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中・長編SS投稿スレ その2

578earth:2011/06/12(日) 19:34:37
「あとは軍艦も少しずつ統一しよう。取りあえず、比較的使い勝手と量産が効くヤマトシリーズの艦を改造した
 艦を中核として艦隊を編成しよう。使い勝手がよくない艦は……心苦しいが廃却だな」

 苦い顔でコレクションを棄てる決断をする。勿論、内心では第8世界の問題が解決するまでの我慢と自分に
言い聞かせていたが(笑)。 

「手持ちの艦隊を25個艦隊に再編。うち5個艦隊(長門艦隊含む)を第8世界方面に振り当てて、残りの艦隊を
 第6世界の防衛に当てよう。防衛を主眼とすれば、20個艦隊あれば十分に戦線は維持できる」

 これに加えて耕平はAIによる参謀本部の本格的な立ち上げを決める。 

「AI、アンドロイドを効率的に運用していけば、二正面作戦になっても耐えられるはずだ」

 耕平は矢継ぎ早に、自軍の再編と効率化を進める。 
 それは第6世界有数のプレイヤーであり、生産力では7世界でも上位に入るプレイヤーが本格的な戦争を
始めることに他ならなかった。

「そういえば、これまで自分の軍の名前って決めてなかったな……マブラヴ人類や時空管理局と本格的に接触した時に 
 備えて名前を考えておかないと」

 そういって暫く考えると、耕平は昔読んだ某SF小説の軍隊の名前を思い出した。

「『黒旗軍』にしよう。ある意味、この軍は既存の秩序を破壊する存在になるだろうし」

 かくして第6世界各地におかれた黒旗軍の基地や工廠が俄かに動き出す。
 耕平が支配下におく資源地帯では急ピッチで資源採掘が進められ、次々に資源が各地の工廠に運び込まれていく。
さらに生産力にものを言わせて兵器が次々に吐き出されていく。
 そして参謀本部ではAIたちが、効率の良い戦力配置、戦争計画の策定に当たる。
 マブラヴ人類が束になっても足元にも及ばない勢力が本格的に動き出そうとしていた。




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