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【イ】『星の祭典』

1『星見町行事録』:2018/10/23(火) 02:11:53

☆☆☆  お祭り会場へようこそ  ★★★

・当スレッドは『七夕』『正月』『クリスマス』『ハロウィン』など、
 板全体でのPC向けイベントに用いるためのイベント専用スレです。

・特に時季の定めのない『社交パーティ』などの開催も可です。
 
・季節のイベントである必要は特にありませんが、
 ご自身のシリーズミッションなどに絡む内容であれば、
 ご自身の運営するミッションスレの利用を推奨します。

・参加条件が限られる、また参加者を固定するイベントは、
 ご自身でスレを建てるかフリーミッションスレでどうぞ。
 当スレは原則『途中抜け』『途中入り』自由のイベント用です。

・PL向けのイベントは当該スレでどうぞ。
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1466002084/

324アルカラ『ドクター・ブラインド』:2021/01/04(月) 00:42:19
>>318

「フフフ……次の『クランケ』が沢山いるじゃない」

「でも、今日はパーティー。『オペ』はお預け……」

       ザッ

          「フフフ……」

『白衣』を身に着けた『医者風の少女』が会場に現れた。
『黒いサングラス』を掛けており、どこか怪しげな雰囲気が漂う。
外見からは判別が難しいが、黒髪の『ウィッグ』も着用済みだ。

「あら……『事故』が起きているのかしら?
 だけど、『外科医』は必要ないようね」

                 「――――フフフ」

意識して低い声を作りながら、『トラブルの現場』に向かった。
一歩引いた位置から、『人命救助』の様子を見守る。
内心ではアレコレ色々やりたいが、我慢して抑えているのだ。

325アルカラ『ドクター・ブラインド』:2021/01/04(月) 00:59:08
>>324

持ってきた物は『黒服』に渡しておいた。
『白ウサギのぬいぐるみ』だ。
『可愛すぎないデザイン』で、女性や子供だけでなく、
幅広い層に受けると評判の品だった。

326甘城天音『ビター・スウィート・シンフォニー』:2021/01/04(月) 11:18:34
>>318
ディープキスで餅を吸引するという荒業
その強引な方法で餅を取る事は成功した
数多の日本人をぶっ殺してきた大量殺戮兵器から、少女を救出する事に成功したのだ!

「けほっ、けほっ…」

しかし甘城の顔色は優れない
全く見ず知らずの男、しかも人間かどうかも怪しい物に唇を奪われてしまった…

「…どうも…ありがとうございます…
 ……お礼にこれ差し上げます……」

しかし、命の恩人に対して何のお礼もしないわけにはいかない
甘城の傍らに人型のスタンド『ビター・スウィート・シンフォニー』が出現する
そして、その手から『花びら餅』が出現、命の恩人に手渡す

命の恩人に対する礼がその程度でいいのか…?先程餅で死にかけたばかりなのに餅を渡す
しかも、ここはスイーツコーナー、『花びら餅』など探せばあるだろう
それを礼として渡す神経、理解出来る者がいるだろうか?
しかし『ビター・スウィート・シンフォニー』の作るスイーツは一級品だ、そこいらの菓子より圧倒的に美味いだろう
完食したら5㎏分の重みに襲われるが、まぁすぐ解けるので然したる問題は無いだろう

「そういえばさっき、ひいおばあちゃんが天国から迎えに来てたっけ…」

先程書いた絵馬だが、後で「世界中のみんなが、餅を喉に詰まらせませんように」と書き直す事にした甘城であった

327斑鳩 翔 『ロスト・アイデンティティ』:2021/01/04(月) 14:12:59
>>318
>>315

 「――や、やったッ!」

ものの見事なパワー型スタンドによる口内吸引
あれならば、あれならば数多の老人の命を窒息という形で奪い続けてきた
殺人食物『MOTI』もひとたまりもあるまい――

 「流石アレックス、そこに痺れるし憧れもする…!」

『掃除機』という対処法も祖父の救助経験からの方法であり
流石の僕にも『他人の唇を奪う』という勇気と傲慢さはなかった……。

いっぽうスリーピング(猫)は素知らぬ顔をしつつも掃除機を見て
尻尾を逆立たせていた、まあこいつ『ルンバ』に負けるし。

取りあえず来てもらった『ぬいぐるみ』達には礼を言って帰ってもらい
眼についてしまった彼女たちの安否を確認し、その場を後にする。

 「大丈夫だったのかな、あの人……何だか朦朧としているし、手から餅が出る能力とは。」

しかし、此方も色々と見て回りたい物は有る。
アレクサンドラを連れてざっと会場を見て回るとしよう……。

328アレックス『キサンドリア』:2021/01/04(月) 19:16:49
>>318(GM) 着ぐるみたち
『キサンドリア』(男)「ああ、もう大丈夫だよ。ヘルプありがとう。」

>>326(甘城さん)
『キサンドリア』(男)「うーん、この唇、スイーツ。」
甘城とのキスの感想を言った。

『キサンドリア』(男)「おお、綺麗な色のお餅をありがとう。」
花びら餅の礼を言った。

『キサンドリア』(男)「とはいえ、スタンドの姿では食べないしな。アレクサンドラ、食べてよ。」

アレクサンドラ「いいわよ。」
アレクサンドラが花びら餅を食べ始めた。

>>327(斑鳩さん)
アレクサンドラ「ふふっ、エスコートお願いね、斑鳩さんと不思議な猫さん。」

アレクサンドラ「日本の年始というものをよく見てみたいの。」

329石動 織夏『パイオニアーズ・オーバーC』:2021/01/04(月) 19:28:59
>>318(GM)
「おー、こわっ。やっぱり餅はよく噛んで食わないとなぁ。」(もっちもっち

「記者魂ねぇ〜、やっぱ今の『ラッコ』とか『餅騒動』とかを新聞に書くのかい?」

「そういえば、新聞部って、どんな活動してるんだ?
 昔ながらの『壁新聞』かい? 一昔前の『ニュースサイト』かい?
 それとも、今風に『SNS活動』かい?」

>>320(ナイさん)
「ふぅーん。うまくいかない……ねぇ。」

「詳しいとこはよく分からねぇけど、、『広告』でも出してみたらどうだ?
 ここにちょうどいい『新聞屋』がいるわけだし、『宣伝』でも一発。」
適当な提案を口にする。

330アルカラ『ドクター・ブラインド』:2021/01/04(月) 20:33:37
>>328
>>318

「『迅速』にして『的確』……。
 なかなかの『名医』ぶりね。
 非の打ち所がない『応急処置』だったわ」

         パチパチパチ

                「フフフ――」

『キサンドリア』の対応に拍手を送った。
そして、近くに『ゾウの着ぐるみ』がいる事に気付く。
同時に、『前のパーティーの記憶(>>105>>107>>112)』が脳裏に蘇る。
あの時は、気になる話し声を追ってバックヤードに潜り込み、
『ノスタルジアトピア』という名の『不思議の国』に辿り着いたのだ。
この『着ぐるみ』の存在が、その時の記憶を思い起こさせた。

「――――『ロブソンくん』??」

(ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1511075107/751-752)
『ゾウの着ぐるみ』を見て、無意識に『別の着ぐるみに付けた名前』を呟いた。
おそらく『別人』だろうが、『着ぐるみ』という共通点があるので気にはなる。
『お茶会』の最中に出会った『ロブソンくん』は無口だったが。

331『牛に引かれて星羅の集い』:2021/01/04(月) 22:10:53
>>321(風歌)

『生きる道』は各々によって違う。
生まれや環境による不可避の差異と、
己の選択による差異は多層に重なり『運命』を織る。

――会場を見渡すと、他にも多くの『スタンド使い』がいる。
誰か目についたものに声をかけてみるか、それとも。
視界には、全身『白い服』で髪も白い少女が目立った。

>>322(百目鬼)

「そうでしたか……いえ、ならよかったです」

百目鬼の言葉に多少気を楽にしたらしい。

「『派閥』は……その。
 優秀な人間はスカウトされるんでしょうけど」

無派閥にもいろいろあるのだろう。
『アリーナ』の内情は、
どうにも『明快』なものではないようだ。

「『名刺』を……漣さんは外様の、
 あ、いや、外部のスタンド使いをよく招聘してますね」

「『桜島』さんもそういった一面はあります。
 新しい『闘士』を積極的に呼び寄せている、という意味で。
 性格という意味では、一言で言うと……『熱血』ですね」

>>323(村田)

「そうか。なら……情報?」

村田の表情の真剣味を受け取ったか、
男は水を差すことなく、語り終えるまで黙して聞く。

「お前の『義』は分かった。
 私個人としては『気に入った』
 だから、一応言っておこう。
 『それを知らせる』事と『身を差し出す』事、
 それは『表裏一体』だ。『関わらない者には知らせない』」

「その件が『スタンド使い』が必要な仕事になれば、
 その時はお前を優先的に『雇用』することは、約束しよう」
  
    「『腕』のある使い手を、探す手間が省けるのは良い」

あくまで、『仕事』―――男からはその範疇での『協力』を感じる。

>>326(甘城) >>327(斑鳩) >>328(アレックス)

『着ぐるみ』らは無事を祝い、一礼するとその場を去ったが、
『ゾウの着ぐるみ』は『誰か(>>324)』の前で止まったようだ。
黒髪で白衣姿、なぜか室内で『サングラス』まで着けている。

                  ……誰だろう?

>>320(ナイ) >>329(石動)

「さあ……『紙面』になってからのお楽しみなのだわ。
 とはいえ『ラッコ』はともかくとして、
 『餅騒動』なんて読者が望んでいるかは分からないけどね」

「活動? 興味があるのかしら?
 私はね、『壁新聞』が好きだわ!
 ニュースサイトも立ち上げてはいるし、嫌いじゃあないけど――」

『部活動』らしく、あるいはある意味で『新聞』らしく、
あくまで『興味』と『需要』に基づいた紙面づくりをしているらしい。

「『宣伝』ン〜?
 ま、どうしてもというなら考えなくはないけど、
 私の記事に載せるだけの『面白み』があるかしら?」

       「『物々交換』をしてる子供がいる、 
        と言う話自体は、興味はあるけれど」

特に目線を合わせるなどはせず、長身でナイを見下ろす。

「あなたとしてはどうなのかしら。『記事』にされるのに抵抗は無いの?」

>>324-325 >>330(アルカラ)

プレゼントを渡し、事態を見守っていたが――
『着ぐるみ』に、以前見かけたものと似た造詣を感じる。
もしかしなくともアレは『ノスタルジアトピア』にいた『着ぐるみ』、
その『同胞』か何か――――もっとも、ここは『不思議の国』ではない。

      ≪?≫

             ≪何カ 探シテル???≫

視線に気づいたか、ゾウの着ぐるみが寄ってきた。
彼に構うべきか、それとも会場にいる他のスタンド使いと交流でもするか。
『人脈』の中心にいる一人である『アルカラ』には、見知った顔も多いようだ。

332ナイ『ベター・ビリーブ・イット』:2021/01/04(月) 22:18:30
>>318>>329

「新聞屋? 若いのにえらいんじゃな」


部活動という概念をよく知らないのか、プロの新聞記者だと思ったらしい。


「宣伝……と言えばダイアナがしてくれると言っておったな
 というかお前さんもダイアナにわしの事を聞いたんじゃろ?
 しかしやっぱり売り物の方が問題かもしれん」

「テレビで見て折り紙をちょっとできるくらいじゃし、
 なにかフカ価値というか、わし自身で何か作ったり価値を高めたりできたらいいんじゃが」


何か歳のわりには難しい事を考えている。立場が人を作るという事だろうか。


「わらしべ長者では、最初の藁は、藁というよりそれに結んだ羽虫を幼子が欲しがったじゃろ?
 そういう感じの……わしもトンボとか捕まえて糸で結んで売ったけど、あんまり売れんかったが」

333ナイ『ベター・ビリーブ・イット』:2021/01/04(月) 22:25:12
>>331

「わしはそんな金はないぞ」


新聞は全国区のものだと思っているので、凄いお金がかかると考えたらしい。


「うーん、長者になった後なら成功者インタビー?もできるかもしれんが、
 今のところ面白くはないかのう……」


本当に有名になれば、有名人と交換したという事自体が付加価値になるかもしれないが……

334アルカラ『ドクター・ブラインド』:2021/01/04(月) 23:04:16
>>331

「え、あぁ――――」

            コホン

「フフフ、何でもないわ。『知ってる人』かと思ったの」
 
「ごめんなさいね」

小さく咳払いをして、その場を取り繕う。
思わぬ物を見たせいで、つい『素』が出てしまった。
危うく『身バレ』する所だったが、
気を取り直して『演技』を続ける。

「あぁ、その――『メルコ』って知ってる?」

「もしくは『風見亜角』」

以前の『お茶会』で顔を顔を合わせた二人。
彼らは『音仙』の身内でもある。
前にバックヤードで見かけた着ぐるみ達は、
『ノスタルジアトピア』が生み出した物なのだろうと思う。
『ノスタルジアトピア』の本体は、おそらく『メルコ』だ。
この『ゾウ』が『ロブソンくん』と同様の存在だとすれば、
ここに『メルコ』がいるのかもしれないと考えた。

335百目鬼小百合『ライトパス』:2021/01/04(月) 23:26:54
>>331

「なるほどねぇ。よく分かったよ」

如月のように、自らの意思で『無派閥』に身を置く人間がいる。
あるいは、そうせざるを得ない人間もいるのかもしれない。
この『黒服』の事情は知らないが、人間関係の複雑さは、
どこの組織でも同じ事だ。

「今回は『合同開催』って事だけど、
 桜島さんと漣さんが一緒に何かをするってのは、
 割と珍しい方なのかい?
 別に詮索する訳じゃないけど、アンタの話を聞く限りじゃあ、
 桜島さんのお人柄は、
 漣さんとはタイプが違うような気がしたもんでね。
 だから馬が合わないって事も無いんだろうけど」

「そういえば、今日は、
 『お偉いさん方』はお見えじゃないのかねえ?
 もし御出でになるんだったら、良い機会だし、
 挨拶の一つでもしておきたいと思ってさ」

336斑鳩 翔 『ロスト・アイデンティティ』:2021/01/05(火) 00:17:18
>>328
>>330
>>331


 「…………。」

 (靴のサイズからして年齢は一つ下、頭髪はカツラならばポリエチレン
 いや、判別がつかない、声と歩き方で女性なのは解るが、眼もサングラスでは…)

 ――1つ下でサングラスをかけているスタンド使いの女性?

