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提督たちの憂鬱 設定スレ その34

977攻龍 ◆N7DVv.HogQ:2017/06/03(土) 22:31:10
4.
乙型海防艦 (攻龍 私案③)
基準排水量:800t
全長:70m 全幅:9m
煙突:直立型1本
主機:ディーゼル推進 (ディーゼル機関×2基) 1軸推進
機関出力:ディーゼル機関 1500馬力×2基
最大速力:17.5ノット
航続距離:14ノットで6,500浬

武装
・76mm単装高角砲 3基【前1基、後ろ1基】
・20mm単装機関砲 8基
・対潜爆雷砲(ヘッジホッグ)1基【艦橋前1基・旋回式】
・爆雷 90発(片舷投射機 6基および投下軌条 1条)

<解説>
・概要
WW1、WW2初期での欧州派遣の経験から、とにかく船団に張り付いて直接護衛をするフネが大量に必要だったので、性能低下には目を瞑って用意された。
・船体
量産性最優先のため、直線構造や軟鋼を多用したブロック工法を用いた。
それでも船体の大半は2重構造となるなどダメコン対策は施された上、復元性・安定性と凌波性優先の長船首楼船体とされた。
水測兵器の精度向上と復元性優先のため速度発揮には不利な形状となり、護衛艦としては最低限の速度しか持てなかった。
・機関
(高品質軽油でないと使えない)燃料問題と、潜水艦探知の際の静音性に不利といわれたディーゼルだったが航続距離の面では有利だった。
とにかく数が優先されたため、適切な機関がないため甲1型の主機を半数搭載し構造の簡易なディーゼル推進方式を採用する事となった。
・武装
船団に張り付き直衛を行うことと、船体が小型なことから76mm単装高角砲を3基搭載した。
40mm機関砲は積まれなかったが、FCSは簡易型だが優秀なモノが用意され、決して強力ではないが無視もできない物となった。
対潜装備は爆雷装備がやや減らされた程度で、基本的にかなり強力である。
・総括
護衛駆逐艦や欧州派遣型海防艦に比べると量産性は大きく向上したものの、小型船体からくる不利はやはり大きかった。
特に速力面ではかなり不利であり、高速の優等船団には追従するのが精一杯であったといわれた。
ただ、対潜部隊が心置きなく任務に専念できる等の船団直衛艦としての価値は大きく、その存在は地味であったが必要不可欠なものであった。
戦後は簡易構造・弱装備故に早期に退役し、海外に譲渡や解体、一部は海上保安庁に移籍されるなどしてその姿は早期に消えていった。

大体は以前の投稿品の修正版です。




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