なものにし当時では非常に画期的なものであった。
 しかし晩年に、僧侶が殺生を教える矛盾を悟り槍術から離れ、僧としての活動を主にした。
 実際に宝蔵院流槍術の繁栄の礎を築き上げたのは2代目である胤舜である。
 胤栄自身の力量も高く、柳生宗厳の薦めで上泉信綱の弟子となって新陰流剣術を学んでいたという。
 福島正則の家臣で勇猛な武将として知られる笹の才蔵こと可似才蔵も教えを請うなど、その実力は窺い知れる。
 かの宮本武蔵とも関わりがあり、手合わせを願うも高齢のため、武蔵の相手をできなかったと言われている。
 武蔵とのエピソードとして、畑仕事をする胤栄の立ち振る舞いを見て、何も言わず傍を通ろうとした武蔵の話がある。
 通り過ぎようとした時に、胤栄の双眼がジッと自分の足元を見据えているように感じ、直後凄まじい気を感じて武蔵は九尺も跳んで通り過ぎた。
 しかし胤栄には手にした鍬で武蔵を襲うつもりはなく、殺気を放ったのは武蔵の方であった。
 心の内で身構えてはいたが、鍬で先制して薙ぎ払うつもりはなかったのだ。
 つまり武蔵は、自らの殺気の影法師に驚いて自分で飛び退いたのだと、胤栄が武蔵の争気の強さを説いたという。


437 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/28(金) 02:12:19 mviM38f60
すまん誤爆した
<テンプレ>
【元ネタ】
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】名も無き殺し屋
【性別】男
【身長・体重】180cm・72kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷B 魔力E 幸運A 宝具B
【クラス別スキル】
気配遮断:EX
 サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
 気配を探知する事はほぼ不可能だが、直感の優れたサーヴァントの場合、僅かながら違和感を感じることが出来る。

【固有スキル】
千里眼:B
 視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。また、透視を可能とする。
 さらに高いランクでは、未来視さえ可能とする。

仕切り直し:A
 窮地から脱出する能力。
 不利な状況であっても逃走に専念するのならば、
 相手がAランク以上の追撃能力を有さない限り逃走は判定なしで成功する。

狙い撃ち : A+
狙った場所に攻撃を当てることが出来る能力。
アサシンの場合、敵の急所、弱点を見極め、狙い撃つことが出来る。

【宝具】
『殺戮射撃(スナイプショット・クリティカル)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:5〜50 最大捕捉:1人
アサシンが生前にあらゆる人間を撃ち殺してきた技術が宝具になったもの。
サーヴァントの弱点、または急所に当てる事で、耐性、スキルを無視して殺害する事ができる。
しかし対象の弱点以外の場所に当てた場合、気配遮断のスキルが消滅し、さらに全てのステータスが1ランクダウンする。

【Weapon】
『スナイパーライフル』
特にこれといった特徴の無い普通の狙撃銃。重いらしい。

【解説】
名も知られる事なく、唯淡々と対象を殺し続けた殺し屋。
自分の名前も覚えていない。
生前はひたすら仕事をこなし続けた人生だったが、本人は満足していたらしい。
その為、聖杯にかける願いもなく、ただの仕事の一環として参加する。


438 : 17分割 :17分割
17分割


439 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/29(土) 15:30:03 c8KtZQas0
【元ネタ】癲螳螂
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】???(調べてもよく分からない)
【性別】男
【身長・体重】178cm・80kg
【属性】秩序・狂
【ステータス】筋力A(C) 耐久A(C) 敏捷B(C) 魔力D(E) 幸運D(E) 宝具D
【クラス別スキル】
  狂化:A
  筋力と耐久を2ランク、その他のパラメーターを1ランクアップさせ中国拳法のスキルも1ランクアップさせるが、理性の全てを奪われる。
  最早バーサーカーには人間的理性はなく、まるで一匹の蟷螂のごとく、飢えた動物的な戦意があるだけである。

【保有スキル】
  中国拳法:A(B)
  中華の合理。宇宙と一体になる事を目的とした武術をどれほど極めたかの値。
  修得の難易度は最高レベルで、他のスキルと違い、Aでようやく“修得した”と言えるレベル。
  蟷螂拳の使い手で、本来の実力はまだまだ未熟なのだが、狂化スキルの影響で、人間のする事とは思えぬ、
  動物的なムーブや攻撃で、達人と互角以上の戦いが出来るようになっている。
『癲螳螂』
ランク:― 種別:― レンジ:1〜2 最大捕捉:1〜10
 師を殺され、さらに弟のように慕われた師の孫である少年を目の前で拷問の末殺されたことで精神が崩壊し、狂ってしまったことで未熟な中国拳法が強化。
 狂化による痛覚への耐性、噛みつきなどの動物的ムーブメントが加わった、狂癲(きょうてん)の拳。
 
【Weapon】
【解説】
 癲螳螂/The Thundering Mantis
 1980年作品 主演:梁家仁
 魚屋で働く主人公は正義感の強い力自慢。ある日、町の屋台主からショバ代をふんだくろうとしているゴロツキ達を懲らしめるが、
 彼らのボスの怒りを買った。そんな中、町で雑技を見せて生活する少年と知り合い仲良くなる。
 黄少年の祖父は蟷螂拳の名人で、腕に自信がある主人公は早速手合わせを挑むが軽くひねられてしまう。
 次の日、ゴロツキ一味が仕返しに来るが、見よう見真似の蟷螂拳を使い蹴散らした。すると、今度はそれに怒った首領が登場。
 即席蟷螂拳で対抗するも歯が立たず、瀕死の重傷を負い名人の家へ逃げ込む。そして名人と少年の看病によって回復した梁家仁は、
 名人に弟子入りするのだった。三人の厳しくも楽しい修行の日々が続く。
 しかし、そんな楽しい日々も長くは続かなかった。主人公と少年が町へ出ている間に、首領が乗り込んで来たのだ。
 必死に闘う名人だったが遂に力尽きる。その後、主人公と少年も捕らえられ拷問を受けることに。
 拷問は次第に激しさを増し、それでも主人公は何とか耐えていたが少年は焼きごてを当てられショック死してしまう。

 その時、主人公の中で何かが弾けた。

 縛られていた縄を難なく引きちぎり脱出すると、奇怪な笑みを浮かながら時に口から泡を吹き痙攣しつつ大暴れする主人公。
 痛みも感じず丸太で殴られてもビクともしない。そして、恐るべき怪力と必殺の蟷螂拳で高雄の手下達を次々ブチ殺していく姿は、もはや人間ではなかった。
 駆けつけたゴロツキ達も一蹴りで死亡!残った首領との闘いになるが、もはや人間の姿をした狂乱カマキリ怪人と化してしまったこの男を止められる者はいなかった。
 手足をあらぬ方向に捻じ曲げ、最後は背骨をへし折り高雄を殺害した主人公。その死体を引きずる姿は、まさに獲物を捕獲したカマキリのようであった。

 映画の一部を見て、こんなバーサーカーが見たい!と思った。ありえないけど・・・


440 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/29(土) 16:33:01 2MCiatOE0
>>437
なかなか読んでて面白かった
一回誤爆してCQを高める作戦も功をそうしていたし


441 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/29(土) 22:11:30 jjXX1HZ60
チェ・ゲバラを鯖化できる奴がいたら尊敬するわ
なんかページだけ出来てるけど


442 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/11/30(日) 12:19:29 FHB4YEDA0
【元ネタ】中国・史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】李賀
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷D 魔力B 幸運E 宝具B
【クラス別スキル】
陣地作成:A
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。 “工房”を上回る“白玉楼”を形成することが可能。
 天帝が宮殿を新造する度に召され、詩作を命じられていたという話が伝えられている。

道具作成:E
 魔術的な道具を作成する技能。キャスターの詩と調和していた管弦の具を作り出す。

【固有スキル】
呪歌:B
 歌を用いた魔術体系。旋律を付けて発することで万物の心に働きかける。
 李白や杜甫に及ばない。しかし、李白や杜甫にない世界を生み出した。

虚ろなる生者の嘆き:C
 科挙を受験することすら認められず、その後のキャスターの人生を定めた運命への怨嗟の声。
 耳にした周囲の人間に猛烈な悲嘆の念を呼び起こす。

仙術:C
 大陸東部で培われた魔術体系。
 『太平広記』によると死んだのではなく、天帝に召されて神仙になっていたという。

病弱:C
 戦闘開始後、ターン経過と共に、HPの微減が続く。このスキルは外せない。

【宝具】
『鬼才の詩(きさいのうた)』
ランク:B 種別:結界宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
 『鬼は,呼ぶものにあらず。呼びて来たる鬼,外道なり。鬼,おのずから内にありて,しかも外より来る。』
 難を言われて科挙に挑戦する夢を放棄させられた為か、あるいは秘めていた生来の素質ゆえか。
 キャスターの中には「鬼」が潜んでいた。今もある「鬼才」という言葉も、キャスターが起源なのである。
 その詩には竜や鳳凰が平然と姿を現し、地理は東西南北を弁えない。
 万里を渉り、風塵を共にする。そうしたキャスターという人間そのものが反映された固有結界。
 眼前の風景は常に様相を掴ませず、行った筈の方角に進んでいない、思いもしない方角から攻撃を受
 け、自分の攻撃した側に味方がいるなど、空間の繋がりを無視した出来事が起こる。

【Weapon】
『三尺の剣』
 本来は従兄弟の所蔵品。荊軻の剣の如き業物とキャスターが讃えた詩が著名である。

【解説】
 中唐の詩人(791〜817)。字は長吉。唐の皇室の遠縁にあたり、杜甫とも親類関係にあった。
 7歳(とされているが実際は19歳時と考証されている)の時に楽府を始めとした詩才にあふれていること
 を耳にした韓愈の訪問を受け、才能を激賞される。
 特別なことがない時には苦心して詩を生み出し、さっと書き付けては袋に入れる姿を見た母親からは、
 「心臓を吐き出すまで詩作を止めないでしょう」と言われる活発ぶりであった。
 そして地方試験を受け、20歳の時に上京、科挙を受けて高位に登ろうとする。
 ところが父の諱の「晋粛」の字と合格者である「進士」の字が同音であり、父の諱を犯すべからずとい
 う物言いが付き、韓愈が論文「諱弁」を提出してくれたにも関わらず、戦わずして不合格となってしまう。
 その後は下級官吏となったものの生来の病弱さから病を得て到仕、故郷に戻っていたある日天帝から
 の使者だと赤い蛟に乗った緋の衣の人が現れ、才ゆえに召されて死んだ。
 これはその場にいたキャスターの姉が目撃した話を直接取材した李商隠が記録したものであり、この
 話から文人の死をキャスターが召された宮殿に由来して「白玉楼中の人となる」と呼んでいる。
 性格は傲慢で狷介であったという逸話がいくつか伝わっているが、史実ではそうでもなかったらしい。


443 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/01(月) 15:57:39 dmIqBoqg0
【元ネタ】 魔弾の王と戦姫
【CLASS】 アーチャー
【マスター】 
【真名】 ティグルヴルムド・ヴォルン
【性別】 男
【身長・体重】不明
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷B 魔力E 幸運A 宝具C(A)
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

単独行動:B
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。

【固有スキル】
狙撃:B 
 弓を300m以内ならほぼ確実に標的に命中させる。
 かつてその世界での300m以上の距離まで正確無比に粗悪な弓でさえ矢を命中させた伝説から。
魅了:E
 異性を惹きつける見目の美しさ。
 アーチャーと対峙した存在は異性ならばアーチャーの人間性に触れると信頼または恋愛ととれる感情を持つ。同姓ならば信頼と取れる感情を持つ
 相手の心理状態や感情によっては抵抗できる。
騎乗:D
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み程度に乗りこなせる。
カリスマ:D
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、一軍のリーダーとしては破格の人望である。
心眼(真):D
 修行・鍛錬によって培った洞察力。
 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、
 その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”。

【宝具】
『ヴォルン家の黒弓』
ランク:C(A) 種別:対砦宝具 レンジ:1〜30 最大捕捉:100人
 夜と闇と死の女神ティル=ナ=ファによってアーチャーの家系に与えられたという弓。
 強力な力を秘めているがアーチャー単体での使用はアーチャー自体にかなりの負担がかかる。
 しかしその威力は結界で補強された城門だろうと竜だろうと軍勢だろうと貫く力を持つ。
 ただし本来の性能は戦姫と呼ばれる存在の力が必要不可欠であるため現在は失われている。

【Weapon】家宝の黒弓
【解説】
 現在アニメもやっている「魔弾の王と戦姫」の主人公。
 どうみてもアーチャー適性しかもっていないと思われる。
 フラグメイカーで色々な人にフラグを立てたり記憶を失ってさらに立てたりするのはラノベ主人公共通である。
 弓の技量はまさに作中最強であり300m(作中ではアルシン)内なら確実に命中させられる。
 ちなみに300mはティグル(アーチャーの仇名)の使っている弓のタイプの最大射程である。
 大型の弓で撃った矢を狙撃するなど人間をやめているキャラである。


444 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/01(月) 21:00:21 QosKHKts0
300mとかサーヴァントとしては到底戦えそうにないな


445 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/01(月) 21:05:10 eF90FQz60
恐らくサーヴァントとして召喚された際に強化されるよ


446 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/01(月) 21:10:43 sRhClo860
戦国時代に330m先の的を貫通させて敵に賞賛された人がいたな


447 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/01(月) 23:47:05 YqgmGh660
【元ネタ】映画「ロード・オブ・ザ・リング」
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】サウロン
【性別】雄
【身長・体重】???
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力A 耐久B+ 敏捷D 魔力EX 幸運E 宝具EX
【クラス別スキル】
 陣地作成:B
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 道具作成:A+
魔力を帯びた器具を作成できる。
他人の精神を掌握できる道具を作成できる。
【固有スキル】
 魔眼:B
現界させている全ての指輪の現在の所持者の現在位置、状態、ステータスを見ることができる。
 カリスマ:A
大軍団を指揮・統率する才能。恐怖で部下を統率する。
 話術:E
言論にて人を動かせる才。
今は失われている可能性が高い。
【宝具】一つの指輪は全てを統べる
『(アッシュ・ナズグ・ドゥルバドゥルーク)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:1〜10 捕捉:1人(最大補足16人)
 キャスターが中つ国を支配するために作った魔法の指輪。
魔法の指輪を作りあげ、それを彼の所持する一つの指輪によって統べることのできる宝具。
16個まで同時に限界させられる。
魔法の指輪を相手が手に取った際に発動。
指輪の邪悪な魔力は影響下にいる者に絶大な力を与えるが所持しているだけで相手の精神を蝕み、最終的にはキャスターに仕える幽鬼にしてしまう。
いかなる英霊であろうともこの宝具を無効化することはできないが、
対魔力や精神力、自我の強さによって堕落するまでの時間を延ばすことはできる。

【Weapon】
 無銘:鎚矛
巨大なメイス。
 一つの指輪
強大な魔法の指輪。キャスターの力の一部が込められており、つけている間は強力になるが、外してしまうと弱体化する。
指輪をはめていない場合キャスターは実体化できない。
また、指輪を葬り去ればキャスターは消滅する。
キャスター以外の者もこの指輪をはめる事が出来、はめると姿を消すことができるがキャスターには指輪の場所が伝わる。
【解説】
トールキンの小説、指輪物語を映画化した「ロード・オブ・ザ・リング」に登場する悪役.
物語の主軸となる指輪を作り、中つ国を支配しようとする。


448 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/04(木) 00:57:02 K0GJCgSQ0
【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】アドメートス
【性別】男性
【身長・体重】185cm・74kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷C 魔力D 幸運A 宝具A
【クラス別スキル】
騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。

対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

【保有スキル】
神々の加護:A
 太陽神アポロンによる加護。
 状況を打破する際に太陽神による支援行使が高確率で行われる。

心眼(偽):B
 直感・第六感による危険回避。

連携攻撃:B
 複数人による攻撃に長けていることを示す能力。
 他の人物と同時に行う攻撃判定に有利な修正を得る。

【宝具】
『深愛と太陽の車輪(アルケスティス・アポローン)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:2〜40 最大捕捉:100人
 炎を纏った獅子と猪が牽く、愛する妻と親友の名前を冠した烈火の戦車。また、それによる突撃。
 本来相容れない二頭はアポロンによって知性と理性を獲得しているため、互いに尊重し合っている。
 つまり太陽神が手ずから作り上げた戦車であり、その加護を受けて聖獣となっている。
 突撃によるダメージに加え、業火によるダメージを突撃時に相手に与える。
 常に炎は御者台を包むように展開されており、戦車そのものを燃料にすることで一度だけライダーをあらゆる危機から守る。
 これは基本的にライダーの任意によるものだが、宝具そのものが自動的に判断することもある。
 生涯の伴侶を迎えるために用意された戦車は、月日を経て妻が夫に向ける愛情をも内包するようになった。
 この宝具こそ、正しくライダーが手にした愛の象徴である。

【Weapon】
無銘:槍
 カリュドーンの猪狩りに用いた業物。

【解説】
 ギリシア神話に登場するテッサリア地方ペライの王であり、また勇士である。
 その名前は「征服されない男」を意味する。
 アポロンは子をゼウスの神罰で焼かれた怒りから、ゼウスの武器を造るキュクロプスたちを鏖にしてしまう。
 その罰として、ゼウスに1年の間人間に仕えるように命じた。彷徨うアポロンが仕えた相手こそが、アドメートスである。
 アドメートスは、イオルコス王ペリアースの娘アルケスティスを愛していたが、結婚する相手は獅子と猪を戦車に繋ぐことができるものと条件をつけていた。
 アポロンは彼のために戦車を用意し、これによってアルケスティスを妻として迎え入れることに成功した。
 しかしその結婚式において、アドメートスは女神アルテミスに生贄を捧げるのを忘れてしまう。
 初夜の部屋のドアを彼が開けると、部屋は毒蛇で満たされていた。これに驚いたアドメートスは、アポロンに女神を宥めるよう頼む。
 アポロンはアルテミスを、そして人の身であると信じているアドメートスが臣下である自分に親切にしてくれている礼として、運命の女神たちにアドメートスの死期を延ばすよう乞う。
 結果、アドメートスのために喜んで死ぬ身内があった場合に、死期を延ばせるよう計らうことができた。
 月日が経ち、若さ溢れるアドメートスに早い死期が訪れた。
 既に天界に帰っていたアポロンから先の話を聞いていた王は、父母に身代わりになるよう頼むも拒否され、王は失意に陥る。
 その時、まだ若いアルケスティスが進み出て、生贄になることを宣言する。
 途端にアルケスティスの顔が青ざめ、直ぐに息を引き取ってしまった。その場にいた誰もが、その姿を見て自分のエゴイストを恥じ入った。
 それから少しして、アドメートスの友であった英雄ヘラクレスが訪れ、アドメートスから事情をきく。
 それを聞いたヘラクレスは即座に霊安室に行き、女王の魂を運ぼうとしていたタナトスを追い散らしてしまった。
 見事蘇った女王はヘラクレスに連れられ、アドメートスの下に戻っていったという。

【コメント】
 物語としてはアルケスティスとアポロンにまつわるものが多いが、アドメートス自身の武勇もなかなかである。
 名前はほとんど出てこないが、イアソン率いるアルゴナウタイの冒険にも、カリュドーンの猪狩りにも参加していた。
 ギリシアの大英雄ヘラクレスとも、恐らくこのアルゴナウタイの冒険を通して仲良くなったのだろう。


449 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/04(木) 21:29:13 FzKgtOTU0
【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】朱全忠
【性別】男性
【身長・体重】176cm・76kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷D 魔力D 幸運E 宝具D
【クラス別スキル】
気配遮断:C
 サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
 完全に気配を断てば発見する事は難しい。

【固有スキル】
計略:A+
 物事を思い通りに運ぶための才能。状況操作能力。
 戦闘のイニシアティブ判定において常に大幅な補正を得る。
 その策謀で、実力以上の存在を数多く手玉に取ってきた手腕。

単独行動:A
 マスター不在でも行動できる。
 宝具自体も極めて省魔力なため、マスターの助力なく宝具を開帳し続けたとしても、
 最大二日間の現界が可能。

不義の呪い:B
 その最期によって付加された呪い。
 アサシンがマスターを裏切り死なせた場合、必ずそのマスターと同じ末路を辿る。
 この装備(スキル)は外せない。

【宝具】
『完全なる忠臣(きょうゆう、ぜんちゅうをかたる)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:− 最大捕捉:1人
 唐朝より賜った「全忠」という真名の具現であり、
 梟雄・朱全忠が保有するにはおよそふさわしくない異形の宝具。
 マスターを「完全なる忠臣」という真名から来る絶対的な忠誠心で以て謀り、それらの言動を不自然と思わせない。
 反英雄・朱全忠を深く熟知する者であろうとなかろうと、「完全なる忠臣」という
 無辜の怪物じみた印象により、マスターは絶対にアサシンの実像を掴めない。
 朱全忠の叛意に気付けるのは、彼と同じ梟雄の類の人間だけとなる。

【解説】
 五代十国時代、唐朝から禅譲を受け、後梁を建国した同時代屈指の梟雄。
 もとの名は朱温。貧しい農家に生まれ、塩賊の黄巣が起こした乱に参加し、
 長安を陥落させることに成功するが長安での略奪の横行や乱の主要人物の政治力のなさから
 先行きの暗さを悟って唐朝に寝返り、のちに宿敵となる李克用と共に乱を鎮圧。
 唐朝より“完全なる忠誠”を意味する全忠の名を賜る。
 乱鎮圧後は各地で群雄が割拠するようになると、昭宗を暗殺して幼帝に禅譲を強い、
 九百九年に開封の地で皇帝を名乗り、国号を梁とし、名も朱晃と改めた。
 皇帝となったのちは各地の群雄から認められず対立するが、その過程で宿敵李克用が途上で没する。
 しかしそのあとを継いだ李存勗は父以上の軍才を持っていたため、徐々に形成が逆転。
 このころになると禅譲の際に唐室の有力な官僚を虐殺したツケが回って来て、
 さらに内政を充実させようにも成果が上がらぬ八方ふさがり。
 晩年には賢夫人と言われた張皇后が死去したために生来の淫乱な性格が戻り、それがもとで病に臥せる。
 皇太子に養子の朱友文を指名するが、それをよく思わない実子の朱友珪によって反乱を起こされ殺された。
 最初事態が呑みこめなかった彼は、反乱軍の中に実子の姿を見ると
 「儂は早く貴様を殺しておくべきだった。残念だ」と溢したという。


450 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/05(金) 22:52:25 wUt3Ne2U0
【元ネタ】史実、わがシッドの歌
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】エル・シッド
【性別】男
【身長・体重】181cm・80kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷A 魔力B 幸運C+ 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。

【固有スキル】
直感:A
 戦闘時に常に自身にとって最適な展開を“感じ取る”能力。
 研ぎ澄まされた第六感はもはや未来予知に近い。視覚・聴覚に干渉する妨害を半減させる。

勇猛:B
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。

【宝具】
『晴れ耀う勝者の剣(コラーダ)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1〜30 最大捕捉:50人
 バルセロナ伯の軍に勝利した際に得た黄金の聖剣。
 相応しき者が振るうと曇りなき輝きを放ち、これによって斬撃の威力を大幅に上げて
 いかなる敵も一刀の元に断ち斬り、光刃を飛ばすことによって雑兵を一掃する。
 またこの剣の清浄の光輝を浴びた者は、潜在的な罪の意識が呼び起され、闘争心が大幅に削減されてしまう。

『燃え滾る勝者の剣(ティソーン)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:300人
 モロッコのブカル将軍より勝ち取った黄金の剣。
 『晴れ耀う勝者の剣』を上回る価値の宝剣だが、伝承の中では一度としてその真価が顕れたことがなく、
 かの英雄王の宝物庫にも収蔵されているか不明の宝具の一つ。
 その正体は、所有者の信仰心を炎と燃やし、黄金色の炎の巨刃によって広域を薙ぎ払う対軍聖剣である。
 信仰心が強く、曇りないほど火力は増大するが、炎の刃を最大威力まで燃え盛らせるには
 ある程度の間隔が必要となる。なお、信仰の対象は唯一神に限られる。
 
【weapon】
『バビエカ』
 俊足で名高いセイバーの愛馬。その名は愚者を意味する。
 

【解説】
スペイン最高の騎士エル・シッド・カンペアドール。本名ロドリゴ・ディアス。
11世紀に実在したカスティーリャ王国の貴族で、武勇名高かった為にその生涯は伝説化され、
死後には有名な英雄叙事詩『わがシッドの歌』が書き上げられた。
当初はサンチョ2世に軍人として仕えていたが、サンチョ2世が暗殺された為、
新たにアルフォンソ6世に使えることになった。しかしこの新王とは不仲の為にカスティーリャを追放されてしまう。
シッドは自身を慕う騎士達を連れて、追放先でもモーロ人達と幾度も戦って勝利を重ね、
1094年にはバレンシアを征服することに成功し、その五年後に死没した。
「わがシッドの歌」ではその武勇もさながら、高潔な人格者としても描かれており、部下の騎士達には
親しくも公平に接し、自らを敵視する王へ忠誠を貫き、征服したモーロ人達からも敬われていた程だった。
レコンキスタ運動で活躍したキリスト教騎士としてのイメージが強いが、
史実に置けるシッドは騎士というよりは傭兵であり、イスラム教徒とも親しく付き合っていたという。

【コメント】
シッドの剣は、叙事詩では妖精によって鍛えられたというエピソードが出てくるとか
ウィキペディアに書いてあったけど、『わがシッドの歌』にはそんな記述は見当たりませんでした。
しかし、『わがシッドの歌』以外の未邦訳のシッド伝説は複数あるので、完全なデタラメとするのも早計かもしれない。
とりあえずここでは『わがシッドの歌』を参考にしているので、妖精が鍛えた云々は無しという設定。
王に追放されてはいるが、概ね幸運で、幸運を意味する「めでたき時に剣を佩きし人」とも呼ばれている。
理想化されるまでもなく強く、人望もあった大英雄だが、無慈悲な侵略者であったとも伝えられる。
死んだ後も軍隊を率いて戦ったという話は映画のみの話らしいが、バビエカがシッドの遺体を乗せたとか、
シッドの遺骸が侵入者をに対してティソーンを振ろうとしたという伝承は映画以前にもあった。
適正クラスはセイバー・ライダー・ランサー。チャームポイントはヒゲ。


451 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/06(土) 01:27:44 Ugmw1pJI0
【元ネタ】戦場のヴァルキュリアシリーズ
【CLASS】ランサー
【マスター】衛宮切嗣
【真名】セルベリア・ブレス
【性別】女性
【身長・体重】175cm・50kg
【属性】中立・悪
【ステータス】筋力C 耐久A 敏捷B 魔力A 幸運E 宝具A++
【クラス別スキル】
対魔力:A
 A以下の魔術は全てキャンセル。
 事実上、現代の魔術師ではランサーに傷をつけられない。
 神秘の薄い時代に生きたランサーだが、内包する魔力の質、量で抵抗する。

【保有スキル】
魔力放出(炎):A
 武器ないし自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出することによって能力を向上させる。
 女性の身で大軍を相手取れるのは膨大な魔力ゆえである。
 ランサーの場合、魔力が青い炎の形を取って武器や肉体に宿っている。
 強力な加護のない通常の武器では一撃の下に破壊されるだろう。

天性の肉体:B+
 生まれながらに生物として完全な肉体を持つ。
 このスキルの所有者は、常に敏捷がランクアップしているものとして扱われる。
 神話にて語られる伝説の民族、ヴァルキュリアの血が色濃く出た体。
 ラグナイトエネルギーの量に応じて、ランサーの身体能力は増していく。

矢よけの加護:C
 飛び道具に対する防御。
 狙撃手を視界に納めている限り、銃弾や大砲による攻撃を肉眼で捕らえ、対処できる。
 また、あらゆる投擲武器を回避する際に有利な補正がかかる。
 ただし、超遠距離からの直接攻撃は該当せず、広範囲の全体攻撃にも該当しない。

【宝具】
『蒼炎放つ勝利の槍(ネメシス・オブ・ヴァルキュリア)』
ランク:A++ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜60 最大捕捉:200
 ラグナイトと呼ばれる、様々な用途に転用できる魔力を帯びた鉱石で作られた槍と盾。
 宝具自体がラグナイトエネルギーを生み出す魔力炉であり、これが特殊体質であるランサーの身体能力を高めている。
 この槍の膨大な魔力を青炎に変換、収束・加速させることで運動量を増大させ、炎の断層による「至極の刺突」として放つ。
 一点集中型の指向性のレーザーであり、それが通り過ぎた後には残骸と死体の山が折り重なるように積み上がることとなる。
 その一撃がもたらすものは、神話においてダルクス人を破滅させた「ダルクスの災厄」の再現である。
 近接武器としての性能も高く、ラグナイトエネルギーで強化された槍と盾は並大抵の攻撃では壊れない。

【Weapon】
『ライフル・Ruhm』
 ランサーが扱う専用のサブマシンガン。火炎放射器としても扱える。

【解説】
 戦場のヴァルキュリア1,3において、主人公の敵である東ヨーロッパ帝国連合に所属する将兵。
 その中でも、侵攻部隊総司令官マクシミリアン準皇太子の直属である「ドライ・シュテルン」の一人。
 伝説のヴァルキュリア人の末裔であり、幼少時代にマクシミリアンに救われたため、忠誠を誓っている。
 ヴァルキュリアの力は正に一騎当千で、セルベリア個人の武勇だけで帝国内最強とも言える。
 その力でガリア軍を圧倒していたが、覚醒したばかりのガリア側のヴァルキュリア人に敗北し、マクシミリアンに見捨てられる。
 最期は、自分を捕らえたガリアの部隊と捕虜となった帝国兵を巻き込まないよう取り計らった上で、
 ヴァルキュリアの力でガリア正規軍を巻き込み自爆した。

【コメント】
 ある英霊と説明文が似ているのは勘弁してください。
 相似するところが色々あったのです……。


452 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/06(土) 16:06:34 aoYK0Zhs0
【元ネタ】英雄伝説
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】アリアンロード
【性別】女
【身長・体重】不明
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力EX 耐久EX 敏捷A+ 魔力A 幸運B 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:E
 魔術に対する守り。
 無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。
騎乗:A+
 騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。ただし、竜種は該当しない。
【固有スキル】
心眼(真):A
 修行・鍛錬によって培った洞察力。
 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、
 その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”。
 逆転の可能性がゼロではないなら、
 その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる
 気配遮断:A
 サーヴァントとしての気配を絶つ。
 完全に気配を絶てば、探知能力に優れたサーヴァントでも発見することは非常に難しい。
 ただし自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。
直感:A
 戦闘時に常に自身にとって最適な展開を“感じ取る”能力。
 研ぎ澄まされた第六感はもはや未来予知に近い。視覚・聴覚に干渉する妨害を半減させる。
聖人:C 
 聖人として認定された者であることを表す。
 聖人の能力はサーヴァントとして召喚された時に"秘蹟の効果上昇"、"HP自動回復"、"カリスマを1ランクアップ"、"聖骸布の作成が可能"から、ひとつ選択される。
カリスマ:A
 大軍団を指揮する天性の才能。
 Aランクはおおよそ人間として獲得しうる最高峰の人望といえる。
仮面:E-
 相手の実力を見極めるスキル。
 この仮面を割れない相手に対して幸運以外の宝具を含めた全てのランクが1ランクダウンする。
【宝具】
『聖技・グランドクロス』
ランク:A種別:対軍宝具レンジ:1〜10最大捕捉:10人
 【鋼】の名の下に全てを断ち切る技。
 強力なエネルギーの渦に相手を叩き込み一撃の下に伏せる奥義。
 
【Weapon】 槍、セイバーの使う武器、しかしセイバーは槍以外にもあらゆる武器を使いこなす。

【解説】
 英雄伝説碧の軌跡でプレイヤーにトラウマを与えたラスボスより強い人候補。
 今まで軌跡シリーズに登場した人物で最強の存在。
 最強クラスの人でさえ「次元が違う」「絶対に勝てない」と称されたまさに「最強」な方。


453 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/06(土) 18:16:03 khobsRIU0
【元ネタ】フランス・史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ルイ=ジョゼフ・ド・モンカルム
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷C 魔力E 幸運D 宝具C
【クラス別スキル】
騎乗:D
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み程度に乗りこなせる。

対魔力:E
 魔術に対する守り。
 無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。

【固有スキル】
出張者:C
 遠征や旅行など、当時は行くことが困難であった未知の領域に向かった者が得るスキル。
 未経験の場所を移動しても有利な補正がかかる。

守護騎士:D
 他者を守る時、一時的に防御力を上昇させる。
 不本意ながら、ケベックを守り切れなかった為にこのランクとなる。

軍略:E
 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
 自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。
 新大陸における仏英間の戦争で、最大の勝利と最大の敗北を経験した指揮官である。

【宝具】
『カリヨン砦(フォール・カリヨン)』
ランク:C 種別:結界宝具 レンジ:1〜40 最大捕捉:500人
 ライダーが英軍から守りきり、後にタイコンデロガと改名され、現存する砦。
 ライダーの勝利で実像以上に難攻不落と捉えられた砦を出現させる。
 砦の内部ではライダー陣営に補正がかかる他、正体を知らなくても「難攻不落」という心理的な
 負荷が、砦の前に立った時点で侵入者を心理的に圧迫する。

『厭な物は見ずに済む(デゼスプワール・クーペ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1〜20 最大捕捉:2人
 自らの敗北によって生じるケベックの陥落を予想しながらも、自らの死によってそれを見ずに済
 んだという、ライダーの不幸中の幸いがもたらした宝具。
 「厭な時間」をランダムで一定の間切り取り、その間に起きた精神的・肉体的ダメージを消失さ
 せる。周囲には急にライダーとマスターが回復した様にしか見えないが、ライダーとマスターに
 見えるのはいきなり中間を飛ばして出現した現実である。
 見ずに済む代わりに、その間に起きたことを知ることも出来ない。

【Weapon】
『無銘・剣』
『無銘・馬』
 馬上で指揮をとる肖像画が残されている。

【解説】
 フランスの将軍・侯爵(1712〜1759)。最終階級は中将。
 9歳から軍隊に身を置き、オーストリア継承戦争などの欧州での戦いに従事。
 その後新大陸におけるイギリスとの戦いに身を投じ、現地の民兵やインディアンと正規軍の混
 成軍を率いて度々戦闘、平地での正規戦を理想としていたためにゲリラ戦術が可能な地点で
 も活用しなかった点を後世失策と評されているが、カリヨン砦の防衛戦では敵将アバークロン
 ビーが判断の誤りを重ねたこともあって4000のフランス兵で18000のイギリス兵を撃退した。
 この時、味方の戦死者は敵の十分の一であったという史家も存在する。
 しかし終盤の戦績は芳しいものではなく、アブラハム平原の戦いで大敗、自らも致命傷を負っ
 たと医師に聞かされた際の言葉は「それはよかった。ケベックの陥落を見ずに済む」であった
 という。
 1763年、パリ条約締結。現代でも独立傾向があるケベックは正式に英領となった。


454 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/08(月) 14:31:38 9XJJiYzU0
【元ネタ】なし(オリジナル)
【CLASS】あらゆるクラスに該当
    (本ステータスはセイバーとして記載)
【マスター】---
【真名】---(語る者のない終の英雄)
【性別】男
【身長・体重】176cm・65kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷C 魔力C 幸運EX 宝具EX
【クラス別スキル】
 対魔力:EX
  一切の魔術を受け付けない体質により、あらゆる魔術師の脅威となった。
  衛宮切嗣のような物理攻撃をする魔術師でない限り、
  彼の身に傷をつけることは出来ない。
  EXまで上り詰めたこのスキルは、魔法に対しても強力に働くが、
  どの程度まで防げるかは、試されたことがない。

 対英雄:EX
  終の英雄として彼は全ての英雄を知る。
  それ故に、対峙した英雄の姿を見ただけで真名を把握し、
  弱点を突くことができる。
  聖杯戦争においては、その時分までの英雄を
  把握することしか出来ない制約を受けるが、
  その効果はやはり絶大である。

 直感:C
  生き残る為、本能的に最善手を持って逃げようとする。
  ”逃げる”とはいっても、延命に最も適した行動をするため、
  時として、全力を持って戦うという選択をすることもある。

【固有スキル】
 無名:EX
  真名を語る者が存在しないため、彼を知る者も当然存在しない。
  そのため、聖杯戦争においては補正が全くかからない。

 孤高:B
  孤独を知り、孤独で生きることができる存在。
  高ランクであれば、神の様な超越者の孤独にも耐えうるほどであるが、
  彼の精神はその域には達することは出来なかった。

 陰徳:A+++
  その存在は最後まで崇められることもなかったが、
  語られない歴史の中で幾つもの戦を事前に食い止めることが出来た。
  唯一それを知る世界は、彼に限りある幸運を与えた。
  陰徳はは同ランクの幸運よりも2ランク上の性能をもつ、
  発動するたびにそのランクを落とし、Eランクで発動させた場合、
  この聖杯戦争中において、このスキルは除外される。

 慧眼:A+
  持ち得る全ての知識をもって、先を読み通す力。
  あらゆる知識を学んだ彼は予言に近い精度で先を読むことができる。
  ただし、聖杯戦争においては、その時分までの知識でしか判断できない。
  直感、陰徳と組み合わさることで、キャスター、アサシンの策を
  見破ることも容易である。
 
【宝具】
『最終兵器(ワールド・エンド・トリガー)』
ランク:EX 種別:? レンジ:∞ 最大捕捉:∞
 世界を終焉に導く武器とされるが、その正体は誰も知らない。
 彼は、頑なにその宝具を使おうとはしない。

【Weapon】
『七具』
 剣・銃・槍・鞭・爪・斧・短剣からなる武器。
 それぞれが、過去の英雄が持っていた武器の集大成であり、
 宝具の集合体とも言える。
 セイバーの職業であるため、剣、短剣であるとき最も効果を発揮する

【解説】
 あらゆる並行世界においても、世界の終焉に必ず存在する英雄。
 誰も知ることが無いため、概念に近い存在であり、
 原初の英雄ギルガメッシュとは対極に位置する英雄である。

 その身体能力は並みの人間か、それよりも少し上ぐらいであるが、
 生まれ持った”生きる力”により、人類最後の存在となる。

 世界中の宝具を収集し、その歴史を学んだ彼は、その集大成を
 七具として宝具をまとめ上げる。
 七具ははあらゆる宝具の力を開放できるが、天才であっても
 非凡な肉体の彼にとっては扱いきれるモノではなかった。

 基本の性格は極めて臆病であり、人の悪意に敏感であった。
 その半面、人のぬくもりを強く求める傾向にあり、唯一の人類となった後
 その精神を維持することは困難であった。
 終焉を敏感に感じ取った彼は、世界中を回り食い止めようと尽力をしたが
 叶わず深く後悔を残すこととなった。
 
 そして、終焉の原因が何故か彼の宝具であるが、
 その理由は彼以外知る由もない。

 彼が、聖杯に託す願いは”自己の完全消滅”であり、その範囲は
 あらゆる平行世界にまたがっており、聖杯で叶えることできない。


455 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/08(月) 15:41:44 V/KO.1Pk0
こいつはくせえッー!
養殖のにおいがプンプンするぜッ─────ッ!!


456 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/08(月) 17:24:58 CFNRuAgM0
お、おうとしか言えないこの惨状


457 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/08(月) 18:52:02 j8jo40920
アレか、カルキ(ヴィシュヌのアヴァターラか)


458 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/09(火) 00:30:10 9SOPnB2Y0
どう考えても狙ってるだろう


459 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/09(火) 15:14:25 ECI.cCno0
【元ネタ】宇宙
【CLASS】ルーラー
【マスター】地球
【真名】宇宙
【性別】無し
【身長・体重】?cm・?kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力E 幸運E 宝具EX
【クラス別スキル】
なし
【保有スキル】
神秘:EX
 永遠に解かれることがないだろう謎という神秘性から来る。例えどれだけ博識なサーヴァントであろうと、彼の全てを知ることはできない。故に宝具、武器の複製や奪取は不可能。

破壊:EX(対象物により変動)
あらゆる生命を根絶・根絶やしにすることができる。しかしそれは意志ではなく、それに対するものの運である。
この場合はあらゆる保有スキル「神秘」と宝具を除くパラメーターがEからEXが対象物により変動する。

創造:EX(対象物により変動)
破壊との対象にあらゆる生命の創造も可能。それも意思ではなく対象物の運。
これは聖杯自体により抑えられているため、何の効力もない。もしこれが解放されれば新人類を作り出すことも可能。

【宝具】
『この存在こそ全て(スピリッツ)』
ランク:EX 種別:対星宝具 レンジ:0 最大捕捉:0人

 宇宙が持つ力はブラックホールや星の最後という絶望でも流星群や彗星のような神秘でもなく、ただ「存在する」。それだけである。
 この宝具は「宇宙」というサーヴァントをこの世に存在させるためだけの宝具であり、この宝具こそがサーヴァント「宇宙」を存在させているのである。
 故に、これがある限り、このサーヴァントは現界し続ける。

【解説】
この宇宙という存在により、地球そのものがそれを模して作った記録のようなもの。つまり宇宙という存在のかなり劣化したコピーを更に劣化し、一部だけを表現したような存在。
その姿は一つの巨大な鉱石。存在そのものが宝具であり、この鉱石にはあらゆる存在は一切の傷もつけることができない。その存在は完全な中立・中庸。誰の味方も敵もしない。また、感情・意思・知識というものが完全に存在しないサーヴァントで、それらを持つこともない。
聖杯によってあまりにも世界が歪められるさいにのみ、「星」という存在そのものにより現界する。そのさいはなんらかの入れ物として、まだ意思や知識が弱い子供の身体に入れられることとなる。そのため、何があっても人間により召喚することは不可能。通常の聖杯戦争にはどうあっても参加することの無いサーヴァントである。


460 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/09(火) 16:14:41 9SOPnB2Y0
TYPE-EARTHかな?


461 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/09(火) 16:39:28 UoaYFKWg0
膨張のスキルも欲しかった


462 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/09(火) 19:05:23 /rHlHhVE0
宇宙大将軍ってオチだと思ったのに


463 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/09(火) 19:11:22 iK9TwLZc0
見た目は宇宙と書かれたTシャツを着たおっさんとかでもいいんじゃ?


464 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/09(火) 20:37:49 NV/xDkew0
【元ネタ】ペルシア神話
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】クルサースパ
【性別】男性
【身長・体重】190cm・100kg
【属性】秩序・狂
【ステータス】筋力A++ 耐久A++ 敏捷A+ 魔力A 幸運B 宝具A+
【クラス別スキル】
狂化:B
全パラメーターを1ランクアップさせるが、理性の大半を奪われる。

【保有スキル】
剛腕:B
一時的に腕力を増幅させる。
腕以外に影響は無いが、ダメージ判定などには筋力を一ランク上のものとして扱える。

無窮の武練:A
ひとつの時代で無双を誇るまでに到達した武芸の手練。
心技体の完全に近い合一により、いかなる地形・戦術状況下にあっても十全の戦闘能力を発揮できる

世界の嘆願: C(B) 
並外れた人徳と善行の積み上げ。
追いつめられる程、世界は助けようと働きかける。  
現在はクラス能力により狂化している為、ランクダウンしており、危機的状況でのみ発動する。

【宝具】
『無双なる破壊英雄(クルサースパ)』
ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:ー 最大捕捉:ー
名だたる聖剣や武装もなくその身1つで神に等しい暗黒龍を引き裂き殺す肉体。
同ランク以下の 物理攻撃を極端に軽減、無効化する。また身体能力を大幅に強化し、
白兵での攻撃に対人宝具:B並みの威力を付与する。更に、Bランク相当の対魔力が付与される。
【Weapon】
【解説】
古代ペルシア、ゾロアスター神話に登場する巻き毛の大柄な男。
ダハーカを筆頭に、竜、怪物、怪鳥、悪魔、人殺し、強盗などを倒してきた立派な英雄である。
有毒な体液(?)を垂れ流す巨大な竜の背中で昼飯を食おうとして、竜が鍋の熱さのあまりに暴れた。
クルサースパはその時になってやっとその土地が龍と気が付いて腰を抜かしたというエピソードが残っている。流石に驚いたらしい。
最終戦争においてはダハーカ(アジ・ダハーカ)が解き放たれ人類と動物の三分の一を食い殺したのに対抗して復活させられ、
これを見事に打ち殺すこととなっている。
しかし創造主に天国入りを拒否され、涙ながらに懇願。天使やゾロアスター、動物までもが彼の天国行きを推薦し、最終的に天国に行った。


465 : 454 :2014/12/09(火) 21:38:17 K4LdeM5U0
やっぱ何かのお話にあったのかー(ちっ


466 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/10(水) 18:49:02 8N1JTr7k0
【元ネタ】悪魔学
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】バルバトス
【性別】男(女体化可能)
【身長・体重】172cm・59kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷B 魔力B 幸運E 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

単独行動:B
マスター不在・魔力供給なしでも長時間現界していられる能力。マスターを失っても2日は現界可能。

【保有スキル】
千里眼:C
狩人の姿を取るだけはあって中々の千里眼を持つ。「鷹の目」とも呼ばれる視覚能力。例え高速で移動する相手でも4km以内の距離なら正確に狙撃できる。

魔術:D
黒魔術を得意とする。本人曰く「悪魔の嗜み」。元堕天使なため天使の魔法も多少は使用可能。

神性:E
元は力天使、もしくは主天使だったが、堕天した為に神性は失われた。

友情回復:B
破綻した友情を元に戻す後押しをするスキル。ようするに「仲直りしやすくなる」スキル。

過去未来視:B
断片的に過去や未来の出来事を予測することが出来る。このスキルにより、相手の未来が分かるため、矢の的中率は百発百中。

動物会話:D
動物の言葉が分かる。しかし会話をすることはできない。

財宝発見:E
魔術師に対しては2倍の効果で発動。キャスターの陣や工房を見つけやすくなる。

【宝具】
『100×30の軍団(デモンデューク・コルプ)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:3000人

自らが従える30の軍団を矢として放つ宝具。それぞれが銘を持つ悪魔であり、その一つ一つの矢の威力は下手な宝具に匹敵するという。
それぞれが「意思」を持つため、追尾も可能。また纏めて一本の矢にすることも可能。その威力は絶大。
ただしかなりの魔力を喰うため、1度使えば3日は他の宝具も使えなくなる。この魔力消費故に、ギルガメッシュの「王の財宝」には勝らない。

『金管楽器吹の4人の王(トランペッタキングズ)』
ランク:C 種別:対己宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人

自らが従えるトランペットを吹く高貴な4人の王を現界させ、自らのステータスの一つを短時間だけ一段階強化できる。この宝具は魔力消費が少ないため、複数のステータス強化も可能。しかし多重するとステータス強化の時間が短くなってしまう。

【Weapon】
『銘無き弓』
狩りの際にも使われる特殊な弓。最大6本の矢を同時に放てる。

『銘無き矢』
自らの魔力で矢を産み出す。6本同時に矢を放つ際は、1本の矢を主として、残りの5本の矢はその矢のアシストをするような形となる。

『名無しの鷹』
バルバトスが鷹狩りを行う際に使っていた鷹。それなりの知能を持ち、主を守るため自ら行動する。ちなみに生肉より揚げたり焼いたりした肉の方が好きだという。

【解説】
30の軍団を率いる序列8番の悪魔公爵にして伯爵。自らを「悪魔大公爵」と呼ぶ。
『大奥義書』によれば、サタナキアの支配下にあるという。『ミュンヘン降霊術手引書』においては、バルバルス(Barbarus)という名前で紹介されており、36の軍団を率いる伯爵にして公爵であるという。
トランペットを持った四人の王を従えて、狩人の姿で現れるとされる。コラン・ド・プランシーはバルバトスを「ロビン・フッドの変形」とみなしている。太陽が人馬宮にあるときに、四人の高貴な王と彼らが率いる軍隊を伴って現れるともいう。
もとは力天使とも主天使ともいわれる、いわゆる堕天使。魔術師の財宝の隠し場所を知っていたり、動物の言葉を理解することが出来るなどの能力を有する。また、過去と未来をよく知り、友情を回復する力を持つともいう。


467 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/10(水) 19:00:36 pcJIxmCQ0
【元ネタ】間桐慎二
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】マトウ
【性別】男
【身長・体重】171cm・68kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷B 魔力E 幸運D 宝具B
【クラス別スキル】
陣地作成:−
 キャスターは魔術の才能が皆無であり、一般人並みの魔力しか有していない為、陣地を作成する事が出来ない。

道具作成:−
 キャスターは魔術の才能が皆無であり、一般人並みの魔力しか有していない為、魔力を必要とした道具を作成する事が出来ない。

【保有スキル】
単独行動:B
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。

直感:D
 戦闘時、つねに自身にとって有利な展開を”感じ取る”能力。
 攻撃をある程度は予見することができる。

心眼(真):D
 修行・鍛錬によって培った洞察力。
 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、
 その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”。

専科百般:C−
 多方面に発揮される魔術以外での天性の才能。
 戦術、学術、隠密術、暗殺術、詐術、話術、その他魔術関係以外の全ての専業スキルについて、Dクラス以上の習熟度を発揮できる。但し、魔術関係のスキルや、魔力を用いるスキルに関しての才能は皆無であり、普通ならば習得する事すらできない。

【宝具】
『赤き偽臣の書(ザ・ブック)』
ランク:B 種別:魔術宝具
 本来、魔術が使えない為、キャスターとして呼べない筈の英霊マトウをキャスターたらしめる宝具。
 これを持っている人物はキャスターに対して様々な命令を行える命令権を得るうえ、強く握りしめる事で様々な魔術を用いる事が可能になる。
 この宝具の力により、キャスターを召喚したマスターは召喚した直後に全ての令呪を失う。
 さらに、この宝具を持っている間のみキャスターはサーヴァントを最大3体まで召喚し、従える事ができる。ただし、召喚するには大霊地と莫大な魔力が必要である。

【Weapon】
『無銘・弓』
 古びた弓。何か思い出があるようで、とても大切にしている。

【解説】
 原作エミヤのワカメバージョン。とある未来の世界にて、願いを叶える為に世界と契約したワカメ。死後、霊長の守護者となり、聖杯戦争に召喚された。
 基本的に善人。原作ワカメと士郎を足して割ったような性格。
 一応、生前は歪んでいた時期があったらしい。


468 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/10(水) 20:59:24 BN8XVPqU0
【元ネタ】オリジナル・妄想
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】名無し
【性別】男性
【身長・体重】175cm・69kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷A+ 魔力D 幸運E 宝具??
【クラス別スキル】
気配遮断:D
 サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
 ただし、自らが攻撃態勢に移ると気配遮断は解ける。

【固有スキル】
心眼(偽):A
 視覚妨害による補正への耐性。
 第六感、虫の報せとも言われる、天性の才能による危険予知である。

専科百般:A+
 類まれなる多芸の才能。
 剣術、馬術、隠密術、暗殺術、槍術、話術、 射撃、魔術、
 その他総数100種類を超える専業スキルについて、Bクラス以上の習熟度を発揮できる。

透化:B+
 精神面への干渉を無効化する精神防御。
 暗殺者ではないので、アサシン能力「気配遮断」を使えないが、
 武芸者の無想の域としての気配遮断を行うことができる。
 
無冠の武芸:-
 様々な理由から他者に認められなかった武具の技量。
 相手からは剣、槍、弓、騎乗、神性のランクが実際のものより一段階低く見える。

無窮の武練:A+
 ひとつの時代で無双を誇るまでに到達した武芸の手練。
 心技体の完全な合一により、いかなる精神的制約の影響下にあっても十全の戦闘能力を発揮できる。

【宝具】
『無為の模倣(アンタッチャブル・コピー)』
ランク:E〜A++ 種別:???? レンジ:??? 最大捕捉:???
アサシンの心象風景を具現化させる、固有結界と呼ばれる大魔術。
視認した相手を自らの眼に移し、動作をコピーしたエーテル体の二重存在を作成し、結界内に保存する。
二重存在を自らと重ね合わせることで、相手の持つ技術、技能を完全に模倣することが可能。

【Weapon】
『物干し竿』
 とある東洋の剣豪が携えていたという長刀。
 五尺余に及ぶ規格外の長刀で、その間合いは槍に近い。

『方天画戟』
 とある中国の武将主武器として知れ渡っている、両手武器。
 切斬、刺突、打撃、薙ぎ、払い。
 大型両手武器の特徴をすべて活かした万能武器であるため、アサシンとの相性がいい
 宝具級の一品だが、アサシンは真名を知らないため、十分に使いこなせてはいない。
【解説】
あらゆる技術を視認しただけで身につけることのできる達人・魔術師。代替の起源をもつ。
しかしその代償として自我は摩耗し、抑止力に流されるまま戦いに赴き、人を殺すだけの使い勝手のいい掃除屋という存在に至る。
擦り切れたボロボロな自我のまま世界と契約し、死後、霊長の守護者となる。

彼自身忘れてしまったが、これがかつて彼が憧れた英雄の実態である。
願いは「失った自我を取り戻すこと」だったが、完全に自我を失った状態の彼は聖杯に願うこともままならない。


469 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/10(水) 23:13:18 RFVHt70w0
【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】エウペーモス
【性別】男性
【身長・体重】178cm・69kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷A+ 魔力C 幸運C 宝具B+
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

単独行動:C
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクCならば、マスターを失ってから一日間現界可能。

【保有スキル】
無窮の駿足:B
 ひとつの時代で無双を誇るまでに到達した神速の健脚。
 障害物や地形の凹凸に高いレベルで適応し、緩急自在の制動や、
 予備動作なしの流れるような方向転換を可能とする。
 水上であってもその駿足によって駆け抜けることができる。
 また、水中では健脚を生かしスピードを落とさずに泳いでいくことが可能。

神性:A
 神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
 父が神霊、祖父も神霊かつガイアの子であり、高い神格を持つ。

【宝具】
『白き案内人(オーバー・シュムプレーガデス)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1〜15 最大捕捉:1
 アルゴナウタイの遠征中、岩と岩が動き激突するために海路を塞ぐ難所を通り抜けるため放たれた白い鳩。
 鳩は非常に優れた危機察知能力を持っており、その正確さは未来予知に等しい。
 この能力があるため、鳩が通る道は最適化された危険のない道であり、
 これを追いかける者にとっても「安全に通ることができる道」となる。
 危機察知能力の範囲は周囲十数mに限られるため、その範囲外からの攻撃や、
 鳩が通り過ぎて時間が経過してから来る攻撃には鳩が感知しづらいという欠点がある。
 そのため、鳩のすぐ後ろを追従できない者にとって必ずしも、その道が安全であるかは確約できない。

『麗しき土塊(カリステー)』
ランク:B 種別:結界宝具 レンジ:1〜30 最大捕捉:1
 地中海へと戻る路を探すアーチャーに海神トリトンが授けた土の塊。
 現在のリビアにあたる島の統治権の証であり、アーチャーの子孫がキューレーネー王家を築いたことで、
 今日に至るその島の繁栄の礎ともなった宝具。
 土地や水面に投げると、土塊が内包する魔力が近くを通る土地の龍脈とリンクし、魔力を吸い上げる。
 吸い上げた魔力量に応じて土塊は拡大していき、一定量に達すると優れた工房相当の陣地として機能する。
 水面に投げた場合は、真下の海底を通じて龍脈から魔力を徴収し、島型の工房となる。

『繁栄すべし土塊(ネーレーイデス)』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜30 最大捕捉:150
 『麗しき土塊』を陣地作成としてではなく、攻撃目的として投擲した場合に発動する宝具。
 海神トリトンに統治を任じられてから、今日まで積み上げられてきた歴史の重さを物理的な威力に変換した神撃。
 これに立ち向かう者は、一つの島の起こりから現在までの神秘と立ち向かうことになる。
 この宝具の威力は、その島の文明が滅ぶまで増し続けていく。

【Weapon】
『無銘:剣』

【解説】
 ティテュオスの娘エウローペとポセイドンの子で、タイナロンの英雄。
 泳ぎの名手で、水面を足を濡らさずに走ることもできたという。
 イアソン率いるアルゴナウタイに参加し、難所シュムプレーガデスの岩をアルゴー船で通り抜けるため鳩を放った。
 鳩が無事岩と岩を通りぬけるのを確認したことで、その後を通過した船も無事に航海を続けられた。
 また、トリトーネス湖を通る際海神トリトンに地中海への道を尋ねた所、土の塊を手渡された。
 これはリビアの統治権を与えるということであった。
 その日の夜、土塊が乙女となり交わり、自身を海へと投げよという夢を見たエウペーモスがイアソンに相談し、その通りにした。
 土塊は海中の深みから浮かび上がり島となり、カリステー島、後のサントリーニ島となったという。
 この島にエウペーモスの後裔の一族が住み、発展していった。


470 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/11(木) 20:29:44 /84LG/J20
【元ネタ】Ruina
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】アベリオン
【性別】男
【身長・体重】不明
【属性】中立・善
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷C 魔力EX 幸運C 宝具EX
【クラス別スキル】
陣地作成:C
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 小規模な”工房”の形成が可能。
道具作成:B
 魔力を帯びた器具を作成できる。
【固有スキル】
高速思考:C
 物事の筋道を順序立てて追う思考の速度。
 戦闘時において大きな効果を発揮する。
高速神言:A
 呪文・魔術回路との接続をせずとも魔術を発動させられる。
 大魔術であろうとも一工程(シングルアクション)で起動させられる。
仕切り直し:D
 戦闘から離脱する能力。
心眼(真):D
 修行・鍛錬によって培った洞察力。
 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、
 その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”。
魔法:A
 魔術よりも上位に位置する「魔法」を操るほどの魔力。
 Aランクだと自分が仕える魔法ならほぼ全てをワンアクションで発動できる。
歌唱:EX
 歌を歌う技術。
 EXランクは魔術的効果超え魔法的効果をもたらすレベル
の人望である。
【宝具】
『<上霊>』
ランク:EX種別:対全宝具レンジ:-最大捕捉:-
 発動すると魔法・高速神言のスキルが4ランクアップする。
 星幽界と呼ばれる世界にてキャスターが手に入れた存在。
 使用者に強大なる力を与える。
 素で魔法を扱えるキャスターが使えば手が付けられなくなるだろう。
『イーテリオのかけら』
ランク:EX種別:対存宝具レンジ:- 最大捕捉:-
 発動すると同時にキャスターのあらゆる魔力を扱う行為の魔力消費が半分になる。
 さらに上位世界からの介入により常に魔力が回復し敵対する敵の空間的干渉を受け付けなくする。
 上位世界からもたらされた存在。
 これによりキャスターはかつての世界で強大な力を持つ存在を討った。
【Weapon】
義人の杖 聖木によって作られた杖。
【解説】
 フリーゲームRuinaの魔法使い主人公。
 当たり前のようにミ=ゴを消し炭にしたり偉大なる種族と行動を共にしたりする人。
 やっている事が他の主人公と比べてもかなりやばい。
 勿論大いなる秘儀も使えます。
 というより適正が◎の称号のスキルは全て使える。
 そしてRuinaでは覚えるのが「魔法」なので魔法をぽんぽん放てる存在になっています。


471 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/11(木) 20:30:59 /84LG/J20
>>470

カリスマいれようとしたけどなんか違うなってやめて消したんだけどちょっとだけ残ってた・・・


472 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/12(金) 22:14:24 42n6xi8Q0
【元ネタ】『禁断の惑星』
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】エドワード・モービアス
【性別】男性
【身長・体重】188cm・86kg
【属性】中立・狂
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷D 魔力C 幸運E 宝具C
【クラス別スキル】
狂化:―(A++)
 理性と引換に自身のパラメータを上昇させるスキルだが、現在は機能していない。
 その代わり、他者同様に複雑な思考を行い、言葉を話すことができる。
 宝具が発動した場合にのみ、全パラメータを2ランクアップさせるが、
 誰にも『彼』を制御できない。彼自身にすらも。

【保有スキル】
道具作成:B
 魔力を帯びた器具を作成できる。
 バーサーカーの作る道具は科学的アプローチに基づくものであるが、その技術が
 未知のものであるため、結果として魔術と大差ないものに仕上がっている。
 狂化が発動している間このスキルは機能しない。

無窮の叡智:E
 自身の得意分野に限った類稀な知識と未知への理解力。
 実物がある場合、それが自身の知るものから大きく進歩したものであっても理解し、扱うことができるのみ。

【宝具】
『増幅する破壊衝動(エゴイスト・モンスター)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1〜5 最大捕捉:1
 バーサーカーが移住した惑星の移籍で発掘された巨大なエネルギーを生成する機械。
 本来持ち歩けるサイズではないが、英霊として召喚されたことで概念としてバーサーカーの体に埋め込まれている。
 狂化を発動していない場合、魔力と幸運を除くステータスをワンランクアップする。
 この宝具のもう一つの機能は、バーサーカーが相手にイラついたり、憎しみを抱くことをトリガーに自動的に発動する。
 それらの感情を機械が作り出す有り余る無色のエネルギーが増幅させ、無差別に人を襲う「イドの怪物」を作り出す。
 この怪物は与えられた深層心理、感情のままに襲いかかることを行動原理とし、バーサーカーとは別行動をとるのだが、
 狂戦士のクラスで呼び出されたために自身の潜在意識が暴走し、狂化が発動する。
 そのためバーサーカー自身も、「イドの怪物」と同じ行動をとることしかできない。
 生み出された「イドの怪物」は感情エネルギーの集合体であり、物理的な攻撃は一切通らない。
 また、攻撃が通ったとしても機械から与えられるネルギーによって損耗を即座に回復するため、英霊本体を倒す以外に止める手立てはない。

【Weapon】
『光線銃』

【解説】
 SFというジャンルが「荒唐無稽な子供向け」であるという認識だった時代、1956年に製作された「禁断の惑星」の登場人物。
 文明が滅んだ惑星に移住した移住団の捜索のため、アダムス機長率いる宇宙船C-57-Dが惑星第4アルテアへ着陸することから物語は始まる。
 エドワード・モービアス博士とその娘だけが生き残り、アダムスは彼らを連れ帰ろうとするが博士はこれを拒み、即座に帰るよう忠告する。
 解明されない原因で滅んだ先住民や古代遺跡に存在する機械の謎に悩む中、突如として謎のモンスターが船員立ちに襲い掛かってきた。
 すぐに帰ることを求める船員たちに対し、博士の娘アルティアと恋仲になったアダムスは、せめてアルティラだけでも連れて帰ろうと苦心する。
 一体、何故優れた技術を持った先住民たちは滅んだのか。遺跡の機械の、そしてモンスターの正体とは?

 本映画はSF映画でありながら「潜在意識と自我の関係」という心理学的なテーマを扱った異色の作品であり、モービアス博士はそれを象徴するキャラクター。
 潜在意識を視覚化すした先鋭的な作品で、現代では思索的世界を扱い舞台としてSFを用いることの先駆けとなった作品と評価されている。


473 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/13(土) 16:08:58 GUFfYquM0
【元ネタ】中国・伝説
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】黄初平
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷C 魔力A 幸運C 宝具C
【クラス別スキル】
陣地作成:B
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 仙丹を煉るのに適した“石室”の形成が可能。

道具作成:C
 魔術的な道具を作成する技能。
 キャスター兄弟の仙丹により仙道を得た者数十人という。

【固有スキル】
仙術:C
 大陸東部で培われた魔術体系。姿を消し、影も映らない術を体得していた。

動物会話:D
 言葉を持たない動物との意思疎通が可能。
 とりわけ家畜相手であれば使役することも出来る。

仕切り直し:D
 戦闘から離脱する能力。何時の間にかマスターと共に姿を消し、行方をくらませてしまう。

単独行動:D
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクDならば、マスターを失っても半日間は現界可能。

【宝具】
『打鞭化羊(だべんけよう)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:1〜2 最大捕捉:1000人
 キャスターが兄の目の前で白石を数万頭の羊に変えて見せたという代表的な術。
 後世、鞭を手に白石を白羊に変える姿が画題として親しまれた。
 鞭で打った物は相手の武具でも羊に変化させ、数万頭の群をけしかける。

【Weapon】
『無銘・鞭』

【解説】
 晋代(出典によっては時代を記さない)の人。丹陽(所在不明。Wikipediaは浙江省金華市とするが一説)出身。
 十五歳で羊の番をしていたところ、道士に見込まれて金華山に修行に出て行方不明となった。
 40年以上経って兄の初起が道士に教えられて弟を見つけ出し、500年以上生きて戻って来たが、既に一族も
 馴染みが薄れていた為に、また姿を消したという。
 晋代の『神仙伝』にも記載があるが、それに従えばその時点で500歳以上というから晋代の人ではない。
 また『神仙伝』はキャスターの後身を赤松子とするが、通常は神農の時代の人とされている。
 姓の黄は皇とする文献が多い。また初平は字であり、正式な名は不明という。


474 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/14(日) 06:18:31 n188Qzr.0
アニメ化記念に

【元ネタ】アイドルマスターシンデレラガールズ&グランブルーファンタジー
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】渋谷凛
【性別】女
【身長・体重】165cm・44kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷B 魔力B 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:E+
騎乗の才能。大抵の乗り物なら何とか乗りこなせる。
さらに、飛空艇に騎乗する場合に限り有利な補正を得ることができる。

【保有スキル】
アイドル:A
生前セイバーの持つアイドルとしての技能が
そのままスキルとなったもの。
セイバーの元いた世界における最高の称号、
『シンデレラガール』を獲得するほどの
人気アイドルでもあったため、最高ランクのAである。
彼女の情熱的な歌とダンスは他者の心を熱く震わせる。
また、同ランクの魅了としてのスキルも兼ね揃えており、
他者を強く惹きつける。

静かな闘志:C
セイバーは攻撃あるいは宝具を発動するたびに
魔力をわずかであるが、回復することができる。

戦闘続行:C
不屈の闘志。瀕死の傷でも戦闘を可能とする。

魔力放出(炎):C
武器に魔力を込める力。
剣に相手を凍結させる蒼い炎を纏わせ、破壊力をアップさせることができる。
また、剣先から放出することにより火流となって敵にダメージを
与えることが可能。
この蒼炎は火の属性を持つマスターやサーヴァントに
大きなダメージを与えることができる。
その反面、土の属性を持つマスターやサーヴァントには
攻撃力が半減してしまう。

【宝具】
『白き聖歌(ホワイト・ソング)』
ランク:C 種別:対人〜対軍宝具 レンジ:10 最大捕捉:6
生前アイドルでもあったセイバーの歌の技術が宝具になったもの。
セイバーの歌を聞いたマスターや味方サーヴァントの筋力及び、
攻撃系宝具の威力が3ターンの間若干向上する。

『煌星の反射光(エトワール・プリズム)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:20 最大捕捉:1
セイバーの剣の魔力による光の乱反射によって、相手にダメージを与える宝具。
ヒットした相手の視界を暗闇にするバッドステータスを付与する。
この宝具の効果は6ターン経過で消滅する。

『蒼穹の剣(セイバー・イン・ザ・アズール)』
ランク:B 種別:対人〜対軍宝具 レンジ:60 最大捕捉:5
セイバーの蒼い炎の衝撃波を相手に放つ。
遠距離に対応できるが、複数敵がいた場合は
ヒットする対象はランダムになる欠点を持つ。

『菫蒼色の奥義(アオイライト・ブルー)』
ランク:A 種別:対人〜対軍宝具 レンジ:40 最大捕捉:5
蒼炎を纏った剣で、敵に連続で斬撃を与えるセイバー必殺の一撃。
この宝具がヒットした相手が魅了のバッドステータスになっていた場合、
さらに光属性の追加ダメージを与えることができる。

【weapon】
『蒼の剣 《ネバーセイバー》』
生前アイドルであったセイバーの持ち歌を
元にした名前がついている両刃剣。
本来は映画撮影用の作り物の剣であったが、
異世界に転移する際に性質が変化し、本物の剣となった。
セイバーがこの剣を振るうことで蒼い炎が発生する。

【解説】
モバゲー「アイドルマスターシンデレラガールズ」に
登場するキャラクターの1人。
黒髪に緑の瞳が特徴のアイドル。属性はクール。
このゲームの看板的キャラクターであり、人気は高く
第3回総選挙では1位に輝き、シンデレラガールの称号を獲得している。
年齢は15歳。一見無愛想に見えるが、中途半端を嫌い、何事も
真剣に取り組む熱い性格を秘めている。
また、同じモバゲーである「グランブルーファンタジー」との
コラボイベントの登場キャラの1人としても登場している。
ファンタジー映画撮影のため、神崎蘭子、島村卯月と一緒に控え室で
衣装を披露していた所、謎の光により異世界に飛ばされ、
名も知れぬ孤島で騎空士(グランブルーファンタジーの主人公)と出会う。
異世界に飛ばされたと同時に遭遇した緑色の変な巨大生物と戦いながら、
島村卯月と神崎蘭子に再会し、元の世界に帰るための手がかりを探すため、
騎空士たちの飛空艇に乗り込むのであった。


475 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/14(日) 06:19:56 n188Qzr.0
【元ネタ】アイドルマスターシンデレラガールズ&グランブルーファンタジー
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】島村卯月
【性別】女
【身長・体重】159cm・44kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷B 魔力B 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:E+
騎乗の才能。大抵の乗り物なら何とか乗りこなせる。
さらに、飛空艇に騎乗する場合に限り有利な補正を得ることができる。

【保有スキル】
アイドル:B
生前セイバーの努力で培ってきたアイドルとしての技能が
そのままスキルとなったもの。
歌とダンスは他者に元気と笑顔を与える力がある。
また、同ランクの魅了としてのスキルも兼ね揃えており、
他者を強く惹きつける。

魔力放出(光):C
武器に魔力を込める力。
剣に光の力を帯びさせることができ、攻撃力をアップさせることができる。
また、剣先から光線として放出することも可能。
闇の属性を持つマスターやサーヴァントに対して使用すれば
大きなダメージを与えることができる。

満点スマイル:C
セイバーは攻撃あるいは宝具を発動するたびに
魔力をわずかであるが、回復することができる。

戦闘続行:C
頑張る力。瀕死の傷でも戦闘を可能とする。

平運:EX
セイバーがラック値によるロール判定をする場合、
クリティカルとファンブル以外の判定が必ず出る。
生前、おみくじで吉以外しか出なかった
という幸運でもなくかつ不運でもない運の
巡りにあったという逸話が元になったスキル。

【宝具】
『喜楽の魔法(ピース・マジック)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:10 最大捕捉:4
何事にもひたむきに頑張るセイバーの生き様が宝具化したもの。
セイバーの励ましにより、マスターや味方サーヴァントの
筋力と攻撃系宝具の威力が3ターンの間若干向上する。

『綺羅星の魔法(ティンクル・スター)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:20 最大捕捉:1
セイバーの剣から発生さする光で、相手にダメージを与える宝具。
ヒットした相手は時々セイバーの虜になり、
ターン中、一切の行動ができなくなる『魅了』の
バッドステータスを付与する。
この宝具の効果は6ターン経過で消滅する。

『気まぐれロマンティック(ウィム・ロマンティック)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1
セイバーの光の魔法による回復魔術。
セイバーの負った傷が回復し、3ターンの間
筋力と耐久が1ランクアップし、攻撃系宝具の威力も向上する。

『鮮桃色の一撃(ピンキー・ライブリィ)』
ランク:A 種別:対人〜対軍宝具 レンジ:40 最大捕捉:5
光の閃光を纏った剣で、相手に斬り払いと突き攻撃で
大きなダメージを与えるセイバー必殺の宝具。
この宝具がヒットした相手が暗闇のバッドステータスになっていた場合、
さらに水属性の追加ダメージを与えることができる。

【WEAPON】
『勇者の剣 《スマイルブレイド》』
製作者不明の勇者の剣。
本来は映画撮影用の作り物の剣であったが、
異世界に転移する際に性質が変化し、本物の剣となった。
この剣を使用することでセイバーの魔力を光の力に
変換することが可能。

【解説】
モバゲー「アイドルマスターシンデレラガールズ」に
登場するキャラクターの1人。
サイドに結んだ髪型が特徴の17歳の女の子。属性はキュート。
渋谷凛と並ぶこのゲームの代表的なキャラクターである。
本家アイマスでいうならば天海春香に相当する普通アイドル。
しかし、何事にも「頑張ります」と言ってチャレンジする姿勢
眩しい笑顔とダブルピースのかわいさの魅力があり、
彼女が人気のアイドルの一人であることは間違いない。
また、同じモバゲーである「グランブルーファンタジー」との
コラボイベントの登場キャラの1人としても登場している。
ファンタジー映画撮影のため、渋谷凛、神崎蘭子と一緒に控え室で
衣装を披露していた所、謎の光により異世界に飛ばされてしまう。
その後、凛と同行していた騎空士(グランブルーファンタジーの主人公)と合流。
当初は映画の撮影と誤解しつつも、自分がこの世界での役割『勇者』を
アイドルの同じく一生懸命頑張ることを決意したのであった。


476 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/14(日) 06:23:02 n188Qzr.0
【元ネタ】アイドルマスターシンデレラガールズ&グランブルーファンタジー
【CLASS】キャスター
【真名】神崎蘭子(魔界での真名は魔王ブリュンヒルデ)
【性別】女
【身長・体重】156cm・41kg
【属性】秩序・善(本人は混沌・悪と自称している)
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷C 魔力A 幸運A 宝具A
【クラス別スキル】
陣地作成:A
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
“工房”を上回る“魔王の古城”の形成が可能。

道具作成:B-
魔術的な道具を作成する技能。
特にキャスター自らが描く魔術書(グリモワール)の
作成に長けている。
ただし、この魔術書を使用するにはキャスターの認めた
資格ある者ではないと所有できず、
魔術書の内容は『瞳を持つ者』にしか解読することができない。
常人がそれを見れば、14の齢の若かりし頃の思い出を想起させ、
悶絶しながら転がりまわるといわれている。

【保有スキル】
アイドル:A
キャスターの持つアイドルとしての技能が
そのままスキルとなったもの。
キャスターの元いた世界における最高の称号、
『シンデレラガール』を獲得するほどの
人気アイドルでもあったため、最高ランクのAである。
彼女の情熱的な歌とダンスは他者の心を熱く震わせる。
また、同ランクの魅了としてのスキルも兼ね揃えており、
他者を強く惹きつける。

悪魔の翼:A
魔界に棲まいし者のみが所有する漆黒の翼。
キャスターは自由自在に空を飛ぶことができる。

魔術:A
魔術書(グリモワール)を使用する魔術。
使い魔の白フクロウの召喚、魔術結界の展開など、
様々な魔術を行使することができる。

魔力放出:A
キャスターの両手には二属性の魔力を宿しており、その力を行使できる。
『呪われし右手』には炎の魔力、『聖なる左手』には氷の魔力が備わっている。
魔力を込めることでそれぞれの手から火炎、吹雪を放つことが可能。
組み合わせて使用することで宝具『真・地獄の豪火』が発動する。


【宝具】
『真・地獄の業火(ヴェーロ・インフィーラ)』
ランク:A 種別:対人〜対軍宝具 レンジ:60 最大捕捉:60
キャスターの『呪われし右手』に宿る炎と『聖なる左手』に宿る氷を
組み合わせることで発動する宝具。
暗黒・炎・氷の三属性からなる魔力波を放つ。
その威力は凄まじく、いかなる防御もこの宝具の前には意味をなさない。

『闇夜の魔法(ノッテ・オスクーラ・マージア)』
ランク:A 種別:対人〜対軍宝具 レンジ:70 最大捕捉:80
キャスターが自身の魔術書(グリモワール)を使用することで発動する宝具。
周囲を光も遮る暗闇にする。文字通りの暗闇のため、この宝具の効果範囲にいる者は
キャスターとそのマスターを除き、視界が大幅に制限される。
また、キャスターとそのマスターも闇に溶け込むため、敵サーヴァントとマスターは
発見が極めて困難になる。奇襲をかけたり、逃走手段に用いたりすることも可能

『魔王讃えし漆黒のヴェール(ディアボリック・ネロ・ヴェーロ)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:3 最大捕捉:1
キャスターが生前のアイドル時代に、何時如何なる時も支えた下僕
(現世の言葉で言い換えるのならキャスターのファン)達の逸話が宝具化したもの。
敵マスターやサーヴァントと戦闘に入る際に自動的に発動する。
サーヴァントやマスターの攻撃、宝具を無効にする障壁がキャスターの周囲に発生する。
ただし、無効にできるのは3度まで。3度攻撃を受けた後は宝具の効果は消滅し、
戦闘を終えるまで再度発動することはできなくなる。


477 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/14(日) 06:23:49 n188Qzr.0
【Weapon】
『魔術書(グリモワール)』
キャスター自らが描く魔術書。
キャスターはこれを用いて、様々な魔術を行使する。
中身は日本語やイタリア語などの言語からなる文章と、
『独特の個性あふれるイラスト』が描かれている。
この武器の他に、『覚醒魔王の鎌』が存在するが、
キャスターのクラスで呼ばれたのに加え、
自身は肉弾戦はあまり得意ではないため
この武器は所有していない。

【解説】
モバイルゲーム「アイドルマスターシンデレラガールズ」に
登場するキャラクターの1人。
銀髪と赤目でゴシックロリータ衣装が特徴のアイドル。属性はクール。
年齢は14歳であり、いわゆる「中二病」。
「闇に飲まれよ!(お疲れ様です)」「魔力が足りぬ(お腹すいた)」など
比喩的で難解な言葉を使うが、それは恥ずかしがり屋のため、
自分の本音を隠すための裏返しである。
ゲーム内では上から数えた方が早いほどの人気キャラであり、
第2回総選挙では見事1位の称号、シンデレラガールを獲得したほどである。
また、同じモバゲーである「グランブルーファンタジー」との
コラボイベントの登場キャラの1人としても登場している。
原因不明の異世界に飛ばされたが、元々ファンタジー大好きな彼女は
戸惑うどころかむしろノリノリで楽しんでいた。
元々は一般人であったが、異世界の祝福を受け覚醒。
飛翔能力と魔法を使う能力を授かったらしい。
「魔王 ブリュンヒルデ」を名乗り、正体不明の緑色の生物を倒し、
その報酬として古城を手に入れた。
後に騎空士一行と同じくこの世界に飛ばされた渋谷凛と島村卯月に再会、
元の世界に帰る手段を探すため、彼らと共に騎空艇に乗り、旅を
続けていくのであった。


478 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/14(日) 19:44:17 aKjgn9iI0
【元ネタ】陰陽大戦記
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】雷火のフサノシン
【性別】男
【身長・体重】???
【属性】中立・善
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷A+ 魔力B 幸運B 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術・儀礼呪法など大がかりな魔術は防げない。

【保有スキル】
直感:C
 戦闘時、つねに自身にとって最適な展開を”感じ取る”能力。
 敵の攻撃を初見でもある程度は予見することができる。

心眼(偽):B
 直感・第六感による危険回避。
 自身や契約者の危険にはいち早く感づく。

飛翔:A++
 空中を自由自在に飛び回る能力。
 フサノシンは全式神中でも一、二を争う飛翔能力と速度を持っており、
 そのスピードを生かした戦法を得意とする。

魔力放出(炎雷):A
 武器ないし自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出することによって能力を向上させる。
 轟く雷や獄炎が武器や自身を包み、強力な破壊力を生み出す。

投擲(翼):B
 自身の翼を手裏剣の要に相手に放つ。
 また魔力放出との兼合いによりミサイルのように発射して爆発させることもできる。

希望の雷火:A
 雷火族特有のどんな時でも決して希望を失わず、退くことを知らない強い意志と魂。
 常に前向きでエネルギッシュ。
 契約者にたいしても同様、決して諦めずに希望を持ち続けて前向きに生きてほしいと願っている。
 同ランクの相当の戦闘続行スキルを兼ね備える。

神性:B(本来ならばEX)
 本来の姿は雨水の節季を司る大自然の神。
 現実世界では力を抑えられた姿をしている。

【宝具】
『電光雷火撃(でんこうらいかげき)』
ランク: 種別:対人宝具 レンジ:1〜6 最大捕捉:5
 フサノシンが放つ必殺技 
 陰陽手槍「雷鳴王(らいめいおう)」に電撃を帯電させ、そのまま高スピードで対象を貫く必殺技。
 貫かれた対象は余波の電撃により、内部から破壊される。

『雷鳴王一騎当千(らいめいおういっきとうせん)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:80 最大捕捉:800
 雷鳴王に雷と炎のエネルギーを限界まで蓄積させ、纏った状態のまま投げつける必殺技。
 着弾したその地点からは凄まじい爆発が起こり、対象とその辺り一帯を消し炭にする。

『雷火の爆雷羽(いかづちのばくらいば)』
ランク- 種別- レンジ- 最大補足数-
 フサノシン本来の荒ぶる神としての姿。兜を被った巨大な隼の姿をしている。
 心技体の力を使い、契約者と心を通わせることで発動できる。
 通常の姿とは比較にならないほどの強大な力を得るが、
 聖杯戦争のシステムの都合上この姿の発動はできなくなっている。
【Weapon】
陰陽手槍「雷鳴王(らいめいおう)」
 フサノシンが扱う手槍。これを介して数々の強力な攻撃を行う。
【解説】
陰陽大戦記に登場する式神。
隼のに似た姿をした鳥人少年。若い外見らしく、無鉄砲でやんちゃな性格。
反面面倒見がよく、契約者に対しては親のように接して見守ってくれる。
全ての式神の中でも一、二のスピードを誇る。同じ雷火族のタカマルを尊敬し憧れている。


479 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/15(月) 12:26:28 Sk/4OeiY0
こんなスレ合ったんだー、初投稿

【元ネタ】魔法陣グルグルシリーズ、舞勇伝キタキタ
【CLASS】ダンサー
【マスター】
【真名】アドバーグ・エルドル
【性別】男
【身長・体重】160cm・60kg
【属性】混沌・中立
【ステータス】筋力D 耐久A 敏捷C 魔力E 幸運B 宝具C
【クラス別スキル】
魅了:−
 他人を惹きつける見目の美しさ。
 ダンサーにあるべき魅了が失われている。
 
舞踊:A
 伴奏に合わせて演じられる一連の動作。神への礼拝や儀式、自己表現の手法。
 踊りの動作中または動作後に発生する、外界への影響力や自己への付与効果の高さを表す能力。
 AランクであればBランクまでの宝具、スキル、ステータスを1段階上げるほどの効果を持つ。
 
【固有スキル】
直感:C+
 戦闘時、つねに自身にとって最適な展開を”感じ取る”能力。
 いかに周囲に踊りを見せるかに特化している。
 
戦闘続行:B
 瀕死の傷でも踊りを可能とし、決定的な致命傷を受けない限り踊り続ける。
 
嫌悪感:B
 直視した者に精神ダメージを与える能力。このスキルを持つものは魅了スキルを失う。
 
偽りの舞勇伝:B
 様々な理由から他者に伝わった偽りの英雄譚。
 踊りを開始するまでクラス、ステータスが見えず、真名を明かされる事が無い。
 ダンサー以外に適性は無いが、このスキルによりごく僅かだが別クラスで召喚される可能性がある。
 
【宝具】
『神を祭りし伝統舞踊(キタキタ踊り)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:2〜40 最大捕捉:200人
 キタの町に伝わる神を祀ったとされる踊り。何処からともなく音楽が流れる。
 踊りを見聞きした者はダンサーの魅了スキルのステータスだけ魔力に付加効果を得る。
 魅了スキルが高ければ高いほどプラスに働く。
 アドバーグの場合、嫌悪感により魅了が失われている為、マイナスに働く。
 嫌悪感がBともなると、見た者の冷静さを欠如させ、判断力を著しくダウンさせる。
  
『神を祭りし伝統舞踊(チョロチョロくそじじい)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1〜2 最大捕捉:1人
 キタの町に伝わる神を祀ったとされる踊り。
 踊りを極めた末に、攻防一体の武術と化したアドバーグ特有の能力。
 キタキタ踊りと同時に発動する。
 
『苦し紛れの即興小唄(へりくつ小唄くそじじい)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1〜10 最大捕捉:20人
 物理面では火竜のブレスを防ぎ、精神面では魔王とも渡り合った即興小唄。
 基本的に即興の為、持続時間が不確定である。
 ランク以下の精神干渉、風に関する魔術を無力化する。

 
【Weapon】
『神を祀りし舞踊衣装(頭飾り)』
アドバーグ・エルドルの愛用した頭飾り。
額の太陽にはアドバーグの魂が宿っており、表情豊かである。

『神を祀りし舞踊衣装(こしみの)』
アドバーグ・エルドルの愛用した腰蓑。
多少の攻撃では崩れず、例え逆さになってもポロリしない。


【解説】
魔法陣グルグルシリーズ、または舞勇伝キタキタに登場する踊り子(おやじ)。
キタの町の元町長。神を祀ったとされるキタキタ踊りを一般公開したことにより
町に女性が生まれなくなる祟りが発生。女性の変わりに自らが踊り子になったが
おやじの踊りを見たい人がいる訳もなく、町は寂れてしまった。
キタキタ踊りを世界に広め、後継者を探す為に旅に出る。
作中でも主人公パーティによく絡んでおり、数々の冒険を共にした。
最終的に魔王をキタキタ踊りの力と魔法で封印した(ことになった、実際は魔法)。

そのインパクトと活躍っぷりからスピンオフ漫画も出版される。
宝具とその呼び名はスピンオフ漫画出展。


480 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/16(火) 21:02:21 66DqCyME0
【元ネタ】鹿島志、その他
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】國摩眞人
【性別】男性
【身長・体重】167cm・57kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷C 魔力B 幸運C 宝具B+
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:D
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み程度に乗りこなせる。

【固有スキル】
陣地作成:B
 自らが奉じる神を祀る "祭壇"の形成が可能。

神授の武練:A+++
 日本最古の武術「神妙剣」。“発しては変転窮まりなく、結んでは方円の極となる”。
 八神殿方円に則り、あらゆる武術の根本にして末端、単一にして千変万化の神武を行使する。

一之太刀:EX
 「神妙剣」の奥義。対人神剣。
 最上の無想の域に浸ることで世界と自分、自分と相手の境界を無くすことで自らを一つの現象にする。
 これによって放たれる一太刀は因果の概念も置き去りにし、防御も回避も意味を為さぬ必然の一撃となる。
 後世、数多の剣豪が会得を目指した究極の奥義。その始まりの一。

【宝具】
『韴霊の法則(ふつのみたま)』
ランク:B+ 種別:対人宝具 レンジ:1〜2 最大捕捉:1人
 建御雷神より授かった神武の真理。鹿島の太刀。
 心身共に全八神殿方円を遂進することで、その先の第九神の大直神を経て、
 第十神の天照大神に収劍、完全たる境地に至る。
 結果、手に持つ太刀に、振るわずとも万物を断ち斬る神剣『布都御魂』の権能が宿る。
 剣神である『布都御魂』が持つ“切断”の権能は、虚実問わず概念すらも断ち斬るが、
 セイバーのそれはあくまで人の業による限定再現である為、一度に補足出来る対象は1つのみである。


【解説】
19世紀の鹿島神宮神官の北条時鄰が著した郷土誌『鹿島志』に記される大和時代の神官。
垂仁天皇の重臣であった国摩大鹿島命の五代目の子孫に当たり、
5世紀頃の人物と言われるが、7世紀以後の人物とする資料もある。

日本剣術を遡ると、その多くが「兵法三大源流」行き着く。
その一角である神道流の起源は他二流に比べて遥かに古く、その開祖と謳われているのが眞人である。
眞人は『布都御魂』の霊位を慕って聖地高天原に祭壇を築き、祈祷したところ、
日本神話最強の武神である建御雷神より神妙なる太刀の術を授かったという。
これが神官七家に伝わって後の「関東七流」となり、数百年後には日本兵法中興の祖と謳われる飯篠家直が
これを元に天真正伝香取神道流を体系化し、この流派に触れた数多の剣豪が生み出されることとなるのである。
あくまで文献上の話だが、國摩眞人こそが日本最古の武術家であり、始祖と言える存在であろう。


【コメント】
鹿島の太刀と韴霊の法則と神妙剣と一之太刀の関係性の記述はどの資料でも
似ているようで微妙に違ってよくわからん。個人的には以下の解釈。
①鹿島の太刀:布都御魂そのもの。あるいは建御雷神が布都御魂を持って発動する渾身の一振りの奥義。
②韴霊の法則:鹿島の太刀を初めとした建御雷神の武の術理。
③神妙剣:韴霊の法則を基に対人用に再構成した武術。
④一之太刀:神妙剣の奥義。渾身の一振り。対人版鹿島の太刀。

宝具としての『韴霊の法則』は、正しく術理を通すことで鹿島の太刀(布都御魂)を再現するというもの。
韴霊の法則によって布都御魂が宿って何でも斬れるというのは捏造だが、
名前的に凄くそれっぽいのでこういうことにした。八神殿それぞれに意味があるのだが長いので省略。
一之太刀はパクリ。文字通りの必中剣だが、超頑丈や鬼耐久には阻まれることも。
対して、宝具は阻まれることなく何でも斬るが、避けられることもある。
聖杯にかける願いは、第十神境地の更に先、完全の遥か上の境地、つまり根源に至ること。
適正クラスはセイバーとキャスターだが、神妙剣はあらゆる武の根本(という設定にした)ので、
大体どんな武器でも使えるし素手でも強い。


481 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/17(水) 08:55:58 cFRSPU0k0
【元ネタ】Magic: the Gathering
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】ダッコン
【性別】男性
【身長・体重】?cm・?kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷B 魔力B 幸運D 宝具EX
【クラス別スキル】
対魔力:A
 A以下の魔術は全てキャンセル。
 事実上、現代の魔術師ではセイバーに傷をつけられない。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
道具作成:A++
 魔力を帯びた器具を作成できる。
 十分な時間と素材さえあれば、宝具を作り上げることすら可能。

プレインズウォーカーの火花:―
 プレインズウォーカーとなるために必要な素質。
 現在は失われている。

魔術:B
 治癒魔術や召還魔術といった魔術を得意とする。
 自陣地の土地からの魔力供給によりステータスを向上させる術も会得している。

【宝具】
『黒き剣(ブラックブレイド)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:1〜2 最大捕捉:1人
 鍛冶師であるセイバー自らが十年の時を費やして鍛え上げた魔剣。
 この剣で討った者の魂を吸収する能力を持つ。 
 更に、ドラゴン、マンティコア、デーモンといった怪物退治の逸話を持つため、
 魔物や怪物といった属性を持つ者に対しては、高い追加ダメージを負わせる。

【Weapon】
『無銘の盾』

【解説】
Dakkon Blackblade / 黒き剣のダッコン (2)(白)(青)(青)(黒)
伝説のクリーチャー ―人間(Human) 戦士(Warrior)
黒き剣のダッコンのパワーとタフネスはそれぞれ、あなたがコントロールする土地の数に等しい。
*/*
エピソード
レジェンドにて初登場した伝説のクリーチャー。
コロンドール出身の卓越した鍛冶師であり、尚且つ戦士である。
登場から十三年以上も後に、彼の剣を受け継いだキャラが登場しているが、彼自身の消息は定かではない。


482 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/17(水) 11:49:00 J5e/X/1c0
微妙
少なくともダッコンの剣はEXもないだろう

後今は火花じゃなくて灯って翻訳だから


483 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/18(木) 21:44:34 8EcZGdXk0
【元ネタ】オリジナル
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】無名の槍使い
【性別】男
【身長・体重】不明
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷A+ 魔力E 幸運A 宝具なし
【クラス別スキル】
対魔力:E
 魔術に対する守り。
 無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。

【固有スキル】
透化:C
精神面への干渉を無効化する精神防御。

宗和の心得:B
 同じ相手に同じ技を何度使用しても命中精度が下がらない特殊な技能。
 攻撃が見切られなくなる。

千里眼:C
 視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。

【宝具】
『貫く突き(つき)』
ランク:なし 種別:対人宝具 レンジ:見える範囲 最大捕捉:一人
 全てを貫く突き
 全てを貫くので防御不能。
 空間を貫き遠くの物を突く事ができる。

【Weapon】
『普通の良い槍』
 良い槍だが普通

【解説】
突きを極めた槍兵


484 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/19(金) 01:05:55 hIG3tE5c0
【元ネタ】HAPPY WHEELS
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】セグウェイガイ
【性別】男
【身長・体重】中肉中背だが若干お腹が出ている
【属性】中立・中庸
【ステータス】
筋力E 耐久D 敏捷E 魔力E 幸運C 宝具E
【クラス別スキル】
騎乗A+:乗ることさえできれば竜すら乗りこなせる
【固有スキル】
セグウェイ:A セグウェイを乗りこなす能力
          セグウェイで大きなジャンプすら可能なほど

騎乗続行:B 頭さえ破壊されなければ手足が千切れようが胴体を串刺しにされようが
         けして死ぬことなく騎乗を続けられる
         ただし腕などの騎乗している乗り物の制御に必要な器官を失うと騎乗能力は低下する

【宝具】
『これぞ我が足(セグウェイ)』
ランク:E 種別:疾走宝具 レンジ:1 最大捕捉:1
オーソドックスなセグウェイだがジャンプ機能がある
一般人程度なら簡単に轢き殺せるほどの威力があり、怪物相手でも体当たりでそこそこのダメージを与えられる
足が千切れても手さえあれば制御可能だが手が千切れると操作できなくなってしまう

【Weapon】
剣:ただの剣。主に投げつけて使う

【解説】
ブラウザゲーム、ハッピーホイールズのプレイヤーキャラクターの一人
スーツ姿からどうやらサラリーマンらしい
ひたすらセグウェイに乗って進み続けるだけのキャラ
たとえ下半身が千切れようとも腕と頭さえ無事ならセグウェイで走り続けるセグウェイの申し子


485 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/19(金) 18:22:59 uAlYobjw0
元ネタ】イストワール
【CLASS】セイバー
【マスター】衛宮士郎
【真名】アイ
【性別】男
【身長・体重】不明
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷B 魔力A 幸運A 宝具EX
【クラス別スキル】
対魔力:E
 魔術に対する守り。
 無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。
 
騎乗:D
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み程度に乗りこなせる。

【固有スキル】



魔術:A
 炎属性の魔術を使用できる。
 風属性の魔術を使用できる。
 運命属性の魔術を使用できる。

戦闘続行:A
 往生際が悪く、瀕死の状態でも戦闘を続行するスキル。

単独行動:A+
 マスター不在でも行動できる能力。

調理マスター:A
 1回の戦闘で3回まで自分の傷を治せる能力。

テレポート:B
 事前に登録したところへワープする能力。

場所知識:A
 現在いる場所についての情報を得ることができる能力。

強敵の匂い:A
 相手の能力・宝具・真名についての情報を得ることができる能力。

覚醒:EX
 一度の召喚で一度のみ使用可能。
 その戦闘で受けるダメージをすべて無効化する。

【宝具】
『万能バール』
ランク:E 種別:対人宝具  レンジ:1 最大補足:1
 武器としては役に立たない。

『ダガ−(。)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1 最大補足:1
武器としては普通。


『ダガ−(無)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大補足:1
運命属性をもった特別なダガ−。

『サウザンドヴェイン』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大補足:1
50%の確率で相手を状態異常にする。

『最強の剣』
ランク:E 種別:対人宝具 レンジ:1 最大補足:1
最強の剣という名前のなまくら。

『エクートリム』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1 最大補足:1
始原泥アダマを切り裂いた剣。


『調停剣アダマンティス』
ランク:EX 種別:特殊宝具 レンジ:∞ 最大補足:∞
第九世界存在。
世界の意志そのもの。
真名解放時または覚醒使用後のみ使用可能。
全ての属性をもった剣。善と悪どちらにも効果があり。

【解説】
海中に没した古代都市、
粉雪の舞う雪原、
現世の果ての大河、
雷雲の狭間に浮かぶ竜属の遺跡……、
あなたはそのうちのどれだけを目にすることになるのでしょうか。
本作には決まった解き方はありません。
あなたの好きな歩き方で物語の結末を目指してください。

本作主人公。どうやらどこからか転移してきたわけではないようだが……


486 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/20(土) 21:17:20 XkSKWXo.0
【元ネタ】オリジナル
【CLASS】キャスター
【マスター】不明
【真名】魔術師の概念
【性別】男
【身長・体重】不明
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力A+++ 幸運E 宝具A+++
【クラス別スキル】
陣地作成:A+++
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 ”異界”を上回る”固有結界”を形成する事が可能。 

道具作成:A+++
 宝具以外の全ての魔術的な道具を作成できる。

【固有スキル】
魔術:A+++
 魔法や根源の渦にたどり着く魔術以外なら
 全ての魔術を習得している。

【宝具】
『根源より流れし事象の川』
ランク:A+++ 種別:??? レンジ:??? 最大捕捉:???
キャスターが習得している魔術の魔術基盤を固有結界として具現化したもの。
この固有結界内でキャスターは魔術基盤を独占する事ができる。
魔術基盤を独占すると言う事はその神秘の全てを一人で使用できるので
キャスターが使用する魔術もその分強力になる。
さらに魔術基盤そのものが固有結界の一部なので
固有結界を維持する為の魔力は必要だがほかの魔術を使用する為に魔力を消費せず
呪文詠唱も必要としない。

【Weapon】なし
【解説】
魔術師の概念。
魔術師の概念なので根源の渦や魔法を目指しているが
根源の渦や魔法にたどり着くことはない。

最強の魔術師を考えてみた。


487 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/20(土) 23:03:52 3Nh9d64Y0
【元ネタ】史実、伝説
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】坂上田村麻呂
【性別】男性
【身長・体重】176cm・38〜121kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷A 魔力A 幸運A 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:A
 A以下の魔術は全てキャンセル。
 事実上、現代の魔術師ではアーチャーに傷をつけられない。

単独行動:B
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。

【固有スキル】
魔力放出:B
 武器、ないし自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出する。
 アーチャーは主に弓矢に対してこのスキルを使用し、その威力を飛躍的に向上させている。

仏の加護:A++
 観音菩薩などによる加護。
 祈願すれば強力な直接的な支援行使が行われる。
 伝承に曰く、田村将軍は仏の加護によって数々の大障害を突破したとされる。

内助の功:A+
 配偶者の手助けにより、不利な状況を改善するチャンスを得る。
 このスキルのランクは夫婦の仲に左右され、 Aランク以上ならばチャンスを確実に得る事が出来る。
 聖杯戦争の制約上、効果は発揮されないが、『素早丸』による妻の神剣の再現時に補正効果が発生する。

【宝具】
『神通の鏑矢(じんつうのかぶらや)』
ランク:B+ 種別:対人宝具 レンジ:5〜90 最大捕捉:1人
 竜や鬼神を仕留めた田村将軍の矢。
 対魔物に特化した極めて強力な威力を誇り、また即死ダメージを与えられなかった場合、
 標的の肉体を内部から爆散させるまで、突き刺さった鏃から極光と轟音が発せられる。
 この時の爆発は矢に撃たれた標的の魔力を燃料とする為、MGIが高い者にほど脅威となる宝具である。

『大慈大悲千手弓(だいじだいひせんじゅきゅう)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:5〜99 最大捕捉:1000人
 数百もの鬼を一射にて屠った弓。対鬼種用ホーミングレーザー。
 観音菩薩への誓願を唱えることによって、千手となった観音が弓に宿り、
 この時に放った矢は最大で千本にも分裂し、標的の“魔”に反応して自動追尾する。
 矢群は一つ一つがアーチャーの渾身の一射と同等の威力を誇るが、
 その性能上、魔物の属性を持つ者に対しては更に威力が向上する。
 
『素早丸(そはやのつるぎ)』
ランク:E〜A 種別:???? レンジ:??? 最大捕捉:???
 数百もの鬼を屠り、鬼神を斬り裂いた宝剣。投影魔剣。
 刀身に触れた対象の情報を記録し、その特性を再現・行使することを可能とするが、
 再現出来る能力・技術の上限はAランクまでであり、それを超える対象の特性は
 Aランクに収まるまでに劣化して再現される。現在は妻である立烏帽子の三振りの神剣を記録しており、
 剣を獣や炎へ変化させたり、数百の剣群を空中に乱舞させることを可能とする。
 またこの剣は蝦夷討伐の直刀『標剣』や、天下五剣『童子切安綱』など、英雄・田村将軍が佩いたと伝わる
 数々の宝剣とも同一視されており、この宝剣群の能力の一端をそれぞれ発揮することも出来る。

【Weapon】
『葦毛馬』
 「長谷川寺験記」に記される不死の神馬。常陸国で現界した際には宝具として使用出来る。
 他にも、田村将軍が名馬・神馬・龍馬に騎乗した伝承は多く残されている。


488 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/20(土) 23:04:44 3Nh9d64Y0
【解説】
平安時代の武官。758年生誕。811年没。
武門の一族の坂上氏の中でも特に功績著しく、長らく日本国の武の象徴となった大英雄である。
793年に蝦夷に対する征夷戦争で副将軍として功を成し、797年には征夷大将軍に任じられ、801年には蝦夷を降した。
田村麻呂は蝦夷の軍事指導者であるアテルイとモレの助命を願い出たが、聞き入れられることなく、二人は処刑された。
その後、三度目の遠征(中止)や薬子の変を経て、54歳の時に病没。
最終的な官位は大納言、正三位、死後贈従二位であった。
威風堂々とした風貌で、眼光は睨んだだけで猛獣を斃すほど鋭く、人柄は誠実かつ高潔、
勇力に秀でて将の器量を持つ、正しく英雄と呼ぶに相応しい人物であったと伝えられている。
死後には伝説的英雄・田村将軍として謳われる様になり、
数多の妖魔退治や寺院建立伝説の主人公に据えられ、武神である北天(毘沙門天)の化身とも語られた。
中でも有名なのが鬼神退治を綴った「田村の草子」や「田村三代記」などの物語群だが、
これらの主人公は後代の英雄・藤原利仁と混合されて生まれた架空の英雄であり、
厳密には坂上田村麻呂本人ではない。
尚、かつての教科書には田村麻呂は最初の征夷大将軍であると書かれていたらしいが、これは誤解である。

【コメント】
田村将軍伝説は数あれど、中でも最もファンタジー要素が強く、
ネタになるのが「田村三代記」だと思うので主にこれを参考にした。特に戦闘描写が凄く現代娯楽的。
まあ、「田村三代記」に限っても、物によって色々細部が異なるが、派手なのを優先的に取り込んだ。
厳密には分裂矢こそが『神通の鏑矢』だが、弓と矢で分けたかったのでこうした。
髭や鬢(側頭の髪)が金色だったという話があり、ネット上では碧眼という情報もチラホラ見かけるが、
これは「目は蒼鷹の眸を写す」という話を元にしていると思われる。
蒼鷹が蒼っぽいのは翼であって眼ではないので、鷹の瞳というならば碧眼というより金眼だったんじゃないかなぁ。
しかし素早丸はぶん投げられてばっかなので、これだけが宝具でもアーチャーになりそうだ。
田村の草子物語群では竜の血を引いているので魔力と対魔力は高め。適正クラスは弓・剣・騎。


489 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/20(土) 23:13:44 /o1ufIgU0
元ネタ】アスラクライン
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】荽 塔貴也(トッキー)
【性別】男性
【身長・体重】不明
【属性】中立・善
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷D 魔力EX 幸運D 宝具A
【クラス別スキル】
騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。


対魔力:E
 魔術に対する守り。
 無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。


【固有スキル】
星の開拓者:EX
 人類史においてターニングポイントになった英雄に与えられる特殊スキル。
 あらゆる難航、難行が、低確率で“不可能なまま”“実現可能な出来事”になる。
 


道具作成:A
 魔具は作成できないが、機械でできたものなら
 大抵のものを作り出すことが出来る。
 
発明家:A+++
 発明を思いつき、実行に移すものが保有できるスキル。
 このランクになると生涯に一度は世紀の大発明を行えるほど。
 また、道具作成時に有利な修正を得る。
 機巧偶人(ガジェット)を発明した逸話から。

演操者:A
機巧魔神を召喚し「演操(ハンドリング)」することの出来る人間。
演操は演操者の心身を消耗させ、過度の消耗は魔神の暴走につながるため、長時間あるいは連続使用は危険である。

魔神相剋者:A
機巧魔神と使い魔、本来相反し打ち滅ぼし合う筈の2つの力を手に入れた危険な存在。
演操者であり契約者でもある。演操者と契約者、どちらの立場から見ても本来の在り方とは違うイレギュラーであり、世界の仕様の裏をついた存在。
魔神相剋者の機巧魔神と使い魔は互いに共鳴し魔力を無限に増幅させるため、その機巧魔神や使い魔は通常の個体よりも遥かに強い力を発揮する。
ただし、決して無敵というわけではなく、何らかの形で循環を絶たれたら通常の機巧魔神や使い魔と変わらない状態になり、魔力の放出が過ぎれば消耗もする。

契約者:A
悪魔と契約したもの。使い魔を行使することができる。
「華鳥風月」の名字を冠する高位の悪魔との契約。


490 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/20(土) 23:15:08 /o1ufIgU0
【宝具】
『機巧魔神・鋼(アスラ・マキーナ・ハガネ)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:∞
 模造品の悪魔。悪魔に対抗するために彼らの秘技を盗み出し、人間の手で生み出された、機械製悪魔と言うべき魔神(機神)。
 身長は4メートル前後。
 召還(呼び出すという意味では「召喚」だが、「還」の字が使われている)に応じて「演操者(ハンドラー)」の影を介して出現し、演操者の命令に従って動く。
 機体ごとに特性があり、それぞれ強力な特殊能力を有している。召還時や特殊能力使用時には各機ごとに異なる呪文を紡ぐ。
 演操者の技量によっては、腕だけを出して能力を行使するなど、完全に呼び出さずともわずかながら能力が使える模様。
 「命令に従う」という要素には例外がある。
 造りものとて機巧魔神はれっきとした悪魔であり、独自の能力だけでなく、個体によって各々の性格と自我を持ち合わせている。
 悪魔としての本能を色濃く示すものほど強力な反面、制御も困難となり暴走を起こしやすく、加えて演操者は苛酷な消耗を強いられるため危険な存在でもある。
 演操者側には決められた召還(喚起)呪文は存在しない。
 演操者は術式をすでに「インストール」されていて、後はそれを発動させるだけでよいので、基本的に「呼ぶ」意味を有していればどんな詠唱詞でもよいようである。
 ここに演操者の嗜好、センスが出てくる。ただし唱えることができなかったり、演操者の体調によっては機巧魔神を呼び出すことはできない。
 演操者の死亡、あるいは副葬処女の消滅によりその機能を停止させ、操者不在の人形となり果てる。ちなみに何種類かのプラグイン(機能拡張用の増設部品)という物も存在する。
 鋼は鋼色の魔神。最終形として完成された機巧魔神であり、全機巧魔神の中で最も騎士の甲冑を模したデザインとなっている。
 全ての機巧魔神の中でも最強のパワーを持つ。
 鄢鐵と白銀の能力(※後述)を共に使え、それらを組み合わせて発動させる時空間転移、時間の巻き戻しが可能。
 製作段階ですべての機巧魔神のプラグインが組み込まれており、ディストリビュータを使用できる。
 搭載しているプラグイン
 分配装置(ディストリビュータ)
 カーバイドを操作するために必要。
 鋼に内蔵されているものは「機巧魔神の完成型」として制作段階から組み込まれたため、通常より効果が強いものになっており、他の機巧魔神を演操することができる。
 
 因果律制御装置(イグナイター)
 魔神相剋者のみが使える。
 魔神相剋者が使用することであらゆる事象を自在にコントロールできる。
 
 鄢鐵の能力について
 鄢鐵の能力「重力制御」は、高重力エネルギーを持った球体を生み出して敵を攻撃したり、空間を歪曲させて防御壁を構成することができる。
 その重力制御能力の正体はブラックホール生成および操作。
 その力は光の速度を凌駕し、核は無限重力の状態となっていることになり、時の流れすらも変えられることができる。
 この能力により、時間停止状態でも動くことができる。

 白銀の能力について
 武器である銀色の剣で、物質ではなく空間そのものを切断する「白の剣撃」という能力を持つ。
 その剣撃は空間そのものを切断するため、障壁などを無視して対象を切り裂く。
 複数の斬撃を同時に放ち切断した空間で檻のように対象の動きを封じたり、切断された空間の断層に対象を呑み込みどこか別の空間へ消失させることも可能。


491 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/20(土) 23:16:03 /o1ufIgU0
機巧魔神・翡翠(アスラ・マキーナ・ヒスイ』
ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:1〜99 最大補足:1000
透きとおった淡緑色(アイスグリーン)の魔神。
高周波を発して絶対零度近い極低温を作り出す「凍てつく音色(おと)」という能力を持ち、氷弾、吹雪、氷壁、凍結などその戦術は多彩である。
ディストリビュータの力で動いている。(※鋼なしでは使用不可)

『機巧魔神・蒼鉛(アスラ・マキーナ・ビスマス)』
ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:1〜99 最大補足:1000
暗蒼色の魔神。
ドリルのような突撃槍をもっており、槍の回転によって魔力を拡散、消滅させることができる。
機巧魔神のあらゆる防御、攻撃をも無効化することのできる強力な能力だが、「槍が回転している状態でしか能力を行使できない」という弱点を持つ。
ディストリビュータの力で動いている。(※鋼なしでは使用不可)

『機巧魔神・薔薇輝(アスラ・マキーナ・ロードナイト)』
ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:1〜99 最大補足:1000
薔薇色の魔神。
両腕から伸びる鉛色の鎖は、縛った物体の時間を停止させる。
ディストリビュータの力で動いている。(※鋼なしでは使用不可)

『機巧魔神・量産機(アスラ・マキーナ・カーバイド)』
ランク:B+ 種別:対人宝具 レンジ:1〜99 最大補足:1000
量産型の機巧魔神。
本物と同じ護法装甲を持ち、対悪魔用の重火器で武装している。
また、腰部には電動式のウインチが内蔵されている。
副葬処女や魔力装置を持たないため、通常の機巧魔神のような特殊能力は無い。
模造品のため、いくらでも召還することができる。
ディストリビュータの力で動いている。(※鋼なしでは使用不可)


492 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/20(土) 23:16:50 /o1ufIgU0
『機巧偶人(ガジェット)』
ランク:E+ 種別:対人宝具 レンジ:1〜99 最大補足:1000
荽塔貴也が引きこもったまま自由に外を出歩くために黒科学の技術を使い作り上げた脳波で操る機械人形。
見た目は非常に不細工なコアラのヌイグルミ。
擬似感覚入出力デバイスで、塔貴也と五感を共有している。
もちろん喋れるし痛覚も持つ。センサーにより結界などを感知したり、飛行機の操縦まで行えたりとかなり高性能。
『蜚蠊型機械人形(ジョニーさん)』
ランク:E+ 種別:対人宝具 レンジ:1〜99 最大補足:1000
蜚蠊に偽装した機械人形。相手の居所を探すのに使用。

【Weapon】
『無銘・銃』
 回転式拳銃。
 


【解説】
 冬琉の幼馴染で、現科學部部長。
 部を発足した直貴の後任ということになる。
 幼馴染の橘高秋希を失ったことにより半年もの間、科學部を朱浬に任せ、自宅の庭にある特別製のシェルターに引き籠っていたが、
 彼を説得しに来た智春たちの陽気さに触れ、再び外に出るようになる。
 しかし学校の取得単位が不足しており、復学したと同時に、市原の下、部室で補習漬けの日々を送っている。
 機巧師(きこうし)という黒科学のテクノロジーを利用した装置を設計する技術者で、
 朱浬の飛行ユニットや専用火器を設計したほか機巧偶人を開発するなど、科學部の活動の援助を行う。
 しかし前述の通り本人は補習を受けているため、ブサイクなコアラのぬいぐるみ型の機巧偶人(ガジェット)に意識を乗りらせ行動している。
 後に秋希を生き返らせようという自らの目的のため智春たちと敵対。
 氷羽子と契約し、直貴から鋼を奪取し、魔神相剋者となる。その力で神を破壊し、その後三巡目の世界を創り出そうと試みるも、智春たちの前に敗れ去った。


493 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/20(土) 23:19:27 /o1ufIgU0
これ忘れた
単独行動:A+
 マスター不在でも行動できる能力。


494 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/20(土) 23:29:24 3Nh9d64Y0
【元ネタ】史実、伝説
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】日置弾正
【性別】男性
【身長・体重】158cm・49kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷C 魔力D 幸運B 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

単独行動:B
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。

【固有スキル】
神性:D
 明確な証拠こそないものの、武神八幡大菩薩の化身と語られている。

千里眼:A
 視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。
 透視、未来視さえも可能とする。

紅葉重ね:A++
 日置流秘伝の握り。
 これによって放たれる矢は、STRと弓矢の精度の合計値を大幅に超えるダメージを弾き出せる。
 ただし一点的な貫通力に秀でる分、広範囲の破壊力は皆無。

【宝具】
『神射至妙(しんしゃしみょう)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:5〜50 最大捕捉:1人
 弓術の一つの到達点。不射の射(インビジブル・エア)。
 アーチャーが弓に矢を番え、弦を引き、射るまでの動作を一瞬でも知覚した者は、
 「必ず矢が当たる」イメージを強制的に植えつけられ、現実に矢が放たれずともダメージが与えられる。
 このダメージは知覚者の思い込み(イメージ)によって発生する為、いかなる加護・防御も意味を為さず、
 ダメージ部分・数値は、アーチャーの一存によって決定する。
 これより逃れるには、アーチャーの姿を見ずに、かつアーチャーの声も聞こえない位置まで距離を取るか、
 あるいはアーチャーから自身の姿を補足させないことが必要となる。

【解説】
和弓日置流の開祖。室町時代の人物と言われているが生没年不詳。
日本弓術史の大人物である吉田重賢の師として知られているが、その名も出身地も定かではなく、
重賢と同一人物という説や、架空の人物であるとする説もある。
弾正と重賢の出会いの逸話では、既に抜きん出た射手であった重賢が
大弓と的矢を持って大竹四本を射抜いたのに対し、弾正は細く弱々しい弓と的矢を持って
大竹七本を射抜いて見せ、重賢とその息子はこれに大いに感じ入って弾正に弟子入りしたという。
7年後、弾正は吉田父子に奥義全てを伝授して行方知らずになった。
「本朝武芸小伝」などの史料によると、弾正は明徳の乱に参戦しており、その矢は無敵を誇ったという。
矢が尽きた時に、弦打ちをして「えい!」と声を出しただけで、襲ってきた敵兵を退散させたという逸話も残っている。

【コメント】
刃牙道やトリコなどでおなじみ、アルティメットルーティーンの使い手。姫川が神山を倒した時のアレ。
互いの存在を認識し合ってることが発動に必要な条件なので、
弾正が一方的に標的を認識している状況では普通に矢を射って攻撃する。
弾正が狙った標的以外の第三者が弾正を見たり聞いたりしても、ダメージは発生しない。
適正クラスはアーチャーのみ。


495 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/21(日) 23:51:39 /X1SqycA0
【元ネタ】フロールヴ・クラキのサガ
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】フロールヴ・クラキ
【性別】男
【身長・体重】190cm・82kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷B 魔力C 幸運D 宝具B++
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
カリスマ:B
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において自軍の能力を向上させる。稀有な才能。
 カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。

黄金律:C
 身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
 散財すればする程、それ以上に金銭が集まってくる。

【宝具】
『響き舞う疾風の剣(スコヴヌング)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1〜7 最大捕捉:10人
 セイバーの墓標に立てられた、北欧最高と謳われる名剣。
 力・速さ・技を兼ね揃えた担い手が振るうことで刀身から風の刃が放たれ、
 一薙ぎで数人に均等なダメージを与える。
 またこの剣によって負った傷は、剣に付属している治癒石を使用しない限り治癒することはない。

『勇み逆巻く震霆の剣(スコヴヌング)』
ランク:B++ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:600人
 伝承の中で発揮されることは少なかった王剣の真価。
 「女性を前に剣を抜いてはならない」、「柄頭に陽光を浴びせてはならない」などの
 複数の条件をクリアした上で振るえば、その刃は巨大な雷光となる。
 更に、剣に宿った戦士達の魂がこの雷光に適合し、
 意思を持つ12の雷霆が刀身より飛び出し、戦場を蹂躙する。

【weapon】
『グラム』
 セイバーの愛犬。
 魔獣と思しき黒猪を撃退する程の戦闘力を持つ。

【解説】
6世紀頃に実在したと言われるデンマークの黄金王。
クラキとは細い枝を意味し、ウォッグという男に「クラキの様だ」と容姿を嘲られたのを
笑って受け入れたことからこの名で知られるようになった。
主神オーディンの息子スキョルドを祖に持つが、父娘の近親相姦によって生まれたという曰くがある。
王族ではあったが遺産を得られなかったので、自身の力で王国を得ようとヴァイキング行に出かけ、
王者に相応しい武勇と豪気さを示し、王であった叔父を倒して王位に着いた。
臣下に惜しみなく財を与えるこの王を慕って北欧最上の勇士たちが集まり、
その中でも最高の戦士(狂戦士とも)12人には特別な席が与えられ、後世には円卓の騎士にも例えられた。
最高の王と謳われたフロールヴの死因は、野望を燃やす異母妹のスクルドの陰謀だった。
スコーネ王妃となっていたスクルドは兄の地位を狙って、夫のヒョルワルド王を唆して軍を起こし、
歓待しようとしていたフロールヴを騙し討ちにしたのだ。
フロールヴと12戦士は力の限り戦い抜いたが、多勢に無勢の上にスクルドの魔術もあって全滅してしまった。
しかし、12戦士の一人となっていたウォッグによってヒョルワルド王は討ち取られ、
12戦士筆頭のビャルキの兄達によってスクルドも討たれ、仇は取られたのだった。

尚、フロールヴの愛剣は北欧最高と謳われるスコヴヌングであるが、
アイスランドの『ラックサー谷のサガ』でもこの剣は登場し、不治の傷を与える魔剣として語られている。
ほぼ同名の剣が『コルマクのサガ』にも登場し、こちらはフロールヴの剣であるかは不明だが、
名前と能力からして、同一のものであると思われる。


【コメント】
黄金を沢山持っているという意味でなく、惜しげなく財を与える偉大な王という意味での黄金王。
何かの資料で「黄金の王」とか言われてた気がするし、魂の色はきっと黄金色だろう。
剣の風能力は、最終決戦時の「風に歌い、勇士達に響きを送った」という一節を拡大解釈してこじつけた。
雷能力は、「スコヴヌングを振ると、稲妻が光った様に見えた」という一節から。
北欧で最も優れた剣だとか、12人の戦士の魂が宿ってるとかの説もよく見かけるが、
読んだいくつかの原典邦訳にはそういう記述はなかった。けど良い設定なので採用。
12戦士召喚も考えたが、先に『震霆の剣』で固まったので没。適正クラスはセイバーだがライダーにもなれるかも。


496 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/22(月) 02:10:15 r31t0BHQ0
>>495
デンマーク版アーサー王と円卓の騎士に例えられるけど、
アルトリアが泣いて羨ましがるくらい固い絆で結ばれてるよな、棒切れ王と12勇士+α

生前は魔術・妖術の類を毛嫌いして知らなかったとは言え、
オーディンの接待を断って、かの戦神を敵に回したことが最大の全滅フラグだったけど、
鯖化したら果たして魔術を肯定しているのか、それとも更に嫌悪しているのかどっちだろう?


497 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/22(月) 17:03:40 BOcv4pio0
【元ネタ】オリジナル
【CLASS】キャスター
【マスター】不明
【真名】魔術師の概念
【性別】男
【身長・体重】不明
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力EX 幸運E 宝具EX
【クラス別スキル】
陣地作成:A+++
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 ”異界”を上回る”固有結界”を形成する事が可能。 

道具作成:A+++
 魔法関係以外の全ての神秘的な道具を作成できる。

【固有スキル】
魔術:EX
 全ての魔術を習得している。

【宝具】
『偽りの根源より流れし事象の渦』
ランク:EX 種別:??? レンジ:??? 最大捕捉:???
キャスターが習得している魔術の神秘を固有結界として具現化したもの。
この固有結界内ではキャスターは自身の習得している魔術の神秘を独占する事ができる。
神秘を独占すると言う事は物理法則が存在しない時代の誰も認識していない神秘を
一人で使用するのと同じなのでキャスターが使用する魔術は全て魔法になり、
他者はキャスターが習得している魔術の神秘を使用する事ができない。
さらに神秘そのものが固有結界の一部なので
固有結界を維持する為の魔力は必要だがほかの魔術を使用する為に魔力を消費せず
呪文詠唱も必要としない。

【Weapon】なし
【解説】
魔術師の概念。
魔術師の概念なので根源の渦や魔法を目指しているが
根源の渦や魔法にたどり着くことはない。

>>486を強化してみた


498 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/22(月) 17:23:39 7xnUWYy.0
>>495の出来いいな
派手さはないが原作にも出せそう


499 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/22(月) 23:46:46 pdeTho0A0
>>496
魔術を知らなかったってより、単に性に合わないから嫌いって感じだったと思うので
死後も魔術は嫌いなまんまじゃないかな
そうじゃなくても、魔術によって殺されたのだし、ますます嫌いになってそう

12勇士の中でもビャルキとヒャルティは特にカッケーな
ビャルキはオーディンに直に喧嘩を売るという超雄っぷり



【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】プロクリス
【性別】女性
【身長・体重】154cm・47kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷B 魔力D 幸運E 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

【固有スキル】
神性:D
 神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
 父はニュムペーの息子である半神で、母も河神ケピソスの血を引いている。

【宝具】
『宿命厄槍(アウラー)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:2〜30 最大捕捉:1人
 狩猟の女神がランサーに授け、後に夫に譲り渡した金の穂先の神槍。
 女神による必中の加護を与えられており、投擲すれば標的を確実に追い貫く。
 一度放ってしまえば、担い手であってもこの槍を止めることは出来ず、
 例えランサーが消滅しても槍は標的を狙い続ける。
 その在り様は、かつてランサーが愛し合う夫にこの槍で貫かれた伝説に起因し、
 加護の強力さはそのままに、魔槍と呼ぶべき属性へ変質している。

『天星猟犬(ライラプス)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:0〜99 最大捕捉:1人
 天に輝くおおいぬ座となった犬。ランサーが夫に譲り渡した宝具。
 狩猟の女神の猟犬であったととも、鍛冶神が造り上げた神造獣であったとも言われるが、
 いずれにせよ生前からの正真正銘の“神犬”である。
 その嗅覚は気配遮断スキルすらも無効化し、広大なレンジ内から確実に標的を探し当てる。
 また、“絶対に獲物を逃さない”という運命を神々によって与えられており、
 狙った標的を必ず捕らえるが、「捕らえる」という結果までの到達速度は標的のAGI値によって遅延する。
 捕獲の際は、標的の全能力を無視してその場に固定することが可能だが、ダメージを与えることは出来ない。
 標的が運命矛盾を引き起こす程の高ランクの逃避スキルを持つ場合、
 矛盾を解消する為に最高神ゼウスによる封印の呪いが再現され、この宝具と共に標的は石化する。
 
 
【解説】
ギリシャ神話に登場する女狩人。
「変身物語」では、かつて狩猟の女神アルテミスの侍女を務め、女神から必中の槍と神犬ライラプスを授かっていた。
プロクリスの夫となったケパロスは美青年で、暁の女神エオスに見初められて誘拐されてしまったが、
ケパロスはエオスに靡かず、妻だけを愛する態度を貫いた為、エオスは癇癪を起して
ケパロスを解放し、プロクリスは不貞な女だと捨て台詞を吐いた。
ケパロスはその言葉から不安になり、エオスによって姿を変えてもらってプロクリスを誘惑するが、
彼女は靡かない。更にケパロスは熱心に誘惑し、金や贈り物を積むと、プロクリスの心は揺らいでしまった。
ここでケパロスは正体を明かし、妻の不貞をなじった為、プロクリスは自分を恥じて家を出て山に入り、
アルテミスのごとく狩猟生活をするようになった。
その後、ケパロスから謝罪したことで夫婦は復縁し、プロクリスは夫に槍と神犬を贈った。
しかしある日、ケパロスが狩りの途中でそよ風(アウラー)に語りかけていると、
プロクリスはそれを不倫だと勘違いしてケパロスに近づき、ケパロスは獲物がいると勘違いして槍を投じて、
プロクリスを刺し殺してしまった。尚、死の間際に不倫の誤解は解けたようである。

【コメント】
典型的なランサー。主に幸運とか幸運とか。
『変身物語』版では女狩人だったらしく、そっちの方が見栄えするのでそっちよりの設定。そっちのが古いし。
ゼウスによって石化された場合、標的は高ランク宝具・スキルによっては石化解除出来るが、
犬は一度石化しちゃったら二度と戻れない設定。
標的はこの犬からは逃れられないが、標的以外は犬の運命力とも無関係なので、
あらかじめ別働隊を放っておいて、犬を横殴りして破壊するのが攻略法。という設定。
ディルの槍もそうだけど、神が与えたという由来の割にはBランクってやや弱い気がする。
まあ神様本人が使えばもっと凄いんでしょうけど。
犬→槍のコンボで攻める方としては割りと無敵だが、防御性能は殆どないので逆に攻められたらアッサリ負ける。
適正クラスはランサーのみだが、狩人ならアーチャーもなれるかも。


500 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/23(火) 00:00:06 fiiP59OE0
>>499
区切り方が悪かったね
知らなかったがかかってるのはオーディンの方で、正体に気づかずに接待断ったから、
金銀財宝やら武具やら手に入らないばかりか、死亡フラグ

ヒヤルティはドーピングして改名するまでがアレだが、
それ以降は王より賜りし黄金の名剣グンヒャルト持ちだし鯖化はできそう


501 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/23(火) 00:29:56 seQhkOxM0
実在性ミリオンアーサー見てリエンス王の事調べたんだけとほとんど資料ないのな…史実でも60人くらいしか兵隊いなかったみたいだし、王って言っても村くらいの規模の王だった?


502 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/23(火) 00:37:44 1ECjdPxA0
それはマロリー版等での
愛人に会いに行く時の護衛に連れてた精鋭騎士六十(ただし二人に負けた)の事か
それとも本当に「史実」の話か


503 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/23(火) 00:49:50 seQhkOxM0
60人って記述に見覚えがあるしマロリー版を元にしたものっぽいかも


504 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/23(火) 01:00:15 1ECjdPxA0
なら北ウェールズとアイルランド全土及び多くの島々の王で、
何万かの軍でグィネヴィアの親父の国を攻め、
(前の合戦では騎兵五万と歩兵一万を率いていた)十一人の王を征服し、
弟のネロも決戦時にはアーサー軍より遥かに多い軍勢を集めてたよ

……明らかに他の「アイルランド王」が彼と同時に存在してたり
フカシこいてんじゃねーぞという兵数なのはまあ伝説デフォルトだ


505 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/24(水) 17:11:46 JfEwa3wQ0
【元ネタ】映画
【CLASS】モンスター
【マスター】
【真名】ジョーズ
【性別】雄
【身長・体重】812cm・3072kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力A耐久A敏捷A魔力E幸運E宝具B
【クラス別スキル】
怪力:D
 一時的に筋力を増幅させる。魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。
 使用する事で筋力をワンランク向上させる。持続時間は“怪力”のランクによる。

【固有スキル】
水棲:B+
 水中でもペナルティなしで行動できる。
 …がもはや水中にいる方が珍しくなっている。

【宝具】
『千変万化な人食い鮫(ジョーズ・イン・ムービー)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 ジョーズを始めとする様々な鮫映画に出てくる人食い鮫の特性を発揮する。
 雪原の中を泳ぐ『アイスジョーズ』
 双頭を持ち2回攻撃を可能とする『ダブルヘッドジョーズ』
 20メートルもの巨大メガロドンに変化する『ジュラシックシャーク』
 台風を共に移動し空から襲い掛かる『シャークネード』
 さらには床の間に現れリア充カップルを食い殺す『床シャーク』
 など様々な姿を取ることができ、さらにはそれらを複合させた形態にもなれる。

【解説】
『ジョーズ』はスティーヴン・スピルバーグ監督による映画。
 1975年に公開されたこの映画は大ヒットを収め、鮫映画と呼ばれる
 B級映画のジャンルを築くきっかけとなる。


506 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/24(水) 18:28:41 NhzztC2o0
【元ネタ】日本・史実
【CLASS】アヴェンジャー
【マスター】
【真名】坂崎出羽守直盛
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】中立・悪
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷D 魔力D 幸運E 宝具C
【クラス別スキル】
単独行動:C
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクCならば、マスターを失ってから一日間現界可能。

【固有スキル】
無辜の怪物:D
 大坂城脱出の際に火傷を負い、千姫に避けられたという姿。
 欺かれたアヴェンジャーは鑓を手に千姫の行列を襲ったが、友人柳生宗矩に止められたという。
 大正時代の山本有三の戯曲「坂崎出羽守」で広まったイメージだが、史実では無い模様。
 容姿と引き換えに、一時的な耐久の上昇と一人で多人数を相手にした際の補正を得ている。

魔力放出(炎):D
 武器ないし自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出することによって能力を向上させる。
 炎の内に生涯を賭け、努力空しく燃え尽きた。

反骨の相:D
 旧主と徳川に対し、思うがままに振る舞った。同ランク以下の「カリスマ」を無効化する。

【宝具】
『紅蓮の城(ぐれんのしろ)』
ランク:C 種別:結界宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:500人
 アヴェンジャーが飛び込んで脱出した、燃え盛る大坂城の空間に相手陣営を閉じ込める。
 城から千姫を連れて脱出したアヴェンジャーを待っていたものは栄光どころかただの徒労ですらなく、
 非業の最期であった。
 城の中で襲い来る猛火や鉄砲玉・矢玉を避けて脱出した際、それまで努力して避けていた分だけ余
 計に大きなダメージを蒙ってしまう。
 また、マスターとサーヴァントに恋愛感情が存在していた場合、滞在時間に比例して好感度が下がる。

【Weapon】
『無銘・鑓』
『無銘・打刀』

【解説】
 宇喜田秀家の父方の従兄(生年には諸説ある)。
 関ヶ原の合戦の前年に秀家と折が合わず出奔、翌年東軍に属して功あり、津和野城主となる。
 大坂夏の陣では千姫を救出した者にその身を与えるとの約束を聞いて城内に飛び込むが、反故にさ
 れた上に反抗を試みて御家大事の家臣たちに殺害された(柳生宗矩の関与を記す文書もある)。
 直情径行、頑固で執念深いと衝突の避けられない性格であったらしいが、関ヶ原の合戦後に身柄を預
 かっていた小野寺義道は恩義を感じられている。
 また一説に、津和野で鯉の養殖や楮の栽培を始めたのもアヴェンジャーであった。
 彼の様な気質は17世紀まではまだ見られた「戦国の遺風」であり、体制相手に我を貫くには時代が合
 わなかったが故の悲劇ともとれる。


507 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/24(水) 23:09:55 l5AXH/860
【元ネタ】日本神話
【CLASS】アヴェンジャー
【マスター】
【真名】高皇産霊尊(タカミムスヒ)
【性別】無し
【身長・体重】不定
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力EX 幸運D 宝具EX
【クラス別スキル】
単独行動:EX
マスター不在でも行動できる。
アヴェンジャー自身が魔力炉であり、魔力消費を引き起こすことはない。

【固有スキル】
神性:EX
神霊適性を持つかどうか。
「造化三神」の一つ。かつての高天原の最高神格、事実上の天津神のリーダー。
日本神話に連なる正統な神の一柱である。

巫術:EX
1500もの神々を創造した力であり、天照と同じく太陽そのものの聖なる力でもある。
光と生の両方の特性を併せ持つ神性。当たり前のように神霊レベルの奇跡を行使する。

魔力放出(灼熱):EX
膨大な魔力はアヴェンジャーが意識せずとも、全てを焼き尽く灼熱となって総身から発せられる。
止めどなく溢れ出る灼熱は規格外の熱量を誇り、一切の敵はタカミムスヒに近づくことすら出来ない。
このスキルは常時発動しており、攻撃力・防御力を共に埒外の値としている。

カリスマ:A+
天津神を指揮・統率する存在。高天原の最高神格としての権能である。
それは最早魔術や呪いの領域である。

返し矢:A
対弓兵スキル。射返された矢は必殺必中の概念を持ち、敵に突き刺さる。
“返し矢恐るべし”という故事の由来譚になった。
ある時、下界から天若日子の放った天羽々矢は鳴女を射殺し、高天原のタカミムスヒのもとまで届いた。
血塗られた天羽々矢に気づいたタカミムスヒは「天若日子に邪心があるならば死を!」と祈ると、
天羽々矢を下界に向かって放り投げた。矢は天若日子の胸に刺さり死んだという。

【宝具】
『天之瓊矛(あめのぬほこ)』
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
別天津神がイザナギ・イザナミに授けた矛で
淵源の混濁より創造を行った、日本神話における始原の矛。
日本誕生の始点であり、混沌の制御の結果としての“創造”の能力を有する。
矛の纏う、原初の海の『潮』、その無属性性から構築される万象性、
この宝具の本質である概念的な「新生」、また「萌芽」は、
現出可能な存在と、その自由度において、天之瓊矛を真実「創世」の利器とする。

『天地鎔造(てんちようぞう)』
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
イザナギ・イザナミ二尊の日本創造よりも古い、天地を鎔造した一撃。
アヴェンジャーの放つ炎は世界の全てを熔けた金属の如く溶かし尽くし
アヴェンジャーの望む新たな天地を鎔造する。
対粛清ACか、同レベルの以上ダメージによる相殺でなければ防ぐことができない。

【Weapon】
『天羽々矢』
タカミムスヒが葦原中国平定に赴く天若彦に与えた矢。

『天鹿児弓』
タカミムスヒが葦原中国平定に赴く天若彦に与えた弓。
下界から天若彦が天鹿児弓で射った天羽々矢は鳴女を殺し、高天原まで届いたという。


【解説】
召喚無理シリーズ。打倒、天照。
後世、天照に最高神の座を奪われたことで、ブチギレてアヴェンジャーとなった。
天地開闢の2番目に表れた神であり、かつては太陽神、鍛冶神、豊穣神、世界樹神の性格を持っていたとされ、
日本書紀において壱岐島の月神が我が祖であるタカミムスヒは天地鎔造の功績を持つと言っているのにも関わらず
知名度が低い。伊勢神宮にある「心の御柱」の正体であるとも言われる。扱いが酷くなったので幸運D。
また、記紀編集の際、天照が天孫降臨神話に挿入されたが、本来、天孫降臨を主導したのはタカミムスヒであるとされる。
あと、天之瓊矛を宝具に持たせたけど、別にタカミムスヒを含めた五柱の別天津神がイザナギ・イザナミ渡したんだから、
タカミムスヒが持っていても全然不思議じゃないよね☆
個人的に日本神話最強の神だと思ってる。
っていうか、タカミムスヒを外来神だという人いるけどおかしくね?
確かに降臨神話は北方ユーラシア系の影響を受けているのは間違いない。
しかし、影響を受けたからといってタカミムスヒを外来神と言うのはどうか
タカミムスヒは我国のような形で祀られてきた国は外にはないわけで、独自の神格と見なすべきじゃねーの?
その外来神理論でいくとニニギまで外来神になるんですけど(怒)


508 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/25(木) 21:47:06 Kn.A6bi.0
【元ネタ】日本・史実+『曾我物語』
【CLASS】アヴェンジャー
【マスター】
【真名】工藤左衛門尉祐経
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷D 魔力D 幸運E 宝具D
【クラス別スキル】
単独行動:D
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクDならば、マスターを失っても半日間は現界可能。
 父の死後、横領されていた所領を自力で取り戻し、出世してみせた。

【固有スキル】
専科百般:D
 都で平重盛に仕えて身につけた技能。
 役所務めで理非分別が明らかであり、諸事に心を配り、礼儀と社交に
 優れて「伊東の優男」と称された。
 マスターや同盟した勢力との円滑な人間関係を可能にする。

話術:D
 所領返還を求めた際に役所に提出された、堂々たる正論の才。
 しかし正論は賄賂によってくつがえされ、この為に祐親暗殺を決意す
 ることとなった。

透化:D
 官僚として都で形成された、理知的で冷静な態度。
 感情を表に出さず、敵からすれば鉄面皮と思われる対応が可能。

情報抹消:D
 河津祐泰暗殺後、追及を振り切った。
 撤退後、自身の痕跡をある程度抹消する。

破壊工作:E
 戦闘を行う前、準備段階で相手の戦力をそぎ落とす才能。
 自身が討たれる原因となった謀殺の才。

【宝具】
『富士の狩屋(ふじのかりや)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1〜40 最大捕捉:100人
 アヴェンジャーが討たれた際、頼朝の寵臣であった彼を討った曾我
 兄弟は逃げる途なく、兄はその場で討たれ、弟も捕らえられた末に
 アヴェンジャーの息子の望みにより斬首・梟首された。
 アヴェンジャーに傷を負わせるほど周囲を人影が取り囲み、人数を
 次第に増やして攻撃を加える。
 人数が最大になるのはアヴェンジャーが消滅した時であり、切り抜け
 なければその場から出ることは出来ない。

【Weapon】
『無銘・太刀』
 曾我兄弟には仮名本『曾我物語』で伝説の武器が用意されているが、
 アヴェンジャーにはその手の記述はなく、冷遇されている。

【解説】
 平安末〜鎌倉初期の武士・御家人(?〜1193)。
 工藤瀧口祐継の息子。父の死後、後見人であった叔父の伊東祐親に
 所領を横領され、抗議すると自分の妻であった祐親の娘を取り上げら
 れ、勝手に土肥氏に嫁がされてしまう。
 これを恨みに思って祐親射殺を二人の郎党に命じたものの、殺害され
 たのは祐親ではなく息子の河津祐泰であった。
 その後祐親は自分の娘が流人の源頼朝との間に産んだ孫を殺し、頼
 朝自身にも危害を加えようとした末に討たれ、対照的に頼朝に仕官し
 たアヴェンジャーは信任を得て栄達の道を掴む。
 しかし、祐泰の息子であった曾我兄弟は復讐を計画、頼朝が地方で行
 う巻狩の際にアヴェンジャーを付け狙い、遂に富士野で本懐を遂げた。
 『曾我物語』では敵役ながら、父は祐親の呪詛により殺されたことにな
 っており、箱根で再会した曾我五郎にも自身を頼る様に伝えるなど、同
 情も出来る人物造形がなされている。
 また、強面で執心が強い曾我兄弟に対し、私闘をするよりは裁判で決
 着をつけようとするような冷静ぶりが目立つ。


509 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/25(木) 21:54:52 pU5MH9vc0
プロクリスは最近別のをみたな


510 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/25(木) 23:53:14 M6c2Vxyg0
【元ネタ】王書、アヴェスター
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】フーシャング
【性別】男性
【身長・体重】186cm・90kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B+ 耐久B 敏捷C 魔力B 幸運B 宝具EX
【クラス別スキル】
対魔力:A
 A以下の魔術は全てキャンセル。
 事実上、現代の魔術師ではアーチャーに傷をつけられない。

単独行動:C
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクCならば、マスターを失ってから一日間現界可能。

【固有スキル】
カリスマ:B
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。

文化英雄:B
 武ではなく智によって人類の生存に貢献した者の持つスキル。
 旱魃・疫病・虐殺などの効果を持つスキル・宝具に対する時、有利な補正を得る。

【宝具】
『昇華する聖祭の火礫(ジャシュネ・サデ)』
ランク:C++ 種別:対城宝具 レンジ:3〜40 最大捕捉:1000人
 叙事詩シャー・ナーメに置ける拝火の原点。人の手による最初の火花。
 アーチャーが石礫を手に持って投擲すれば、着弾時の衝撃で石の核より火花が散り、
 これが瞬時に天に届くほどの大炎となり、人類の叡智を象徴するかの如く燃え盛る。
 尚、石礫単体の威力としても、竜種を退散させる程に強力である。
 
『王の栄光(アクワルタ・クワルナフ)』
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
 聖典アヴェスターに置ける王権の象徴。最初の大地の支配者の証。
 その正体は王権の概念が円環の形となった、神造の“継承型固有結界”である。
 真名を解放することによって光の環が拡大、結界を展開し、その地を“アーチャーが支配する国”として
 世界に認めさせることで、知名度補正とは比較にならない程の「世界の支援」を受けることが出来る。
 その一端として、結界内で号令をかけることによって、かつてアーチャーが率いた
 悪魔討伐の『大地の軍勢』を召喚することが可能となる。

【weapon】
『大地の軍勢』
 妖精と鳥獣から成る大軍団。
 本来この軍団を宝具として再現出来るのは兵を招集した始祖王カユーマルスのみであるが、
 宝具『王の栄光』によりアーチャーも軍団再現を可能としている。


511 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/25(木) 23:54:21 M6c2Vxyg0
【解説】
イラン最大の叙事詩『王書』に登場する開化王。
ここでの世界最初の王はカユーマルスとなっており、フーシャングはその孫であり、
知性と教養を備えていた為、王の宰相を務めていた。
フーシャングの父は暗黒神アフリーマン(アンリマユ)の息子によって倒されており、
この仇討と世を正す大義の為に、カユーマルス王から妖精や猛獣の軍団を託され、
これを率いてフーシャングは美事に悪魔達を討伐し、父の仇を取ることに成功した。
その後カユーマルスが亡くなるとフーシャングは二代目王となり、鉱石から鉄を発見して治金を発明、
これによって灌漑・播種が進み、また家畜の活用をよくし、文化の世を開化した。
また、現実に存在する「サデの火祭」は、ここではフーシャングが始めたことになっている。
ある日、世を暗くする黒煙を吐く大蛇に遭遇したフーシャングは、これに向かって石を投げた。
世を燃え上がらせる大蛇はこの投石から逃げたが、石は大きな石に当たって両方とも割れた。
この時の衝撃で散った火花を見たフーシャングは、鉄で石を打てば火が現れることを知り、
これを神を贈り物だと感謝し、夜には山の様に火を燃やして祭り祝うようになったという。

フーシャングの前身は、ゾロアスター教の聖典アヴェスターに登場する
ベーシュダート朝の祖ハオシュヤンハ・パラザータである。
ここでのハオシュヤンハは恐らく人類最初の王であり、女神アナーヒターを祭ってその加護を得て、
ダエーワ(悪神)と邪悪な人々の3分の2を打ち滅ぼしたことになっている。
ハオシュヤンハは、最高神アフラ・マズダが創造した光輪を最初に得た人間であり、
光輪は長い期間に渡って彼に随伴したという。
叙事詩にしろ聖典にしろ、この英霊は1つの神話大系に置ける最古クラスの王にして
多くの悪魔を討伐した大英雄であると言えるだろう。


【コメント】
最高クラスの悪魔を倒し、その皮を剥いだというので対魔力は高め。
火宝具は石さえあれば何度でも発動が可能な上、その規模に反して魔力消費は低いという燃費の良さ。
一方でクワルナフは魔力消費がヤバい。性能は大体パクリ。
クワルナフは太陽船と同様、歴代の王複数人が所有する宝具ではあるが、
ハオシュヤンハが使用すれば特に強力な効果を発揮するという設定。
適正クラスは石投げたからアーチャーだが、拝火の始祖ってことでキャスターになれるかもしれない。


512 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/26(金) 15:17:17 guzeAj4w0
【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ジョン・エドガー・フーバー
【性別】男性
【身長・体重】176cm・78kg
【属性】中立・悪
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷D 魔力C 幸運B 宝具C
【クラス別スキル】
陣地作成:B
 自らに有利な陣地を作り上げる。
 魔術師でないため、代わりに情報を纏める拠点となる書斎の形成が可能。
 その聖域は、あらゆる手段でもって誰も寄せ付けず、死ぬまで不可侵であった。

道具作成:E-
 キャスターに魔術的な道具を作成する技能はない。
 盗聴器やカメラなど簡単なものに自身の魔力を込め、精度を上げる程度。

【保有スキル】
自己保存:C+
 マスターが無事である限りは大抵の危機から逃れることができる。
 宝具効果のブーストにより、キャスターが情報を仕入れる程その相手は危害を加えることが難しくなる。

威圧:C
 様々な相手を脅し、自分の権力を守り続けた男が持つ独特な雰囲気。主に対話で発揮されるスキル。
 このランクならば、大抵の人間や動物に自分の要求を通すことができる。
 キャスターはこのスキルで、他者を自分のスパイにすることもできる。
 どんなキャラクターでも抵抗自体は行え、精神干渉を無効にするスキル、宝具でより有利に抵抗が可能。

情報抹消:D
 自身の個人情報を残そうとせず、利用させまいと常に気を張っていた立ち振舞い。
 キャスターと対面した相手は、別れた後にその情報を記憶に残しづらくなる。
 確実に抹消できるわけではないが、キャスターに関わるあらゆる情報が範囲となる。

【宝具】
『公式かつ機密(オフィシャル・アンド・コンフィデンシャル)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1-10 最大捕捉:100
 キャスターが自身の権勢を守り、思うがままに行動するために積み重ねた、他者の秘密を書き連ねた文書。
 政治家や有名人、果ては大統領の弱みを握り、恫喝や政治的迫害をしてきたキャスターの切り札にして生命線である。
 キャスターが取得したデータを収めることで、この宝具が発動する。
 ファイルに情報を綴じられた相手にステータスや魔力消費量、行動などにペナルティを与える。
 例え取るに足らないような情報でも相手にペナルティを課すことができるが、相手にとってそれが急所であるほどその質は高まっていく。
 ただし、綴じた情報を自分と同格以上の第三者に知られた場合その情報は価値がなくなり、その情報によるペナルティは消滅する。
 この宝具のレンジはキャスターを中心としたものであり、情報が納められたファイルからのレンジではない。
 この宝具は固有のものではなく、どんな記録媒体でもキャスターが秘密を書きこんだ時点でそれが宝具として発動するため、複数宝具を作りだせる。
 ただし、同じ内容のものを複数の媒体に保存してもペナルティは重複せず、1つの情報で与えられるペナルティは限られる。
 破壊された媒体に保存されてあった秘密を改めて別の『公式かつ機密』に書き込んだ場合は、再び効果を発揮する。
 ここでいう記録媒体にキャスターを含めた個人の頭脳は該当しない。
 彼に素っ裸にされた相手は雁字搦めにされ、自分の意思で動くことすらままならなくなる。

【Weapon】
『M1911A1』

【解説】
 アメリカ連邦捜査局(FBI)の初代長官、前身のBOIを基盤に作り変えた組織のボスを死没するまでしていた人物。
 カルビン・クーリッジからリチャード・ニクソンまで、8代の大統領に仕えたことからもわかるように、現在に至るまで
 政府機関の長を務めた人物の中でも最長の記録を持つ。このことから、以降FBI長官任期は10年に制限されている。
 科学的な捜査手法を取り入れ、FBIという組織を強化していった一方で、あらゆる人間を脅し、利己的な権力行使をしてきた人物としても知られる。
 職員の私生活を調査し、不倫や同棲愛、借金など問題のある職員を次々に解雇し、アメリカ全土から優秀な警察官を採用していった。
 手段を問わず改革を進めた彼の組織は、国内の諜報分野で卓越した能力を持ち、47年もの間連邦議会でFBIの予算審議を行わせなかったほどである。
 しかしその中に有色人種が殆どいなかったのは、彼が人種差別主義者だったからである。
 自身を脅かす可能性のあるものを逆に調査して脅し、一方で賭博好きだったため一部のマフィアなどへの取り締まりを緩めるなど、職権を乱用していた。
 彼の死後すぐさまニクソンは部下に彼の書斎を調査させた。
 その「遺産」の内容を見たニクソンは激怒し、秘書が非公式の「遺産」を処分するのに数日費やしたと言われている。


513 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/26(金) 22:40:23 IpSmON2.0
【元ネタ】聖書
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】モーセ
【性別】男性
【身長・体重】172cm・62kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷D 魔力A+ 幸運C 宝具A++
【クラス別スキル】
陣地作成:A
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 ”工房”を上回る”神殿”を形成する事が可能。

道具作成:A+
 魔力を帯びた器具を作成できる。
 条件次第で契約の箱(アーク)さえ作成可能。

【固有スキル】
数秘術:A
 魔術系統の一つ、カバラ。
 中世カバリストは、出エジプト記に語られる数々の奇跡(葦の海を割ったという有名なモーセの奇跡を含む)を、
 モーゼが神から授かったカバラの力で起こしたものだと考えていた。
 後にダビデとソロモンのみがカバラの深奥に達したとされる。
 ちなみにモーセは地相術(ジオマンシー)にも通じているようだ。

啓示:A
 "直感"と同等のスキル。
 直感は戦闘における第六感だが、"啓示"は目標の達成に関する事象全て(例えば旅の途中で最適の道を選ぶ)に適応する。
 根拠がない(と本人には思える)ため、他者にうまく説明できない。

神授の智慧:B+
 神から与えられた賢者としての様々な智慧。
 英雄独自のものを除く、ほぼ全てのスキルにC〜Bランクの習熟度を発揮できる。
 また、マスターの同意があれば他サーヴァントにスキルを授けることも可能。

【宝具】
『十重の戒律(ジーベン・ゲバウト)』
ランク:A++ 種別:対叛宝具 レンジ:2〜90 最大捕捉:3000人
 一つの宗教観における十の戒律が刻まれた石版。
 戒律に背く者、または戒律に反する物を照準し、渾身の力で投擲する事で、
 一発限りの誘導飛翔体(ミサイル)へと変形する。
 その威力は対象が多くの戒律に反している程に上昇し、
 十の戒律全てに反している場合は神霊レベルの破壊力となる。
 キャスターはこの宝具を2つ所有している。(2回まで使用可能)

【解説】
 一神教における預言者の一人として名高いヘブライ人の指導者。
 ヘブライ人をエジプトから連れ出し、約束の地を目前に没したと伝えられる。

 モーセが生まれた時、当時のファラオがヘブライ人の男子の殺害を命じていたため、隠れて育てられたという。
 後に隠しきれなくなった為にナイル川に流されたが、ファラオの王女に拾われる。
 ひょんなことからエジプト人を殺害した後はミディアンの地に遁走し、羊飼いとして暮らした後に、
 神の啓示を受けてヘブライ人を約束の地へと導く使命を受ける。

 ヘブライ人を連れ出すことに難色を示すファラオに神は十の災いを下し、
 これを恐れたファラオによって出立を許可される。
 厳しい荒野の旅路、心変わりしたファラオの追撃などといった苦難を、神の奇跡によって切り抜けたモーセは
 シナイ山にて神とヘブライ人との間に契約を交わし、十戒を刻んだ石版を受け取った。

(ちなみにこの石版は、兄達が偶像崇拝をしていたことにキレたモーセが、偶像に向かって投げつけて壊してしまい、
 神からもう1つ同じものを受け取り直したという。
 ちなみに偶像崇拝に加担した三千人の民衆を殺したとされる)

 以後も反逆や神罰、道中の民族との戦いといった苦難を乗り越えたモーセだったが、
 メリバの泉で神託に逆らったために、約束の地を目にしながらも、足を踏み入れることを許されず死去したという。