 「……まさかね。」

それに、エスコート中に他の女性に目を奪われるのも、無礼という物だ
皇帝2人相手でも、僕には手に余ったというのに。

視線を外して先の功労者に向き直る。

 「――そういう事なら日本の『おせち料理』を見に行きましょうか、お手をどうぞ レディ。」

『立食パーティー』のような形式で料理が並んでいるし、『和食』が多いと見た
あっても不思議ではあるまい。

 「こっちの料理は食材に季節と風習からなる信仰が入り乱れていて、それが華やかに映るんですよ
 『信仰心が薄い』と言われる日本人なのに、不思議でしょう?2人の舌に合えば嬉しいのですけど。」

どうも物言いからして…アレクサンドラ達はこの国の人間では無いのだろう
であれば、こういう事もするというものだ ……ある意味では責任重大である。

337『牛に引かれて星羅の集い』:2021/01/05(火) 01:04:06
>>332-333(ナイ)

「え? 『広告費』は別に……
 『なんで物々交換をしているのか』とか、
 『取材』をさせてくれるなら、
 ついでに宣伝をするのは吝かではないのだわ」

「『商売』で記事を書いてるなら、
 また話は別でしょうけどね」

『校内新聞』である以上、
『広告』に『金』を取る程のことは無い。

「ま、あなたが『面白い』と思う時がきたら、
 その時はしてあげるのだわ。『成功者インタビュー』をね!」

>>334(アルカラ)

       スッ

  ≪『メルコ』 ボクラノ 友達!≫
 
          ≪『アズミ』 ボクラノ ゲスト!≫

推測は『合っていた』ようだ。
あの二人の姿は見えないし、ここは『現実世界』のようだが……

>>335(百目鬼)

「お役に立てたなら、何よりです」

          ス…

無派閥の男は小さく頭を下げる。

「『派閥』にもいろいろありますが、
 内部で全てが完結している派閥じゃないなら、
 他のところと組むのは『ありえる』話ですね」

「特に漣さんと桜島さんの派閥は、
 それなりに交流が多い方かな……
 すみません、細かい事情とかはちょっと。
 後からいらっしゃるとは聞いてますので、
 その時に聞いてみてもいいかもしれませんね」    

重役出勤なのか、なにか他の用があったのか、
不明瞭だが、最低でも『今』時点までは来場していないようだ。

338アルカラ『ドクター・ブラインド』:2021/01/05(火) 01:53:38
>>337

「フフフ、それは素敵な事ね。
 私も貴方の『友達』になれるかしら?」

「ええと――『オリバーくん』」

        スッ

勝手に名前を付けながら、片手を差し出して握手を求める。
今日は『いつものネイル』も付けていない。
ごく普通の爪だ。

「『メルコ』と『アズミ』に伝えてもらえる?『アリスがよろしく』って」

「――――フフ」

少なくとも、この会場にはいなさそうだ。
前に会った時、『メルコ』は、
『外に出るとめんどくさい事になる』と言っていた。
それを考えると、もし来ているとすれば『裏の方』だろうか。

339百目鬼小百合『ライトパス』:2021/01/05(火) 06:26:49
>>337

「それじゃ、また後でお目に掛かるとするかねぇ。
 教えてくれて助かったよ」

            ジュッ

煙草の火を消す。
そして、『火の点いていない煙草』を指の間に挟む。
気休めだが、無いよりはいい。

「さて、ここで待つってのも勿体無い。
 会場の様子でも見てくるとしようか」

「――『煙草』、ありがとね」

『黒服』に礼を言って、喫煙所を出る。
飲み物の中から『焼酎』のグラスを手に取り、ぐいと傾ける。
『酒』も好きな物の一つだ。
煙草の代わりにはならないが、
アルコールが入れば気も紛れる。
しばらく静かに呑みながら、『目当て』が現れるのを待とう。

340ラフィーノ石繭『ミスティカル・ガイド』:2021/01/05(火) 21:27:54
>>302 (比留間)
「かんぱーい!」

   チン

「………では、わたしは他所を回りますね
 楽しかったわ、また逢いましょう?

 (…二度と会いたくないんだけど、
  またこいつの顔を見る羽目になりそうな予感があるのよね…
  …予感?バカバカしい…非カガク的……)」

シャンパングラスを両手でちょんと持ったまま会場をふらふらと歩いて行く石仮面。
あとで顔見られないようにこっそり呑もっと。

341ナイ『ベター・ビリーブ・イット』:2021/01/05(火) 22:25:58
>>337

「ジャナリスト精神がどうのこうのという話か……?」


商売ではない
→金やちやほやされるために、 新聞を描いてると思っていたのかァーーーーッ!!
 ぼくは、『読んでもらうため』に新聞を描いている!
という事だろうか?と思った。


「うむ、まあ、その時はよろしく頼む」


その日はいつになるやら分からないが、
今日のところはとりあえず食いだめすることにして食事に戻った。

342比留間彦夫『オルタネイティヴ4』:2021/01/06(水) 00:31:30
>>340

「――――乾杯」

           チン

「こちらこそ、貴女のお陰で楽しい時間を過ごせました。
 また出会える時を楽しみにしていますよ」

                コトッ

(貴女と違って、私はあまり飲まない方でして)

『謎の女』が立ち去るのを確認すると、
グラスをテーブルに戻した。
酒が飲めない訳ではないが、自分から口にする事は少ない。
さっきは『礼儀』として相手に合わせただけだ。

「『飲み過ぎ』には、くれぐれもご注意を――――」

(また『事務所』まで送り届けるのだけは、
 勘弁して頂きたいですからね)

前に会った時は、泥酔した彼女を、
『占いの館』まで連れて行く羽目になった。
彼女は覚えていないのだろうが、
こちらとしても出来れば忘れたい記憶だ。
薄く笑って肩を竦め、踵を返した。

343『牛に引かれて星羅の集い』:2021/01/06(水) 05:32:32
>>338(アルカラ)

    《友達ニハ ナレナイゾウ》

       《友達ハ ボクラノ 『仲間』ダケ》

   《デモ 『ゲスト』ニハ ナレル!》

        スゥ

差し出した手を握り返された。
言葉の意味するところは不明だが、
能力上の何らかの制限なのかもしれない。

《『アリスガ ヨロシク』 伝エテオクゾウ》

            ドスドス

      《ソレジャア 『パーティ』楽シンデネ》

その場を去ろうとする『オリバーくん』。
バックヤードの方に向かうようなので、
もし彼らがいるとしたら、同じくその方向なのだろう。

>>339(百目鬼)

「いえ、お気になさらず……
 ご来場ありがとうございます。
 この後も、パーティをお楽しみください」

        ス

黒服は頭を下げ、百目鬼を見送る。
会場は先ほどまで何やら騒がしさを感じたが、
百目鬼が戻って来た今は、概ね落ち着いたムードだ。

           ……

焼酎を傾けながら会場を見渡してみると、
実に多くの『スタンド使い』の姿が見える。
知った顔もいれば、初めて見る顔も多い。
特に多いのは『10代後半』と見える層だが、
その顔ぶれにも『多様性』は見られる。

しばらく経つと、会場の入り口側に知った顔が増えた。
あれは『漣』だ。その横にいる、真紅のスーツの男は『知らない』。

>>341(ナイ)

「あら、中々良い言葉を知ってるじゃない。
 まあ私の方が勿論語彙力はあるけど……
 そんなところよ、お金がいらないとは言わないけど」

学生とはいえ、記者にも色々考えがある。
黒羽のように奇異な者であれば、尚更に。

「ええ、その時を楽しみにしておくのだわ」

口約束ではあるが、事実になる事を祈ろう――――

>全体

会場の入り口には(周囲の黒服らの反応からして)『アリーナ』の者と思われる、
真紅のスーツを着た偉丈夫と、黒基調の晴れ着を着たメガネの女の姿が見える。

他にも、会場を見渡すと手の空いたスタンド使いらしき人間は多い。
話し相手、新たな『同胞』を探しているなら、見つけることは容易な状況だ。

344アルカラ『ドクター・ブラインド』:2021/01/06(水) 19:46:15
>>343

「フフフ、ありがとう」

『ノスタルジアトピア』を『一つの世界』とするなら、
『住人』が『友達』で、『外から来た者』が『ゲスト』なのだろう。
この場合、『親しさ』は関係ないはずだ。
そうでなければ、『メルコの仲間』である筈の『亜角』が、
『友達』になれないとは考えにくい。

「『ゲストにはなれる』――その言葉が聞きたかった」

『オリバーくん』を見送り、一人呟く。
適当な距離を置いて、気付かれないように後を付いていこう。
あの外見なら、人に紛れて見失う事はない。

345石動 織夏『パイオニアーズ・オーバーC』:2021/01/06(水) 19:53:20
>>331>>337>>343(GM)
「ああ、気が向いたら頼むぜ、クロちゃん。」

>>332>>333>>341(ナイさん)
「おう、いい話になるといいな。」

346百目鬼小百合『ライトパス』:2021/01/06(水) 19:59:47
>>343

「おっと、どうやらいらっしゃったようだね」

        コト

「『挨拶』してこようか」

空になったグラスを置き、新たに現れた二人に歩み寄る。
この催しは『桜島派』と『漣派』の合同開催。
『漣』の隣にいるのが、おそらくは『桜島』だろう。

「漣さん、こんにちは。『その節』はどうも」

「――――はじめまして」

二人に向かい合い、まず漣に一礼する。
それから、隣の男に頭を下げる。
手始めに、どのような人間か確かめよう。

347アレックス『キサンドリア』:2021/01/06(水) 20:13:26
>>331(GM)
>>336(斑鳩)
アレクサンドラ「ありがとう、斑鳩。」
『キサンドリア』(男)「ありがとう、斑鳩。」

アレクサンドラ「ふふ、おいしそう。日本って不思議な国ね。」
『キサンドリア』(男)「『皇帝』と呼ばれていても、所詮僕らは『アリーナ』の子飼だからね。」

アレクサンドラ「『アリーナ』に呼ばれれば何処へでも。」
『キサンドリア』(男)「興行から興行へと行くだけ。必要とあらば、何でもする。」

アレクサンドラ「井の中の蛙。」
『キサンドリア』(男)「裸の王様。」

アレクサンドラ「だから、こうして華やかな新年パーティをできることなんて滅多にないわ。」
『キサンドリア』(男)「日本に来ることだってなかなかない。この国でも言うだろう、『かごの中の鳥は』って?」

アレクサンドラ「来年はどの国で新年かしら。」
『キサンドリア』(男)「『皇帝』と言ってもこんなものさ。」

アレクサンドラ「あなたには夢がある?斑鳩?」
『キサンドリア』(男)「あるなら大事にするといい。」

348御影憂『ナハトワハト』:2021/01/06(水) 21:20:51

会場の片隅に、『ジャパニーズホラー』のような女がいた。
顔を隠すように垂れ下がった前髪の隙間から片目だけが覗く。
『黒服』に渡したのは、
『リング』・『リング2』・『らせん』・『リング0バースデイ』の、
ブルーレイ豪華四点セットだ。

  【今、入ったところ】

               ――――【分かった】

               ――――【了解】

『LINE』のグループチャットに送信し、
出来るだけ多くの人間の顔を覚える事に集中する。
『アリーナ』主催のパーティー。
ここに来たのは『情報収集』の一環だった。

349斑鳩 翔 『ロスト・アイデンティティ』:2021/01/07(木) 00:30:33
>>347

 「――ああ、勿論」

大事にしているよ、という続きは出てこなかった
今の自分が本当にそう出来ているか、確信が持てなかったのだ

もし今の行いが、両親の意図に反している物ならば……。

 「でも、そういう事なら 今日の機会をめいっぱい楽しまなくてはね!
 向こうには露店も見えるし 何処に行っても残る思い出にしてくれよ
 『一期一会』っていう言葉もこの国にはあるのさ。」

