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*〜 東京B少年 bl小説 〜*
1
:
あかり
:2018/11/10(土) 11:24:58
東京B少年のBL小説書いていきたいと思います!
※荒らしなどはやめてください。
感想コメント待ってます!
2
:
あかり
:2018/11/10(土) 11:28:17
うきなす
(多分長編。)
那須くん>攻め
浮所>受け
他コンビもあります!
読んでいただけたら光栄です☆
3
:
あかり
:2018/11/10(土) 11:42:20
*登場人物紹介*
浮所飛貴
高校3年生。
2年間那須に片想いしつづけている。
妄想しがち。
那須雄登
高校3年生。
容姿端麗、成績優秀な生徒会長。
男女問わずモテる。
佐藤龍我
高校3年生。
副会長。可愛い。
那須のことが好き…?
岩崎大昇
浮所と同じクラス。
浮所のことが好き。
藤井直樹
高校3年生。
浮所と友達。
金指一世
謎多き男子。
那須とつながりがある?
私の妄想でできた小説です笑
4
:
あかり
:2018/11/10(土) 16:05:53
春。
今日から高校3年生!
大「浮所と二年間同じクラスだな〜」
飛「うん!」
友達の大昇とは2年生の時に
初めていっしょのクラスになって、
その時仲良くなったんだけど、
今年もクラスが同じ。
『聞いて聞いて!
私那須くんと同じクラス〜!』
ドキッ…
…あの子那須くんと同じクラスなんだ…
いいなぁ…
那須くんはうちの学校の生徒会長。
俺の好きな人でもある…
5
:
名無しさん
:2018/11/10(土) 16:14:07
容姿端麗で成績優秀。
ばかでなにもできない俺とは正反対。
「はあ…」
1年生の頃からずっと片想いしてるけど…
一度も喋ったことがない。
まあ俺には到底近づけない相手だし。
喋れなくて当然だよね、
「浮所、早くしないと始業式始まるぞー」
「あ、うん!」
〜
6
:
あかり
:2018/11/10(土) 16:23:07
「全校生徒の皆さん、
おはようございます。
生徒会長の那須雄登です。」
始業式の時とか那須くん見れるから
ラッキーだなぁ。って思う。
「はあ、ねむ」
「那須くんかっこいい…」
「え?なんか言った?」
「あ、や、なんでも!」
こんなこと言えない、
那須くん好きとか…
同じ男だし。
でもほんとかっこいいなあ…
7
:
あかり
:2018/11/12(月) 20:15:34
ポッキーの日。
#うきなす
「なーす!
ポッキーゲームしよ!」
「え…
俺と浮所で?」
「当たり前じゃん!
今みんな撮影行ってるし!
ねっ」
「…」
8
:
あかり
:2018/11/12(月) 20:26:42
「そっち早くくわえて?」
「…」
仕方なく端をくわえた。
浮所がちょっとずつ噛んでいく…
ペース早いっつーの…
いつのまにか浮所の顔が
目の前にあった。
9
:
あかり
:2018/11/12(月) 20:47:09
「、!」
ポッキーを噛み砕いた。
「なんでやめちゃうの〜
せっかくいいとこだったのに」
「いいとこでもなんでもないし…」
「もう1回やろ!」
「もういい、」
「あと1回だけ!!
お願いっ」
…可愛いから断れない…
(龍我ほどは可愛くないけど)
もう1回だけやることにした。
またどんどん噛んでいく浮所…
「はやい…」
くわえながら言った。
「那須照れすぎ〜」
「…」
そう言ってくる浮所になんだか
腹が立った。
10
:
あかり
:2018/11/12(月) 20:53:58
「ふふ、
那須かわいい〜
んっ!?」
最後まで噛んでいって、
そのまま浮所の口に舌をいれた。
「ふぁっ…///
な、すっ//」
「那須じゃない…
雄登って呼んで、」
「ゆ、ゆうと、…////」
舌を絡めた。
甘い甘いチョコの味がした。
11
:
あかり
:2018/11/12(月) 21:44:38
直「…今入んない方がいいよね、」
大「だろうね」
龍「ポッキーの日は
ポッキーゲームとかじゃなく
普通にポッキー食べたい」
一「僕も普通に食べたいかな」
「あ、っ///
ゆうと、だめぇ///」
「もう今更我慢できないから」
(4人)「ポッキーゲームじゃないこと
やり始めたぞ」
めでたしめでたし♪
12
:
あかり
:2018/11/12(月) 22:14:20
1日遅れちゃったけど、ポッキーゲームの話が書きたくて、書きました!
うきなすが1番好きなコンビです!
他のコンビも練習?してるんですが、
うまく書ける自信はないです…
(まぁうきなすも自信ないですが笑)
ファンなりたてっていうのもあります…
うまく書けるよう努力します!
もちろん他コンビも書いていく予定です☆
うきなす多めだと思うけど笑
13
:
あかり
:2018/11/12(月) 23:25:20
#うきなす
(ちょっとなすりゅ?)
ある日…
「…」
「あ、なす!」
「なす〜泣」
「…」
「あ!那須やっと来た〜!
龍我泣き止まなくてさ!」
「…はい?」
「ふぇ〜ん
なす〜」
「…」
大昇に抱っこして、
って言われたから抱っこした。
ちびっこ龍我を。
「…ちょっとついてけないんだけど」
「え?そんなの俺もだよ!
朝来たら既に
浮所と龍我がちびっこになってたの!」
14
:
あかり
:2018/11/12(月) 23:29:14
「ひだかもなすがいい」
「俺で我慢してよ〜」
「う、なす」
「やっと龍我泣き止んだ〜」
…やっぱり龍我はちびっこに
なってもかわいい…
そして大昇じゃなく、
俺になついてるのが
更にかわいい。
「なす…」
「ん?どうした?