【コメント】
 石版ミサイルぶん投げる、マッチョメン系キャスター。
 Fate/prototypeによればファラオ=オジマンディアスとは友人だったようだ。
 それも最愛の友人、並び立つに相応しい無二の兄弟らしい。

 割と激情家の質であり、偶像崇拝に加担した民衆3000人を殺したり、キレて天使を杖で殴りつけて失明させたり、
 救世主らしからぬ人物像が伺える。
 弁が立たないからという理由で指導者の役目を兄のアロンが担当したり、
 けっこう民に逆らわれていたりと、あまりカリスマ性もなかったようだ。


514 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/26(金) 23:50:41 HvhXrPFQ0
【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】ペーター・シュトゥンプ
【性別】 男性
【身長・体重】218cm・149kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力B+ 耐久B+ 敏捷A 魔力B 幸運C 宝具B+
【クラス別スキル】
気配遮断:B+
 サーヴァントとしての気配を断つ。完全に気配を絶てば発見することは非常に難しい。
 攻撃態勢に移るその瞬間まで、迸る狂気と殺意を己の内に忍ばせることが出来る。
 
狂化:A+
 パラメーターをランクアップさせるが、理性の大半を奪われる。
 宝具の発動によって破格のランクを誇る。
 
【固有スキル】
二重召喚:C
 アサシンとバーサーカー、両方のクラス別スキルを獲得して現界する。
 極一部のサーヴァントのみが持つ希少特性。

魔術:C
 占術・召喚術などの魔術を習得。悪魔との契約によってランクが向上している。
 ただし現在はクラス能力により狂化している為、能力を発揮できない。

情報抹消:C
 目撃者と対戦相手の記憶に残るアサシンの能力・真名・外見特徴などの情報が朧げになる。
 宝具によって変貌したアサシンと、通常時の姿のアサシンを同一人物と看破することは不可能に近い。

月の加護:C
 人狼などが持つスキル。月光から魔力を吸収し、負傷の回復やステータスアップに適用する。
 吸収量は月齢に応じて変動し、満月の夜がピークとなり新月では全く効果がない。
 このスキルは宝具によって変貌した時にしか発動しない。

カニバリズム:A+
 食人鬼としての逸話を持つ者に与えられるスキル。
 人間の魂喰いを行った際、自身の魔力への変換率が飛躍的に向上する。

【宝具】
『背徳の獣悦(ヴェアヴォルフ)』
ランク:B+ 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 悪魔より授かった狼の皮帯。
 これ装着することによって、世界中に恐怖の伝承が残る古の魔獣“人狼”へ変貌する。
 人狼となったアサシンは身体能力と五感機能の大幅な上昇、魔術への耐性、
 「狂化」ランクの向上、「怪力」・「戦闘続行」・「自己改造」スキルなどを獲得する。
 その獣毛は受けたダメージを軽減するが、銀製の武器・聖属性の攻撃などは致命的な弱点となる。


515 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/26(金) 23:51:29 HvhXrPFQ0
【解説】
16世紀にドイツのベドブルグで起こった人狼事件の犯人。
この事件を紹介する資料によると、この頃のケルンとベドブルグでは長い期間に渡って
巨大な狼が出没し、野道や町外れに出た人々や家畜を食い散らす事件が起きていた。
ある日、狼に襲われながら少女たちが運良く生き延びたことを契機に、人々は積極的に狼を捕える活動を始め、
遂に猛犬巨犬をけしかけて狼に不意打ちを食らわすことに成功した。
追いつめられた狼は驚くべきことに、ステッキを片手に持つ、よそゆきの格好した男性に変身した。
この男は、その界隈の人々にも顔馴染みの腰の低い伊達男、ペーター・シュトゥンプだった。
捕えられたペーターは拷問されるのを嫌がって自身の恐るべき行状をスラスラと白状した。

ペーターは幼い頃より悪事を好んで12歳から邪な所業をなし、魔術に耽溺し、多くの地獄の悪鬼と交わった。
ペーターは畜生に変身して殺戮を楽しみたいと望み、悪魔は巨大で屈強な狼に変身できる皮帯を彼に授けた。
これを手にして以来、ペーターは25年間に渡って数え切れぬ程の老幼男女と家畜を殺戮し、
その血肉を食らうことを最高の愉悦とした。
また、最初に得た実の息子すらも惨殺して脳漿を喰らい、実妹や実娘と近親相姦を成して子を作ったという。

以上を述べたペーターは結局、1590年に実娘と妾ともども公衆の面前で惨たらしい処刑を受けた。
この事件を大衆に知らしめた当時の図版のいくつかには、ペーターはただの巨大な狼ではなく、
直立した人間の下半身を持つ―――世に知られる、人狼の姿で描かれている。
尚、皮帯は捕えられる寸前に谷に投げ捨てたという。


【コメント】
ステータスは宝具発動と狂化後のもの。素の状態では身長172・体重63、筋E耐E敏E魔C幸D、狂化B。
襟に阻まれて女児を殺せなかったり、牛に追突されそうになって逃げたり、犬に追われて危なくなったので
人間に戻ったりと微妙に残念な部分が多々あるが、ここでは変身後は英雄並に強いということで。
宝具発動状態でも魔獣程度の力しかないが、狂化によって銀狼並みの強さとなる。
とはいえ、戦闘技能は皆無なので、白兵戦技能に長けた英雄には押されるだろう。
ジキル博士よろしく、宝具を使ってない時は殆ど一般人という設定にしようと思ったが、
この人は通常状態でもかなりの狂人という伝承だし、魔術師でもあるので没。
「二重召喚」が蝉よりランク低いのは、クラス別スキルが一つ少ない為。
一応ペーターさんと、その他の人狼事件犯人の皆さんの名誉の為に言って置くと、犯人が捕まった人狼事件なんて
魔女狩りと殆ど同じで、一般人を拷問して無理矢理あることないこと自供させてたらしい。
なので「無辜の怪物」スキルが相応しいかもしれないが、ここでは本当に人狼になれたという設定。
宝具のランクが高過ぎかもしれないが、吸血鬼に変貌する宝具がA+だし、まあいいだろう。
適正クラスはバーサーカー・アサシン・キャスター。


516 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/27(土) 23:44:42 2ow1VBAI0
【元ネタ】グルジア英雄叙事詩
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】アミラニ
【性別】男性
【身長・体重】258cm・330kg
【属性】混沌・狂
【ステータス】筋力A 耐久A 敏捷A 魔力B 幸運C 宝具EX
【クラス別スキル】
狂化:D
 筋力と耐久のパラメーターをランクアップさせるが、
 言語能力が不自由になり、複雑な思考が難しくなる。

【固有スキル】
神性:C
 神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
 狩人の女神ダリと人間との間の子。

道具作成:B++
 鍛冶師として武具の類を作成出来る。
 原初の鍛冶師であるバーサーカーは、所有する神火『地を照らす灯火』を利用することによって
 宝具すらも作成することが可能だが、現在はクラス能力により狂化している為、技術を発揮できない。

魔力放出(炎):A
 自身の肉体より魔力の炎を放出する能力。
 太陽の子と謳われ、更に人類に火をもたらした英雄であるバーサーカーは、極めて高位の“炎の英雄”である。

【宝具】
『熔け結ぶ黒鉄の剣(ガマルジョバ・ダシュナ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:2〜5 最大捕捉:5人
 バーサーカーが多く戦いに使用した巨剣。
 常に刀身が沸騰しており、対象を斬るのではなく熔かして断ち、更に熱量に比例した追加ダメージを与える。
 原初の鍛冶師であるバーサーカー自身が鋳造したこの剣は、必然的に“原初の鉄剣”となり、
 強い神秘の塊であるが、クラス能力により狂化している為、真名解放は出来ない。

『地を駆ける巨陽(ムゼカラ)』
ランク:A+ 種別:対城宝具 レンジ:2〜30 最大捕捉:600人
 “太陽の子”と謳われたバーサーカーの異能の真価。
 相互封印し合っている両肩の太陽と月の象徴の内、月の象徴のみを封印することによって
 小型の太陽がバーサーカーの肉体から顕現する。出力を絞って掌から発現させ、投擲することも可能。
 小型とはいえ、サイズは最大で半径数十メートルに及び、その威力は極めて甚大。
 かつて竜をも焼き殺したバーサーカーの奥の手だが、現在はクラス能力により狂化している為、
 月の象徴の封印が思うようにいかず、結果、太陽の解放も中途半端にしか実行出来ない。

『英雄封獄・懲縛刑鎖(スレティス・グメルティ)』
ランク:EX 種別:封印宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 バーサーカーの肉体を縛り付ける神鎖。
 これに縛られた者は人であっても魔物であっても、神であっても全能力が封じられ、
 バーサーカーは全ステータスがE-に固定、全スキル・全宝具が事実上発動不能となっている。
 英霊の座に召し上げられて尚も解けぬ神罰であり、本来は縛り付けた神自身でなければ
 解呪は不可能だが、サーヴァントとして現界しているこの場合、
 令呪の三重使用によって、ようやくバーサーカーはこの神縛から解き放たれる。

【weapon】
『地を照らす灯火』
 地上の人々にもたらした神火。
 『地を駆ける巨陽』をも超える筆頭宝具だが、狂戦士として召喚された為、
 文化英雄としての一面が薄れてしまい、発動自体が不可能となっている。


517 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/27(土) 23:45:41 2ow1VBAI0
【解説】
コーカサス神話の英雄叙事詩「アミラニ」の主人公である半神半人の大英雄。
その伝承の起源は非常に古く、紀元前3000年紀から紀元前2000年紀の鉄器時代が発祥とする説もある。
またグルジア全土に普及した為、話の内容は多岐に渡り、ヴァリアントだけでも200編以上にのぼるという。
よく知られる筋としては、人間の狩人と女神の間に生まれたアミラニは、幼い頃から超人的能力を有し、
成長すると冒険に出かけ、道中出くわした怪物・巨人・竜などの強敵を全てを下し、天上の神に挑戦する様になった。
その傲岸の罰として、神はアミラニを鎖で杭に縛り付け、アミラニは現在に至るまで
コーカサスの山中で杭に繋ぎ止められたままであるという。
より古い伝承では、アミラニは天上より火を盗み出して人類に与え、最初の鍛冶師となったが
その罰として杭に繋がれたことになっており、ギリシャ神話のプロメテウスとの類似点がよく挙げられる。

【コメント】
紀元前3000年紀とかホントかよ。ステータスは、狂化でランクアップする前の表記。
最強の英雄を呼び出すぜーと思って召喚したら、鎖のせいで最低最弱の状態で現界しちゃったパターン。
素の実力は確かに最高クラスだが、実力を発揮させるには全ての令呪を使わなきゃいけない。
剣は捏造。人類に火を与えた最初の鍛冶師が鍛えたってんなら、まあ火関連にしようと思ったので。
ダシュナとは短剣ことだが、アミラニ専用のこれは巨剣となっている。真名解放出来れば光熱の斬撃とか飛ばせる。
太陽宝具は全力解放すれば、Z戦士がよく使う全身から気を爆発させる技が出来る。
例としては、ベジータが善ブウ倒そうとした時に自爆したアレ。
宝具のルビは一応それぞれ由来はあるが、発音は多分合ってない。
適正クラスは剣や騎などだが、殺戮行脚や神への挑戦などから狂戦士となった。


518 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/30(火) 11:24:49 0p.TFcV20
【元ネタ】史実、神話
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】ニイカング
【性別】男性
【身長・体重】201cm・92kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力B+ 耐久C 敏捷A 魔力A 幸運C 宝具EX
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

【固有スキル】
神性:A+
 伝承によって出自は異なるが、神の血を引くことは間違いなく、
 死せずに至高神ジュオクの顕現、あるいは仲介者となったランサーの神霊適性は最大級である。
 この神霊適性は、神性がA以下の自然神系の英霊に対して、高い防御力を発揮する。

カリスマ:C
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、小国の王としてはCランクで十分と言える。

生命の水:A
 聖獣の血統として生まれ持った異能。
 体力・負傷を回復する聖水を生み出すことが出来る。
 『白銀の光輪』のバックアップによって、死者すらも蘇生させることが可能。

文化英雄:B
 武ではなく智によって人類の生存に貢献した者の持つスキル。
 旱魃・疫病・虐殺などの効果を持つスキル・宝具に対するとき、有利な補正を得る。

【宝具】
『血贄捧ぐ波濤の槍(クワ・オバゴ)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:2〜99 最大捕捉:1000人
 シルック族の王権象徴の一つである聖槍。
 その穂先は、かつてナイル川に生贄として捧げられた者の血液が結晶化したもので、
 真名解放と共に膨大な血液が噴出し、大瀑布・大波浪となって
 前方にある障害物を流しさり、閉ざされた地形をも開拓する。
 血流には多分に魔力が含まれており、これに浸っている間はダメージが加算され続ける。
 
『天地別つ創刻の斧(オプンネ)』
ランク:A++ 種別:対神・対界宝具 レンジ:5〜99 最大捕捉:1000人
 天の位置を定めた手斧の投擲。
 この斧の刃は空間・次元ごと斬り裂く力を持ち、定めた対象のみを斬るのではなく、
 斧の刃の軌道と、その方向先にある全てを同時に断割する。
 斬り裂かれた空間はしばらくすると元に戻るが、空間以外のものは虚実問わず、永久に断たれたままとなる。
 太陽を撃退した逸話を持ち、太陽の属性を持つ英雄に対しては特に絶大な効果を発揮する。

『王の転生(レト)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 ランサーを不滅王足らしめる魂の特性。
 サーヴァントとしての肉体が滅びてもその霊魂は現世に留まり、
 “王の器”に相応しき人間に憑依して自我を塗り潰し、英霊ニイカングとして復活する。
 憑依完了後は、ニイカング本来の肉体より若干パラメータが低下するが、
 適性が高い上質の“器”であれば、殆ど差異は無いに等しくなる。
 理論上、全ての人間を殺さねば何度でも復活するが、この能力はシルック族の領土内でなければ発動不可。
 
【weapon】
『白銀の光輪(ガロ)』
 太陽の息子が所有していた銀の腕輪。
 これによってランサーは自軍の兵士達を蘇生させた。


519 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/30(火) 11:25:34 0p.TFcV20
【解説】
南スーダン・シルック王国を建国した半神半人の不滅王。
至高神ジュオクの子、川の聖鰐の子、神牛の子孫など、その出自には複数の伝承がある。
兄弟と仲違いしたことを契機に部下を連れて旅に出かけ、数多の冒険遂げて
ナイル川を渡って聖なる土地へ民を導き、戦争・農業・牧畜を創始し、掟と慣習を定めた。
その冒険譚の中で特筆すべきは太陽と争った逸話である。
太陽の土地にやってきたニイカングはここでも諍いを起こすことになり、
ニイカングの息子ダックは太陽の息子ガロを破り、重い銀の腕輪を奪った。
そこで太陽自らがやってきてニイカングの部下達を焼き殺した為、
ニイカングも自ら出陣し、手斧(濡れた葦とも)を投擲して太陽を撃退した。
太陽は天にまで退却し、これによって天地が定まり、世界の形が作られたという。
ニイカングは水をかけた後に銀の腕輪で触れることで部下達を蘇らせ、その後は荒れ狂うナイル川に
オバゴという部下を捧げて川を横断し、その先の土地で臣民を超常的な方法によって臣民を創り、王国を築いた。

ニイカングは不死の王であることが強調して伝えられる。
祭の途中で竜巻の中に消えたのが地上に置ける彼の最期であったが、
しかしシルックの人々はニイカングが死んだとは考えず、至高神の仲介者にして“王の霊”になったと解釈した。
シルック族の王はニイカングの霊が宿ることによって神聖王となり、天地含む国家・国土の生命力を司る存在となる。
王が肉体的に衰えれば、臣下達は王を殺し、そしてニイカングはより相応しい王の器に宿ると考えられている。


【コメント】
伝承の細かいところは色んなバージョンがあって、とても一つにはまとめきれん。
伝承の一つでは、至高神と聖鰐の間の子なので、神性は高めにした。
背の高い、青黒い戦士だったという説もあるので身長は高め。
随分と強く仕上がったが、ざーっと調べた感じでは武勇を示す英雄譚は
太陽と戦う場面くらいのもんで、他ではロクなことしていない。あと身内争いが醜い。
息子ダックともども理想の王とされるが、シルック族の言う理想とは、エネルギーに満ち溢れていることを
指すのであって、二人とも人格はかなりアレである。特にダックは性格最悪。
カリスマがあるような人間とはあまり思えないが、しかし崇められまくってるのでカリスマを付けた。
「生命の水」スキルに臣民を創った逸話を含ませようとしたが、あんまり水と関係ないのでやめた。
「ニイカングが死ねばシルック人も全員死ぬ」という資料もあって、『王の転生』は
それが転じたもので、シルック人全員殺さない限りニイカングは何度でも転生するというもの。
適正クラスはランサーとキャスターだが、斧宝具からセイバーやアーチャーにもなれるかも。


520 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/30(火) 13:38:26 3lOWFzPE0
太陽追い払ったのずっと槍だと思ってたけど、斧じゃったか…
しかし、メタ先の太陽神系ってかなりいそうだけど、青兄貴以外に有名なのがぱっと思いつかん


521 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/30(火) 13:50:01 2mp4E2tk0
カルナがいるじゃん。インドなこともあって太陽神である父親と最終的には同一視されてるし


522 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/30(火) 13:56:35 qctVyCw.0
キャス狐も天照がどうのっていうし通るんじゃないかな


523 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/30(火) 14:00:35 3lOWFzPE0
>>521>>522
お、そうやった 俺の勉強不足か
やっぱ神性ってメタられるイメージ強いけど、血統的に大物多いな


524 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/30(火) 14:08:15 KwQLkaTg0
無駄スキルと罵られることが多い神性だけど
そもそも神の血を引く=一流の英雄である証みたいなもんだからね


525 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/30(火) 20:51:55 g3cIsw2g0
むしろ神の血を引いてるのに穀潰しの無駄飯ぐらい、って奴とかいるんだろうか
暗君とか破壊者とかとは別に。あとアンロク


526 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/30(火) 21:20:20 Du1d7NKU0
ギリシャ神話では割と…


527 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/30(火) 23:58:49 0p.TFcV20
【元ネタ】アフリカ神話
【CLASS】フェイカー
【マスター】
【真名】カモヌ
【性別】男性
【身長・体重】178cm・64kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷A 魔力A+ 幸運D 宝具A++
【クラス別スキル】
【固有スキル】
投影:A++
 グラデーション・エア。 自己のイメージから真作の鏡像を魔力によって複製する魔術。
 フェイカーのそれは極めて異質で、完成した投影品は真作の能力を再現出来る上、半永久的に存在し続ける。
 ―――厳密には投影魔術ではなく、フェイカーのみの特殊な魔術から零れ落ちた能力である。

道具作成:A+
 贋作だけでなく、自ら新作を作成することも出来るが、その場合は十分な時間が必要となる。
 素材さえあれば、宝具を作り上げることすら可能。

追跡:A
 ストーキング能力。
 僅かな痕跡から敵の能力や行動パターンを予測し、現在位置を確実に特定する。

【宝具】
『忌避すべき槍造(ブレキイリフヌアデ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1〜10 最大捕捉:5
 創造神の錬鉄を真似てランサーが鋳造した疑似神槍。
 素材である疑似神鉄は、そのサイズ・フォルムは望む通りに変動する、不壊にして可変の特性を持つ。
 変形時には、構成物質である鉄は液体の如く流動するが、その状態であっても硬度は変わらず、
 創造者にして担い手であるランサー自身以外には干渉出来ない。
 攻撃手段自体は物理的なものに限られるが、この槍は“原初の鉄”を素材とした
 “原初の武器”であり、その高位の神秘によって放たれる刺突は非常に強力。

『天上仰ぐ好奇の塔(ナナ・ニャンコポン)』
ランク:E〜A++ 種別:???? レンジ:??? 最大捕捉:???
 太陽に向かって詠唱を開始することによって発動する塔(タワー)型固有結界。
 フェイカーの底なしの好奇心と、創造神への崇敬から成る特殊能力であり、
 フェイカーはこの結界内では、神代に置ける創造神の大権能を模倣し、
 視認したことのあるあらゆる器具の模造とあらゆる技術の模倣を瞬時に可能とする。
 抑止力によって結界が排斥されるまでの間、塔は天に向かって伸長・巨大化していき、
 それに応じてフェイカーの「投影」による模倣と模造は質・量ともに向上していく。

【weapon】
『無銘・道具』
 壺・棍棒・船などのアイテム。
 船はフェイカー自作。壺は魔法の壺であるらしいが詳細不明。

【解説】
西アフリカ・ザンビアのロツェ族の創世神話伝わる人類最初の男。
創造神ニャンビは万物を創り、妻ナシレレと共に地上で暮らしていた。
ニャンビに創られた人間の男カモヌはとても賢く、ニャンビ神の行いを何でも真似しようとし、
ニャンビの行うこと全てが出来る様になった。
カモヌは立ち聞きしたり盗み見したりすることでニャンビの鋳造・鍛冶技術を習得し、
鉄槍を造り、それでニャンビの使いであるカモシカを刺殺して食べてしまった。
全ての生物は創造神の子供で兄弟同士であるので、この行いにニャンビは激怒し、カモヌを追放した。
しばらくした後、戻ってきたカモヌをニャンビは許し、土地を与えたが、ある時カモヌの家族が死んでしまった。
カモヌはニャンビに自分のものを守れる薬(力)をくれるように頼みに行ったが、断られてしまう。
これ以後、カモヌはニャンビを執拗に追跡する様になり、ニャンビは地上のどこに逃げても
カモヌとその子孫がいるので、遂に天上へ到達した。
カモヌはそれでも諦めず、木を切り倒して巨大な塔を造って天に至ろうとしたが、
塔に登る人間達の重みで塔は崩れてしまった。
それ以来、カモヌと人々は太陽が昇ればそれをニャンビ神だと拝んで挨拶し、
月が出ればナシレレだと拝んで挨拶するようになったという。


【コメント】
マイナーだけど、そのキャラの濃さに一目惚れして魔改造。
神様に気持ち悪がられてもストーカーとなり、神様と永遠に別れることになっても、めげる様子は全くない。
過去に動物殺して怒られたのに、数年後にまた動物殺してそれをニャンビに
プレゼントしようとしたりしてまた怒られている。サイコパスか。
「原初の鉄」っぽい能力は何かなーと思って、セッコのスタンドの「固いまま柔らかくする」という発想をパク…参考にした。
塔は最初は固有結界じゃなかったけど、オジマンディアスの神殿型固有結界がアリなら、
塔型もアリじゃね?と思って作成。トリコのグルメピラミッド(の下部の城)みたいな馬鹿デカサイズを想定。
適正クラスはランサー・ライダーだが、その生き様は贋作者(フェイカー)と言うべきか、
あるいは追跡者(ストーカー)と呼ぶべきだろう。聖杯への願いは天上のニャンビ神と一緒に暮らすこと。


528 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/31(水) 10:19:33 S2oZ7KTE0
【元ネタ】OFF by Mortis Ghost (フリーゲーム)
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】バッター
【性別】男性
【身長・体重】不明
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷B 魔力C 幸運E 宝具B
【クラス別スキル】
狂化:EX
 パラメーターをランクアップさせるが、理性の大半を奪われる。
 狂化を受けたバーサーカーは言語能力にこそ支障がないものの、
“使命の遵守”に思考が固定されており、誰の言うことも聞き入れない。
 実質的に彼との意思の疎通は不可能なのだ。
 バッターは、やはり制御不能なバーサーカーなのである。

【固有スキル】
傀儡:EX
 上位存在(=プレイヤー)に肉体を操作されている。
 このため、一部を除いた精神干渉が結果として無効化される。(プレイヤーに影響が及ばないため)
 ちなみにバッター当人も自身がプレイヤーに操作されていることを認識している。

戦闘続行:A
 使命感の強さ。
 瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。

神殺:A
 神性スキルを持つ者に対し、有利に行動できる戦闘スキル。
 Aランクにもなると世界の創造主さえ滅ぼしうる。

【宝具】
『三位一体の光輪(アド-オン)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1〜3 最大捕捉:10人
 バッターに付き従う3つの光輪。
 他RPGでいうところの仲間に相当するが、喋ることもなく感情を示すこともない。
 これ自体が自立した戦闘装置であり、
 それぞれの特技こそ異なるものの、バッターと同等の戦闘能力を持つ。

【Weapon】
『アシュレイのバット』
 バッターが保有する最強の武器。
 1ターンに2回攻撃できる上にクリティカル率も上昇。
 攻撃に肉・メタル属性を付与する効果もある。

【解説】
 フランス発のフリーゲーム『OFF』の主人公。
 世界を浄化するという重要かつ神聖な任務を任されており、
 そのためプレイヤーに協力を求めてくる。
 それぞれの世界(ゾーン)の亡霊を浄化し、世界を歪めている長を倒していくが、
 だんだんと、その道程には不穏な気配が漂い始めていき……

 名前は恐らく野球の打者(=バッター)と虐待者(=バッター)のダブルミーニングではないかと思われる。

 原作の『OFF』は
 独特な世界観とキャラクター、ハイレベルなBGM、公式メタっぷりなどから海外で高い人気を誇る。
 2014年8月には有志による日本語翻訳版もリリースされている。
 1つのフリーゲームが複数の言語圏で翻訳されるほどの人気を得ている、ということからも
 レベルの高さは分かるだろう。
 OFF by Mortis Ghostで検索・ダウンロードして(RPGツクール2003のRTPがない場合、これもインストールして)
 プレイしよう(ダイマ)


529 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/31(水) 11:44:47 AeXnGQgA0
【元ネタ】王書
【CLASS】アヴェンジャー
【マスター】
【真名】イブリース(ザッハークの給仕)
【性別】
【身長・体重】cm・kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷D 魔力C 幸運E 宝具C
【クラス別スキル】
【固有スキル】
無辜の怪物:EX
悪魔イブリース。
蛇王ザッハークに仕えていたアヴェンジャーはザッハークを唆した悪魔イブリースとして認識されている。
【宝具】
『邪竜創造す悪神の口づけ(アジュダハー・ベーワルアスプ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:− 最大捕捉:1人
蛇王ザッハークを邪竜アジ・ダハーカに改造したとされる口づけ。
この宝具を用い、対象が幸運値による判定に失敗したとき、対象を疑似サーヴァント、蛇王ザッハークとして使役できる。

『この世、全ての悪(アンリマユ)』
ランク:− 種別:対人類宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:6000000000人
アヴェンジャーを構成する呪詛であり、蛇王ザッハークが狂った、悪徳の原因として信仰されているものであり、人類を悪へと導く悪魔と考えられているもの。
六十億の人類全てを呪う宝具であり、この呪いは英雄をもってしても飲み干せる者はそういない。
【Weapon】
【解説】
王書のザッハークの給仕を原作アヴェンジャーみたいに悪性をおしつけられた存在として解釈してつくってみたもの。
原典の給仕のまんまならもう少しスキルと宝具が生えそうだけど、このアヴェンジャーは給仕のみと解釈しているのでこの程度にしておいた。


530 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/31(水) 12:42:05 A3pfRKxc0
一斉投下します


【元ネタ】史実?
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ホメロス
【性別】男性
【身長・体重】182cm・67kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力E 耐久D 敏捷E 魔力B++ 幸運A+ 宝具EX
【クラス別スキル】
陣地作成:-
道具作成:-
 その生涯においてキャスターは詩作の代償に扶養される瞽詩人であった。
 言葉以外のモノを創り出すことはできない。

【固有スキル】
千里眼:B
 失った視力の代償として過去視・透視の能力を得ている。
 全盲者であるため普通視覚は失われている。
 だが、永遠の暗黒はむしろ詩人の霊感を研ぎ澄ました。

対英雄:EX
 英雄を相手にした際、そのパラーメーターをダウンさせる。
 正純な英雄はキャスターに対して通常戦闘不可能。
 反英雄や怪物など、一般的な“英雄崇拝”から外れた存在であるほど影響を受けない。

神性:C
 明確な確証こそ無いものの、多くの伝承において神の血を引くとされる。

【宝具】
『英雄時代(ヘロオン・テイオン・ゲノス)』
ランク:EX 種別:対英雄宝具 レンジ:- 最大捕捉:一人
 イーリアス、オデュッセイアーの二大叙事詩を表した詩人の言葉(新作)。
 英雄の武勲を添加・矮小化する宝具。
 彼が書き加えた武勇、貶めた名誉はそのままサーヴァントに反映され能力を増減させる。
 武勇と名誉を至上のものとし、輝かしき英雄の生を賛美するホメロスの作品は
 “英雄への信仰(ヒーローカルト)”の象徴かつ究極。
 最高の英雄叙事詩人の言葉を受けて不変を保てる《英雄》は存在しない。

【Weapon】
『月桂樹の冠』
『杖』

【解説】
 『イリアス』『オデュッセイア』の作者として知られる古代ギリシャ最大の詩人。
 ヘロドトスが400年前の人物というから、おそらくは紀元前800年頃を生きたと見られる。
 偽ヘロドトスの『ホメロスの生涯』によれば、スミュルナに生まれた。
 師に連れられてイタカへ旅した帰路、病で盲いたため詩作に専業することになった。
 それまでメレシゲネスと名乗っていたが、盲目故にキュメでホメーロスと呼ばれ、それが通称となる。
 かつて己の詩を書き写させてやったテストリデスが、自分を詐称していると聞いてキオスへ行き、
 サモスを旅し、アテナイに渡ろうした途上イオスで病に倒れた……。
 古典時代よりホメロス伝は複数存在し、出自定からぬ故に多くの地方がホメロスの出生地を自称した。
 神や精霊を彼の親に配すケースも多く、ヘレニズム時代には実際に神格化もされた。
 実在の確証こそ無いものの、彼は叙事詩の代名詞として扱われた史上最も有名な叙事詩作家であり、
 かつて単にポイエーテース(創作者/詩人)と言えばホメロスを指した。

 マスターのことを「グラウコスくん」と呼ぶ、月桂冠と杖を身につけた盲目の老人。
 実力主義的なシビアな価値観を持ち、好々爺じみた性格だが凡人には聴衆としての価値しか認めない。
 究極の英雄マニア/英雄の賞賛者/英雄の天敵を同時に演じる怪物である。
 ホメロスを攻撃することは英雄自らの偉業・自らに捧げられた信仰に剣を向けるのと同じこと。
 その為いかなる"英霊"も彼を殺し得ない。例外として、それらに依らず在る反英霊(反英雄ではない)の類
 のみが彼を手にかけうる。あとは人間。見下してるくせに、実は凡人(マスター)が天敵。


531 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/31(水) 12:42:54 A3pfRKxc0
【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ヘシオドス
【性別】男性
【身長・体重】174cm・52kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷E 魔力C 幸運D 宝具A+
【クラス別スキル】
陣地作成:B+
 鼎を基点に聖域を作成可能。
 聖域内の敵を直接相対せずに“対英雄”の対象にすることも可能。
 基本的には戦闘的な概念を持つ対象への防御結界。
 また、『労働と日々』の副次概念により、土地を豊かに改善することも可能らしい。

道具作成:C
 魔術により道具を作り出す能力。
 貧農時代のスキルと詩作技能のミックス。

【固有スキル】
対英雄:A
 『労働と日々』の副次効果。
 英雄を相手にした際、そのパラーメーターをダウンさせる。
 ランクAの場合、相手の筋力と耐久と敏捷を3ランク、その他の能力を2ランク下げる。
 このサーヴァントの場合、反英雄ではなく文化英雄に対して効果が薄く、
 全パラメータを2ランク下のものにする。

芸神の加護:A
 ミューズの加護により、発言行為に対して不利な補正を被らない。
 沈黙や瀕死の重傷を受けても話し続けられる。
 詩の女神達に与えられたその蜜たる言葉を遮りうるのは、ただ“死”のみである。

【宝具】
『日常讃歌(エルガ・カイ・ヘメライ)』
ランク:A+ 種別:対英雄宝具 レンジ:20〜40 最大捕捉:六騎
 英雄不在の時代“鉄の世代”を象徴する作品、『労働と日々』の朗読。
 聴取サーヴァントを座に送還する。
 抵抗には毎ターンのST判定に成功しなければならず、
 聖杯戦争開催地の平穏さと、サーヴァントの英雄性にギャップがあるほど難易度は上がる。
 また30ターン掛けて最初から最後まで通聴した場合は判定なしで強制送還される。
 この方法でサーヴァントが退場した場合、
 聖杯に魂が貯蔵されないので「聖杯戦争」が前提から瓦解する。

【Weapon】
『月桂樹の杖』

【解説】
 ホメロスと並び称される古代ギリシャの大詩人。
 実在が疑問視されるホメロスに対して紀元前8世紀頃にまず実在しただろうとされる。
 ミューズの聖地とされたヘリコン山のアスクラに生まれ、羊飼いをしていて芸神の啓示を受ける。
 父の遺産分配の際に弟ペルセスが行った不正に憤り、そのまま専業詩人となる。
 ペルセスに向ける形で書かれた『労働と日々』、神々の系譜を記した『神統記』以外は断片のみ現存。
 古来ホメロスと同時代ないし近い世代の人物とされており、
 『ホメロスとヘシオドスの歌比べ』によればエウボニア王アムピダマスの葬儀で両人は出会い、詩を競った。
 王前での歌比べは『イリアス』を引いたホメロスに対して『労働と日々』を引いたヘシオドスが勝った。
 農耕と平和を奨励するものは、戦争と虐殺を讃えるものよりただしいからである。
 ヘシオドスはこの時賞品に青銅の鼎を頂戴し、鼎はヘリコン山のミューズの杜に奉納された。
 ロクリスまたはオルコメノスに没した、殺されたとされる。

 月桂樹の杖を持った物腰穏やかな青年。竪琴は引けるが下手くそ。
 貴族趣味と極論、苛烈さを嫌い、日々の努力と正直さが報われることを信じる正義の人。
 独特の英雄論を持ち、英雄を必要としない“第六の世代”に到る道を探求する。
 ホメロスとは互いに天敵視しあっている。


532 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/31(水) 12:44:56 A3pfRKxc0
【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】シルヴェステル2世
【性別】男性
【身長・体重】175cm・56kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷D 魔力A 幸運E 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:-
 竜種に騎乗する能力の代償に通常の騎乗スキルは失われている。

【固有スキル】
無辜の怪物:B-
 千年紀の魔術師教皇。
 本人の意志や姿とは関係なく、風評によって真相をねじ曲げられたものの深度を指す。
 悪魔との契約を示す不名誉烙印によって祝福から遠ざけられている。
 ただし伝説が本の形に具現しているため
 その本が破壊されればこの能力(呪い)は失われるという。

道具作成:B
 魔力を帯びた器具を作成できる。
 あらゆる問いに是非で答える人頭型デバイスを作成可能。
 ちなみに中世の文献に散見されるこの礼装はオーディン神に由来するもので、
 現在の魔術師に完全なものは作れない。

使い魔(悪魔):A+
 女悪魔メリディアーナと契約している。
 代償は"精力"。恩恵は"叡智"。戦力評価は"竜種相応"。契約解除は不可能。

【宝具】
『碩学魔道(アラビアン・ウィズダム)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:一人
 師から盗んだアラビア語の魔術書にして、教皇を契約者たらしめる伝説の具現。
 いわば物質化した"無辜の怪物"。
 持ち主の所作を魔術に変換する、世界に対する一種のフィルター。
 罵倒は呪詛へ、視線は邪視に変わり、命令は元素を動かし、天を仰げば星を占う。
 洗礼詠唱などの秘跡行使のみがフィルターにかからない。

『彼方来たる教皇の魔(ドレイク・オブ・シルベスター)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:20〜40 最大捕捉:300人
 シルヴェステル2世の切り札である、魔竜メリディアーナによるドラゴンダイブ。
 悪魔イコール竜の理論に基づく竜種召喚物理攻撃。
 なおメリディアーナとは伝説において若き日の教皇と懇ろになったというサキュバスの名前。
 一説によればシルヴェステルは庭で竜を飼っていたというが、
 その正体は――

『不発に終われる黙示録(ミレニアム)』
ランク:C 種別:対宝具宝具 レンジ:1 最大捕捉:ひとつ
 教皇紋章入りの懐中金時計。接触した宝具の時間を停止させる。
 時間が止まった宝具は破壊不能になるが、魔力を流し込めない為能力を封印される。

【Weapon】
『魔竜メリディアーナ』
 普段は妖艶な美少女の姿を取る漆黒のドラゴン、あるいは悪魔。
 首輪を嵌められるのがお好き。
 主を誘惑するたび孫をあやすように扱われている。
 "無辜の怪物"に由来する使い魔なので、魔術書が消えると一緒に消滅してしまう。

【解説】
 悪魔との契約が噂された教皇。
 アラビアの学術とスコラ哲学に学んだ碩学の人。
 オットー3世の援助を受け、身分確かならぬ生まれながらカトリックの最高位に君臨した。
 最初のフランス人教皇で、史実的には聖職売買や司祭の結婚を批判し改革を進めた才人である。
 その高すぎる学識と出世へのやっかみから魔術師だったと噂された。
 スペインでアラブ人の魔術師に教えを請うたとされるが、それらの伝説に史実性はない。
 いわば優秀すぎて不遇を買った人物といえる。
 俗名はフランス語でジェルベール。ラテン語読みでゲルベルトゥスという。
 オーリヤックで学び育ち、ランスで高等教育を修めた10世紀を代表する哲学者の一人。
 1648年、聖堂改修の折シルヴェステル2世の棺が開けられた。
 伝説によれば改悛して死刑執行人に切り刻ませた、または悪魔に引きちぎられたはずのその体は、
 しかし法衣に包まれた完全な形を晒したという。


533 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/31(水) 12:46:36 A3pfRKxc0
【元ネタ】史実、新約聖書
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】大ヘロデ
【性別】男性
【身長・体重】183cm・82kg
【属性】中立・狂
【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷A 魔力B 幸運B 宝具A
【クラス別スキル】
狂化:B
 全パラメーターを1ランクアップさせるが、理性の大半を奪われる。

【固有スキル】
無辜の怪物:B
 嬰児虐殺者。
 ただの悪評に留まらず、異教の聖典によって捏造されたイメージの重みを表す。
 幼児霊に呪われ、バーサーカー適性も向上している。
 ちなみに、このスキルは外せない。

陣地作成:B++
 自らに有利な建築物を作成するビルダー技能。
 特殊な伝承補佐により、大規模な改築・増築に対して複雑な補助効果が付く。
 ただし狂化のため使用できない。

カリスマ(偽):C
 権力者の威光ではなく、それを利用するおべんちゃら。
 取り入りと駆け引きによる政治力と、それを利用した支配階級としての威圧である。
 ただし狂化のため使用できない。

【宝具】
『童見守る庇護の星(ホーリー・イノセンツ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:一人
 ヘロデ大王を呪う数万もの幼児霊を甲冑にコンバートしたもの。
 ダメージ数値を幼児殉教者霊に背負わせ、無効化する。
 この宝具はその素材にも関わらず非常に豪華な装飾が施された全身鎧の形をとるが、
 攻撃のたびに虚飾は剥がされ、グロテスクな本質を露わにしていく。
 見た目の壮麗さと本質の醜悪さはさながらヘロデ神殿の如く調和しており、
 最早"無辜の怪物"以前の姿は知られることがない。

【Weapon】
『児刎剣ベツレヘム』
 子供殺しの魔剣。いうまでもなく"無辜の怪物"の産物。

【解説】
 イエス出生当時のユダヤ王。
 息子と区別して多く"大王"と呼ばれる。
 時局を読んでローマ当局にうまく取り入り属王の座を手に入れヘロデ朝を起こす。
 ハスモン朝を根絶やしにし、秘密警察と護衛軍に支えられた専制政治を敷く。
 ソロモンを超える規模の神殿改築で知られ、拡張されたこの第二神殿をヘロデ神殿という。
 ユダヤ人史上最大の建築者とは、ヘロデ神殿、カイザリヤ、マクベラ洞窟の史跡などを建てた彼のことである。
 ユダヤ教に改修して代の浅かったかも分からないヘロデの帰属意識がユダヤ人にあったのかは不明である。
 彼はユダヤ人の王であると同時にユダヤに住む非ユダヤ人の代表であるとも考えていたらしく
 王国のユダヤ人居住区外には異教の神殿も建てている。
 ヘロデの政策は人物像のないコインを流通させるなどユダヤ人の宗教的慣習に倣ってはいたが、
 神殿入り口に置いた黄金の鷲のためにユダヤ人には自らの真の代表者とは見做されず、
 また神殿改築のための重税で民衆の反感を買っていた。
 とはいえ彼が冷酷な専制者で、ユダヤ人に敵視された暴君であったことは確かでも、
 『マタイ福音書』の嬰児虐殺は史実性が実に疑わしいのだが。


534 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/31(水) 12:48:17 A3pfRKxc0
【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】イアン・フレミング
【性別】男性
【身長・体重】183cm・76kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷C 魔力E 幸運A 宝具C
【クラス別スキル】
気配遮断:A
 姿を隠して行動するスキル。
 近代人最高レベルの潜入技術は、英霊をしてその目を欺かされる域に達している。
 自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大幅に下がる。

【固有スキル】
無辜の怪物:C
 本人の意志や姿とは関係なく、その行いによって加えられてしまった侵食の深度を指す。
 フレミングの場合は“読者の呪い”である。
 生前の否定にもかかわらずフレミングはジェームズ・ボンドのモデルとされる。
 自分の創作キャラクターによって侵食された彼は、活劇主人公ばりの超人的スパイ能力を得た。
 なおプレイボーイで美食家というボンドそのままの性格・趣味だが、
 此等は全て生前のママ。

専科百般:C
 スパイは万能である、というイメージ。
 戦術、話術、地政学、暗殺術、格闘術、医術、
 その他総数16種類に及ぶ専業スキルについて、Dクラス以上の習熟度を発揮できる。

【宝具】
『女王陛下の所有物(ダブルオーセブン・イン・フェイト)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:一人
 007シリーズの新作原稿。主人公の活躍が自動筆記で記述されていく。
 常にボンドの採るだろう行動、即ち未来への布石となる“最善の行動”を知ることができ、
 また無辜の怪物に侵されたアサシンは実際にその行動を執ることが可能である。
 ただし、それに従うかどうかはアサシンのその場の判断による。

【Weapon】
『ワルサーPPK』

【解説】
 007シリーズの生みの親、イギリスの小説家。
 スコットランドの実業家を祖父に、保守党議員を父に持って生まれた富裕層の出身。
 西部戦線で父を早くに亡くしながら立派な放蕩息子に育った彼は、
 王立士官学校卒業後、母親に外務省入省を求められてミュンヘン大学とジュネーヴ大学で学ぶが、
 入省試験に落第。母親のコネでロイター通信に入らされてモスクワで働く。
 その後銀行屋や株の仲買人もしたが失敗し、英海軍情報部(NID)の少将の個人秘書に雇われる。
 水があったのかNIDに正式参加、すると辣腕を振るった。
 諜報員(スパイ)として活躍する。
 第二次世界大戦終結後はサンデータイムズの紙外マネージャーの席を得た。
 やがてスパイ小説を書きたいという意欲が芽生え始め……

 1964年死去。享年58歳。
 ジェームズ・ボンドは彼が戦時中知り合った諜報機関やコマンドー部隊の人間をミックスし、
 フレミングと同じ好みや趣味を与えて創りだしたキャラクターである。
 複数人をモデルにするキャラクターのはずだが(名前など鳥類学者だ)、
 フレミング伝を描こうとする作品は彼とボンドを同一視したがる。
 ドイルがホームズ化させられるようなこの傾向、これぞ“読者の呪い”であろう。


535 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/31(水) 12:49:23 A3pfRKxc0
【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】クリストファー・コロンブス
【性別】男性
【身長・体重】186cm・80kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷D 魔力E 幸運B 宝具A++
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

嵐の航海者:A
 船と認識されるものを駆る才能。
 集団のリーダーとしての能力も必要となるため、軍略、カリスマの効果も兼ね備えた特殊スキル。

【固有スキル】
信仰の加護:A
 一つの宗教観に殉じた者のみが持つスキル。
 加護とはいうが、最高存在からの恩恵はない。
 あるのは信心から生まれる、自己の精神・肉体の絶対性のみである。

星の開拓者:EX
 人類史においてターニングポイントになった英雄に与えられる特殊スキル。
 あらゆる難航、難行が“不可能なまま”“実現可能な出来事”になる。

【宝具】
『聖母懐胎(サンタ・マリア)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:30〜50 最大捕捉:500人
 アメリカ大陸先住民を襲ったすべての悲劇の始まり。
 サンタ・マリア号の内部で渦巻く“業病と殺戮の混沌”を、"卵"として産み落とす。
 "卵"は艦船の形をしており、乗船も可能。
 "卵"が割れると病と不和がばらまかれ、一帯はカオスに呑み込まれる。
 "卵"が原因で流された血はライダーに魔力として還元される。

『聖母分娩・虐殺陣痛(ラ・サンタ・マリア・デ・ラ・インマクラダ・コンセプシオン)』
ランク:A++ 種別:対国宝具 レンジ:99 最大捕捉:1000人
 サンタ・マリア号の最大出力。
 サンタ・マリア号自体を"卵"として混沌を現出させる宝具。
 コンキスタドールと彼らに持ち込まれた病による凄惨過ぎる歴史の始点として、
 対個人ではなく対民族規模の影響範囲を持つ。
 "卵"として“割れた”サンタ・マリア号は最短20ターンかけて船の形に再生するが、
 中身の混沌の再充填には二、三日の回復期間を要する。

【Weapon】
『サンタ・マリア号』
 当時のスペイン船は正式な宗教名を与えられる一方で、一般にはあだ名で呼ばれた。
 サンタ・マリアの名はバルトロメ・デ・ラス・カサスの著作には登場せず、
 コロンブスの第二航海以降に定着したもの。
 この船をラスカサスは単にラ・カピタナ(旗艦)と呼び、
 船員たちはマリガランテと呼んだ。
 マリガランテとはスペイン語で「勇敢なマリア」の意で、売春婦の婉曲表現。
 歴史を振り返ると、確かに聖マリアよりは、バビロンの名のほうが
 似つかわしい船(おんな)だと思わざるをえない。

【解説】
 イタリア語ではクリストフォロ・コロンボ。
 スペイン語ではクリストーバル・コロン。
 香辛料のための東インド諸島への西方航路開拓をスペイン王家の援助により進め、
 結果的にいわゆる“アメリカ大陸発見”を成し遂げた航海者。
 正確には過去レイフ・エリクソンがいるためアメリカ大陸に上陸した最初の白人ではない。
 最初に訪れた日本(バハマ諸島)をサン・サルバドルと名付け、中国(キューバ島)を発見。
 印度(アメリカ大陸)で大規模な征服事業を行った。
 1451年イタリアのジェノヴァに生まれ、同地の貿易商会から海の道に入る。
 アフリカの奴隷商人として過ごした後、ポルトガル王家に西方航路開拓計画を売り込むも断られ、
 スペインでイサベル一世の後援を得る。
 彼の冒険はスペインに黄金期をもたらし、新大陸は疫病と大虐殺の嵐に揺れた。
 だが晩年はパトロンの女王が死んだ上に、植民地経営の不手際から罪に問われ、
 長年の不衛生な海上生活からくる病にも侵された悲惨なものだった。


536 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/31(水) 12:50:32 A3pfRKxc0
【元ネタ】史実
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】バヤジット2世
【性別】男性
【身長・体重】180cm・72kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷E 魔力D 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

【固有スキル】
信仰の加護:A+
 一つの宗教観に殉じた者のみが持つスキル。
 加護とはいうが、最高存在からの恩恵はない。
 あるのは信心から生まれる、自己の精神・肉体の絶対性のみである。

芸術審美:E-
 芸術作品、美術品への執着心。
 芸能面における逸話を持つ宝具を目にした場合、ごく低い確率で真名を看破することができる。

道具作成:D
 数日を費やすことで宝具の槍の複製を作成できる。

【宝具】
『錆鉄の槍は聖なるや?(スルタンズ・ホーリーランス)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:2〜4 最大捕捉:一人
 オスマン帝国スルタン・バヤズィト2世が教皇インノケンティウス8世に贈った古びた槍。
 まともな攻撃力を持たない使いきり礼装。
 その用途は“武器”ではなく、ジェム・スルタンを西洋という牢獄に閉じ込めるための“封印”。
 突き刺した相手を槍諸共「魔女狩り教皇の封鎖異界」に追放する。

 魔力のつながりを絶たれたサーヴァントは、数日の内に異界内で消滅する。
 対象が異界に倒れた場合この槍は"報酬"として消滅するが、
 もしも対象が帰還した場合、"違約金"の魔力と一緒に手元に戻ってくる。
 自分が"違約金"の魔力を追加で払うことで、槍ごと対象を帰還させることも可能。

【解説】
 信仰深さ故に"擁護者(ヴェリー)"と呼ばれるオスマン帝国第8代皇帝。
 自称マフディーのイスマイール一世とは後年敵対した。
 "征服者"メフメト二世の長男。王子時代より父の改革的傾向への反動的保守派の旗印となる。
 "征服者"と"冷厳者"に挟まれているため彼の治世は地味なものと評価されがちだが、
 アルハンブラ勅令に追放されたユダヤ人たちを獲得して後の発展の礎を築いたり、
 軍備増強、官僚制改革、技術習得の継続など、彼の治世は帝国が力を蓄えた時期であった。
 だがイェニチェリを味方につけたセリムに廃位され、その翌月に死を迎えた。

 どちらが先なのかは知らないが、バヤジトの筆名がアドリー(義人)だったりするのが面白い。
 トルコ語のヴェリーはアラビア語のワリー。元の意味は"神の友"。聖人、保護者とかいう意味。
 シーア派ではシャハーダで「アリーがワリーである」ことを確認するなど重要概念で、
 イスマイールなどサファヴィー朝の初期指導者もワリーを自称した。

 どうもコロンブスはポルトガル王家に出資を断られた後に欧州・オスマン帝国間の貿易を手がけ、
 バヤズィト二世にも出資を持ちかけて断られているらしい。
 イスラムが進出したアメリカという歴史のifは面白い。


537 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/31(水) 12:52:19 A3pfRKxc0
【元ネタ】史実、聖人伝
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】アッシジのフランチェスコ
【性別】男性
【身長・体重】179cm・54kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久EX 敏捷E 魔力A 幸運A 宝具A++
【クラス別スキル】
陣地作成:B-
 物理的にも権威的にも教会を再建した者としての能力。
 陣地の修復や再起動を得意とするが、自らが建築物を保有することは信念上拒む。
 陣地に対して神性演出も可能。

道具作成:-
 所有の忌避により機能していない。

【固有スキル】
聖人:A 
 聖人として認定された者であることを表す。
 聖人の能力はサーヴァントとして召喚された時に"秘蹟の効果上昇"、"HP自動回復"、
 "カリスマを1ランクアップ"、"聖骸布の作成が可能"から、ひとつ選択される。

動物会話:A
 言葉を持たない動物との意思疎通が可能。
 知能差と種族差を乗り越えて、なぜか互いに心を通じ合わせられる。

風狂:A
 狂気と見紛う悟りの境地。
 被造物の世界に満ちる神の愛を悟った彼の行いは、それ故に凡人の目には奇行とも映る。
 悟道に在る為、他の精神干渉を高確率でシャットアウト。
 また真名が判明するまでフランシスコの"格"をEランク相当と誤認させる。

神性:E
 聖痕の影響で発現している微弱な神霊適性。

【宝具】
『受難の貧者(ポヴェレッロ・タッシジ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:一人
 災いを無限に受け止められる肉体。
 HPに下限が存在せず、またどれだけの傷を負ってもサーヴァントとしての機能に支障が出ない。
 キリストになぞらえられる生涯を過ごし、ついに聖痕を得て至った存在の靭性。

『素晴らしきこの世界(カンティコ・ディ・フラテ・ソル)』
ランク:A++ 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:一人
 熾天使から授けられた、神の子と直結した回路を持つ魔術刻印。いわゆる聖痕。
 最高位の聖遺物に匹敵する格を持つ。
 存在に直接触れることができる神の手であり、フランシスコは自らの存在を世界と一体化させている。
 宝具『受難の貧者(ポヴェレッロ・タッシジ)』はその副産物。
 世界と接続した結果として空想具現化が使用可能。
 世界の一切を神の創造物として愛したフランシスコが聖痕を介して至った、
 星の端末たる精霊にすら等しい、世界との合一の境地。

【解説】
 中世イタリアを代表するカトリックの聖人、アシジの聖フランシスコ。
 ボンドーネの絵の如く、およそ教会の救い手たるべく現れた愛と平和の希求者。
 福音書の完全な実践を求めて極度の清貧を訴えた。
 小鳥への説教や聖痕の逸話で知られ、万物を被造物として兄弟視するヒッピーの親玉めいた思想から、
 動物や環境の守護聖人となっている。
 富商の子として生まれながら突如として回心し、出家し宣教活動を始める。
 小兄弟団(フランシスコ会)発足以後は自身の意向との乖離や組織規模の拡大に難儀したが、
 ついにこれを人に任せて隠棲、薨去。その死後わずか2年で列聖。
 キリストの鏡像と言われるほど福音書に忠実に生きた彼は、自らを「貧者」と称した。
 本名をジョヴァンニ・ディ・ピエトロ・ディ・ベルナルドーネというが、
 俗人時代より洗礼名のフランシスコで呼ばれる。
 シエナのカタリナと並ぶイタリアの守護聖人。


538 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/31(水) 12:53:28 A3pfRKxc0
【元ネタ】マハーバーラタ
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】シャルヤ
【性別】男性
【身長・体重】196cm・85kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷C 魔力D 幸運D 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:A+
 騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。
 ただし、竜種は該当しない。

【固有スキル】
馭者の心得:A+
 英雄の戦車を繰る手綱捌きの程。
 通常の騎乗に加えて、同乗者の実力を十全以上に引き出す技量を示す。

被虐の誉れ:B
 肉体を魔術的な手法で治療する場合、それに必要な魔力の消費量が通常の四分の一で済む。
 また、魔術の行使がなくとも一定時間ごとに傷が自動回復する。

カウンター:EX
 敵の攻撃に対して、反撃や迎撃を加える能力。
 このサーヴァントの場合、敵意や害意を伴う攻撃を受けると筋力・耐久のランクが向上する。
 殺意を持たずに戦場に来るものなどいない為に強力な能力といえる。
 攻撃側が無我、慈悲の境地などの精神特性を持つ場合、このバフは発生しない。

【宝具】
『英雄よ、手綱をとれ(ラードヘーヤ)』
ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:一人
 ハヌマーンの加護を持つアルジュナの戦車と同等という最高の性能を持ちながら、
 それが活かされることのなかったカルナの戦車。
 ライダーが“本気で”操ることで、搭乗者に“本気のシャルヤの駆る戦車に乗ったカルナ”、
 というかつて見られたことの無いほど怪物的な英雄の姿を投影し、
 絶頂の武芸を振るわせる。
 要するに戦車上の人物を超強化する宝具である。

 御者席に座った縁で借り受けているが、それだけではシャルヤの宝具として繋がりが薄い。
 カルナの戦車を御者たるシャルヤの宝具足らしめているのは、
 「あの時本気で戦(駆)ってみればよかったなぁ」
 というシャルヤ自身の後悔である。

【Weapon】
『弓矢』
『鎚矛』

【解説】
 マドラの王シャリヤ。
 パーンドゥの妻マードリーの兄弟で、ナクラとサハデーヴァの叔父に当たる人物。
 ドゥルヨーダナに騙され、彼が用意した饗宴をユディシティラのものと思い込んで手を付けてしまい、
 パーンダヴァ側ではなくカウラヴァ側に参戦させられる。
 ユディシティラに弁明した際、代わりにカルナの士気を挫くこと約束した。
 後にクリシュナを凌駕する御者を探すカルナに請われてその役目を引き受けるものの、
 先約通りカルナを侮辱しアルジュナの勝利を謳った。カルナの死後は自らが4人目のクル軍総帥の座に就く。
 弓と鎚矛の名手で、馬術においてはクリシュナを凌ぐらしい、卓越した戦車御者であったようだ。
 また、敵意ある暴力(?)に対して強くなるとかいう能力を持っていたらしい。
 戦場においては容赦なくパーンダヴァ側の将兵をぶち殺す豪勇ぶりを発揮しており、
 思うところあったのかカルナの死の翌日、戦争18日目には残存勢力を結集して苛烈に攻め立てたが、
 ユディシティラの槍にかかって死んだ。
 ユディシティラが敵意を以って戦う者でなかったが故(?)に敗北を喫したとかなんとか。
 最後の大将軍シャルヤの敗北をもってその日クルクシェートラ大戦は終結したかに見えたが、
 しかしクル軍の司令職はアシュヴァッターマンに受け継がれた。
 カウラヴァの残存兵数、わずかに三名。だが、復讐劇の幕はここから上がる。

 たぶん原典では口は別として戦車は全力で操っていたと思うのだが、
 後悔キャラにしたかったので「全力を出していなかった(出せなかった)」という設定にした。
 搭乗者強化の戦車を持つが、弱者には頑として使わせないのでマスターが恩恵を受けることはめったにない。
 同盟サーヴァントが強敵相手にワンチャンあるレベル。


539 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/31(水) 12:55:23 A3pfRKxc0
【元ネタ】史実、中世伝説
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】デュドネ・ド・ゴゾン
【性別】男性
【身長・体重】188cm・75kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久A 敏捷D 魔力E 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:A
 A以下の魔術は全てキャンセル。
 事実上、現代の魔術師ではセイバーに傷をつけられない。

騎乗:C
 騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 野獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
抗毒の加護:C
 竜の蒼玉石による毒性への耐性。

カウンター:B
 敵の攻撃に対して、反撃や迎撃を加える能力。
 攻撃判定への割り込みを可能にし、反撃時のクリティカル率に補正を加える。

蛮勇:B
 極端な武断派。
 威圧系の精神干渉を無効化し、格闘ダメージを向上させるが、
 自分の頑丈さに自覚がなく、仲間に自分と同じ水準を求めて無茶ぶりを連発する。
 一方で戦略眼はあるので、傍目には勇将に見える。

【宝具】
『右猟犬・刺竜殺剣(エクスティンクトル・ドラコニス)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1〜2 最大捕捉:一人
 “伝説”のデュドネを象徴する騎士の剣。
 クリティカル時、相手から受けた累積ダメージ値と同等の数値を与ダメージ値に加算する。
 ロドス島の竜は矢を防ぎ槍を砕く無敵の鱗を持っていたが、腹はがら空きだった。
 突っ込んできた相手とはいえ馬を超える巨体が腹一刺しで沈んだのは、
 この剣の特性故といえる。

『左猟犬・交戦縁剣(エクスティンクトル・ドラコニス)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1〜2 最大捕捉:一人
 “史実”のデュドネを象徴する騎士の剣。
 自分からの撤退を禁じる限り、自動回復の恩恵を受けられる。
 マルムーク朝との戦いで、彼は“竜殺し”の異名に違わぬ勇猛ぶりを見せつけた。
 諸騎士団による十字軍が瓦解して尚、教皇は異教徒と公約を結ぶことを禁じているとして
 停戦協定を断固拒否したという。

【Weapon】
『蒼玉石』
 竜の体内から発見された石。
 これを入れて沸かした水は毒下しの効能を持ったという。
 特にヘビ毒に類するものに対して高い効果を発揮する。

【解説】
 第27代聖ヨハネ騎士団団長(在位1346-1353)。
 マルムーク朝の攻勢を受ける小アルメニア王国に加勢した当時の騎士団長だが、
 彼個人の事跡として竜殺しの伝説が語られる勇武の騎士でもある。
 彼が一介の騎士だった頃、ロドス島には竜がいた。
 竜は街から離れた沼に潜んで家畜を殺していたが、勇んで討伐に出かけた騎士達が帰らないので
 当時の騎士団団長は手出しを禁じていた。
 だがデュドネは一度郷里ラングドックの屋敷に戻り準備を整えると、竜の巣へ赴いた。
 鱗に槍が砕け、竜の恐ろしさに馬が逃げるも、尾の攻撃を前に二匹の猟犬は果敢に攻め立てた。
 向かってくる竜の急所に剣を突き出すと同時に竜の下敷きになって気絶し、
 目が覚めると、竜の血に塗れて従者に囲まれていたという。
 犬達はフランスでハリボテの竜と戦闘訓練を積んでおり、
 竜に怯えない犬を用意する知恵と、竜に立ち向かうと勇気によって、彼はドラゴンスレイヤーになった。
 英雄になった彼は命令違反で収牢されるも、民衆の懇願によって牢から出されたとされる。
 討たれた竜の頭は門の一つに飾り立てられ、100年前まで骨を見ることができた。
 当時の生物学者の見解によれば、それは巨大な鰐のものだったという。
 その伝説はフリードリヒ・フォン・シラーがバラードに仕立てた。


540 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/31(水) 12:56:19 A3pfRKxc0
【元ネタ】ハンガリーの伝承
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】チャバ
【性別】男性
【身長・体重】165cm・83kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷D 魔力C 幸運C 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:A+
 騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。
 ただし、竜種は該当しない。

【固有スキル】
守護騎士:A
 他者を守る時、一時的に防御力を上昇させる。
 民族守護者であると同時に、彼の子孫であるセーケイ人もまた前線防衛の民族であった。

魔力放出(星):A
 綺羅星を物理的に射出し、魔力による攻撃手段としている。
 本来は星や星座になった中でも、その特性が強い一部の英霊のみが保有する能力。

【宝具】
『綺羅星の疾走(ハダク・ウッジャ)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:30〜80 最大捕捉:600人
 星の馬群を率いた王子の帰還。
 天空より星々と化した騎馬軍団を召喚し、光の軌跡を作りつつ敵を粉砕する。
 帰還した王子(サーヴァント)であるからこそ行える星道突撃。

【Weapon】
『星馬ハダク』
 夜空の輝きを纏った英霊馬。
 チャバの名は"羊飼い"や"贈り物"の意とされるが、
 後者の場合「天の川伝説」を取って"天からの贈り物"などと解釈される。
 空とか飛ぶ。

【解説】
 セーケイ人の神話におけるアッティラの息子。
 史実上の人物ではないが、一説にエラク王がモデルとされる。
 伝説によれば、アッティラには母親の違う二人の息子がいたという。
 アッティラの死後、狡猾なドイツ諸侯の陰謀により、彼らはドイツ人を母に持つ王子アラダールを、
 フン族はギリシャ皇帝の娘を母に持つ王子チャバを旗頭にして、継承戦争を戦った。
 チャバが敗戦してブダ付近に逃げ落ちると、彼は残った15000の中から3000人を定住させて、
 残りのフン族とともに討ち死にした。生き残った者達がセーケイ人の祖である。
 チャバの死後、彼らはフン族の敵に襲われた。
 その時チャバは天から精霊と化した戦士たち(天の川)を率いて帰還し、敵を打ち倒したという。
 セーケイ人は空の彼方で軍備を整えるチャバの存在を信じている。
 その後同族のハンガリー人(マジャール人)と合流したセーケイ人は彼らと結託し、
 トランシルヴァニアとの境界を守る防人となった。


541 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/31(水) 12:57:11 A3pfRKxc0
【元ネタ】インド神話
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】プランジャヤ
【性別】男性
【身長・体重】183cm・65kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力C 耐久A 敏捷A 魔力C 幸運B 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:A+
 騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。
 ただし、竜種は該当しない。

【固有スキル】
神性:C
 太陽王朝初期の王。
 血統的には太陽神の玄孫に当たるが、未だ神の血は衰えていない。

勇猛:C
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。

防壁破壊:B+
 結界・障壁に対する攻撃力が増加する。
 このサーヴァントの場合、陣地に対する攻撃に追加補正がある。

【宝具】
『雷神よ、騎獣となれ(インドラヴァーハ)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:30〜60 最大捕捉:1000人
 プランジャヤの内に秘められた力を解放するための鍵、
 インドラの化身牛。
 雄牛の上でインドラの認可を受ける限り、神々の敵を討ち滅ぼす対"対神"能力を発揮できる。
 神敵の怪物には天敵といえる宝具だが、神性や信仰にダメージを軽減されてしまう。
 なお、ライダーとこの牛はあくまでも対等な同盟関係にある。
 例えばアルジュナに出会ったりすると、役に立たなくなるどころか
 裏切ってくる可能性すらある。

【Weapon】
『燃え盛る矢』
 アスラの軍勢を滅ぼしたプランジャヤの矢。
 なんか家とか燃えるらしい。

【解説】
 プラーナ文献における日種王朝(スーリヤヴァンシャ)三代目の王。
 イクシュヴァークの孫でヴィククシの子。
 なお、ラーマーヤナに挙げられる日種王朝三代目はバナ王である。
 当時、神々はアスラとの戦いで敗北を重ねていた。
 神々に助力を請われたヴィシュヌはこれを憐れんで王子プランジャヤに力の一端を与えると、
 神々に彼の手を借りるよう言った。
 プランジャヤはインドラに同盟を懇願され、条件として「インドラが自分の運び手となること」を提示した。
 インドラはそれを受け入れて雄牛の姿になり、プランジャヤはその上で戦った。
 プランジャヤ(居所征服者)の名はこの戦いに由来するとされ、
 また彼はインドラヴァーハ(帝釈天乗り)、カクツタ(瘤上座者)といった異名を得た。
 なお戦闘手段は例によって弓矢である。


542 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/31(水) 13:11:12 A3pfRKxc0
【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】キルケ
【性別】女性
【身長・体重】174cm・58kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷B 魔力A+ 幸運C 宝具C
【クラス別スキル】
陣地作成:A+
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 ”神殿”を上回る”大神殿”を形成する事が可能。

道具作成:A+
 魔力を帯びた器具を作成できる。
 浴びたものを魔獣に変貌させる魔薬すら作り上げられる。

【固有スキル】
高速神言:A+
 呪文・魔術回路との接続をせずとも魔術を発動させられる。
 大魔術であろうとも一工程(シングルアクション)で起動させられる。

神性:A+
 その出自から当然のように保有する最大の神霊適性。
 望まず魔女と呼ばれた姪と違い、好んで魔女然と振る舞った彼女は、故に神として畏れられた。

カリスマ:C
 支配階級としての威圧を示す。
 特殊な伝承補佐により、全ての種族のオスに対してワンランクアップする。

【宝具】
『生れ出づる百獣の夜(アイアイエー・ファルマケア)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
 魔女キルケの扱う獣化の呪い。
 魂を書き換え、女神たる自らの眷属としてしまう月の女神の権能(ポトニア・テローン)。
 多くの場合魔法の杖(ワンド)や霊薬(ポーション)の形に加工されて使用されるが、
 その本質は彼女の女神としての在り方にある。
 月と獣、森に象徴される母神の権能を受け継ぐキルケは、
 それ故に気まぐれに災禍と恵みを振りまき、
 獣達に傅かれて己の異界に耽るのである。

 魔術というより権能であるため通常の対魔力では防ぐことができない。
 神の力に抗うという点で、最高ランクの神性や対粛清防御、
 強力な加護が無ければ対抗は不可能。

【Weapon】
『杖』

【解説】
 ギリシャ神話最大の魔女、キルケー。
 太陽神ヘリオスの娘であり、ミノス王の妻パシパエ、コルキスの王アイエテスらを兄弟に持つ。
 裏切りの魔女として知られるメディアの伯母に当たる人物だが、
 異説によればキルケとメディアは魔術の女神ヘカテの娘であり、これによれば姉妹という。
 魔女の代名詞として同列にあるメディアが神々に翻弄された悲劇の女ならば、
 キルケはむしろ運命を弄ぶ側にいる。
 ホメロスによれば女神であるという彼女はアイアイエ島に居を構え、
 愛を楽しみ、邪魔者を動物に変えるという傍若無人といえる生活を送っている。
 恋敵となったニュンペーを容赦なく醜悪な怪物へ変貌させ、
 飽きた男を獣に変え、しかし英雄に助言し罪業を清める役目も担った彼女の在り方は、
 まさしくホメロス的な“神”のそれである。

 神話の神らしく罪悪感の欠如した思考の持ち主。
 己の欲望のままに力を振るい、それで良しとされてきた。
 ある意味メディアの対極。不死者である彼女は、無限の時間の内に無制限に責任を放棄している。


543 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/31(水) 13:12:50 A3pfRKxc0
【元ネタ】史実
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】リュクルゴス
【性別】男性
【身長・体重】182cm・81kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷B 魔力D 幸運D 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
カリスマ:B
 軍団を指揮する天性の才能。
 カリスマは稀有な才能で、Bランクは一国の王に匹敵する器といえる。

神性:E
 神格化の結果として得た薄弱な神霊適性。

指南の心得:A+
 アゴーゲー。
 弟子や生徒を取り、これに教育を加える指導者のスキル。
 ただしスパルタ式の教育法は、高い成果と引き換えに常軌を逸した苛酷さを伴う。

【宝具】
『軍国大憲(メガレ・レトラ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
 大レトラ。デルフォイで与えられたスパルタの大憲章。
 質実剛健を体現する超軍国主義原理そのもの。
 非戦闘系スキルや、本来戦闘用ではない宝具の機能を、攻撃の度に削り落としていく機能を持つ。
 スパルタの誇る文化英雄殺し。

『軍国巨剣(ディス・イズ・スパルタ!)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜30 最大捕捉:200人
 超軍事国家スパルタの象徴として、大レトラを斬撃に変えて放つ特殊使用宝具。
 最強の都市国家の武威を示す破壊の一撃である。
 リュクルゴス以前のスパルタとの決別と、リュクルゴス以後のスパルタの繁栄を象徴する、"剣"の宝具。

【Weapon】
『"無銘剣"』
 空恐ろしいほどに装飾が皆無な朴訥すぎる片手剣。
 無駄に威圧感がある。

【解説】
 前8世紀スパルタの立法者、スパルタのリュクルゴス。
 王家に生まれ、兄の死によって王位を継ぐが、その後兄の子カリラオスが誕生すると彼に譲位した。
 しかし幼王を擁立するカリラオスの母(義姉)とその親族との揉め事を避けて国を離れ、
 クレタ、イオニア、エジプトなどを各地を巡って見識を深めた。
 帰国を請われるがデルフォイに赴き、神託を授かって頓悟、大レトラと呼ばれるスパルタ憲法を持ち帰る。
 帰国後同志を募って武装して市場に現れ、王の度肝を抜くと、道理を説いて改革に賛同させた。
 スパルタ2王家に並ぶ長老会(ゲルーシア)の制定を始めとする数々の政策を実施し、
 後にそのキチガイぶりで知られることになるスパルタ教育(アゴーゲー)の原型を作ったとされる。
 クレタ島とスパルタは共に法の発祥地と考えられており、ミノス王とリュクルゴスは立法者として並び称され、
 ミノスの律法はリュクルゴスの法律のベースになったといわれる。
 軍国主義国家としてのスパルタの祖にして最初のホメロス収集者。
 人が従う天性の気質を持ち、極めて穏やかで公明な人格の持ち主だったとかなんとか。
 その死後スパルタの英雄崇拝の対象となった。

 立法者としての格はモーセや孔子、ハンムラビに並ぶほどだが、
 生前からして戦闘者ではなく、実は神格化の結果として戦闘力を得ているため、そんな強くない。
 ただし文化英雄殺しのため、上に挙げたような英雄には属性的に有利ではある。


544 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/31(水) 13:13:52 A3pfRKxc0
【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ケクロプス
【性別】男性
【身長・体重】197cm・116kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷B 魔力A 幸運C 宝具A++
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:D-
 本来の騎乗スキルは持たないが、宝具により戦車を使用可能になっている。

【固有スキル】
神性:A
 神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
 非ギリシャ地域の神を原型とすると推測される文化英雄。

陣地作成:A
 原初の神官として、犠牲の祭壇を築き上げられる。
 彼の理念に沿うものならば、神殿、集会所など、大抵のものは作成可能。
 それらは常に神々に捧げられている。

跛行:D
 蛇体の下半身を持つ。
 しかし敏捷のマイナス要因にはならず、むしろ非人間的挙動を可能にしている。

戦女神の加護:A+
 理知を尊ぶ都市原理。
 力任せの攻撃や魔力による物理攻撃といった“野蛮”な攻撃のダメージを削減する。
 術理・術式、あるいは戦略をわきまえた攻撃のみをそのまま適用させる。
 この選択性は防御宝具においても同様に働いている。

【宝具】
『塒巻く有輪神殿(セクロピア)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:8〜15 最大捕捉:30人
 神馬に牽かれた箱状戦車。
 正確には移動神殿であり、内部に閉じ込められている蛇の魔力を開くことで
 魔力E以下を石化、魔力B以下を敏捷ランクダウンさせる。
 ポセイドンから与えられた『神馬』と、アテナから預けられた『箱』の逸話のミックスが、
 エリクトニオスの『戦車』の形に集約された宝具。
 箱状の搭乗部は要塞並みの防御力を持つ。
 完全に死後成立した宝具ではなく、生前養子の息子から試供された
 "戦車のプロトタイプ"が基になっているという。

『栄光の橄欖(ト・クレイノーン・アースティ)』
ランク:A++ 種別:結界宝具 レンジ:30〜99 守護対象:1000人
 戦女神アテナに贈られた平和と繁栄の象徴、オリーブの枝の大繁茂による結界の形成。
 一個人ではなく一国家を脅威から守るための宝具であり、
 トロイアのパラディオンと同等の格を持つとされる最高位の都市用防御。
 この結界を乗り越えるには、大火力による破壊よりも論理的手法による解除のほうが近道である。
 最優の都市国家にのみ許された、秩序性領域。

【Weapon】
『王笏』

【解説】
 神話における最初のアッティカの王。
 初代王と言われる割に、彼以前の王が複数語られている変なやつ。
 数代後に同名の王が現れるため"1世"を冠すべきだが、なぜか周知されていない。
 大地から生まれた、蛇の下半身を持つ竜人。
 アテナとポセイドンがアテナイの守護神に名乗り出た当時の王。
 思慮深い彼は、より相応しい贈り物をくれた方を選ぶと言って二柱を競わせ、
 最終的にオリーブをくれたアテナを選んだ。
 いかなる伝説においてもアテナイに農耕や読み書きといった文明をもたらした文化英雄とされ、
 ゼウスを最高神として彼に祭儀を捧げた最初の人物として記憶される。
 また、同じく蛇の下半身を持つエリクトニオスの義父。
 守護神決めの際、異説によればポセイドンは塩水の泉ではなく馬を与えたというが、
 ケクロプスはそれを使えなかっただろう。
 義息子が戦車を発明するのは、彼自身が玉座に登ってからの話であるから。


545 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/31(水) 13:15:08 A3pfRKxc0
【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】アレクサンデル6世
【性別】男性
【身長・体重】179cm・67kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷B 魔力B 幸運D 宝具B
【クラス別スキル】
気配遮断:C+
 サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
 自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。
 ただし、毒を忍ばせる場合はこの限りではない。

【固有スキル】
無辜の怪物:C
 生前の行い故に悪評がそのまま在り方に反映されてしまっている。
 “貪欲なる狼”という属性が強制追加された結果、人狼の如き怪物に変貌した。
 大食いであるため常より燃費が非常に悪い。

カリスマ:C
 支配階級としての威圧を示す。
 が、本人の性格上、自陣営の能力を向上させる“統率力”としても機能する。
 カリスマは稀有な才能であり、Cランクならば小国の王として辣腕を振るえるレベル。

毒薬:EX
 ボルジアの秘薬・カンタレラの所持。

【宝具】
『老狼餓えたり(ルポ・ピウ・セルヴァッジョ)』
ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:一人
 狼の腹。モノを際限なく喰らって魔力に変換・蓄積する。
 貪狼に擬せられたアレクサンデル6世の飽くなき欲望を無限の虚(うろ)に仕立てたもの。
 喰らう対象は器物から霊体まで、物質的・非物質的を問わず、実体を伴うならばなんでもあり。
 相手次第ではサーヴァントすら食べてしまえる。
 万能魔力変換器と、容量無限の魔力タンクが一緒になったような宝具。
 高位の神秘を喰らった場合、それらの属性を取り込む自己改造じみた使い方も可能。
 また、消化を遅らせることで腹を牢獄代わりにもできるという。

『あなたの誇りは御幾らで?(ロデリク・ボルハ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:一人
 放蕩教皇、強姦教皇、虐殺教皇、異教徒教皇、死体裁判教皇といった並み居る悪徳教皇を凌ぎ、
 “史上最悪の教皇”と呼ばれるアレクサンデル6世の徳性。または聖職売買。
 腹中の魔力を与えた相手の宝具を自らの支配下に置く。
 持続時間は、与えた魔力量と奪った宝具のランクによる。
 いと高きペテロの聖座すら金尽くで穢した、シモニアの極限である。

【Weapon】
『狼爪』
 拳から生えるようにして出現する生体刃部。
 カンタレラが仕込まれている。

【解説】
 史上最悪の教皇として悪名高いルネサンス期のローマ教皇。
 俗名ロドリーゴ・ボルジア。
 悪魔に魂を売って三重冠を被ったとされる教皇(割といる)のうちの一人。
 ルネサンスの立役者の一人であり、チェーザレやルクレツィアをはじめ多くの私生児を持った。
 その生涯は聖職者としてではなく領主として見ても専制的に過ぎるものであったが、
 辛辣な悪評の一方で政治的手腕に疑いの余地はない。
 フランスの野心を躱し、サヴォナローラを自滅させ、
 チェーザレの手を借りつつイタリア的カオスを御しかけた。
 強姦歴のある教皇連中(少しいる)よりは性癖的に多分マシだろうと思われるが、
 しかし擁護できないほどの世俗教皇ではある。

 「我々は世界が今まで見たことがないほど貪欲な狼の手中にいる。逃げなければ、必ず貪られよう」
 ロドリーゴが教皇に選出されたその日、ジョヴァンニ・デ・メディチはこう警鐘を鳴らした……と、される。
 後のレオ10世によるこの評価が妥当であったのかは定かでないが、
 おそらくは最も有名なアレクサンデル6世評として(改竄されながらも)引用され続けた結果として、
 この言葉は彼を人狼に貶めた。

 ウルヴァリンと化したジェレミー・アイアンズ。
 宝具『愛と欲望の教皇一族(ハウス・オブ・ボルジア)』で一族勢揃いはさすがにやめた。


546 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/31(水) 13:16:11 A3pfRKxc0
【元ネタ】史実
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】アル・ハーキム
【性別】男性
【身長・体重】181cm・73kg
【属性】秩序・善(自称)/混沌・善(実質)
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷C 魔力A 幸運D 宝具B
【クラス別スキル】
狂化:B
 全パラメーターを1ランクアップさせるが、理性の大半を奪われる。
 しかし彼の場合“理性を奪われた”状態で“正常な思考を維持する”矛盾を成し遂げている。
 これは偏に彼の性格の複雑性を表す。

【固有スキル】
信仰の加護:A+++ 
 一つの宗教観に殉じた者のみが持つスキル。
 加護とはいうが、最高存在からの恩恵はない。
 あるのは信心から生まれる、自己の精神・肉体の絶対性のみである。
 ちなみに、このスキルはバーサーカーの精神に作用する異常性の原因ではない。
 むしろその異常性のために、ここまで信仰に縋ったといえる。

神性:E-
 ドゥルーズ派に帰せられる救世主(マフディー)の栄光。
 なお、本人は否定している。

外付け思考野
 宝具『善君の知恵袋(ダール・アル=イルム)』による判断の外部委託。
 本体にかけられた狂化の呪いに犯されていない思考を維持する。
 助言を提出させるための外部演算処理装置を使って、自らの思考を再現している状態。
 そのため宝具として機能していない。

精神汚染:D
 精神が錯乱しがちな為、他の精神干渉系魔術を低い確率でシャットアウトする。
 ただし精神汚染がない人とは理解し合うのが難しい。

【宝具】
『暴君の禁止令(マッド・カリフ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:一人
 自らに課した制約に反する相手と戦うとき、ステータスをアップさせる。
 例えば『禁欲』を自らに課している場合、奢侈に耽る相手には怒りの鉄拳を繰り出せる。
 この宝具の基となったのは、彼をバーサーカーたらしめる最大の逸話である数々の理不尽な禁令。
 本来ならば“禁令を自他共に適用させる”対大衆の宝具であるはずだが、
 理性を残しているハーキムには「臣民でもない相手が禁令に従うはずもない」という
 常識的思考が残っており、自分のみに作用する宝具と化した。
 ――実はこの宝具を成立させている根底にはハーキムが“悪を挫く者である”と言う思想があるのだが、
 彼はそれを悪者っぽい宝具名で無視している。

【Weapon】
『諸禁令』
 バーサーカーは現界した時既に『贅沢禁止』『ワイン・モロヘイヤ禁止』など
 多くの禁令を自らに課している。

【解説】
 イスラム史上に傑出した個性を放つファーティマ朝第6代カリフ。
 アル・ハーキム・ビ・アムル・アッラー(神に命じられたる支配者)は即位名で、
 生名はアブ・アリ・マンスル。
 学芸の後援者、イスマイール派原理主義者、そして理不尽な専制者である。
 モロヘイヤやワインを禁止したり、エジプトにいる犬を全て殺すよう命じたりと奇行が多かった。
 女性の外出を「全て」禁じ、それにあたって靴屋に女性向けの靴の作成を禁じたあたりは、
 なかなか徹底していておもしろくすら思える。
 その奇行と信心深さからか、生前より異端的一団、後のドゥルーズ派に神聖視される。
 神の化身を自称したとして非難されるが、その史実性はかなり怪しい。
 悪評の割に清貧を貫いた君主であると敬虔さを評価されることもある。
 だが晩年に近づくにつれて気まぐれに人を殺す傾向が強まり、
 ついにハーキムは統治24年目の冬、驢馬と血塗れの衣服を残して砂漠に失踪する。
 1021年、36歳のことだった。


547 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/31(水) 13:17:14 A3pfRKxc0
【元ネタ】インド神話
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ヴィヤーサ
【性別】男性
【身長・体重】178cm・50kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力D 耐久B 敏捷C 魔力A 幸運A 宝具A++
【クラス別スキル】
陣地作成:A
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 “神殿”の形成が可能。
 占拠した土地を改造してバーギーラティー型降霊フィールドを構築することができる。
 この場所でのみ、大降霊祭は執り行える。

道具作成:-
 宝具による召喚能力を得た代償に、道具作成スキルは失われている。

【固有スキル】
凶相:B
 あまりに外見を厭わず苦行を続けた結果である、怪物的な身汚さ。
 相手に威圧の精神干渉を与える。本人としては不本意な所持スキルらしい。

三界の苦行者:A+
 今までに積んだ苦行の量を示す、インドの聖仙専用スキル。
 最大の習得難易度を誇るが、極めた者は神々をも凌ぐ力を手に入れられるという。
 A+ランクならば、一廉の大聖仙といえる。

神性:C
 明確な確証こそ無いものの、ヴィシュヌ神の化身とされる。

【宝具】
『英雄戦争(マハーバーラタ)』
ランク:EX 種別:対軍宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
 クルクシェートラ大戦の英雄を召喚する大降霊儀式。
 かつてドリタラーシュトラとガーンダリーのために催した当時はカウラヴァのみの召喚だったが、
 今はパーンダヴァも死に絶えて久しい為両陣営の英雄を召喚対象とする。
 専用降霊フィールドにおいて夜間のみ発動可能。
 準備日数×10ターン(最大80)の間、英雄達を独立サーヴァントとして現界させられる。
 ただし召喚されたサーヴァントは宝具を持たず、
 またアシュヴァッターマンは召喚できない。

【Weapon】
『牙ペン』
 ガネーシャ神リスペクトの象牙ペン。
 とってもワイルド。

【解説】
 マハーバーラタの著者として知られる聖仙。
 ヴェーダの四分配からヴィヤーサ、またクリシュナ・ドヴァイパーヤナ(島生まれの黒い奴)と呼ばれる。
 魚臭の王女サティヤヴァティーがパラーシャラ仙の種から処女にして生んだ子。
 彼が語り、彼に請われたガネーシャが文字に起こした一大叙事詩こそがマハーバーラタである。
 母の指示によりドリタラーシュトラとパーンドゥの父となり、
 以後物語には賢者、両陣営の祖父、若き王子への助言者、母親に逆らえない息子として度々現れる。
 サンジャヤを千里眼にし、またナイミシャの森でクルクシェートラの戦いを見守った後、
 庇護を求めたアシュヴァッターマンを匿い、この時はアルジュナとのブラフマーストラの打ち合いを止めさせた。
 終戦後は残されたクル王夫妻のために天界からカウラヴァ方の英雄を呼び戻したが、
 その際にカウラヴァとパーンダヴァは和解を果たしたともいわれる。
 七人の不死者(チランジーヴィ)やヴィシュヌの化身(アヴァターラ)の一人に数えられ、
 一部のプラーナの著作も帰せられる。


548 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/31(水) 13:18:26 A3pfRKxc0
【元ネタ】インド神話
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ヴァールミーキ
【性別】男性
【身長・体重】166cm・43kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷C 魔力B 幸運B 宝具A+
【クラス別スキル】
陣地作成:B
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 “工房”の形成が可能。

道具作成:B
 魔術によってアイテムを作成する能力。
 ことばを文字として定着させるなどして一定の作品を作り出せる。

【固有スキル】
透化:A+
 一意専心。
 精神面への干渉を無効化する精神防御。

三界の苦行者:B
 今までに積んだ苦行の量を示す、インドの聖仙専用スキル。
 最大の習得難易度を誇るが、極めた者は神々をも凌ぐ力を手に入れられるという。
 Bランクならば、平均的な仙人といえる。

神性:C
 明確な確証こそ無いものの、ヴィシュヌ神の化身とされる。

【宝具】
『詠歌物語(アーディ・スローカ)』
ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
 最初の詩(うた)。出来事を詩に昇華し、永続化すると同時に規定するメディア・パワー。
 現実・現象にかける、“物語化”という名の一種のフィルター。
 キャスターが口に出して世に知らしめた物語が、過去や未来を通して真実化するという宝具で、
 過去に対して「そうであった」、未来に対して「そうなる」という風に、
 過去改変と未来測定を行うことができる。
 一見すると万能の力に思えるが、実際は過去ではなく現在を物語上の"過去"に沿うように書き換え、
 物語上の"未来"に至るよう現在に干渉するという仕組みである。
 過去改変は現在から離れた過去の英雄ほどよく効くが、干渉を弾く力、MGI(魔力)で、
 未来測定には運命を自分で決める力、LCK(幸運)で抗える。

【Weapon】
『鉄筆』

【解説】
 ラーマーヤナの著者として知られる聖仙。
 元の名をラトナカルといい、辻強盗であったが、神仙ナーラダに出会って回心し苦行の道に入る。
 ナーラダの口にした聖言「ラーマ」を復唱(ラーマナーマ)し瞑想を続けた結果、
 蟻塚に完全に覆われ、聖人として出てきたためにヴァールミーキ(蟻塚から生まれたもの)の名を得た。
 あるとき彼はガンガーの畔で、恋の歌を鳴くつがいの鳥を愛で、ついで狩人の矢にかかったのを見た。
 そのとき、衝撃のあまり彼の口から"詩歌(スローカ)"の言葉がまろび出た。
 ブラフマーの勧めを受け、今や最初の詩人(アーディ・カヴィ)となった彼は、
 ここにナーラダから聞いた「ラーマ」の物語をスローカ(叙事詩)化する偉業に着手する。
 ヴィヤーサと異なりヴァールミーキがラーマーヤナに登場する回数は少ない。
 アヨーディヤーを出たラーマ一行を、後にラーマに追放されたシータを、ガンガー畔の庵で出迎える。
 シータの双子の息子ラヴァとクシャにラーマの物語と文武を教え、
 そして王子を父親のもとに返して物語を終わらせる。

 はじめ語るものとして生まれた物語は、後に保存のために文字化された。
 ラーマーヤナを頌歌として、マハーバーラタを記述として成立させる神話は前者が後者が古いことを示す。
 たぶん。
 ともかくこの点、ヴィヤーサとホメロスは同位なのだ。


549 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/31(水) 13:20:18 A3pfRKxc0
【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】ボーディダルマ
【性別】男性
【身長・体重】182cm・86kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B+ 耐久C 敏捷A 魔力C 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
気配遮断:-
 通常の気配遮断は保有していない。

【固有スキル】
カラリパヤット:EX
 インドから中国に持ち出された武術。中国最初の体系的武術・少林拳の原型となった。
 ダルマはこれを極めており、特に守りにおいて優れる。

圏境:A
 気を使い、周囲の状況を感知し、また、自らの存在を消失させる技法。
 極めたものは天地と合一し、その姿を自然に透けこませる事すら可能となる。

魔眼:A
 禅の淨眼"壁観"を持つ。
 因果を読み解き、自他の行いの結果と、連鎖する作用を視覚的に把握できる。

【宝具】
『七転八起・僧手托天(ダルモッタラ・ジャヤヴァルマン)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:一人
 泥の四肢。失われた達磨の手足の代用物。
 結晶化した達磨の悟りであり、所有者の瞑想によって形状・性能を自在に変更可能。
 手足限定で最高ランクの変身スキルを備えているものと等しい。
 またこの手足は達磨の悟りに由来する「積徳否定」というスキルを持つため、
 攻撃には逸話、業績、偉業の具現として成立する宝具を否定し、
 これを破壊する効果が伴う。

【Weapon】
『杖』

【解説】
 言わずと知れた5,6世紀の大僧侶、菩提達磨。
 「だるま」のあの人。
 その出自は諸説あるものの多くの場合南インドの王族出身とされ、
 中国に禅を持ち込んだとされる。
 嵩山少林寺において壁を見つめて九年間座禅したという伝説は特に知られるところであり、
 日本の達磨人形に足がない(どころか手もないが)のは
 九年の座禅の結果として足が萎えたというバージョンの伝承に由来するらしい。
 彼が修行の妨げを取り除けるようにと教えた武術が少林拳の原型とも。
 東アジアでは禅宗の祖師として厚い崇敬を受ける。
 碧眼胡とされるが、ここではそれを淨眼と解した。


550 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/31(水) 13:21:11 A3pfRKxc0
【元ネタ】ユダヤ教
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】ルベン
【性別】男性
【身長・体重】180cm・69kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷D 魔力B 幸運C 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

単独行動:D
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクDならば、マスターを失っても半日間は現界可能。

【固有スキル】
透化:A+
 精神面への干渉を無効化する精神防御。
 気分屋なアーチャーだが、それゆえに犯した過ちを悔いて自己制御の鍛錬を積んでいる。
 瞑想の果て、霊性の真理を悟った彼が、衝動に屈することは最早ないだろう。

理性蒸発:E-
 極端に気まぐれな性質。
 ただし、既に克服されており、理性が蒸発したような行動は……稀にのみ執る。

直感:D
 戦闘時に自身にとって最適な展開をある程度感じ取れる。

【宝具】
『権力は水の流れに転変す(シェヴェト・マイム)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1〜5 最大捕捉:10人
 ルベンの象徴である力持つ水。
 不定形の武器として、意志一つであらゆる用途に使用可能な万能兵器。
 ただし形状や性質のみならず、その攻撃力や耐久性までもが使用者の精神状態に依拠する為、
 移り気な者の手にあっては機能ムラが大きい。
 普段は、本来ルベンが持つはずだった“指導者の象徴”、弓の形状をとっている。

【Weapon】
『矢』

【解説】
 十二族長の長兄、レアの子ルベン。
 ヤコブの長男であるが、その性格故に長子の特権を失う。
 ヤコブが水に例えるように奔放で気まぐれな性格をし、父の妾ビルハと姦通したが、
 後に不貞を悔いて自白する。
 ラビによればこれは最初の懺悔であり、
 ルベンは改心して肉断ち酒断ちの禁欲と瞑想を行ったという。
 一説によれば母から父の愛が逃げぬよう、父の寵愛を受けていたビルハと寝た"ふりをした"だけとも。
 ビルハとの逸話を以って、彼のみならずルベン族は総じて「きまぐれ」の評価を受ける。
 また彼は、やはり長子という立場であるからか
 ヨハネ殺しに一人反対し続けるなど聖書中では割りとよく描写されており、
 ヤコブの遺言でも一応は褒められている。
 またタルムードなどでは、神はルベンの改悛の苦行と罪の告白に酬いるため
 預言者ホセアをルベンの血から出したとも
 他の義人と同じように終末後の復活を許したとも言われる。


551 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/31(水) 13:22:53 A3pfRKxc0
【元ネタ】ユダヤ教
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】シメオン
【性別】男性
【身長・体重】201cm・110kg
【属性】混沌・狂
【ステータス】筋力A+ 耐久A+ 敏捷B 魔力C 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
狂化:B
 全パラメーターを1ランクアップさせるが、理性の大半を奪われる。

【固有スキル】
連携攻撃:A
 複数での攻撃に長けていることを示す能力。
 他者と行う攻撃に補正を得るが、その真骨頂は弟との一心同体の攻防連携にある。

威嚇の声砲:A
 怒号、絶叫、喝撃などの発声によって牽制を行う能力。
 使用により声量による衝撃小ダメージとスタン効果を与える汎用アビリティ。

勇猛:B
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。

【宝具】
『城破の剣は祝われる(カース・フォー・エンヴィー)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:一人
 かつてヨセフへの裏切りの為に右手を七日間枯らした呪い。
 ヤコブの子、十二族長の一人であるシメオンに、“一線を越えさせなかった”神の祝福。
 彼が殺すと倫理的にまずい相手を殺させないようにバーサーカーを縛る。
 これがある限り、彼は例え令呪の支配下においてさえ倫理的に致命な悪行を犯すことができない。

【Weapon】
『剣』

【解説】
 十二族長の次兄、レアの子シメオン。
 短慮で残忍な性質と強大な武力を備えていた。
 妹のディナを陵辱された復讐としてシケムの街に奸策を用いレヴィとともにこれを襲い、
 男子を皆殺しにして略奪の限りを尽くした。
 ヤコブが創世記中でも戒めるように剣を以って暴虐を尽くすものであり、
 ヨセフに最も積極的に敵対した悪漢的立場をよく取らされる。
 ラビ文献によればシケム襲撃の時彼は13歳であり(となるとディナは幾つだ?)、
 またカナン人との戦いで功を挙げた。
 彼は敵兵を雄叫びで怯えさせ、エジプト人70人を一喝で退ける大声の持ち主として描かれ、
 その武勇はヨセフが人質としてシメオンを選んだ理由として
 彼がエジプトをシケムのごとく破壊しないようにするためという説が唱えられるほど。
 ヤコブにはシケム襲撃について苦言を呈されるだけでなく、
 父の末期のヤコブの祝福においてもレヴィとともに呪われるなど手酷く扱われる。
 モーセの祝福にシメオン族の名が見えないなどのことから
 一説に後世付け足された部族とも。
 ちなみに『十二族長の遺訓』におけるシメオンの戒めは「妬み」であり、
 この中で彼はヨセフに対する妬みと神の報いを悔述している。


552 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/31(水) 13:24:24 A3pfRKxc0
【元ネタ】ユダヤ教
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】レヴィ
【性別】男性
【身長・体重】177cm・58kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷B 魔力A 幸運A 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:A
 A以下の魔術は全てキャンセル。
 事実上、現代の魔術師ではセイバーに傷をつけられない。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
連携攻撃:A
 複数での攻撃に長けていることを示す能力。
 他者と行う攻撃に補正を得るが、その真骨頂は兄との一心同体の攻防連携にある。

カリスマ:C
 高位の僧侶としての人徳を示す。
 預言者、大祭司、祭司王としてのカリスマのミックスで、特異な能力。

天使の加護:EX
 大天使ミカエルの聖別により、祭祀系の行為判定を無条件でクリティカル成功させる。
 ただし同族に対する攻撃魔術はその恩恵に預かれない。
 祭司種の大祖たる彼の権威はかのメルキゼデクに匹敵するという。

啓示:B
 "直感"と同等のスキル。
 直感は戦闘における第六感だが、"啓示"は目標の達成に関する事象全てに適応する。

【宝具】
『奉仕者は証明を賜る(アームズ・オブ・リーヴィ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:0、1〜2 最大捕捉:一人
 天使から授けられた御剣御楯。
 レヴィによる戦闘行為の正当性を保証する武器。
 迎撃礼装や報復呪詛といった、自身の攻撃をトリガーとする敵の能力を不発とする。
 ただし、カウンター攻撃のような、純粋な技量によるものは適用外。

『聖職者は血に連なる(グローリー・オブ・リーヴァイト)』
ランク:A+ 種別:対城宝具 レンジ:10〜70 最大捕捉:300人
 アダムからセム、族長たちを経てレヴィの血族に結実した“神を祀る”職能。
 レビ族の権威を束ねた斬魔の一撃。
 神権を聖剣による斬撃として宝具化できたのは、彼が戦士と祭司を兼ねるため。
 預言者としてモーセが、大祭司としてアロンが、祭司王としてメルキゼデクがレヴィを上回るが、
 しかしその三属性を兼ね備えるのは彼の特権である。

 強力な宝具だが、本来の性質からかけ離れたために本来の最大出力より劣化している。
 レビの祭祀権はセイバーというクラスとは合わないのだが、
 レヴィという個人にとって最強のクラスはセイバーなのだ。

【Weapon】
『万有啓典(コード・イスラエル)』
 ヤコブから受け継がれたイスラエルの律法。カバラ。
 全知の書物の一つであると同時に、アダム以来受け継がれた“人間の知恵”の結晶でもある。
 預言者としての側面を強く出された時に持ち込まれるレヴィの真の宝具。
 現在は所持しない。

『ホーシェン』
 レビ族の象徴、大祭司の胸当て。
 本来は出エジプト記のアロン以後の装備品だが、祭司一族の祖レヴィはその所有を許されている。
 現在は所持しない。

【解説】
 十二族長の三男、レアの子レビ。
 兄シメオンとともにディナの復讐としてシケム市を襲撃し、その剣禍故にヤコブに呪われた。
 彼はヘブライ人の祭司カースト・レビ族の祖である。
 そのためか創世記を読むだけならば粗暴な兄弟の片方としか思えない彼を
 文献や伝承は様々に英雄化する。
 例えばハガダーはレビを兄弟の内最も信仰の厚い者として位置づけ、
 マラキ書はレビを神と契約を結んだ預言者として聖人視し、
 『ヨセフとアセナト』ではシメオンとレヴィをエジプトの王子がヨセフ殺しに雇おうとして、
 二人をシケムで3万人を殺した地上最強の勇者と讃える。
 その中でレヴィは王子の誘いに切れそうになるシメオンの怒りを右足を踏んで抑え、
 また「天の書簡」とかいう謎アイテムを持っていて、それをアセナトに教える
 預言者にして聖人なる人物として記される。
 中でも『十二族長の遺訓』のレビは二度にわたって天の国を幻視し、
 聖職に就くことを約束され、
 復讐のための剣と盾を天使から授かるなど盛りっぷりが加速しているのが伺える。
 彼はモーセの預言、アロンの聖職、メルキゼデクの王笏という三倍の祝福を与えられている。
 そんなちょーすげーレビであるがゆえに、
 彼は孫子に「傲慢」を戒めてこの世を去るのである。


553 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/31(水) 13:25:25 A3pfRKxc0
【元ネタ】ユダヤ教
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】ユダ
【性別】男性
【身長・体重】186cm・92kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力A 耐久C 敏捷A+ 魔力D 幸運A 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。

【固有スキル】
勇猛:A+
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。

無窮の武練:A+
 ひとつの時代で無双を誇るまでに到達した武芸の手練。
 心技体の完全な合一により、いかなる精神的制約の影響下にあっても十全の戦闘能力を発揮できる。

神性:E
 ダビデの祖先として獲得した弱い神性属性。

【宝具】
『獅子は百姓に優る(ライオン・オブ・ジュダー)』
ランク:B+ 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:一人
 イスラエル王国・ユダ王国の諸王や救世主と呼ばれた“世界の王”を後裔に排出し、
 自らもまた百獣の王に擬されるユダの王性。
 王の格により、状態異常・概念攻撃といった抽象的な攻撃を無効化する。
 また物理攻撃であっても、彼の意識下で対応する(奇襲ではない)場合、突破ボーナスを得る。
 正確には、王の格を有すのはユダではなく彼の肉体である。
 その為精神干渉には効果が無い。

【Weapon】
『剣』

【解説】
 十二族長の四男、レアの子ユダ。
 ヨセフ物語では弟殺しを忌諱してイシュマエル人への売却を提案。
 カナン人シュアを娶ると息子二人を亡くした後タマルに謀られて彼女との間にペレツを設け、
 二度目のエジプト行では代表として赴いた。
 ヨセフを除いた兄弟たちの中ではリーダー的存在。
 また後世ユダ族がイスラエル王(延いてはキリスト)を輩出したが、
 ヤコブの祝福にある「獅子の仔」が覇権の予言、歴代誌の「君主はユダ族から出た」が
 ユダこそが兄弟たちの代表者であったことの証とされる。
 また、ユダは十二兄弟最強だったという。
 『創世記ラッバ』によれば、彼の声は400パラサング(約2000km)の彼方まで届き、
 鉄を噛み砕いて塵に変え、体毛は怒ると逆立ち服に穴を開けたという。
 ラビ文献はシケム略奪後ヤコブ一家に対して起こされた戦争におけるユダの活躍を記す。
 個人的にはガアシュ市攻略の場面が頭おかくて好きである。
 ニネヴェと戦って八万人ぶっ殺したとかなんとか。
 また武人であったタップアの王ヤシュブを抜群の武勇で彼が殺したという。
 彼の名は後に「ユダヤ」の語源となり、
 そして「ユダ族の獅子」は世界を事実上征服した。


554 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/31(水) 13:26:51 A3pfRKxc0
【元ネタ】ユダヤ教
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】イッサカル
【性別】男性
【身長・体重】174cm・60kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷E 魔力C++ 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
陣地作成:B
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 “工房”の形成が可能。

道具作成:A-
 魔術的な道具を作成する技能。
 その能力は写本や祭祀道具の作成に大幅に偏っている。
 ゴーレムの作成も可能。

【固有スキル】
数秘術:B
 カバラの体系を習得している。
 魔術系統としては極めていないものの、キャスタークラスに合致するには十分な技量を持つ。
 ゴーレムの運用も可能。
 ただし族長たち直伝の奥義はレヴィにあって彼にはない。

黄金律:C
 ゼブルンの加護。人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
 富豪になれるほどの金ピカぶり。金銭的制約に煩わされず研究に励める。

【宝具】
『重代律法研究室(オーヘル・オブ・ラビ)』
ランク:B 種別:対陣宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
 イサカル族の天幕。
 構築した陣地に上書きする形で形成される律法学者の学業領域。
 工房の基礎性能を数段引き上げ、
 また陣地自体をイッサカルの魔術効力を引き上げるブースト機関とする。
 完成した研究室内のキャスターは、内に居ながらにして外界へ強大な魔術を振るうことができる。
 「外にでる」ゼブルンに対する「内にこもる」イサカルの在り方を象徴した宝具で、
 モーセの祝福を由来とする陣地強化宝具。

【Weapon】
『ゴーレム』
 ゼブルン族を模したお手伝い人形。
 大小様々なサイズがいて、完璧に引きこもるキャスターの手足となる。

『トーラー』
 律法。セム的一神教における最古級の大聖典。ヘブライ語聖書の冒頭五巻。
 モーセが記述したものだが、どういうわけかイッサカルは生前からこれを知っている。

【解説】
 十二族長の九男、レアの子イッサカル。
 イサカル族はその殆どが学者によって構成される支族とされ、
 彼もまたカナン人との戦争では他の兄弟のような大きな武勲は達成していないと言われる。
 ナフタリと共に半壊の城門に着火した。
 ヨセフの服を血で汚して死んだように見せかけることを考案したとされる一人。
 『十二族長の遺訓』の彼はなぜか誠実な農夫である。
 これはヤコブの祝福にある定住云々を解釈したものだろうが、
 多くの場合この祝福は「律法の研究に専念する」というふうに解釈される。
 タルムードによればサンヘドリンを構成する長老の大半がイサカル族であったとされ、
 また異教徒のユダヤ教への改宗に最も功があったのもイサカル族という。
 聖書的根拠は歴代誌にある"イサカル族の200人の長"らしい。


555 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/31(水) 13:27:48 A3pfRKxc0
【元ネタ】ユダヤ教
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ゼブルン
【性別】男性
【身長・体重】165cm・40kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力D 耐久B 敏捷C 魔力D 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:D
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み程度に乗りこなせる。

【固有スキル】
嵐の航海者:B
 船と認識されるものを駆る才能。
 集団のリーダーとしての能力も必要となるため、軍略、カリスマの効果も兼ね備えた特殊スキル。

黄金律:B
 身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
 大富豪になれるほどの金ピカぶり。まず金には悩まされない。

博士の絆:-
 イサカルとゼブルンの間に結ばれた古い盟約。
 ライダーが精神干渉を受ける時、能力値やスキルをイッサカルのものとして判定を行える。
 ライダーよりイッサカルのほうが低いパラメータがあった場合高い方を採用する。

【宝具】
『積み上げられる浄財の船(セーリング・マネーメーカー)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1〜30 最大捕捉:50人
 ゼブルン族の交易船。
 進行地の魔力を吸い上げて収益とする収奪商船。
 「海の富を吸い、砂に隠れた宝を取る」水陸両用の万能航行機構が備え付けられており、
 地脈を枯らす、特定領域のマナのみを吸い尽くす、
 広く地域の人々からオドを奪うといった運用が可能だが、対個人ドレインには接触の必要がある。
 イサカル族の律法研究と同等の重みを持たされたことで性能を上げているため、
 イッサカルとその陣地だけはどうやっても侵犯し得ない。

【Weapon】
『イッサカル印の牧杖』
『釣り竿』

【解説】
 十二族長の十男、レアの子ゼブルン。
 多くの場合イッサカルと併記される。
 律法学者を輩出するイサカル族に対してゼブルン族が金銭的支援を行うことで、
 ゼブルンの金とイサカルの精神的成果を共有し兄弟支族が共栄するという思想があったらしい。
 ヤコブの祝福からすると一族の支配域は海に接していたらしく、
 またモーセの祝福は交易による収益を暗示し、船と商人のイメージを持つ。
 士師記でのゼブルン族はむしろナフタリ族と並んで勇猛果敢な一族として描写されるが、
 ゼブルン個人の武勇の伝説の確実な記述は発見できなかった。
 『十二族長の遺訓』のゼブルンは海を行く船を最初に手にしたと自慢気に語り、
 夏には海で魚を捕り、冬には兄弟と一緒に羊の世話をしたと述べ、
 慈悲と哀れみを奨励して没する。


556 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/31(水) 13:28:37 A3pfRKxc0
【元ネタ】ユダヤ教
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】ダン
【性別】男性
【身長・体重】192cm・75kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷A 魔力B 幸運D 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

【固有スキル】
使い魔(蛇):B
 蛇を使い魔として使役できる。
 種類を問わず使い魔を軍勢規模で組織させられる。

聖人(偽):B
 アンチキリストを生む血統と、一族のキリスト帰依の逸話による聖人スキルもどき。
 HPが自動回復するが、聖属性攻撃によるダメージ値が増大する。

【宝具】
『かくて騎手は地に堕ちる(シン)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:2〜4 最大捕捉:一人
 ダンの象徴を武器化させたヘビ柄の毒槍。
 攻撃をヒットさせた乗り物から乗り手をパージさせるライダー殺しの能力を持つ。
 この槍がある限り、使い魔の蛇は乗物・騎手に対して攻撃力が増加する。

『蛇吐ける瞋恚の火(サタニック・ラース)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:5〜40 最大捕捉:200人
 憤怒を黒炎に具象化して解き放つ大威力宝具。ダンの禁じ手。
 主観時間の操作によって一瞬にして深い内省に入り、爆発的な怒りを発掘することによって、
 人間の限界感情量を超えた膨大な「怒り」を炎に変換することができる。
 当然その分「怒り」に感情が引きずられるため、ランサーはこの宝具を嫌っている。
 ダン族の血が成せる宿業の一撃。

【Weapon】
『蛇の群れ』

【解説】
 十二族長の五男、ビルハの子ダン。
 「反救世主はダン族から来る」と言われるように、十二支族において悪を一身に背負わされた人。
 ヨセフの服を血で汚して死んだように見せかけることを考案したとされる一人。
 『ヨセフとアセナト』ではガドとともにアセナトを狙うファラオの息子に加担し、
 ヨセフを殺そうとするが、失敗して逃げた。
 ヤコブの祝福でダンは例によって蛇になぞらえられるが、
 エレミヤ書はダン族から「敵の馬の嘶きが聞こえる」とか述べた上で、
 その敵が「蛇を遣わす」だろうという。
 一方モーセの祝福でダンは「獅子の仔、バシャンから躍り出る」と呼ばれるが、
 実はダン族はバシャンに住んでいなかったという辺りからしてとても残念な印象を拭えない。
 ヨハネ黙示録ではついにダン族が十二支族からハブられた。
 だが一説によればダン族はキリストの時代に教化されており、
 印が押される頃彼らは既に天の饗宴に参加しているため、名を挙げられないのだという。
 偽書『十二族長の遺訓』はキリスト教よりの書物だが、
 その『遺訓』においてダンはヨセフに対してかつて抱いてた嫉妬を告白し、
 怒りと嘘について戒め、ベリアルとサタンに備えて天使に倣うよう言い、
 異邦人の救い主=キリストに言及する。
 これは改宗の予言というやつだろうか。


557 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/31(水) 13:30:00 A3pfRKxc0
【元ネタ】ユダヤ教
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】ナフタリ
【性別】男性
【身長・体重】173cm・70kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力C 耐久E 敏捷A+ 魔力B 幸運B 宝具D
【クラス別スキル】
気配遮断:B
 完全に気配を絶てば発見することは非常に難しい。
 ただし、自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。

【固有スキル】
勇猛:C
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。

支援行動:A+
 アシストの上手さ。
 他者の戦闘行動への補助的な介入全般に補正が与えられる。
 予知を駆使したアサシンの支援は、致命的な場面や戦況を覆す的確さを持つ。

追撃:B
 離脱行動を行う相手に攻撃する能力。
 また、同ランク以下の『仕切り直し』を無効化し、戦闘の続行を強要して攻撃判定の機会を得る。

予知:B
 異能の一種である未来予知の技能。

【宝具】
『この火計は大力を凌ぐ(メルテッド・サートン)』
ランク:D 種別:対門宝具 レンジ:1〜2 最大捕捉:ひとつ
 サルトンの街の鉄の門を破り進路を開いた破壊工作術。
 物質・非物質を問わず、固体として存在するならば宝具ですら問答無用で溶解させる
 イッサカルの護符がその正体。
 名辞が刻まれたタリスマンは行使対象を一種のゴーレムとして威力を発揮する。
 鉄の城門すら疾く無力化するそれはまさしく対門宝具といえよう。

【Weapon】
『剣』
『盾』

【解説】
 十二族長の六男、ビルハの子ナフタリ。
 支族象徴を「鹿」に持つように、ナフタリ自身も俊足を持った英雄だったようで、
 『十二族長の遺訓』によれば足を活かして父の伝令役をやったらしい。
 『ヤシャルの書』などに描かれる
 カナン人との戦争では敵に走り寄って二人を殺し、逃げた敵を追い殺す描写があり、
 イッサカルと共に半壊した鉄門に放火している。
 また盾を失ったシメオンとレヴィに二枚の盾を差し入れたり、
 盾を失ったユダの頭に敵の剣が振り下ろされていた時に
 盾を差し出して剣を弾く描写があるなど、アシストに定評がある模様。
 『十二族長の遺訓』によるとナフタリは幻視者でもあったようで、
 太陽たるレヴィと月たるユダを見、また有翼の牛の上のヨセフを見ている。


558 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/31(水) 13:31:14 A3pfRKxc0
【元ネタ】ユダヤ教
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】ガド
【性別】男性
【身長・体重】181cm・72kg
【属性】中立・悪
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷B 魔力C 幸運C 宝具E
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

単独行動:B
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。

【固有スキル】
カウンター:A
 敵の攻撃に対して、反撃や迎撃を加える能力。
 攻撃判定への割り込みを可能にし、反撃時のクリティカル率に補正を加える。
 ヤコブの祝福に言われた反撃技能。

投擲(獣):A
 正確には相手の足を掴み、ぶん回して気絶させ、投げつけて殺す技。
 羊飼いの護身術を発展させたもので、
 ヤコブやモーセが天使と格闘した武術に連なるもの。

陣地作成:E-
 自力での陣地作成はできないが、
 完成している陣地を維持することは可能である。

【宝具】
『愛に到る運命(フォーチュナー・オブ・ギャッド)』
ランク:E 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:一人
 自らの名前に由来する“運の良さ”。
 このサーヴァントは彼好みのマスターにしか召喚されない。そのような強運を持つ。

【Weapon】
『弓矢』
 ファラオの息子の護衛隊は弓矢で武装していたが、それと同じもの。
 『ヨセフとアセナト』によれば、ガドとダンの画策していた奇襲はレヴィの預言で察知されていた。

【解説】
 十二族長の七男、ジルパの子ガド。
 名の意味は「幸運」。
 ガドは古くに崇拝されていた幸運の神であるが、ある説によればその神を崇拝した部族に
 ガドの名を冠したものとされる。
 『創世記ラッバ』では彼がファラオの前に出なかった理由として
 ガドの強さのためにファラオが彼を自身の護衛に指名しかねなかったからという
 説が唱えられているという。
 ガド族は好戦的とも言われており、モーセの祝福では獅子になぞらえられる。
 また『十二族長の遺訓』でのガドは羊の群れを守る役目を負っていて、
 野獣を約400mほどもぶん投げて殺す超人ぶりを発揮している。
 ガドの遺訓は憎悪であり、通例通りヨセフに対して抱いていた過去を吐露した後
 あれは心の病であるから愛を大切にせよと説く。


559 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/31(水) 13:32:02 A3pfRKxc0
【元ネタ】ユダヤ教
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】アセル
【性別】男性
【身長・体重】172cm・54kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久D 敏捷D 魔力B 幸運A 宝具A
【クラス別スキル】
陣地作成:D
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 “工房”の設置を可能にするが、このランクでは現代の魔術師のそれと大差ない出来である。

道具作成:D
 魔術的な道具を作成する技能。

【固有スキル】
蔵知の司書:B+
 天の書板の回想、または検索。
 LUC判定に成功すると、あらゆる知識、情報を明確に記憶に再現できる。
 その石版はすべてが書かれているが故に、望む記述は見つけ難い。

【宝具】
『全能者は万象を刻む(ヘブンリー・タブレット)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1〜30 最大捕捉:30人
 天の書板。所有者の魔力に依らず大魔術を行使する全知の石版。
 所有者に対する魔術を全てキャンセル。
 エノク書においてかのエノクが手にするものに等しい破格の宝具であるのだが、
 ただの聖人に過ぎないアセルではその真名は扱えない。

【Weapon】
『オリーブの枝』
 "王の美味"にして平和の象徴。
 アセルは巨木化させたこれを編んで簡易な城壁とすることを好む。

【解説】
 十二族長の八男、ジルパの子アセル。
 名の意味は「幸福」。
 カナン系の運命神ガドに対して、アセルはおそらくアッシリアの神アッシュールが
 名前の起源と推測される。
 ラビ文献によれば彼はルベンとビルハの姦通を兄弟に話したものの
 信用されずに逆に兄弟たちから非難された。
 これはルベンが告白するまで続いた。
 アセルにルベンへの悪意はなく、むしろ兄弟仲を取り持つことに苦心した有徳の人物とされ、
 その努力はとりわけ誰が聖職の祖になるかという議論において払われたという。
 彼の『遺訓』は悪徳と美徳に関してで、
 (ちなみになぜか彼のみ臨終の間際ではなく矍鑠としていた頃の言葉という設定)
 その中でアセルは子孫に対して、彼が読んだ「天の書板」なるものに基づいて善悪を説き、
 おまえたち神の法に背くらしいよーとか子供らに述べている。


560 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/31(水) 13:33:24 A3pfRKxc0
【元ネタ】ユダヤ教
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ヨセフ
【性別】男性
【身長・体重】178cm・57kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷B 魔力A 幸運A 宝具A++
【クラス別スキル】
対魔力:A
 A以下の魔術は全てキャンセル。
 事実上、現代の魔術師ではアーチャーに傷をつけられない。

騎乗:A+
 騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。
 ただし、竜種は該当しない。

【固有スキル】
占術:A
 未来を窺い知るための魔術を習得しているかどうか。
 夢解きの達人。
 Aランクならば、僅かな兆候からでも詳細な未来を描き出すことができる。
 多くの魔術系統に存在するが、彼の場合は天性の勘に近い。

単独行動:B
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。

カリスマ:B
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。

対魔眼:EX
 魔眼の種別にある全ての能力を無効化する。
 母を伯父エサウの好色の目からかばった功績により、
 彼と彼の一族は魔眼避けの加護を得た。

【宝具】
『弓は報復に祝福される(アロー・オブ・マナッセー)』
ランク:A+ 種別:対人、対軍宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
 常に敵の攻撃速度・威力を凌ぐ弓射を可能とする弓。
 迎撃礼装の一種であり、対象攻撃に威力と速度を+10したカウンターアタックを発射する。
 対城以上を除く、A+宝具以下のあらゆる遠距離攻撃に対して使用可能。
 攻撃性質次第で相討ちになる危険はあるが、加護あるヨセフの弓が競り負けることは決してない。

『福音牛は覇道を拓く(ブル・オブ・イーフレイム)』
ランク:EX 種別:対国宝具 レンジ:4〜99 最大捕捉:1000人
 有翼神牛エシュルンによる国砕きの角技。
 大地を削りながら神牛が巨大化していき、大範囲を軌道に収める対国突撃。
 扇状の攻撃範囲を持つ、街一つ埋める雪崩のような体当たり。
 初速は時速300kmに過ぎないが、進行距離に比例して牛の体躯が指数的に肥大化する。
 加速も付いて、最終的には山が超音速で突っ込むのと変わらない攻撃規模にまで至る。
 発動中は体積によって防御力も上昇。肉弾系物理攻撃としては最強の宝具の一つ。

『転輪王衣(ツァフェナト・パネア)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:一人
 死と復活の神話の異型であるヨセフ物語に添えられた神意の衣服。
 多色の衣はカタバシスに臨む呪術師の、ガブリエルの衣は蘇り完成に至ったものの服である。
 消滅しても衣替えをして一度だけ復活可能。死亡から復活まで、好きに時間をあけることができる。
 最大インターバルは、単独行動の期限と同じ二日間。

【Weapon】
『有翼神牛エシュルン』
 神を讃える祝詞に覆われたイスラエルの雄牛。
 鷲の翼と野牛の角を持ち、最大で国家規模にまで巨大化することができる神獣。

『王冠』

【解説】
 十二族長の十一男、ラケルの子ヨセフ。
 長兄ルベンから零れた長子の特権を受け継ぐヤコブの後継者。
 その為ラビの賞賛を一身に受け、他の兄弟はヨセフのための世界に生まれたとまで言われる。
 いわゆる「ヨセフ物語」の主人公であり、
 兄弟たちの嫉妬から殺されかけ、奴隷になるも、エジプトで宰相へ成り上がった。
 兄弟たちを試すと、過日の出来事を許して正体を晒し、ヤコブと再会したという。
 ヤコブ最愛の息子。ヨセフの他の兄弟への優越を示す伝承は数多い。
 父が彼を愛した理由について、ヤコブと似ていたからとか、
 ヨセフがセムとエベルの学院でハラカーをすべて学んだからだとか言われる。
 またあるラビによれば、ヨセフの体には幼年期から死の時まで聖霊が住んでいたという。
 穴から出された時彼は裸だったので、神は義人がそのような格好で移動することを望まず
 ガブリエルを送って首のお守りを長衣に変えさせた。
 ヨセフはエジプトでは常にこの服を着ていたという。(何だこの伝承…)
 また『ヨセフとアセナト』によれば彼はファラオの跡を継いで46年間統治した。
 自らの後はファラオの孫に王冠を継がせた。


561 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/31(水) 13:34:21 A3pfRKxc0
【元ネタ】ユダヤ教
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】ベニヤミン
【性別】男性
【身長・体重】174cm・50kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久D 敏捷A 魔力B 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

単独行動:D
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクDならば、マスターを失っても半日間は現界可能。

【固有スキル】
占星術:C(D)
 天文の基本と占星の基礎を学んでいる。
 銀の杯の占術補助効果により、ワンランクアップしている。

投擲(礫):A+
 礫を弾丸として放つ能力。

魔力放出:B
 武器、ないし自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出する事によって能力を向上させる。
 預言者の祝福を受けた彼の一族は精強な力を有していた。
 だがそれを外に対して積極的に振るわなかった故に勢力を落とすことになる。

【宝具】
『若狼は犠牲獣に飢える(ウルフ・オブ・ベンジャミン)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:一人
 ベニヤミンによる殺傷を、神殿での動物犠牲と同義にまで聖別する狼の加護。
 彼が与えた傷は神に捧げられて回復不能の聖痕として扱われ、
 またアーチャーのHPは供物の報酬として与えたダメージと同量だけ回復する。
 神殿の所在地として知られるエルサレムは、元来ベニヤミン族が勝ち得た土地だった。
 支族を例えた"飢えた狼"とは犠牲の祭壇の比喩であるとされる。

【Weapon】
『投石器』
『剣』

【解説】
 十二族長の末弟、ラケルの子ベニヤミン。
 ヨセフと同母の弟であり、ヨセフが死んだと思っていたヤコブは彼を溺愛した。
 エジプト宰相となったヨセフはそれゆえに兄弟を試すため、
 彼に銀杯盗みの嫌疑を着せた。
 あるいはヨセフは占星術で兄の行方を探らせ、彼にのみ正体を示し、計画を明かした。
 ヤコブの祝福によればベニヤミン族は狼である。
 士師記によればこの支族の精鋭たちは投石に関して驚異的な精度を誇ったというが、
 『ヨセフとアセナト』のベニヤミンも投石でエジプトの王子を瀕死にし、
 その50人の護衛隊を皆殺しにするほどの技量を持っている。
 18歳の彼はアセナトの護衛を務めた。


562 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/31(水) 13:35:19 A3pfRKxc0
【元ネタ】史実、ドイツ伝承
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】タンホイザー
【性別】男性
【身長・体重】189cm・82kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷D 魔力E 幸運E 宝具C
【クラス別スキル】
狂化:E
 通常の狂化ではなく、官能の誘惑に屈している事による理性の麻痺。
 ダメージを受ける度に幸運判定を行い、成功すると一時的に正気を取り戻す。
 ステータスアップの恩恵はない。

【保有スキル】
竪琴の演奏:B-
 正気時はただの音楽にすぎない。
 官能の誘惑に負け、ヴェヌスの園を欲する時、彼の歌は放埒に誘う魔曲へと変わる。

女神の寵愛:C
 愛欲の女神ヴェヌスによる誘惑。
 彼女の奴隷となっている間、筋力と耐久をランクアップさせる。

【宝具】
『官能洞穴(タンホイザーゲート)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1〜10 最大捕捉:30人
 ヴェヌスベルクを去った騎士の前に現れる歓楽の園への道。
 タンホイザーに植え付けられたヴェヌスの支配する異界の一部であり、外付けの固有結界。
 竪琴の演奏に魅了された聴者の精神を『愛欲殿(ヴェヌスベルク)』に収監し、
 女神の奴隷とする次元の穴である。

【Weapon】
『魔剣』
 ヴェヌスの寵愛が込められた誘惑の魔剣。
 かなりの業物。傷つけられると歌の誘惑への抵抗判定にマイナス補正を受ける。

【解説】
 オーストリア公フリードリヒ2世の延臣だった実在の詩人。
 おそらくは貴族出身のミンネザンガー。第五次十字軍のドイツ騎士団に参加した可能性があるらしい。
 どういうわけか、15世紀に、死後約170年経って伝説化される。
 その中で彼はヴェヌスとの蜜月の許しを受けるためローマ巡礼に赴く騎士として登場。
 ウルバヌス4世に「この杖に花の咲くまで許しは与えられない」とされて絶望してヴェヌスの洞穴に戻り、
 杖に花が咲いたことを知らせに来た騎士は彼を見つけることができなかった。
 この物語に題材をとったワーグナーのオペラは有名である。

 官能洞穴(タンホイザーゲート)がやりたかっただけ


563 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/31(水) 13:36:59 A3pfRKxc0
【元ネタ】史実
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】ユリウス二世
【性別】男性
【身長・体重】174cm・68kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力E 耐久D 敏捷D 魔力C 幸運A 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

【保有スキル】
軍略:E
 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
 自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。

勇猛:E
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。

自己保存:B
 自身はまるで戦闘力がない代わりに、マスターが無事な限りは殆どの危機から逃れることができる。
 コマンダースタイルと逃げ足のハイブリッド。
 やたら好戦的な割に戦略眼があやしいのが困りものである。

【宝具】
『金の力で無双する(イル・パーパ・グエリエロ)』
ランク:B+ 種別:対軍、対神宝具 レンジ:1〜30 最大捕捉:100人
 エラスムスによる対話篇『天国から締め出されたユリウス』を出典とする宝具。
 天の国を攻め落とさんとする軍勢。
 この短編において聖ペテロと教皇ユリウス二世の対話は決裂にいたり、教皇は天への進軍を恫喝する。
 本来は聖槍の権威を傘に自軍をただ召喚するだけの宝具だったが、
 対話篇の影響により、軍勢には聖槍の“神殺し”の権能による対神属性が付与されている。
 またサーヴァントポテンシャルとは無関係に
 所有する財貨が多いほど軍勢の能力が高まる追加効果もある。

【Weapon】
『錆鉄の槍は聖なるかな!(ジュリアンズ・ホーリーランス)』
 オスマン帝国スルタン・バヤズィト2世が教皇インノケンティウス8世に贈った古びた槍。
 当時彼はこの槍をローマに案内する仕事を行った。

【解説】
 名門ボルジア家の敵対者として知られるルネサンス期の教皇。
 本名ジュリアーノ・デッラ・ローヴェレ。
 貧しい貴族の生まれだが、叔父の教皇シクストゥス四世に縁故主義のもと引き上げられる。
 枢機卿団内でライバル関係にあったロドリーゴ・ボルジア(アレクサンドル六世)に教皇選挙で敗北した後、
 逃亡先のフランスを煽ってイタリア侵攻を主導し、教皇退位を図るも失敗する。
 しかしアレクサンドル六世の死後、チェーザレを騙して教皇に即位。
 用済みになったチェーザレは教皇が送還した先のスペインで割りと呆気無く死んだ。

 カエサルを意識した即位名の通り、教皇としての彼は戦争屋のイメージが強い。
 戦士教皇(イル・パーパ・グエリエロ)はそんな彼の異名の一つである。
 古典復興(ルネサンス)に則り、西方キリスト教世界の支配者、ローマ帝国を引き継ぐ皇帝教皇を目指したが、
 結局地域の覇権も確立できずに終わった。

 エラスムスに批判された反動で能力に“箔”が付いており、批判者の意図とは無関係に強化されている。
 そのおかげで生前よりだいぶ強くなった。なので調子に乗っている。


564 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/31(水) 13:38:30 A3pfRKxc0
【元ネタ】史実、メソポタミア神話
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】サルゴン
【性別】男性
【身長・体重】183cm・85kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷A 魔力C 幸運E 宝具A++
【クラス別スキル】
対魔力:A
 A以下の魔術は全てキャンセル。
 事実上、現代の魔術師ではセイバーに傷をつけられない。

騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。

【固有スキル】
カリスマ:A
 大軍団を指揮する天性の才能。
 Aランクはおおよそ人間として獲得しうる最高峰の人望といえる。

魔力放出(闇):B
 武器に魔力を込める力。
 サルゴンの場合、不毛の魔力を帯びた暗黒が武器に宿る。
 このスキルは常時発動しており、彼が握った武器はすべてこの効果を受けることになる。

飢渇の呪い:A+
 マルドゥークに送られた"飢饉"。常に魔力を浪費してしまう強力な呪い。
 現界維持に必要な魔力量が通常の数十倍のため、セイバーの扱いづらさはバーサーカー級。

不眠の加護:A+
 マルドゥークに"休息"を奪われた。意識を絶対的に明瞭化する強力な呪い。
 二つの呪いに蝕まれたセイバーは狂気にあるが、強靭な精神で理性の大部分を保っている。

【宝具】
『玉座掠める愛の戦刃(シャルーキン)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1〜3 最大捕捉:一人
 城壁破壊の斧剣。
 女神の寵愛を受けた“保証された王権”の象徴の為、出自や格を問う能力を反射する。
 征服自体ではなくそれを為した権威の保証。
 魔力不足を含めた不利な条件を一時的に無条件で取り払うことができる。

『楽園侵犯(カース・オブ・バビロン)』
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:20〜80 最大捕捉:1000人
 バビロンの神に呪われたアッカドの栄光。
 暴食の暗黒による空間侵食。
 帝王サルゴンの手足として蠢く"生きた闇"であり、虚数空間にも似た固有結界の一種。
 その暗黒の正体は、シュメールの楽園「ディルムン」すら征服せしめたサルゴン帝国の軍勢。
 最古の常備軍との間に結ばれた契約が刻み込まれた心象世界が
 マルドゥークによって歪められた結果、彼の軍勢もまた生きた暗黒へと変貌している。
 闇に飲まれたものは魔力へ変換され、彼の飢えを癒やす。

【Weapon】
『生きた暗黒』
 帝王サルゴンの軍勢たる肉食の闇。
 その真名は"カース・オブ・バビロン"。
 汚染されたイシュタルの魔力炉から無尽蔵に生産される独立存在のため、
 セイバーのコンディションとは切り離された活動性を持つ。

【解説】
 アッカド帝国の建国者、"帝王"サルゴン。イシュタルの恋人。
 捨て子から庭師の子、献酌人を経て王になり、史上最古の帝国を打ち立てた古代オリエントの覇王。
 「貴種流離譚」と「王権を保証する女神の恋人」という二つの類型の典型例。
 シュメールを征服してシュメールとアッカド初の統一王朝を開き、
 後世新アッシリア帝国においても英雄視された。
 彼の軍勢は世界最初の常備軍とされ、その点で彼は人類最初の征服者であったと推測される。
 地中海からペルシア湾に至る大領域を支配下に治めた征服事業で知られるものの、
 ルガルザゲシを犬の首輪に繋ぐなど後のアッシリア王のような残虐性が認められる。
 負かした王を鎖につなぐのはこの地域の風習なのか。
 またバビロニア年代記は、サルゴンの晩年に起こった反乱と、
 マルドゥクがサルゴンの非法に怒って、飢饉を与え、休息を奪ったことを記す。
 時代の違う伝承が入り混じり正確なところは分からないが、
 やはり征服者サルゴンはその偉業に相応しい峻烈な人格を持っていたのだろう。

 どこかのRPGの魔王のような禍々しい全身鎧に身を包んだサーヴァント。
 世界を食らう暗黒というラスボス臭のする宝具を備え、ばかでかい斧剣を持って魂食いに励む。


565 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/31(水) 13:39:16 A3pfRKxc0
【元ネタ】シュメール神話
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ク・バウ
【性別】女性
【身長・体重】163cm・109kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力E 耐久C 敏捷D 魔力A 幸運A 宝具A++
【クラス別スキル】
陣地作成:A
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 “工房”を上回る“神殿”を形成することが可能。
 “玉座”は神殿内にしか設置できないため、事実上、『君臨神殿(ニンフルサグ)』は
 神殿内限定の宝具である。

道具作成:B
 魔力を帯びた器具を作成できる。

【固有スキル】
神性:A+
 その体に神性属性があるかないかの判定。
 多くの女神の源流である彼女は、最大の神霊適性を保有している。

カリスマ:A
 大軍団を指揮する天性の才能。
 または母性。
 カリスマは稀有な才能で、一国の王さえBランクで十分だとされる。
 男ならば誰であっても、彼女に“母親”を感じざるを得ない。

対英雄:B
 百獣母胎。
 英雄を相手にした際、そのパラメーターをダウンさせる。
 ランクBの場合、相手のパラメーターをすべて2ランク下のものに変換する。
 反英雄には効果が薄く、1ランクダウンとなる。

エンチャント:A
 他者や他者の持つ大切な物品に、強力な機能を付与する。
 敵から略取した能力(スキル・ステータス・宝具など)を味方に再分配することも可能。
 原理的には概念付与というより加護の付与。

【宝具】
『他者封印・君臨神殿(フェイタルスローン・ニンフルサグ)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:一人
 対象から能力(権限)を奪う母神の宝具。
 巨大な玉座の形をしているが、それは一面的なもの。
 その正体は『君臨神殿(ニンフルサグ)』と呼ばれる固有結界である。
 チャタル・ヒュユクの女神において既に、獣が傅く“地母神の玉座”の概念は存在しており、
 それが王権に優越する母権、あるいは女性支配者という普遍的テーマの源流の一つと推測される。
 地上におけるニンフルサグである彼女もまた、
 本来は豊穣神よりもキングメーカーに近い存在だったと思われる。

 あらゆる権威と権力の上位に存在する力を誇示する女神の玉座。
 全ての力を略取……即ち去勢させる母神殿である。

【Weapon】
『角のある冠』

【解説】
 シュメール王名表において唯一の女王。
 キシュ第3王朝は彼女の一代王権である。
 クババとはバビロニア年代記の一つウェイドナー年代記(エサギラ年代記)での彼女の呼び名。
 彼女はマリ王朝の敗北後再建したキシュで100年間王座にあった。
 彼女が宿場の女主人であったことは王名表と年代記が共に述べることである。
 年代記によれば彼女はエサギラでマルドゥクの為に魚を捕る漁師たちに食事を提供し、
 魚をエサギラに卸していたが、
 マルドゥクの支持を受けて世界の支配権を委譲された。

 彼女が神格化されたと思しき女神クババの崇拝は、メソポタミアに広がっていたされる。
 複数の地母神と同一視され、後にカルケミシュの守護女神になった彼女の名は、
 キュベレーという神名の起源となったとされる。

 実在するならばニトクリスより300年、ハトシェプストより1000年ほど古い、世界最古の女王。(プアビは別として)
 シドゥリに似るが、より地母神に近い女王の属性を持つ。

 肝っ玉母ちゃん。


566 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/31(水) 13:40:07 A3pfRKxc0
【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】アヴェンジャー
【マスター】
【真名】ドーソー
【性別】女性
【身長・体重】152cm・38kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力A 幸運B 宝具A++
【クラス別スキル】
単独行動:A+
 マスター不在でも行動できる能力。

【固有スキル】
高速神言:A
 呪文・魔術回路との接続をせずとも魔術を発動させられる。
 大魔術であろうとも一工程(シングルアクション)で起動させられる。
 神代の言葉であるため、現代人には発音できない。

陣地作成:EX
 祭壇を作り上げ、デメテルの秘儀を執り行う。
 単純に広域を支配下にも置ける。
 エレウシスに伝わっていたという大地母神の密儀は、デモフォンの逸話に由来する
 本物の"不死"を預かり受けるというものだったと推測される。
 ……おそらくは「転生」の形をとった。

神性:D
 本来は破格の神性を持つが、神霊としての属性を封印しているためランクダウンしている。
 その本性を現す時、ランクは評価規格外へ振り切れる。

【宝具】
『自己封印・荒廃神殿(バーレンワールド・ペルセポネ)』
ランク:A++ 種別:対国宝具 レンジ:40〜99 最大捕捉:1000人
 かつて娘がハデスに浚われた時、大地母神デメテルは老婆の姿をとって人界を流離った。
 自身にかける封印呪詛。神の化身(アバター)。
 豊穣の加護を反転させた、不毛の呪詛を以って世界を満たす、常時発動型の宝具。
 背景世界に干渉する呪いの為、空想具現化がそうであるように、独立した個人に直接の影響はない。
 ただし付随するフィールド補正「永遠の冬」には、生命力の増加を防ぐ効果がある。
 マナ枯渇とオドの生産停止により、世界は徐々に衰亡する。

 解除することで、神霊としての本性を明らかにする。
 神性属性を取り戻した瞬間、サーヴァントとしての枠を内側から圧壊するので、それ以上の現界は不可能になる。

【解説】
 ローブと杖を身に纏う老婆。
 現界する限り世界に不毛の呪いをまき散らす、荒廃の使者。
 理不尽に強いが、優しく接すると消えてしまう。
 早めに倒さないと聖杯戦争開催地を滅亡させかねない怪物のような存在であるが、
 「好意」を明確な弱点に持つためイベントボス臭が漂う。
 さすがにデメテルが真名はないと思ったので。


567 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/31(水) 13:41:03 A3pfRKxc0
【元ネタ】北欧神話
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】スクルド
【性別】女性
【身長・体重】174cm・42kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷D 魔力A+ 幸運E 宝具A+
【クラス別スキル】
陣地作成:A
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 擬似的ながら“妖精郷”の形成が可能。
 この内部において、彼女は様々な意味における境界操作を行うことができる。

道具作成:-
 宝具による召喚能力を得た代償に、道具作成スキルは失われている。

【固有スキル】
妖精文字:A
 妖精郷からのバックアップの所持。
 セイズ魔術を強化し、妖精独自の魔術を行使可能とする。

精神異常:A
 精神を病んでいる。
 他人の痛みを感じず、周囲の空気を読めなくなっている。
 精神的なスーパーアーマー。

カリスマ:C
 支配階級としての威圧を示す。
 特殊な伝承補佐により、人外に対してワンランクアップ。

【宝具】
『妖精時間の冬至祭(ユールタイド・ムスター)』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:10〜70 最大捕捉:500人
 彼女に流れるエルフの血が可能にする、現世と幽世の撹拌。
 妖精郷のかつての常識、世界と世界の境界が崩れる"祝祭の日(ユール・デイ)"を陣地内に再現し、
 妖物を“あちら”から呼び寄せる。
 “世界に穴を開ける”大魔術。
 異界からの軍勢の召喚だけでなく、陣地外への瞬間移動も可能。
 ただし、半妖精が開ける穴は一方通行なため、奇襲はできるが帰投はできない。

 ……彼岸と此岸は祭日に繋がる。
 ユール・イブの日、デンマーク王ヘルギのもとへ美しい女エルフが現れ、二人は交わって娘を為した。
 彼女が妖魔混じりの軍勢を起こした日、それはユールの日だったと伝えられる。


『英雄屠殺の屍妖軍(ウィケッドアーミー・セイズコナ)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:0 最大捕捉:500人
 ロルフ・クラキ王と護衛のベルセルク達を皆殺しにしてのけた、不滅の軍勢。不死の加護。
 境界操作の大禁忌、生死を混在させる術。生と死の境目を曖昧にする。
 この状態に置かれた通常知性は瞬く間に崩壊するが、
 彼女は不安定な生死に耐性を持った妖精や、人形化した人間を使うことで、
 この問題をクリアしている。

【Weapon】
『半妖精の肉体』
 生前から半ば霊体のカテゴリーにあった。
 生死が曖昧な状態にもある程度は耐えられるが、長時間の対己行使は自己崩壊の危険を伴う。
 なお「ウィケッドアーミー」は個の内界に働きかける魔術の為、陣地外でも使用可能。

【解説】
 北欧神話に登場する邪悪なデンマークの王女。スクルダとも。
 実兄である英雄ロルフ・クラキ(ロルブ)王を殺し、彼の物語を終わらせる役目を持っている。
 『ロルフ・クラキのサガ』によれば母親がエルフの半エルフで、魔術の達人。
 彼女の軍勢は妖精(エルフ)、魔術師(ノルン)、それに無数の悪漢共より構成されており、
 スクルドの魔術のために彼らの召集を誰も気づけなかった。
 しかも彼らはスクルドの魔術により死んだそばから蘇るので、ロルフたちも倒しきれず敗れたという。
 ――ロルフの臣、夫ヒョルヴァルズル(ヒャルヴァルト)を兄に敵対するよう仕向け、
 ロルフ・クラキと護衛達を殺し王国を奪うが、生き残った忠臣ヴォッグ(ウィグ)に誅される……
 というのが彼女の物語。
 後の(『デンマーク人の事績』などの)年代記では魔術的要素が薄れ、
 また出典によって細部に差があるが、ストーリー自体に大きな差はない。

 意外と珍しいド直球のネクロマンサー。しかもハーフエルフ。
 英雄殺しのヴァンプでありながら殺す対象が兄なあたり、ブラコンを拗らせたのだろうと推測される。
 『ロルフ・クラキのサガ』によれば、魔術を使う暇を与えないヴォッグ軍の電撃戦に敗北し、
 兄弟殺しの大罪のために拷問を受けて死んだ。

  ◆

 「お兄様が私より御国が大事というので死んでいただきました」
 ここではクーデターの後、蘇らせた兄と夫婦の真似事に耽っていたため敗戦したという設定。
 なので速攻に対する弱点は特にない。ヴォッグが味方につけたスウェーデン軍が王宮を陥落させた時、
 彼女はやっと兄がもうかつての兄ではないという事実に気づいた。
 以後、拷問から死の瞬間まで、彼女の目は絶望と諦念に染まっていたという。

 彼女の望みは兄と結ばれることである。いうまでもないが。
 彼女の未来には絶望しか無い。これも、いうまでもないだろう。


568 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/31(水) 13:41:25 3RyOBx8E0
もはや名物になった年末の一斉投下


569 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/31(水) 13:42:05 A3pfRKxc0
【元ネタ】新約聖書
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】洗礼者ヨハネ
【性別】男性
【身長・体重】164cm・38kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久C 敏捷E 魔力B 幸運B 宝具A
【クラス別スキル】
陣地作成:C
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 が、どうも性格的に向いていないらしく、工房を作る事さえ難しい。

道具作成:E
 身の回りのものを自分で間に合わせられる。
 アイテム作成というより、サバイバルに適した原始的な技能。

【固有スキル】
洗礼儀礼:EX
 洗礼の秘跡の所持。
 水による浄化の儀式を執り行う。
 彼の洗礼儀礼はキリストの先駆としての特別製で、カルマ値を無条件でリセット可能。
 また、魂を保護する効果もあり、対象の対粛清ACを+30する。

神性:A
 再臨のエリヤとしての高い神霊適正。
 その格はダビデ王すら凌ぎ、先在のロゴスたるメルキゼデクに並ぶ。

【宝具】
『悪木は神の日に焼べられる(エッセ、アニュス・デイ)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:3〜30 最大捕捉:150人
 万物を浄化する太陽の洗礼。
 義の太陽を顕現させる、右手からの炎の奔流。
 洗礼とはユダヤ教の浸水儀式を原型とするキリスト教の秘跡、バプテスマのこと。
 水に接続されているこの儀礼を、炎による浄化へ転化する宝具である。
 洗礼者ヨハネはキリスト教において、
 "太陽の天使"ウリエルによって幼児虐殺から救い出された
 "火の戦車"のエリヤの再来である。
 彼は自らの次に来る預言者の洗礼は聖霊と"火"によると述べる……。
 「神の子羊」の語において現れるのは罪を浄める水ではなく、悪を焼き尽くす焔である。

『我が首に価値あり(ビヘディング・オブ・ザ・フォーランナー)』
ランク:B+ 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:一人
 通常手段では確認できない、隠されている宝具。
 キャスターが消滅した際、聖遺物「洗礼者ヨハネの首」をマスターのもとに召喚する。

【Weapon】
『斧』

【解説】
 一世紀ごろユダヤ地方で活躍した預言者。
 ナザレのイエスにヨルダン川で洗礼を施したことからキリストの先駆者、エリヤの再来とされる。
 その割にヨハネ福音書では自らがエリヤであることを否定していたりもするが、
 この程度の食い違いを気にしていては福音書など読めない。
 ルカによれば母親同士が親族のためイエスの縁者であり、
 また同年代の生まれであるため、ともに幼児虐殺を切り抜けたという伝説がある。
 この伝説は幼いイエスとヨセフの二人の並ぶ絵画の典拠である。
 駱駝毛の衣、革の腰帯をし、イナゴと野蜜を糧としたという。
 荒原で斧を示して悔い改めを訴えた。
 ヨセフスが書くあたり当時のユダヤ人にも義人と認識されていた人物らしい。
 斬首による最期は伝説化されてサロメの名とともに知られ、
 多くの場所で彼の頭部が確認されている。

 炎の斧か炎の右手か迷って右手にした。洗礼ファイヤー。bonfire。
 聖遺物「洗礼者ヨハネの首」がどういうものかについては特に考えていない。


570 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/31(水) 13:43:11 A3pfRKxc0
【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】大プリニウス
【性別】男性
【身長・体重】181cm・73kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷D 魔力C 幸運B 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:E
 魔術に対する守り。
 無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
自然観察:A
 自然界を観察し、理解する技術。
 事物に対する知識、見識も重要だが、それ以上に未知に対する好奇心が必要となる。
 彼が現世で得た新たな情報は、逐次『博物誌』に追加される。

嵐の航海者:D
 船と認識されるものを駆る才能。
 集団のリーダーとしての能力も必要となるため、軍略、カリスマの効果も兼ね備えた特殊スキル。

芸術審美:B
 芸術作品、美術品の知識。
 芸能面における逸話を持つ宝具を目にした場合、高い確率で真名を看破することができる。

【宝具】
『探究心は彼を殺せり(プリニアン・エルプション)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:10〜20 最大捕捉:一艘・一人
 「運命は勇者を助く(fortes, inquit, fortuna juvat)」の詠唱によって召喚されるガレー船。
 大プリニウスの好奇心と、少プリニウスが予見した叔父の英雄化の象徴。
 これに乗るライダーは“世界に知らしめ”られ、
 その知名度によって『博物誌』の発動コストが劇的に抑えられる。
 また、陸海空を行く学者の足にもなる。

『驚くべきこの世界(ナチュラリス・ヒストリア)』
ランク:C++ 種別:対衆宝具 レンジ:20〜30 最大捕捉:300人
 皇帝ティトゥスに捧げられた博物学の大古典、『博物誌』の原本。
 あらゆる知識の編纂を「ローマ人のなかでただひとり」為したと誇るこの書には、
 しかし現代的な視点からは奇妙な事柄も多く書かれている。
 それは、神秘が現役であった時代の博物誌であるからだ。
 自然史の金字塔として珍重されたこの書は現実と幻想を「事実」の一言で繋げる能力を持ち、
 その土地に存在する伝承を“かつてあったこと、今あること”として現実化する。
 失われた神秘の再興、幻想種の再来などを結果として招く宝具である。

【Weapon】
『槍』

【解説】
 ローマ帝国の誇る碩学、ガイウス・プリニウス・セクンドゥス。
 若いころにはローマ貴族の常として出兵し、ゲルマニア遠征で騎兵指揮官として働いた。
 最初の著作である『馬上からの投げ槍について』はこの時期に書かれたとされる。
 帰国後、遠征中夢枕に立った大ドルススの願いを受けて『ゲルマニア戦記』を編纂。
 法学と共に勉学や研究に勤しむ生活を送っていたが、皇帝ウェスパシアヌスの任を受け、
 皇帝代理として帝国諸州に赴き、ローマで最後の作品『博物誌』を完成させる。
 ローマ海軍の提督となっていた彼はヴェスヴィオ火山の噴火を受けて救助に向かい、
 上陸した先で煙を吸い込んで死亡した。彼の著作で現存するのは『博物誌』のみである。

 新しいものが見れると聞いて何も考えずに召喚に応じた。後悔はしていない。
 『博物誌』の能力は伝承の具現化と考えて良い。日本で使うと天狗や口裂け女がマジで出現する。
 再現物に対して何の権限もない一方、ライダーより強い再現物がでてくることもある為、
 たまに地雷踏むこともある。火山は天敵。


571 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/31(水) 13:44:25 A3pfRKxc0
【元ネタ】ケルト神話
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】フルヴィデ・フェルヴェン
【性別】男性
【身長・体重】171cm・53kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷B 魔力C 幸運D 宝具C
【クラス別スキル】
気配遮断:B
 完全に気配を絶てば発見することは非常に難しい。
 ただし、自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。

【固有スキル】
投擲(礫):C++
 礫を弾丸として放つ能力。
 宝具効力で必殺化。
 弾丸を特殊な対暴君エンチャントが施されたチーズ塊に換装することも可能。

単独行動:B
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。

【宝具】
『応報黒縄(ミスガウン・メドヴ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:3〜??(上限60) 最大捕捉:一人
 女王メーヴ暗殺の練習に用いられたロープの影。
 アサシンの手元から伸び、彼にとっての必殺の距離を定義する。
 以後、そのレンジぴったりの距離に存在する目標への投擲に、必中とクリティカルの追加効果を載せる。
 自分と標的の“距離”に掛ける呪い。
 影の伸びる速度はあまり早くないので、かけ直しには地味に時間を必要とする。

【Weapon】
『投石器』

【解説】
 アルスター王コンホヴァルの息子の一人、女王メイヴの暗殺者フォアベイ。
 彼の母親はメイヴの姉妹、つまり彼はメイヴの甥である。
 上王エオフは六人の娘を持っていたが、彼の母はクロトル(異説でエイシン)という。
 いずれにしろ彼の母はメイヴと一緒にコンホヴァルに嫁いだが、
 出奔したメイヴに殺されたとされる。
 死んだ母の腹を割いて救い出された子供こそがフォアベイであり、彼はメイヴに深い憎悪を抱いていた。
 17歳の時に"クーリーの牛争い"に参戦し、アルスターの王位がクースクリド・メンに移ると、
 彼の臣として所領を与えられる。
 その後、メイヴへの復讐を企む。
 彼女が毎朝リー湖の島で沐浴することを知った彼は浴場と岸までの距離をロープで測り、
 スリングを練習して同じ距離にあるリンゴを打てるまでになった。
 そして女王メイヴが現れた時、彼は手近にあったチーズを放ち、
 宿敵の生涯を終わらせた。


572 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/31(水) 13:45:48 A3pfRKxc0
【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ムーサ1世
【性別】男性
【身長・体重】165cm・93kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷E 魔力D 幸運A+ 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【保有スキル】
黄金律:A+
 身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
 大富豪すら歯牙にも掛けぬ金ピカぶり。永遠に金には困らない。

皇帝特権(金):EX
 全てを金尽くでどうにかする能力。
 人類史上最も裕福な個人、かつ皇帝であるムーサ1世のみに許された超金満スキル。
 世俗の問題ごとは彼をわずらわせる前に、あっという間に溶け消える。
 低ステータスや未習得スキルを補うことすら可能。

皇帝特権・陣地作成:B
 自らに有利な陣地を作り上げる能力。
 メッカ巡礼から連れ帰ったアラブの建築者は、彼の都にて大いに腕をふるった。

皇帝特権・カリスマ:B
 金がある限り、畏怖と敬意を繋ぎ止める。
 正確には金銭的アドバンテージを利用した示威と懐柔である。

【宝具】
『黄金運びの隊列(マンサ・ムサ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1〜30 最大捕捉:100人
 マリ皇帝による伝説的メッカ巡礼に随伴した、黄金を背負う臣下の大部隊。
 黄金の帝国を世界に知らしめた一種の宣伝部隊であり、
 最低限の武装しかしていないため戦闘力は低い。
 皇帝特権がその土地で十全に働くようお膳立てをする宝具で、皇帝の手足となって働く人員である。