――表にはださない 僕は『勝利者』だ
彼らに勝利した以上、勝った者として胸を張る義務が僕にはある。

 「意味は、あなたとの出会いは、二度と巡っては来ないたった一度きりのもの。
 故に、この一瞬を大切に思え……『僕達』は大事にするよ、『君達』との出会いを。」

故に笑顔で、彼らを見送るのだ
それが勝者の手向けなれば。

350一抹 貞世『インダルジェンス』:2021/01/07(木) 05:00:33
>>337
涼しく刺すような玲瓏とした風貌のあどけない少年が新たに入場する。
透き通った肌は血管が薄く見えて、淡い青色に微かなエメラルドの反射が混じる瞳。
ウルフカットの白髪。総じて生命印刷コピーの失敗と言える見た目だ。

「ま、間に合った。私の『最高傑作』を…
 1ヶ月の試行錯誤と徹夜の結晶…」

目の下に出来たクマを擦りながら『黒服』に『プレゼント』用の『マーブルリーフ』を渡す。
フライパンで熱したクラックビー玉を『慈悲の刃』で削り、耐久性を上げるべくマニキュアなどを塗り続け、ワイヤーで括り固定した宝石のごとき無数のビー玉。

「あけましておめでとうございます…」

『黒服』に新年の挨拶をした後は『マーブルアート』を入れたビニール袋を片手に会場を彷徨う。
最高傑作には劣るが拘りに拘り抜いたクラックビー玉の輝きは宝石と勘違いされるかもしれない。

351御影憂『ナハトワハト』:2021/01/07(木) 19:06:01
>>350

会場を歩いていると、『別の客』と目が合った。
白いワンピースを着た女だ。
長い前髪で顔の大部分が隠れており、表情は窺い知れない。

       コク…………

女が会釈してきた。
外見は不気味だが、最低限の社交性はあるらしい。
話しかけてもいいし、そのまま素通りしてもいいだろう。

352『牛に引かれて星羅の集い』:2021/01/07(木) 20:14:48
>>344(アルカラ)

『オリバーくん』は会話が終わったと認識したようで、
着ぐるみらしいぎこちない動きで頭を下げると、
『アルカラ』を振り返る様子もなく『外』へ歩き出す。

      ドス
              ドス
                     ドス

会場の外は『殺風景』だ。
というより『無駄』や『余分』が無い。
閉塞感さえ感じる窓の無い通路で、
時折すれ違うのは『着ぐるみ』ばかりだ。
とはいえ『異常な空間』という感じはせず、
単に彼らしか来る用がないのだろう――

特に呼び止められたりもせず、やがて『扉』に行きついた。
変哲も違和感も無いが、『手の甲のスタンプ』と同じ紋が浮かんでいる。

>>345(石動)

「ええ、気が向くニュースになる事を祈ってるのだわ!」

>>346(百目鬼)

「まァ、百目鬼さんやないですか。
 来てくださったんです? 嬉しいわ〜
 明けましておめでとうございます〜」
 
          ペコリ

上機嫌な様子で漣が挨拶を返す。
そしてその様子を見守るでもなく、
頭を一度目に上げた百目鬼が見るのは、
先に頭を下げている赤スーツの男――――『桜島』。

「どうも、お初にお目にかかるッ!
 そして、『明けましておめでとうございます』ッ」

「俺はアリーナの『桜島』!
 ――――漣氏とは既にお知り合いのようだ。
 俺も、顔を覚えていただけるよう尽力しよう!」

声は大きいが、耳に障るような声色ではない。
『警官』にもこういう人間はいる。『体育会系』というヤツだ。

>>348 >>350(御影)

『多くのスタンド使い』が集い、『アリーナ』の主催で、
また『音仙』より開催の報せがあったこの会合。
『探りを入れる』には、絶好の機会と言えるだろう。

             ガヤ ガヤ

アリーナの者らしき『黒服』の職員や、
周囲の対応から見るに『上位』らしき、
赤いスーツの男と、着物を着た女。
在野のスタンド使いも老若男女を問わず、
しきりに周囲を見渡す不慣れそうな者や、
堂々と飲食を楽しむ、『手練れ』の者もいる。

      ワイワイワイワイワイ

  「えーーー!
   きみも『スタンド使い』だったんだーーー
   じつはあたしもそうだったんでーーーーす」

……あれは『円谷』だ。
他の誰かと話しているらしい。
場ゆえか前に会った時以上にうるさい。
何か知ってるとも思えないし、利益は薄そうだ。

とりあえず、色素の薄い少年に会釈をしてみた。どうなるだろう。

>>349(斑鳩)

例の『サングラス』の人物が、
『会場の外』へ行ったのが視界の隅に見えた。
追う理由があるかどうかは、分からないが……

>>350(一抹)

「明けましておめでとうございます。
 今年も、『アリーナ』をよろしくお願いします」

           ペコーッ

「素敵な『ビー玉細工』ですね!
 きっと、貰った人は喜ぶと思います!」

真面目そうな職員に、凝ったプレゼントを渡す――――と。
不気味な女(>>351)に会釈された。どう応じるのが、この場合良いのだろう。

353一抹 貞世『インダルジェンス』:2021/01/07(木) 20:19:59
>>351
「あけましておめでとうございます。
 この不思議な場所に来れるってことはスタンド使いですね?」

テクテクと近寄って長い前髪の女性を見上げる。
多少は不気味に思えど度重なる事件でメンタルと根性が鍛えられたせいで恐れはない。
見た目の怖さで言えば宗像さんの方が上だ。

「清月学園に通う中学一年生の一抹です。
 所属は無し。裏との繋がりはありません」

「お姉さんのお名前は?」

もしかして『アリーナ』関係者さんだろうか?
前髪が長くて誰かと衝突しないか心配だ。

354アルカラ『ドクター・ブラインド』:2021/01/07(木) 21:13:08
>>352

           ザッ

「フフ――――」

黒いサングラス越しに『扉』を見つめ、不敵な笑みを浮かべる。
手に押された『スタンプ』と同じ印。
おそらくは『鍵』か『手形』か、そういった類の物なのだろう。
ここまで来た以上、次の行動は決まっていた。
少しの躊躇も迷いもなく、『扉』を開ける。

355百目鬼小百合『ライトパス』:2021/01/07(木) 21:15:00
>>352

「『桜島』さんだね。ご丁寧にどうも。
 アンタみたいに元気な人を見ると、こっちも張り合いがあるよ。
 『まだまだ頑張らなきゃいけない』と思えるんだ」

性格に関しては、『黒服』に聞いた話と一致するようだ。
まだ表面を見ただけだが、言動からは実直な印象を受けた。
自分としては、こういった人間には好感が持てる。

「アタシは『百目鬼小百合』。
 漣さんとは、ちょっとした知り合いって所さ。
 この催しに参加させてもらえて、お二人には感謝してるよ」

「ここの人に聞いたんだけど、
 『闘士』とやらを積極的に呼び寄せてるんだって?
 それは具体的に何をする人間なんだい?」

356アレックス『キサンドリア』:2021/01/07(木) 21:31:01
>>349(斑鳩)
>>352(GM)
アレクサンドラ「『一期一会』……。」
『キサンドリア』(男)「……なるほど。」

アレクサンドラ「ありがとう、斑鳩。」
『キサンドリア』(男)「キミと戦えてよかった。」

アレクサンドラ「『私達』も大事にするわ、『あなた達』との出会いを。」
『キサンドリア』(男)「『僕達』も大事にするよ、『あなた達』との出会いを。」

357御影憂『ナハトワハト』:2021/01/07(木) 21:33:38
>>352

「うわ…………」

『心の声』が思わず表に出た。
毛嫌いしている訳ではないが、
あまり顔を合わせたくない相手だった。
明るい人間は苦手なのだ。
しかも、前に見た時よりもテンションが高い。
見つかった場合、『どうなるか』は予想がついてしまう。

(見つかりませんように…………)

>>353

     ススッ…………

近付かれると、さりげなく距離を取る。
積極的に歩み寄ってくる人間は苦手だ。
しかし、向こうから『情報』をくれるのは有り難かった。

    「『御影』…………」

           ボソッ

          「…………『憂』」

前髪のカーテンの向こう側から、小さな声で言葉を返す。
名前以外の事は話さない。
特に聞かれていないからだ。

「…………一人?」

とりあえず軽く探りを入れておく。
『スタンド使い』なのは間違いない。
それは自分も同じだ。

358一抹 貞世『インダルジェンス』:2021/01/07(木) 22:21:14
>>352
>>357
「人見知りさんですか? 今のままの距離にしておきます」

ここまで大人しいスタンド使いは初めてだ。
距離を気にするのは気質的なものとスタンドのスペックなどが理由だろう。
いや、話し掛けてから秒速で嫌われた可能性も…

「一人ですよ…? スタンドも半自立型とかじゃありません。天涯孤独、無所属、無派閥です」

ここが交流会的な場所であれば、自分ほど関わる旨味が存在しないスタンド使いは居ない。
各勢力と薄い縁が有る癖に太いパイプを持っていない。
所詮は中学に進学したばかりの子供である。

359御影憂『ナハトワハト』:2021/01/07(木) 22:36:31
>>353

「…………『半自立型』?」

(聞いてないのに教えてくれてる…………)

不思議そうに首を傾げてみせるが、実際は知っている。
御影憂がスタンド使いになったのは、何年も前の事だ。
だから、首を傾げたのは、知らないという『ポーズ』に過ぎない。
この子は思ったより色々と喋ってくれそうだ。
『もっと引き出せる』と判断した。

「…………この中に『友達』は?」

尋ねながら、会場に視線を向ける。
その時、『円谷』の方を向きそうになり、すぐに目を逸らした。
『何かあるように見える』かもしれない。

360一抹 貞世『インダルジェンス』:2021/01/07(木) 23:25:50
>>359
「ちょっと不運にも『エクリプス』が関連する事件で一緒に…」

「本体から独立した思考と行動をするので『半自立型』
 と勝手に名付けました。本体は優しく心強い方です」

周囲を見渡すが知り合いらしき人物は見当たらない。
よく考えたら新年早々にスタンド使いの交流会に出向く知り合いなど居ない。

「みんな家族が居るから来てないみたいですね。
 小林先輩とアリスさん、矢貫さんも居ません。
 『夢世界』で助け合った方々なのですが…」

「夕立先輩と塞川さんも見当たりません。
 宗像さんは『エクリプス』に狙われてるから無理かな…」

チラッと御影さんが目を逸らした先の人物を見る。
こちらと正反対の陽の気を振り撒く女の子が楽しげに喋っている。

「凄い明るい方ですね。御影さんの友達ですか?
 朝山さんみたいだ…うわぁ…」

ちょっと私には眩しすぎる。眩しいというより騒がしい気もする。

361御影憂『ナハトワハト』:2021/01/07(木) 23:53:46
>>360

「…………いっぱい知ってるんだ」

(『エクリプス』に関わってる…………)

(…………『要チェック』)

出てきた名前は覚えておこう。
『スタンド使いの名前』なら、貴重な情報になる。
『エクリプス』と接触している事も見逃せない。

「あれは…………『友達』っていうか…………」

「『知り合い』っていうか…………」

        ボソ

「…………『円谷世良楽』」

「『同じ学校』みたいだし…………行ってみたら?」

円谷を一瞥し、そう誘いを掛ける。
ただし、自分は彼女に近寄る気はないが。
もっとも、『一抹経由』で、
自分の存在が円谷に知られてしまうかもしれない。
だが、そこまでは考えが及ばなかった。
おそらくは、あの騒がしい程の明るさのせいで、
思考が鈍っていたかどうかしたのだろう。

362『牛に引かれて星羅の集い』:2021/01/08(金) 00:39:40
>>354(アルカラ)

『スタンド能力』は無限の可能性を秘める。
この『紋』も、その一つという事だろう。

       ギ

          ぃぃぃ 
                  ――― ・・・

扉の向こうは『別の通路』だ。
空気が違う、と感じる事が出来た。
天井が高く、窓の外は『遊園地』。
ここは――――前にも一度、来た事がある。

          ドス …

               ドス …

着ぐるみだけが歩いている、
この空間の名は『ノスタルジアトピア』。
廊下は奥へと続いている。出迎える者は出てこない。

>>355(百目鬼)

「何とも嬉しく、そして頼もしい言葉だッ!
 漣氏は、とても良い『ビジネス相手』を見つけたようだ」

破顔一笑し、言葉を受け入れる桜島。
少なくとも表面的に実直である事は間違いない。

「いや〜ほんま、頼れるお方ですわ百目鬼サンは。
 ……桜島さんの『興行』にも、
 参加してもらえたらありがたいんちゃいます?」

「ああッ、間違いなく。
 ――――と、ご質問の答えにもなる事だが、
 俺はアリーナにおいて『興行』……
 つまるところ、『試合』を取り仕切る人間の一人でなッ」

「即ち……『闘士』とは、『スタンド使い』同士の『試合』参加者だッ!
 試合形式は場合にもよるが、主に一対一。勿論、『安全対策』は万全だがッッ」

>>357 >>360(御影・一抹)

一抹の名を上げた人間は、認識通り会場内には見当たらない。
『円谷世良楽』は人の多さゆえか、こちらに気付いてはいないようだ・・・

363一抹 貞世『インダルジェンス』:2021/01/08(金) 00:52:10
>>361
「スタンド使いなら拉致られたり『エクリプス』の計画に巻き込まれて知り合いが増えてきませんか?」

「御影さんも『エクリプス』について何か知ってますか?
 この間は最前線で戦ってた連中を蘇生させるべく色々
 やってたのを知り合いと潰しましたが…」

何やら騒がしい人物も同じ学校の生徒らしい。
交遊関係を広めるのも悪くない。円谷さんという方に会ってみようか?