龍我」
「もっとだっこ」
かわいい(´∀`デレデレ
15
:
あかり
:2018/11/12(月) 23:39:11
「ひだかもなすがいい!」
「じゃあ交代するか!」
龍我を大昇が抱っこした。
「やったぁ、
なす〜」
ぎゅうぅぅってしてくる浮所。
そんなに俺が良かったのかな?
めっちゃご機嫌な浮所。
「ねぇ、なす〜
たかいたかいして?」
「え〜まぁいいけど〜
たかいたかーい」
「きゃー♪」
「りゅうがもなすがいい…」
「龍我はさっき那須だったから
今は浮所に代わってあげて?」
「や!」
「でも浮所も那須がいいから…
順番で…」
「なすがいい…
うっ…ふぇぇ…」
「(◎□◎)ヤバイ ナイチャウ」
16
:
名無しさん
:2018/11/12(月) 23:44:33
「龍我!?
大丈夫か!?
大昇になんかされたのか!?」
「いや、しねぇよ」
「なすぅ…」
「ごめんね、浮所」
「う」
浮所をおろして、
龍我を抱っこした。
「よしよし、」
「なすぅ…」
良かった、泣き止んでる…
「ん…」
泣きつかれて寝ちゃった…
「あっちで寝かせてくるよ、」
「ありがと、大昇」
「…なす」
「浮所…?」
17
:
あかり
:2018/11/13(火) 16:49:07
「さっきからりゅうがばっかり!
ずるいっ!」
「え…」
「おれのがなすすきだもん!
ちゅーして!」
「ちゅー!?」
「ちゅー!」
「…」
「はやく!ちゅ・う!」
「わかったよ…」
今はちっちゃい子と
いっしょなんだから大丈夫だよな…?
「ちゅっ…」
「あれ?」
「え」
「戻ったー!」
「まさかちゅーで!?」
「うん!愛の力♪」
「はあ!?//」
end*
18
:
あかり
:2018/11/13(火) 16:52:10
なんかよくわかんない感じになっちゃいました…笑
ちびっこ系は書くの好きです!
19
:
あかり
:2018/11/13(火) 23:32:57
忘れたくても忘れられなくて。
#うきなす
(なすりゅもちょっと入ってる)
『キャー!那須くーん!』
よくうちの学校の女子達は騒いでた。
2組の那須雄登のことで。
イケメンだの、
頭いいだの、
よくわかんないけど色々。
整った顔だな、とは
思うけど、なんとも思わなかった。
(まぁ男の俺が
思ってもきもいだけだけどね…)
20
:
あかり
:2018/11/13(火) 23:36:02
「おもっ…」
担任に頼まれた。
クラス全員分のノート
職員室まで持ってこいって…
なんで俺がやらないといけないの…
「おもい…」
『やっべ!逃げろー!』
『待てよ!笑』
「え、わっ…」
走ってきた男子に
軽くぶつかられた。
それで足がよろけて…
「…痛…」
転んじゃって、
ノート全部落とした…
「大丈夫?」
21
:
あかり
:2018/11/14(水) 22:22:10
「え…あ…」
那須雄登…
「手伝うよ、」
落としたノートを全部拾ってくれた
那須くん。
「あ、ありがとう…」
ノートを受け取ろうとしたら、
「持ってくよ。」
「え…でも…」
「いいから。
どこまで持ってけばいい?」
「職員室…」
「わかった、」
俺も那須くんについていった。
22
:
あかり
:2018/11/16(金) 18:14:55
「ありがとう…」
「全然。
じゃあ…」
「あ、」
なんでか分かんないけど、
行ってほしくなくて。
「ま、まって、!」
「え…」
「お、お礼!
したいです…」
「いいよ、そんなの」
「俺がしたいの!!」
「…
じゃあ放課後校門前来て、」
23
:
あかり
:2018/11/16(金) 18:18:30
那須くんに言われたから
放課後校門前に行った。
「お待たせ
行こ、」
「え…行くってどこに…?」
「お礼。
してくれるんでしょ?」
とりあえず那須くんについていった。
「…」
アクセサリーがいっぱいある
お店に来た。
「ちょっと選んでほしくて。」
「え…
なにを…?」
「プレゼント」
24
:
あかり
:2018/11/16(金) 18:34:34
「プレゼントって…
誰への…?」
「…」
もしかして…
彼女…?
「…彼女…?」
「…まぁそんなとこ」
片想いとかってことなのかな?
「俺こういうのよく分かんないからさ。
選んでほしくて」
…俺もよくわかんないんだけど…
こういうのはふつー
女の子に聞くもんじゃないの…?
俺でいいのかな…
25
:
あかり
:2018/11/19(月) 23:42:37
「女子の友達とかもいないしさ。
この際男子でもいいから
選んでほしくて」
「わかった…
俺も女の子に
あげたことないからわかんないけど…」
「それでもいいよ、」
そう言って微笑んでくる
那須くんに胸が鳴った。
26
:
あかり
:2018/11/20(火) 23:51:24
「こんなのどうかな、」
「んー…
それはなんかイメージと違う気が…」
「これは?」
「それも…」
「これ!」
「ちがう…」
「もぉ!
じゃあ彼女さんって
どんな感じなの?」
「んー…
…かわいい、かな…」
なぜか
胸がズキンと鳴った。
27
:
あかり
:2018/11/20(火) 23:55:29
「…じゃあこれは?」
「さっきよりいいかも、」
「じゃあこれ!」
「…いいかも!」
「ほんとっ?」
「うん!
