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うにゅほとの生活3

725名前が無い程度の能力を持つVIP幻想郷住民:2020/11/16(月) 19:05:48 ID:guiw0n2E0
2020年11月13日(金)

──カシュッ!
缶チューハイのプルタブを開く。
「今週も、頑張りました!」
「おつかれでした!」
「いえー!」
「いえー!」
イヌモコうにゅほとハイタッチを交わす。
缶チューハイをひとくちあおり、
「金曜日の夜に飲むチューハイは美味いなあ……」
と、しみじみ呟いた。
「そんなにおいしい?」
「ひとくち飲むか?」
「うん」
うにゅほに缶チューハイを渡す。
「おとこうめサワー」
「男梅サワーだな」
「うめしゅ?」
「梅酒、なのかなあ……」
梅のお酒だが、梅酒ではないと思う。
「うめしゅ、あまくて、おいしいよね」
「それ、甘くなくて、むしろしょっぱいぞ」
うにゅほが目をまるくする。
「しょっぱいの?」
「しょっぱくて、酸っぱい。塩辛いってほどじゃないけど」
「……そうぞうできない」
「飲んでみればわかるよ」
「うん」
ちびり。
うにゅほが男梅サワーをひとくち飲む。
「──…………」
「どうだ?」
「んー……」
ちびりと、もうひとくち。
「しょっぱいし、すっぱい……」
「だろ」
「おいしいのかな」
「好き嫌いは分かれそうだけど、俺は好きだよ」
「そか」
缶チューハイを返してもらい、ひとくち飲む。
やはり美味い。
「おつまみ、いる?」
「チーズか何かがあれば嬉しいかな」
「わかった!」
居酒屋なんかに行かなくても、宅飲みがいちばんである。
家にはうにゅほがいるのだから。




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