「御影さんも行きますか?」

「おっと、その前に『プレゼント』です。
 最高傑作はメインに出したので試行錯誤の途中に出来た品を…」

ビニール袋からマーブルアートを取り出す。
植物を象った白いワイヤーで固定された飾りつけと真っ赤なクラックビー玉のブローチだ。
ttp://blog.kulala-minamisendai.jp/?eid=601#gsc.tab=0

「私の『インダルジェンス』で作りました。
 これはスタンド物質ではありません。私の能力は『悪感情』だから罠じゃないですよ」

「髪留めにも使えますよ。どうぞ」

必死に背伸びをして御影さんにブローチを差し出す。
流石にスタンドを出すと脅えてしまうだろうから背伸びで手渡す。

364村田 瑛壱『ディズィー・スティック』:2021/01/08(金) 01:06:34
>>331

「・・・『恩に着る』。『十分』だ。」

『仕事』の範疇であれ何であれ、『欲しいモノ』が手に入ることは良いことだ。
それに、予想外の収穫もあった。

 「しかし『腕のある使い手』とは、なかなか持ち上げられたもんだ。
 悪い気はしないが、買い被りじゃあないか?あんたの前じゃ、何も見せてないってのに。
 それとも、『斑鳩』が何か言ったかい?」

『おれの能力が認知されている』・・・これが分かったのは大きな収穫だ。
『よりよい明日』のため、活用させてもらうとしよう。
もっとも、それは『アリーナ』からしても同じことだろうが・・・

365『牛に引かれて星羅の集い』:2021/01/08(金) 01:13:52
>>364(村田)

「それならよかった。
 ――『雇用』には『連絡』が必要だ。
 こちらの名刺だけではなく、
 いつでも通じる、そちらの連絡先がな」

          ス

「一応渡しておくが、そちらから連絡するなら、ここに」

執事服の男は、先んじて名刺を渡してきた。
『冬川 凍(ふゆかわ こごえ)』――――
その表情や声色同様に、冷たい字面だ。
電話番号と、『連絡アプリ』のID、
そしてメールアドレスも書かれている。

「状況判断もあるが――――
 言ったのは『本堂ゲンマ』だよ。
 『当事者』の言葉が、一番参考になる。
 だから一応、持ち上げているつもりは無いが」

「買い被りだったかどうかは、今後教えてくれるとありがたい。
 お前が望むなら、アリーナには他の『仕事』もあるからな」

『活用』する気は隠す気もないようだ。それをどう取るかは、村田次第。
いずれにせよ、この男との『交流』は意味を生んだ。まだ続けるか、どうするか。
他のスタンド使いや、『アリーナ』の関係者らしき人物も、会場にはよく見当たる。

366御影憂『ナハトワハト』:2021/01/08(金) 01:20:22
>>363

「…………『知らない』」

「『スタンド使い』になったの…………『最近』だし…………」

平然とした表情で、首を横に振る。
もっとも、『表情』は見えないだろうが。
このイベントは『アリーナ』の主催であり、
大勢の『スタンド使い達』が集まっている。
ここに来た目的は、あくまでも『調査』の為だ。
迂闊に自分の事は話せない。

  「もらっとく…………」

              スッ

              「…………どうも」

(『インダルジェンスで作った』…………。
 それが出来る『スタンド』…………)

(あとで『一生』と『研吾』に見せよう…………)

こちらは普通に手を伸ばして受け取る。
これもスタンドの力を推し量る参考になるだろう。
頭の中では、密かに考えを巡らせていた。

「…………行ってらっしゃい」

ブローチを手にして歩いていき、離れた所で立ち止まる。
人に勧めておきながら、やはり自分は行く気がなかった。
『当初の目的』通り、
その場にいる人間の姿を覚える事に専念するつもりだ。

367アルカラ『ドクター・ブラインド』:2021/01/08(金) 01:46:10
>>362

「ほら、ヤッパリいったとおり。
 このキレアジするどい『カン』にくるいはなかった。
 ウワサによると、
 『ペーパーナイフ』よりも『シャープ』だって…………」

                  「…………じゃなくて」

         コホン――――

「無事に『不思議の国』へ御到着」

「でも、『イカれ帽子屋』は出て来ないみたいね」

前に来た時の事(>>118)を思い出し、ぽつりと呟く。
一度訪れただけだが、印象が強烈だったため、
ここの事はよく覚えていた。
ここが『あの場所』である事が『五感』で感じられるのだ。

「それじゃ、『ゲスト』として顔を出しに行きましょうか。
 さっき『許可』は貰ってるんだし」

「――――『お邪魔します』」

                  スタ スタ スタ

眼前の光景に一瞬『演技』を忘れてしまったが、
気を取り直して廊下を歩き始める。
おそらくは、この先に『例の二人』がいる筈だ。
久しぶりに『挨拶』してこよう。

368百目鬼小百合『ライトパス』:2021/01/08(金) 02:19:20
>>362

「『興行』――なるほど、そういう話かい。
 それについては、こちらの漣さんから少し聞いたね」

『力』を持てば使いたくなるのも人間の性だ。
それが『悪事』に向けられるのであれば、
抑止しなければならない。
しかし、何もかも規制すると、
より大きな問題を招く事に繋がる。
現実問題として、『ガス抜き』は必要になるだろう。
詳しい背景は知らないが、
『スタンドを利用した犯罪』が起こるよりは、
『監督下で行われる試合』の方が健全なのは間違いない。

「今の所『試合』に出る予定は無いけどねぇ。
 もしかすると、これから『ご縁』があるかもしれない。
 その時には――――まぁ、よろしく頼むよ」

「さてと……あんまりお偉いさん方を引き止めちゃ悪いし、
 アタシはパーティーに戻るとするか。
 お二人さん、どうもありがとう」

「あぁ、これは『出来れば』でいいんだけどねえ。
 『無派閥』の『如月慧慈』に会ったら、
 言っといてくれないかい?」

「『また何処かで』ってね」

それだけ伝えて、二人の前から歩き去る。
『桜島派の代表』と直接会えただけでも、
ここに来た値打ちはあった。
残りの時間は――――静かに『酒』でも飲んでいよう。

369一抹 貞世『インダルジェンス』:2021/01/08(金) 20:24:29
>>366
「私も一年前に目覚めたばかりです。同じく『初心者』。
 各勢力と色々有りましたから分からないことは聞いて
 ください」

「あっ、駅前で『ニュー・エクリプス』云々と騒いで
 る子が居たら優しくしてあげてくださいね。
 危険性の無いごっこ遊びですから…」

『ニュー・エクリプス』タオルをバックから取り出して見せた後、凄まじい陽の気がする円谷さんの方へ向かう。

>>362
「御影さんの知り合いの円谷さんですか? 」

子供は恐れ知らずである。友達の友達は自分の友達という感覚で生きている。
御影さんが見ていた明るい子に話しかける。

370風歌 鈴音『ダストデビル・ドライヴ』:2021/01/08(金) 21:38:48
困ったという程では無いが、風歌は悩んでいた。
生ゴミを拾って食える面の皮の厚さはあるが、かと言って真っ当な人間に話掛けるのはどうにも苦手である。
自分はゴミであり、ゴミはゴミらしく在らねばならないという思考が、行動の炸裂を阻んでいた。
されど――服装を変えてもらう約定が、多くと関わり、ハンカチを渡す事である。
卵を割らねば、オムレツは作れない。空き缶は引き換えねば銭にならない。結局、行動しか無いのだ。

「す、すみません…・…ちょっといいですか」

精一杯の勇気を出して、風歌は目の前の『誰か』に声を掛けた。

371御影憂『ナハトワハト』:2021/01/08(金) 23:29:46
>>370

離れた位置から、その光景を一瞥する。
そして、すぐに視線を外した。
小皿に『湯豆腐』を盛り、持参した『ソース』を取り出す。
髑髏のキーチェーンが付いた、米国産の『デスソース』だ。
あまりの辛さで、
『心臓発作を起こして死んだ人間がいる』というのが、
命名の由来らしい。

(この前もらった『ジンジャークッキー』…………)

          ドボドボドボ

(…………また食べたいな)

思い出すのは、クリスマスに一生から渡された『激辛クッキー』。
『スタンド使いが作ったもの』だと聞いた。
彼の話によると、『お菓子を作る能力らしい』との事だ。
そうこうしている内に、『湯豆腐のデスソースがけ』が完成する。
箸を取ると、平然とした顔で、『それ』をつつき始めた。

372一抹 貞世『インダルジェンス』:2021/01/09(土) 00:16:59
>>370
「ん? はい。どうかしましたか?」

小さな少年だ。恐れる要素のない少年が下から見上げている。
もしかしたら『炊き出し』や衣類の配布で見かけたことがあるかもしれない。

373風歌 鈴音『ダストデビル・ドライヴ』:2021/01/09(土) 00:31:23
>>372

ホームレスである風歌の生存は、拾得物の換金、違法狩猟、そして複数団体の炊き出しによって賄われる。
ボランティア団体、宗教団体――持たざるものに糧を与える者たちは多い。花壇に水を注ぐが如く、ゴミ達に餌を与えるのだ。
その『餌やり』に於いて、風歌は少年の姿を見たことがある。
瞬間、風歌は恐れを抱く、化けの皮を剥がされはせぬかと。
しかし……この少年を見かけた時は、確か、宗教団体の炊き出しであった。
ならば……風歌は、この少年に神の愛がありますようにと祈った。

「あの、『始めまして』……ちょっと、お話いいですか?」

374一抹 貞世『インダルジェンス』:2021/01/09(土) 00:49:15
>>373
「いいですよ。私のような年下に敬語など使わないで
 ください。普段通りで大丈夫ですよ」

「何度か『炊き出し』でお会いしてますし…
 ゆっくりと『お話』しましょう」

何も考えずに秒速で承諾する。
こういった人々とは何度も会話をしている。どもった話し方から緊張を察してリラックスを促すのも馴れたものだ。

375風歌 鈴音『ダストデビル・ドライヴ』:2021/01/09(土) 00:57:58
>>374
この少年は、風歌の意を組まない――意図しているのか、いないのかは解らないが。
しかし、風歌は鉄火に飛び込んだら引かぬ女である。こうなったら、やるしかないのだ。

「どうも……・」

話――話と来た。まさか次の炊き出しは肉を多く入れてくれとでも言うか、言えない。
ならば、この場にふさわしい話題とは……

「やっぱり、坊やも『スタンド使い』なのか?」

ひどく当たり前の事を聞いた気がして、風歌は恥ずかしくなった。

376一抹 貞世『インダルジェンス』:2021/01/09(土) 01:19:26
>>375
「スタンド使いですよ。鉄火場も多少は…」

「そう言えば、名前を名乗っていませんでしたね。
 一抹と呼んでください。中学一年です」

礼儀正しくお辞儀をする。頭を下げると余計に小さく見えるはずだ。
ついでだから先に名乗って話のペースを握る。

「私に用がある感じでしたが何かありましたか?
 怪我でもしました? 年始は無料診療所も休みですから…」

保護者のように具合の悪いところがないか見る。
年末年始に備えて衣服や絆創膏は多めに配布したが不慮の事故もある。出来るなら助けになりたい。

377風歌 鈴音『ダストデビル・ドライヴ』:2021/01/09(土) 01:24:38
>>376

「実際は、話と言うほどでもないんだけどな……」

ぽりぽりと頭を掻きながら、風歌は困った顔を浮かべる。

「アタシの普段を知ってるなら、こういう格好を用意できない事は分かるだろ? けど、用意してもらった――その時、色々な相手と関わりを持つ、と約束をしたのさ」

そして――紙袋から、白いハンカチを取り出し、差し出す。

「とりあえず、お近づきの印に、だ。どうぞ、拾いもんじゃない、ちゃんとした貰いもんだよ」

378『牛に引かれて星羅の集い』:2021/01/09(土) 03:54:37
>>367(アルカラ)

                 ゴ ォォォ ――――――  ン ・・・

     ゴォォ  ォォォ ――――――   ン ・・・

幾つも通り過ぎる窓の外から、鐘の音が聞こえる。
外に広がるのは変わらず『遊園地』。
『天蓋』は星空を映し、巨大な観覧車は稼働し続ける。
無いのは『客』だけ――――外は無人だ。