これにする!」
那須くんは
俺の選んだネックレスを
嬉しそうに見てレジに行った。
「…いいの?」
「え?」
「彼女さん絶対那須くんが
自分で選んだものの方が
良かったと思うよ。
赤の他人が選んだものなんて
嬉しくないだろうし」
「…でも俺はいいなって思ったから」
28
:
あかり
:2018/11/20(火) 23:59:34
「君が選んだもの。
だからいいんじゃない?」
またドキンって胸が鳴った。
「そういえばまだ
名前聞いてなかったね、」
「浮所飛貴です…」
「那須雄登。
あと…
浮所くんは
さっき“赤の他人”って
言ったけど…
もう友達だよ」
「え…」
またドキドキなる。
でも…
“友達”、か…
なんて思ってる自分が
心のどこかにいた。
29
:
あかり
:2018/11/23(金) 18:47:22
あの日から
那須くんと俺は“友達”で…
学校でたまたま会った時、
那須くんは
俺に手を振ってくれる。
だから俺も振り返す。
なんか付き合ってるみたい…?
いやいや、
那須くんには彼女がいるんだから。
なんてことを何度も思った。
30
:
あかり
:2018/11/23(金) 19:16:38
「教室空いてるかな〜…」
放課後、
忘れ物しちゃって、
学校まで取りに来た。
もう下校時間とっくに
過ぎてるし…
空いてないかも…
「ほんとに?」
「うん、
龍我のために買ったんだ」
「ありがとう、」
2組から声がした。
那須くんのクラス…
こっそり覗いた。
31
:
あかり
:2018/11/23(金) 19:23:32
え…
那須くん…?
「これつけてもいい?」
「いいよ、
俺がつけてあげる」
あのネックレス…
俺が選んだの…!
那須くんが男の子の
後ろにまわって、
首にネックレスをつけてあげてた。
「ありがとう、
雄登…
大好き」
「俺も龍我のこと
愛してる、」
那須くんがその子にキスをしたー…
32
:
あかり
:2018/11/24(土) 00:14:40
胸がズキ、
ってして、
逃げずにはいられなかった。
あの子が彼女なんだ…
…お似合いだな…
可愛くて…
それに…
那須くんのこと、
“雄登”って
呼んでたー…
俺にはなにもない。
でもあの子は…
なにもかももってる。
那須くんもあの子の物…
33
:
あかり
:2018/11/24(土) 00:17:48
「あ!
浮所くん!」
「那須くん…」
「彼女、
喜んでくれたよ!
ありがとう、浮所くん!」
…嬉しそう…
「全然…」
「あ、チャイムなった、
じゃあまたね!」
…あの日から那須くんに
会っても嬉しくなかった。
ただ…
胸が痛むだけだった。
34
:
あかり
:2018/11/24(土) 00:22:04
「はぁ…」
部活中。
なんだか体がだるい。
那須くんと彼女さんのことばかり考えちゃう。
キスしてたの…とか…
しんどい…
『浮所!
聞いてんのか!』
「えっ!?」
『人の話ちゃんと聞け!』
「す、すみませ…」
あ、やば…
視界が…
『浮所!?』
そのまま倒れそうになった。
その時ー
誰かに抱きしめられた。
35
:
あかり
:2018/11/24(土) 00:25:59
「保健室まで運びます、」
『あ、うん…』
保健室に着いて、
ベッドにおろされた。
「那須くん、
何で…」
「何でって、
たまたま浮所くんのこと
見かけて、
そしたら倒れそうに
なってるから。」
「…」
やめて、
優しくしないで。
王子様みたいに助けないで。
「体調悪いの?
寝てていいよ。
側にいるから」
「…いで、」
「え?」
「優しく…しないで…っ」
涙が溢れた。
36
:
あかり
:2018/11/24(土) 00:30:10
「もう俺に関わらないで…
好きじゃないのに優しくしたりしないで…
好きな子だけに優しくしといて…
もうこれ以上那須くんのこと…
好きにさせないで…!」
分かってた、
ちょっと前から。
那須くんのこと好きなんて。
これ以上みじめになりたくないよ、
叶わないのに好きでいたくない。
「…泣かないで、」
那須くんはそっと
指で俺の涙を拭った。
37
:
あかり
:2018/11/24(土) 00:35:06
「優しくしないでって…」
「俺がこうしたいの、」
「…!?」
那須くんに抱きしめられた。
「いやっ!
やめてっ…」
「こっちこそ嫌。」
「離して…!」
「そんなの嫌だよ、」
「どうして…」
「浮所くんが…
可愛いから」
嘘つかないで、
彼女の方が可愛いのに。
「浮所くん…」
「…那須、くん…」
もうよくわかんなくて、
どうでもよくて、
なにもかも。
ただ引き寄せられるみたいに
お互い唇を重ねた。
38
:
あかり
:2018/11/24(土) 00:41:32
あの日、
那須くんと那須くんの
彼女さんがキスしてたみたいに。
でもあんな綺麗なのじゃなくて、
「んんっ…
ふぅっ…」
那須くんが舌を入れてきた。
「んっ…んんぅ…」
舌をひっこめても
那須くんの舌はそんなの
お構い無しで、
強引に絡めてきた。
「ハァッ…」
唇が離れた。
「浮所くん…
敏感なんだね…」
「…彼女さんとも
こういうことしてるの…?」
「しないよ、
龍我とは。
こんなの初めて…
誰ともしたことない、」
彼女さんのこと名前でよびすてで、
彼女さんも那須くんのこと
名前でよびすてで。
けど、そんなの別にどうでも良かった。
那須くんはあの子の物でも、
那須くんの初めては俺のものだから。
39
:
あかり
:2018/11/24(土) 00:47:46
…終わらせるかどうか迷ったのですが…続き書いてみたんですが、微妙で…
とりあえず(?)終わりです!