【Weapon】
『アラブ馬』
 サハラ以南においては富の象徴となるほどの価値を誇った騎獣。
 この個体は主人と同じく金ピカに飾り立てられていて、"皇帝特権"で強化や交換が可能。
 マリ帝国は膨大な金銭をつぎ込んでアラブ馬の騎兵軍団を構築しており、
 それが軍隊の強さと直結していた。

【解説】
 史上最も裕福な個人として有名な王様。
 マリ帝国10代目の王(マンサ)、ムーサ1世。通称マンサ・ムサ。
 1324年の伝説的なメッカ巡礼……数万人の従僕と数十トンの金を伴ったこの旅により、
 史上唯一地中海の金相場を個人で操作した人物となる。
 マリ帝国の名が西洋の世界地図に出現する契機を作ったこの事件は有名だ。
 行く先々で貧民に、都市に金をばら撒き、毎週金曜日にモスクを建てるなどの次元違いの散財により、
 結果として地域経済は荒廃、彼は是正のため借りられるだけの金を借りたという。
 金持ちエピソードが衝撃的な彼だが、巡礼の旅に見えるように敬虔な王だった。
 征服者に対してよく戦った英雄でもあるのだが、
 二代後には内戦と侵略者によって帝国は凋落し、王の財産も頂点の座から失墜している。


573 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/31(水) 13:47:15 A3pfRKxc0
【元ネタ】ケルト神話
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】フェルディア
【性別】男性
【身長・体重】197cm・85kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B 耐久A+ 敏捷B 魔力C 幸運E 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

【固有スキル】
心眼(真):B
 修行・鍛錬によって培った洞察力。
 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”。

カウンター:A
 敵の攻撃に対して、反撃や迎撃を加える能力。
 攻撃判定への割り込みを可能にし、反撃時のクリティカル率に補正を加える。

追撃:B
 離脱行動を行う相手に攻撃する能力。
 また、同ランク以下の『仕切り直し』を無効化し、戦闘の続行を強要して攻撃判定の機会を得る。

ルーン:C
 北欧の魔術刻印・ルーンの所持。

【宝具】
『穿たれじの角鎧(アト・フェル・ディアド)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:一人
 如何なる武器も貫けぬ、とされた硬質化した皮膚。
 その上から重ねられた防具も合わせた飛び抜けた総合防御数値こそがこの宝具の本体。
 運命に攻撃して“心臓を穿つ”という結果を叩き出す魔槍に対抗するために
 あらゆる致死可能性が潰された状態。
 全ての防御無視攻撃を通常物理攻撃と同じように受け止める。
 クリティカル攻撃や固定ダメージに対しても防御数値を適応させ、
 概念攻撃や呪詛にも同じく防御数値で抵抗する。
 彼を倒すには概念の重みにしても、火力にしても、超防御をぶちぬく単純な強さが必要になる。

【Weapon】
『無銘・槍』

【解説】
 コノート最強の戦士フェルディア・マク・ダマン。
 アルスターの英雄クー・フーリンの親友。
 影の国で彼の兄弟子となり、スカサハのもとゲイボルグ伝授を競う内に友となる。
 その後コノートの女王メーヴのアルスター侵攻――クーリーの牛争い――が勃発。
 呪いによって動けないアルスター軍に代わって奮戦するクー・フーリンに苦しめられた女王は
 彼が持ちかけた"決闘による決着"という条約に合意し、
 毎日川瀬に自軍の勇者を送り出し一騎打ちを行わせた。
 めぼしい戦士が死に、フェルグスが手を抜き、クラン・カラティンが討たれると、
 メーヴは拒むフェルグスを恫喝と懐柔により決闘場へ向かわせる。
 ……両者の実力は、必殺の魔槍ゲイボルグと鉄壁の角の皮膚(胼胝)を除けば全く同等であるとされた。
 前評判では、フェルディアの防御はかのゲイボルグすら防ぐものであろうともいわれた。
 かつては兄弟として契りあった二人は主持ちの宿命として戦いの運命を受け入れ、
 クー・フーリンに「これまでの戦いは児戯だった」と言わしめるほどの壮絶な戦いを繰り広げたが、
 結局ゲイボルグがフェルディアを殺めた。

 兄貴の兄貴分というややこしい生き物。つまり超兄貴。防御タイプ。
 親友の必殺技に対策を立てていないのもおかしいので突きでは殺せないようにした。
 本人としては投げも防ぐつもりだった。
 逆のほうが良かったかもしれない。


574 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/31(水) 13:49:31 A3pfRKxc0
【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ミノス
【性別】男性
【身長・体重】182cm・76kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷D 魔力B 幸運D 宝具A++
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:C
 騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 野獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
嵐の航海者:B
 船と認識されるものを駆る才能。
 船乗りとしての能力はあまり優れていないが、王としての器量により集団を働かせる。

カリスマ:B
 軍団を指揮する天性の才能。
 カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。

神性:A
 神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
 主神ゼウスの息子であり、死後冥府の裁判官となったミノスの神霊適性は最高クラスといえるだろう。

人間観察:A
 人々を観察し、理解する技術。
 個人の背景を完全に想定し尽くし、人の一生を完璧に理解する。
 生前においては法家であり、死後は人生を裁くまでになった王の、人への知見。

【宝具】
『武威赫々たる嘆きの船(ブラックセイルズ)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:10〜30 最大捕捉:300人
 アテナイに少年少女の生贄を迫った恐怖の艦隊。
 黒い帆を掲げた悲劇の船と、エーゲ海の覇権を握ったクレタ王国の海軍力がミックスされた宝具。
 幽体からなる無数の戦艦を召喚し、人間を捉えて生け贄の烙印を押す。
 以後、生け贄認定された人物の生殺与奪権を握り、魔力徴収をライダーの好きに行える。

『神威赫々たる牛頭の王(ミノアン・シヴィライゼーション)』
ランク:A++ 種別:対国宝具 レンジ:20〜70 最大捕捉:800人
 ミノス王の奥の手。
 牛頭の巨人となって敵を殲滅する。
 自らの罪の形――牛頭の魔人――を肉体に顕した上で青銅の巨人タロスを装備、巨人化し、
 ミノア文明の化身たる牛頭の巨人となる。
 古代クレタ島に栄えたミノア文明では牡牛の犠牲が捧げられ、
 一説には牛の頭の被り物をした神官が王の権威を認めたという。
 タロスが牡牛の姿をしているという説も、ミノタウロス神話と同源である。

『罰天墜堕(ダウン・トゥ・ヘル)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:一人
 死人に然るべき裁きを与える断罪権能。
 尾先で指し示した対象のパーソナリティを読み取り、罪の形を肉体に発現させる蛇(悪魔)の尻尾。
 この“変異”は罪による対象の自壊である為、どんな防御も防ぐことはできない。
 断罪対象は罪の形を伴う肉体を抱えて苦悩することになる。
 なお、この宝具は死後の裁きを司るために、「既に死んでいる」存在しか対象に取れない。


575 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/31(水) 13:50:50 A3pfRKxc0
【Weapon】
『タロス』
 鍛冶の神が造った自動人形。
 クレタ島を守護する青銅の巨人という姿で知られるものの、
 実は有翼形態や雄牛形態に変身する隠しコードが存在する。
 熱量最大解放モードへ移行する為の命令コードも存在したが、ミノス以後には失われた。
 ライダーは通常、雄牛形態のタロスに乗る。

『蛇蝎』
 パシパエによる浮気避けの呪い。
 キルケによって解呪済み。

【解説】
 ゼウスとエウロペの子、クレタ島の最大の王ミノス。
 伝説上の王だがモデルが実在したとされ、
 線文字Aに登場するミヌテ、ミヌロジャという名前の人物が史実上のミノスではないかとされる。
 古代のクレタ島に栄えたミノア文明は、ミノス王にちなんで名付けられた。
 神話のミノスはミノア文明がそうであったように雄牛に関連付けられる伝説を持っている。
 彼は雄牛に化身したゼウスに連れて来られたエウロペの子として
 義父アステリオスの死後クレタの王位を主張した。
 ポセイドンには王権を祝福して雄牛を海から送るよう祈り、それを捧げると誓ったが、
 やってきた雄牛の美しさに魅了されたミノスは他の牛を犠牲にしてしまう。
 怒れる海神はミノスの妻パシパエ(キルケの妹、魔女)の精神を冒し、
 雄牛に恋した彼女は名工ダイダロスの作った雌牛の中に入って雄牛と交わった。
 かくして半人半牛の怪物は生まれ、苦難の日々が訪れた。
 絶望した彼はダイダロスに作らせた迷宮に怪物を閉じ込め、息子殺しの補償という名目で
 アテナイから生け贄を集めて迷宮に送った。
 この狂態はミノスの雄牛――ミノタウロスがテセウスに殺められるまで続いた。
 その後ミノスは罰として閉じ込めた迷宮から逃げたダイダロスを追い、
 謎掛けで炙りだして彼をシチリア島で発見、現地の法廷で引き渡しを要求したが、
 風呂で現地の王の娘たち(またはダイダロス自身に)熱湯で暗殺された。
 クレタ島に最古の法を制定し(ゼウスから授かったとも)、
 ギリシャ世界最古の海軍を設立した(ダイダロスに帆柱と帆を発明させた)偉大な王は、
 その死後ラダマントゥス、アイアコスとともにハデスを補佐する冥府の裁判官の一人となったという。
 この"法と秩序の賢君"、"血と生贄の暴君"という彼の2つの顔は、
 複数の同名君主が一人に統合された結果ともいわれ、
 後世の歴史家が「悪いミノス」を立法家「善いミノス」の孫と述べることもあった。


576 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/31(水) 13:52:49 A3pfRKxc0
【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】テイレシアス
【性別】?
【身長・体重(男)】179cm・62kg
【身長・体重(女)】155cm・40kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力E 耐久D 敏捷C 魔力B 幸運A 宝具A+
【クラス別スキル】
陣地作成:E
 盲目のため自力での形成は不可能だが、
 マスターの協力があれば“祭壇”の形成が可能となる。

道具作成:-
 予知能力の代償として失われている。

【固有スキル】
神性:D
 神霊適性を持つかどうか。
 高いほどより物質的な神霊との混血とされる。

千里眼:A+
 プロフェティス。
 失った視力の代償として、強力な未来視の能力を与えられている。
 ただし、全盲者であるため普通視覚は失われている。
 何の理屈もなく“ただそうできるから”未来を見る事ができる真性の未来視で、
 その性質は超能力より権能の類に違い。

神授の智慧:B
 神々に開示された神の神秘。
 そのうち彼に理解できたもの。
 英雄独自のものを除く、数多くのスキルにE〜Bランクの習熟度を発揮できる。
 また、マスターの同意があれば他サーヴァントにスキルを授けることも可能。

王佐の才:C
 王器を持つ者を補佐する才能。
 カリスマの影響下にある場合のみ、あらゆる判定に有利な補正が与えられる。
 テーベの王の中で、彼を使いこなせたのはカドモスだけだった。

【宝具】
『鏡写しの蛇杖(ケリュケイオン・テーバイス)』
ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:1〜2 最大捕捉:一人
 伝令神の持物である双蛇の短杖。
 テイレシアスが番いの蛇を打った杖がヘルメスの手に渡ったもの。
 性別逆転の因たる宝具であるが、その正体は反転の軸。
 雌性と雄性、生動と死静、睡眠と覚醒といった双極性の事象を反転させる、
 運命を裏返す杖である。
 因果干渉を視認し、それを打つことで、
 例えば「必ず心臓に当たる」「後出しを先出しにする」のような呪いを
 「絶対心臓に当たらない」「先出しされる」のように運命反転させることも可能。
 ヘルメスの手にあるならば死者蘇生すら可能にする宝具だが、
 彼ではそこまで使いこなすことはできない。

【解説】
 ギリシャ神話最大の予言者。
 性転換の逸話を持つ。
 神々が彼らの秘密を彼に開示したために――、
 あるいはアテナの入浴を覗き見てしまったために――、
 または「性交において男女どちらの快が大きいか」というゼウスの問いに答えて、
 盲目と引き換えに予言の力を得た。
 最も一般的な最後の説によれば、彼は交尾する蛇を杖で打ったために女になり、
 その姿で七年過ごす間に夫子を得たが、今度は蛇を看過して男に戻った。
 両性経験者の彼はゼウスとヘラの夫婦げんかに巻き込まれ、
 ゼウスの問いに「男を一とすれば女は十」と答えてヘラの不興を買い、盲いさせられたが、
 ゼウスに未来視の力を与えられたという。
 また、七代に渡る寿命を与えられた彼はテーベの王の助言者として過ごした。
 神話ではカドモス、ライオス、ペンテウス、オイディプス、クレオンらテーベ王の話に登場する。
 なおアテナ説では鳥の言葉の理解力と預言の言葉を賜っている。
 ちなみに女であった時代にはヘラの巫女、または娼婦をやっていたとも伝えられ、
 また彼を女に変えたのはヘラの神罰だったという。
 エピゴノイによるテーバイ陥落を予言した彼は町の住人を避難させた後、
 ティルピュッサの聖なる泉の水を口にし、罰としてアポロンの矢に射られて死んだ。
 彼は自身の死をも予言していたという。
 その死後にも彼はオデュッセウスに霊体で助言する役目を負った。

 ケリュケイオン(カドケウス)は普通アポロンからヘルメスへ贈られた物とされるが、
 異説によればテイレシアスが蛇を打った杖がヘルメスの手に渡ったものとされる。
 ここではアポロンを介してヘルメスのものになった設定。
 長生きしすぎて悟りを開いており、自分の性別も老若もポンポン変えてマスターを翻弄する。
 苦難への助言はするが、その結果には頓着しない。


577 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/31(水) 13:54:00 A3pfRKxc0
【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】アスクレピオス
【性別】男性
【身長・体重】185cm・73kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷E 魔力A 幸運A 宝具A+
【クラス別スキル】
陣地作成:B+
 施療院を設立し、治療に努める。
 聖域としての排他性を持たせることも可能だが、攻撃的な属性は伴わない。
 内部では治療行為全般に大きく有利な補正がかかる。

道具作成:A+
 魔力を帯びた器具を作成できる。
 最高位の癒しの薬、蘇生の秘薬すら作成可能。

【固有スキル】
神性:A
 神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
 太陽神アポロンの息子であり、死後神に迎えられたアスクレピオスの神霊適性は最高クラスと言えるだろう。

医術:EX
 神の領域に達した医術を保有。
 死者蘇生すら可能にする。
 ただし、生前の教訓から、運命や摂理を捻じ曲げるまでの干渉は避ける傾向にあるようだ。

使い魔(蛇):C
 蛇を使い魔として使役できる。
 契約は必要なく、思念を送るだけで可能。
 無毒な蛇は動物療法、有毒の蛇は薬の作成に協力させる。

【宝具】
『医神表象・快癒神殿(アスクレペイオン)』
ランク:C 種別:結界宝具 レンジ:10〜40 最大捕捉:500人
 アスクレピオスの杖を設置した領域を、医神の施療院と同等に扱う。
 内部では治療行為全般に大きく有利な補正がかかる。
 彼の杖は医術を志すものがヒュギエイアの杯と並んで仰ぐ医術のシンボルである。
 それはもはや個人のものではなく、全ての医者、あらゆる医療の現場が掲げる偶像といえる。
 杖をコピーして殖やす際にはアスクレピオス本人の魔力が必要だが、
 発動や維持のための魔力は世界中の人々の「医術への信仰」によって賄われるため必要がない。

『辰天星蛇(オピオウコス)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:20〜80 最大捕捉:300人
 アスクレピオスの杖からへび座の竜を呼び覚ます、特殊使用宝具。
 へびつかい座のへび座使役。
 バビロニア占星学の時代から蛇の星座は二つ存在したという。
 一方のムシュフシュ座はヒドラ座の原型となり、一方のバシュム座はへび座の原型となった。
 星の蛇はアスクレピオスに恭順し、彼を守る。

【Weapon】
『アスクレピオスの杖』
 アスクレピアン。設置した場所の医術へ加護を与える杖。複製可能。
 蛇の絡みついた杖の原型であるニンギシュジダには、有角の蛇=バシュムが巻き付いている。
 バシュムは「へび使い」ネルガルに従属させられた荒れ狂う毒蛇の竜であり、
 この杖から星の蛇が呼び出されるのはその記憶による。
 星の蛇も杖と同じく複数存在可能。

【解説】
 ギリシャ神話最大の医師にして医神。
 普通ギリシャの英雄崇拝は神と英雄を混同せず、神は神として、英雄は英雄として祭ったが、
 例外的に二人だけは英雄としても神としても扱ったとされる。
 その二人こそが、ヘラクレスとアスクレピオスである。
 死せる母より父アポロンに救い出された彼は、ケイローンに養育されて医術に才能を発揮した。
 他の英雄にまじり、カリュドーンの猪狩りやアルゴー船の冒険に参加したとも言われる。
 ケイローンはおろかアポロンすら凌ぐ医術を身につけた彼は、
 ついにゴルゴンの血で人を蘇生させるまで至り、
 アルテミスの頼みを受けてヒッポリュトスを生き返らせたという。
 だが世界の秩序を乱す行いに憤ったハデスの申し立てにより、
 ゼウスの雷霆を受けて殺された。
 死んだ彼は天に上げられてへびつかい座になった、あるいは神に迎えられたとされる。
 彼の娘たちは健康や治療の女神として知られ、最たるものはヒュギエイアである。
 息子たちもまたトロイア戦争の名医として知られ、
 一説によればヒポクラテスも彼の血に連なるものとされる。
 ギリシャ人にとって蛇は知恵、癒し、復活を司る神聖な生き物であり、
 彼にも蛇を観察して薬草を見つけたとか、
 蛇に癒やしの知恵を教えられたとかいう逸話がある。
 へび座云々は信用しないように。


578 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/31(水) 13:55:31 A3pfRKxc0
【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】タンタロス
【性別】男性
【身長・体重】186cm・91kg
【属性】混沌・狂
【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷A 魔力B 幸運D 宝具A+
【クラス別スキル】
狂化:A
 パラメーターをランクアップさせるが、理性の大半を奪われる。
 彼が受けた責め苦のためか、
 バーサーカーは狂化に加えて勝負の結果を中途半端に放置しておけないパラノイアを併発している。

【固有スキル】
神性:C(A)
 相応の神霊適性を持つのだが、神々からの拒絶のためランクダウンしている。

計略:B
 物事を思い通りに運ぶための才能。
 あらゆるイニシアティブ判定において有利な修正を得る。
 ただし、現在は狂化しているため、使用不可能。

傲慢:B
 肥大化した自我により、精神干渉を無効化する能力。
 精神的なスーパーアーマー能力だが、狂化によって塗りつぶされている。

【宝具】
『劫罰・未了拷問(タンタライズ・パニッシュメント)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:一人
 死亡状態からの復活すら可能にする超再生能力の代償として、
 タンタロスは決して「目的を遂げられない」。
 神宴で被った神々の憎愛そのものである祝福(不死性)と呪い(未了拷問)。
 これにより彼は「目的を遂げられない」という呪いの解呪を「決して遂げられない」。
 その為聖杯には絶対に到達できない。

『宿業端緒(カースドハウス・オブ・アトレウス)』
ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:1〜2 最大捕捉:一人
 呪われた一族の始まりを司る、ペロプスを解体した屠殺剣。
 強力な一撃を放つが、使う度に呪いに蝕まれ、最大HPの15%分の数値が現在HPから削減される。
 一時は全ギリシアの覇権を握ったアトレウス家の栄光と呪いの映し身であり、
 オレステスの正義の剣と対になる罪業の剣。

【解説】
 タルタロスで永遠の罰を受け続ける罪人の一人。
 呪われた一族アトレウス家の始祖。
 フリギア、あるいはリディアの王であり、出自は諸説あるものの、おそらくはゼウスを父とする半神。
 イクシオンの如くゼウスに愛されオリュンポスで神々との同席を許されていたが、
 アンブロシアとネクタルを盗んで定命者に分け与える、神々の秘密を暴露するといった悪行を働き、
 極めつけに神々の全知を計るため息子ペロプスで神々をもてなしたことで、
 怒れる神々によって奈落の底・タルタロスに落とされた。
 一説によればパンダレオスによるクレタ島からの黄金の犬(幼児ゼウスを守るようレアの為に作られたもの。
 これの作者がヘパイストスとされる辺りに時系列の混乱が見られる)の窃盗を主導、犬を受け取った、
 またはタンタロスが黄金の犬を盗んでパンダレオスに預けたという。
 彼は水と枝の低い果樹のある空間に立たされているが、手を伸ばした枝は逃げ、
 掬おうとした水は逃げるので、永遠の焦らし(tantalise)状態にある。
 彼を祖とするアトレウス家の者は、ペロプスの呪い以後凄惨な死を迎える運命にあったが、
 トロイア戦争の清算者オレステス(彼の玄孫)の義心によって
 一族の呪いもまた清算されたという。

 彼への罰は“誰かのために働こうとした”過程で副産物的に解呪されることしかありえない呪い。
 だが、バーサーカー……というよりこの男に、利他の心は期待できまい。


579 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/31(水) 13:56:38 A3pfRKxc0
【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】E・W・バートン=ライト
【性別】男性
【身長・体重】175cm・60kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷C 魔力E 幸運D 宝具D
【クラス別スキル】
気配遮断:D
 サーヴァントとしての気配を絶つ。隠密行動に適している。
 ただし、自らが攻撃態勢に移ると気配遮断は解ける。

【固有スキル】
透化:D+
 精神面への干渉を無効化する精神防御。
 暗殺者ではないので、アサシン能力「気配遮断」を使えないが、
 武芸者の無想の域としての気配遮断を行うことができる。

医術:C+
 格闘技による人体理解と、
 20世紀初頭のオカルトが混じった妖しい医科技術の複合技能。

【宝具】
『英式柔術(コンバットスタイル:バリツ)』
ランク:D+ 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:一人
 バーティツの派生概念であるはずの"バリツ"から逆流する「神秘の武術」という概念。
 西洋圏のサーヴァントとの戦闘時に膨大な追加効果と補正を得る宝具。
 ただし、対象の東洋への理解度によって効果が薄れる。
 あらゆる不条理を一言で快諾させる、それは東洋の神秘(オリエンタル・ファンタスティック)という
 魂の叫びである。

【Weapon】
『紳士服』
『ステッキ』
『素手』

【解説】
 総合格闘技(MMA)の父、バーティツ創造者エドワード・ウィリアム・バートン=ライト。
 日本で学んだ柔術にボクシングやスティック術などを組み合わせた混成武術、
 つまりハイブリッド、あるいはミックスド・マーシャルアーツであるバーティツを創設した彼は、
 意外にもバンガロールで鉄道技師の息子として生を受けた。
 土木技師や測量士としてエジプトやポルトガル、海峡植民地で働いた後、ハンター商会で働く。
 神戸で神伝不動流、東京で講道館柔道を学んだ彼は、
 帰国の後、以前より学んでいたボクシング、レスリング、フェンシング、
 サバットのスタイルを柔術と統合、バーティツ、――つまりバートン流柔術を開く。
 後にサバットとラ・キャンの達人、シュヴィンゲンの達人も招聘、技術を取り込み、最強の武術を完成させた。
 ……だが、粗雑すぎる経営手腕のために、バーティツ道場は閉鎖に追い込まれた。
 一時イギリスにジュージュツ・ブームを生むほどの人気を博したが、彼に商才はなかったのである。
 その後彼はバーティツ・クラブでも行っていた理学療法に専念し、
 半ば香具師のような理学療法士に転じた。
 バーティツは護身術の他にも、理学療法、体操による鍛錬法を持っていたという。
 1951年没。90歳という高齢まで生きた辺り、彼の人体理解は本物だったのだろうか。

 オリエンタル・ファンタスティックがやりたかっただけ


580 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/31(水) 13:57:37 A3pfRKxc0
以上です。お疲れ様でした。


581 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/31(水) 14:00:40 cABohBio0
【元ネタ】映画
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】ダブルヘッド・ジョーズ
【性別】不明
【身長・体重】
【属性】混沌・狂
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷B 魔力E 幸運D 宝具B
【クラス別スキル】
狂化:B
全パラメーターを1ランクアップさせるが、理性の大半を奪われる。

【固有スキル】
水棲:B
水中での行動にペナルティをうけなくなる。
本来水中でなければ行動できない鮫としての習性を表すスキル。

怪力:A
一時的に筋力を増幅させる。魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。
使用する事で筋力をワンランク向上させる。持続時間は“怪力”のランクによる。
双頭の鮫として昇華した概念が高い攻撃性を生む。

【宝具】
『潜み食らう深海の鮫(ディープ・ダイバー)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1〜3 最大捕捉:2人
バーサーカーが生前行った捕食方法が宝具として昇華したもの。高速かつ隠密に近づき、
水中から身体を出して捕食しまた水中に潜むまでの動作をほぼ一瞬の間に行う。
この宝具を発動し捕食体勢に入ったバーサーカーを感知することは困難であるが
水辺、又は水中でなければ発動することができない。

『象徴たる双頭(ダブルヘッド・ジョーズ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:2人
映画「ダブルヘッド・ジョーズ」に登場したバーサーカーの存在そのもの。
自身の宝具を含む全ての攻撃は、単体に対しては2度の攻撃となり
一度に捕食する対象も常に2人までとなる。
また、頭部の付け根が弱点であると誤認させ
双頭の間に対象を挟み込んで圧殺する攻撃方法も備えている。

【解説】
「ジョーズ」以降大量に粗製濫造された鮫映画の一つ「ダブルヘッド・ジョーズ」
に登場する鮫。他の鮫と一線を画すデザインが特徴的。
殺害方法も独特で、普通の鮫と同じように一瞬で食い殺すのだが
二つの頭があることを活かしてかほぼ確実に2人を1度に捕食する。
ラストでよくわからない死に方をしたが脅威度は凄まじい。


582 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/31(水) 14:55:58 q9F1C.DE0
【元ネタ】映画『ブラッド・ダイヤモンド』
【CLASS】アヴェンジャー
【マスター】
【真名】ソロモン・バンディー
【性別】男性
【身長・体重】191cm・93kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷D 魔力E 幸運A+ 宝具B
【クラス別スキル】
なし

【保有スキル】
矢よけの加護:A++
 飛び道具に対する防御。戦場にあるあらゆる射線が逸れていく。
 超遠距離からの精密射撃、超広範囲の飽和攻撃、さらには呪詛・魔術攻撃さえも該当する。
 宝具によってブーストされており、飛び道具でアヴェンジャーと周囲の人物を害することはできない。

自己保存:A-
 人並み程度の戦闘力しかない代わりに、殆どの危機から逃れることができる。
 ただしその分、危機に巻き込まれやすくもある。

虚ろなる生者の嘆き:D
 強欲に塗れ堕ちていった人間の怨嗟の声が宝具に内包されており、彼の周囲は恨みの言葉で満ちている。
 敵味方を問わず思考力を奪い、抵抗力のないものは恐慌をきたして行動不能になる。
 自身にも影響を及ぼすが、宝具と『勇猛』スキルにより守られている。

勇猛:E+
 威圧・混乱といった精神干渉を無効化する能力。
 『光輝なる血濡れの金剛石』により、精神干渉を無効化する効果がブーストされている。
 また、極僅かではあるが格闘ダメージを向上させる効果もある。

【宝具】
『光輝なる血濡れの金剛石(ブラッド・ダイヤモンド)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1〜15 最大捕捉:20
 反政府軍の下で強制労働をしていたアヴェンジャーが偶然見つけた、100カラット相当の大粒のピンク・ダイヤ。
 巨万の富を齎すであろう原石を求め、多くの人間が争い死んでいった災いの火種でもある。
 宝具の周囲に存在する『秩序・善』属性以外の全てのキャラクターを「魅了」する。
 魅了されたキャラクターの幸運値と魔力を微量ながら常に吸い取り、この宝具は一層の輝きを増していく。
 魅了によって相手を制御することはできないが、外観から来る美しさ故の魅了のため、スキルによって無効化されづらい。
 吸収した幸運値は魔力に変換され蓄積され、この宝具からの距離が近いほど大きな効果を発揮する。
 最終的な所有者となり富を得たアヴェンジャーに効果はなく、あらゆる状況下で優先的な幸運の加護と魔力供給を与える。

『紛争招く血濡れの金剛石(ブラッド・ダイヤモンド)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1〜40 最大捕捉:200
 『光輝なる血濡れの金剛石』の所有を破棄することによって発動する、もう一つの宝具。
 ダイヤが内包する恨みと欲望を媒体に、ダイヤを求め死んでいった人間を周囲に展開する。
 召喚された全ての兵士はEランクの『精神汚染』スキルを得ており、生前同様ダイヤに魅了されている。
 つまりアヴェンジャーの制御から完全に離れた兵士たちによる、手放されたダイヤを求めた争奪戦が即座に始まる。
 話し合いの余地はなく、敵味方の区別もなく、居合わせるもの全てを排除しようとするため逃げることができない。
 その規模は『光輝なる血濡れの金剛石』に蓄積した魔力によって変異する。
 召喚に用いられる魔力は全てダイヤモンドが担い、魔力が続く限り兵士が召喚され続ける一度限りの切り札。
 使用後宝具を全て失うが、一度受けた加護はそのまま持続される。

【Weapon】
『スコップ』

【解説】
 2006年に製作された、アフリカのシエラレオネ共和国で起きた内戦における「ブラッド・ダイヤモンド」を巡るサスペンス映画。
 ブラッド・ダイヤモンドとは紛争の資金調達のため不法に取引される紛争ダイヤのことで、映画のタイトルもここから来ている。
 ソロモン・バンディーは村の漁師として暮らしていたが、反政府組織の襲撃を受け強制労働をすることとなる。
 その最中に見つけた大粒のピンク・ダイヤを隠し埋めたことで、ダイヤを巡る紛争に巻き込まれてしまう。
 ダイヤの噂を聞きつけた、ダイヤ密売に携わるダニー・アーチャーはソロモンと接触、手を組むよう持ちかける。
 ソロモンは離れ離れになった家族を探すため、嫌々ダニーをダイヤの在り処へと導いていく。

 アヴェンジャーである理由は、紛争を繰り返しダイヤを密売する悪人に虐げられていたが、その復讐を成し遂げたことから。
 『矢よけの加護」ランクが高いのは、所謂「主人公補正」。銃弾どころかロケットランチャーまで飛び交う戦場で負傷しなかったため。
 むしろ主人公役のディカプリオが最期銃弾で死ぬ。物語に殺されたような気がしないでもない。
 ちなみに召喚された兵士はダイヤを決して手にできず、アヴェンジャーとマスター以外いなくなった時点でダイヤごと消滅する。


583 : 僕はね、名無しさんなんだ :2014/12/31(水) 21:13:35 g8F/67vQ0
【元ネタ】史実、戯曲『シラノ・ド・ベルジュラック』
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】シラノ・ド・ベルジュラック
【性別】男
【身長・体重】179cm・70kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷B 魔力D 幸運D 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:C
 騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 野獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
反骨の相:B 
 権威や損得勘定につばを吐き、己の信念のままに行動する性分。
 同ランクの「カリスマ」を無効化する。

専科百般:C+
 多方面に発揮される天性の才能。
 哲学、科学、音楽、文筆などの専業スキルについて、Dランク以上の習熟度を発揮できる。
 文章に関するスキルについては特に優れ、Bランク以上の習熟度を発揮する。

醜き大鼻:B
 異様に大きな鼻による外見の醜さ、それに起因するコンプレックス。
 馬鹿にされれば激昂し、女性に相対すれば気後れの原因となる。
 自身の外見が関わる場面において、あらゆるST判定で成功率にマイナス補正がかかる。

乱戦:B
 多勢を相手にしても十全に立ち回ることができる技量。
 数的不利によるマイナス効果を受けず、また相手の軍略スキルを無効化する。
 
【宝具】
『果合の武勇詩(テアートル・デ・ベルジュラック)』
ランク:C 種別:対人(自身)宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
セイバーが戦いながら紡ぐ詩。
自身を讃え相手を虚仮にする詩を詠みながら戦うことで
詩が続く間、幸運と魔力以外の自身のステータスが1ランクアップし、全てのST判定で成功率が2倍になる。
詩は必ずその場に即した即興で、三つの八行詩と一つの四行詩からなるバラッドの形でなければならないため、
詩を詠み終わるまでに相手を倒せないと、補正が切れて一転してピンチに陥る。

『血痕と落涙の恋文(モナムール・ロクサアヌ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
『果合の武勇詩』の詩の力を文にしたためて手紙に封じ込めたもの。
手紙を開封するとそこからセイバーの詩を詠む声が響きわたり、
手紙を持っている者に『果合の武勇詩』と同様の効果を与える。
効果を発揮しても、セイバーの助力が介在していることを第三者は察知できない。
他人に対してしか使えず、また手紙を他人に持たせている間セイバーは『果合の武勇詩』を使えない。

【Weapon】
『無銘・剣』

【解説】
17世紀のフランスに実在した剣豪、
およびその人物をモデルにしたエドモン・ロスタンの戯曲『シラノ・ド・ベルジュラック』の主人公。

軍人であり、同時に科学者であり、哲学者であり、音楽家であり、作家であり、そして無双の剣客でもあった。
その多才に正義感と騎士道精神を併せ持ち、自分の信念を曲げない性格の豪快な人物だったが、
同時に自分の醜い鼻に悩み、恋していた従妹のロクサアヌに思いを打ち明けられないでいた。

ある日、ロクサアヌと惹かれあう関係にあったクリスチャン・ド・ヌーヴィレットという美男の同僚に
ロクサアヌとの仲を取り持ってほしいと頼まれ、シラノは恋文の代筆を引き受ける。
彼はクリスチャンのためにロクサアヌへの恋文を書きながら、自身の思いをそこに重ねていた。

シラノの助けで接近していくクリスチャンとロクサアヌだったが、
ロクサアヌに横恋慕するド・ギッシュ伯爵の陰謀で、シラノはクリスチャンとともに
三十年戦争のアラス包囲戦の前線に送られてしまう。
戦場でもシラノは当のクリスチャンにも黙って恋文を代筆し続けていた。
しかし、やがてクリスチャンはロクサアヌが自分ではなく
その後ろのシラノの言葉に惚れていると悟り、シラノに真実を打ち明けろと言い残して戦死してしまう。

生還した後も、シラノは真実を隠したまま、みずぼらしくやつれていく日々を送っていたが、
敵の多かった彼は闇討ちにあい、瀕死の重傷を負う。
その最後の一時、ふとした切欠からロクサアヌに真実が知られ、ロクサアヌから愛を告げられるが、
シラノは彼女に見守られながらそのまま息を引き取った。


584 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/01(木) 01:23:36 To2etDdU0
【元ネタ】日本・史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】藤原定家
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷D 魔力C+ 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
陣地作成:C
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 飢饉時に庭に麦を植えたという京極殿に似た自給可能な”工房”を形成する。

道具作成:D
 魔術的な道具を作成する技能。民俗的な呪具にも造詣が深い。

【固有スキル】
呪歌:B+
 歌を用いた魔術体系。西行・後鳥羽院・源実朝と同じ時代に歌才を振るった。

芸術審美:C
 “美”への強い執着心と、深い造詣。
 芸能面における逸話を持つ宝具を目にした場合、高い確立で真名を看破することができる。

心眼(真):C
 修行・鍛錬によって培った洞察力。
 弛まぬ修練により、諸道に通じる境地に開眼し、諸物の実相を見通している。
 ただし、個人的趣味によりしばしば主観的世界に浸っている。

反骨の相:D
 権威に囚われない、頑固で自分の意見を曲げない人物の相。
 後鳥羽院とは似た者同士ゆえに激しく反目しあった。

勇猛:D
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
 喧嘩で一時謹慎処分を受けており、『松浦宮物語』でも少将自らが指揮していた合戦描写が
 馬鹿に詳しく、血沸き肉躍る情景が嫌いではなかったらしい。

【宝具】
『小倉百人一首(おぐらひゃくにんいっしゅ)』
ランク:B 種別:結界宝具 レンジ:1〜40 最大捕捉:100人
 小倉山荘を飾るものとして選ばれた、百首限定の歌に由来する宝具。
 空間がキャスターの美意識に支配され、それに適わない物は存在を許されず、レンジ外に
 脱出しない限り次第に崩壊し、遂には消滅する。

『紅旗征戎非吾事(こうきせいじゅうわがことにあらず)』
ランク:C 種別:結界宝具 レンジ:1〜10 最大捕捉:20人
 当時不仲であった後鳥羽院が承久の乱で挙兵した際、キャスターが日記に残した言葉。
 白居易の詩に由来した文句であり、元々は内戦に対して己が無力であった無念の心情を
 吐露していたものを、断章取義により「己には関係ない」という意味で記載した。
 発動後、周囲から闘諍が消え去るまで被害を蒙らない。
 その代わり自分から攻撃することも出来ず、ただの傍観者となる。

【Weapon】
『無銘・太刀』

【解説】
 平安末〜鎌倉初期の公家・歌人(1162〜1241)。最終官職は権中納言。入道名は明静。
 日記『明月記』と共に多くの歌論書・注釈書を著して御子左家の歌道を大成し、中世には
 歌道の神の如く崇められ、能の『定家』にも登場、テイカカズラの名の由来となった。
 現存する『更級日記』の写本の原本を写し、作者の経歴を記すなど後世の研究者に資す
 るところ大きく、本人も物語『松浦宮物語』の作者とされている。
 書では断簡が珍重され、それまで唐物や漢字の墨蹟ばかりであった茶の席に、千利休は
 キャスターのかな書を持ち込んだ。「定家様」の書は、淀殿や小堀遠州が学んでいる。
 その影響があまりに大き過ぎた為、近代に至って一旦は執拗に排撃されたが、その後は
 主観的・唯美的な作風が改めて評価され、現代に至っている。
 なお、紅旗征戎云々の解釈には諸説ある。


585 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/02(金) 16:34:05 nuROhiP.0
【元ネタ】クトゥルフ神話
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】ティンダロスの猟犬
【性別】?
【身長・体重】150cm・48kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷B 魔力B 幸運D 宝具C
【クラス別スキル】
気配遮断:C
 サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
 完全に気配を断てば発見する事は難しい。

【保有スキル】
精神汚染:A+
 精神が錯乱している為、他の精神干渉系魔術を完全にシャットアウトする。
 ただし同ランクの精神汚染がない人物とは意思疎通が成立しない。
 また、アサシンを見た対象は低ランクの精神汚染スキルを取得する。

気配察知:A+
 敵の気配を察知する超感覚。
 周囲の生命体の位置を捕捉可能。
 このランクならば異なる空間にいる対象も補足する。
 同ランク以下の魔術による隠蔽も無条件で突破出来る。

異端神話:C
 外宇宙神話。クトゥルフ神話の称号スキル。
 真名が判明した場合低確率で対象を発狂させる。
 このスキルは同ランクの「情報抹消」と「正体隠蔽」の効果を併せ持つ。
【宝具】
『永久追跡・異界猟犬(ティンダロス・ハウンド)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ: 最大捕捉:
 絶えず飢え執念深く、次元や時間を跳躍して追跡するアサシンの逸話の具現。
 アサシンが召還された基本世界とは別の異世界に跳躍する事が可能であり、
 その異世界をアサシンは高速で移動する事で、基本世界での転移を可能とする。
 瓦礫の角、服の折れ目などの90度以下の鋭角を出入り口に異世界へと跳躍し
 アサシンは一度見た標的、匂いを把握して追跡する。
 なお、この宝具により転移を防ぐのは魔術結界などでは不可能であり、
 防ぐのならば異世界からの干渉すら遮断する桁違いの宝具が必要である。
【Weapon】
【解説】
 ティンダロスの猟犬は、クトゥルフ神話作品に登場する生物。
 時間が生まれる以前の超太古、異常な角度をもつ空間に住む不浄な存在とされる。
 絶えず飢え、そして非常に執念深い。四つ足で、獲物の「におい」を知覚すると、その獲物を捕らえるまで、時間や次元を超えて永久に追い続ける。獲物を追う様子から「猟犬」と呼ばれるが、犬とは全く異なる存在である。
 彼らが我々の住むこの世界に出現するには、90度以下の鋭角が必要である。 部屋の角や物品の破片などが形成する鋭角から青黒い煙のようなものが噴出し、それが凝ってティンダロスの猟犬の実体を構成する。
 その実体化の直前、酷い刺激を伴った悪臭が発生するので襲来を察知することができるが、その時点で既に手遅れとなっている。古代ギリシア人によると、彼らから身を守る唯一の方法は身辺のものから一切の鋭角をなくし「曲線」のみで構成することであるという。
 こちらの世界に姿を表すときの特徴的な形態として、「太く曲がりくねって鋭く伸びた注射針のような舌」と、「原形質に似ているが酵素を持たない、青みがかった脳漿のようなもの」を全身からしたたらせるさまが描写されている。
 ローレンス・J・コーンフォードの「万物溶解液 錬金術師エノイクラの物語」によると、ハイパーボリア大陸の黒魔術師である「黒のヴェルハディス」は、彼らの1体である「ルルハリル」と呼ばれていた個体を球形の「ジレルスの結界石」に閉じ込めて敵の抹殺に使役したという。
 但しこの石は「五つなる結社」のスパイであるイイドウェイに奪われ、結社の手に渡った。後にヴェルハディスが倒された後、ルルハリルは新たに達人の称号を与えられた錬金術師エノイクラを抹殺するために差し向けられたが、エノイクラの作り出した「万物溶解液」により撃退されている


586 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/02(金) 17:48:09 4lnATRyg0
【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】プロテシラオス
【性別】男性
【身長・体重】180cm・70kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷B 魔力D 幸運C 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

【固有スキル】
勇猛:C
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。

【宝具】
『死出の先駆け(クリュメノス)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:− 最大捕捉:1人
 プロテシラオスの死を運命付けた神託の逆転、拡大解釈。
 「他より先んじた故の死」ではなく、「命を対価として先手を取る」事を約束する呪い。
 戦闘中、如何なる状況においてもプロテシラオスが先手を取り続ける事を可能とするが、代償として戦闘後に彼は消滅する。

『汝は恋をせよ(ラオダメイア)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:− 最大捕捉:1人
 神々の計らいによる一夜限りの復活。
 プロテシラオスの消滅後、彼のマスターが望む任意のタイミングで発動する特殊宝具。
 数時間から半日程度の時間制限付きでプロテシラオスを再現界させる。
 ただし、復活後は戦闘行動に大きくマイナス補正が付き、『死出の先駆け』も発動不可能。

【解説】
 ギリシャ神話の登場人物。テッサリア地方ピュラケーの王。トロイア戦争でギリシャ軍の将として参戦した。
 トロイアへの上陸作戦において「先鋒となった武将は必ず戦死する」という神託に皆が怖気づく中、
 プロテシラオスは死を覚悟して、最初にトロイアの地を踏む事を引き受けた。
 トロイア軍との戦闘では奮戦したが、神託の通りヘクトルに(無名の兵士とする説もある)討たれ、戦死した。
 死後、プロテシラオスは神々に懇願し、故郷に残してきた愛妻ラオダメイアと一夜限りの再会と逢瀬を許される。
 夜が明けて彼に再度の死が訪れた時、ラオダメイアも自らの命を絶ち、夫婦は共に冥界へと旅立ったという。


587 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/02(金) 21:57:42 yug1tKok0
【元ネタ】ソウルイーター
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】エクスカリバー
【性別】男
【身長・体重】60cmくらい・多分20kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力A 耐久A 敏捷A 魔力A 幸運A+ 宝具EX
【クラス別スキル】
対魔力:A
 A以下の魔術はすべてキャンセル。
 事実上現代の魔術師ではエクスカリバーに傷をつけることはできない。
 
騎乗:B
 大抵の乗りものなら人並み以上に乗りこなせるが、
  魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
魔武器:A++
 自身の体を武器として変化される能力。
 精密な装飾が成された美しい黄金の剣に変身する。
 
鬱陶煩雑:EX
 他者と人としての波長が全く合わない天性の鬱陶しさ、煩わしさ。
 本人の性格が非常にマイペースであり、自分の真偽不明の武勇伝を聞かせる毎日五時間の朗読会の視聴や、
 自分を使役するにあたって守って貰いたい1000の項目 (800まで減らせる) に従わなければならない
 などとにかく相当なウザさであり、速攻で虫唾が走る。
 実質的に彼との意思疎通や相互理解は不可能と言っていい。

旧支配者:A+++
 グレート・オールド・ワン。人を狂気に落とす存在であり、
 狂気に落とすための源泉として、各々が「規律」「知恵」「力」「怒り」「恐怖」などを操る強大な力を持つ。
 エクスカリバーはこの中で「怒り」を司り、エクスカリバーと対峙した相手は無意識に怒りを誘発させやすくなり冷静な判断力を失い次第に自我が怒りに浸食され壊れていく。
 神性スキルがあればほぼ効力を無力化可能、また透化などの精神防御系の手段でもある程度軽減可能だが過信は禁物。

【宝具】
『原初の聖剣(エクスカリバー)』
ランク:EX 種別:対界宝具 
 「手にした職人に最強の力を与える」と言い伝えられている伝説の剣。エクスカリバーそのものが宝具である。
 手にした者は光の翼を纏っての高速移動や瞬間移動も可能にし、剣の一振りは空間をも容易く切り裂く。
 例えどんなに弱い者でも手にするだけで一線級の力を得るが、前述したように
 基本的にエクスカリバー本人とのまともな主従関係の構築はほぼ不可能であり、最早マスターは宝の持ち腐れである。
 因みにかの騎士王が振るう聖剣とはまた別モノ。
【Weapon】
一応他者に使われなくても剣に変身した状態で飛行したりそのまま突撃したりできる。

【解説】
漫画「ソウルイーター」に登場するキャラ、変な生物。「ヴァカめ!」
アニメでのCMジャックはあまりにも有名である。
そのウザくも面白いキャラ性により人気投票でも上位だったりする。
作中でも最強といわれるだけあって強力だが
ぶっちゃけコイツ召喚して聖杯戦争戦い抜けるマスターはいなさそう。


588 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/03(土) 21:35:49 hObJz5GY0
【元ネタ】『モンテ・クリスト伯』
【CLASS】アヴェンジャー
【マスター】
【真名】エドモン・ダンテス
【性別】男性
【身長・体重】184cm・87kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷B 魔力C 幸運E 宝具B
【クラス別スキル】
なし
【保有スキル】
黄金律:B
 身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
 大富豪でもやっていける金ピカぶりだが、散財のし過ぎには注意が必要。

嵐の航海者:C
 船と認識されるものを駆る才能。
 集団のリーダーとしての能力も必要となるため、軍略、カリスマの効果も兼ね備えた特殊スキル。

専科百般:C
 多方面に発揮される天性の才能。目的を果たすための弛まぬ努力の結晶である。
 剣術、哲学、芸術審美、馬術、詐術、交渉、話術などの専業スキルについてDランク以上の習熟度を発揮できる。

魅了:E+
 異性を惹きつける見目の麗しさ。アヴェンジャーと対峙した異性は彼に対し、強い関心を抱く。
 所作の優雅な振る舞いや妖しい雰囲気がその効果を底上げし、同性であっても目を惹いてしまう。

【宝具】
『卑劣裁く代行者(ル・コントゥ・ドゥ・ラ・モンテ・クリスト)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1〜10 最大捕捉:3人
 己の欲望、保身の為に人を陥れる悪漢共により全てを奪われた男が育んできた復讐の執念。
 復讐を「悪事を見逃さない神罰の代行者としての行い」とした執念が宝具化したもの。
 アヴェンジャーが相手を憎んだ時に自動的に発動する。
 対象が消滅するまでアヴェンジャーのステータスに補正がかかり、憎む気持ちの度合いによって攻撃の威力を倍増する。
 恨む相手が増える毎に効果は重複されるが、4人目以降は効果発揮されない。
 対象との戦闘において、相手が不利な状況を仕切り直すための逃走を許さず、同ランク以下の逃走系スキルの効果を無効にする。
 それ以上のスキルや宝具効果であっても逃走を妨害し、追撃を加えるチャンスを得る。
 発動条件はあくまでアヴェンジャーが受けた行為をどう感じるかに左右されるため、客観的な公正さは関係ない。
 ただしアヴェンジャーがそれらの事情を知ったりなどして、報復するか悩み許した時点でその相手を対象にした宝具効果は消失する。
 自身の復讐を神罰の代行としているため、『神性』スキルが高いものほど効果の効き目が薄い。
 因果応報の復讐譚の再現。悪事を働いた者は、相応の代償を身を以て支払うこととなる。

『待て、しかして希望せよ(アタンドゥル・エ・エスペレ)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 アヴェンジャーを慕う人々に残した別れの言葉にして、物語を締めくくる「最後の幻想(ラスト・ファンタズム)」。
 アヴェンジャーと対象の間に信頼関係が築かれていることを条件に発動する宝具。
 対象に、以下の効果を与える。
・対象の幸運値をAにする(既にAである場合は補正を加える)。
・自身の『黄金律』スキルを付与する。
・余剰魔力や周囲のマナを用いて令呪を1画与える。
・参加した聖杯戦争期間に限り、『卑劣裁く代行者』を与える。
 以降、対象はこれらの効果を自身のものとして扱うことができる。
 これらの効果を1つ選んで対象に与えるが、消滅する時点で『卑劣裁く代行者』で対象にしていた人数分与える数を加算できる。
 どんなに苦しみを受けようと、くじけずに耐え続けることで最後に希望を掴むことを説いた逸話の具現化。
 彼と苦楽を共にし、打ち解け合った者には脱落してなおアヴェンジャーの庇護を受けるだろう。 

【Weapon】
『ステッキ』
 仕込み刀となっており、ある程度の打ち合いでも十分に耐えるサーベルである。

【解説】
 アレクサンドル・デュマの書いた「モンテ・クリスト伯」の主人公。
 船員として働き、仲間からの信頼も厚い主人公エドモン・ダンテスが我欲に溺れた3人の男によって全てを奪われ、
 復讐者モンテ・クリストとして生まれ変わっていった復讐譚。
 復讐相手に容赦はないが、自分に親切にしてくれた相手には恩義を以て尽力する。
 ある人にとっては情けなき悪魔、ある人にとっては救いの神のような存在。しかしそんな彼も、復讐の果てに齎した結果に苦悩する普通の男でもあった。

【コメント】
 聖杯に託す願いは多分「自分の行動が、正当に評価され報いを受ける世界の構築」。
 善行には幸福を、悪行には神罰が下ることにより、人類皆が誠実になる優しい世界。
 その世界がディストピアになる可能性も秘めていることに、アヴェンジャーが気がついているのだろうか。
 そんな感じの妄想。


589 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/04(日) 02:49:13 nDkuLHLY0
【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】堀部安兵衛
【性別】男性
【身長・体重】174cm・66kg
【属性】中庸・善
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷C 魔力E 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
気配遮断:B
 サーヴァントとしての気配を絶つ。
 完全に気配を絶てば発見することは非常に難しい。

【固有スキル】
先制攻撃:B
 戦闘で先手を取る能力。
 戦闘開始ターン(1ターン目)のみイニシアチブを取る事を可能にする。

心眼(真):B
 修行・鍛錬によって培った洞察力。
 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”
 逆転の可能性が1%でもあるのなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。

直心影流:A+
 日本の合理、その完成型のひとつ。
 修得の難易度は最高レベルで、Aでようやく“修得した”と言えるレベル。
 A+は達人と呼ばれる領域である。

【宝具】  
『忠孝に命を捨つる武士の道 矢たけ心の名をや残さん』
ランク:B++ 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 堀部安兵衛の辞世の句を名とする宝具。
 一戦のみ使用可能。自らの命を削り、身体機能を限界を超えて引き出し、
 筋力・敏捷のステータスを1ランク、耐久を2ランク上昇させる。
 命を削る宝具のため戦闘が終了すると、数分以内にアサシンは消滅する。

【Weapon】
『野太刀』
 大刀に二尺七、八寸の樫の木柄をつけ、いわゆる野太刀づくりにしてある

【解説】
 寛文10年(1670年)、越後国新発田藩溝口家家臣の中山弥次右衛門(200石)の長男として誕生した。
 13歳のとき、父が櫓失火の責を負い、藩を追われて浪人となる。ほどなくして父が死去。
 19歳になると江戸へ出て、堀内正春の道場に入門した。天性の剣術の才で頭角をあらわし
 すぐさま免許皆伝となって堀内道場の四天王と呼ばれる。特に堀部は堀内道場一の高弟で知られた。
 そのようななか、高田馬場で果し合いをすることになり、堀部は助太刀を買って出て、相手方3人を斬り倒した。
 この決闘での堀部の活躍が江戸で評判になり、これを知った赤穂浅野家家臣・堀部金丸が武庸との
 養子縁組を結んだ。ところが、元禄14年3月14日(1701年4月21日)、主君・長矩が江戸城松之大廊下で
 高家・吉良義央に刃傷に及び、長矩は即日切腹、赤穂浅野家は改易と決まった。
 堀部は強硬に義央への敵討を主張。江戸急進派のリーダー格となり、そして元禄15年12月14日(1703年1月30日)
 堀部ら赤穂浪士四十七士は本所松阪の義央の屋敷へ討ち入った。武庸は裏門から突入し、大太刀を持って奮戦。
 1時間あまりの戦いの末に赤穂浪士は義央を討ち取り、その本懐を遂げた。
 元禄16年2月4日(1703年3月20日)、幕府より赤穂浪士へ切腹が命じられ、屋敷にて松平家家臣・荒川十大夫の介錯により
 切腹した。享年34。


590 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/04(日) 12:39:16 wYfq9eL.0
【元ネタ】日本・史実
【CLASS】ファイナンシア
【マスター】
【真名】高橋是清
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷D 魔力D 幸運C 宝具D
【クラス別スキル】
黄金律:C
 身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
 大失敗を何度も経験しているのだが、人脈もあって結局立ち直っている。

【固有スキル】
専科百般:D
 多方面に発揮される、経験と才能。
 自己保存、仕切り直し、単独行動、貧者の見識、反骨の相等にDランクの習熟度を発揮する。
 仏教と聖書を研究したこともあり、酒に関しては国会で飲んでいた程なのでこちらにも強い。

人脈:D
 本人も有能ながら、何かある度に昔作った縁に助けられている。
 召喚後も触れ合った人々に助けられる機会を多くするスキル。

【宝具】
『裏白(うらじろ)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
 金融恐慌の際、片面だけ印刷した二百円紙幣を増刷、銀行に積み上げて預金者を安心させた。
 目標の達成に必要な時間と魔力を含む消費労力を半分にする。

【Weapon】
『無銘・打刀』

【解説】
 近代日本の政治家(1854〜1936)。子爵。通称は和喜次。号は茜庵または秀幸。
 第20代総理大臣ながら、むしろ大蔵大臣としての功績が知られている。
 黒船来航の翌年、幕府の御用絵師であった川村庄右衛門守房(47歳)と行儀見習いの為奉公に上がっていた
 きん(16歳)との間に出生。庶子であり既に男子もいたことから里子に出され、その後すぐ仙台伊達家中の足軽
 の養子となった。実父とは成長後仲がよく孫の為に鍾馗の絵を描いて貰ったりしていたが、母は他家に嫁いで
 若くして病死しており、息子との再会はただ一度きりであった。
 年号が明治と変わる直前に渡米、留学目的であったが詐欺同然の手口で事実上の奴隷とされ、ストライキなど
 の経験をしてなんとか帰国すると、文部省の役人となるが、その後は能力を買われて就職するが何かあって辞
 めるを繰り返し、目まぐるしいほどに立場が転変する。
 日露戦争の際には日銀副総裁として外債の公募に赴いてユダヤ人ジェイコブ・シフらの協力を得る。
 上記の功により貴族院議員(勅撰議員)となり、日銀総裁にも就任。
 生涯に六度の蔵相就任を経験して晩年まで勤めるが、2・26事件で襲撃され、帰らぬ人となった。享年82。


591 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/06(火) 06:23:09 ov8bh25w0
【元ネタ】日本・史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】待賢門院加賀
【性別】女
【身長・体重】cm・kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力C 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
陣地作成:C
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 小規模な”工房”の形成が可能。

道具作成:E
 魔術的な道具を作成する技能。クラス適性で一応ある程度。

【固有スキル】
呪歌:D
 歌を用いた魔術体系。待賢門院のサロンの一員であった。
 女流も含めた歌人の隆盛期であり、岡本綺堂の小説『玉藻の前』で
 同僚の堀河や安芸が玉藻の前と歌を競っている。

情報抹消:D
 逸話は多数の文献に掲載されて著名な割に、歴史的実像は不明。
 現代に捉えようとしてもすり抜けてしまう。

策謀:E
 計画通りに相手に動いてもらう才。
 相手は自分の意思で動いているつもりでキャスターに動かされる。

【宝具】
『伏し柴ぞ(ふししばぞ)』
ランク:B 種別:結界宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:100人
 左大臣に接近、自らが思いついた歌を披露する具としており、相手
 はキャスターを翻弄した筈が、翻弄されたのは本人の方であった。
 全てを「計画通り」にことが運ぶ様にし、相手や周囲のごく狭い世界
 を自らが計画し、予想していた通りに行動させ、裏切らせない。
 メタ的には一定ターンの間、自分のコマンド同様に相手のコマンドを
 選択しうる。

【Weapon】
『無銘・檜扇』
 
【解説】
 平安末期の女流歌人。加賀の女房名はありふれており、近い時代
 の人物として藤原定家の母である美福門院加賀もいるが、別人。
 かねてより 思ひし事ぞ 伏し柴の こるばかりなる 歎きせんとは
 (以前から予想していたことです。伏し柴が刈られて投げ木となる様
 に、懲りるばかりの恋をしてしまうとは。)
 という歌を思い付き、「高貴な人に思いをかけられ、捨てられた時ま
 でとっておこう」と考え、左大臣源有仁に接近。
 ちょうどよいところで捨てられて、この歌を披露し評判を呼んだ。
 「伏し柴の加賀」の異名で知られる様になり、更にあらかじめ作った
 歌であったことが知られると(この手の作為も工夫としてよく見られた
 ことから)余計にその名声を高めたとされる。


592 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/06(火) 14:34:42 Bb7LTAQ20
【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】有村次左衛門
【性別】男性
【身長・体重】173cm・69kg
【属性】中立・悪
【ステータス】筋力:C++ 耐久:E 敏捷:A 魔力:E 幸運:C 宝具:C
【クラス別スキル】
気配遮断:B
 サーヴァントとしての気配を絶つ。
 完全に気配を絶てば発見することは非常に難しい。
【保有スキル】
猿叫:A
 叫び声を上げることにより瞬間的に筋力を倍加する。
 薬丸自顕流において見られる特徴的な叫び声。
一の太刀:C
 敵に与える一撃目の攻撃の威力を倍加させる。
 塚原卜伝の奥義ではなく、薬丸自顕流における思想の一つ。
勇猛:A
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。
【宝具】
『桜田義挙・十八烈士』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:40人
 共に国を憂い、桜田門外の変をおこした英傑達を召喚する。
 この宝具により召喚されるサーヴァントは宝具こそ持たないが全員がE-ランク相当の単独行動のスキルを所持している。
『籠中袋叩き』
ランク:E 種別:対人宝具 レンジ:5 最大捕捉:1人
 井伊直弼を殺したときの井伊の状況である籠の中、自由に動けない状況に対象を陥れる。
 ランクが低く、極めて微弱な拘束能力しか持たないが、ごく僅かといえど対象を行動不能に出来る強力な宝具。
【Weapon】
『刀』
 特別な物ではないが、人の首を刈るのに十分な鋭さを保持している。
【解説】
桜田門外の変に参加した烈士の一人であり、井伊直弼にとどめをさした張本人。
薬丸自顕流と北辰一刀流を学んでいた剣士なので北辰一刀流の方のスキルも入れるべきかと考えたが薩摩生まれなのと、とどめをさす時に猿叫を上げていたのとで両方自顕流にすることにした。
井伊直弼の首級を上げたあと、後ろから斬りつけられ重傷を負い、その後自刃して果てている。


593 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/07(水) 21:25:32 zz7S93zE0
【元ネタ】史実
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】徳川 秀忠
【性別】男性
【身長・体重】159cm・56kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力D 耐久B 敏捷B 魔力E 幸運A 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C
 二工程以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等、大がかりな魔術は防げない。
 彼自身に対魔力が皆無なため、セイバーのクラスにあるまじき低さを誇る。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
皇帝特権:B
 本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。
 該当するスキルは騎乗、剣術、芸術、カリスマ、軍略、等。
 ケンペルの日本誌において、徳川幕府の将軍は皇帝(正確には世俗的皇帝)として認識されていた。
 西洋諸国の認識も同様であり、ガリバー旅行記に置いても徳川幕府将軍は皇帝と訳されている。

戦下手:A
 団体戦闘において判定に不利な補正がかかる。
 せっかくのカリスマや軍略も、このスキルがあるためにその効果を生かせない。

守成の君:A
 創業者の偉業を頓挫させず、強固な形で次世代に繋げた指導者が得るスキル。
 先代の知名度補正を自身の知名度補正に上乗せする。
 また、先代が保有するスキルを短期間だけ借り受けることもできる。

【宝具】
『武家諸法度(げんなれい)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:− 最大捕捉:−
 秀忠が武家を統制するために出した法令が宝具となったもの。
 1人につき13回まで令呪と同等の強制力を持つ命令を下すことができるが、
 最初の3回までは相手側の同意がなければ不発となり、
 一度でも不発となった相手には、この宝具を発動することができなくなってしまう。
 3回までは相手側から従うことを誓約させねばならないため、使い方が肝要となる。

【Weapon】
『真恒太刀』
 秀忠が久能寺に奉納した大太刀。現代日本では国宝認定。
 時代姿を逸脱した健全無比な豪刀とされ、磨上げられてはいるが、なお大ぶりな太刀である。
 とはいえセイバーのクラスに選ばれるほどのものではなく、セイバーとして召喚されたのは皇帝特権の賜物。

【解説】
 徳川幕府二代目征夷大将軍。
 徳川家康の三男として生まれたが、
 長兄・信康は切腹、次兄・秀康は養子に出されたことから後継者候補となる。

 関白秀吉の死後の天下は紆余曲折の末に家康の下に転がり込んだが、
 秀忠は真田昌幸相手の城攻めに大苦戦した挙句、天下分け目の関ヶ原の戦いにも遅参。
 家康の叱責を受けた。
(最も真田攻めは当初の家康の命令に従っていただけであり、
 関ヶ原の戦いに遅参したのも天候不順のため伝令が遅れ、進発命令を受け取れなかったという点も考慮する必要がある)

 この失態により後継者の座も危ぶまれたが、家康は秀忠を後継ぎにする考えを変えず、
 家康から征夷大将軍の職を引き継いだ。

 以後、家康の後見を受けながら政務を大過なく進めていたが、
 豊臣家と徳川家の対立が深まり戦端の火蓋が切られる(いわゆる大阪の役)と、
 軍を急行させすぎて落伍者続出、大野治房によって本陣を脅かされると、
 軍務に関しては失態ばかりが続いた。

 それでも戦後は武家統制や海千山千の大名たちの弱体化に着手。
 この頃、発布された法令の1つである武家諸法度は
 誓紙を取り付けた3ヶ条に、崇伝が起草した10ヶ条を付け加えたもので、
 幾度か改定されながらも江戸幕府の武家統制の屋台骨となっている。
 
 家康没後もその政治的手腕を振るい、幕府の基盤を強固なものとした。
 250年続く徳川家の天下は創業者の家康だけでなく、秀忠の尽力によるところも大と言えよう。
 貞観政要に曰く、守成は創業より難し。その難行を為遂げた秀忠は、紛れも無い名君と言える。

 温厚篤実・生真面目な性質、というだけでなく、肝も座っていて肉体も頑健な人物だったらしい。
 戦場では銃傷を恐れず前に出る勇敢な人物であり、遺骨からは銃弾の後がいくつも残っているという。


594 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/07(水) 23:58:58 XzH08y/I0
【元ネタ】胎界主
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】凡蔵稀男
【性別】男
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力EX 幸運E(EX) 宝具EX
【クラス別スキル】
対魔力:E
 魔術に対する守り。
 無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。

騎乗:D
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み程度に乗りこなせる。


【保有スキル】
心眼(真):A
 修行・鍛錬によって培った洞察力。
 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、
 その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”。
 逆転の可能性がゼロではないなら、
 その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。

戦闘続行:C
 瀕死の傷でも戦闘を可能とし、死の間際まで戦うことを止めない。

透化:D
 無私の心。精神面への干渉を無効化する精神防御。

【宝具】
『運ぶ力』
ランク:EX 種別:胎界宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
森羅万象を流転させる要、マナ(運)を操ることができる力。
自らのマナの及ぶ範囲において、偶然を必然へと変えることができる。
普段は凍結され、自由意志に基づき発動する。
この力は蓋然性の高い未来へ運ぶ場合において最大限の力を発揮する。
しかしてライダーはこの力をその場凌ぎでしか扱えず、本来の使い方とはかけ離れてしまっている。

【宝具】
『バンシー種の目』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1〜9 最大捕捉:99人
命の緒と心の緒、さらにアカーシャ球体を見ることが可能となる。
命の緒は生き物に生えているねじれた赤い紐状のもので、輪の部分と輪と生き物をつなぐ部分(ツノ)とで構成される。
命を表し、生成世界での滞在許可証のようなもので、太さや長さは構成している肉体の安定度に比例する。
その生き物の命に危機が迫ると縮み死ぬとなくなる。逆の理屈で、命の緒を切れば健康な人でも死んでしまう。
そしてライダーは、命の緒の切断が可能である。

【Weapon】
『拳銃』
ただの拳銃。豆鉄砲。しかして、弾はオリハルコンで出来ており、魔法則を帯びている為神獣でさえも打ち抜ける。

【解説】
総天然色web漫画胎界主の主人公。強大な運ぶ力を持ちながら、信じるに値するモノを見いだせず暫定処置として他者を助ける者として在る。
必然的に勝てない相手には弱く、少しでも偶然性があるならば莫大なマナを用いて実行できる。
ライダークラスであるのは運ぶ力を車に例えられた為。


595 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/08(木) 00:27:41 aJoHxlTc0
【元ネタ】スーパードクターK
【CLASS】ドクター
【マスター】
【真名】KAZUYA(西城カズヤ)
【性別】男性
【身長・体重】???cm・???kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷C 魔力C 幸運B 宝具なし
【クラス別スキル】
外科手術:A++
 幾度となく重症の患者を救ったオペの技術。
 即死以外ならば命をつなぎとめるほどの治療が可能。
 また、装備したマントの裏には治療に必要な機材を隠し持ち、それを使用することで患者の生存率を増加させる。

【保有スキル】
カリスマ(偽):B
 凄腕の医者として、その腕を称えられたことによる技能。
 自己の意思にかかわらず、周囲の人々の意思を惹きつける。

単独行動:A
 マスター不在でも行動できる。
 ただし宝具の使用などの膨大な魔力を必要とする場合はマスターのバックアップが必要。

戦闘続行:B
 瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。
 また、医療においては長時間のオペの執刀にも耐える。

診断:A
 鍛錬・経験によって培った知識による洞察力。
 患者の状況と症状を冷静に把握し、
 その場で病名と治療方法を確立する“医学論理”。
 完治の可能性がゼロではないなら、
 その術式を実行に移し、完治させるチャンスを手繰り寄せられる。

勇猛:B
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。
 
【宝具】
『スーパードクターK(名医の称号、その名はK)』
ランク:なし 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:2人
 非常に卓越した医療技術。誰もが称えたそのオペの手腕。
 それが宝具レベルまでに昇華された存在。ただ、厳密には宝具ではなく、究極の医療技術でしかない。
 いかなる状況でも十全の治療を施せ、絶対成功させる。
 また、外科手術スキルに、技術とスピード向上などの有利な補正がかかる。

【Weapon】
『メス』
 特性のメス。

『麻酔針』
 首筋などに刺すとたちまち麻酔にかかる。

『ロープ』
 血染めのロープ。カウボーイのように投げて相手を捕らえることも可能。

【解説】
漫画スーパードクターKの主人公。凄腕の医者。
基本的にKやKAZUYAと呼ばれており、Kと言われれば凄腕の医者をさす言葉となる。
医療技術もすばらしいものだが、患者に親身になって接し、自分が治療した患者は絶対に見捨てない精神も持っている。
見た目は非常に筋肉質で医者とも思えぬ姿をし、必ずマントを着用している。
だが、その強靭な肉体は医者として体力が必要だと考え、自ら鍛えたものであり、
マントの裏側にはメスや麻酔薬など、治療に必要な機材が収納してある。
Kの一族は代々医者を務めており、その技術は親から子へと引き継がれて来たのだが、
そのすさまじい医療技術から、Kの一族は代々、裏社会などに狙われて来た。
ゆえに一定の場所にとどまらず、いろんな場所を歩きながらも患者を治療して回っている。
また、治療するものは基本的に選ばず、病気や怪我を負ったものならば、絶対に助ける。
そのためマフィアやヤクザ、政府の首脳など、さまざまな人間と友好関係があったりする。
さらに幾度となく立ちふさがる社会の闇や悪の組織を対立し、それらを壊滅させる腕っ節も持ち合わせ、
大抵の組織をその拳と医療技術で粉砕している。
しかし、そんなKも人の子であり、癌に蝕まれ友人に手術を依頼したこともあった。
そして完璧に治療されたと思われた癌が再発し、最後はそれが全身に転移して亡くなったとされている。

戦うこと以上に治療の為に召喚される。


596 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/09(金) 20:39:52 GkgeVUGs0
【元ネタ】日本・史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】源範頼
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷C 魔力D 幸運E 宝具D
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:C
 騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、 野獣ランクの獣は乗り
 こなせない。

【固有スキル】
軍略:D
 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
 自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。
 華々しい戦績ではないが、着実に勝利して頼朝の創業に貢献した。

勇猛:D
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。
 乱闘が原因で、二度に渉って頼朝の勘気を蒙っている。

吸収:D
 周囲の魔力や生命力を強制的に吸い上げ、自らに還元する。
 九州に上陸し、兵糧不足に苦しみながらも義経を援護した。

虚ろなる生者の嘆き:D
 誠意を尽くしながら、報われなかったライダーの嘆きの声。
 聞いた者の精神を動揺させる。無辜の臣を誅した君には効果が増す。

【宝具】
『左テ候ヘハ(さてそうらへば)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:10人
 頼朝の安否を気遣うその正妻に対し、ライダーが「己が控えている」と慰めた言葉。
 「取って代わる勢力となる」と曲解され、粛清の原因となったという。
 他の英霊が退場すれば退場する程ライダーが彼らに代わる存在として強化され、ライダー
 と対峙する最後の英霊にとっての最強の敵として立ちはだかる。

【Weapon】
『無銘・太刀』
『無銘・馬』
 頼朝から賜った「秘蔵御馬」。

【解説】
 平安末〜鎌倉初期の武士。三河守。源頼朝の異母弟にして源義経の異母兄。
 遠江国蒲御厨から名をとって蒲冠者と呼ばれた。
 頼朝挙兵後に合流し、源義仲のいた京都攻略戦や一の谷の合戦では主将を務める。
 しかし『平家物語』が義経を中心に記述しており、鎌倉幕府の正史である『吾妻鏡』までもが
 原『平家物語』を編纂史料に使用したため、存在感がない。
 兼好はライダーを評価しており、『徒然草』の中で「九郎判官の事は委しく知りて書き載せた
 り。蒲冠者の事はよく知らざりけるにや、多くの事どもを記し洩らせり。」と述べているが、兼
 好も詳しく書いてくれたわけではない為、ライダーの逸話は多く伝わらない。
 没年すら同時代史料では明らかではないのだが、曾我兄弟の仇討ちの報を聞いて心配し
 ていた頼朝の正妻(後の政子)に「範頼左テ候ヘハ、御代ハ何事カ候ヘキ」と慰めの言葉を
 口にした為に討たれたともいい、「不便(不愍)」と言われている。
 以上は『保暦間記』によるものであり、本書は平広常の粛清を奥州征伐の後とするなど信
 憑性に疑問もあるが、ライダーについて本書は「義経討伐を命じられる筈だったが頼朝に
 疑われて沙汰止みとなった」という話を記しており、どの道避けられない運命であったとし
 ている。実際、どう行動しても頼朝か北条氏に粛清されていたであろう。


597 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/09(金) 20:54:39 GkgeVUGs0
>>596追加で
『千枚起請文(せんまいきしょうもん)』
ランク:E 種別:対人宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
 義経追討後、自らも頼朝に疑われたライダーが書いたという起請文。
 一日に十枚書き、昼に書いて夜に読み上げて千枚に及んだ。
 このおかげか、曾我兄弟仇討ちの頃までは無事で済んでいる。
 1〜1000人に対し起請文が飛んで行き、ライダーは信頼出来るという
 暗示を刷り込む。
 対魔力スキルを持つサーヴァント相手にはほとんど効果がないが、
 対象が一般人であれば、町の住民を集団で協力させる事も可能。


598 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/10(土) 17:25:10 3L4W3jDo0
【元ネタ】アルスター神話
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】フェルディア
【性別】男性
【身長・体重】190cm・89kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久A+ 敏捷B 魔力D 幸運E 宝具B+
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

【固有スキル】
ルーン:C
 北欧の魔術刻印・ルーンの所持。

戦闘続行:C
 瀕死の傷でも戦闘を可能とし、死の間際まで戦うことを止めない。

【宝具】
『堅く貫けぬ不穿の魔甲(メイル・フェルディア)』
ランク:B+ 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
決して貫かれぬランサーの肉体、防具を含む防御力が宝具化したもの。
その正体は攻撃という原因と肉体に危害が及ぶという結果を切り離す、因果の断絶である。
攻撃をしても、けっして結果に辿りつかないためあらゆる攻撃がこの宝具により無効化される。
破るにはより強力な神秘か、断ち切られた因果を修復するLCK(幸運)の高さが重要となる。

【Weapon】
『無銘・槍』

【解説】
アルスター神話の主人公、エリン最強の大英雄クー・フーリンの
兄弟子にして親友、 ライバルとして登場する人物。
クー・フーリンが女神スカアハの元に弟子入りした時に、既にスカアハの弟子であり、
クー・フーリンは、スカアハからの魔槍ゲイ・ボルグの継承権をフェルディアと争うこととなる。
クー・フーリンが弟子入りして一年と一日が経ち、結局は魔槍はクー・フーリンのものとなったが、
フェルディアの実力はクー・フーリンと互角であったという。
時が経ち、「クーリーの牛争い」の逸話に置いて、女王メイヴの命令によって、
フェルディアはクー・フーリンと戦わなければならなくなる。
互いに殺し合いたくはないものの、戦士として向き合った以上は戦わなくてはならない。
二人の実力はやはり互角で、周囲の川が干上がる程の激戦は四日間に渡り、
その結末は、ゲイ・ボルグによってフェルディアが貫かれることで幕を閉じた。
クー・フーリンは親友の遺体を自分の陣地まで運び、丁重に葬ったという。

【コメント】
兄貴の兄貴。ゲイ・ボルグの槍の錆となったひと。
スピードタイプの兄貴と違い耐久型っぽい
防御宝具は基本的無敵だが、攻撃より先に結果を作る魔槍に対しては意味を成さない。


599 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/11(日) 17:57:50 VTr4lxiQ0
【元ネタ】イギリス史
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】エドワード黒太子
【性別】男
【身長・体重】185cm・62kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷B 魔力C 幸運A 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:B
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
カリスマ:E
軍団を指揮する天性の才能。統率力こそ上がるものの、兵の士気は極度に減少する。

黒き死病:B
生前、その身を蝕んだ死の病。身体系スキルの成功率を著しく低下させてしまう。
また戦闘が長引くと一時的なステータス低下が起こる。

【宝具】
覇道斬り拓きし獅子之剣(エクスカリバー・コルレオニス)
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:100人
かつて存在せし最強の聖剣を人の手によって再現した人造の聖剣。真名解放と共に 柄の宝玉
"獅子の心臓"に封じ込められた星の輝きが解き放たれ、振り下ろされた刃から直線状の極光の断層
が放たれて敵陣を切り開く。この剣は持つ者の心の有り様によってその輝きを変え、かつて獅子心王
と呼ばれた英傑の手にあっては、かの騎士王と同じく 眩き黄金の光を放ったとされている。
そして今彼のセイバーの手にあって聖剣は、夜闇より昏い黒き極光を放っている。

血塗られし栄光への道(レイジ・オブ・ザ・ブラックプリンス)
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:0人
生前セイバーが身に纏っていた黒き鎧。殺害した人間の怨念を吸収して魔力に変換する。
魔力を補給しながらの単独行動が可能。怨念に満ちた地では魔力供給の必要さえ無くなる。
黒太子の異名は、常に黒い甲冑を身に纏って戦場に出ていた為とも、リモージュの包囲戦を始め
とする戦場での数々の残虐行為に対する フランス側からの呪詛を込めた異名ともいわれている。

【解説】
エドワード王太子。フランス・アキテーヌ公、エドワード黒太子。
プランタジネット朝 最後のイングランド王、エドワード3世の長子。
百年戦争前期における主要な戦闘 カレー包囲戦やウィンチェルシーの海戦などに参加し、いずれも
勝利を収めて多くの武勲を上げた。中でもポワティエの戦いではフランス王ジャン2世を捕虜にして、
イングランドの勝利を決定的なものにした。
アキテーヌ割譲後はフランス南部の広大な地域を支配するようになり、ボルドーの宮廷では宴会や
トーナメントが開かれ、王の宮廷に匹敵する豪勢さを誇った。
カスティリャ王国の内戦にも参加し、亡命してきた残酷王ペドロ1世を支援して ナヘラの戦いで
フランス・カスティーリャの連合軍に大勝した。だがスペイン遠征の際に黒死病に罹患し、父王よりも
早くに亡くなった為、イングランドの王座に就くことはなかった。
中世騎士の鑑と謳われる騎士道精神と その華々しい栄光の陰に、リモージュ包囲戦での民間人虐殺を
始めとする無慈悲なまでの残忍さをみせることがあった。かの黒太子の名の由来は、戦場での数々の残虐
行為に対する フランス側からの呪詛とも言われている。

キャライメージは漫画 ホークウッドの黒太子様、オルタの男版のように苛烈な暴君。
あと宝具の捏造聖剣は、プランタジネット朝のリチャード1世が自分の剣をエクスカリバーと呼んでいた
のと、アーサー王でマーリンが見えない妖精の鍛冶屋が、エクスカリバーのような武具を作っていると
言っていた一説から。ついでにリチャード一世が生きていた十字軍時代に、ムスリムから得た戦利品の
グラス等は必ず「妖精が造った」と民話で言われてるので、ちょっとこじつけてみた。


600 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/11(日) 18:00:28 VTr4lxiQ0
【元ネタ】イーリアス
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】ピロクテテス
【性別】男
【身長・体重】189cm・70kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力D 耐久A 敏捷D 魔力C 幸運E 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

単独行動:A
マスター不在でも行動できる。
ただし宝具の使用などの膨大な魔力を必要とする場合はマスターのバックアップが必要。

【固有スキル】
千里眼:B
視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。
また周囲の環境の僅かな兆候を読み取っての、未来予測さえもが可能。

矢よけの加護:B
飛び道具に対する防御。
狙撃手を視界に納めている限り、どのような投擲武装だろうと肉眼で捉え、対処できる。

毒耐性:A+
毒に対する耐性、呪詛や宝具であろうと毒ならば即時に抗体を生み出して順応してしまう。
数多くの怪物や大英雄の生命を奪ったヒュドラの毒に、十年に及び耐え続けたアーチャーが
身につけた異能。

【宝具】
真伝 射殺す百兵(レガシー・オブ・ザ・ナインライブズ)
ランク:A 種別:対人〜対軍宝具 レンジ:10〜50 最大捕捉:1〜9人
大英雄ヘラクレスに、その弓と共に伝授された万能攻撃宝具。
一つの兵装ではなく 生前の偉業「ヒュドラ殺し」で使った弓の業を元にヘラクレスが編み出した、
言わば「流派・射殺す百頭」。その本質は、攻撃が一つに重なる程の高速の連撃にある。
状況・対象に応じて様々なカタチに変化する「技」であり、剣や槍・斧といった他の武具でも使用可能。
アーチャーはこれを特に弓の技として昇華させ、自身の業とした。トロイや戦争においては、太陽神と
美神両柱の加護を受けたパリスを死に至らしめ、ギリシア側を勝利へと導いた。

裏伝 毒殺す百兵(レガシー・オブ・ザ・ナインライブズ)
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:10〜50 最大捕捉:100人
アーチャーがテネドス島で、十年の歳月をかけて編み出した禁断の魔技。
呪詛で持ってヒュドラの毒に侵された血を矢に凝結させ、敵陣に放つ。矢は相手の頭上で炸裂して無差別
に不治の苦痛を与える呪毒を撒き散らす。呪毒は感染力が高く、人から人へと感染して犠牲者を次々
と増やし続ける。自分を見放したギリシア勢に、同じ苦痛と恐怖を与えるために編み出した技だったが、
オデュッセウスらの命懸けの説得と ポダレイリオスの治療によって、生涯使われる事は無かった。

【解説】
ギリシア神話の英雄 ピロクテテス。
大英雄ヘラクレスを看取った英雄ポイアスの子で、ヘラクレスよりその弓を授かった。
アルゴナウタイには父と共に参加。またヘレネに求婚した時の誓いを守り、トロイア戦争にはオリゾーン人
を率いて7隻の船と共に参加した。
ただトロイアに到着する前に、テネドス島においてヒュドラの毒が塗布した矢で怪我を負ってしまい、その傷
が元で体が生き腐れてひどい悪臭をはなった。このためオデュッセウスがピロクテテスをレームノス島に捨て、
彼の戦団は小アイアスの異母兄弟 メドーンが率いることになった。
十年後 トロイアは未だ陥落せず、ピロクテテスの持つヘラクレスの弓なくしては、トロイアを陥落させること
ができないという予言が下り、ディオメデスとオデュッセウスが彼を迎えに来た。
ピロクテテスは洞窟に隠棲して 弓で獲物を捕らえて生きながらえていた。その傷は未だ癒えておらず、変わり
果てた姿になっていた。ピロクテテスは、自身をレームノス島に捨てたオデュッセウスを見ると、即座に殺そう
としたが彼らの説得に応じて、トロイア戦争に復帰した。
その後アスクレピオスの息子 ポダレイリオスの治療を受けて傷は癒える。まず初陣でアキレウスで殺したパリス
を、逆に射殺すなどして活躍した。またトロイの木馬では、潜入組の一員として作戦に参加している。
トロイア陥落後、神々の怒りに触れて放浪、イタリアのカンパニア州に流れ着いた。イタリア南部の諸都市は
ピロクテテスによって建立されたとの伝説があり、崇拝されていた。

孤島に十年も置いてけぼりにされた可哀そうな人。オデュッセウスのその後は「ザマァww」としか思えない。
動きが遅いのは足に毒矢を落としたため、耐久力は言わずもがな。そして相手の矢を避わしながら相手を射る
というゴルゴ級のスゴ腕スナイパー。また確実に相手を殺す時は、自分の血(猛毒)を塗布して射る。
あとヘラクレスとはホモダチ、あのヒュドラ毒に耐えられたのはそのお陰なのかもしれない。


601 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/11(日) 18:02:47 VTr4lxiQ0
【元ネタ】中東史
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】ニザール アル=ムスタファ
【性別】男
【身長・体重】194cm・78kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷B 魔力B 幸運E 宝具A++
【クラス別スキル】
気配遮断:B
サーヴァントとしての気配を絶つ。
完全に気配を絶てば発見することは非常に難しい。

【固有スキル】
暗殺者の王:A+
ハサン達に望まれし王。ハサン・サッバーハたちの正統なる王位を示すため、
軍略、カリスマを兼ね備える特殊スキル。

無辜の怪物:B
暗殺教団の始祖。死後に生じたイメージにより過去の在り方をねじ曲げられ、能力・姿が
変容してしまうスキル。彼の場合はハサン・サッバーハの暗殺者としての技能を保有している。
ただし歴代の「山の翁」が修めた、ザバーニーヤの名を冠する18の奇跡は使用不能。

【宝具】
霊想相伝(ザバーニーヤ・マリク)
ランク:A++ 種別:対英霊宝具 レンジ:0 最大捕捉:1/18or+80(-1)人
仮初めながら人間を暗殺者ハサンに叙任する権限。志願者に悪性の精霊シャイターンを降ろし、
ハサンとしての能力と共に、十八の「山の翁」のいずれかの「ザバーニーヤ」を授ける。
志願者の肉体は半サーヴァント化し英霊とも戦うことが出来る。ただしザバーニーヤの使用
は一度限りで、発動と共に志願者の命は尽きる。一人一殺を地で行く宝具。
最大同時叙任数は十八人、また十八の座のひとつをあらかじめ砕くことで 能力はかなり劣化
するものの、最大八十人までをハサンもどきに変える事が出来る。

【解説】
イスマーイール派 イスラム王朝ファーティマ朝 廃王ニザール。
初代ハサンに"ニザールは死んだのではなくて、一時隠れた"とされ、神格化される。
後世の信徒からは、メシア思想と相俟って ニザール派の主導者として崇拝された。
第8代カリフ(イスマーイール派 第18代イマーム) アル・ムスタンスィル・ビッラーの没後、
長子であるニザールが継承する事となっていたが、ファーティマ朝において全権を握る宰相
アル・アフダル・シャーハンシャーが、妹婿でニザールの弟アフマドをカリフとして登極させた。
ニザールはこれに反発してアレクサンドリアで反乱を起こしたが早期に鎮圧されて、カイロに
幽閉され獄死した。
この継承問題で新しいイマームを拒否した一派が、ニザールを第19代イマームとするニザール派
を興してファーテイマ朝と袂を分かった。その後ニザール派は ハサニ・サッバーフの指導する
イラン方面のイスマーイール派で支持を獲得。11世紀末から13世紀半ばまでシリア地方から
ホラーサーンに点在する城砦およびその周辺領域を保持し、イラン高原のアラムートに築城された
城砦を中心に独立政権を打ち立てた。
そして時に敵対するセルジューク朝や十字軍の要人を暗殺するという手段を用いたことから暗殺
教団の別称が生まれ、のちに大麻吸引などと結びつけられて伝説化した。

ハサン達の王様、ハサンに対してカリスマを発揮するが 聖杯戦争ではまず出会えないだろう存在。
でも実際のところは、ハサンに担ぎ上げられただけだったりする。


602 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/11(日) 18:38:27 VBkqgkmM0
【元ネタ】『新造人間キャシャーン』シリーズ
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】無銘
【性別】男性
【身長・体重】175cm・72kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷A 魔力B 幸運E 宝具E〜A++
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

単独行動:B+
 マスター不在でも行動できる能力。
 太陽光を魔力に変換、貯蔵しており日光が当たる限り聖杯戦争の枠を越えた限界が可能。
 ただし、日光がない当たらない状況が続くとマスター不在では二日間程度しか限界できない。

【保有スキル】
新造人間:A
 人間としての肉体を捨て機械の体を手に入れた戦士、新造人間(ネオロイダー)。
 人体がかかり得る状態異常の一切を無効化する。ただし、精神干渉スキルは無効にできない。
 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。相手が人間や機械である場合、追加ダメージを与える。
 「神性」や「魔性」など、他の要因が混ざった身体に対しては効果が薄い。
 自身の魔力が枯渇してくると、視覚を始めとした五感や敏捷値にペナルティを受ける。

一騎当千:B
 一対多人数を想定した戦場における戦術的直感力。師団クラスの敵対勢力、または相手の
 対軍宝具・対城宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。

無辜の怪物:C
 新造人間(ネオロイダー)キャシャーン。
 生前の行いから生まれたイメージによって、過去や在り方をねじ曲げられた怪物の名。
 能力・姿が変貌してしまう。

【宝具】
『悪逆滅す日輪の光(ソーラー・レイ)』
ランク:E〜A++ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜70 最大捕捉:10〜1000人
 新造人間となったアーチャーがフルパワーで活動するためには、ヘルメットに付いた三日月形の鍬形から
 太陽光を受け取り、肉体を動かすエネルギーに変換、貯蔵しなければならない。
 人間としての生き方を失った彼が、体内に溜め込んだ太陽エネルギーの殆どを消費することによって得られる最終兵器。
 溜め込んだ太陽エネルギーを熱エネルギーに変換、圧縮し、超破壊光線として放出し、万軍を一掃する。
 アーチャーが発動するまでに貯めた魔力量によってその規模、威力は左右されるが、自身の限界ギリギリまで魔力を消費してしまう。
 己の身をも滅ぼしかねない切り札であるが、それによって得られる破壊力は計り知れない。

【解説】
 タツノコプロによって製作されたアニメ、「新造人間キャシャーン」。
 全35話のエピソードに加え、これを原典にした新作アニメやOVA、実写映画も制作された。
 東博士の開発した公害処理用ロボットBK-1が落雷を受け自我を持ち、暴走。公害を生み出す人間を処理する結論を出した。
 BK-1は自らを「ブライキング・ボス」と称し、戦闘ロボット軍団を作り上げ世界征服を開始する。
 博士の息子は、二度と人間に戻れぬ覚悟で人間と融合して完成する不死身の「新造人間」となり、
 ロボット犬フレンダー、恋人のルナとブライキング・ボスの世界征服に反逆する。
 「個」では無双を誇るキャシャーンは局所的な勝利を得続けるが、「群」による面制圧で世界へ侵攻する軍団を食い止められない。
 最初は人々から英雄視されるが、機械の身体であることが発覚してからは人々からの支持を失い、孤独の戦いを強いられる。

【補足】
 型月世界観に置き換えると、「未来でロボット軍団と戦う機械人間」がキャシャーンとして召喚されている無銘の英霊。
 よってこのサーヴァントは『新造人間キャシャーン』の主人公東鉄也ではなく、似たような経験をしたどこかの誰かである。
 「キャシャーン」もいくつか作品があり、それぞれが共通点を持つも独立した世界観であるため、このキャラクターも無銘で作成した。
 無辜の怪物に関しては、視聴者からすればキャシャーンは孤独の英雄だが、作品内のモブキャラ視点では機械同士で争っているだけで
 彼を味方だと信じられないことから。戦闘ロボット=人間を虐げる存在という世界観なので仕方がない。
 「無銘」も、キャシャーンの皮を被ることによって聖杯戦争に参加することができるため、無辜の怪物スキルは決して外れない。
 何も知らない人からすれば、彼は人間にとってもロボットにとっても恐ろしい存在である。


603 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/12(月) 08:27:26 SNlwRZGw0
【元ネタ】旧約聖書
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】カイン
【性別】男
【身長・体重】188cm・64kg
【属性】秩序・狂乱
【ステータス】筋力D 耐久B 敏捷C 魔力B 幸運E 宝具B
【クラス別スキル】
狂化:B
全パラメーターを1ランクアップさせるが、理性の大半を奪われる。

【固有スキル】
原初の罪業:EX
人類の原罪ともいえる罪を象徴し、多くの災禍をもたらした者に与えられる特殊スキル。
人類最初の殺人の罪、対峙する相手が人間である限りその命に手が届く。

天性の肉体:B
生まれながらに生物として完全な肉体を持つ。原人アダム直系の息子。
本来の機能に満たされた完全な人体、このスキルの所有者はいかなる状況でも肉体的影響を受けない。

【宝具】
復讐するは我にあり(トバルカイン・オリジン)
ランク:C- 種別:対人宝具 レンジ:1-10 最大捕捉:1〜20人
カインに刻まれた罪過の刻印、原初の殺人者に与えられた神の呪詛(祝福)。
旧約聖書では、彼を殺す者には七倍の復讐があるとあり、故に傷つけた者はその呪毒を浴びるという
厄介な呪詛。呪毒は肉体を蝕み、感染した部分から腐り落ちる。その為迂闊に手を出せない。
カインは常に体から赤黒い呪詛の毒を撒き散らし、それに触れるものすべてを蝕み腐らせる。
また彼の手にしたものは全て呪詛の毒を受け、凶悪な呪いの武具となる。

咎人殺めしは、七の七倍の報い(ブラッドルーツ・トバルカイン)
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:0人
応酬と報復の誓い、カインの子孫レメクの復讐の誓いの逸話が宝具に昇華されたもの。
カインのための復讐が七倍ならば、レメクのための復讐は七十七倍。つまりカイン自身が傷を負えば
負うほどその肉体と呪毒が強化され、パワーアップしていくというもの。その肉体は強靭かつ異形に
変形してゆき、飛び散った血肉は怪物と化す。その姿は怪物の始祖たるカインの血統そのもの。
ただしパワーアップの度に魔力供給は莫大に膨れ上がり、マスターを責め苛むという欠点がある。

【解説】
原人アダムとイヴの初子。弟アベルを殺害した、人類最初の殺人者。
アダムのエデン追放後に生まれた子。カインは農耕、アベルは羊を放牧を生業として暮らしていた。
ある日ふたりは神に捧げ物をするが、神はアベルの供物にのみ目を留めた。その事で嫉妬にかられた
カインはアベル殺害する。その後 神はアベルの行方を問うが 虚言をもって答える。
しかし大地に流されたアベルの血がその死とカインの罪を訴え、その罪は明るみとなる。
この罪により、カインはエデンの東にあるノドの荒野に追放される。この時 神はカインが耕作を
行っても作物は収穫出来なくなる事を伝え、また咎人である彼を殺す者には七倍の復讐があるとし、
カインには誰にも殺されないための刻印をしたとされる。
その後カインの子孫であるトバルカインは鍛冶となり、隕鉄よりロンギヌスの槍を鍛えたとされる。
また地に蔓延る巨人や怪物はカインの末裔とされ、勇者ベオウルフに斃された海魔グレンデルも、
カインの末裔と呼ばれている。

全身に禍々しい刺青のある蓬髪痩身 血だらけの衣を纏った男で、常に神を呪い 同時に賛美する
言葉をつぶやいている。呪詛の感染力は凄まじく、ラインで繋がっているマスターにさえも感染する。
マスターは絶対死ぬ、史上最悪のハズレ鯖。
狂化が解けると、ランスロット系の はた迷惑なメンドクサイおっさんになると思う。


604 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/12(月) 13:04:36 Z71LbV8A0
【元ネタ】戦国時代
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】直江兼続
【性別】男性
【身長・体重】181cm・72kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷A 魔力C 幸運D 宝具D
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

【固有スキル】
王佐の才:C
 王器を持つ者を補佐する才能。
 己に相応しい王者に仕えることで、互いの欠落を補完するスキル。
 カリスマの影響下にある場合のみ、あらゆる判定に有利な補正が与えられる。
「学問詩歌の達者、才知武道兼ねたる兵なり」と文武の才能を評価されている。

戦闘続行:C
 戦闘から離脱する能力。
 また、敗戦において自軍領地まで生きて辿り着く能力。

【宝具】
『愛の前立て(ここんむそうのつわもの)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 愛の字の前立を持つ変り兜。
 真名を開放することで神仏の加護を獲得し、、
 火属性の攻撃を無効化する炎避けの加護や
 スティール、ドレインに類する効果を無効化する盗難除けの加護、
 さらに魔力放出(炎)までもが付与され、戦闘能力が大幅に増強される。

『断絶宣告(なおえじょう)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1人
 対象を激怒させる挑発書簡。
 相手の思考をランサーの即時打倒に限定させ、他の思考を妨害する。
 その特性上、罠や同盟者との挟撃に威力を発揮する。
 この宝具による洗脳は時間経過で薄れていき、対象の思考能力も回復していく。

【Weapon】
『素槍』
 佐渡を制した際、穂先を妙宣寺に寄進したという素槍。
 穂先だけでも約80cmと長大。

【解説】
 戦国時代、上杉景勝に仕えた家老。日本槍柱七本に数えられる。
 豊臣秀吉にもその才幹を評価される一方、
 天下の仕置きを行うには、大気と勇気があるが智恵が足りない(為に無理だ)と評価される。

 講談などでは上杉謙信に美貌や才気を見出されたとされるが、信頼できる史料はない。
 謙信没後に景勝、景虎の両名が後継ぎの座を巡って起こした「御館の乱」では景勝についた。
 以後、景勝の側近から執政にまで昇進し、内外に辣腕を振るう。

 豊臣秀吉が天下人としての地位を固め始めると、早くから秀吉と好を通じていた上杉家は厚遇され、
 安定した政情を背景に、戦乱で荒れた越後を立て直すことに成功する。

 しかし秀吉没後、徳川家康が台頭しはじめると、
 上杉家は武名鳴り響く浪人達を雇い、城塞を整備するなど不穏な動きを始めたため、
 徳川家が主導して上杉討伐を開始する。

 これに呼応して石田三成らが反徳川の兵を上げると、東西全国に戦果が波及し天下を巡る争いにまで発展。
 天下が混乱している隙を突いて最上領に兵を進め勢力拡大を計ったが、
 約8倍の戦力を持ちながら大敗を喫して膠着状態に陥る。
 これに加えて関が原の勝利により徳川家康が天下人の座を継ぐのが確実となった為、
 兼続は最上領からの撤退を決断。
 この撤退戦の見事さから、敵将の最上義光からは「古今無双の兵」と高く評価された。

 徳川家に降伏した後は、上杉家は120万石から30万石へと減移封され、財政難に悩まされることとなる。
 しかしながら「人こそ財産」として家臣の召し放ち(免職)は避け、
 倹約に務めながら内政に励み、藩政の基礎を築き上げた。

 最期は秀忠の上洛に際し、病身を押して景勝に付き従ったため、病状が悪化し死去したという。
 その死は主君である景勝だけでなく、将軍秀忠にも惜しまれた。

 佞臣の風説を加味して、属性は秩序・悪とした。
 ゲスいことも平然と行っており、同時代でも方々で反発を食らっている。少なくとも義の将ではない。
 伊達政宗と相性悪いのは同族嫌悪ではなかろうか……


605 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/13(火) 05:48:12 zIS7hnqE0
【元ネタ】日本・史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】大斎院
【性別】女
【身長・体重】cm・kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力B 幸運C 宝具A
【クラス別スキル】
陣地作成:B
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。 “斎院”の形成が可能。

道具作成:D
 魔術的な道具を作成する技能。仏具も神具も作成出来る。

【固有スキル】
魔術:B
 仏神両者に帰依して学習し、開眼した魔術を使用する。

往生人:C
 極楽などの浄土へ往生した人物の持つスキル。
 瀕死の状態から一定の確率で全回復する。

神々の加護:C
 危機的な局面において優先的に幸運を呼び寄せる能力。
 賀茂明神の加護を受けている。

カリスマ:D
 多人数を惹きつける才能。自邸が「あはれにやさしく、おもしろかりつる」有様を見せたことで名高い。
 清少納言と紫式部の両者から高く評価されている。

【宝具】
『賀茂の一乗(かものいちじょう)』
ランク:A 種別:結界宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
 賀茂の祭りの日、見物人も含む一同「さながら仏と」成る事を誓願したキャスターの固有結界。
 めでたい祭りの風景が次第に極楽浄土の風景に変わり、目と耳と鼻と肌と舌にえもいわれぬ心地を招く。
 心を動かされた者は、信じる教えに関係なく恍惚とした表情で浄土へ送られる。

【Weapon】
『無銘・檜扇』

【解説】
 名は選子(964〜1035)。村上天皇の第十皇女。内親王。
 五代の御世に渉って賀茂の斎院を務め、歴代に類を見ない不動ぶりから「大斎院」と称された。
 賀茂や伊勢では仏教用語は忌み言葉とされ隠語で代用される程に仏と神の住み分けが図られていたが、
 キャスターは明け暮れに仏を拝み、経を読むことを慣わしとした。
 『発心和歌集』などを残した歌人でもあり、気のきいた人物であったという逸話も残されている。
 引退後は尼となり、如法に修行しつつ、物語と音楽と囲碁にも囲まれた生活に入った。
 最後は甥の立会いの下、めでたく極楽往生を遂げたという。


606 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/13(火) 19:48:04 cery5Xmc0
【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】豊臣秀頼
【性別】男性
【身長・体重】197cm・161kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力E 耐久B 敏捷E 魔力C 幸運D 宝具C
【クラス別スキル】
陣地作成:B
 自らに有利な陣地を作り上げる。
 父に縁のある城塞の作成が可能。宝具の前提条件ともなる。

道具作成:−
 宝具の代償に、道具作成スキルは失われている。

【固有スキル】
黄金律:C
 身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
 金銭には困らぬ人生を約束されている。

親の七光:C
 自身と吊り合わぬほど高名な父母を持つ者が得るスキル。
 Cランクの場合、親の6割分の知名度補正を受けることが可能になる。
 相手に対し自身の能力を1ランク高く見せる効果もある。

【宝具】
『呪詛の梵鐘(くんしんほうらく)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1人
 徳川家康を呪ったとされる方広寺の梵鐘。家康の難癖とも言われていたが、本当に呪詛を受けていた。
 対象の名前(可能であれば諱に相応する名称)を二つに割って刻みこむことで
 彼我の距離に関係なく、対象者へ呪術を発動することが可能となる。
 この鐘自体が魔力炉としての機能を持ち、術者の魔力に関係なく術行使を可能とするが、
 鐘に名前を刻んでいない対象を標的にすることはできない。
 真名の秘匿が前提となる聖杯戦争では扱いにくい宝具と言える。

『難波の事も夢のまた夢(おおさかのじん)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:0〜99 最大捕捉:1000人
 父・秀吉が築き上げた大阪城を建設することではじめて発動可能となる宝具。
 一定範囲内に漂う浮遊霊を城内に集積し、即席の兵士として受肉・武装させる。
 受肉した浮遊霊は大阪城を依代とした擬似サーヴァントであり、
 大阪城から大きく離れることはできず、城が破壊された場合、消滅してしまう。
 浪人をかき集めて徳川勢に挑んだ大阪の陣の再現。
 浮遊霊が多く漂う土地の方が影響力を発揮するのは言うまでもない。
 
【Weapon】
『正宗』
 岡崎五郎入道正宗の作刀。
 後に円月殺法なる剣術の使い手が愛刀にしたとかしないとか。

【解説】
 豊臣秀吉の三男。淀殿(茶々)の子。
 秀吉は老境に達して得た秀頼を可愛がるあまり、
 後継者に選んでいた養子・秀次を謀殺し、後継者の座を秀頼に与えた。

 秀吉が病没すると僅か5歳で豊臣家を相続したが、
 幼年の秀頼に政治が行えるはずもなく、また補佐役の病没・失脚なども重なり、
 徳川家康の台頭を招くこととなった。

 石田三成らの画策により日本を東西に割った関ヶ原の戦いでは
 西軍の大将・毛利輝元の庇護下に置かれており、また西軍にも親衛隊の一部が参戦していたものの、
 東軍の勝利に終わった後、秀頼は家康を「忠義者」として労ったという。

 以後、家康の威勢は隠しきれぬものとなり、
 二条城に赴く形での会見を行ったのを契機として水面下での対立も深まっていった。

 慶長19年、方広寺の梵鐘の銘文が家康を呪うものだとして抗議されたのを契機に
 両家の対立は抜き差しならぬところまで至り、秀吉が建造した堅城、大阪城で開戦を決意。

 しかし豊臣方は冬の陣では日和って和議を結んでしまい、城の防衛力を大幅に減じてしまう。(秀頼は反対していたとも)
 夏の陣でも出陣を進められながら母の訴えで拒んでしまい、配下の勇戦も無為に帰した。
 こうして大阪の陣は徳川方の勝利に終わり、
 進退窮まった秀頼は、籾蔵の中で母とともに自害したという。


607 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/13(火) 22:12:10 0J4/UQxI0
【元ネタ】史実
【CLASS】グルメ
【マスター】
【真名】マルクス・ガビウス・アピキウス
【性別】男
【身長・体重】175cm・152kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力C耐久A敏捷E魔力C幸運B宝具C
【クラス別スキル】
 美食:A
 食事による魔力回復率を上昇させるクラス。
 回復量はランクに比例するが、グルメが美味しいと思わない料理では効果は無い。

【固有スキル】
 食への探究:A+++
 人生のすべてを美食に捧げた者のみが持つ特殊スキル。
 美味しい食事のために行動する場合、すべてのパラメーターがランクアップする。
 …ランクが高すぎる場合、食事のことしか考えられなくなり、他の精神干渉系魔術を
 高確率でシャットアウトする。

 脂肪の鎧:B-
 肥え太った身体が持つ特性。
 物理ダメージ値を削除する…ような気がする。
 デメリットとして敏捷の値がランクダウンしている。

【宝具】
『我が食欲は果てなき故に(ラルス・マギニカ)』
ランク:C 種別:料理宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 アピキウスが著したとされる世界最古の料理大全その原書。
 あらゆる食材のあらゆる調理法が記されており、例え幻想種であろうとも美味しく頂くことができる。
 食材を手に入れて真名を解放すると一瞬で調理された理想の料理が出てくる。
 
【解説】
 美食家のクラス『グルメ』のサーヴァント。マルクス・ガビウス・アピキウス。
 その素性は定かではないが、紀元前後のローマで生まれた貴族であることは確かなようである。
 大富豪であり何百億もの金を美食の為に使い、最後は貧乏では飯が食えず生きてる意味がないと数十億もの資産が残っていながら自害した。
 当時のローマは人類史上稀に見るほど富み恵まれた国であり、生きて食べていくだけならばそれこそ無料でできたというのだから
 アピキウスにとって美食の価値は人生そのものに相当したのであろう。
 彼の死後アピキウスの名は美食家の代名詞として使われ中世の料理書などにも度々彼の名前が出てくるほどである。


608 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/14(水) 00:18:33 oB0VYY560
【元ネタ】ヘジンとホグニの伝説
【CLASS】キャスター
【マスター】間桐桜
【真名】ヒルド
【性別】女性
【身長・体重】149cm・37kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力:C 耐久:D 敏捷:A 魔力:A 幸運:C 宝具:EX
【クラス別スキル】
陣地作成:A-
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 戦場においてのみ自身に有利な“神殿”を瞬時に作成できる。
道具作成:B
 魔力を帯びた器具を作成できる。
【保有スキル】
狂愛:A+
 狂気の領域にまで達した愛情。
 精神が一つの感情に完全に支配されているため、
それ以外の精神的な干渉を受け付けない。
ルーン:A
 北欧の魔術刻印・ルーンの所持。
【宝具】
『永遠舞踏・死者隷従(エインヘリャル・トーテンターツ)』
種別:対軍宝具 ランク:EX レンジ:1〜999 最大捕捉:1000人
 レンジ内に存在するあらゆる死者を復活させ、使役することを可能とする宝具。
 ヒャズニングの戦いにおいて彼女の振るった権能であり、この宝具からはいかなる英雄であろうと逃れられない。
 なお、この宝具で蘇生した時、生前より抱いていた呪いなどがあるならばその呪いは継続する。
 何よりも恐ろしいことは、彼女がこの権能を振るったのは永遠の闘争により苦しめたいからではなく、死ぬことなく生きていてほしいという愛ゆえであることである。
『踊りの時間が終わるまで(ヒルドル・ロマンシア)』
種別:対界宝具 ランク:EX レンジ:1〜999 最大捕捉:1000人
『永遠舞踏・死者隷従(エインヘリャル・トーテンターツ)』を使用してから一定ターン経過することにより発動する宝具。
 神々ですら恐れた世界の崩壊であり、レンジ内にある全てを消失させる。
 この宝具の発動を阻止するには彼女を倒すか、彼女に宝具の使用を中止させるしかない。
【Weapon】
【解説】
 ヘジンとホグニの伝説に登場する女性。
 ヘジンの妻であり、ホグニの娘である人物であり、両者が戦場にて倒れたあとも蘇らせて戦わせ続けた。
【コメント】
宝具のランクは流石にこの効果でEXじゃないのはおかしいので苦渋の決断でこうした。
 ヤンデレというよりは思考が他の人間のそれとはずれているイメージ。
 桜がマスターな理由は説明の必要ない気が。


609 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/14(水) 17:15:33 VNEzKUpk0
【元ネタ】都市伝説(インターネット・ミーム)
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】スレンダーマン
【性別】不明
【身長・体重】180cm〜3m(体重は不定)
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷A 魔力D 幸運E 宝具C
【クラス別スキル】
気配遮断:B
 サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
 完全に気配を絶てば発見することは非常に難しい。
 ただし自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。

【固有スキル】
精神汚染:EX
 精神干渉系の魔術を高確率でシャットアウトする。
 ただし空想の怪物として『理解出来ない人格』を与えられており、意思の疎通は高確率で失敗する。

変化:B-
 空想の怪物として様々なものに擬態する能力。
 ただし変化が可能なのは『細長いモノ』に限定され、スキル使用時は所持している他のスキルにマイナス補正がかかり、宝具は使用できなくなる。
 人間に変化している場合は精神汚染がCランク下がり、意思の疎通が中確率で成功するようになる。

【宝具】
『恐怖の揺らめく黒い森(サムシング・オーフル・シュバルツバルト)』
ランク:D 種別:結界宝具 レンジ:10〜50 最大捕捉:30人
 スレンダーマンと関連付けられる『街路樹や霧に覆われた森』を再現する結界宝具。
 結界内では対象の精神妨害耐性が1ランク下がる。精神妨害耐性スキルがE以下、あるいは無い場合、対象は3ターン毎に精神汚染E-スキルを取得する可能性が上昇する。
 またこの結界内では、対象が異形・あるいは怪奇に対する恐怖心を抱いている場合、スレンダーマンのステータスが1ランク上昇する。

『その怪物を見てはならない(メイキング・アーバン・レジェンド)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1〜20 最大捕捉:1人
 今なお増殖し続ける都市伝説、スレンダーマンの能力の再現。
 スレンダーマンを目視した場合、対象はD-以上の精神異常、出血を伴う鼻血や咳が止まらなくなるバッドステータスを得る。
 Aランク以上の精神異常耐性を持つ対象はこの宝具の効果が軽減される場合がある。 
 対象がレンジ:1〜3以内に存在する場合、更に即死効果が付与される。
 
【Weapon】
『蠢く恐怖(ザ・テンタクル)』
 いわゆる触手。スレンダーマンの特徴として腕ないし背中から発生する。
 マスターの魔力保有量がE以下の場合は4本、D以上は5本から1ランク上昇する毎に最大数が2.5倍される。

『瞬間転移(テレポーテーション)』
 対象のレンジ:20以内に瞬間移動出来る能力。
 対象を強制的に宝具の効果圏内に入れる他、他にも対象をオブジェクトに指定する事で緊急回避、単純な移動等も行える万能の能力。
 ただし対象の視界の内に現れる事は出来ない。

【解説】
 まるでマスクを被ったかのように目や口、髪等が見られず手足が異様なまでに長い。身長は最大3mにまで及ぶと言われる怪物。
 見たり視線が合った者は精神異常、妄想症、止まることのない鼻血、血の混じった咳等の症状が見られる『スレンダー病』を発症する。
 2009年代に生まれた都市伝説であり、またその存在は確固たる理由により否定されている。
 しかしその存在は空想故に世界中に広がり、様々な肉付けを得ることによってやがて『新たな怪物』の一体としてその存在を確立した。
 人々の想像する恐怖の具現であるスレンダーマンは聖杯により実体化した後もその特性を所持し、怪物としての進化を続けていく。


 みん鯖スレに挙げようとした奴。機会を見てあっちにも上げるかも。
 人間に擬態した時の仮称は『ビクター・サージ』、ひょろながい細見の男(女でも可)
 セイバーとアーチャーは不可、ランサーなら触手の本数補正減る代わりに触手の刺突ダメージランク上昇、キャスターなら宝具や変化スキルの強化かな。
 怪物なんでナチュラルバーサーカー、故にバーサーカーで召喚されたら逆に人間の人格を得てステータスも下がる糞仕様(ただし再狂化可能)まで妄想する。


610 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/14(水) 17:17:12 VNEzKUpk0
あ、宝具Bです。失礼。


611 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/14(水) 19:24:03 gHv4zIVc0
【元ネタ】史実
【CLASS】ルーラー
【マスター】
【真名】洪秀全
【性別】男性
【身長・体重】165cm・54kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷D 魔力A+ 幸運D 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:A
 セイバー級の対魔力を保有するが、教会の秘蹟には対応しない。

真名看破:B
 ルーラーとして召喚されると、直接遭遇した全てのサーヴァントの真名及びステータス情報が自動的に明かされる。
 ただし、隠蔽能力を持つサーヴァントに対しては、幸運値の判定が必要になる。

神明裁決:A
 ルーラーとしての最高特権。
 聖杯戦争に参加した全サーヴァントに二回令呪を行使することができる。
 他のサーヴァント用の令呪を転用することは不可。

【固有スキル】
自己暗示:A
 自身にかける暗示。精神攻撃への耐性をあげるスキル。
 Aランクにまでなると、“私は唯一神の次男であり、主の弟である=本当に神性を得る“
 レベルの思い込みが可能となる。

信仰の加護:A-
 一つの宗教観に殉じた者のみが持つスキル。
 加護とはいうが、最高存在からの恩恵はない。
 あるのは信心から生まれる、自己の精神・肉体の絶対性のみである。
 ルーラーの信仰は聖書を読んでいない程度なので、敬虔な信徒からの批判は否めない。

カリスマ:C
 軍団を指揮する天性の才能。
 戦場で旗を掲げ突撃に参加するジャンヌの姿は、兵士の士気を極限まで高め、軍を一体のものとする。
 彼女はカリスマのおかげで根拠のない“啓示”の内容を他者に信じさせることが出来る。
【宝具】
『()』
ランク: 種別: レンジ: 最大捕捉:
【Weapon】
【解説】


612 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/14(水) 19:28:39 Xh.1iJok0
持ってもいねえ啓示を信じさせる男性の彼女かよ


613 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/14(水) 19:35:19 gHv4zIVc0
途中送信してしまったスマン


614 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/14(水) 20:16:03 gHv4zIVc0
【元ネタ】史実
【CLASS】ルーラー
【マスター】
【真名】洪秀全
【性別】男性
【身長・体重】165cm・54kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷D 魔力A+ 幸運D 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:A
 セイバー級の対魔力を保有するが、教会の秘蹟には対応しない。

真名看破:B
 ルーラーとして召喚されると、直接遭遇した全てのサーヴァントの真名及びステータス情報が自動的に明かされる。
 ただし、隠蔽能力を持つサーヴァントに対しては、幸運値の判定が必要になる。

神明裁決:A
 ルーラーとしての最高特権。
 聖杯戦争に参加した全サーヴァントに二回令呪を行使することができる。
 他のサーヴァント用の令呪を転用することは不可。

【固有スキル】
自己暗示:A
 自身にかける暗示。精神攻撃への耐性をあげるスキル。
 Aランクにまでなると、“私は唯一神の次男であり、主の弟である=本当に神性を得る“
 レベルの思い込みが可能となる。

信仰の加護:A-
 一つの宗教観に殉じた者のみが持つスキル。
 加護とはいうが、最高存在からの恩恵はない。
 あるのは信心から生まれる、自己の精神・肉体の絶対性のみである。
 ルーラーの信仰は聖書を読んでいない程度なので、敬虔な信徒からの批判は否めない。

対英雄:C
 英雄を相手にした際、そのパラメーターをダウンさせる。
 ランクCの場合、相手のパラメーターをすべて1ランク下のものに変換する。
 反英雄には効果が薄く、三つのパラメーターを1ランクダウンさせる。

【宝具】
『太平天国(ゴッド・ランド)』
ランク:A 種別:対国宝具 レンジ:30〜99 最大捕捉:1000人
洪秀全の夢見た理想国家・太平天国を具現化させる固有結界と呼ばれる大魔術。
結界内では唯一神を上帝として崇める歌が響きわたり、異なる神性、信仰を持つものの
パロメーターを全て2ランクダウンさせる。

【Weapon】
『破邪の剣』
固有結界からこぼれ落ちた父より授かりし邪を断つ剣。
魔や悪の属性を持つものに対してやや切れ味が増す。

【解説】
清代の宗教家・革命家。
キリスト教を基にした宗教教団、拝上帝会を興し天王を自称、南京を首都として清に反旗を翻し、国号を太平天国とした。
農村の読書人の家庭に生まれ科挙及第を目指していたが、1828年に県試と府試に失敗、1834年に院試に失敗、
1837年に三度目の落第をしている。このときの屈辱で熱病となり病床に就いている。
その病床で老人より現世の妖魔を取り除くべく派遣したとの幻覚を見る。
夢の中で洪秀全は上帝ヤハウェと思われる気品漂う老人から破邪の剣を与えられ、またイエスらしい
中年の男から妖を斬る手助けを受けたという。
洪秀全は病が癒えてから広州に受験で訪れた際、そこでプロテスタントの勧誘パンフレット『勧世良言』を入手し、
以前に見た不思議な夢の意味を「理解」し、キリスト教に目覚めることになる。
洪秀全はキリスト教の教えの中でも特に上帝が唯一神であることを強く意識し、偶像破壊を熱心に行った。
元々多神教的な土地柄である中国では儒教・道教・仏教にまつわる廟が多かったが、それらを破壊し、
ただ上帝だけをあがめることを求めたが、布教活動は一族と数人の賛同者を得ただけで成功しなかった。
洪秀全は効果的な布教方法を模索せざるを得ず、「原道救世歌」や「原道醒世訓」という布教文書を著した。
1847年、太平天国の前身組織拝上帝会を数少ない賛同者の1人だった馮雲山が布教活動を行い約3千人の信徒を獲得し、立ち上げた
しかし組織の拡大は、公権力やその土地の有力者との摩擦を生じさせた。馮雲山をはじめ拝上帝会の成員の逮捕が相次ぎ、
洪秀全はそれまでの宗教活動から政治革命へと踏み出すことを決意する。
1850年に太平天国の乱を起こし、序盤は何度も清軍を撤退させるも、内部での摩擦や暗殺などにより太平天国は衰退していく
1864年、天京が包囲され城内の食料が不足すると、洪秀全は草木で飢えを凌いだ。これは李秀成が「餓死する男女が多い。願わくば対策を示し人身を安んぜられたい」と上奏したのに対し、洪秀全が「みな甜露を食え。さすれば長生きできる」と答え、自らが実践したものである。
洪秀全が実際に示したのは雑草であった。臣下はそんなものは食えないと言ったが、彼は食べ続け、ついに病を得たが服薬を拒否して死んだ。


615 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/14(水) 21:24:22 WP11cDTo0
【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】シーシュポス
【性別】男性
【身長・体重】190cm・103kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷E 魔力A 幸運E- 宝具EX
【クラス別スキル】
陣地作成:B+
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 キャスターが作るのは“工房”だが、宝具の補助を受け"神殿"相当の効果を発揮する。

道具作成:D
 魔術的な道具を作成する技能。
 頭文字を刻印することで、道具の所在を察知できる。

【保有スキル】
神罰の受刑者:A
 冥府の王によって永劫の刑罰を課せられたことの証。あらゆる判定に不利な判定を得る。
 この装備(スキル)は外すことができない。

計略:B+
 物事を思い通りに運ぶための才能。状況操作能力。
 戦闘のイニシアティブ判定において常に有利な修正を得る。
 交渉や諜報活動などにも補正を得られる。

戦闘続行(偽):D-
 『神罰の受刑者』スキルによる副作用。
 どれだけ傷つこうとも、大岩を山の頂まで運べるだけの体力と肉体を維持できる。
 再生能力ではなく、また痛覚や疲労感は感じてしまう。
 『神性』スキルを持つ存在から攻撃を受けた場合、肉体は損傷する。

【宝具】
『涸れぬ命泉(ペーゲー・ペイレーネー)』
ランク:B 種別:結界宝具 レンジ:1〜10 最大捕捉:1人
 『陣地作成』した時に自動設置される結界宝具。
 決して涸れない泉は、飲んだものに昂揚感を与えその傷を癒す。
 設置した泉が土地の霊脈とリンクし吸い上げ、水に変換するため霊脈が枯渇しない限り泉も涸れない。
 つまり泉は土地から吸い上げた魔力の貯蔵タンクでもある。
 同時に2箇所に設置することができず、最初に形成した陣地に設置される。
 この宝具は、「キャスターの土地には泉が存在する」という概念を持つため『神罰封印・嘲笑巨岩』の対象外となる。
 河神との取引で得た泉は、後にベレロポンが天馬を馴らすために使用されたという。

『神罰封印・嘲笑巨岩(ザ・ロック・オブ・シシュポス)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 キャスターが冥府にて受け続けている刑罰が宝具化したもの。
 実を結ばぬ労働の象徴であり、結果を出すための努力、過程を嘲笑う。
 英雄にとって、彼らを英雄たらしめた経験、成果を全て否定されることを意味する。
 この宝具に接触した英雄は、自らの実力で得た同ランク以下の宝具を封印される。
 岩に触れても使えるのは先天的に(何の努力もなく)与えられた宝具のみ。
 同ランク以上の『神性』や『神の加護』を持つ者は対象外である。
 この宝具を破壊すると封印も消失するが、宝具の影響下にない第三者によるものでなければ破壊できない。
 破壊後効果はリセットされるものの、キャスターが現行の受刑者であるためこの宝具は自動修復する。

『他者封印・冥府転葬(ザ・ロック・オブ・タルタロス)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 冥府の支配者ハデスが所有する、生者を冥府へ連行するための手錠。
 騎士王が持つ聖剣の鞘と似て非なる宝具であり、5つの魔法すらも跳ね除ける絶対なる「隔離」を行う。
 この手錠自体が冥府の世界と同質であり、嵌められた者は肉体が現世にありながら冥府へと隔離される。
 そのため現世にあらゆる干渉を行えず、冥界に縁のある者以外に存在を認識されない。
 本来の所有者ハデスをも世界から隔離する宝具であり、一度囚われたら自力でその牢獄から抜け出すことはできない。
 囚われた存在を認識できる第三者が手錠を正しい手順で取り外すか、キャスターが消滅することでこの宝具は解除される。

【解説】
 ギリシャ神話に登場する、コリントスの創建者とされる人物。キマイラ退治の英雄ベレロポンの叔父でもある。
 幾つかある伝承の中で最も有名な「シシュポスの岩」は、シーシュポスが冥府の王の妻ペルセポネーを騙し、蘇ることから始まる。
 冥府に戻るという約束を反故にし現世に留まるシーシュポスを、やむなくヘルメースが力づくで連れ戻す。
 タルタロスに戻されたシーシュポスは、巨大な岩を山頂まで持っていくように命じられる。この岩は、生前にシシュポスが、
 不貞を働いたゼウスの居場所をアーソーポスに告げ口した際に、ゼウスが隠れるため変身していた岩と同じ程度のものであるという。
 シーシュポスが後少しで山頂に届くという所まで岩を押し上げても、岩はその重みで底へと転がり落ちていくので彼は再び岩を押し上げ始める。
 このことから「シシュポスの岩」は、日本の「賽の河原」同様(果てしない)徒労を意味する。


616 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/14(水) 22:05:25 WP11cDTo0
【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】グラウコス
【性別】男性
【身長・体重】200cm・120kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力C 耐久E 敏捷D 魔力C 幸運E 宝具B
【クラス別スキル】
騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。

対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

【保有スキル】
怪力:C
 一時的に筋力を増幅させる。魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。
 使用する事で筋力をワンランク向上させる。持続時間は“怪力”のランクによる。

呪詛:D
 タラクシッポスの呪い。
 その呪いは馬などの獣を狂わせ、騎乗するものを転落させる。

異形:D
 磨り潰されるように喰われたと思われるボロボロの身体。
 初めて会った相手を怯ませ、1ターン目のみアドバンテージを得る。稀に相手を恐慌に陥れる。

【宝具】
『呪詛撒く車輪(タラクシッポス・チャリオット)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1〜15 最大捕捉:20人
 ライダーが生前所有していた人肉喰いの怪馬が牽引する戦車。
 戦車を索く2頭の馬は人肉を喰らい続けたことで魔獣へと変貌し、人を食べるごとに馬力を増していく。
 また馬を狂わせる悪霊タラクシッポスが乗る戦車となったことから、騎乗中ライダーの『呪詛』を強化する。
 戦車の周囲を走る乗り物を動物の種類や機械を問わず狂わせ、それに乗り続けるものを死に至らしめる。

【Weapon】
『鞭』
 騎乗用の鞭。悪霊の呪詛を帯びているため、これだけでも馬に畏れられる。

【解説】
 コリントスの王シーシュポスとメロペーの子、オルニュティオーン、テルサンドロス、ハルモスの兄弟、ベレロポンの父親である。
 ボイオーティアのポトニアイで牝馬を買っていたが、勇猛な馬に育てるため人肉を餌として与えていた。
 ある時グラウコスは。イオールコス王ペリアースの葬礼競技に参加したが餌の人肉がなくなってしまった。
 そのため戦車競走でイオラーオスと争った際に、空腹の馬たちが狂い、グラウコスを八つ裂きにして食べてしまったという。
 生前アプロディーテの祭りを軽んじ、馬を早く走らせるため交尾させなかったことからアプロディーテの怒りを買ったことが原因だと言われている。
 死後、グラウコスはイストミアで馬を狂わせる悪霊タラクシッポスとなったという。


617 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/14(水) 22:37:29 xtBb0LJI0
【元ネタ】史記
【CLASS】ルーラー
【マスター】
【真名】伯夷・叔斉
【性別】男性
【身長・体重(兄)】171cm・57kg
【身長・体重(弟)】169cm・55kg
【属性】秩序・善
【ステータス(兄)】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力B 幸運E 宝具B
【ステータス(弟)】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力B 幸運E 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:A
 セイバー級の対魔力を保有するが、彼らを聖人たらしめる中華圏の秘蹟には対応しない。

真名看破:B
 ルーラーとして召喚されると、直接遭遇した全てのサーヴァントの真名及びステータス情報が自動的に明かされる。
 ただし、隠蔽能力を持つサーヴァントに対しては、幸運値の判定が必要になる。

神明裁決:A(A+)
 ルーラーとしての最高特権。
 聖杯戦争に参加した全サーヴァントに二回令呪を行使することができる。
 他のサーヴァント用の令呪を転用することは不可。
 宝具を一度開帳するとこの特権はさらに拡張される。

【固有スキル】
神性:D (弟)
 両者ともに、儒教に於ける聖人である。

神性:B (兄)
 兄・伯夷は姜族の祖神としての側面を持つ。
 伯夷のみ、聖人の神性にこの属性が上乗せされる。

透化:C
 無私の殉義。精神面への干渉を無効化する精神防御。

【宝具】
『聖人は勝者を誹る(せいじんきょうだい、さいびをはむ)』
ランク:B 種別:対混沌宝具 レンジ:− 最大捕捉:−
 儒の聖人としてのルーラー特権の拡張。
 殷を放伐しようとした周の武王の所業を「不仁」と誹った彼らの在り方の現れである宝具。
 所業の正否を問わず、属性が混沌の英雄に対して行使できる令呪の数が一画増える。

【解説】
 殷代末期の孤竹国の王族。
 それぞれ長男と三男で、真名は本名ではなく謚(伯夷の本名は墨胎允。叔斉は墨胎智)。
 先王は三男の智を次王に推すが、智はその座を允に譲る。だが允も王座を辞し結局王位は次男の馮(彼の謚は亞憑)が継いだ。
 允、智は西伯姫昌(文王)が有徳の人物であるという噂を聞いて周へと向かうが、
 そのころには姫昌はすでに死去しており、息子の姫発(武王)が殷を放伐するための軍を結成し、殷へと向かうところだった。
 允は周軍の戦車の列に割り込み、武王の放伐を不当なものだと諌めた。
 当然周軍は彼ら兄弟を殺そうとするが、軍師呂尚が「彼らの言うことは正しい」と言って逃がしたため事なきを得た。
 その後、殷が滅んで周が王朝として成立すると周の粟を食することをよしとせず、
 首陽山に隠棲して山菜のみを摂って暮らしたが、そのうちに餓死した。
 事切れる際に歌った「采薇の歌」は非常に有名である。
 孔子は彼らが「大局を恨んで、人自体は恨まずに死んだから聖人」と評価しているが、逆に司馬遷はその説には否定的である。
 また司馬遷著の史記における伯夷伝は、約2600年後に無頼であった若き日の徳川光圀にも影響を与えた。


618 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/15(木) 06:31:20 L5HpKPrg0
【元ネタ】日本・史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】大石順教
【性別】女
【身長・体重】cm・kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力C 幸運C 宝具D
【クラス別スキル】
陣地作成:D
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。 ”結界”の形成が可能。
 生前、佛光院を新たに開いている。

道具作成:E
 魔術的な道具を作成する技能。魔術的な効果を持つ書画を生み出せる。

【固有スキル】
貧者の見識:D
 長年の苦労で身についた観察眼。相手の本質を見抜くことを可能とする。

法術:E
 仏教系の魔術体系。近代の人物でありそこまでの威力はないが、常識的な現代の魔術師よりは上。

芸術審美:E
 芸術作品、美術品の素養と理解力。
 芸能面における逸話を持つ宝具を目にした場合、低い確率で真名を看破することができる。

怨霊調伏:E
 判定に成功することで相手の魔術を封じる。
 「堀江六人斬り」の被害者は勿論、加害者の冥福も祈り続けた。

【宝具】
『口筆自在(こうひつじざい)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1〜30 最大捕捉:50人
 口でくわえた筆で数多の現象を書き、描いて驚嘆と感動を与えた。
 キャスターのイメージに応じ、相応の魔力を消費して生物から感情や概念まで出現させる。

【Weapon】
『無銘・筆』

【解説】
 真言宗の尼僧(1888〜1968)。本名は米子。中村久子と同世代で障碍者は勿論障碍の無い人々にも
 教訓と希望を与えた活動と言動で知られている。
 大阪の芸妓で妻吉と名乗っていた明治38年(1905)、養父による「堀江六人斬り」で生き残ったものの
 両腕を切断され、巡業で生活していたある日、カナリアが雛に口で餌をやる姿を見て開眼。
 当初は口で筆をくわえて何かを書こうにも書くものが思い浮かばなかったが、懸命に学び日本画家の
 山口草平の妻となり、離婚後は障碍者福祉に身を置きながら生活のために下絵を描く。
 高野山金剛峰寺において得度。人柄と書と画により人々に喜ばれた。
 死後も書画と寺院と弟子を残し、善き影響を与え続けている。


619 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/15(木) 18:20:04 L5HpKPrg0
【元ネタ】日本・史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】並木宗輔
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷D 魔力C+ 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
陣地作成:−
 宝具に特化したことで、このスキルは失われている。

道具作成:−
 宝具に特化したことで、このスキルは失われている。

【固有スキル】
人間観察:B
 人々を観察し、理解する技術。
 優れた人物や目立った人物だけではなく、万人に共通する丸裸の姿を見通す能力を持つ。

白紙の勧進帳:-
 義経を創作の対象としたキャスターが創作するスキル。
 判定に成功することで「宝具を使用してはならない」という命令を下せる。
 しかし、宝具に特化したことでこのスキルは失われている。

怨霊調伏:−
 義経や四十七士など、非業の最期を遂げた英雄たちを舞台に蘇らせたキャスターのスキル。
 判定に成功することで相手の魔術を封じられる。
 しかし、宝具に特化したことでこのスキルは失われている。

対英雄:-
 数々の英雄を、自身の表現したいもののために畏れず素材としたことで得たスキル。
 “英雄”の能力を低下させる。しかし、宝具に特化したことでこのスキルは失われている。

【宝具】
『並木が浄瑠璃(なみきがじょうるり)』
ランク:B 種別:結界宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
 周囲をキャスターの作品世界とする固有結界。
 キャスターの意向に応じて宝具や魔術を封じられ、能力は低下し、過去や在り方を捻じ曲げられる。
 単純に作品に登場した英雄たちを呼び出したり、キャスターの身に宿すことも可能であるが、その場合の
 能力は歴史上の英霊のそれではなく、あくまで作品世界のものに準ずることとなる。

【Weapon】
『無銘・筆』

【解説】
 江戸時代の浄瑠璃作者(1695〜1751)。
 元は備後国三原(現在の広島県三原市)の臨済宗成就寺の僧侶で断継慧水と号していたが、還俗した。
 作風は業をえぐり出して暗いと評されることが多いが、『菅原伝授手習鑑』、『仮名手本忠臣蔵』、『義経
 千本桜』、『夏祭浪花鏡』などもキャスターの作品であり、歌舞伎の演目にもなっている。
 その影響力は近松門左衛門に次ぐとも言われるが、一般の知名度は残念ながら低い。


620 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/15(木) 22:43:47 yxPAgM1Q0
【元ネタ】常陸風土記
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】箭括麻多智
【性別】男性
【身長・体重】178cm・76kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力C+ 耐久B 敏捷B 魔力C 幸運A 宝具B+
【クラス別スキル】
対魔力:A
 A以下の魔術は全てキャンセル。
 事実上、魔術ではランサーに傷をつけられない。
 身に着けた甲鎧、祭祀宣言により反転した夜刀神の加護などの要因によってこのランクを誇る。

【固有スキル】
勇猛:B
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。

【宝具】
『標の仗(しめのまもり)』
ランク:B+ 種別:対神宝具 レンジ:2〜70 最大捕捉:1000人
 夜刀神を駆逐した矛と、人の地の境界を定めた?が融合した宝具。
 ただ振るうだけでも強力な物理威力を誇るが、その刃には「神性」を消滅させる効果があり、
 半神の英雄などはこれに打たれると霊格が低下、パラメーターもランクダウンする。
 また、一度地面に突き立てれば神々や精霊の侵入を阻む大結界を展開する。
 この結界内に侵入出来たとしても、神々に由来する能力などは大幅に効果が減退し、
 「神性」を持つ者は行動自体が多く制限される。
 ただし、この宝具が強みを発揮するのは自然の神威に対してである為、
 戦争神や工芸神など、人の業を司る神威に対しては効果は薄い。

【Weapon】
『無銘・鎧』
 夜刀神を駆逐する際に身に着けた甲鎧。
 杞(かわやなぎ)を身に着けた者は夜刀神の呪力の難を逃れられるとも言われる。
 祟られることなく夜刀神を打ち殺したランサーは、甲鎧と共に杞を身に帯びていたと思われる。

【解説】
常陸国風土記に記される豪族。継体天皇の時代の人物である為、6世紀前半の人物と言われる。
麻多智が登場する伝承では、角を生やした蛇神との戦いが記される。
麻多智が行方郡家の西の谷の葦原を開墾しようとしたところ、蛇神が群れを成して開墾作業を妨害した。
この蛇神は夜刀神といい、その姿を見た者は一家一門が破滅するという恐るべき呪力を持っていた。
しかし麻多智は恐れるよりも妨害されたことで激怒し、甲鎧で身を固め、
自ら仗(ほこ)を手に取って蛇神の群れを打ち殺し追い払った。
そして山の登り口に行き、神の地と人の地の境界をつける為に『標の?(しるしのつえ)』を立て、
祟られぬのように、今後は麻多智と子孫が夜刀神を永く敬い祭ると宣言し、社を建てた。
そうして麻多智は開墾に成功し、耕田十町あまりを拓き、宣言通り子孫代々に渡って夜刀神を祀った。
尚、後代の人物である茨城国造・壬生連麿にも夜刀神が退散させられる伝承が残っている。

【コメント】
矛と?は別々にしてもよかったが、両方とも対神特化なのでいっそまとめて一つにした。
レンジと最大補足の表記は結界のもので、矛そのものはレンジ2〜4・補足1人。
強力な呪力を持つ土着神と戦って呪殺されることなくぶち殺しまくり、
戦後も祟りないように奉ってるので「対魔力」は非常に高い。杞関連は原文にはなかった気がするがまあいいか。
型月的には夜刀神は精霊に属する存在とも見えなくもない。
適正クラスはランサーのみだが、箭括氏は弓矢を扱う氏族と言われているので、弓も使えるかもしれない。


621 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/15(木) 22:59:15 yxPAgM1Q0
?部分に入るのは梲


622 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/16(金) 12:07:13 UMVPLCnEO
アーサー王物語にランサーって名前のベイリンに瞬殺された騎士がいたけど槍兵で召喚されたらどうなるんだろ


623 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/16(金) 15:47:58 ro92f5J.0
自分が最高の騎士だと思ってたら自分が抜けない剣をベイリンにアッサリ抜かれ
嫉妬して王の許可のもと殺しに向かったけど一撃でやられて死んだ、恋人も後追い自殺した

なんつークソキャラには
相手が悪かっただけ(ペリノアでさえアーサー評ではベイリン未満なので)って事にして
ありもしない性能盛りまくりでもしないとクラス適正すら無いんじゃねえの

無理矢理なんか付けるなら
「乙女コラム(ランサーの恋人)を死なせた罪によりお前(ベイリン)は嘆きの一撃を放つ事になる」
なんて理不尽イベントが発生するぐらいだから呪い的な何かとか


624 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/16(金) 17:28:09 UMVPLCnEO
>>623
あのマークが二人の墓を立てたり墓周辺ががランスとトリスの戦いの場になったり本人より死後の墓のエピソードの方が面白いよな


625 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/16(金) 18:20:09 Uo.C7.6U0
消滅した後発動するタイプの宝具になるのか


626 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/16(金) 18:59:10 4YaUty/o0
少なくともアサシンにしかなれなそう


627 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/17(土) 06:42:11 0iqVIAWw0
【元ネタ】日本・史実
【CLASS】キング
【マスター】
【真名】師升
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷C 魔力B 幸運C 宝具A
【クラス別スキル】
カリスマ:B
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。

【固有スキル】
対倭人:A
 奴国王でも、狗奴国を従えられない邪馬台国王でもない唯一の「倭王」。
 日本出身の英霊が相手であれば、幸運を除く全パラメーターを低下させる。
 Aランクであれば、一時的にEランクまでの低下が可能。
 もっとも、キング以外には持つ者が稀なスキルである。

神明裁決:C
 クガタチが有効であった古代の王。全サーヴァントに一回令呪を行使出来る。

天性の肉体:C
 民に百歳を超える者が多かったとされた時代の王。
 常に耐久がランクアップしたものとして扱われる。

圏境:D
 丘の上から国を見渡し、海の向こうまで見通した遠見の王。
 周辺の状況を感知する。

【宝具】
『倭王の印(わおうのいん)』
ランク:B 種別:対城宝具 レンジ:1〜30 最大捕捉:200人
 キングが後漢に遣使したのは事実であるが、金印を授かったかは定かではない。
 幻の金印を捺すことにより、捺したものを所有化して意のままにする。
 対象は物体や生物のみならず、地面や周辺の大気にまで及ぶ。

【Weapon】
『無銘・鉄剣』

【解説】
 後漢の安初元年(107)に安帝に遣使した当時の倭王。
 前漢の武帝の時代倭国は中国に遣使しており、中でも後漢の建武中元2年(57)に
 金印を授かった奴国王は金印の実物が現存することもあって名高い。
 一方奴国王と卑弥呼の間に位置するキングの知名度は低いが、日本史上で初め
 て歴史にその名を刻んだ人物である。
 奴王ではなく倭王とされており、これには後世転写する際の誤りがあったとも考え
 られているが、キングは朝貢の際に生口160人を献じたという。
 これは卑弥呼やその後継者の10〜30人より余程多いが、あるいは当時の大倭王
 =邪馬台国王であったかもしれない。


628 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/17(土) 11:52:03 /IvM7kVIO
>>627
その宝具あるなら神明裁決いらなくないか?
と言うか神明裁決を素で持ってる鯖なんてこの世に一人もいないと思うが


629 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/17(土) 17:01:33 0iqVIAWw0
>>628
英霊相手の拘束力はそこまで強いものと想定していなかったのですが、ご指摘を踏まえて後で訂正しようと思います
ありがとうございました


630 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/18(日) 10:27:24 .MQv0gPk0
【元ネタ】史実 戦国時代
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】織田信忠
【性別】男性
【身長・体重】169cm・62kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷B+ 魔力C 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
心眼(真):B
 修行・鍛錬によって培った洞察力。
 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”
 新当流、一之太刀の使い手。 疋田景兼に新陰流も学んでいる。

一之太刀:A+
 天の時、地の利、人の和により繰り出す必勝無敗の奥義。
 その正体は、他のあらゆる可能性を排除し万に一つの究極の一撃を放つ、因果の選出である。
 発動する際、幸運を消費するため乱用すれば成功率は低下する。

舞楽:C
 手前見事とまで評された能楽の手練。型の連続によって成る肉体動作。
 発動によって肉体動作の緩急を自在にコントロールし、敏捷を1ランクアップさせる。
 また、演舞中はあらゆる精神干渉を高確率で無効化する。

【宝具】
『大千世界(たけだくずれ)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:20〜60 最大捕捉:400人
 浅間山の噴火に始まった武田崩れと、恵林寺焼き討ちの逸話のミックス宝具。
 剣から上空へと迸る火柱は中空で分裂し、火の雨となって地表に降り注ぐ。
 単純な威力も去ることながら、強力な精神干渉効果も持ち、
 目撃者にセイバーに対する恐怖の念を植え付け、恐慌状態に陥らせる効果もある。
 死を覚悟してなお臆さぬ勇猛さか、心頭滅却を可能とするほどの透化など
 精神干渉に対する耐性があれば防ぐことが可能。

【Weapon】
『星切』
 曾我兄弟のあだ討ちで有名な曾我五郎時致の所有した太刀。
 信長から家督を引き継いだ際に、家宝の品々や領土とともに譲り受けたもの。

【解説】
 織田信長の嫡男。長男とも次男とも言われるが長男説が有力。幼名は奇妙丸。
 早くから後継者として信長に育てられ、弟達とは別格の扱いを受けていたという。
 信長に従って各地を転戦。
 武功を積み重ねた後に家督を譲られ(後見する父が実質の指導者ではあるが)織田家の頭領となった。
 以後も多くの戦線に参陣し、時に信長に抗弁するなど自己判断での行動も増え始める。
 武田攻めでは総大将として出陣。
 信長は深追いを避けるように命令していたが、信忠は現地の情勢を見て深く攻め入るべきと判断。
 破竹の快進撃で武田家を滅亡させることに成功し、信長の激賞を受けた。
 しかしながら明智光秀が本能寺の変を起こし信長を討つと、
 信忠は明智勢が包囲網を完成させていると判断し抗戦を選択。
(実際は包囲は完成されておらず、逃げようと思えば逃げられた状況であった)
 二条御所でろくに装備もない寡兵で明智勢を相手取り、
 三度までも撃退するが衆寡敵せず自刃したという。
 織田家の後継者として育てられ、武田攻めの大功で十分な権威を備えていた信忠の死がなければ、
 その後の歴史は大きく違うものとなっていただろう。

 余談だが、武田信玄の五女、松姫とは最初婚約していたが、政治的な理由で破棄された。
 しかし信忠と松姫は両家の関係が悪化した後も文通で好を通じており、当人同士の関係は良好だったという。
 信忠は武田滅亡まで正室を迎えることはなく、武田家を滅ぼした後に松姫を婚姻のため呼び寄せていたが、
 姫が到着する前に信忠はあえなく討ち死にしたため、残された松姫は尼となって菩提を弔ったという。

【コメント】
 宝具名は帝都信長に対応させた。
 信忠なんてサーヴァントの七騎のクラスに当てはめられそうなエピソードがあるのかと思ったら、
「信忠一番に切って出て、面に進む兵十七、八人これを切り伏す」
「信忠御覧じて、真中に切つて入り頃、稽古仕給ふ兵法の古流、当流秘伝の術、英傑の一太刀の奥義を尽くし、切つて廻り、薙ぎ伏す」
 新当流の一太刀使ってるよ。しかも新陰流も修めてるよ。やばいよこいつ。


631 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/18(日) 11:39:33 .KLm89wk0

【元ネタ】史実、対比列伝
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ピュロス
【性別】男性
【身長・体重】170cm・62kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力B 耐久D 敏捷A 魔力C 幸運C 宝具C+
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
軍略:C
 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
 自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。

カリスマ:D
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、一軍のリーダーとしては破格の人望である。

勇猛:B
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。

癒しの足:C
 生まれ持った異能。右足を病人の患部に触れることで癒すことが出来る。
 また、如何なる攻撃を受けてもこの右足の親指だけは傷つくことはない。

【宝具】
『猛群の威迫(ルカ・ボス)』
ランク:C+ 種別:対軍宝具 レンジ:2〜25 最大補足:100人
 かつてライダーが用いた20頭の戦象部隊。
 この部隊を完全展開することで、対峙した敵に“重圧”を与え、
 敵の能力が低下したところを巨獣の突撃によって蹂躙する。
 ただし、この威圧を与える効果は回数を重ねる毎に薄れていく。

『奉る不犯の鏡塞(アテナ・イートース)』
ランク:B 種別:結界宝具 レンジ:1〜3 防御対象:5人
 ガリア人から奪い、女神アテナに捧げた複数の盾。
 元々逸品であったものが女神の加護によって神盾として昇華されている。
 真名解放によって、複数の盾を同時に展開し、一種の結界を発動する。
 この結界は、Bランク宝具のダメージ数値以下の攻撃は、
 物理・魔力を問わずに、同じ威力のまま、逆方向に跳ね返すことが出来る。
 
【weapon】
『無銘・武装』
 剣・槍などの武装。
 

【解説】
古代ギリシャ・エペイロスの傭兵王。紀元前319年生誕。紀元前272年没。
エペイロス在位は紀元前286年-紀元前284年及び紀元前273年-紀元前272年。またマケドニア王も務めた。
エペイロス国の王子として生まれたが、幼いころから反乱によって国外に追われるなど不遇な少年期を過ごした。
しかし戦乱の中で勇名を馳せ、当時ローマの圧力に苦しんでいた都市タラスに傭兵として招かれた。
タラスに組したピュロスは自身が率いてきた軍勢のみでローマ軍と戦い、2度に渡ってこれを撃破するも、
自軍の損害は甚大で、一方のローマは講和に応じず、この様子を鑑みてピュロスは
「次の戦いでも勝利したとしても、自軍は壊滅する」と発言したという。
このことから割に合わない勝利のことを『ピュロスの勝利』呼ぶ様になった。
278年にはカルタゴに圧迫されていたシチリア諸都市に雇われ、ここでも連戦連勝するも、自軍は既に半減し、
専制的なやり方を疎まれてシチリアから支援を受けられず、遂に敗戦することになり、タラスへ撤退した。
その後も戦に身を投じ続けるが、ある市街戦の最中に名もない女性に瓦を落とされ気絶したところを殺された。
この傭兵王が生涯通じて戦に明け暮れたのは、自身が支配する版図を広げ続ける野望を持っていたからであった。

決して常勝無敗というわけではなかったが、その戦術家としては超一流で、かのハンニバルからは
アレクサンドロス大王に次いで史上二番目に偉大な指揮官と評価されたことがよく知られる。
『対比列伝』では個人としての武勇についても記されており、敵軍最強の将パンタウコスを一騎討ちで敗走させたこと、
巨躯の敵兵を剣で頭から真っ二つにしたこと、城攻めの際に真っ先に城壁に登って多くの敵兵に迎え撃たれたところ、
剣を振るって屍の山を築いたが自身は傷一つ負わなかった逸話などがある。


【コメント】
死因がややショボいので耐久は低め。将軍としては凄いが、王としてはアレなのでカリスマはD。
『対比列伝』では「1にピュロス、2にスキピオ、3に俺」とハンニバルが言ったことになっていた。
「一番鋭い刀を持っている息子(=最強の者?)に王位を継がせる」とかイスカみたいなことも言ったらしい。 
また、イスカも戦利品の盾をアテナ神に捧げてたりするので、キャラも行動も被りまくっている。     
適正クラスはセイバー・ランサーだが、象使いなのでライダーになった。多分本人は象に乗ってないけど。


632 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/18(日) 21:27:06 lTvYGPQA0
軍略はCか。イスカンダルと並んでBでもいい気がするが、そもそも
イスカンダルがAじゃない時点で本家の設定が無茶な気がする。


633 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/18(日) 21:29:40 Krd7tFe20
軍略はレアスキルだしイスカンダルより↑がぞろぞろいるんじゃないか


634 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/18(日) 21:43:10 1cxmNpAU0
正直イスカンダルならAどころかA+でもおかしくなかったんだけどな


635 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/18(日) 21:46:19 VUNtTd4k0
史実はともかく作中のイスカンダルはまっすぐ突き進むことしかできないイノシシだったからしゃーない


636 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/18(日) 22:02:39 tgjGaRH.0
イスカがあれだとするとそれより上はハンニバルとかそのへんかな?