やがて、『扉』があった。

              ギ
                ィィ

「――――あれぇ? あなた、『夢見の国のアリス』!」

そして、やはり『彼女』が出て来た。
鼓笛隊のような華々しい衣装に、
背の高い帽子をかぶっている。
見た目は何も、この前と変わらない。

「『誰か』来たのは気付いてたのよぉ〜〜ん。
 またね!って言った事、ちゃぁ〜んと覚えてくれてたんだ」

         「どう? 入る?
          前と変わらない顔ぶれだし、
          前と変わらない『内輪』のパーティだけどォ〜」

「ア〜リスが来たらぁ、しおんちゃんは、きっとスゴク喜ぶと思うわ」

>>368(百目鬼)

「ああッ、少なくとも俺は意義ある――――
 そして『エンターテインメント』として価値ある活動と考えている!
 試合に『出る』事は無くとも、『会場警備』や『迎賓』といった、
 貴女であれば適任であろう『仕事』は、いくらかあるッッ」

「故に――――『その時』が来ることを、 
 心より楽しみにさせていただこう!
 いや、新年早々良い『出会い』があったッ!」

桜島は屈託なく、よく笑う。
しかし過剰な『距離の詰め方』はしてこない。

「いやぁ、うちらなんてそんな大して偉くもないですわ。
 むしろ百目鬼さんを独占させてもろて、他のお客さんに悪い事しました」

漣は袖を口に当て、目元には笑みが浮かんでいる。

「ン、『如月』氏に? 無論構わない! が――――」

「こういうんは詮索するもんちゃいますわ、桜島サン。
 ええ、『如月』さんにもよう伝えときます。それじゃあ、パーティを楽しんでくださいねえ」

『アリーナ』が如何なる『背景』を秘めているのか、
それは今はまだ分からないが、『百目鬼』の行動は『入り口』を作るには十分。
望むならばやがては、その深淵に光を差し込ませる機会が来るかもしれない。

>>369(一抹)

『円谷』に声をかけようとしたが、先に『風歌』が話しかけて来た。
『円谷』はあちこち移動しているが、うるさくて動きも大きく目立つ。
後から見つけて話しかけ直すのは、そんなに難しい事ではないだろう。

>>370(風歌)

声をかけた相手は――――『一抹』と名乗る少年だった。
この出会いが果たして『風歌』に、どのような物をもたらすか。

>>371(御影)

『死』に由来する、地獄のような色の『調味料』を躊躇なく食らう。
『激辛』はまさしく『食べ物』界の『ホラージャンル』。
幸いにして会場には、他にも辛い料理は見当たるようだ。
『円谷』が来る様子もないし、あとは食事を楽しみつつ情報収集に励むのが良い……

379一抹 貞世『インダルジェンス』:2021/01/09(土) 05:23:28
>>377
「こういった時は『エクリプス』がスタンド発現の準備
 でも進めているのか、と疑うものですが『アリーナ』
 も対策を講じているはず」

「『ハンカチ』を用意した方の善意を信じます」

毒殺されたり数々の騙し打ちを受けてきたが臆病なだけでは生き残ることも出来ない。
大胆さと柔軟さのバランスを保てば、大抵の事態は何とかなる…気がする。たぶん。

「お姉さんのお名前は? 最近は若いホームレスさんも
 少なくありません。
 上手いことやりくりしてネカフェに泊まり様々な手法
 を使って稼ぐ貴方たちは逞しいですね」

『ハンカチ』を受け取りポケットに仕舞う。
そして、様々な『マーブルアート』の入ったビニール袋を背伸びしながら差し出す。
何も言わなければ高級アクセサリーと勘違いするクオリティの品々だ。

「売ってお金にしてください。最高傑作に及びませんが
 スタンドを使って様々な加工を施したものです。
 100均のビー玉ですがメルカ…ネットの闇市を利用し
 て売り捌けば多少の資金となるかもしれませよ?」

「定期的に開催されるフリーマーケットに出展するのも
 悪くありませんね」

>>378
遅れてきたせいか食事や固定の友人たちと話す人達も増えてきた気がする。
目の前の彼女と話が終わったら1ヶ月続きの徹夜で失った栄養を補うべく食事に集中するとしよう。

(それにしても朝山さんの明るさに匹敵する元気な方だ。
友人でもない私が話し掛けるのも…)

380夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2021/01/09(土) 09:59:20
>>378

「フフフ、初めまして」

「最初に『自己紹介』しておくわ。
 私は『アルカラ』。『アリーナ』の『ファイター』よ」

「――――って入る予定だったんだけど…………」

                    バサッ

            ガバッ

    スチャッ

勢いよく『ウィッグ』を取り、『白衣』の前を開け、
『サングラス』を付け替える。
ウィッグの下は『金髪』で、
白衣の下は『アリス風のファッション』。
サングラスのレンズは『黒』から『青』に変わった。

「ショージキそろそろ『ゲンカイ』だったし、もういいや!!
 コッソリ『せんにゅう』したらカッコいいんじゃない??
 とおもってやってみたけど、
 やっぱこういうエンギはむいてないな!!
 『アリス』は『こせいはジョユウ』なんだぞ!!
 『マジメなエンギ』をもとめるのがマチガイだったって、
 『メイブツひょうろんか』もいってたし。
 『カントク』!!でてこいよ!!」

「でも、こんごのために、
 『あたらしいヒキダシ』をふやしておくコトもダイジか……。
 カントクは、ソレをいいたかったのかもしれないな……。
 こんかいはおおめにみてやろう」

全ては昨日テレビで観た『映画』が原因だった。
裏社会を舞台に、
クールなヒロインが大活躍する華麗なスパイアクション。
それに影響された結果、
このような行動に出る事になったのだ。

「おッ、いいね〜〜〜。はいるはいる。
 いつまでもタチバナシもナンだし、どうぞどうぞ」

「『メル』、ひさしぶりじゃん。
 『カザミン』もゲンキ??
 しおんちゃんもゲンキだよねぇ??」

「あ、『ロブソンくん』もゲンキ??」

扉の中に踏み込みながら、『前に会った時』を思い出す。
(ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1511075107/755)
『またあおうね!!』っていって、バイバイしたっけ。
そのときは、またあえるかどうかなんて、
わかんなかったんだけど。

381風歌 鈴音『ダストデビル・ドライヴ』:2021/01/09(土) 10:15:40
>>379

「なるほど、な。ちっと妙な事をしちまったみたいだ」

風歌は苦く笑った。少年――もとい、一抹の態度を見て、己の愚かを悟らぬ程に愚かではない。

(スタンド使いってのは、いつも差し出された手に画鋲が仕込まれてねぇか疑わねぇといけないってわけか)

何が起きるか解らないが故に、何が起きるかを常に警戒しなければいけない世界。
万が一の敵意を嗅ぎ損ねたら、ただの一刺しで致命を追う世界。
――その世界に生きながらなお、彼はハンカチを受け取った。
風歌はゴミである。しかし、信頼に対して不信で応える不義理は好まぬ。三寸の虫にも五分の魂があるのなら、ゴミにも仁義の魂はある。

「だが、そんな妙を受け取ったくれたんだ、名乗らねえ訳にはいかねぇな――アタシの名前は風歌、風歌鈴音――風歌で良いぜ」

そして、ビニール袋を受け取った風歌は、しげと眺める。
キレイである。少女らしい感性など死んで久しいと思っていた風歌であるが、物質に対して金になるかではなく、美醜を深く感じ入るのは久しぶりであった。
ネット環境を持ってはいないし、売れはせぬ――偶に眺めて置こうと思いながら、風歌は紙袋から『チョコレートの詰め合わせ』を一つ取り出した。

「プレゼント交換にはちと速いが、『お返し』だよ。旨いぜ、多分な」

382一抹 貞世『インダルジェンス』:2021/01/09(土) 20:44:35
>>381
「ちょ、チョコ…最後に食べたのはクラスの子から貰っ
 た義理チョコだけ…」

二人の差は家の有る無しでしかないのかもしれない。
瞳を輝かせてチョコの詰め合わせを見つめる無邪気な姿は年相応のものだ。
背伸びをして受け取り巾着袋に捩じ込む。

「そういえば、風歌お姉さんは路上生活を脱却する気は
 ありませんか?」

「こう見えて義理ですが牧師の息子なのでボランティア
 、法人団体などの方々と知り合いなのです。
 日雇いのお仕事を回し、寮を用意してくれますよ」

割とガチめな救いの手が風歌に差し伸べられる。
ネカフェ民より多少はマシな生き方も提示してきた。
『ゴミ』と言えど捨てる者あれば拾う者あり。
今まさに目の前の少年は風歌を拾おうとしている。

「近年、路上生活者はネカフェに行っちゃって捕まえ
 られないこと多いのですが…
 そもそも活動自体が知られていないのとスマホを持た
 ない方々は窓口にすらたどり着けませんからね」

炊き出し後に生活保護を申請させられた挙句、寮に監禁されて金を奪う輩に捕まるよりはマシかもしれない。

383風歌 鈴音『ダストデビル・ドライヴ』:2021/01/09(土) 21:55:09
>>382

「ん……」

路上生活からの脱却――風歌がこの穴に『落っこちた』ならば、望む道である。
しかし、それ以外の選択肢が自発的な奇妙な果実になるしかなかったとはいえ、それでも『選んだ』道である。
差し出された『手』が――主には行政の手が、たまさかにはヤー公の魔手が、なかったわけでもない。
それを断固として拒絶し、逃げ続けているのは、ゴミであろうとも、ゴミを選んだという矜持があるが故である。
だから、断ることは、できる。
しかし――風歌はそうはしなかった。

「少し、考えておくよ」

ゴミとして野垂れ死ぬ覚悟は決めていた――しかし、ゴミには不釣り合いな『力』を風歌は手にしている。
スタンド――傍にあるもの、立ち向かう為の力。
『ダストデビル・ドライブ』。『ゴミ』を飛ばす風を起こす、風歌の魂。
――この風は、ゴミを、即ち風歌をも飛ばす。
ならば、この『スタンド』が導いた出会いは――今いる場所から己を吹き飛ばすための追い風なのかもしれない。
それでも、ここでは一歩を踏み出せない。『道』を変えるのは、決して簡単ではないのだ。

「どのみち、『ここ』で確約はできねーよ。夢見てーな場所だし、『夢』で終わるかもしれねーしな……続きは、外で会えて、覚えてたらにしようや」

384氷山『エド・サンズ』:2021/01/09(土) 22:43:16

「はぁ〜・・・・ 思ってたよりもずっと人が多いですね!」

感嘆の息を吐きながら清月学園の制服を着た少女が会場に入ってきた
アリーナの関係者に誘われて来たのだが、予想以上の人の多さに目が回りそうになる

「えぇっと・・・・まずはプレゼントを」

その直後に受付にいた黒服に『プレゼント用の品物』を渡す
とある大物芸人が監督・主演を務める映画『座頭市』・・・・・そのブルーレイディスクだ
会場に来る前にTSUTAYAで買って包装した一品

(私が時代劇にはまるきっかけ・・・・・なんですよねー
 物心がつく前に家に置いてあったDVD・・・・ あの頃は何度も見たなー)

昔の事を思い出し、少々ノスタルジィな感情に浸りながら周囲を見渡す
周りには何人かの知り合いがすでに来ているようだ
氷山は彼らの顔ぶれを眺め・・・・

>>382-383(一抹・風歌)

「一抹くん、君もここに来てたんですね
 あれ? この方は?」

どうやら歓談しているらしい二人のもとへと向かった

385一抹 貞世『インダルジェンス』:2021/01/09(土) 22:47:45
>>383
「ここが仮想の世界だったら今頃、私は死んでますよ。
 そういった状態ですからね」

「それに路上生活者のままだとスタンド使いとしての
 生活にも縛りが生まれます。スマホとか」

この町は繋がりもなく生きるには厳しい場所だ。
『アリーナ』で闘士の道を歩むか、『エクリプス』の残党に都合良く使われるか。
スタンド使いに平穏の道は無い。不思議な縁が様々なものを呼び込むからだ。

「先ずは『自尊心』を取り戻しましょうね、風歌さん。
 私に話し掛けた時の自信の無い姿は痛々しいものでした」

「日本の路上生活者は外国の路上生活者に比べると
 働き者なのです。野心がある。薬に手を染めるより
 生きようとする意志があるのです」

カレンダーをメモ帳代わりとしたものに教会の位置と住所、スマホの電話番号を書いて差し出す。

「スタンド使いになれたなら今に満足していないはず
 です。何を利用としてでも上を目指しましょう」

「『アリーナ』の闘士になる道もありますが…出来れば
 私の手を取っていただきたいです。では、また…」

風歌さんに別れを告げて近くの料理に向かう。
狙いはハムだ。お高級なハムを狙って食べ続ける。

386一抹 貞世『インダルジェンス』:2021/01/09(土) 22:50:35
>>384
「あっ、氷山先輩! あけましておめでとうございます!」

「この方は今さっき知り合ったスタンド使いさんです。
 風歌さんってお名前なんです。可愛い名前ですよ!」

387氷山『エド・サンズ』:2021/01/09(土) 22:58:44

>>383(風歌)

知り合いがいる場所へ向かった・・・・・のだが
人ごみに紛れて歩みが遅くなった隙に彼はいなくなってしまったようだ

「あ・・・・・・。」
     「ど、どうもー・・・・・。」

       ・・・・・・・・・・・。

その場に残っているのは初対面の女性(風歌)のみ
なかなか気まずい雰囲気になりながら挨拶をする

(い、一抹くん―――――ッ!
 と・・・・とりあえず会話を・・・・!会話を繋いで・・・・・!)

