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オリロワA雑談スレ
130
:
名無しの囚人
:2025/08/27(水) 22:17:19 ID:StKXkFGw0
111.Der Freischütz(前編〜後編)
ブラックペンタゴン乱戦の総決算、前半の山場でめちゃくちゃ面白かった。
機械室前のタッグマッチ、銀鈴戦、魔神銀鈴戦と濃い戦いが続いた後、
過去作でばらまかれた布石を回収しつつ、満を持して我喰い本体登場。常に盛り上がりのギアが上がりつづけている。
話も常識も通じないヤバいやつ、タチアナもといギャルが完全復活!
征十郎とギャルの戦闘、筆が乗ってるのが伝わってくる。
キングVS漢女なんかもだけど、ノリノリで書きましたね? というのが見える景気のいい戦闘描写は読んでいて楽しい。
左に避けろ! で左から攻撃するのめちゃくちゃ笑ったし、征十郎がギャルを全然信用してないので結果エネリットだけ巻き込まれるのもひどすぎて笑う。
タチアナと征十郎は味方であり敵である、いったいどんな戦い方するんだろうと思っていたけど、期待を三段階くらいぶち抜いた面白タッグで好きが重なっていく。
エネリットとエルビスの盤石のタッグをめちゃくちゃにするこのタッグが大好き。第二の青春が実に楽しそうで何よりです。
エルビスは相変わらず強くて、征十郎に、ドスを効かせて『ちゃんと立てよ』と迫るところ、ぶるっと震えるくらいの迫力がある。
彼は山折タッグに翻弄される様子もなく、連戦続きでも動けるので、やはり頭一つ抜けた強さが見える。
そんな彼であっても魔神銀鈴に鎧袖一触されるのは絶望する。
同時に、それでも立って戦い続けるチャンピオンを応援したくなるんですよね。
最後まで強さと一途さで魅せ続けてくれたキャラで、お疲れさまでしたと言いたい。
エネリットは常に冷静な立ち回りをするキャラだったので、その彼が山折タッグに翻弄されまくってドン引きするのが面白すぎる。
そして面白いだけじゃなく、ヘロヘロ具体を見切って勝てる戦いを挑んでいたという種明かしに株が上がった。
彼、裏で図面をこねくり回してそうなのに、ちゃんと身体張って前線に出ていくのがいいですよね。
魔神銀鈴相手にもビビらずに立ち向かって行く彼の好感度が上がりますね。
全員の超力をまとって銀鈴に立ち向かい、勝利のピースを掴み取る彼は今回の戦闘のMVPだと思う。
銀鈴の国、カクレヤマの里と、本条の初期キャラたちの掘り下げと同時にサリヤの軌跡を辿っていく構成。
幇会の島流し要素とか、杏と日月との関係とか、これまでのリレー要素を拾いあげた上で、サリヤに集約させる話の作り方に舌を巻く。
存在しない者と扱われたが故に家族を強く求めた清彦、彼のファミリーと「生涯をかけて、幸せな家庭を築く」という誓いの根底が掘り下げられる。
こちらも初期の怪異じみた存在から印象が変わり、余韻が残る退場を果たしたいいキャラクターに仕上がっていると思う。
『間違いから生まれた存在は間違いしか生まない』という持論のサリヤと、
『間違いから生まれても変わることができる』という人間エンダに感銘を受けた土地神。
自分の出自を嫌悪する二人の対称的な結論が眩しい。
サリヤと自分は家族だと言えなかったメリリン、彼女は土地神にとってのエンダの立ち位置になれなかったのかもしれない。
ローマン、やはりめちゃくちゃ頼れる男。
粗暴な言動でありながら、銀鈴の思惑や状態を常に分析し続け、未知に食らいついていく彼は安心感がある。
そうかと思えば若者らしく好いた女にアピールを重ねていて、その青さと頼りがいに好感度が上がっていく。
あと銀鈴はどんなに追い詰められても外見の余裕さを失わないので、戦況を分かりやすく教えてくれる彼の存在はありがたい。
銀鈴の規格外さに劣勢になっていったところで、アウトロー三人そろい踏みはめちゃくちゃテンション上がりましたね。
ずっとメアリーを止めようと動いていたジェーンとメリリンに、
ジョニーがルメスとドミニカの奮闘を伝える。
ヘルメスは伝達の神なので、ジョニーがルメスの役割を継ぐのだなと暗に示されているのが好き。
メリリンたちの動きは報われなかったけれど、ここがなあなあで流されなかったことで、一つの区切りに収束したのがよいですね。
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