とりあえずっていうか、endです!
裏シーンはあえて書きませんでした。
あとはご想像におまかせします(笑)
うきなすしか書けません…
でも次は初のうきかなです!
初めて書くコンビなので緊張する…
40
:
あかり
:2018/11/24(土) 09:53:57
ごめんなさい、39のところに次書くのうきかなって書いちゃってますが、
なすかなの間違いでした!すみません。
41
:
あかり
:2018/11/24(土) 10:01:38
#なすかな
『お兄ちゃん。』
「だめ、っ…」
「静かに。
聞こえちゃうよ?」
「っ…」
必死に声を殺す。
でも奥を突かれて、
出さずにはいられなくなる。
俺は今なにをしてるかというと…
お兄ちゃんと、
イケナイことをしてるー…
42
:
あかり
:2018/11/24(土) 10:06:13
でもそんなの毎日してる。
1番最初にシた時は、
俺が部屋で勉強してて…
そしたらお兄ちゃんが帰ってきて、
いきなり部屋に入ってきて
ベッドに無理矢理押し倒されて…
ヤらされた。
けど、お兄ちゃんは
本当のお兄ちゃんじゃないから。
俺のお母さんがお父さんと離婚して、
で、お母さんはお兄ちゃんの
お父さんと出会って…
結婚して、
そのお父さんの子供がお兄ちゃん、
那須くんだった。
43
:
あかり
:2018/11/24(土) 10:10:02
「お兄ちゃん、
彼女とかつくったら…?」
そしたらシなくて済むし…
いつも声殺してヤらないといけないから辛い…
「何で?俺には一世がいるからいいよ。」
「でも…」
「シたくないんでしょ。
でも嫌だよ、
一世可愛いから。やめられない。」
「…」
44
:
あかり
:2018/11/24(土) 10:32:26
今日は家に親戚が来てる。
お兄ちゃんは塾でまだ帰ってきてない…
まぁさすがに今日はシないよね、
「ただいまー」
帰ってきた…
いつも家族が家にいてもシてくるけど…
今日は…親戚いるし…
ないよね…?
誰かに腕を引っ張られた。
45
:
名無しさん
:2018/11/25(日) 00:50:24
部屋に連れてかれて、
ベッドに倒された。
「お兄ちゃん…」
「ただいま、
一世。」
「やめて、今日は…」
「何で?」
「親戚の人だっているんだから…」
「部屋の鍵閉めれば
いいだけじゃん。」
そう言ってお兄ちゃんは
部屋の鍵を閉めた。
46
:
あかり
:2018/11/25(日) 00:54:29
「はぁん、っ…
あぁん……」
「一世、
もっと啼いて?」
「うぅん…ふぅん…」
「ふふ、可愛い。」
ほんとのお兄ちゃんが
こんなことするわけない。
まぁ実際血繋がってないし…
「一世、こっち向いて…」
「うん…」
誰にも秘密のイケナイ兄弟…
fin.
47
:
あかり
:2018/11/25(日) 00:58:37
このおはなしは、Btubeの那須くんの、「金指くんのお兄ちゃんです」を見て思いつきました。
とにかくこの2人の兄弟ストーリーが
書きたいと思いまして!!
あとついでにイケナイこともさせたくて…←
次はうきなすです!
長編かも…?
48
:
あかり
:2018/11/25(日) 01:03:45
何不自由なく今まで暮らしてきた。
でも、恋愛だけは
自由にさせてもらえないことに
なっていた。
『飛貴、
来月はお見合いをするからね。』
「え…
お見合いって…!?」
『私の知り合いの人の娘さんが、
飛貴にぜひ会いたいって
おっしゃってくれてね、
写真を見せたら飛貴に一目惚れ
したみたいなの!』
「…はあ」
『とにかく準備しておくのよ、』
…俺まだ16歳ですよ。
なんでお見合いなんてしなきゃいけないの。
「はあ…」
49
:
名無しさん
:2018/11/25(日) 01:08:18
これだからいやだ、
お見合いって…
今時おかしいよ、そんなの。
「はああ…」
「浮所!」
「大昇!勝手に人の家入ってこないで!!」
「いーじゃん、別に。
幼なじみなんだし。」
「そーいう問題じゃ…」
「…来月お見合いすんの?」
「うん、勝手に決められた」
「…付き合うの」
「わかんない、でもそんなの興味ないし。したくないよ」
「そっか…」
恋なんてしたことないもん…
50
:
名無しさん
:2018/11/25(日) 10:41:26
「ちょっと散歩してくる、」
1人で外に出た。
「はあ…」
ため息しか出ないよ…
「わ、ぷ」
誰かにぶつかった。
「大丈夫…?」
51
:
あかり
:2018/11/27(火) 19:01:36
…イケメン…
「(ο□ο)ハッ
だ、大丈夫です…」
「怪我とかないですか?」
「ないです!平気です!」
「良かった、
…あ、」
「え…」
頬を触られた。
52
:
あかり
:2018/11/27(火) 19:12:58
思わず目を瞑った。
「虫ついてた、」
「え、!」
あ…虫はらってくれたのか…
って…何がっかりしてんの!?俺!!!
別になんかされるわけじゃないのに…!//
「顔赤いよ?大丈夫?」
「だ、大丈夫!
!?」
耳元で虫の音がした。
咄嗟に彼に抱きついた。
53
:
あかり
:2018/11/27(火) 19:19:04
「え、と…
大丈夫…?」
「あっ、わ、、
ご、ごめんなさい!///」
「…大丈夫、」
「む、虫の音がして!!