「いやあ・・・本日はお日柄もよく・・・・・」

    (って、違う! これじゃあ結婚式やお見合いですよ!)

  「皆様、たくさん集まって御盛況ですねぇ・・・」

ひとまず何か会話を繋ごうと焦った顔になりながら
周りを見渡して当たり障りのない事で話しかけた

388風歌 鈴音『ダストデビル・ドライヴ』:2021/01/09(土) 23:30:36
>>387
初対面、女! 自分と違って真っ当そうな年下!
氷山――風歌が最も苦手とする類の生命体の一つである。

「こ、こんにちは……本当に、人が多くて……」

仲介役となりうる少年は、いつの間にか去った。信ずる者は救われると言うが、人間関係の手助けをしてはくれないらしい。

(初対面の相手にいきなりハンカチは渡せねぇ!)

即ち――会話をつなぐ必要がある。ならば。

「ところで――あの坊やとは顔見知りみたいだけど……アン……じゃない、あなたはどんな関係で?」

とりあえず、あの子との関係を聞く――取っ掛かりとしては、悪くないはずだ。

389『牛に引かれて星羅の集い』:2021/01/09(土) 23:35:18
>>379(一抹)

『円谷』の行動指針は分からないが、
『食事に集中している』『知り合いではない』
この二点を満たすなら、突撃しては来ないだろう。
栄養補給を存分に行う邪魔には、ならないはず。

>>380(夢見ヶ崎)

「あ〜〜〜らあらあらあら、そういう趣向?
 ごめんねェ、『しおんちゃん』はそうでもないけど、
 『アズミ』とあたしは知らない人とテーブルを囲むのは苦手ェ」

        「だから、種明かしを我慢できなかったわ」

『メルコ』はステッキを手元でくるりと回転させ、
廊下の床を突きながら、出て来た扉を大きく開く。

「アハ、アハ……
 相変わらず、ほんと『個性的』。
 それってきっと、とっても素敵な事だわぁ〜〜〜」

「『アズミ』もしおんちゃんもと〜〜〜っても元気よ。
 『ロブソン』――ああ、あのキャストもねェ。今日はいないけどネ」

             「ま、入りなさいなァ」

そうしてくぐった扉の中は、
『前回』とまるで変わらない部屋に、変わらない顔ぶれがあった。

        「ム」

                  「……ああ、キミでしたか」

視線が『夢見ヶ崎』であることを認めると、『歓迎』の意を富んだものとなる――――

>>384(氷山)

会場には既に多くのスタンド使いが詰めかけている。
そう、多くの、『スタンド使い』――――全員がそうだ。
以前『ラッコ』の話をしたあの怪しい顔もいれば、
先日共闘した、まぎれもない『戦友』の姿も認められる。

逆に『アリーナ』にも様々な『派閥』があるということか、
『セクションX』の試合や、『先日の一件』で、
氷山が見かけたことのあるような者の姿は無い。
あるいは、それこそ人が多くて見つからないのか――

自身の『記念碑』でもある大名作を『プレゼント』として渡し、社交へと向かう。

>全体

『プレゼント』は既に多くが集まっている。『出し忘れ』などは、ないだろうか。

390風歌 鈴音『ダストデビル・ドライヴ』:2021/01/09(土) 23:48:31
>>386
その時である! 風歌は少年の存在に気付く! 去ったと思いきや、帰ってきていた。
ならば――祈る! 願う! 眼で、請う!

(どうにか、仲を取り持ってくれ……)

ゴミの如き女は、慣れぬ『助け』を求める眼差しを、少年へと投げかけた

391氷山『エド・サンズ』:2021/01/09(土) 23:49:03
>>386(一抹)

「一抹くん、あけましておm・・・・・・」

返事を返す間もなく、彼は去って行ってしまった
お高級なハムはそれ程までに人を魅了するのだろうか、恐ろしい求人力だ
肉は人を魔物に変える

>>388(風歌)

「え、えぇ・・・・本当に人が多いですね」

傍から見ればなんだこの会話は、と思う事だろう
情報量がない言葉のキャッチボールを交わしているが、
本人たちにとっては必死なのだ

「えっ・・・・一抹くんとの関係ですか?
 そうですね、どこから話せばいいか・・・・
『後輩』・・・・というのはちょっとそっけない感じですし
『友達』・・・・というのもなんだかふわふわした感じで
『元音痴カルテット』・・・・流石に意味不明すぎますね」

うんうんと、指先を頭に当てて悩むように目を瞑る
丁度いい関係性を示す言葉を探し・・・・そして

「『仲間』・・・・ああ、それが丁度いいですね
 ちょっとした『いざこざ』があって、一緒に戦った『仲間』です」

「愛くるしい少年に見えますけど、結構頼りになるんですよ、あの子
 ・・・・・まあ、無自覚に人の弱い所を抉る癖がたまに疵なんですけど」

392一抹 貞世『インダルジェンス』:2021/01/09(土) 23:59:04
>>389
>>390
>>391
「風歌さん、さては路上生活者でない相手は苦手ですね?」

ハムを皿に移して一抹が帰って来た。
素は姉御肌だが初対面の相手にはトーンが下がるのは謎だ。

「この風歌さんって方は『ハンカチ』を配ってるようです。受け取ってあげてください」

モシャモシャと下の方でハムを食べる。
懐の『ハンカチ』を取り出して見せる。

393風歌 鈴音『ダストデビル・ドライヴ』:2021/01/10(日) 00:20:23
>>391

「後輩、友達……同じ学校に通ってるんですね……カルテット……吹奏楽部にでもいたんですか?」

ぶっきらぼうを通り越して無頼に至った風歌の人間性を僅かでも知るものが聞いたら、失笑しかねぬ敬語であった。
しかしながら、オムレツを作るために卵は割ったのだ。スクランブルエッグになりつつあるが、投げたサイは戻らない。
同様と混乱の中で、風歌は言葉を続け用とする――瞬間!

>>392
救いの手が舞い降りた――かと思った瞬間に、路上生活者である事をバラされた。
まさしく、弱いところを刳りに来る、だ。

(このクソガキャ……)

僅かな努力を台無しにされた感覚に頬を引く付かせながらも、こうなったら演技は要らぬ。

「――と、まぁ、アンタの言葉通り、人を抉るの大好きなサドガキからご紹介頂いたように、アタシはホームレスをやっている」

風歌は皮肉げに笑いながら、紙袋の中から白いハンカチを取り出した。

「この衣装を用意してもらった相手との約束で、お近づきの印を会った相手に渡すことにしているんだ……いるかい? 見ての通り、アタシの汚れなんざ移ってないキレイなハンカチだよ」

394夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2021/01/10(日) 00:35:12
>>389

せっかくの『サプライズ』が……。
サプライズはサプライズだからサプライズっていうんだぞ。
サプライズがサプライズじゃなかったらナンていうんだよ??
『つぎのぎだい』はコレにしよう。
みんな、じかいまでにかんがえとくように。

「ロブソンくんいないのか〜〜〜。
 きょうはオヤスミかな??
 いまごろは、
 しゅみの『バルーンアート』にぼっとうしてるんだろうな〜〜〜。
 たぶん、『ギネスきろく』にちょうせんしてるんだろうな!!」

それも自分で付けた設定だけど。
『スタンド』なんだし、実際はどうか分からない。
でも、考えるくらいはしたっていい。

              「――――『きちゃった』」

      ドサッ

「いやぁ〜〜〜さいきんどう??
 『アリス』は、とりたててコレといったコトはないけど。
 あ、しおんちゃんにはチョットまえあったけどさぁ〜〜〜」

          キョロ キョロ キョロ

適当な席に腰を下ろし、テーブルの上を見る。
いまナンカすごい『モナカ』がたべたいキブンだ。
『クリいり』あるかな??

「あ!!『モナカ』といったらさぁ、『カンジ』でかくと、
 『モナカ』と『さいちゅう』っておんなじなんだよね。
 コレってフシギじゃない??」

お菓子に手を伸ばしながら、思い付いた話題を振る。
『モナカ』がなかったら『パイ』でもいいぞ。
『パイ』がなかったら『タルト』でてをうとう。

395氷山『エド・サンズ』:2021/01/10(日) 00:39:10
>>392

「あ、戻ってきた」

少年は片手にハムを抱えて戻ってきた
やはり肉は魔物・・・・一度、憑りついたら決して離れぬ

「なるほど、『ハンカチ配り』を?」

イベントの一環なのだろうか、と自分の中で理屈をつける
そう思いながら、無意識のうちに一抹の抱えるハムに片手を伸ばし、
皿に乗ったそれを一枚拝借して口の中に放り込む

そう・・・・氷山もまた肉の魔力に憑りつかれているのだ・・・・

>>393

「あ、あはは・・・・ 『吹奏楽』と言えるほど高尚なものではなくて・・・」

なんと無情な言葉か
『音痴』であった頃の彼ら(彼女ら)の歌など、
真っ当な吹奏楽と比べれば風に吹かれて消し飛ぶほどダメダメなものだというのに

「おっと、なるほどそんな理由が」

『路上生活者』という言葉に少しだけ驚いたような表情を浮かべる
だが、それ以上の反応は返さず、平静な様子で言葉を返す
だが・・・・

「一抹くん、人が嫌がる言葉はもう少し考えてから使った方が・・・」

まったく気にしないわけではなく、一抹の言葉を咎める様に言う
スタンド使い達が多く集まる空間だ
奇人変人の類は多く集まっているし、目の前の女性は自分よりも年上だ
ことさら騒ぎ立てる程の事柄ではないと思ったのだ

「それじゃあ、私も一枚いただきます
 今年の冬も寒いから気を付けないといけないですよね」

396一抹 貞世『インダルジェンス』:2021/01/10(日) 01:00:14
>>393
「あっ、うっかり氷山先輩も知ってる前提で喋っちゃい
 ましたね。すみません」

「この方が氷山先輩です。優しさと強さを併せ持つ
 人です」

謝った後にデカいハムを風歌お姉さんに差し出す。
新年の交流会で出されるだけあって新鮮な肉の色をしている。

「そういえば、誰から『ハンカチ』を…?
 『アリーナ』関係者さんでしょうか。後のイベントの
 仕込み?」

「流石に敵の懐で大乱闘する強さの『エクリプス』残党
 なんかは居ないはず」

>>395
「生ハムも取って来ましたよ! 肉です!」

そう、あれは解除されたが覚えた満足感を求めて肉を見ると食べたなくなってしまう。
ここで食べたら脂肪になるが誘惑は…

「彼女の決意は硬いらしく日雇いと寮の話は後日に回さ
 れちゃいました」

「スタンド使いでもスマホがないと厳しいから持たせて
 あげたいです。いや、スタンド使いだからこそですね」

生ハムを氷山先輩に差し出す片手には熟成ハム。
残る片手には生ハムと燻製ウィンナー。
身体が肉を求めている

397風歌 鈴音『ダストデビル・ドライヴ』:2021/01/10(日) 01:10:00
>>395
「正月の妖精から貰ったんだよ」

ハムを貪りながらクソガキに風歌は応える。
おそらく、あの女は何らかのスタンド使いではあろうが――風歌の中では正月の妖精になっている。本人が聞いたらどう思うかは知らないが、とりあえずは正月の妖精だ。

「そもそも、そのエリキシルだかエクリプスだかアタシは全くわかんねーよ」

あるいは『分かる』のかもしれないが、今は薄ぼんやりとしている。
夢のような場所だからだろうか――その言葉と関わったのが、過去か未来かも解らない。
ただ、クソガキの示唆した何かは、覚えて於いて損はない、気がする。


>>396

そして、ハムを嚥下した風歌は、氷山を見やる。
忌避感を浮かべるでもなく、侮蔑を浮かべるでもなく、クソガキを咎めた氷山。
人は、汚物を見た時、眼に性根が出るというのが風歌の自説の一つである。口先でいくら偽善をほざけても、眼に宿る感情ばかりは隠せない。
人は、人をゴミとして見ることが出来るという事を、風歌はまざまざと知っている。
――だが、氷山は風歌を『人』として見た。いい人間、なのだろう。
クソガキの言葉が正しければ、『優しさ』と『強さ』を併せ持つ、珍種にして貴種だ。
そのような相手に皮肉げな態度を取ったことに自己嫌悪を覚えた風歌は、この『負い目』を払うための行動に出た。