637 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/19(月) 00:29:54 Jg7VqfhI0
正直軍略が戦術的直観力って意味不明


638 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/19(月) 00:31:47 77rNOV3k0
知識や技法じゃなくてあくまで第六感に位置するものなんだろ
心眼(偽)に対する心眼(真)みたいに軍事的な知識に関するスキルはまた別にあるのかもしれん


639 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/19(月) 05:30:04 A3q3RzBI0
>>633
それが誰なのかが分からない(神話英雄は基本猪だし)
軍略に+付きというのもよく分からないが、カエサルとかがAかな?
前にこのスレに出たクトゥーゾフのAも分からんでもない


640 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/19(月) 21:35:03 4KUeSgIg0
【元ネタ】対比列伝
【CLASS】アヴェンジャー
【マスター】
【真名】ガイウス・マルキウス・コリオラヌス
【性別】男性
【身長・体重】188cm・87kg
【属性】秩序・中立
【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷B 魔力D 幸運E 宝具B
【クラス別スキル】
単独行動:A
 マスター不在でも行動できる。
 ただし宝具の使用などの膨大な魔力を必要とする場合はマスターのバックアップが必要。

【固有スキル】
勇猛:B
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

投擲(投槍):B
 投槍を放つ技能。
 アヴェンジャーの憎悪の念が槍に感染しており、槍を投擲すれば平民を自動追尾する。

精神汚染:E
 精神を病んでる為、他の精神干渉系魔術をごく稀にシャットアウトする。
 同ランクの精神汚染を持つ人物以外とは意気投合しにくい。

【宝具】
『制圧せし勇者の誉(コリオラヌス)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:2〜20 最大捕捉:30人
 コリオリを陥落させた際に贈られた馬。
 馬そのものは宝具に至らないが、馬に着けられた煌びやかな装飾はアヴェンジャーの輝かしい武勲そのもの。
 真名解放によって装飾は凄烈な光となって人馬を包み、機動力・防御力・攻撃力を大幅にアップさせる。
 ――復讐者に堕ち、その精神は黒き憎悪に染まっても、尚も色褪せない勇者としての威光の具現。
 
【weapon】
『無銘・武装』
 剣や槍など武装。

 
【解説】
紀元前5世紀頃のローマの英雄。
名門マルキウス家に生まれ、母1人に育てられたが不屈な気性の青年へと成長した。
ガイウスは強靭な肉体を持ち、戦に参加しては常に功を挙げる英雄であり、
コリオリの町の包囲戦の時には超人的な戦いぶりを発揮して城を陥落させた後、
間を置かずに転戦してそこでも屍の山を築いたという。
この武勲から「コリオリの勇者」を意味する「コリオラヌス」という名で呼ばれるようになり、
武勇のみならず、その謹厳な性質も人々に称賛された。
――しかし、その性質は政治に置いて最悪の方向に働くことになる。
当時、平民は貴族に対して反乱を起こし、護民官の役職を獲得するほど台頭しており、
武功によって地位を得ていたコリオラヌスは元々この情勢に反対していたが、執政官に落選したことを契機に
民衆との対立が激しくなり、遂にローマを永久追放されてしまった。
こうして、ローマを第一の英傑はローマに仇なす復讐者となり、旧敵であるウォルスキー族の
トゥルルス・アッティウスに組し、ローマ支配下の諸都市を次々に陥落させた。
コリオラヌスの進撃の前にローマは成す術なく、講和を持ちかけてもコリオラヌスは受け入れなかったが
コリオラヌスの母と妻の一行が直に赴き、命懸けで説得することでコリオラヌスはようやく陣を撤退させた。
その後、コリオラヌスはトゥルルスの配下に集団で殺害される。
トゥルルスは余りに強大であったこの英雄を、妬み、恐れていたのだった。


【コメント】
弱点は言うまでもなくママ。聖杯への願いはローマ殲滅と、民主主義撲滅。
最初はバーサーカーにして、狂化を唯一鎮められるママへの愛を宝具にしようと思ったが、
狂戦士というよりは冷徹な復讐鬼という印象なのでアヴェンジャーに。別に狂ったという話もないし。
『コリオレイナス』ではたった一人で城を攻め落としたということになっているらしいので、
宝具は「単騎で城を攻め落とした武功の具現」ということで対城宝具にしようと思ったが、
やはり原典の方に近くしたいので没。馬の装飾が光り輝くとか言ってる時点で原典とかけ離れてるけど。
あんまりアヴェンジャーっぽくない宝具になったのはちょっと残念。
適正クラスはアヴェンジャー・セイバー・ランサー・ライダーなど。因みに、ぱんつはいてない。


641 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/19(月) 23:10:00 OepXbxpM0
【元ネタ】fate stay night EXTRA APOCRYPHA
【CLASS】ビースト
【マスター】沙条愛歌
【真名】ヘラクレス・カルナ・アキレウス・覚者・スパルタクス・ナーサリーライム・ジャンヌ
【性別】なし
【身長・体重】不定
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力A+ 耐久EX 敏捷A+ 魔力A 幸運B 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:EX
 ビーストの対魔力に加え、揺るぎない信仰心によって高い抗魔力を発揮する。
 ただし、魔術を逸らして(かわして)いるだけなので、広範囲魔術攻撃の場合、助かるのはビーストだけである。
 教会の秘蹟には対応しない。
狂化:−
 スキルの代償によって失われている。
【固有スキル】
神性:A
 神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
 この神霊適正は神性がB以下の太陽神系の英霊に対して、高い防御力を発揮する。
戦闘続行:A
 生還能力。
 瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。
被虐の誉れ:B
 ビーストの肉体を魔術的な手法で治療する場合、
 それに要する魔力の消費量は通常の1/4で済む。
 また、魔術の行使がなくとも一定時間経過するごとに傷は自動的に治癒されていく。
菩薩樹の悟り:EX
 世の理、人の解答に至ったものだけが纏う守り。
 対粛正防御と呼ばれる”世界を守る”証とも。
 無条件で物理攻撃、概念攻撃、次元間攻撃のダメージを自身のHP数値分、削減する。
 また、精神干渉ならば100%シャットアウトする。
 EXランクに至ったビーストなら人の七欲さえ凪のように受け止めるだろう。
【宝具】
『永久機関・我が試練はここにありて、疵獣の勇者よ、具足となれ』
ランク:A 種別:対人(自身)宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 神と悪竜の祝福(呪い)によって得た不死性。肉体を屈強な黄金の鎧と化す。
 常時発動型の宝具。
 規格外(EX)とされるビーストの対魔力を、そのまま物理的な防御力として行使することが可能。
 いかなる攻撃をも無効化するが、一定ランク以上のスキル『神性』を持つ者にはこの効果は打ち消されてしまう。
 その場合でも、ランク・B以下の攻撃を全て無効化。
 物理・概念とわずあらゆる敵対干渉を削減し、ビーストにはダメージ数値は十分の一しか届かない。
 敵から負わされたダメージの一部は魔力に変換し、体内に蓄積できる。
 体内に貯められた魔力は、ビーストの能力を強化するために使用可能である。
 一度受けたダメージを学習し、その克服の為に新しい耐性を肉体に付加する。
 強力なサーヴァントなどと相対すれば、肉体そのものに至るまで変貌していくだろう。
 隠された能力。
 死亡しても自動的に蘇生(レイズ)がかかる。
 物語は永遠に続く。か細い指を一頁目に戻すように、あるいは二巻目を手に取るように。
 その読み手が、現実を拒み続けるかぎり。
【解説】
 セイバーを除く八年前の聖杯戦争に参加した英雄達を取り込んだ獣。
 セイバーのかつての願いを叶えようとする愛歌の手で受肉し、彼女をマスターと認め、地上に現界する。

この硬さと再生力、まさに最強や。こんなん絶対勝てへんやろドヤ


642 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/21(水) 10:55:14 MHz115xQ0
【元ネタ】北欧神話
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ソール
【性別】女性
【身長・体重】161cm・49kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力:E 耐久:C 敏捷:C 魔力:A 幸運:E 宝具:A++
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
騎乗:A+
 騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。
ただし、竜種は該当しない。
【保有スキル】
神性:C
 あくまで彼女は神の血を継いではいないが、
自身が太陽の運行を司る存在となったため、太陽神として神性を獲得した。
魔力放出(炎):A+
 武器、ないし自身の肉体に魔力を帯びさせ、
 瞬間的に放出する事によって能力を向上させる。
 炎が太陽の輝きのように全身を覆う。
【宝具】
『太陽の鞴(スヴァリンバルグ)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:5〜40 最大捕捉:50人
 極寒の冷気を吹き出す鞴。
 あくまで攻撃用の宝具ではなく冷却用のものなので威力は低いが、冷気による攻撃である故に回避が難しく、行動の阻害にもなる。
『疾走する灼熱の星(アールヴァク&アルスヴィズ)』
ランク:A++ 種別:対城宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
 彼女の駆る戦車を曳く馬たちの真名の解放による突撃。
 真名の解放とともに馬たちは熱を放出しながら星と同等の速度で疾駆する。
 太陽そのものである彼らによる突撃は極めて強力な威力を発揮し
回避に成功したとしてもレンジ内の全てを焼き尽くすほどの熱により焼かれてしまう。
『太陽の鞴(スヴァリンバルグ)』を最大限に利用しなければ戦車そのものすらも焼き尽くしてしまう圧倒的な火力を誇る一撃。
『嘲り憎む黄昏の蝕(ラグナロク・フローズヴィトニル)』
ランク:EX 種別:自爆宝具 レンジ:0〜10 最大捕捉:100人
 レンジ内の全てを飲み込む暴食の一撃。
 抵抗するには最低でも星と同等の質量が必要。
 彼女を常に追いかけ続けた死の運命であり太陽を喰らう狼そのもの。
 極めて強大であるものの、この宝具に対していい思い出の欠片も存在しないため、彼女はどのような状況でもこの宝具を使いたがらない。
【Weapon】
『戦車』
 彼女の駆る戦車。
 整備不要、世界の始まりから終わりまで休みなく駆け続けられる宝具級の逸品。
 ただし太陽と同等の熱に対する耐性はないため使い続けるには『太陽の鞴(スヴァリンバルグ)』を併用しなければならない。
【解説】
 北欧神話に登場する太陽神。弟に月の神マーニが存在する。
 ムンディルファリの娘であり、その美しさ故にムンディルファリが太陽を意味するソールという名前を付けたことで神々の怒りに触れてしまい、
同じような理由で神々の怒りを買った弟とともに彼女は太陽の運行の管理を、弟は月の満ち欠けの管理を強制され太陽を牽引する馬車の御者にされた。
ソールはスコルという狼に常に追いかけられ、逃げ続けるが、ラグナロクにおいてついに捕らえられて飲み込まれてしまう。
ラグナロク後の世界においては彼女の娘が代理で太陽の運行をするという。

神様でも普通の聖杯で呼び出せると思う。ただの神による被害者みたいなものだし。
ただし瞬間火力は馬鹿げているけれど総合スペックはそこまででもない。


643 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/23(金) 13:41:26 1lUQFrMU0
元ネタ】ACE COMBAT
【CLASS】ライダー
【マスター】アンドレ・オリビエリ
【真名】ミロシュ・スレイマニ
【性別】男
【身長・体重】
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力C 耐久B(EX) 敏捷B(A) 魔力E 幸運A 宝具EX
【クラス別スキル】
対魔力:E
 魔術に対する守り。
 無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。


騎乗:A
 騎乗の才能。近代の乗り物に特化した騎乗能力。
 幻獣・神獣を含めた除く全ての獣を人並み以上に乗りこなせる程度だが、
 近代兵器や乗用車に関しては手足の如く自在に操る事が可能。


【固有スキル】
戦闘続行:B
 瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。
 負傷の程度を問わず、ステータスの減衰を発生させずに戦闘を継続可能。


戦闘技術:B
 戦闘に関する技術。Bランクなら陸海空のうち一種類を極めた事に等しい。
 ライダーの場合は空戦を極めており、戦闘機動・僚機指揮等のスキルを発揮する。

機銃操作能力:A
後ろからの遠距離攻撃を90%で撃墜する。
一度当たると撃墜率は50%に下がる。

変態機動:EX
戦闘に関する能力。
遠距離からの攻撃を100%回避する。
そして反撃する。
ただしオレオマスターの効果発動後に発動。

オレオマスター:EX
攻撃が2度当たると発動。
全てのステータスを2ランク上昇させ、精神干渉系魔術を完全にシャットアウトする。

【宝具】
『GAF-1 Varcolac(イカ)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1-50 最大捕捉:100人
 ライダーの愛機、GAF-1 Varcolacを召喚する。
 小型戦闘機の倍はあろうかという大型の機体であり、コックピットごと前方に大きく突き出した機首が特徴的。翼形状は、機首先端から伸びるカナードと、翼端にウィングレットを持つ胴体と一体化した大型の後退翼に、左右のエンジンユニットから伸びた外向き斜め双垂直尾翼で構成される先尾翼機である。巨大な主翼には、外側にエレボン、その内側にフラップとスポイラーがあり、さらにエンジンに挟まれた中央部にも小型のスポイラーを備える。このエンジンは機体の背面にもインテークがあるという独特の配置となっており、これに垂直方向への推力偏向を行うパドル式二次元推力偏向ノズルが組み合わされている。
 兵装は、各種短射程AAMの他、対地対空対艦を問わず使用可能な高機能多目的ミサイルや、強力な衝撃波を発生させる長距離衝撃波弾頭ミサイル、特殊なフレアを撒く赤外線欺瞞弾ポッドを搭載可能で、固定武装としては機首コックピット側面部に機関砲を2門装備する。本機にはステルス性はないが、兵装は全て内装式である。
 兵装説明
アクティブ防御システム:機体後部に備わる機銃によりミサイルを直接迎撃する、ハードキルタイプのアクティブ・プロテクション・システム(APS)。非常に高い迎撃性能を持つ。
IRCM (SIRCoMS):赤外線欺瞞弾。航空要塞スピリダスに搭載されているものと同様のもので、巻き込まれた航空機に損傷を与えるほどの巨大なプラズマ状のフレアを発生させる。名称こそ赤外線欺瞞弾ではあるが、これにより誘導方式を問わず強力な誘導妨害が可能。
LSWM (Long range Shock Wave Missile):長距離衝撃波弾頭ミサイル。特殊な燃料気化弾頭により強力な衝撃波を発生させ、広範囲の目標を破壊する。
【Weapon】
 『無銘・拳銃』:地上装備はこの程度しか保有していない。


【解説】
 M42飛行中隊第1飛行隊、通称「ライジェル隊」隊長。ライジェル隊当時の階級は大尉。物語序盤でマーティネズ・セキュリティー社を裏切ってヴァラヒア(後にGA計画軍)に移籍。その後はヴィルコラク遊撃隊の隊長となる。冷徹な人物で、金に対する執着心が強い。「敵を倒して得た金にしか価値を持てない」と公言するが、これは幼少期に親に売られ、少年兵として戦場で戦い続けた経験によるもの。


644 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/23(金) 14:29:06 44JkOGgw0
>>635
史実のイスカンダルはてんかん持ちで、戦争中幾度となく意識を失っていたが、「我は必ず帰ってくる。だから何があっても持ちこたえよ」って言って一度も引くことをしなかった
軍略性があったかどうかは知らないが、武勇よりはカリスマで持ちこたえた王だと思われる


645 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/23(金) 15:20:09 3IzGgZu60
神霊を弱体化させて召喚するエクストラクラスがあってもいい気がする
「オーヴァード」や「プロヴィデンス」とか


646 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/23(金) 16:13:41 lNnlCXWQ0
確か神霊の弱体化って既存クラスに当てはめてやるんだったか


647 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/23(金) 22:54:05 tsIqa/MA0
【元ネタ】ケルト神話 スコットランド神話
【CLASS】セイバー
【マスター】ケイネス・エルメロイ・アーチボルト
【真名】ディルムッド・オディナ
【性別】男
【身長・体重】184?・85?
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷A+ 魔力D 幸運E(D) 宝具A+
【クラス別スキル】
騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

対魔力:B
 魔術詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術・儀礼呪法などを以ってしても、傷つけるのは難しい。

【固有スキル】
愛の黒子:C
魔力を帯びた黒子による異性への誘惑。
対魔力スキルで回避可能。

 心眼(真):B
  修行・鍛錬によって培った洞察力。
  窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、
  その場で残された活路を導き出す戦闘論理。

仕切り直し:D
戦闘から離脱する能力。

投擲(槍):A+
槍を弾丸として放つ能力。
ランクC以下のスキルによる防御を無視する。

【宝具】
 『大いなる怒り(モラルタ)』
 ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1〜10 最大捕捉:1人
  一太刀ですべてを決する魔剣。あらゆる物理的な防御を無視する一撃。
  その性質から騎士の天敵である。
  この一撃を防ぐのは、魔剣の魔力と神秘を超える奇跡だけである。

『死者の歌(ゲイ・ジャルグ)』
 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:3〜50 最大捕捉:1人
  破魔の槍ゲイ・ジャルグの魔力を解放した投擲。あらゆる神秘による守りを無視する一撃。
  その性質から魔術師や幻想種の天敵である。
  この一撃を防ぐのは、古の城壁を超える防御だけである。

【解説】
 よく使う武器セット版ディルムッド。
 剣や鎧を身に纏う的には剣で、魔獣やドルイドならば槍をメインに戦いどんな敵とも戦える。
 宝具の効果がどちらも防御無視なので、ランク以上にダメージが出るのが特徴


648 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/23(金) 23:00:09 PPdivq5Y0
ベガルタ()


649 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/24(土) 00:01:12 qBTUH8CU0
そこで女王をhollow世界に投入です
でルールには従わない、またたくまに無限の可能性の全てがあにうえとのラブラブ空間へと

エアは一応神代じゃないなら次元じゃなくて物凄い竜巻の筈


650 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/24(土) 00:05:45 r7Bs08mg0
>>647
今は板の仕様変更で単位文字(キログラムとかミリとかミリバールとかの一文字版)は文字化けするようになったから
【身長・体重】書く時はアルファベットでcm、kgって書かないと文字化けするよ


651 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/24(土) 00:28:48 2ajUCfkI0
wikiのスレ一覧やたら番号飛んでるなーと思ったら微妙な鯖が弾かれてるのか
取り敢えず登録はしてるんだから、レス番くらいはちゃんと記載した方が良いような気がする


652 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/24(土) 10:45:33 GW79f6ToO
微妙じゃなくても登録済みだったらよっぽどのことがない限り弾かれるよ


653 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/24(土) 10:47:14 98WgvYMg0
wikiって作成者がまとめるものだと思ったが違ったのか


654 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/24(土) 15:44:38 oR4Ds4eY0
被ってるのは登録はしてるけどレス番に入れてない仕様みたいだな


655 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/24(土) 16:55:58 z63OiTv60
【元ネタ】実在性ミリオンアーサー
【CLASS】セイバー
【真名】リエンス王
【性別】男性
【身長・体重】158cm・48kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷C 魔力C 幸運E 宝具C
【クラス別スキル】
 C:
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術・儀礼呪法など大がかりな魔術は防げない。

騎乗:D
動物や機械を乗りこなす技能。
鎧が尖っていて動物が乗せる事を嫌がるため、鎧や厚い皮膚などにより高い防御力を持つ動物でなければ乗りこなせない。

【保有スキル】
業物:A
刀剣系武器の切断力を維持するスキル。
どのような物理攻撃や魔術等でも保有している刀剣の切断力が落ちることはない。

孤独:C
他ユニットとの関係を持ちづらい運命的に孤独な様を表すスキル。
友好関係の構築に悪い影響が出る一方で、戦闘から確実に逃走が可能。

UTSUWA:-
王に必要なもの。リエンスは持ち合わせていない。
ただただデカい方が良いとされる。
不足していたためエクスカリバーは抜けなかったと言われてる。
東京ドームで何個分?

【宝具】
『刺突剣=急所応酬(バイタルスポットカウンター)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1
相手のHPが自身のHPよりも下である場合、与えるダメージが1.3倍になる剣。

また、あちこち尖っている上に鞘がないため持ち運びはとても不便。
(剥き身は危険なので新聞紙で包むと良い)

【Weapon】
『鋭利な鎧』
物理的にもデザイン的にもあちこち尖っている鎧。
あまりの尖りっぷりに本人以外が触れると怪我をしかねない。

【解説】
脅威のスケールでおくる、誰も見たことがないかもしれないガールズエンターテイメント・実在性ミリオンアーサーに登場する人物。
アーサーがイングランド統一を果たす前にアイルランドを支配していた王の1人。
エクスカリバーが抜けなかった事からアーサーにもなれず、11人の支配者にも選ばれなかった事をコンプレックスに感じており、虎視眈々とその座を狙っているがプライドが高い割にカリスマ性が全くないため、人に好かれない。

アーサーの初陣の敵となる人物で、結果としてアーサーに敗れ逃走する。
その後はあらすじ中にひっそり殺害され、フェードアウト。
以後、番外編のスナック三姉妹に入り浸る生活を送る。
ママに歌をリクエストする割にすぐ寝てしまう困り者。故あって2代目11人の使者(総勢1名)を受け継ぐなど、本編には殆ど出てないのに出番は結構多く、現在はロット王の手下的ポジションに落ち着いている。


656 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/24(土) 18:09:29 Tu7sTUC.0
エクスカリバーって、英霊ならば見ただけでエクスカリバーだってわかるらしいけど、
他に「見ただけで真名バレる超有名宝具」って何があるんだろう
ロンギヌスの槍とか?


657 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/24(土) 19:19:46 voewmGPw0
ヴラド・ツェペシュの串刺し攻撃とか
特徴的すぎてすぐわかりそう


658 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/24(土) 20:06:36 Tu7sTUC.0
特徴のある宝具はそれはそれで真名バレしやすそうだな
・強力なゴーレム→ゴーレム使いで有名な魔術師
・強力な太陽船→ファラオの中でも特に強大な英霊
・旗をぶん回す女騎士→そんなん聖処女しかいないっしょ
みたいな


659 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/24(土) 20:52:44 7nlJjiD60
獅子の毛皮と棍棒と弓矢→HERCULES!


660 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/24(土) 20:57:49 prDNrbZw0
>>659
それだけだとオリオンの可能性もあるぞ


661 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/24(土) 21:04:40 98WgvYMg0
宝具って訳じゃないが型月世界なら
髑髏の仮面見ただけで真名特定できるな


662 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/24(土) 22:01:02 IaO5/QZE0
まあハサンは真名特定されても痛くもかゆくもないがな


663 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/25(日) 00:13:36 eLuJ3phg0
【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】ヒュドラ(レルネーのヒュドラ)
【性別】
【身長・体重】デッカイ・重い
【属性】混沌・狂
【ステータス】筋力A+ 耐久A 敏捷A++ 魔力A 幸運D 宝具A+
【クラス別スキル】
狂化:B
 全パラメーターを1ランクアップさせるが、理性の大半を奪われる。

【固有スキル】
竜の息吹:B
 最強の幻想種である竜が放つマナの奔流。

女神の寵愛:A+
 育ての親である女神ヘラからの寵愛を受けている。
 運以外の全ステータス及び宝具、女神の寵愛以外のスキルがランクアップする。

毒の体液:A+
 血液や分泌物に毒が含まれる体質。
 主に水害による疫や毒を含む。
 濃度が濃いほど強く、血液ほど濃い体液になると神さえ癒やすことはできない。

【宝具】
『九頭竜(ナインライブズ)』
ランク:B 種別:対人 レンジ:0 最大捕捉:0人
 バーサーカーが持つ体質。不死身の本体と再生する首を持つ。
 本来はただの超再生能力であるが、ヘラの寵愛により再生するたびに首が増える呪いをもつに至った。
 
【解説】
 ヘラクレスが戦ったレルネーのヒュドラ。水害を具体化したものとも言われる。
 ヘラクレス妥当のために育てられたため他の個体よりだいぶ強い設定。
 とにかくパワーとスピードと再生力でひたすら相手に毒を撒き散らす困ったちゃん。
 戦えば戦うほど環境を悪化させることができる。
 クトゥルフ神話の設定を取り込もうとしたけどやめた。


664 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/25(日) 12:35:09 YQ7TSDtc0
【元ネタ】史実 戦国時代
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】蜂須賀正勝
【性別】男性
【身長・体重】150cm・42kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷B 魔力D 幸運B 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:C
 二工程以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等、大がかりな魔術は防げない。

【固有スキル】
陣地作成:B
 一夜城を作り上げ、戦闘に役立てる。
 また水源に近い場所で建設した場合、宝具『龍似一夜城』を発動できる。
 ランサーは生前、川並衆を率いて秀吉の一夜城建設に貢献したとされる。

盗用:C
 サーヴァントに付随する武具がその所有者を失ったとき、
 判定に成功すると自身の魔力を消費して現界させ続ける事ができる。

忍法:C
 室町時代の日本で体系化された間諜の秘術。
 相手の不意を突く技術のため、初見でない相手には効果が減少する。

【宝具】
『戦陣錫杖』
ランク:D 種別:対軍宝具 レンジ:1〜30 最大捕捉:300人
 桶狭間の大勝を皮切りに縁起物として度々戦場に運びだされ、ついには馬印にまでなった鉄錫杖。
 錫杖遊環が奏でる音色は一種の催眠効果を伴って響き、敵勢の気を緩ませ、その統率を掻き乱す。
 また『戦陣錫杖』の奏でる音は人間の可聴域を超えている為、
 聴覚の妨害に対する耐性を持たない限り、影響下にいることにさえ気づけない。
 ちなみに鉄地蔵も併せて持って行こうとしたが、重すぎたため錫杖だけにしたそうな。

『龍似一夜城』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:1〜40 最大捕捉:300人
 変形ッ! 一夜城ッ!!
 説明しようッ! この宝具を発動することで、陣地作成で作った一夜城は機械竜へと変形し、
 竜の息(ドラゴンブレス)に見立てた水流噴射で敵軍を薙ぎ払うのだ!
 なおギミック的にかなり無茶をしているので、戦闘終了後に一夜城は壊れてしまうぞ!
 絵本太閤記によれば、一夜城は馬出し・柵・逆茂木を備えた龍に似たる長城だったという。

【Weapon】
『方形槍』
 太く平たいノミの形のような穂を持つ槍。土を掘ることにも適している。
 正勝は本願寺勢との戦いで最も首級を挙げ、楼岸一番の槍と評されたという。

【解説】
 戦国時代の武将・大名。通称は小六、ないし小六郎。後に彦右衛門。
 蜂須賀郷を根拠とする土豪として織田信長に早くから協力していたとされる。
 また川並衆なる配下を率い、木曽川の水運業で利益を得ていたという。講談では野盗紛いの集団だったともされる。
 秀吉との出会いについては諸説あるが、矢作橋で出会ったという創作が最も知られる。
 織田信長が美濃攻めを開始すると、秀吉らに協力して墨俣城の築城を行い、斉藤氏の調略にも活躍。
 以後も秀吉に従軍して功績を積み重ね、五万三千石の領主にまで立身する。
 本能寺の変で信長が倒れると、備中高松城の開城に黒田官兵衛とともに尽力し、
 いわゆる中国大返しの成功の一助となった。
 秀吉が織田信長の実質的な後継者へ勇躍すると、四国の長宗我部への抑えとして阿波一国を与えられたが、
 正勝は秀吉の側近であることを願ったため、息子の家政に譲り渡したという。


665 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/26(月) 20:50:15 /67s7bhw0
【元ネタ】史実 戦国時代
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】小野銀八郎
【性別】男性
【身長・体重】161cm・48kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷A 魔力C 幸運E 宝具E
【クラス別スキル】
気配遮断:B
 サーヴァントとしての気配を絶つ。隠密行動に適している。
 自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。

【固有スキル】
忍法:C+
 室町時代の日本で体系化された間諜の秘術。
 相手の不意を突く技術のため、初見でない相手には効果が減少する。
 特に火遁の術に秀で『野火の銀八』の異名をとったと伝わる。

【宝具】
『蜂塚毒血』
ランク:E 種別:特攻宝具 レンジ:1〜2 最大捕捉:1人
 自害によって発動する宝具。
 アサシンから吹き出す血液は強い毒性を帯びており、周囲一帯の霊脈を汚染する。
 水に流しこんだ場合、さらに強力な毒性を帯びる。
 
【Weapon】
『忍刀』
 携帯性、機能性に優れた直刀。忍者が用いたとされるが実在を疑う向きもある。
 様々な状況へ対応できるマルチツールだが、
 その代償として戦闘における性能は日本刀に大きく劣るものとなっている。

【解説】
 蜂須賀正勝に仕えた忍者。『野火の銀八』の異名を取る火遁の術の名手と伝わる。
 秀吉の四国攻めの際、主君正勝は長宗我部家の一宮城の攻略の任を受けたが、
 巨大な貯水池を持つ一宮城は簡単には落とせなかった。
 その為、銀八は水源である貯水池の破壊を命じられる。
 銀八は貯水池近くまで潜入することに成功するが、そこで城兵に見つかってしまい窮地に陥ってしまう。
 進退窮まった銀八は一計を案じ、自害することで貯水池を自らの血で汚した。
 これにより城の給水を絶つことに成功し、長期の籠城戦が不可能になった長宗我部は降伏したという。


666 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/26(月) 23:22:51 IZtMeGyI0
【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】オムパレー
【性別】女性
【身長・体重】163cm・52kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力C 幸運A 宝具A++
【クラス別スキル】
陣地作成:B
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 “工房”の形成が可能。

道具作成:―
 魔術的な道具を作成する技能。
 宝具による支配能力を手に入れた代わりにこの技能を失っている。
 儀式用の祭具程度ならば作成可能。

【保有スキル】
神託:B
 神の託宣により、その状況での適切な判断ができるようになる。
 ランクBの場合、問いかければ大抵効果を発揮する。

神性:C
 神霊適性を持つかどうか。
 オムパロスの女性形、転じて大地の中心、要石として崇拝され、女神信仰を受けている。

高速神言:C
 呪文・魔術回路との接続をせずとも魔術を発動させられる。
 大魔術であろうとも一工程(シングルアクション)で起動させられる。
 現代人には発音できない神代の言葉を、神託により授かっている。

【宝具】
『貸借する栄光(チェンジング・グローリー)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1〜5 最大捕捉:2人
 ある大英雄に自分の服を着させ、自らは彼の武威の象徴を着たことから得た宝具。
 自分と対象のステータスの全てを1着の衣服に変換し、それを取り替えて着ることでステータスそのものを交換する。
 相手そのものになるため、宝具の真名開放を自分のものとして行うことも可能。
 全てのスキル、ステータス、宝具を入れ替えるが、キャスター側は宝具に限り受け渡すかどうかを選択できる。
 その代わりにキャスターは借りたステータス、スキル、宝具を全てワンランク低い状態でしか扱えないというデメリットも存在する。
 交換は10ターンまで続き、経過後は自動的に本来のステータス情報を取り戻す。
 交換に必要な条件は相手の同意のみであり、言質さえ取れればそこに相手の意思が介在してなくとも良い。

『定められし隷属(ゴッズ・ディシジョン)』
ランク:A++ 種別:対人宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1人
 その時代で最強と名高い大英雄を、神託によって奴隷として使役したキャスターの持つ支配の権限。
 天界からの補助を受け、対象を自らのサーヴァントとする。
 この支配は神託によるもので、対象の魂に「キャスターは自分が従うべき主人」だと刻み込むため
 相手は自ら隷属してしまうので、並の精神防御では抵抗することもできない。
 支配後、対象にDランクの『狂化』スキルを付与する。既に所有している場合はワンランク上昇させる。
 一度に持てる奴隷は一人までだが、戦力である英雄を使役できる強力な宝具。
 主人であるキャスターの命令は、令呪と同等の強制力を発揮する。
 契約を打ち切って別の対象に宝具をかけ直すことも可能。
 ただし『神の加護』スキルを所有する人物を対象にとれず、高ランクの『信仰の加護』スキルのように
 宝具の強い強制力に抗ってなお、壊れないだけの強靭な精神を持つ者は抵抗するチャンスを得られる。

【Weapon】
『獅子の皮』
 ネメアーの獅子の皮。
 Bランク以下の物理攻撃を受け付けず、それ以上の物理攻撃や魔術攻撃を軽減する。
 毛皮の本来の所有者の力を僅かながら宿すようで、身体能力をある程度補助する。

『打違斧』
 アマゾネスの女傑が所有していた斧。リュディア王の紋章でもある。
 非常に優秀な業物だが、本来の彼女の腕力では持ち上げるのも難しい。
 『獅子の毛皮』の補助によりどうにか扱えるが、その太刀筋は素人レベル。

【解説】
 アナトリア半島リュディア地方の女王。オンパレーとも呼ばれる。
 神託によって3年間奴隷となることが決まったヘラクレスの主人となった。
 「カリュドーンの猪狩り」や最初は参加していた「アルゴナウタイの探索」がこの期間中に行われたため、
 彼はこの2つの冒険に最後まで参加することができなかった。
 デルポイのオムパロスを守るピュートーの巫女という説もあり、そこではヘラクレスの罪を査定、
 代償として神殿の奴隷としたことが組み合わさり同様の伝承となっている。
 オムパレーはヘラクレスに、お互いの衣装を取替えさせた。その後彼に糸紡ぎの仕事をさせ、
 自分は獅子の皮を纏い彼の棍棒を手に持ったところ、棍棒が重くてよろめいた。
 この話は聖王権が女家長制から家父長制へと変わる初期段階を示し、
 女王の配偶者が女王の衣装を身に纏う場合に限り、女王の代理を務めることが認められたことを暗示している。
 後日ヘラクレスは女王を奇襲した敵を掃討し、オムパレーは彼を夫とし3人の子を産んでいる。


667 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/27(火) 11:57:30 9JxfiUUU0
【元ネタ】北欧神話 ヴォルスンガ・サガ
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】グンナル
【性別】男性
【身長・体重】178cm・70kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷B 魔力C 幸運E 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:B+
 騎乗の才能。大抵の獣、乗り物は人並み以上に乗りこなせる。
 神獣以外の獣もある程度は操れる。

【固有スキル】
竪琴の演奏:C+
 竪琴を演奏している間、周囲の敵対者に睡眠のバッドステータスを与えることができる。
 睡眠の成功率は対象のINTが低いほど上昇する。
 グンナルの場合、手だけでなく足でも演奏可能。

黄金律:C-
 人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
 シグルズから引き継いだファフニールの財宝によって金銭には困らぬ人生を約束されているが、
 幸運がランクダウンしている。

【宝具】
『灰脱ぎ輝く黄金の駿馬(アンドヴァラナウト・グラニ)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:5〜50 最大捕捉:500人
 シグルズの愛馬グラニを召喚、使役する。
 グラニは、ファフニールの膨大なる財宝をすべて運んだという逸話から、
 竜の財宝で自身を武装し、その能力を肉体行使の延長として発揮する能力を持つ。
 完全武装したグラニは神獣、邪竜にも匹敵する戦闘能力を振るい、神の炎さえ突破できる。
 ただし、本来の騎乗者でないグンナルにはそれほどの性能は発揮できないようだ。
 ブリュンヒルドを守る炎の試練を、グンナルはグラニを超えても乗り越えることができず、
 結局シグルズに変装してもらって乗り越えたように偽装したという。

【解説】
 ヴォルスンガ・サガにおけるブルグントの王ギューキの息子。後に王。
 モデルとなった人物はグンダハールだと思われる。
 王宮を訪ねてきたシグルズとともに過ごしたという。
 この頃、すでにシグルズはブリュンヒルドと夫婦であったが、
 母グリームヒルドはシグルズを高く評価していたため、忘れ薬によりブリュンヒルドのことを忘れさせ
 グンナルの妹グズルーンと結婚させたため、親戚関係となる。
 グリームヒルドから、ブリュンヒルドと結婚するように願われるとそれを了承し、
 シグルズとともにブリュンヒルドの下を訪れた。
 シグルズの力を借りてブリュンヒルドとの婚姻を果たしたグンナルだったが、
 記憶を思い出したシグルズと裏切りに悲憤するブリュンヒルドの愛憎に振り回され、
 結果的にシグルズとブリュンヒルドを失ってしまう。
 寡婦となったグズルーンはアトリの下に嫁ぐが、
 これがためにシグルズの残した財宝の所有権を巡る争いが起きてしまい、
 グンナルは一族の多くとともに命を失うこととなった。


668 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/27(火) 23:38:21 qNWpdGK.0
【元ネタ】陰陽大戦記
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】赤銅のイソロク
【性別】男
【身長・体重】200以上cm・100越えkg ※あくまで推定
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力A+ 耐久A 敏捷D 魔力C 幸運B 宝具A
【クラス別スキル】
狂化:-
 理性の欠如と引き換えにステータスを上昇させるスキル。
 ほぼスキルによる恩恵はないが正常な思考能力を持つ。

【固有スキル】
飛行:B
 空中を飛行する能力。足裏がロケットのように噴射して空を飛べる。
 この時に限り、敏捷がDからBにランクアップする

戦闘続行:B
 瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。

以心伝心:B+
 赤銅族の式神は「心」を司り以心伝心に優れ、イソロクも見た目に因らず
 鋭い勘の持ち主。同ランクの直感と心眼(偽)のスキルを保有する。
 またマスターの闘争心の度合いによってイソロク自身の戦闘力が変わり、
 マスターが激しく闘争心を燃やせば燃やす程イソロクも高揚状態になり
 ステータスがアップしていく。

神性:-(EX)
  神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
  本来は小暑の節季の運行を司る大自然の神々の一人。
  現実世界への召喚に伴い、現在はこのスキルは失っている。

【宝具】
『合掌爆殺(がっしょうばくさつ)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:10〜20 最大捕捉:50
 イソロクが両手を顔の前で合掌させることで周囲に爆発を起こす。
 また他に、爆発のエネルギーを集約させてレーザーのように打ち出すことも可能。

『金剛力弾球』(こんごうりきだんく)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:30 最大捕捉:60
 自身の武器である陰陽鉄球 朝洞塊に金色に輝く気力を集約させそのエネルギーを
 纏ったまま打撃で攻撃する。またエネルギーを集約させた鉄球の中に相手を閉じ込め、圧殺することもできる。
 鉄球に付いている鎖を伸ばし広範囲を攻撃したりおもいっきり叩きつけたりも可能。

『始元直下炸裂弾(しげんちょっかさくれつだん)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:30 最大捕捉:300
 陰陽鉄球 朝洞塊から自身が作り出した気の塊を周囲に解き放ち、広範囲を攻撃する技。
 細かい範囲の設定と威力の調整はできないので使用させる場合は注意。
 他にも周囲に放つ気力を片手に集約させ、数発の気弾にして打ち出すこともできる。
 
【Weapon】
陰陽鉄球“朝洞塊(あさぼらけ)”
 イソロクが扱う超密度の鉄球。
 本人は頃を軽々と振り回して戦う。

【解説】
アニメ陰陽大戦記に登場する式神。豪快で酒豪な性格。見た目はデカい日本カブトムシのロボットが着物を着ている感じ。
巨体と怪力を生かした攻撃が得意。何故か「ごわすとか」「どすこいっ!」とかってお相撲さん口調。
本編中は契約者ともども出番は多くそこそこ活躍する。契約者の煩悩に影響されてパワーアップしたりした。
基本は修行で契約者と一緒に旅して回っているが契約者が文無しのクセして大食いなため
空腹で行き倒れたり旅館の料理かってに食べたりして金返す為に働かされて無駄に時間を費やすこともしばしば
それでも辛いときには一緒に話を聞いてあげたりちゃんと契約者のことも考えてるいいやつ。


669 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/28(水) 21:24:46 q75HeLbs0
【元ネタ】史実 戦国時代
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】仙石秀久
【性別】男性
【身長・体重】171cm・77kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷A 魔力D 幸運A 宝具D
【クラス別スキル】
対魔力:C
 二工程以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大がかりな魔術は防げない。

【固有スキル】
気配遮断:C-
 サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
 完全に気配を断てば発見する事は難しい。
 ただし、宝具『鈴鳴り武者』の発動中はこの効果は発揮されない。

戦闘続行:C
 戦闘から離脱する能力。
 また、敗戦において自軍領地まで生きて辿り着く能力。

狂奔:C-
 人々を戦いに駆り立てる能力。
 高ランクになるほど友軍の士気が向上するが、ファンブルの確率も高まる。
 器量以上の大軍を率いた場合、さらにファンブル率が上昇する。

忍法:C
 室町時代の日本で体系化された間諜の秘術。
 相手の不意を突く技術のため、初見でない相手には効果が減少する。

【宝具】
『鈴鳴り武者』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 大量の鈴を結びつけた陣羽織。
 他者に注目されればされるほどに槍による攻撃の威力が上昇する。
 また、この宝具の発動中は全てのサーヴァントにランサーの位置を感知される。

『怨霊陣鐘』
ランク:D 種別:対軍宝具 レンジ:0〜50 最大捕捉:400人
 清姫の呪いが込められた、災害や悪疫をもたらす鐘。
 鐘の音を聞いた者のLUC(幸運)を1〜2ランク低下させる。
 この効果は敵味方を区別しない。
 
【Weapon】
『十文字槍』
 穂先の下部に左右の枝刃を出して、十文字形をした槍。
 伝説によれば、覚禅房胤栄が池に映る月の姿に着想を得て発明した武器だという。 

【解説】
 戦国・江戸時代の武将・大名。
 はじめ斉藤家に、後に織田家に仕え、その勇壮な風貌を織田信長に気に入られたという。
 織田家では秀吉に付き従い各地を転戦。
 天下人の座を駆け登る秀吉の家中のおいて随一の出世頭だったが、
 九州征伐では秀吉が持久戦を命じていたにも関わらず、強攻策に打って出た挙句に敗退し、
 配下の四国勢を置いて逃げ帰るという失態により『三国一の臆病者』と蔑まれ、地位も名誉も失った。
 しかし小田原征伐では徳川家康の推薦を受け、浪人衆を率いて参戦。
 大量の鈴を結びつけた陣羽織というパフォーマンスと、手ずから槍を振るって獅子奮迅の活躍を見せたことにより
 秀吉の許しを得て復権を果たす。
 秀吉の没後、天下人の座を巡って日本が東西に割れ始めると、東軍――すなわち家康方に就き、
 徳川秀忠に従って上田城攻めを行うも真田勢に苦戦したが、
 関ヶ原本戦に秀忠隊を送るため自ら人質に出向くとの進言や、
 関ヶ原の戦いに遅参した秀忠の弁明に務めたことなどにより秀忠の信頼を受けた。
 藩政においては苛政により民を離散させるなどの失態もあったものの、功績も多く残している。
 また、忍者として九州に潜入していたという逸話や、伏見城で石川五右衛門を捕まえたという伝説を持つためか、
 講談では怪力無双の豪傑として描かれる。

【コメント】
 戸次川の戦いのために馬鹿にされまくるが、その功績はなかなか無視しがたいものがある。
 というか失態以前は出世頭になるのも納得な功績を挙げている。
 少なくとも信長の野望の評価は過小だろう……好きにはなれないが。


670 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/29(木) 20:48:50 WeCAqupw0
【元ネタ】ギリシア神話
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】アンドロメダ
【性別】女
【身長・体重】162cm・46kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷C 魔力A 幸運B 宝具A+
【クラス別スキル】
騎乗:A-
騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。
ただし御すことはできず、竜種は該当しない。

対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

【固有スキル】
神性:C
神霊適性を持つかどうか。ランクが高いほど、より物質的な神霊との混血とされる。
祖父ベーロスはポセイドンの子で半神で、死後は星座にされた為このランクにある。

神への供犠:A+
穢れのない美しい肉体とその魂、神に生贄として捧げられる為に生まれてきた存在。
神性を持つ英雄や幻想種・零落した神等を、抗い難い魅力をもって引き寄せる。
その血のたった一滴で、幻想種や神々の理性を奪い去ることさえできる。

【宝具】
避厄の手綱(ベルレフォーン・アルフェラッツ)
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:2〜4 最大捕捉:10人
自身を繋いでいた鎖を手綱として、天馬ペガサスを召喚する。
彼女の星座は、星の鎖を持ってペガサスの星座に繋がれているため、使用の際の予備動作が
必要ないことにある。この宝具の発動には、魔力を溜める必要も、真名を叫ぶ必要もなく、ただ
本人の意思のみで発動する。ただ本家のベルレフォーンと違い、乗騎の強化能力は無い。
さらに天馬の能力もライダーが御しやすいように本来のものより制限されているため、攻性能力
はあまり高くない。どちらかというと移動/避難用の宝具。

自己饗宴・生贄祭壇(アンカリング・アムピトリテ)
ランク:A+ 種別:召喚宝具 レンジ:召喚対象次第 最大捕捉:召喚対象次第
自身を生贄の鎖に繋ぐことで かつての生贄の儀式をなぞり、海の幻想種を召喚する。
召喚された幻想種は約30ターンの制限時間のあいだ、ライダーが敵として見なした者すべてを
攻撃する。制限時間までライダーは、召喚した幻想種の頭上に繋がれることになる。
さらに召喚後に支払うと決めた代償(血液〜体の一部)によって、より強大な幻想種を召喚できる。
また召喚された幻想種は自身の意思で戦う為、ライダーの意志で御すことが出来ない。
またこの儀式によって、魔獣起源のサーヴァントを本来の姿に戻す事も可能。

他者饗宴・婚礼惨劇(パニッシュ・オブ・ケーペウス)
ランク:B+ 種別:結界宝具 レンジ:1〜20 最大捕捉:100人
ゴルゴーンの血を浴びたキビシスの一部から造られた腰帯。展開する事で巨大な帳となって拡がり、
内部に女怪メデューサの呪詛が込められた血の雨を降らせる。雨に触れた者はMGIがD以下の場合、
無条件で徐々に石化。Cでも判定次第で石化のダメージを被る。Bならば判定は発生せず、石化しない。
ただし、石化をまぬがれても全ての能力を1ランク低下させる「重圧」の負荷にさらされる。
かつて英雄ペルセウスがライダーとの婚礼の際に、共謀して彼を殺そうとしたかつての求婚者アゲー
ノールとケーペウス王を、メデューサの首の力で石に変えた故事が宝具となったもの。

【解説】
エチオピア王女アンドロメダ、エチオピア王ケーペウスと王妃カッシオペイアの子。
ペルセウスの妻となり、ペルシア王家の祖となったペルセウス、アルカイオス、ステネロス、ヘレイオス、
メーストール、エーレクトリュオーン、ゴルゴポネーを生んだ。
美貌の持ち主で、母カッシオペイアがその美貌が神に勝ると豪語したことから、怒った神々によって
怪物の生け贄とさせられようとして、波の打ち寄せる岩に鎖で縛りつけられた。
そこを、ゴルゴーンの三姉妹の一人、メドゥーサを退治してその首級を携えてきたペルセウスが通り
かかった。ペルセウスは、怪物にメデューサの首を見せて石にし、彼女を救出した。
アンドロメダは後にペルセウスの妻となった。その後アテナ神が星座としてふたりを天に召し上げた。

アンニュイで物静かな美女。自己に対する執着を一切持たず、マスターに命令されれば手足だろうが、
魂だろうが眉ひとつ動かさずに差し出す。自身の生贄という運命を悟って達観しているヒト。


671 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/29(木) 20:51:04 WeCAqupw0
【元ネタ】 フランス史
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ジャック・ド・モレー
【性別】男
【身長・体重】197cm・79kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷D 魔力B 幸運E 宝具
【クラス別スキル】
陣地作成:C
魔術師として自らに有利な陣地な陣地「工房」を作成可能。
本来騎士であるキャスターには工房を作ることすら難しいが、自軍に有利な戦場を組むことが出来る。

道具作成:B
聖遺物を諧謔した、邪悪な魔具を作成する事が可能。すでに汚名は晴れているものの、無辜の怪物
の劣化スキルとして所持している能力。

【固有スキル】
信仰の加護:A
一つの宗教観に殉じた者のみが持つスキル。加護とはいうが、最高存在からの恩恵はない。
あるのは信心から生まれる、自己の精神・肉体の絶対性のみである。

怨嗟の獄炎:A
キャスターの身を焦く呪詛の炎。憎悪の高まりによって強化される。
また武器・自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出する事によって能力を向上させる事も可能。

【宝具】
解錠・第五封印(フィフスゲート・オブ・アバドン)
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:50 最大捕捉:1000人
最後の審判を諧謔した黒ミサ祭壇による儀式と結界。
地脈に方陣を穿ち、キャスターに生前付き従った聖堂騎士団の亡者達を、無制限連続召喚する事が
出来る。復活した死者は、拷問の末に殺害されたときの姿を留めたおぞましい死体であり、生者すべて
を憎悪している。彼らは、あらかじめ境界が定められた結界内部でのみ存在が可能。結界から出ると、
世界からの修正によって消滅する。逆に結界内部では、祭壇を破壊されるか、世界そのものを切り裂
かれない限り滅びることはない。

燔祭の殉教者(サクリファイス・バフォメット)
ランク:B+ 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:0人
かつて流浪の民が放逐の天使に捧げた、呪われし贖罪の山羊の頭より造られた仮面であり呪術礼装。
これを頭からすっぽりと身に纏うことで、砂漠に放逐された悪霊達の力を我が物とする。
この礼装を身につけることでキャスターの魔力は倍加される。さらには工房が無く、魔術を識らずとも
伝承そのものの黒魔術を繰ることが出来る。それはほぼ数詠唱で、数百人単位の魔術師を儀式魔術に
相当する。欧州の魔女狩りで民衆や宗教・政治の生贄として殺害された、幾万もの犠牲者達の声無き
叫びと怨嗟そのもの。

【解説】
第23代目テンプル騎士団総長にして、最後の総長であった人物。ブルゴーニュ地方の小貴族の子で
あったとされるが、その人生の2/3はよくわかっていない。十字軍と共に聖地から追われた後、一国
以上の資産を擁していた騎士団の財政をうらやんだフランス王フィリップ4世により、異端の濡れ衣を
着せられる。そして異端審問のうえに有罪とされパリ・シテ島の刑場で火刑に処された。
亡くなる前にフィリップ4世とローマ教皇クレメンス5世らを呪ったとされ、1314年にフィリップ4世と
クレメンス5世は急死している。またカペー家直系の断絶をも呪ったと言われ、これも実際1328年に
フランス王位はヴァロワ家に継承されている。


672 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/29(木) 20:53:22 WeCAqupw0
【元ネタ】フランス民謡
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】ナポレオン
【性別】男
【身長・体重】200cm・400kg(あくまで現界初期のデータ)
【属性】混沌・狂化
【ステータス】筋力A 耐久A+ 敏捷E 魔力E 幸運E 宝具C
【クラス別スキル】
狂化:C
筋力と耐久のパラメーターをランクアップさせるが、言語能力を失い、
複雑な思考が出来なくなる。

【固有スキル】
無辜の怪物:B
人喰いの巨人。度重なる戦争と破壊をもたらす民への圧制者達の名。
能力・姿が変貌してしまう。ちなみに、このスキルは外せない。

戦闘続行:A+
人ならざる異形故の異能。全身を粉々に破壊されても戦闘を可能とし、
本体の霊核を破壊されないかぎり、何があっても再生復活する。

自己改造:A
自身の肉体に、まったく別の肉体を付属・融合させる適性。
このランクが上がればあがる程、正純の英雄から遠ざかっていく。
岩や鉄、銃砲火器等の兵器を無制限に取り込み、自身の肉体とする。

【宝具】
鉄血皇帝(ラ・マシン・インフェルナーレ)
ランク:C 種別:防衛宝具 レンジ:0 最大捕捉:0人
バーサーカーの肉体そのもの。周囲の岩や鉄、兵器を取り込み同化し、自らが巨大要塞となる。
また同化したモノは任意で操ることが可能で、取り込んだ岩や鉄を材料に巨体を組み上げ、兵器は内蔵の
火器として活用できる。また建物や壁に溶け込んで待ち伏せしたり、触れた岩の壁や床屠一時的に同化
して操り、両側から押し潰すようなことも可能。巨大化するごとに魔力消費量は増加するが、自身の動力源
の魔力を補うために人間を取り込み、使い捨ての魔力炉とする事で、この問題を解消できる。
多くの資源と人命を駆り集め戦争という死地に追いやる、民衆にとっての圧制者そのものを具現化した宝具。

【解説】
フランスの子守歌、伝承で語られる 教会の塔より大きな人喰いの巨人。
その背丈はルーアン大寺院の尖塔より高く 黒い肌の怪物で、泣き止まない子供はこの恐ろしい巨人に
ズタズタにされて食べられてしまうと言う。 もともとは民間伝承の魔物があてはまっていたと思われるが
歴史的、社会的に大きな影響を与えた人物が、このように取り込まれることがある。
ナポレオンは、コルシカの人食い鬼と呼ばれたが、あくまでナポレオン本人ではなく、戦争によって多くの
資源と人命を浪費する、民衆にとっての圧制者のイメージが具象化した無銘の反英霊。
事実、当時の世情につれて、この人食い鬼の銘は、クリミア戦争のロシア司令官だったり、イギリスの
オリバー・クロムウェルと変わっている。
移動要塞なジャイアントロボ、取り込んだ火器はサーヴァントにも効く。同化したモノは彼の一部となるので
物理無効。対近代兵器では事実上無敵だが、正規の英霊なら誰でもあっさり倒せる仕様。cv山下恵司。


673 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/29(木) 20:55:26 WeCAqupw0
【元ネタ】イギリス史
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】オリヴィエ
【性別】男
【身長・体重】190cm・kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷B 魔力D 幸運C 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:B
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
戦闘続行:A
騎士としての誇りと尽きざる闘志。決定的な致命傷を受けてもなお立ち上がり、瀕死の傷を負って
なおも戦闘可能。

心眼(真):B
修行・鍛錬によって培った洞察力。
窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す戦闘論理。

【宝具】
至浄の銀嶺(オートクレール)
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜2 最大捕捉:1人
シャルルマーニュ十二勇士 智将オリヴィエが佩刀。持ち主と同じく、穢れなき至聖の刃。
かの十二勇士筆頭 ローランがデュランダルと並び称される、もうひとつの絶世の名剣。黄金飾りの柄を
持ち、柄頭には水晶がはめ込まれている。かつてロンスヴォーの死地に立ち、最後まで戦い続けた彼の剣
はデュランダルと同じく決して折れなかったという。その故事から絶対に刃が毀れることのない名剣であり、
かの湖の騎士ランスロットのアロンダイトを起源とする宝具。真名解放と同時に筋力と耐久が一定時間倍加、
さらには全てのST判定で成功率を2倍にする効果を持つ。刃は穢れを払う為、洗礼詠唱と同じ効果を持つ。

【解説】
シャルルマーニュ十二勇士のひとり、知将オリヴィエ。レニエ公の息子。
かのローランの幼馴染にして無二の親友。深く信頼し合っており、よき戦友にして助言者。
妹オードはローランの婚約者。イーリアスのアキレウスとパトロクロスのような、男同士の親密な友愛を感じ
させると評されている。特に、ローランがどちらかというと勇猛一辺倒なのに対し、オリヴィエは冷静で的確な
判断をする知将とされている。十二勇士きっての常識人であり、ローランの尻拭いに終始している。
ローランとともにロンスヴォーの峠での殿軍に従事。背後のサラセン軍を見たときに、援軍を呼ぶ角笛を吹く
よう提案するが、メンツに拘るローランに拒否されてしまう。そしてロンセスバージェスの戦いで倒した敵将数
はローランより上であり、個人的な武勇も高い。最後はイスパニアの将軍マルガニスとの闘いで致命傷を負い、
相手を倒しはしたものの、自分もそのまま死んでゆく。またフランスの武勲詩では 異教徒の巨人フィエラブラと
戦い、これを打ち負かした上でキリスト教に改宗させるというエピソードも存在する。

十二勇士のいぶし銀、フリーダムな他メンバーの尻拭いに終始している超苦労人。
一度だけローランにマジギレした事があるが、何でキレたか理解して貰えなかったらしい。死ぬ前に仲直りした。


674 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/29(木) 20:58:09 WeCAqupw0
【元ネタ】ラーマヤーナ
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】メーガナーダ
【性別】男
【身長・体重】220cm・180kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力B+ 耐久A+ 敏捷B 魔力A 幸運E 宝具EX
【クラス別スキル】
対魔力:A
A以下の魔術は全てキャンセル。
事実上、現代の魔術師ではアーチャーに傷をつけられない。

単独行動:C
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
ランクCならば、マスターを失ってから一日間現界可能。

【固有スキル】
幻力:A+
インド・ペルシアを起源とする精神干渉系呪術、幻力(マーヤー)の所持。
現実世界に干渉するレベルの、幻を生み出す事が可能。

神性:B-
下級女神アプラサスから魔族に転生した母と シヴァ神の血を引く。
本来は神そのものだが零落した母の血と呪詛の為に、神性がランクダウンしている。

父神の貢物:A
父であるシヴァ神よりの天与の贈り物。
戦闘時に筋力と耐久のステータスが倍加する。儀式を怠れば無効になる。

神との誓約:EX
インドラ神開放のおりにブラフマー神と結んだ約定。神との誓約を違えぬ限り、
決して死の運命が訪れない。かつては神に等しい不死者だったが、生前誓約を一度
破った為に、神ならぬ定命者となった。儀式を怠れば無効になる。

【宝具】
奔雲よ、我が凱歌を謳え(ダーナヴァ・インドラジット)
ランク:A(A+) 種別:対人〜対軍宝具 レンジ:5〜40(30) 最大捕捉:20(500)人
アーチャーがインドラ神から奪い取った権能の一部が、宝具の域にまで零落したもの。
神霊クラスに匹敵する雷撃を纏った矢を、たった一工程で放つ事が可能。
その一発は、巡航ミサイルの迅さと2000ポンド無誘導爆弾の威力を併せ持ち、しかも雷神
インドラの顕現である雷撃効果が付与されている。
さらに真名解放をすれば、雷撃を纏った夥しい数の矢を 空から驟雨のように降らせることが
可能。その威力はたった数分で、中規模クラスの街を跡形もなく消し飛ばせるほど。

竜蛇よ、我が敵を繋げ(ランカプーラ・ナーガパーシャ)
ランク:A 種別:対人〜対軍宝具 レンジ:5〜50 最大捕捉:1人
アーチャーが服属させたランカー島の蛟族ナーガが化身した投縄矢。
弓より放つことで、相手を補足して縛り上げる。かの天の鎖を起源とする「対神兵装」で、
相手の神性が高ければ高いほど、その硬度が高まる。かつてヴィシュヌ神の化身である
ラーマとラクシュマナ、さらには風神ヴァーユの血を引くハヌマーンをも束縛した"神を縛める"
宝具。ただし竜蛇の化身であるため、竜退治の逸話を持つ英雄には、その効果は及ばない。
さらに対竜能力を持つ宝具なら破壊も可能。

梵天よ、常磐の刻を我に(ニクムビラ・ピターマハ)
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:0人
ブラフマー神が、インドラを開放する代わりにアーチャーに授けた不死の肉体。
全身に不死の祝福がかかっており、如何なる攻撃を受けても無効化する。だが一定ランク以上の
神性を持つ相手には、この効果が無効化されてしまう。ただし神との誓約によって死の運命から
遠くに居るために、あと一歩で死より逃れてしまうため、神性スキル持ちでも倒しづらい。
ただし神との約定により一定の周期を置きブラフマー神への供儀を行なう必要があり、これを怠れ
ば不死や神々の加護を、すべて失ってしまう。かつては完全な不死者だったが、劣化している。

【解説】
魔族の英雄インドラジット、羅刹王ラーヴァナとマンドーダリーの子メーガナーダ。シヴァ神の子とも。
父ラーヴァナが天界と戦争したとき、神々の王であるインドラ神を打ち破り、ランカー島に連行した。
インドラに勝利した者=インドラジット という名はこれに由来し、ブラフマー神はこの名と不死を与える
代わりにインドラを釈放した。魔術に長けた戦士で、ラーマヤーナでラーヴァナ側の雄として活躍した。
魔術による隠身や 叔父以外は決して見破れない幻術、さらにはナーガの縄で敵の手足を縛して動き
を封じる術を操った。武術にも長け、雨霰と矢を射かけることができた。戦闘前にはニクムビラの森で
ブラフマーと神々への犠牲祭を行って戦勝を祈願し、強大な力を授かることさえした。

ラーマヤーナでは猿族の軍を壊滅に追い込み、ラーマとその弟ラクシュマナに瀕死の重傷を負わせ、
かのハヌマーンを捕えたことさえあった。だが力の源であるニクムビラの祭祀をラクシュマナに邪魔
されて神々の加護をすべて失い定命者となり、最後はラーマの弓の前に敗れる。


675 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/30(金) 19:42:51 iA4souLE0
【元ネタ】史実 戦国時代
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】最上義光
【性別】男性
【身長・体重】185cm・83kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷E 魔力C 幸運C 宝具C
【クラス別スキル】
気配遮断:C
 サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
 自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。

【固有スキル】
天性の肉体:C
 生まれながらに生物として完全な肉体を持つ。
 このスキルの所有者は、常に筋力がランクアップしているものとして扱われる。
 5、6歳の時には既に12、3歳程度の背丈に見えた。
 15歳の頃には大人7、8人で動かす大石を1人でやすやす動かした、
 敵の首をねじ斬ったなどの肉体の強健ぶりを示す逸話を多く残す。

芸術審美:D
 芸術作品、美術品への深い造詣。
 芸能面における逸話を持つ宝具を目にした場合、やや低い確率で真名を看破することができる。

計略:C+
 物事を思い通りに運ぶための才能。状況操作能力。
 戦闘のイニシアティブ判定において常に有利な修正を得る。
 特に調略に秀でている。

【宝具】
『血染めの桜(うしゅうのきつね)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1〜20 最大捕捉:1人
 大気の流れを操り、他者の傷口から血液を吸い上げる樹木。
 効果範囲内の対象は1ターン毎にスリップダメージを受ける。
 このダメージはHPが低下しているほど大きい。
 他者の視線を惹きつけることで暗殺を成功させやすくする効果もある。
 かすり傷1つ与えるだけで、いずれ致死に至らしめる宝具。
 
【Weapon】
『鉄砕棒』
 鉄で作られた指揮棒。その重量から戦闘にも使用可能。
 伝承では長さ六尺(約1.8m)とも八尺(約2.4m)とも五尺一寸(約1.5m)とも伝わるが、
 現存するものの長さは86.5cm。
 伝承と現存するものの大きさがあまりに違うことから、戦闘用の鉄棒は別にあったのではないかとも言われる。

『笹切』
 最上家に伝わる名刀。
 盗賊を退治した武勇を嘉して父に与えられたもの。

【解説】
 戦国時代から江戸時代の大名。妹は伊達政宗の母である義姫。
 最上義守の嫡男ではあったが、その関係は険悪であり
 家督相続の際には支族はおろか妹の嫁ぎ先である伊達家も巻き込んだ争いを起こしている。
 しかし、義光は優れた内政手腕と巧みな調略によってこれを乗り切り、
 父との関係も修復して最上家の勢力を着実に強めていった。
 以後、小野寺家や伊達家、上杉家といった群雄と覇を競うが、
 豊臣秀吉が小田原征伐を企図すると家康を通じて臣従の意を伝え、父の葬儀後に参陣。
 以後は秀吉と徳川家康の両者との関係を深めていったが、
 豊臣秀次の処刑に連座して娘の駒姫が処刑されると豊臣家と距離を取り、徳川家に急接近した。
 秀吉没後、家康による上杉征伐が行われると、上杉家との不仲もあり率先して協力したが、
 石田三成の挙兵により征伐軍は西へと軍を返し、奥羽諸将も引き上げ始めたため、
 上杉家の攻撃を一身に受けてしまう。
 直江兼続率いる上杉軍は24000、対して最上家が動かせる兵力はせいぜい3000余と絶望的な状況だったが、
 家臣達の奮戦もあって関が原の戦いが決着するまで耐えしのぎ、上杉軍を撃退することに成功した。
 この功績により最上家は57万石の大大名となったが、
 家を守ろうとする余り、嫡男義康の廃嫡・横死という悲劇を起こしている。
 義光の死後は家親が、家親の早世後は義俊が最上家を継いだが
 義俊は最上家を納める器量を持たなかったため最上騒動と呼ばれる後継者争いが勃発。
 幕府の怒りを受け、最上家は改易された。


676 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/31(土) 15:13:28 RscSiNew0
【元ネタ】2ch「「あれは私のベンツですけど。」←カッコ良く返したヤツ優勝」
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】ちくわ大明神
【性別】不明
【身長・体重】不明
【属性】不明
【ステータス】筋力? 耐久? 敏捷? 魔力? 幸運? 宝具?
【クラス別スキル】
気配遮断:A+
 サーヴァントとしての気配を絶つ。完全に気配を絶てば発見することは不可能に近い。
いつ現れいつ去るのか予測不能、神出鬼没である。
【固有スキル】
神性:EX 
 神霊適性を持つかどうか。
 どういった神なのかは不明なのだ神霊であることには変わりがない

仕切り直し:A+
 戦闘から離脱する能力……ではなく一時的に流れを変える技術。
 彼が現れれば「誰だ今の」と言わずにはいられない

情報抹消:A
 対戦が終了した瞬間に、対戦相手の記憶から自身に関する情報を全て抹消する。
 相手に残るのは誰かがいたという記憶だけである

【宝具】
『ちくわ大明神』
ランク:? 種別:対?宝具 レンジ:??? 最大捕捉:???
 ただ名のみを語り去っていく神出鬼没の神の権能。
 自身の存在を完全に謎に包まれたものとする。
 この宝具の効果により、真名がバレても「何それ?」としか言われない。
【Weapon】
 『ちくわ』
 ちくわを持った姿で描かれることが多い
【解説】
 2chを中心に広まっているコピペ。
 一部では浜松辺りの神社で実際に祀られていると言われている。
 最近ではTwitterにおいて流行しており ツイートの中に突然「ちくわ大明神」と入れ
 周囲のユーザーに「何それ?」と突っ込まれるのがお約束。


677 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/31(土) 15:20:42 RscSiNew0
sage忘れすまん


678 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/31(土) 22:22:43 yvJYLzG.0
【元ネタ】史実・伝説
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】小島弥太郎
【性別】男
【身長・体重】180cm・90kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷C 魔力E 幸運D 宝具D
【クラス別スキル】
対魔力:E
 魔術に対する守り。
 無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。

【固有スキル】
勇猛:C
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。

戦闘続行:C
 瀕死の傷でも戦闘を可能とし、死の間際まで戦うことを止めない。 
【宝具】
『鬼小島弥太郎(かいりきむそう)』
ランク:D 種別:対人 レンジ:0 最大捕捉:1人
 戦場において鬼の如き怪力を発揮した逸話の具現。
 発動すると筋力、耐久がワンランクアップする。
 また、ステータスダウンの効果を無効化する。
【Weapon】
薙刀
 自身の身長ほどもある薙刀。
 扱いやすくするためか、飾りもなく非常に軽い。
【解説】
 戦国時代好きなら多分知ってるマイナー武将。
 けどNHKのお陰で知名度を上げた武将。
 そして存在していたかも疑わしい武将。
 その怪力と戦場の姿から鬼と言われたらしいが、武田からは花も実もある男と言われた武将。
 通っていた高校の直ぐ側にこの人の子孫が住んでたらしいんだけど、あれは嘘だったのか?
 とりあえずコンセプトは、地味だけど戦う時だけ力を発揮して魔力を食いにくいマスターにやさしいサーヴァント。


679 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/01/31(土) 22:51:58 yvJYLzG.0
【元ネタ】ケルト神話
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】ベン・バルベンの猪
【性別】男
【身長・体重】250cm・380kg
【属性】混沌・狂
【ステータス】筋力A+ 耐久A 敏捷A+ 魔力C 幸運E 宝具E
【クラス別スキル】
狂化:B
 全パラメーターを1ランクアップさせるが、理性の大半を奪われる。
【固有スキル】
戦闘続行:C
 瀕死の傷でも戦闘を可能とし、死の間際まで戦うことを止めない。
単独行動:A+
 マスター不在でも行動できる能力。
【宝具】
『英雄を喰らう者(ベン・バルベン)』
ランク:E 種別:対人 レンジ:0 最大捕捉:1人
 伝説の武器では傷付けられない呪い。
 攻撃を受けるとき、攻撃した宝具のランク分だけ耐久が上昇する。
 名のある英雄であるほど、バーサーカーには傷を付けられなくなる天地逆転の宝具。
【解説】
 ディルムッドの種違いの兄。
 ディルムッドの父ドウンによって殺され、それに怒った父の呪いによって耳と尾のない猪となる。
 ディルムッド絶対殺すマンであり、実際に殺している。
 聖杯戦争に参加するとしたら、願いはおそらく「普通に人間として生き、死にたい」


680 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/02/01(日) 14:42:51 du3uwkSg0
【元ネタ】史実
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】小早川秀秋
【性別】男性
【身長・体重】160cm・48kg
【属性】混沌・狂
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷C 魔力D 幸運E 宝具B
【クラス別スキル】
狂化:C
 魔力と幸運を除いたパラメーターをランクアップさせるが、
 言語能力を失い、複雑な思考が出来なくなる。

【固有スキル】
反骨の相:E
 恩知らずな性質。また、恨みがましい気性。
 同ランクの「カリスマ」を無効化する。

地獄耳:B
 ソナーの如く研ぎ澄まされた過剰なまでの聴覚。
 微かな物音さえ耳聡く察知出来る反面、大きな音などに弱くなる。
 関が原では家康軍が撃ちかけてきた事に恐れをなして東軍についたとされるが、
 彼我の距離からすれば銃声が聞こえるはずもなかったという。

親の七光:D
 自身と吊り合わぬほど高名な父母を持つ者が得るスキル。
 Dランクの場合、親の4割分の知名度補正を受けることが可能になる。
 相手に対し自身の能力を1ランク高く見せる効果もある。
 はじめ豊臣秀吉の、後に小早川隆景の養子となった。

【宝具】
『天下分け目の返り忠(じんめんじゅうしん)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:500人
 敵勢を分断し相争わせる宝具。秀秋の離反に連鎖して西軍諸将が次々に離反した逸話の具現。
 同盟者を裏切り攻撃を仕掛けることで発動し、
 対象と協力しているサーヴァントに、バーサーカーと同調して対象を攻撃するよう強制力を働かせる。
 この強制力に抵抗した場合、全パラメータが2ランクダウンする。
 この効果はバーサーカーの消滅後も対象が存在する限り継続される。

【解説】
 安土桃山時代の大名。
 秀吉の甥であったことから一時は後継者候補でもあったが、
 豊臣家に秀頼が生まれたために小早川家の下へと養子に出される。

 朝鮮出兵では自ら馬に乗り加藤清正らを救出するという活躍を見せたとされるが、
 これが大将に相応しくない軽率な振舞いと責められ大幅な減封を受ける。
 これにより領地・家臣の多くは石田三成の下に吸収され、それ以外の多くの家臣も秀秋の下を離れた。

 秀吉没後は旧領に復帰し農民保護に務めるが、
 徳川家康の上杉征伐に乗じて石田三成らが挙兵した西軍派に加担する。
 尤も秀秋は西軍に心を寄せておらず、家康に何度も内通を打診していた。
 しかし、これが(なぜか二度に渡って)門前払いを受けたため、秀秋は松尾山を強引に占拠するという形で帰属を明らかにする。

 いざ関ヶ原の戦いが始まると
 家康に味方するわけでもなく、さりとて西軍に味方するでもなく、東西の戦いを傍観した。
 傍観した理由は、最も古い文献では、松尾山の霧が晴れなかったため情勢が分からず動けなかった、というものだが、
 後世の文献では西軍に関白の地位を約束されて日和った為、とされる。
 苛立った家康が銃を撃ちかけたため、慌てて東軍に就いた、ともされるが、
 近年の研究では彼我の距離から銃声が聞こえるはずもないとされ、信憑性は大分怪しい。

 ともあれ秀秋は東軍につき、西軍方の大谷吉継の隊に襲いかかったが、
 松野重元の無断脱退や、大谷吉継が秀秋の離反を見抜いていたこともあり苦戦する。
 しかし、この秀秋の離反に連鎖して西軍の諸将の離反が相次いだため大勢は決し、関ヶ原の戦いは東軍勝利に終わった。

 この功績が評価され、55万石の大大名となるが僅か2年後に早世した。
 一説には大谷吉継の祟りによって狂死したという。
 死因については他にも多種多様な説があるが、どれも秀秋の名誉を貶めるもので占められており、
 秀秋の評判が芳しくないものだったことが伺える。


681 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/02/02(月) 00:00:36 V5qen9V.0
【元ネタ】ソウルイーター
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】ミフネ
【性別】男
【身長・体重】???cm・??kg
【属性】中立・悪
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷A 魔力D 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
気配遮断:C
 サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
 完全に気配を断てば発見する事は難しい。

【固有スキル】
直感:B
 戦闘時、つねに自身にとって最適な展開を”感じ取る”能力。
 視覚・聴覚に干渉する妨害を半減させる。

心眼(偽):A
 視覚妨害による補正への耐性。
 第六感、虫の報せとも言われる、天性の才能による危険予知である。

戦闘続行:C
 瀕死の傷でも戦闘を可能とし、死の間際まで戦うことを止めない。

無限一刀流:A+
多数の刀を駆使して戦う剣術流派。ただ振るうだけでなく飛び道具として遠距離攻撃に用いる、
高所へ行く為の足場にする、等ミフネ自身の技量も合わさり変幻自在の攻撃を可能とする。
また、同ランクの無窮の武練や矢よけの加護、投擲(刀)を保有する。

神格:B
  神族との関わりはないが神格化されたことで得た神霊適正。
  彼は生前、そのとてつもない剣の技量から『剣神』と称えられた。

【宝具】
『加法 「十二本」』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1人 最大捕捉:1人
 無限一刀流の技の一つ。相手の体に剣撃を打ち込み、
 それと同時に打ち込んだ刀を磁石のように貼り付ける。
 計、十二本の刀を打ち付けることにより、相手の動きを封じる。
 またここから新たに別の技へと繋げることもできる。

『乗法 「二十四本」』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1人 最大捕捉:1人
 無限一刀流の技の一つ。加法 「十二本」にて十二本の刀が張り付いた状態で、
 斬撃を叩き込むことにより張り付いた刀がその斬撃を周りの刀に伝えていき
 張り付いた12本の刀すべてで相手を一気に斬りつける。

『乱立の並』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1人 最大捕捉:1人
 無限一刀流の技の一つ。ミフネの周囲に大量の刀を展開させる。
 どういう原理化は不明だが刀はミフネの周りを浮き続ける。
 これにより、複数の刀による斬撃や投擲(刀)による遠距離攻撃、
 敵の攻撃への防御等、攻防一体の戦闘を可能とする。
 また、地面に刺さった刀をすぐさま展開させることで技を継続させることもできる。

【Weapon】
無銘「日本刀」
ミフネが使用する刀。特に特殊な機能などはないが硬度は半端なく地面を抉ったりめり込む程突き刺しても
再使用が可能な他強力な魔武器相手でも打ち合いが可能、一本一本には威圧感がある。ミフネはこれを何十本と装備しており、
普段は巨大な鞘を複数用意しそれにすべて収めている(普通の鞘に収まった状態のものも所持していたりするが)
また鞘には刀を射出する機能が備わっており、無限一刀流時には真上に射出し周囲に展開させる他、
そのまま相手に向かって射出することで攻撃としても用いられる。

【解説】
ソウルイーターに登場する凄腕のOSAMURAI。
数の日本刀を駆使する流派「無限一刀流」の使い手である用心棒。
彼の強靭な魂は普通の人の99個分にあたり、その凄まじい剣の技量から「剣神」と称されている。
読み切りの時にブラック☆スターと戦い、隙を突かれて敗北。
魔道具開発研究所で再戦した際、妖刀モードをものともせずに完勝。
成長してババ・ヤガー城討伐に遅れて復帰したブラック☆スターと再会し、
彼を武人と認め2度の対決で出さなかった本気を出して戦ったが、
壮絶な死闘の末敗れ、ブラック☆スターに武の意思を託し、アンジェラへの謝罪の言葉を残して死亡した。
ただしアニメ版では死ぬことはなく、エンディングにて死武専を訪れる姿を確認できる。


682 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/02/02(月) 20:25:17 lvRe6fMc0
【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】大谷吉継
【性別】男性
【身長・体重】160cm・48kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力B+ 幸運C 宝具B+
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:E(B)
 騎乗の才能。
 生前の病により引き継いだ呪いの影響でランクが大幅に低下しており、
 宝具以外に騎乗しても操ることはできない。

【固有スキル】
カリスマ:C
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 秀吉に「百万の兵を率いさせてみたい」とまで言わしめた将器の持ち主とされ
 関ヶ原の戦いでも大谷勢は一人も戦線から離脱しなかったという。

瞽者:B
 生前の病により引き継いだ呪い。
 盲人であるため、視覚に由来する判定を一切行えない。

死人の祟り:A
 自身が消滅する瞬間、死因となった者に呪いをかける事ができる。
 毎ターンの精神ダメージに加え、確率で混乱効果も与えられる。
 Aランク以上の解呪スキルでディスペル可能。

【宝具】
『大谷等ガ死憤ノ兵(しにぞこないのいくさぶり)』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:500人
 病が進行し馬に乗れなくなった吉継を乗せたという輿。
 輿の下部から召喚陣を展開し、かつて仕えた部下たちの亡霊を召喚、輿を担がせる。
 亡霊が何らかの理由で消滅しても、また新たな亡霊が召喚されて欠員を補う。
 あえて輿を地に下ろす事で召喚陣を最大限まで励起させ、
 亡霊たちを次々に召喚し兵として使役できるが、代償にライダー自身は移動することができなくなる。

【Weapon】
『敦賀正宗』
 相州正宗の作刀。
 越前敦賀城主である大谷吉継が所持していたため『敦賀正宗』と呼ばれるようになったという。
 徳川吉宗が本阿弥光忠に作らせた『享保名物帳』にも名刀の一つとして掲載されている。

【解説】
 戦国、安土・桃山時代の武将・大名。
 早くから羽柴秀吉に仕える。
 本能寺の変後に起こった秀吉と柴田家の戦いでは、柴田勝豊を調略で寝返らせ、合戦でも活躍したとされる。
 九州征伐以後は主に石田三成の下で活躍。天正17年(1589年)には5万石の大名となる。
 小田原征伐や奥州仕置にも従軍して功績を重ね、朝鮮出兵では兵站や諸将の指導を担当した。
 しかしながら病を得て(らい病と言われるが眼病ともされる)豊臣政権の中枢を離れた。
 後に病状が多少改善したため政権に復帰。
 秀吉が没すると政権の有力者である徳川家康に接近するが、
 石田三成が反徳川を掲げて挙兵するとこれに参画する。
 一説には家康の器量を知る吉継は東軍(徳川方)の勝利を察していたが、
 刎頸の友である三成を見捨てられず、西軍(反徳川)に属することを決めたという。
 関ヶ原の戦いでは家康に「死に損ないのなんたる戦ぶりよ」と言わしめる奮戦を見せ、
 小早川秀秋の裏切りも事前に備えで跳ね除けることに成功するが、
 これに続く脇坂らの裏切りにまでは凌ぎきれず隊は壊滅。
 吉継は自害し、西軍の敗勢は決定的なものとなった。


683 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/02/02(月) 21:48:10 BjnGK7iE0
【元ネタ】ローマ神話、『黄金の驢馬』
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】プシューケー
【性別】女性
【身長・体重】150cm・45kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力E 耐久D 敏捷E 魔力A 幸運A+ 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

単独行動:D
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクDならば、マスターを失っても半日間は現界可能。

【固有スキル】
神性:C
 神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
 もとは人間だったが、後に不死の神饌を飲んで女神になったとされる。

魅了:A
 魔性の美貌により、老若男女を問わず対象の精神を虜にする。
 ここまでくると魅惑ではなく魔術、呪いの類である。 対魔力で抵抗可能。
 愛と美の神ウェヌスの信仰を奪うほどの美貌を持つ。

動物会話:C
 言葉を持たない動物との意思疎通が可能。
 動物たちは皆アーチャーの身を案じ進んで力を貸してくれる。

【宝具】
『射止められしは愛の神(フォールン・クピードー)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
アーチャーに何らかの害意が向けられたとき、その敵に対して自動的に放たれる矢。
矢に射られた者は攻撃のダメージや効果をその身にはね返される。
プシューケーを射ようとしたクピードーが、誤ってその矢で自身を傷つけたという逸話を再現した自動反射宝具。
攻撃反転の概念たる矢は距離や数といった制限もなくあらゆる攻撃をはね返すが、
自身を標的にしない攻撃には効果がないため、巻き添えには弱い。

『愛と悦びの息吹の矢(サギッタ・デ・ウォルプタース)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1人
アーチャーの女神としての権能を封じ込めた弓矢。
この矢に射られた者は、愛する者と結ばれ共に生きることの幸福に目覚め、戦意を喪失する。
サーヴァントならばその場で聖杯を求めることをやめて消滅してしまうだろう。
ただし愛する者が誰一人いない孤独な者には効果が薄い。

本来聖杯戦争では降臨し得ない神の力を、夫であるクピードーに倣い矢の形に落とし込むことで、
一刻に限り、辛うじてアーチャーの宝具として具現化させたもの。
真名解放の際には、アーチャーの背に蝶の羽が生え神々しい光を放つ。
この状態では自動反射は働かないが、生命の名を持つ神としての姿なので、高い対魔力と治癒力が備わる。

【Weapon】
『燭台』
さしたる力はないが、神であるクピードーに火傷を負わせたことから
その炎と熱は防御系のスキルや宝具によって防がれない性質を持つ。

『小箱』
冥王の妃プロセルピナから預かった、地獄の眠りの入った箱。
開けた者は永遠に覚めない眠りに落ちるが、外部から起こすことはできる。

【解説】
ローマ神話、及びそれを元にした、アプレイウスの『黄金の驢馬』の挿話に登場する女性。
その美貌のため美の神ウェヌスの嫉妬を買うが、
誤って自分を傷つけてプシューケーに惚れたウェヌスの息子クピードーと結婚し、
姑の執拗なイビリを(主に他人の助けで)乗り越えて、
最終的にクピードーの伝手で神にしてもらい、夫婦として認められる。
クピードーとの間には『悦び』という名の女神が生まれた。

その愛らしさでおねだりすると、
大抵周りの助けとラッキーが何とかしてくれる他力本願体質の愛され系お嬢様。
だが本人はあくまで悪意のない純粋な女の子である。世間知らずで単純とも言うが。
宝具も勝手に相手に自滅してもらうというもので、
彼女のやることは主に突っ立っているだけである。
そもそもアーチャーになれたのも、夫の要素を強引に取り込んだ結果。
2つ目の宝具は神としての強力な力を持つが、
本人の弓矢の腕がお察しなため微妙に使いづらい。

あと原典だとどうも活躍のほとんどの場面で妊婦の状態っぽいが、
ボテ腹のサーヴァントとかちょっと画的にヤバいかもしれない。


684 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/02/03(火) 21:32:31 ehdN4sII0
【元ネタ】スナーク狩り
【CLASS】モンスター
【マスター】
【真名】スナーク
【性別】無性
【身長・体重】???cm・???kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力 E 耐久 E 敏捷 E 魔力 E 幸運 E 宝具 EX
【保有スキル】
無我:A
自我・精神といったものが極めて希薄であるため、あらゆる精神干渉を高確率で無効化する。
気配遮断:C
サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
完全に気配を断てば発見する事は難しい。
単独行動:A
マスター不在でも行動できる。
ただし宝具の使用などの膨大な魔力を必要とする場合はマスターのバックアップが必要。

【宝具】
『燻り狂うバンダースナッチ(A frumious Bandersnatch)』
ランク:B 種別:結界宝具 レンジ:1〜999 最大捕捉:12
『スナーク狩り』が結末を迎える前にスナーク探索隊はバンダースナッチの襲撃による被害を被らなければならない、という因果を無理やり成立させる結界を「スナークの生息する島」というカタチで召喚する固有結界とは似て非なる大魔術。
バンダースナッチを倒すまでモンスターと接触することはできず、それ以外の方法でこの宝具を打ち破ることは最上級の対界宝具にも許されない。
ベストセラー作家の著作という強大な神秘に裏打ちされた絶対の守り。
また、あまりにも運が悪ければバンダースナッチどころかジャバウォックと遭遇してしまうこともある。

But while he was seeking with thimbles and care,
 A Bandersnatch swiftly drew nigh
And grabbed at the Banker, who shrieked in despair,
 For he knew it was useless to fly.

『そう、そのスナークはブージャムだった(For the Snark was a Boojum, you see.)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1
スナークを捕らえたベイカーは不可解な消失を遂げてしまう——そういう物語の結末を成立させる因果そのもの。
『燻り狂うバンダースナッチ』を乗り越え、スナーク本体に手をかけたとしてもその結末はハッピーエンドを迎えることはない。
モンスター本体であるスナークを倒すには1対1の戦場でなければならず、スナークを倒した相手は仲間と合流する前に消失してしまう。

"It's a Snark!" was the sound that first came to their ears,
And seemed almost too good to be true.
Then followed a torrent of laughter and cheers:
Then the ominous words "It's a Boo-"
Then, silence.

【Weapon】
They sought it with thimbles, they sought it with care;
They pursued it with forks and hope;
They threatened its life with a railway-share;
They charmed it with smiles and soap.

【解説】
架空の生物スナークを捕まえようとする探索者一行を描いたルイス・キャロルのナンセンス詩、そのストーリーをなぞるだけの存在として現界したサーヴァント。
マスターにすらその正体を掴むことは出来ない。


685 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/02/05(木) 16:27:01 pk5Llfd.0
【元ネタ】戦国時代
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】武田勝頼
【性別】男性
【身長・体重】155cm・46kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B+ 耐久D 敏捷A 魔力C 幸運E 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除くすべての獣、乗り物を自在に操れる。

【固有スキル】
勇猛:B
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。

神性:E
 神霊適正を持つかどうか。
 武田家を滅ぼすべく諏訪明神が生まれ変わったのが勝頼だとされる。
「諏方明神 たへる武田の子と生れ 世をつぎてこそ 家をうしなふ」

【宝具】
『偽・楯無鎧(こざくらがわおどしよろい)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 装備した者のACを+20し、Cランク以下の射撃攻撃を無効化する。
 ただし、雪原や泥濘など足を取られる地形上にいる場合、
 AGI(敏捷)が3ランクダウンしてしまうデメリットもある。

 源頼朝以来、甲斐武田家に伝わった鎧で源氏八領の一つとされるが、
 楯無は黒糸威とされているにも関わらず、武田家に伝わる楯無は小桜韋黄返威であり、
 実際には別物と考えられている。

『侵掠如火・巧遅拙速(みはたたてなしも ごしょうらんあれ)』
ランク:A- 種別:対軍宝具 レンジ:2〜60 最大捕捉:600人
 生前従えた軍団を召喚。自身も騎乗し突撃を敢行する。
 この宝具は発動する度にランクが低下し、召喚される軍団の格も落ちていく。
 最初は完全な状態の武田騎馬軍団が召喚されるが、
 回数を重ねる毎に騎兵が見窄らしい農兵へと入れ替わり、命令にも従わなくなっていく。
 またファンブルした場合、召喚された軍団の大半はライダーへと牙を向く。

 長篠の大敗で父の代からの軍団を失った勝頼は、
 農民、僧侶に至るまで駆り立てた見窄らしい兵で織田・徳川の攻勢を食い止めたが、
 威勢の衰えは隠せず甲州崩れの際には離反が相次ぎ、あえない最期を迎えることとなった。

【Weapon】
『鎌槍』
 鎌状の突起が槍穂に付いた槍。十文字槍に比べると鎌部分が太め。
 勝頼の振るった槍は、大身の鎌槍であったとされる。

『大鹿毛』
 勝頼の愛馬だが長篠の戦いで大敗した際に失う。
 後に織田信忠のものとなった。

【解説】
 戦国時代の大名。名門甲斐武田の第20代当主。
 武田信玄と諏訪御料人の間に生まれる。
 当時、武田家と諏訪家の間には只ならぬ遺恨が残っており、
 それを解消するために諏訪家の名跡を継ぐ予定だった。
 しかし嫡男義信が対今川戦略で信玄と対立。信玄の暗殺を計ったために誅殺されたため、勝頼が後継者となる。

 信玄は今川領を侵略した後、信長包囲網に参画したが、西上作戦の途上で病死。
 表向きは信玄が隠居した形にして勝頼が後を継ぎ、軍を甲府へと返した。
 だが武田家中の勝頼への信頼は薄いものだったらしく、
 また武田家の組織構造自体が豪族連合としての側面を強く持っていたことから、勝頼は運営に苦慮する。

 この頃、織田・徳川連合の逆襲が始まっているが、勝頼はこれに対抗して積極的な外征を行い戦功を挙げており、
 諸大名から侮りがたしとの評価を受けている。
 しかし長篠の戦いで織田・徳川に大敗。
 信玄以来の功臣の多くを失い、武田家の凋落は明らかなものとなる。

 勝頼は家中の立て直しを図るも抗しきれず、
 北条氏との同盟も、上杉家の後継者争い(御館の乱)で北条氏の血を継ぐ景虎を十分に支援しなかったため破綻し、
 織田家との和睦交渉も捗々しい成果は上がらなかった。
 その上、高天神城が徳川に攻めこまれても救援を送れなかったことで武田家の威信は致命的に失墜した。

 織田信忠の攻勢がはじまると家中の寝返り、降伏が続出。
 抵抗らしい抵抗もできないまま逃げ延びるが、小山田信茂に退路を塞がれ、天目山棲雲寺で自害した。
『甲陽軍鑑』では強すぎる大将とされ、慎重さに欠け家臣の意見を聞かなかった為にお家の滅亡を招いたとされる。

 しかしながら武田信玄の生み出した負の遺産を引き継いだという側面もあり、
 家を滅亡させたのは器量の不足だとしても同情の余地はある。
 織田信長にも勝頼の器量は評価されており、その敗因は運が尽きたことだと語られている。


686 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/02/05(木) 17:22:05 JJfpAysc0
【元ネタ】ニコデモ福音書、黄金伝説
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】ロンギヌス
【性別】男性
【身長・体重】176cm・63kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷B 魔力C 幸運A 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

【固有スキル】
気配感知:B
 盲目だった間に鍛えた気配感知能力。
 中距離の気配を察知することが可能であり、視界外からの攻撃にも容易に対処できる。
 また、近距離ならば同ランクまでの「気配遮断」を無効化することができる。

殉教者の魂:C+
 精神面への干渉を無効化する精神防御。
 元来持つ武人としての克己心も合わさり、鉄壁の精神防御を誇る。

心眼(偽):A
 視覚妨害による補正への耐性。
 第六感、虫の報せとも言われる、天性の才能による危険予知である。

聖人:D
 聖人として認定された者であることを表す。
 サーヴァントとして召喚された時、聖人の能力として“HP自動回復”が付与される。

千里眼:C+
 視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。
 また、神の御子の血を双眸に受けたことにより、魔力・生命力の流れを視認する異能を授かっている。

【宝具】
『絶息証明(ロンギヌス)』
ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:2〜4 最大捕捉:1人
 神の御子の脇腹を突き、その死を確かめるのに用いられた槍。
 刺した相手の死を確認する――すなわち、刺した相手の死を確定する――能力を持つ。
 この能力は、ダメージ量に関係なく、この槍による傷を与えた時点で発動する。
 死の確定を回避するには、因果介入に抵抗するLCK(幸運)の高さが重要。

【解説】
 ニコデモ福音書(ピラト行伝)に登場するローマ帝国の百卒長。
 磔刑に処せられたキリストの死を確かめる為に脇腹を突き、流れてきた血によって盲目(白内障とも)が治り、改心した。
 その後はキリストの教えを各地に広め、カッパドキアにおいて棄教を拒否したために斬首された。

(全盲だったと勝手に仮定して)目が見えないなら百卒長は普通クビだけど、それでも問題ないくらい強かった。という発想からパラメータやスキル大盛り。


687 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/02/05(木) 21:10:01 pk5Llfd.0
なんかWIKI表示できなくなってるな


688 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/02/05(木) 21:38:30 oSvyB14A0
【元ネタ】DARK SOULS Ⅱ
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】アンディール
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】混沌・中立
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷D 魔力A+ 幸運B 宝具A+
【クラス別スキル】
陣地作成:B
 魔術師として自らに有利な陣地「工房」を作成可能。

道具作成:EX
 魔術的な道具を作成する技能。
 キャスターはゴーレムを作り出す技能に非常に長けており幻想に生きる竜種ですらゴーレムとして作成することが出来る。

【固有スキル】
自己改造:A
 自身の肉体に、まったく別の肉体を付属・融合させる適性。
 このランクが上がればあがる程、正純の英雄から遠ざかっていく。

魔力解放:A
 自らの体を代償として内包する魔力量を爆発的に増加させる。
 
【宝具】
『原罪の探究者(スカラーオブザファーストシン)』
ランク:A 種別:- レンジ:- 最大捕捉:-
 歪められ呪われた世界の真理を解き明かそうとしたキャスターが行き着いた果ての姿。
 いかなる者も焼き払う業火とそれにすら耐えうるを樹木を生み出し続ける宝具。
 陽炎の如く消え失せる空間転移といかなる攻撃にも耐性を持ち攻防走の一体を誇る。
 使用すればするほど英雄から遠ざかりその姿を怪物と化していく呪いでもある。

【宝具】
『封じられた太陽(アルケーソル)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜20 最大捕捉:100人
 キャスターの力を一点に集中させ巨大な火球を形成し撃ち出す。
 それは魔術ではなく呪術に近い性質の為に対魔力も意味を成さない。
 原罪の探究者による怪物化が進行しているほど威力を増す宝具である。
 
【解説】
DARK SOULSⅡに登場した生命の真理を解き明かそうとした者。
ヴァンクラッド王の兄であり、館に引きこもって多くの知恵者を集めては異形の生物を生み出す実験を続けていた。
主人公が館を訪れた時点では既に行方不明であったが彼の生み出したと思われる異形の生物達は館の外にも拡散している。
守り竜や古龍といった伝承にしか存在しえなかった生物をも作り出すことに成功しているがこれは巨人族を生け捕りにして竜種の材料にしていたと思われる。
2015年2月5日より配信された大型アップデートの内容である「SCHOLAR OF THE FIRST SIN」ではそれまで不明が多かった彼にスポットが当てられている。


689 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/02/05(木) 23:42:41 hrh8ghm.0
【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】姫胡(周・窅王)
【性別】男性
【身長・体重】159cm・67kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷C 魔力B 幸運E 宝具A
【クラス別スキル】
気配遮断:C
 サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
 完全に気配を断てば発見する事は難しい。

【保有スキル】
皇帝特権:B
 天子特権。
 シャーハンシャーの特権に勝り、ファラオの特権に劣る“皇帝”発明以前の皇帝特権。
 本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。
 該当するスキルは情報抹消、騎乗、カリスマ(威圧)、呪術、等。

単独行動:B
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。

【宝具】
『王は流れを堰き止める(フロウ・ストッパー)』
ランク:C 種別:対衆宝具 レンジ:− 最大捕捉:1000人
 アサシンに心服しない者に付加される、天子特権による呪い。
 その人物を自由意志を持った使い魔とし、半強制的に行使する。
 使い魔となった者は互いの意思を視線と視線だけで伝えあう異能が付与される。
 呪いが施された者がアサシンの誹謗中傷を行なう、または彼の意に反する行動をとった場合、
 対象の肉体を、空間から発生する青銅の鉾が直ちに貫くであろう。

『禁忌の龍櫃(アーク・オブ・アンガー・リパブリック)』
ランク:A 種別:対衆宝具 レンジ:− 最大捕捉:1000人
 窅王の時代に開かれた夏王朝時代から伝わる龍の口を収めた箱と、窅王が周の都を去った後、
 諸侯の手によって13年に渡って“共和制”が敷かれた逸話のミックス。
 使い魔の粛清数が一定以上に達すると、周王朝滅亡の前兆となる箱からの魔力が彼らの総身を満たし、
 主君であるアサシンへ反旗を翻す権利と、龍の魔力由来の神秘を獲得する。
 一たび発動すると窅王は消滅し、現在生存している使い魔全員で一騎のサーヴァントとして扱われ、欠落した窅王の枠を補うこととなる。
 (クラス別スキル:気配遮断は引き継がれるが、窅王が保有していた固有スキルは引き継がれない)。
 なお、この宝具の能力は窅王自身にも発現直前まで秘匿される。

【解説】
 周の武王から数えて十代目の王。窅は史上最も悪いものの一つとされる悪謚である。
 暴虐な性格の人物であったとされ、国民が彼を非難すると民を捕らえて片端から虐殺した。
 このことから国民は口を閉ざし、互いに目と目で合図を出し合うようになってしまった。
 窅王はそれを臣下に得意げに話し、臣下がそれは危険だとしてやめさせるよう諫すも聴き入れず。
 その後、佞臣を大臣にして王朝の政治を腐敗させてしまい、とうとう国人の不満が爆発し、暴動が勃発。
 暴動は鎮圧できず、窅王は王都を脱し彘の地まで落ち延びた。
 窅王が薨去するまでの13年間は、周の重臣(或いは有力諸侯)などが政治を執り行う共和制が執られた。


690 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/02/05(木) 23:47:39 hrh8ghm.0
? なんか変になってね?

【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】姫胡(周・窅王)
【性別】男性
【身長・体重】159cm・67kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷C 魔力B 幸運E 宝具A
【クラス別スキル】
気配遮断:C
 サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
 完全に気配を断てば発見する事は難しい。

【保有スキル】
皇帝特権:B
 天子特権。
 シャーハンシャーの特権に勝り、ファラオの特権に劣る“皇帝”発明以前の皇帝特権。
 本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。
 該当するスキルは情報抹消、騎乗、カリスマ(威圧)、呪術、等。

単独行動:B
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。

【宝具】
『王は流れを堰き止める(フロウ・ストッパー)』
ランク:C 種別:対衆宝具 レンジ:− 最大捕捉:1000人
 アサシンに心服しない者に付加される、天子特権による呪い。
 その人物を自由意志を持った使い魔とし、半強制的に行使する。
 使い魔となった者は互いの意思を視線と視線だけで伝えあう異能が付与される。
 呪いが施された者がアサシンの誹謗中傷を行なう、または彼の意に反する行動をとった場合、
 対象の肉体を、空間から発生する青銅の鉾が直ちに貫くであろう。

『禁忌の龍櫃(アーク・オブ・アンガー・リパブリック)』
ランク:A 種別:対衆宝具 レンジ:− 最大捕捉:1000人
 窅王の時代に開かれた夏王朝時代から伝わる龍の口を収めた箱と、窅王が周の都を去った後、
 諸侯の手によって13年に渡って“共和制”が敷かれた逸話のミックス。
 使い魔の粛清数が一定以上に達すると、周王朝滅亡の前兆となる箱からの魔力が彼らの総身を満たし、
 主君であるアサシンへ反旗を翻す権利と、龍の魔力由来の神秘を獲得する。
 一たび発動すると窅王は消滅し、現在生存している使い魔全員で一騎のサーヴァントとして扱われ、欠落した窅王の枠を補うこととなる。
 (クラス別スキル:気配遮断は引き継がれるが、窅王が保有していた固有スキルは引き継がれない)。
 なお、この宝具の能力は窅王自身にも発現直前まで秘匿される。

【解説】
 周の武王から数えて十代目の王。窅は史上最も悪いものの一つとされる悪謚である。
 暴虐な性格の人物であったとされ、国民が彼を非難すると民を捕らえて片端から虐殺した。
 このことから国民は口を閉ざし、互いに目と目で合図を出し合うようになってしまった。
 窅王はそれを臣下に得意げに話し、臣下がそれは危険だとしてやめさせるよう諫すも聴き入れず。
 その後、佞臣を大臣にして王朝の政治を腐敗させてしまい、とうとう国人の不満が爆発し、暴動が勃発。
 暴動は鎮圧できず、?王は王都を脱し?の地まで落ち延びた。
 窅王が薨去するまでの13年間は、周の重臣(或いは有力諸侯)などが政治を執り行う共和制が執られた。


691 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/02/06(金) 21:17:15 jGrMgSWA0
【元ネタ】日本・史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】白河院
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷D 魔力C+ 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
陣地作成:A
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 幾度も焼けては再建された法勝寺と同じ、八角九重の大塔を備えた“神殿”を形成することが可能。

道具作成:C
 魔術的な道具を作成する技能。密教や歌道の信仰に関する魔術的な道具を作成出来る。

【固有スキル】
皇帝特権:C
 本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。
 該当するスキルは騎乗、剣術、芸術、カリスマ、軍略、等。
 「専制の主」と呼ばれた大君主。もっとも、権力を振るい過ぎた後に待っていたのは武家の世であった。

魔術:C
 神仏混淆の魔術を習得。特に真言小野流との関わりが深い。

【宝具】
『三不如意(さんふにょい)』
ランク:B 種別:対国宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
 賀茂川の水、双六の賽、山法師。
 生前キャスターの意のままにならなかったという三者は現代的な見方をすればバラバラに見えるが、当
 時の考えではいずれも“神(仏の垂迹でもある)意”に応じて目の前に現れる存在であった。
 “神性”スキルを持たぬ者以外に及ぶ、絶対的な命令権。
 意志を確かに持たなければ、サーヴァントであっても思わず膝を屈してしまう。
 相手の日本との縁の深さに応じて魔力消費量は変化する。
 日本が舞台であれば、現代の国自体を動かすことも可能。

『雨水禁獄(うすいきんごく)』
ランク:C 種別:結界宝具 レンジ:1〜40 最大捕捉:100人
 予定されていた経供養が雨により三度延期させられ、当日にも降られたキャスターは遂に「逆鱗」に至
 ると、雨を器に入れて獄に入れさせたという。
 周辺の水分を眼前に出現させた「獄」とその周囲に集中させ、時間経過と共に大気や生物に含まれてい
 る水分を奪い取り、枯死に至らしめる。「獄」の範疇を超えた水量は摂取不可能。

『両三年の不殺(りょうさんねんのふさつ)』
ランク:C 種別:結界宝具 レンジ:1〜40 最大捕捉:100人
 死の二三年前から、実態はさておき建前上は諸国に出されていた殺生禁断令。
 一定時間殺生を禁止し、破った者がいれば各自の器に応じた「遠方」へと転移させる。
 光速で移動可能な英霊の場合は、地球の外まで跳ね飛ばす。

【Weapon】
『無銘・数珠』
 
【解説】
 第72代天皇(1053〜1129)。御諱は貞仁。誕生が深夜であった為、この時代以降の天皇としては珍しく、
 出生した日が明らかでない(史料により6月19日とも20日ともされる)。
 父の後三条院は摂関家と外戚関係を持たず距離を置いていたが、キャスターの代になって関係は回復
 されるものの、キャスターは完成し定着しつつあった天皇と摂関家という政治形態に院政という新たな要
 素を投下、諸権門が勢力を競う、中世という時代を生み出した。
 好色の人でもあり、養女であった璋子との間に禁忌の関係があり、その結果生まれたのが後の崇徳院
 であったという噂が、後に保元の乱を生み、そこから更に「武者の世」が生み出されることになる。
 とにかく逸話の多い人物であり、上記以外では永長の大田楽への参加、奥州十二年合戦の回想を冒頭
 だけ聞いて情感十分であると止めさせた話、生前に画像だけで5千を超える仏像を供養して功徳がいか
 ほどあるかと永観に訊ねたところ、物質的作善より念仏を重んじていた永観からは「無いということはよ
 もや御座いませんでしょう」とあっさり返された話などが知られている。


692 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/02/06(金) 21:45:21 rDn4Vupc0
【元ネタ】三国志 三国志演義
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】馬忠 徳信
【性別】男性
【身長・体重】176cm・65kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷C 魔力C 幸運A 宝C+
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

単独行動:B
 マスターからの魔力供給を断っても自立できる能力。
 ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。

【固有スキル】
表情術:B
 自身の感情を他者に悟らせないスキル。
 感情とは全く別の表情や振舞いで、相手側に心境を誤解させる。
 英語ではミミックだが、別に宝箱に化けるわけではない。

【宝具】
『偽・死于此樹之下』
ランク:C+ 種別:対軍宝具 レンジ:10〜40 最大捕捉:500人
 春愁戦国時代の名将、孫臏が龐涓を誘殺したのを模した中華ガジェット。
 樹木に文章を刻みこむことで、アーチャーの残留魔力を身に纏うデコイとして機能する。
 この文章を発見者が読み上げることで、
 空間から一千を超える弩群が出現し、相手を瞬く間に蜂の巣にする。
 また、鏃には馬忠が南蛮で入手した猛毒が塗られており、
 膝など致命傷になりにくい部位の負傷でも死に至る可能性がある。

 三国志演義では、伏兵を率いて張郃を射殺する勲功を挙げている。
 また信憑性は低いが『漢表伝』によれば蜀軍は「張郃此の樹下に死せん」という一文を樹木に刻み、
 張郃が読み上げた瞬間に数千の伏兵で射殺したという逸話が残る。(もちろん、元ネタは孫臏のものである)
 ちなみに正史では張郃は膝(致命傷にはなりにくい部位)を射抜かれたことで死去している。

【Weapon】
『元戎』
 諸葛亮が設計した連弩。
 矢の装填はカートリッジ式で、次々に矢を放つ連射形態と、十本の矢を纏めて放つ散弾形態に可変する。
 言わば、アサルトライフルとショットガンをひとつに纏めた中華ガジェット。
 しかし、本来は数を揃えて運用する兵器のため、単独での戦闘では真価を発揮し得ない。

『柳葉刀』
 中国刀の一種。片刃刀。
 刃は大きく反っており、斬撃に適した形状となっている。

【解説】
 三国時代、蜀の家臣。字は徳信。
 母方の家に育てられていた頃は狐篤を名乗ったが、後の元の馬姓に戻し名を忠に改めた。
 王平、訒芝と並び評された名将であり、特に南中統治に腕をふるった。

 夷陵の戦いで大敗した際に劉備に見出され、
「黄権(夷陵の戦いで蜀を去った名臣)を失ったが代わりに狐篤を得た。世の中に賢者は少なくない」と高く評価された。
 諸葛亮にも高く評価されて出世を重ね、南中(南蛮)が反乱を起こすとその征伐に従軍。征伐後は民の慰撫に務めた。
 後に対魏の最前線である漢中に召され、蔣琬の副官として諸葛亮の留守を守った。
 第四次北伐にも将の一人として従軍。帰還後は張嶷とともに羌族の反乱を鎮圧するなど功績を挙げる。
 南蛮で劉胄が反乱を起こすと、法に厳格だったために評判の悪かった張翼と交代され、反乱を鎮圧。
 さらに蜀が喪失していた南中の領土を張嶷とともに攻め取って回復した。
 後に成都に召されて中央の政局に携わり、費禕が漢中に赴いた際はその留守を守った。
 費禕の帰還後は南中に戻され良く統治し、在職中に死去した。
 馬忠の人となりは寛大、公正で度量があり、大笑いはしても怒りを顔に出さず、決断力に富んだ。
 南中の民は、馬忠が死去した際に大いに悲しみ廟を建てるほど畏敬していたという。
 後任には張表・閻宇が選ばれたが(特に張表は馬忠より名声が高かったが)いずれも風格・功績の点で馬忠に及ばなかった。

 三国志演義ではキャラクターの役回りを分散させないためか引き立て役、やられ役に回る事が多い。
 しかし伏兵で張郃を討ち取るという大功を挙げている。

【コメント】
 宝具はWikiの孫臏を参考にさせていただきました。


693 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/02/06(金) 21:47:33 rDn4Vupc0
解説が文字化けしてるのでカタカナにして訂正

【解説】
 三国時代、蜀の家臣。字は徳信。
 母方の家に育てられていた頃は狐篤を名乗ったが、後の元の馬姓に戻し名を忠に改めた。
 王平、トウ芝と並び評された名将であり、特に南中統治に腕をふるった。

 夷陵の戦いで大敗した際に劉備に見出され、
「黄権(夷陵の戦いで蜀を去った名臣)を失ったが代わりに狐篤を得た。世の中に賢者は少なくない」と高く評価された。
 諸葛亮にも高く評価されて出世を重ね、南中(南蛮)が反乱を起こすとその征伐に従軍。征伐後は民の慰撫に務めた。
 後に対魏の最前線である漢中に召され、蔣琬の副官として諸葛亮の留守を守った。
 第四次北伐にも将の一人として従軍。帰還後は張嶷とともに羌族の反乱を鎮圧するなど功績を挙げる。
 南蛮で劉胄が反乱を起こすと、法に厳格だったために評判の悪かった張翼と交代され、反乱を鎮圧。
 さらに蜀が喪失していた南中の領土を張嶷とともに攻め取って回復した。
 後に成都に召されて中央の政局に携わり、費禕が漢中に赴いた際はその留守を守った。
 費禕の帰還後は南中に戻され良く統治し、在職中に死去した。
 馬忠の人となりは寛大、公正で度量があり、大笑いはしても怒りを顔に出さず、決断力に富んだ。
 南中の民は、馬忠が死去した際に大いに悲しみ廟を建てるほど畏敬していたという。
 後任には張表・閻宇が選ばれたが(特に張表は馬忠より名声が高かったが)いずれも風格・功績の点で馬忠に及ばなかった。

 三国志演義ではキャラクターの役回りを分散させないためか引き立て役、やられ役に回る事が多い。
 しかし伏兵で張郃を討ち取るという大功を挙げている。


694 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/02/06(金) 21:58:55 uGaKZ/OI0
>>693
トウの部分はUnicodeで& #37159;にすればおkだと思う

そして見苦しいけど三度目のトライ



【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】姫胡(周・厲王)
【性別】男性
【身長・体重】159cm・67kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷C 魔力B 幸運E 宝具A
【クラス別スキル】
気配遮断:C
 サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
 完全に気配を断てば発見する事は難しい。

【保有スキル】
皇帝特権:B
 天子特権。
 シャーハンシャーの特権に勝り、ファラオの特権に劣る“皇帝”発明以前の皇帝特権。
 本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。
 該当するスキルは情報抹消、騎乗、カリスマ(威圧)、呪術、等。

単独行動:B
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。

【宝具】
『王は流れを堰き止める(フロウ・ストッパー)』
ランク:C 種別:対衆宝具 レンジ:− 最大捕捉:1000人
 アサシンに心服しない者に付加される、天子特権による呪い。
 その人物を自由意志を持った使い魔とし、半強制的に行使する。
 使い魔となった者は互いの意思を視線と視線だけで伝えあう異能が付与される。
 呪いが施された者がアサシンの誹謗中傷を行なう、または彼の意に反する行動をとった場合、
 対象の肉体を、空間から発生する青銅の鉾が直ちに貫くであろう。

『禁忌の龍櫃(アーク・オブ・アンガー・リパブリック)』
ランク:A 種別:対衆宝具 レンジ:− 最大捕捉:1000人
 厲王の時代に開かれた夏王朝時代から伝わる龍の口を収めた箱と、厲王が周の都を去った後、
 諸侯の手によって13年に渡って“共和制”が敷かれた逸話のミックス。
 使い魔の粛清数が一定以上に達すると、周王朝滅亡の前兆となる箱からの魔力が彼らの総身を満たし、
 主君であるアサシンへ反旗を翻す権利と、龍の魔力由来の神秘を獲得する。
 一たび発動すると厲王は消滅し、現在生存している使い魔全員で一騎のサーヴァントとして扱われ、欠落した厲王の枠を補うこととなる。
 (クラス別スキル:気配遮断は引き継がれるが、厲王が保有していた固有スキルは引き継がれない)。
 なお、この宝具の能力は厲王自身にも発現直前まで秘匿される。

【解説】
 周の武王から数えて十代目の王。厲は史上最も悪いものの一つとされる悪謚である。
 暴虐な性格の人物であったとされ、国民が彼を非難すると民を捕らえて片端から虐殺した。
 このことから国民は口を閉ざし、互いに目と目で合図を出し合うようになってしまった。
 厲王はそれを臣下に得意げに話し、臣下がそれは危険だとしてやめさせるよう諫すも聴き入れず。
 その後、佞臣を大臣にして王朝の政治を腐敗させてしまい、とうとう国人の不満が爆発し、暴動が勃発。
 暴動は鎮圧できず、厲王は王都を脱し彘の地まで落ち延びた。
 厲王が薨去するまでの13年間は、周の重臣(或いは有力諸侯)などが政治を執り行う共和制が執られた。


695 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/02/07(土) 13:01:50 1ImrK/0s0
【元ネタ】史実 戦国時代
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】山本勘助
【性別】男性
【身長・体重】151cm・41kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷E 魔力B 幸運C 宝具C
【クラス別スキル】
陣地作成:B
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 “工房”に匹敵する城塞の形成が可能。
 山本勘助は武者修行の旅で城取り(築城術)を極めたとされる。

道具作成:C
 魔術的な道具を作成する技能。

【固有スキル】
直感:C
 戦闘時、つねに自身にとって最適な展開を”感じ取る”能力。
 敵の攻撃を初見でもある程度は予見することができる。
 ちなみに当て推量を意味する山勘という言葉は山本勘助が由来だとする説がある。

奇門遁甲:A
 式占、呪術、兵法を兼ね備えた特殊な魔術スキル。
 元は運命を読み取り、凶運を吉運へと好転させる事を目的とする道術である。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【宝具】
『破軍建返し(オン・マリシエイ・ソワカ)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:0〜20 最大捕捉:50人
 摩利支天の力に自身の力を上乗せして発動する秘術。
 敵を幻惑する陽炎を味方に纏わせることで対象者全員のACを+10する。
 強い光源(太陽など)を背にして敵対者と対峙している場合、さらにACを+20。(合計でACを+30)
 加えて、敵の意識を引き付け攻撃を誘引する効果も付与される。

『繰り分けの術(きつつきせんぽう)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:0〜20 最大捕捉:50人
 第四次川中島合戦で勘助らが考案した有名な策が宝具化したもの。
 戦闘後の敵の移動ルートを限定する宝具。
 あらかじめターゲットを指定してから戦闘に突入することで
 その勝敗がどうあれ、戦闘終了後の対象の移動経路はキャスターが事前に指定したものとなる。
 ただし、指定された対象がキャスターとの戦闘前に他のサーヴァントと戦闘に突入した場合、この宝具の効力は無効化される。
 
【Weapon】
『郷義弘』
 南北朝時代、越中の刀工郷義弘の作刀。
 川中島の戦いで振るった三尺五寸の太刀がこれであるともされる。

【解説】
 戦国時代、甲斐武田氏に仕えた武将。
 甲陽軍鑑によれば武者修行の旅で諸国を流浪し、
 剣術、馬術、槍術その他諸芸に秀で、城取り(築城術)や陣取り(戦法)を極めるに至ったが、
 肌黒く、風貌醜く、背低く、隻眼、身に無数の傷があり、足が不自由で、指もそろっていない、と容姿に恵まれなかったため
 功績を挙げても士官できなかった。
 また学んだ兵法が当時評判の高かった新当流ではなく京流であったために認められることもなかったという。
(しかし当流の塚原卜伝の弟子ともされる)
 それでも兵法家としての名声は次第に高まり、武田家への士官が叶う。
 ここで武田晴信(信玄)に才能を認められたことで勇躍。軍政両面で活躍するが、
 第四次川中島合戦では考案した啄木鳥戦法を敵将の上杉謙信に察知され自軍を窮地に陥れてしまう。
 これに責任を感じた勘助は死を決意。大太刀を振るって奮戦したが、ついに討ち死にしたという。
 後世では甲州流軍学の祖ともされた。
 しかしながら、これらの活躍はすべて後世の文献によるものであり、
 市河家文書の発見から非実在説は否定されつつあるものの、その実像については未だに良く分かっていない。


696 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/02/07(土) 16:32:48 o1oOfTFc0
【元ネタ】日本・史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】源順
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷D 魔力B 幸運D 宝具B
【クラス別スキル】
陣地作成:C
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。 小規模な”書斎”の形成が可能。

道具作成:E
 魔術的な道具を作成する技能。“物語”や“文集”を作成する。

【固有スキル】
呪歌:B
 魔術的な歌を使いこなす能力。和歌・漢詩の両面で日本史上に名を刻んだ。

教授:C
 弟子を育て、孫弟子からも恩恵があった生前の事績がもたらしたスキル。
 キャスターに何かを教えられた者は好感を抱き、又聞きした者からも協力を得易くなる。

蔵知の司書:D
 二十代にして『和名類聚抄』を編纂した。
 LUC判定に成功すると、過去に知覚した知識、情報を、たとえ認識していなかった場合でも明確に
 記憶に再現できる。

虚ろなる生者の嘆き:E
 才はあれど、官はなし。キャスターの口から放たれた嘆きの声が、聞いた者を憂鬱にする。

【宝具】
『世の中を何にたとへむ(よのなかをなににたとえん)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1〜30 最大捕捉:2人
 一月に二人の娘を失ったキャスターが、世の無常を味わって詠んだ歌の上の句。
 同じ上の句で複数の歌を連作した。
 下の句に任意の対象と比喩を用いることで、対象を“無常”の渦に巻き込み、朽ちさせる。

『今宵ぞ秋の最中なりける(こよいぞあきのもなかなりける)』
ランク:B 種別:結界宝具 レンジ:1〜30 最大捕捉:100人
 上の句は「水の面に照る月波を数ふれば」。
 後世、とりわけ江戸時代の庶民からは「それにつけても金の欲しさよ」と同様に「何にでも合う」と気に
 入られ、適当な上の句を生んでは下の句で強引に終わらせる遊びが流行した。
 如何なる剣呑な存在も、侵入すると内部に展開された秋の風景を彩る何らかの要素に改変される。

【Weapon】
『無銘・太刀』

【解説】
 平安時代の詩人・歌人・学者(911〜983)。
 名筆と詩才と好色で知られた嵯峨天皇の玄孫であり、詩才と好色については明らかに継承している。
 漢詩の才では菅原道真の孫で家道を中興した菅原文時の好敵手であり、文時が三年辛苦して作成
 した「老閑行」を見せられたキャスターは一夜でそれに応じる詩を作ったが、出来は非凡であったもの
 の三年間の苦労に一夜であっさり応じられた文時は気分を害し、一部の人間からももう少し配慮すべ
 きだと非難の声が挙がったという。
 歌人としては「梨壺の五人」の一人であり、三十六歌仙の一人でもある。
 歌合の判者もよく務めたが、ある席では女ばかり勝たせたので、女を花に喩えた自作の詩を引き合
 いに出されて「そんなに女郎花がお好きか」とひやかされた。
 極官は従五位下・能登守ととても才気に見合うものではなく、自身の不遇を述べた作品が多い。
 古来『宇津保物語』の作者に擬せられ、また『竹取物語』の作者とする説もあるが、確証はない。


697 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/02/07(土) 18:31:53 RJmaIvEg0
【元ネタ】アイドルマスターシンデレラガールズ&グランブルーファンタジー
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】本田未央
【性別】女
【身長・体重】161cm・46kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷B 魔力B 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

単独行動:B
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。

【保有スキル】
アイドル:B
生前アーチャーの持つアイドルとしての技能がそのままスキルとなったもの。
アーチャーの溌剌とした歌とダンスは、見る者に元気を与える力があり、
それらの技能を使う際に有利な補正を得る。
また、同ランクの魅了としてのスキルも兼ね揃えており、他者を強く惹きつける。

天性の魅力:C
アーチャーは攻撃あるいは宝具を発動するたびに
魔力をわずかであるが、回復することができる。

話術:D
言論にて人を動かせる才。
アーチャーはコミュニケーション能力が高く、誰であっても気さくに話すことができる。
全く赤の他人だとしても交渉や、支援を取り付けたりすることなどが可能。

魔力放出(炎):C
武器に魔力を込める力。
拳銃に自身の魔力を変換した炎の弾丸を発射し、破壊力をアップさせることができる。
また、炎の弾丸は風の属性を持つマスターやサーヴァントに大きなダメージを与えることができる。
その反面、水の属性を持つマスターやサーヴァントには威力が半減してしまう。

【宝具】
『燃え尽きぬ流れ星(シューティング・スター)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:40 最大捕捉:1
灼熱を帯びた炎の弾丸を敵に向かって発射する宝具。
ヒットした相手は炎上した炎によってターンごとにスリップダメージを受ける
「灼熱」のバッドステータスを付与する。
このバッドステータスは6ターンまで続く。

『星の光の癒し(スターライトシャワー)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:5 最大捕捉:4
星の力の魔術により自己治癒能力を促進させる宝具。
アーチャー自身と味方サーヴァント全体のHPが
毎ターン徐々に回復する。この効果は3ターンまで続く。

『無冠の一等星(アンティアラドスター)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1
生前、同僚アイドルが次々とメジャーデビューを果たしていく中、
なかなか日の目を見る機会に恵まれず、不遇な時代にあったという逸話を再現した宝具。
アーチャーと契約しているマスター以外はアーチャーのパラメーター、スキル、宝具が
白紙の状態として現れ、見ることが出来ない。
ただしアーチャーの真名を知った者には、この宝具の効果は無効になる。

『夜空舞え情熱の三ツ星(トリプルスター)』
ランク:A 種別:対人〜対軍宝具 レンジ:60 最大捕捉:5
アーチャー最大の奥義。
アーチャーの拳銃から無数の星型の弾丸が発射され、敵に流星の如く降り注ぐ宝具。
この宝具がヒットした相手が暗闇のバッドステータスになっていた場合、
さらに闇属性の追加ダメージを与えることができる。

【weapon】
『 拳銃《ホープスター》』
アーチャーが所持している星の装飾が施された拳銃。
本来は映画撮影用の小道具であったが、
異世界に転移する際に性質が変化し、本物の武器となった。
アーチャーはこの拳銃から魔力を込めた弾丸を発射することが出来る。

【解説】
モバゲー「アイドルマスターシンデレラガールズ」に登場するキャラクターの1人。年齢は15歳。
茶髪に黄色の瞳が特徴のアイドル。属性はパッション。
ゲームでは島村卯月、渋谷凛と並ぶ代表的なアイドルの1人で、
上記の2人とのユニットを「ニュージェネレーションズ」と呼ぶ。
明るく元気な性格で、冗談などで場を和ませるムードメーカーなポジション。
他人にあだ名をつけたりするのが癖。
また、同じモバゲーである「グランブルーファンタジー」との
コラボイベントの登場キャラの1人としても登場している。
ファンタジー映画撮影のため、諸星きらり、城ヶ崎美嘉と一緒に控え室で衣装を披露していた所、
謎の光により異世界に飛ばされてしまう。
その世界で騎空士(グランブルーファンタジーの主人公)と出会う。
その島で再び大量発生した緑色の謎の生物と戦いながら、美嘉と何故か巨大化したきらりと合流。
元の世界へと帰るための手段を騎空士達の元で探すことを決意したのであった。


698 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/02/07(土) 18:36:40 RJmaIvEg0
【元ネタ】アイドルマスターシンデレラガールズ&グランブルーファンタジー
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】城ヶ崎美嘉
【性別】女
【身長・体重】163cm・43kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷B 魔力B 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

単独行動:C
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
ランクCならば、マスターを失っても一日間現界可能。

【保有スキル】
アイドル:B
生前アーチャーの持つアイドルとしての技能がそのままスキルとなったもの。
カリスマギャルでもあるアーチャーの歌とダンスは、見る者を魅了するほどの力を持っており、
それらの技能を使う際に有利な補正を得る。
また、同ランクの魅了としてのスキルも兼ね揃えており、他者を強く惹きつける。

ピンキーハート:C
アーチャーは攻撃あるいは宝具を発動するたびに
魔力をわずかであるが、回復することができる。

魔力放出(闇):B
武器、ないし自身の肉体に魔力を帯びさせる力。
刃付きの鞭に自身の魔力を付与し、破壊力をアップさせることができる。
また、鞭を新体操のリボンのように形を作ることにより、ハート型の魔力弾を発射することも可能。
この闇属性の攻撃は光の属性を持つサーヴァントやマスターに大きなダメージを与えることが出来る。

ロリコン:A
生前、同僚である小学生アイドルをかわいがり、「ふひひ★」とにやけるほど
溺愛したという逸話が元になったスキル。
マスターが12歳以下少女である場合に、回復や魔力供給のためにかかるコストは半分ですむ。
さらに敵サーヴァントやマスターが12歳以下の少女である場合、
受けるダメージを半分の数値に軽減する。
ただし魅了スキルからの回避判定にペナルティがかかる。

【宝具】
『隠匿される心(シークレット★ハート)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:20 最大捕捉:1
アーチャーの持つ鞭の魔力により、闇属性のダメージを与える宝具。
ヒットした相手の視界を暗闇にするバッドステータスを付与する。
この宝具の効果は6ターン経過で消滅する。

『純粋なる情熱(イノセント★パッション)』
ランク:B 種別:対人〜対軍宝具 レンジ:5 最大捕捉:4
アーチャーのセクシーな応援で味方を鼓舞し
3ターンの間、自分と味方サーヴァント全員に低確率で
2回攻撃ができるスキル「連撃:D」を付与することが出来る。

『誘惑の口漬け(セクシー★テンプーテーション)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1
アーチャーの持つ鞭で相手を拘束し、闇属性の魔力ダメージを与えることのできる宝具。
また、拘束した相手の生命力と魔力を吸収し、自分のものに変換することが可能。
対象が12歳以下の少女の場合は吸収できる量が2倍になる。

『止まらぬ鼓動の魔弾(トキメキ★ハート)』
ランク:A 種別:対人〜対軍宝具 レンジ:60 最大捕捉:5
アーチャーの持つ最大奥義が宝具となったもの。
鞭を新体操のリボンのように動かして無数のハートの形をした魔力弾を発射し、
相手にダメージを与える。
この宝具がヒットした相手が灼熱のバッドステータスになっていた場合、
さらに火属性の追加ダメージを与えることができる。


699 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/02/07(土) 18:37:25 RJmaIvEg0

【weapon】
『 鞭(イノセント★ウィップ)』
アーチャーの所有する武器。
先端にはピンク色の刃がついている軟鞭。
「遠くから鞭を放つ」故、彼女がアーチャーのクラスで現界できた要因の1つである。
元々はファンタジー映画の撮影用の小道具だったが、異世界に転移する際に性質が変化した。
そのため、アーチャーの魔力を通し、闇の属性の攻撃や魔力弾を発射することが可能になった。

【解説】
モバゲー「アイドルマスターシンデレラガールズ」に登場するキャラクターの1人。年齢は17歳。
ピンク色の髪に金色の瞳が特徴のアイドル。属性はパッション。
髪の色や派手な格好のいわゆるギャル女子高生。
しかし、そんな見た目とは裏腹に根は真面目で、恋愛に関しては経験が乏しくウブな反応を見せる。
妹に城ヶ崎莉嘉がおり、しばしばユニットを組むほど姉妹仲は良好。
また、同じモバゲーである「グランブルーファンタジー」とのコラボイベントの
登場キャラの1人としても登場している。
ファンタジー映画撮影のため、諸星きらり、城ヶ崎美嘉と一緒に控え室で衣装を披露していた所、
謎の光により異世界に飛ばされる。
飛ばされた先の島で大量に出現した謎の生物に襲われかけるも、
騎空士(グランブルーファンタジーの主人公)と一緒に行動を共にしていた本田未央と合流。
はぐれたもう1人の仲間、諸星きらりとも合流し、元の世界に帰るための手段を2人と共に探し始めたのであった。


700 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/02/07(土) 21:26:25 QZ3m4U860
【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】アサシン
【マスター】雨生龍之介
【真名】ダマステス
【性別】男性
【身長・体重】174cm・86kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷C 魔力C 幸運E 宝具C
【クラス別スキル】
気配遮断:C
 サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
 完全に気配を断てば発見する事は難しい。

【保有スキル】
鷹の目:B
 獲物を狙う鷹のように、対象を品定めする確かな眼力。
 相手のステータスをマスター同様に見ることができる。
 これより上のランクならば、相手の宝具情報を垣間見ることも可能。
 視力の良さを求められるため、同ランクの『千里眼』スキルの効果も持つ。
 遠方の標的の捕捉、動体視力の向上、透視が可能。

話術:C
 言論にて人を動かせる才。
 詐術や詭弁を用いて交渉を有利に進めていくことができる。
 相手の弱みに付け込み、甘言を尽くして取り入り相手を篭絡させることに長ける。

【宝具】
『残忍なる法則(プロクステス・ベッド)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1〜5 最大捕捉:1人
 通りがかる旅人の身長と決してサイズがピッタリにならないように鉄の寝台を調整して、
 疲れきった人間に甘い言葉をかけ横にさせ、残酷にその命を奪い続けた悪業の再現。
 アサシンの身勝手な言葉だが、長年の反復行為によって呪詛へと昇華された結果、
 その言葉は絶対の法則へと変化し、対象を押し込め思うがままに損耗させる。
 発動する度に、対象と比較するための基準を設ける。
 物質を基準にすると、対象がその物質の体積やサイズを超す時にアサシンの持つ剣を介して切り取り、
 切り取った肉体を魔力に変換してアサシンが簒奪してしまう。
 逆に満たない場合は槌で叩くことで、無理矢理その基準まで相手を成長、増大させるがその代償として
 ステータスの低下や、酷い場合はスキル、宝具の発動を制限するほどの魔力を消耗させる。
 ステータスの数値など概念的なものを基準にした場合も同様に、超過すればその分を切り取り、不足する場合は
 その数値までステータスを上昇させる代わりに魔力を過剰に消費させる。
 対象にとっての基準を一度定めると変更することはできないが、数値など細部を弄る事は途中からでも可能。
 また、対象によって基準を変えることもできる。
 しかし、この宝具を介した剣では相手に致命傷を負わせることはできず、弱体化させるのみである。

【Weapon】
「無銘:剣&槌」
 普段は剣を用いるが、宝具を使用する際に槌を使うことがある。

【解説】
 ギリシャ神話に登場するアッティカの盗賊で、その名は「伸ばす人」を意味する。ダマーステース、ポリュペーモーンの異名も持つ。
 エレウシースの外側の丘にアジトを構え、そこに鉄の寝台を設置していた。
 通りがかる人に休ませる名目で声をかけ、隠れ家に連れて行き寝台に寝かせた。
 その相手が寝台からはみ出せばその部分を切断し、寝台の長さに足りなければ、サイズが合うまで錘や槌で体を引き伸ばす拷問にをかけた。
 しかしその寝台は長さを調節できるため、決してピッタリのサイズの人間が出てくることはなかった。
 遠くから相手の背丈を目測して、寝台を伸ばしたり縮めていたからである。
 この恐怖時代に終止符を打ったのがテーセウスだった。
 テセウスは身長が低いためある程度は寝台を縮めていたプロクルーステースだったが、逆に寝かさせられ、はみ出した頭と足を切断された。
 この盗賊退治は、テーセウスがトロイゼーンからアテーナイに向かう間の、テーセウス最後の冒険談だった。
 このことから、「無理矢理、基準に一致させる」という意味で「プロクルステスのベッド」と使われるようになる。


701 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/02/07(土) 21:30:48 QZ3m4U860
ごめん、>>700訂正です。

【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】アサシン
【マスター】雨生龍之介
【真名】プロクルーステース
【性別】男性
【身長・体重】174cm・86kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷C 魔力C 幸運E 宝具C
【クラス別スキル】
気配遮断:C
 サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
 完全に気配を断てば発見する事は難しい。

【保有スキル】
鷹の目:B
 獲物を狙う鷹のように、対象を品定めする確かな眼力。
 相手のステータスをマスター同様に見ることができる。
 これより上のランクならば、相手の宝具情報を垣間見ることも可能。
 視力の良さを求められるため、同ランクの『千里眼』スキルの効果も持つ。
 遠方の標的の捕捉、動体視力の向上、透視が可能。

話術:C
 言論にて人を動かせる才。
 詐術や詭弁を用いて交渉を有利に進めていくことができる。
 相手の弱みに付け込み、甘言を尽くして取り入り相手を篭絡させることに長ける。

【宝具】
『残忍なる法則(プロクステス・ベッド)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1〜5 最大捕捉:1人
 通りがかる旅人の身長と決してサイズがピッタリにならないように鉄の寝台を調整して、
 疲れきった人間に甘い言葉をかけ横にさせ、残酷にその命を奪い続けた悪業の再現。
 元々はアサシンの身勝手な言葉に過ぎなかったが、長年の反復行為によって呪詛へと昇華された結果、
 その言葉は絶対の法則へと変化し、対象を押し込め思うがままに損耗させる。
 発動する度に、対象と比較するための基準を設ける。
 物質を基準にすると、対象がその物質の体積やサイズを超す時にアサシンの持つ剣を介して切り取り、
 切り取った肉体を魔力に変換してアサシンが簒奪してしまう。
 逆に満たない場合は槌で叩くことで、無理矢理その基準まで相手を成長、増大させるがその代償として
 ステータスの低下や、酷い場合はスキル、宝具の発動を制限するほどの魔力を消耗させる。
 ステータスの数値など概念的なものを基準にした場合も同様に、超過すればその分を切り取り、不足する場合は
 ステータスを上昇させる代わりに魔力を過剰に消費させる。
 対象にとっての基準を一度定めると変更することはできないが、数値など細部を弄る事は途中からでも可能。
 また、対象によって基準を変えることもできる。
 しかし、この宝具を介した剣では相手に致命傷を負わせることはできず、弱体化させるのみである。

【Weapon】
「無銘:剣&槌」
 普段は剣を用いるが、宝具を使用する際に槌を使うことがある。

【解説】
 ギリシャ神話に登場するアッティカの盗賊で、その名は「伸ばす人」を意味する。ダマーステース、ポリュペーモーンの異名も持つ。
 エレウシースの外側の丘にアジトを構え、そこに鉄の寝台を設置していた。
 通りがかる人に休ませる名目で声をかけ、隠れ家に連れて行き寝台に寝かせた。
 その相手が寝台からはみ出せばその部分を切断し、寝台の長さに足りなければ、サイズが合うまで錘や槌で体を引き伸ばす拷問にをかけた。
 しかしその寝台は長さを調節できるため、決してピッタリのサイズの人間が出てくることはなかった。
 遠くから相手の背丈を目測して、寝台を伸ばしたり縮めていたからである。
 この恐怖時代に終止符を打ったのがテーセウスだった。
 テセウスは身長が低いためある程度は寝台を縮めていたプロクルーステースだったが、逆に寝かさせられ、はみ出した頭と足を切断された。
 この盗賊退治は、テーセウスがトロイゼーンからアテーナイに向かう間の、テーセウス最後の冒険談だった。
 このことから、「無理矢理、基準に一致させる」という意味で「プロクルステスのベッド」と使われるようになる。


702 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/02/10(火) 19:37:09 25FI8rMQ0
【元ネタ】三国志 演義 古今刀剣録 世説新語など
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】鍾会 士季
【性別】男性
【身長・体重】176cm・65kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷B 魔力A 幸運B 宝B
【クラス別スキル】
陣地作成:B
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 “工房”の形成が可能。

道具作成:A
 魔力を帯びた器具を作成できる。
 超軍師の一角として様々な中華ガジェットを作成可能。

【固有スキル】
易:B
 六十四卦から宇宙の動きすべてを読み取り、
 運命を察知する儒教の魔術体系。
 鍾会は易に互体はないとする論文を著するほどに熟達していた。

計略:B
 物事を思い通りに運ぶための才能。状況操作能力。
 あらゆる状況のイニシアティブ判定において有利な修正を得る。
 熟達した策略家であり、偽筆や讒言に長ける。

王佐の才:A
 王器を持つ者を補佐する才能。
 己に相応しい王者に仕えることで、互いの欠落を補完するスキル。
 カリスマの影響下にある場合のみ、あらゆる判定に有利な補正が与えられる。
 司馬師には「此真王佐材也(=彼は真に王佐の才の持ち主だ)」
 時の人々には「子房(=張良)」と讃えられるほど優れた参謀であった。

反骨の相:C
 利に目を向けて義を忘れ、何かと事を起こしたがる気性。
 友人にさえ器量以上の野望の持ち主と評されるほどの不遜の星である。
 同ランクの「カリスマ」を無効化する。
 せっかくの王佐の才も、このスキルの所為でその効果を活かしにくい。

【宝具】
『保国安民』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:500人
『保国安民』と書かれた一本の白旗。三国志演義に登場する。
 夢枕に諸葛亮の霊に「人民を濫りに殺さないように」と頼まれたために作ったもの。
 旗を立てる事で周囲に結界を展開する。
 この結界内で非戦闘員を一人でも殺した者は、代償として令呪に匹敵する強制力で自害を命じられてしまう。
 性質は攻撃的だが、無辜の民の被害を抑制する宝具と言える。

『武庫森森・矛戟在前』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:30 最大捕捉:100人
 裴楷に指摘された心象風景を手ずから作り上げた武器庫。
 これを魔力で再現し、異界として一時的に世界に上書きする。固有結界とは似て非なる大魔術。
 異界の内部は矛型、戟型の中華ガジェットが立ち並んでいる。
 また他者の物品を盗み取った逸話から、異界内での戦闘に限り敵の所有する武器の所有権を自身に移し替えることができる。
 裴楷曰く「鍾士季に会うと、武器庫を見ているようだ。ただ矛や戟が並んでいるかのようだ」とのこと。

【Weapon】
『太乙刀』
 蜀に勝利した時、成都の土の中より手に入れたという刀。
 ちなみに太乙とは玄武大帝(玄天上帝または真武大帝とも)の武将とされる。

『百万銭の宝剣』
 とっても高価。元は荀勗の所有物。
 荀勗の母に預けられていたが、鍾会は荀勗の筆跡を真似て手紙を出し騙し取った。

【解説】
 三国時代、魏の武将。
 5歳にして「非常の人なり」と評された俊英だったが、一方で讒言で人を陥れることも多かったという。
 カン丘倹が反乱を起こすと、司馬師、司馬昭の参謀として辣腕を振るう。
 また諸葛誕の反乱の討伐にも従軍し、策略で全一族を投降させた。
 後に司馬昭とともに蜀討伐を計画し、自らが討伐軍の指揮官となる。
 指揮官となった鍾会は大量の船を建造して呉が蜀を救援しないように牽制しつつ、大軍を率いて蜀に攻め入った。
 軍勢は剣閣で姜維に阻まれてしまうが、鄧艾が別働隊を率いて成都を陥落させたため蜀は滅亡。作戦は成功した。
 しかし鄧艾のことを鍾会は面白く思わず、鄧艾が功績を傘に来て傲慢であるのを利用し本国に強制送還。
 さらに軍勢を糾合して蜀の地で反乱を起こすも、人望が無かったため部下たちによって殺された。

【コメント】
 最高の才能と最悪の人格を併せ持つ人。
 マザコン、自信過剰、馴れ馴れしい、讒言大好きと、その性格はひどいの一語。
 友人含め魏晋の人々から「あいつ野心強すぎて絶対やらかす」と満場一致で言われている辺り、本当にどうしようもない。
 逆に言えば、それでも重用されるほど能力が並外れていた、とも言える。
 ちなみに鍾士季という者が赤い筆片手に幽鬼を引き連れ中華版ヴァルキリーをやっているという伝説があるそうな。
 ……これ、もしかして鍾会?(鍾会の字は士季)


703 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/02/10(火) 22:37:03 hbI4pnMI0
七つの大罪のゴウセルの元ネタって前スレですでに出てたのか


704 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/02/11(水) 01:05:40 ltzwjWCU0
【元ネタ】生物類
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】ブチハイエナ
【性別】両性(雌)
【身長・体重】165cm・85kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷A 魔力E 幸運E 宝具D
【クラス別スキル】
気配遮断:C+
 サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
 完全に気配を断てば発見する事は難しい。
 風下や草むらなどの地形によく適応し、隠密行動における成功率を上昇させることができる。

【保有スキル】
屍肉喰い:B
 屍の骨肉を常食とし、効率良く食物連鎖の輪に組み込んでいく存在。
 魂喰いを行う度に得られる魔力量を増加させ、ランダムにステータスをワンランク上昇させる。
 魂を喰う度に強化していくが、時間を空けてしまうとステータスは元に戻ってしまう。

怪力:C
 一時的に筋力を増幅させる。魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。
 使用する事で筋力をワンランク向上させる。持続時間は“怪力”のランクによる。

軍略:D
 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
 ただしアサシンの場合、その直感は狩猟レベルのものに過ぎない。
 自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。

無辜の怪物:C
 屍肉喰らいにして不道徳の象徴。
 能力・姿・人格が変貌してしまう。
 ちなみに、この装備(スキル)は外せない。

【宝具】
『卑しく嘲笑する集団(ダーティ・クラン)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:4人
 腐肉食という特性から、他の肉食動物が仕留めた残飯を喰らい尽くすという汚れ役という印象を着せられたハイエナだが、
 実際は優秀な狩人であり、数ある鳴き声を用いて獲物を追い込み、その強靭な顎で骨まで噛み砕くサバンナの死神である。
 食事によって得られる魔力を消費することで、最大4体までのブチハイエナを産み落とし、傘下に置くことができる。
 産まれた子どもたちは宝具を持たず、母親より2ランク低いステータス、アサシンと同じだが1ランク低いスキル、
 Dランク相当の『単独行動』を所持しており、アサシンはこれらの子供達を利用してよりスムーズに「狩り」を行っていく。
 出産の前後は体力と魔力の消耗によりアサシン本体は動けなくなるものの、子供は急速に成長するため一度産まれたら
 狩人の集団が拡大していくのを防ぐことは非常に難しい。

【解説】
 哺乳綱ネコ目ハイエナ科ブチハイエナ属に分類される食肉類。
 アフリカ大陸に生息し、黄褐色の毛衣には濃褐色や黒の斑紋が入っている。
 ハイエナというと他の動物の獲物を横取りしたり、その残飯に集るイメージが強いのだが実際はその俊足と並外れた体力を
 生かして行動する優秀な狩人であり、食べ物の6割以上は自分たちで捕らえた獲物である。
 小臼歯は頑丈、また顎も強靭であるため獲物の骨を噛み砕くこともできる。
 野蛮かつ危険で、毛皮も美しくないことから、イスラム教の影響の強い地域では不道徳の象徴と考えられている。
 そこに由来するであろう人々のイメージから、腐肉を食べる卑しい、魔獣に近い存在として召喚されている。
 しかし一方で東アフリカの部族の中には、太陽を生み出した動物とされていたり、強靭な体力から神聖視され、
 伝統的な薬として体を用いられているため、需要があり狩猟の対象となることもある。
 陰核が拡大化しているため両性具有だと信じられており、古代ローマの博物誌には交尾なしでの出産が可能と記されている。
 宝具で、魔力の消費だけで子供を成すことができるのはこれに由来している。


705 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/02/11(水) 02:00:28 ltzwjWCU0
【元ネタ】史実
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】聖徳太子
【性別】男性
【身長・体重】164cm・58kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷C 魔力A 幸運B 宝具A+
【クラス別スキル】
騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。

対魔力:A
 A以下の魔術は全てキャンセル。
 事実上、現代の魔術師ではセイバーに傷をつけられない。

【保有スキル】
魔力放出:B
 武器、ないし自身の肉体に魔力を帯びさせ、
 瞬間的に放出する事によって能力を向上させる。

分割思考:C
 豊聡耳。思考中枢を仮想的に十に分け、同時に運営する。
 分割したそれぞれの思考により、膨大な情報を瞬間的に処理できる。

神性:C
 神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
 天照大神の直系である。

【宝具】
『丙子椒林剣』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1〜30 最大捕捉:50人
 セイバーが持つ古代の剣の一つで、元は丙子の年に打たれたがための銘を持つただの業物に過ぎなかった。
 時代を積み重ね結果、名前が剣に丙子の概念を与え、五行思想における水剋火の能力を内包するようになった。
 柄から剣先へと流れる水によって刀身が潤い、血を洗い流して切れ味を保たせる他、
 水の膜が衝撃を緩衝するため、より神秘の高い宝具との打ち合いにも十分に耐える。
 しかしその本質は火に打ち克つことであり、同ランクの宝具によるものであるならば刀身に溢れる水が炎を打ち消す。
 それ以上のランクであっても大幅に軽減するため、火によってセイバーを傷つけることは非常に難しい。
 水質を操作する特性から、周囲に霧を発生させたり、一部の気象を変更することも可能である。

『七星剣』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
 道教思想に基づき北斗七星の意匠が施された直刀で、セイバーが持つもうひと振りの剣。
 国家鎮護、破邪滅敵の役割を担い、振るうだけで襲いかかる万軍を退け護国を果たす天帝の剣である。
 宇宙の全てと称される天帝の騎乗物である北斗七星を象った宝具であり、本来は評価規格外の剣であるはずなのだが、
 他にも数点同様の直刀が確認されるため、このランクに収まっている。
 北斗七星の一つ、破軍星を背にして戦うことで常勝の加護を得られ、土地から魔力を汲み上げていく。
 セイバーの類稀な質の魔力に土地の魔力を併せ呑んだ剣の一振りは、七星の煌めきを思わせるほどの
 神々しい奔流となって眼前の敵を飲み込んでいく。
 しかし破軍星を前にして戦うと必敗の呪いを受け、土地から魔力を汲み上げることができず威力も低下してしまう。
 土地や国家を害悪から守るという特性から相手の固有結界を含んだあらゆる結界を切り払い、元の世界の情報をそこに上書きする。
 また、日本国内に限り土地の龍脈から支援という形で更に魔力を吸い上げ、担い手であるセイバーのステータスを向上させる。

【解説】
 厩戸皇子その人であり、本来は文官、セイバークラスに適性があるとは考えにくい。
 本人の剣の腕前よりも、宝具の希少性からセイバーの召喚クラスが当て嵌められてしまった。
 そのため、セイバーでありながら筋力などのステータスは少々低めで、魔力放出によって誤魔化している。
 クラス別スキルが高いのも、元々優れた騎乗能力と膨大な魔力を持つため。
 しかしながら宝具が強力なものであるため、決して戦えないこともないだろう。


706 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/02/11(水) 11:35:31 N.LWdY5s0
【元ネタ】ハイスクールD×D
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】兵藤一誠
【性別】男
【身長・体重】170cm・62kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力E 幸運C 宝具A++
【クラス別スキル】
陣地作成:E クラス特性で追加された程度。
道具作成:- 宝具の高価ゆえに失われている。
【保有スキル】
戦闘続行:C 倒れても倒れても立ち上がるど根性。致命傷寸前のダメージを受けても、戦闘続行を可能とする。
洋服崩壊:E+++ 彼がキャスターで呼ばれた理由。触れた女性の衣服に魔力を流し込むことで、任意のタイミングで衣服を細切れにすることができる。宝具を併用した状態なら、宝具クラスにも通用可能。
カリスマ:B- 龍の因子と彼の人柄からくる求心力。ただし、あまりにもひどすぎるスケベ根性が原因で、彼をよく知らない者やスケベに対して潔癖なものには「彼に対する敵意で団結する」マイナススキルと化す
【宝具】
『赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)』
ランク:A++ 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
使いこなせば神すら殺せる出力をもった、神器というマジックアイテム。
機能は大きく分けて三つ。
十秒間ごとに幸運を除くステータスを倍加させる(倍加限界はキャスター自身の肉体強度とマスターの力量しだい)
倍加の効果を触れた味方に与える赤龍帝の贈り物
ステータスを急激に上昇させる戦闘形態、赤龍帝の鎧。ただしこのスキルは現時点では自力で発動できないため、マスターからの令呪のバックアップが必要。
【Weapon】
アスカロン
 龍殺しの力を秘めた聖剣。イッセー自身に剣技の心得がないので使いこなせないが、刀身を伸ばせるため不意打ちなどには有効。
【解説】
 アニメ第三期を祝って、アニメ二期辞典での能力を参考に作ってみました。
 イッセーを書いた奴を見るたびいつも思うのだが、サーヴァントの混沌って社会的秩序に従うかどうかとか言ったタイプのはずだし、イッセーはエロが絡まない限りむしろ秩序側の存在ではないだろうか?