抱きつきたくて抱きついたわけじゃなくて…//」
「(笑)
大丈夫だよ、」
ドキッ…
彼の笑顔にドキドキした。
54
:
あかり
:2018/11/27(火) 22:56:52
「あ、そろそろ行かなきゃ。
じゃあ、」
「あ…はい、…」
…行っちゃった…
なんでか、行かないでほしかった。
…初めて会った人なのに。
何でこんな気持ちになるんだろう…
この時の俺はまだ知らなかった。
55
:
あかり
:2018/11/28(水) 21:53:47
『飛貴、
お見合いの日は…』
最近母さんはお見合いのことばかり。
まぁもう少しでお見合いの日だし…
そればっかりで頭痛くなってくる。
「…ちょっと外の空気吸ってくる、」
俺お見合いするなんて一言も言ってないよ…
56
:
あかり
:2018/11/28(水) 22:09:55
自分が好きになった人といっしょになりたいよ…
何で親に決められなきゃいけないの、
しばらく考えながら行く先決めずに
ずっと歩いてた。
「…え」
…ここどこ?
見たことない場所…
やばい…
迷子…!??
57
:
あかり
:2018/11/28(水) 23:20:20
歩いてきた道たどれば大丈夫だよね??
「…どっちから来たんだっけ…」
…どーしよ…
ほんとに迷子だ…
「わっ!?」
石につまずいた。
転ぶ…!
…あれ…
誰かに抱きしめられてる…?
「あぶなかった…」
「え…あ、」
この前の彼だった。
58
:
あかり
:2018/12/02(日) 23:04:54
「あれ…
君…この前の…」
「あ、はい…」
「また会えるなんて思ってなかった」
微笑みながら言われた。
ドキン…
「お…俺も…」
「1人で何してたの?」
「えっと、ちょっと散歩…?」
「そっか、
俺も散歩してたんだ。
もうちょっとで日暮れちゃうから
もう帰ろうとしてたんだけどね。」
家…
「…家に…帰りたくない…」
「…え?」
「ハッ…」
俺何言ってんの、
「な、なんでもないです…」
「…なにか悩み事とかあるんだったら聞くよ?」
59
:
あおそう*
◆K4NcOudD5E
:2018/12/02(日) 23:15:22
彼とその辺に座って
話を聞いてもらうことになった。
「…何で家に帰りたくないの?」
「えっと…
俺の家どちらかというと
裕福な家で…
それで…
付き合うっていうか…
結婚相手を勝手に決められて…
まぁ今まで何不自由なく
暮らしてこれたから
結婚相手くらい親の言った人にしろって
感じなんだと思います…」
「へぇ…
今時結婚相手決められるんだね、
親に」
「まぁ…」
「…そっか…」
60
:
あおそう*
◆K4NcOudD5E
:2018/12/03(月) 23:12:25
「好きな人はいるの?」
「えっ!?」
「そんなに嫌ってことは
いるのかな〜って思って」
「いないです!」
「そっか~
あ、そういえば名前言ってなかったね。
那須雄登です」
「浮所飛貴です!」
「飛貴…」
ドキンッ…
「飛貴ってあんまり聞いたことない
名前かも」
「そ、そうだね、」
「俺のことはなんて呼んでもいいよ、」
「じゃあ…那須くん…」
「じゃあ俺は浮所くん」
…さっきみたいに飛貴って
呼んでほしかった…なんて思ってる俺…
61
:
あおそう*
◆K4NcOudD5E
:2018/12/03(月) 23:15:52
「あ…
俺そろそろ行かないといけないかも、」
「俺よくこの辺散歩してるから。
また会えたら嬉しいな」
「えっ…
あ、はい!じゃあ…」
「うん、またね。」
『またね』って言葉が嬉しかった。
「飛貴!
どこ行ってたの!?」
「え、と…
外の空気吸ってくるって
言ったけど…」
「帰ってくるのが遅いのよ!
もしお見合いが上手くいって
婚約することになったら
今みたいに自由にしてられるのは
無理だからね!」
「…はい、」
62
:
あかり
:2018/12/03(月) 23:19:30
「おばさん
婚約させようとしてるんじゃないの、」
「大昇!
聞いてたの?」
「うん。
自由にできないってことはさ、
俺ともこんなふうに
もう会えないのかな」
「…知らない、
母さんなに考えてるか分かんないし」
「…浮所好きな奴とかいるの?」
「いないよ、」
「…ふぅん…」
“好きな奴いないの?”
って、聞かれて…
なぜか那須くんの顔が頭に浮かんだ。
63
:
あかり
:2018/12/03(月) 23:23:31
次の日も、
昨日那須くんと
会った場所を歩いてた。
よく散歩してるって言ってたし…
会えるかなぁって思って…
「あ」
「!浮所くん!」
那須くんがこっちに向かって
歩いてきた。
「また会えた」
にこにこしながら言ってくれた。
「…話…
聞いてもらってもいいですか…」
64
:
あかり
:2018/12/03(月) 23:30:26
「お母さんずっと
お見合いの話してるんだね、」
「うん…
もう嫌なの…
家に帰りたくない…」
「…じゃあ、
俺といる…?」
「…え」
真剣な眼差しをしてた。
那須くんの顔は。
冗談なんてひとつもなかった。
「…」
唇を重ねた。
触れるだけのキスをした後、
何度も唇を味わうように
キスされた。
「…」
「…これって…
イケナイことになるのかな…」
「ま、まだお見合いしてないから…
多分大丈夫…」
「まぁいいことではないよね、」
「…それでも…
嬉しかった…」
「俺も、」
また唇を重ねた。
65
:
あかり
:2018/12/03(月) 23:35:23
「…あのさ、」
「は、はいっ」
「…付き合ってくれない?
俺と」
「えっ、」
付き合えるの?
那須くんと?