「ハンカチを受け取ってくれて、ありがとうな。おまけに、こいつも付けるぜ」

そう言うと、風歌は風歌の中から『チョコレートの詰め合わせ』を取り出し、氷山に突き出す。

「そこの陰険にも渡した真っ当なチョコだ、旨いぞ、多分……それと、一つ、忠告する」

風歌は、眼を細める――真っ当な人間であれば、忠告して損はないだろう。

「聞いた話なんだが、『ガキ』を襲うスタンド使いがいるらしい……アンタらはガキって言うにはちいとデカイが、まぁ、気をつけて損はないだろうさ」

398氷山『エド・サンズ』:2021/01/10(日) 02:19:34
>>396(一抹)

「うーん・・・・そういうデリケートな話はもう少し間を置いた方が・・・」

二人で何を話していたかは知らないが、
『ホームレス』、『日雇い』、『寮』などの単語で何となく想像がついた
想像が正しければ、風歌というこの女性に、何らかの『救済措置』を提案したのだろう

(一抹くんは・・・・決して悪い子じゃあないんですけど
 こう・・・・直情径行っていうか、勢いで余計な事を言っちゃうのが・・・まあ、でも)

「―――『タカさんの理想(爪弾き者達の居場所)』
 ちゃんと考えてるんですね」

今はまだ理想にも及ばない程小さな足取りかもしれないが、
それでもちゃんと一歩ずつ前に進もうとしている
その事実に少しだけ感心した


    もしゃっ

         「・・・・・あれ?」

「な、なぜ私は手に『ハム』を・・・・っ?
 これは一抹くんの『ハム』なのに・・・・はっ!?」

今頃になって、無意識のうちにハムを食べていたことに気づく
その時にはすでに口の中に咀嚼したハムの風味が広がっていた

「こ、これは・・・・!」 

   ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・

    「一抹くん・・・・危険です・・・・・私たちは既に・・・・・ッ!」

掌中にあるのは熟成ハムだけではない
『生ハム』、『燻製ウィンナー』・・・・多種の肉類を既に『つまみ食い』していたッ!
普段の氷山であれば、年下の子から食べ物を奪うなんて事は(そんなに)しないはずなのに・・・!
常軌を逸したこの精神テンション・・・・・この状態を言葉で言うなら・・・・・!

「『肉の魔力』に憑りつかれている・・・・・・ッ!」

     もっしゃっ    もっしゃっ

>>397(風歌)

「ご紹介を受けました、氷山(ひやま)です
 氷山 あきはっていいます、よろしくお願いします」

もっしゃもっしゃと会場から集められた『肉料理』を食べながら言う
初対面の人の前でだいぶ失礼なふるまいかもしれないが、『肉の魔力』には抗えない
受け取った『ハンカチ』は肉の油汚れがつかないように折りたたんでポケットにしまっておく

「それは・・・・! ・・・・・はい!いただきます」

目の前に差し出された『チョコレート』に、最初は驚くような、戸惑いの声をあげる
だが、ちょっとした逡巡の後にその贈り物を受け取る事にした
生活が苦しいであろう人から物をもらう事に少しだけ罪悪感のようなものがあったが
率直な好意には応えなければならないと思ったためだ

「『子供を襲うスタンド使い』なんて・・・・物騒な話ですね
 私はともかく、一抹くんは・・・・」

視線で横にいる一抹と背丈を見比べる
氷山も学年の中では背が高い方ではないが、一抹はさらに低い
顔立ちを見ても子供らしい愛くるしさが残っているので『子供』で通ってしまうだろう

「まあ、一抹くんの能力ならそんな凶悪なスタンド使いに襲われても大丈夫だとは思いますが・・・
 でも、ご忠告ありがとうございます」

「私からも一言、ちょっとした注意なのですが・・・『エクリプス』という組織にはご注意を」

ふう、と一呼吸をおく
この先に話す事は、話す自分自身も心を整えないといけない
そんな内容であるからだ

「一抹くんも話したかもしれないですが、昔この街には『本物の悪の組織』が存在して・・・
 『アリーナ』の人達がその『組織』を壊滅させたらしいんですね」

「それでも、その『残滓』はこの街の裏側にあって・・・・
『復活』の可能性を今か今かと待ち望んでいる・・・・そんな話です」

聞く者によっては滑稽な『噂話』に聞こえるかもしれない
話した自身ですら、どことなく嘘くさい感じの話だなと思えてくる
だが、話した全ての内容は、自分が体験した『事実』なのだ

「・・・・・ちょっとだけわくわくする感じもありますけど
 危険なので、注意してください」

399一抹 貞世『インダルジェンス』:2021/01/10(日) 06:10:41
>>397
「氷山先輩が説明する通り『エクリプス』は凶悪です。
 所属するスタンド使いは殺傷力の高いスタンド使いが
 多いようです」

「例えば、銃弾の雨を弾いて駆け抜け鉄塊をも穿つ槍使い
 投げキッスで他者を束縛し、接吻は他者を従わせ、
 最後は自分そのものに変えて複数のスタンドを使う
 自己愛の化身のごとき男」

「この場に居るスタンド使い全員と互角以上に渡り合っ
 て下手したら皆殺しにするかもしれません」

真剣な顔で『エクリプス』の脅威を語る。
同じスタンド使いであろうと天と地の差があるのだと。

「彼らが強引にスタンド使いにした者たちでさえ油断なら
 ない恐ろしい能力の使い手でした。
 取って付けた言葉や身に付いてない力を披露した者の
 肉体を内から斬り裂き、本体も『付け焼き刃』を発現
 し、接触した凶器を朽ちさせる落伍者」

「事前に飼い慣らしたバジリスクを介してヒ素を手当た
 り次第に散布し、大虐殺を行う女…あっ、男でした」

「落伍者は武器や魔法など夢幻の溢れる世界では無敵。
 オカマ…ホモ?は化物を従え攻守に於いて隙無し」

「出会わないという保証は無いです。
 寧ろ、スタンド使いになったからこそ遭遇するかもし
 れませんね」

笑い事ではない話をしながら『インダルジェンス』を発現してテーブルから『鶏ムネ肉の和風マリネ』を皿に取る。
あの日の『満足感』を求めて肉を喰らう。

「えぇっ…また『通り魔』のスタンド使いですか…
 襲われたら自首させなきゃいけませんね」

>>398
「実際に風歌お姉さんみたいになった彼等を蛇尾川が
 唆し、スタンド使いに仕立て上げ、都合良く使い
 捨てたのです」

「何とかしないと爪弾きにされた方々が罪人になっちゃ
 いますから。アダージョみたいに化物と成り果てたら
 可哀想です」

「『炊き出し』『衣服の配布』『無料診療所』などと
 関わりが深い私の家も人脈がありまして。
 下手な貧困ビジネスに引っ掛かる前に確保したいのが
 本音です。ネカフェ民は捕まえられませんので…」

ガチな活動と人脈を活かそうとする一抹は見る人次第では不気味さを覚えるだろう。
と、言いつつ『インダルジェンス』を発現して『鶏ムネ肉のステーキ』を取る。
一抹は無自覚だが次々と肉類を皿に取っている…

「お正月ですから多少は美味しいものを食べても罰は当たりませんよ。最初は脂の軽いお肉から食べましょう」

『インダルジェンス』の持つ皿で肉類が妖しく脂を滴らせる。
すっかり肉の申し子に変わり果てた一抹が肉料理を勧めてくる…

400風歌 鈴音『ダストデビル・ドライヴ』:2021/01/10(日) 11:55:13
>>398

氷山の名乗りに、風歌の脳裏に『物々交換』の少女から聞いた名が蘇る。
あきは、アキハ――同名と思って捨てるには、風歌は既にスタンド使いが引き合う宿命のような者を知っている。スタンドに目覚めてから出会った人数は、決して『少ない』と呼べる数では無いのだ。
だが、児童暴行犯と目の前の少女は繋がらない――かと言って、繋がるコトが有り得ないわけでもない。ゴミ箱で拾って読んだコンビニの殺人鬼特集本では、子供に人気のピエロがアメリカにおけるシリアルキラーのレジェンドとして語られていた。
――少しばかり、カマを掛けてみるのも良いかも知れない。

「アリーナ、にエクリプスね……覚えておくよ」

>>399

そして、肉食恐竜と化したクソガキの話をも聞く――なかなかにイカれた能力の持ち主がいたようだ。
銃弾を弾いて鉄を穿つ? 投げキッスで洗脳する? 夢の世界では無敵? ただゴミを飛ばす自分の能力とは偉い違いだ。
出来ることは多いと思っていた『ダストデビル・ドライヴ』であるが、スタンドの世界でもまた風歌は『ゴミ』であるらしく――その事実に、どこか安堵を覚えた。
そして、微かな『警戒』を抱く。クソガキが伝聞を語っているのならば、良い。
だが、体験を語っていたのならば――クソガキは『それら』に勝った事になる。

「でも、そいつらにアンタらは勝ったか――勝った誰かを知ってるんだろ? それなら、夢見は悪くなさそうだ。万が一アタシがあったら、勝てる訳もねぇからな」

誰もが認めるだろう自己評価を口ずさみながら、風歌はアキハを見やる。

「そいつらの『能力』を教えてくれたんだ、アタシも『ガキを狙う』スタンド使いに付いて話しておく……これは聞いた話なんだが、そいつはアンタと同じ『アキハ』って名前で、『エド』って、和風らしいスタンドを持ってる。それで、ガキを追いかけて警察に追われたり、『ダイアナ』とか言う幼稚園児を襲ったんだとさ――おっかねぇ奴もいるもんだよな」

401『牛に引かれて星羅の集い』:2021/01/10(日) 12:23:27
>>394(夢見ヶ崎)

「ごめんごめん。
 『ノスタルジアトピア』にも色々あるのよォ〜。
 アリスが来るってわかってたら、
 また話は違ったかも――――
 なぁ〜〜〜んて話は、『夢』がないわよねぇ〜」

             ドサッ

席に着いた『夢見ヶ崎』に、
部屋に待機する着ぐるみが一体近付いてくる。
リスを模したようなそれは、『きゅうす』を差し出してきた。

「フン、相変わらず『遠慮』が無い事だッ。だが」

         「『平穏』」 「『無事』」 「『安穏』」

「オレ様たちにも何ら変わりはない。
 尤も『事件』は幾つか聴き及んでおるがな。
 ああ。ようこそ、とだけは言っておいてやろう。
 あくまで『来訪者』として、ではあるがな」

口を開いたのは、『風見』。
黒い半纏を着込んでこそいるが、
変わらず乱雑な姿勢で席に掛けている。

「アリスの事も色々『聴いてる』わ、
 しおんちゃんのおかげで、ねェ〜〜〜」

菓子の置かれたテーブルの上を視線が走り、
奥の席に座る、灰色の髪と緑がかった目の女に行きつく。

「エエ……まあ。その、プライベートは、
 特には聴いてませんから。そこはご安心下さい……ね」

――――『藤原しおん』だ。もはやおなじみの顔ではある。

「こんにちは。あ、いや……明けましておめでとうございます。
 キミが今年も来てくれて、私としては嬉しいのですケド、
 よかったのですか? 『外』には、友達もたくさん来ているでしょう」

               「……『栗入り』も、『餅入り』もありますよ」

         ス

その細い手が、『最中』がいくつか載った『お盆』を一つ、夢見ヶ崎の方に押し出してくる。

402氷山『エド・サンズ』:2021/01/10(日) 12:43:27
>>399(一抹)

バジリスク・・・? 付け焼刃・・・? ヒ素・・・?
目の前の少年との付き合いはまだ短いが、
これまでに『経験』したというそれらの『単語』は恐るべき戦いの歴史を示唆させる

(私なんかよりもよっぽど多くの修羅場を潜り抜けてきたんですよね、一抹くんは
 夢の世界での戦いもあれが初めてじゃあないみたいですし・・・)

普通の中学生が味わうことのない『経験』と、大人と同等の知識を持った『社会活動』
それらを語る少年の姿は相変わらず子供らしい愛らしさを備えており、
内面との剥離が、頼もしさを超えて、ときどき恐ろしく感じることもある

「本気なんですね」
(あとはこれで、あの『毒舌』が鳴りを潜めれば完璧なんですけど・・・)

「それにしても物騒ですよね、スタンド使いの『通り魔』なんて
 『さんずさん』だったら、絶対に許しておけないですよ、そんな卑劣な人」

語られている対象が『自分自身』であるとはつゆ知れず
率直な感想を口に出す
 
        もさ・・・・ もさ・・・・

流石にマリネを手で食べるわけにはいかないので
近くのテーブルから箸をとってきてむさぼる、むさぼる

>>400(風歌)

「『エド』・・・ 『アキハ』・・・・」

            「・・・・・・・・・・・・あっ!」

それまで、子供を狙うなんておそろしいなあ、といった表情で話を聞いていた氷山であったが
話が具体性を帯びてくると顔つきが一変する
何かに気づいたかのような声をあげると、青ざめた顔となり、目に怯えを湛える

(ま、まさか・・・・『ダイアナ』ってあの子・・・・・
 それに『警察』って・・・・! いや、でもあれは誤解で・・・・・・!)

