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中・長編SS投稿スレ その2
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戦闘を事実上丸投げされた朝倉は嘆息する。
「面倒なこと丸投げとはね……」
「今言っても仕方ない。我々は我々の仕事をするだけ」
「はいはい」
両名を先頭とした突入部隊は、時折現れるBETAの群れを次々に殲滅していった。先ほどまでの砲爆撃、そして地上戦で
消耗しつくしたBETAに、突入部隊を食い止めるだけの力は残されていなかった。
Zガンダムなどの可変型MSが先行してBETAを攻撃。続けて重火力のMSの面制圧、そしてビームライフルの弾幕射撃に
よってBETAは次々に屍に変えられていく。多少抵抗しても今度は長門と朝倉が制圧する。
「何とも貧弱な抵抗。こんなので私たちを止められると思っているのかしら」
「光線級が存在しない以上、彼らに選択肢は無い」
「判っているわ。でも初陣にしては物足りなくない?」
そういった直後、朝倉は無数の光の矢を放ち、出てきたBETAの群れを1匹残らず消滅させた。
「もっと色々と使ってみたいのに」
「重頭脳級との戦いに備えて温存しておくべき」
「でもこの程度だと、期待できそうに無いわね。まぁ次の機会を待つとしましょうか」
くすっと笑う朝倉。その笑みは第三者がみれば十分綺麗だと思えるものだったが、キョンが見れば戦慄すること間違いない。
しかしそんなことは知る由も無い両名は障害を容易く排除し、マーズゼロ最深部にたどり着く。
「さて、それじゃあ対面といきましょうか」
2人を先頭にした突入部隊はマーズゼロの最深部に鎮座する重頭脳級を視界に捉える。
「何とも趣味が悪いわね。少なくとも女性が見ていて気分が良いものではないわ」
「それは否定しない」
「でもやらないわけにはいかないのよね。ま、さっさと済ませましょうか」
余裕を崩さない2人。
この2人めがけて触手が向かう直前、朝倉は瞬間移動で重頭脳級のすぐ傍に移動する。
「atisuodiettayuod?!」
勿論、この朝倉に攻撃しようとする重頭脳級。だがその直後、すべての触手が切り落とされる。
さらに重頭脳級が展開していたラザフォード場がズタズタに切り裂かれ消滅する。
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