「…でも俺…」
「お見合いするまででいい、
わがまま言わないから。
…俺、こんな気持ちに
なったの初めてだから…
簡単に諦められない」
「お、俺も…
那須くんと付き合いたい…」
「…良かった…」
…初めて彼氏っていう
存在ができた。
66
:
あおそう*
◆K4NcOudD5E
:2018/12/03(月) 23:49:07
「いらっしゃいませ〜!」
偽りの笑顔。
辛い。
ほんとは家に帰って泣きたい。
でももう3年も前のこと。
そんな3年も前のこと今ずっと
ひきずっててもなんにも
いいことない。
でも忘れられない。
あんな人もう現れない。
〜♪
「あ、いらっしゃいませ〜!」
ドキッ
…すごい美形…
67
:
あかり
:2018/12/05(水) 20:44:08
ごめんなさい、66のやつ書くところ間違えました!気にしないでください
68
:
あかり
:2018/12/08(土) 18:57:55
ちょっと期間が空いてしまい
続きを書けるかわからないので
今書いてるやつ一旦中断します!
ごめんなさい。
69
:
あかり
:2018/12/09(日) 22:36:38
#うきなす
「はくしゅんっ」
大「浮所風邪ー?」
「んー…
風邪かなぁ…」
そう言われてみれば寒気が…
「あ、浮所おはよ」
「な、那須!//」
一瞬で顔が熱くなった。
俺の好きな人…
那須…
「くしゅんっ!」
「大丈夫?」
那須の前でくしゃみしちゃった!///
「だ、大丈夫…」
「鼻水出てんじゃん、
ティッシュあげるから使いな」
「う、うん…//」
70
:
あかり
:2018/12/09(日) 22:41:16
「な、那須、
今日良かったらいっしょに
帰らない…?」
「うん、いいよ」
やったぁ…!
そんなこんなで放課後。
「え…
居残り…!?」
『お前この前のテストで
赤点とってただろ?
だからそれの居残りだ。』
そんな〜!
那須と校門で待ち合わせしてるのに…!
できたら職員室まで
持ってこいって言われたけど…
こんな難しいのできないよ〜泣
「うぅっ…那須…
くしゅん、くしゅんっ」
くしゃみ止まんないし…
71
:
あかり
:2018/12/09(日) 22:44:34
Side Yuto*
「浮所遅いな…」
もう15分経ってる…
いつもならすぐ来るのに…
ちょっと教室まで見に行ってみようかな、
「浮所ー?」
教室を覗いた。
「うぅ…グスッ…」
72
:
あかり
:2018/12/09(日) 22:47:30
教室には横向きに伏せてる
浮所がいた。
泣いてる…?
泣きながら寝てる…
「浮所…?大丈夫?」
そっとおでこを触った。
「熱い…」
熱あるっぽい…
浮所をおんぶして保健室に行った。
「なすぅ…」
寝ぼけてなのか、
ぎゅっとしてきた。
73
:
あかり
:2018/12/09(日) 22:51:02
那須におんぶされてる…?
夢かな…
夢だったら…
いいかな…
って思って、ぎゅってした。
ベッドにおろされた。
「んん…」
パチ、と目を開けた。
「あ、浮所大丈夫?」
「え…」
「校門来ないからさ。
教室行っておでこ触ったら
熱あったから…
保健室連れてきたんだよ」
「そ、そうなんだ…」
夢じゃなかった…//
「…浮所顔赤いよ?」
「え、///」
74
:
あかり
:2018/12/09(日) 22:58:15
「…浮所、」
「え…」
那須にいきなり抱きしめられた。
「な、なすっ!?////」
「ごめん…
浮所が可愛すぎて…」
「えっ!?///
で、でも俺熱あるんでしょ…?
うつっちゃうよ…?」
「いいよ、」
「え…」
チュッって音がした。
「なす…?/////」
「これでもう俺も熱だから。」
これも夢じゃない…よね…///
end
75
:
あかり
:2018/12/09(日) 23:00:19
熱?エピソードを書きたくて書きました!
次は誰を書くか迷ってます(><)笑
76
:
あかり
:2018/12/10(月) 22:47:32
*登場人物紹介*
浮所飛貴
高校3年生。
那須のことが好き。
那須雄登
高校3年生。
真面目で頭がいい。
佐藤龍我
高3。
那須のことが好き…?
岩崎大昇
高3。
浮所のことが好き。
藤井直樹
高3。
金指のことが好き。
金指一世
高3。
藤井のことが好き。
77
:
あかり
:2018/12/10(月) 23:39:21
『浮所!
ったく、お前は〜
また赤点とって〜!
こんな成績じゃ志望校行けないぞ!』
「あはは…ですよね…」
これでも頑張ったんだけどなぁ…
「まぁ35点じゃね…」
「でも35点っていい方だよ!」
「浮所にとってはね。」
「那須いつも90点以上だもんね…
テストの点数…」
「まぁ俺が教えるから。
てか教えないと浮所の
成績がやばいし。
こんなんじゃ大学行けないよ。
それどころか留年だよ」
…受験か…
78
:
あかり
:2018/12/10(月) 23:42:55
「もうちょっとで冬だし。
そしたらもう受験だよ。
受験まで放課後勉強会だからね」
「え〜」
「文句は浮所が大学に合格したら
聞くから」
放課後好きなことできないのは
嫌だけど…
好きな人に勉強教えてもらうのが
嫌なわけないじゃん、
「頑張ろっかな〜」
「頑張ろっかな〜じゃなくて
頑張るの!」
「はーい笑」
79
:
あかり
:2018/12/10(月) 23:47:23
「浮所〜!