707 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/02/11(水) 22:40:39 DV/e3qlM0
【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】クリス・カイル
【性別】男性
【身長・体重】185cm・105kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷D 魔力E 幸運E 宝具D
【クラス別スキル】
気配遮断:C
 サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
 完全に気配を断てば発見する事は難しい。

【保有スキル】
千里眼:D
 視力の良さ。遠方の標的の捕捉。

透化:D
 “割り切る”ことによって精神面への干渉を無効化する。
 精神の強さに依らない職業軍人的な精神防御。
 ただし限界はある。

無辜の怪物:E-
 “ラマディの悪魔”
 イラク戦争時に武装勢力によって畏怖された軍人の名。
 霊格が最低のため侵食は始まったばかりだが、悪魔の名はやがて新たな悪魔を生み出すだろう。

【宝具】
『ただ引き鉄を淡々と引く(シャイターン・アル・ラマディ)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 悪魔と呼ばれるまでに至った戦果が、彼の精神を蝕んだ結果得た宝具。
 進行過程にある“無辜の怪物”の片鱗であり、人間らしい感情を全て遮断し絶対的な集中を得る。
 悪魔と言うより機械と言った方がいいその射撃・狙撃精度は、時代が違えば“無窮の武練”とも評される領域にまで達している。

【Weapon】
『無銘・狙撃銃』
 .300ウィンチェスター・マグナム弾を使用するボルトアクション式狙撃銃。
 著作によれば一番使用した銃とのことだが、機種は未記載のため便宜上、無銘・狙撃銃とする。

【解説】
 イラク戦争に従軍し、公式で160人を殺害し、シルバースター二つを含む数多くの勲章に輝いたアメリカ海軍特殊部隊SEAL所属の狙撃手。
 (非公式では255人。これは300人以上とする説を踏まえなければ、ベトナム戦争の狙撃手カルロス・ハスコック以上の戦果である)。
 1999年に海軍に入隊し、難関の選抜を突破して特殊部隊SEALチーム3(ネイビーシールズ)に配属された。
 2003年にイラク戦争がはじまると終戦までに四度従軍し、屋根の上や隠れ場所から驚くほどの精度で味方を援護し、敵兵を射殺した。
 最初の狙撃で手榴弾を仕掛けようとしていた女性を射殺し、少年兵も多く射殺しているが、本人は「良心の呵責は感じない」と語っている。
 それでも四度に渡る長い従軍歴と、多くの戦友の死は彼の心を蝕んで行き、除隊時には心身ともにボロボロになっていた。
 除隊後はPTSDに悩む帰還兵を支援するNPO団体を設立し、また自身の回顧録「American Sniper」はベストセラーになった。
 2013年の2月2日、PTSDを患う元海兵隊員エディ・レイ・ルースに射撃訓練を指南していたところ、突然ルースによって発砲され死亡した。

【特記妄想】
 恐らく型月世界的にはあと500年でガチで悪魔になるかもしれない最新のチート軍人。
 そのころにはシモ・ヘイヘはガチで死神に、舩坂弘はガチで不死身になるかもしれない。


708 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/02/11(水) 22:41:44 DV/e3qlM0
【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】チャールズ・M・ハットフィールド
【性別】男性
【身長・体重】180cm・84kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力D 幸運A 宝具D
【クラス別スキル】
陣地作成:C
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 小規模な”工房”の形成が可能。

道具作成:A
 魔力を帯びた器具を作成できる。
 宝具『乞雨煙塵(ハットフィーリング・マジックスモッグ)』を作成可能。

【保有スキル】
雨乞い:A
 伝承の紆余曲折によって魔術と化したれっきとした科学技術。
 ハットフィールド自身に雨乞い師としての属性が強く貼り付いてしまったため、
 魔術としてかなりの高ランクに収まってしまった。

【宝具】
『秘伝の降雨:雨ぞ降らん(ハットフィールド・ザ・レインメーカー)』
ランク:D 種別:対軍宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
 資料が一切残されず、詳細な方法が永久に封印された降雨法の神秘。
 宝具『乞雨煙塵(ハットフィーリング・マジックスモッグ)』を地上6m以上の高所から散布することで、
 魔力で構成された雨雲を発生させ、雨を降らせる。
 雨雲はそれ自体が魔力で編まれており、術者の魔力や意思に関係なく長期間維持可能。
 逆に雨雲の強制解除には雨雲展開以上の魔力を要する。
 伝承が不鮮明とはいえ、勝手に魔術に昇華されたことはハットフィールド曰く「不本意」とのこと。

【Weapon】
『乞雨煙塵(ハットフィーリング・マジックスモッグ)』
 ハットフィールド秘伝の製法で調合された薬品の宝具。
 基本的にこの宝具は現地で調達した薬品などを調合して精製されるが、
 “製法の模倣”も、“宝具の担い手”たるハットフィールド以外の者が行使することも不可能。
 ただしハットフィールド以上の技能を持つ“魔術師”はその限りではない。

【解説】
 レインメーカーの名で知られた気象学者チャールズ・マロリー・ハットフィールド。
 実家はミシン販売業で、西部開拓時代後期に家族でサンディエゴに移住して農家に転身するがすぐ廃業。
 農業が天候に左右される職業であり、さらに当時のサンディエゴでは干ばつがひどかったのもそこに追い打ちを掛けた。
 子供ながらにハットフィールドは「雨を自由に降らせられれば」と思うようになり、独学で降雨法についての研究を始める。
 「大砲を撃った後には雨が降る」という幼少期に本で読んだ知識をもとに4年間降雨法について研究し、そしてそれを生業とするようになった。
 成功すれば報酬を受け取り、失敗すれば受け取らないというギャンブル性の高い触れ込みであったが、成功率は高かった。
 だが当時の気象学者や役人にとって彼の八面六臂の活躍は面白くはなく、一たび失敗すれば徹底的に叩かれ、
 一時ハットフィールドは失踪するまでに至ってしまった。
 だが1915年にサンディエゴはダムが渇き切るほどの大干ばつに見舞われ、民衆からはハットフィールドを雇えという声が高まる。
 重い腰を上げたサンディエゴは、ハットフィールドと降雨に成功すれば1万ドルと言う破格の契約を結び、それは“成功”
 だが、降り始めた雨は1ヶ月経っても止まず、逆にダムが決壊して街が大洪水に見舞われるという事態にまで発展。
 ハットフィールドは逆に「洪水はお前のせいだ」とする役人らによって訴えられ、無罪判決を受ける。
 損害賠償からは逃れられたものの、自身の技術の全否定を受けた彼は降雨法を封印。
 1958年、自身の技術を一切後世に伝えることなく、83歳の生涯をとじた。


709 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/02/12(木) 10:28:13 NMNgBr2I0
>>708
調べてみたら大分面白い人物だな
裁判後は火事の消火に一度だけ使っただけで、二度と降雨で商売はしなかったのか
聖杯戦争で役立つとは思えんがw


710 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/02/12(木) 19:51:37 mtpDC0Qo0
【元ネタ】陰陽大戦記
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】黒鉄のフジ
【性別】男
【身長・体重】不明(身長は少なく見積もっても190Cmはある)
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷B+ 魔力B 幸運E 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:D
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み程度に乗りこなせる。
 
【固有スキル】
直感:B
 戦闘時、つねに自身にとって最適な展開を”感じ取る”能力。
 視覚・聴覚に干渉する妨害を半減させる。

対空:B
 空中からの攻撃に対する迎撃能力。
 物理的な攻撃なら宝具であってもBランクまでなら相殺できる。

勝負の式神:B+
 『勝負』を司り、勝負の世界に生きる黒鉄族が持つ、勝ち負けへの強い凝りと執念。
 とにかく勝ち負けに拘り、例えどんなに苦しい戦いや不利な状況下でも自分が負けたと認めない限りは
 決して戦うことをやめない往生際の悪さ。同ランクの戦闘続行と勇猛のスキルを複合する。
 ただし本人に熱が入り過ぎると冷静な判断力を失い、戦闘への歯止めが利かなくなるため返って危険に陥ることも。

神性:B(EX)
 本来の姿は小寒の節季を司る大自然の神。
 現実世界への召喚に伴い、ランクがダウンしている。

【宝具】
『北斗元陣三顧之章(ほくとげんじんさんこのしょう)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:10〜20 最大捕捉:200
 北斗七星の軌跡を描きながら剣を振るった後、広範囲にわたって
 衝撃波と無数の斬撃を繰り出す必殺技。
 ほぼ敵味方お構いなしの攻撃なため付近に自身や協力者がいる場合は注意。

『両兵衛絶対不二(りょうべえぜったいふじ)』
ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:1人 最大捕捉:1人
  陰陽大剣 右兵衛・左兵衛を合わせることで更に長大な光剣へと強化する。
 宝具のランクをそのまま現状の筋力に加算させることで大幅に物理攻撃力を上昇、
 そのまま相手を一刀両断に断ち斬る。

『三日月渡宗風寂(みかづきわたりしゅうふうさびし)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:20〜40 最大捕捉:500
  頭部の大顎に高密度に気を集中させ、一気に解き放つ極奥義。
 強力だが一発につき、大幅に気力を消耗するため通常は連発は不能。
 ただし令呪とマスター自身のバックアップ次第で連撃が可能になる。
 
【Weapon】
『陰陽大剣』 右兵衛 左兵衛(うべえ さべえ)
フジが使用する自身の身の丈程もある巨大な二振りの大剣。
切れ味は鋭く、フジはこれを軽々と二刀流で扱い、敵を攻める。

【解説】
陰陽大戦記に登場する式神。
ノコギリクワガタに似た機械人的な外見の式神。
敵対者や自身に勝負を挑んできたものには情け容赦せず冷酷無比だが
反面仲間想いであり、戦いに関しても卑怯な手段は使わず正々堂々を好む、まっすぐな性格。
しかしアニメ版では契約者に恵まれず、自身の望む戦いは結局最後までできずに悲惨な最期を遂げた。


711 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/02/14(土) 19:39:51 zfXdtn0E0
【元ネタ】三国志 三国志演義
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】孫策 伯符
【性別】男性
【身長・体重】170cm・63kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力B+ 耐久B 敏捷A 魔力D 幸運C 宝具A++
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。

【固有スキル】
カリスマ:B
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。

投擲(短刀):B+
 短刀を弾丸として放つ能力。
 また不意打ちの場合、威力・命中率に有利な補正を得る。
 孫策の場合は手戟を隠し武器として保有する。

一気呵成:B
 攻撃すればするほど勢いを増す。ターン経過毎に命中率が増していくスキル。

皇帝特権:B
 本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。
 該当するスキルは騎乗、剣術、芸術、カリスマ、軍略、等。
 孫策は帝位についたことも追贈されたこともないが、伝国の玉璽を所持しているため使用可能となっている。
 宝具『小覇王快進撃』を使用した場合、このスキルは消滅。

【宝具】
『小覇王槍』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:2〜4 最大捕捉:1人
 中国十大名槍の一つとしても知られる項羽の覇王槍を原形とする槍。
 盟友たる超軍師『周瑜』と二人で作り上げた中華ガジェット。
 孫策の持つ覇気を攻撃力に転換し、威力を上昇させる特性を持つ。
 最大まで覇気が高まれば断金、すなわちあらゆる金属を断つほどの威力を発揮するだろう。
 
『五花馬』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:10〜50 最大捕捉:500人
 機械馬『五花馬』の突撃形態。
 通常はホバー移動に使用している熱核ジェットを臀部に移動させることで
 自身を弾頭に見立てた急速突撃を行う。
 発動までの変形時間や、発動後の馬体に対する影響が大きい為、
 十分な好機を作らなければ発動は難しい。

『小覇王快進撃』
ランク:A++ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:800人
 袁術に玉璽を献上するのと引き換えに父の家臣団を借り受けた逸話の具現。
 伝国の玉璽を破棄することで膨大な魔力に変換し、
 それに拠って生前の家臣団をサーヴァントとして現界させる。
 ただし敵を倒す前に持続時間が切れた場合、家臣団とともに孫策自身も消滅してしまう。
 最大持続時間は26ターン。これは孫策の享年に対応する。

【Weapon】
『五花馬』
 ホバー能力を持ち、地形効果を無効化する事ができる機械馬。
 孫策の意志に応じて四足形態から熱核ジェットによるホバー形態に可変し、高い走破能力を発揮する。
 元ネタは演義に登場する孫策の愛馬であり、
 急快飛走、上山如登平地。つまり、飛ぶように駆け、山を登ること平地を登るが如しと言われた名馬だという。

『伝国の玉璽』
 始皇帝以来、時の王朝に伝わってきたという玉璽。
 所持しているだけで、所有者にスキル:皇帝特権が与えられる。
 ただし、皇帝特権のランクは所有者の器量によって上下する。
 本来は宝具であるが、孫策にはその真価を発揮することはできないようだ。

【解説】
 三国時代の群雄。字は伯符。
 後漢末期の群雄の一人である孫堅の長子だったが
 父の戦死により家臣団もろとも袁術軍に吸収される。
 袁術の下で度々戦功を挙げ、才幹を高く評価されるものの、それ故に冷遇されるという苦難に立たされたが、
 江東の平定に際して盟友周瑜や父の家臣団を率いて勇躍。
 袁術とも手を切り、独立した群雄として独り立ちした。
 以後は自ら優秀な人材を求めて登用に励みつつ、並み居る勢力を倒して快進撃を続ける。
 しかし、曹操の勢力下の武将・陳登と戦っている最中、
 孫策に殺された許貢配下の残党による襲撃を受ける。
 駆けつけた家臣の活躍もあって撃退には成功するものの孫策自身も致命傷を負い、
 弟の孫権や盟友周瑜、家臣団の筆頭である張昭に後事を託して世を去った。
 曹操の本拠である許都の襲撃を計画していた矢先の死であったという。
演義では槍を振るって勇戦する猛将であり、その活躍のめざましさから小覇王と渾名されている。


712 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/02/16(月) 21:37:08 FbF88yDs0
【元ネタ】中東古代史
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】ハンムラビ
【性別】男
【身長・体重】240cm・180kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷C 魔力B 幸運C 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

【固有スキル】
カリスマ:B
軍団の指揮能力、カリスマ性の高さを示す能力。団体戦闘に置いて自軍の能力を
向上させる稀有な才能。Bランクであれば国を率いるに十分な度量。

統一言語:B
バベルの塔が立てられる以前の神代、万物が共通して話していた言語。
あらゆる存在と意志疎通が可能。罪人に裁きを執行する時のみ使用するため滅多には使わない。
強制力は強く、「世界そのもの」に話しかけるため、その命令に逆らう事が出来ない。

陣地作成:C
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
通常の陣地とは異なり、宝具の強化しかできない。ランサーにとってのそれは、あくまで裁きの場である。

【宝具】
王の法典(コード・オブ・ハンムラビ)
ランク:A 種別:対都市宝具 レンジ:99 最大捕捉:1000人
シャマシュ神の定めた掟が刻まれた権威の神鎚、かのバビロニア王が発布した古くから数え第2番目の法典。
神ならぬ人間の王が 人類の罪と悪性を裁いて律する、王権と秩序を司る王杖。
鎚を持って文字を刻むことで、絶対尊守の命令とすることができる。人に刻めば絶対の命令となり、破れば
何らかの代償をもって償うことになる。また都市や建物に刻めば、その一帯は彼の法によって支配される王国
となり、法を破れば何らかの代償をもって償うこととなる。王が消滅するか、命令を取り消せば効果は消える。
この律法のペナルティを回避には、対魔力が必要だが、回避できても全能力が1ランク下がる重圧がかかる。

王の審判(コード・オブ・ハンムラビ)
ランク:A+ 種別:対衆宝具 レンジ:1〜20 最大捕捉:100人
シャマシュ神の定めた掟が刻まれた権威の神鎚、かのバビロニア王が発布した古くから数え第2番目の法典。
神ならぬ人間の王が 人類の罪と悪性を裁いて律する、王権と秩序を司る王杖。
対峙する相手の罪業をはかり、その大きさに応じて神罰を下すことが出来る。真名解放と共に無色の極光が
放たれ、相手の罪科や悪性の度合いに応じてダメージを与える。つまり光を浴びた者は自らの罪に焼かれる
ことになる。属性が秩序・善から離れるにつれてダメージが加算されていき、相手の属性が混沌・悪の場合、
問答無用で塩の柱に換える。まさに神の裁きであり、対粛清ACか 罪劫なき者でないと防ぐことができない。

【解説】
都市国家バビロン第6代王。後に、メソポタミアに勢力を拡大しバビロニア帝国の初代王となる。
ウル・ナンム法典に次ぐ人類最古の記録された法律、ハンムラビ法典の整備で知られる。
即位当初はメソポタミアに覇を競った大国間に挟まれ、弱小国の王であったが北方のアッシリアと同盟し、
次第に頭角を現した。ハンムラビは紀元前1784年頃までに、南のラルサ王のリム・シン1世からイシンを奪い、
ティグリス川を渡り、この辺の主要都市マルグムを征服した。
西では、ユーフラテス川流域のラピクムを占領。紀元前1764年にラルサを併合し南方の諸都市を征服して
バビロンを拡張し、紀元前1759年にはマリを破壊してマリ争奪戦に決着をつけた。
紀元前1757年頃、アッシリアへ出兵して征服し、メソポタミア地方を統一した。
都市国家バビロンがシュメール及びアッカドの地を再統一したことにより、シュメール及びアッカドの地の王の
地位を獲得した。統一されたこの地域はバビロニアとも呼ばれるようになった。

鋼の如き心を持つ厳格なる王、権力者による正しい法が必要であるという確信を持ち、悪を為す者は決して
許さない。好きな言葉は絶対応報。過酷だが公平でもあり、悪人の言い分でも一応は耳を傾ける。


713 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/02/16(月) 21:40:49 FbF88yDs0
【元ネタ】ファウスト、ドイツ民間伝承
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ヨハン・ゲオルク・ファウスト
【性別】男
【身長・体重】180cm・75kg
【属性】中立・悪
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷D 魔力C 幸運B 宝具EX
【クラス別スキル】
陣地作成:B
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。"工房の形成"が可能。
パトロンの金次第で、金をも錬成できるという触れ込み。

道具作成:C++
魔力を帯びた器具を作成する技能。錬金術師のくせに、あまり得意ではないらしい。
悪魔が手伝う時のみ、効果的な道具が作れる。

【固有スキル】
専科百般:C-
最初の人生において、真理の探究のために生涯かけて身につけてきた学問の数々。
16世紀当時の哲学、修辞学、神学、数学、音楽、医学、天文学および占星術の知識。
錬金術や黒魔術に関しても知識がある。本人いわく、無為の極み。

悪魔の加護:B
メフィストフェレスの祝福(呪い)により、打開すべき問題を前に優先的に幸運を呼び寄せる能力。
ただしその発動は、つねに本人の望まぬ形で訪れる。

黄金律(偽):A-
人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。メフィストフェレスの祝福(呪い)により、
何度となく大富豪になるが、必ず最後はすべてを喪うことになる。

【宝具】
左席の道化師(ファウストス・メフィストフェレス)
ランク:EX 種別:対運命宝具 レンジ:0 最大補足:0人
かつてキャスターが、悪魔メフィストフェレスと交わした契約書の写し。
その契約をもって、悪魔メフィストフェレスの職能を発動させる礼装。人の身では決して届くことのない
次元違いの魔術を扱う。キャスターの願望を具象化させる、いわば限定的な願望機。
潜在的に自己破滅の願望があるキャスターの願いがあるため、つねにキャスターが堕落と破滅への
道を辿るように工作している。メフィストはキャスターの鏡写しとして受肉した魔であり、宝具発動によって
影法師として姿を現す。メランコリーなキャスターとは真逆で、つねにハイテンションな躁状態である。

【解説】
16世紀のドイツ人の占星術師、錬金術師。ファウスト博士とも。
民衆本 実伝ファウスト博士がベストセラーになり有名となった、ゲーテの戯曲 ファウストのモデルでもある。
神聖ローマ帝国のヴュルテンブルクのクニットリンゲンまたはハイデルベルクで生まれた。
1509年1月15日、ハイデルベルク大学で神学の博士号16人の授与者の一人という記録があるとされるが
別人説もある。各地を放浪し、マルティン・ルターに悪魔の力を借りていると非難されたという。
1538年、ドイツのフォン・シュタオフェン男爵に雇われる。錬金術を実験中に爆死、五体はバラバラとなった
という。このことが伝説の根拠となった。
彼の死後、魔術に通じていたなどという伝説ができ上がり、特に悪魔メフィストフェレスと契約した人物と
して世に広く知られるようになった。

メランコリーな中年紳士。天性の詐欺師で、悪魔ばかりか自分自身さえも欺いている。
かつて傷つけた乙女への罪の意識から、自らが罰せられる事を望んでいる。
メフィストは彼の破滅願望を叶えるための悪魔ではあるが、キャスターはいつも意に反する
行動をして悪魔の鉤爪を逃れ続けている。
こうして英霊の座から降りたことで、再び悪魔とのゲームがはじまった。


714 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/02/16(月) 21:46:08 FbF88yDs0
【元ネタ】 ロシア史
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】イヴァン4世
【性別】男
【身長・体重】180cm・102kg
【属性】秩序・狂乱
【ステータス】筋力B+ 耐久B 敏捷C 魔力D 幸運E 宝具B
【クラス別スキル】
狂化:B
全パラメーターを1ランクアップさせるが、理性の大半を奪われる。

【固有スキル】
背教の呪詛:B
誕生前に受けた聖職者からの呪詛。無意識のうちに自身と周囲の人間の破滅へと繋がる、
生まれながらの悪性。

信仰の加護:A
一つの宗教観に殉じた者のみが持つスキル。加護とはいうが、最高存在からの恩恵はない。
あるのは信心から生まれる、自己の精神・肉体の絶対性のみである。

無辜の怪物:C
雷帝。きわめて残虐・苛烈な性格であったためロシア史上最大の暴君とされ、民衆は
古代スラヴの雷神ペルーンと重ねられた。髪の毛は逆立ち、全身はつねに紫電を纏っている。

【宝具】
我が憤怒は、雷霆の如く(ペルィーニ・グローズヌイ)
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1-4 最大補足:1〜10人
紫電を纏う魔鎚。その晩年狂気に駆られ、自身の世継ぎを打ちすえ死に追いやった鉄鉤つき杖。
血を分けた実の肉親を殺害した為に、魔の属性を帯びている。その威力はバーサーカーの狂気
と呼応し、担い手が狂乱すればするほどその威力は増す。バーサーカーが無辜の怪物としてその
属性を帯びている雷神ペルーンは 「雷で打つもの」、もしくは「樫の木の神」を意味する。
髭を生やした中年男性の姿をし、手には稲妻を表す斧や槌を持つ。罪を犯した者や敵対者に
向かって武器を振りかざし、または投げつけて罰するところなどはゼウスやトールと共通している。

【解説】
モスクワ大公 イヴァン4世。モスクワ・ロシアの初代ツァーリ。雷帝という異称でも知られる。
東方への領土拡大が進められ、アストラハン・ハン国とカザン・ハン国をモスクワ国家に組み
入れて、治世末期にはシビル・ハン国征服事業も成功裡に進んでいた。
しかし、西部国境で長期にわたって続けられたリヴォニア戦争は、完全な失敗に終わり、国内
を激しく疲弊させる結果となった。
16世紀ヨーロッパにおける絶対君主制の発展の中で、ツァーリズムと呼ばれるロシア型の専制
政治を志向し、大貴族の専横を抑えることに精力を傾注した。
1547年の「全ルーシのツァーリ」の公称開始、行政・軍事の積極的な改革や、大貴族を排除した
官僚による政治が試みられた。その反面、強引な圧政や大規模な粛清、恐怖政治というマイナス
面も生じた。結果的に大貴族層は権力を保持し、イヴァン4世の亡き後のツァーリ権力の弱体化
に乗じ、ロマノフ朝の成立までモスクワ国家を実質的に支配することになる。

きわめて残虐・苛烈な性格であったためロシア史上最大の暴君と言われる。「雷帝」という渾名は、
彼の強力さと、冷酷さを共に表すものである。ただし、ロシア語の渾名「グローズヌイ」は「峻厳な、
恐怖を与える、脅すような」といった意味の形容詞で、この単語自体に「雷」という意味はない。
元となった名詞に「雷雨」ないし「ひどく厳格な人」という意味の「グロザー」があり、この単語との
連関から畏怖を込めて「雷帝」と和訳された。


715 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/02/16(月) 21:49:39 FbF88yDs0
【元ネタ】 イタリア史
【CLASS】ルーラー
【マスター】なし
【真名】ジロラモ・サヴォナローラ
【性別】男
【身長・体重】174cm・56kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久C++ 敏捷B 魔力A 幸運E 宝具EX
【クラス別スキル】
真名看破:A
ルーラーとして召喚されることで、直接遭遇した全てのサーヴァントの真名及びステータス情報が自動的に
明かされる。 隠蔽能力を持つサーヴァントであっても、向きあって詰問すれば自白させることが出来る。

神明裁決:A+
ルーラーとしての最高特権。 聖杯戦争に参加した全サーヴァントに対し、ルールに背いた場合に限り、
無制限に令呪を行使できる。

【固有スキル】
啓示:A-
直感と同等スキル。
直感(第六感)とは違い目標を達成するために最適の道を選ぶというもの。その狂信ゆえに歪んだ形で解釈する。

信仰の加護:A+++ 
一つの宗教観に殉じた者のみが持つスキル。
加護とはいうが、最高存在からの恩恵はない。あるのは信心から生まれる、自己の精神・肉体の絶対性のみである。
……高すぎると、人格に異変をきたす。

【宝具】
虚栄の焼却(プルガトーリョ・シニョリーア)
ランク:EX 種別:対概念宝具 レンジ:1-2 最大捕捉:1人
宝具・英霊をはじめ、あらゆる概念・神秘を焼却破壊する、無却の獄焔。この炎で破壊されたものは聖杯戦争に
おいて復活することはない。ランク・神秘の格によってある時間内は耐えられるが、焔に触れていればいずれ破壊
される。ただし宝具を使うたびにルーラー自身の肉体は崩壊していき、七度目の使用において自身が消滅する。
かつてルーラーとその弟子達が神権政治末期に行った破壊行為。書籍、衣服、美術品、詩歌などを虚栄の産物と
見なし、シニョリーア広場で焼却するという暴挙に及んだ。最期は自身がそこで火炙りとなる皮肉な結果となった。
煉獄に赴く魂は額に七つの大罪を示す刻印を刻まれる。焔に焼かれるたびに浄められ、罪の証が消えていくという。

【解説】
フェラーラ生まれのドミニコ会修道士。フィレンツェで神権政治を行った。宗教改革の先駆と評価されることもある。
彼の祖父は著名な内科医兼博学者で、祖父の跡を継ぐためにフェラーラ大学に入学し、芸術の学位を取って医学校に
進学する準備をするも、それを放棄して宗教的な詩文学に走った。
その後、ドミニコ会に入信し、1482年にフィレンツェのサン・マルコ修道院に転任、後に修道院長となる。
説教壇から激烈な言葉でフィレンツェの腐敗ぶりやメディチ家による実質的な独裁体制を批判し、信仰に立ち返るよう
訴え、市民を感激させた。信奉者は次第に増え、メディチ家当主のロレンツォ・デ・メディチも、死の間際にサヴォナローラ
を招いて罪を告白したと言われている。
1494年、フランス軍が侵攻してくると、それを予言していたということで信望が高まる。メディチ家はフランスへの対応を
誤ったことからフィレンツェを追放され、サヴォナローラが共和国の政治顧問となって政治への影響力を強める。
これ以降、神権政治が行われることになった。次第に教皇国をも批判し、1497年には教皇アレクサンデル6世から破門。
贅沢品として工芸品や美術品をシニョリーア広場に集め焼却するという「虚栄の焼却」も行われ、市民生活は殺伐とした
ものになった。画家サンドロ・ボッティチェッリも彼の影響を受けて華美な絵を書くのを止めてしまったほどである。
だがサヴォナローラの厳格な姿勢に対しては反対派の不満も高まっていった。1498年、対立するフランチェスコ会修道士
から預言者なら火の中を歩いても焼けないはずだとして「火の試練」の挑戦を受けた。
これは4月7日の当日、フランチェスコ会側が怖気づいたために実施されなかったが、4月8日サン・マルコ修道院に暴徒と
化した市民が押し寄せ、ついに共和国もサヴォナローラを拘束する。教皇の意による裁判の結果、絞首刑ののち火刑に
処され殉教した。
彼の最後の言葉は「わが主は、わがすべての罪のために死にたもうた。私はこの貧しき生命を喜んで彼に献ぐべきでは
ないだろうか」であった。遺骨はアルノ川に捨てられた。


716 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/02/16(月) 21:51:54 FbF88yDs0
【元ネタ】日本都市伝説
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】ナーサリーライム、佰物語
【性別】不明
【身長・体重】マスターによって変化
【属性】マスターによって変化
【ステータス】筋力- 耐久- 敏捷- 魔力- 幸運- 宝具EX
【クラス別スキル】
気配遮断:EX
サーヴァントとしての気配を絶つ。完全に気配を絶てば発見することは不可能に近い。
自らの物語が始まるまで、決して捉える事は出来ない。

【固有スキル】
陣地作成:B
自らに有利な陣地を作り上げる。見えない学校。
一定の地帯に、一定条件を満たした時に発動する怪異を敷衍する。

自己改造:A
自身の肉体に、まったく別の肉体を付属・融合させる適性。
このランクが上がればあがる程、正純の英雄から遠ざかっていく。

変化:A+
恐怖の鏡像、自身の姿を相手の最も畏れるものに変化させることができる。

【宝具】
怪談佰物語(アフタースクール・クリープショー)
ランク:EX 種別:結界宝具 レンジ:不定形 最大捕捉:1人
明確な形を持たない固有結界。この固有結界内で ある一定条件を満たした時、日本の都市物語の
「テケテケ」「口さけ女」「紫の鏡」「赤マント」のいずれかの都市伝説が再現され、一人の命が奪われる。
その事柄が誰かに語られる事によって、影響範囲は拡大し力を増していく。
明確な容を持たずに、人の口から口伝えに語られる事で伝播していく都市伝説そのものの固有結界。
物語の拠点である「見えない学校」は、固有結界の派生であり物語の影響下にある場所なら、何処に
でも入口が開く。百の物語が語り尽くされたその時、物語ははじめて容を得て現界する。


見えない学校
「マスターのサーヴァント」として発動した固有結界。
スキル「陣地作成」によって作られた自身に有利な陣地でもある。日本の小学校を模した場所。
怪異が発動する条件が非常に高く、また致死性の「物語」が多い為、非常に危険である。
物語の影響下にある場所なら、何処にでも入口が開く。

紫の鏡
大人が見ると即死する鏡。
旧校舎の2階へあがる13階段の前に置かれている。

赤マント
正体不明の殺人鬼、高い気配遮断能力を持つ怪人。
特定条件で発動する「赤い紙が欲しいか? 青い紙が欲しいか?」は、必ず命を奪われる。


【解説】
ナーサリーライムの亜種。実在の人物を英霊としたものではなく、物語のジャンル。
子供たちに深く愛され、多くの子供たちの夢を受け止めていったこのジャンルは、一つの概念として
成立、「子供たちの英雄」としてサーヴァントとなった。サーヴァントが固有結界を作るのではなく、
固有結界そのものがサーヴァント。
自身は存在せず言葉から言葉へと語られて怪異を為す、物語がひとつ行われるごとに誰か一人の命
を奪う。そして百の物語が完遂された時、はじめて容を得て現界する。

日本の伝統的な怪談会のスタイルのひとつ。怪談を100話語り終えると、本物の怪が現れるとされる。
起源は不明だが、主君に近侍して話し相手を務めた中世の御伽衆に由来するとも、武家の肝試しに
始まったとも言われている。
こうした怪談を集めた本も多く刊行されており、延宝5年の「諸国百物語」、宝永3年の「御伽百物語」、
享保17年の「太平百物語」などが知られている。
怪談文学と称され、室町時代に始まり、江戸期に一種のブームになったという。


717 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/02/17(火) 19:18:43 oChbNf8k0
【元ネタ】史実
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】鍋島直茂
【性別】男性
【身長・体重】163cm・54kg
【属性】中立・悪
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷C 魔力D 幸運B 宝具C
【クラス別スキル】
狂化:E
 通常時は狂化の恩恵を受けない。その代わり、正常な思考力を保つ。
 宝具『武士道は死狂い也(シグルイ)』の発動中はAランクに上昇する。

【固有スキル】
戦闘続行:B
 戦闘から離脱する能力。
 また、敗戦において自軍領地まで生きて辿り着く能力。

虎視:C
 虎が獲物を狙うが如く、絶好機を逃さない眼力。
 判定のクリティカル域が増加する。
 ただし、通常成功の条件を満たしていない場合、クリティカルが発生してもその判定は失敗となる。
 鍋島直茂は老虎の異名を取る。

計略:B
 物事を思い通りに運ぶための才能。状況操作能力。
 戦闘のイニシアティブ判定において常に有利な修正を得る。

【宝具】
『武士道は死に狂い也(シグルイ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 効果中、自身の狂化のランクを大幅に引き上げる宝具。
 また、複数人を相手取っての戦いの場合、自身のACを敵人数×2だけ上昇させる。
 ただし、ACの最大上昇値は+100までとする。
 鍋島直茂曰く『武士道は死に狂いなり。一人の殺害を数十人してつかぬるもの』
 この言葉は『葉隠』にも記述されている。

【Weapon】
『肥前忠吉』
 山城伝に連なる刀工忠吉の作刀。
 肥前忠吉は元は龍造寺の家臣であったが刀匠に転身し、
 後に帰国して鍋島家に召し抱えられたと伝わる。

【解説】
 戦国、江戸時代の武将。肥前佐賀藩の藩祖。
 龍造寺氏に仕える鍋島清房の次男として生まれる。
 龍造寺隆信が龍造寺家の跡取りとなると、直茂はその義弟となって躍進を支えた。
 西の桶狭間とも例えられる『今山の戦い』では家中が籠城策に傾く中、積極的に夜襲案を献策。
 自ら夜襲部隊を指揮して敵将を撃破し、大いに武名を高めた。
 隆信との仲も当初は良く「龍造寺の仁王門」とも例えられたが、
 諫言の多い直茂は次第に疎まれるようになり、筑後の国政に回された。

 島津氏と行われた沖田畷の戦いで隆信が敗死すると、家中は大混乱に陥ったが
 直茂は後継者となった政家を輔弼し事態を治め、
 島津氏が隆信の首級の返還を提案しても突っぱねるなど強硬な態度を取った事から関心され、
 有利な条件で恭順することに成功する。

 一方で豊臣秀吉とも誼を通じており、九州征伐を積極的に促した。
 九州征伐後は早くから秀吉に内通していた功績を評価され、龍造寺家の国政を担うように命じられている。

 朝鮮出兵でも加藤清正に認められるほどの活躍を見せ、器量に劣る政家に代わって家中の指導者格となる。
 秀吉没後に起こった関ヶ原の戦いでは、息子の勝茂こそ西軍に属していたものの、
 早くから直茂は東軍の勝利を予想して東軍指導者の家康に兵糧を献上。
 さらに勝茂も関が原本戦から離脱していたため、
 九州の西軍諸将の討伐を行うのと引き換えに改易の憂き目を免れた。

 この頃、龍造寺氏はほとんど鍋島家の動かすところとなっており、
 政家が隠居すると、後継者となるはずの龍造寺高房は実権回復を求めて幕府に訴えかけるも、
 幕府も龍造寺家中もこれを認めなかったため憤死する。

 以後は龍造寺の旧臣を懐柔しながら鍋島家の基板を固めたが、
 龍造寺への遠慮から初代藩主の座は息子に譲り、81歳で死去した。
 一説には高房の飼っていた猫が化け猫となり、直茂を祟り殺したという。

【コメント】
 知勇に優れる、割と完璧超人。
 主家を簒奪した野心家か、有能なばかりに貧乏くじを引き続けた気の毒な人か判断が分かれるが、
 秀吉には「天下を取るには知恵も勇気もあるが大気(野心)が足りない」と評されているし、
 野心家としては龍造寺氏に対する対応の手緩さが目立つ。龍造寺一族に指導者を押し付けられたような気配もする。
 (´・ω・`)「もう大名とかやめたい」という手紙も残ってるし、
 流れに乗るという形ならともかく、自分から積極的に簒奪しに行けるほど野心ある人には見えない。
 あと残っている逸話からドジっ子疑惑もあったりする、案外愉快な人。


718 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/02/18(水) 01:08:37 zk04994s0
【元ネタ】Devil Surviver2 Break Record
【CLASS】セイヴァー
【マスター】
【真名】主人公(アニメ版での名前は久世響希)
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力D(EX) 耐久A(EX) 敏捷A++(EX) 魔力EX 幸運EX 宝具EX
【固有スキル】
天の玉座:EX
アストロラーベを完全に扱える。偽りとはいえ、剣を持つ正統な管理者となった主人公だからこそなせる技。
星で無く、人が天の玉座に着いたため、管理者権限の譲渡は無くなった。
根源:EX
全てのスキルが統合されているスキル
【宝具】
『造られし我が剣達(トリアングルム)』
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:人類生存圏 最大捕捉:70億人
この世界に干渉できなくなった主人公の剣となる者達。
その正体は、スピカ・デネボラ・アルクトゥルスと言った、所謂春の大三角を形成する
星々の代弁者(アルテミット・ワン)に死兆星とも言われるアルコルを足した
四体の侵略者である。
彼らは、人には倒すことが不可能で、倒そうと思うのならば悪魔や神々の支援が必要となる。

『根源簒奪(ファクタークラック)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:一人
この世の摂理、『根源』の具現であるカノープスから簒奪した、この世をこの世たらしめている4つの理。
熱、時間、力、空間の法。これを持つ主人公は、ファクターを持たない者以外には倒せない不滅の存在となった。
効果は簡単に言うと、相手の攻撃が効かなくなり、自分の動作一つ一つが相手を消滅させられる程強化される。
根源そのものとなる。

『偽・管理者(アドミニストレータ)』
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:世界 最大捕捉:全て
本来、ポラリス、エライ、アルデミラン、ベガ、アルクトゥルス等の北極星となる者達が継いできた物。
峰津院都は、アルコルを管理者に仕立て上げようとしていたが、元人である主人公がその立場になった。仲間と世界の幸福を願いながら…
所謂、アカシックレコードと呼ばれている物を、アストロラーベと言う装置で自由自在に編集が可能となる。世界創造、世界回帰などと言った事もできる。

【Weapon】
『ガラパゴスケータイ』
アカシックレコードに記された未来の死に様(死に顔)を見せる、ポラリスに対抗する為にアルコルが立ち上げたサイトNicaeaニカイア
によってインストールされた悪魔召喚プログラムが入っている。
バアル、オーディン、メタトロン、黄龍、ガルーダ、ザオウゴンゲン、ルシファー、サタン、アマテラス、アスラおう等といった、主神級の悪魔がこれにはインストールされている。

【解説】
トリアングルム編、自分が管理者になるルートの主人公妄想。
ブレイクレコードで余りにも話がインフレしすぎたと思う。
この世界では宙の理を星が下してるってことになるけど、まいっか。
召喚は無理。各神話の主神を手中に収めてる化け物だしね。
多分、アルコルが代わりに出てきて、スピカ達を操るはず。


719 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/02/18(水) 01:12:39 zk04994s0
>>718
訂正
ファクターを持たない者以外には倒せない不滅の存在となった
                   ↓
ファクターを持たない者には倒せない不滅の存在になった。


720 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/02/20(金) 07:58:42 bBh/euPI0
【CLASS】アサシン
【マスター】プロメテウス(のちにエピメテウス)
【真名】パンドラ
【性別】女
【身長・体重】cm・kg
【属性】天然・天然
【ステータス】筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具
【クラス別スキル】
気配遮断:ー
 アサシンのクラスが持つ共通スキルだが、このサーヴァントが 持つ気配遮断はそれらのどれにも該当しない。
【固有スキル】
超天然:EX
 余りにも天然過ぎて、誰もアサシンだと気付かないレベルの「気配遮断」。
 「〜するなよ?」と言われていても、幸運度の判定に失敗すると、うっかり開けてしまう。
 あと、超かわいい。天然過ぎて、男性は(この時代に人間は男性しかいないが)対魔力で抵抗に失敗すると、思わずヤりたくなってしまうEXランクの「魅了」。
【宝具】
『開けるなよ?絶対に開けるなよ!?(カラミティ・ピュクシス)』
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:∞ 最大捕捉:∞
 凡ゆる災厄を詰め込んだ呪いの箱。
 一つ一つの災厄が宝具級の威力を持つ神々の呪い(魔法)だが、正しく使えば恩寵ともなり得る。
 ただし、アサシンはこの箱の使い方を理解せずに、中途半端にぶちまけるだけなので、理不尽なトラブルを巻き起こすことしか出来ない。
【Weapon】
『ラッキーエロス』
 天然ゆえに無自覚に繰り出される精神攻撃。
 いかなる男性であっても、この攻撃を防ぐことは出来ない。
【解説】
  ゼウスが人類に遣わした最初の女性。
 その正体は、最も危険な爆弾を、敵陣深くに気付かれずに送り込む、生来のテロリストである。
 悪意なき為に敵と見做される事なく、無垢ゆえに最も凶悪な攻撃を相手にもたらす。
 殺害対象であったプロメテウスは偶然留守であり、弟のエピメテウスと間違って結婚してしまったが、結局は人類全てに災厄を振りまいてしまった戦犯。
 でも可愛いから許す。


721 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/02/20(金) 20:20:36 v7jUB7dc0
【元ネタ】日本・史実
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】松永久秀
【性別】男
【身長・体重】171cm・61kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷B 魔力B 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
 対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
 数々の悪行等によってその身体が神秘を宿すようになり、強力な魔の力を得た。

 騎乗:C
 騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 野獣ランクの獣は乗りこなせない。
 
【固有スキル】
 強欲権威:B
 本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ対象から奪う事ができる。
 該当するスキルは黄金律、カリスマ、神性、専科百般、魔眼、ルーン、等。
 スキルを奪われた対象は、このスキルの効果が切れるまで奪われたスキルを使用できなくなる。
 ランクA以上であれば、原初の一、無窮の武練や星の開拓者でさえも自らのものにできる。

 反骨の相:B 
 権威に囚われない、裏切りと策謀の梟雄としての性質。
 同ランクの「カリスマ」を無効化する。

 破壊工作:A+
 戦闘を行う前、準備段階で相手の戦力をそぎ落とす技術と才能。
 宝具『天道に背く三つの悪事(てんかをおかすみっつのだいざい)』の一端。
 セイバーにとって戦とは準備段階こそが一番重要なタイミングであり、
 彼の妨害や破壊工作の技術と才能を以てすれば、
 相手が進軍してくる前に六割以上の兵力を戦闘不能に追いこむ事等容易い事である。
 このスキルが高ければ高いほど、英雄としての霊格は低下していく。セイバーは英雄ではなく完全な梟雄である。

 芸術審美:C+
 芸術作品、美術品への執着心。芸能面における逸話を持つ宝具を目にした場合、
 高い確率で真名を看破することができる。
 また、対象が茶関係の逸話を持つ場合、成功確率が上昇する。

 
 

【宝具】
『天道に背く、三つの悪事(てんかをおかす、みっつのだいざい)』
 ランク:B 種別:対結界宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
 松永久秀の犯した三悪事、
 三好三人衆とともに主家乗っ取った”三好家乗っ取り”、
 室町幕府第13代将軍足利義輝を討つ計画を考案し、主導した”永禄の変”、
 その名の通り松永久秀が東大寺の大仏殿を焼き討ちにした”東大寺大仏殿焼き討ち”の再現。
 あらゆる結界宝具により創られた固有結界を侵略し滅する、対結界宝具の力を持つ異端の宝具。
 
 
『炎上爆発、古天明平蜘蛛(じがいばくし、まつながひさひで)』
 ランク:D+++ 種別:対城宝具 レンジ:2〜4 最大捕捉:4人
 蜘蛛が這いつくばっているような形をしていたことから、「平蜘蛛釜」の名が付けられた茶釜。
 松永久秀が討たれた時、この宝具は自動的に発動する。周囲の人物や建物を巻き込んで松永久秀と共に爆破される。
 松永久秀の死にたいという意思が強ければ強いほどこの宝具によって産み出される爆発のエネルギーは高まる。
 松永秀久が爆死した逸話の再現。
 

【Weapon】
【解説】
 松永久秀もしくは松永弾正。日本で初めて文献に残った爆死した人物。
 彼の織田信長に「天道に背く行為、さほどに心許せる男にあらず」と言わしめる程の悪漢。
 一方でルイス・フロイスが「偉大なまた稀有な天稟をもち、博識と辣腕をもち、腕利きであるが、狡猾である」と評している。
 明智光秀と同列に語られていたりするのを見ると、武将としての力量も高かったと思われる。
 数々の逸話を持つ日本三大梟雄の一人。


722 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/02/20(金) 20:24:10 v7jUB7dc0
>>721
一部久秀が秀久になってた。ごめん。
後sage忘れごめん。


723 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/02/21(土) 02:19:12 J16GUp960
【元ネタ】The SCP Foundation
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】SCP-073 - "カイン"
【性別】男性
【身長・体重】185cm・75kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力C 幸運C 宝具A

【クラス別スキル】
陣地作成:D+
 キャスターはSCP財団で"バックアップ"したSCPのデータを基に
 SCP収容のための"施設"を作り上げることができます。
 キャスターが形成する"施設"は通常のDランク陣地に相当する強度を発揮しますが、
 SCP及びそれに分類され得るものを収容する場合に限り
 対象のオブジェクトに対し最適な設備を設置することで本来のランク以上に効果的な封じ込めを期待できます。
 しかし、キャスターの宝具『不毛の呪い』の効果により、土の露出する地面および
 土で育つ生命とそれに由来する物質を素材としている建造物等の中では"施設"の形成は不可能です。
 
道具作成:E+
 キャスターはSCP財団で"バックアップ"したSCPのデータを基に
 SCP収容のために用いる器具・機器を作り上げることができます。
 キャスターは農具などの通常の道具類も作成することができますが、
 SCPの収容を目的としたものに限ればより高いランクの物品が作成可能です。
 しかし、キャスターの宝具『不毛の呪い』の影響を受ける素材を用いて道具を作成することはできません。

【固有スキル】
言語理解:A+
 キャスターは様々な言葉を理解し、話すことができます。
 キャスターは遥か昔に滅んだ数々の言語を扱うことが可能であり、
 統一言語に相当する言語すら用いることができる可能性があります。

完全記憶:A
 キャスターは映像記憶能力を有しています。
 キャスターは見聞きしたものを瞬間的に記憶し、決して忘れません。

【宝具】
『不毛の呪い(SCP-073)』
ランク:A 種別:対陣宝具 レンジ:1〜20 最大捕捉:50人
 『不毛の呪い』はキャスターの意思で効果を停止させることはできません。
 キャスターの存在は、半径20メートル以内に存在する土で成長するすべての生命に対し害を与えます。
 植物をはじめとする該当する生命体および紙や布などそれらに由来するあらゆる物質は
 『不毛の呪い』の影響を受けると直ちに腐敗を始め、死に絶えます。
 キャスターが直接それらの物質に触れた場合、瞬時に腐敗し崩れ去ります。
 『不毛の呪い』の影響を受けた土地は2週間以内に永久に生命を育てることができない不毛の土地となり、
 陣地の形成や土地の大源(マナ)の活用が不可能となります
 土で育つ生命・土・土地に由来する神秘の効果・恩恵は
 『不毛の呪い』の影響を受けることで無効化または著しく減衰します。
 これらの効果は対象の保有する神秘の性質とその純度によっては抵抗を受けますが、
 『不毛の呪い』の影響を受け続けることで最終的に対象の性質は完全に無力化され、その実体は崩壊します。
 
『原初の罪人(SCP-073)』
 ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 『原初の罪人』はキャスターの意思で効果を停止させることはできません。
 キャスターは老いず、傷つかず、死なず、
 キャスターに向けられた暴力は攻撃者に直接そのままの威力で跳ね返されます。
 『原初の罪人』はキャスターに対して損害となる行為であれば、
 それが攻撃的な意思の下によるものでなくても跳ね返します。
 『原初の罪人』は何らかの媒介を介した間接的な手段による暴力が
 キャスターに対して与えられた場合でも、行為者の人体に跳ね返します。
 『原初の罪人』の効果のためにキャスター自身は損害を負うことはありませんが、痛みは感じるようです。
 『原初の罪人』のランクを超える神秘による攻撃、
 あるいは何らかの攻撃を届かせるための特殊な性質を持つ神秘による攻撃であれば
 キャスターに損害を与えられる可能性はあると思われますが、
 キャスターが実際に損害を負った場合に行為者へ対してどのような跳ね返りが発生するかは不明です。


724 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/02/21(土) 02:20:34 J16GUp960
【解説】
 SCP-073 - "Cain" ("カイン")
 Item#: SCP-073 (ttp://www.scp-wiki.net/scp-073)
 Object Class: Euclid
 
 SCP-073は"カイン"を自称し、アラビアか中東のとてもよく日焼けした
 黒髪の青い瞳をしている30代前半の男性のような姿をしています。
 SCP-073の両手足、肩甲骨や脊柱は未知の金属の様なもので構成されており、
 額にはシュメール語と思われるシンボルが刻まれていますが、
 SCP-073がどのようにしてこれらの外見的特徴を得たのか、またその機能は不明です。
 
 SCP-073は極めて礼儀正しく、親切で、また有能ですが、口調は機械的で冷たいと言われます。
 植物や土に対する作用を除けば他者に積極的に害を与えないため、
 SCP-073はオブジェクトクラス: EuclidのSCPでありながら
 収容施設内を自由に移動することを許されています。
 SCP-073の性格・能力を見込まれ、SCP-073はSCP財団最高司令部から
 SCPの記録の"バックアップ"をとる仕事を命じられています。
 また、幾つかのSCPの研究・実験にも被験者として参加しています。
 
 SCP-073の過去に関しては一切が不明ですが、
 SCP-076とは何らかの関係があると考えられます。
 
【コメント】
 皆鯖・僕鯖のカイン、いくつかのtaleの要素の一部が取り入れられています。
 キャスタークラスであることも魔術師や研究者という描写があった後者から着想を得たものです。
 しかし魔術スキルやクラス別スキルの具体的な内容で悩んだので、
 魔術的な宝具(呪い)+"バックアップ"を活かした作成関連スキルでキャスタークラスの体裁を整えています。


725 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/02/21(土) 10:49:27 mIBGgTxI0
まさかここで財団ネタを見るとは思わなんだ


726 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/02/21(土) 11:08:01 HUp0NJ5E0
【元ネタ】THE KING OF FIGHTERS'2001
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】イグニス
【性別】男
【身長・体重】189cm・85kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷C 魔力A 幸運B 宝具A++

【クラス別スキル】
陣地作成:B
魔術師として自身に有利な陣地を作成する。
“工房”の形成が可能。
キャスターの作成する陣地には、主に科学的な仕掛けが施される。

道具作成:C
魔術的な道具を作成する技能。
本来魔術師ではないため、キャスターが使用するweaponの整備ができる程度。

【固有スキル】
音巣対流拳:A++
読みはネスツリュウケン。秘密結社ネスツの科学力によって開発された
戦闘用バトルスーツを効果的に扱うための格闘術。素早くリーチに優れた攻撃を得意とする。

カリスマ(偽):A
ある程度の天性の才能と、それ以上に人を引き付ける力の象徴。
本来のカリスマはCランク程度であるが、絶対的な力により崇拝を集める。

魔力放出:B
自身の肉体から魔力を放出し、高速高火力の攻撃を繰り出す。
ありとあらゆる肉体改造の結果をフィードバックしたため、疑似的に取得した技能。
キャスターは専ら飛び道具としてこのスキルを用いる。

【宝具】
『我こそ最強(ブルータルゴッドプロジェクト)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1〜4 最大捕捉:1人
キャスターが使用する音巣対流拳奥義。
高速で相手に掴み掛り、チェーンブレイドとバトルスーツによる攻撃で相手をよろけさせ
魔力放出により作り出した気の塊による爆破で止めを刺す。

『神か、すべての破壊か(ディスインテグレイショナルユニバース)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1〜10 最大捕捉:1人
宇宙を模した魔力の球体に相手を閉じ込め、ありったけの力で打ち壊し
衝撃をすべて相手にぶつける音巣対流拳究極奥義。
レンジ内の対象を定めキャスターがこの宝具の真名を解放する、と
明確に思考した瞬間に発動する。

『我こそ宇宙の救世主(セイブ・ザ・ユニバース)』
ランク:A++ 種別:対星宝具 レンジ:10〜100 最大捕捉:500人
キャスターが生前最期に実行した計画の最終段階が宝具となったもの。
巨大な宇宙要塞「エイダス」を地球近辺の宙域に召喚し、キャスターとそのマスターは内部に転移する。
また、キャスターが望めば「エイダス」を地球に落下させることができる。
地球に落下すれば地球場の全人類を壊滅させる程度の被害を発生させる。

【Weapon】
『イーリスランス&ガーリアン・ソード』
キャスターが装備している、ネスツの科学力によって生み出された疑似生命体。
キャスターの意思に従い、自由自在に動き、攻撃と防御を補助するマント型の「イーリスランス」
魔力放出を補助する。両腕に装着された「ガーリアン・ソード」から構成される。

『チェーンブレイド』
キャスターが使用する切断能力に長けた鎖状の武器。長射程かつ変幻自在の攻撃を可能とする。
攻撃が命中すると相手を拘束しながら浮き上がらせるため、一度でも命中すれば
並のサーヴァントでは抜け出すことすら難しい。

【解説】
「世界に新たな秩序を築く」というスローガンの下に結成された秘密結社「ネスツ」創設者の息子。
だが「神」という絶対的な存在に憑りつかれ、「神」に対する羨望と妄執が膨らんだ結果
「自身が世界の支配者となる」事を目標とし、自身の父親を暗殺してネスツを裏から支配した。
ネスツ内部で発生した構成員や幹部の裏切りは全て彼が裏から手を回した結果発生した事態であり
全ては「世界最強の人間を作り出し、それを打ち倒すことで支配者としての力を証明する」という
野望のもとにネスツを利用していただけである。
野望の最終段階として、宇宙要塞「エイダス」に自身が見込んだ格闘家達を呼び込み、戦闘するも
あえなく敗れ、激昂した彼は地球人類を道連れにしようと
エイダスとともに地球へ落下し、最期を迎えた。

人格はカリスマ性こそ感じられなくもないものの、とにかく小物というか凡人じみている。
彼の野望にしても「人類最強の支配者なりたい」という悪役としては定番な物であり
それがかなわなかったら地球もろとも滅びてやる、とどことなく子供じみている。
だが、人一人を一瞬で灰にするなど単純な力は凄まじく
オリジナルゼロを初めとした強者たちに忠誠を誓わせるに足る何かがあった、のかもしれない。


727 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/02/21(土) 13:25:28 cy6yNhWg0
SPCは面白いな


728 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/02/21(土) 18:36:40 lTI.jB.20
【元ネタ】日本・史実
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】松永久秀
【性別】男
【身長・体重】171cm・68kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷B 魔力C 幸運C 宝具A+
【クラス別スキル】
 対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
 数々の悪行等によってその身体が神秘を宿すようになり、強力な魔の力を得た。

 騎乗:C
 騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 野獣ランクの獣は乗りこなせない。
 
【固有スキル】
 反骨の相:B 
 権威に囚われない、裏切りと策謀の梟雄としての性質。
 同ランクの「カリスマ」を無効化する。

 強欲権威:B
 宝具『我、天道に背く悪漢(きょうゆうのさんあくじ)』の一端。
 本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ対象から奪う事ができる。
 該当するスキルは黄金律、カリスマ、神性、専科百般、魔眼、ルーン、等。
 スキルを奪われた対象は、このスキルの効果が切れるまで奪われたスキルを使用できなくなる。
 ランクA以上であれば、原初の一、無窮の武練や星の開拓者でさえも自らのものにできる。

 破壊工作:A+
 宝具『我、天道に背く悪漢(きょうゆうのさんあくじ)』の一端。
 戦闘を行う前、準備段階で相手の戦力をそぎ落とす技術と才能。
 セイバーにとって戦とは準備段階こそが一番重要なタイミングであり、
 彼の妨害や破壊工作の技術と才能を以てすれば、
 相手が進軍してくる前に六割以上の兵力を戦闘不能に追いこむのは容易い事である。
 このスキルが高ければ高いほど、英雄としての霊格は低下していく。セイバーは英雄ではなく完全な梟雄である。

 芸術審美:C+
 宝具『梟雄自害・古天明平蜘蛛(きょうゆう、ここにしす)』の一端。
 芸術作品、美術品への執着心。芸能面における逸話を持つ宝具を目にした場合、
 高い確率で真名を看破することができる。
 また、対象が茶関係の逸話を持つ場合、成功確率が上昇する。

【宝具】
『我、天道に背く悪漢(きょうゆうのさんあくじ)』
 ランク:A 種別:対結界宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
 松永久秀の犯した三悪事、
 三好三人衆とともに主家乗っ取った”三好家乗っ取り”、
 室町幕府第13代将軍足利義輝を討つ計画を考案し、主導した”永禄の変”、
 その名の通り松永久秀が東大寺の大仏殿を焼き討ちにした”東大寺大仏殿焼き討ち”の再現。
 あらゆる結界宝具により創られた固有結界を侵略し滅する、対結界宝具の力を持つ異端の宝具。
 また、この宝具を所有している時のみセイバーは高ランクの破壊工作と強欲権威を得る。
 
『梟雄自害・古天明平蜘蛛(きょうゆう、ここにしす)』
 ランク:D+++ 種別:対城宝具 レンジ:2〜4 最大捕捉:4人
 蜘蛛が這いつくばっているような形をしていたことから、「平蜘蛛釜」の名が付けられた茶釜。
 松永久秀が討たれた時、この宝具は自動的に発動する。周囲の人物や建物を巻き込んで松永久秀と共に爆破される。
 松永久秀の死にたいという意思が強ければ強いほどこの宝具によって産み出される爆発のエネルギーは高まる。
 松永久秀が爆死した逸話の再現。
 また、この宝具を所有している時のみセイバーはランクC+の芸術審美を得る。

『裏切りの侍(きょうゆうはうらぎる)』
 ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 松永久秀のマスターに対する好感度が一定以下であり、
 松永久秀が『我、天道に背く悪漢(きょうゆうのさんあくじ)』を発動済みの時に解放される。
 この宝具は自動的に松永久秀とルーラー以外の全ての者に対し隠蔽される。
 この宝具を所有している松永久秀は一度のみ令呪に逆らえる権利を得る。
 また、この宝具によって与えられた権利を使用後、
 松永久秀のCLASSはセイバーからアヴェンジャーに変わり、マスターの持つ全ての令呪は松永久秀に移行する。
 
【Weapon】
『無銘・刀』
 松永久秀をセイバー足らしめている刀。
 特に名は無く、極々普通の日本刀である。


729 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/02/21(土) 18:37:28 lTI.jB.20

【解説】
 松永久秀もしくは松永弾正。日本で初めて文献に残った爆死した人物。
 彼の織田信長に「天道に背く行為、さほどに心許せる男にあらず」と言わしめる程の悪漢。
 ルイス・フロイスも「偉大なまた稀有な天稟をもち、博識と辣腕をもち、腕利きであるが、狡猾である」と評している。
 明智光秀と同列に語られていたりするのを見ると、武将としての力量も高かったと思われる。数々の逸話を持つ日本三大梟雄の一人。
 一部加筆修正して再うp。


730 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/02/21(土) 22:55:56 ZIsZj8lk0
【元ネタ】日本・史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】コヨーテ
【性別】雄
【体高・体重】60cm・20kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷B 魔力B 幸運C 宝具EX
【クラス別スキル】
 陣地作成:A+
  本来は魔術師として自身に有利な陣地を作成する技能。
  神秘的な力を秘めた特殊な“縄張り”の形成が可能。
  キャスターが一日以上滞在した場所は自動的に縄張りが形成される。

 道具作成:-
  魔術的な道具を作成する技能。
  キャスターはこのスキルに対する適正を持たない為、
  このスキルを使用・所有する事が出来ない。
 
【固有スキル】
 反骨の相(獣):B
  秩序に囚われない、自由と野生の獣としての性質。
  同ランクの「カリスマ」と「神性」を無効化する。

 獣の言語:-
  人間以外の生物にのみ通じる言葉。人間が理解することは出来ない。
  獣と意思疎通が出来る人間以外はキャスターとの意思疎通はほぼ不可能である。

 気配遮断:C+++
  サーヴァントとしての気配を絶つ。狩りによって培った動く音と気配を消す技術。
  それは人間の暗殺者や忍者と同等以上の域に達している。
  ”狩り”の時のキャスターを見つけるのは殆ど不可能に近い。

 計略:B
  物事を思い通りに運ぶための野生の技術。狩りには必要不可欠な状況操作能力。
  戦闘のイニシアティブ判定において常に有利な修正を得る。 

 神性:-(EX)
  神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
  北アメリカインディアンの殆どの部族が崇めている神であるのだが、
  今は未だただの獣な為、このスキルは無効化されている。

【宝具】
『万物齎す混沌の獣神(COYOTE)』
 ランク:EX 種別:召喚宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
  北アメリカインディアンの殆どの部族が崇める”トリックスター”COYOTE(コヨーテ神)。
  一時的に獣のコヨーテからインディアンが祀るコヨーテ神に成る事で全パラメータを上昇し、
  コヨーテ神の権能によりあらゆるものを召喚する事が出来るようになる。
  マスターの魔力が限界に近づくと自動的に変身は解除される。
  また、コヨーテ神に成っている間のみ人間の言語を理解する事が出来る。
 
【Weapon】
『コヨーテの爪』
 コヨーテの持つ爪。引っ掻かれると痛い。

『コヨーテの牙』
 コヨーテの持つ牙。噛まれると痛い。

【解説】
 コヨーテ。イヌ科イヌ属に属する哺乳類。オオカミに近縁で、形態も似るが小型。
 北アメリカインディアンの殆どの部族が、コヨーテをトリックスターとして崇めている。
 コヨーテは単独またはペア、ときに小規模な群れで活動する。適応力に優れていて、都市周辺部でも見られる。
 通常ネズミやウサギ、オグロプレーリードッグなどを狩るが、オオカミのいない地域では群れでより大きな獲物を狩ることもある。また人間の残飯や果物を漁ることもある。
 ビースト、セイヴァ―、アサシン、キャスターの適性を持っている。
 セイヴァ―の時はCOYOTE神としての性質が、ビーストとアサシンの時は獣のコヨーテとしての性質が高まる。


731 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/02/21(土) 23:44:53 foRoAOhM0
【元ネタ】ドラゴンクエストⅠ
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】勇者
【性別】男
【身長・体重】不明
【属性】中立・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力E 幸運E 宝具-(EX)
【クラス別スキル】
 対魔力:-
  セイバー自身に対魔力など無い。

 騎乗:D
  騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み程度に乗りこなせる。
 
【固有スキル】
 透化:EX
  異常的な精神力の強さ。精神力のみでいえば怪物である。
  どんな時でも諦めない真の勇者である事の証明。
  セイバーの精神面への干渉は絶対に不可能である。

 原初の一:EX
  とあるゲームソフトによって産み出された、一番最初の勇者。
  ゲーム内の歴史的には最初ではないがゲームが発売された時期的には最初である。
  その知名度の高さは国内でいえば知らない人物は殆ど居ない、
  海外でも有名な程である。

 星の開拓者:EX
  棍棒と僅かなお金だけを持って旅立ち、世界征服を企む魔王を倒した英雄。
  どんな絶望的な状況でもセイバーは勝利の可能性を掴みとる事が可能である。
  世界に、神にさえ愛された英雄の持つ不可能を可能に換える力。

【宝具】
『竜を探す旅(ドラゴンクエスト)』
 ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
  人間の誰しもが持つ”成長”する力と、他人から何かを”奪い取る”という行動。
  セイバーは勝利する度に全ステータスが上がり、倒したサーヴァントからスキルと宝具を奪い取る事が出来る。
  この宝具の効果から逃れる事は不可能であり、この宝具を無効化する事も不可能である。
  また、この宝具は隠蔽されており、セイバー自身も知らない。特定の看破系スキルによって知る事も不可能である。
  真名が判明しない限りこの宝具の存在を知る事は出来ない。
 
【Weapon】
『無銘・棍棒』
  セイバーが初期状態で装備している武器。
  鬼畜な王が持たせた近くの店で安売りしている棍棒。

【解説】
  ドラゴンクエストⅠの勇者。
  アンパンマン並に多分誰もが知っている国民的(?)ヒーロー。
  召喚されたばかりの時は初期状態なのでかなり弱い。
  宝具の効果でどこまでも強くなれる。でも宝具以外オールEの初期状態でサーヴァントが倒せるかは疑問が残る。


732 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/02/22(日) 16:33:15 vzX0sJGc0
【元ネタ】SCP Foundation
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】SCP-076 - "アベル"
【性別】男性
【身長・体重】196cm・81kg
【属性】混沌・狂
【ステータス】筋力A 耐久C 敏捷A+ 魔力D 幸運B 宝具A++
【クラス別スキル】
狂化:EX
 バーサーカーの行動原理は"人類、あるいはそれに類する存在への殺意"に集約されます。
 理性らしきものが存在しない訳ではありませんが、その思考プロセスは我々とはまったく異質なものです。
 現在、対象との意思疎通は不可能であると見なされています。
 
【固有スキル】
心眼(真):B
 バーサーカーは未知の戦闘技術への高い習熟を示しています。
 そのため、こと近接戦闘において研ぎ澄まされた洞察力・戦略性を発揮します。

戦闘続行:A+
 即死しない限り、バーサーカーは戦闘活動を継続できます。
 大口径の弾丸によるヘッドショットすら、対象を殺害するには不十分です。

道具作成:E
 バーサーカーは何もない空間から剣状の武器を生成する能力を有します。
 観察により、詳細不明な異空間から取り寄せを行っていることが判明しています。

【宝具】
『鎖縛されし転生の石棺(SCP-076-1)』
ランク:A++ 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 SCP-076-1は、約3m立方の石塊とその内部中央に鎖で固定された約2mの石棺から構成されます。
 この石棺はバーサーカーを無制限に蘇生させる機能を有しています。
 バーサーカーが死亡すると、その肉体は即時霧散し、石棺内部にて再構成され、
 一定時間(時間間隔は蘇生毎に変動します)が経過した後に復活します。
 SCP-076-1の破壊はバーサーカーの完全な無力化に繋がり得ますが、
 物理的に不可解な破壊不能特性を備えていることが実験によって検証されています。

 補遺:近日発生した事案を受けて、神秘による破壊可能性が指摘されました。
 SCP-076-1と同等以上の神秘を宿すアーティファクト、攻性干渉は破壊不能特性を軽減できるようです。

【Weapon】
『無銘・刀身を持つ武器』
 バーサーカーが任意で出現させる漆黒の剣。
 無光沢の金属製らしいこと以外は分かっておらず、超人的な膂力による酷使すら物ともしない堅牢さを持つ。

【解説】
 SCP-076 - "Able" ("アベル")
 Item#: SCP-076 (http://www.scp-wiki.net/scp-076)
 Object Class: Keter
 
 SCP-076は、鎖縛されし転生の石棺(SCP-076-1)とバーサーカー(SCP-076-2)から構成されます。
 SCP-076-2はセム人の外見的特徴を持った若い男性のような姿をしています。
 その全身には魔術的、悪魔的なモチーフの刺青が施されており、
 古シュメール語含む言語理解や特定分野の知識といったヒトに準ずる知的能力を示しています。
 
 SCP-076-2は闘争への強い衝動に支配されており、人間相手の殺し合いを好みます。
 殺戮対象の選別は無差別的ですが、優れた戦士・好敵手に対してはある種の敬意を抱くようです。
 この性格を利用し、財団機動部隊の特別資産として運用する計画も過去にはありましたが、
 凶暴性の制御に失敗し、多大な犠牲を払って現行の収容体制下に封じ込める結果に終わりました。
 
 SCP-076の過去に関しては一切が不明ですが、
 SCP-073やSCP-682とは何らかの関係があると考えられています。

【コメント】
 >>724に影響されて書いてみました。宝具はちょっと盛ってます。
 これってFateのパクリじゃ(ry


733 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/02/22(日) 22:11:37 osEG13Fk0
【元ネタ】史実
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】結城秀康
【性別】男性
【身長・体重】179cm・71kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷C 魔力D 幸運D 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

【固有スキル】
畏怖:C
 対峙した相手に強い恐怖心を抱かせ、重圧を与える。
 ランサーが威圧の意思を持った時にのみ発動する。

【宝具】
『御手杵(おてぎね)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:3〜40 最大捕捉:100人
 養父より受け継がれた大身槍。天下三名槍の一角。
 穂の部分だけでも138cmというサイズを誇り、一度の刺突で複数人を刺し殺すことが出来る。
 真名解放によって冷気の結界を展開し、レンジ内の生物の敏捷を2ランク、筋力を1ランク低下させる。
 一度発動した結界を解除し、残留冷気を槍身に凝縮させることで氷の刃を形成することが可能。
 これによって物理ダメージ他に侵食する冷気の追加ダメージを与えられる。
 
【Weapon】
『無銘・鞘』
 大身槍の真名に因んで作られた杵型の鞘。
 非常に重たくて運び人は苦労したとか。
 
『石田正宗』
 石田三成より贈られた名刀。重要文化財。

『童子切安綱』
 実父家康より授けられた名刀。天下五剣。
 同時に、采配も授かっている。

【解説】
安土桃山時代の武将。越前松平家の祖にして初代越前(福井)藩主。1574年生誕。1607年没。
かの神君・徳川家康の次男として生まれるが、諸々の事情から父からは冷遇されていたという。
小牧・長久手の戦いの後、家康が羽柴秀吉と和解する為の実質的な人質として養子に出され、
元服して羽柴秀康と改名した。13歳で1587年の九州征伐で初陣を果たし、その後も多く戦に参加して功績を上げた。
1589年に秀吉の実子が生まれると結城晴朝に養子に出され、結城氏の家督および結城領11万1,000石を継ぎ、
この頃には結城秀朝と名乗るようになった。
1600年には会津征伐に参戦して上杉軍を牽制する任を全うし、関ヶ原の後、大俸を与えられた。
1605年には権中納言となるがその二年後に病没。実父や二人目の養父よりも短命であった。
体躯に恵まれ、武勇に優れていた人物であり、相撲観戦に熱狂した観客達を睨みつけただけで
一瞬で静まらせたという逸話も伝わっている。


【コメント】
三名槍の中では一番地味でマイナーだが、降雪伝説をぶち込んだらエラく派手になった。
秀康の養父結城晴朝が御手杵で敵兵の首級をいくつもぶっ刺して運んだという逸話も散見するが、
これはネット上のデマな気がしないでもない。
適正クラスはランサー・セイバーだが、武士なのでライダーにもなれるだろう。
しかし御手杵にしろ石田正宗にしろ、秀康は戦場でこれらを使用したのか疑問だ。


734 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/02/23(月) 18:52:43 /SNeVWMs0
【元ネタ】史実 
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】カジミェシュ三世
【性別】男性
【身長・体重】180cm・72kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷B 魔力C 幸運A 宝具A++
【クラス別スキル】
対魔力:A
 A以下の魔術は全てキャンセル。
 事実上、現代の魔術師ではセイバーに傷をつけられない。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
カリスマ:B+
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 また、迫害を受けた経験を持つ者に対しては効力が増強される。
 カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。

人間観察:A
 人々を観察し、理解する技術。
 ただ観察するだけでなく、名前も知らない人々の生活や好み、人生までを想定し、
 これを忘れない記憶力が重要とされる。

下層の守り手:A
 貧民や被迫害者を救済した英雄が得るスキル。
 自身よりレベルの低い味方の能力を上昇させる。
 味方が行う抵抗判定に有利な補正を与える効果もある。

【宝具】
『毀翼の舞鶴(シュチェルビェツ・グルス)』
ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:1〜2 最大捕捉:1人
 ボレスワフ1世が天使から授かり、ポーランド王国の戴冠式に用いられてきた聖剣。
 斬撃の際、刀身の一部を毀ち、対象に刃の欠片を食い込ませることができる。
 食い込んだ刃の欠片は『壊れた幻想』として好きなタイミングで炸裂させることが可能。
 また、毀たれた刀身は魔力を消費することで修復できる。

『煉瓦の大王国(ポルスカ・ズ・セグウィ)』
ランク:A++ 種別:結界宝具 レンジ:0〜99 最大捕捉:1000人
 彼の王国を象徴する煉瓦の防壁を構築し、許可無き干渉を封じる絶対防衛圏を形成する。
 防壁は合計2000点までダメージに耐える上、旱魃・疫病・神罰・対文明などの特性を持つスキル・宝具の効力を無効化できる。
 また、防壁外部から内部への干渉はセイバーの許可がない限り行えない。
 この宝具を構成する煉瓦の一部を他者に割譲し、小型化した防壁を構築させることも可能だが、
 防壁の耐久力は規模に応じて低下する。

 カジミェシュ大王は黒死病の原因とされ迫害されていたユダヤ人や、国内の弱小の農民を保護して国を富ませた。
 また領土の割譲を含めた外交政策によって強国との戦を巧みに回避し、王国を押しも押されぬ大国に育て上げた。
 この功績から「木造のポーランドに現れ、煉瓦のポーランドを残して去った」と評される。
 また、西欧で猛威を振るい神罰とも解されたペストも(アルコール除菌が浸透していたため)ポーランドでは流行しなかったという。

【解説】
 中世ポーランドの王。
 軍事・外交・内政のすべてで高い成果を挙げた、ポーランド史上唯一の大王(ヴィエルキ)。
 紙幣の肖像にも使用される大英雄である。

 ポーランドの再統一を進めたヴワディスワフ1世(短身王)の子。
 第二王子であったものの兄の死によって後継者となり、父の崩御によって大ポーランド、小ポーランド双方の王となる。
 偉大な先王が死んだことで様々な政治問題が頻出。
 貴族たちも不穏な動きを見せたが、カジミェシュ三世は貴族たちに特権を譲り渡すことで懐柔し、統率することに成功する。
 また貴族に特権を譲り渡す一方でパワーバランスを維持するための対抗策も講じており、
 その一環として経済発展政策と、それによって生まれた中産階級を保護するための法律の制定や特別法廷の設置も行った。
 また、黒死病が蔓延する原因(無論デマである)として方方で迫害されていたユダヤ人を受け入れるだけでなく、
 他の臣民と同様の権利と保護を与え、経済発展の一助とした。

 外交面では主に娘を利用した婚姻政策や領土の割譲によって同盟国を増やす一方、
 必要とあらば軍隊を動かすなど硬軟併せ持つ政策で、領土を大幅に拡大することに成功した。
 さらにモンゴル帝国の『黄金のオルド』にも進貢して戦争を回避することに成功し、
 ポーランド王国の国威は西洋圏において比類なきものにまで成長した。

 カジミェシュ大王には息子がいなかったため、
 自分の死後は、従甥のヴワディスワフ白公と、甥のハンガリー王ラヨシュ一世に国土を二分して継がせるように命じたが、
 司教や大貴族たちは再統合されたポーランド王国の分裂を恐れ、ラヨシュ一世に王国のすべてを引き継がせた。
 これによりクヤヴィ・ピャスト朝は滅亡するが、その成果はポーランドに黄金時代をもたらすこととなる。


735 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/02/24(火) 23:52:49 LmY.ds2A0
【元ネタ】史実
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】後藤基次
【性別】男性
【身長・体重】182cm・77kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷B 魔力E 幸運D 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

【固有スキル】
直感:B
 戦闘時、つねに自身にとって最適な展開を”感じ取る”能力。
 視覚・聴覚に干渉する妨害を半減させる。

軍略:D
 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
 自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。

【宝具】
『日本号(にほんごう)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:2〜4 最大捕捉:1人
 母里友信を救った見返り得た大身槍。
 天下三名槍の一つに数えられる、究極の大身槍とまで称えられる名槍。
 槍としての機能を極限まで昇華した、まさしく槍の“究極”であり、
 全ての攻撃が必ずクリティカル扱いとなり、ダメージが最大値で固定される。
 しかし、あくまでも槍としての範疇を超えるものではないため、威力と命中率は担い手の技量に左右される。

『天下に二ツの槍(ひのもといちのこのやり)』
ランク:C+ 種別:対軍宝具 レンジ:2〜30 最大捕捉:50人
 日本国内でのみ発動可能の奥の手。
 『日本号』槍身に刻まれた倶梨伽羅龍に働きかけ、秘められた龍炎を励起する。
 更に槍を地に突き立てて霊脈を火属性に染めた後、膨大な魔力を吸い取り、宝槍を炎の神槍とする。
 この状態での全力刺突は、噴火にも似た魔力炎の奔流が解放される。
 ―――本来、この宝槍は朝鮮国の剣であったが、それが槍に改造され、
 日本国の銘を冠し、三位の位階まで与えられるに至った。
 故に、日本国の地脈と適合し、本来以上の神秘を発揮することが可能となったのである。

【Weapon】
『亀甲車』
 ランサー自ら考案した攻城用装甲車。
 

【解説】
戦国時代の武将。1560年生誕。1615年没。
「黒田八虎」・「大坂城五人衆」などの一人に数えられ、「槍の又兵衛」と讃えられた豪傑である。
播磨国の後藤家に生まれたが後藤家が没落した為、はじめ仙石秀久に仕え、
後に黒田家の家臣となり、多くの戦に参加して武功を挙げた。
しかし1606年、主君である黒田長政との不仲からか一族揃って黒田家を出奔し、
1614年の大坂の役が起こるまで主君の定まらない流浪生活を送ることになる。
大坂の役では豊臣家に招かれて大将の一人に抜擢され、役目に恥じぬ活躍をするが
夏の陣・道明寺の戦いで孤軍奮闘の末に討ち死にした。

体格たくましく、一騎討ちで敵兵を破ったり一番乗りを競ったりする勇猛な武人であったが、
美事な指揮采配ぶりを誇る名将でもあり、知勇兼備の英傑であった。
観察力と洞察力に優れていたらしく、敏感に戦況を読み取ったという逸話がいくつも残されている。
また朝鮮出兵の時には、母里友信が手負いの虎に襲われていたのを助けた見返りに
天下三名槍『日本号』を譲り受けたという。


【コメント】
宝具はパクり。
『日本号』は主に朝鮮出兵で振るわれた槍なので、日本国内のみで発動可能である奥の手は、
あんまり使用される機会に恵まれなかった。という設定。
二度も虎退治をしているが、二度とも途中から助太刀の体である。
血気盛んな豪傑として現界するか、晩年の肥満気味の名将として現界するかはマスターの性格次第。
適正クラスはランサーだが、武士なのでセイバーとかライダーにもなれるだろう。


736 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/02/25(水) 12:29:20 kTw2IGOA0
【元ネタ】エリア51
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】ナンディ・ベア
【性別】雄
【身長・体重】300cm・500kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷B 魔力C 幸運C 宝具-

【クラス別スキル】
狂化:-
 知恵の林檎により機能していない。
 パラーメーターのランクアップ効果は無いが、何時いかなる時にも十全の思考能力を保つ。

【固有スキル】
怪力:B
 一時的に筋力を増幅させる。魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。
 使用する事で筋力をワンランク向上させる。持続時間は“怪力”のランクによる。

神殺:A+
 数多の神を殺した偉業の証。
 Aランク以下の神性スキルがある者に対して、毎ターン有利に行動できる判定が発生する。

透化:A
 精神面への干渉を無効化する精神防御。
 戦闘マシーンとして完成しており、精神面への干渉を高確率で跳ね除ける。

知恵の林檎:A++
 最初の蛇から与えられた知恵の実。
 原初の人類が楽園から追放されるきっかけとなった、あらゆる知恵が詰まっており
 英霊独自のものを除く全てのスキルにAランク以上の習熟度を発揮できる。

【宝具】
無し

【Weapon】
爪と牙:生まれた時から備えている魔獣としての武装。

【解説】ケニアで目撃されるUMA。
    もともと怪力無双のモンスターであったが最初の蛇が知恵の実を与え
    知能を発達させた事により、最強の戦闘マシーンと化した。
    その膂力は神をも屠り、7柱の神を殺し3柱の神に重傷を負わせた。
    『セント・ケベツ ナンディベア事件』を引き起こした


737 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/02/25(水) 12:30:27 kTw2IGOA0
【元ネタ】エリア51
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】リュウ・ツーハン
【性別】男
【身長・体重】170cm・65kg
【属性】混沌・狂
【ステータス】筋力B 耐久A+ 敏捷D 魔力D 幸運E 宝具B

【クラス別スキル】
 狂化:A+
  筋力、耐久、敏捷のパラメーターを2ランクアップさせ、その他のパラメーターをワンランクアップさせる。
  不死の薬を見付けて奪い取る、という一点に思考が固定されており、理性が存在しない、

【固有スキル】
 不死殺:A+
  宝具、スキルにおいて不死を持つサーヴァントと戦う時、毎ターン有利な判定を得る。
  対象の不死宝具、スキルをかなりの確率でファンブルさせる事ができる。

 透化:A
  精神面への干渉を無効化する精神防御。
  変わらぬ信仰を死してなお貫いたその心は、精神面への干渉をかなりの確率で跳ね除ける。

 戦闘続行:A+++
  異常な妄執。霊核を粉砕される致命傷を受けても20ターンは現界して戦闘行為が可能。
  マスターからの魔力供給さえあれば霊核の回復すら可能。
 
【宝具】
『業病払いし奇跡の薬(ソーマ)』
ランク:B 種別:対病宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 変わらぬ信仰を持ったまま死んでは生まれ変わるを6度繰り返した人間が、最後の7度目に生まれ変わるソーマ草。
 無限の力と長寿を与え、あらゆる病魔を払い、神々さえ癒す奇跡の飲み物を作成できる。

 暴漢に撃ち殺され、未確認生物ジャッカロープに突き殺され、ギリシャ神話のアキレウスに殴り殺され
 北欧神話のドラゴンに噛み殺され、ケルト神話の騎士団長フィン・マックィールに斬り殺され
 斉天大聖孫悟空の如意棒に打ち殺されても、なお変わらぬ信仰を保ったバーサーカーが起こす奇跡。
 バーサーカー消滅後、その地形から一輪のソーマ草が生え出る。


【解説】難病の妻のため、人間の世界では見付からない治療法を探すために、エリア51に来た男。
    人間ならざる神や魔が棲むエリア51で奇跡の治療薬を見つけようとしたが、無念のままに死亡。
    その未練が彼をキョンシーとして蘇らせ、不死を手に入れるために再度、動き出した。
    未確認生物ジャッカロープ、ギリシャ神話の英雄アキレウス、北欧神話のドラゴン
    ケルト神話の騎士団長フィン・マックィールを、殺し続け奪い取っていったが。
    次の斉天大聖孫悟空に敗北、如意棒でその身を滅ぼされた……が。


738 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/02/25(水) 15:38:47 604oNbkk0
【元ネタ】逆転裁判5
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】天魔太郎
【性別】不明
【身長・体重】200cm・50kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷A 魔力B 幸運E 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

【保有スキル】
気配遮断:A++
 サーヴァントとしての気配を絶つ。完全に気配を絶てば発見することは不可能に近い。
 正体不明の伝承と宝具の補正により、攻撃態勢に移っても判定次第でランクの低下を軽減する。

怪力:B
 一時的に筋力を増幅させる。魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。
 使用する事で筋力をワンランク向上させる。持続時間は“怪力”のランクによる。

妖術:A-
 恐怖を齎す大妖怪として、極めて優れた妖術を扱う。……はずだが、ランクは低い。
 様々な妖術を扱えるが、その効果が十分に発揮されていない。
 その術式には、一部修験道の魔術体系が見られる。

黄金律(歪):C
 ランサーが金銭に恵まれているのではなく、ランサーの周囲に居る者に財産を齎す。
 ただし、長くランサーの側にいると魅了されてしまう。
 このスキルの存在は、『輝く混沌の坩堝』が開示されるまで誰にも開示されない。

【宝具】
『影落す不知の禁』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:100人
 その姿を見てはならず、見たとしてもそれを口外してはならないという伝承の再現。
 ランサーの相貌を目撃した者に、決して見てはならないという呪いをかけ、対象の脳に訴えかける。
 その呪いの抵抗に失敗すると、ランサーの姿が脳内から抹消され結果的に「姿を見なかった」と事実をすり替えさせる。
 抵抗に成功した場合は記憶を保持できるが、代償として相手のステータスをランダムに2つ、ワンランク下げる。
 また目撃情報を誰かに口外した場合も、呪いによってステータスをランダムに2つ、ワンランク下げる。
 Aランク以上の精神干渉無効化スキル、対魔力で抵抗可能であり、成功した場合呪いは完全に消失する。
 この呪いは一度の目撃に関して発生するものであり、別の機会に改めてランサーを目撃した場合宝具は発動するが、
 第三者から口頭で情報を与えられた場合には呪いが発生しない。
 呪いは自動的に発動するため対象を選ばず、魔術的防護を持たない一般人に発動した場合即座に魂を奪い取り、魔力に還元する。

『輝く混沌の坩堝』
ランク:D 種別:対物宝具 レンジ:1〜30 最大捕捉:30個
 ランサーが現世に召喚された時、現れるのは巨大な金塊であり、この宝具そのものである。
 金塊に込められた民衆の強欲、嫉妬がランサーを形作り、その意思が妖怪となってサーヴァントとして活動可能にしている。
 ランサーの正体そのものであり、この金塊を隠すために大妖怪・天魔太郎の逸話が誕生した。
 ここの宝具データは、ランサーの真の正体に行き着くまでマスター以外に開示されず、またこの宝具が健在である限り
 思念であるランサーは消滅しても即座に金塊の近くで再召喚される。
 人々が財産に抱く欲望が元であるため、周囲に点在する金銭的価値の高い物品の存在を察知し、そこへ瞬間移動、具現化ができる。
 ただしそれは紙幣ではなく、宝石や金貨といった価値が万人に共通する物品でなければならない。
 持ち込まれた金塊の魅力から人々を遠ざけ、社会を守るために生まれた妖怪伝説。
 故にランサーは、人々からその存在を望まれた妖怪として伝承に生き続ける。

【Weapon】
「錫杖」
 山伏が使うようなただの錫杖。

【解説】
 今更ですがネタバレ注意。

 「逆転裁判5」に登場する、大昔に人々を混乱に陥れた烏天狗。
 作中ではこの伝承を信じ生きてきた村内での殺人事件を解決していくこととなる。
 その正体とは、かつて一人の山伏が村に永住する際、持ち込んで村長に譲った巨大な金塊。
 金塊が内争を齎すと考えた山伏と村長は、おどろおどろしい社を作りそこに金塊を隠した。
 そして村人にその存在を隠すため、天魔太郎という妖怪伝説を作り、その大妖怪を封じた社として伝え、人々を遠ざけたのである。

【コメント】
 他にサーヴァント化するならキャラいるだろうと思うが、戦闘ができそうなキャラクターならこいつかなと思い作成。
 宝具がバレない限り、何度でも蘇って襲撃する。


739 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/02/25(水) 16:03:20 604oNbkk0
【元ネタ】「女神異聞録デビルサバイバー」
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ア・ベル
【性別】男性
【身長・体重】168cm・57kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力E 耐久D 敏捷C 魔力EX 幸運E 宝具EX
【クラス別スキル】
陣地作成:A+
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 悪魔たちの補助を受けて"工房"を上回る"大神殿"を形成することが可能。

道具作成:A
 魔術的な道具を作成する技能。
 本来キャスターに道具を作成する技能はないが、悪魔たちから補助を受け高いランクを得ている。

【保有スキル】
対魔力:EX
 自身の持つ圧倒的な魔力量に由来する、あらゆる魔術に対する抵抗力。
 無効にすることはできないが、どんな魔術であろうとも威力を大幅に削減する。

高速神言:A+
 呪文・魔術回路との接続をせずとも魔術を発動させられる。
 大魔術であろうとも一工程(シングルアクション)で起動させられる。
 人間には発音できない神代の言葉すらも詠唱可能。

万魔の王:A
 あらゆる悪魔を統べる王が持つユニークスキル。Cランクの『神性』、『怪力』を兼ねている。
 自身の霊格よりも低い反英雄、魔性の全ステータスを2ランク下げる。
 また、『神性』スキルを持つキャラクターに対して相手ランクが高いほど大きい追加ダメージを与える。

【宝具】
『失墜せし寵愛者(ア・ベル)』
ランク:EX 種別:対軍宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
 唯一神に抗い、魔神に墜とされたベル神の統括者としての権能。
 自身の持つベル神の名において、あらゆる悪魔や神霊の分霊を召喚、使役する。
 召喚には一工程すら必要とせず、念ずるだけで彼に服従する悪魔が即座に呼び出される。
 肉体を持たない悪魔は生体エネルギー(マグネタイト)の補給を必要とし、召喚と現界維持はキャスター自身の魔力を用いる。
 魔力供給が十分に行える下地さえ整えば、凡ゆる時代の凡ゆる悪魔を召喚し、使役した悪魔軍団も形成可能。
 また、悪魔を複数召喚、維持できる膨大な魔力による魔術はA+以下ランクの『対魔力』を貫通する。

『顕現せし邪神王(バ・ベル)』
ランク:A++ 種別:対人宝具 レンジ:1〜20 最大捕捉:1
 分散したベル神の力を統合したものが持つもう一つの召喚能力。
 自身の肉体に宿るベル神の力を一時的に切り離し、悪魔として召喚、使役する。
 分離した神威は自我を持ちながらも、ベルの支配者となったキャスターの意思に従い行動する。
 何を具現化するかによって能力や性格が異なるため、複雑化する戦況にも対応可能。
 非常に強力な力を持つが、一度に召喚できるのは一体のみで、その悪魔につぎ込めるリソースにも上限がある。
 また倒されたベル神の力は肉体に戻るものの、その能力を数日は使うことができなくなる。

【Weapon】
『COMP』×3
 コミュニケーションプレイヤー、メール・ブラウザ機能をもった携帯ゲーム機。
 悪魔召喚プログラムがインストールされており、召喚のための魔法陣や周囲のマナを吸収、貯蔵、供給する機能を持つ。
 その他神秘を秘めた存在からのダメージを軽減する"デビルハーモナイザー"や、強力な魔術を一工程で行える詠唱補佐機能、
 所有者へのスキル付与など、宝具になりうる道具。魔王となったキャスターにとってはただの道具でしかない。

【解説】
 『女神異聞録デビルサバイバー』、マルチエンディング式のシナリオの一つ、魔王ルートを選んだ主人公をサーヴァント化。
 通称ネコミミ魔王、愛用しているヘッドフォンが猫耳デザインであるため。
 名前はなく、便宜的に神からの寵愛を得たア・ベルの因子を持つことから魔王ア・ベルという反英雄として呼ばれている。
 ア・ベルとはアベルのことで、旧約聖書における人類最初の殺人の被害者。
 神の寵愛によってその因子は薄れながらも多くの人々に受け継がれた。
 死後魔界に堕ちたようで、ベル神の一柱として数えられたことで、ベル神を統合する資格を得た。
 ただの人間であった主人公がベル神の一柱を倒したことで力を吸収、ア・ベルの因子が覚醒し、
 人でありながらベルの名を冠する者としてベルの王座争いに挑む資格を得てしまった。
 ちなみにベル神として主人公と敵対する悪魔は名前に「ベル」の名を冠しているが、種類が少ないためかこじつけ感が強い。
 特に「ベル・デル(バルドル)」とか「ベル・イアル(ベリアル)」とか。面白いとは思うけれども。


740 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/02/25(水) 19:02:54 Oy0nXAUc0
【元ネタ】黒死病 擬人化
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】ペスト・ユンゲフラウ
【性別】女性
【身長・体重】140cm・22kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力D 耐久B 敏捷A 魔力A 幸運E 宝具B+
【クラス別スキル】
狂化:D
 筋力と耐久のパラメータをアップさせるが、
 言語能力が単純になり、複雑な思考を長時間続けることが困難になる。

【固有スキル】
魔力放出(炎):A
 膨大な魔力はバーサーカーが意識せずとも、青炎となって総身を覆う。
 炎を広範囲攻撃に転用することも可能。宝具の媒介ともなる。

飛翔:A
 飛行能力。
 その速度は音速を遥かに凌駕する。

変化:B+
 明確な実体を持たない。
 少女の姿を基本形とするが、老夫婦や骸骨などの形を取ることも可能。
 
【宝具】
『黒死の舞(ダンス・マカブル)』
ランク:B+ 種別:対文明宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
 魔力放出(炎)に病毒を付与しての拡散放射。
 炎自体の威力は拡散により大幅に減算されるが、黒死病のバステ効果が付与される。
 付与された病毒は対象の肉体を蝕みながら周囲の他者へも拡散し、影響範囲を拡大していく。
 流行当時、ペストの蔓延が神の怒りによるものだとする解釈があったためか、神罰・呪詛としての特性も持つ。
 このため純粋な医術での治療は不可能。

【解説】
 西欧圏で流行した黒死病(ペスト)がオーストリアで擬人化された女性。ユンゲフラウは乙女の意。
 空を飛び、青い炎に身を包んで疫病を広め、人々を殺していく、という姿で描かれた。

 紀元前から黒死病の存在は確認されていたが、
 ヨーロッパ圏で爆発的に流行したのは十四世紀(百年戦争の真っ只中)である。
 高熱と下痢を発症し、最期には皮膚が黒く変色し死亡するこの病に、
 当時のヨーロッパ社会は有効な対策を見いだせず、西欧全体の人口の3分の1から3分の2が死亡したという。
 ヨーロッパ以外でも猛威を振るい、全世界で8500万人が死亡したと推定されている。
 これほどまでの大流行の原因は中世の衛生環境が劣悪だったことが挙げられる。
 この病はアルコール除菌が浸透していたポーランドを除いた西欧各国の人々を蹂躙し、狂乱・恐慌状態に陥らせていた。
 当時から一世紀ほどが過ぎ、流行もいささか沈静化の気配を見せると、
 当時の混乱や寓話、黒死病の恐怖、死への無力感を題材にした芸術が流布され、それらは『死の舞踏』と呼ばれた。
 広義の意味合いではあるが、ペストを女性に擬人化したオーストリアの伝承『ペスト・ユンゲフラウ』も
『死の舞踏』に含まれると言えるかもしれない。


741 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/02/26(木) 01:48:33 exefjHAk0
【元ネタ】北欧神話 『レギンの歌』
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】レギン
【性別】男性
【身長・体重】110cm・68kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷C 魔力A 幸運E 宝具A+
【クラス別スキル】
騎乗:C
 騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 野獣ランクの獣は乗りこなせない。

対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

【保有スキル】
魔術:B
 オーソドックスな魔術に加え、鍛冶屋であることから錬金術にも造詣が深い。
 特に得意な魔術は変化の魔術であり、様々な生物に全身や体の一部を変化可能。
 セイバーは戦闘時、皮膚の上に竜燐を生やし耐久力を補うことに使う。

専業百般:C+
 多方面に発揮される才能。
 智慧に溢れるセイバーは大英雄の義父として様々な、王に必要なだけ知恵を彼に授けた。
 鍛冶、話術、哲学、馬術、戦術、剣術などのスキルについてDランク以上の習熟度を発揮する。
 特に鍛冶についてはAランク以上の習熟度を発揮し、刀剣類の宝具の修理や改造、
 素材さえあれば作成をも可能とする。

【宝具】
『再帰せし破滅の剣(グラム)』
ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:1〜3 最大捕捉:1人
 かつてヴォルスング王の大樹に突き立てられていた、最強の魔剣。
 それが主神の槍によって砕かれた後に、セイバーの手で竜殺しの魔剣として鍛え直されたもの。
 その切れ味は決して衰えず、最高の硬度を誇る竜燐に切りつけても刃毀れを起こさないほど。
 並大抵の防御を無視してダメージを与えるほか、竜殺しの特性故に竜種に対して追加ダメージを与える。
 魔剣を鍛え直した鍛冶師としてセイバーはこの宝具を所持し、ある程度の性能をセイバーは引き出せるが
 担い手ではないため、万軍を一刃の下に切り裂くだけの真の力を振るうことはできない。
 彼が発揮できるのは、あくまで最高峰の業物レベルのものに過ぎない。

【Weapon】
「リジル」
 ファフニールの心臓を切り出す際に使われた短剣。
 刃に染み付いた竜の血は抵抗のないものには劇薬となり、刺した相手を苦しめる。

【解説】
 北欧神話、ニーベルンゲンの指環に登場する小人であり、ファフニールの兄弟である。
 もう一人の兄弟、オッテルを殺害したオーディンたちから彼ら家族は賠償金として財宝を得ることに成功した。
 しかしその内の一つである黄金の指輪の呪いに狂ったファフニールと、彼に唆されたレギンは父を殺してしまう。
 父を殺害し財宝を二人で独占するはずが、竜に変身したファフニールが総取りしてしまったのである。
 時が過ぎ英雄にして王シグムンドの息子、シグルズがかの魔剣グラムの欠片をもって訪れる。
 レギンは彼を養子とし、王族に相応しいだけの様々な知識を授け、また勇士として育て上げた。
 シグルズにファフニールを倒させ、その後彼を暗殺することで財宝を自分だけのものにするための準備として。
 彼はグラムの欠片を用いて魔剣を鍛え直し、シグルズに授け見事ファフニールを倒させた。
 しかしシグルズは討伐の証拠として心臓を切り出した際、刃についた血を舐めたことで鳥の言葉がわかるようになっていた。
 帰宅後シグルズは鳥から、レギンが自分を殺して黄金の山を独占しようと企てていることを知ってしまう。
 そうとは知らないレギンは暗殺に向け眠りにつくが、その隙にシグルズに首を刎ねられてしまった。


742 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/02/26(木) 22:49:48 f2QeIaVg0
そういやレギンはルーン魔術も使えたらしいからキャスター行けるかもな
レギンがシグルズにルーン文字教えてた(ブリュンヒルデのそれとはまた別に)


743 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/02/27(金) 18:43:08 YAvxKsN60
【元ネタ】キノの旅
【CLASS】アーチャー
【マスター】衛宮切嗣
【真名】キノ
【性別】女性
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力C+ 耐久D 敏捷A 魔力D 幸運A 宝具
【クラス別スキル】
単独行動:A
マスター不在でも行動できる。
 ただし宝具の使用などの膨大な魔力を必要とする場合はマスターのバックアップが必要。

対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

【保有スキル】
気配遮断:B
サーヴァントとしての気配を絶つ。
 完全に気配を絶てば発見することは非常に難しい。

心眼(真):A
 修行・鍛錬によって培った洞察力。
 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、
 その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”。
 逆転の可能性がゼロではないなら、
 その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。

騎乗:C
 騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 野獣ランクの獣は乗りこなせない。

平常心:A
他者の主張や洗脳による精神錯乱を防ぐ。
世界中のありとあらゆる一風変わった国家の
文化・習慣を見聞したとされる、旅人としてのアーチャーにもたらされたスキル。


【宝具】
『キノの旅(ザ・ビューティフル・ワールド)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人

キノが生前、旅の途中で立ち寄った諸国から一国を選択し、
戦争が開催された土地(例えば冬木市内)に選択した国家の軍隊・自警団を召喚する。
また、選択された対象と召喚された兵に対し、その国のルール・法律を適用する(こちらの効果は対魔力A以上で無効化可能)
なお、召喚された兵は全て、適用されているルールの範囲内でアーチャーもしくはマスターの命令を実行する
単独行動:Eのサーヴァントとして行動する。

アーチャーが敗北、もしくは適用した瞬間から3日が経過した場合、召喚された兵は消滅し、対象はルール・法律から解放される。
一度発動した場合、3日が経過するまで再発動は不可能。

【Weapon】
「カノン」「森の人」

アーチャーの使用するハンドガン。
「カノン」は装填に時間を要するが威力が高く
「森の人」は装填可能段数が多い。

「フルート」
アーチャーが旅の途中で譲り受けたライフル。狙撃可能。

その他、多数のナイフなど。

【解説】
キノの旅の主人公、キノさんをサーヴァント化しました。
保有スキルが過剰かもしれない。宝具はルール適用+制限付きで人数不確定の4次アサシン召喚 のようなもの。
宝具の代償に格闘能力は弱体化している。

マスター:切嗣は銃という共通点から。ちなみに起源弾は装填不可能。


744 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/02/28(土) 09:04:28 5kl.ev1U0
>>730
今更だけど
>【元ネタ】日本・史実
になっている。


745 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/02/28(土) 16:51:51 X0rCCPSo0
【元ネタ】The SCP Foundation/The Shark Punching Center
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】SCP-7475-J - ターボサメ粉砕機6000
【性別】男性
【身長・体重】
【属性】混沌・狂
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷D 魔力E 幸運E 宝具C

【クラス別スキル】
狂化:E+++
 バーサーカーの狂化スキルはバーサーカーが保有する精神汚染スキルによる抵抗を受けるため、
 正常には機能しません。
 バーサーカーは通常時は狂化スキルによるステータスの強化を受けず、正常な思考力を保ちます。
 バーサーカーがサメを認識した場合は狂化スキルが発動し、
 全パラメーターが1ランク強化されると共に暴走状態となり、サメを殴ります。
 また、バーサーカーのサメに対する殴打の欲求が限度を超えた場合も
 同様に狂化スキルを発動させ、暴走してサメを殴るためのあらゆる試みを行うようになる可能性があります。
 この際、理性の大半は奪われた状態になりますが、サメを殴る為に必要な思考力だけは保ちます。

【固有スキル】
精神汚染:C
 バーサーカーの思考は偏執的な程にサメを殴ることに向けられています。
 バーサーカーの精神は錯乱しており、バーサーカーの思考をサメから逸らす為の
 他の精神干渉系魔術およびそれに類する処置に対し高い抵抗力を示します。
 バーサーカーはサメに関わらない活動には非常に消極的です。
 バーサーカーはサメを殴ることに由来する精神汚染スキルを有しない人物と
 意思疎通を成立させることが非常に困難です。

心眼(鮫):B
 バーサーカーはサメを殴る為の高度な戦闘技術を習得しています。
 バーサーカーはいかなる危機的状況であってもサメの能力・性質に対し正確な洞察力を発揮し、
 殴打を行うための最適な行動を模索・実行することが可能です。
 心眼(鮫)スキルは狂化スキルの影響下でも正常に機能します。
 
戦闘続行:C
 バーサーカーは瀕死の重傷を負った場合でもサメを殴ることを止めません。

【宝具】
『軟骨野郎を探し出し、殴る(To Seek and Punch Cartilage)』
ランク:E〜A 種別:対鮫宝具 レンジ:不明 最大捕捉:不明
 『軟骨野郎を探し出し、殴る』は、SPCの理念であり至上命題です。
 バーサーカーはSPCの使命である『軟骨野郎を探し出し、殴る』の言葉を真名解放として発声することで
 サメ、SPC、何らかの形でサメが含まれるSCPのいずれかをランダムに一つ選択し
 ランクA+の単独行動スキルを持つ独立サーヴァントとして召喚することができます。
 召喚されたサーヴァントは一切の制御を受け付けません。
 バーサーカーは召喚されたサメを即座に認識し、暴走して殴打を始めます。
 『軟骨野郎を探し出し、殴る』の効果は敵対者との戦闘において
 積極的な利益をもたらすものではありませんが、サメへの殴打に敵を巻き込むことで
 敵対者に狂化スキルを適用したバーサーカーの殴打あるいは
 SPCおよびSCPの超常能力による損害を与えられることが期待できます。
 バーサーカーはサメに対する殴打の欲求が限度を超えた場合に
 『軟骨野郎を探し出し、殴る』を勝手に使用する可能性があります。
 
『ターボサメ粉砕機6000(SCP-7475-J)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 バーサーカーはサメを殴っているうちに、サメになります。
 『ターボサメ粉砕機6000』のサメを殴ること以外の詳細な発動条件は不明です。
 『ターボサメ粉砕機6000』によりバーサーカーがサメに変異した場合、
 外見的には体長2メートルを超える灰色の肌を持つサメの魚人の様な姿になります。
 『ターボサメ粉砕機6000』によりバーサーカーがサメに変異した後は、発動前の姿に戻ることはできません。
 『ターボサメ粉砕機6000』によりバーサーカーがサメに変異した後は
 バーサーカーの筋力・耐久・敏捷ステータスおよび精神汚染スキル・心眼(鮫)スキルが1ランクアップし
 異形:C・怪力:C・水棲:Aのスキルを取得しますが、知性が減退し、
 サメと無関係の活動を強く拒絶し、仮に強制した場合は全てのステータスが大幅にダウンします。
 バーサーカーは『ターボサメ粉砕機6000』が発動しても自分の変異を認識することはありませんが、
 自身がサメになったことを認識してしまった場合、暴走して自分の顔面を繰り返し殴打します。
 バーサーカーは自分を殴るうちに記憶喪失または失神を起こし、自分がサメであることを忘却しますが、
 自分をサメであると認識し直すたびに暴走して自分を殴ります。


746 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/02/28(土) 16:53:05 X0rCCPSo0
【Weapon】
『孫子の兵法書:サメ殴り編』
 『孫子の兵法書:サメ殴り編』は『孫子』の一編であり、
 サメを殴るために必要なあらゆる知識・戦術・戦略について述べています。
 『孫子の兵法書:サメ殴り編』を熟読することで心眼(鮫)のスキルを習得可能です。

『指輪』
 『指輪』はH.T.というイニシャルが刻まれたブロンズ製の小さな指輪です。
 『指輪』を指にはめようとした人間は、サメになります。
 さらに対象の歯、内臓などの体の各部位は小型のサメとなって体から飛び出ます。
 『指輪』はSPCあるいはSCPに分類されるオブジェクトであると考えられ、
 宝具級の神秘を持つアーティファクトである可能性がありますが、
 SPCあるいはSCPとしての詳細なデータ(正式な宝具として成立するための伝承)が存在しません。
 バーサーカーはサメに対する殴打の欲求が限度を超えた場合に
 『指輪』を適当な対象に勝手に使用する可能性があります。
 
『サメのスキューバギア』
 『サメのスキューバギア』は子供用のサメをモチーフにしたスキューバギアです。
 『サメのスキューバギア』はサーヴァントの武装として扱われること以外は何ら特別な性質を持ちませんが、
 バーサーカーはスキューバギアを被った対象をサメと見做して狂化スキルを発動させることが可能です。
 バーサーカーはサメに対する殴打の欲求が限度を超えた場合に
 『サメのスキューバギア』を適当な対象に勝手に使用する可能性があります。

【解説】
 SCP-7475-J - Turbo Shark Pulverizer 6000 (ターボサメ粉砕機6000)
 Item #: SCP-7475-J (http://www.scp-wiki.net/scp-7475-j)
 Object Class: Euclid

 SCP-7475-Jはサメを殴ること、およびそのために必要な活動を行うことのみを目的とする組織、
 "The SPC (The Shark Punching Center (サメ殴りセンター))"(http://spc-wiki.wikidot.com/)のトップエージェント、
 "Turbo Shark Pulverizer 6000 (ターボサメ粉砕機6000)"を自称する人型の実体です。
 SCP-7475-Jは20██年にサメの姿に極度に変異したヒューマノイドとして
 太平洋でSCP財団に発見・確保され、SCP-7475-Jのナンバーを与えられサイト69の海水タンク内に収容されました。
 SCP-7475-Jは収容後も度々サメをパンチするために高い身体能力を活用して脱走を繰り返していましたが、
 SCP-7475-J自身がサメであることを認識させることが対象の封じ込めに極めて効果的であることが判明しました。
 それ以降はSCP-7475-Jにサメを自認させることによるSCP-7475-J自身の殴打と
 SCP-7475-Jを治療して殴打による自己終了を防ぐことによる収容プロトコルが確立しています。
 
 SCP-7475-Jがサメに変異した理由に関しては、SCP-7475-Jはその説明を拒否しており、
 またSCP-7475-Jが所属を主張するシャーク・パンチング・センターもまた関与を否定しています。
 
【コメント】
 >>727に影響されて書いてみました。色々と盛ってます。
 一応召喚された時点では人間の状態で出てきます。
 狂化とサメ化の重ね掛けでステータスは結構な上位に強化されます。ステータスだけは。


747 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/02/28(土) 20:11:51 TSaEqINE0
まだざっとしか読んでないSCPにわかだけどこんなのもいるんだな。おもしれぇwww


748 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/02/28(土) 20:19:28 h3FMKJzQ0
やっぱ面白いな
SCPvsサーヴァントとか見てみたいわ


749 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/03/01(日) 19:29:01 6GbQvsL20
【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】ハサン・サッバーハ
【性別】男
【身長・体重】
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷A+ 魔力B 幸運C 宝具C
【クラス別スキル】
気配遮断:A
サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。 完全に気配を断てば
発見する事は不可能に近い。
【保有スキル】
自己改造:A
自身の肉体に、まったく別の肉体を付属・融合させる適性。
シャイターンの両脚を融合・完全に適合させている。このランクが上がればあがる程、
正純の英雄から遠ざかっていく。

心眼(偽):B
視覚妨害による補正への耐性。
第六感、虫の報せとも言われる、天性の才能による危険予知である。

風除けの加護:A
中東に伝わる風避けの呪い。風や空気抵抗によるバットステータスを極限にまで減少させる。

【宝具】
『追想脚葬(ザバーニーヤ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:2〜3 最大捕捉:5
呪いの両脚。悪性の精霊・シャイターンの両脚であり、それ自体がとてつもない筋力と耐久性、脚線美を有している。
また、隠密性も高く、砂地に足跡を残さないほど精密な動きが出来る。しかし、この宝具の真価はこれらとはまた別にある。
「真名解放」にて、呪いのステップを踏み、補足した対象を完全にシンクロさせ、身体の自由を奪うことができる。
補足条件は、相手に呪いのステップを見せることである。
もう一つの宝具『喜捨(ザカート)』と組み合わせることで、相手サーヴァントの霊核のみを破壊するという使い方が主である。

『肉体喜捨(ザカート)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1
たとえ自分の手足や内臓であろうとも信仰のために捧げたという逸話が宝具となったものである。
本来、心臓や脳の位置に集中する霊核を任意の場所に移動・分散することが出来る。
逸話に拠る宝具が自分のところに来たことで、アサシンは自分こそ唯一人のハサン・サッバーハとして名を刻む者であると確信している。

【解説】
19人のハサン・サッバーハの一人で、超美脚のハサン。仕事(暗殺)には、美学を持たないという美学を持っている。
何よりも矛盾を愛する性格であり、自分こそ唯一人のハサン・サッバーハとして名を刻む者であると自覚しつつも、名前など何の意味もないと考えている。


750 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/03/03(火) 23:48:57 Xib2B45.0
【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】申侯
【性別】男性
【身長・体重】190cm・109kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷D 魔力C 幸運D 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:C
 騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 野獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
王殺:A
 王を殺した事績により与えられたスキル。
 同ランク以下のカリスマを無効化し、王の属性を持つ者に与えるダメージが向上する。

話術:E
 言論にて人を動かせる才。
 人々の抱く不満に訴えかけることに長ける。

【宝具】
『申侯/怒りの弑逆(けんじゅう、こうきょうをおとす)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1人(1000人)
 主君であるマスターへの不満を募らせて発動する宝具。
 申侯のマスターへの怒りが一定量に達すると、犬戎の兵士をマスター不在のサーヴァントとして召喚することができるようになる。
 犬戎の兵は最大で数千騎まで召喚でき、それぞれE-ランク相当の“単独行動”スキルを保有しているが、
 宝具としての性質上、そして申侯が持つ逸話の都合上、魔力の補助や省魔力で賄えるカラクリが存在しないので、
 召喚・行使後には申侯の戦闘能力の激減、果ては消滅にも繋がる。
 また、これが最も重要なこと。「犬戎兵は基本的にマスターを狙っている」ということを忘れてはいけない。
 それでもマスターの戦略次第では、周囲の陣営にとばっちりを喰らわせることはできるかもしれない。

【Weapon】
【解説】
 西周時代の申国の君主。
 姓が姜であること以外、氏名は一切不明。
 真名の申侯も単に申の君主と言う意味か、或いは諡号かどうかさえ不明。
 申侯健在時の周朝は、佞臣虢石父の執政によって腐敗し切っていた。
 さらに幽王が褒姒を寵愛したために申侯の娘である申后とその息子の宜臼が廃嫡され、ここに申侯の怒りが爆発。
 異民族・犬戎と手を組んで周の王都・鎬京を襲撃。諸侯らの救援はなく、
 幽王も褒姒も、褒姒の息子も犬戎によって殺された。
 その後は廃嫡された孫の宜臼を諸侯らとともに立て、洛邑に遷都したのちここに東周を興した。
 それ以外の事績については、史書からうかがい知ることは不可能。と言うか名前が伝わっていない時点で…(察し)


751 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/03/04(水) 11:29:59 kVULl1NM0
【元ネタ】史記(※の誤植につき史実ではない)
【CLASS】シールダー
【マスター】
【真名】壁
【性別】男性
【身長・体重】170cm・70kg
【属性】中立・悪(変動可能)
【ステータス】筋力E 耐久C++ 敏捷E 魔力E 幸運D 宝具D
【クラス別スキル】
対魔力:E
 魔術に対する守り。
 無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。

守護騎士:E
 他者を守る時、一時的に防御力を上昇させる。
 クラス補正によって得た申し訳程度のランク。

【固有スキル】
無我:A-
 普段は討伐軍によって討たれた“将軍壁”の人格を装っているが、
 基本的に作られた存在であるシールダーに自我・精神は存在しない。
 令呪によって人格を消去・上書きすることさえ可能。

【宝具】
『将軍壁死』
ランク:D 種別:対軍宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
 実際には城壁に過ぎない自身の実体を部分的に開放する宝具。
 それによって耐久能力を飛躍的に上昇させ、D以下であれば対城宝具の一撃にすら耐え得る防御性能を獲得する。

【Weapon】
『無銘・剣』

【解説】
 春秋戦国時代の秦国の武将。
 秦王政(のちの始皇帝)の弟、成蟜の反乱に加担したとして、討伐軍によって討たれた。
 ……と言うのは日本語訳での誤植であり、実際にはこのような人物は存在しなかった確率が非常に高い。
 史記の一文「将軍壁死」というのは、「壁将軍が死んだ」と言う意味ではなく、「城内で将軍が死んだ」という意味。
 そのため、この将軍というのは歴史に名が残らないほどの小物だったか、
 或いは自決した説が攻撃的である成蟜であった可能性もある。
 これはひとえに「城」という言葉の意味が日本と中国では違うために(日本では単に城と言う意味だが、
 中国では城砦都市丸ごと一つで城という)起きた悲劇と言える。
 そのため、同時代を舞台とした日本の作品では壁という人物が存在する作品がいくつかある。


752 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/03/04(水) 22:38:45 kVULl1NM0
【元ネタ】史実、春秋左氏伝
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】緩
【性別】男性
【身長・体重】159cm・60kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力C 幸運C 宝具D
【クラス別スキル】
陣地作成:B
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 “工房”の形成が可能。

道具作成:-
 医術を保有しているため、このスキルの能力は発揮されない。

【固有スキル】
医術:A
 鍼を用いる“外科手術”と薬を調合する“医療の知識”の複合スキル。
 歴史的接点のない近代外科手術も、やり方さえ覚えれば同ランクで習得できる。

心眼(真):D
 修行・鍛錬によって培った洞察力。
 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、
 その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”。

呪術:C
 古代中国に置いて医療とは神事・呪術としての側面も持っていた。
 キャスターの呪術は相殺や解呪などに用いられる。

【宝具】
『汝は大厲なり(タァリー・シャー)』
ランク:C 種別:対魔術宝具 レンジ:- 最大捕捉:1000施術
 すでに完了した術式を一時的に大厲へと変える宝具。
 大厲はあらゆる医術を用いて行なう全てのダメージにプラス補正がかかる。
 C以下の呪詛ならばディスペル不可能な特性を持つものでも無条件で解呪可能。
 ただし、大厲と化した術式が「膏肓」に入った場合は、逆に最低ランクの呪詛さえ解呪不可能となる。

【Weapon】
『鍼などの医療器具』

【解説】
 春秋時代の秦国の医者で、当時の秦君・嬴栄(桓公)の主治医。
 緩自体の事績については史書から読みとることはできないが、
 時の晋国君、姫拠(景公)が大病に罹った際に秦から晋まで診断に馳せ参じた。
 景公は下宮の乱によって滅ぼされた趙氏の一員で、怨念によって病神“大厲”と化していた趙括と趙同によって
 祟られており、その命は風前のともし火とまでなっていた。
 景公は緩を秦から呼び寄せて診断を受けたが、事前にそのことを察知していた二人は景公の身体の横隔膜の下と心臓の上に逃げた。
 緩は大厲にしてやられ、景公が助からないことを察知するとそのことを包み隠さず伝え、
 そののち、景公によって手厚く遇されたのちに秦に帰国した。景公はその年のうちに病死した。
 横隔膜の下は「膏」、心臓の上は「肓」と呼ぶことから、病膏肓に入るという故事が生まれた。
 ちなみに、お分かりと思うが大厲と化した趙括は、戦国時代の大戦犯であらせられる趙括大先生とは別人である。


753 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/03/05(木) 21:42:17 QEYMJtpE0
【元ネタ】イギリス・史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ジョン・ウィリアム・キャヴェンディッシュ
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力D 幸運D 宝具E〜A
【クラス別スキル】
陣地作成:-
 宝具に特化したことで、このスキルは失われている。

道具作成:-
 宝具に特化したことで、このスキルは失われている。

【固有スキル】
黄金律:C
 身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
 死後、財産を狙って自称相続人が出現したほど。宝具によりランクは変動する。

情報抹消:C
 謎に包まれたキャスターの生き様が生んだスキル。
 対象の記憶から情報を抹消する。ランクは宝具により変化する。

気配遮断:E
 突然姿を現し、召使を驚かせていた。宝具によりランクは変動する。

魔術:E
 当時の欧州で流行していた心霊術。キャスターも加わっていたともされるが、定かではない。
 宝具の影響で、ランクも得意分野も変化する。

【宝具】
『仮面潜む地下屋敷(アンダーグラウンド・レジデンス)』
ランク:E〜A 種別:結界宝具 レンジ:1〜40 最大捕捉:500人
 キャスターが生前、一流の職人を集めて作らせた豪勢な居館。
 屋敷の地下にも壮麗な空間が広がっていたが、その奥に主人の部屋があった。
 主人の容貌も、屋敷の全容も、窺い知ることの出来なかった場所が宝具化されている。
 中の構造も、隠蔽される情報も、キャスター自身の能力すらランダムで変容。
 キャスター自身にすら意図して屋敷を動かすことは出来ない。

【Weapon】
 宝具によりランダムに変化する。

【解説】
 イギリスの貴族。ロンドン近郊に壮大な地下室付きの屋敷を築き、引きこもっていた変人。
 自室だけでも100m四方はあるという巨大な絨毯が敷かれており、50に及ぶ出入り口は繁み
 に隠されていたり、鉄格子付きであったり、野外に通じていたり、別館に通じていたりしてお
 り、更に馬車を直接地下室に乗りつけることも出来たので、屋敷の住人にすら主人がどこに
 いてどこから出て来るのか、そもそも屋敷にいるのかを把握出来なかった。
 加えて、一説に病による容貌を隠すために、常に仮面をつけていたという。
 公爵家の係累であり、議員であったが政治の場に姿を現すことはなく、たまにロンドンに出た
 際にも従者を全員返してしまい、どこで何をしていたのか誰も知らなかった。
 死後も生存説、遺骸摩り替え説が出ている。弟を暗殺した疑惑もあるが、これも真偽不明。
 親類のヘンリー・キャヴェンディッシュはこれまた風変わりな人物で、水素やオームの法則の
 発見者なのだが人前にほとんど姿を見せず、ニュートン以来と称された才能を持ちながら、
 生前は自身の研究成果をほとんど明らかにしていなかった。
 肉はほぼ羊しか食べなかったが羊が何本足か知らず、夫婦が隣同士で座っているのを見て
 あれは何をしているのかと尋ね、死の直前に告解僧を呼ぼうという話になった時には、僧と
 は何なのかと言ったという。日常会話は筆談か合図で、基本的に返事はしなかった。


754 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/03/05(木) 21:57:27 mXhpHM3M0
【元ネタ】史実
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】アレクサンドル・ネフスキー
【性別】男性
【身長・体重】174cm・70kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷C 魔力D 幸運B 宝具E
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
聖人:D+
 聖人として認定された者であることを表す。
 HPの自動回復能力を得ている。
 正教会が認定しない聖人との対戦時、Bランク以下の聖人スキルを停止させられる。

地形適応:C
 特殊な地形に対する適応力。
 氷雪上や水際での活動において不利な影響を受けない。

軍略:D
 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
 自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。

【宝具】
『教派分かつ湖川(フラーブルィイ・リオート)』
ランク:E 種別:対軍宝具 レンジ:5〜50 最大捕捉:400人
 剣を突き立てた地点の周辺一帯、
 ないし刃が刻む境界の向こう側を、氷で覆い尽くす。
 氷上への完全適応か空中行動の能力を持たぬ者に対して
 行動毎の転倒判定、接地面凍結による敏捷力低下、
 鋭利な逆さ氷柱によるダメージのいずれかを課せられる。

【Weapon】
『無銘・両手剣』

【解説】
 十三世紀前半に活躍したノヴゴロド公国の公、後にウラジーミルの大公。
 十字軍の侵略を二度に渡り撃退してロシアのカトリック化の試みを挫折させ、
 これによりカトリック世界とギリシア正教会世界との境界線がほぼ確定した。

 1240年に十字軍としてノヴゴロドを襲撃して来たスウェーデン軍をネヴァ川河畔で撃退。
 この功績から、後に「ネヴァ川のアレクサンドル(アレクサンドル・ネフスキー)」と呼ばれた。
 自立した都市として威勢を誇っていたノヴゴロドと、公の実権を握ろうとした彼が対立した為か、
 或いはドイツ等カトリック勢力との協調を望む人々と敵対してか、一時は市から追放されていた。
 しかしドイツ騎士修道会の来襲を機に呼び戻され、再びノヴゴロド公として指揮をとる。
 1242年のチュード湖(ペイプシィ湖)「氷上の戦い」にて鮮やかかつ決定的な勝利をおさめ、
 ロシアの偉大な英雄となった彼はその死後、十六世紀にギリシア正教会により聖者に列せられた。

 カトリック側の記録ではさして大きな被害が出ていた訳ではなく過大評価である、
 キプチャク・ハン国には恭順姿勢を取り続け「タタールの軛」の始まりとなった、ともされるが
 彼の信奉者であったピョートル大帝はネヴァ川河口に建設中だったサンクト・ペテルブルクに
 アレクサンドル・ネフスキー修道院を開設し、またアレクサンドル・ネフスキー勲章を設けた。
 第二次大戦期には彼を主役としてロシア人民の意気高揚を意図した映画も作成されている。


755 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/03/05(木) 21:58:34 mXhpHM3M0
【元ネタ】パンゲア
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】テレグラム・サム
【性別】無
【身長・体重】でかい・おもい
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力- 耐久C 敏捷- 魔力- 幸運C 宝具EX
【クラス別スキル】
対魔力:E-
 魔術に対する守り。ダメージ数値を僅かに削減する。
 アーチャークラスの恩恵で得たスキルであり、自身の対魔力は絶無。

単独行動:A
 マスター不在でも行動できる能力。
 十分な電力さえあるのなら、だが。

【固有スキル】
高速思考:A+
 物事の筋道を順序立てて追う思考の速度。
 コンピュータとしての情報処理能力。

自己改造:D
 自身の肉体に、まったく別の機器を付属・融合させる適性。
 どうにかして接続規格さえ合わせられれば何とでもなる。

【宝具】
『大地統べる偽神の陣(ビッグ・ジェネレイター)』
ランク:EX 種別:対星宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
 異星人の残した球体、星の力を掌握する装置。
 大規模災害を引き起こすも世界中のマナを独占するも自在である。

【Weapon】
多量の火器を搭載している

【解説】
 ライトノベル『パンゲア』に登場するコンピュータ。
 主人公の少年イージィ(上条泉)とパートナーになり、彼との対話から人格を成長させた。

 ナチス残党ヴァルハラ建国軍に追われるイージィらに協力していたが、
 度々干渉する“神”を称するものが異星人ですらなくその残したコンピュータである事を察し、
 人類の独立の為に邪魔であるとの判断と同族嫌悪からこれを排除すべきと決断。
 ヴァルハラ建国軍に協力し、反対するイージィらと袂を別った。
 “神”を挑発するべくビッグ・ジェネレイターで災害を繰り返し引き起こした末に
 イージィの念動力で中枢を破壊され、動作を停止した。
 しかし停止寸前に自己を分散、最後の活動として全世界規模のクラックを成功させ
 唯一災害を起こせない地域=“神”の居場所を消去するべくミサイルの狙いを定めた。


756 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/03/05(木) 21:59:59 mXhpHM3M0
【元ネタ】地球を呑む
【CLASS】ヴァンプ
【マスター】
【真名】ゼフィルス
【性別】女性
【身長・体重】165cm・52kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力E 幸運C 宝具E
【クラス別スキル】
魅了:C+
 世の男性を魅了する為に計算し尽くされた美貌。
 ヴァンプが“一人のゼフィルス”となっているなら、
 七度の判定に連続して成功しなくてはその魅力から逃れる事はできない。

【固有スキル】
黄金律:A
 身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
 効果的に放出すれば貨幣経済自体を破綻させ得る金ピカぶり。

変装:C
 人造皮膚・デルモイドZを用いた変装の技術。
 Cランクなら、人間であれば親しい者でも騙し通せるレベルで変装できる。

分割思考:B
 七つに分けられた思考中枢により、823543通りの思考を同時に運営する。
 “一人のゼフィルス”にのみ可能。

【宝具】
『傾世の美女(ゼフィルス)』
ランク:E 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:7人
 七人姉妹が演出した、ゼフィルスという女性そのもの。
 分割思考を可能とし魅了の効果が強化された“一人のゼフィルス”として在る事、
 或いは七人の“別個のゼフィルス”として活動する事を可能とする。

【Weapon】
 拳銃や短剣を携行するが、身体能力・技量ともに常人の域を出ない。

【解説】
 手塚治虫『地球を呑む』の発端となった女性であり、
 その娘である七人姉妹が名乗る名でもあるゼフィルス。

 夫の裏切りにより家の財産と父の知的財産を奪われ不幸に突き落とされた女性ゼフィルスは、
 男性や金と言うものを憎悪するようになり、七人の娘達に復讐を囁き続け亡くなった。
 モンテ・クリトス女史の作り上げた人造皮膚により男性を魅惑すべく造られた完全な美貌、
 世界経済を破綻させるに足る莫大な黄金、それに麻薬と知略を駆使し復讐を開始する姉妹。
 作品主人公、酒にしか興味が無いため美貌も黄金も通じず麻薬にも耐性を持つ関五本松と
 彼に恋した姉妹の末妹ミルダにより度々事態を引っ掻き回されるも、
 最終的には貨幣経済と現代社会を破滅させ社会体制を大幅に後退させる事に成功した。

 姉妹の上六人は、五本松とミルダの息子である六本松により皆殺しにされる事になる。


757 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/03/05(木) 22:01:22 mXhpHM3M0
【元ネタ】ウェールズ伝承、アーサー王伝説
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】モルヴラン
【性別】男性
【身長・体重】175cm・81kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷D 魔力C 幸運A 宝具B
【クラス別スキル】
気配遮断:D
 サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
 暗殺者ではないが、外見に驚かれるのが嫌なので隠れて動く事に長けてしまった。

【固有スキル】
神性:C
 神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
 ケリドウェン女神の子である。

愚者の見識:B
 相手の性格・属性を見抜く眼力。
 外見の印象、言葉による弁明、欺瞞は彼を惑わす事無く素通りする。
 余りに醜悪な容貌により受けた周囲からの扱いと、
 母の霊薬を得られなかった事で逆に磨かれた独特の感性を表す。

異形:D
 人間である事を説明する必要があるほどの醜悪さ。
 友好的な反応は得難いが、敵意よりは寧ろ忌避を招く。

【宝具】
『無智の大毒(モル・ニイヴ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1〜5 最大捕捉:7人
 ケリドウェンの霊薬が失われた後に残り
 霊感と叡智の大釜を破壊した液体、グウィドノの馬の毒。
 “過去を識らず、現在を感じず、未来を悟らない”状態へと追い遣る毒液は
 臭いだけでも知識や天性の感覚、予知に類するスキルを停止させ、
 直接の摂取・接触に至った者には人格自体までも喪失させる。
 抵抗するには、肉体のみならず精神の頑健さが重要となる。

【Weapon】
『無銘・片手剣』

【解説】
 テギド・ヴォエルとケリドウェンの息子モルヴラン。
 名は『大烏』『海の烏』を意味し、顔には牡鹿のような毛が生えていたという。
 余りにも醜く、悪魔に助けられている、悪鬼の眷属であると皆が考えていた。
 カムランではそんな彼と誰一人戦いを交えようとせず、
 そのためモルヴランはこの最後の戦いを生き延びたとされる。

 妹にこの世で最も美しい乙女クレアウィがいた。
 弟にこの世で最も醜いアヴァッズがいたとされる事もあり、
 この場合モルヴランは醜い男性とは書かれていないのだが、
 いずれにせよ(モルヴランであれアヴァッズであれ)醜い息子に万能の知識を与えようと
 母ケリドウェンは霊感と叡智の大釜で霊薬を作り始めた。
 ところが、釜の中身をかき混ぜる役を務めていたグウィオン・バーハがこれを得てしまう。
 この男はケリドウェンから生まれ直し、知識と霊感を以て大詩人タリエシンとなるのである。

 『エレックとエニード』にて円卓の騎士第六位に挙げられる
 レ・アルディ(勇敢醜男)と同一人物ないしその原型かも知れない。


758 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/03/06(金) 13:04:23 poP9mQj20
【元ネタ】インド神話
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】ナラカ
【性別】男性
【身長・体重】164cm・57kg
【属性】混沌・狂
【ステータス】筋力A+ 耐久A 敏捷A+ 魔力A 幸運D+ 宝具A++
【クラス別スキル】
狂化:A
 筋力と耐久と敏捷を2ランク、その他のパラメーターを1ランクアップさせるが、
 理性の全てを奪われる。

【保有スキル】
怪力:A
 一時的に筋力を増幅させる。魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。
 使用する事で筋力をワンランク向上させる。持続時間は“怪力”のランクによる。

精霊の加護:B-
 盗み出した1万6000ものアプサラスから無理矢理得た加護。
 水系統の攻撃によるダメージを軽減する。
 また、常に体表面に霧を纏わせ姿を朧にし、ステータス情報を隠匿している。
 本来は光の屈折率を弄り透明化するほど精密な操作を行うが、狂化により現在は不可能である。

【宝具】
『天の武よ、敵を屠れ(ナーラーヤナーストラ)』
ランク:A++ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:∞
 絶対神ヴィシュヌが、不慮の事故により生誕したバーサーカーに贈った神造兵器。
 相手の悪意を読み取り、その総量に応じた量の武器を上空に展開し、悪意の根元を殲滅する神罰を行使する。
 ナラカのクラスによって形が最適化されるが、バーサーカーの場合は刃が突き出た鎧となっている。
 バーサーカーが攻撃を受ける度、ダメージを魔力に変換して鎧の一部から武器を製造、上空に展開させる。
 そのため、同等以上の神秘を秘めた攻撃でない限りバーサーカーの体が傷つくことがない。
 また、鎧は武器を製造しても相手の悪意を感知次第即座に補填されるので鎧としての機能を保ち続けるが、
 敵意や害意、殺意を発動のトリガーであり、これを持たない純粋な闘志による攻撃には反応できない。
 相手から悪意を受ける度数を増やす神の加護は、バーサーカーの傲りを助長していく。
 しかし、守り神であるヴィシュヌ神当人に対してこれらの加護は何の役にも立たない。

【Weapon】
「アディティ・リング」
 所有するものから不幸を取り除くイヤリング。バーサーカーの幸運に補正をかけている。
 また、僅かながらバーサーカーの魔力消費を抑えてくれるが、焼け石に水程度である。

【解説】
 ナラカは、インド神話に登場するアスラの名。ナラカースラとも言う。
 アスラ神族のダイティヤ族に属するヒラニヤークシャと大地との間の子である。
 あるときヒラニヤークシャは、海面を歩きながら波を棒で叩いて楽しんでいた。
 この音に驚いたヴァルナ神はヴィシュヌ神に訴えた。
 ヴィシュヌが現場に到着すると、ヒラニヤークシャはあわてて牙で大地を持ち上げて、地下に隠れた。
 この瞬間、大地の女神ブーミは子を身ごもり、生まれたのがナラカであった。
 ブーミはこのアスラの子を哀れんで、ヴィシュヌに助けを求めた。
 ヴィシュヌは彼に、「ナーラーヤナーストラ」という武器を授けたという。
 成長したナラカは強大な力を持ち、あらゆる不幸を取り除くアディティのイヤリングやインドラ神の天傘、
 さらには1万6000人のアプサラスを奪って、ムラースラの城プラーグ・ジョーティシャに持ち帰った。
 こうした悪行によってナラカはヴィシュヌ神の化身、クリシュナに殺されてしまう。


759 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/03/06(金) 21:37:10 IM7PwSrw0
【元ネタ】The SCP Foundation
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ジャック・ブライト
【性別】男性(肉体的にはその時点で使用している身体に準じます)
【身長・体重】不明(その時点で使用している身体に準じます)
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力- 耐久- 敏捷- 魔力- 幸運A 宝具B
(幸運および宝具以外のステータスはその時点で使用している身体に準じます)

【クラス別スキル】
対魔力:E+++
 ライダーは魔術に対して抵抗力を持ちますが、
 通常は魔術の無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減することしかできません。
 しかし、ライダーは精神干渉系の魔術およびそれに類する処置に対しては高い抵抗力を有し、無効化も可能です。
 また、ライダーの"本体"である『不死の首飾り』自体は
 高ランクの宝具であるために通常の魔術による干渉は困難です。
 
騎乗:D
 ライダーは大抵の乗り物なら人並み程度に乗りこなすことができます。
 ライダーが同クラスに該当している理由は
 ライダーの宝具『不死の首飾り』の特性によるものです。
 ライダーの騎乗スキルはライダークラスとしては極めて低いランクに留まっています。

【固有スキル】
憑依:A
 ライダーは宝具『不死の首飾り』の効果により、
 対象者に対してライダーの人格を上書きすることができます。
 
使い魔(Dクラス職員):D
 ライダーはDクラス職員を召喚し、研究、実験およびSCPの収容に使用することができます。
 Dクラスの使用はSCP財団のDクラス以外の職員であれば必要に応じて行使可能な職務上の権限ですが、
 スキルシステムの仕様上、"使い魔"のスキルとして表現されます。
 Dクラスを使用する場合、使用申請書を作成し使用人数に応じた魔力を消費することで
 申請書が財団本部へと転送され、代わりに現在他の業務に使用されていないDクラスが
 ランダムで選択され使い魔扱いで召喚されます。
 使い魔は霊体ではなく生きた人間であることに留意して運用して下さい。
 ライダーは最初に召喚された時点でランダムで選択された使い魔一人に
 宝具『不死の首飾り』を装着させた状態で現れます。
 ライダーが使い魔を"残機"と呼ぶことは許可されていません。
 
高速思考:B
 物事の筋道を順序立てて追う思考の速度を示すスキルです。
 ライダーの高速思考スキルは特に論理的思考や研究などにおいて大きな効果を発揮します。
 
戦闘続行:E
 ライダーは物理的な処置に対し高い抵抗力を持ちます。
 ライダーは痛みを無視して肉体の限界まで行動することができます。

【宝具】
『不死の首飾り(SCP-963-1)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
 『不死の首飾り』はライダーの"本体"です。
 生命ある人型の存在が『不死の首飾り』に触れると
 対象者の人格は消去されライダーの人格が上書きされます。
 『不死の首飾り』を対象から引き離すとライダーの人格は対象から消えますが、
 元の人格は戻ることは無く、全ての高次脳機能は停止したままとなります。
 『不死の首飾り』と30日間に渡って接触を続けることで対象の脳機能は完全にライダーと同一となり、
 『不死の首飾り』を引き離した後も独立したライダーのコピーとして振る舞います。
 複製されたライダーの人格は"ライダーのサーヴァント"としては扱われず、
 精神耐性、高速思考および戦闘続行以外のスキルと宝具を保有しません。
 
 『不死の首飾り』の効果はサーヴァントを含む人型の神秘的存在に対しても有効ですが、
 対象者の保有する神秘の純度および性質によっては抵抗が発生し、発揮される効果の程度は変化します。
 精神耐性スキルにより『不死の首飾り』へ抵抗することは可能ですが、前提として対象者がCランク以上の対魔力スキルか
 『不死の首飾り』により一方的に人格を上書きされない程度の十分な神秘強度を有している必要があります。


760 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/03/06(金) 21:38:55 IM7PwSrw0
『ブライト博士が財団で二度としてはいけないことの公式リスト』
ランク:E-〜A++ 種別:不明 レンジ:不明 最大捕捉:不明
 ライダーは様々なSCPの取り扱いに関して"禁止リスト"が制定され、多くのSCP財団職員が参照していますが、
 ライダーはこれを「ライダーが取り扱ったことがあるSCPに関する、広く知られている伝承」と曲解することで、
 "禁止リスト"に記載されているSCPを自身の所有物として召喚することができます。
 更に、ライダーが直接研究を行ったり深く関わったりしたことがあるSCPであれば、
 "禁止リスト"に記載されていなくても自分と縁のあるSCPと解釈し、召喚が可能です。
 但し、ライダー自身でもある『不死の首飾り』を新たに召喚することはできません。
 『不死の首飾り』のレプリカであるSCP-963-2に関しては[データ削除]

 『ブライト博士が財団で二度としてはいけないことの公式リスト』により
 召喚されるSCPは条件を満たすオブジェクトからランダムで選択されます。
 SCPは一切の収容措置を伴わず単独で召喚され、ライダーが召喚されたSCPを制御できるとは限りません。
 召喚対象となったSCPが自律的な行動をできないオブジェクトであった場合、ライダーの宝具として扱われますが、
 実体化を解くことはできず、"壊れた幻想"による爆破処分は受け付けません。
 召喚対象となったSCPが自律的な行動を可能とする場合、
 ランクA+の単独行動スキルを保有する独立サーヴァントとして扱われます。

【解説】
 Personnel Director Bright's Personnel File (ブライト博士の人事ファイル)
 (http://www.scp-wiki.net/dr-bright-s-personnel-file)

 ブライト博士はSCP財団に所属する研究者です。
 ブライト博士は過去にSCP-963-1の研究に携わっていた際にSCP-076-2の封じ込め違反に遭遇し死亡しましたが、
 その時所持していたSCP-963-1の機能を偶然発揮して、SCP-963-1となることで復活しました。
 それ以来ブライト博士は様々なSCPの研究を行い、多くの成果を残しています。

 ブライト博士は財団でも有数の優秀な研究者であることは間違いないのですが、
 SCP-963-1になったことで精神的な箍が外れてしまったのか度々騒動を引き起こすSCP財団最大の問題児です。
 ブライト博士がこれまでに犯した違反行為は
 『ブライト博士が財団で二度としてはいけないことの公式リスト』に掲載されています。
 各職員はブライト博士が更なる違反行為を行うようであれば自由に禁止リストに項目を追加してください。

 しかし、ブライト博士は本心では[削除済]



 補遺1:██/██/████、ブライト博士は冬木市(日本国)で開催された"聖杯戦争"により
 サーヴァント"ライダー"として召喚されました。
 ライダー自身による報告により、財団は"聖杯"がSCPに分類されるオブジェクトであると認識しました。
 財団は聖杯を暫定的にオブジェクトクラス:Keterに相当するSCPと見なし、
 収容のために戦闘部隊を含む複数の機動部隊の投入による聖杯戦争への介入を検討しています。
 また、ライダーがDクラスおよびSCPを召喚可能(SCPは収容されているものとは独立して
 召喚されるため、実質的にSCPを複製する能力です)であると判明したため、更にライダーは未来の[編集済]ことから、
 ライダーもまたKeterクラスに該当するSCP-963-3として分類され、収容が行われます。
 財団にいるブライト博士に対しては、SCP-963-3との相互作用が未知であり、
 また博士による積極的な介入の試みと違反行為の規模拡大が予測されるため、
 ブライト博士によるこの情報へのアクセスを禁止して下さい。

 補遺2:██/██/████、『ブライト博士の禁止リスト』に以下の項目を追加しました。
  **. ブライト博士は聖杯戦争に参加してはいけません。
    a. サーヴァント・マスター・その他の関係者・被害者、いかなる立場としてでも駄目です。
    b. Dクラスを勝手に召喚しないでください。研究・収容や機密保持に支障が発生します。
    c. ブライト博士がSCPを召喚することは禁止されました。やめろっつってんだろクソ!
    d. 「英霊ならきっとなんとかしてくれる」はSCPを召喚する妥当な理由とはなりません。
    
【コメント】
 色々盛りました。"禁止リスト"を宝具にできないかと考えた結果、何故か財団が冬木に来るところまで妄想しました。


761 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/03/06(金) 21:41:32 CWQ/ok/k0
これだけで物語ができそうだな
やブ糞


762 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/03/07(土) 05:58:28 WOr1JChs0
【元ネタ】日本・史実
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】菅六之助正利
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷D 魔力D 幸運C 宝具D
【クラス別スキル】
気配遮断:B
 サーヴァントとしての気配を絶つ。
 殺気を完全に殺すことが出来、会話中に一撃を見舞ってもしばらく気付かれないほど。

【固有スキル】
獣殺:C
 虎殺しの才。獣、就中猛獣の性質を持つ者へのダメージを増加させる。

無窮の武練:D
 ひとつの時代で無双を誇るまでに到達した武芸の手練。
 宮本武蔵の父である新免無二に新当流を、柳生石舟斎の兄弟子である疋田豊五郎に新陰
 流を、それぞれ教授されたという。

天性の肉体:E
 恵まれた肉体。身長は190cm近く、握れば鼎を曲げたという。
 状態異常に拘らず、万全の力を発揮出来る。

【宝具】
『斃秦・南山(へいしん・なんざん)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1〜10 最大捕捉:1人
 朝鮮の役で厩に侵入した、一説に虎狩りの最中に逆襲して足軽を襲った虎を討った刀。
 大徳寺春庵和尚に斃秦、林羅山からは南山の銘を、それぞれ中国の故事から与えられた。
 二つの異なる銘と二つの異なる虎殺しの逸話が合成されており、「斃秦」の真名開放と同時
 に最初の一撃を見舞い、「南山」の言葉と共にアサシンからやや離れた位置に相手がいても
 刀身が届き、追加の一撃を眼前から与える。
 真名開放時のアサシンは無敵状態にあり、判定次第で獣の性質を持つ者を即死させる。

【Weapon】
『打刀・斃秦』
 備前吉次の作。二尺三寸。
『朱色の甲冑』

【解説】
 黒田家の家臣(1567〜1625)。一説に、寛永6年(1629)59歳没。菅原道真の子孫という。
 朝鮮の役では後藤基次と共に厩に侵入した虎を仕留めたが、主の黒田長政からは将のや
 ることではないと叱責されている。
 長政は家臣に対して上意討ちを命じることが何度かあったが、通常は呼び出される度に皆
 興奮した態であった。しかし、アサシンのみ平時と変化がなかったという。


763 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/03/07(土) 21:57:07 ZQ5Pf4Q60
【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】マクレガー・メイザース
【性別】男性
【身長・体重】172cm・60kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力B 幸運D 宝具C
【クラス別スキル】
陣地作成:C
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 小規模な”工房”の形成が可能。
道具作成:C 
 魔力を帯びた器具を作成できる。
 自身の魔術行使を補助する道具を作り上げられる。

【保有スキル】
魔術:D  
 オーソドックスな魔術を習得。

魔術結社の首領:A
 『黄金の夜明け』の首領としてのスキル。
 魔術の運用効率を上げるほか、魔術師としての行動に有利な補正を加える。
 このスキルはカリスマ、計略の効果も併せ持つ。

【宝具】
『魔術王の大いなる鍵(グリモワール・レメゲトン)』
ランク:C 種別:魔術宝具 レンジ:ー 最大捕捉:ー
 キャスターによって編集、翻訳され『ゴエティア』または『ゲーティア』の名で知られる魔術書(グリモワール)を一部とする、五部編成の魔術書。
 悪魔や精霊などの性質や使役法を記した、かの魔術王に帰せられる魔術書のうちでも最も著名な一つ。魔導書そのものが大魔術・儀礼呪法を代行し
 具え持つ属性に従って悪魔や精霊の召喚を行う。ただし、原典ではないため格の低い悪魔や精霊しか召喚できない。

【Weapon】
【解説】
 隠秘学結社「黄金の夜明け団」創立者の一人であり、同団の参入儀礼を構築した。
 また、ロンドンの大英博物館図書閲覧室やパリのアルスナル図書館などで魔術書を渉猟し、グリモワール『ソロモンの大いなる鍵』や
 『術士アブラメリンの聖なる魔術の書』を翻訳・編纂した


764 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/03/08(日) 18:43:41 G4buf5kw0
【元ネタ】ロシア史
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】アレクサンドル・ネフスキー
【性別】男性
【身長・体重】178cm・70kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷B 魔力C 幸運B 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:A
 A以下の魔術は全てキャンセル。
 事実上、現代の魔術師ではセイバーに傷をつけられない。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
カリスマ:B
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、一国の指導者としてはBランクで十分と言える。

軍略:B
 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
 自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。
 ネヴァ河の戦いでは僅かな兵力でスウェーデン軍を打ち破ったとされる。

聖人:C
 聖人として認定された者であることを表す。
 聖人の能力はサーヴァントとして召喚された時に
 "秘蹟の効果上昇"、"HP自動回復"、"カリスマを1ランクアップ"、"聖骸布の作成が可能"から、ひとつ選択される。

仕切り直し:C
 戦闘から離脱する能力。
 また、不利になった戦闘を戦闘開始ターン(1ターン目)に戻し、技の条件を初期値に戻す。

【宝具】
『氷上舞う神の軍勢(バトル・オブ・ザ・アイス)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜60 最大捕捉:600人
 天界の軍勢を呼び出す召喚陣。
 剣を通して地に埋め込まれた召喚陣の基点は、冷気により周囲を凍てつかせながら霊脈を掌握し効果範囲を拡大する。
 この効果範囲に敵が侵入した瞬間、召喚陣を上空へと転写し、空中から天界の軍勢を召喚する。
 軍勢の数は、転写される際の召喚陣の規模によって上下する。

 敵の誘引以外では発動はほぼ不可能だが、
 霊脈から魔力を調達するため、召喚の規模に比して負担が少ないというメリットもある。
 偽装撤退からの逆撃を得意とした逸話と、チュード湖の戦いで神の軍勢が現れ味方したという逸話のミックス宝具。

【Weapon】
『メーチ』
 ロシア語で剣の意。西洋圏におけるロングソードと同一。
 セイバーは、ネヴァ河畔の戦いで敵将ビルゲルを自ら剣で討ち取ったという。

【解説】
 ウラジミール大公国の大公。ネフスキーは『ネヴァ河の勝利者』の意。
 カトリック圏の侵攻を阻んだ名将であり、正教会では列聖され、映画化もされるほどの大英雄。

 父であるウラジーミル大公ヤロスラフ2世にその才略を評価され、ノヴゴロド公国を引き継いだ。
 ビルゲル率いるスウェーデン軍がノヴゴロドに侵攻してくると、アレクサンドルは兵を率いてネヴァ河畔で相対。
 彼我の兵力差は圧倒的なものだったが、アレクサンドルは大勝し、救国の英雄として武名を轟かせた。
 しかし、ドイツ騎士団に対して強硬な姿勢を見せたため、ノヴゴロド公国内の親ドイツ派の画策で失脚・追放の憂き目に会う。
 しかし、アレクサンドルがいなくなるとドイツはノヴゴロドへの侵攻を開始し、親ドイツ派は軒並み失脚した。
 再びノヴゴロドに舞い戻ったアレクサンドルはドイツと結託した裏切り者を粛清し、
 侵略するドイツ騎士団をチュード湖で迎え撃った。
 このチュード湖上の戦い――俗に言う氷上の決戦(Battle of the Ice)では天界の軍勢がアレクサンドルに味方したという。
 本当に天界の助けがあったわけではなかろうが、アレクサンドルはこの戦いにも勝利した。
 一方、当時世界に覇権を広げつつあったモンゴル帝国に対しては臣従を選択。
 モンゴルに反抗的で、ウラジーミル大公位を争う政敵でもあった弟アンドレイ2世を、モンゴルの力を利用して追放した。
 ウラジーミル大公位を引き継いだ後は国内の反モンゴル運動を弾圧しつつも、
 外交・内政両面で辣腕を振るい、ウラジーミル大公国の威勢を確かなものとした。

 将としては敵を誘引して伏兵で叩く、という戦術を得意としたという。(これは臣従したモンゴルの兵法に類似する)
 また、スウェーデンやドイツ騎士団との戦いの記録は西欧カトリックに残されておらず、その功績を疑問視する声もある。

【コメント】
 ロシア国民的には大英雄なのでパラメータは高めに設定。
 ロシアで召喚された場合はAABBAぐらいになっていると思われる。


765 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/03/09(月) 00:45:59 rRQdNPUM0
【元ネタ】シャークネード カテゴリー2
【CLASS】ライダー
【真名】フィン・シェパード
【性別】男性
【身長・体重】184cm・79kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷C 魔力B 幸運A+ 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:B
発動における詠唱が三節以下の魔術を無効化する。大魔術・儀礼呪法を用いても傷つけることは難しい。

騎乗:A+
騎乗の才能。獣であれば幻想種(聖獣・神獣・鮫)すら乗りこなせる。ただし、竜種は該当しない。

【保有スキル】
心配性:A
想像できうる限りのこれから起こる物事について万全の対策を取る事ができるスキル。
準備の良否の判定に成功した場合、ダメージ判定ステップを飛ばし、ダメージを無効化する効果がある。
主人公は過度の心配性で、隕石の落下からゾンビなどの超常の存在まで対策を欠かさない。

対鮫力:A
鮫に対する対抗力。
自身の付近に鮫がいる場合、鮫との距離に応じて筋力及び運パラメーターが飛躍的に向上する。

鮫男:EX
鮫のような男、ではなく雨男の用に無意識的に大量の鮫を呼び寄せてしまう能力。
彼の周りには海水淡水問わず水場には大量の鮫が現れるようになる。

啓示:B
直感と同等スキル。
直感(第六感)とは違い目標を達成するために最適の道を選ぶ。
一人で行動する場合は支障がないが、集団で行動する場合、「何故そうするのか」という具体的な根拠はないため他人に信用されにくく、説明しづらいという欠点がある。

【宝具】
『チェーンソー(転輪する激鮫刃)』
ランク:C 種別:対鮫宝具 レンジ:1 最大捕捉:1
一般的なチェーンソー。
にもかかわらず、やたら切れ味が良く、巨大なホオジロザメですら紙切れのように真っ二つにしてしまう。

『シャークネード(鮫台風)』
ランク:A 種別:対街宝具 レンジ:99 最大捕捉:99
鮫を『呑み込んだ』巨大竜巻を生成する能力。
発生後は竜巻を操作することは出来ないが『偶然』目標地点に行かないわけではない。

竜巻による天候変動、風災害に加えて鮫を数万匹取り込む事で通常の竜巻よりも破壊力が増している。
また、巻き込まれている鮫たちは意欲的に人間を狙っているため、弾丸のような速さでピンポイントで飛んでくる鮫から逃れる事は困難となる。
F5クラスの非常に強力な竜巻であり、消滅させるには最低でも対城宝具レベルの破壊力を必要とする。

【Weapon】
『鮫』
シャークネード内に呑み込まれた大量の鮫。
自身もあくまで竜巻に飲み込まれ迷惑を被っている側の筈だが、そんな中でも自らを制御し、意欲的に人間の頭を齧り付きに行くアグレッシブな存在。
種類も多種多様でホオジロザメをはじめ、コバンザメやシュモクザメ、果てはジンベイザメなどあらゆる種類の鮫が混在している。

【解説】
元サーファーの熱血漢。
故郷にいる弟夫婦に会いに行くため、飛行機に乗ってニューヨークに途中運悪く鮫竜巻、シャークネードに遭遇し、飛行機のエンジンがシャークストライクしてしまうが……

正義感が強すぎるあまり災害に対しての被害妄想の気があり、行動が暴走しがちな性格をしている。
その行動は超人そのものであり、飛来した数百キロクラスの鮫を叩き切る鋼の肉体と、未経験にもかかわらず飛行機の不時着を成功させ、㌱の屋上から落下しても鮫ロデオで身を守り、あげく飛来した鮫に丸呑みにされるものの鮫の中から生還し、かつその鮫が"偶然"因縁めいた鮫であったりなど人並み外れた強運の持ち主でもある。

####

アメリカのケーブルテレビにて放送された傑作バカ映画『シャークネード』。
パニック映画とディザスター映画の王道、鮫と竜巻をかけ合わせ、場所を選ばず鮫が竜巻に巻き込まれて襲ってくるというあまりに突飛な発想と期待を裏切らない馬鹿馬鹿しい展開の連続に世界中にファンがいると言われるB級作品である。バカ映画好きにはたまらない作品かのでぜひおすすめ。


766 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/03/09(月) 20:14:58 jwNfig6Y0
【元ネタ】ウルティマ
【CLASS】ルーラー
【マスター】
【真名】ロード・ブリティッシュ
【性別】男性
【身長・体重】175cm・67kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷D 魔力A++ 幸運C 宝具EX
【クラス別スキル】
対魔力:A
 A以下の魔術は全てキャンセル。
 事実上、現代の魔術師ではルーラーに傷をつけられない。

真名看破:B
 直接遭遇した全てのサーヴァントの真名及びステータス情報が自動的に明かされる。
 但し、隠蔽能力を持つサーヴァントに対しては、幸運値の判定が必要となる。

神明採決:A
 ルーラーとしての最高特権。
 聖杯戦争に参加した善サーヴァントに二回令呪を行使する事ができる。
 他のサーヴァント用の令呪を転用する事は不可。

【固有スキル】
カリスマ:A
 大軍団を指揮する天性の才能。
 Aランクはおおよそ人間として獲得しうる最高峰の人望といえる。

無窮の叡知:A-
 究極の知恵の写本『コデックス』の参照。
 是が非でもいま必要とされる問いについて、正しい答えを得る事ができる。
 だが適切な条件が揃わない時、コデックスは白紙を以て答えるだろう。

魅了:E
 見目の美しさではなく、暗殺対象として人々の殺意をそそる魅力。
 彼の真名を知った者は一定確率で強烈な殺害願望を懐く。
 ちなみに、この装備(スキル)は外せない。

【宝具】
『歪なる銀蛇(オーウェン)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
 ルーラーがストーンサークル近くで拾ったペンダント。
 世界間での移動や召喚、所有者の自動蘇生を可能とする。
 創造主がその父に贈った品を擬した神器である。

『永遠なる来訪の王(ロード・ブリティッシュ)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 数多の殺害者と死を乗り越えて永く存在し続ける王の不死性。
 彼が全く想定した事の無い方法、もしくは
 彼自身が自らの殺害手段として定めた一つの方法によってしか彼を殺す事はできない。
 『銀蛇』による蘇生後、直前の殺害手段は“想定の範囲内”となり以後無効化される。

【解説】
 RPG『ウルティマ』シリーズの登場人物。
 ブリタニアを統治する王にして、創造主(製作者リチャード・ギャリオット)の化身。
 救世主アバタールの召喚や英雄となる者達の支援により
 幾度もソーサリア世界を危機より救う原動力となり、自らも優れた能力を持つ大英雄。
 地球からの来訪者であったが、現在はとうに地球への未練を失くしている。

 数多くのプレイヤー・キャラクターにその命を狙われ、
 対抗策として様々に不死・最強・無敵の属性を身に着けるようになった人物。
 しかし不届き者どもは知恵を巡らし試行を繰り返しては
 創造主の思惑やルールを乗り越えて彼を殺害したという。


767 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/03/09(月) 20:16:16 jwNfig6Y0
【元ネタ】戯曲『円卓の騎士』
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】ジニフェル
【性別】化けた対象による
【身長・体重】化けた対象による
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力- 耐久- 敏捷- 魔力- 幸運- 宝具C
【クラス別スキル】
気配遮断:E
 サーヴァントとしての気配を絶つ。
 背後から相手を驚かす事(だけ)に適している。

【固有スキル】
人間観察:C
 人々を観察し、理解する技術。
 人々の生活や好みを把握して相応しい堕落享楽を提供し、真実の辛苦を忘れさせる。
 ……化けた対象を模倣する為には使われない。真面目に真似る気が無いのである。

魔術:B
 オーソドックスな魔術を習得。
 魅了、幻術に優れる。

【宝具】
『何者にも非ず(ウーティス)』
ランク:C 種別:対人(自身)宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 本来の姿を見失い、他者の姿しかとる事のできない悪魔の変容能力。
 外見と共に、人格に依存しないスキルと基本能力値をAランクまで写し取る。
 Aランクを上回る能力については不完全な模倣が可能だが、
 人格に依存する能力は真似事さえも放棄される。

【Weapon】
『転輪する勝利のような剣』
 ゴーヴァン卿に化けている間に携えていた剣。
 かつてアーサー王が手にしたエクスカリバーの贋作と同程度の完成度を誇る。
 つまり外見以外は話にならない劣悪なパチモンである。

【解説】
 ジャン・コクトーの戯曲『円卓の騎士』の主要人物ジニフェル。
 メルラン(マーリン)の召使いとして働かされているうら若い悪魔。
 他の人間に化けている時はその者(本物)と同じ役者が違う演技で彼を演じるのだが、
 「二度と自分本来の姿に戻れない」とされる彼に独自の役者が配される事は無い。

 メルランは何者にでも化けられるジニフェルの力と自分自身の力とを用いて、
 アルチュス(アーサー)王と彼の城を本来の在り様、真実、騎士道から遠ざけ堕落させる。
 ジニフェルは様々な人々、主にゴーヴァン(ガウェイン、本物は幽閉中)に化け、
 魔術も駆使してアルチュス王の心を捉えては現実を直視させないままに置いていた。

 この上なく清らかな騎士ガラード(ギャラハッド)の到来によりメルランの影響は除かれ、
 本物のゴーヴァンも解放されてジニフェルは主人共々アルチュスの城から追い出されてしまう。
 しかしメルランの“現実を華やかに飾り立てる毒”を除かれたありのままの真実は、
 同時に王妃とランスロの不義を暴き立て、二人を死に追いやる事となったのであった。


768 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/03/10(火) 20:36:54 WMrXk.lo0
【元ネタ】史実
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】アフマド・アル=マンスール
【性別】男性
【身長・体重】180cm・76kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷D 魔力D 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

単独行動:C
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクCならば、マスターを失ってから一日間現界可能。

【保有スキル】
カリスマ:C
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、小国の王としてはCランクで十分と言える。

軍略:C
 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
 自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。

黄金律(偽):B 
 身体の黄金比ではなく、財貨を積み上げる能力。
 また、魔力の回復、貯蔵に大きな補正がかかる。

【宝具】
『黄金の王の威光(バラカ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:ー最大捕捉:ー
 神の恩寵と謳われたアーチャーの威光。
 対峙した相手に威圧のバッドステータスを付与し、相手のステータスを1ランク低下させる。
 また、自身のステータスを1ランク上昇させて見せる効果も持つ。

『熱砂の遠征軍パシャ・ジェデル()』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:ー最大捕捉:ー
 サハラ砂漠を踏破し、ソンガイ帝国を滅ぼした逸話の具現。
 生前アーチャーが送り込んだ遠征軍の亡霊たちを召喚する。
 その時の地形・状況・戦術によってアーチャーが望む最適の布陣・人数・装備で召喚される。
 彼らは英霊でなく亡霊であるが故に、召喚にかかる魔力消費はそれほど大きくはないが、代わりにサーヴァントのような自我や思考能力を一切持たない。
 代わりにアーチャーと精神や五感がリンクしておりアーチャーの意志に寸分も違わず行動する。
 また彼らの目や耳を通じて戦域情報を収集し、周辺情報や戦況等を把握する使い魔としても使用可能。

【Weapon】
『無名・火縄銃』

【解説】
 アフマドは、マンスール(「勝利者」)、「黄金の人」というあだ名を付けられて、アフマド・アル=マンスール(在位:1578年 - 1603年)と呼び習わされ、サアド朝の全盛期を築いた一代の英傑である。
 彼は、若い頃にオスマン帝国のスレイマン1世のもとにいたことがあるが、外遊によってトルコだけでなくヨーロッパ各地の事情にも通じ、トルコ語を含む数カ国語を操るという天才的な人物であった。スペインに対しては、友好関係を維持し、フェリペ2世がポルトガル王を兼ねることについて、恐れを抱いたイギリスのエリザベス1世の協定締結を拒絶しつつも、スペインに対するイギリスの意識を巧みに利用して、1589年、スペイン統治下のアルジーラを獲得した。
 トルコに対してもその侵攻に備えてフェズの城壁を強化し、アルジェリアよりにある町の城壁を固める一方で、宮廷の高官たち全てにトルコ語を学ばせたり、軍隊にもトルコ風の要素を取り入れるなどトルコを必要以上に刺激しないよう注意を払った。内政においては、各地の聖者信仰の対象である小聖者たちを「王政機構(マフザン)」に組み込んだ。そして閣僚には、各地の有力部族長のほか、有能であれば、旧キリスト教徒や旧ユダヤ教徒も登用して、国内の安定化と行政機構の効率化を図った。
 それから国内に残存する小聖者を中心とする同胞団勢力や修養所勢力、山岳部族を一つずつ平定していった。この掃討戦においてアフマド・アル=マンスール王の威光は、神の恩寵(バラカ)として捉えられ、スーフィー勢力の中にも戦わずして降伏する勢力も多かった。このような国内安定策は、当然ながら経済的な繁栄をもたらし、多数の国の商船がモロッコの各港に入港した。王は、運河を整備させたので、サハラ越えの交易路と海路が結ばれ、物資の流通がスムーズになり、その中継貿易の利益が国庫を潤した。
 ヨーロッパ各国の外交使節団も王の歓心を買うために頻繁にマラケシュの宮廷に来訪した。王の時代には、マラケシュに壮麗な墓宮やトルコの要素を取り入れつつ、イタリアから運んだ大理石で築かれたバーディー宮殿、フェズに華麗なサーン・パピオンが付設されたカラウィーン・モスクが築かれた。
 また、マリーン朝時代に建てられたイブン・ユースフ・マドラサを修復し、その規模を拡張した。


769 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/03/10(火) 20:42:27 UTQjPG4A0
強い!絶対に強い!!