テストどうだった?」
「まぁまぁ…
大昇は?」
「俺は結構いけた!」
「そっか…」
「さてはお前点数悪かったんだろ〜」
「ふつーだし!」
「…てかどこ行くか決めたの?」
「いや、まだ…」
「お前がレベル低いとこ
行くにしても…
このままいっしょがいいけどな、」
「あ!藤井くん!」
「聞けよ」
80
:
あかり
:2018/12/11(火) 17:30:23
「浮所やっほ〜
志望校決めたの?」
「まだ〜
藤井くんは?」
「俺は行きたいとこ
何個か決めてるよ!」
「そっか、」
みんな決めてるんだ…
まぁもうちょっとで11月だもんね…
81
:
あかり
:2018/12/11(火) 17:36:41
「那須は大学決めた?」
「んー、
まだ。」
「まだなんだ!
良かった!」
「何で?」
「だってみんなもう決めてるんだもん!」
「そりゃあもう決めなきゃ
いけない時期だしな、」
「やだなぁ、受験…」
「…
ほら、無駄口たたいてないで、
勉強するよ!」
「はーい…」
…那須と離れたくないな…
82
:
あかり
:2018/12/11(火) 17:40:51
〜
「はぁ〜疲れたぁ〜」
「そろそろ帰ろっか、
もう下校時間過ぎてるし」
「うん、」
那須と学校を出た。
「あ、自販機!
那須ココア買ってよ!」
「自分で買いなよ」
「お金持ってないの!
ねっ、お願い!」
「…」
「やったー!ありがとっ」
「…勉強頑張ったご褒美ね、」
ちょっとドキッてした。
“ご褒美”とか…
…ご褒美はココアじゃなくて、
那須でいいのにな、なんて。
83
:
あかり
:2018/12/14(金) 20:39:05
「那須〜
ここわかんない〜」
「どこ?」
「ここ〜」
那須と過ごす放課後は
すっごく幸せ。
毎日放課後が楽しみで
仕方ないんだ。
「ここはこうやってやるの、」
「こう?」
「そう、正解」
「やったー!
できた…」
え…
前をみたら、
那須の顔が目の前にあった。
84
:
あかり
:2018/12/14(金) 20:56:09
どうしょう…
近い…
那須が動こうとしないから、
暫く見つめ合っていた。
ガラッ。
「あれ、那須と浮所いたの」
「大昇!」
びっくりした…
「大昇どうしたの?
忘れ物?」
「うん、ノート忘れて」
「そっか、!」
「俺そろそろ帰んないと」
「えっ、那須帰るの?」
「うん、今日塾早く行けないと
いけなくて」
「そっか…」
「じゃあ、」
…帰っちゃった…
85
:
あかり
:2018/12/14(金) 21:10:49
「なにしょげてんだよ、」
「え、」
「俺が勉強教えてやろうか?」
「大昇だってそんなに
頭よくないじゃん!」
「浮所よりは成績いいです〜
ていうかさ、
いつも勉強教えてもらってんの?」
「うん、
那須が教えるって言ってくれて」
「ふーん…」
86
:
あかり
:2018/12/15(土) 10:47:19
「ごめんね、
昨日は帰っちゃって」
「大丈夫!
塾だったんでしょ?」
ガラッ。
「那須!俺にも勉強教えて」
「えっ、大昇何急に」
「浮所が那須に教えてもらってんの
うらやましいな〜って思っただけ!
いい?那須」
「あぁ、うん、いいよ」
えー…
…でも…
今日だけだよね…?
87
:
あかり
:2018/12/15(土) 10:51:09
次の日の放課後。
「今日は何勉強する?」
「んー、
浮所数学苦手でしょ?」
「あー苦手!」
「じゃあ今日は数学ね、」
ガラッ。
「那須〜
今日も教えて〜」
えっ
「いいよ、」
今日も2人じゃないのか…
88
:
あかり
:2018/12/15(土) 20:26:12
「はぁ〜疲れたぁ〜」
「俺も〜」
「那須またココア奢ってよ!」
「はぁ〜?また〜?」
「じゃあ俺が奢る!
行こ、浮所!」
「えっ」
大昇にグイって引っ張られた。
「あ、なすっ…」
「大昇!
何で那須おいてくの!」
「別にいーじゃん!
ほら早く!」
「…」
89
:
あかり
:2018/12/16(日) 10:44:06
「はぁ〜」
「浮所ため息やめて」
「…一世はさ、
好きな人いる?」
「え、
…い、いない…」
…絶対いるよ。
この反応は。
目泳いでるし。
「はああ…」
「浮所はいないの?」
「…いるよ、一応…」
「えー!誰??」
「…そんなことよりさ、
一世大学決めたの?」
「そんなことって!
浮所から話し始めた話なのに!
大学は決めたよ」
「そっか、」
…俺も決めなきゃ、…
90
:
あかり
:2018/12/16(日) 10:51:36
「那須〜ここわかんない」
「ここは…」
足音が聞こえてきた。
また大昇かな、
今日も2人っきりじゃないのか〜…
「ふふっ、」
でもなんか…
話し声が聞こえる…
「浮所、」
「えっ、わ、!?」
腕をグイって引っ張られた。
「誰もいない、
一世、ぎゅーってさせて!」
「も〜藤井くん…」
「ぎゅ〜っ!」
…藤井くんと一世…?
「やっぱりあの2人だったか…」
…ん?
91
:
あかり
:2018/12/16(日) 10:57:17
自分の今の状況を確かめた。
さっき那須に引っ張られて…
で、教卓の中に2人で…
目の前に那須ー…
えぇぇ!?
近いし!距離!!!
わたわたしてた。
「浮所ばたばたしたら気づかれる!」
「あ、ごめん…
ていうか那須はあの2人のこと
知ってたの…?」
「うん。藤井くんからたまに
相談されたりしたし。」
「そうなんだ…」
じゃあ一世が今日お昼に言ってた
好きな人って藤井くんのことだったんだ…
92
:
あかり
:2018/12/16(日) 11:04:44
「ていうかこのまま隠れてていいの?