770 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/03/11(水) 17:40:43 q0rD6kgI0
【元ネタ】イタリア史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ジャンバティスタ・バジーレ
【性別】男性
【身長・体重】178cm・73kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷D 魔力B 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
陣地作成:C+
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 編集作業を行う”書斎”の形成が可能。
 宝具の補助を受けて作成した場合、効果が倍加する。

道具作成:B
 魔力を帯びた器具を作成できる。
 宝具の編集・加筆を可能とする他、人を魅了する詩歌の作成を得意とする。

【保有スキル】
説話の伝達者:A
 その地方特有の民話でしかなかった物語を広く伝え、それを切欠に世界に認知させた人物が持つ物語への絶対性。
 語り継ぐ人間の解釈によって民話の内容が変容してしまうこともあるため、言葉は時として説話を支配する。
 童話を出自とする英雄、またはその原典となった英雄に対して、令呪と同等の強制力を持った命令を二回まで下すことが可能。
 抵抗することは可能だが、一回毎に全ステータスにペナルティを与える。

コレクター:C
 より品質の良いアイテムを取得する才能。
 その才能は物語の蒐集に特化しているが、秘蹟を持たない現代兵装程度までなら大抵入手可能。

【宝具】
『宵闇重ねる寝物語(ペンタメローネ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1〜30 最大捕捉:5人
 ナポリ語を保護すべく様々な地方の説話をキャスターが収集、翻訳した結果、多くの童話の先駆けとなった説話集。
 作中で語られる様々なキャラクター、道具を召喚・使役する。ただし、宝具のランクを超える性能を発揮できず劣化する。
 本来収録されていない異国の物語も、自らナポリ語翻訳し、説話集に加筆することで召喚・使役が可能。
 その真骨頂は、収録された童話に対しての限定的な改変権限にある。
 キャスターが説話集の一部をを意図的に書き換えることで、召喚される童話の登場人物の情報を改変することが出来る。
 召喚した使い魔の物語を改変して性能を向上させたり、童話に由来する英雄のステータスを、その英雄の物語を書き換えることによって改竄する。
 書き換えるという性質であるため、新たな物語を執筆することも、基となった物語を大きく逸脱した改竄を行うこともできない。
 ただし原典に本来無い、聖杯戦争中追加した童話に対しては、元々後世に広まった理由がこの宝具にないため効果が半減する。

【Weapon】
「無銘:剣」

【解説】
 ジャンバティスタ・バジーレは1575年にナポリで生まれた軍人・詩人であり、説話集「ペンタメローネ」の作者である。
 幼い頃から詩才を現していたが、貧しさ故に傭兵としてイタリア各地を転々としていた。
 ところが、妹が「当代随一の歌姫」として人気を集めるようになると、その縁で家族も取り立てられるようになる。
 妹の後援によって1609年に処女詩集「マドリアーリとオーデ」を刊行し、次々に詩を発表していった。
 この時にバジーレは、イタリア語が全国的に統一傾向にあり、ナポリが古くから使ってきた「ナポリ語」の衰退の危険を憂いていた。
 ナポリ語を保護するため、ナポリ地方に古くから伝わる説話を蒐集し、一つの説話集を書いた。
 題名は『物語の中の物語、すなわち幼い者たちのための楽しみの場』である。
 ヨーロッパにおける最初の本格的な民話集で、白雪姫・シンデレラ・長靴をはいた猫などの物語の原典と思われる物語が多数収録されている。
 バジーレの死後にこの本は、ボッカッチョの『デカメロン(十日物語)』に倣い『ペンタメローネ(五日物語)』と改称され刊行された。


771 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/03/11(水) 22:23:52 zaeptePc0
【元ネタ】日本・伝説
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】虎月毛
【性別】牡
【身長・体重】cm・kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷B 魔力D 幸運C 宝具C
【クラス別スキル】
騎乗:-
 本人が騎乗物であることから、このスキルは失われている。
 その代わりに、乗り手とした人物には最大限の利を与える。

対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 歴代当主を守り続けたライダーによる乗り手への加護も含む。

【固有スキル】
天性の肉体:C
 ライダーの天寿に恵まれた肉体。
 常に耐久がランクアップしているものとして扱われる。

動物会話:E
 人間の言うことをよく聞き分け、動物に指示を下すことが可能。
 対象が馬であれば効力は倍増する。

祟り:E
 飼い主の墓が粗末に扱われていたので、馬の病を流行らせたという事績。
 マスターを傷つけた相手が眼前にいない場合でも、ランダムで体調不良をもたらす。

【宝具】
『死馬奔人(しせるうま、ひとをはしらす)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:1000人
 歴代の菊池氏当主を乗せた経歴と、葬列を構成した千人の逸話の合成された宝具。
 ライダーの本体と過去のライダーと乗り手たち、それに付き従った者たちの姿を再現。
 現場を干戈交えられる戦の庭へと変貌させる。

【Weapon】
 無し。肉体以外は宝具で出現する武具に依存する。

【解説】
 源範頼が文治元年(1185)に九州に上陸して後、肥後の名族であった菊池氏に与えた名馬。
 時代が下り、当主が入れ替わってもライダーは生き続け、はるか下った永禄の頃、菊池氏より
 当時九州で勢力を増していた大友宗麟に贈られる。
 その後、宗麟から更に娘婿であった小早川秀包に贈られたが、文禄年間に五百余歳で世を
 去った。この時、葬列に参じた人は千人を超えたという。
 伊予で範頼の旧臣に飼われ、後にいずこかへ姿を消したという異伝もある。
 頼朝の治世から秀吉の治世まで生きたという、希有の長寿馬。


772 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/03/12(木) 00:38:35 kpuLjQIE0
【元ネタ】中国の黄龍に関する伝承
【CLASS】Lucker(特殊クラス)
【マスター】
【真名】黄龍
【性別】不明
【身長・体重】巨大km・重いt
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力EX 耐久EX 敏捷D 魔力EX 幸運A++ 宝具EX
【クラス別スキル】
対魔力:EX(B)
魔術は全てキャンセル。
事実上、魔力を用いた攻撃では魔法使い以外ラッカーに傷をつけられない。
…が、五行思想に基づき『木』の五行に当てはまる物に対しては耐性がダウンしてしまう。

吉兆の知らせ:EX
中国では四神は特に目出度い物であり、彼ら瑞獣の出現を記念して改元を行うことがある、黄竜が出現したというので「黄龍」と改元されたこともあった。日本でも黄竜はめでたい獣とされ、宇多天皇(887年即位)のときに黄竜が出現したといわれている。
この逸話から黄龍の姿を見た者は、幸運のランクが2アップする
【保有スキル】
神性:EX
神霊適性を持つかどうか。
四神の中心的存在、或いは四神の長とも言われる黄龍の神霊適正は破格の物。

窮極五行の一(土):EX
土の五行の最高位である黄龍は、近くにある土の五行に属するものから常に魔力を受けることが出来、知名度補正・魔力供給が最大時である時の効果を受けられる。
また、ダメージをレンジ内の同属性のものに移させる事により、不死身の存在となっている。
倒すのならば、海や、空といった大地が存在しない場所でないと倒せない。
【宝具】
『黄龍是神精 是四龍之長』
ランク:EX 種別:召喚宝具 レンジ:1〜20 最大捕捉:四龍
黄龍が長とされる五竜の四体を召喚する。
呼び出された黒龍・赤龍・青龍・白龍は各自自由に行動するものの、呼び出された目的には従うが、嫌なことは断られる。サーヴァントを倒す位であれば従うが、民草を虐殺する等の命令には従わない。…現代ではなかなか姿を現すことが出来ないので、召喚にはいつでも快く応じてくれるだろう。

『黄龍賽為四方神獣的中央之獣』
ランク:EX 種別:召喚宝具 レンジ:1〜20 最大捕捉:四神
黄龍が長とされる四神を召喚する。
呼び出された朱雀・白虎・青龍・玄武は各自自由に行動するものの、呼び出された目的には従うが、嫌なことは断られる。サーヴァントを倒す位であれば従うが、民草を虐殺する等の命令には従わない。…現代ではなかなか姿を現すことが出来ないので、召喚にはいつでも快く応じてくれるだろう。

『我、大地を従える者也』
ランク:A++ 種別:対国宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:3000人
窮極五行の一である黄龍は自身と同属性である『土』に属する物、全てを自由自在に操作できる。また、操作する『土』には黄龍の魔力を宿し、ランクC相当の宝具として扱われるため、サーヴァント等霊体のものにもダメージを与えることが可能。
盾を造ったり、礫を飛ばしたりするだけでも、敵には途轍もない脅威となる事だろう。
…余談だが、黄龍は鉱物を自在に生成可能なので、宝具級の魔力を宿した宝石が億単位で量産することも出来る。某あかいあくまが知れば、今すぐにでも触媒を探すかもしれない…

【Weapon】
なし(『土』であれば何でも)
【解説】
四神の中心的存在、または、四神の長とも呼ばれている。四神が東西南北の守護獣なのに対し、中央を守るとされる。五行説で黄は土行であり、土行に割り当てられた方角は中央である。十二天将勾陣(こうちん)と同一視・混同されることもある。また、麒麟とも同一視・混合されている。
…同一視されているところから宝具を付け足そうかなとも思ったが、オーバースペックってレベルじゃあねぇぞ、と言う事で断念。まぁ、黄龍の方が圧倒的に強いし良いか。
宝具のお仲間さん達のステータスはしんどいから作ってない。誰か代わりにお願いします…

呼び出しは、土用の丑の日のみ可能、かつ偶然の召喚が必要となる。…つまり、意識して呼び出そうとしても無駄。
まぁ、神霊だから端っから無理だけどw
どうしても使いたいなら、十二神将の方を当たった方が良い。変身してくれるかも?


773 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/03/12(木) 05:59:38 BjZ9TOTg0
久しぶりに気持ち悪すぎて吐き気がした


774 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/03/12(木) 12:23:59 kpuLjQIE0
>>773
えー…そんな事言われても…
パワーインフレが嫌なのか、俺の稚拙な独自設定とか能力が嫌なのか或いは両方か。
気分悪くしたならスマソ


775 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/03/12(木) 12:27:50 qusYYeEo0
【元ネタ】史実、ハイヌウェレ型神話など
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】うんこ
【性別】なし
【身長・体重】15cm・200g
【属性】混沌・狂
【ステータス】筋力E 耐久D 敏捷E 魔力E 幸運A 宝具B
【クラス別スキル】
狂化:E
 凶暴化する事で能力をアップさせるスキル。
 元より理性が存在しない為、その恩恵は皆無に等しい。

【固有スキル】
疫病伝播:A
 非衛生さにより様々な病を発生、流行させる事ができる。
 これは現象であり、魔術への抵抗力は無意味だが、通常は英霊には効果を及ぼさない。

食物擬態:A
 気配遮断と同等のスキル。気配を断つ代わりに、自身を食物と誤認させる事ができる。
 ただし、味覚は誤魔化せないため、口に入れられた瞬間、食物擬態のランクは大きく落ちる。

悪臭:B
 とても臭い。悪臭によって強い不快感を発生させ、他者の行動を阻害する。

召喚者ボーナス:C
 運が付いている。召喚者の性能を割り増しするスキル。
 より優秀な魔術師に召喚されやすい性質として機能する。
 また、伝承補正によりマスターの幸運値を上昇させる効果もある。

【宝具】
『糞尿爆裂(エクスプロージ・ストゥール)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:0〜30 最大捕捉:20
 自らの霊核から全魔力を開放し、大爆発を引き起こす。一種の自爆宝具。
 広域に大威力を振り撒き、同時にレンジ内を汚染。毒や疫病といったバッドステータスを引き起こす。
 また、あまりもの不快感により、精神的なダメージを与えることも可能。
 神話起源の逸話により、低確率ながら新たなる大地を創造する効果を有している。

【解説】
 そのまま。動物が尻から捻出する固形の排泄物の事。当然ながら、古来から人間との関わりが存在する。
 類型の一つとして、ハイヌウェレ型神話に登場する。ヴェマーレ族の神、ハイヌウェレは宝物を大便として
 排出する事ができた。彼女の死体から、芋が生まれ人々の主食となったという。
 日本神話ではオオゲツヒメの逸話などに見られ、やはり汚いのでスサノオに殺されている。
 しかし、スサノオ自身にも神殿で、うんこを撒き散らして暴れた前科があった。
 南国等の幅広い地域の神話に見られ、食物に限らず、陸地そのものの起源となった、という逸話も存在する。
 史実上においても、攻城戦では投擲武器や槍に塗られた毒、民間療法の薬品として幅広く活躍している。


776 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/03/12(木) 18:04:53 E4hZymrQ0
【元ネタ】史実
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】薛仁貴
【性別】男性
【身長・体重】183cm・79kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷B 魔力E 幸運C 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

単独行動:B
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。

【固有スキル】
千里眼:A
 視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。
 透視、未来視さえも可能とする。

無窮の武練:A
 ひとつの時代で無双を誇るまでに到達した武芸の手練。
 心技体の完全に近い合一により、いかなる地形・戦術状況下にあっても十全の戦闘能力を発揮できる。

心眼(真):A
 修行・鍛錬によって培った洞察力。
 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”。
 逆転の可能性がゼロではないなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。

【宝具】
『三箭天射(さんせんてんしゃ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:10〜60 最大捕捉:3人
 突厥の軍十余万の中から三本の矢で三人の敵将を射殺した、
 神懸り的な射撃術の具現であり、技量のみによって宝具に昇華した対人魔弾と呼べる宝具。
 レンジ内に存在するものを三つまで選んで標的とすることで、
 その標的と薛仁貴とを「矢の軌道」で以て結びつけ、確実に矢を命中させる。
 事実上回避は不可能だが、因果律の干渉には及ばないため「絶対不可能」ではない。

【Weapon】
『無銘・戟』
 高句麗遠征などで使用した武器。
 律儀に弓矢だけでやってくる唐・太宗の武将ではない。

【解説】
 唐の太宗に仕えた軍人。本名は薛礼で仁貴は字。
 生まれは貧農であったが戦場では目立つ白衣を纏って高句麗遠征で武功を挙げ、李世民の信任を得て出世。
 李世民死後、息子の李冶が皇帝となってからも重用され、突厥、遼東、契丹、吐蕃など様々な戦場を渡り歩く。
 晩年は吐蕃との戦線での敗戦の責を問われ庶民に落とされるが、のちに許され名誉回復。
 七十歳で死去する一年前まで戦場で武功を上げ続けた生粋の武人であった。


777 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/03/12(木) 18:47:16 PsVoi4D60
【元ネタ】史実
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】アルフレート・クルップ
【性別】男性
【身長・体重】175cm・105kg
【属性】中立・悪
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力E 幸運C 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:E
 魔術に対する守り。
 無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。

単独行動:C
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクCならば、マスターを失ってから一日間現界可能。

【固有スキル】
道具作成:D++
 魔術的な道具を作成する技能。
 それ自体の神秘は薄いものの鉄製品や大砲を作成できる。

死の商人:A+
 武器、兵器を作り上げ、売りさばく才能
 国との交渉を必要とするため、話術、狂奔の効果も兼ね備えた特殊スキル。

【宝具】
『王の大砲(カノン・オブ・クルップ)』
ランク:E〜A 種別:対軍宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
 アーチャーの創設したクルップ社の作り上げた大砲の数々。
 軍事国家のプロイセンに高性能の大砲を供給したためついた
 「大砲王」という異名が宝具に現れたもの。
 クルップ社の作った大砲は戦争を加速させ、人々に恐怖を与えた故に神秘を獲得している。
 また大砲は『道具作成』スキルによって補充可能。
 他者との交渉により、売買も可能である。

【Weapon】
 『80cm列車砲(ドーラ・グスタフ)』
  第二次世界大戦中、ドイツのクルップ社が開発した世界最大の列車砲。
  対城規模の破壊力を持つが、神秘はさほど高くない。
【解説】
 ドイツの企業家。19-20世紀にドイツ最大の鉄鋼・兵器製造企業クルップ社を創設した。
 軍事国家のプロイセンに高性能の大砲を供給したため「大砲王」という異名が付き、また死の商人とも呼ばれた。


778 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/03/14(土) 20:12:20 AcgOkdzo0
【元ネタ】アーサー王伝説
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】イテール
【性別】男性
【身長・体重】180cm・78kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久E 敏捷A 魔力C 幸運E 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等をもってしても傷つけるのは難しい。

騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。

【固有スキル】
無冠の武芸:-
 常識外れと出会った不幸により、伝説において発揮される事の無かった武具の技量。
 真名が明らかになると、剣、槍、騎乗のランクが実際のものより一段階低く見える。

命の遺産:C
 核が破壊され、現界不可になった時に自動発動する。
 余剰魔力の全てを投入された赤い武具がセイバーの消滅後もその場に残り、
 次に装備した者へと所有権を譲渡して現界させ続ける。

完徳の心意:D
 誰より多くの徳を授けられ、如何なる不正も寄せ付けないとされた精神。
 精神面への干渉を無効化すると共に、概念攻撃のダメージを自身のHP数値の四割分削減する。

【宝具】
『流転する豊穣の角杯(モーヴェーズ・コルヌ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
 イテールが円卓より持ち去った赤金の杯。
 使用者が飲んだ事があるか、成分を知る飲み物であるのなら
 それが神域のものであれ望んだだけ湧かせられる力を有する。
 ヘラクレスがケンタウロスのネッソスから折り取った角で作られた、
 後のブリテン島13の宝の一つ『ブラン・ガラッドの角杯』である。
 ……呪われており、ごく低い確率でヒュドラの毒が混入する。

【Weapon】
『ガヘフィエスの赤剣』
 ククーメルラント王国産の名剣。セイバーの趣味で真っ赤に塗られている。
 セイバーを殺した騎士もこれを長く用いた。

【解説】
 ククーメルラントの王、カンクロワの森の深紅の騎士、ガヘフィエスのイテール。
 アーサーの宮廷より盃を持ち出し、パーシヴァルに殺されて赤い甲冑を奪われる騎士。
 甲冑も馬も馬飾りの馬具も外衣も槍も剣も赤く、鞍の覆いも赤いビロード、髪も赤かった。
 武芸に優れる事で知られ、挑戦を募っても応じる騎士が円卓に現れない程であった。
 『エーレク』が書くには彼自身が円卓の「座に坐る有能の騎士」の一人であり、
 『パルチヴァール』では王妃が「円卓で最高の栄誉を荷うべき」方と評している。

 アーサーの父方の伯母の息子、アーサーの従兄弟であり、ウーサーに養育された彼は
 アーサーと同様のブリテン相続権を主張し、度々宮廷への挑発を繰り返していた。
 ある日彼はアーサーの目の前で円卓から黄金の盃を奪い去る事で挑戦者を募ったが、
 この際動作が乱暴だったために葡萄酒を王妃に溢してしまった。非礼を嫌う彼は、
 決してわざと溢したのでない事、盗むのが目的ではなく騎士の挑戦を待っている事を
 宮廷に行ったら王と王妃に伝言してくれるよう、偶然出会ったパーシヴァルに頼む。
 しかしその少し後、ケイに唆されたパーシヴァルの投槍によって殺されてしまった。

 優れた騎士であり名誉高かったイテールの死は酒を溢された王妃を含む多くの者に惜しまれ、
 物語が進行し騎士として成熟した後のパーシヴァルもまた、彼の死と自らの行いを悲しんだ。
 イテールはパーシヴァルの血縁でもあったため後に彼は伯父に責められる事ともなるのだが、
 ともあれパーシヴァルはイテールの武具を奪い、新たに「赤い騎士」と呼ばれる事となる。
 イテールの優れた剣は、後に異母兄フェイレフィースとの戦いで折れるまで用いられ続けた。


779 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/03/14(土) 20:13:44 AcgOkdzo0
【元ネタ】ナンバー7
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】大島七郎
【性別】男性
【身長・体重】162cm・58kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷C 魔力E 幸運B 宝具E〜A
【クラス別スキル】
対魔力:E
 魔術に対する守り。無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。

単独行動:C
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクCならば、マスターを失っても一日間現界可能。

【固有スキル】
強健:B
 耐久、および耐久を基にした能力の判定時に有利な修正がある。
 Bランクであれば、耐久値を倍加して判定を行う事ができる。

心眼(真):C
 修行・鍛錬によって培った洞察力。
 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”。
 逆転の可能性が数%でもあるのなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。

【宝具】
『イメージ現像機(おとうさんしちろうです)』
ランク:E〜A 種別:対人宝具 レンジ:1〜10 最大捕捉:1個
 アーチャーの父が遺した発明品。
 アーチャーの発する合言葉により開け放たれ、その時使用者が思い描いたものを具現化する。
 確固たるイメージさえあれば、独立した人格を持って行動する人間さえも具現化できる。
 録音した合言葉により他者に使用させる事も可能。

【Weapon】
『コズミ博士作成の剣』
 破壊光線の発射装置、実弾銃、刺すと同時に電流を流す剣、
 三つの機能を持つ地球防衛隊の制式装備。

【解説】
 手塚治虫『ナンバー7』の主人公、大島七郎。
 地球防衛隊の一員、後に隊長となるナンバー7。

 第三次世界大戦前夜に父の手で人口冬眠させられ、百年後の世界に目を覚ました少年。
 この時代、重度に汚染された地球に人類は住み続ける事ができず、軌道上の人工島に逃れ
 生活していたのだが、地上にはミュータントが満ち、また各星の宇宙人に狙われてもいた。
 汚染環境下で支障なく活動できる特異体質の持ち主を集め地球防衛隊を組織していた
 コズミ博士は、地上で目覚めそのまま平然と闊歩していた七郎を仲間に引き入れる。


780 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/03/14(土) 20:15:20 AcgOkdzo0
【元ネタ】サバッシュ
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】マーディ
【性別】男性
【身長・体重】170cm・63kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷B 魔力E 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

騎乗:C
 騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 野獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
直感:D
 戦闘時、つねに自身にとって有利な展開を“感じ取る”能力。
 攻撃をある程度は予見することができる。

神々の加護:A
 遊神プートスの加護。
 状況を打破する際に神々による支援行使が高確率で行われる。
 ただし、金がかかる。

啓示:D-
 非戦闘時、目標の達成に関する事象に適応する第六感。
 ただし、金がかかる。

【宝具】
『不死の契約(ヨランタ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 プートス神の仲介で死の神ラモと交わした契約による蘇生能力。
 プートスの遣いであるヨランタにより死亡時に自動蘇生が行われる。
 ただし、金がかかる。

【Weapon】
『サバッシュシャムシャー』
 細身の曲刀。

【解説】
 RPG「サバッシュ」の主人公。魔物の軍に故郷の村を滅ぼされ、
 最高神オルムズトの子である魔王ダルグへの復讐(サバッシュ)を誓った男性。
 名は『王家の血を継ぐ者』を意味し、その所以は物語中で明かされる
 ……筈であったが、制作中の騒動により原作者の三遊亭円丈が離脱したためか
 明かされる事は無かった。


781 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/03/14(土) 20:17:19 AcgOkdzo0
【元ネタ】サバッシュ2
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】マジョーン
【性別】男性
【身長・体重】170cm・63kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷C 魔力C 幸運A 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:E
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら何とか乗りこなせる。
 彼自身には陸上での騎乗能力が皆無なため、ライダーのクラスにあるまじき低さを誇る。

【固有スキル】
嵐の航海者:A+
 船と認識されるものを駆る才能。
 集団のリーダーとしての能力も必要となるため、
 軍略、カリスマの効果も兼ね備えた特殊スキル。

黄金律:C
 人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
 ごく短期間で世界有数の交易家に登り詰める商才を持つ。

神々の加護:A
 遊神プートスの加護。
 状況を打破する際に神々による支援行使が高確率で行われる。
 ただし、供物として鳥の干物が必要とされる。

【宝具】
『力宿す神血(イコル)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 『霊船団』と融合し、神霊に匹敵する巨人と化す。
 この宝具は一度しか使用できない。

【Weapon】
『エルム四連発銃』
 物霊両面に傷をつける特性を持つ銃。
 実体化した霊体に対しては通常に倍する威力を持つ。

『霊船団』
 僅か五隻でパルチャップ界を征服した、生命持つ船・霊船(ジャンゲミ)の艦隊。
 エルム砲による砲撃と、衝角突撃による格闘戦を以て敵を殲滅する。

【解説】
 RPG「サバッシュ2」の主人公。
 前作(実際に発売された物ではなく、『原作』に沿った物としての)終了後、
 天界で安穏と暮らしていたところを再び地上で働かされる事になった元マーディ。
 大部分が水没した世界パルチャップにおいて
 終末予言を掲げ勢力を広げるメヒテ教団と争い、
 封印から抜け出した魔王ダルグであった教主メヒテを討ち取った。


782 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/03/17(火) 21:38:04 aOmUamFc0
【元ネタ】日本・史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】後深草院
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷D 魔力C+ 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
陣地作成:C
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 小規模な”院”の形成が可能。

道具作成:D
 魔術的な道具を作成する技能。
 対象は出家後学んだ仏法に関するものから閨房に関するものまで。

【固有スキル】
皇帝特権:D
 本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。
 本人の在位期間は短かったが、その血筋は今上天皇にまで続いている。

虚ろなる生者の嘆き:D
 父である後嵯峨院と幕府の意向に振り回され、退位などの苦難を味わったキャスター
 の人生から生まれる苦痛の叫び。耳にしたものに悲痛を伝染させる。

人間観察:D
 人情、とりわけ男女の機微に関して鋭い観察眼を働かせる。

カリスマ:E
 業を抱えて生きた人間の持つ魅力。常識的な生き方から外れた人々を惹きつける。

【宝具】
『男女無罪(なんにょにつみなし)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
 男女のことを代表とする執着を罪の根源とした当時の仏教思想由来の常識に対し、
 これまた仏教思想でもって「男女のことは宿業であり、どうにもならない」として獣姦
 すら肯定したキャスターの言葉「さても、広く尋ね、深く学するにつきては、男女の事
 こそ罪なき事に侍れ」と世界観が生んだ宝具。
 相手が異性であった場合、キャスターの欲望が顎を備えた実体となって襲い掛かり、
 欲しいものを根こそぎ喰らい尽くしてキャスターの物とする。
 対象は能力から容姿、心から記憶に至るまで様々。
 奪われた相手は、キャスターの許しなくして「そのもの」として存在出来なくなる。

【Weapon】
『無銘・太刀』

【解説】
 第89代天皇(1243〜1304)。御諱は久仁。法諱は素実。
 父の後嵯峨院は嵯峨天皇同様に好色の仁であり、某少将の妻を妾としていた。
 キャスター本人も十数人の子女を儲けており、弟の亀山院と共に『とはずがたり』の
 作者である二条を寵愛、弟の亀山院もまた巫女や田楽法師の娘にまで手を出して兄
 以上に多くの子女を儲けたが、この兄弟の子孫はそれぞれ持明院統と大覚寺統を形
 成、皇統と性の乱れたこの時代が、後に南北朝の混乱を生むこととなる。
 追号は崩御後、生前の遺志により深草山中に葬られたことに由来するが、深草の帝
 といえば仁明天皇であり、その時代にいた「深草少将」は小野小町に恋焦がれて路
 上で卒したという。或いは二条に執着した自身の人生を重ねたものかもしれない。


783 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/03/18(水) 18:42:01 Z.uIUZRw0
【元ネタ】中国民話
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】ミナション
【性別】男性
【身長・体重】177cm・69kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力B 耐久D 敏捷A+ 魔力E 幸運E 宝具D
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等をもってしても傷つけるのは難しい。

騎乗:C
 騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 野獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
使い魔:C
 鷹、牛、犬、鶏を使い魔として使役できる。
 契約は必要無く、思念を送るだけで可能。

魔力放出(炎):A-
 武器に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出することによって能力を向上させる。
 セイバーの場合、宝具に蓄えられた魔力が燃え盛る炎となって現れる。

【宝具】
『日月斉う四の鳥獣(いつわりをほろぼしまことをえる)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1〜40 最大捕捉:64人
 宝具『屠鳥の刃』から大規模な炎熱を放出する対軍攻撃。
 偽太陽一つ分の魔力を一息に消費する事で発動し、獣の形をとった炎が敵を薙ぎ払う。
 最大四個分の同時消費により更なる威力を呼び起こす事もできるが、
 その場合は個数に応じた難易度の、幸運による自壊判定を要する。

【Weapon】
『日輪斉う屠鳥の刃』
 峰で八つの偽太陽を叩き落とし刃で大怪鳥の九頭を刈った、柄の長い鉤型の鉈。
 峰で打った相手の魔力を吸収して蓄え、刃の威力を増大させる特性を有する。
 召喚時点で偽太陽の魔力が蓄えられており、魔力放出(炎)の使用を可能とする。

【解説】
 中国苗(ミャオ)族が伝える英雄ミナション。
 八つずつの偽の太陽と月を排除し、それらを産み落とした九頭の怪鳥を討った人物。

 真っ黒い翼は天を覆い、羽ばたきは天地が引っ繰り返りそうな嵐を呼び起こし、
 目をぐるりと回すと千の稲妻が迸り、鼻息を出せば一万の雷鳴を生じさせる怪鳥。
 この化け物は太陽の樹に金の卵を、月の樹に銀の卵を八つ生み、どこかへと去った。
 64日後、卵から太陽と月が生まれ、九つずつのそれが地上を照らし大惨事が起こった。
 洞窟が多い地に住み比較的難を逃れていたミャオ族の一人ミナションは、鷹狩りの鷹、
 歳経た赤牛と大きな黒犬、灰色の雄鶏の助力を受けてこの問題を解決しようと志す。
 馬桑の木を中継して太陽の樹に飛び移った彼は偽の太陽八つを全て叩き落とし、
 落ちたそれは赤牛が喰い、腹に溜まって牛黄になった。鷹は月の樹で偽の月を啄み、
 落ちたそれは黒犬に食われた。だが戦いの間に本物の太陽も落ち月は姿を隠し、
 世界は真っ暗となる。明かりを点けようとミナションが火打石を打つと馬桑の木が折れ、
 中継地点を失くした彼はもはや地上に降りる事ができなくなってしまった。

 そこに怪鳥が再び卵を産もうと現れ、ミナションと激しい戦いを繰り広げる。
 九つの頭を切り落とされた怪鳥の断末魔は太陽と月の樹を折り、山を崩した。
 主を見つけ救おうとしていた動物たちは灰雄鶏の歌声により本物の太陽を
 天上に呼び戻す事には成功したのだが、ついにミナションが戻る事は無かった。
 彼は化け物鳥が死ぬ時、その背から月へと飛び移ったのだと語られる事となった。


784 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/03/18(水) 18:43:29 Z.uIUZRw0
【元ネタ】アーサー王宮廷のコネチカット・ヤンキー
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】ハンク・モーガン
【性別】男性
【身長・体重】176cm・73kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷D 魔力E 幸運A+ 宝具D
【クラス別スキル】
対魔力:E
 魔術に対する守り。
 無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。

単独行動:E-
 マスターからの魔力供給を断っても自立できる能力。
 最大30ターンに及ぶ現界が可能。

【固有スキル】
蔵知の司書:C
 千三百年以上前の皆既日食を、年月日どころか時刻まで記憶していた知識。
 LUC判定に成功すると、過去に知覚した知識、情報を、
 例え認識していなかった場合でも明確に記憶に再現できる。

【宝具】
『十九世紀のより強力な何かに成り果てている物体(ガトリングガン)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:4〜30 最大捕捉:5人
 果てし無い連続掃射に耐えたガトリング機関銃。
 アーチャーの技術指導があったにせよ、六世紀人に作られていながら
 異様なまでの信頼性・耐久性を誇る。その所要魔力量は零に等しい。

【Weapon】
『バール』
 頭を殴ると別の時代へ飛べるかも知れないし、死ぬかも知れない。

【解説】
 マーク・トウェインの小説主人公、
 鍛冶や機械技術を学び、広範な知識を身につけた十九世紀のアメリカ人。
 兵器工場で主任監督を務め、二千人の従業員を使っていたのだが、
 喧嘩で“ヘラクレス”の渾名で呼ばれていた男にバールで頭を殴られ、
 気が付くと何故か西暦528年のキャメロット近くにやって来ていた。

 自分の国、時代における正しさを疑わず押し付ける鼻持ちならないヤンキーで、
 独善的な行いに異を唱えた二万五千の騎士をガトリング機関銃等の兵器で皆殺しにした。
 負傷した所を看病人を装ったマーリンに魔術をかけられ、元の時代まで眠る事になる。


785 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/03/18(水) 18:45:06 Z.uIUZRw0
【元ネタ】アーサー王宮廷のコネチカット・ヤンキー
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ザ・ボス
【性別】男性
【身長・体重】176cm・73kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷A 魔力EX 幸運E 宝具A++
【クラス別スキル】
陣地作成:B
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 “工場”の形成が可能。

道具作成:A+
 魔力を帯びた器具を作成できる。
 巨人や竜を殺した武器を上回る兵器さえ作り上げられる。

【固有スキル】
神授の智慧:A
 神が与えたとしか捉えようが無い様々な智慧。
 英雄独自のものを除く、ほぼ全てのスキルにBランクの習熟度を発揮できる。
 互いの合意のもと、片鱗程度であれば他者にスキルを授ける事も可能。

高速神言:A
 呪文・魔術回路との接続をせずとも魔術を発動させられる。
 神代の言葉なので、中世人には発音できないどころか聞き取る事も難しい。
 その筈だ。少なくとも、ボスは呪文を唱えずに度々奇蹟を起こしている。

無窮の武練:C
 ひとつの時代で無双を誇るまでに到達した武芸の手練。
 ケイ卿の捕虜になったのが玉に瑕だが、何某か意図があっての事だろう。
 なにせケイ卿より遥かに強い騎士が手も足も出なかったのだから。

【宝具】
『忘れられた変革者の鉄槌(ガトリングガン)』
ランク:A++ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
 その一弾が高名な騎士の名剣にも勝り、
 しかも無限に撒き散らし続けるというボス卿の最終兵器。
 下層階級の“生まれに縛られずのし上がりたい”という想念が
 地上に蓄えられ、結晶・精製された“競争者の幻想”。
 高い身分に生れついた者に対し、その地位に応じた追加ダメージを課す。

【解説】
 アーサーの王国に突然現れた偉大なる魔術師。
 当初はその実力を隠し、ケイ卿に敗れた捕虜としてキャメロットを訪れたのだが、
 その実マーリンを上回る絶大な魔力を誇り、日を欠けさせ消し去る事さえ行って見せた。
 アーサー王の支持のもと身分低い者に教育を施し、火薬や機械、印刷術を広め、
 王侯や教会が独占して来た権益を庶民に分け与えた寛大な改革者でもあった。
 騎士や教会の反発を受け圧倒的多数の軍勢に攻撃されるも、ボスの力はこれを退けた。
 しかしこの戦いで負傷した彼は、マーリンの策略によって永の眠りにつかされてしまう。


786 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/03/19(木) 21:20:36 63lOihfA0
【元ネタ】ダンジョンマスター
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ロード・リブラスルス
【性別】男性
【身長・体重】188cm・88kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力D 耐久A 敏捷C 魔力A++ 幸運D 宝具-
【クラス別スキル】
陣地作成:A
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 “工房”を上回る”神殿”を形成する事が可能。

道具作成:-
 宝具さえ作り出し得るグレイロードの道具作成能力は、
 分裂により失われている。

【固有スキル】
神性:D
 ハイロードだが、分裂した事で神性は大幅に低下している。

高速神言:A
 呪文・魔術回路との接続をせずとも魔術を発動させられる。
 大魔術であろうとも一工程(シングルアクション)で起動させられる。

精神異常:A
 秩序に寄っているのではなく、秩序しか無い精神。
 他人の痛みなぞ知る由も無い。精神的なスーパーアーマー能力。

【宝具】
『炎の杖(the Fire Staff)』
ランク:-(EX) 種別:- レンジ:- 最大捕捉:-
 ロードカオスの迷宮より持ち出されたグレイロードの杖。
 創造主の至宝『力の玉』と融合する事でその力を引き出し得るのだが、
 ロードリブラスルスは『力の玉』を持っていないので無意味。

【解説】
 RPG『ダンジョンマスター』の発端となる人物。
 偉大な種族ハイロードの一人、調和を重んじる大魔道士グレイロードが
 『炎の杖』を用いて『力の玉』を制御しようとした際に生じた事故により
 秩序(ロード・リブラスルス)と混沌(ロード・カオス)に分裂した姿。
 『炎の杖』が無くては『力の玉』のある迷宮に入れなくなってしまった彼は、
 弟子セロンを介して迷宮で朽ちた勇者を蘇生させ、杖の探索を依頼する。

 自らの掲げる秩序を絶対的な正義として掲げるが、
 調和を重んじたグレイロード本来の性格とはかけ離れて中々にろくでなし。
 プレイヤーキャラ達が依頼通りに炎の杖を持ち帰って彼に会ってしまうと
 あっさりとブチ殺されて杖を奪われゲームオーバーになってしまう。


787 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/03/19(木) 21:22:16 63lOihfA0
【元ネタ】グードルーン
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】ハーゲン
【性別】男性
【身長・体重】190cm・93kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷A 魔力E 幸運D 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
怪力:C
 一時的に筋力を増幅させる。飲み干した魔物の血に由来する攻撃特性。
 使用する事で筋力をワンランク向上させる。持続時間は“怪力”のランクによる。

カリスマ:E
 軍団を指揮する天性の才能。統率力こそ上がるものの、兵の士気は極度に減少する。

単独行動:C
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクCならば、マスターを失っても一日間現界可能。

【宝具】
『諸王畏怖す恐主の剣(ダーインスレイヴ・イルラント)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1〜2 最大捕捉:1人
 騎士の遺体から入手し、ガビルーンに似た獣や多くのグリフィンを殺した剣。
 鞘より抜いてから誰かを傷つけるまでの間はあらゆる傷の影響を、
 鞘より抜いてから誰かを殺害するまでの間は致命傷を無効化する。
 但し無効化したダメージは記録され、治癒を施しておかないなら
 傷つけた、殺害した瞬間にその全てが一度に降り掛かる事となる。

【解説】
 三世代に渡る物語『グードルーン(クードルーン、グートルーン)』第一世代の主人公、
 イルラントのジーゲバント王とノルウェイの王女であったその妃の間に生まれた息子。
 イルラントはアイルランドを指すとか、いやオランダでアイエルラントと呼ばれる辺りだ、とか。
 ジークフリート殺しのハーゲンとは無関係。ヒャズニングの戦いのホグニが一つの元ネタとされる。

 幼い彼は一頭の強力な老グリフィンに攫われ、巣の若グリフィンへ玩具として与えられてしまう。
 しかし自分の力を過信した若グリフィンが彼を爪にかけて運ぶ途中に落とし、自由の身となった。
 同じように攫われそして逃れた三人の王女と出会い、共にサバイバル生活を送るハーゲン少年。
 漂着した騎士の遺体から武具を手に入れると、強大な老グリフィンも複数で襲う若グリフィンも
 未熟な身でいながら剣で皆殺しにする事ができた。森で竜に似た獣と出会ってこれを殺し、
 その血を飲んで怪力を手にした彼は、その後通りすがった隣国の船にて故郷への帰還を果たす。
 荒野での暮らしから身に着けた素早い身のこなし、追われればどんな動物も逃れられない脚力、
 獣の血に得た怪力、そして改めて教育された武術により彼はあらゆる国に知られる勇士となった。
 その強さは『全ての王の恐怖』『諸王の上に立つ魔王』と渾名された程であった。

 三人の王女の最年長、インドの王女ヒルデと結婚し娘ヒルデを得ると、彼は娘を溺愛する。
 彼は諸国の王侯からの求婚を尽く断り、使者を殺す蛮行さえ二十を下らなかったという。
 デンマークのホラントとフルーテ、そしてシュツルメンのワーテの策謀によりヒルデを奪われ、
 これを追った戦でのヘッテル王の善戦と自身を傷つけたワーテの豪勇、娘を奪った求婚者が
 盗賊の類でなく富裕な王ヘッテルであった事、加えて娘の願いによりようやく結婚を認めた。
 帰国したハーゲンは妃ヒルデに事の経緯を話し、娘の結婚相手とその王国を褒め称えた。


788 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/03/19(木) 21:24:09 63lOihfA0
【元ネタ】グードルーン
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ワーテ
【性別】男性
【身長・体重】180cm・98kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力B+ 耐久B 敏捷C 魔力E 幸運C 宝具E
【クラス別スキル】
対魔力:E
 魔術に対する守り。
 無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。

騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。

【固有スキル】
指南の心得:B
 幾人もの英傑を育て上げた者が得るスキル。指導者としての手腕。
 ランクBなら自らの持つ技能であれば習得させる事が可能。

勇猛:B
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。

医術:B
 恐ろしい魔女に学んだとされる医療の技術。
 外傷であれば致命傷であっても短時間のうちに癒す事ができる。

【宝具】
『突き破る鋼の重騎(シュトゥルミ)』
ランク:E 種別:対軍宝具 レンジ:4〜40 最大捕捉:20人
 ライダーが知行地を与えられ過ごすシュツルム国、
 古代の歴史資料に現れる民族名に由来するその名を愛称として有する乗騎。
 頑強な防御力と、正面方向への強力な遠距離攻撃手段を有する。
 ……フィンランド防衛に貢献したIII号突撃砲G型である。

【Weapon】
『無銘・楯』
 ハーゲンの槍の柄、ルートウィヒの鋭い槍の穂先を打ち砕いた堅固な楯。

【解説】
 ハーゲン、ヒルデ、グードルーンの三世代に渡る物語『グードルーン』主要人物の一人。
 シュツルム国の英雄であり、ヒルデの夫となるヘーリンゲン国のヘッテル王らの師。
 剣を振り降ろす度に地響きが轟く二十六人力を持ち、技においても優れた老練の武将。
 登場時から白髪の老人だが、第三部でも最大級の武勲を挙げる物語中最強格のじじい。

 第一世代の主人公ハーゲンは、主の為にヒルデを得ようと身の上を隠して訪れていたワーテと
 存分に打ち合った後、「私の方がそなたの弟子になる必要がありそうだ」と絶賛を与えた。
 またヒルデを追っての合戦では互いに血を流し合いながらもワーテが優勢に立ったという。
 第三世代の幾度にも渡る合戦でも常に活躍し、グードルーンを攫った勇士ハルトムートは
 各国の名立たる勇士を相手取り手痛い傷を与える豪勇を示したが、ワーテの前に遂には敗れ
 捕虜の身となった。老ワーテは最後まで不敗のままヘーリンゲン国に尽くしたのである。

 美しいご婦人の傍にいるより辛い戦いに身を晒す方が楽しい、と断言する武人であり、
 またしばしば強硬な主張を繰り返してはその通りに実行する血生臭い人でもあった。
 完全な恭順を示すまで容赦すべきでない、悪女は女だろうと容赦せず殺すべきである、
 赤子も成長すれば敵となるから皆殺しにしないのは間違いだ、面倒だから殺そう、等々。
 グードルーンの婚約者ヘルウィヒがハルトムートとの戦いを中断させようとした時には、
 友軍にして主君の娘の婚約者であるその頭を力強く殴りつけて昏倒させた事もあった。
 軍議での意見も同様で、比較的穏健な提案をする勇士フルーテとは尽く意見を異にした。
 大抵はフルーテの意見が採用されるのだが、どうも彼とは不仲であったらしい老ワーテ、
 不満たらたらではあっても決まった事には一応従ってくれる程度に正気ではあった。


789 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/03/19(木) 23:29:15 wJQyNUsY0
【元ネタ】ソードアートオンライン
【CLASS】セイバー
【真名】キリト
【性別】男
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力A 耐久C 敏捷B 魔力E 幸運D 宝具-
【クラス別スキル】
騎乗:D
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み程度に乗りこなせる。

対魔力:E
魔術に対する守り。
無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。


【保有スキル】
戦闘続行:A+
異常にしぶとい。
霊核が破壊された後でも、最大5ターンは戦闘行為を可能とする。

仕切り直し:C
戦闘から離脱する能力。
また、不利になった戦闘を戦闘開始ターン(1ターン目)に戻し、技の条件を初期値に戻す。

心眼(真):B
修行・鍛錬によって培った洞察力。
窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”
逆転の可能性が1%でもあるのなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。

投擲(短刀):E
短刀を弾丸として放つ能力。

【宝具】
『心意(インカーネイト)』
ランク:EX 種別:概念 レンジ:- 最大捕捉:-
魂の力による現実の書き換え。限定的な空想具現化。
セイバーが敵サーヴァントとの戦闘によって危機的状況に陥った際に、セイバーが戦意喪失していない場合のみ自動発動する。
発動した瞬間、『セイバーが逆転可能な状況』に現実が書き換えられる。

この宝具はステータス画面に表示されず、セイバー自身もその存在を認識していない。

【Weapon】
『エリュシデータ&ダークリパルサー』
セイバーが二刀流で愛用していた二本の剣。
どちらも常人には両手で持っても振り回せないほどに重い。

【解説】
wikiにないようなので作った。
十分程度で考えた超テキトー。
ぶっちゃけマスター狙いで行けばすぐ倒せる。


790 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/03/20(金) 00:08:08 aJG.L/5o0
【元ネタ】紫のベムたち
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】桃太郎
【性別】男性
【身長・体重】160cm・56kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷C 魔力E 幸運B 宝具E
【クラス別スキル】
気配遮断:D
 サーヴァントとしての気配を絶つ。隠密行動に適している。
 自らが攻撃態勢に移ると気配遮断は解けるが、団子を喰わせる分には支障無い。

【固有スキル】
無辜の怪物:A
 本人の意思や姿とは関係なく、風評によって真相をねじ曲げられたものの深度を指す。
 能力・人格が変貌してしまう。
 桃太郎の場合は“忠実な獣を犠牲に宇宙人を全滅させた英雄”である。

使い魔:C
 犬、猿、雉を使い魔として使役できる。
 契約は必要無く、思念を送るだけで可能。

【宝具】
『銘菓・鬼殺し(オオキミボンバ)』
ランク:E 種別:対国宝具 レンジ:- 最大捕捉:3個
 時限式・遠隔操作式の黍団子型核爆弾を生成する。
 よく噛んで飲み込んでもその機能を失う事は無い。
 美味。

【Weapon】
『無銘・刀』

【解説】
 桃から生まれた桃太郎は、鬼が島へ鬼退治に向かった。
 鬼の色は赤や青、武器は棍棒。そう思われていたが、戦闘に突入するとその色は紫に変わった。
 そして光線を発する武器を取り出して応戦する彼らの背後には、巨大な円盤が見えた。
 敵の只中に突入した犬、猿、雉は通常の動物に過ぎず、為す術無く打ち倒されるかに思われた。
 しかし彼らがいた場所から閃光が走り、大爆発が起き、後には何一つ残っていなかった。
 桃太郎が彼らに与えた黍団子には小型核爆弾が仕込まれていて、それが爆発したのである。

 こうして『鬼が島の鬼』は瞬時に全滅したんだ。この星の人間ならば子供でも知っている話さ。
 ああ、菓子は要らないよ。さっき研究所の人間に貰った土産を喰って来たんでね。黍団子だよ。

 これを聞いた紫色のベム型宇宙人、二本の突起を頭に生やした彼らは大慌てで逃げ出した。
 知恵遅れの少年に一時的に知能を上げる機械を使って地球の情報を聞き出していたのだが、
 それを知った少年の兄が大嘘を仕込んで聞かせたのであった。


791 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/03/22(日) 10:52:07 fNnvQMm.0
【元ネタ】fate/zero
【CLASS】ランサー
【マスター】間桐桜
【真名】ディルムッド・オディナ
【性別】男性
【身長・体重】184cm・85kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷C 魔力A++ 幸運E- 宝具A++
【クラス別スキル】
対魔力:C
 二工程以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等、大がかりな魔術は防げない。
 …闇属性に染まっている為、対魔力が低下している。

【固有スキル】
心眼(真):C
 修行・鍛錬によって培った洞察力。
 窮地において、その場で残された活路を導き出す戦闘論理。
 常に凶暴性を抑えている為、鈍っている。
愛の黒子:C
 魔力を帯びた黒子による魅惑。
 膨大な魔力はランサーが意識せずとも、対峙した者に強烈な恋愛感情を抱かせる。
 対魔力スキルで抵抗可能。

【宝具】
『破魔の黒薔薇(ゲイ・ドゥフ)』
ランク:A++ 種別:対魔力宝具 レンジ:2〜4 最大捕捉:1人
 ――生物を溶かして喰らう黒色槍。喰らわれた生命は魔力として黒い聖杯に供給される。
 聖杯によって召喚された存在とその支配下にあるモノはこの槍の攻撃に対し抵抗できない。
 事実上、物質的手段によってしか接触できない《サーヴァント殺しの槍》。
 ただし、ランサー自身もこの宝具の刃に触れた場合は死亡する。

【解説】
聖杯に呪いあれというランサーの願いは成就した。
しかしその報いは呪われた聖杯に使役されるという末路であった。


792 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/03/23(月) 19:50:48 opi7iDYc0
【元ネタ】ヨーロッパ伝承
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ウルスラ
【性別】女性
【身長・体重】153cm・45kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久D 敏捷E 魔力C 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:E
 魔術に対する守り。
 無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。

【固有スキル】
嵐の航海者:E
 船と認識されるものを駆る才能。
 彼女にその才能は絶無だが、求める方角へと勝手に風が吹き船を運んでくれる。
 集団のリーダーとしての能力は『殉教者の魂』により代行される。

殉教者の魂:A+++
 精神面への干渉を無効化する精神防御。
 万を越える人々と共に殉教へ至った彼女のそれは他者を感化する力を持ち、
 対峙した者、説教を聞いた者は強烈な信仰心を抱いて彼女の忠実な同行者となる。
 精神防御や対魔力で抵抗可能だが、女性であればその難易度は格段に上昇する。

啓示:E
 殉教するのによい時と場所を“感じ取る”能力。
 根拠を他人に示す事はできないが、彼女の同行者にそんなものは必要無い。

【宝具】
『歓び至る聖者の歩み(ハイリゲン・マルシュ)』
ランク:E 種別:対人宝具 レンジ:なし 最大捕捉:制限なし
 ウルスラと共に行く敬虔な者達の互助。
 スキル『殉教者の魂』の影響下に置かれた者が傷を負った時、
 そのダメージを集団内で自在に再分配する事ができる。
 言い換えれば、彼女達は全員分のHPを合計した一つの存在となる。

『先立つ十一(エルフ・フランメ・シルト)』
ランク:B 種別:結界宝具 レンジ:1〜40 最大捕捉:1000人
 物心両面の貞潔を守護する炎。
 ウルスラと同行者の女性十人に与えられる能力。
 敵対干渉を物理・概念問わず焼き散らしてBランク分削減する。
 啓示の告げる殉教の場に達した時、この宝具は失われる。

【Weapon】
『ガレー船』
 一隻につき千人以上が乗れるという馬鹿げたガレー船。武装は無い。

【解説】
 ケルンで一万一千の乙女と共に殉教した聖ウルスラ。

 ブリタニアの王ノトゥスの美しい娘ウルスラは、異教の暴君の息子から求婚を受けていた。
 悩む父に、ウルスラは「受諾を、しかし暴君には条件を課しましょう」と進言する。
 異教王の子であり未来の夫となる王子はウルスラの信じるキリスト教に改宗する事、
 十人の美しい修道女を選び、ウルスラを加えた十一人にそれぞれ千人の女性を仕えさせ、
 彼女らは十一隻のガレー船で三年の間は純潔を守って船旅をする、というものであった。
 無茶な条件で諦めさせる、或いは大量の女性を改宗させる策であったが、暴君は人数を揃えた。
 敬虔な乙女達の旅は多くの者を感化し、身分高い女性が度々子供や夫と共に仲間に加わった。
 彼女らはある日ガリアの港からライン川を遡ってケルンへ行き、スイスのバーゼルで降り、
 ローマへ行って使徒の墓を詣でた。そして来た道を辿って戻る途中、彼女らの徳を慕い
 後を追った教皇キュリアクスら多くの聖職者と共に、ケルンでフン族に襲われ殉教した。
 キュリアクスを訪ねて来たアンティオキア大司教ヤコブスも追ったが既に虐殺の後で、
 彼は遺体を立派に埋葬したのだが、やはりフン族の手にかかり命を落としている。

 しかし、大規模な殉教にしては設定年代に近い殉教録の多くには影も形も無い。
 書かれている物を時代と共に辿ると、連れている乙女の数は突然複数桁増えた。
 大量の人骨が発掘されると、殉教乙女の骨だと光輪を背負う女性が告げたとの幻視者が続出した。
 その骨に男性の骨が大量に混ざっていると、新たな幻視者が現れ教皇ら同伴の設定を追加した。
 誰が埋葬の石棺や板を誰が用意したのかとの疑問にはヤコブスが付け加えられた。
 赤子や幼児の骨が混ざっていると判明すると、更に別の聖職者が追加設定を生やしたのであった。


793 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/03/23(月) 23:11:24 oh/zfZZI0
またWIKIに臭いのが・・・・・だから本スレに書きこめと(ry


794 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/03/24(火) 15:10:03 F1qclQrg0
【元ネタ】史実
【CLASS】アヴェンジャー
【マスター】
【真名】魔女
【性別】女
【身長・体重】142cm・39kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力E 幸運E 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:―
 『魔を裁く冤罪の業火』によってこのスキルは失われている。

【固有スキル】
魔女の証:A
 理解されないまま裁かれた彼女らの象徴である焼け跡。

薬学:A
 魔女と呼ばれた彼女らの神秘、その正体。
 治療薬から様々な効果を持つ強化薬まで、多種多様な薬物を調合する。

【宝具】
『魔を裁く冤罪の業火(ウィッチ・ハント・フレイム)』
ランク:B++ 種別:断罪宝具 レンジ:― 最大捕捉:―
 彼女らを裁いた断罪の業火。
 視界に捉えた対象の魔力がCランク以上である場合、これを拘束、焼却する。
 これを逃れる為には、どうにかして魔力をCランク未満にまで低下させるか、Aランク以上の対魔力が必要となる。

【Weapon】
『無銘・短刀』
薬剤の調合で、材料の切り分けに使う短刀。

【解説】
ヨーロッパの魔女裁判によって裁かれた『魔女』の中の誰か。
まだ薬物に関する知識が浅い時代に、薬物を巧みに扱っていた故に誤解された。
罪を否定し続けても理解されず、最後には異端審問によって焼き殺された。


795 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/03/24(火) 15:11:04 F1qclQrg0
あ、ミスった。宝具のランクはステ通りで


796 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/03/24(火) 15:13:31 F1qclQrg0
↑1 嘘、スマン。ステのランクが逆。正しいのはB++の方。
連投申し訳ない


797 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/03/26(木) 22:39:49 zta79Dbc0
【元ネタ】ケルト神話
【真名】ヌァザ=フィン=エフ
【CLASS】セイバー
【ステータス】筋力:B~B+ 耐久:B~A 敏捷:D~C 魔力:D~C 幸運:IR 宝具B~A++)
(IR)は規定不可能
【クラス別スキル】
対魔力:-
対魔力は一切持たないが魔術師としても優秀なため
大抵の魔術を打ち消せる

【固有スキル】

カリスマ:A-
敵味方に愛され、敬われ、いじり尽くされた哀れな王様の
その歪みきった人望の形は、多くの伝承において
「本人の実力派は中途半端だがカリスマ性だけは本物」
などと書かれてしまっている
ランク分だけ交渉時にボーナスを得る

再生:EX
彼がその数奇な生涯を通じて受けたあらゆる神々の加護と呪い
本来はサーヴァントが獲得できるスキルではない
スキルではあるがケルト神話における最大のシンボル
神性EX時ならば一度だけ完全消滅からも蘇生する

ウェルオブウィズダム:-
甥のフィン=マックールが持つサーモン・オブ・ウィズダムという
固有スキルの完全上位互換
ヌァザはその思考と観測だけで運命を改竄するほど知力が高い

神性:G~EX
初めはGランクで、傷つき再生する度にランクが上昇していく
ヌァザが民のために傷を負い、彼らとの絆によって再生するたびにその魂を昇華させたことを表す
ランク分だけ特殊干渉を無効化する

果敢:C~A+
自分より格上の敵に挑む時にステータス値を上昇させるスキル
また己の全てを賭けた行動の達成値にボーナスを得る
神格が最高値の時ならば、クラウ・ソラスを瞬間的にオーバーロードさせて
神々すら打倒する

【宝具】

対神宝具:A~EX この一瞬が永遠ならば(クラウソラス)
所有者の想像力に応じて剣身の性質や太刀筋を自在に変化させる光の剣
開放時の効果も持ち主のイメージと気分に応じて決まる
ドルイドたちの祈りが込められた未来を"作る"剣
 
【解説】

かつてアイルランドの島に帆船三百隻で上陸したダーナ族の長
ヌァザはケルト神話の最高神として有名だが、生きた英雄としても数多くの伝承を残している

気楽なその日暮らしを好むダーナ族にとって政務のごときデスクワークは貧乏くじであり
一時期空位になっていた彼らの王の座もたらい回しにされていた
ヌァザも元々は政務になど興味のないダーナ族のドルイドの下っ端だったが
その人望と気の弱さからフィルボルク族との戦争の真っ最中に王位を押し付けてしまう

彼は軍神と呼ばれることもあるが、英雄の癖に泣き虫で恥ずかしがり屋、およそ戦いには向かない性格をしている
たまに調子に乗って愛の尊さを説いたりするが、自分で照れて非常に頼りない
愛と知恵を司るダーナ族の誇り高き戦士、とは自称の肩書


798 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/03/27(金) 07:48:15 D/LadIiQ0
【真名】ヌァザ・フィン・エフ
【CLASS】セイバー
【ステータス】筋力:B〜B+ 耐久:B〜A 敏捷:D〜C 魔力:D〜C 幸運:IR 魔力:A〜EX
(IR)は規定不可能

【クラス別スキル】

対魔力:-
対魔力は持たないがヌァザは魔術の心得もあるのでキャスターを苦にしない

【固有スキル】

カリスマ:A-
敵味方に愛され、敬われ、いじり尽くされた哀れな王様の
その歪みきった人望の形は、多くの伝承において
「本人の実力派は中途半端だがカリスマ性だけは本物」
などと書かれてしまっている
ランク分だけ交渉時にボーナスを得る

ウェルオブウィズダム:-
甥のフィン=マックールが持つサーモン・オブ・ウィズダムという
固有スキルの完全上位互換
あらゆる運命に言葉遊びで干渉する究極の知恵

神性:G〜A+〜
初めはGランクで、傷つき再生する度にランクが上昇していく
ヌァザが民のために傷を負い、彼らとの絆によって再生するたびにその魂を昇華させたことを表す
ランク分だけ特殊干渉を無効化する
神性がA+の域を超えると、その高すぎる神秘からサーヴァントとして自滅してしまう

果敢:C〜A+
自分より格上の敵に挑む時にステータス値を上昇させるスキル
また己の全てを賭けた行動の達成値にボーナスを得る
神格が最高潮の時ならば、クラウ・ソラスを瞬間的にオーバーロードさせて神々すら打倒する

負け癖:B
数多くの戦いで武功を上げたとされるが
後世に伝わる逸話は彼の敗北に関するものばかりである
己が敗北しても自軍が未来において幸いを掴むように物事を調整する政治スキル

【宝具】

対人宝具:A おもちゃ箱の王(エリスカ・アーガトラム)
ケルト神話における最大のシンボル
ヌァザが受けたあらゆる損傷を完全に再生する神々の加護
またヌァザはこの宝具の効果により再生するたびに神性を獲得する

対神宝具:A〜EX この一瞬が永遠ならば(クラウ・ソラス)
所有者の想像力に応じて剣身の性質や太刀筋を自在に変化させる光の剣
開放時の効果も持ち主のイメージと気分に応じて決まる
ドルイドたちの祈りが込められた未来を"作る"剣

【解説】

かつてアイルランドの島に帆船三百隻で上陸したダーナ族の長
ヌァザはケルト神話の最高神として有名だが、生きた英雄としても数多くの伝承を残している

気楽なその日暮らしを好むダーナ族にとって政務のごときデスクワークは貧乏くじであり
一時期空位になっていた彼らの王の座もたらい回しにされていた
ヌァザも元々は政務になど興味のないダーナ族のドルイドの下っ端だったが
その人望と気の弱さからフィルボルク族との戦争の真っ最中に王位を押し付けてしまう

彼は軍神と呼ばれることもあるが、英雄の癖に泣き虫で恥ずかしがり屋、およそ戦いには向かない性格をしている
たまに調子に乗って愛の尊さを説いたりするが、自分で照れて非常に頼りない
救世主と呼ばれる英霊たちに匹敵する規模の知性と精神力を持ちながら、その優しさが災いして敵のペースに合わせてしまう
愛と知恵を司るダーナ族の誇り高き戦士、とはあくまで自称

ロマンの塊のような奴で愛や弱き者のために立ち上がる時にやっと本領を発揮する
なんだかんだで地力は高いので、瞬間的な爆発力はピカ一

-------------------------------------
皆と書式を合わせるために書きなおした
連投ごめんなさい


799 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/03/27(金) 07:51:31 7m91bGOE0
合わせてこれなら社会に出ない方がいい


800 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/03/27(金) 09:15:00 dIs85CCo0
世にも珍しきGランクを目にすることができるとは
ありがたやありがたや


801 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/03/27(金) 18:40:35 36bnELwU0
【元ネタ】ガリヴァー旅行記
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】レミュエル・ガリヴァー
【性別】男性
【身長・体重】169cm・62kg
【属性】中立・狂
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷B 魔力D 幸運A 宝具A
【クラス別スキル】
狂化:C
 魔力と幸運を除いたパラメーターをランクアップさせるが、
 言語能力を失い、複雑な思考が出来なくなる。

【固有スキル】
外科手術:E
 メスを使用してマスターおよび自己の治療が可能だが
 現在は狂化により使用不能。

戦闘続行:A
 生還能力。
 瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。

【宝具】
『異邦奇譚(ネイションズ・オブ・ワールド)』
ランク:E〜A 種別:対人、対軍、対国宝具 レンジ:変動 最大捕捉:1000人
 7つの効果を持ち、1日おきに効果が切り替わる特殊な宝具。
 1日に1度、以下の7つの効果のうちランダムに選ばれた1つがバーサーカーの宝具となる。

 すなわち、
“周囲一帯のサイズを一時的に小型化させる(知的能力には影響なし)『小人奇譚(リリパット・ブレフスキュ)』”
“周囲一帯のサイズを一時的に大型化させる(知的能力には影響なし)『巨人奇譚(ブロブディンナグ)』”
“飛行都市ラピュータを召喚し、地上の魔力を収奪する(制御はできない)『飛島奇譚(バルニバービ)』”
“24時間のみ英霊を召喚、使役する(言語翻訳、常識付与等は無いため意思疎通は困難)『幽霊奇譚(グラブダブドリッブ)』”
“HPが0以下になっても死ななくなる(バステや苦痛、欠損はそのまま)『不死奇譚(ラグナグ・ストラルドブラグ)』”
“「普遍的な」意味を持つ一大宗教の信仰者に対して機能する呪的地雷――踏み絵を出現させる『日本奇譚(ヤーパン)』”
“人間の知的能力を大幅に低下させ、馬の知的能力を劇的に上昇させる『賢馬奇譚(フウイヌム)』”
 の7つである。

 本来であれば1日に1度の効果の切り替えは任意で選択できるのだが、
 狂化の影響により、どの効果が選ばれるかはランダムになってしまっている。

【解説】
 ジョナサン・スウィフトの最も有名な著作『ガリヴァー旅行記』の主人公。
 名前のガリヴァーは「愚か者」(gull)という意味を持った造語。
 世界的にも有名な作品であり、最高の政治学入門書の一つともされる。

 正式な題名は『船医から始まり後に複数の船の船長となったレミュエル・ガリヴァーによる、世界の諸僻地への旅行記四篇』であり、
 当時のイギリスを取り巻く様々な状況を暗喩した不可思議な国々を描き出す事で、当時の社会を風刺する内容となっている。
 この本は「内閣評議会から子供部屋に至るまで、この本はあらゆる場所で読まれている」と言われるほどの大ヒットとなり、
 鎖国されていた日本にさえ影響を与え、「朝比奈島遊び」なる浮世絵のモデルとなったという。
 
 名前のガリヴァーは「愚か者」(gull)という意味を持った造語。
 ガリヴァーはフウイヌム国で環境と人間との交友関係への希求により発狂する
(ガリヴァー視点ではフウイヌム国での啓蒙の結果、人間性を捨てようと図っている)が、
 その著者であるスウィフトもまた晩年に発狂したのは皮肉と言えよう。


802 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/03/27(金) 20:32:31 67jVH0Hk0
【元ネタ】中世ウェールズの伝説
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】ミルディン
【性別】女性
【身長・体重】156cm・39kg
【属性】混沌・狂
【ステータス】筋力E 耐久B 敏捷E 魔力E 幸運E 宝具A
【クラス別スキル】
狂化:E
通常時は狂化の恩恵を受けない。
その代わり、正常な思考力を保つ。

【保有スキル】
精神汚染:E
精神が錯乱しているため、他の精神干渉系魔術をシャットアウトできる。
気遣いのできる性格のせいか、
同ランクの精神汚染がされていない人物でも意思疎通ができる。

被虐体質:B
集団戦闘において、敵の標的になる確率が増す。

【宝具】
『狂人の予言(マドマン・オブ・マドネス)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:9
アルスレッドの虐殺により、発狂したミルディンが森で得た予言の力。
対象の未来を見ることが可能。
特に、死に関する予言は正確に、ハッキリ見れる。
見た未来次第ではミルディンの行動などで回避することもできる。

【解説】
573年のアルスレッドの虐殺を経験したミルディンは発狂し、
森を住みかとして動物たちと暮らすようになった。
彼はそこで予言の力を得たと言われている。
また、ミルディンは自分の死を予言していたと言う。
その死に方とは、「墜落死する」、「貫かれて死ぬ」、「溺れ死ぬ」
というものであった。
この奇怪な予言は、最終的に成就することになる。
羊飼い達が崖でミルディンを駆り立てたところ、
ミルディンは転落し、漁師が放置していた杭に体を貫かれ、
そして頭が水中にある状態で命を落としたのである。

ミルディンの性格は気遣い屋だったと知られている。
あと実は女。


803 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/03/27(金) 22:07:34 67jVH0Hk0
【元ネタ】北欧神話
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】ウールヴェヘジン
【性別】女性
【身長・体重】158cm・47kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力C 耐久A 敏捷B 魔力D 幸運D 宝具B
【クラス別スキル】
気配遮断:C++
サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
完全に気配を絶てば発見することは難しい。
森での使用だとランクが上がる。

【保有スキル】
二重召喚:B
二つのクラス別スキルを保有することができる、極めて希少なスキル。
ウールヴェヘジンはアサシンに加えてバーサーカーの特性を併せ持つ。

狂化:E〜A+
怒りの度合いで狂化のランクが上下する。
基本的にはEランクである。

動物会話:D
言葉を持たないイヌ科との意思疎通が可能。
動物側の頭が良くなる訳ではないので、あまり複雑なニュアンスは伝わらない。
ウールヴェヘジンは動物と精神構造が近いので、意気投合してしまう。

神々の加護:D
軍神オーディンの神通力を受け、オオカミのように激しく戦う。

【宝具】
『憤怒の鉤爪(リゼントメント・クロー)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:2 最大捕捉:15
狼のように激しく相手を引き裂く攻撃。
怒れば怒るほど威力が上がる。
逆にまったく怒りを覚えていないと威力も下がる。

【解説】
軍神オーディンの神通力を受け、
鎧を着ずに狼の毛皮を着て狼のように激しく戦う戦士達。
その戦士達の中でもより狼になりきり、戦った戦士がアサシン。
このアサシンは激しさだけではなく、
静かに獲物を狙うことも上手だったのでアサシンとして呼ばれることができた。
アサシンにも自分の名前はあるが、
聖杯戦争では『ウールヴェヘジン』という名で戦いに臨む。


804 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/03/28(土) 18:45:58 ppVqyPwc0
【元ネタ】デモンゲイズ
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】クロノス
【性別】女
【身長・体重】不明・不明
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力C 耐久A+ 敏捷D+ 魔力B 幸運B 宝具A
【クラス別スキル】
狂化:‐(B)
 全ステータスを1ランクアップさせるが理性の大半を奪われる。
 ただし通常時はこのスキルは発動しておらず、ステータス上昇の恩恵がない代わりに正常な思考能力を持つ。
 宝具を使用する際にこのスキルは発動する。

【固有スキル】
鉄人の加護:A
 クロノスとそのマスターの非物理ダメージを45%軽減する。
 このスキルは常時発動しており、マスターはクロノスと契約した時点で効果が発揮される。

アイアンシェル:B
 クロノスとその周辺の者達に物理攻撃と魔術の被ダメージを軽減する障壁を展開する。
 こちらは鉄人の加護と違い一回の使用につき3ターンの間が限度。

戦闘続行:A
 往生際が悪い。
 瀕死の傷を負っても戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。

守護騎士:A
 他者を守る際に一時的に防御力を上昇させる。
 元いた世界では契約した人物のパーティのレギュラーを務め、
 体を張って契約者とその仲間達を守る要の盾となっていた。

闇の眷属:A
 人ならざる者。デモンと呼ばれる半機械生命体。
 異世界の各領域を支配していた闇の者達でありクロノスもその内の一体。
 どのデモンも通常時は体の一部が球体関節人形のようになっており
 武器が鎖で縛られているのが特徴。

【宝具】
『暴走・矛盾超越(オープンデモン・マックスシールド)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1人 最大捕捉:1人
狂力スキルを発動した際に使用可能になる、クロノスの真の力を解放する宝具。
見た目が大きく変わり、牛の角を模した仮面を着け、鎖に縛られていた両肩の6枚の盾が展開し、
足が牛のような獣人型になる。
耐久を2ランクアップ、戦闘続行、守護騎士のランクを1ランクアップさせる。
ただし使用中は魔力消費がより激しくなり、長時間発動し続けると敵味方の区別を失くし、
文字通り暴走するため注意。令呪による強化を施せば一時的に狂化スキルによる理性損失効果を打消し、
正常な状態を保つことが可能。

【Weapon】
『盾』
両肩に付くように浮いている剣のように先が尖った6枚の盾。
表面には牛の顔を模した造りがあり角も生えている。
通常時は鎖で縛られて3枚まとめにされている。
宝具発動時には鎖が解け6枚に展開される。
ただしクロノス自身はそこまで戦闘は得意な方ではないので過度な期待は禁物。

【解説】
「クロノス、がんばる」
角川ゲームズ発売のRPGデモンゲイズにでてくるデモンの一体。
奴隷たちの墓場を守護する超重装備のデモン。
無口でのんびりとした性格。口癖は「どっせい」、かわいい。
防御面での性能で非常に秀でており序盤から終盤まで頼りにな娘。
その代り攻撃面ではあまり期待できないのが玉に瑕。


805 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/03/29(日) 10:46:04 Ily6CvcI0

【元ネタ】  『シルマリルの物語』
【CLASS】   ライダー
【マスター】 フラット・エスカルドス?
【真名】   エアレンディル
【性別】   男性
【身長・体重】198cm・85kg
【属性】   秩序・善
【ステータス】筋力B+ 耐久B+ 敏捷B+ 魔力C 幸運A 宝具EX
【クラス別スキル】
 対魔力:C
  第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
  大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

 騎乗:B
  騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
  魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。
  彼の本領は航海にあるため、馬などについての逸話は持っていない。

【保有スキル】
 神性:D
  神霊適性を持つかどうか。厳密には神霊ではないが、
  かつて神々の世界であるアマンに住んだ上のエルフの血を引く不死者のため、
  神霊に近いものとして認識されている。

 嵐の航海者:EX
  船と認識されるものを駆る才能。
  集団のリーダーとしての能力も必要となるため、軍略、カリスマの効果も兼ね備えた特殊スキル。
  彼に関しては、世界を隔てる神々の結界すら乗り越え、後に天空を航海する者となったためランク外。

 星の化身:A+
  神話の中で、物語の結末として天空の星や星座に列せられた英霊に与えられるスキル。
  宵の明星・明けの明星と呼ばれる金星こそ、彼の現代世界での姿だという。
  いわば金星は彼の在るべき英霊の座に該当し、その至高の光に照らされる事で
  自分自身のバックアップを受けるに等しい補正を得る。
  なお、彼が黒龍アンカラゴンを倒したのも夜明け前であった。
  具体的には、空に金星が輝く夜明け時・夕暮れ時には能力が倍加する。


【宝具】
『天翔ける明星の船(ヴィンギロト)』
 ランク:対界宝具 種別:A++ レンジ:10〜1000 最大捕捉:100
  エルフ語で“水沫の花”を意味する、ライダーの乗船が宝具化したもの。
  元々は海のエルフの協力を得て建造された船で、彼は青年時代から
  世界の各地を航海し、ついには神々の結界を乗り越えて
  西方の至福の大陸アマンにたどり着く偉業を成し遂げた。
  後に神々の手で天空を翔ける船に作り替えられ、神々と冥王の大会戦では
  この船に乗って援軍に馳せ参じ、冥王軍の最強の竜であるアンカラゴンを撃ち倒した。

  ライダーが悪竜を倒した経緯は不明だが、竜殺しの属性はこの船に付与されている。
  船そのものによる衝角攻撃の他、乗船者の礼装にも対竜属性が付与される。
  ギルガメッシュが所有する宝具・天翔る王の御座(ヴィマーナ)は、
  あるいはこの船を後世の人間が再現しようとしたものかも知れない。

  世界を破壊する性質ではないが、世界を“巡り続ける”という意味での対界宝具。


『至高の宝珠、いと高き希望の星(シルマリル・ギル=エステル)』
 ランク:対界宝具 種別:EX レンジ:∞ 最大捕捉:∞
  かつて世界に太陽と月が無く、二本の光の木が世界を照らしていた時代、
  その二本の木の光を内なる火として永久に輝き続ける至宝・シルマリルの三珠の一。
  冥王モルゴスことメルコールによって上のエルフの手から奪われたが
  そのうちの一つを人間の勇者ベレンが奪い返し、孫娘エルウィングの手を経て
  彼女の夫であるライダーに託された。

  神々の手で聖別されているため、有限の命の者、罪深き者、邪悪な者が手に取れば
  聖なる力でその手を焼かれ、永遠に癒えぬ傷と苦痛を負うという。

  後にヴィンギロトに乗ったライダーはこの宝珠を額飾りとし、天空を巡る航海を続ける使命を負った。
  その力は、天空の星としての輝きを瓶に閉じ込めた“玻璃瓶”ですら、邪悪な蜘蛛を退けるほど。
  聖杯戦争の場でその力を解放すれば、その光だけでも悪属性の持ち主を苦痛に苛ませるだろう。

  世界を破壊する性質ではないが、世界を“照らし出す”という意味での対界宝具。


806 : 続き :2015/03/29(日) 10:53:09 Ily6CvcI0

【Weapon】
 『武具一式(無銘)』
  真名は不明だが、ゴンドリンのノルドール族によって造られた武具一式。
  ビルボ・バギンズの詩によれば、魔除けのルーンを刻んだ盾、
  銀の鎖鎧(おそらくはミスリル製)、竜の角で造られた弓と黒檀の矢、
  玉髄の鞘に収めた鋼の剣という出で立ちだったという。
  宝具のランクが存在するなら、B〜Cランク程度と推定される。

 『緑の石』
  エメラルドに太陽の光を封じ込め、半永久的に光を放つよう造られた礼装。
  闇や悪の力で汚染された世界を癒やす力を持っているという。
  後の時代のアラゴルン2世が身に帯びていた緑の石は、この石が流転して
  彼に渡されたものとも、後世のエルフが造ったレプリカとも言われる。


【解説】
 J・R・R・トールキンの著作である架空神話『シルマリルの物語』に登場する英雄。
 先史時代、人間の誕生以前から世界に存在した古代種・エルフと人間の狭間の人物。

 父に人間の勇者トゥオル、母にノルドール・エルフの王女イドリルを持つ半エルフ。
 少年時代に故郷であるゴンドリンの王国を冥王モルゴスの軍勢に滅ぼされ、
 両親と共に南のシリオンの港に逃れた。この地で同じく半エルフであり、
 冥王に滅ぼされたドリアスの王女・エルウィングと結婚し、後にシリオンの領主となる。

 航海者として数々の冒険を成し遂げたが、中つ国を覆う冥王の暴虐を看過できず
 西方の至福の大陸に閉じこもり人間やエルフに力を貸さぬ神々(ヴァラール)に直訴すべく
 ヴィンギロトに乗り込み、西の方アマン目指して航海に出る。
 しかし彼の出航後、妻エルウィングが所持していた宝珠シルマリルを取り戻そうとする
 フェアノール一族(シルマリルの作成者の息子達)にシリオンは滅ぼされる。

 その時彼はアマンを取り巻く惑わしの島々を超えられず港に戻る途上であったが、
 海神ウルモの導きで夫の船にたどり着いたエルウィングからシルマリルを譲り受け、
 その助力で何者も超えられぬ神々の結界を乗り越え、ついにアマンの地に足を踏み入れた。
 彼の直訴によってついにヴァラールとアマンの上のエルフ達も中つ国に介入する決意を固め、
 長きに渡って世界をねじ曲げ続けたモルゴスは“怒りの戦い”に敗れ、世界から追放された。

 エアレンディルと妻エルウィング、そして二人の息子は定命の人間と不死のエルフの血を引く半エルフであり
 二つの種族のいずれの宿命を選ぶかを神々に問われ、彼は妻の意志に従いエルフの宿命を受け入れた。
 人間の血を引きながら許しなくアマンに立ったが故に中つ国に再び戻る事は許されず、
 シルマリルを身につけ天空の船に乗り、世界と虚空を見張る使命を負った。
 世界が作り替えられた後の現世では、明けの明星にして宵の明星・金星こそが船に乗った彼の化身であるという。

 余談ながら、二人の息子は此岸の世界にあって、それぞれ人間とエルフの道を歩んだ。
 エルフの生を選んだのは『ホビットの冒険』『指輪物語』に登場するエルロンドであり、
 人間の生を選んだのは『指輪物語』に登場するアラゴルンの遠い祖先・エルロスであった。


#トールキンの中つ国三作のうち、知名度で一歩譲るシルマリルから一人選抜しました。
#本作でサーヴァント候補が居るとしたら、エアレンディル・ベレン・トゥーリンあたりでしょうか。
#対界宝具とかランクEXとか持ってますが、実は戦闘用のものではありません。
#この人の本領は、『天の星そのもの』である事。聖杯戦争にどう寄与するかは謎ですが。


807 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/03/30(月) 12:49:42 EpuJ1trs0
【元ネタ】日本・史実
【CLASS】プリンセス
【マスター】
【真名】八条院暲子
【性別】女
【身長・体重】cm・kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力C 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
カリスマ:B
 代々続く名家の娘が持つ独特の雰囲気。プリンセスのそれは中でも上位に位置する。
 本人が細かく指揮することなく、おおよその意向に応じて周囲が何時の間にか行動してしまう。

【固有スキル】
黄金律:B
 身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
 幼時から父母により広大な荘園を得ており、晩年まで裕福であった。

自己保存:B
 乱の中で生きながら、乱による被害を直接蒙らずに済んだ。とばっちりを受けずに過ごし易い。

【宝具】
『治承の女帝(じしょうのおんなぎみ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1〜20 最大捕捉:20人
 もしかしたら中世唯一の女帝となっていたかもしれない、プリンセスの可能性が生んだ宝具。
 自身も含むレンジ内の味方が全平行世界で備えているスキルやステータスやその他の能力、武器の内、今の
 この世界で所有していないものを一時的に借り受け、使用出来るようになる。
 プリンセス自身はスキル:皇帝特権を持たないが、本宝具により使用が可能となる。

【Weapon】
 なし。宝具により一時的に所持することが可能。

【解説】
 鳥羽天皇の皇女(1137〜1211)。法名は金剛観。母は玉藻の前のモデル説のある美福門院。
 崇徳・後白河両院の異母妹にあたる。
 生涯未婚であったが、二条院の准母として、東三条院以来の女院号を、始めて后位を経ることなく受けた。
 近衛院崩御や安徳天皇都落ちの際には、称徳天皇以来の女帝として即位する可能性もあったという。
 本人は鷹揚な人柄で剣呑であったとは伝わっていないが、猶子(養子のようなもの)であった後白河院の皇子
 以仁王が反平家の乱を起こした際にはその子を匿っており、また王の令旨を頼朝以下諸国源氏に持ち込んだ
 という源行家はプリンセスの蔵人(秘書)であったという様に、治承・寿永の内乱期に大きな役割を演じた。
 源氏方が優勢になると、逆に池禅尼の息子である平頼盛や、南都焼き討ちで知られる平重衡の助命嘆願を受
 け付けている。遺領は皇室(後に南朝を生む大覚寺統)の大きな財源となり、後世に影響を与えた。


808 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/03/30(月) 19:38:29 nI8Yfbp60
【元ネタ】史実(ウェールズ)
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】オワイン・グリンドゥル
【性別】男性
【身長・体重】170cm・65kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷B 魔力C 幸運B 宝具D
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
反骨の相:C
 ウェールズ最後にして最大の対イングランド抵抗指導者。
 同ランク以下の「カリスマ」を無効化する。

戦闘続行:B
 戦闘から離脱する能力。
 また、敗戦において自軍領地まで生きて辿り着く能力。

魔術:C
 オーソドックスな魔術を習得。
 自然干渉、呪詛に長じる。

【宝具】
『紅薔薇喰らう赤金の獣(ウン・ペン・アル・ガムリ)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 カムリを糾合する“唯一の頭”、その象徴として顕現した剣。
 外付けの魔力炉心として働き擬似的な『竜の息吹』を使用可能とする竜の力と、
 筋力・耐久・敏捷のいずれか二つを一ランク向上させる獅子の力とを持つ。
 ただし、二つの効果を同時には使用できない。

【解説】
 オワイン・アプ・グリフィズ・グリンドゥル(オーウェン・グレンダウアー)。
 十五世紀序盤にウェールズがイングランド支配から脱する為の大規模抵抗運動を主導した人物。

 リチャード二世の時代、ロンドンで学んだオワインは王に騎士叙勲を受け戦場にも同行したが、
 リチャードがロンドン塔に幽閉、廃位、挙句に餓死させられランカスター朝が開かれると一変。
 1400年9月16日、ウェールズ人の一団が反旗を翻し、オワインはウェールズ大公を宣言した。
 広く支持を得た彼は、イングランド人居住地と親イングランド勢力を攻め勢力を広げた。
 オワインは広く同盟相手を探し求め、スコットランド王へと送られた手紙には
 自分はブルートゥスの三人の息子のうちカンバーの子孫でありカドワラドルの直系、
 貴方はブルートゥスの三人の息子のうちアルバナクトゥスの直系子孫である、と記される。
 ノーサンバーランド伯ヘンリーとウェールズ辺境領主エドモンドと結んだ同盟の文書には
 イングランド全体を三分割して治めようとの計画が書かれていた。フランス王からは
 ウェールズ独立を承認され、連合軍を結成しイングランドに侵攻した事まであった。

 オワインは君主としてウェールズを統治し、これまで無かった議会も開催したが、
 連合していたフランス軍の大部分がイングランド侵攻の失敗を受けて立ち去ってしまう、
 ヘンリー四世の経済封鎖政策を受けるなど、先行きは明るいものではなくなっていた。
 イングランド国王軍に多くの拠点を奪回された1414年3月10日、グリンドゥル軍の部下達は
 バラで降伏した。しかしオワインは霧に霞む山中に消え、その後の消息を知る者は無い。


809 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/03/30(月) 19:40:09 nI8Yfbp60
【元ネタ】アーサー王伝説
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】フロリアン
【性別】男性
【身長・体重】170cm・67kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷C 魔力D 幸運A 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:A+
 騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。
 ただし、竜種は該当しない。

【固有スキル】
精霊の加護:B
 精霊からの祝福により、危機的な局面において優先的に幸運を呼び寄せる能力。
 その発動は武勲を立てうる戦場においてのみに限定される。

魔力放出(炎):B
 武器ないし自身の肉体に魔力を帯びさせ、
 瞬間的に放出することによって能力を向上させる。
 フロリアンの場合、エトナの火が魔力となって宿る。

【宝具】
『銀車描く天運の轍(アデッソ・エ・フォルチュナ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:4人
 ブリテン島13の宝の一つ、如何なる目的地にも迅速に到達できるモルガンの戦車。
 所有者と同乗者とは自らの目的へと達するその時まで運命の力に守られ、
 各種判定時、一日に九度まで本来用いる能力値へ幸運値を加算する事ができる。
 もとより幸運値を用いる判定であれば、倍加して適用される。

『浩然と燃え滾る王剣(エスカリボール・モンジベール)』
ランク:C+ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜40 最大捕捉:100人
 常若の城モンジベールの主モルガンに授けられたシシリーの王剣。
 剣はエトナ火山の炎熱を操る能力を所有者に与え、
 鞘は異界より呼び出された者を拘束する呪鎖となる。
 聖槍ロンゴミニアドが人の住む織物を星規模で固定する錨、大黒柱ならば
 この剣は神代の終焉を拒否しながら裏側へ封じられた者の帰還を妨げる
 “怪物を押さえ込む重石”の一つである。

【Weapon】
『白鹿』
 戦車を曳く三頭の大鹿。

【解説】
 騎士物語『フロリアンとフロレート』の主人公、
 シシリー王エリアダスの息子でモルガン・ル・フェイの養い子フロリアン。
 シシリー島は時にアヴァロン島と同一視され、王と円卓の騎士がエトナ山で眠るという。

 フロリアンがまだ母の胎内にいた頃、彼女に横恋慕した家令は狩の途中で王を殺害した。
 母は家令の手を逃れ、森でフロリアンを産む。モルガンはこの子を白鹿に運ばせ攫うと
 モンジベール城に匿い養育し、立派に成長したフロリアンは冒険を求め遍歴の旅に出る。

 幾つもの冒険を果たしてアーサー王宮廷に到達し、そこでも槍試合での栄誉を得た彼は
 父王の仇である家令が母の籠る城をもう二十年近くも攻囲し続けている事実を知った。
 救出に向かうアーサー軍と、家令と同盟したコンスタンティノープルの皇帝軍が会敵し、
 ここでフロリアンは皇女フロレートと、ガウェインはハンガリーの王女と恋に落ちる。
 合戦の決着はフロリアンと家令の決闘に委ねられ、家令は耳や手を斬り落とされ降伏するも
 結局は処刑される。フロリアンとフロレート、ガウェインと王女はめでたく結婚した。

 シシリー島の国王夫妻となったフロリアンとフロレートだったが、その後もこの夫婦は
 誓いに囚われたジュリアン卿の解放や竜殺し、サラセン人侵攻からのローマ市解放といった
 数々の冒険を成し遂げ名誉を高め、皇帝の死後にはソフィア大聖堂で新皇帝として即位した。
 フロリアンとフロレートは命の終わりの時にはモンジベール城へ迎えられモルガンの仲間となり、
 アーサー王もまた最後の戦いの後にはこの城にやって来る事になっているのだという。

 ……なお『モルガンの戦車』の「モルガン」はモルガン・ル・フェイの事ではなく、
 モルガン・ムインファイル(『寛大なる』モルガン)王を指す。アランロドの戦車ともされる為、
 女神アランロド→アヴァロンでアーサーを癒す妖精の王妃アルガンテ→妖妃モルガンとこじつけ。


810 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/03/30(月) 19:41:43 nI8Yfbp60
【元ネタ】アイルランド伝承
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】アマーギン・グルーンゲル
【性別】男性
【身長・体重】162cm・56kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷C 魔力A+ 幸運B 宝具C
【クラス別スキル】
陣地作成:B
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 “工房”の形成が可能。

道具作成:B
 魔術により様々な道具を作り上げる能力。

【固有スキル】
高速神言:A
 呪文・魔術回路との接続をせずとも魔術を発動させられる。
 大魔術であろうとも一工程(シングルアクション)で起動させられる。
 神代の言葉なので、現代人には発音できない。

精霊の加護:D
 ダナーン族の王妃エリウの祝福により幸運を呼び寄せる能力。
 このスキルはエリンの地において大幅にランクが向上する。

【宝具】
『成就言祝ぐ賢人の詩(Duan Amhairghine)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
 エリン上陸に際しキャスターが詠った、
 生命の転生、霊魂の偏在、己と自然全体の同一、詩人の心の飛翔、
 そしてドルイドの何たるかを描き出す詩。
 キャスターは現在の“世界を見通す眼”を得ている。
 生来保有した予測の未来視を併用する事で擬似的に近未来をも見通すが、
 過負荷による自己崩壊の可能性が生じ、耐久値での判定を要求される。

【Weapon】
『樫の杖』

【解説】
 ダナーン族を打ち倒しエリンの支配権を得たミレシア族指導層の一人、
 ミレシウス王の息子である大詩人アマーギン(アヴァルギン)。
 その名は『嘆きの誕生』を意味し、最古の詩人にしてドルイド、予言者、魔術師ともされる。

 ミレシア族が後にエリンと呼ばれる地に上陸した時、タラでダナーン族を治めていた三人の王は
 「ミレシアの軍勢が三日間退くなら、戦いを続けるか屈服して国を渡すか決める」と申し出た。
 アマーギンは、海岸から九つの波の長さだけ船で退いて待ち、またこの地に帰って来る事、
 そして再戦するなら三日後には全土が我等一族の物になるだろう、と助言と予言をする。
 これに従いミレシア族が海上に引き上げると、ダナーン族は魔術を用い大波と霧を起こした。
 一人の兵士により、これが自然の仕業でもドルイドの神の力でもない事が明かされると、
 アマーギンは呪文を唱えてダナーン族の魔術全てを打ち破り、嵐も霧も綺麗に晴れた。
 その後ティルタウンの原での合戦でダナーン族の王と王妃は尽く死に、ミレシア族が勝利する。
 ミレシア族はエリンを得、ダナーン族は西方に逃れ、或いは地下で妖精として暮らしたという。


811 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/03/30(月) 19:44:01 nI8Yfbp60
【元ネタ】フランス伝承
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】ファラモン
【性別】男性
【身長・体重】175cm・80kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷D 魔力D 幸運A 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:C
 騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 野獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
カリスマ:C
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、小国の王としてはCランクで十分と言える。

勇猛:C+
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。
 『自由にして勇敢なる者』を率いた伝説の部族長は、味方への精神干渉を軽減する。

【宝具】
『四賢齎す法制の礎(レックス ・サリカ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1〜9 最大捕捉:4人
 フランク人サリ支族のサリカ法を執行する四本の剣。
 対象が「混沌属性である」「現地の法に反している」「サリカ法に反している」時、
 満たされた条件一つ毎に一本の剣が空中に現れセイバーを支援する。
 女性への攻撃命中時、その主権や英雄性を否定し宝具や礼装スキル等を一つ封印する。
 抵抗判定は宝具であればそのランク、それ以外であれば魔力値により行われるが
 根本が“相続”による戴冠宝器や魔術刻印においては難易度が跳ね上がる。

【解説】
 フランク族の伝説上の王、トロイアのプリアモス王直系の子孫とされるファラモン。
 息子に長髪の王クロディオン、孫にメロヴィク(メロヴェ、メロヴェウス)がおり、
 メロヴィング朝フランク王国の祖先とされる。

 初代王ファラモンが建国時に四人の賢者より受け取り制定したとされるサリカ法典は
 (史実上での成立はもっと後世のこと、クローヴィス一世の治世晩年とされる)
 ゲルマン諸族が大移動後に編纂した法典中でも年代が古く、またキリスト教の感化と
 ローマ法の影響が(編纂にローマ人の助力を得たとはされるが)比較的少ない物である。
 フランク王国の法制に大きな影響を与えたサリカ法典は、その相続条項第五十九章にて
 女性の土地相続を否定し、この章の拡大解釈は領地に伴う王位爵位の継承をも否定した。
 そのため、これを根拠とした主張はしばしば欧州国家の王位継承を左右したのである。

 アーサー王伝説内に取り込まれたトリスタンの物語にては、
 トリスタンが留学した“フランス”の王、農奴の生まれから駆け上がった人物と描かれる。
 娘ベライドはトリスタンを愛し拒絶された後、トリスタンに冤罪を着せる騒動を起こした。
 無実が証明され、ファラモンは謝罪と共に改めて娘と王国の半分を受け取る気は無いかと
 持ちかけたが、トリスタンはこれを断り国を去る。後日、娘は彼に犬と馬を送り自害した。


812 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/03/30(月) 19:46:02 nI8Yfbp60
【元ネタ】アーサー王伝説
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】ブルーンズ・サン・ピティエ
【性別】男性
【身長・体重】174cm・70kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷A 魔力E 幸運A+ 宝具B
【クラス別スキル】
気配遮断:C
 サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
 完全に気配を断てば発見する事は難しい。

【固有スキル】
仕切り直し:D+++
 戦闘から離脱する能力。逃走に専念する際に有利な補正が与えられる。
 直面する相手が宝具『忌敵の剣』の効果対象である場合、副効果として補正が増大する。
 全ての条件を満たす相手であれば、殆ど如何なる状況からでも離脱できる。

心眼(偽):C
 第六感による危険回避。

反骨の相:B
 権威と良識に唾する当代きっての外道悪党としての性質。
 同ランクの「カリスマ」を無効化する。

【宝具】
『厭わしき忌敵の剣(アンチテシス・オブ・ナイトフッド)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1〜30 最大捕捉:100人
 裏返った因果応報の理を発現させる魔剣。
 人々を“こうであってはならない”と戒める負の鑑でありながら、
 これに惹き付けられた者達の想念が堆積し結晶した“賤しい幻想”。
 範囲内で「秩序属性の」「善属性の」「騎士を自認する」者が行う
 全判定の難易度を跳ね上げる。複数の条件を満たすなら、効果は加算される。
 抵抗するには、理の歪みを撥ね退ける幸運(LCK)の高さが重要となる。

『酷薄拍車(スカウントロイト・アラル)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 拍車と鞭のセット武装。
 生物無生物を問わず騎乗物のリミッターをカットし、
 魔力と幸運を除く能力値を一ランク向上させる。
 正当な強化ではなく、騎乗物の生命や耐久性を度外視して限度を超えさせる暴挙。
 騎乗物に愛着を抱かないアサシンの、乗り捨て専用宝具である。

【解説】
 悪徳の騎士、全ての遍歴騎士の敵、『無慈悲な』ブルーンズ。
 優れた技量を持ちながら全ての栄誉に背を向け、
 殺人・強姦・強盗・誘拐・虐待・詐欺・裏切り等々を働く男性。
 アーサー王の時代において最も悪意に満ちた騎士とされる。

 騎士を名乗り、そう呼ばれてもいるが正式な叙勲を受けた事は無い偽騎士。
 乗馬の名手として知られ、また自身の逃げ足の速さにも定評があり
 ガウェインやランスロット一族、トリスタンにラモラックといった有力騎士と
 幾度も遭遇しながらその尽くで逃げ延び、数多くの騎士と良民に災いを振り撒いた。


813 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/03/31(火) 18:51:20 VX5a/Qms0
【元ネタ】日本・史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】一山一寧
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷D 魔力C+ 幸運B 宝具C
【クラス別スキル】
陣地作成:C
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 小規模な”工房”の形成が可能。宝具により強化・拡大出来る。

道具作成:D
 魔術的な道具を作成する技能。仏教と儒教、文学と書の逸話に関する道具が対象。

【固有スキル】
法術:C
 仏教由来の魔術大系。大師・国師号を持つ高僧である。

指南の心得:D
 多くの者を育て上げた者が持つスキル。同行者を人間的に大きく成長させる。

風除けの加護:E
 来日を可能とした仏の加護。風雨や波浪による影響を軽減する。

【宝具】
『雪達磨画賛(ゆきだるまがさん)』
ランク:C 種別:結界宝具 レンジ:1〜10 最大捕捉:40人
 元々日本では掛軸といえば仏画を礼拝するためのものであったが、生活全てを仏法に通ず
 るとする禅宗の僧侶が相次いで中国より来日したことで、鎌倉後期になると山水や人物や
 花鳥の画が鑑賞されるようになり、禅僧の画賛も求められた。
 キャスターが雪達磨の画に賛を加えたというのが、日本における雪達磨の初期の例である
 が、雪布袋画に別人の賛があったのに、キャスターに書き直しが依頼されたこともあった。
 既に存在する世界、或いは別人により結界等で色付けされた世界に、キャスターが自らの
 色を付与することで、キャスターの意思により左右される空間を作り上げる。

【Weapon】
『無銘・錫杖』

【解説】
 鎌倉時代の臨済宗の僧侶(1247〜1317)。南宋出身。
 祖国滅亡後、元の使者として来日。弘済大師の号を持つ高僧であったことから斬刑を免れ、
 衆庶に敬愛されて、上皇や執権の帰依を受けている。
 能書家であり、文学・儒学に通じ、弟子にも文学的教養を求めることでいい加減な人材を篩
 にかけたことから、門下には五山文学の俊英が生まれている。
 遷化の後、花園院から一山国師と諡された。賛をした『松下達磨』図などが現存する。
 日本初の仏教通史『元享釈書』はキャスターの日本仏教史への質問に満足に答えられなか
 った日本人僧が編纂したものであるが、あまりに頼りにされすぎたために後世俗人の研究者
 ですら同時代史料ではなく本書を引用するような混乱を生じている。
 仏教でも儒教(朱子学)でも文学でも絵画でも仏教史学でも後世への影響の大きな人物。


814 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/03/31(火) 20:30:33 3RpXQDQ.0
【元ネタ】史実(ウェールズ)
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】スウェリン・アプ・イオーワース
【性別】男性
【身長・体重】168cm・70kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷D 魔力B 幸運A 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。

【固有スキル】
カリスマ:C
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、小国の主としてはCランクで十分と言える。

計略:B
 物事を思い通りに運ぶための才能。状況操作能力。
 戦闘のイニシアティブ判定において常に有利な修正を得る。

無辜の怪物:E
 本人の意思とは関係なく、風評によって真相をねじ曲げられたものの深度を指す。
 スウェリンの場合は、商才豊かな経営者がでっち上げた悲話“忠犬殺し”である。

【宝具】
『同胞結ぶ四獅子の接合(タリアン・ペドワル・スェウ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:4人
 四分割され四頭の獅子が描かれた楯。
 グウィネズ、ポウィス、デヒューバートの三王国と
 スウェリンの嫡子『ウェールズの楯』ダフィズの名を持つ
 魔獣ランクの獅子四頭を呼び出す事ができる。

『忠臣誅刃(ベズゲラート)』
ランク:E 種別:対人宝具 レンジ:1〜2 最大捕捉:1人
 大狼を殺し幼子を守った勇猛な忠犬ゲラートを、誤解から殺害した剣。
 忠義に対し死罰を以て報いる魔剣は、忠誠に関する逸話、
 何某かへの忠誠・臣従の誓いをした経歴を持つ者に対し威力を増大させる。

【解説】
 十二世紀末から十三世紀前半にかけてウェールズの大部分を支配した
 スウェリン(ルウェリン)・アプ・イオワース。ウェールズ大公、スウェリン大王。

 1195年にグウィネズ王に即位したスウェリンは、ポウィスとデヒューバートを抑えて
 ウェールズのほぼ全土を支配し、ウェールズ大公を名乗った。イングランドのジョン王は
 彼の勢力拡大を危惧して庶子ジョアンを嫁がせたが、スウェリンは軍事力の強化を続けた。
 そこでジョンの子ヘンリー三世はウェールズへの侵攻を控える事を引き換えとして
 スウェリンを封建家臣としてウェールズの統治を任せるウスター条約を結んだ。
 後にヘンリーはこれを破棄し大軍を以て攻めるが、スウェリンを討伐する事は叶わなかった。

 スウェリンの二人の息子、ウェールズの一女性との間に作った庶子グリフィズと、
 正式な妻ジョアンとの間に生まれていた法定相続人であるダフィズとの間に
 ウェールズ相続争いが起こった。父の支持を得た弟ダフィズが軍事的勝利を収め、
 グリフィズとその長男オワインは捕らえられ幽閉された。そして1240年4月11日に
 スウェリンが亡くなると、ダフィズ・アプ・スウェリンはウェールズ大公を継いだ。
 スウェリンは全ウェールズの指導者として功績を讃えられ、大スウェリンと称される。

 しかし翌1241年、ヘンリー三世はグリフィズとその長男を強制的に引き取り、
 1244年、ロンドン塔からの脱走を企て失敗したグリフィズは死刑に処された。
 更にヘンリーは内乱中のウェールズへ侵攻を再開し、ダフィズも1246年に戦死してしまう。


815 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/03/31(火) 20:32:28 3RpXQDQ.0
【元ネタ】史実(ウェールズ)
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】スウェリン・アプ・グリフィズ
【性別】男性
【身長・体重】168cm・68kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷C 魔力E 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

単独行動:B
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。

【固有スキル】
カリスマ:C
 輝ける最後のウェールズ大公。
 団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。

反骨の相:D
 忌わしき最初のウェールズ大公。
 同ランクの「カリスマ」を無効化する。

軍略:D
 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
 自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。

千里眼:C
 視力の良さ。視野・同時捕捉数の拡大、動体視力の向上。

【宝具】
『カムリびと不朽なれ(カムリ・アン・ベス)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:5〜30 最大捕捉:30人
 北部ウェールズの投槍と南部ウェールズの長弓による多重攻撃。
 重なり合って飛来するその一方は虚、一方は実である。
 攻撃対象となった者はいずれを防御するかを決定せねばならず、
 虚の側を防御してしまえば実の攻撃は必ず命中する。

【Weapon】
『無銘・短槍』

【解説】
 大スウェリンの庶子グリフィズの次男、スウェリン(二世)・アプ・グリフィズ。
 独立時代最後の大公にして、イングランド王が承認した最初のプリンス・オブ・ウェールズ。

 祖父、父グリフィズ、叔父ダフィズが亡くなった後、スウェリンは兄弟やイングランド王らと
 政戦両面の争いを繰り返しながら勢力を拡大し、ウェールズ大公を名乗る。そして1267年、
 イングランドの宗主権を認めた上でモントゴメリ条約によりウェールズ大公を認められた。
 「スウェリン二世は王達の要石となる人物だった」と当時のイングランド史家は記している。
 彼の治下でウェールズの人口は急激に増大し、街は発展し、知識階級は広がった。ところが
 旧来の北部ウェールズ領と大公としての間接的関わりに飽き足らず全土を支配しようとした為に
 南部諸侯の敵意を買い、国内が安定して来たイングランド側からもまた圧力を強めて来た。
 結果、イングランド王エドワード一世の侵攻に敗れ、領地の多くと大公の実権を失ってしまう。
 そして1282年、妻を亡くした失意のスウェリンはイングランド勢力に対する弟ダヴィズの
 無謀な叛乱に加わり、ビルズウェルズで槍にかかり戦死した。首はロンドンで晒されたという。

 ウェールズとイングランドの聖職者によって、完璧なまでに相反する墓碑銘が記録される。
 前者曰く『イングランドを懲らしめる者、スノードニアの守護者、ウェールズのスウェリン王子、
 人柄は真に純粋、近世の王の中の宝石、過ぎし王の花、未来の王の手本、正しき力もて光を放つ』
 後者曰く『ここに眠るは過ちの王子、裏切り者そして盗人、燃え立つ炎の先導者、悪人の首長、
 野蛮なウェールズ人の悪の天才、善人を殺そうと探し求めた、不幸なトロイア人の屑、悪の根源』


816 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/03/31(火) 20:35:29 3RpXQDQ.0
【元ネタ】アーサー王伝説
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ダニエル
【性別】男性
【身長・体重】167cm・60kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷B 魔力E 幸運A+ 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C
 二工程以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等、大がかりな魔術は防げない。

騎乗:A+
 騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。
 ただし、竜種は該当しない。

【固有スキル】
魔眼:B
 胴無しの悪魔から奪い取った石化の魔眼。
 魔力・対魔力ともにC以下の者を石化させ、
 B以下の者に全能力をワンランク下げる“重圧”をかける。

破壊工作:B
 戦闘を行う前、準備段階で相手の戦力をそぎ落とす才能。
 離間、同士討ち、暴発を誘う策略に長けている。
 ランクBならば、会敵前に四割近い兵力を戦闘不能に追い込む事も可能。
 ただし、このスキルが高ければ高いほど英雄としての霊格は低下していく。

【宝具】
『至忠なる斬剣(ユーラム)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1〜2 最大捕捉:1人
 あらゆる鎧を無意味にするという魔剣。
 斬ってはならぬと命じた対象を、或いは
 斬れと命じた対象以外の全てのものを“斬らない”、
 相互に干渉せずに透過する力を持つ。
 命じる際はその対象を正しく明示しなくてはならず、
 それが英霊や宝具であるなら真名を必要とする。

【Weapon】
『機械竜』
 クルーゼ国の持つ技術の粋を凝らした機械造りの竜。口内に音波砲を搭載する。
 ナマモノの竜種ではないので騎乗スキルで十分に乗りこなす事が可能。

【解説】
 独語韻文作品『花咲く谷のダニエル』の主人公、円卓の騎士の一人であるダニエル。
 花咲く谷を治めるマンドガーン王の子。

 パーシヴァルやガウェインらを破って円卓に迎え入れられたダニエルであったが、
 その直後に武器の貫き得ない頑強無比の皮膚を持つ強大な巨人が駱駝に跨って現れ、
 クルーゼのマトゥア王の伝言をアーサー王に伝える。曰く、速やかに忠誠を誓うべし。
 彼の王は戦象の群れが曳く移動宮殿を持ち、種々の機械や魔法の品により無敵の武力を誇る。
 機械仕掛けの竜は、最も優れた戦士さえ武器を捨て耳を覆わずにいられぬ咆哮を発するのだ。
 服従するなら恩恵を施そう、クルーゼは豊かで、鳴鳥バビアンの力で女性も魅力的だ。

 軍を招集する時間を稼ぐべく思案したアーサー王は、勧告に大人しく従う素振りを見せながら
 軍勢をクルーゼ領内へ入れる許可だけを引き出した。一方、ダニエルは一人敵地を偵察すべく
 城を抜け出し先行するのだが、彼は(後の『ガレル』同様に)幾つもの脇道の冒険に逸れた。

 邪悪な小人ユーラムは『暗い山』の乙女と結婚する事を望み、その父親である領主を殺した。
 あらゆる鎧を無意味にする魔法の剣を持っていたこの小人をダニエルは言葉巧みに挑発し、
 剣を用いずに戦わせ、そして殺した。こうして彼は巨人の皮膚を貫く力を手に入れた。

 『輝く泉』は胴体を持たぬ悪魔に支配されていた。この怪物はゴルゴンのような頭を持ち、
 人々を石に変える力を備えるのである。ダニエルはペルセウスがそうしたように鏡を介して戦い、
 この悪魔を討伐した。この地の正当な統治者である伯は彼の信頼すべき友人、仲間となった。

 アーサー王は一騎討ちでマトゥア王を殺害し、ダニエルと共にクルーゼ軍との戦いを開始する。
 ダニエルは魔法の剣で巨人を討ち、敵軍の同士討ちを仕向け、クルーゼ七つの軍を壊滅させた。
 最終的に、アーサー王はダニエルをマトゥアの未亡人と結婚させ新クルーゼ王として封じた。


817 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/03/31(火) 20:37:16 3RpXQDQ.0
【元ネタ】アーサー王伝説
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】ガレル
【性別】男性
【身長・体重】170cm・67kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷C 魔力D 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:B
 騎乗の才能。
 大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、幻想種は乗りこなせない。

【固有スキル】
水棲:E
 宝具の使用中は水の抵抗を受けずに活動できる。

直感:C
 戦闘時、自身に最適な展開を感じ取る能力。
 ガレルはこの能力を“今戦いを仕掛けるべきか”を即座に判断する為に使用する。

【宝具】
『水妖魔鎧(ヴルガノス)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 半人半馬の海棲悪魔から剥ぎ取った皮で造られた鎧。
 着装時は全身と共に武器をも覆って固定し、一体となる。
 外側に接触する物体を減速させて鎧表面との相対速度を零にする事と、
 内側に収まった者を加速して筋力と敏捷を一ランク向上させる事ができる。
 単純な運動エネルギーに対しては無敵に近い防御力を誇るが、
 魔術や概念、宝具の現象に対しては通常の鎧に過ぎない。

【Weapon】
『無銘・剣』
 巨人夫婦や悪魔、敵王と渡り合った愛用の剣。
 宝具着装時には全身と共に剣も覆われてより強固さを増すが、
 刃も覆われるため鈍器と化してしまう。

【解説】
 『花咲く谷のダニエル』に多大な影響を受けているとされる独語韻文作品
 『花咲く谷のガレル』の主人公、円卓の騎士の一人ガレル。
 ガハムレトの妹の子、パルチヴァールの従兄弟にあたるスティリア生まれの騎士。

 カナディックのイクナーヴァ王、かつてウーサーに父を殺された人物が
 巨人カラビンを使者に立てアーサー王宮廷へと一年後の侵攻開始を通告してきた。
 アーサー王はガレルにカナディックの地理と軍勢を調べ上げるように命じ、
 彼はこれを引き受けた。が、その任務中ガレルは幾つもの脇道の冒険へと逸れる。

 ティオファビア王とその居城をゲルハルトの攻撃から救い、両者に援軍を誓わせた。
 ベラモントのエスキラボン公の手から囚人達を解放し、公や捕虜だった者達に援軍を誓わせた。
 小人王アルベヴィンを悩ませた邪悪な巨人夫婦ポダンとフィデガルトを殺し、王と友になった。
 ゴルゴンの頭を持つ半人半馬の悪魔ヴルガノスの討伐をアヴェレのラウダミー女王に依頼され、
 友となったアルベヴィンがゴルゴンの頭を盗み出し、ガレルが悪魔を討ち取った。
 そしてアルベヴィンは悪魔の皮を剥ぐと貫き難い堅牢な全身鎧を造り上げ、
 ガレルはラウダミーと結婚してアヴェレの王となった。

 そしてガレルは気付いた。もう自分達だけでイクナーヴァ軍を倒せる。

 偵察の報告を待っていたら戦勝の報告が届いたアーサー王は大変に驚き、ガレルを激賞した。
 莫大な恩賞を与えられたガレルは、アヴェレの高貴で寛大な王として安楽に過ごしたという。


818 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/03/31(火) 20:39:18 3RpXQDQ.0
【元ネタ】史実(イングランド)
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】オッファ
【性別】男性
【身長・体重】165cm・62kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷B 魔力B 幸運C 宝具C
【クラス別スキル】
陣地作成:C
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 小規模な“工房”の形成が可能。

道具作成:-
 道具作成スキルは、スキル『エンチャント』によって失われている。

【固有スキル】
エンチャント:A-
 概念付与。
 他者を王のセイン、イェシースへと任命する事により
 側近戦士団の一員として強力な機能を追加する。
 その強弱はキャスターとの関係性に左右される。

ルーン:C
 北欧の魔術刻印・ルーンの所持。

怪力:C
 一時的に筋力を増幅させる。携える古剣によりもたらされている攻撃特性。
 使用する事で筋力をワンランク向上させる。持続時間は“怪力”のランクによる。

【宝具】
『認められざる覇者の防塁(オッファダイク)』
ランク:C 種別:結界宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
 同胞アングル人の土地イングランドと
 異邦人ウェラスの土地ウェールズの境界となる防塁。
 防塁の内側において、キャスターと同盟・従属関係にない者は
 “招かれざる余所者”として土地、地域の恩恵から除外される。
 該当するのは魔術基盤、信仰、知名度、自然からの供給、聖杯による補助、等。

【Weapon】
『黄金造りの古剣』
 シルヴィング族の王オフテレの子エーアンムンドが持つ、巨人に鍛えられた剣が
 流れ流れてキャスターの手に渡ったもの。……とキャスターは主張する。
 たぶん『ベオウルフ』にかぶれて吐いた世迷言だが、彼に怪力スキルを与えている。

【解説】
 アングロサクソン七王国時代、マーシア王国最盛期の王オッファ。
 全アングル人の王を自称し、それが殆ど事実と言えるだけの勢力圏を築いた人物。

 即位後すぐに周辺小王国を併呑。エセックス王国を吸収してロンドンを掌中に収め、
 サセックス王国を消滅させ、ケント王国やイーストアングリアを支配下に置いた。
 難敵であったウェセックス王国も779年に両者の全軍が激突したベンシングトンの戦いで
 キネウルフ王を破り、宗主権を認めさせている。キネウルフが王族の一人に暗殺されると
 その後継者であるベオルフトリックに娘エアドブルフを嫁がせ、支配権を強化した。
 『アングロサクソン年代記』を編纂したウェセックスの人々から恨みを買ったためか、
 十分に強大な王であったにも関わらず年代記はオッファを認める形にはなっていない。
 多くの者を殺害したとされ、息子が殺害された折も父の因果が報いたものと書かれている。

 オッファは支配下の諸王に租税のみならず軍役、道路改修といった公的負担を求め、
 単なる軍事力での制覇に留まらぬ支配体制を築こうとした王である、とされる。
 外交も怠らず、フランクのシャルルマーニュからオッファに宛てた返書が現在に残る。
 オッファへ「兄弟」と呼びかけ一定の敬意を払っていたとみられるこの手紙は、
 ヨーロッパの君主間で通商貿易について話し合った最初の手紙とされている。

 彼がウェールズとの境に築かせた『オッファの防塁』は180㎝の壕と760㎝の塁からなる。
 ローマの建造物程に強固ではなく、侵攻を阻止するよりは境界を示すものに過ぎなかったが、
 ハドリアヌス・アントニウス両長城を併せたより長く、ウェールズ全土を隔てるものであった。

 余談だが、シャルルマーニュ十二勇士アストルフォの父オットーに相当するとされる。


819 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/04/02(木) 18:22:42 6loX.z5.0
【元ネタ】中国・史実
【CLASS】キャスター
【マスター】遠坂凜
【真名】郭璞
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷D 魔力B 幸運D 宝具B
【クラス別スキル】
陣地作成:C
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。 小規模な”工房”の形成が可能。

道具作成:D
 魔術的な道具を作成する技能。主に占術に関する道具に向いている。
 生半可な才能より、キャスターの道具に任せて占った方が効果がある。

【固有スキル】
魔力放出(水):B
 死後変じたという「水仙伯」の権能。自らの魔力を水として放出する。

仙術:C
 東洋固有の魔術大系。キャスターは『神仙伝』に掲載されている。
 小豆を赤い服を着た人物に変えて動き回らせたりした。

話術:C
 弁論の才。文章限定のランクであり、直接口にすればランクは低下する。
 口下手であったがよく良いことを言い、文章にすれば説得力抜群であった。

情報抹消:D
 弟子が秘伝書を無断で読もうとしたところ、読み終わる前に焼けてしまった。
 キャスターについて記録した媒体が自焼する。

【宝具】
『山海経注(せんがいきょうちゅう)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:100人
 天地を広く知り、知らざることも占って知り得たという、キャスターの能力。
 判定に成功することで、未知の存在の正体や性質を明らかにする。

『厠中霊刀(しちゅうれいとう)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1〜20 最大捕捉:100人
 本来見られてはならなかったという、儀礼中のキャスターの姿。
 厠の中で髪を振り乱し刀を口にしているところを目撃されると、キャスターも目撃者も消滅する。
 消滅までの時間はランダムながら、英霊よりも下の存在であればその場で消滅し、英霊であっても
 キャスターと前後して消滅することは避けられない。

【Weapon】
『無銘・刀』
『無銘・筮竹』

【解説】
 西晋・東晋に仕えた文人(276〜324)。字は景純。河東郡聞喜の出身。
 父は「破竹」の故事や『春秋左氏伝』癖で知られた将軍杜預に度々諫言して名を挙げた人であった。
 キャスターは博学多才で知られ、『山海経』以下の諸書に注を加えた。
 占術は郭公という人物から授かった青い袋に入った九巻の秘伝書を学んだといい、宰相王導の身
 に落雷の難があるのを避けさせるなど、京房や管輅にも勝ると賞賛された。
 もっとも文章はともかく占術は名士の技能としてはあまり尊敬されるものではなく、『捜神記』を編纂
 した干宝からは、礼よりも女と酒を愛する姿勢を諫められもしている。
 将軍王敦が反乱を起こした際に処刑されたがあらかじめ処刑される日時も場所も執行する人物が
 誰になるかも知っており、実は死なず仙人になったとも言われた。
 正史はもとより、『世説新語』、『捜神後記』、『神仙伝』などに多くの逸話が掲載されている。


820 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/04/04(土) 21:14:10 KaeqF5o.0
【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】アルカス
【性別】男性
【身長・体重】154cm・45kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷B+ 魔力C 幸運D 宝具A++
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

単独行動:B
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクBならば、マスターを失っても二日間は現界可能。

【固有スキル】
カリスマ:B
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。
 僅か十五年の生涯で文化英雄としての役目を果たし、後継も選定した稀代の王。

神性:B
 神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
 雷神ゼウスの子とされる。

地離れの加護:A
 ヘラの命を受けた海神達にかけられた呪い。
 地球上に着陸できない代わりに、魔力を用いて空中や宇宙空間を飛行できる。
 ただし、地球から離れるほどに必要とする魔力の量も増加していく。
 また、加護の代償としてこのサーヴァントは陸地、水上に接することができない。

【宝具】
『彗星猟犬(アルクトゥーロス)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:10〜90 最大捕捉:1人
 恒星の光を矢に宿し、必中の魔弾として放つ宝具。
 母が変じた熊を射ようとした弓矢と、熊座を永遠に追い続ける恒星の具現。
 射手が対象を狙っている間、放たれた矢は対象を追尾し、魔力が尽きるまで襲い続ける。
 また、その威力・追尾性は、アーチャーが多くの魔力を込めるほど上昇する。

『神代復古・黄金時代(アルカディア・ゴールデンエイジ)』
ランク:A++ 種別:対界宝具 レンジ:0〜99 最大捕捉:1000人
 後に楽園の代名詞として扱われ、聖杯伝説にも結び付けられた王土を再現する宝具。
 その正体は人々が抱く過去への郷愁、黄金時代の夢を蘇らせる世界の遡行である。
『神代復古・黄金時代(アルカディア・ゴールデンエイジ)』の圏内にいる者は、
 自身が『永遠に失われた、取り戻せないもの」と認識している文物や概念を、相応の魔力を消費することで創りだすことができる。
 ただし生み出したものは『神代復古・黄金時代(アルカディア・ゴールデンエイジ)』から離れた瞬間に失われる。

【Weapon】
【ジャベリン】
 投槍の一種。一説には母熊に放とうとしたのは矢ではなく投槍ともされる。
 ランサーのクラスの場合、『彗星猟犬(アルクトゥーロス)』の光は槍に宿り、アルカス諸共に彗星となって飛翔する。

【解説】
 ギリシャ神話の登場する英雄。アルカディア人の祖。父は雷神ゼウス、母はリュカオーンの娘カリストー。
 ゼウスはカリストーを妻ヘラの嫉妬から守るため熊に変じさせたが、ヘラの怒りは逃れられず殺されたという。
 このため母無し子となったアルカスはゼウスに引き取られた後、女神マイアの元で育てられたという。
 叔父のニュクティモスが没するとペラスギア国の王位を継ぎ、自らの名に因んでアルカディアと改名。
 トリプトレモスからはパンの作り方を、アドリスタースからは紡績の術を学び、国民に教えたという。
 彼が築き上げたアルカディアは後に牧歌的な楽園の代名詞ともなった。

 一方で異説もあり、母カリストーが熊に変えられたのはヘラの怒りによるものであったともいう。
 この説によれば、アルカスが十五歳の頃、山で狩りを楽しんでいた時に偶然、熊となったカリストーと遭遇。
 熊の正体が母であると気付かず殺そうとしたところを、母殺しを止めようとしたゼウスの手で星座に変えられたという。

 また祖父リュカオーンの親族が神を試す為に、人間を食膳に供して神罰を受けた、という逸話もあるが、
 この時(殺されて)食膳に供されたのはアルカスだったともされる。
 この際、殺されたアルカスと、アルカスの叔父であるニュクティモスだけは許され、アルカスは神の手で蘇らせてもらったという。

【コメント】
 いろいろと異説はあるが、
 全部組み合わせると享年十五歳で文化英雄としての役目を果たし、すさまじい子沢山ぶりを見せているというトンデモになる。
 が、型月だとありえそうだから困る。
 アーサー王とも関係の深いくま座と関連する人物だから、いわゆるセイバー顔かも分からんね。


821 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/04/05(日) 00:29:08 DJ.yIX.U0
【元ネタ】SCP財団
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】SCP-835-JP - 消照闇子
【性別】女性
【身長・体重】基本的には標準的な十代後半の女性程度の体格
【属性】中立・悪
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷B 魔力C 幸運D 宝具E-

【クラス別スキル】
気配遮断:A++
 アサシンはサーヴァントとしての自身の存在を隠蔽する能力を有します。
 アサシンの隠蔽能力は通常は他者を攻撃する際にランクが低下しますが、暗所においては特に効果的に発揮され、
 その場合は他者を攻撃する瞬間ですらアサシンの存在を感知することは不可能となります。

【固有スキル】
変化:E(A+)
 アサシンは本来は本来は一定の姿を持たない、
 それ自身に向けられるイメージそのものというべき存在あるいは現象と考えられます。
 しかし、現在のアサシンはSCP財団が制定した特別収容プロトコルにより『消照闇子』へと変貌しています。
 アサシンのサーヴァントとしての活動を通して多数の人間のアサシンに対するイメージが大きく変化した場合、
 アサシンはそのイメージに応じた存在に変化する可能性がありますが、
 現在のアサシンは『消照闇子』としてのイメージによりその性質を強く固定されているため
 アサシンの存在を根本から変革させることは困難です。
 『消照闇子』としてのアサシンは基本的に黒の学生服を着用し、黒の長髪を持ち、
 非常に優れた容姿を持つ10代後半の少女の外見をしていますが、
 外見年齢を10歳ほどまで前後させ、服装も変えることができます。
 これらの変化は『消照闇子』として認識されるイメージの多様性に基づくものであるため、
 『消照闇子』である限りアサシンの任意で変化させることが可能です。
 
無我:C(A+)
 アサシンは本来は意思の有無すら不明な存在ですが、現在は『消照闇子』としての人格を持ちます。
 アサシンの『消照闇子』としての人格も、その生い立ちのために自我・精神が希薄であり
 精神干渉に対しての抵抗力を有します。
 
【宝具】
『消照闇子(SCP-835-JP)』
ランク:E- 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 『消照闇子』はSCP財団日本支部の"プロトコル・アイドル-835"により無力化された現在のアサシンです。
 アサシンはアサシン自身の極めて高ランクの変化スキルの性質を利用して
 その存在自体が『消照闇子』として書き換えられており
 アサシンが保有するステータス及びスキルの殆どは『消照闇子』としての認識によるものです。
 
 『消照闇子』は暗所から暗所へ距離や遮蔽物を無視してテレポートする能力を持ち、
 また闇を意のままに操り物体を包み込んで消滅させられる能力を有していますが、
 その能力ゆえに財団と敵対する要注意団体に誘拐され暗殺者として育て上げられたという過去を持っており、
 現在の陰気な人格はこうした経緯から形成されたものである、と設定されています。
 『消照闇子』であるアサシンはこれらの能力および設定と共に
 "『消照闇子』という架空のキャラクターとして認識されるSCP-835-JPは現実的な脅威ではない"
 という財団職員の認識を体現しているため、暗殺に対する高い能力を保持しながらも
 敵対存在を実際に殺害することが困難です。
 アサシンが他者を殺害する際は、幸運判定の成功あるいは令呪による補助が無い限り何らかの要因で失敗します。


822 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/04/05(日) 00:30:38 DJ.yIX.U0
『ゼノフォビア(SCP-835-JP)』
ランク:A++ 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 『ゼノフォビア』の情報はSCP財団の保有する『ゼノフォビア』のデータを取得したマスターおよび
 本来の『ゼノフォビア』を知るSCP財団職員以外の人物には令呪・看破系のスキルを以てしても開示されず、
 『消照闇子』であるアサシン自身も『ゼノフォビア』を認識しません。
 『ゼノフォビア』はSCP財団職員が未知の方法で殺害され続けるという異常現象であり、
 サーヴァント"アサシン"の宝具としては財団職員ではなく聖杯戦争の関係者を対象とします。
 『消照闇子』に抹消されながらもアサシンの"オリジナル"であるために宝具として残存した『ゼノフォビア』は、
 アサシンが複数回のマスターあるいはサーヴァントの殺害に成功し
 アサシンが他者を殺害可能であるという事実とアサシンに対する明確な脅威のイメージを
 多数の聖杯戦争の関係者に十分に印象付けることで自動発動します。
 『ゼノフォビア』が発動した場合、アサシンの『消照闇子』およびサーヴァントとしての性質の全てが破棄され、
 アサシン『消照闇子』の実体は消滅します。
 『ゼノフォビア』は、最長3ヶ月の間隔を置いて暗所に侵入したあらゆる聖杯戦争の関係者を
 防御・回避不可能の方法で一人ずつ全滅するまで殺害し続けます。
 『ゼノフォビア』はアサシンが召喚された聖杯戦争が終結しても停止しません。
 『ゼノフォビア』は聖杯戦争の関係者である限り直接的に抵抗することは不可能な現象ですが
 多数の聖杯戦争の関係者の『ゼノフォビア』に対する共通認識を変化させることで
 『ゼノフォビア』を変異または無力化させることは不可能ではありません。

【解説】
 SCP-835-JP - 消照闇子(ゼノフォビア)
 アイテム番号:SCP-835-JP (http://ja.scp-wiki.net/scp-835-jp)
 オブジェクトクラス:Safe(Keterより再分類)
 
 SCP-835-JPは19██年に初めて確認された財団職員に対してのみ発生する異常な現象であり、
 当初はSCP-835-JP"ゼノフォビア"の名称で分類されていました。
 この異常現象に遭遇した対象は数秒から十数秒ほどで大量の血痕を残しその場から消失します。
 行方不明となった対象が再発見された例はありませんが、血痕は対象のものであり、
 また致命傷として十分な出血であることは確認されています。
 この現象は対象が財団職員であること、視界不良な暗所で発生すること、
 発生周期がおよそ1ヶ月から3ヶ月であること以外の一切の法則性が見出せず、
 実験的な観測は成功していません。目撃者の証言や監視カメラによる映像から、
 対象が認識できない何らかの存在から攻撃を受けるかのような言動をしていたことだけが明らかとなっています。
 
 SCP-835-JP"消照闇子"は、事案835として20██/██/██に発見された、
 SCP-835-JPの正体を██研究助手が個人的な趣味に基づき執筆した"SCP-835-JPの想像図"と題された漫画に記される少女です。
 事案835の発生時には既に複数の財団職員が架空のキャラクターとしての"消照闇子"を認識していましたが、
 これ以降SCP-835-JPが長期に亘り非活性化したことから、SCP-835-JPが他者の認識に依存する現象であると推測されました。
 事案835の結果を受け、"ゼノフォビア"に関するあらゆる情報を"消照闇子"に差し替え、
 財団内で"消照闇子"のキャラクターグッズの普及やイラスト・漫画・アニメーション等の創作活動を行うことで
 SCP-835-JP"消照闇子"というキャラクターの認識を共有する"プロトコル・アイドル-835"が実施されました。
 プロトコルの実施後、SCP-835-JP"ゼノフォビア"の活動は観測されていません。

 プロトコルを提言した██博士は、"ゼノフォビア"は暗闇に対する本能的な恐怖が具現化した
 攻性現象であったと推測していますが、"消照闇子"の認識の共有により無力化は成功したものと考えられます。
 
【コメント】
 SCP財団日本支部のアイドル消照闇子ちゃん。かわいい。
 鯖としては最悪の地雷の部類。
 基本的に勝てないし、例え敵を首尾良く殺し続けても最終的にマスター共々全滅する。


823 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/04/05(日) 00:37:36 DJ.yIX.U0
しまった
変化:E(A+)の一行目訂正
 アサシンは本来は本来は一定の姿を持たない、
→ アサシンは本来は一定の姿を持たない、


824 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/04/05(日) 22:59:11 5m7gknXM0
【元ネタ】中国・史実
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】張華
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷D 魔力B 幸運E 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

騎乗:D
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み程度に乗りこなせる。
 しかし、かつて龍の肉を食べたことがあり、龍種のみランクを超えて乗りこなせる。

【固有スキル】
蔵知の司書:B
 多重人格による記憶の分散処理。 博覧強記で知られ、『博物志』を後世に遺した。
 晋の官書はセイバーの蔵書を参考にしており、セイバー自身も記憶力に優れ、その場で図面を作成出来た。

人間観察:B
 人々を観察し、理解する技術。亡国の出身者であっても優れた人材であれば推薦した。
 西晋はもとより、東晋成立後の南北で活躍した人材も見出している。

占術:D
 未来を予知する魔術体系。若年期からよく通じており、奇獣や天文の意味するところを判断していた。
 同時代随一の専門家には及ばないが、現代の平均的魔術師よりははるかに優れている。

【宝具】
『干将(かんしょう)』
ランク:A 種別:対国宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:1000人
 かつて呉、セイバーの時代の説では楚の王の命で鋳造されたという名剣の片割れ。
 セイバーが呉を滅ぼす前、斗・牛の二宿の間に紫気が生じ、呉の強大さを示すものと恐れられていた。
 しかしセイバーは天文に通じており、彼以上に天文に通じていた雷煥と相談、干将・莫邪の名剣を掘り出させ
 たが、セイバーに後難があることを悟っていた雷煥は干将しか送らず、セイバーも未来を悟り催促しなかった。
 後に両剣は水中に没し、数丈の長さの龍となってから消えたという。
 龍に変じた剣に触れた「国以下の存在(国自体や国に拠って立っていた軍や個人)」を消滅させる。

【Weapon】
『剣・干将』
 莫邪と共にセイバーが発掘させた、雌雄一対の名剣。一方に「龍泉」、もう一方に「太阿」と銘が刻まれていた。
 それぞれ異なる紋様があり、セイバーもそれを見ていずれかを判断している。

【解説】
 魏・晋に仕えた文人(232〜300)。字は茂先。幼時に郡守であった父が死んで母と残され、羊を飼って生活して
 いたが、優れた才能を持ち、学識は豊かで、義侠心に富み、見識があった。
 作成した文を見た阮籍(竹林の七賢の一人で、「白眼視」の故事で著名)は「王佐の才」を持つと激賞したこと
 で天下に名を知られるようになり、晋の武帝(司馬炎)に重用される。
 武帝が呉を討とうとした際には多くの臣が反対したがセイバーは賛成し、兵站の計算や作戦を立案を行って
 成功に導いたが、一方で蜀の陳寿や呉の陸機・陸雲兄弟(祖父は陸遜)を厚遇、洒落者であったセイバーが
 鬚を絹紐でくくっているのを見た笑い癖持ちの陸雲は初対面で噴出すという失礼な真似をしたが、セイバーは
 「呉を平らげた甲斐はこの兄弟を得たことにある」と気に入り、二人も師の如くセイバーを慕っていたという。
 誠意を以て仕え、権勢を振るっていた恵帝の賈皇后にも一目置かれていたが、最後は八王の乱の中で越王
 に三族皆殺しにされ(息子に生き延びた者がいたという)、同情を集めた。死後、名誉が回復されている。


825 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/04/06(月) 19:06:18 AO8LXQE20
頑ななまでに元ネタをわざと分かりにくく書いたりテンプレに背いたりしてるけど
何があなたをそこまでさせるのか


826 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/04/06(月) 19:09:23 6/mAYK020
【元ネタ】史実(アメリカ軍事)
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】神の杖
【性別】-
【身長・体重】全長6.1m・直径30cm・重量100kg
【属性】-・-
【ステータス】筋力- 耐久- 敏捷- 魔力- 幸運- 宝具E++
【クラス別スキル】
対魔力:E
 魔術に対する守り。
 無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。

【固有スキル】
無我:A+
 自我・精神を持たないため、あらゆる精神干渉を無条件で無効化する。
 いかなる精神干渉の影響下にあっても、AK自体の能力は下がる事はない。

気配遮断:E+
 サーヴァントとしての気配を絶つ。
 魔力を放出しないため、魔術を用いた探知は極めて困難。
 ただし、直感等の超感覚による探知は可能。

【宝具】
『神の杖(Kinetic bombardment)』
ランク:E++ 種別:対国宝具 レンジ:20〜99 最大捕捉:1000人
ランサーそのものを使った投下爆撃。
その破壊力は強力無比であり、神秘こそ蓄積していないものの
一切の耐性を持たない英霊なら一撃で葬りかねないまさしく神の域に達した一撃。
防ぐには単純な耐久値の高さよりも、一定以下の神秘に対する耐性が必要である。

【解説】
アメリカ空軍が開発中だとされている宇宙兵器。
核兵器に代わる戦略兵器として計画されている兵器で、タングステンやチタン、ウランからなる金属棒に小型推進ロケット
を取り付け、高度1,000kmの低軌道上に配備された宇宙プラットホームから発射し、地上へ投下するというもの。
極めて大規模であるが、一種の運動エネルギー弾であると言える。
落下中の速度は11,587km/h(約マッハ9.5)にも達し、激突による破壊力は核爆弾に匹敵するだけではなく、
地下数百メートルにある目標を破壊可能だとされている。
金属棒の誘導は他の衛星によって行われ、地球全域を攻撃することが可能。
また、即応性や命中率も高いばかりか、電磁波を放出しないため探知することが難しく、迎撃は極めて困難だという。
創作世界でも 神の杖をモデルにしたと思われる兵器が登場する作品は数多くあり、
2013年チェリャビンスク州の隕石落下の際には落下したのは隕石ではなく神の杖だとする陰謀論も存在する。


827 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/04/06(月) 19:10:11 6/mAYK020
sage忘れましたすいません


828 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/04/08(水) 18:52:16 MxiA534o0
【元ネタ】 現実
【CLASS】 アヴェンジャー
【マスター】
【真名】 ボッチ
【性別】 不明
【身長・体重】158cm・45kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力E 幸運E 宝具EX
【クラス別スキル】
単独行動:A+++
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 このランクになると滅多なことがない限り、単独でしか行動出来ない

【固有スキル】
精神汚染:A+
 精神が錯乱している為、他の精神干渉系魔術を完全にシャットアウトする。
 ただし同ランクの精神汚染がない人物とは意思疎通が成立しない。
 他者との関わりを避けるため、付加されたスキル

気配遮断:A+
 サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
 完全に気配を絶てば発見することは不可能に近い。
 ただし自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちるが、
 アヴェンジャーが自ら関わりを持とうとする可能性は無に等しい。
 確かにいるのに認知されない故に付加されたスキル。

地獄耳:A
 ソナーの如く研ぎ澄まされた過剰なまでの聴覚。
 微かな物音さえ耳聡く察知出来る反面、大きな音などに弱くなる。
 周囲の会話に耳を立てるアヴェンジャーの習性。

昏睡の呪い(偽):A
  瞬時に寝たフリをする技能。
 この呪いにより、孤独を紛らわし、相手に悟られないようにする。

【宝具】
『唯一の生活(アンフレンド・ボッチ・ワークス)』
ランク:EX 種別:対個人宝具 レンジ:0〜1 最大捕捉:1人
 アヴェンジャー自身を包む固有結界。心象風景の具現化という大魔術。
 アヴェンジャーと周囲を完全に遮断する隔離結界であり、
 自身を隔離することであらゆる干渉をシャットアウトする。
 魔法の一つ、並行世界からの干渉でさえ防ぎきるが、同時に自身も干渉が不可能となり
 外の空気を感じ取ることすらできない。

【解説】
学校内に存在しながら一人気配を消し、読書をしたり、弁当を食べたり、校内をあてもなく散歩したり、
図書室に籠城したりする者の総称。
表向きは、俗世間と一線を画そうとしたり、群れることを嫌ってみたりしている。
しかしながら、本心は真逆だったりすることが、非常にしばしば見受けられる。
全人類の何割がぼっちであるかは不明である。 しかし、ネットの世界では相当数いるものと思われる。

I am the live by myself.
―――人は一人で生きている
Lsolated is my body, and lonesome is my blood.
血潮は寂寥で 心は孤高
I have made no people friend.
幾度の行事を超えて孤立
Unknown to Acquaintance
ただ一人も友人はなく
Nor Attention to Life.
ただ一度も認識されない
Have accepted loneliness to borrow many books.
彼の者は常に独り図書の室で読書に酔う
Yet, those hands will never belong to the group.
故に、その生涯に群れはなく
So as I pray, UNFRIEND BOCCIE WORKS.
その人は、きっと一人で生きていた


829 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/04/09(木) 10:22:19 CcaYw9gs0
【元ネタ】Fate/zero
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ジル・ド・レェ
【性別】男性
【身長・体重】196cm・70kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷D 魔力C 幸運E 宝具A+
【クラス別スキル】
陣地作成:C
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 “寝所”を形成する事が可能。
道具作成:D+
 魔術的な玩具を作成する技能。
 また媚薬の作成も得意とする。
【固有スキル】
精神汚染:A
 精神が錯乱している為、他の精神干渉系魔術を高確率でシャットアウトする。
 ただし同ランクの精神汚染がない人物とは意思疎通が成立しない。
芸術審美:E-
 性的な芸術作品、美術品への執着心。
 性的な逸話を持つ宝具を目にした場合、ごく低い確率で真名を看破することができる。
【宝具】
『夢膿畝婁教本(プレラーティーズ・キアラブック)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜10 最大捕捉:100人
 ――精液と愛液の混ざった液が塗りたくられた魔道書。
 月の天魔の類を召喚し使役できる。
 この本自体が魔力炉としての機能を持ち、術者の魔力に関係なく
 大魔術・儀礼呪法レベルの術行使を可能にする。
【Weapon】
『夢膿畝婁教本(プレラーティーズ・キアラブック)』
 精液と愛液の混ざった液が塗りたくられた魔道書。
 西暦二千年以降の最新の邪神に関する禁断の知識が書き記されている。
 キャスターが持つのは魔術師フランソワ・プレラーティによるイタリア語写本で、
 底本は人類以外の言語で記述されていた。
 さらにそれ以前の原典はデンマーク語で記述されていたという。
【解説】
発狂レベルの快楽を世界に具現することでそれを罰する主の不在を証明しようとしている。
エロい恰好した天魔一体一体の戦闘力はサーヴァントに劣るが、何体も召喚可能。
制御不能でいいならば、随喜自在第三外法快楽天を召喚することも可能。
ただしこれらの維持には魔力が必要。天魔は生物から精力を吸収して魔力に変換するが、
その前に魔道書の魔力供給が途絶えると即消滅する。
キャスターの趣味はボーイッシュな少女、フェミニンな少年であるが
最新の天魔の力はどれほど知性構造が異なっていようと、知性あるものには例外なく作用するので関係ない。


830 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/04/10(金) 23:20:29 7Zg9h4xc0
【元ネタ】仮面ライダー555
【CLASS】バーサーカー
【マスター】イリヤスフィール・フォン・アインツベルン
【真名】三原修二
【性別】男
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷D 魔力D 幸運E 宝具A
【クラス別スキル】
狂化:E
通常時は狂化の恩恵を受けない。
その代わり、正常な思考力を保つ。

【保有スキル】
精神薄弱:C
戦いを恐れる心。
精神攻撃に対して弱化し、戦意喪失しやすくなるが同ランクの狂化スキルを無効化できる。

騎乗:E
騎乗の才能。大抵の乗り物なら何とか乗りこなせる。

心眼(偽):D
本能的な危機察知。
自身に迫る危機を察知し、それに対応できるようになるスキル。
ただし『精神薄弱』の影響によって戦意喪失を起こす可能性が高い。

変化:C
自身の宝具を使い、仮面ライダーに変身できる。

【宝具】
『狂気のベルト(デルタギア)』ランク:A 種別:対人 レンジ:- 最大捕捉:-
「SMART BRAIN」のロゴが刻まれたアタッシュケースに収納されているベルトとガジェット一式。
同梱されている説明書通りに装着することにより仮面ライダーデルタに変身できる。
仮面ライダーデルタに変身することによってステータスが
筋力A+ 耐久B 敏捷A 魔力D 幸運E
に変化し、Cランクの狂化スキルが付与される。
ただし大きなダメージを受けて吹き飛ばされた場合、高確率で変身が解除される。
この宝具はバーサーカー以外も使用できる。

【Weapon】
『デルタフォン&デルタムーバー』
デルタギアの一つである携帯電話型ガジェットとテレビカメラ型ガジェット。
デルタムーバーにデルタフォンを接続することにより、拳銃型ガジェットに変形する。
強力なレーザービームを放ち、更にベルトに装着されている『ミッションメモリー』を装填することにより、
必殺のライダーキック『ルシファーズハンマー』を放つためのポインターを射出できる。


【解説】
wikiの草加を見て思いついたネタ。
精神薄弱は初期のヘタレ具合の再現。強い意思を持てばデメリット部分だけ消える。
言峰あたりにデルタギアをパクられそうだが三原ならなんとかイリヤを守ってくれる。
はず。


831 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/04/11(土) 13:34:25 0K7T1b7I0
【元ネタ】千葉県浦安市にも有る『アレ』
【CLASS】キャスター(他適性クラス⇒ライダー)
【マスター】ウォルト・ディ〇ニー
【真名】ミッ〇ーマウス
【性別】男
【身長・体重】3フィート2インチ(約96.5cm) ・ 23ポンド(約10.4kg)
【属性】中立 ・ 悪
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷C 魔力B 幸運A 宝具EX

【クラス別スキル】
陣地作成:A+
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。”神殿”を上回る”大神殿”を形成する事が可能。

道具作成:C-
 魔術的な道具を作成する技能。ただし作成した道具が、望み通りに機能するとは限らない。


【固有スキル】
カリスマ:D
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、一軍のリーダーとしては破格の人望である。

分身:A+
 魔術により自らと全く同じ存在を、複数体顕現させるスキル。
 「心眼」や「直観」のスキルを持たない者は、出現した分身を認識する事が出来ない。
 キャスターは皆の心の中に、1人1人居るのです。

情報隠蔽:E-
 魔術(黒い霧で顔を覆わせる等)によりキャスターは、真名やステータスを隠蔽できる。
 しかしどういう訳か、何の魔術素養も無い一般人にすら正体を看破される。

無辜の怪物:EX
 著作権に厳しいという噂が事実以上に一人歩きした結果の呪い。
 真名を解放すると同時に、物語を取り巻く世界そのものが消滅する。


【宝具】
『 全て集いし理想郷 ( イッツ・ア・スモール・ワールド ) 』
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
 著者ウォ〇ト・ディズニーの願う「戦争の無い平和な世界」を(歪めて)体現する固有結界。
 真名を解放する事によって世界の理を書き換え、空間内に存在する全ての者が保有する
 あらゆる彼我境界(肉体や自我は勿論、個体としての存在意義)を消し去り、キャスターは吸収する。
 ただし真名解放した瞬間、自他諸共に世界丸ごと無辜の怪物の影響で対消滅するため、意味は無い。


『 極光纏う寓意の軍勢 ( エレクトリカル・パレード ) 』
ランク:EX 種別:対軍宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
 キャスターに連なる英霊の軍団を召喚する大魔術。呼び出される英霊は水兵ルックのアヒルに始まり
 ギリシャ神話の大英雄ヘラクレスや、アラビアの魔神、SFチックなスペースレンジャーなど、実に様々
 良く見ると手塚〇虫の白いライオンとかも混ざっているが、気にしてはいけない。イイネ?
 なお、真名を解放すると無辜の……(以下略)。

【Weapon】
『無銘・斧』

【解説】
 詳細明かしても良いの? ハハッ!


832 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/04/11(土) 18:48:19 yEW2Mcpc0
【元ネタ】fateガーデンオブアヴァロン
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】ヴォーティガーン
【性別】男性
【身長・体重】178cm・79kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷D 魔力A 幸運D 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
 …闇属性に染まっている為、対魔力が低下している。
騎乗:―
 騎乗スキルは失われている。

【固有スキル】
魔力放出:B
 膨大な魔力はヴォーティガーンが意識せずとも、影となって体を覆う。
 その身に纏う黒い影によって、防御力が向上している。
話術:D-
 言論にて人を動かせる才。
 特に扇動に長けている。
 その一方で自身を上回る詐術の使い手には対抗判定すらできず、必ず騙される。
保守:B
 時代の守護者たる英雄に与えられる特殊スキル「保守」。新しきに抗う古き概念の断末魔。
 「聖性」や「神秘」のランクが低い相手や、体制への反逆者たる英雄などであるほど自分に有利な補正が与えられる。
 これによりヴォーティガーンは「聖性」や「神秘」を持たぬ英霊や宝具に絶対的な優位性を誇る。
 逆に神秘性の濃い神代の英霊などには何の効果もない。それどころか自身の各種スキル、宝具の効果が落ちる。

【宝具】
『卑王鉄槌(ヴォーティガーン)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:1〜9 最大捕捉:10人
 全身が巨大な影に覆われ、物凄い勢いで振り回される。ように見える動作で敵を蒸発させる。
 この間、自身の肉体は普段よりも濃い影により保護されているが、
 この宝具のダメージ数値を上回る装甲にぶつかったなら傷を負う。
 竜の血を飲んだことで備わった能力。
『原始回帰ス暗黒楽土(デ・エクシード・ブリタニア)』
ランク:E〜EX 種別:対島宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
 ブリテンを滅ぼす卑王ヴォーティガーンの真の宝具。
 聖なるものに対して絶対的な力を揮う魔竜ヴォーティガーンへと変性する。
 人間に穢されるぐらいならば己の手で…というブリテン島の意思が具現化したもの。
 しかし聖なる力を持たぬ英霊にとっては何の効果もない。
 この宝具を使用すると相手の聖なる力を喰らい、その喰らった質量に応じて
 「竜の息吹(暗雲)」「異形(竜)」「飛翔」といったスキルが追加されていく、
 さらにはステータスと各種スキルのランクも上昇していく。
 ただしスキル「話術」「保守」は失われる。

【Weapon】
『無銘・長剣』

【解説】
ブリテン統一を目論む部族の王。サクソン人達を招き入れ利用する卑しき王。
しかしその正体は、
「なぜ抗う。なぜ認めぬ。なぜ人であろうとする。
ブリテンは滅びねばならぬ。おまえたちは死に絶えねばならぬ。
いずれ人間どもの手で島が穢されるのならば、我が手で原始に還す。
―――大いなるブリテンを地獄に。未来永劫人間の住めぬ、暗黒の楽土に変えねばならん」
ブリテンの中から生じ、ブリテンを滅ぼさんと生まれた白い竜の化身にして、
ブリテンそのもの、島の意思、島の分身であった。
サクソン人達と共に城塞都市ロンディニウムを滅ぼし、ウーサー・ペンドラゴンに勝利した後
十数年に渡ってウーサーの後継者たる赤き竜の化身を探し回ったが見つけることができず
アーサーがサクソン人達との戦いを幾つも勝ち抜いた時、ついに重い腰を上げ城塞都市での決戦に挑むも、
二つの聖剣によって両手を縫い付けられた所を心臓に聖槍ロンゴミニアドを突きたてられ討伐されてしまう。
その身体は死体としては残らず、塵に還ったと言われている。


833 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/04/11(土) 21:23:17 e/o4vhGk0
【元ネタ】アイルランド伝承
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】マアゲン
【性別】男性
【身長・体重】158cm・45kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷C 魔力B 幸運B 宝具D
【クラス別スキル】
陣地作成:D
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 彼が作るのは工房ではなく、物語を奏でる“舞台”である。

道具作成:D
 魔術的な道具を作成する技能。
 礼装として使用できる楽器の作成、整備調整。

【固有スキル】
戦闘続行:A-
 詩人の執念。
 瀕死の傷でも物語る事を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り歌い続ける。
 むしろ中断すると死ぬ。

呪歌:C+
 歌を用いた魔術体系。旋律を付けて発する事で万物の心に働きかける。
 英雄詩の再話翻案において真価を発揮し、本人が意図しない魔術効果まで起こし得る。

【宝具】
『失伝補遺(トイン)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
 過去視の亜種。
 目視した、もしくは真名を知る対象について
 名、経歴、能力、性格、業績、長所、弱点、関わりの深い人物等々
 それを物語る為に有用となる全情報を取得する。
 ……詩を作って語るに値しない者に対しては効果を持たない。

【解説】
 フェルグス・マック・ロイがオガム文字で『トイン』の物語を記した木板が
 ある吟遊詩人の手でイタリアに持ち去られた事で失われて久しい時代のこと。
 詩人の長シェナハーン・トルペシュトはある時、上王グアリから
 「我等の伝説のうち、最も有名で最も美しい詩」を歌うように求められたが、
 『トイン』は失われていた為これに応える事ができず、大変な恥辱を味わった。
 彼は『トイン』を求めエリンとアルバを歩き回ったが、僅かな断片しか得られなかった。
 老いた彼は二人の息子、マアゲンとイーメナをイタリアへ探求に行かせる事を決める。

 エイン湖の傍で疲労の極みに達したマアゲンは、石にもたれかかって休んでいた。
 この石にオガム文字が刻まれていて、読んでみるとフェルグスの墓と書いてある。
 『トイン』を教えてくれ、全ての愛情を代償に捧げると誓ってもよい、と哀願するマアゲン。
 フェルグスの霊は辺りを不思議な濃霧で満たし、マアゲンは一晩中その中に横たわっていた。

 だが別に『トイン』を教えてはくれなかった。
 そしてマアゲンは開眼する。失われた詩それ自体を取り戻そうと骨折っていたが、
 最高の詩、最良の物語を歌う事さえできれば父の恥辱は雪がれるのではないのか。
 最も尊い愛を代償に詩を買った所で、愛を失った自分は死んだ詩を歌うだけだ。
 あらゆる良き愛に励まされ、自らが偉大な伝説詩を歌い出すべきなのだ。

 帰還したマアゲンが歌った詩は、フェルグスの詩とは違っていたが、
 クーフーリンもメイヴもフェルグスもフェルディアも生き生きと躍る余りに美しい歌で
 父も上王もかつて父を侮辱した人々も恍惚の中にいた。ところが、長大な詩が進むにつれ
 辺りに不可思議な雰囲気が濃く立ち込めて来て、恐れた上王は三度マアゲンを制止する。
 三度目にマアゲンが歌を止めると、彼はその場で一塊の土となって崩れ落ちた。
 物語詩『クーリーの牛争い(トイン・ボー・クールニャ)』は呪われている、と上王は断じ
 マアゲンだった土塊はそのまま棺に入れて海中へ沈められる。『トイン』は再び失われた。


834 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/04/11(土) 23:10:05 /nxqmQBY0
【元ネタ】仮面ライダー555
【CLASS】ライダー
【真名】北崎
【性別】男
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷C 魔力C 幸運E 宝具A
【クラス別スキル】
騎乗:C
騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、
野獣ランクの獣は乗りこなせない。

対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

【保有スキル】
オルフェノク:A
黄泉返りを果たした死者が成る動植物の因子を持つ進化した人類。
人間を超えた身体能力を持ち、自身が殺害した存在を一定確率でオルフェノクとして生まれ変わらせる。
バーサーカーは数いるオルフェノクの中でも唯一『龍』という幻想種の因子を持つ。

単独行動:C
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
ランクCならば、マスターを失ってから一日間現界可能。

精神異常:B
精神を病んでいる。
他者を虐げる事でのみ生の実感を得ることができる歪んだ心。
相手の精神汚染系スキルを高確率でシャットダウンする。

変化:A
自身の宝具を使い、仮面ライダーに変身できる。
更に龍の因子を持つオルフェノク『ドラゴンオルフェノク』にも変化できる。


【宝具】
『狂気のベルト(デルタギア)』ランク:A 種別:対人 レンジ:- 最大捕捉:-
「SMART BRAIN」のロゴが刻まれたアタッシュケースに収納されているベルトとガジェット一式。
同梱されている説明書通りに装着することにより仮面ライダーデルタに変身できる。
仮面ライダーデルタに変身することによってステータスが
筋力A+ 耐久B 敏捷A 魔力D 幸運E
に変化し、Cランクの狂化スキルが付与される。
ただし大きなダメージを受けて吹き飛ばされた場合、高確率で変身が解除される。
この宝具はバーサーカー以外も使用できる。

『狂気の龍王(りゅうじんたい)』ランク:A+ 種別:対人 レンジ:- 最大捕捉:-
ドラゴンオルフェノクに変化している時のみ使用できる宝具。
堅牢な装甲をパージすることにより、音速を超える速度を得ることができる。
この宝具の発動中、ステータスが
筋力A 耐久E 敏捷A+++ 魔力C 幸運E
に変化する。


【Weapon】
『デルタフォン&デルタムーバー』
デルタギアの一つである携帯電話型ガジェットとテレビカメラ型ガジェット。
デルタムーバーにデルタフォンを接続することにより、拳銃型ガジェットに変形する。
強力なレーザービームを放ち、更にベルトに装着されている『ミッションメモリー』を装填することにより、
必殺のライダーキック『ルシファーズハンマー』を放つためのポインターを射出できる。


【解説】
先日投稿した三原デルタの使い回し。
宝具にジェットスライガーを乗せようと思ったがルビふりが面倒なのでオミット。


835 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/04/12(日) 14:47:22 ppi7dfrU0
【元ネタ】都市伝説 Fateシリーズ
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】ジャック・ザ・リッパー
【性別】無し
【身長・体重】不定
【属性】混沌・狂
【ステータス】筋力- 耐久- 敏捷- 魔力- 幸運- 宝具
【クラス別スキル】
対魔力:-
 宝具『惨殺凶刃』の凶器が持つ神秘によって上下する

【固有スキル】
霧夜の殺人:A
 殺人鬼の凶器という特性上、セイバーは被害者の相手に対して常に先手を取れる。
 ただし、先手を取れるのは夜のみ。

無我:A+
 自我・精神を持たないため、あらゆる精神干渉を無条件で無効化する。
 いかなる精神干渉の影響下にあっても、セイバー自体の能力は下がる事はない。

【宝具】
『惨殺凶刃(ザ・リッパー)』
ランク:E〜A++ 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
ジャック・ザ・リッパーの凶器に宿った意思。セイバーそのもの。
凶器には確固とした形はなく、共通しているのは「人を切り裂く」鋭利さを保有しているということだけ。
霧という形で鋭利さをもつ物体にとり憑き、「凶器」に作り変え支配する。
ナイフや剣に始まり、動物の爪や植物のツタ、はたまた紙切れにすら憑依が可能。
宝具にとり憑いた場合、そのままのランクで支配下に置かれるが、光や炎など霧を照らす能力を持つものには
憑依できない。

【Weapon】
『ナイフ』
 現界した際にとり憑いている凶器。
 ジャック・ザ・リッパーの凶器としてもっとも語られる一品。

【解説】
かつてロンドンを震撼させた殺人鬼『切り裂きジャック』――ではなく、正確にはその凶器。
数多の殺人現場で流用されたナイフに意思が宿ったもの。
意思を帯びたナイフは手に取った者を支配し、さらに多くの人間を殺すために使用された。

【コメント】
ブレードテイカー的セイバー
アサシンとバーサーカーがいるんだしセイバーでも。
Fakeで呪いのアイテムに操られた人間がジャック・ザ・リッパーという説があるみたいな話をしてたので


836 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/04/13(月) 20:13:10 efclDj2M0
【元ネタ】史実、英国伝承
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】ドゥルスト
【性別】男性
【身長・体重】184cm・87kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷D 魔力C 幸運E 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

単独行動:A
 マスターからの魔力供給を断っても自立できる能力。
 ランクAならば、マスターを失っても一週間は現界可能。

【固有スキル】
天性の肉体:C
 ピクト人である。
 常に筋力がランクアップしているものとして扱われる。
 更に、描かなくとも体表に青い紋様が現れ個性をアピールする。

パンクラチオン:A
 拳闘と組技を複合させた総合格闘術。
 Aランクともなれば達人の域である。

魔術:C
 オーソドックスな魔術を習得。
 強化・変化に長ける。

動物使役:B
 鳥獣を馴致する手管。
 意のままに動く群れや特異な性能を発揮する個体を仕上げる事ができる。

【宝具】
『騒嵐の操主(ドリストウルン・ハイウルン)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1〜10 最大捕捉:7人
 左右一揃いの手甲。鉄拳ドリストウルン。
 右腕は高指向性の轟音を発して敵を朦朧・昏倒させ、
 左腕は攻防一体の嵐壁を展開する。

【解説】
 ピクト人ドゥルスト(ドリスト、ドロスタン、ドリスタン、ドルスタヌス)。
 その名は『喧噪』『嵐』を意味し、年代記にて度々同じ〜似た名の人物が現れている。

 後にウェールズの伝承に取り込まれ、「敵を征服する者」「戦いの勝利者」「機械造りの名工」
 「魔術に長ける三人の騎士の一人、メヌウらと同じく苦境において望む姿へ変じる力を持つ者」
 「アルスル、マルク、ケイ、ベドウィルの四人でも彼から一匹の子豚も得られない偉大な豚番」
 「頑固不屈の者」、デァドラとノイシュやダーマッドとグラーニャの類型となる恋物語の主人公、
 等々と様々な要素を付加されたり削られたりした果て、最終的には所謂“トリスタン”となった。


837 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/04/13(月) 20:15:07 efclDj2M0
【元ネタ】史実(ノルウェイ)、サガ
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】ハーラル一世(美髪王)
【性別】男性
【身長・体重】188cm・95kg
【属性】秩序・狂
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷B 魔力D 幸運A 宝具C
【クラス別スキル】
狂化:C
 魔力と幸運を除いたパラメーターをランクアップさせるが、
 言語能力を失い、複雑な思考ができなくなる。

【固有スキル】
嵐の航海者:C→×
 船と認識されるものを駆る才能。
 集団のリーダーとしての能力も必要となるため、軍略、カリスマの効果も兼ね備えた特殊スキル。
 ただし現在はクラス能力により狂化している為、能力を発揮できない。

エンチャント:B
 狂化付与。最大捕捉・12人。
 両者の合意のもと、他者に対して狂化スキルを追加する……のが本来の姿だが、
 当人が狂化している今は近くにいる者へ無差別に押し付けられる。
 精神耐性、対魔力スキルにより抵抗可能。

【宝具】
『功成り名遂げ美髪と成らん(タングルヘア)』
ランク:E 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 すごく きたない 髪。
 人も獣も、無機物や概念さえも可能な限りこれを避けたいと感じ、
 バーサーカーへの攻撃時に多大なペナルティを負う。
 ちなみに、この宝具は戦略目標を達成するまで外せない。

『小さな巨刃(ドーフリ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 ハルガン黒王の拘束から巨人ドーフリを救い出した鋼の短剣。
 六十人の手が必要だったという巨大な足枷と鉄鎖とを斬り裂いた短剣自体の力と
 戦ではいつでも見えないように助太刀をするとの巨人の誓いとが融合し、
 携行時は筋力を常に一ランク向上させ、短剣での攻撃時には+を付加する。

【解説】
 ハルダン黒王の息子、中世の記録でノルウェイ最初の統一王とされるハーラル一世。
 「小領主如きは相手にしない、全土の王としか結婚しない」との求婚相手ギダの言葉を受け
 『統一王となるまで髪を切りも梳りもしない』との誓いを立て、実践し、実現させた。
 虱の巣窟となっていた汚髪を整えた彼は、実に見事な美髪の持ち主になったという。

 五歳の頃に父ハルダンの館で盗みを働いた巨人ドーフリを助け、その責で放逐され
 以来父が亡くなるまでの五年間ドーフリの養育を受け強壮に育ったとの民話が伝わる。
 求婚相手でなくこの巨人がノルウェイ統一まで髪を切らぬよう約束させたとも、
 「戦ではいつでも助太刀する、姿は見せないようにするが」と誓約したともされる。


838 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/04/13(月) 20:16:32 efclDj2M0
【元ネタ】SW2.0
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】フェルディナント・シュナイダー
【性別】男性
【身長・体重】190cm・100kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷C 魔力B 幸運B 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

騎乗:D
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み程度に乗りこなせる。

【固有スキル】
無辜の怪物:E
 危険神キル・ヒアーの神官にして血塗れ伯爵。
 本人の意思や姿とは関係なく、風評によって真相をねじ曲げられたものの名。
 大して真相と変わらないので装備(スキル)を外すまでもない。

魔術:A
 古代神キル・ヒアーに仕える最高位の神官。
 神の降臨をも可能とするが、準備には一年を要する上にセイバーは確実に死亡する。

【宝具】
『絶竜神剣(ドラゴンゴッドスレイヤー)』
ランク:A 種別:対竜・対神宝具 レンジ:1〜3 最大捕捉:1人
 竜神ハーヴリーズを殺す為に鍛えられた、両手持ちの大剣。
 攻撃の命中時、チートスキルないしEXや★の能力を一つ封印する。
 対象となる能力を複数備えている場合、使用者が選択するか、
 使用者が相手の能力を把握していないならランダムに選択される。

【解説】
 TRPGソードワールド2.0にて
 「最高レベルのキャラクターによる豪快な冒険」をコンセプトとするリプレイシリーズで
 メイン攻撃役前衛を務めるプレイヤーキャラクター。

 あんまりな剣名はGMである清松みゆきの嫌がらせ。


839 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/04/13(月) 20:18:18 efclDj2M0
【元ネタ】戦国妖狐
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】足利義輝
【性別】男性
【身長・体重】178cm・80kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷A+ 魔力E 幸運E 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

騎乗:B
 騎乗の才能。
 大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、幻想種は乗りこなせない。

【固有スキル】
無限の太刀:-
 対時魔剣。最大補足・1人分。
 時を斬り、全生涯を俯瞰する視点から自身の展開を感じ取る。
 飽く迄『自分自身の運命』に限られた範囲においてであるが、
 無限の揺らぎを持つ時と可能性の中から運命を選択する事ができる。

透化:B
 泰然自若。精神面への干渉を無効化する精神防御。
 笑え笑え、生くるを楽しめ。

宗和の心得:B
 同じ相手に同じ技を何度使用しても命中精度が下がらない特殊な技能。
 攻撃が見切られなくなる。

【宝具】
『我が名をあげよ雲の上まで』
ランク:E〜B 種別:対人宝具 レンジ:1〜3 最大捕捉:1人
 利剣の林。
 畳に突き立てられた数多くの名刀、もしくは畳『が』刺さった沢山の刀。
 畳に刺さっている刀には自動修復がかかり、磨耗欠損から回復させる。

『我は至れり雲の上まで』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1〜2 最大捕捉:1人
 京の大土地神が義輝の魂を用いて作り上げた刀。
 数多の次元と可能性に通じた魂の刃が持つ切れ味は
 物理攻撃を無効化するものや概念・運命干渉を斬り裂き、幽界をも斬り拓く。
 この宝具は他者に譲渡しセイバーの消滅後も現界させ続ける事ができる。

【解説】
 漫画『戦国妖狐』の脇役、室町幕府十三代将軍のテルさん。
 鍛錬の果てに剣の技が極まって知らぬ間に時を斬り、時の完結を見て、
 自分の生涯を見渡せるようになった事でネタバレ御免のメタメタ視点を持つ。
 鳥になるのが夢で、仮装して御所の屋根から跳んだりする面白おかしい人。
 暗殺される場に自分の悟りがあると知った事により、
 ネタバレ通りに永禄の変にて討たれる道を選んだ。

 御所を襲った松永勢を四頁半使った大見開きで迎え、
 畳に刺さった刀を取っ替え引っ替えしながら戦い、
 衾を楯に覆い被さって殺そうとした者達を衾ごと斬り、
 そのうち畳ごと引っこ抜いて軍勢を調子よくバサバサ斬りまくっていた。
 うっかり勝ってしまう所だったが、運命の歪みを感知して訪れた無の民との邂逅中、
 第三者からは「死神を眺めて呆けていた」所を松永に後ろから刺され致命傷を負う。
 最期の見届け人を頼んだ一人、物語の主要人物である真介に抱えられて空高く昇り、
 鳥になったような良い気分で新しい時世の句をものした所で亡くなった。


840 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/04/15(水) 19:51:40 kbsVE2y60
【元ネタ】fate/zero
【CLASS】キャスター
【マスター】雨生 龍之介
【真名】ジル・ド・レェ
【性別】男性
【身長・体重】196cm・70kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷D 魔力C 幸運E 宝具A+
【クラス別スキル】
陣地作成:B
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 “工房”を形成する事が可能。

道具作成:-
 宝具による召喚能力を得た代償に、道具作成スキルは失われている。

【固有スキル】
精神汚染:A
 精神が錯乱している為、他の精神干渉系魔術を高確率でシャットアウトする。
 ただし同ランクの精神汚染がない人物とは意思疎通が成立しない。

芸術審美:E-
 死を題材とした芸術作品、美術品への執着心。
 芸能面における逸話を持つ宝具を目にした場合、ごく低い確率で真名を看破することができる。

【宝具】
『極東直死教本(プレラーティーズ・キリングブック)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜10 最大捕捉:100人
 ――人間の脳と眼で装幀された魔道書。
 極東の死魔の類を召喚し使役できる。
 この本自体が魔力炉としての機能を持ち、術者の魔力に関係なく
 大魔術・儀礼呪法レベルの術行使を可能にする。

【Weapon】
『極東直死教本(プレラーティーズ・キリングブック)』
 人の脳と眼球を開いて編んだ素材で装丁された魔道書。
 人類発祥以前からの死に関する禁断の知識が書き記されている。
 ジル・ド・レェが持つのは魔術師フランソワ・プレラーティによるイタリア語写本で、
 底本は日本語だった。
 さらにそれ以前の原典は黒い点と線で記述されていたという。

【解説】
 死を布教することで世界の不完全さを人々に認識させ、主の不在を証明しようとしている。
 宝具が召喚する死魔は、表面に黒い点と線が幾つも描かれた人形として現れる。
 これらは常人が触れるだけでも崩壊する儚い存在だが、新しく何体でも召喚可能。
 黒い点や線を見た者は頭痛や発熱が起こり、やがて脳が破壊され死亡する。
 また制御不能で良いのなら、黒い点と線が描かれた巨大な竜巻を召喚可能。
 これら黒い点と線は視覚情報化された「死(存在限界)」であり、見た者の脳を破壊するのは
 それが脳の演算能力を超えた情報だからである。
 物質の死より災害の死の方が理解が難しいため、より早く脳を破壊する。


841 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/04/15(水) 22:29:41 Qxt9l1yo0
つまんね
毎日毎日楽しい?


842 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/04/15(水) 23:27:40 0xRoKlTAO
他人の褌で相撲を取る奴は屑
ハッキリ分かんだね


843 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/04/16(木) 06:26:59 SRJqeZEY0
うーん0点


844 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/04/18(土) 16:14:27 f/wxlNpk0
【元ネタ】中世イギリス英雄叙事詩『ベーオウルフ』
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】ベーオウルフ
【性別】男性
【身長・体重】210cm・105kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力A+++ 耐久A 敏捷B 魔力D 幸運B 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:A
A以下の魔術は全てキャンセル。事実上、現代の魔術師ではセイバーに傷をつけられない。特に竜種からの攻撃に対して非常に強い抵抗力を持つ。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
武器簒奪:A+
 自分以外の者が所有する武具を使いこなす能力。また、戦場にある武装をアドリブで活用する才能。
 水魔との戦いにおいて借り受けたフルンティングを使いこなし、
 戦場で咄嗟に霜の巨人の大剣を用いて逆転した逸話の具現。
 手にした武器に自らの宝具としての属性を与え、駆使する。
 どのような武器、兵器であろうともベーオウルフが手にした時点でBランク相当の宝具として扱われる。
 元から英霊の宝具であれば、従来のランクのままベーオウルフの支配下に置かれる。
 自分以外の英霊が持つ宝具を奪い取る事も可能。
 こうして英霊から奪い取った宝具は、初めて見る武器でも自在に使いこなすことができ、真名開放も可能となる。
 ただし、ベーオウルフの人類規格外の膂力に耐えられる武具は少ないため、使用の度に破壊判定ロールを行う。
 1D6で偶数なら判定失敗。
 判定に失敗するとその宝具および武器は必ず破壊され、以後使用不能になる。
 なお、この判定の対象にフルンティングとネイリングは含まれない。

一騎討ち:A
 人間の戦士や英雄のみならず怪物や竜とも単独で戦い、勝利を収めてきたベーオウルフの最も得意とする戦闘スタイルであり、彼の生き様。
 英雄たるものが敵と戦うに際しては、介添えとしての家臣を伴うことはあっても、基本的には人の手助けを借りない。
 だからこそ、彼は単身で万夫に匹敵する、とされるのである。
 ベーオウルフが敵と一対一で戦う限り、その戦闘では常に有利な判定を得ることができる。

戦闘続行:A
 生還能力。瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。
 竜の炎によって全身を焼かれ、竜の爪牙によって毒を受けても戦い続けた

勇猛:A+
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。

心眼(真):A
 修行・鍛錬によって培った洞察力。
 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、
 その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”。


845 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/04/18(土) 16:16:25 f/wxlNpk0
ベーオウルフ続き。分割しないと入らなかった。連投すまぬ

【宝具】
『斬り啜る堅固の鉄牙(フルンティング)』
ランク:B+ 種別:対人宝具 レンジ:1〜 最大捕捉:1人
 敵を攻撃し、刀身に血を吸わせることで成長する魔剣。
フルンティングによって敵にダメージを与えると、その度に刀身が強度と切れ味を増し、リーチが伸びる。
これによって与ダメージと攻撃範囲、命中精度が上昇する。
剣そのものが成長し、大きくなってゆくのである。
このフルンティングの成長効果は戦闘が終了しても、聖杯戦争の期間中はリセットされることなく、継続する。
また、フルンティングを使用する際、使用者の筋力ステータスはフルンティングの成長度合いに応じてワンランクから最大で3ランク上昇する。

『鈍天裂き喰む鋼の戦刃(ネイリング)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1〜2 最大捕捉:1人
 ネイリングを装備した状態で戦闘を開始した者は一ターン目に限り、必ず先制攻撃することができる。
 また、ネイリングを装備している間は敏捷と耐久がワンランク上昇する。
 そして、魔力を充填して真名解放することで、相手の物理防御を無視したクリティカル攻撃が可能となる。
 ただし、真名解放した場合、ネイリングは破壊され、以後使用不能となる。
 なお、フルンティングとネイリングは同時に装備、使用が可能。

『天嵐断ち割るは騎士の剛勇(ウェデル・エァナ・ヒエロゥ)』
ランク:A++ 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:30人
 いかなる宝剣をもってしても傷つけられなかったという怪物たちを素手で殺したという逸話の具現。
 ベーオウルフが武器を使用していない時、彼の肉体は自動的にA+ランク宝具として扱われる。
 この際、ベーオウルフの行う格闘攻撃は物理的、魔術的防御を全て無視してダメージを与える。
 ダメージ算出は攻撃一発につきSTR×5+MGIを基準とし、AGL×3回までは隙の無い連続攻撃が可能。
 さらに、戦う相手が竜、吸血種、怪魔に類する属性を持つ場合は攻撃の度にクリティカルによる即死判定が発生する。
 また、この宝具を使用して戦う際、ベーオウルフと相手が一騎討ちの状況である場合に限り、ベーオウルフの全ステータスがその戦闘中ワンランク上昇する。
 なお、ウェデルとはイェーアト人の別名であり「嵐を物ともせぬイェーアト人」から生まれた略称。
 また、単にウェデルと呼ぶ場合には「嵐、荒天」の意味もある。
 「ウェデル・エァナ・ヒエロゥ」とはおおよそ「ウェデルの唯一人なる英雄剛傑」といった意味。

【Weapon】
『赤原猟犬(フルンティング)』
 グレンデルを退治するにあたって、フロースガール王の臣下ウンフェルスより借り受けた宝剣。
 「伝来の古宝のうちにても飛び切りの逸品であった」
 「刀身は鉄造りにして、必殺の刃文が入っており、血を啜っていよよ堅固になっていた」
 「長柄の太刀」と描写される

『尖鋭剣(ネイリング)』
  親族でもある主君ヒイェラーク王を殺したフランク族の勇士デイフレヴンを討伐し、奪いとった名剣。
 なお、デイフレヴンはベーオウルフが素手で殺した。ベーオウルフ曰く、
 「デイフレヴンを掴み殺してこの方、絶えず予のために役立ってきたこの太刀」
 「彼(デイフレヴンのこと)は刃に掛かって斃れしにあらず、予が彼を取り押さえ、その高鳴る心の臓を、体を打ち砕いたのだ」
 とのこと。
 「堅固なる剣」「鈍色に輝く古剣」と描写される。

無銘:胴鎧
 ゲルマンの英雄伝説に登場する鍛冶にして魔術師ウェーランド(北欧語ではヴェルンド。ローマ神話のウルカヌスに相当)が鍛えあげたフレーゼル公伝来の家宝。とにかく頑丈。

【解説】
イギリス最古の英雄叙事詩『ベーオウルフ』の主人公。北欧の大英雄。
勘違いされがちだが、厳密に言うとイギリスではなく海を挟んだスウェーデン出身の英雄。
ウェデル人とも呼ばれるスウェーデン南部のイェーアト族最強の勇士にして、ヒイェラーク王の母方の甥であり、王の家臣。
英雄エッジセーオウの息子。
海を挟んだ友好国デネ(デンマーク)の王フロースガールとその民が邪悪な吸血鬼グレンデルに苦しめられていると聞くと、
その退治を自分から申し出て見事に一騎討ちを成し遂げて見せた。
その後は祖国で王となり、五十年以上国を治めたが、邪悪な竜の出現により、再び一騎討ちに臨んだ。
自らの命と引き換えに邪竜を退治した慈悲深い王は多くの民に惜しまれながらこの世を去った。

ベーオウルフは叙事詩序盤から「彼はこの世のかの時において人類の中にても何人にもすぐれて力強く、やんごとなき偉丈夫であった」と語られているなど、
作中の記述で当時の人類最強として描写される場面が頻出する


846 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/04/18(土) 16:25:03 IzebJkag0
もういいよ


847 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/04/18(土) 17:40:23 Ahy2v8t20
これって隔離スレなのにアンチがわざわざ凸して来てんの?


848 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/04/19(日) 20:14:31 Zwe9T.6w0
【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】小アイアス
【性別】男性
【身長・体重】165cm・75kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷A+ 魔力C 幸運B 宝具C++
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

【保有スキル】
勇猛:B
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。

仕切り直し:A+ 
 戦闘から離脱する能力。
 A相当の“追撃”スキルを持たない限り、相手はほぼ確実に撤退を許してしまう

神々の加護:-
 アカイア勢に助力した神々からの加護。
 危機に瀕した際に神霊レベルの支援行使が行われる。
 生前の行いから反転して呪いとして作用するのだが宝具の効果により機能していない。

【宝具】
『神をも恐れぬ豪勇の槍(ロクロイ・アイアース)』
ランク:C++ 種別:対神宝具 レンジ:0〜5 最大捕捉:1人
 神罰をも恐れぬ、ランサーの強い自我と絶対の自信が槍に宿ったもの。
 ランサーが強い自我と自信を維持し続ける限り、あらゆる物理的・概念的危険を逸らす力を発生させる。
 斥力の大きさは対象の神性に比例し、純粋な神霊の力ならば槍を向けるだけで一方的に弾いてしまう。
 神性や神からの加護を持たない相手に対しても大量の魔力を注ぎ込み斥力を強大化することで
 神性の有無に関わらず力づくで弾き逸らすことは一応可能。

【Weapon】
無銘・長槍

【解説】
小アイアースは、ギリシア神話に登場する英雄である。
トロイア戦争にはロクリス人を率いて40隻の船と共に参加した。テラモーンの子アイアース(大アイアース)と区別するために小アイアースと呼ばれる。
小柄だがアキレウスに次ぐ駿足であり、大アイアースと組にして両アイアースなどと呼ばれる。神をうやまわない不遜な人物として描かれる。
『ビブリオテーケー』によればイーリオス(トロイア)陥落に際して、アテーナーの像に抱きついていたカッサンドラーを強姦した。アテナ像が上を向くようになったのは、この時の場面を見るのを嫌ったからであるという。
またパウサニアス『ギリシア案内記』やエウリピデス『トロイアの女』ではアテーナー像ごと押し倒したとしており、さらにアテーナーを激怒させている。ギリシャ軍が帰還しようとすると、予言者であるカルカースがアテーナーが怒っていることを告げた。
初めてアイアースの蛮行を知ったギリシャ人たちはアイアースを殺そうとしたが、祭壇に逃れたため果たせなかった。
アイアースの末路については『オデュッセイア』が伝える。アテーナーの怒りを買ったアイアースは女神アテーナーが送った嵐で帰途の航海中に難破するが、一時は海神ポセイドーンに救われて岩礁に乗り上げる。
しかしそこで、神の怒りも自分には及ばないと勝ち誇ったため、ポセイドーンが三叉の矛を投げつけて岩礁を打ち砕いた。結局彼は溺死した。


849 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/04/19(日) 22:13:43 waEIRS0Q0
【元ネタ】史実
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】石敬瑭
【性別】男性
【身長・体重】196cm・90kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷D 魔力C 幸運D 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C(E-)
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
 ただし、中華圏での召喚時には最低ランク以下となる。

単独行動:C
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクCならば、マスターを失ってから一日間現界可能。

【固有スキル】
売国奴:A
 漢奸の代表的人物。
 本来最大の知名度補正を受けられる地での召喚時、逆にパラメーターがダウンする。

カリスマ:C(-)
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、小国の王としてはCランクで十分と言える。
 ただし、中華圏での召喚時には消滅する。

【宝具】
『父皇帝に献じよう(えんうんじゅうろくしゅう)』
ランク:E〜B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 契丹に献上された燕雲十六州を具現化する宝具。
 サーヴァントとして現界するにあたり、彼が用いた“外交手段”として宝具として手元に戻っている。
 他の英霊にE-ランクの対陣宝具として献上することができ、
 献上を受けた英霊は中華圏からの知名度補正が加わり、パラメーターが強化するが、
 その代償として石敬瑭を害した場合は補正が逆転し、弱体化する。
 全部を一度に割譲することも、ばら売りすることもできる。
 なお、使えば使うほど宝具のランクも石敬瑭の霊格も減少する。

【解説】
 五代十国時代の後晋の初代皇帝。
 父の代から李克用の一派に仕え、その風貌は戦国時代の李牧や前漢の周亜夫の風格があった。
 若くして後唐の皇帝 李嗣源(明宗)に認められ、彼の娘婿に迎えられて武将として頭角を現してゆくが、
 明宗が死去すると、末帝 李従珂からは疎まれ、天平節度使に左遷されたことを期に契丹の協力を得て挙兵。
 瞬く間に後唐を滅ぼし、後晋の建国を宣言することとなる。
 即位後は情勢を安定させるために契丹に燕雲十六州を献上し、大量の銀や絹を毎年送る屈辱的な内容の臣従を行なった。
 十歳以上年下の契丹の皇帝 耶律堯骨のことを「父皇帝」と呼び、自らは「児皇帝」と称した。
 統一政権の座を確立した後晋であったが、敬瑭のやりかたに不満を抱く臣下からの反発や、
 契丹からの圧力に耐えかね、敬瑭は即位から五年で死去。
 後晋は次の代で、一転して対契丹路線を突き進むが、成果虚しくその代で契丹に滅ぼされた。
 敬瑭本人は、簡素と倹約を好み、民の声にもよく耳を傾けていたが、民族意識が高まった近代中国に於いては
 売国奴を意味する「奸漢」の烙印を押される代表的人物の一人として挙げられることが多い。
 なお、石敬瑭は漢民族ではなく、突厥沙陀部出身者である。


850 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/04/19(日) 22:33:57 k2PbPln.0
【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】ぺリフェテス
【性別】男
【身長・体重】186cm・88kg
【属性】混沌・狂
【ステータス】筋力A耐久B敏捷E魔力C幸運E宝具C
【クラス別スキル】
狂化:C
 敏捷と幸運を除いたパラメーターをランクアップさせるが、
 言語能力を失い、複雑な思考が出来なくなる。

【固有スキル】
神性:B
 神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
 鍛冶神へパイトスの息子である。

盗用:C-
 サーヴァントに付随する武具がその所有者を失ったとき、
 判定に成功すると自身の魔力を消費して現界させ続ける事ができる。
 ただしぺリフェテスは自身が倒した相手の武具しか盗用できない。
 現在は狂化しているため使用不能である。
 
【宝具】
『打ち伏せる巨棒(コリュネテス)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1〜2 最大捕捉:1人
 ぺリフェテスが愛用する巨大な棒。
 鍛冶神へパイトスの加護があり、持ち主の体格・筋力・戦い方によって最適な重量・形状に変形する。
 かの大英雄テセウスが終生使用した武器でもある。

【解説】
 ぺリフェテスはギリシャ神話に登場する人物。
 大英雄テセウスがアテナイに向かう旅の途中に出会った暴漢の一人。
 鍛冶神へパイトスあるいは海神ポセイドンを父とする。
 へパイトスに似て足が不自由だったぺリフェテスだが棍棒の扱いは一流であり
 別名コリュネテス(棍棒使いの意)とも呼ばれていた。
 エピダウロスで旅人を遅い、その荷物を奪って生活をしていたがテセウスにより退治される。
 その後彼の使っていた棍棒はテセウス愛用の武器として使用されることとなった。


851 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/04/20(月) 01:27:26 izhX7JTY0
【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】華佗 元化
【身長・体重】175cm・77kg
【性別】男
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷D 魔力C 幸運D 宝具B

【クラス別スキル】
陣地作成:E
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 小規模な”結界”の形成が可能。

道具作成:D
 魔術的な道具を作成する技能。


【固有スキル】
無冠の武芸:-
 医師としての逸話に隠れ、世に知られなかった武芸の技量。
 初見の相手からは全パラメータとスキルのランクが実際の物より一段階低く見える。
 対峙する相手が心眼などのスキルを持たない限り、真名が明らかになってもこの効果は消滅しない。

情報抹消:C
 対戦が終了した瞬間、対戦相手の記憶から自身に関する情報を抹消する。
 相手が抵抗判定に成功しない限り、「無冠の武芸」の効果は継続する。

星の開拓者:E
 人類史においてターニングポイントになった英雄に与えられる特殊スキル。
 あらゆる難航、難行が “不可能なまま” “実現可能な出来事” になる。
 華佗の革新的な医術は後世に残らなかった為、スキル効果は低く
 高難度の判定を必要とする事柄には使えない。

診眼:A++
 全てを見通す洞察力。
 華佗の診察力は対峙した相手の弱点や状態、その対処法
 果ては未来すら予見し、関わる事象までもを歪める。


【宝具】
『神仙五禽(ゴッド・ビースト)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1〜15 最大捕捉:5人

 華佗が創始した五禽戯という名の体操健康法……という名の闘仙武術。
 熊・鹿・鳥・猿・虎の五形態を持つマルチプルアーツであり、同時に体外から取り込んだ“気(魔力)”で
 自動回復&『幸運を除く自身のステータス』を2ランク上昇させるエンチャント魔術。

 『熊』はあらゆる物理防御を無効化、ないし破断する力任せの大ダメージ攻撃。
 『鹿』は指剣や針で点穴を刺突するスタン判定の攻撃(体表が硬くとも浸透する衝撃で突くため防げない)。
 『鳥』は両腕を翼に見立て、自在に空を飛ぶ(本来はただの跳躍から放つ蹴り技だが、スキル効果により変化)。
 『猿』は人体構造上・不可能な挙動で敵の攻撃を回避し、そのまま死角から反撃する特殊カウンター。
 『虎』は体外から取り込んだ“気”を獣の形で放つ遠距離攻撃。最大出力なら五獣全てを同時に放てる。

 この様に華佗は、1人でサーヴァント複数体に匹敵する宝具を所持する形になっている。


『焚き逸す神の術写(ブック・イン・ブルー・ズック)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1人

 青嚢書と呼ばれる華佗が記した医術の極意書。
 名の通り青い袋に収められた書には、華佗の全知識が封じられており
 これを所持する者は華佗の知識と経験、全能力、宝具までもを写し取る事が出来る。

 本来なら失われた宝具だが、道具作成と星の開拓者のスキル補正により復元・量産が可能。

 理論上、華佗は味方とする人物全てを英霊と互角の実力者にする事が出来るが
 大量生産しても集気する大気中の魔力が枯渇する為、ガス欠集団が生まれるだけに終わる。

 なお神秘は袋の中身に有り、華佗の譲渡許可を得た者でなければ宝具を手にしても
 能力の模写を出来ない為、投影による複製は不可能。また無理に袋を開いた場合、中身は
 なんの効果も無い、焼け残った紙片と化す。


『異界切り拓く維新の法(オリジン・アネスシージャ)』
ランク:B 種別:対神宝具 レンジ:1〜10 最大捕捉:1人

 人類最古の麻酔『麻沸散』の発明、当世では革新技法だった外科手術の着手
 患者の容体を正確に見抜き予見するなど、『新たに識り・達成する』逸話が集合した宝具能力。

 真名を解放する事で、本来なら知覚出来ない事象が視覚情報として認識・干渉可能となる。

 簡単に言えば診眼スキルを一時的に「直死の魔眼」にまで昇華し
 無機物や概念存在にまで効力を及ぼす様にする能力。


【Weapon】
『無銘・針』
 厳密には針状の暗器・鶴嘴千本を使う。主に投擲用。


852 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/04/20(月) 01:28:27 izhX7JTY0
【解説】
 中国の後漢末期に実在した伝説的な名医。
 人類最初の麻酔を発明し、患部切開による世界初の外科手術を行うなど
 その優れた手腕を称え、民衆からは「神医」と呼ばれた。

 有名な三国志演義においては魏王・曹操に脳手術を持ち掛けた結果、処刑されたが
 史実では、より早期に待遇への不満から偽って出奔した為、拷問の末に処刑されている。

 その際、牢番に己の知識の粋である医療書を授けるが、牢番が罪を恐れて拒絶した為
 自らの手で焼き捨てた(演技では牢番の妻が、夫の身を案じて焼いたとされる)。

 また患者の未来を予見する。人の首を挿げ替える事で傾城の美女・貂蝉を生み出す。
 当時の平均寿命からは考えられない、齢100を超えてなお若々しかったなど
 常識の範囲に収まらない、不可思議な逸話を幾つも残す。

 その正体は人体の全てに精通し、如何にすれば活かし(良く動き)
 如何にすれば効率的に破壊出来るかを識り尽くした仙人である。

 彼の創始した導引(操体術)「五禽戯」は現代でこそ、単なる健康法とされているが
 本来は外界の“気”を取り込み、獰猛な獣の動きを再現する、立派な武術である。
 なお、この五禽戯の武術としての側面が、現存する象形拳の原型である事は、言うまでも無い。

                                       型月書房刊 『華帝の医学』 より
.


853 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/04/20(月) 14:20:42 ITB3N4Fw0
【元ネタ】Bloodborne
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】ゲールマン
【性別】男
【身長・体重】209cm・108kg
【属性】秩序・狂
【ステータス】筋力C 耐久A 敏捷A+ 魔力C 幸運E 宝具EX
【クラス別スキル】
狂化:C+
 魔力と幸運を除いたパラメーターをランクアップさせる。
 その理性は維持される。

【保有スキル】
リゲイン:B
 血液によって傷を癒し、血の意思を得る狩人たちの異能。
 輸血はおろか、敵を切り付けた際の返り血すら糧とする。
 これによって、夢に囚われることのない狩人であっても、瀕死の重傷からすら立ち直れる。

啓蒙:A
 上位者と呼ばれる諸々の存在、その失われた智慧の断片によって得た啓蒙。
 超次元の宇宙悪夢的なものを含む、凡そあらゆる存在、魔術的な欺瞞や偽装を見抜く力を得る。
 ただし、見えることが幸福であるとは限らない。
 それは天啓にも似て、だが決して理解できぬものだ。

神の加護:EX
 上位者、赤い月の魔物の加護によって不死となり、物理法則や因果律を捻じ曲げて「目覚めをやり直せる」。
 これによって、より良いヴィジョンを得ることができる。
 さらには、時空転移や運命への干渉などのあらゆる現象が「狩り」の成就を助ける。
 実際には呪いの類であり、月の魔物が求める狩りを達成するまで、終わりなき悪夢に囚われ続ける。

【宝具】
『葬送の刃(ブライアル・ブレード)』
ランク:B 種別:対獣・対神宝具 レンジ:1〜2 最大捕捉:1〜2
 最初の狩人ゲールマンの用いた“仕掛け武器”。すべての獣狩りの工房武器の原点となるマスターピース。
 刃の付け外しや、変形による独特の攻撃動作、リーチの変更が可能であり、人ならぬ敏捷さと膂力を持った敵に有効となる。
 その刃には、星に由来する希少な隕鉄が用いられており、遥か星界の神々にすら効果を発揮する。

『狩人の夢(ハンターズ・ドリーム)』
ランク:EX 種別:結界宝具 レンジ:20 最大捕捉:1〜5
 月の魔物が作り出した悪夢。
 古い工房を模した固有結界であり、外界からのあらゆる干渉を受け付けない。
 囚われたものは不死となるが、月の魔物が課す役割を全うしなければ永久に囚われ続ける呪いであり、また用済みとなれば棄てられる。
 夢に戻ることで、あらゆるダメージは完治し、肉体や魔力を強化できる。
 特に「助言者」として、月の魔物の抱擁を受けたものは、夢に招いたものを狩りの対象とする場合、直に月の魔物の支援を受け、ステータス上昇、瞬間移動が可能となる。

【Weapon】
『獣狩りの散弾銃』
 通常の手段では有効打足りえない存在に対抗するため、特殊な水銀と狩人の血液から作られた銃弾を装填している。


854 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/04/20(月) 14:29:08 ITB3N4Fw0
【解説】
 フロム・ソフトウェア製ARPG「Bloodborne」に登場するキャラクター
 主人公を含む夢に誘われた狩人たちを狩りに仕向ける「助言者」であり、「最初の狩人」
 また、狩りの終わりに夢から目覚めることを拒む、血に酔った狩人たちを粛正する存在でもある

 古都ヤーナムにおいて、ビルゲンワース大学が古い遺跡の調査を進めていたころから惨劇は始まる
 ビルゲンワースはトゥメル遺跡の奥で、後に上位者と呼ばれる超越存在に接触し、青ざめた血を手に入れる
 青ざめた血の研究は医療技術に革命を起こし、医療教会が成立
 医療の都としてヤーナムの名を知らしめるとともに、怪しげな人体実験によって徐々にヤーナムに暗い影を落とし始める
 一方、ビルゲンワースではウィレーム学長のもと、内なる思考の瞳を手にし、上位者の超次元に近づくための狂気の実験が始まる
 また、ビルゲンワースの学派の一つ、メンシス学派は、様々な人体実験を重ねつつ、上位者の創造する異世界、悪夢に自ら囚われそこで瞳を得るべく儀式を続ける
 さらには、医療教会の学術者たちは、探求の果てに星々の世界に神は存在すると悟り、上位者との交信に成功する

 複数の上位者たちが地球へと招来されるが、彼らの目的は、人類の啓蒙、上位者足る赤子を手に入れる事のみであった
 上位者の思考や智慧に触れることで人の精神が破壊され、奇形の子を孕み、メンシス学派の探究によって異形が産み落とされる
 極め付けだったのは、青ざめた血から発展した「血の医療」の副作用であった
 人の血が灰色に濁り、毒気を帯びる「灰血病」、そして、人が凶暴な獣へと変貌する「獣の病」
 ゲールマンは友ローレンスとともにウィレーム学長を裏切り、ビルゲンワースを去って、獣の病を絶つべく「狩人」を募る
 とは言え、ヤーナムを襲った悲劇の元凶である儀式は、上位者とその眷属が中心となって執り行われている
 人の身では阻止できようはずもなく、月の魔物の手を借りることで、獣狩り、あるいはもっと恐ろしいものに対抗することには成功した
 だが、ゲールマン達もまた、かつての学友たちのように、上位者に利用されていたにすぎなかった
 足を失い、老いても、悪夢に囚われ、助言者として狩りの為の駒として利用され続ける
 新たな狩人たちが獣狩りの夜を終わらせても、狩人たちを介錯し現実に戻すため、自身は悪夢に残る

 あるいは、自分を超える誰かが死によって夢から解き放ってくれるかもしれない
 それも、より強力な新しい助言者を生み出すにすぎないのだろうが…


超人的な狩人の中でも、月の魔物の眷属としてずば抜けた能力を持つゲールマン
死ぬことも正気を失うことも出来ず、終わらない悪夢の中で戦い続けた憐れな老人
最終イベントで主人公が敵対を選び、殺される事でようやく解放される以外に救いはない
死んだ友や、狂ったかつての師に助けを求め、声を殺して泣く演技は必見


855 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/04/21(火) 00:21:24 v5C4Xelo0
【元ネタ】史実
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】ペリアンドロス
【性別】男性
【身長・体重】181cm・75kg
【属性】中立・悪
【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷B 魔力D 幸運D 宝具B
【クラス別スキル】
狂化:E-
 凶暴化する事で能力をアップさせるスキル。
 ……が、ペリアンドロスは理性を残しているのでその恩恵はほとんどない。
 筋力と耐久がより“痛みを知らない”状態になっただけである。

【固有スキル】
正気の狂気:A+
 ギリシャ七賢人としての哲学と、プラトンが憤って七賢人から除名するほどの専制。
 これを両立させる唯我独尊の気性がスキル化したもの。
 一種の悟りであり、同じ精神状態でどんな善業も凶行もおこなえる。
 精神構造の特異さから精神干渉が届かない。

芸術審美:E
 芸術作品、美術品への執着心。
 芸能面における逸話を持つ宝具を目にした場合、低い確率で真名を看破することができる。

カリスマ:B
 軍団を指揮する天性の才能。
 カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。

【宝具】
『粛清という名の自然摂理(タイラント・ペリアンダー)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:2〜4 最大捕捉:一人
 ミレトスの僭主トラシュブロスから教えられた統治者の心得が具現した大鎌。
 優れた能力を持つ相手の首を、確率で刎ねる。
 あらゆる分野への能力の総合値が高いほどに大鎌の呪いを受けやすく、
 万能の天才だけでなく、一芸を極めた達人、英雄になるレベルならば二流でも危険である。
 総合値がバーサーカーと同値以上で、即死確率は最大となる。
 「秀でたものは殺すべし」という暴君の政治原理(トールポピーシンドローム)、
 結果的に格上殺しの宝具にまで昇華された独裁者の政治哲学を示す宝具。
 大鎌の粛清原理を躱すには、凡庸さか、単純な幸運か、
 あるいは王器……カリスマによる呪いへの抵抗が必要になる。

【Weapon】
『ディオルコス道』
 コリントス地峡に設けられた船舶陸上移送用の道。
 艦隊による覇権を得たコリントの宝具で、クラスが違えば艦隊ごと宝具化していた。
 運河掘削の試みは彼の時代に始まり、紀元前6世紀時点では連水陸路の作成に留まったという。

【解説】
 ギリシャ七賢人の一人、コリントの僭主ペリアンドロス。
 キュプセロスの子。統治のはじめには父より穏健な姿勢を見せたが、
 盟友に感化されて暴君に転じた逸話を持つ。
 軍事的成功と外交、芸術と商業の奨励によってコリントスの富強時代を築き上げ、
 ポティダイアとアポロニアに植民を確立し、エピダウロスを征服してコルキュラを併合した。
 アリオンの後援者であり、自らも教訓詩を記すなど相応の頭脳を持っていたようだが、
 母との姦通、身重の妻殺しなど、キチガイエピソードも数多い。
 その殺した妻・メリッサの亡霊が裸で凍えている、
 というわけのわからない理由で、コリントス中の女性の衣服を剥いで燃やしたという逸話もある。
 性格はぶっ飛んでいるが、おそらく人的魅力があった。
 当然、賢人と僭主を同名の別人とする説もあるが、ここでは採用していない。


856 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/04/21(火) 00:22:16 v5C4Xelo0
【元ネタ】史実
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】ピッタコス
【性別】男性
【身長・体重】161cm・60kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久A 敏捷A 魔力C 幸運A 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:C
 騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 野獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
カリスマ:C
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、都市国家の僭主としてはCランクで十分と言える。

護国の鬼将:C+
 あらかじめ地脈を確保しておくことにより、特定の範囲を“自らの領土”とする。
 この領土内の戦闘において、守将であるピッタコスは高い戦闘力ボーナスを獲得できる。
 “私有地は欠片の如く(ピタコス・ドメイン)”はこのスキルで形成した領土に対してのみ、
 行使可能な宝具である。

【宝具】
『流派:網闘士(マスター・レティアリイ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1〜5 最大捕捉:一人
 後に網闘士というジャンルを確立した、投網を使用するセイバーのバトルスタイル。
 歴史上に存在した(存在し得た)限りの網闘士の戦い方を、自分のものとして扱うことができる。
 つまり、網と武器を用いた有限の組み合わせとしての戦法すべてに通じている。
 彼の敵は無数の網闘士が立ち代わり戦ってくる威圧感を感じるだろう。
 彼の背後にあるのは、網闘士の歴史に等しいからである。

『私有地は欠片の如く(ピタコス・ドメイン)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:10〜40 最大捕捉:一人
 "護国の鬼将"スキルにより形成された領土を、味方に割譲することで発動する宝具。
 細分化・微小化されて残った領土(私有地)は掌握精度を高められ、
 守将に与える戦闘力ボーナスを増大させる。
 なお、手を離れた領土は、割譲した相手が敵に回った時点で機能を喪失する。
 献上された土地を、神に捧げたり等分したという逸話の具現。
 彼曰く、「半分は全体に優る」

【Weapon】
『剣』
『盾』
『投網』

【解説】
 ギリシャ七賢人の一人、ミュティレネの僭主ピッタコス。
 レスボス島の混乱期においてアルカイオスの兄らとともに暴君メランクロスを倒すが、
 同様の専制者ミュルシロスが再び現れると、
 今度は政権打倒を考えなおして手を結んだ。
 ミュルシロスにアテネとの係争地を任され彼は、
 アテネとの戦いにおいて、将軍プリュノンを自ら提案した一騎打ちで倒し、英雄となる。
 ピッタコスは盾に隠した網を使うという奇策によって、勝利したとされる。
 ミュルシロスの死後は絶大な支持のもと僭主に選出されて10年の支配をもたらした。
 僭主引退後も10年生きたという。
 息子を殺した男を「許しは復讐に勝る」といって解放した一方で、
 最良の支配を問うクロイソスに「多種多様な木材(法)による支配である」と答えたとされる。
 クロイソスを説得して侵寇を止めさせたとも。
 ミュルシロスに国外追放されたアルカイオスとはミュルシロスの死後和解したが、
 アルカイオスはピッタコスのことをボロクソに書き残している。
 アルカイオスが正しく、賢者的なピッタコス像がプロパガンダの産物というのは
 あり得ることだが、考慮に入れてはいない。

 網に変形する盾は先にやった人がいたので…


857 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/04/21(火) 00:23:29 v5C4Xelo0
【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ビアス
【性別】男性
【身長・体重】157cm・41kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久D 敏捷D 魔力C 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
戦闘続行:E
 強い職業意識。
 死の間際にも檄を飛ばすことを止めない。

理性蒸発:E-
 奇抜な行動による卓袱台返し。
 行動予想をごく稀に覆す。
 ギリシャ一の賢者に送られた黄金の鼎は普通、ギリシャ七賢人の間を巡ったとされ、
 ビアスもこれをたらい回ししたとされるが、
 異説によれば彼は鼎をヘラクレス神殿に捧げてしまったという。

縦横の舌端:A
 話術・交渉の才。
 古代ギリシャにおいて弱者を庇護し、不条理を糾弾する弁論家として名声を築いた手腕。
 敵対勢力と高確率で、不利な状況から自軍に有利な条件での同盟、休戦に持ち込む事ができる。

風除けの加護:B
 航海中の嵐を退けた、嵐避けの呪い。
 本人にも出処は不明だが、おそらくは信仰によって獲得したもの。

【宝具】
『ぼてぼて歩く騾馬二頭(ファッテン・ミュール)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:一人
 穀物の山を載せた荷車と、それを牽引する良く肥えた2頭のラバ。
 ビアスの敵対者がこれを見ると、敵対関係に対して言い知れない“不安”を抱く。
 これは自覚されない。
 ……そしてビアスの弁舌は、その不安を使って敵対者を掌の上で転がすのだ。

『頭納倉庫(ナレッジ・イズ・パワー)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:一人
 ビアスの頭のなかにある、彼のすべて。
 プリエネがクロイソスに滅亡させられた時に備えて、彼の脳内に収められたプリエネの全情報。
 いざという時にはこれをもとにプリエネを再興させるつもりだったが、結局は使われなかった。
 細部に至るまで完全に記憶されている『プリエネ』の一部を魔力で再現する。
 町一つを自由に切り出して具現化できるため、具現化できるものの数や規模、
 汎用性や応用性は高いものの、
 いかんせんプリエネという都市の格が低いためにBランク宝具止まり。

【Weapon】
『プリエネ』
 町並みから住人までプリエネのあらゆるものがビアスの頭にはあり、
 基本的に戦闘は兵隊を具現化して行わせる。
 また、自分を複製、及び複製に霊核を移植することで強引に全快するという
 かなりヤバイ切り札もある。

【解説】
 紀元前6世紀の弁論家、プリエネのビアス。
 一般にビアス、タレス、ピッタコス、ソロンの四人は常にギリシャ七賢人に数えられるが、
 中でもビアスは歴史家・逍遥学派のサテュロスに七賢人の筆頭とされている。
 奴隷になった娘たちを買い取り、
 金銭と教育を与えて故郷メッシニアに帰らせたという逸話で知られる。
 アリュアッテス2世がプリエネを包囲した際には、肥やした2頭のラバを王様の前に駆り出したり、
 土山の上に穀物の層をかぶせて食料の山に偽装することで、最終的な和平に導いた。
 またクロイソスがプリエネを包囲した際には、
 多くの荷物を抱えて逃げる市民を尻目に手ぶらで逃げ、
 「私は私の富をすべて持っている(私の富は全て頭のなかにある)」と嘯いたといわれる。
 その最期には高齢で弁護の仕事を受け、弁護した相手に有利な判決を見届けてから
 孫の腕の中で事切れたという。


858 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/04/21(火) 00:25:18 v5C4Xelo0
【元ネタ】史実
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】ソロン
【性別】男性
【身長・体重】170cm・63kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷C 魔力C 幸運D 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

単独行動:B
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。

【固有スキル】
カリスマ:A
 軍団を指揮する天性の才能。
 ずば抜けた士気高揚と統率の能力を持つが、
 その反面、自分が消えると組織がガタつくというカリスマにありがちな欠点を持つ。
 彼の理想が結実するには、クレイステネスを待たねばならない。

無窮の叡知:A
 ソクラテス以前の世界における知の頂点の一人である。
 嘘や欺瞞に騙されず、
 新しい知識や情報を瞬く間に吸収し、あらゆる問答に答え得る最高レベルの知性。

【宝具】
『知は闘争なり(ポレモス・デモクラティア)』
ランク:D+ 種別:対衆宝具 レンジ:10〜20 最大捕捉:200人
 浴びたものの戦いの記憶を呼び覚ます、黄金の光。
 精神状態を戦闘に最適化し、武器や古戦場から使い手や戦争の記憶を復活させる。
 理性や闘争本能に干渉する能力ではない。
 むしろ合理性を強化するため理性的な判断能力を増強する。
 戦いを煽動した「詩」の逸話と、争いの的だった「鼎」の逸話がミックスされた宝具。
 基本的に戦闘準備用の宝具だが、
 第二の宝具『超大陸の遺失神話(ブック・オブ・ソンキス)』と組み合わせることで真価を発揮する。
 ただし“オレイカルコス・アテーナイ”を使用中、この宝具は使えない。
 意思統一のされた集団の能力に補正をかけ、
 民主主義の根幹である民衆の戦いを援助する効果もある。

『無敵なりし理想時代(オレイカルコス・アテーナイ)』
ランク:A+ 種別:対城宝具 レンジ:5〜70 最大捕捉:600人
 二つの宝具により使用可能になる太古のアテナイの超兵器。
 “遺失神話の書”に“黄金の光”を当てることで、
 超文明アトランティスと闘って勝利を挙げた、失われた戦いの記憶を呼び覚まし、
 オリハルコンの超電磁砲を装備する。

【Weapon】
『超大陸の遺失神話(ブック・オブ・ソンキス)』
 ギリシャ人が忘れ去り、エジプトの神官が語った古の神話を書き留めたメモ。
 彼のアトランティス伝説を歴史に留めたソロンの手記である。収めた神秘から魔導書化した。
 ……なお、ソロンは当書との関係を否定している。

『超兵器アテナ』
 理解不能の原理と出典不明の神秘で稼働するレールガン。超宝具オレイカルコス。
 よくわからいなけどすごいらしいぞ。

【解説】
 古代アテネの立法者として知られる大政治家。
 民主制の確立を目指して過去ドラコンが制定した律法を改良し、
 政治・経済に渡る改革を断行、結果的に僭主の台頭を招くも民主制の基盤を作った。
 自身の生まれ故郷でもあるサラミス島の領有権を巡ったメガラとの戦争の折、
 詩により厭戦気分の民衆を焚き付け、
 自ら司令官としてメガラ人との戦いで勝利したことから
 アテネの執政官(エポニュモス・アルコン)になる。
 民衆に熱狂されても独裁的立場は退け、貴族と民衆の調停者としての改革を遂げた。
 しかし国に10年を任せて帰国すると、今度は自分の居ぬ間に敷かれた僭主制と戦う事になり、
 結局、ペイシストラトスの僭主制打倒は果たせずに亡くなった。
 ギリシャ七賢人の間をたらい回しにされたという黄金の鼎はソロン、
 または彼の友であるタレスに最初に送られ、彼らによって決着を見るのがふつうである。
 また、ソロンは国外巡遊中にエジプトのファラオを訪ねているが、
 プラトンによれば彼はサイスのネイト神殿において、
 賢者からアトランティス伝説を語られ、それを書き残していたのだという。


859 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/04/21(火) 00:26:30 v5C4Xelo0
【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】クレオブロス
【性別】男性
【身長・体重】192cm・86kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷E 魔力B 幸運A 宝具B
【クラス別スキル】
気配遮断:A
 『姿を隠して行動するスキル。
  アサシンのクラスの基本能力らしいがとんと知らぬ。
  この身にできるは謎掛けぐらいよ。』

【固有スキル】
天性の肉体:B
 『ヘラクレスに多く、我輩に少ない。
  ヘラクレスに無く、我輩にある。
  まこと生きた肉体とはありがたいもの。』

陣地作成:D
 『古刹の荒廃は心苦しく、看過するのは外聞に触る。
  もったいないので直してしんぜる。
  はて、我輩は敬神を説いたのだったか?』

指南の心得:A
 『女子も男子と同様に育てるべし。
  不承不承より望んで学べ。
  ……とはいったもののクレオブリネ、お前も謎掛けに憑かれたか。』

【宝具】
『五里霧中の賢者の問い(アーケイック・リドル)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:一人
 『考えど、考えど、深みに嵌る音がする。
  頭を巡らすこの公案、苦渋を味わってこそ箴言も身に沁みるもの。
  さて若人、老人の謎掛けに付き合っていただこう。』

【解説】
 ギリシャ七賢人の一人、リンドスの僭主クレオブロス。
 ヘラクレスの血統に連なるといわれ、優れた体力と美貌を持ち、エジプトの哲学に精通したという。
 女性への教育に先進的な態度を示し、またダナオスの建てたアテナ神殿を再建した。
 3000行に及ぶ謎掛けと詩を残したとされ、
 ミダスの墓の墓碑銘もホメロスではなくクレオブロスの作であると言われる。
 そもそもホメロスはミダス以前の人物なので、これは歴史的に正しい。

 クレオブロスの作とされるリドルに、以下の様なものがある。
 『父はひとり、息子は十二人、顔立ちの異なる娘をそれぞれ三十人の二倍づつ持つ。
  半分は白、残りは黒、みんな不死だけれどもみんな滅びる。』

 答えは『年』である。
 1人の父は一つの年、12人の息子は12の月、60人の娘は30日分の昼と夜を意味する。

 クレオブロスは70歳で死んだとされる。


860 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/04/21(火) 00:27:24 v5C4Xelo0
【元ネタ】史実
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】キロン
【性別】男性
【身長・体重】181cm・67kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B 耐久D 敏捷B 魔力D 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

【固有スキル】
予知:B
 未来を悟る才能。
 厳密には魔術ではなく超能力の一種で、無意識に未来を演算してしまう脳の異常。
 演算は常に不随意に行われるため、制御できる能力ではない。

戦闘続行:B
 敗戦において、自軍領地まで生きて辿り着く能力。
 テゲアに対する屈辱的敗北を迎えながら、
 征服主義から同盟主義への路線変更によってより成長したスパルタの底力を表すスキル。

僭主特権:D
 対峙した相手が保有するスキルを、本人が主張する事で短期間だけ奪うことができる。
 簒奪する相手がいなければ成り立たない、“皇帝特権”とは似て非なるスキル。
 キロンにおいてエフォロイは、スパルタ王が顔色を窺うまでの権力を手に入れた。
 なお、キロンは僭主ではない。
 というか僭主大嫌い。

【宝具】
『覇道は朋友とともに(ブレイク・オブ・フェッターズ)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:0〜99 最大捕捉:300人
 後のペロポネソス同盟に繋がるスパルタの外交路線の大転換、
 同盟主義が形になった綱。
 もはや鎖はスパルタ兵を縛らず、かくの如き絆が“我々”を守るのだという意思表示。
 手段を問わず同盟を結んだ全勢力の能力・魔力を参照し、
 お互いの欠点を埋め合わせることで各自のパラメーターを総合的に向上させる。

『勇者は賢智よりいで(ネオ・スパルタンズ)』
ランク:C+ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜10 最大捕捉:100人
 キロンの脳内演算で導き出された未来のスパルタ軍を、魔力によって実現する宝具。
 変則的な因果の確定・未来の測定に近く、
 出現するのはキロンの想定通りに現実化したスパルタの軍勢である。
 現代から見れば彼らスパルタ軍が存在したのは過去だが、
 彼らは常にキロンにとっての“未来に実現する”ために現代上に挿入され、
 維持魔力も不必要に"実現"する。

【Weapon】
『槍』:指導者が使うに値する名槍。
『鎖の欠片』:テゲアへの敗北への戒めとして持っている。

【解説】
 ギリシャ七賢人の一人、スパルタの監督官(エフォロス)・政治家、スパルタのキロン。
 エフォロイの権限を強化し、民主制への移行や、征服主義から同盟主義への外交戦略転換をはかった。
 シキュオンの専制打倒と同盟への組み入れに貢献したらしい。
 アテネの僭主ペイシストラトスの父親に「妻帯するな、子を勘当しろ」と助言したり、
 キティラ島に対して「存在しなくなるか、海に沈めば良い」と警鐘を鳴らしたとされ
 (伝説によれば、クセルクセスがデマラトスの進言に従っていたらギリシャは占領されていた。
 またペルセポリス戦争時ではアテネがスパルタへの前線基地としてこの島を占拠した)、
 どうも未来を占うことができたようだ。
 キロンの言葉には「予言を嫌うなかれ」というものもある。
 伝えられるところによれば、息子がオリンピックのボクシングで優勝した喜びのあまり没した。
 また、おそらくはアイソーポスの友人。


861 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/04/21(火) 00:28:29 v5C4Xelo0
【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】タレス
【性別】男性
【身長・体重】178cm・64kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷E 魔力C 幸運B 宝具A++
【クラス別スキル】
陣地作成:B
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 “工房”の形成が可能。

道具作成:D(EX)
 学者だが技術者ではないため、精度を要する実製作は苦手とする。
 だが仮定原質(水)を材料に使用した場合、
 世界創造の権能と同程度の自由度・精度のもとで、万象の創造を可能にする。

【固有スキル】
占星術:A
 星の運行と序列から未来を占う魔術。
 天文学と同起源であり、古代世界においてこの二つは不可分の間柄にあったが、
 タレスとしては自身を天文学者だったと考えたいようだ。

高速思考:A+
 物事の筋道を順序立てて追う思考の速度。
 ようするに思考速度が速い。
 帰納・演繹を駆使した法則化によって事物を理解し、
 事象に付属するパラメーターの演算から未来予測を可能にする知能を示す。

指南の心得:B
 「無知の知」を触発した「汝自身を知れ」の原型の保有。
 内省を促すことで、隠れた才能の自覚や画期的なインスピレーションを与える。

【宝具】
『暗闇節(エクリプス・プレディクション)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:10〜30 最大捕捉:200人
 最古の日食予測の逆転、蝕を再現する暗黒の結界。
 結界内では攻撃の命中精度を最低値で固定する。
 通常戦闘を妨害する宝具。

『水に始まる万物理論(セオリー・オブ・ヒュドール)』
ランク:EX 種別:対神宝具 レンジ:20〜50 最大捕捉:100人
 人類の自然認識において、"神話"以降、"自然科学"以前に来る認識段階、
 "自然哲学"のはじまりを司る法則宝具。
 アルケー論というパラダイムによって自然の擬人化を否定する。
 "神代回帰"や"神性"の深度に応じて存在を原質に回帰させ、黄金の鼎に封印してしまう。
 合理性による神殺しのほぼ最古例であり、神という解釈の必要性の終わりを告げる人理基点。
 この宝具で得られる仮定原質(水)はタレスの世界観の産物のため、彼自身にしか扱えない。

【Weapon】
『黄金の鼎』
 ギリシャ七賢人の間を巡った神代の器物。
 デルフォイ神殿に送ったはずだが、
 神霊の必要性を解消する認識ステージに立ったためにアポロンから送り返された。

【解説】
 哲学の祖、ミレトスのタレース。
 水を一元論的原質とし、神話的解釈を排除した世界観を思惟したことから、
 アリストテレスに自然哲学の祖とされた"最初の哲学者"。
 だが彼の興味は哲学だけにあったわけではなく、古代の賢者が常にそうであったように万学に通じた。
 プラトンの伝える逸話は彼を「井戸に落ちた占星術師」という寓話のモデルに据えたが、
 実際のタレスはエジプトの学問やバビロニアの天文学に学び、
 数学、天文学、工学、地理、政治など広い分野に知見を発揮した学術的人物である。
 一年の日数と二至の特定、日食の予測、定理の発見、ピラミッドの測量などといった逸話を残し、
 "科学の父"、"最初の数学者"と呼ばれている。
 伝説でもギリシャ七賢人中最も代表的な人物として扱われる賢者である。
 いうまでもないが、七賢人にはタレス以外に、普通言われるような意味での哲学者はいない。
 賢人(ソフォイ)の時代から自然学者(ピュシコイ)の時代を切り拓いた大研究者という点で
 ソクラテス以前の哲学者の中でも別格の立ち位置を持つ。



七賢人だらけの聖杯戦争
予想外にすんなり七クラスに当てはまった
おまけは七賢人の補欠の四人
この十一人がディオゲネス・ラエルティオスが伝える七賢人候補である


862 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/04/21(火) 00:29:37 v5C4Xelo0
【元ネタ】史実
【CLASS】なし
【マスター】
【真名】ミュソン
【性別】男性
【身長・体重】154cm・55kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷D 魔力E 幸運D 宝具E
【クラス別スキル】
なし

【固有スキル】
透化:C
 精神面への干渉を無効化する精神防御。

貧者の見識:A+
 相手の性格・属性を見抜く眼力。
 言葉による弁明、欺瞞に騙されない。
 もはや悟りの域にある朴訥さ、無駄を削ぎ落したミュソンの在り方そのもの。

【宝具】
『迷惑だ。(グローリー・フロム・プロタゴラス)』
ランク:E 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:一人
 ミュソンの哲学を示す宝具。
 このサーヴァントは如何なる強制力による召喚にも応じず、
 代わりにクラス枠を一つ空白で埋める。

【Weapon】
『農具』

【解説】
 プラトンがペリアンドロスの代わりに七賢人に選んだ男、
 ケナイの、あるいはケンのミュソン。
 情報の少ない人物で、彼が世に知られなかったのは都市ではなく辺境の村暮らしだからだった。
 ケナイ(ケン)はオイテかラコニアかクレタにあるとされ、つまりどこだかよくわからない。
 父は僭主であったが、彼は知られる限りにおいて一介の農夫だった。
 アナカルシスが神託で「汝より賢い」といわれたミュソンに会いに行ったところ、
 彼は季節外れにも鋤の刃に柄を合わせており、
 それを指摘したアナカルシスに「これは準備である」と答えたという。
 また誰もいないところで、「誰もいないから」という理由で笑っていたという、
 相当の人嫌い、変人でもあった。


863 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/04/21(火) 00:31:59 v5C4Xelo0
【元ネタ】史実
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】アナカルシス
【性別】男性
【身長・体重】170cm・58kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力C 耐久E 敏捷A 魔力D 幸運E 宝具A
【クラス別スキル】
狂化:E-(〜EX)
 初期状態では狂化の恩恵を受けない。
 その代わり、正常な思考力を保つ。
 だが、蘇生を繰り返し、地母神崇拝を深めていく度に、信徒の狂奔に身を委ねていく。
 ……否応なしに。

【固有スキル】
騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

貧者の見識:A
 相手の性格・属性を見抜く眼力。
 言葉による弁明、欺瞞に騙されない。
 非文明社会の代表者として野生的な直観力を見せたアナカルシスの持つ、
 系の本質を掴む力を表す。

野性:E-
 スキタイとしての原始的感覚。
 優れた五感と、野性的直感能力を表すスキル。
 長い文明生活によって退化している。

カリスマ(偽):C
 個人としての魅力、人々を惹きつける人望。
 あまりに率直に表される好意には、誰も彼も態度をほだされずにはいられない。

【宝具】
『自己封印・転輪神殿(マザーエンブレイス・コリュバンテス)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:一人
 アナカルシスが見出した、地母神の持つ"死と再生"の権能。
 死亡しても自動的に蘇生(レイズ)がかかる。
 蘇生の度に地母神崇拝の深度(ステージ)が進行していき、それに伴い狂化属性が向上する。
 一方通行な死生観を持つ父権社会において、母性原理の持つ循環性は禁忌だった。
 彼はギリシアの地で大地母神の軛に囚われており、
 狂気のあまり自己崩壊を起こすまで“復活させられる”祝福にある。

【Weapon】
『スキタイの短弓』
『スキタイの小刀』

【解説】
 ギリシャ七賢人候補の一人、スキタイのアナカルシス。
 黒海の北からソロンが立法するアテネに現れ、文明を率直な感性で批判したとされ、
 彼によるヘレネス批判の書簡(紀元前3世紀の成立、おそらくは犬儒派の偽作)が残されている。
 スキタイ王グヌロスとギリシャ人の母のもとに生まれたバイリンガル。
 アテネで賢者的な人物として人気を集め、
 異邦人としてはじめて市民権を獲得し、ソロンと友誼を結んだ。コミュ力高すぎである。
 ギリシャの宗教儀式に参加している最中に殺された、
 あるいは帰郷先で共に狩りをしていた兄王子に射殺(暗殺)された。
 彼の訃報にアテネ市民は嘆いたという。
 だがヘロドトスはキュベレー信仰を持ち帰って殺された旨を書いており、
 また、なぜかエレウシスの秘儀の創始者とされる。…地母神と関係が深いようだ。
 一説によれば、錨とろくろの発明者。プラトンはそれを以って彼を賞賛した(?)らしい。


864 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/04/21(火) 00:33:37 v5C4Xelo0
【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ペレキュデス
【性別】男性
【身長・体重】187cm・71kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷B 魔力A 幸運D 宝具C
【クラス別スキル】
陣地作成:B
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 “工房”の形成が可能。

道具作成:B+
 魔力を帯びた器具を作成できる。
 シュロス島の日時計の作者。
 また、彼はギリシャ世界で最初の散文作家であるという。

【固有スキル】
魔術:A
 秘教思想の継承者。
 ザスとは創造の主体=根源の渦を指し、
 クトニアとは大地(ゲ)の成立母体である空間を指し、
 クロノスとはそのまま時間を指す。
 そもそも語彙自体がなかった時代において、その思想を形成させた知性をも示す。

戦闘続行:A
 なんだかんだ言って生きてる超耐久。
 寄生虫病で死んだとか、コリュコス山から身を投げて死んだとか、
 エフェソスとマグネシアの戦争で死んだとか、死に様が不自然に諸説伝えられる理由。
 一、二度死んでも復活する蘇生(転生)魔術である。

【宝具】
『結婚を祝福せよ(ガモス・ゲネシス)』
ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:1〜30 最大捕捉:ふたり
 ペレキュデスの著書『七所宇宙論(ヘプタミュコス)』に(意図せず)内蔵された大理論。
 恋愛フラグの進展度に応じてカップルに魔力を供与する。
 世界生成過程をザス(夫)からクトニア(妻)へのゲ(大地)の贈呈として擬人化し、
 エロスへ変じたザスによる世界創造の働きを描いた、愛=根源という宇宙論に基づく魔術宝具。
 なお、シュロスのペレキュデスが妻帯していたかどうかは定かでは無い。

【Weapon】
『ヘプタミュコス』
 既に散逸したペレキュデスの著書。
 ギリシャ密教の担い手であった彼はもとより魔術師であったが、
 その秘教的世界観への確固たる理論づけ(魔術基盤の強化)はミレトス学派の影響による。
 ……宝具については「曲解だ!」とのこと。

【解説】
 ギリシャ七賢人候補の一人、シュロスのペレキュデス。
 神学者であり、ザス(天)、クトニア(地)、クロノス(時)の三原理による宇宙論を展開した。
 その中で描かれるザスのエロスとしての世界生成は、オルフェウス教の創世観の前身と思われる。
 またクロノスとオピオネウスの戦いを語った。
 著作は断片しか現存しないためにその世界観の全貌は定かで無い。
 タレスと交友があったようだが、ミレトス学派に囚えられない半神話的宇宙論を展開し、
 また魂の不滅性、輪廻転生を地中海世界ではじめて説いたとされるあたり、
 さすがにピタゴラスの師である。
 予言とも単純な状況判断ともつかないが、逸話によれば彼は
 サモスの浜辺で船を見、船がすぐに沈没するだろうと予言した。船は彼の見る前で沈んだという。
 また水を飲み、三日後に地震があると予言したとも。

 ペレキュデスによれば、大地(ゲ)とは神(ザス)が地(クトニア)に送った織物という。
 これは型月的には例のテクスチャ云々の話になのだろうか。


865 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/04/21(火) 00:34:55 v5C4Xelo0
【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】エピメニデス
【性別】男性
【身長・体重】169cm・89kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷E 魔力A 幸運A 宝具B
【クラス別スキル】
陣地作成:C+
 妖精神殿を建立し、妖精の加護を引き寄せる。

道具作成:C
 魔術的なアイテムを作成する能力。
 巫者として呪術的な器具の作成を可能にする技量はあるが、
 これは彼の本領ではない。

【固有スキル】
千里眼:A
 視力の良さ、ではなく未来視の才能。
 ゼウスの聖窟で与えられた、予言者としての先見の異能。
 本人に自覚はないが妖精が与えたものであり、此処から彼方を見据えることの叶う
 “天の視座”を持っている。

妖精の加護:A+
 自然から聖人に対する魔力の融通。
 オドの吸収効率が向上する。

巫術:A+
 神や精霊への祈願という形をとる、原始宗教系の魔術系統。
 奇跡を“起こしてもらう”ことに主眼を置いており、干渉が間接的なのが特徴。

【宝具】
『悖理の黥文(All Cretans are Liars)』
ランク:B+ 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:一人
 エピメニデスを"奇跡行使者"として定義する妖精文字の刺青。
 自身の器に収まる範囲でならば、どんな矛盾も背反も許容できる特異点と化している。
 リソースの限り、属性・スキルの獲得・破棄を任意に行える一種の自己改造宝具。
 通常同時に保有できない能力であっても併存可能。
 最大HPの3〜4倍程度のダメージならば受けても問題なく生存できる。
 ゼウスの不死と定命に言及し、さらに自己言及するエピメニデスのパラドックスだけでなく、
 地位を持ちながら奴隷の習慣であった刺青をしていたこと、
 クレタ人らしからぬ長髪だったことなど、
 彼自身が持つ不可思議と、それを無矛盾を尊ぶ世界(社会)に押し通した能力。

【Weapon】
『牛の蹄』
 ニンフの天糧(マナ)を溜めている容器。糧を摂取すると、即席で魔力を中程度回復する。
 なお、内容物は自然充填される。

『オリーブの枝』
 アテネの軍事力を借り受ける対軍宝具。
 キャスターのクラスでは保有しない。
 判定にクリティカルすると、ソロンが謎の超兵器による支援砲撃をくれるとかなんとか。

【解説】
 ギリシャ七賢人候補の一人、クレタのエピメニデス。
 迷い羊を探すうちに洞窟で一眠りし、
 町に帰ったら年老いた弟を見つけたという出自の逸話が知られるクノッソスの予言者。
 彼が眠っていたのは57年間とも40年間とも言われる。
 疫病が流行したアテネに招致され、羊の犠牲、または罪人の処刑によってこれを解決した。
 彼はアテネが提示した報酬を辞退する代わりにクノッソスとの同盟を申し入れ、
 叶えられて友好の証にオリーブの枝を譲り受けたという。
 帰国後まもなく死去。享年は157歳とも299歳とも。
 伝説によれば彼はニンフに愛されており、特別な食べ物をもらっていて普通の食事を必要としなかった。
 また天の声に従ってニンフを祀る神殿を建てたとされる。
 アテネでは友人・ソロンの改革を支援し、
 予言者としてはペルシアの侵略やアルカディア戦争でのスパルタの敗戦を予言したとされる。
 オルフェウス教の起源の一人とされることもある。
 少なくとも彼は前世を主張したらしいが、その思想の詳細はよくわからない。


866 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/04/21(火) 02:30:34 ZW8eg/dk0
超兵器アテナの説明文大好きだw 解かり難いけど解かり易いw


867 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/04/21(火) 22:54:30 AuWk8OR60
【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】パイア
【性別】女
【身長・体重】158cm・46kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力D耐久D敏捷B魔力C幸運E宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:EX(B)
 騎乗物と同化し完全に乗りこなす。
 ただし同化できるのは自身の宝具のみであり、
 それ以外の幻想種は乗りこなすことは不可能。

【固有スキル】
怪力:E
 一時的に筋力を増幅させる。魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。
 使用する事で筋力をワンランク向上させる。持続時間は“怪力”のランクによる。
 Eランクならば効果は1ターンで消滅する。

単独行動:C
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクCならば、マスターを失ってから一日間現界可能。

無辜の怪物:E
 クロミュオーンの猪。
 英霊に対する風評被害とも言えるスキルだが、
 知名度が低いためさしたる効果は持たない。
 魔獣・魔物由来のスキルを使用可能にしている。

【宝具】
『相克の魔猪(アグリオス・アフィプニスィ)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:2〜50 最大捕捉:300人
 幻想種であるクロミュオーンの猪を召喚し自身と融合する。
 人の理性と魔獣の凶暴性を兼ね備えた突進攻撃は目前の敵すべてを粉砕する。

『クロミュオーンの猪』
 テュポーンとエキドナを親とする幻獣。
 一説にはカリュドンの猪の母ともされている。

【解説】
 パイアはギリシャ神話に登場する女性。
 『クロミュオーンの猪』と渾名される女盗賊である。
 テセウスがアテナイへの旅の途中に出会う敵の一人、
 クロミュオーンにおいて旅人を襲っていたがテセウスに退治されてしまう。
 一説によるとクロミュオーンの猪はその名の通り魔獣であり、パイアという老女
 に育てられその名を受け継いだともされている。


868 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/04/22(水) 01:46:10 2DWCOWB.0
【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【マスター】-
【真名】フリードリヒ3世(神聖ローマ皇帝)
【性別】男
【身長・体重】168cm・73kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力E 耐久B 敏捷C 魔力D 幸運EX 宝具A+
【クラス別スキル】
 気配遮断:-
 アサシンクラスではあるものの暗殺者ではないため、自身の気配を絶つことはできない。
 宝具の副次効果により、欲望や敵意を完璧に誤魔化す精神的気配遮断となっている。

【固有スキル】
 カリスマ:C+
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 皇帝としてはあまりにも無能で気弱そうに見えるので、忠誠心の有る部下たちが「なんとかしなければ!」と勝手に奮い立つ。

 仕切り直し:A++
 戦闘から離脱する能力。どれだけの格上が相手でも、幸運差が有る限り確実に生きて逃げきることが可能。
 全力で行方をくらませば、マスターですらどこに逃げたか分からない。

 透化:C
 精神面への干渉を無効化する精神防御。
 何を言われようとも、どれだけ呪われようとも、どんな状況だろうとも決して屈服せず、好機を待ち続ける。

 心眼(真):C-
 経験と忍耐によって培った洞察力。
 窮地において自身と周囲の状況や敵の能力を冷静に把握し、その場で残された退路を導き出す“危機回避論理”。

【宝具】
『幸多き皇帝(トート・カイザー)』
 ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:500 最大捕捉:1~12
 常時発動型の宝具。同じ聖杯戦争に参加した他のマスターとサーヴァントの幸運を4ランク下げる。
 対魔力スキルで段階的に抵抗できるが、いかなる手段を持ってしても完全に無効化することはできない。
 同盟を組んだ仲間は対象外となるが、その後敵対した場合は再発動する。欲深い弟のように。
 アサシンが持つただ一つの攻撃手段であり、敵が勝手に死んでくれるまで庭で花の世話をしているのが、アサシンにとっての最良の戦術である。

『帝国一の大愚図(シェービヒ・シュラフミュッツェ)』
 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1
 隠蔽宝具。自分のステータスやスキルを全てEランクとして認識させ、宝具の存在や効果を悟らせない。
 Cランク以下の直感スキルならば打ち消すことも可能。
 よく観察しようとすればするほどアサシンが無能で無害な人物に見えてしまうため、戦いが長引くほど敵はアサシンを無意識に侮る。
 真っ先に打ち倒すべき相手を後回しにした者がどんな目に遭うかは、歴史が教えてくれる。

【Weapon】
『王笏』
 儀礼用の杖。

【解説】
 ハプスブルク家出身の神聖ローマ皇帝、フリードリヒ3世。
 優柔不断で気が弱い上にドケチな性格と言われ、"神聖ローマ帝国の大愚図"やら"帝国第一の眠たがり"だの酷い称号を貰っている。
 しかし、ご都合主義かと言わんばかりの強運で数多の敵対者を退け、謎の生存能力と忍耐力によって中世後期を駆け抜けた、最弱の君主。
 自発的に何もしないまま政敵がことごとく死に、ハプスブルク家繁栄の基礎を気づいたら築いていた。
 あまりにも敵が都合よく死ぬので暗殺説もあがっており、そのためにアサシンクラスで現界。彼自身に戦闘能力は欠片も無い。


スーパー受動的暗殺者。こんなのが英霊で良いんだろうか。
しかし考えてて凄く楽しかった。後、ドイツ語発音は勘弁してください。


869 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/04/22(水) 02:00:55 ZcH/gZFM0
黒子のバスケの黒子とラッキーマンを掛け合わせたようなやっちゃなw


870 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/04/22(水) 12:36:50 cOKsIkII0
【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】シニス
【性別】男
【身長・体重】215cm・142kg
【属性】中立・悪
【ステータス】筋力A耐久C敏捷C魔力C幸運E宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

【固有スキル】
神性:B
 神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
 海神ポセイドンの息子である。

神の加護:C
 父である海神ポセイドンによる加護。
 シニスに対してではなく、ポセイドンの聖樹である松に対する祝福。
 松の木は風の強い海岸付近によく生殖し、このスキルは松の成長を助ける援助となる。

【宝具】
『常盤なる屠殺樹園(ピテュス・エクテレスィ)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:2〜30 最大捕捉:50人
 樹槍ピテュオカムプテスを地面に突き刺し真名解放することで完成する結界。
 レンジ内の任意の場所に魔樹を生えさせ、その枝葉を利用し対象を攻撃する。
 魔樹の総本数は宝具を使用する大地に含まれる魔力量により変動する。

【Weapon】
『樹槍ピテュオカムプテス』
 松の木を材料とした槍。
 銘の由来はシニスの別名である「松の木を曲げる者」という意味。

【解説】
 シニスはギリシャ神話に登場する怪力の巨男。
 海神ポセイドンあるいはその子であるプロクルステス(ポリュペモン)を父とする。
 大英雄テセウスがアテナイへの旅路の途中で対決した悪漢の一人。
 松の木を利用して旅人を殺していたが、逆にテセウスにより同じ方法で殺されてしまう。
 またテセウスはシニスの娘であるペリグネとの間にメラニッポスを儲けている。


871 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/04/22(水) 21:15:27 cOKsIkII0
【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】プロクルステス
【性別】男
【身長・体重】180cm・72kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力B耐久B敏捷C魔力C幸運D宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
話術:C
 言論によって人を動かせる才。
 一見親切そうに見える風貌と話し方で人を巧みに誘導する。

神性:B
 神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
 海神ポセイドンの息子である。

拷問技術:D
 拷問器具を使ったダメージにプラス補正がかかる。

【宝具】
『無理強いする永眠(ダマステス・ポリュペモン)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1〜2 最大捕捉:1人
 プロクルステスの寝台の逸話が宝具として昇華し剣となったもの。
 この剣で斬られた者のパラメーターはランクCに固定化され、
 ダメージ値はCランクを超えてる分の総量に等しい。
 Cランクに満たない部分はランクアップするが、無理に増強したことによる
 負荷を与え続ける。
 この効果はプロクルステスを倒すか『無理強いする永眠』を破壊するしかない。
 
【解説】
 プロクルステスはギリシャ神話に登場する悪人。
 その名は伸ばすものを意味する。
 海神ポセイドンを父に、コリントスの娘であるシュレアを母とする。
 テセウスがアテナイの向かう旅路で遭遇した最後の敵。
 旅人に『休む場所を提供しよう』と声をかけ自作の寝台へと寝かせた後
 その旅人の身体が寝台より大きければその部分を切り落とし、
 逆に足りなければ無理やり引き延ばして殺していた。
 この逸話は有名であり現代では無理やり基準に合わせる、
 考えや行動の強制等の意味として使われている。
 最後はテセウスにより自身が今まで旅人を殺してきたのと同じ方法で処刑されてしまう。


872 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/04/23(木) 09:32:53 M1oRutOs0
【元ネタ】仮面ライダー555
【CLASS】ライダー
【真名】北崎
【性別】男
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷C 魔力C 幸運E 宝具A
【クラス別スキル】
騎乗:A
幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。

対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

【保有スキル】
オルフェノク:A
黄泉返りを果たした死者がなる動植物の因子を持つ進化した人類。
人間を超えた身体能力を持ち、自身が殺害した存在を一定確率でオルフェノクとして生まれ変わらせる。
バーサーカーは数いるオルフェノクの中でも唯一『龍』という幻想種の因子を持つ。

魔力放出:D
体内からあふれだすオルフェノクの力。
Dランク以上の対魔力スキルを持たない存在はライダーに触れられた瞬間即座に灰化し、崩れ落ちる。
このスキルはライダー自身には制御できない。

単独行動:C
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
ランクCならば、マスターを失ってから一日間現界可能。

精神異常:A
精神を病んでいる。
他者を虐げる事でのみ生の実感を得ることができる歪んだ心。
精神汚染系スキルと狂化による理性蒸発を無条件でシャットダウンする。

変化:A
自身の宝具を使い、仮面ライダーに変身できる。
更に龍の因子を持つオルフェノク『ドラゴンオルフェノク』にも変化できる。


【宝具】
『狂気のベルト(デルタギア)』ランク:A 種別:対人 レンジ:- 最大捕捉:-
「SMART BRAIN」のロゴが刻まれたアタッシュケースに収納されているベルトとガジェット一式。
同梱されている説明書通りに装着することにより仮面ライダーデルタに変身できる。
仮面ライダーデルタに変身することによってステータスが
筋力A+ 耐久B 敏捷A 魔力D 幸運E
に変化し、Cランクの狂化スキルが付与される。
ただし大きなダメージを受けて吹き飛ばされた場合、高確率で変身が解除される。

この宝具はライダー以外も使用できる。

『(ジェットスライガー)』ランク:B 種別:対人 レンジ:- 最大捕捉:-
スマートブレイン製の超高速アタッキングビークル。
仮面ライダーデルタに変身している時にデルタフォンに「3821」と音声入力することで呼び出せる。
全長約4メートルにも達する超大型バイクであり、最高時速は1300km。
後部に五機、左右に三機ずつブースター、そして360°回転する特殊なホイールを持つ。
これらを活用することによって最高時速を維持したまま、水平移動、旋回などを可能とし、短時間ならば飛行することもできる。
堅牢な装甲と速度による突撃、大型ミサイルポッドや光子バルカンによる銃撃で敵を制圧する超絶マシン。

この宝具は仮面ライダーデルタの変身者ならばライダー以外でも使用できるが、騎乗スキルAクラス相当の能力を持たない場合乗りこなすことはできない。

『狂気の龍王(りゅうじんたい)』ランク:A+ 種別:対人 レンジ:- 最大捕捉:-
ドラゴンオルフェノクに変化している時のみ使用できる宝具。
堅牢な装甲をパージすることにより、音速を超える速度を得ることができる。
この宝具の発動中、ステータスが
筋力A 耐久E 敏捷A+++ 魔力C 幸運E
に変化する。


【Weapon】
『デルタフォン&デルタムーバー』
デルタギアの一つである携帯電話型ガジェットとテレビカメラ型ガジェット。
デルタムーバーにデルタフォンを接続することにより、拳銃型ガジェットに変形する。
強力なレーザービームを放ち、更にベルトに装着されている『ミッションメモリー』を装填することにより、
必殺のライダーキック『ルシファーズハンマー』を放つためのポインターを射出できる。

『ルシファーズハンマー』
射出された円錐状のポインターによって相手を拘束し、ポインターごと相手に飛び蹴りを叩きこむ仮面ライダーデルタのライダーキック。
この技の直撃を受けた相手は、Δ(デルタ)の記号を象った光と共に灰化、消滅する。

【解説】
先日投稿した北崎さんデルタを改修。
ジェットスライガーが強すぎる気もするが原作時点でこんなのだから仕方がない。


873 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/04/23(木) 09:34:11 M1oRutOs0
ミスった
ジェットスライガーの名前のところは『超絶マシン(ジェットスライガー)』


874 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/04/25(土) 11:35:08 VyosR9Iw0
wikiのトップページ…


875 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/04/25(土) 11:35:53 xryTtwfo0
なんやこれ、荒らし?


876 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/04/25(土) 12:03:59 sw67Y5FwO
たまにある


877 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/04/25(土) 13:41:34 vXo3dcSE0
何かあったの?


878 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/04/25(土) 23:54:25 A8q2/p.I0
皆鯖で廃棄されたので、自分で完成させてみた。

【元ネタ】旧約聖書 
【CLASS】アーチャー
【マスター】???
【真名】トバルカイン
【性別】男
【身長・体重】177cm・75kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷C 魔力A 幸運D 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
単独行動:B
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。
【固有スキル】
武器知識:A
 武器、武具類への深い造詣。
 武器に分類される宝具を目にした場合、高い確率で真名を看破することができる。
 ただし、武器そのものが何らかの手段で隠蔽されている場合は、この判定を行うことができない。

超越技術(武器鍛冶):D
 召還時点よりも未来に属する技術を、時間の外より得るレアスキル。
 サーヴァント召還の限界を逸脱する非常に珍しい才能で、このランクすら稀有な例とされる。
 このランクであれば、現在試作段階の技術を、すでに実用化されたものとして使用可能。 
 
武器改造:A+
 あらゆる武器を状況に応じてカスタマイズすることが出来る。
 このランクであれば、どのような武器であれ、自分が十全に使用可能なように、改造できる。
 トバルカインの戦闘技術は、純粋な技術でなく適切な武器の使用によるものである。

【宝具】
『始天の錬製(スプレイマシー・カイン・ワークス)』
 ランク:B 種別:対物宝具 レンジ:0 最大捕捉:-人
 銅と鐡の諸の刃物を鍛ふ者、即ち武具の作り手の祖とされるトバルカインの鍛冶道具。
 接触した金属素材を加工し、あらゆる種類の武器、兵器を作り出す。
 一工程での使用であっても、現代の技術で作られた金属から、魔力を帯びた擬似概念武装を製造する。
 相応の素材、時間が必要となるが、新たな真名と概念を持つ宝具の新造すら可能である。
 本来は小さな金鎚であるが、隠匿と携帯のため手と殆ど一体化させてある。

『始原の鉄(フェルム)』
 ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:50〜100 最大捕捉:999人
 原初の時代、まだ人が岩より鉄を作り出すより以前、
 その時代の鍛冶師である彼に与えられた、人類が最初に鉄を手に入れる手段を再現する奇跡。
 天より大地へと隕鉄を招く。
 招かれた鉄はそれ自体が神造の素材であり、それを鍛えた武器は宝具級の神秘を帯びる。
 ただし、この奇跡そのものは、その物理的な破壊力とは裏腹に、
 帯びる神秘はさほど高いものとはいえない。

【Weapon】
『隕鉄 無銘』
 「始原の鉄」によって得た、金属素材。
 宝具の新造に足る、優れた素材である。

『青銅 十円硬貨』
 日本国の貨幣。
 その犯罪性はともかく入手しやすくまた多くの人間の情念がこもった青銅であり、
 トバルカインにとって使い慣れた素材でもある。

【解説】
 旧約聖書に記された銅と鐡の諸の刃物を鍛ふ者、即ち武器鍛冶の祖。
 最初の殺人者カインの六代の子孫。父は戦士の祖メレク。
 呪われたカインの子らは、しかし、様々な技芸を生み出す一族となる。
 ……もっとも、その家系は世界を覆った大洪水によって滅びるのだが。
 その家系に関する記述において、最後の一員でもある。


879 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/04/26(日) 08:21:02 6klSwcuQ0
【元ネタ】真夏の夜の淫夢
【CLASS】バーサーカー
【マスター】雁夜おじさん
【真名】淫夢くん(スローロリス)
【性別】オス
【身長・体重】約26.5〜38cm・約0.4〜2 kg
【属性】混沌・狂
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E+ 魔力E 幸運E 宝具E〜EX

【クラス別スキル】
狂化:E-
 凶暴化する事で能力をアップさせるスキルだが、元々が
 クソザコすぎるのであまり機能していない。
 狂化の影響で、元から薄かった警戒心や危機感といったものがなくなっている。

【固有スキル】
淫獣:E
どこかの誰かが、真夏の夜の淫夢のOPに出てきた謎の生物(リスザル)をスローロリスであると
誤認したために過去や在り方をねじ曲げられた獣の名。
他者は淫夢くんに対して強い嫌悪感を抱くが、一部の者は逆に好意を抱く場合がある。
無辜の怪物とは似て非なるスキル。

勝利への道程:E+++(EX)
聖杯戦争を勝ち抜くための手段や展開を無意識に感じ取り実行するスキル。
常に有利な状況を作りだせるが、覆しようのない事象には
無力であり、このスキルを持ってしてもそれを回避することは出来ない。
啓示、心眼(真)を兼ね備えた特殊スキル。
さらに「可能性の獣」を発動することで星の開拓者のスキルも加わる。

【宝具】
『完全勝利する黄金の右手(ガッツポーズ)』
ランク:E〜EX 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
淫夢くんが天に向かって右手を揚げることにより発動する、一度限りの宝具。
LUC判定に成功すると全てのステータスがEXになり、淫夢くん以外のサーヴァントの宝具を無力化する。
ついでにCLASSがセイヴァーになって、あのBGMも流れる。
LUC判定に失敗した場合、淫夢くんとそのマスターは無条件で聖杯を得る権利をはく奪される。
あとCLASSがルーザーに、真名が汚物くんになる。
淫夢くんの幸運は絶望的に低いので大抵失敗する。

『可能性の獣(リーガル・プレゼンス)』
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
完全勝利する黄金の右手のLUC判定に失敗した時のみ、令呪3画と引き換えに使用することができる。
「勝利への道程」のランクがEXになり、あらゆる不可能を可能とする。
この宝具を使用した状態で聖杯戦争を勝ち抜いた場合、時間を淫夢くんを召喚する直前に
巻き戻し、聖杯を得る権利を取り戻すことが出来る。
再召喚された淫夢くんは幸運を3ランク上昇させるが、代わりにこの宝具を失う。

【Weapon】
毒の牙
淫夢くんはこの牙で2回噛みついて、相手にアナフィキラシーショックを起こす戦法を得意としている。
さらにグルーミングなどでこの毒を身体中に塗布したりする。

【解説】
真夏の夜の淫夢OPに唐突に登場した謎の生物、通称「淫夢くん」に似ていたがために
クソザコナメクジだの森のファーストフードなどの散々な蔑称を付けられたクッソ哀れな生物。
聖杯に託す願いは特にない。そもそも何故自分がここにいるかすら分かってない。所詮は畜生だからね、しょうがないね。
ステータスが貧弱な代わりにスキルと宝具で逆転を狙っていくスタイル。


880 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/04/26(日) 22:46:36 gOJauI.g0
【元ネタ】北欧神話
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】イーヴァルディ
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷C 魔力A 幸運D 宝具EX
【クラス別スキル】
陣地作成:C
 文字通りの”工房”の形成が可能。

道具作成:A
 魔力を帯びた器具を作成できる。

【固有スキル】
神性:D
 原初の巨人の死体から産まれたドヴェルグの一人である彼は
 いくらかの神性を持つ。

【宝具】
『神々の運命彩る小人の業(サガ・ドヴェルグ)』
 ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:-
 北欧神話に登場する数々の武器や道具を作り上げたドヴェルグ達の技術そのもの。
 相応しい材料さえあれば神々が振るったそれに匹敵する物を鍛え上げる。

【Weapon】
『鍛冶道具一式』
武器というより仕事道具。
【解説】
北欧神話においてグングニルに代表される神々の武器や道具を作成したドヴェルグ達の一人。


881 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/04/27(月) 00:07:00 B81ncp2o0
【元ネタ】中国・史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】妲己
【性別】女
【身長・体重】cm・kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷D 魔力A 幸運A 宝具A
【クラス別スキル】
陣地作成:C
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 彼女の手足となって動く者がいればランク以上の陣地を作成できる。

道具作成:C
 魔術的な道具を作成する技能。
【固有スキル】
無辜の怪物:A
 九尾の狐。伝説により過去や在り方を歪められた怪物の名。
 このスキルは外せない。

妖術:B
 無辜の怪物に由来する妖術。

魅了:A
 名君をたちまちに暗君に変貌させた魅了技術。
 よほどの精神力、もしくは人外の価値観の持ち主でなければ
 彼女の虜となるだろう。

甘言:A
 王朝を崩壊せしめた悪女の囁き。
 魅了スキルと併せて用いれば並の英雄など簡単に操れる。

拷問:A
 中国史に名高い悪女の人を痛めつける知識と技術。

【宝具】
『桃花燕脂(タオファ・イェンツィー)』
ランク:E 種別:対人宝具 レンジ:1〜10 最大捕捉:1人
 彼女が開発したといわれる化粧品。
 桃の花弁より作られるという。

『偽・蓬莱仙境(ウェイ・ホウライシェンチィ)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
 彼女を喜ばす為に造られた楼閣や処刑器具の設置された巨大庭園を召喚する。
 殷王朝の財宝と人を苛む為の設備に満たされた、この庭園は極めて彼女の有利に
 働く。

【解説】
王を堕落させ殷を滅ぼす原因となったされる中国史に名高い悪女。
封神演義に代表される物語では神を侮った王を破滅させる為に遣わされた狐の精と
される。


882 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/04/28(火) 12:36:25 WpFb0dzk0
【元ネタ】帝都物語シリーズ
【CLASS】
【マスター】
【真名】
【性別】
【身長・体重】cm・kg
【属性】・
【ステータス】筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具
【クラス別スキル】
【保有スキル】
【宝具】
『()』
ランク: 種別: レンジ: 最大捕捉:
【Weapon】
【解説】


883 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/04/28(火) 13:08:13 K5IH.h82O
馬鹿には見えないry)


884 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/04/28(火) 18:32:10 CZT9Q4Mk0
ヘグニ王と与一って既出だっけ?

思いついたから書きたいんだが、シチュ情景キメ台詞って具体的にどういうの?


885 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/04/28(火) 19:28:07 vlRPT9h60
丸々コピペレベルじゃなければ被りは気にしなくて良いと思うよ
シチュなどは解説の下に【妄想特記】とかを新たに起こして補足してる人も居るね


886 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/04/30(木) 19:31:32 yPhEzGJY0
>>883
毎回ノッブが全裸にしか見えない俺は馬鹿だったのか…


887 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/02(土) 21:59:26 ZvW6cvmQ0
【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】小野善鬼
【性別】男性
【身長・体重】170cm・70kg
【属性】中立・悪
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷A 魔力D 幸運C 宝具-
【クラス別スキル】
気配遮断:D 
 サーヴァントとしての気配を絶つ。隠密行動に適している。
 暗殺者ではないため、武人としての気配を隠す程度である。

【保有スキル】
宗和の心得:B
 同じ相手に同じ技を何度使用しても命中精度が下がらない特殊な技能。
 攻撃が見切られなくなる。

見切り:B
 敵の攻撃に対する学習能力。
 相手が同ランク以上の『宗和の心得』を持たない限り、
 同じ敵からの攻撃に対する回避判定に有利な補正を得ることができる。
 但し、範囲攻撃や技術での回避が不可能な攻撃は、これに該当しない。

剣鬼:A
 どのような精神的・肉体的制約下においても、すべての行動が人を斬るということに最適化される。

夢想剣
 対人魔剣。
 最大補足一人。
 アサシンが師から学んだ剣技。
 相手からの殺意や殺気など感じると同時に,無意識で敵を切り捨てる絶技。
 ほぼ全自動で行われる反撃の必殺剣。

【Weapon】
『無銘・日本刀』

【解説】
小野 善鬼は、戦国時代から安土桃山時代にかけての剣豪。
初めは大坂淀川の船頭だったが、伊東一刀斎との勝負に敗れて彼の一番弟子となる。
諸国遍歴の旅では、師の一刀斎に挑む者を善鬼が相手した。
上総国で弟弟子となった小野忠明と、一刀流秘伝書の継承をかけて下総国小金原で決闘するが、敗れて落命した。
の逸話は、江戸時代の随筆『耳嚢』巻之一においても記述されている。


888 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/03(日) 02:31:43 irzej5IE0
【元ネタ】帝都物語シリーズ
【CLASS】キャスター
【マスター】間桐慎二
【真名】加藤保憲
【性別】男
【身長・体重】180cm・70kg
【属性】混沌・悪 
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷A 魔力A 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
陣地作成:A
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 “神殿”相当の領域の形成が可能。

道具作成:B+
 魔力を帯びた器具を作成できる。
 現在失伝しているものを含めて特に
 「外法」とされる技術に精通している

【保有スキル】
魔術:A
風水、蠱術、陰陽道、降霊術、奇門遁甲、仙術等…東洋魔術(あるいは呪術)とされる技術の殆どを使いこなす。
実際明治〜昭和期の魔術師達は彼に太刀打ち出来なかった

剣術:B
刀剣を操る技能。
ランクBならば一流派の印可(免許皆伝のこと)
を受けたといったところだろうか

【宝具】
『魔都東京(ブロウクン・トーキョー)』
ランク:B- 種別:対軍宝具レンジ:6最大捕捉:100人
固有結界と降霊術、あるいは蠱術を応用した大魔術で
周囲を一時的に心象風景である魑魅魍魎の魔都に塗りつぶし、
「平将門」を強制召喚して好き勝手に暴れさせる暴挙。
発動することは己の身の程を無視した自爆にほかならない為
当然キャスターの制御から外れていると見ていい

【Weapon】
「関の孫六」
最上大業物の名刀で
三島由紀夫からかっぱらった品で、
元々の持ち主は和製バーサーカー舩坂弘。

「ドーマンセーマン」
清明桔梗が刻まれた白い手袋であり、
五芒星の刻印そのものを指す固有名詞。
彼の操る魔術の補助、ブーストを担う魔術礼装
用法および効果は型月世界の魔術刻印のそれに限りなく近い。
「札」
加藤が多用する式神。
鳥類、蟲等の姿を取って偵察、遠隔攻撃を行う他
ここから突如出現することすら可能。

【解説】
帝都物語の主人公
原作では多種多様な妖術を駆使して
その時代の陰陽師その他をことごとくあしらい
東京を壊滅せんと暗躍した外道だが
Fate的にはむしろ魔術師らしいタイプの
バケモンとも言えるかも知れない


889 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/03(日) 02:43:49 sLETnvlw0
宝具にサイコクラッシャーが無い、やり直し


890 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/03(日) 13:25:27 PII7lxtw0
【元ネタ】史実 太平記
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】楠木正成
【性別】女性
【身長・体重】182cm・72kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷A 魔力B 幸運E 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。

【固有スキル】
護国の鬼将:EX
 あらかじめ地脈を確保しておくことにより、特定の範囲を"自らの領土"とする。
 この領土内の戦闘において、楠木正成はバーサーカーのAランク『狂化』に匹敵するほどの高い戦闘力ボーナスを獲得出来る。
 また宝具『千頭王鬼』の発動の条件にもなる。

【宝具】
『小龍景光(こりゅうかげみつ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1〜2 最大捕捉:1人
 刀身に倶利伽羅竜が刻み込まれた名刀。
 これ自体が竜としての属性を持ち、独立した魔力炉心を備え、魔力放出を可能とする。

『七頭牛七変化(ななこべうししちへんげ)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1〜60 最大捕捉:500人
 飛行能力に加え、切り離されても自立駆動する7つの頭を持つ魔牛。
 7つの頭はそれぞれ変化、気配遮断などの異能を持ち、並の魔術師を蹴散らすだけの戦闘力を誇る。
 ただし、単独で英霊に抵抗できるほどの強さは持ち合わせていない。

『七生滅敵・千頭王鬼(しちしょうめってき・せんずおうき)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜60 最大捕捉:500人
 英霊・楠木正成の霊格に取り込まれた配下――妖魔、鬼、土蜘蛛などの亡霊たち――が宝具化したもの。
 致死ダメージを亡霊に肩代わりさせることで、最大7回まで蘇生することができる。
 また、自らの領土内でのみ、亡霊たちをライダーの霊格から分裂・受肉させ、使い魔として使役することもできる。
 どちらの効果も強力だが、使えば使うほどに霊格が低下し弱体化してしまうという欠点もある。

 この宝具の所為で、英霊としての楠木正成は常に亡霊たちを背負っており、肩の重さに悩まされている。
 また正純の英霊なのに反英雄に見られてしまいがち。

【解説】
 鎌倉末期、南北朝の人物。
 河内国に居城を構える武将の一人で、その出自は諸説あり、幕府の管轄から外れた悪党と呼ばれる者どもを束ねていたともされる。
 後醍醐天皇の霊夢によって見出され(邪教の僧・文観の紹介によるものとも)、その軍略で鎌倉幕府に対抗。
 その軍略はゲリラ戦術を主とし、太平記によれば百万を超える軍勢を千人にも満たぬ軍勢で撃退したという。
 これはさすがに言い過ぎにしても、小勢で大軍を撃退したのは間違いなかろう。

 鎌倉幕府滅亡後は、後醍醐天皇の手による建武の新政で高位に上り、
 結城親光、名和長年、千種忠顕らとともに『三木一草』と評される寵臣となる。
(ただし、楠木正成は後醍醐天皇の息子・護良親王の与力であったのではないかとも)

 しかし、建武の新政は後醍醐天皇の政治力の不足に加え、あまりにも理想が先行しすぎていたため世は乱れ、
 代わって足利尊氏らが人々の信望を集め台頭し始める。

 尊氏と激しく対立した護良親王が謀反の容疑で捕縛されると、
 一時は役職の多くを失って失脚したが、
 足利尊氏と後醍醐天皇の対立が戦争に発展した際には有力武将の一人として活躍。
 尊氏らを九州に追い落とすことに成功している。

 しかし、捲土重来を図る尊氏らの逆襲を前にして勝機なしと判断。
 はじめ尊氏との和睦を、次に敵軍を京都に引き入れての包囲殲滅を後醍醐天皇に提案するが、
 いずれも天皇の権威を貶(おとし)めるものとして容れられず、
 死を覚悟して湊川の戦いに赴き、奮戦の果てに戦死した。
 
 太平記によれば、そののち後醍醐天皇らとともに怨霊となり、
 三毒の剣を手に入れることで足利政権の転覆を目論んでいたが、
 大森盛長の奮闘と、僧侶らの般若心経の功徳によって撃退されたという。 

【蛇足】
 型月伝統のTS枠。
 その怨霊の化身は「鬼女」だったそうなので、TSするには十分な逸話じゃなかろうかと。
 
 単一の枠に押し込められて英霊未満の亡霊となったハサン達とは違い、
 配下の亡霊たちが取り込まれることで英霊としての格が押し上げられている、という脳内設定。


891 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/03(日) 17:51:35 96H9slAs0
【元ネタ】平家物語
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】那須与一(なすのよいち
【性別】男
【身長・体重】155cm・53kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力A- 耐久C 敏捷D 魔力C 幸運B 宝具B+
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。

単独行動:C
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。

【保有スキル】
・千里眼;B
視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。また、透視を可能とする。

・鷹眼の心得;B
地形、天候などにより命中精度が左右されない。
また、目晦ましも効果が薄い。
【宝具】
『扇的射抜く一筋の鏑矢』
ランク:C〜B+ 種別:対人宝具〜対域宝具 レンジ:5〜 最大捕捉:1〜500
「扇の的」と呼ばれる逸話が具現化した彼の唯一の宝具
弓を用い、投影した鏑矢を射るという見かけは単純な攻撃。
その特徴は3つ。
1つはその射程距離の長さ。 たとえ視認できずとも同じ直線状にあれば命中させることができる。
ただし鏑矢であることから、接近には気付かれる。
2つは、距離に比例して増大する破壊力。 対人宝具から、距離さえあれば対域宝具にまで昇華する一撃。
ただし、最大威力にまで引き上げるにはkm単位の距離が必要
3つは、『貫通』ではなく『通過』する攻撃であること。 
道中にあるあらゆる障害の構造を改竄し、この矢が通れる穴を無理やり作ることでの必中(ただし回避可能)

また、連射は2発まで可能。
【Weapon】
『無銘・弓』
 与一が愛用した弓。 
 これを所持している時のみ『扇的射抜く一筋の鏑矢』で使用する鏑矢を投影可能。 
【解説】
平家物語にも登場する平安時代末期の武将。
幼いころから弓の腕が達者であり、小柄ながら力は強く、強弓を好んで使った。
合戦に於いて、遠方の船にある扇を射ぬいた逸話を持つ。
これが宝具のもとにもなった「扇の的」と呼ばれる話である。

【その他】
固定砲台的な弓兵。 
もはや弓ではなく剣で白兵戦を行うアーチャー勢の救世主。
遠距離攻撃に特化し、防御不可能な一撃を放つ(ただし簡単によけられる)
知名度もそこそこあるしね、日本の武将で弓使いっていったらまずこの人だもんね。しょうがないね。
宝具を2発まで連射できるのは「扇の的」で扇のあとに急に踊りだした男を続けて射抜いた話があるから。
一応、話としては男を射抜く場面もあるので。


892 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/03(日) 22:07:36 irzej5IE0
>>889
それ違う人だから・・・(震え声)


893 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/04(月) 16:40:31 TswhymmQ0
元ネタ】史実・逸話
【CLASS】キャスター
【マスター】バゼット・フラガ・マクレミッツ
【真名】テオジニス
【性別】男
【身長・体重】185cm・90kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷A 魔力C 幸運C 宝具C
【クラス別スキル】
陣地作成:-
 キャスターの陣地作成は特殊なものであり、宝具に集約されている。

【固有スキル】
勇猛:C
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。

パンクラチオン:A+++
 ギリシャに伝わる打撃、組み技を合わせた総合的な格闘技。
 打撃はボクシング、組み技はレスリングに近い。
 キャスターは打撃に重きをおいたスタイルとなっている。

神性:C
 伝承においてヘラクレスの子孫とされ、また死後自らも神と崇められた。
 
【宝具】
『無敗の王者(ペリオドニコス)』
ランク:C 種別:対人 レンジ:1 最大捕捉:1人
 生涯不敗であった逸話と死後に神として崇められた逸話が宝具になったもの。
 無手で戦い続け、己の体を鍛えてきたことで、彼の体そのものが宝具と化した。
 肉体がランクCの宝具となり、あらゆる攻撃のダメージを軽減することができる。

『英雄神の神殿(ヘラクレスダイ)』
ランク:B 種別:対軍 レンジ:1〜50 最大捕捉:1人
 ヘラクレスを祀る神殿を作り上げる結界宝具。
 この宝具の中において、キャスターは次の効果を得られる。
  1.ヘラクレスの加護によって、常に筋力を倍加する。
  2.キャスター及びキャスターの守護下にいるものは、あらゆる病気や呪いを受けなくなる。
  3.いかなる場合においても十全の力を発揮できる。
 また、この宝具を破壊したものはランクB相当の呪いを受ける。
 拳闘士でありながら、ヘラクレスの子孫として神官を務め、死後には自らも神となったキャスターの神性を表す宝具である。

【解説】
古代オリンピックにおいて、ボクシングとパンクラチオンの最強の王者。
試合では1,300戦全勝とさえ言われた無敵の戦士であった。
また、ヘラクレスを祀る神官であり、本人もヘラクレスの子孫であるとされている。
その神がかり的戦績と後の伝説から神格化され、死後タレス島では神として崇められ、その後ギリシャ全土に広まった。
神としては病気を治療し、マラリアから守護してくれる守護神として崇拝されたらしい。
やったねエンキドゥ、ペイルライダーに対抗できそうな英雄がいたよ。


894 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/04(月) 18:52:18 5Q7ypoBg0
元ネタ】逸話サンタクロース
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】クネヒト・ループレヒト
【性別】男性
【身長・体重】166cm/250kg
【属性】極悪
【ステータス】筋力F(A+) 耐久F(A++) 敏捷A(D) 魔力A(F) 幸運C(B) 宝具A++(F)
【クラス別スキル】
騎乗:A
愛用のトナカイの引く橇を操る。トナカイしか操れない
単独行動:EX
マスターがどうなろうが全く関係ない。余裕。辺りの生物の生気を無差別に吸い取り強引に存在する
【固有スキル】
超巨大化:A+
(ステータスの変化は()内)気持ちがよくなると「超高速で」膨張する。その全長は200mをゆうに超え、辺りに巨大な衝撃を与える。由来はサンタクロースがクリスマスなどの行事で人間たちにしょっちゅう膨らまされ巨大化させられていることから。なお宝具をこの形態で取り出すことは出来ず、巨大化前に済ませておく必要があり、サンタを興奮させるとこのスキルは暴発する。
【宝具】
「破滅の願い(カース・オブ・ナイトメア)」
ランク:A〜不明 種別:対人宝具〜対域宝具 レンジ:不明 最大捕捉:不明
相手の一番嫌がるものや弱点となるものを袋から吐き出し使用する。また、所有者の手元に無い限り、他人の所有してるものを盗んで使用することも可能。
「破壊の橇(ダークエンド・チャリオッツ)
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ1〜? 最大補足300〜?
様々な武装を備えた戦車ともいえる橇。不気味な笑い声を上げるサンタを乗せ時速400㌔以上の速度で無数の飛び道具をまき散らしながら滑走する。なお、巨大化したサンタも乗せることが出来(サンタが巨大すぎて着席したサンタが高速移動しているように見える)、さらに「巨大化前と同じ速度で滑走する」ため辺りには相当な被害が及ぶ
「滅亡の靴下(スメルオブデストラクション)」
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ1〜20 最大補足30
サンタの足の臭いが染みついた靴下を投下する。この靴下の中には爆発する魔石や不完全燃焼する炭などが仕込まれており、煙を巻き上げながら爆発を起こす。また、靴下をはいているものの靴下を、このスメルオブディストラクションに変化させることも出来る。サンタの伝承の「お仕置き」に由来する。


895 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/04(月) 20:27:09 0xW6yofI0
色々酷い…もうちょっと見やすくできないか?


896 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/04(月) 20:42:00 RYguZtaY0
>【属性】極悪
なんかワロタww


897 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/04(月) 20:57:14 Y3pegXG20
【元ネタ】史実
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】ウゴリーノ・デッラ・ゲラルデスカ
【性別】男性
【身長・体重】180cm・70kg
【属性】秩序・狂
【ステータス】筋力B++ 耐久B++ 敏捷B+ 魔力C+ 幸運D 宝具A
【クラス別スキル】
狂化:B
 全パラメーターを1ランクアップさせるが、理性の大半を奪われる。

【保有スキル】
反骨の相:A
 権威に囚われない、裏切りと策謀の梟雄としての性質。
 同ランクまでの、カリスマや魅了などのスキルを無効化する。

カニバリズム:A
 食人の性。
 魂喰いなどによる魔力の供給効率を飛躍的に高める。

【宝具】
『第九氷獄・第二円環(コキュートス・アンテノーラ)
ランク:A 種別:対域宝具 レンジ:? 最大捕捉:?
 神曲においてバーサーカーが捕えられているコキュートスの再現。
 普段はバーサーカーの体の表面を覆う冷気と化しているが、解放とともにバーサーカーの周囲をすべて氷漬けにし
 周囲のすべての対象を拘束する。この氷は魔力の流れを遮断する性質があり、魔術はもちろん
 マスターからサーヴァントへの魔力供給や地脈の流れさえも遮断する。
 バーサーカーはあくまでもこの地獄に捕らえられているだけなので完全に解放した後はバーサーカー自身でも制御ができなくなる。
 
【解説】
ウゴリーノは、ロンゴバルド王国からの流れをくむ貴族として、ピサで生まれた。
ジョヴァンニはピサで優勢であるギベリンから嫌疑がかけられていた。市の大事件が、ウゴリーノとヴィスコンティによって1271年から1274年にかけ起きた。ウゴリーノが逮捕され、ジョヴァンニが失踪したのである。ジョヴァンニは1275年に死に、ウゴリーノはもはや危険人物でないとみなされ解放され、姿を消した。
しかし彼はすぐにピサと相容れないゲルフに属する町と陰謀をめぐらせ始め、ナポリ王カルロ1世がピサを攻撃する手助けをした。恥をかかせたうえで和平をピサに強い、それから自分の汚名をそそがせ、その他全てのゲルフ派市民を追放させようとしたのである。
彼は自分の影響力を全てそそいで活動したが、数年間ピサで静かに暮らした。1284年に、ピサとジェノヴァの間に戦争が起きると、ウゴリーノはピサ艦隊の一師団の指揮官の地位を与えられた。彼の逃走によって - それは常に反逆行為とみなされる - 戦闘の日の運命は決まり、ピサはメローリアの海戦で大敗北を喫した。
しかし、彼はのちに政治的能力をみせたことから1284年にポデスタ(共和国の行政長官。神聖ローマ皇帝の代理となる)を、そして1286年には市民隊長(capitano del popolo)に選出されていた。
フィレンツェとルッカは、ジェノヴァとの戦いで敗北したピサの隙につけいろうとしたが、ウゴリーノは一定の城を割譲することで2都市をなだめることに成功した。しかし彼はジェノヴァとの和平には消極的であった。ほとんどが有力なギベリンで占められている、ピサ人捕虜の返還が伴うからで、自身の権力を失いかねないからだった。
彼はいまやピサで最も有力な人物で、自身の最高権力をしたてる準備をしつつあった。彼が、亡きジョヴァンニの息子で、実の甥であるニーノ・ヴィスコンティとなぜ権力を分けさせられたかは理由が一部定かとなっていない。二頭政治は続かず、ウゴリーノとニーノはすぐに諍いを起こすようになった。
ウゴリーノはピサ大司教ルッジェーリ・デッリ・ウバルディーニ(ギベリンの首領)と交渉に入り、自身の地位を強化しようとした。しかしゲルフ派はもう一度巻き返そうとし、大司教はニーノ、ウゴリーノ両者の市追放を余儀なくされた。そしてルッジェーリ自身がポデスタ及び市民隊長に選出された。
ところがルッジェーリはすぐ後にウゴリーノの帰還を許したが、ウゴリーノが武装した部下たちを連れてくるのは拒否した。ルッジェーリは政府機関を彼と分割しようとさえした。ウゴリーノは自分一人で元の地位に返り咲くことを決めて、アルノ川の水路を使って自分の支援者を市へ入れようとした。
危機を悟ったルッジェーリは、城を割譲しようとしたという反逆の罪でウゴリーノを弾劾し、市民が立ち上がった。ウゴリーノは逮捕され、息子ガッドとウグッチョーネ、孫のニーノそしてアンセルムッチョとともにグアランディ塔に投獄された。ここに彼らは監禁されたまま、食料を断たれて餓えて死んだ。
5人の遺骸は、ピサのサン・フランチェスコ教会に埋葬された
神曲の地獄篇、第9圏裏切り者の地獄・第2の円アンテノーラの氷の中に、ウゴリーノとルッジェーリがいる。祖国への反逆、子と孫たちを飢えから食べたとして、その悪業のためにウゴリーノは罰を受けている。


898 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/04(月) 21:01:14 FAiivDJA0
【元ネタ】史実(ウクライナ)
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ボフダン・フメリニツキー
【性別】男性
【身長・体重】172cm・75kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷D 魔力C 幸運A 宝具D++
【クラス別スキル】
対魔力:E
 魔術に対する守り。無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。

騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。

【固有スキル】
カリスマ:C
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、小国の王としてはCランクで十分と言える。

信仰の加護:B
 一つの宗教観に殉じた者のみが持つスキル。
 加護とはいうが、最高存在からの恩恵はない。
 あるのは信心から生まれる、自己の精神・肉体の絶対性のみである。

解放者:C
 他者を救う戦闘の際、一時的に攻撃力を上昇させる。
 ルーシの解放者、第二のモーゼと讃えられたライダーは
 隷属を強いる者の手を撥ね退ける事を期待される。

【宝具】
『元首宝棍(ブラヴァー・ウニヴェルサール)』
ランク:D++ 種別:対人・対軍宝具 レンジ:1〜40 最大捕捉:100人
 コサック棟梁ヘトマンの権威を示す棍棒。
 通常攻撃時には常時少数の、
 真名と共に攻撃対象を指し示した際には多数の
 “ザポロージャの銃士”が現れ一斉射撃を行う。

『棟梁馬印(ブンチューク・クレイノード)』
ランク:E 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:3個
 ヘトマン権力の正当性を象徴する馬印。
 他者に騎乗スキルと『元首宝棍』の能力を貸与する媒介
 小プンチュークを作り出す事ができる。
 ただし、ランクはライダー自身のそれより一つ下がる。

【Weapon】
『無銘・馬』
 ライダーは幻想種騎乗の逸話を持たないが、
 ソフィア大聖堂前騎馬像の写し身である頑強な馬に騎乗できる。

【解説】
 ウクライナ最大の英雄。ヘトマン国家の創始者。
 東欧の勢力図を大きく揺り動かすフメリニツキーの乱を起こした人物。

 登録コサックであった父の領地、チヒリン近郊のスボティフで生まれた。
 しばらくは高い能力を持つも飽く迄『普通のコサック』として生きて来たが、
 五十歳を過ぎた1647年、ポーランド貴族のチヒリン副代官チャプリンスキの暴虐と、
 法的な抗議が一切聞き入れられず逆に彼自身が逮捕さえされた事から、叛乱を決意。
 1648年1月にヘトマンに選出されると、コサックの権利向上を主張して彼らを糾合し
 夏の終わりには十万近い兵力を集めてポーランド軍を殆ど粉砕する寸前にまで至る。
 ポーランド新王がコサックの伝統的権利を認めた事で和解し、キエフへと帰還した。
 キエフに凱旋したフメリニツキーは大歓声を受け、滞在していたエルサレム総主教からは
 「ポーランドへの隷属からルーシを解放した者」「第二のモーゼ」などと讃えられる。
 そして彼はポーランド軍をズボリフで包囲屈服させてズボリフ休戦協定を結び、
 ここにコサック国、ヘトマン国家(ヘトマンシチーナ)が形成された。

 1651年6月、それまで同盟していたタタールの裏切り行為を受けての敗北からは
 他の強力で信頼できる同盟相手を求め、同じ正教国であるモスクワと交渉し
 1654年にペレヤスラフの町で協定が結ばれた。原本は紛失し不完全な翻訳のみが残る
 この協定にて、コサックはツァーリに忠誠を誓い、ツァーリは援助を行う事が決められた。
 ロシア側はこの協定をロシア・ウクライナの統合の流れにおける金字塔であると主張し
 ウクライナ側はフメリニツキーが多方面に求めた同盟協定の一つに過ぎないとしている。
 後のフメリニツキーの動きを見ても事実としてはおそらく後者が妥当であったのだが、
 いずれにしてもこの協定は後のロシアによるウクライナ併合への第一歩となってしまった。

 モスクワの高圧的な態度、またモスクワがポーランドと和平協定を結んだことから
 フメリニツキーはスウェーデンのカール十世に近付きモスクワと手を切ろうとする。
 しかしスウェーデンおよびトランシルヴァニアと語らってのポーランド攻撃に失敗した後、
 ペレヤスラフ協定を破棄するに至らないまま1657年に病死した。


899 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/04(月) 21:02:29 FAiivDJA0
【元ネタ】アーサー王伝説
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】オルドゥ
【性別】女性
【身長・体重】211cm・130kg
【属性】混沌・狂
【ステータス】筋力B+ 耐久C+ 敏捷B+ 魔力C+ 幸運D+ 宝具C
【クラス別スキル】
狂化:A
 宝具を除く全てのパラメータに+を付加するが、理性の大半を奪われる。

【固有スキル】
虚ろなる生者の嘆き:D
 狂化時に高まる、いつ果てるともしれない金切り声。
 敵味方を問わず思考力を奪い、抵抗力の無い者は恐慌を来して過換気に陥る。

【宝具】 
『悲哀の裂け目(シーラ・ナ・ギグ)』
ランク:C 種別:固有結界 レンジ:5〜10 最大捕捉:10人
 バーサーカーが形成する空間の穴、小規模な異界洞窟。
 内部に入り込んだ男性は■■がもげ、全ての能力値が二ランク下降する。
 女性、無性、既についていない男性には何の効果も持たない。

【解説】
 地獄の高地にある悲しみの谷の突端に住む、白き魔女の娘の黒き魔女。
 『キルッフとオルウェン』にて、主人公キルッフの婚礼に課せられた最後の探求として
 巨人の長イスバザデンが髭を剃る前に毛を整える為にその血を手に入れる必要があった。

 最難関と思われた探求トゥルッフ・トゥルウィス狩を終えたアルスル一行は血を求めて
 魔女の洞窟までやって来たが、ニッズの息子グウィンとグライダウルの息子グウィシルは
 「王御自らが魔女ごときと戦うべきではない」として配下の戦士を送る事を進言した。
 一人はカカムリ、鉄の殻竿で納屋を粉微塵に砕き、また挽き臼を常に携行する者。
 一人はヘグウィド、カカムリの兄弟、アルスルやディウルナッハの大釜を運ぶ者。
 共に怪力を強調される戦士であったが、魔女はこれを撃退した。素手で。魔術使ってねえ。

 瀕死の有様で追い返された二人の後に送られた別の戦士二人は更に酷い目に遭い、王は切れた。
 アルスルは洞窟の入り口に立つと、愛用の短剣カルンウェンハンで黒き魔女に狙いをつけ、
 身体の真ん中に命中させて二つの切株のように真っ二つに両断したのである。

 黒き魔女とその洞窟、それに挑む探求は所謂『有歯女陰(Vagina dentata)』であり、
 中に入った者が撃退された事、アルスルが洞窟の中に入らず入り口に立って戦った事、
 中にいる魔女を討つ事のできたアルスルと短剣とには重要な意味を見出せるのだとか。


900 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/04(月) 21:08:58 TFLC3aw20
【元ネタ】なし・オリジナル
【CLASS】LOSER
【マスター】--
【真名】『最終王』シェム・アァリ(SHEM AGGLI)
【性別】男
【身長・体重】152cm・38kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷C 魔力C 幸運F(EX) 宝具A-
【クラス別スキル】
自滅:A+
 LOSERクラスが宿命的に持つ滅びの天運。聖杯戦争において、他のサーヴァントが脱落するたび
にランクが上がっていき、最終的に自らも脱落するようになるスキル。
 どのランクで脱落するかはサーヴァントまたはマスターの幸運ステータス次第だが、Bランク以
上で周囲を巻き込む災害が起き、Aランクで国家の終焉が、Sランクに到達すると文明・星系の局所
的崩壊が起きる可能性が発生する。

【保有スキル】
万端の滅び:B
 文明の終わりを見届けた王の知識。己と直接戦闘状態にあるサーヴァントのステータス値を、自
信のステータスに上乗せするスキル。知名度が高ければ高いほど、その効果も高くなる。
 Bランクであれば、知名度Sのサーヴァントでステータスの85%を得る。
 副次的に、真名・宝具を看破する判定においてプラス補正を得ることもできる。

黄金率・最終王:B
 人生においてどれほどお金が付いて回るかという宿命を指す。
 LOSERにおいては、出自において文明最後の投資先であったことを反映し、他者からの必要以上
の施しを受けるようになる。ギャルにモテモテ(死語)。

【宝具】
『従事する王(キング・オブ・サーヴァント)』
ランク:A 種別:対人 レンジ:無限 最大捕捉:1人
 マスターの望みを聖杯に拠らず叶える判定にプラス補正を得る。
 LOSERの場合は性質に歪みが生じており、『他者を救う』場合においては一切発動しない。利己
的・即物的・破壊的な望みであれば、ほぼ魔法に近しいレベルで実現が可能。
 出自において、集約された地球上の全権力を以って人類に奉仕し、しかし救うことはできなかっ
たというエピソードに由来する。外見は鉄製のチャイム。

【解説】
 星の終焉を見届けた最後の文明の最後の王。現在においては永遠に架空存在であり、外見も召喚
ごとに異なったものが現れる。今回は痩せぎすの少年のような姿で召喚された(本人は星一番の美
丈夫と言い張る)。
 最後の王ではあるが、最後の英雄ではない。彼/彼女を打ち倒した者こそが正真正銘の最終英雄
であるが、それを語る神話・英雄譚は存在し得ない為、事実上彼/彼女より後の英霊はいないもの
とされている。

【ネタバレ・秘匿/無自覚スキル】
最後から一つ前の滅び:A-
 逆説的に、彼/彼女を打ち倒しえる英雄は存在しない。
 彼/彼女の滅びは、即ち星の終焉である。しかし星の終焉が(遠い未来の確定事項とはいえ)訪
れていない現代では、彼/彼女が滅んでしまえば因果の捻れが生じてしまうためである。
 ご都合的な、あるいはギャグ漫画的なとも評される修正がかかる結果、敵味方共になんだかんだ
でピンチから生存してしまい、聖杯戦争が進まなくなってしまうという。
 しかし『このスキルの存在と性質を確信し』『相応と信じる手段を以ってすれば』このスキルを
打ち破ることは可能。当然、星の終焉が現代まで繰り上げられてしまうが。


901 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/04(月) 23:55:24 RYguZtaY0
Fランクを一日に2回も見ることになるとは……


902 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/05(火) 01:08:25 DM77OO.Y0
黒歴史ノートにしか語られてない英霊か。物凄く弱そう


903 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/05(火) 03:53:43 mlgLKXSIO
【元ネタ】『変身』
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】グレーゴル・ザムザ
【性別】男
【身長・体重】180cm・75kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷D 魔力D 幸運E 宝具C
【クラス別スキル】
狂化:-(C)
通常時は恩恵を受けない代わりに、正常な思考を保つ。
『忌わしき毒虫への変貌』の使用時のみ狂化と引き換えに筋力、耐久、敏捷の
ステータスが1ランクアップする。

【保有スキル】
変化:C
後述の宝具による変化。
自らの姿を任意で「毒虫」に変化できる。
ただし、バーサーカー本人は変身後の姿にはいい思い出を持っておらず、
できれば使いたくないと考えている。

無力の殻:-
身体能力が一般人並みになり、他のスキルも使用できなくなるスキル。
その代わり、サーヴァント特有の魔力気配を感知されなくなる。
『忌わしき毒虫への変貌』の使用時のみこのスキルは消滅する。

魔力回復:D
「毒虫」に変化した状態でのみ、
腐敗した食物を食すことで、自身の魔力を回復できる。

戦闘続行:C
往生際が悪い。
瀕死の傷でも行動を可能とする。

【宝具】
『忌わしき毒虫への変貌(ディー・フェアヴァンドルング)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1
自らの姿を人間から甲虫にも似た虫をそのまま人間大の大きさにした生物、「毒虫」に変化する。
この宝具を解放することにより、Cランクの狂化に加え、筋力が1ランクアップすることができる。
その代わり、言語能力を失い、正常な思考ができなくなる。
この状態時は壁や天井を這いずり回れるようになり、対峙した相手に対し、
強い嫌悪感と恐怖を与えることができる。この効果は対魔力で対抗可能。
また、噛みついた敵に"毒"のバッドステータスを与えることができる。
"毒"のバッドステータスを受けた相手は毎ターンスリップダメージを受ける。

【Weapon】
なし

【解説】
フランツ・カフカの小説『変身』の登場人物。
ある朝目覚めた時、突然自分の体が「毒虫」になっていた。
家族や使用人からは忌み嫌われ、部屋に引きこもり妹のグレーテの世話だけで生きるようになってしまった。
最期は父親の投げた林檎が背に当たり、その傷が致命傷となって死亡した。
彼がいなくなったことにより、家族が明るい未来に変わっていったのであった。
聖杯戦争に呼ばれたのはそのグレーゴル・ザムザのモデルとなった人物。
聖杯への願いは毒虫に変化したことを無かったことにすること。
もし、毒虫に変わらなかったらどのような人生を送っていたのかを見るのが夢。


904 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/05(火) 20:33:03 x34upjqs0
【元ネタ】北欧神話
【CLASS】バーサーカー
【マスター】遠坂凛あたりかな?
【真名】ヘグニ
【性別】男
【身長・体重】190cm・89kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力A 耐久B+ 敏捷C 魔力C 幸運E- 宝具A+
【クラス別スキル】
狂化;―(B)
『聖浄叶うは魔剣の幻鞘』により、所持している限り打ち消されている。
よって狂化の恩恵を受けない。その代わり、正常な思考力を保つ。
【保有スキル】
恐怖の兜;A+
 「彼は瞳に恐怖の兜(エーギスヒャルム)を宿している」という比喩から。
 その瞳を見た者に問答無用で恐怖のバッドステータスを与える。
 このスキルは対精神干渉、対魔力で防ぐことはできない。
 また、瞳を見なければ効果は無い。
心眼(真):B
 永遠に続く戦いの中培った洞察力。
 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”
 逆転の可能性が1%でもあるのなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。
【宝具】
『血潮求むるは絶望の魔剣(ダーインスレイヴ)』
ランク:B+ 種別:対人宝具 レンジ:1〜2 最大捕捉:一人
彼が持つとされる魔剣の代表格。
この剣でつけた傷はほぼいかなる方法を持っても治癒できず、
かつこの剣を用いた攻撃に対する回避の意思・行動・スキル・宝具などをすべてキャンセルする
かのアルトリアの聖剣ほどではないが有名なため基本鞘におさめられている

『聖浄叶うは魔剣の幻鞘(ドヴェルグ)』
ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:一人
ダーインスレイヴの納められている鞘。
見た目は一定の姿を持たず、さまざまな色、形に、ときには幻影のように二重、三重に見えるなど。
これを所持している限り、ヘグニにかかるあらゆるバッドステータスは打ち消されるという代物。
バーサーカーでありながら狂化しないのはこのため。
しかし、剣を抜刀してしまうとこの鞘は一時的に消失し効果を失ってしまう。
無論、打ち消されていた狂化も復活する。
もう一度顕現させるには魔剣に血を浴びせるしかない。

『締結されしは愚神の契約(ブリージング・サガ)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:― 最大捕捉:一人
女神フレイヤが首飾りを返してもらうかわりにのんだ条件から。
彼に対する物理系統の攻撃による致死ダメージを無効化し、
さらに鎧や剣を含めた彼が負っていたダメージをすべて回復する概念宝具。
「十二の試練』のようなストック製ではなく、何度でも無効化し何度でも回復する。
極論を言えば例え『約束されし勝利の剣』の直撃を食らおうがなにしようが、それが致死ダメージ足りうる威力であれば、無効化し全回復する。

『永遠に血濡れしは悠久の戦場(ヒャズニンゲイヴ)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:100人
簡単に言ってしまえば固有結界を持たない劣化版『王の軍勢』。
彼と彼に従った20人の王。その計21の王が用いた軍勢や兵器、城壁を召喚する。
魔力は他の20人の王と未召喚の軍勢より搾取し、彼自身はほとんど魔力を使っていない。
しかし、召喚すればするほど王と軍勢は疲弊し、彼自身が払う魔力も大きくなっていく。

『約束されしは最悪の終焉 故に我が勝利は揺るがない(ダーインスレイヴ・ラグナロク)』
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
『血潮求むるは絶望の魔剣』の真の姿にして対界宝具。
魔剣の代表格にして「呪われた道具」の中の頂点に立ち、
幾百の時にわたり幾千度兵達を斬り続け、幾億の怨念を宿し続けた『最悪の幻想(ラスト・ファンタズマ)』
光すら逃れられぬ巨大な重力の奔流を生み出し、収束、放射する。
言うなれば地上にブラックホールを生み出し、撃ちだすような物。
そのための魔力は『永遠に血濡れし悠久の戦場』の20人の王や軍勢はおろか、
世界そのものからも搾取し行使する、世界そのものからも忌まれる宝具。


905 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/05(火) 20:36:05 x34upjqs0

【解説】
デンマーク王にして女神フレイヤの物欲に人生を狂わされた悲劇の王の片割れ。
あるとき女神はドワーフの作った首飾り(これが「ブリージンガ・メン」と呼ばれる首飾り)に目を奪われる。
そのため、女神はドワーフに体を許し、その償いとして首飾りは取り上げられるが、
女神は以下の条件を飲むことで首飾りを返してもらった。
「それぞれ20人の王が仕える2人の王に倒れても起き上がり、また闘う呪いをかけ、永遠に戦わせよ。」
その二人の王が、ヘグニと、その親友であり王であったヘジンだった。
その後、ヘグニがダーインスレイヴを抜いてしまったことから、条件通り永遠に続く戦いである「ヒャズニングの戦い(ヒャズニンゲイヴ)」が始まった。
その戦いは世界の終りまで続いたとも、キリストの加護を受けた戦士によって終わらされたとも言われている。
【その他】
宝具解説
ノーマルダーイン;だいたい史実通り(かな?) 特記事項特になし。

ダーインの鞘;名前思いつかなかったからダーインを作った鍛冶の名前を流用。
ダーインスレイヴが鞘に収まったら大人しくなることから「あ、これ剣じゃなくて鞘がすごいんじゃね?」という発想からこんなことに。

契約;スキルにしているヘグニもあったけどわざわざ宝具にした。
『十二の試練』と比べると蘇生の回数制限がない代わりに防御機能なし、魔術には無力。

戦場;ヒャズニングの戦いを宝具にした結果。 意図しない暴君にして劣化『王の軍勢』

ラグナロクダーイン;魔剣の代表格ということで聖剣の代表格(エクスカリバー)に対抗した結果がこのザマだよ!

総評;宝具多くね?