早く出ていかなきゃ…」
「タイミング見計らって出ていこ、」
「う、うん…」
教卓の中狭いから近いし…///
「一世…」
「藤井くん、…」
ちゅ、ってリップ音が聞こえた。
わ、え、き、キスした!?
またばたばたしてたら、
那須にしーってされた。
「だ、だってあんなの
きいたら、っ
ドキドキしちゃう…」
「…浮所キスしたことないんだ?」
「えっ/////」
「…」
「ん、!?」
唇になにかが触れた。
93
:
あかり
:2018/12/16(日) 11:14:26
え、え、え、
な、那須に…
きす…されてる…
「な、すっ…//」
一旦唇が離れたのに、
「声出したら聞こえるから。」
「んんっ…//」
何度も唇を重ねられる。
舌が入ってきて、
深いキスに変わっていく。
教室のドアが開いて、閉まった。
藤井くんと一世が出ていったんだろう。
「ね、なす、
2人出ていったよ…?」
「うるさい。」
「んっ…」
壁に押されて、
深いキスをされた。
「な、なす…//」
なんだか那須とイケナイことをしたくなった。
俺は那須の制服のネクタイを
シュルってはずした。
94
:
あかり
:2018/12/16(日) 11:21:35
ボタンもひとつずつはずしていく。
那須はそんな俺を見てる。
ぎゅ、って那須を抱きしめた。
「こっち向いて、…」
那須に顎クイされて、
キスされた。
「な、なすと…
えっちしたい…」
「…」
那須が立ち上がって、
ドアの方に歩いていった。
あ…
やっぱり…
それはだめだった…?
カチャ、って音がした。
「スるんだったら…
鍵閉めるよ、」
あ、なんだ…
鍵閉めただけか…
良かった…
「飛貴、」
「な、なす…?」
那須がこっちに来て、
俺を抱きしめた。
95
:
あかり
:2018/12/16(日) 11:35:00
床にお互いの服が散らばって、
「あぁん、っ…
はぁっ…」
「もっと啼いて、」
「うぅん、あ、ああんっ…」
ポロポロ目から涙が出てくる。
涙がでる度に那須は俺の涙を舐めてくれる。
「な、すっ…」
「雄登って呼んで、」
「ゆうと…」
「入れるよ、」
「や、まだだめっ…」
「指で慣らしていくから」
穴に指を入れていく那須。
何度も指を出し入れされて、
なんだか気持ちよくて頭がくらくらする。
「もう入れるからね、」
「あ、!あん、ああっ…
んンっ」
腰を揺らして、
お互いを気持ち良くして。
ずっと永遠にこのままで良かった。
96
:
あかり
:2018/12/16(日) 23:42:42
「あ!浮所!」
ビクッってする肩。
「あ、なんだ大昇か…」
「なんだってなんだよ〜!
てか昨日って教室残ってた?」
「え、な、なんで…?」
「行ったら鍵閉まってたからよ〜」
「あー…
う、うん、
もう昨日はすぐ帰った!
ちょっと用事あって、」
「ふーん?」
…昨日のこと…
忘れられるわけがない。
だって那須とえっちしちゃったんだもん…
97
:
あかり
:2018/12/16(日) 23:47:30
放課後…。
…どうしよう…
帰るか帰らないか…
まぁ確かに誘ったのは俺だよ!?
でもキスしてきたのは那須だし!!!
…そりゃ好きな人とあんなこと
できてうれしくないわけないけど…
「あ、…
浮所、」
「わっ、な、那須…」
後ろに那須がいた。
「…今日勉強する?」
「え、っと…
…今日はもう帰ろうかな…」
「…昨日はごめん。」
「え…」
「あんなことしちゃって。」
「で、でもっ、
誘ったのは俺だし…」
「…まぁどっちもどっちだな…」
「う、うん…」
なんだか笑えてきて、
2人で笑いあった。
98
:
あかり
:2018/12/17(月) 15:34:10
結局勉強を教えてもらうことにした。
「那須、ここってどうやるの?」
「ここはこうやるの、」
「あ〜!
分かった!ありがと、」
「…」
「ここは…」
顔を上げたら、
唇が重なった。
「!?
ご、ごめ…//」
「何で浮所が謝るの」
「だ、だって…
俺が顔上げたから…//」
「違うよ、俺が浮所と
キスしたかったからしたの。」
「え…//」
「1問教えてあげたんだから
俺のすることにも応えてよ」
「う、うん…///」
そのまま深いキスをした。
99
:
あかり
:2018/12/17(月) 17:52:11
その日から、
那須に勉強を教えてもらった後、
イケナイことをするようになった。
「ここはこうやるの…?」
「そう、正解。」
1問合ってたら俺の服のボタンを
ひとつはずしていく那須。
「ここ合ってる…?」
「正解…」
「ひぁっ、」
耳を舐められた。
「次の問題は?」
「こ、これっ…?」
「うん、答えは?」
「1…」
「よくできました。」
「あぁんっ」
そのまま床に倒されて、
服を脱がされた。
100
:
あかり
:2018/12/17(月) 17:57:47
腰痛い…
最近毎日シてるから…
「浮所腰痛いの?」
「うん、」
「…何かしたの?」
「えっ!
いや、別に!」
大昇にバレたら終わる!!
まぁ誰にバレても終わるけど…
そんな毎日が続いていって、
もう12月になった。
「もうほんとに進路決めなきゃやばーい」
「…」
「ね、那須」
「…あのさ、」
「ん?」
「もう…やめよっか、」
「え…」
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