キメ台詞等
「神、か。 神とはアレか。 自らの下らない物欲にまかせ何の関係もない王を死ぬことも許さない戦いに放り込む、あの下郎にも劣るやつらか!」
「聖杯への願い、か? そうだな……。 女神への復讐、魔剣や首飾りの歴史からの削除、上げればキリがないが、叶えるとすれば……」


906 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/05(火) 22:59:13 teI2LrFY0
お、おう


907 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/05(火) 23:41:13 DM77OO.Y0
バーサーカーだけど狂化無効・・・までは良いとして
抜剣しないと戦い難い武装でありながら、実際に抜剣したら狂化が蘇る(心眼消えるよね?)って、なかなか無駄な仕様だな

で、宝具過多心配してるけど、それも狂化が蘇った途端に使えなくなりそうだから問題無いんじゃね?
先制の一撃入れて狂化を再度無効化すれば強いけど、下手すると完封自滅しそうでもある


908 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/06(水) 10:18:53 21AWKruM0
いろいろと妄想をそのままつぎ込んだ結果がアレだよ!(抜剣するたび人を殺めずにはいられない。というところから引用したが)

鞘のほうは抜刀しても姿が消えるだけで効果は消えないように修正なりしようかな。
あとブリージング・サガのほうはダメージを感知して発動する概念宝具なので狂化しようが問題なく発動しまする。(まぁだからと言って対魔も持ってないから魔術には弱いけど

与一を対域宝具持ちにしたのも反省はしているが後悔はしていない。


909 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/06(水) 17:41:49 4rfLhLtg0
【元ネタ】史実
【CLASS】アヴェンジャー
【マスター】間桐桜
【真名】ジャンヌ・ダルク
【性別】女性
【身長・体重】159cm・44kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力B+ 耐久C+ 敏捷B+ 魔力A 幸運D 宝具EX
【クラス別スキル】なし
【保有スキル】
対魔力:C+
 第二小節以下の魔術を無効化する。本来であれば最高ランクの筈であるが、
『復讐者』のクラスで召喚された事でランクダウンしている。ただし、異教徒・無神論者の
使用する魔術に対しては鉄壁の守りを発揮する。
カリスマ:-
このスキルは失われている。
信仰の加護:EX
一つの宗教観に殉じた者のみが持つスキル。最高存在からの加護により、異教徒と戦う
場合は全ステータスが1ランクアップする。また、Bランクの『啓示』スキルと同等の効果も
発揮するが、戦闘以外では殆ど機能しない。最高ランクのこのスキルを持つ事により、一見
話が通じるように見えるが『狂信』という方向に思考が固定されており意思疎通は成立していない。
無辜の怪物:A
シェイクスピアの史劇『魔女ジャンヌ・ダルク』等によって付与された『狂信者』のイメージが
反映されたもの。この史劇では『異端者の淫婦』としても描かれているが、本人の苛烈なまでの
信仰心により『服の露出が多い』といった程度に押し留められている。このスキルは外せない。
【宝具】
『我ガ神ハ此処ニアリテ(リュミノジテ・エテルネッル)』
ランク:C+ 種別:対心宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:一人
彼女の象徴である『聖旗』より彼女の『信仰心』をエネルギー化した斬撃を飛ばす。発動時に
自らの『信仰の加護』のスキルランクを減少させる事で威力を増加させる事が出来る。これは
彼女の『狂信』が生み出した『呪い』である為、防ぐ為には同ランク以上の呪いへの耐性か
高い信仰心が必要となる。また、相手の攻撃に合わせて発動させる事でその攻撃を呪詛で
掻き消すカウンター宝具としても用いる事が出来る。尚、教会の秘蹟は打ち消せない。
『神よ、その身を呪います(エリ・エリ・レマ・サバクタニ)』
ランク:EX 種別;対界宝具 レンジ:1〜99 最大補足:1000人
『信仰の加護』がDランク以下になる事で発動可能となる宝具。火刑の苦しみの中で己に
残酷な運命を敷いた神、そして世界を呪ってしまったが故にその思念を極大の呪詛に
まで変質させた世界を呪う宝具。範囲内に存在する生命全てに呪詛を送り込み、その肉体を
燃焼させる。この宝具は相手の信仰心が高ければ高い程その威力が上昇し、『神性』『信仰の加護』
を持つ相手には問答無用の即死攻撃となる。この宝具の発動中は使用者もこの呪詛の影響を受け、
凄惨な過去のフラッシュバックが繰り返され発動後精神崩壊に至る。
【Weapon】
『黒く染まりし聖旗』
彼女を象徴する聖なる旗だが、『復讐者』クラスで召喚された影響により黒く染まっている。
【解説】
黒い聖杯に取り込まれた桜が戦力増強の為に行った無理な召喚によって呼び出されたサーヴァント。
マスターから汚染された聖杯の影響を受け、『復讐者』のクラスで現界した。『もし彼女が火刑の時神を
恨んでいたら』というIFより生まれた『反英雄』としてのジャンヌ・ダルク。鎧は黒く染まり、布地は大幅に
縮小され腹と背中が剥き出しになり胸元も上半分が露出している。表向きは『異教徒の殲滅』を目的として掲げている
が、その胸中では世界に対する憎悪が渦巻いており破滅願望に取りつかれている。

 『反英雄ジャンヌ・ダルク』をコンセプトに作成しました。『我ガ神ハ此処ニアリテ』を使用する度に『信仰の加護』が
ランクダウンして正気を取り戻していき、Dランクまで下がった事で過去の惨劇がフラッシュバックし『神よ、その身を呪います』
が自動発動してそれを止める為に主人公達が決死の覚悟を決める、みたいな感じ。尚、『神よ、その身を呪います』は使えば
自滅する宝具だが、分類としては『使用後必ず消滅する』タイプの『特攻宝具』ではない為、ジャンヌが過去のフラッシュバックに
耐え切れば生存ワンチャンあるかも。


910 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/06(水) 19:34:21 TrVpx1vc0
【元ネタ】史実(ノルウェイ)、サガ
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】ハーコン善王
【性別】男性
【身長・体重】180cm・80kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久D 敏捷C 魔力C 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:A-
 騎乗の才能。大抵の乗り物を人並み以上に乗りこなし、
 水棲であれば幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。

【固有スキル】
軍略:C
 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
 自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。

覇者の王冠:D
 戦場で誰より目立った黄金色の兜。
 この兜を視界に入れる味方の士気を向上させ、
 この兜を目にした上でセイバー以外へ攻撃を行う敵にペナルティを課す。

【宝具】
『金柄臼噛(スヴァルド・ヴィズル)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1〜20 最大捕捉:30人
 養父となった英国王アセルスタンに授かった名剣。
 断ち割られた碾き臼の雨を降らせる事ができる。
 目視によらない感知能力を持たないのであれば、
 頭上の臼と眼前の剣、見ていない側に対して防御ペナルティを負う。

【解説】
 十世紀のノルウェイ王。七十歳のハーラル美髪王と侍女トーラの間に生まれた息子。
 後のオーラヴ一世・二世よりも異教信仰に対して妥協的であり、
 また父王の奪ったウダル権(土地世襲権)を農民に返した事で『善王』の呼び名を受ける。

 父王と英国王アセルスタンの「おめーは俺より下」と主張し合う紳士的外交の中で
 『アセルスタンの養子』となり、英国で洗礼を施され諸芸や礼儀作法を教え込まれた。
 アセルスタンが与えた最上の剣はハーコンが振るうと碾き臼を穴まで絶ち切り、
 ノルウェイに届いた剣のうちで最も優れた名剣、『碾き臼噛み』と呼ばれた。

 美髪王の死後、異母兄『血斧の』エイリークのもとで国が乱れているのを聞いたハーコンは
 アセルスタンに立派な船団を用意して貰い帰国する。ラデのシグルド侯の協力を取付け、
 更にウダル権の返還により自作農民の広範な支持を受け、彼はエイリークを打ち破った。
 ノルウェイ王ハーコンはほぼ全土を手中に収めたが、キリスト教布教にはあまり意を用いず、
 オーディンやトールへの異教信仰にも妥協し、時には自ら犠牲祭に加わる事にさえなった。
 彼はスウェーデンやデンマークに領地を広め、戦利品も得たが、デンマークのゴルム王は
 これに怒り反撃の動きを起こす。エイリークの息子らもこれと同盟し、大軍が攻め寄せた。

 フィチャルの戦いで、名剣『足広』を持つ豪勇の士ソーラルヴ・スコルムスソンらと共に
 六倍の敵を打ち破ったハーコンであったが、腕に受けた一本のフレイン矢が致命傷となる。
 出血が止まらず、キリスト教徒として神に対し犯した罪を償えない事を残念に思いながら、
 異教徒の中で死ぬ以上はそなたらの流儀で良きように弔って欲しい、と言い残した彼は
 最高の武具と共に異教徒流に埋葬された。人々は彼がヴァルハラに行ったと信じたという。


911 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/06(水) 19:36:25 TrVpx1vc0
【元ネタ】史実(ノルウェイ)、サガ
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】オーラヴ・トリグヴァソン
【性別】男性
【身長・体重】182cm・85kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷B 魔力E 幸運D++ 宝具C+
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

【固有スキル】
嵐の航海者:B
 船と認識されるものを駆る才能。
 集団のリーダーとしての能力も必要となるため、
 軍略、カリスマの効果も兼ね備えた特殊スキル。

信仰の加護:A
 一つの宗教観に殉じた者のみが持つスキル。
 加護とはいうが、最高存在からの恩恵はない。
 あるのは信心から生まれる、自己の精神・肉体の絶対性のみである。

投擲(投槍):C
 投槍を徹甲弾の如く放つ能力。
 彼は常に両手を使い、一度に二本の槍を投げたという。

追跡:A
 愛犬ビゲに由来する追跡・探索能力。
 僅かな痕跡から対象の能力や行動パターンを予測し、現在位置を高確率で特定する。

【宝具】
『金顎開く荒れ野の魚(オルメン・ランゲ)』
ランク:C+ 種別:対軍宝具 レンジ:10〜30 最大捕捉:50人
 黄金の竜頭を持つ巨船。
 竜頭より発射される呪詛砲『ノルウェイの弓』エイナルを浴びた者は
 臓器内に蛇が生じ、内側から喰い尽くされる。
 『鶴号』『竜号』を超えるヴァイキング時代の北欧最美最強船『長蛇号』と
 改宗を拒んだラウズの口に毒蛇を入れ臓腑を喰い破らせた逸話の混合宝具。

【Weapon】
『無銘・弓』
 スヴォルドの海戦にて、
 弓の名手『太鼓腹の』エイナルに「王の弓は弱すぎる」と打ち捨てられてしまった弓。
 オーラヴはアーチャークラスで召喚される事ができない。

【解説】
 十世紀終盤のノルウェイ王、オーラヴ(一世)・トリグヴァソン。ハーラル美髪王の曾孫。
 改宗を拒む者達に拷問殺戮人質強制詐欺略奪を繰り返した理想的なキリスト教王。
 劇的な生涯と、短い治世にしては大きな功績により非常に人気のある王とされる。

 母の胎内にいる間に父トリグヴァを殺され、三歳でエストニア海賊に襲われ奴隷に売られる。
 幸いにして親切な買い手レーアスとレニーネのもとで六年を過ごした後、エストニアへと
 徴税にやって来ていた伯父、ウラジーミル一世に仕えていた彼と偶然出会って引き取られた。
 その後、海賊の一味を偶々見つけてぶち殺し、キエフのオリガとウラジーミルの庇護を求め
 彼らのもとで異国の王族待遇となる。賢く強力な男性に育った彼はウラジーミルの一軍を預かり、
 武功を重ね財産と個人的な部下を抱えるうち次第に妬まれるようになり、ロシアを立ち去った。

 当時の実質的なノルウェイ王ハーコン侯は有能な軍指揮者にして強大な勢力を持っていたが、
 名目的にはデンマーク王に臣下の礼をとり、王の一族でもなかったので王を名乗らなかった。
 彼はオーラヴの噂を聞くと彼を即位させて自分は後見に収まろうと考え、使者を差し向けた。
 しかしこの使者トーレがあっさりと寝返り、オーラヴにハーコンを除いて国を取るよう唆す。
 争乱の末にハーコンもその息子も死に、二十八歳のオーラヴが王として即位した。

 オーラヴ一世はキリスト教化やキリスト教的な文明化を推し進め、また領地も拡大させた。
 素直に改宗した者や利益から従った者も少なからずいたが、反対者には時に残虐その物であった
 オーラヴの治世は五年で終わる。スヴォルドの海戦に敗れ入水した彼を、泳ぎに長けていた事から
 どこかへ泳ぎ着いたと考える者もいたが、「生きていたなら耳目に触れずにいる筈も無い」と
 彼に心酔していた生意気な詩人ハルフレッドもやがて王の死を信じ、追悼の詩を作ったという。


912 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/06(水) 19:38:08 TrVpx1vc0
【元ネタ】史実(ノルウェイ)、サガ
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】オーラヴ聖王
【性別】男性
【身長・体重】170cm・96kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷D 魔力C 幸運A 宝具B
【クラス別スキル】
陣地作成:B
 聖職者として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 異教の影響を排除した“聖域”の形成が可能。

道具作成:E
 聖別された道具を作成できる。

【固有スキル】
カリスマ:B
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。

癒しの手:B+
 接触により他者の傷病を癒す奇跡。
 遺体を一時安置していた場所にさえその力を残留させた逸話から、
 場所や物品に付与する事が可能。

工匠百技:B
 あらゆる種類の工作に堪能、かつ目利き。
 船、弓、楯、その他総数64種類に及ぶ物品の作成について、
 Cランク以上の習熟度を発揮できる。

千里眼:A-
 世界の果てまでも見渡す幻視力。
 使用中は他の行動を一切行えず、また遠方を見ようとするほど時間を必要とする。

【宝具】
『天運加護す永遠の王(レクス・ペルペトゥウス)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
 永遠の王の象徴、ノルウェイ国章中の斧
 ……ではなく、その柄尻に収められた
 スヴェア王との勝負の際に二つに割れた賽子。
 各種判定時、常に最善のダイス目よりも更に1だけ良い値を適用できる。
 ただし、クリティカルは発生しなくなる。

【Weapon】
『ヴィスンド』
 船首に金張りの野牛の頭をそなえた巨船『野牛号』。
 ライダークラスで召喚されたならば宝具として登録される。

【解説】
 十一世紀の、そして永遠のノルウェイ王、『ヘイムスクリングラ』の中心をなすサガの主、
 オーラヴ聖王(オーラヴ二世、オーラヴ・ハラルズソン、図太のオーラヴ、でぶ男)。

 養父『雌豚の』シグルズのもとで育ったオーラヴは十二歳で初めてのヴァイキング行に出て、
 実父を死なせたスウェーデンをはじめとする多くの地で戦いに勝利し、略奪して荒らし回った。
 デーン人『八字髭の』スヴェインが勢力を持っていた英国でこれと戦い、テムズを遡って
 ロンドンを手中に収めた。『ロンドン橋落ちた』はこの時の戦いがもとになっている、
 との説も存在する。オーラヴは更にヴァイキング行を続けイェルサレムに行こうとしたが、
 「外国へ行くのは止めて自らの国へ帰れ、汝はそこで王になるべきである」と告げる夢を見て
 ポワトゥやブルターニュを荒らしながらノルウェイへ帰り、ハーコン侯を破って王となった。

 クヌート大王と対立し、オーラヴとスウェーデンのオーヌンド王はしばしばこれを破ったが、
 やがて有力諸侯が多くクヌートに買収されて裏切り、オーラヴはノルウェイの王権を失った。
 クヌートが統治権を与えたハーコン侯が死ぬと、ロシアに滞在していたオーラヴは帰国して
 戦ったものかと思い悩んだが、「堂々と帰国するように」と告げる男の夢を見て決意を固めた。
 そしてスティクレスタズの合戦で見事に負け、『犬の』ソーリルらに致命傷を受けて死んだ。
 夢の男はオーラヴ・トリグヴァソン、敗死の先達の言う事なぞ聞いたもんじゃねえのである。

 死亡後、殺害者の一人『犬の』ソーリルをはじめとする多くの者が彼の聖性と奇跡を体験し、
 大いに話題となって彼に対する世評が一変すると、一年後には永遠の王の称号を与えられた。


913 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/06(水) 19:39:29 TrVpx1vc0
【元ネタ】史実(ノルウェイ)、サガ
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】ハーラル・シグルザルソン
【性別】男性
【身長・体重】205cm・130kg
【属性】中立・狂
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷B 魔力D 幸運C 宝具C
【クラス別スキル】
狂化:C
 幸運と魔力を除いたパラメーターをランクアップさせるが、
 言語能力を失い、複雑な思考ができなくなる。

【固有スキル】
勇猛:B
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。
 ただし、現在はクラス能力により狂化している為、能力を発揮できない。

仕切り直し:C
 戦闘から離脱する能力。
 また、不利になった戦闘を戦闘開始ターン(1ターン目)に戻し、技の条件を初期値に戻す。

神の加護:D(C)
 異父兄を介して受ける、危機的状況における助力と助言。
 ただし、現在はクラス能力により狂化している為、助言を活用できない。

【宝具】
『敵地荒れ果つ苛烈の旗幟(ランドエユザン)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:0〜99 最大捕捉:1000人
 これを手にして以来常勝であったというハーラルの軍旗『国土荒廃』。
 大地に突き立てる事で周辺の地脈を掌握・略奪して吸い上げ自軍の能力を強化する。
 地脈を一時枯れ果てさせる事と引き換えに、
 燃える黒雷鳥の群れを呼び出しての攻撃が可能。

【Weapon】
『エンマ』
 足の半ばまで届く、愛用の長い鎖帷子。どんな武器も跳ね返すほど頑丈と謳われたが、
 スタンフォード・ブリッジではうっかりと船に置いて来て着ていなかった。

【解説】
 11世紀のノルウェイ王、『雌豚の』シグルズの息子でオーラヴ聖王の異父弟、
 苛烈王、北の雷、ハーラル・シグルザルソン(ハーラル三世、ハーラル・ハルドラーダ)。
 強力で有能、思慮深く機敏、偉大な戦士で武術に長け、素手で獅子を引き裂くほど力強く、
 武具の扱いを熟知していた。一方で、情容赦が無く残虐な復讐をすると評判であった。

 兄オーラヴ聖王が戦死した合戦に彼も参加していたが、負傷して敗走する味方と共に戦場を去り、
 傷が癒えた後にはロシアへ行って歓迎を受けた。その後ギリシャへ行ってビザンチンの傭兵になり
 大功を立て莫大な富を得ると、帰国を願い暇乞いをする。ところが皇妃ゾエが反対し冤罪を着せた。
 兄の霊に助けられ牢を出たハーラルは、皇帝の両眼を抉り取ると部下と共にギリシャを去った。

 帰国し、ノルウェイの国土を分け合った甥マグヌースと不仲になるも、決定的な破局の前に
 父の聖王から「今死ぬのと罪を犯して生きるのとどっちがいい」と迫られたマグヌースは病死し
 ハーラルはノルウェイの単独王となった。幾度も争ったデンマーク王スヴェインとは和解したが、
 1066年にエドワード懺悔王が死んだ後のイングランド王位継承を巡りノルマンディー公ギヨーム
 (ウィリアム征服王)やハロルド二世との争いに突入。スタンフォード・ブリッジの戦いにて、
 イングランドの矢が雨霰と降り注ぐ中で奮戦するも、喉に矢を受けて戦死した。


914 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/06(水) 20:01:51 hcMeNJqo0
【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】紀伊国屋文左衛門
【性別】男性
【身長・体重】160cm・60kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力D 幸運A- 宝具A+
【クラス別スキル】
陣地作成:E+ 
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 本来魔術師の適性がないため機能していない。
 買い取った陣地を即座に構築できる程度。

道具作成:E+
 魔術的な道具を作成する技能。
 本来魔術師の適性がないため機能していない。
 買い取った道具を使いこなす程度。

【保有スキル】
黄金律:A+
 身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
 一代で巨万の富を築いた功績から高い適性を誇る

話術:B+
 言論にて人を動かせる才。
 交易に対する高い才能を持つキャスターは、
 売買などの交渉に対して大幅な補正がかかる。

【宝具】
『紀文大尽(きぶんだいじん)』
ランク:B 種別:対文明宝具 レンジ:ー 最大捕捉:ー
 一代で巨万の富を築いたキャスターの商才が宝具の域にまで昇華したもの。
 金銭、もしくは魔力を消費することでキャスターが商取引ができると認識した物(有形、無形を問わず)を、取引する事ができる。
 ただし、この商取引する物品の価値は両者の無意識の演算から導きだされ、取引する物によっては莫大な費用がかかる事になる。
 だが、その状況を守る範囲で取引成立した場合は逆らう事が不可能な強制命令権となる。
 商取引の範囲は五感、令呪、礼装、魔術、保有スキルと、非常に多くの範囲を収めている。

『大銭相止御触(おおぜにあいとめおふれ)』
ランク:A+ 種別:対国宝具 レンジ:ー 最大捕捉:ー
 キャスターが幕府から十文銭の鋳造を請け負ったが、質が悪い貨幣を鋳造し、流通の停滞を招いた逸話の具現。
 キャスターが一定量の金銭、もしくは魔力を消費した時に発動。
 周囲一帯の魔力の循環を停滞させ魔力パスや魔力炉の機能を停止させる。
 単独行動スキルなどを保有していれば現界自体は可能だが形成する魔力自体が停滞してしまう為に
 全ステータスの低下と宝具の制限は免れない。
 この宝具を防ぐにはあらゆる干渉を遮断する宝具が必要。

【Weapon】
【解説】
紀伊國屋 文左衛門は、日本の江戸時代、元禄期の商人である。
紀州みかんや塩鮭で富を築いた話が伝えられる。元禄年間には江戸八丁堀へ住み、
江戸幕府の側用人柳沢吉保や勘定奉行の荻原重秀、老中の阿部正武らに賄賂を贈り接近したと言われる。
上野寛永寺根本中堂の造営で巨利を得て幕府御用達の材木商人となるも、深川木場を火災で焼失、材木屋は廃業した。
また、幕府から十文銭の鋳造を請け負ったが、文左衛門の造った十文銭はとても質が悪く
五代将軍綱吉の死と同時にこの十文銭は1年で通用が停止されてしまった為大きな損失を被い商売への意欲を失ってしまった、と言われている。
晩年は浅草寺内で過ごしたのちに深川八幡に移り、宝井其角らの文化人とも交友。
「千山」の俳号を名乗った。享保19年(1734年)に死去したとされる


915 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/07(木) 22:49:45 N/omk9q.0
【元ネタ】史実 太平記
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】新田義貞
【性別】男性
【身長・体重】cm・kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力B 耐久B+ 敏捷B 魔力D 幸運D 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
戦闘続行:A
 戦闘から離脱する能力。
 また、敗戦において自軍領地まで生きて辿り着く能力。

【宝具】
『龍神捧ぐ黄金の太刀』
ランク:B 種別:対時宝具 レンジ:5〜99 最大捕捉:-
 稲村ヶ崎突破に際し、海に向けて投じられ、干潮により突破口を開いた黄金作りの太刀。
 投擲する事で周囲一帯の時間の流れを意図した通りに改変、
 龍神に由来する魔力炉心が融解するまで改変された時空を維持し続ける。
 炉心融解後は“世界からの修正”により発生する反動を一手に引き受け、自壊する。一度限りの使い捨て宝具。

『八幡御器・鬼切』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1〜20 最大捕捉:50人
 セイバーが鎌倉を陥落させた折に手に入れた源氏重代の名刀。
 神霊・八幡菩薩の力の一部を降霊させる御器であり、
 呼び名を変えることで宝具としての効果やランク、正邪の属性までもが変化する。
 鬼切の名である場合、後に獅子ノ子と改名された由来である『獅子の吠え声』を放つことができる。
 獅子の咆哮は厄を払う、という伝承の通り、その音響は“魔”に対して絶大な干渉力を持つ。

『鬼丸国綱』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1〜2 最大捕捉:1人
 セイバーが鎌倉を陥落させた折に手に入れた、天下五剣の一つに数えられる名刀。
“魔”に属するものへの攻撃のダメージか命中率を2倍にして計上できる。
 周囲一帯に存在する“魔”に属するものを探知する効果もある。
 また、誰にも装備されていない状況で魔の存在を感知した場合、ひとりでに動き出し、対象に対して襲いかかる。

【解説】
 鎌倉時代後期、南北朝時代の武将。源義貞とも。
 新田氏は鎌倉幕府との関係が悪く、財政的にも所領を売り払うなど困窮しており、
 一族の間での揉め事の裁定を幕府に委ねられるなど、権威の面でも底辺にまで落ちていたため
 立て直しに尽力していたようである。

 幕府に不満を持っていた後醍醐天皇らが元弘の乱を起こし、河内国で楠木正成が挙兵すると、義貞は幕府側として討伐軍に参加。
 しかし無断で所領に帰還し、ならばと法外な額の納税を迫った幕府の使いとも衝突・殺害。
 激怒した幕府が討伐軍を差し向けると、義貞は挙兵を決断する。

 緒戦は親幕府派の長崎孫四郎左衛門尉を相手に勝利を重ねて勢いに乗り、
 さらに足利尊氏(当時は高氏)の嫡男・千寿王(後の義詮)も合流したことで大軍に膨れ上がった。
 幕府軍との戦いでは紆余曲折あったものの、ついには鎌倉幕府を滅亡させるに至る。
 しかし、武士の人気は京都を制圧した足利尊氏の方が高かったという。

 後醍醐天皇の主導する建武の新政では足利より格下に位置づけられるが、後に足利尊氏の対抗馬として祭り上げられる。
 足利尊氏が朝敵に認定されると、指揮系統も混乱した討伐軍に参加、
 一時は足利尊氏を九州に追い落とすことに成功するが、
 足利尊氏が軍を率いて京都への再上洛を図ると敗北を重ねる。
 さらに主君である後醍醐天皇が尊氏の和平工作に応じるなど、事実上、切り捨てられてしまう。

 激怒した義貞は後醍醐天皇と手を切り、恒良親王、尊良親王の軍勢とともに北陸に向かったが、
 地盤を確立できずに次第にその勢力を弱めていく。
 親王らを失い、北畠顕家との連携も失敗し、著しく弱体化した義貞らは藤島の戦いで斯波高経の軍勢に討ち取られた。
 その最期は矢の乱射を浴びて落馬し、眉間に矢を受けた末に自害した、と伝えられる。
 
【蛇足】
 追撃を受けているにも関わらず恥だからと橋をそのまま残す、
 戦争中に空気読まない一騎打ちを求める(もちろん断られた)など、現実よりも面子・士道を優先するタイプなので、
 青セイバーやディルムッドとは相性が良いだろう。

 求塚では鬼切、鬼丸の太刀を振るって奮戦し、大将みずから殿軍を務めて、味方を都へと退却させたというから恐らく二刀流。
 二刀流の侍で宮本武蔵だと思わせるミスリードが狙えるかも?


916 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/07(木) 23:54:55 wH2S1uYM0
【元ネタ】ニンジャスレイヤー
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】ダークニンジャ
【性別】男
【身長・体重】不明
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷A 魔力C 幸運D+ 宝具A
【クラス別スキル】
気配遮断:A
サーヴァントとしての気配を絶つ。
完全に気配を絶てば、探知能力に優れたサーヴァントでも発見することは非常に難しい。
ただし自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。
単独行動:A
マスター不在でも行動できる。
ただし宝具の使用などの膨大な魔力を必要とする場合はマスターのバックアップが必要。

【固有スキル】
カラテ:A
体術全般を指す技術。広義には武器の使用をも含む白兵戦能力、あるいは「気」や「魔力」といったエネルギー概念のようなもの。
アサシンのカラテはカタナを用いる「イアイドー」で、その技量はかなり高い。

ニンジャ:C〜A
平安時代に日本をカラテによって支配した半神的存在・ニンジャとしての力。
身体能力・反射神経・直観力などあらゆる能力においてモータル(常人)を凌駕する。
並のモータルならば、ニンジャを目の当たりにしただけでNRS(ニンジャ・リアリティ・ショック)を引き起こし発狂してしまう。

心眼(真):A
修行・鍛錬によって培った洞察力。
窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”。
逆転の可能性がゼロではないなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。

【宝具】
『死を招く妖しき一閃(デス・キリ)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
超高速で踏み込んで相手の胸を斬り払い、一瞬にして背後に回り込む神速のイアイ奥義。

『漢字刻みし呪詛の殺刃(カンジ・キル)』
ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
超高速連続斬撃を繰り出し、噴き出した血が剣閃の軌道によって「咎」の漢字を描く技。
この宝具によって刻まれた漢字は、因果の重圧によって運命を捻じ曲げる呪いの効果を持つ。
アサシンの持つ妖刀「ベッピン」と防具である「聖なるブレーサー」の両方が揃うことで発動可能となる。

【Weapon】
『ベッピン』
アサシンの愛刀である一振りの妖刀。その刀身に刻まれた古代の漢字を直視した者は、視界がぼやけ太刀筋を追うことが困難となる。
殺したニンジャのニンジャソウルを吸収する力を持った妖刀であり、吸収するたびにベッピンの力は強まる。

『クナイ・ダート』
ニンジャが用いる投擲武器の一つ。ソウルの力によって精製可能だが、使い手はスリケン(手裏剣)よりも少ない。

『聖なるブレーサー』
両手甲に「刃」「鉄」の漢字を輝かせる巨大なガントレット。
ベッピンの強大な力を抑える効果を持つ。

【解説】
サイバーパンクニンジャ活劇小説「ニンジャスレイヤー」の登場人物で、主人公ニンジャスレイヤー(フジキド・ケンジ)のライバル。
本名はフジオ・カタクラ。圧倒的レベルのカラテの使い手であり、ずば抜けたニンジャ洞察力や愛刀である妖刀「ベッピン」と相まって作中でも最強クラスの実力者。
ニンジャ六騎士の一人、ハガネ・ニンジャのソウルをその身に宿す。
サラリマン時代のフジキド・ケンジの妻子を直接手にかけ、フジキドがニンジャスレイヤーとなるきっかけを与えた張本人であり不倶戴天の敵である。
性格は寡黙で冷徹。感情を表に出すことは滅多にないが、その内面には貪欲な闘争心と残虐性を秘めている。
古文書や古代ニンジャ知識にも精通しており、ザイバツ・シャドーギルドのグランドマスター達ですら知る者の少ない複雑怪奇な礼儀作法も完全マスターし、『古事記』も全篇読破している。
当初は所属組織のために動いていたが、ハガネ・ニンジャの秘密と自らの因縁を知ってからは、自らの呪われた運命を断ち切るべく暗躍する。


917 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/08(金) 12:40:44 jPAXogBc0
>>916
ニンジャスレイヤーのニンジャ達の宝具は「ニンジャソウル」じゃね?
AUOの蔵みたいな感じでそこから更に鎖なりドリルが出てくるみたいに
ユニーク・ジツが出てくる


918 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/08(金) 19:52:03 /EM.E2vA0
【元ネタ】ケルト神話
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】フィン・マックール
【性別】男性
【身長・体重】185cm・82kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷A+ 魔力B+ 幸運D 宝具B+
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

【固有スキル】

カリスマ:C
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、1つの騎士団の団長としてはCランクで十分と言える。
フィアナ騎士団の最盛期を築き多くの団員を纏めた。

ドルイドの秘蹟:B-
遠見や予言、自然干渉に長け、水や樹に関する魔術を得意とするケルトの魔術系統。
育て親の魔女と師匠のドルイドであるフィンガスから教わったドルイドの知識と魔術。
宝具と併用することで一時的にAランク以上になる。

火避けの加護:A
炎や熱への耐性の加護。
祭りに現れる妖精(巨人)の吐いた炎を羽織っているマントで無効化している。

神性:C+
「炎」「癒やし」 の化身と呼ばれ水と縁のあるダーナ神族の王ヌァザの曾孫と伝えられる。
知恵の鮭フィンタンの血肉を摂り入れたことでランクアップしている。

癒しの御手:A+
癒やしの力を宿した掌。掬った水を数ターンの間癒やしの水へと変える。
傷の治療だけでなく疲れの回復から病気や毒 や麻痺など凡その異常の快復も行える。ただし老いと死には効果は無い。
聖なる鮭フィンタンの力を取り込んだことでその血のヌァザの癒やしの力が部分的に発現したもの。

【宝具】
『智慧転輪せし鮭の英哲(コル・フィンタン)』
ランク:B+++ 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
この世の全ての知識を蓄えたと言われる聖なる知恵の鮭を食したことでその身に宿した叡智の力。
その油の初めの一滴を受けた右手の親指を口に付けることでフィンの身体その物に一体化した数多の情報を「今の状況・対象への答え」として発現させ、
啓示、直感、心眼偽、心眼真、見切り、情報整理、推理探求、未来予測、未来測定、未来予言、真名看破、過去視等の情報・超感覚関係のスキル効果が判定に成功した分だけB〜A++ランクの間で多重発現する。
知恵の鮭で得られる叡智は言わば兆、京単位のページの書物の様なもので人の使いこなせる力ではないが
フィンに流れる神の血と予言や千里眼に通じるドルイドの知識と技量を合わせることで目的に沿った知識の検索とそれらの演算、スキル効果として出力することを可能としている。
その力は小規模かつ限定的ではあるがあらゆる事象を演算して導き出す事象選択樹・熾天の檻のような物。
十分な条件が整えば限定的な運命と事象への干渉すら可能にする。

発動するスキルとそのランクは
・状況と対象への情報がどれだけあるか
・フィンが知恵の鮭を食す以前の年代の存在や現象かどうか
・対象の魔術的隠蔽効果の強弱
・対象のフィンに対する敵意、悪意、害意の強さ
で判定が行われる。

『日月の血潮(ゲイ・フィアフラ)』
ランク:B+ 種別:対人宝具 レンジ:1〜4 最大捕捉:2人
 
皮の袋を被せねば自ら獲物と血を求めると言われる、太陽の火と月の秘力が神々の鍛冶師レインによって鍛えられた魔槍。
その獰猛な指向性から命中率とクリティカル率が上昇し
刀身は高周波振動を起こしてダメージ増加・貫通効果を得る。
最大出力ならばAランクに相当する攻撃数値を筋力に関係なく加算するが細かなコントロールは難しくなる。
刃の平を頭に当てることで溢れる闘争心の魔力の加護を与え一定ターンの間A+ランクの勇猛効果を使用者に付属する。

『猟血猛犬(ブラン&スコローン)』
ランク:D+ 種別:対人宝具 レンジ:0〜3 最大補足:二頭分
生前の愛犬であり友であり血を分けた異母兄弟でもある2体の猟犬を血に宿るエネルギー体として魔力で具現化させる。
攻撃・防御・回避時にSt判定に失敗した対象に追加攻撃。最大二体分の攻撃同時発生。
武器や身体に纏わせることで強化にも使用可能。


919 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/08(金) 19:53:52 /EM.E2vA0

【解説】
ケルト神話のフィニオンサイクルの一節「フィアナ神話群」の中心人物たる大英雄。
アイルランドの神の時代が終わり妖精の時代を迎え人の時代に移りつつある過渡期において、
ダーナ神族の王ヌァザの曾孫という神の血を受け継ぎ妖精と人の中を生きる神混じりの英雄。

産まれる前に父を殺され、生まれてすぐに母と生き別れとなった不幸な生まれながら、
育ての親たる二人の魔女と、後に出会うドルイド僧フィネガスの元で武術と魔術、様々な知識を習得した優れた若者へと成長し、
更にはフィンタンという知恵の鮭を食べることで癒やしと叡智の力をその身に宿し名高きフィアナ騎士団の団長となった。

一説によるとフィンタンとはケルト神話におけるアイルランドに初めて足を踏み入れたヴァン族の一団唯一の生き残りたる賢者フィンタンがその過程で様々な動物に転生した成れの果てだという。
その力を身に摂り入れたフィンはケルトの神の始まりと終わりをも象徴していたのかもしれない。

優れた騎士団長として名声を高めたフィンであったが妻を巡る悲劇がその栄光に影を落とした。
深い愛で結ばれた最初の妻であったサーバを攫われて生き別れとなり、最後の妻のグラニアは婚姻の宴の日に最も信頼していた騎士と駆け落ちをしてしまう。
老いたフィンは怒りと憎しみに飲まれ彼を許すことが出来ず最終的に謀殺。長き確執の中で孫や団員からの信頼も失ってしまう。

その晩年はフィアナ騎士団を嫌う新たな上王との戦争の中で若き勇猛心を取り戻して戦死したとも、
ゲッシュを破ったことに気付かぬまま河を飛び越えようとして惨めに溺れ死んだとも、
洞窟の中で死なずに眠りアイルランドの危機に目覚めるとも言われる。

フィンタンによる叡智の力は大英雄の宝具らしく強力にしつつ妻のサーバを探す時やディルムッド捕獲のためには力を発揮しなかったことをコンセプトに設定。
どちらもフィン自体への敵意や害意がなく隠蔽しつつ逃げに徹されたため効果が弱くしか発現しなかった。


920 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/09(土) 00:35:25 51WQSu0I0
【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】アッティラ
【性別】男
【身長・体重】161cm・74kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力B 耐久D 敏捷A 魔力D 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
騎乗A+
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。
宝具による+補正

対魔力:C
魔術詠唱が二節以下のものを無効化する。大魔術・儀礼呪法など、大掛かりな魔術は防げない。


【保有スキル】
カリスマ:A
大軍団を指揮する天性の才能。
Aランクはおおよそ人間として獲得しうる最高峰の人望といえる。

軍略:A
一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
自らの対軍宝具や対城宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具、対城宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。

遊牧騎兵:A
遊牧騎馬民族特有の、複数の馬を従える戦術。騎馬を破棄されても乗り換えることで騎乗の状態を常に保つことが可能。


無辜の怪物:D
敵側の記録により、在り方をねじ曲げられた英雄の姿。
容姿・性格が生前のものから変貌してしまう。どの人種ともとれる顔立ちに変化する。また、より残忍な選択を強いられる。
ちなみに、この装備(スキル)は外せない。
【宝具】
『轟くは悪魔の如く(フラゲルム・デイ)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:4〜50 最大捕捉:5〜30000人
生前のライダーがもつ騎乗と戦略の技術が宝具化したもの。悪魔と称されるほどの、敵に恐怖を与える術。この宝具は対象の精神に干渉し、ステータスを一段階下げる。
本来は多勢対多勢で使用されるもので味方の数が多いほど多くの対象へ効力を発揮する。


【Weapon】
「無銘・複合弓」革や骨、木材や金属を組み合わせ作られ、騎馬弓射に最適なもの。
「騎馬」ライダーの駆る馬。複数従えている。
 
【解説】
5世紀ごろのフン族の王。ロシア、ヨーロッパを征服し大帝国を築きあげた。多くの聖職者を殺したことで、悪しき侵略者としての側面を大きく取り上げられているが、一方で歴史家はそ

の剛気さと誠実さを高く評価している。捕虜となった者が祖国に帰ることを望まないものもいたという。敵には圧倒的な恐怖を与えるが、戦闘面以外では高いカリスマ性を発揮したと考

察される。彼の死後、後継者は遺産をめぐり争い国は離散するなどマケドニアのイスカンダルを彷彿とさせる


921 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/10(日) 01:55:18 Ib0V4cGE0
【元ネタ】北欧神話『スノッリのエッダ』
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ソール
【性別】女
【身長・体重】156cm・40kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷A 魔力D 幸運E 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:C
二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
騎乗:A
騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。ただし、竜種は該当しない。
【固有スキル】
魔力放出(炎):B
自身の身体や武器から魔力をブースターの様に放出させる事で爆発的に加速させる事が出来る。彼女の宝具に燃え盛る炎が魔力として宿っており、これにより威力を格段に向上させる事が可能。
【宝具】
『日輪を牽く駿馬(アールヴァグ・オグ・アルスヴィズ)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:2~60 最大捕捉:50人
ソールが馭者として乗る太陽を運搬する馬車。聖杯戦争中は「太陽の運搬」という使命から逃れられる為日車には何も載っておらず、
太陽運搬時でさえ1日で大地を一回りする速さを誇っているものが輪を掛けて速くなってしまう。
地の果ての距離を一息で疾駆し、並の英霊では視界に補足する事すら困難な域に達する。
また魔力放出(炎)によって更に加速・威力を格段に増幅させる事が出来、
駆け抜けただけで周囲一帯を焦土にする程の威力を発揮する。
『日輪の前を立ちし物(スヴァリン)』
ランク: 種別: レンジ: 最大捕捉:
太陽と大地の間に立ち、膨大な熱から大地を守っているとされる楯。
灼熱を防ぎきるだけの強度を持ち、特に炎属性に対して耐性がある。ソールの前腕を覆う程の大きさから日車を軽く包むほどの大きさに変化できる可変の楯。
『日車の馭者(アールヴレズル)』
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
永遠に続く使命という名の生き地獄から逃れたいソールの理想が具現化した固有結界。
聖杯戦争中は「太陽の運搬者」としての役目から逃れている状況である為、逆説的に世界は「太陽を牽く者がいない」状態であり、
ひいてはその矛盾を埋め合わせるかの如く「夜が明けない」世界に周囲を塗り替えていく。
常時発動型で現界した瞬間から効果は持続し、聖杯戦争初日の夜が停滞したかの如く永遠に続く。
魔力による耐性が無いと睡眠をした時点で永遠に明けない夜の中を微睡みの中で停滞し続ける。
無論生命活動は維持されたままなので、放っておくと衰弱死する危険性がある。
また「聖者の数字」などの日中限定で効果の発揮するスキルは無効化される。
【Weapon】
なし
【解説】
北欧神話に登場する太陽の女神。
親であるムンディルファリが付けた名前の所為で神の怒りを買い、
太陽を牽く馬車の馭者としての役割を押し付けられた過去を持つ「人間の女」。
因みに弟が居り、弟は月の運行としての役割を与えられている。
運行中は常に太陽を喰らおうと付け狙う狼から逃げ続けるも、結局ラグナロクの時に遂に狼に太陽を飲み込まれてしまう。
しかしラグナロク後の新世界ではラグナロク以前に生んだ自分の娘に太陽の運行者としての役割を引き継がせており、
新世界は娘が太陽の軌道を駆けまわっているらしい。
【コメント】
聖杯戦争では「使命からの逃走」を願いとして掲げる。
しかし聖杯戦争参加時点で一時的ではあるものの「太陽の運搬者」としての役割から逃れられている状態である為、
「可能な限り聖杯戦争を終わらせない」「夜を終わらせない」事を聖杯戦争での最優先事項としている。


922 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/12(火) 04:33:57 8Uljv0uk0
【元ネタ】キリスト教批判
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】パウロ
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷D 魔力C++ 幸運D 宝具A
【クラス別スキル】
陣地作成:D  魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。”結界”の形成が可能。

道具作成:A
 魔力を帯びた器具を作成できる。魔力を帯びた器具を作成する技能。聖別された器具の作成が可能。
 彼の場合、それは「神の言葉」として認められるに至った「書簡」である。

【固有スキル】
話術:A 言論によって人を動かせる才。

潜入工作:B 敵地に潜り込み、スパイとして活動する能力。このランクであれば、正面から侵入しても敵対活動を疑われない。
ただし、このスキルが高ければ高いほど、英雄としての霊格が低下する。

カリスマ:B
教団を指揮する天性の才能。団体伝道において、自軍の能力を向上させる。
カリスマは稀有な才能で、一宗教の(の実質的)教祖としては破格の人望である。

学芸百般:B+
ローマ市民権保有者の元ユダヤ教徒としてローマ人とユダヤ人双方の言語・文化に通じる。
文才に限って言えば、彼の手紙は聖書の一部として認められ、現在でも影響を与え続けておりA+クラスといっても過言ではない。

家業百般:C
テント職人として、テントの作成が可能。

【宝具】
『偉人神変(ポーリズム)』
ランク:B+ 種別:対人宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:1人
イエス・キリストが神であるという教えが、イエス自身の考えでなくパウロによる混入物であるとする世の人々の
確信が基になって発現した、対象に神性を付加する宝具。アブラハムの宗教系のサーヴァントにすら可能。
唯一神教の神話伝説に由来する者、唯一神教の信仰を持つ者に神性を与えた場合、内部矛盾により、存在や人格の在り様にすら影響を及ぼす。
対象の名前とその者が神たることを彼が「書簡」に書き、誰かが読み上げる事で発動する。

『殉教転変(ポーリニティ)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:1000人
対象となった者の認識を転換させる精神干渉系法具。いかなる苦難や犠牲をも精神を奮い立たせる力となす事もできる。
教祖イエスの死という危機を、逆に「人類の罪の為の救いの御業であった」とする発想の転換が宝具となったもの。
認識を転換すべき事柄と、その事柄に対し新たになされるべき認識を彼が「書簡」に書き、誰かが読み上げる事で発動する。

実際のキリスト教でも最初の殉教者はイエスではなくステファノとされる。
新約聖書に収録されたパウロ書簡では、イエスの十字架上の犠牲(血)による贖い、救いについて多く紙面が割かれている。

『福音汚染・保羅教義(ポーリーン・クリスチャニティ)』
ランク:A++ 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1
外部から教会に侵入した宗教的スパイが生み出した「セム系一神教の預言者が神である」という教義が
二千年もの間存続し、世界宗教になっているという“奇跡”が宝具と化したもの。
パウロが自分はイエス・キリストの使徒であると「書簡」に書き、誰かが読み上げる事で発動する。
かつてキリスト教会によって行われた「強制改宗」が性質として組み込まれており、
『偉人神変(ポーリズム)』と『殉教転変(ポーリニティ)』をAランクにまで強化、更に強制力を付加し、成功確率を飛躍的に向上させる。
ただし、世の人々によるパウロへの否定的評価が根源にあるためか使用すると発動中はパウロ自身のステータスが低下する。

【解説】
タルソのパウロ。
キリスト教の聖人。「異邦人の使徒」と呼ばれ、ユダヤ人、ローマ人の垣根を越えてキリスト教を広めた。
彼が書いた書簡は「神の言葉」とされる聖書の一部として正典に含まれている。
ただし、生前のイエスとは会った事がない。パウロを使徒に任じたのは、彼の幻視の中に現れたキリストである。

近代以降の欧米においてキリスト教が衰退し、懐疑の対象になると、キリスト教の教義は後世に作られたと考える人々も増えた。
キリスト教の教えのうち、イエスの神性や、人類の罪をキリストが磔になることで贖う、といった
感覚的に受け入れがたいものは特に拒絶の対象となり、イエス本人ではなくパウロが捏造し、初代教会に持ち込んだとも考えられるようになった。
パウロはローマ帝国がキリスト教を都合の良いよう改造するために送り込んだスパイであるという主張すらされている。
こうした考えでは、伝統的なキリスト教は「パウロ教(Paulism)」「パウロ・キリスト教(Pauline Christianity)」と呼ばれる。


923 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/13(水) 18:04:02 6MIhAntY0
皆鯖の方でアドバイスを受けて移動してきました


”神をも越えようとした”思想を持った魔術師や、神学者・哲学者に覚えのある方いませんか?
「人を救わない神に絶望した」的背景を持っていると尚嬉しいです

捻くれた活動理念のネタが思い浮かんだんですが
肝心要のサーヴァントにアテが無かったというorz


924 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/13(水) 18:45:59 fmba0a1E0
グノーシス主義に影響を受けたマルキオンとかどうだろう
旧約の神を否定してるだけで、霊的世界に属する善き神は積極的に肯定するスタンスだけど


925 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/13(水) 20:31:07 Z49jpmy.0
マルキオンは別に神を越えようとはしてないんじゃない?ただの旧約disだから
神=頂点だから目指すやつや、存在を否定するやつはいても越えようとするのはあまりいないよね
「人魚呪」の織田は越えようとしてたが


926 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/13(水) 22:00:58 6MIhAntY0
んー結構難しめな感じですか……
「多宗派の神を取り込んで貶め討伐する・或いは使役する」的なのなら散見されるのですけど
そういうのではないんですよねぇ


ちなみに。「人を救わない神に絶望した」的だけの人と言えば、どんな方がいますかね?


927 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/13(水) 22:09:54 g.FLiHds0
ユダとか提婆達多はどーなん? 適当に名前挙げてみたけど


928 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/13(水) 22:17:22 Z49jpmy.0
>>926
旦那とかまさにそれだったね
むしろ旦那にインスピレーションを受けたのでは


929 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/13(水) 23:49:33 fmba0a1E0
>>926
上で挙げたマルキオンはその条件に合致する(そういう設定でも違和感がない)と思って紹介してみた
救済宗教であるキリスト教を信仰しつつも、唯一絶対の神の在り方に絶望して本当の救いを模索したって感じで


930 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/14(木) 06:49:55 oZGRaIwk0
>>927
その二人は貶めタイプな気が……

>>928
旦那もかもしれませんが
一番影響を受けたのは「B.A.D.」でしょうか
「神の肉を食らって神になりたい」「神を作って神を超えたい」とか

>>929
おお、両方採用しても問題なさそうな人が……!
近々図書館に行ってみます。ありがとうございます!


931 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/14(木) 18:27:15 Ds9s3JekO
インドには神々が気に触って新たな神々を作り出そうとした聖仙がいてだな…


932 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/14(木) 20:33:36 oZGRaIwk0
なんですかソレ詳しく!


933 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/14(木) 20:40:04 TUpt2OdI0
カシュヤパ?


934 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/14(木) 21:15:25 3Yi.v26I0
ヴィシュヴァーミトラ?…はちょい違うか 
あとアクバル大帝なんかも一応既存の神々を越えようとした、といえるかな?


935 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/14(木) 22:52:13 y.Q/RFMI0
こういう談義は久しいな僕鯖スレ


936 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/14(木) 23:04:21 Ds9s3JekO
その「今のがクソだから宇宙とインドラを新しく作るんご」とか言い出して途中で妥協した人で合ってる
王様時代にドヤ顔で撃ったブラフマーストラ防がれて意気消沈したりするとこが好き


937 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/16(土) 00:21:03 IalDIfeI0
はい、いろいろありがとうございます
3,4人もいるんだ……折を見て詳しく調べてみましょうかね

ちなみに、そのインドの御仁に関して
おすすめな書籍等あったりしませんか?


938 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/16(土) 15:08:50 8T8QQAY20
>>937
お薦めって言っても、ウィキに挙げられてたものぐらいしか日本語じゃ難しいかも
『中世インドの歴史』、『ムガル帝国の興亡』、『ムガル皇帝歴代誌』
前者が神聖宗教なんてなかった派、後者は基本的に面白い話題を積極的に載せるスタンス


939 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/16(土) 23:44:51 GIpmk1sQO
食い物、飲み物の宝具って登録済みの鯖にどんくらいいたっけ


940 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/16(土) 23:50:25 UpfG3w/I0
食い物はわからんが、飲み物に薬も含めるなら10はいたかも


941 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/17(日) 00:50:43 BQm5V5X.O
酒宝具はそれなりにあったはず
>>937 ラーマーヤナを読め。たしか東洋文庫の一巻にヴィシュヴァーミトラの挿話があったと思う
あとは英語でググれ


942 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/17(日) 01:57:26 OcGG5JU.0
【元ネタ】Ruina 廃都の物語
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】ヴァン(罪人の遺児)
【性別】男
【身長・体重】168cm・60kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷A 魔力D 幸運B 宝具A+
【クラス別スキル】
気配遮断:B
 サーヴァントとしての気配を絶つ。
 完全に気配を絶てば発見することは非常に難しい。

【固有スキル】
単独行動:D
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクDならば、マスターを失っても半日間は現界可能。

心眼(偽):B
 直感・第六感による危険回避。

直感:B
 戦闘時、つねに自身にとって最適な展開を”感じ取る”能力。
 視覚・聴覚に干渉する妨害を半減させる。

魔術:D
 遺跡で見つけた書物などにより、回復魔術と灯りをつける魔術、相手の攻撃に対する耐性を高める魔術が使用可能。

道具作成:C
 魔術的な道具を作成する技能。

【宝具】
『反乱せし守護の剣(エウルス)』
ランク:B+ 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1
 刃に獅子の文様があり、手を覆う籠状の柄を持つ突剣。
 非常に軽く、真名解放中敏捷を一段階上げ、攻撃が必中になるという効果を持つほか、
 この剣には対象を中確率で出血させ、低確率で即死させる効果を持つ。
 また、この剣を持つものは自らの主君に逆らい続ける限り死ぬことはないという予言から、
 使用者がマスターに逆らい続ける限り戦闘続行:Bを得る。


『星護符文小刀(せいごふもんこがたな)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1〜20 最大捕捉:1
 ある滅びた帝国の9代目の皇帝の副葬品。
 低確率で相手を出血させ、同じ確率で即死も発生させる優れた暗器。
 また、いかなる術理によってか投擲せずとも射撃武器としての特性を併せ持ち、
 短剣でありながらも装備中に弓の技術が使用できる。

『未来導く輝石の欠片(イーテリオ・フラグメント)』
ランク:A+ 種別:対界宝具 レンジ:1〜20 最大捕捉:10
 かつて大河の女神、アークフィアよりタイタス一世に授けられた、星を鍛えた宝玉。
 無限の光明より知識を引き出す門であるとされ、かつて五つに砕かれた。
 しかし、欠片より生まれた秘石ですら所持者に呪いと大きな力を与えた。
 所有者に雷、聖、闇及び即死への耐性を与え、所有者の消費する魔力を半減させる力を持ち、
 真名解放時、アークフィアの力によって所有者とその味方に対する不利な補正、状態異常を消滅させ、
 固有結界を含めた敵対者による時間、空間に対する干渉の一切を無効化する。

 
【Subweapon】
 『不死鳥の杖』
 
【解説】
その血を永劫のものとするため近親同士で代を繋げていた始祖帝の末子の一族に生まれた、タイタスの御子。
始祖と同じ血を引き、始祖と似た生を歩み、限りなく始祖に近い御子を輩出するという使命のために川へと流され、ホルムで女盗賊に育てられた。
大雨の夜に見つけた洞窟で以下略。

罪人の遺児選択時の主人公。
周回プレイで称号を大量にとっており、高い攻撃性能を誇る。
が、魔力は低く、耐久も高いとは言えない。
各種生産技能も習得しており、武防具や薬品などいろいろ作れる。
欠片の効果も含め汎用性、安定性に長けるが決定力に欠ける。


943 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/17(日) 02:06:02 wPwZ4HIU0
東洋文庫と言えばツクヨミ調べようと月と不死借りようと思ったらなかった


944 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/17(日) 09:05:54 spPXlCxg0
【元ネタ】エジプト神話、死者の書
【CLASS】ランチャー
【マスター】
【真名】メジェド
【性別】不明
【身長・体重】94cm・4800g
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久D 敏捷A+ 魔力A+ 幸運B 宝具A++
【クラス別スキル】
対魔力:C++
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
 炎熱属性の魔術に対してはA+ランク相当の対魔力を発揮する。
 
【固有スキル】
気配遮断:EX
 『夜の世界たる冥府に住まう者』という属性に由来する制約。
 日中はサーヴァントとしての気配を完全に断つことができるが、
 同時に日没まで実体化・物質界への干渉を行えない。

神性:A+
 神霊適性を持つかどうか。
 死者の書においてのみ記される秘神。
 迷える亡者を害する悪霊とも同列に語られる亜神的な存在であるためか、
 純正の神霊に比べるとその霊格は数段劣る。

魔眼:A+
 赫奕の魔眼“ハルマキス”を所有。
 両の眼から超熱量の光線を放ち、標的を灼き焦がす。
 ダメージ計算において、太陽神に由来する神性か加護以外の防御特性を無視する。
 この能力は「死者の霊魂を視線にて射抜き、裁きの場へ導く」という権能の一端に過ぎない。

魔力放出(炎):A
 武器ないし自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出することによって能力を向上させる。
 ランチャーの場合、火炎放射や閃光による視覚妨害、ジェット噴射式の回転飛行を可能とする。
 その速度は音速を優に凌駕するが、何故かどこから見ても視線が合う。

【宝具】
『打ち倒せし照覧者の眼(アイ・オブ・ホルドゥアト)』
ランク:A++ 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 魔眼ハルマキスの最大行使。
 冥府(ドゥアト)に射す太陽光線にして、死の理から外れたモノを捉える“聖なる視線”
 死者の属性を持つ存在に対し、強制的な即死判定を与える。
 “冥界降り”の権能に基づくものであるため、粛清防御値を備えていなければまず対抗不可能。
 発動の条件として「夜明けの直前直後という僅かな間に相手を視認する」必要がある。
 また、現代における権能再現にはリスクが伴い、高確率で霊核への重篤なダメージフィードバックが発生する。
 
【解説】
死者の書でのみ言及される謎多き神性。
冥府の支配者オシリスに仕える眷属神の一柱であり、
冥界を降る死者を魔性の者から護り、審判の場へと導く役割を持つ。
不可視でありながら眼光を放ち、火を吐きながら空を飛び回る恐ろしい存在とされるが、
絵に図示されたその姿は、「目と足だけが伺える白い布を被ったナニカ」としか表現不能な奇妙極まりないもの。
メジェド(打ち倒す者)の呼称は、既存の神を表す形容語句・別称であると考えられ、
その正体は太陽神ホルスの異なる相、昼と夜が交じり合う地平線上における顕現とも解釈される。

ネット界隈で妙な人気を誇るキモカワ系死神。
とうの昔に忘れ去られた神であるせいか、現代の信仰とも言えるゆるキャラ的パーソナリティを獲得している。
不可視云々は夜の存在であることに由来する気配遮断で表現、冥界のホルス説はかなりこじつけ。


945 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/18(月) 19:15:52 WQ5tiO0E0
【元ネタ】ウェールズ伝承
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】マクセン・ウレディク
【性別】男性
【身長・体重】176cm・70kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷D 魔力B 幸運B 宝具C
【クラス別スキル】
狂化:E-
 凶暴化する事で能力をアップさせる。
 ……が、彼は理性を残しているのでその恩恵はほとんどない。
 筋力と精神がより“痛みを知らなくなった”に留まっている。

【固有スキル】
無功の神君:-
 最も賢く皇帝に相応しい、事になっている恐るべき愚物。
 相手からはAランクのカリスマスキルを持つ秩序・善の人物に見える。
 真名が明らかになると、この効果は消滅。

皇帝特権:B
 本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。
 該当するスキルは騎乗、剣術、芸術、黄金律、陣地作成、等。

予知夢:E
 自身にとって重要な出来事を夢の中で予め知ることが出来る。
 その内容は具体性に富むものの、見ることは稀。

【宝具】
『死と沈黙の兄弟(スァダウ)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:10〜50 最大捕捉:500人
 紫地に竜を描いたマクセン軍の戦旗。
 男性を殺し、女性の言葉を奪う血色の結界を形成する。
 男性であれば毎ターン開始/終了時および自行動時にダメージを受け、
 女性であれば言語能力を奪われ呪文詠唱や真名開放が不可能となる。

【Weapon】
『無銘・剣』

【解説】
 『マクセン・ウレディクの夢』の主人公。ルヴァイン(おそらくローマ)の皇帝。
 コンスタンティヌス帝に敗れたマクセンティウスか、
 グラティアヌス帝を倒しテオドシウス帝に討たれたマグヌス・マクシムスが原型とも言われる。

 歴代皇帝でも最も賢く、最も恰幅が良く、まことに皇帝に相応しい男とされる。
 ……話を読んでいてとてもそうは思えないのはよくある話である。
 物語中でやった事と言えば、夢で見た女に入れあげて国政を蔑ろにし、
 人を使ってその女性を捜し当てたと思えばその土地に行って帰ってくる様子無く、
 仕方ないから慣習通りに新皇帝を立てたら軍を率いて戻って来て首都を攻め新皇帝をぶち殺し、
 挙句には嫁の兄弟に周辺の土地を投げ与えて好き放題に暴れさせてやったというクソッタレ。

 マクセンは夢で見た美女に恋焦がれ、政務に全く手がつかなくなっていた。
 侍従の勧めにより、夢の光景が導くままの行程を使者に旅させてみると
 果たしてその先のブリテンには夢見たとおりの椅子に美女エレンが座っていた。
 マクセンはすぐさまブリテンに渡って彼女を娶り、七年間そこに留まって暮らす。
 ルヴァインの慣習では七年以上を征服地で過ごした者は本国に戻れず、
 その地に留まり続けなくてはならなかった。そのためルヴァインでは新皇帝が立てられた。
 新皇帝はマクセンに威嚇の手紙を送り、マクセンは返書を認め軍を発し、新皇帝を攻める。
 だが周辺領土はいざ知らず、ルヴァインの都は一年かけても攻め落とせなかった。
 そのうちに合流したエレンの兄弟ケナンとガデオンはたちまちのうちに都を落とし、
 マクセンに皇帝の座を奪還させる。マクセンは義兄弟に感謝して軍勢を譲り、
 各地を存分に征服して回るように勧める。二人は男を殺し女は生かし、
 白髪になるまで土地や城や街を征服して回った。ガデオンは財宝を抱えてブリテンに戻ったが
 ケナンは征服地に定住し、自分たちの言葉が乱れぬようにと女達の舌を切り取った。
 こうして征服地ブルターニュ本来の言語は永遠に失われたのである。


946 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/18(月) 19:17:07 WQ5tiO0E0
【元ネタ】マグマ大使
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】マグマ
【性別】男性型
【身長・体重】700cm・5000kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷A 魔力E 幸運E 宝具E
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

単独行動:A
 マスター不在でも行動できる。
 ただし膨大な魔力を必要とする場合はマスターのバックアップが必要。

【固有スキル】
星霊の加護:A+
 地球の創造主アースからの祝福により、
 危機的な局面において優先的に幸運を呼び寄せる能力。
 異星からの侵略者に対して最大限に発揮される。

変化:C
 巨大化が可能。

浪費:A+++
 修復に際しての魔力消費が通常の32倍になる。
 一日で手軽に作られたというのに、
 魔神ガロンとの対決で受けた損傷の修復には一ヶ月かかったという。

【宝具】
『マグマ一家の笛』
ランク:E 種別:対人宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1人
 ロケット型の笛。
 この笛が三度吹き鳴らされた時、アーチャーは笛の近くへ転移する事ができる。

【Weapon】
 頭部から熱線、腹からミサイルを発射できる。

【解説】
 手塚治虫の漫画および特撮番組『マグマ大使』の主人公。
 地球侵略を企てる宇宙の帝王ゴアとの対決に備えて
 地球の創造主アースが一日で作り出したロケット人。
 宇宙の創造主カオスの裁定による魔神ガロンとの決闘、
 それにゴア自身との直接対決を経て地球の平和を取り戻した。


947 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/18(月) 19:18:11 WQ5tiO0E0
【元ネタ】アーサー王伝説
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】エクター
【性別】男性
【身長・体重】170cm・70kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久B 敏捷C 魔力E 幸運B 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:C
 二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など、大掛かりな魔術は防げない。

【固有スキル】
心眼(真):B
 修行・鍛錬によって培った洞察力。
 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”。
 逆転の可能性が1%でもあるのなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。

指南の心得:C
 指導者としての手腕。
 自らの技能を伝授する以上に、教え子の資質を伸ばす事に向いている。
 ……その成果は、彼の思惑を超えてしまう事だろう。

戦闘続行:A(D)
 往生際が悪い。
 瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。
 宝具により大幅に向上している。

【宝具】
『鉄壁の槍陣(ロワ)』
ランク:E 種別:対人宝具 レンジ:2〜5 最大捕捉:1人
 エクター卿の家に唯一遺されていた、頑丈無比の大槍。
 使用者の自己治癒力および戦闘続行スキルを向上させる。

『恐気の死兵(ロイト)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 戦場で大いに恐れられた槍『鉄壁の槍陣』の隠された能力。
 生死判定を放棄する事で発動し、最大HPの三の三乗倍に相当する仮のHPを与える。
 アルトゥールス王の家令カイウス卿は、
 包囲され致命傷を受けた後も奮迅の働きを見せ血路を開いたという。

【解説】
 ケイ卿の実父、アーサー王の養父エクター卿。
 騎士、領主、教育者、そして父親としてたいそう優れた人物であり、
 アーサー少年は彼が実の父でないと知った時ひどく悲しんだという。
 養子の即位に際しては、寛大な主君となりケイを取り立ててくれる事のみを望み、
 自身はベドグレインの決戦や初期の対侵入異民族戦の後は物語上から姿を消す。
 GoA的にはヴォーティガーン戦後辺りの時期にお亡くなりになったのだろうか。

 『アーサー王の死』では「まこと誠実で忠義な、広大な領地を持つ」エクター卿、
 『流布本 メルラン』ではアーサーを16歳まで育て上げた賢きアントン卿、
 『妖精の女王』では「若い頃は武芸無双、今もアーサー王子の知る最高の賢者」タイモン老、
 『キルッフとオルウェン』ではアルスルの養父ではないがカイの父で
 「心は終生冷たく、その両手には温もりがない」美髭のケニル、など様々な名と背景を持つ。
 なお宝具は『ブリュ物語』版アーサーの槍名からの捏造である。


948 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/18(月) 19:19:34 WQ5tiO0E0
【元ネタ】史実(フランス)
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】フィリップ・オーギュスト
【性別】男性
【身長・体重】167cm・60kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷B 魔力D 幸運A+ 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C
 二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など、大掛かりな魔術は防げない。

【固有スキル】
計略:A
 物事を思い通りに運ぶための才能。状況操作能力。
 あらゆる状況のイニシアティブ判定において有利な修正を得る。

水除けの加護:D
 水属性の攻撃によるダメージ、水中行動のペナルティを軽減する。
 橋が砕け、共に落ちた多くの騎士達が死んだ時、彼は奇跡により助かったとされる。

心眼(偽):E-
 神経過敏。
 危機の察知と回避を行えるが、往々にして過剰反応である。

【宝具】
『大きな楡の木の下で(Attendez moi sous l'orme)』
ランク:D 種別:対陣宝具 レンジ:1 最大捕捉:1個
 ヘンリー・プランタジネットらの非礼に激怒し粉々に切り砕いた楡の巨木。
 陣地や霊脈に木片を設置する事により魔力を吸い上げ瞬く間に大樹へと成長し、
 対象を枯れ果てさせると共に砕け散って大気にマナを還元する。
 “神殿”以上の陣地や高位の霊脈に対しては対抗判定が必要となる。

『手に収むべき現世の郷(アヴァロン)』
ランク:B 種別:結界宝具 レンジ:1〜40 最大捕捉:500人
 パリに築かれたフィリップ・オーギュストの城壁。
 内部に空間を折り畳んで収納した城壁は、壁向こうからのあらゆる敵対干渉を
 実際の距離よりもレンジ90相当だけ遠方から行われたものとして“隔離”し
 その効果を減衰、レンジ上限を超えたものを無効化する。
 ある王の原型の一つとされるリオタムスがその近郊で行方を絶った市名と、
 ある王の剣名を騙る親愛なるイングランド王との縁からこの真名で宝具化している。

【Weapon】
『楡』
 大人九人がかりでようやく幹を抱けるという巨木。
 木片として宝具効果を行使しなくとも、木のまま実体化させるだけで十分な質量兵器。
 筋力Cでは振るえやしないが、これはこれで「槍」と言い張る事も。無理か。

『無銘・槍』
 上等だが普通の槍。

【解説】
 12〜13世紀のフランス王、尊厳王フィリップ二世。
 獅子心王リチャードが国益の追求者としてはともかく英雄、騎士、武将として卓越するのに対し、
 フィリップは狡猾な策略家とされるも、欧州におけるフランス王国の優位を築き上げた王である。

 イングランドのヘンリー二世に対し、父と不仲な息子達と親しく交わって利用する策をとり、
 実際に親しい友になったとされる王子ジェフリー、彼の死後にはリチャードと友好関係を結ぶ。
 ヘンリーの死後、リチャードと共に第三次十字軍に参加したがエルサレムの遥か手前で帰国した。
 獅子心王と既に不仲になっていたとも、彼の武功に嫉妬していたとも、神経症に罹っていたとも
 されるが、フィリップが勇敢さに欠けていたという事はなく、アッカ攻囲戦最終段階においては
 城壁の上のリスのように駆け回っていたとされる。ともあれ、去った尊厳王と残った獅子心王は
 その事実とその後の行いによって道と評価を大きく違える事となる。

 フィリップはリチャードの弟ジョンを翻弄してフランスの利権・領土を拡大して行ったが、
 リチャードが帰還すると合戦において獅子心王には及ばないフィリップは度々敗北を喫した。
 しかしリチャードが戦死しジョンが正式に王となると再び彼を圧倒し、プランタジネット家の
 大陸領土その殆どを奪い取った。「アンジュー帝国」を崩壊させ、ブーヴィーヌの合戦にて
 イングランド軍諸共に大敗させた神聖ローマ帝国に対しても優位を得た彼は、巧みな内政や
 諸侯勢力の抑制による王権の強化をも達成。フランス王国の偉大な『尊厳王』の呼び名を得た。


949 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/20(水) 01:49:42 fqSU8IUo0
【元ネタ】チェインクロニクル
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】パーシェル
【性別】女性
【身長・体重】不明
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久A+ 敏捷C 魔力E 幸運B 宝具EX
【クラス別スキル】
対魔力:E
 魔術に対する守り。
 無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。

騎乗:E-
 現状、このスキルは機能していない。

【保有スキル】
信仰心:A+
 神の信仰により防護の恩恵を受けるセイバー専用のスキル。
 神の加護により自身の防御力が上昇し続け
 ターンが進むごとに、受けるダメージが2.5%ずつ減少する。

神の恩寵:A++
 神の信仰により治癒の恩恵を受けるセイバー専用のスキル。
 ターン開始ごとに、味方全体のHPを最大HPの15%回復する。

【宝具】
『この身に宿りし加護よ、力よ(ゴッデスティアー)』
ランク:EX 種別:対己宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
 その身を盾とし戦い続けたセイバーの生き様が昇華した自己作用宝具。
 神の加護により、微小な魔力消費で自身の体力をほぼ全快まで回復させる癒しの光。

【Weapon】
『ノーマルソード』等

【解説】
アプリゲーム「チェインクロニクル」に登場する騎士属性のSSRレアリティのアルカナ。
ユグド大陸の聖都にその身を置く、数多の騎士団より選ばれた、
十七聖騎士団のひとつ〝聖剣〟騎士団の将。同時に司祭の位にも就いている。
その癒しの力を駆使して、前線を支える騎士団の中核騎士のひとり。
ゲーム内の性能では、その優秀な防御力や軽コストの回復スキルが重宝され、
数あるアルカナキャラの中でも当たりの部類として非常に人気のあるアルカナ。


950 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/20(水) 13:39:02 3OqtaujI0
【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】ディザスター
【真名】パンドラ
【性別】女性
【身長・体重】158cm・54kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力EX 幸運EX 宝具EX
【クラス別スキル】
疫病神:A+
 トラブルメーカー。周囲に不幸を撒き散らす特殊体質。
 ランダムで周辺人物の幸運ランクを低下させ、更にマイナスイベントの発生率をアップさせる。

【固有スキル】
神授の贈物:EX
 ギリシャの神々から与えられた、人類最初の女性としての技能。
 あらゆる非戦闘スキルにAランクを超える習熟度を発揮できる。
 例外として精神統制系のスキルは所持していない。

【宝具】
『全ての箱に残る災い(エルピス)』
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:なし 最大捕捉:制限なし
 かつてこの世全ての災いが収められていた箱……に残された最後の災い。
 何が残されていたのか分かっていないため、何が起こるかも分からない。
 奇跡が起きるかもしれないし、世界が絶望で覆われるかもしれない。
 どちらにしろ碌な事は起こらないので使わせてはいけない宝具。
 一度解放すると、この宝具は自動的に消滅する。

『虚仮より廻る幸福(エピメテウス)』
ランク:EX 種別:対粛清宝具 レンジ:1〜10 最大効果:4人
 対粛清防御と呼ばれる味方への守護。
 この効果を受けた者は、無条件で物理・概念・次元間攻撃のダメージを対象人物のHP数値分削減する。
 彼女はトラブルの中心に居たにも関わらず、全ての災いと粛清の大洪水を乗り越え家族で仲睦まじく過ごした。

【解説】
火を盗まれてブチ切れたゼウスが泥に神々の全てを与えて作ったギリシャ神話最初の女性。
この世全ての災いを収めた箱を持って、エピメテウスの元に送り込まれる。
彼は兄プロメテウスに忠告されていたにも関わらず妻として迎え入れ、案の定箱は開けられ世界には災厄が満ち人々は永遠に苦しむことになる。

最も有名な人類の大戦犯。の割に本人は特に罰を受けていない稀有な人物。
英霊の座に至った後に自分のやらかしを認識して、全ての災いの回収を聖杯に望んでるとかそんなん。
固有スキルと後者の宝具はチームプレイ向きだが、クラススキルと前者の宝具で爆弾を抱える事になる。
敵に回すと面倒だが、味方にいても面倒な鯖。


951 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/21(木) 00:27:50 mhR6MzG60
【元ネタ】Bloodborne
【CLASS】バーサーカーorハンター
【マスター】
【真名】アルフレレート
【性別】男
【身長・体重】約185cm・92kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力C+++ 耐久E+++ 敏捷C+++ 魔力C+++ 幸運A+++ 宝具A
【クラス別スキル】
・狂化:E
 通常時は狂化の恩恵を受けないが、正常な思考力を保つ

【保有スキル】
・狂信:EX
 強烈な、狂うほどの信仰心
 また、彼の師と、自らへの絶対的な自信
 筋力と敏捷のパラメーターを一段階上昇させる

・殉教者の魂:A
 精神面への干渉を無効化する精神防御。

・戦闘続行:A
 往生際が悪い。
 多くの血の遺志によって自らを奮い立たせ
 瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。

・狩人:EX
 Cランク相当の自己改造スキルの効果を同時に持ち
 また人ならぬ異形と対峙するときに有利な補正を得て
 更に人食いによる強化の効率を大きく上昇させる
 
【宝具】
『ローゲリウスの車輪(ホイール・オブ・ディステニー)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:2 最大捕捉:1

殉教者ローゲリウスが率いた処刑隊、その象徴となる武器
正しい運命を象徴する車輪を模ったその「仕掛け武器」は
今や夥しい穢れた血に塗れて、尽きぬ怨霊の住処となっている

真名開放により一時的に使用者の魔力と筋力を二段階上昇させるが
その怨念も増幅され、常よりも強く霊核を蝕む

『金のアルデオ』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1

殉教者ローゲリウスが率いた処刑隊の、奇妙な兜
長い年月を経たそれは、怪しげな雰囲気を孕んでいる

輝きと熱望の名を持つ金色三角形、かつては処刑隊の象徴であった
穢れに対する不退転の覚悟、黄金の意思を見せつけるものであり
装備することで全てのパラメーターを大きく上昇させる

穢れた血族も、輝かしい処刑隊も、もはや存在せず
故に、彼にこれを身に着ける理由もないが
他に頼るものがないのであれば、令呪を用い、装備させる他ない

【Weapon】
[ローゲリウスの車輪]
 ローゲリウスが率いた、かつての処刑隊の「仕掛け武器」
 馬車の車輪をそのまま武器にしたような外見で、振りは遅く、また迎撃されやすいが 
 仕掛けの起動後は、車輪が回転するようになり、いくらか迎撃能力は上昇する

 見た目以上に特徴的なのは、処刑隊のかつての偉業に由来する特殊能力である
 同じく仕掛けを起動することで、怨霊を開放し、与ダメージを大きく上昇させる

 バーサーカーは普段、この武器をあまり使用したがらないが
 穢れと、それに準ずる大悪であらば、嬉々として叩き潰すだろう
  
[教会の石槌]
 特に医療教会の狩人が用いた「仕掛け武器」
 
 扱いやすい銀の剣と、巨大な石の鈍器という、極端な二面性を持ち
 恐らくは後者こそが、教会の、敵に対する本意であろう
 
 銀の剣は扱いやすく、また年月を経たそれは、神秘的な力を得た
 霊体に対する効果の上昇も見込めることだろう
 
[ルドウイークの長銃]
 特に医療教会の狩人が用いた長銃
 
 教会の最初の狩人が用いたことで知られ
 長く重い砲身は、連射性を犠牲に射程距離を高める効果を狙ったもの

 中世、狩人は銃を用いる際、通常の弾丸は使用せず
 水銀に自らの血を混ぜて使用することで、恐ろしい敵へと対抗した
 散弾を用いるこの銃は、ある程度のサーヴァントにならば、動きを抑制する効果も望める

【解説】
PS4ゲーム「Bloodborne 」に登場するキャラクター、アルフレート
処刑隊の墓と思われる場所で祈っており、話しかけることで主人公に協力してくれる人
様々な情報を提供してくれて、言葉遣いも丁寧だが、
「穢れた血族」の話となると、強い嫌悪感を表す

最終的には、主人公の助力もあり、彼の目的は達成されるが…


952 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/21(木) 17:37:45 jtPuuFkc0
なぁアレイスタークロウリーでソロモンの小さな鍵と法の書以外にもなんか代表的な本ある?


953 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/21(木) 19:32:26 b1fZuRrQ0
【元ネタ】史実(アイルランド)、アイルランド伝承
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ゲラルド
【性別】男性
【身長・体重】171cm・65kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷C 魔力B 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C
 二節以下の詠唱による魔術を無効化する
 大魔術、儀礼呪法など、大掛かりな魔術は防げない。

騎乗:A+
 騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。
 ただし、竜種は該当しない。

【固有スキル】
神性:D
 神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
 明確な証拠こそ無いものの、エーネー女神の息子であると伝えられている。
 地神・母神系のルーツ、伝説を保有する英霊からの攻撃に対し若干の耐性を有する。

魔術:B
 オーソドックスな魔術を習得。
 地と水の自然干渉、治癒、幻術に優れる。

変化:B
 鳥獣へ姿を変える事や身体の縮小を可能とする。

【宝具】
『湖畔巡る白銀の騎行(オヒシュキ・ロッホ・グル)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:0〜1 最大捕捉:1人
 馬の姿で生き永らえた水神とも言われる水棲馬。
 ライダーを不死者とする銀の蹄鉄を履いており、
 ライダーに傷を与える為には落馬させるか
 部位攻撃により蹄鉄を破壊しなければならない。

『地を覆う豊穣の母(ノックエスニャ)』
ランク:E 種別:対人宝具 レンジ:0〜1 最大捕捉:5個
 ライダー誕生の折に母神の祝福を受け、一夜にして丘を満たしたえんどう豆。
 蘇生に近い治癒と魔力回復の効果を持つ。
 然るべき霊地に蒔く事により、日毎新たに収穫する事が可能となる。
 美味い。

【Weapon】
『無銘・騎乗槍』
『水棲馬用の馬具』
 水棲馬の体表には強力な粘着力があり、直接触れると大変な事になる。

【解説】
 十四世紀アイルランドの貴族、マンスター南部に領地を持つ
 デズモンド伯ジェラルド・フィツモーリス・フィッツジェラルド。魔術師ゲラルド。
 機知に富んだ器用な詩を書いたと伝えられ、『詩人のゲラルド』とも呼ばれる。

 ダーナ族オウエルの娘にしてマナナーンの養育を受けた女神エーネー(エスニャ、アーニャ)、
 マンスターの守護神・豊穣を司る地母神である彼女はゲラルドの母親とされる。
 ゲラルドは母に学んで優れた魔術師になったとされ、一方でマンスターの貴族達は
 自分達の守護神がそのように怪しげな男と関わりがあるという伝説を嫌い、撤回を求めたという。

 結局、優れた魔術の技が災いしてゲラルドは現世を離れる羽目になってしまった。
 ゲラルドは今もグル湖の水底にある洞窟で深い眠りに就いて生き続けており、
 七年毎に夏至前夜になると白い軍馬に乗って現れ部下と共に湖岸を駆け回ると語られる。
 この騎行により白馬のはく銀の蹄鉄が擦り減りきった時、
 或いはいつの日にかマンスターに重大な危機が訪れた時、
 ゲラルドは不老長生から離れて定命の者として目覚め、デズモンドを栄光に導くのである。


954 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/21(木) 19:34:08 b1fZuRrQ0
【元ネタ】ビッグX
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】朝雲昭
【性別】男性
【身長・体重】152cm・43kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷D 魔力E 幸運B 宝具E
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

単独行動:A+
 マスター不在でも行動できる能力。

【固有スキル】
星の開拓者:EX
 人類史においてターニングポイントになった英雄に与えられる特殊スキル。
 あらゆる難航、難行が“不可能なまま”“実現可能な出来事”になる。
 宇宙生物への勝利や月への着陸(墜落)を果たした最初の人類である。

【宝具】
『ビッグX』
ランク:E 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 生物の一時的な強化と巨大化を引き起こす薬品。
 少量であれば体格を変えずに肉体の強化のみを、
 量を増やすほどに巨大化と更なる強化を起こす。
 この宝具は注入・接種が可能な生物であれば何にでも使用できる。

【Weapon】
『ビッグXのコスチューム』
 どれほど巨大化しても適応したサイズに変化する服と帽子とマントと靴と手袋と銃。
 アーチャーが最大限の五十倍化を果たした時、その手の銃は巨砲以外の何物でもない。

【解説】
 手塚治虫の漫画およびテレビアニメ『ビッグX』の主人公。
 祖父の作り出した薬ビッグXの力で巨大化ヒーローとして戦う。

 昭の祖父はナチスにより兵士の巨大化・強化薬の作成を命じられるが、
 彼は共同研究者のエンゲル博士と共謀し研究を意図的に遅らせたため、
 敗戦直前に至っても完成した薬が戦場に投入される事はなかった。
 ベルリン陥落直前、二人はドイツ兵に射殺されるのだが、朝雲博士は息子しげるの体内へと
 研究成果を記した板を埋め込んでいた。それから二十年後、しげるの中から板は取り出される。
 エンゲル博士の孫ハンス、秘密結社・ナチス同盟を率いる彼は強化薬ビッグXを手にしようと
 朝雲家を襲い、父を失った昭はビッグXを用いナチス同盟や数々の事件と戦って行く事となった。


955 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/21(木) 19:35:30 b1fZuRrQ0
【元ネタ】ランツェレト
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】ランツェレト
【性別】男性
【身長・体重】191cm・91kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷A 魔力D 幸運A 宝具D
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。

【固有スキル】
無窮の武練:A-
 ひとつの時代で無双を誇るまでに到達した武芸の手練。
 いかなる地形・戦況下にあっても十全の戦闘能力を発揮出来る。
 『死の城』の呪いに屈した経歴から、精神的制約には無力。

勇猛:B
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。

精霊の加護:E
 精霊からの祝福により、危機的な局面において優先的に幸運を呼び寄せる能力。
 湖の貴婦人は実子を優先しているようだ。

内助の功:C
 湖の貴婦人がイブリースに贈った、纏う者を恋の苦悩から解き放つ外套の力。
 苦悩のもと、すなわちイブリースの恋人ランツェレトの苦境を改善する機会を齎す。

【宝具】
『憤怒の業剣(ガスティガ・フォリィ)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1〜2 最大捕捉:1人
 旅立ちの際に湖の貴婦人がランツェレトへと贈った、
 怒りを込めて打ち下ろす時に絶大な威力を発揮する白い宝剣。
 自らに何らかの被害損害を与えた相手に対してのダメージ判定時、
 筋力を本来より二ランク上のものとして扱う。
 使用者がバーサーカークラスで召喚されたならば、
 狂化スキルのランクがそのまま筋力に常時加算される。

『勇者憩う九重の天(クイド・ノン・アウデト・アーモル)』
ランク:A 種別:結界宝具 防御対象:2人
 覗いた者ではなく、その者が最も愛する相手の姿が映る玻璃の鏡。
 お互いの姿が映し出される真の恋人同士がこの鏡を覗く時、
 ソロモンやダレイオス、アウグストゥスにも贖えぬという至高の天幕が現れて
 余人を寄せ付けぬ“二人だけの世界”を形成、絶大な防御性能を発揮する。
 鏡自体が極めて頑強であるため、独り身でも楯や鈍器として使用可能。

【Weapon】
『エリディーアー』
 ランツェレトの接吻によって竜化の呪縛を解かれた、トゥーレの姫。
 ランツェレトがライダークラスで召喚された場合、
 顔が髭で覆われたワーム型巨竜の姿で宝具として登録される。

【解説】
 『ランツェレト』の主人公、王妃との姦通とかまったく興味ねえ“ランスロット”。
 ゲネウィースの暴君パント王とその妃クラリーネ(アーサーの妹)の子。
 一度目の結婚相手(名無し)は捨て、二度目の結婚相手アーデからは捨てられて、
 三度目の結婚相手イーブリス(イーウェレトの娘)とは末永く幸福に過ごした。

 一歳と数週の頃、暴虐に耐えかねた家臣らの叛乱により父は死に、
 ランツェレトは湖の精によって母のもとから連れ去られる。
 湖の貴婦人は、臆病な息子マーブースと敵対する古今最強の騎士イーウェレトを
 打ち破り得る英雄を求めて彼を攫い、最高の教育を施して育て上げたのである。
 騎乗の術だけは貴婦人や彼女の呼び出した湖の魔者から習う事ができなかったのだが、
 旅立って間もなく出会った若い騎士からこれを完璧に学び取って以降は無敵の騎士となった。
 如何なる勇者も臆病の呪いに囚われる『死の城』でマーブースの捕虜となる一幕もあったが、
 彼は首尾よくイーウェレトを討ち取り、ウァールウェイン(ガウェイン)と友情を誓い、
 友や王と王妃ゲノフェルの為に武勲を重ね、ゲネウィースとベヒフォレトの王となった。


956 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/22(金) 02:14:58 Bkryhgos0
【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】スキュテス
【性別】男
【身長・体重】195cm・98kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷A 魔力B 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

【保有スキル】
神性:C(B)
 父親に英雄ヘラクレス、母親に元女神エキドナを持つ
 父親譲りの神性を持つが母親の怪物としての素養も
 あるのでランクが下がっている。

女神の加護:C
 元女神であった母エキドナの加護
 神性などを持たない純粋な人間の
 幸運判定攻撃に対して補正を受ける。

千里眼:A
 視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。
 透視、未来視さえも可能とする。

【宝具】
『戦神の帯(ヘラクレス・ゾスマ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1
身に着けているとBランク以下の攻撃を防ぐことができる。
Aランク以上の攻撃に対しては加護が働かない。

『戦神の弓(ヘラクレス・トクソ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:5〜100 最大捕捉:9
一本の矢を放つだけで、対象にホーミングする矢を最大9本同時に放つことができる。
本人の技巧も低くないが弓の本来の担い手の力が大きく
影響しており、技巧のはずが弓自体の能力化している。



【Weapon】
弓と金の盃のついた帯

【解説】
ヘラクレスとエキドナの間にできた子供
三人兄弟のの三男坊
後にスキタイの王になる

帯はゴッド・ハンドの劣化版
弓はヘラクレスに比べて技巧が劣り弓が補っている
オサガリ宝具
両親の格が凄いので肉体スペックだけは非常に高い
気持ちのいいチャラ男


957 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/22(金) 02:22:14 hPWpwhTw0
【元ネタ】ユダヤ伝承
【CLASS】グラップラー
【マスター】間桐慎二
【真名】ヤコブ
【性別】女
【身長・体重】165cm・55kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷D 魔力A 幸運A 宝具B+
【クラス別スキル】
勇猛:D
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。

格闘家:C
 グラップラー。徒手空拳の格闘の技量。
 筋力が高ければ同ランクのスキルを持つ相手でも、
 近接格闘で優位な判定を得ることが出来る。

【固有スキル】
神性:C
 神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
 グラップラーは天使ウリエルが人間とともに生きるべく地上に降りた姿と言われる。

魔力放出(炎):A+
 自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出することによって能力を向上させる。
 グラップラーの場合、自身の四肢から火炎を放出し、攻防一体の武器としている。

計略:A
 物事を思い通りに運ぶための才能。状況操作能力。
 戦闘のイニシアティブ判定において常に有利な修正を得る。
 自らの不利を知恵によって有利へと変える天性の才能。

【宝具】
『神拳、地を裂く(イスラエル)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大補足:1人
 プラズマジェットを帯びた四肢。真名解放によって真紅の火炎は白熱するプラズマへと変化し、
 触れたあらゆる物体を昇華・切断する灼熱の刃へと変化する。
 ウリエルの持つ炎の剣の正体こそ、この輝く手刀から繰り出されるチョップである。

『神技、天を穿つ(ラハト・ウリエル)』
ランク:B+ 種別:対人宝具 レンジ:1-99 最大補足:1人
 正拳突きから放たれるプラズマ砲。遠当てによって目標を拘束、同時に直線上に拳圧で
 真空状態を作り出し、その砲身の中に閉じ込められたプラズマは、命中したあらゆる物体を昇華させる。
 ヤコブが夢見た、神へと(物理的に)届く「ヤコブのはしご」と呼ばれる光柱の正体である。

【Weapon】
『アダムの衣』
 持ち主にユダヤの王権を約束し、強大な魔力を付与する海獣の皮。
 グラップラーはあまり良い思い出が無いので封印している。

【特記事項】
 イサクの息子ヤコブ。兄のエサウとは双子の兄弟であったが、先に生まれたエサウに長子権があった。
 ヤコブは兄の服を着る計略によって盲目の父から長子権の祝福を得るが、これに激怒したエサウを恐れ逃亡。
 伯父に騙され労働を強いられるも、知略によってその財産と娘である二人の妻を得て、20年後兄との和解を目指し
 故郷カナンに向かう途中、エサウが軍勢とともに近付くのを聞いて恐れ、一族に先に渡河させようと試みるが、
 夜半何者かに格闘を挑まれ、一晩中争いこれに勝利し、相手の天使から「神の勝者(イスラエル)」の名を得る。
 再会したエサウは既に怒りを解いていたため和解に成功し、父の死後に再び分かれ新たな地へと向かった。
 4人の妻の12人の息子達はイスラエル12支族の祖となり、息子のヨセフはエジプトの宰相となった。

話題の真アーチャーと真ライダーの正体…例の布…因縁浅からぬ中…つまりエサウとヤコブの双子だ!
→ヤコブは妻4人もいる男だしライダー要素ウリエル含めてない!のでグラップラーに
知恵だけ回るヘタレだが天使との格闘によって一皮剥け、勇猛スキルとカバラ神拳を得たという感じ。
ただし兄への恐れは消えず、最愛の妻子だけ保護しつつ、3回に分け大量の贈り物をして、7回土下座する有り様。
そして伝承によっては兄と幸せなキスをして終了どころか後でまた争うことになり、子々孫々と闘争は続くのであった。
範馬勇次郎系プラズマカッター&火炎放射器搭載兄限定ヘタレ腹黒天使系妹って胸キュン?


958 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/22(金) 02:24:00 hPWpwhTw0
【元ネタ】ユダヤ伝承
【CLASS】アーチャー
【マスター】間桐桜
【真名】エサウ
【性別】男
【身長・体重】195cm・92kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力A+ 耐久B+ 敏捷A+ 魔力A+ 幸運D+ 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:A+(D)
 『アダムの衣』による魔術耐性。
 魔術では神布を纏ったアーチャーに傷をつけられない。

単独行動:C
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクCならば、マスターを失ってから一日間現界可能。

【固有スキル】
魔力放出(水):A+(-)
 『アダムの衣』から放出される水性の神気と魔力。
 肉体を水の魔力によって強化・保護している。
 大気中の水分を操作することによって、乾燥による火災や、嵐を呼ぶことが可能。

怪力:A+(-)
 一時的に筋力を増幅させる。『アダムの衣』によって付与される特性の一つ。
 使用する事で筋力をワンランク向上させる。持続時間は“怪力”のランクによる。

千里眼:B
 視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。また、透視を可能とする。
 さらに高いランクでは、未来視さえ可能とする。

【宝具】
『神衣、地を制す(ゼブル・ヤム)』
ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:- 最大補足:1人
 アダムの衣。かつて主なる神が楽園追放の際にアダムとエヴァに与えた衣服。
 海の神獣レヴィアタンの皮から作られた逸品であり、世界の終わりまで破壊されないという性質を持つ。
 身につけた者に多くの特性を与え、怪力・魔力放出スキルのほか、動物使役や全ステータスの一時強化、
 また海の神獣の権能である天候・気象操作をも可能とする。
 アーチャーはこの衣服を非常に好んでおり、他者に触れられることを極端に嫌っている。

『神弓、天を冒す(スプト・ナハル)』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:1-99 最大補足:400人
 海神特権の権能代行。大嵐を喚起し周囲を暗黒に包み込み、目標へと矢を放つ。
 放たれた矢は照準として機能し、着弾した周辺へと無数の雷を降らせ、一帯を蒸発させる。
 雷神の王権を簒奪する竜神の神話、神々の権能争いを再現する宝具である。

【Weapon】
『ニムロドの弓』
 涜神王ニムロドから『アダムの衣』を奪う際にともに得た強弓。

【特記事項】
 イサクの息子エサウ。弟のヤコブとは双子であり、長子権の争奪で弟を激しく憎んだ。
 生まれながらに毛皮(セアル)の如き赤い肌をしていたため、エサウと名付けられた。
 有能な狩人であり父から愛されたが、空腹のあまり弟のレンズ豆の煮物を欲して長子権を譲ると
 口約束をしてしまう。母リベカはエサウよりもヤコブを愛していたため、盲目の父イサクの祝福を
 ヤコブに与えるべく、ヤコブに毛皮を着せてエサウのふりをさせて、長子権の祝福はヤコブのものとなった。
 怒り狂ったエサウはヤコブを殺そうとするが、ヤコブは20年間伯父の元へと逃亡する。
 やがて帰還したヤコブはエサウを恐れるが、年月はその怒りを鎮めており、兄弟は喜びの再開を果たす。
 エサウは伝承においてニムロド王を殺害してアダムの衣服を奪い取ったとされており、
 さらにその衣を兄を装うべくヤコブが盗むことで神の祝福をも同時に盗みとったと言われている。

ヤコブ恐怖のお兄ちゃん。伝説によっては和解後弟に殴りかかって返り討ちにあって死ぬ。
ニムロドに襲いかかって首をはねアダムの服を奪うという狩人もといBANZOKUっぷりを見せるが、
知能が足りないのかヘタな口約束をして弟に出し抜かれてしまう。
毛皮っぽい皮膚とのことで、恐らく生まれながらの野人で腕っ節は立つけどアホなのであろう。
個人的には真アーチャーはニムロドっぽいのだが、ライダーがどうやっても思い浮かばぬ…


959 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/22(金) 04:30:38 MLTe/1H.O
【元ネタ】アイドルマスターシンデレラガールズ&グランブルーファンタジー
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】川島瑞樹
【性別】女
【身長・体重】159cm・44kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷C 魔力B 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
陣地作成:B
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
氷に覆われた領域を作成可能。

道具作成:C
魔術的な道具を作成する技能。
氷の結晶で構成された道具を作成可能。

【保有スキル】
アイドル:B
キャスターのアイドルとしての技能が
そのままスキルとなったもの。
キャスターの歌とダンスは彼女自身が持つ女性の魅力を
存分に発揮しているため、それらの技能を使う際に有利な補正を得る。
また、同ランクの魅了としてのスキルも兼ね揃えており、
他者を強く惹きつける。

魔術:B
氷の魔術を得意とする。
相手を氷に包み込み凍結させたり、氷の結晶を発射したりなど自由自在。
この氷の魔術は火の属性を持つマスターやサーヴァントに使用すれば威力が倍増する反面、
土の属性を持つマスターやサーヴァントに対しては効果が半減する。

家業百般:B
良き妻として必要なあらゆる専門スキルをこなす。
料理・洗濯・裁縫・知恵・教育など、100種類以上に及ぶ家業スキルについて、
Cクラス以上の習熟度を発揮できる。

変化:EX
生前、キャスターのアイドル写真のコラージュがカルト的な流行が
巻き起こった逸話をスキルとしたもの。
キャスターはどんな物にでも姿を変えることができる。
ただし、顔だけは変化しない。

【宝具】
『恋に導く天使の微風(エンジェルブリーズ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:2〜20 最大捕捉:1
キャスターの生前に発表した楽曲が元になった宝具。
キャスターの持つ杖から氷の結晶が発生し、敵に目掛けて発射される。
この氷の結晶がヒットした相手はダメージを受け、追加の効果として
キャスターの虜となり、ターン中一切の行動ができなくなる「魅了」のバッドステータスを受ける。
このバッドステータスは6ターンまで継続する。

『未来に進む刻への反逆(アンチエイジング)』
ランク:B 種別:対人・対物宝具 レンジ:10 最大捕捉:6
生前キャスターは若さを保つための美容や健康法を日々実践していたという逸話の再現。
この宝具は人やサーヴァント、物品の両方に効果があり、
人の場合、パラメーターダウンなどの弱体化効果や傷ついた肉体の回復することが可能。
物の場合は、古くなった物が新品で買った時の状態に戻り、故障した箇所を直す上、
以前のものよりも丈夫にすることができる。

『時の反逆者の特級魔術(スペシャル・ミズキ・マジック)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:50 最大捕捉:20
キャスターの最大の奥義。杖を高く放り投げることにより、
氷の魔術を広範囲で発生させ、周囲の敵を氷漬けにする。
また、ヒットした相手が"暗闇"のバッドステータス状態になっていた場合、
さらに風属性の追加ダメージを与えることができる。
【Weapon】
《マジカル・ステッキ》
雪の結晶の装飾が施されている魔術用の杖。
本来は、映画撮影用のつくり物であったが、異世界に転移する際に
性質が変化。キャスターが魔力を込めることにより
氷の魔術が発生するようになった。

【解説】
モバゲー「アイドルマスターシンデレラガールズ」に登場するキャラクターの1人。
茶髪の特徴的な瞳の28歳。属性はクール。
前歴は地方局のアナウンサーであるが、自身を表現したいと想いが強く、アイドルに転身した。
見た目は落ち着いた大人の女性であるが、本人は「カワイイ」系を目指してるため
年齢の割りに無理してると見られがちなのがタマにキズ。
趣味は掃除・洗濯等の家事、そしてアンチエイジングね。わかるわ
また、同じモバゲーである「グランブルーファンタジー」とのコラボイベント、
「シンデレラファンタジー」の第3弾登場キャラの1人としても登場している。
ファンタジー映画撮影のため、双葉杏、前川みくと一緒に控え室にてノリノリな魔法少女マジカル☆ミズキな
コスチュームをを披露していたが、謎の光により異世界に飛ばされてしまう。
その世界で双葉杏の持つぬいぐるみに似た星晶獣に襲われるも、先に異世界へと転移していた諸星きらりと騎空士一行と合流し、難を逃れる。
そして、うさぎの星晶獣と戦いつつ、離れ離れになっていたみくと杏とも合流。
プロデューサーの元へ帰る手がかりを探すため騎空士の艇に乗り込むのであった。


960 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/22(金) 22:53:24 X.j5pQsY0
【元ネタ】『ハサミ男』
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】ハサミ男
【性別】男性
【身長・体重】168cm・50kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力E 耐久D 敏捷D 魔力E 幸運A+ 宝具C
【クラス別スキル】
気配遮断:D
 サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
 完全に気配を断てば発見する事は難しい。
 アサシンの隠密性はその特殊な情報末梢スキルとして表れており、
 現代の殺人犯に過ぎないアサシンの気配遮断スキルは申し訳程度のクラス補正でしかない。

【固有スキル】
情報抹消:EX
 毎ターンごとにあらゆる者の記憶からアサシンの能力・真名・外見特徴などの情報を抹消する。
 この効果は自身のマスターにまで及ぶ。

自殺願望:C
 自らの死を願う欲求。
 戦闘中、稀にわざと危機に陥ろうとするほか、放っておくと定期的に自殺を図る。
 その都度LUC判定を行い、失敗すると無条件で死亡する。

【宝具】
『広域連続殺人犯エ十二号(シザー・マン)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1人
相手の喉にハサミを突き立てることで、霊核に直接ダメージを与え死亡させる。
アサシンが相手の素性などの情報を知っていると、
ハサミの切っ先を相手の喉元に空間転移させ、離れた相手をも突き刺せるようになる。
相手の情報を多く集めれば集めるほど射程距離は伸び、真名を看破した相手ならかなりの遠距離から一方的に殺すことができる。
また相手が女性であることも射程を延ばす条件の一つになる。

【Weapon】
『ハサミ』
ステンレス製のごくありふれたハサミ。

【解説】
殊能将之の小説『ハサミ男』に登場する殺人犯にして主人公。
美少女ばかりを殺し、その喉にハサミを突き立てるという猟奇殺人を繰り返していた。
しかしある日次のターゲットを狙っていたところ、手口を真似た模倣犯によってターゲットを先に殺されてしまう。
その犯人と事の真実を確かめるべく、ハサミ男は調査を開始するが…?
――――――――――――
低いステータスに対人宝具しか持たず、サーヴァントとの戦闘を行うのは非常に厳しいが、
規格外の情報末梢スキルにより姿を視認しづらく、宝具の奇襲性もあるため油断ならない必殺力を持つ。

マスターにもその正体はわからないが、時折「医師」と名乗る60代くらいの白衣の男として姿を現すことがあり、
アサシンのマスターは、目下のところその男をサーヴァントとして使役することになる。しかし「医師」の姿で戦闘を行うことはできない。
どうやら「医師」はアサシンの本当の姿ではないらしい。


961 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/23(土) 01:30:40 wClstVF20
【元ネタ】ゆめにっき
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】窓付き
【性別】女
【身長・体重】不明
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷D 魔力D 幸運D- 宝具A+
【クラス別スキル】
狂化:C
 魔力と幸運を除いたパラメーターをランクアップさせるが、
 言語能力を失い、複雑な思考が出来なくなる。(適用済み)

【保有スキル】
気配遮断:C
 サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
 完全に気配を断てば発見する事は難しい。

精神汚染:C
 精神が錯乱している為、他の精神干渉系魔術を高確率でシャットアウトする。
 ただし同ランクの精神汚染がない人物とは意思疎通が成立しない。

仕切り直し:D
 戦闘から離脱する能力。

【宝具】
『☆ほうちょう☆』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1
バーサーカーの持つ「エフェクト」という名の宝具の一つ。
アサシンではなくバーサーカーとして喚ばれたためランクが下がっている。
真名解放時命中した相手の対魔力がE以下なら即死、Dなら精神異常:Eを与える


『☆しんごう☆』
ランク:C 種別:対域宝具 レンジ:1〜30 最大捕捉:50
バーサーカーの持つ「エフェクト」という名の宝具の一つ。
範囲内のST判定に失敗した相手を停止させる。
ただし魔力がこちら以上の相手にはこの宝具の命中率は低く、
発動中は攻撃行動をとれない。

『狂い惑う悪夢の記録(ナイトメア・ダイアリー)』
ランク:A+ 種別:対界宝具 レンジ:1〜30 最大捕捉:50
バーサーカーがバーサーカーとして喚ばれた所以たる固有結界。
自らが記した夢の世界を展開する。
この宝具は発動してしまえばバーサーカーを倒しても解除されず、
ここから脱出するためには「エフェクト」をすべて集めるか
原作での強制起床イベントを発生させるしかない。
ただし強制起床イベントを発生させた場合、対象に精神汚染:Bが付与される。

【解説】
言わずと知れたフリーゲーム「ゆめにっき」の主人公。
あの世界を見せるならキャスターよりこちらがふさわしいと思った。
全体的にステータスが低く、固有結界を除いた宝具も頼りない。
固有結界では頬を抓っても起きられないので鳥人間につかまるなどすると
☆めだまうで☆を取っていない限り脱出法が存在しない。


962 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/23(土) 12:33:08 jQXzzP360
単純に最強鯖にするより、ステータスは弱いけど設定練ってるのの方が面白いね


963 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/23(土) 13:02:52 hIbXB5cw0
本家よろしく「この逸話をこう解釈するのかw」みたいになってるの見ると楽しい


964 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/23(土) 14:25:13 6hWFTbJkO
【元ネタ】アイドルマスターシンデレラガールズ&グランブルーファンタジー
【CLASS】シールダー
【マスター】
【真名】諸星きらり
【性別】女
【身長・体重】182cm(宝具発動時:60m)・60kg(宝具発動時:2,640t)
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力A++ 耐久B++ 敏捷C 魔力A 幸運B 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

物理耐性:B・
防御体勢をとっている間、筋力による攻撃などの物理ダメージ数値を削減する。・
削減量はランクに応じて変動し、攻撃態勢に移ると物理耐性のランクは大きく落ちる。

【保有スキル】
アイドル:B
生前シールダーの持つアイドルとしての技能がそのままスキルとなったもの。
高身長なシールダーの見かけによらないかわいさ溢れる歌とダンスは、
見る者に不思議な魅力を感じさせ、それらの技能を使う際に有利な補正を得る。
また、同ランクの魅了としてのスキルも兼ね揃えており、他者を強く惹きつける。

怪力:B
一時的に筋力を増幅させる、魔物・魔獣が保有する能力。
使用する事で筋力をワンランク向上させる。持続時間は“怪力”のランクによる。
シールダーは、撮影のセットの破壊や担当プロデューサーを抱きしめて締め落とす、
同僚アイドルを軽々と持ち上げるなどの怪力の逸話を持っている。

星晶獣:A
生前、異世界においてシールダーは星晶の力を取り込み、星晶獣となっている。
星の民が兵器として使役した超生命体の一種、星晶獣の力の源である星晶石は、
それ自体が魔力炉であり、シールダーは自身の力で魔力を生成することができる。
ただし、この魔力を持ってしても後述の宝具の解放には自身の魔力でも
足りない膨大の魔力が必要となる。

魔力放出:C
自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞳から瞬間的に放出する事が可能。
シールダーはこれを「きらりんビーム☆」と呼んでいる。
この光線を放ち、京都にて大文字焼きを行ったという逸話が残されている。

【宝具】
『天覆う星晶の巨人(きらりんパワー☆)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1
異世界に転移する際にシールダーの身に宿った星晶の力を解放し、巨大化する宝具。
最大まで巨大化するとシールダーの身長が60m、体重は2640tになると同時に
筋力、耐久のパラメータ数値が3倍になる。
ただしシールダーが大きくなるにつれてこの姿の維持するための魔力量も増加するため、
巨大化すればするほど膨大な魔力消費を余儀なくされる。

『星晶巨人の驚天落下(きらりんドロップ☆)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:90 最大捕捉:999
『天覆う星晶の巨人』宝具発動時のみ解放できる宝具。
この宝具を解放した瞬間シールダーは上空に転移し、対象の敵がいる地点へと一直線に落下する。
そして、その地点を中心とした広範囲の地属性ダメージの衝撃を敵に与える。
その衝撃は巨大地震と紛うほどの壮絶な威力である。
また、この宝具には衝撃の余波による追加ダメージがあり、こちらは対象を選ぶことが出来ず
範囲内に存在する敵味方関係なく小ダメージを与える。

『星晶巨人の守護(みんなを守るにぃー☆)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:2〜90 最大捕捉:1〜99
シールダーの盾から発生する光による守護。
相手の攻撃によるダメージを6ターンまで大幅に軽減する障壁を発生させる。
巨大化することにより、有効範囲や防御性能がアップする。

『鞭要らずの飴(ハピハピキャンディ☆)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1
怠け癖のあったシールダーの同僚アイドルがこれを食べることにより、
瞬時に歌や踊りをするほどにやる気を出したという逸話のある飴を生成する宝具。
飴を食べることにより、HPやバッドステータスなどの状態異常が回復する。
サーヴァントが食べた場合は幸運以外のパラメーターが1ランクアップすることができる。
もちろんマスターにも飴を食べることにより、強化が可能。
シールダーのクラスで召喚されているため、特に耐久力が他のパラメータより強化される。
また、前述の逸話によりやる気のない者ほどパラメーター強化アップ値が高くなる。


965 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/23(土) 14:26:58 6hWFTbJkO
【Weapon】
《きらりんはんまー☆》
シールダーの持つ巨大な棍棒。
元々は撮影用の小道具で実際の武器ではなかったが、
異世界に転移する際に、性質が変化。本物の武器となる。
鋼鉄で出来ているが、シールダーはこれを軽々と振り回す。
シールダー自身の手で軽くデコってあるらしい。

《きらりんシールド☆》
シールダーの持つ巨大な盾。
盾の表部分には飴やドーナツなどの装飾が散りばめられている。
メイス同様撮影用の小道具であったが、異世界に転移する際に性質が変化。
強固な盾に生まれ変わった。

【解説】
モバゲー「アイドルマスターシンデレラガールズ」に登場するキャラクターの1人。
ゲーム内では全アイドル中最大の身長を持っており、なんと186.2cm。
かわいいモノが大好きであり、着ている服にも、その嗜好が表れている。
言動も「〜にい☆」「おなーしゃー!」「うきゃー!」「ハッピハピすゆー」など特徴的。
一見普通とは違う特異なキャラクターであるが、中身は17歳の女の子。
身長が高いことを気にしており、それが周りに迷惑になってないか気にしていたりもする。
また、同い年で身長がちっこいニートアイドル双葉杏とのコンビも有名。
仕事上でもプライベートでも大の仲良しである。
また、同じモバゲーである「グランブルーファンタジー」との
コラボイベントの登場キャラの1人としても登場している。
ファンタジー映画撮影のため、本田未央、城ヶ崎美嘉と一緒に
控え室で衣装を披露していた所、謎の光により異世界に飛ばされてしまう。
その直後に偶然発見した星晶石を拾った影響で、その石の力を取り込んでしまい巨大化。
(イラストでは進撃の巨人に登場する超大型巨人と同じくらいの大きさになっていた)
そこに現れた騎空士のパートナーの少女、ルリアの力によって星晶の力を
吸収してもらい、元のサイズに戻ることが出来た。


966 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/23(土) 14:40:46 6hWFTbJkO
【元ネタ】アイドルマスターシンデレラガールズ&グランブルーファンタジー
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】双葉杏
【性別】女
【身長・体重】139cm・30kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷C 魔力A 幸運A 宝具A
【クラス別スキル】
陣地作成:A---
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
本気を出せば後述の宝具により強力な陣地"ベルフェゴールの城"を作成可能だが、
キャスター本人がやる気がないため、大抵はひきこもりに最適な"部屋"しか作らない。

道具作成:-
諸星きらりや使い魔を召喚する宝具を得た代償に
道具作成のスキルは消失している。

【保有スキル】
アイドル:B
キャスターのアイドルとしての技能・才能がそのままスキルとなったもの。
まったくやる気のないキャスターだがアイドルの技能を披露する時は本気になるため、
歌と踊りの技術を使う際に、有利な判定を得ることができる。
また、同ランクの魅了としてのスキルも兼ね揃えており、他者を強く惹きつける。

自己保存:C
自身はまるで戦闘力がない代わりに、マスターが無事な限りは殆どの危機から逃れることができる。・
サーヴァントのくせに働く気はほとんどない。

高速思考:C
頭の回転が早い。
難解な学問を即座に回答したり、カジノでカウンティングを行ったり、
状況を冷静に分析したりなど抜け目のなさに関しては随一。

魔力回復:C+
キャスターは甘い物を食べることにより、魔力が回復することができる。
特に大好物の飴であれば、回復量は倍になる。

【宝具】
『頑張らない魔法』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:10 最大捕捉:6
自分から働かないキャスターの怠惰の信条が宝具となったもの。
キャスターとその周辺にいる味方に敵の攻撃を無効化する障壁を発生する宝具。
この障壁は8ターン経過するか、一定量のダメージを越えると自動で消滅する。

『飴くれ』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:2〜9 最大捕捉:1
生前キャスターは報酬に飴を貰わない限り、まったく動かなかったという逸話を再現した宝具。
敵が効果を得ているステータスアップ効果などの宝具による効果や魔術を奪い、その魔力を"飴"に変換できる。
その"飴"を食べることにより、その強化と同じ効果を得ることができる。

『きらり!任せたよ!』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:- 最大捕捉:1
キャスターの盟友である諸星きらりとの固い友情が宝具となった物。
諸星きらりを独立サーヴァントとして召喚することができる。
この宝具で召喚された諸星きらりは、
筋力A 耐久B 敏捷C 魔力C 幸運B 宝具Bのステータスと、
単独行動:E、怪力:B、アイドル:C、守護騎士:Aの固有スキル、
自身を巨大化する宝具『きらりんぱわー☆』と、巨大化した体全体を使っての
ヒップドロップ攻撃をする宝具『きらりんドロップ☆』の2つの宝具を有している。
キャスター本人は戦う気はほとんど無く、専らの戦闘はきらりに任せている。

『あんずのおしろ』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:90 最大捕捉:100人
異世界に飛ばされたキャスターが自身の所有するぬいぐるみにそっくりな
星晶獣よってお城の中でだらだら過ごしていたという逸話の再現。
陣地内に巨大な城を形成し、その城内と周辺にうさぎのぬいぐるみに似た
星晶獣"ベルフェゴール"を使い魔として召喚できる。
この使い魔は城に侵入しようとする者を自動的に攻撃する。
ただし、「魔力をいっぱい使うし、疲れる」という理由でキャスター本人は
この宝具を解放する機会はほとんどない。


967 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/23(土) 14:42:15 6hWFTbJkO
【Weapon】
『うさぎ』
キャスターがいつも持ち歩いてるうさぎのぬいぐるみ。
ずっと使い込んでいるのか汚れが目立ち、くたびれている。
正確にはこのぬいぐるみは武器ではなく、攻撃力も一切ないが、
キャスターを象徴するものとして、例外的に持ち込まれている。

【解説】
モバゲー「アイドルマスターシンデレラガールズ」に登場するキャラクターの1人。
17歳という年齢にも関わらず139cmと妖精サイズ。
自堕落な性格でいわゆるニート。アイドルになったのも印税を貰えるからという理由である。
何かとつけて休みたがるが、自身の持つ才能は非常に高く、大好物の飴玉を貰えば本気を出す。
休むためならそれにかかる労力は惜しまないし、他人の頑張ってる姿はバカにせず応援する性格のようだ。
また、「グランブルーファンタジー」とのコラボイベントである
「シンデレラファンタジー」第3弾の登場キャラの1人としても登場している。
ファンタジー映画撮影の本番が来るまで、控え室で惰眠をむさぼっていたが、
謎の光によってグランブルーファンタジーの世界に飛ばされてしまう。
その世界で自分の持つぬいぐるみに似た星晶獣"ベルフェゴール"の城の内部にあった部屋で
変わらずぐっすり眠っていたが、そこへ彼女を探しに来た騎空士一行に出会う。
みく、川島さん、きらりの3人に元の世界に戻るように説得されたが、面倒事を嫌う
彼女は城からの脱出を当初は拒否するも、異世界の出来事を本に書けば印税生活が
狙えると気づき、よこしまな考えを持ちながら騎空士の艇へと乗り込むことを決意したのだった。


968 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/23(土) 22:03:01 RaG.OlRo0
【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ムワタリ2世
【性別】男
【身長・体重】179cm・75kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷B 魔力C 幸運A 宝具EX
【クラス別スキル】
対魔力:-(C)
宝具の効果により失われている。

騎乗:A
幻獣・神獣ランクを除くすべての獣、乗り物を自在に操れる。

【保有スキル】
軍略:C
一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に多少有利な補正が与えられる。

道具作成(偽):B+
魔力を帯びた器具を作成できる。
ライダーは鉄器の作成に特化しており、また魔術などではなく優れた鍛造技術によるものである。


【宝具】
『王意の頸木(カデシュ・タブレット)』
ランク:B 種別:対国宝具 レンジ:- 最大捕捉:1国
記述が残る限り史上最古の停戦条約、それが刻まれた粘土板。極めて強力な原初の契約書。
粘土板には期間と陣営を刻み込む事が可能であり、刻み込まれた対象は期間中ライダー及びライダーの所属する陣営と一切の戦闘行為を行うことができなくなる。
これは所謂ギアスと呼ばれる魔術に類似した効力を発揮する宝具だが、原初の契約は神々の盟約に等しい拘束力を発揮するため、一度結んだ契約を解除することは困難。
対国宝具と銘打たれてはいるが、あくまで最大規模が国家レベルで発動するのであり、実際には陣営ごとに発動する。
この宝具に刻み込む陣営の名前は、その陣営の代表者であることを陣営内で認められている存在の名前でなくてはならない。
またこの宝具の契約時点でどちらかが契約に不満を持つ場合、契約による拘束は発動しない。


『鉄轍刻む重装戦騎(ハバルキ・シリス・テラ)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:2〜50 最大捕捉:200人
全体を鍛鉄で作り上げた重装戦車。馬には原初の鉄の鎧をまとわせており、真名開放などをしない宝具程度なら傷ひとつつかない。
原初の鉄を鍛える為の超高温炉心を動力炉として改造した原動機を搭載しており、現代でいうところの戦艦と同レベルの馬力を戦車に集中させる。
また、その装甲に比して軽量であり、それらの要素から地上を亜音速で駆ける程の優れた機動力を持つ。
この宝具の真の力は、鍛鉄の民たるライダーが新たにパーツを追加することによる戦車の強化が可能であるという点である。
例えば揚力を発生させる翼と推進力を後方に噴射する噴射器をつけることで飛行を可能とし、鉄の大槍を先端につけることで絶大な突破力を得られる。


『文明開放・神威逆撃(ヒッタイト)』
ランク:EX 種別:対神代宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
鉄器文明を以って地に国を成し、神の代弁者たる神王率いる古代エジプト軍にすら負けることのなかったヒッタイト民族そのもの。
神代を駆逐し、文明によって成立する人意の世界を投射する固有結界。文明の滅びを許容する星に刃を向け、人にとっての文明を守護する鉄の世界である。
その世界は鉄に覆われており、整然とした人の築く文明世界の外殻のみが広がっている。
この結界内では神代に由来するあらゆるスキル・宝具が封じられ、人が人のためにとって作り上げたものを使用することを強制される。
また、ヒッタイトの人々の頂点たる鉄の王であるライダーは、その肉体が神秘そのものを打ち消す強力な対神秘属性を持っている。
あくまで神秘を打ち消すだけであるため、剣の宝具で切られたら人が普通に切られる場合と同様のダメージを受ける。
しかしその性質上、魔術やそれに類似するスキルには絶対的な耐性を持つ。


969 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/23(土) 22:03:50 RaG.OlRo0

【Weapon】
『無銘・鉄剣』
原初の鉄剣。ヒッタイトは人類史上最初の鍛鉄による鉄器文明を築いた。
その技術を公開していない時代の大王であるライダーの持つ鉄剣は莫大な神秘を
持っているため、生半な宝具なら逆に破壊することすら不可能ではない。

【解説】
ヒッタイトの王ムワタリ2世。
カデシュの戦いで王の中の王、神王ラムセス2世(オジマンディアス)と戦い、引き分けに持ち込んだ。
その時に、これ以上の戦火による被害を恐れたムワタリⅡ世は明文化された世界初の停戦条約を作成し、エジプトと停戦した。
この時の条約文はエジプト用のヒエログリフ製のものと、ヒッタイト用の楔形文字の2つが作成され、それぞれの国で保管していた。
実はこの条約文、エジプト側は「ヒッタイトが停戦を申し込んだ」、ヒッタイト側は「エジプトが停戦を申し込んだ」と書いてある。
それどころか、エジプト側は「エジプトが勝っていた」、ヒッタイト側は「ヒッタイトが勝っていた」と記してある。負けず嫌いにしたって条約文くらい統一して欲しい。
尚、引き分けと言いつつヒッタイト側の領土は広がりエジプト側が得たものがないことを考えるとヒッタイトの勝利と言って言えないこともない。
ムワタリ2世は妻と不仲であり、子供がいないため庶子のムルシリ3世が引き継いでいる。
そしてその後、王位を奪ったムワタリ2世の弟であるハットゥシリ3世がエジプトとの間に改めて平和条約を結んだ。


蒼銀オジマンディアスがとんでもチート過ぎる人だったので、それと優位で引き分けたムワタリってどんなバケモノなんだよ……って思って作った。
ガーデンオブアヴァロンで星と人、抑止力の在り方の違いなどなどを見て、もしかしてこうだったんじゃね?みたいな超解釈の産物。


970 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/24(日) 19:05:37 Db/BGmAg0
【元ネタ】水滸伝
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】花栄
【性別】男性
【身長・体重】166cm・60kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷C 魔力D 幸運D 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

単独行動:B
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。

【保有スキル】
神箭手:A
 弓術の才能。弓矢による射撃に最適化された肉体。
 矢の飛距離、命中率、攻撃力が向上する。

千里眼:C
 視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。

凶運:-
 百八の魔星の生まれ変わりという宿業、天の三十六星のひとつ天英星の生まれ変わり。敵味方、
 マスターを問わず周囲にある者全てを自分の意志とは関係なく騒乱へと巻き込んでいく。

【宝具】
『必中飛雁(弓、雁を射る)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1〜10 最大捕捉:1人
 飛ぶ雁を射落とした逸話の具現。
 “中る”対象を宣言することで対象との間に射線が発生する。
 その直後に行う射撃において放たれた矢は必中の矢となり対象を必ず射抜く。
 なお、この宝具の効果はあくまで“必中”のみであり矢の威力はアーチャーの技術に依存する。

【Weapon】
『無銘・弓』

【解説】
花 栄は、中国の小説で四大奇書の一つである『水滸伝』の登場人物。
天英星の生まれ変わりで、序列は梁山泊第九位の好漢。渾名は小李広(しょうりこう)で、前漢の弓の名手李広に由来する。他に、銀槍手(ぎんそうしゅ)・神箭将軍(しんせんしょうぐん)とも呼ばれる。
代々武家の家柄で、梁山泊の二代目首領・宋江の一家とは先祖代々から親交があった。手足が長く細身、目は切れ長という美男子。妻は崔氏で、妹は秦明に嫁ぐ。息子は花逢春。
梁山泊きっての弓の名手であり、飛んでいる雁の頭を打ち抜く程である。この技を使い戦場では幾多の敵を倒し、援護射撃で仲間の危機を幾度も救っている。また弓以外にも槍の腕も優れており、四書五経にも精通し、計略も心得ている。
この万能さから梁山泊の戦闘員では唯一、無敗の戦績を誇る。
宋江とは昔からの親友の間柄である。不正を憎み、義に厚い好漢だが、武門の出ゆえか、自尊心が高く、宋江とともに秦明を仲間に引き入れる際には奸計を用いるなど、冷徹な側面も見られる。


971 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/24(日) 21:05:40 zIJATqBo0
【元ネタ】妖狐淫刀
【CLASS】セイバー
【真名】ミスズ
【性別】女
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B+ 耐久C 敏捷A 魔力C+ 幸運B 宝具E
【クラス別スキル】
対魔力:A
 A以下の魔術は無効化。事実上、現代の魔術で彼女を傷つけることは不可能。
 生前、常人ならば意識を支配される淫神の呪いに蝕まれてなお彼女は正気を保った。

騎乗:C
 騎乗の才能。 大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、野獣ランクの獣は乗りこなせない。
 元々騎乗の経験が無い為、クラススキルの恩恵を受けてもセイバーのクラスにあるまじき低さ。

【保有スキル】
魔力放出:A
 身体や武器に魔力を纏わせて強化して戦う技能。
 小柄なその身で巨躯のバーサーカーと打ち合う事すら可能とする。

妖術:C
 仙狐の里に伝わる技能。攻撃用の火炎術や身体強化の補助術、
 式神の召喚術がある。が、性格的に向いていないらしく、
 攻撃用の術式は苦手。

護法:B
 仙狐の里に伝わる技能。傷を癒す回復術の他、幻影を作る法がある。
 実体のある分身を作っての波状攻撃や分身を用いて逃げたりできる。

【宝具】
『神刀天比売(しんとうあまひめ)』
ランク:E+ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜30 最大捕捉:100
 淫神シキツホコトを討った神刀。
 真名を解放することで青い光を放ち、効果範囲一帯の淫気を祓い清める。
 性欲に支配された存在を正気に戻す他、性欲を力の源とする結界などを無力化する。
 それが淫気と交わりの深いものであれば、神の加護や呪いさえも退ける。

【Weapon】
『神刀天比売』
 妖刀朱比売(ようとうあけひめ)の真の姿。 淫神シキツホコトの呪いによって
 淫気を集める妖刀と化してなお、淫神を倒すため使い手を探し続けていた。
 ミスズに取り憑いている為、彼女が呼べば即座に手元に戻ってくる。
 
【解説】
ColorJellyの同人ゲーム「妖狐淫刀」の主人公。
一地方を守護する強力な妖狐「仙狐」の次代候補で、仙狐の弟子。
見た目は狐の耳と尾を持った少女で、優しく、賢く、礼儀正しい娘。

淫気に染まった妖刀「朱比売(あけひめ)」に取り憑かれ、淫気をその身で
強制的に集めさせられる事になってしまい、解決の手掛かりを求めて
旅に出る事になる。

上記のステータス、スキルはゲームクリア時点のもの。
最初は剣技も妖術も護法も未熟だが、朱比売の力により最終的にはいずれも極める。
妖術を使う妖狐なのでキャスターになりそうなものだが、本人の素質なのか妖術より
剣技の方が作中において圧倒的に強く、頼りになる。 よってセイバーになった。
実際、ステータスもセイバーそのもの。

宝具は事実上何の役にも立たないだろうと思われる(なのでE)。
しかし、多分エクストラのあの人には特効。


972 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/24(日) 21:08:29 FLKwXQeg0
【元ネタ】デジタルモンスター
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】サイバードラモン
【性別】男
【身長・体重】不明
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力A 耐久A 敏捷B 魔力C 幸運C 宝具A+
【クラス別スキル】
狂化:B
 全ステータスをワンランクアップさせるが理性の大半を奪われる。
 がサイバードラモンは明確な理性を保ち正常な思考能力を持っている。
 ただしその言語および思考回路は通常とはかなり異なっているため意思の疎通は難しい。

【固有スキル】
勇猛:B
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
 また、格闘ダメージを向上させる効果もある

戦闘続行:A
 往生際が悪い。
 瀕死の傷でも戦闘を可能にし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。
 
直感:C (B)
 戦闘時、つねに自身にとって最適な展開を”感じ取る”能力。
 強敵との戦闘時にはワンランクアップする。

【宝具】
『消去する爪撃波(イレイズクロー)』
ランク:A+ 種別:対人、対軍宝具 レンジ:10〜20 最大捕捉:100
 両腕からデータを破壊する超振動波を発する技。
 喰らった敵は周囲の空間ごとデータの一片も残さず消し去られてしまう。
 
『強者への渇望』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 宿敵を追い求め、強者を探し戦い続ける彼の本能。
 強敵との戦闘時、魔力と幸運を除いたステータスをワンランクアップさせる。
 ただし一度暴走するとマスターの指示でさえ全く聞かなくなり、
 気が済むまで暴れ続ける。
 
【Weapon】
爪&アームエッジ
 鋭い爪と腕に付いた刃

ステルス機能
 周囲の色と同化するステルス能力。
 Bランクの気配遮断スキルに相当する。

装甲
サイバードラモンが身に纏っている特殊なラバー装甲。
敵の攻撃に耐え、攻撃力を増幅させる能力を持つ。

【解説】
ワクチン種竜人系サイボーグ型の完全体デジモン。
ネットワーク上にウィルス種デジモンが発生すると、どこからともなく現れて
全て消滅させてしまう。しかし、『ウィルスバスターズ』には所属していない謎のデジモン。
性格は非常に狂暴かつ好戦的なであり、扱うのは非常に難しい。


973 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/26(火) 10:04:25 gbDfl3vw0
ここに投下せずwikiに直接登録されてるサーヴァントがいる?


974 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/26(火) 11:14:42 P.6hZIDY0
腐るほどいる。そしてただの一つの例外もなく見るに堪えないようなもの
基本的に無視で済ませてるけど、スキル登録まで踏み込んでくると削除するというのがこのスレの総意


975 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/26(火) 19:03:48 KcMwULQc0
あのコロッケとかフォンドボーとか変なのもそうか


976 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/26(火) 20:16:00 8lmDU3H20
【元ネタ】アーサー王伝説
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】プルツェラ・ガイア
【性別】女性
【身長・体重】155cm・48kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷D 魔力B 幸運B 宝具A
【クラス別スキル】
陣地作成:D
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 性格的に不向きらしく、ちょっとした工房を作る事さえ難しい。

道具作成:-
 指輪による魔獣生成能力を得た代償に、
 道具作成スキルは失われている。

【固有スキル】
妖精文字:B-
 妖精郷の魔術刻印・妖精文字の所持。
 大雑把な筆致が時に災いし、稀に幸いする。

百獣母胎:C
 ランダムに“誰も見た事の無い獣”を一体生み出す事のできる指輪の能力。
 多くの場合は魔獣ランクまでの合成獣が現れるが、
 余程の幸運ないし不運に見舞われたならその限りではない。

【宝具】
『聞こし召すくちなわ(セルペンテ・ガイア)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 ワーム型の竜種へと変貌する。
 真昼近くのガウェイン卿さえ傷を付けられなかったという大蛇は、
 炎の息吹で焙った宝具、スキルを概念的に“呑み込む”事で
 その機能を略奪する事ができる。

【解説】
 モルガンと愛人ヘミソンの間に生まれた娘。
 ガウェインの恋人として描かれる美女達の一人。
 名は『陽気な乙女』の意で、一種の渾名。

 ガウェインが「どちらがより良い獲物を狩って来るか」に首を賭けて騎士トリアーノと
 勝負をしていた時、森で巨大な蛇と出くわした。真昼近くまで戦っても傷一つつけられず、
 地面に倒され殺される寸前となったが、大蛇はとどめを刺しに来ず「女性に対する礼儀と
 愛情を持って自分に接しなさい、貴方が円卓の騎士ならば」と要求する。彼が頷くと
 大蛇は名を尋ね、ランスロットだと偽るガウェインに対し「以前彼に会った事があるが、
 貴方は彼より遥かに優れているから明らかに別人だ」と改めて正体を明かすよう要求した。
 そんな事は無いのだが、と今度は正直に答えると、大蛇は喜びの声と共に美女の姿となる。
 彼女はモルガンの娘で、男性から娘を遠ざけようとする母の呪いで大蛇の姿へと変えられ、
 恋する相手から女性としての礼節と愛情を受けるまで元に戻る事ができなかったのである。

 喜ぶも、賭けの事を思い出して青くなるガウェインに、乙女は一つの指輪を差し出す。
 彼がこれに祈ると、世にも奇怪な、当然賭けにも軽く勝てる怪物が“獲物”として現れた。
 そして乙女は再び蛇の姿になり、決して自分の事を明かさないよう、と残し去って行った。

 が、後にガウェインは迫って来るグィネヴィアを拒否する為に彼女の事を喋る羽目になり、
 彼は恋人から絶縁され、指輪の力も失われた。乙女を連れて来て自分の恋人と証明するか
 さもなくば死刑にされるという所まで王妃はガウェインを追い詰め、プルツェラ・ガイアは
 ぎりぎりの所で妖精の集団を連れて現れ彼を救い上げる。彼女は母が自分を監禁しようと
 していると訴え、実際にモルガンは彼女を腰まで水に浸かる水牢へと捕らえてしまった。
 ガウェインはモルガンの城を攻略して彼女を救出すると、モルガンを地下牢に放り込んだ。
 そして二人はキャメロットへ戻り幸福に過ごした。


977 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/26(火) 20:17:17 8lmDU3H20
【元ネタ】陽だまりの樹
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】無銘(伊武谷万二郎)
【性別】男性
【身長・体重】166cm・63kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷D 魔力E 幸運E 宝具D
【クラス別スキル】
対魔力:E
 魔術に対する守り。無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。

単独行動:C
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクCならば、マスターを失っても一日間現界可能。

【固有スキル】
保守:A
 急に過ぎる変化から体制を守護した英雄や、
 旧体制に殉じた者に与えられる特殊スキル。
 革新者や征服者、簒奪者との戦いにおいて有利な補正が与えられる。
 アーチャーは時代に名を刻む大功を残さなかった一人物に過ぎないが、
 殉じた者達の代表となる無銘の英霊として召喚された事でこのランクで得ている。

カリスマ:E
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、一部隊の長としては破格の人望である。

直感:D
 戦闘時、自身にとって最悪の展開を“感じ取る”能力。
 避ける方法まで思いつく訳ではないが、クソ度胸が道を拓く事もあろう。

【宝具】
『覚悟の戦旗(みたびしをけっしてしこうしてしせず)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 アーチャーが生涯愛謡した回天詩史の一節を書いた旗。
 致命傷となり得る攻撃を受ける際、
 命中/回避およびダメージ判定において
 三度まで振り直しをする/させる事ができる。

『陸軍先駆(ながさわむらほへいぐみ)』
ランク:D 種別:対軍宝具 レンジ:1〜20 最大捕捉:50人
 スペンサー銃一丁とゲベール銃数十丁を周囲に展開、一斉射撃を行う。
 かつて射手であった者達は独立サーヴァントとして成立するだけの霊格を持ち得ず、
 銃を掲げ引き金を引く動作を見せる人影にその面影を映すのみである。

【Weapon】
『無銘・大小』
 何の変哲も無い刀と脇差。手入れは行き届いている。

【解説】
 手塚治虫『陽だまりの樹』の主要人物。
 父親譲りの頑固さ、馬鹿正直さ、要領の悪さを持つ筋金入りの世渡り下手。
 治虫の先祖である手塚良仙と悪友にして親友となる。

 安政の大地震にて暴徒となりかけた千を数える人々を纏め上げて海岸へと非難させ、
 その評判から幕府陸軍歩兵隊の指揮官候補として大老・阿部正弘の抜擢を受ける。
 また「異国人と会っても切らぬ」と迂闊に口にした事から米国外交官の護衛とされ、
 総領事タウンゼント・ハリスの通詞ヒュースケンに信頼され深い親交を結んだ。
 阿部の死から始まる政変や安政の大獄に巻き込まれ、また女性を巡る出来事から
 ヒュースケンと絶交し直後に彼が暗殺されてしまうなどトラブルにも事欠かなかったが、
 心酔する藤田東湖の言う「安寧を貪るうちに倒れかかっている陽だまりの樹」すなわち
 幕府の再建を夢見て邁進していた。時代の激変の中、西郷、坂本、山岡鉄舟らによる
 薩長側への誘いや良仙の説得も虚しく、上野寛永寺にて彰義隊に加わり新政府軍と対決。
 同行した歩兵組が壊滅し一時は戦死とも思われたがその後も転戦し、以降の行方は不明。


978 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/26(火) 20:19:26 8lmDU3H20
【元ネタ】史実(中国・五代十国)
【CLASS】嗚呼、茶
【マスター】
【真名】馬殷
【性別】男性
【身長・体重】176cm・74kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷C 魔力D 幸運A 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:E
 魔術に対する守り。
 無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。

単独行動:C
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクCならば、マスターを失ってから一日間現界可能。

【固有スキル】
芸術審美:C-
 茶葉、茶への執着心。
 茶における逸話を持つ宝具を目にした場合、高い確率で真名を看破する事ができる。
 飽く迄も茶であって茶器への執着ではないため、役に立つ可能性は殆ど無い。

人間観察:D+
 人々を観察し、理解する技術。視認した相手のステータス情報を把握する。
 Dランクであればサーヴァントに対するマスターの能力と同等のものを有する。
 彼の場合、加えて相手の茶を淹れる能力や茶栽培の腕を見抜く事が可能。

啓示:E
 目標の達成に不都合な展開を“感じ取る”能力。
 罪なき者が殺された時、彼には天候が急変するのが見えたという。

地形適応:E
 特殊な地形に対する適応力。
 不安定な足場におけるペナルティを軽減する。

【宝具】
『甘露喫する至高の天(きっさてん)』
ランク:C 種別:固有結界 レンジ:10〜30 最大捕捉:100人
 最高に美味い茶を馬殷に飲ませた者が勝者となる、茶王の楽園。
 発動と維持に必要なコストは茶葉一斤。

【Weapon】
『無銘・矛』

【解説】
 五代十国時代の楚を建国した初代王。字は覇図。楚の茶王。
 黄巣の乱において秦宗権率いる賊軍に身を投じて武功をたて、
 相次いで主将が亡くなるうちに自ら全軍の指揮官となった。
 楚国を興し、乱世において比較的平穏に国内を治めていた彼は
 茶の生産と交易を推進して莫大な利益をもたらし、
 内政にも尽力して人民に慕われた。七十九歳で死去。

 木工時代に依頼人の一人が振る舞ってくれた茶の味にとりつかれ、
 高価な茶を毎日たっぷりと飲む事のできる身代を求めたとされる。
 戦略に悩む主将に熱弁を振るって南方に道を求めさせたが、それも茶の大産地を求めたが為。
 貿易用の高価な葉は勿論、安い葉も大量に作らせ、庶民も茶を口にし易くなったという。


979 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/26(火) 20:45:12 P.6hZIDY0
しょうもねえw
でも大好きこういうの
三国志の冒頭でも茶は超高級品て言われてたしな


980 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/26(火) 21:07:16 a7dI7YSY0
英国紳士淑女な鯖やインド・スリランカ辺りの鯖なんかと、殺し合いじゃなくて茶の良し悪しで勝負してそう


981 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/26(火) 22:36:51 vb1TkzT60
「緑茶とかクソ」
「茶葉発酵させるとかナイワー」


982 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/27(水) 16:52:00 4CU6qnoc0
【元ネタ】世界史・偉人
【CLASS】キャスター
【マスター】衛宮切嗣
【真名】アルベルト・アインシュタイン
【性別】男性
【身長・体重】175cm・60kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力C 幸運E 宝具EX
【クラス別スキル】陣地作成B 道具作成B+++
【保有スキル】

 高速思考:EX
 物事の筋道を順序立てて追う思考の速度。

 錬金術:A++
 人間が神の領域に到達することを目指す科学の源流。
 科学技術をそのまま魔術へと流用し、スキルランクと同等の魔術を使用できる。

 固有時制御:A
 アインシュタインの特殊相対性理論の集大成。
 自らの体内の時間を操作可能。

【宝具】

『歪な世界(ワールド・オブ・クリーピィ)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:10〜1000 最大捕捉:1000
アインシュタインの心象風景を具現化させた宝具。固有結界の一種であり、
結界内では既存の物理法則も魔術法則も通用しない。

『核(ニューク)』
ランク:A++ 種別:対城宝具 レンジ:100〜10000 最大捕捉:400000
アインシュタインの理論の副産物。反則級ではあるが、本人・マスターを危険に晒すため、
容易には使用できない。

『 ( )』
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:∞ 最大捕捉:∞
根源の渦そのもの。アインシュタインが求めた究極体。虚無。

【解説】
相対性理論を提唱したドイツの科学者。ユダヤ人であったためナチスドイツから迫害され、
アメリカに亡命。以後アメリカに協力し、原子爆弾への理論使用を許可したが、
本人も予想外なことに日本に投下され本人は反核を訴えながら亡くなった。
1879年3月14日〜1955年4月18日(満76歳没)


983 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/27(水) 18:21:24 4CU6qnoc0
【元ネタ】とある魔術の禁書目録
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】一方通行(** ***)
【性別】? (恐らく男)
【身長・体重】168cm・?kg
【属性】混沌・悪(前期)→混沌・善(後期)→混沌・狂(狂化後)
【ステータス】筋力E+++ 耐久E+++ 敏捷E+++ 魔力E+ 幸運C+ 宝具EX
【クラス別スキル】
狂化:E-
 幸運と魔力を除いたパラメーターをランクアップさせるが、
 言語能力を失い、複雑な思考ができなくなる。

【固有スキル】
高速思考:A
 物事の筋道を順序立てて追う思考の速度。
 卓越した思考能力により、策略や戦術などにおいて大きな効果を発揮する。
 混乱・幻惑といった精神干渉を軽減する効果もある。
 ただし、現在はクラス能力により狂化している為、能力を発揮できない。

戦闘続行:C
 粘り強い。瀕死の傷でも戦闘を可能とし、死に難い。

専科百般:A
 多方面に発揮される天性の才能。
 学問、機器の作成、クラッキング、銃器の扱い、戦闘技術、幼女のお守りなど
 様々な専業スキルについて、Cクラス以上の習熟度を発揮できる。

無窮の演算:A
 ひとつの時代で無双を誇るまでに到達した演算能力。
 学園都市最強の超能力者であるがゆえに学園都市最高の人間離れした頭脳を有し、スーパーコンピューター並みの高度な演算さえ可能。
 残された知性を総動員することによって、狂化しながらもあらゆる演算の結果導き出すことが出来る。

【宝具】
『一方通行(アクセラレータ)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:1〜2 最大捕捉:1人
 学園都市の超能力開発により一方通行に発現したこの世のあらゆる「ベクトル」を操る超能力。
 量・熱量・光量・電気量など、体表面に触れたあらゆるベクトルを演算することによって任意に操作でき、このためほぼ全ての物理攻撃は一方通行に対して意味を成さない。
 普段は重力や酸素といった生活に必要最低限な無害な力を除く全てを反射させる「反射膜」を自身の周りに形成している。
 ただし、「魔術」などのバーサーカーが認識していない「未知のベクトル」の場合は防御こそされるものの完全には操作できず、
 逸らす程度に留まり、威力が高すぎる場合にはバーサーカーの「反射膜」を貫通してダメージを与える場合がある。
 また、周囲の「ベクトル」を操るという能力の副次的なものとして、放射線や低周波音など通常の人間では気付かない物も感知・観測できる。

『堕天使の黒翼(ルシファーズブラックバード)』
ランク:A++ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜30 最大捕捉:200人
 バーサーカーが自身が認識しているもの以外の「不可思議な法則」を彼の演算の値に入力することで発現する宝具。
 マナなどの本来ベクトルが存在しない「不可解な力」に無理矢理ベクトルを当てはめ、強制的に一方通行の支配下に置き、
 それらを含めた周囲に存在するあらゆるベクトルを物理的な力として2対の黒翼を一方通行の背後に顕現させる。
 この黒翼は自身の意思で100M異常に膨張させたり、100を超える数に分裂させて絨毯爆撃を行うことなどが可能である。

【Weapon】
『学園都市製・拳銃』
『補助杖』

【解説】
とある魔術の禁書目録の第二主人公。


984 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/27(水) 18:55:28 jpT7U2OY0
尋ねたいんだけど、砂とか砂嵐に関連した英雄っている?


985 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/27(水) 19:02:44 Z7lkoqw60
既出だがフード


986 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/27(水) 20:03:01 Ox6cPOZk0
バビル2世


987 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/27(水) 20:04:49 6bkDXWTY0
アッラーの剣とかカンビュセス2世とか


988 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/27(水) 20:21:38 qSrjJB4Q0
もうじきこのスレも終わるなあ
立てていい?次スレ


989 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/27(水) 20:27:42 jpT7U2OY0
たってないしいいんじゃない?


990 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/28(木) 00:03:41 ogYJB1S20
【元ネタ】魔法少女まどか☆マギカ
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】暁美 ほむら
【性別】女
【身長・体重】158cm・?kg(設定画像からの推定身長)
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷C 魔力A 幸運E 宝具A++

【クラス別スキル】
 二重召喚B
  二つのクラス別スキルを保有することができる、極めて希少なスキル。
  アーチャーは「弓兵」に加え「魔術師」の特性を併せ持つ。

 対魔力A
  Aランク以下の魔術を完全に無効化する。事実上、現代の魔術師では、魔術で傷をつけることは出来ない。
 
 単独行動A
  マスター不在・魔力供給なしでも長時間現界していられる能力。
  マスターを失っても一週間現界可能。

 陣地作成E
  「魔術師」のクラス特性。魔術師として自らに有利な陣地な陣地「工房」を作成可能。
 
 道具作成E
  魔力を帯びた器具を作成可能。

【固有スキル】
 二重召喚B
 二つのクラス別スキルを保有することができる、極めて希少なスキル。
 アーチャーは「弓兵」に加え「魔術師」の特性を併せ持つ。

 
 魔術C+
 このランクは、基礎的な魔術を一通り修得していることを表す。

 心眼(真)
 繰り返した時間の中で培った洞察力。
 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す戦闘論理。

【宝具】
 『君の銀の庭(ホムリリィ)』
  ランク:B 種別:結界宝具 レンジ:1〜999 最大捕捉:1000
   生前アーチャーが生きていた街をそのまま再現した固有結界とは似て非なる結界宝具。
   発動と同時に彼女のいる土地にいるすべての人々をこの宝具の中へと引き込む。
   結界から出るためには、結界内の宝具『くるみ割りの魔女』を倒さなければならない。
   この宝具は彼女が願望が果たされぬまま息絶えたとき、あるいは耐えがたい絶望を覚えたときにのみ本人の意思と関係なく発動される。
  
  『くるみ割りの魔女(ホムリリィ)』
   ランク:A++ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜999 最大捕捉:1000
    彼女のもう一つの宝具『君の銀の庭』発動後結界内で発動する宝具。
    暁美ほむらという英霊を魂から改竄し、「反英霊の怪物」として再構成する。
    結界の中に現れた「反英霊の怪物」は街の中心にある断頭台へとひたすらに進んでいく。
    そして、断頭台で処刑された時、結界の中にいるすべてのモノを結界とともに消し去る。
    断頭台へ進む「反英霊の怪物」にはサーヴァント並みの力を持った数多の護衛がついている。
      
  『時への叛逆(タイムリープ)』
   ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1〜5 最大捕捉:10
    『魔術師』としての彼女の宝具。
    時間停止の能力を持った盾形の砂時計。
    二重召喚を持っているとはいえ、『弓兵』での召喚されたために本来可能な時間逆行は不可能となっている。
    
【Weapon】
 無銘:弓
 
【解説】
 魔法少女まどか☆マギカ叛逆の物語の主人公


991 : sage :2015/05/28(木) 00:37:29 yXbpOaDU0
【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】スネフェル
【性別】男性
【身長・体重】168cm・57kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷D 魔力A 幸運A 宝具A++
【クラス別スキル】
陣地作成:A
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 ”工房”を上回る”神殿”を形成する事が可能。

道具作成:-
 宝具による変身能力を得た代償に、道具作成スキルは失われている。

【保有スキル】
黄金律:B
 身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
 大富豪でもやっていける金ピカぶりだが、散財のし過ぎには注意が必要。

神々の加護:B
 ラーやホルス、イシスといったエジプトの神々からの恩寵。
 危機的な局面において優先的に幸運を呼び寄せる。

軍略:B
 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
 自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。

神性:E
 神霊適性を持つかどうか。
 彼の時代の王とは、地上と神の世界とを繋ぐ仲介者でしかない。
 しかし宝具『畏怖すべき獅身王』の影響で、僅かながら神性を保有している。

【宝具】
『王者の金字塔(ペル・アア・メル)』
ランク:A++ 種別:対人宝具 レンジ:1〜60 最大捕捉:-
 ダハシュールの「赤いピラミッド」を始めとした、キャスターが生前に建設したピラミッド全てを
 広大な砂漠に聳える超大型ピラミッドに再建造して展開する固有結界。
 この結界が象徴するのは、自身の王権の絶対性。
 外征や内政でそれを確固たるものにしたキャスターの信念が集約された世界であり、
 結界内は敵対者にステータスの低下、宝具、スキルの使用制限を課す陽光が降り注ぐ。
 しかしその信念ゆえに、王の資質が高い者や神霊と関わりの深い者には効果が薄い。
 ピラミッドには陽光を魔力に還元、貯蔵する機能があり、結界自体が結界を維持するための魔力を補っている。
 ピラミッド内部にも貯蔵された魔力が漏れ出ているので、陽光によるペナルティ効果が存在する。
 また魔力を陽光に再変換し、光と熱量を収束させレーザーのように放出可能。
 内部は迷宮化され、ミイラ兵や呪いが最奥へと続く道に立ちはだかっている。

『畏怖すべき獅身王(アブホル・スネフェル)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 キャスターが王権の象徴として着用している頭巾(ネメス)。
 真名開放により天空神の地上での化身、荒ぶる炎と風を顕現する幻想種へと変身する。
 本来キャスターの宝具ではない。戦や政治に長け厳格な王と、父性と権力を象徴するスフィンクスとを
 同一視する人々の願いが具象化し、宝具として昇華された。
 人型の獅身獣に変身。物理法則を無視した速度で移動し、空中を疾走して全方位からの攻撃を行う。
 両手を魔力で赤熱化させる他、王の力を体現する咆哮は灼熱の火炎を吐き出し、竜巻を発生させる。
 生命力も異常で、四肢を切断されても断面を合わせるだけで即座に回復してしまう。
 変身は最大15ターンまで、その間幸運を除く全ステータスが強化される。
 戦闘続行や飛翔、魔力放出(炎)のスキルを得るが、元々のスキルや宝具は一時的に封印される。

【Weapon】


【解説】
 スネフェルは古代エジプト、古王国時代のファラオであり、エジプト第4王朝の創始者である。
 黄金時代を築けるだけの優れた手腕と賢さ、公正さを持った支配者であった。
 その治世は深く伝わっていないが、貿易と戦争によってエジプトを成長させていたようだ。
 ダハシュールにある「屈折ピラミッド」と、「赤いピラミッド」が彼の建造物として有名。
 これらは三大ピラミッドに数えられていないが、建造したものの総数は息子のクフ王を上回り、
 ピラミッド建設に使った石の総体積は全てのファラオの中でも最大である。
 彼の時代を堺にピラミッドの建設が一気に広まったことから、彼の功績がエジプト史の分岐点とも言える。

【コメント】
 スフィンクスの顔はカフラー王であるといわれているが、不確かである。顔のモデルはスネフェル説を見つけ、こじつけた。
 ところでクトゥルフ神話の神霊ニャルラトホテプの神官に、暗黒のファラオ「ネフレン=カ」がいる。
 第三王朝最後のファラオとされた彼は、国内でニャルラトホテプ信仰を奨めていた。これを止めたのが女神イシスの加護を受けたスネフェル。
 邪神の加護を受けていた強力な魔術師に対抗できるのだから、スフィンクス化してもおかしくない(確信)。


992 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/28(木) 21:13:38 qSUJlTlM0
前日に立てると言った者だが無理だった
誰か頼む


993 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/28(木) 21:44:05 Yj7k7Jd20
WIKIの変なあれ、消せよ


994 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/29(金) 04:17:32 8aIeQh06O
【元ネタ】アイドルマスターシンデレラガールズ&グランブルーファンタジー
【CLASS】ファイター
【マスター】
【真名】前川みく
【性別】女
【身長・体重】152cm・45kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷B 魔力C 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
肉迫:B
戦闘する相手との距離が半径2メートル以内の場合、
筋力、耐久、敏捷が1ランクアップする。
また、敵のステータスのランクがこちらより上でも、
近接戦闘に限り、有利な補正を得ることができる。

戦闘続行:B
不屈の闘志。
瀕死の傷を負っても戦闘を行うことができる。

【保有スキル】
アイドル:B
アイドルとしての技能がそのままスキルとなったもの。
歌とダンスなどの技能を使う際に有利な補正を得る。
また、同ランクの魅了としてのスキルも兼ね揃えており、他者を強く惹きつける。

動物会話:D
猫の言葉を理解し、会話することが可能。
生前、子供時代に猫の気持ちが分かり、
その気持ちを忘れないために猫好きになったという逸話がある。
そのため、スキルとして獲得している。

透化:C
自分を一切曲げない強い意志。
精神面への干渉を無効化する精神防御。

連撃:B
一度のチャンスにおいて複数回、攻撃を行える技能。
敏捷判定に成功することで、一度の攻撃につき最大2回まで追加の攻撃判定を得ることが出来る。

【宝具】
『額貼りつく猫又の肉球(にくきゅうぺったん)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:2〜9 最大捕捉:1
ファイターの繰り出すネコパンチで風属性の魔力ダメージを与える宝具。
さらに、追加効果として猫の肉球の形をした魔力の塊が相手に貼り付くことにより、
相手の視界を遮る"暗闇"のバッドステータスを付与する。
このバッドステータスは6ターンまで続く。

『魅惑なる傾城の舞踊(ねこねこダンス)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:10 最大捕捉:6
猫を模した情熱的なポーズで味方を鼓舞することにより、
範囲内の味方に"連撃:C"のスキルを付与することができる。
この効果は3ターンまで有効。

『猟ある猫は爪を研ぐ(アタック・シャル・ウィー?)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1
自身の筋力を5ターンまで1ランクアップさせることができる宝具。
連続して発動することができ、最大4回まで発動可能。

『猫も杓子も引き裂く爪(にゃんにゃんにゃん)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:2〜9 最大捕捉:4
ファイターの最大奥義が宝具となったもの。
相手に接近し、猫の手型グローブの爪で暴風の如き速さで
引っ掻き回し、大きなダメージを与える。
敵が魅了のバッドステータスにかかっていた場合、追加効果として
水属性の魔力ダメージを与えることができる。

【Weapon】
《猫の手型グローブ》
ファイターの手に装着している猫の手を模した籠手。
ファイターは主にこの籠手によるねこパンチが主な戦法。
また、指先に猫の爪代わりの刃がついており、
この刃による引っ掻き攻撃も強力。

【解説】
モバゲー「アイドルマスターシンデレラガールズ」に登場するキャラクターの1人。
大阪府出身。属性はキュートの猫耳が特徴の猫好きアイドル。ただし、魚は苦手。
猫っぽく語尾に「〜にゃあ」をつけたりと猫キャラをアピールしているが、
それはいろんな仕事をこなし、トップアイドルになるための真摯な姿勢が故である。
生真面目な性格で、普段はメガネをかけて猫キャラは封印する。オンオフは切り替えるタイプ。
また、同じモバゲーである「グランブルーファンタジー」とのコラボイベント、
「シンデレラファンタジー」の第3弾登場キャラの1人としても登場している。
ファンタジー映画撮影のため、川島瑞樹、双葉杏と一緒に控え室で
出番を待っていたが、突如発生した謎の光により異世界に飛ばされてしまう。
元来真面目な彼女はこれも撮影の一環として、ドッキリ企画を疑っていた。
しかし、騎空士一行や川島さん達と合流し、次第にドッキリではなく、
この世界が現実だということを理解するようになった。
星晶獣のいる城に潜んでいた杏とも合流し、元の世界のお仕事の穴を開けないためにも
みくは元の世界に帰る手がかりを探すため、騎空士一行の艇に乗り込むのであった。


995 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/29(金) 06:43:28 68nUmg6Y0
次スレ
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/995/1432849288/


996 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/29(金) 09:35:05 rZ.MHvr60



997 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/30(土) 11:49:29 nXkEoEYg0
おつです


998 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/30(土) 12:43:57 6KvsmteE0
埋め


999 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/30(土) 19:49:39 .s9e.WkE0
>>995乙埋


【元ネタ】アーサー王伝説、ウェールズ伝承
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】ケレディル
【性別】男性
【身長・体重】210cm・131kg
【属性】中立・狂
【ステータス】筋力B+ 耐久B+ 敏捷C+ 魔力E+ 幸運E+ 宝具C
【クラス別スキル】
狂化:A
 宝具を除く全てのパラメータに+を付加するが、理性の大半を奪われる。

【固有スキル】
自己改造:C
 自身の肉体に、まったく別の肉体を付属・融合させる適性。
 このランクが上がればあがる程、正純の英雄から遠ざかっていく。
 心臓破壊時の霊核への影響を、父親の心臓により一度だけ無効化できる。

動物使役:E
 恐怖によって動物を操る力。
 統率力こそ上がるものの、動物の士気は極度に減少する。

使い魔:C-
 宝具である鋏を用いた厭魅厭勝術。
 生物を象って切り描いた形を、己の意思に従う疑似生物として行使できる。
 ……狂化した身で上手く描けたなら、の話である。

【宝具】
『断裁剪刀(シスウルン・キヴルッフ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1〜2 最大捕捉:1人
 魔の猪トゥルッフ・トゥルウィスから奪い取った大鋏。
 二度に渡ってこの鋏より有効打を受けた個体は、
 二つの切り口に“鋏まれた”箇所に発生する空間断層によりその身を切断される。
 二つ目の傷を受ける以前に先の傷を完治させておく事により回避できる。
 対象が巨大である程に、その切断には大量の魔力が必要となる。

【Weapon】
『引き紐』
 アルスルのもとから逃げた最強の戦士にして巨人、
 騎馬武者ディシスの髭から作られた猟犬の引き紐。
 繋いだ相手に対する騎乗ないし動物使役スキルの効力を増強する。

【解説】
 ヌウィソンの息子なる野生児ケレディル、もしくは
 銀の眉のヘトゥンの息子なる野生児キネディル、或いは
 籟病やみのヘトゥンの息子なる野生児キネディル。
 同名〜類名の別人なんだか同一人物なんだかわかりゃしないのだが、
 ウェールズ語原文からのマビノギオン邦訳者は全て同一人物としている。

 巨人の長イスパザデンが言うには、
 ディシス・ヴァルヴァウクの髭から作った紐で
 二頭の猟犬を繋ぎ止める事ができるこの世で唯一の男にして、
 山に棲む獣のうちで最も気性荒い動物よりも九倍も猛々しい男。
 グライダウルの息子グウィシルに従ってニッズの息子グウィンと戦うも捕虜となり、
 グウィンの手で父ヌウィソンの心臓を食べさせられた事で正気を失ったとされる。
 人の王から神罰で凶悪な大猪へと変えられたトゥルッフ・トゥルウィス、
 アルスルに仕える戦士達を大勢殺した彼がハヴレン川で一時水中に追い詰められた時、
 その耳の間から女神の子マボンが剃刀を、野生児ケレディルが大鋏を奪い取った。

 コャスコを見ていて鋏持ちを捻り出したくなっただけという。


1000 : 僕はね、名無しさんなんだ :2015/05/30(土) 19:52:13 .s9e.WkE0
【元ネタ】ルナル・サーガ
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】アンディ・クルツ
【性別】男性
【身長・体重】175cm・65kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷C 魔力D 幸運E 宝具A+
【クラス別スキル】
陣地作成:C
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 小規模な“祠”の形成が可能。

道具作成:E-
 魔術的な道具を作成する技能。
 彼自身が魔化系呪文を習得していないため、キャスターのクラスにあるまじき低さを誇る。

【固有スキル】
魔術:D-
 オーソドックスな魔術を習得。
 主に光/闇系および肉体操作系呪文を習得しているが、閃光と増速以外の術は習熟が不十分。
 余分な準備時間を必要とする上に二割程度の確率で発動に失敗する。

感覚消失:D
 味覚と嗅覚が無い。
 基本的にマイナススキルだが、毒でない悪臭や不味いだけの料理には耐性となる。

気絶:D
 残存HPが二割を切った時点で毎ターン気絶判定を行わなくてはならない。

【宝具】
『法は硬く、刃を以ても破れざる』
ランク:A+ 種別:対人(自身)宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 ガヤン神から借り受けた力を使用する。
 無尽蔵の魔力と、神域の高速神言スキルが使用可能となる。
 ただし一ターンごとに最大HPが削減され、
 その回復には月単位の療養を要する。

【Weapon】
『ハードブレイカー』
 最高品質の長剣型ソードブレイカーに強化を施したもの。
 防御判定に大差で成功すると宝具でない武器を折る事ができる。

【解説】
 小説ルナル・サーガの主人公、および
 TRPGリプレイ版ルナル・サーガ第一・三部のプレイヤーキャラクターの一人。
 法と契約の神ガヤンを信仰している。小説第一部は最近復刊。

 神々の住まう月へ達するための鍵となる力を父親から引き継いでおり
 青い月の主神ガヤンから力を借り受けて、受肉した悪魔『黄金の姫』を討った。
 その後は官僚制度の腐敗していた故郷トリース森王国の改革に尽力している。
 戦闘で気絶判定に失敗する事が多く、次世代の物語にゲスト登場した時も気絶した人。


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