    ぷ、ぷい〜〜〜〜〜♪

「い、いやあ・・・・知りませんねぇ、そんな人・・・・
 私と同じ名前なんて怖いなあ・・・・・は、ははは・・・・・」

へたくそな口笛を吹き、視線を上に逸らせながら言う

403風歌 鈴音『ダストデビル・ドライヴ』:2021/01/10(日) 13:28:13
>>402
わざとらしい口笛――クロであろうか。
しかし、風歌の感覚はどうにも『クロ』とは断じきれていない。

(もしもこいつが節操なしのペドフェリアなら、まずガキに飛んで行くよなァ……)

無論、クソガキは顔だけは良いクソガキなので、この辺りが『上限』と考えれば飛んで行ったと考える事も出来るが……『物々交換』と『ダイアナ』の想定年齢を考慮するに、考えにくい。
誤解、の可能性もある。元は、子供の語った話、何らかの間違いが交じる事もあるだろう。

「全く、偶然って怖いよな……」

だから、これ以上踏み込もうとは思わない――ただし。

「まぁ、アタシがそういう現場に『出会う』偶然が無いことを天におわすだろう誰かに祈るぜ。ホームレスは、ゴミを見て見ぬ振りするのが苦手でね。思わず手を伸ばしちまうのさ」

仮にの可能性を考えて、少しだけ因果を含めて置くことにした。

404タダヒト『スパイロ・ジャイラ』:2021/01/10(日) 17:14:07
>>378
「盛況なようだね。お二人とも」

『スカラベのペンダント』をプレゼントとして受付に渡す。
藍色のジャケットにチャコールグレーのチノパンというカジュアルな格好で、
目に付く赤いスーツ姿の『桜島』と『漣』を見つけ、話しかける。

「急な出張が入ってしまってね。
 出来ればアタマから参加したかったが、間に合って何よりだ」

「とはいえ、そろそろ『宴もたけなわ』と言ったところか。
 私も、この有様では、今年も忙しなくなりそうだよ」

405一抹 貞世『インダルジェンス』:2021/01/10(日) 19:50:11
>>400-403
「私は運良く味方が居て連携しながら生き残れました。
 強さという面では氷山先輩が上ですよ」

「あとは、意志の強さですね。氷山先輩は心の強さで
 自己愛の化物に打ち勝ち、彼の心を救いましたから」

目の前の彼女もスタンドに目覚めたということは強い精神を宿しているはず。
問題は通信機器を持てないことのみだが…

「『アキハ』…? 『エド』…?」

目の前の少年が隣の先輩を見上げている。
驚愕のあまりに口を開いて声も出せないようだ。
かぶりついたステーキを皿の上に落とし、呆然としている。

「う、嘘ですよね…氷山先輩…」

「『サンズ』さんは正義の味方。そんなことを許すはずが…あわわ…」

406夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2021/01/10(日) 20:27:29
>>401

「まぁ、『ソト』もイロイロあってたのしそうだったんだけどさ。
 だって、きになるじゃん??
 『オリバーくんのスキなたべもの』とか」

「『リリーホワイト』はアップルパイがスキなんだっけ??
 リリーは『コレクション』するのがシュミなんだよね。
 またナンかふえた??こんどみせてよ」

          スッ

『リスの着ぐるみ』にカップを差し出し、お茶をもらう。
リリーホワイトはリスの女の子で、
色々な所から物を拾い集めるのが好きらしい。
そういうコトもあって、アリスとは、
けっこうカオをあわせるきかいがおおいらしいぞ。

「おお、ジュンビいいな。
 しおんちゃんのそういうトコ、アリスはスキだぞ」

          ムッシャ ムッシャ

「あ、これ『モチいり』だ」

「ソレはおいといて、みんなナンか『もくひょう』とかある??
 アリスはねぇ〜〜〜こう……『ひきだし』をふやしたいな。
 さっきカントクもいってたし」

「それなりにイロイロやってきたつもりだけど、
 まだまだたりないかなっておもうんだよね〜〜〜。
 『ボウケンのはば』っていうの??
 それをもっともっとひろげていきたいワケよ」

「でも、『ジギョウカクダイ』にとらわれて、
 たちあげのころの『ココロザシ』をわすれちゃいけない。
 『ショシン』をわすれず『ひろいセカイ』をめざす!!」

「――――って、アリスはおもってる」

一通り『新年の抱負』を語り終え、一人で頷く。
こういうのは、ダレかにいっとくコトがジューヨーだ。
ほら、もしできなかったとしてもナニかがナニかになるから。

407氷山『エド・サンズ』:2021/01/10(日) 21:08:58
>>405(一抹)

「あはは・・・・買い被りですよ・・・」

実際のところ、一抹の評価には大分過分なものが含まれていると思っている
『あの男』に勝てたのは多くの者達の力があってこそだし、
自分の心に正直に動いただけで、彼の心を救えた自信なんてこれっぽっちもない

(でもまあ・・・・褒められて悪い気はしませんけど)

>「『アキハ』…? 『エド』…?」

「い、一抹くん・・・・それ以上余計な事を考えない方が」

>「う、嘘ですよね…氷山先輩…」
>「『サンズ』さんは正義の味方。そんなことを許すはずが…あわわ…」

   「・・・・・・・ッ!」

目の前で少年が『余計な事』に気づいてしまったと悟った刹那
少年の背後から抱きかかえるようにして口を手でふさぐ!
食べていたステーキのせいで手が汚れるが気にしている暇はない

>>403(風歌)

「い、いやぁ〜〜〜、ご立派なお考えですねぇ〜〜〜
 確かにそんなゴミみたいな犯罪者がいたら放ってはおけないですよねぇ」

風歌の目の前で氷山は、まるで口を塞ぐかのように一抹を『ハグ』した
視線はだいぶ泳いでいて真っすぐに風歌の目を見れていない

(よ、よく考えたらこんな風にしてたら余計に怪しまれる気が・・・
 なんだか色々と誤解してるみたいだし、ちゃんと誤解は解いた方が・・・・
 で、でも、ダイアナちゃんを湖に落としたり、警察に捕まったのは事実だし・・・・
 う〜〜〜〜〜ん・・・・!)

「で、でも、もしかしたらその人にも事情があるかもしれないですよね!
 例えば・・・そう・・・・なんだか過ちを犯してちゃったとか・・・・」

(うわああ!こんな言い方じゃあ余計に怪しまれる!
 本当は『何かの間違いなんじゃないか』って言いたかったのに―――――!)

408一抹 貞世『インダルジェンス』:2021/01/10(日) 22:05:40
>>407
「はうっ!?」

「へんふぁい? ふぁにしふへんは!? まほいほ!」
(先輩? 何してるんですか!? 不味いですよ!)

何となく意味が分かるような分からないような声で喋る。
性別が逆なら危ない構図になるが一抹は男なので合法だ。

「はうふぁー! へんふぁいほひへふー!」
(『サンズ』さぁぁん! 先輩を助けてぇぇ!)

氷山先輩の兄貴分こと『サンズ』さんに助けを求める。
絶賛暴走中の氷山先輩の噂が本物になってしまう前に止めてもらわねばならない。

「はぐはぐ…」

ついでに手を甘噛みしながらステーキのソースを回収する。

409風歌 鈴音『ダストデビル・ドライヴ』:2021/01/10(日) 22:29:47
>>405
>>406

クソガキ曰く、氷山は意思と実力を兼ね備えた女である。
自己愛の怪物とまで称した相手に、心にて打ち勝ち救ったと言わしめる女である。
だが――クソガキの口を抑えて抱きつく姿は、紛うことなき……眼を合わそうともしないのは、怪しく。
風歌は、腕を組んで唸った。

(信じるべきか、信じないべきか……)

クソガキはクソガキであるが、お世辞にも絶無に近い氷山の色香に惑わされるたまではないだろう。おそらく、クソガキはそちらの方面では捕食者であるとすら思う。
なので、見たまま、感じたままを述べている――先程の話を見るに、鉄火場で晒したであろう氷山の在り方を。

(氷山の言葉を信じるなら、『過ち』を犯したとしても『事情』があった。クソガキの言葉を信じるならそもそも『やらねぇ』……だが、あの物々交換の嬢ちゃんが嘘をついてるとも思えねぇ)

情報は錯綜、相互に矛盾、何を信じるべきか――もはや、理では測れない。

「……どんな事情があろうと、ガキぶっ飛ばす様なやつは、それが『過ち』だとしても、ゴミだろ。事情があって落っこちた所で、ホームレスが社会のゴミでしかねぇようにな」

風歌が氷山を見る目は、微かに険しい。

「だがな、人間には良い所もあれば悪い所もある。ゴミだろうと良いやつはいる、ゴミじゃなかろうと、クズはいる。仮にアンタが……その『アキハ』だとしても……そこのガキの評価も、考慮するべきだろう」

だから――そう前置いて、風歌は微笑んだ。

「アタシは、そのアキハがアンタなら『ゴミ』とは思う、だが何にもならねぇ、這い上がれねぇ場所に転げ落ちた『ゴミ』じゃねえ。過ちを繰り返さない、『リサイクル』して、ゴミじゃなくなるゴミなんだろう……アタシはアンタを、そう思うよ」

410風歌鈴音 『ダストデビル・ドライヴ』:2021/01/10(日) 22:37:56
>>408
(もっとも……)

ぎゃあぎゃあと泣きわめくクソガキを見る限り――

(こうも助けを求めるんだ、ゴミって考え事態、杞憂なのかね……)

ダストデビル・ドライヴが生物を飛ばせるのであれば、まさに己の魂が答えを出してくれたろうが、それは叶わぬ仮定である。
愉快極まる光景を楽しみながら、風歌は氷山の反応を待つ

411氷山『エド・サンズ』:2021/01/10(日) 22:57:36
>>408
>>409

>……どんな事情があろうと、ガキぶっ飛ばす様なやつは、それが『過ち』だとしても、ゴミだろ。

「あ、はい・・・おっしゃる通りですね・・・・」

しゅん・・・とした面立ちで力なく両手を離し、一抹を開放する
話の後半部分の自嘲ともとれる発言には、少しだけ反論したい気持ちもあったが
なにぶん、まさに正論とも言える発言の後だ、言い返す力も残っていない

>アタシは、そのアキハがアンタなら『ゴミ』とは思う、
>だが何にもならねぇ、這い上がれねぇ場所に転げ落ちた『ゴミ』じゃねえ。
>過ちを繰り返さない、『リサイクル』して、ゴミじゃなくなるゴミなんだろう……

「う、うぅぅ・・・・風歌さん・・・・私は・・・・ 私は・・・・!」

   『ア〜〜・・・・悪イナ、チョットバカシ口ヲ挟マセテモラッテモイイカ?』

唐突に、その場に『男の声』が響いた
『声』は彼女らが集まる周囲からではなく、氷山の方から聞こえてくる

  ドドドドドドド・・・・
                     ヴィジョン
見ると、氷山の体から離れるように一つの『スタンド像』が出現した
和風の意匠を持つ人型のスタンドだ・・・・・彼の名は

『「エド・サンズ」・・・・コイツ(あきは)ノ「スタンド」ダ・・・・・ヨロシク頼ムゼ』

「『さんずさん』!」

スタンド能力の中には本体とは別の『意思』を持つスタンドも存在する
彼はそういった、『意思』を持つスタンドなのだ

『傍カラ聞カセテモラッタガヨォ〜〜
 あきはノ名誉ノタメニ言ワセテモラウガ、
 嬢ちゃん、アンタが言ッテイル「ガキをぶっ飛ばした」ッテェ話ハ・・・・誤解ダゼ』

『確カニ「警ら」ニ捕縛サレタケドヨォ、
 アレは物々交換ノ嬢ちゃんト話シテンノヲ見間違われたセイダシナァ
 ソレニ「ダイアナ」ノ嬢ちゃんニイタッテハ・・・・』

「ダイアナちゃんの方からスタンドを使って攻撃してきたんですよ
 ・・・・まあ、ちょっとテンションが上がってやりすぎちゃった事は確かなんですけど・・・・
 湖に落としちゃったのは確かに大人気なかったというか・・・・」

『オイオイオイオイ、ココハモット堂々トシテロヨ
 ソンナ後ろめたい感じデ言ッタラ、俺達ノ方ガ悪いミタイジャネーカ!
 幼子トハイエ、「スタンド」を使ッテ襲ッテキタ以上ハ、
 その程度ノ反撃、覚悟シテモラワネート!』

412一抹 貞世『インダルジェンス』:2021/01/10(日) 23:22:54
>>409-411
「はむはむ…!」
【『サンズ』さん! あけましておめでとうございます!】

「はぐはぐ…?」
【警ら…? 警察ですか? 学校に話は伝わってないですか?】

スタンド会話で久しぶりの『サンズ』さんに挨拶する。
『ダイアナ』なる女の子は真っ正面から挑んで来るチャレンジャーらしい。
子供とは恐ろしい。子供ながらにそう思った。

「もぐもぐ…はむっ…」
【氷山先輩は無実なんですね! ぶっ飛ばしたみたいですけど…】

「ほむっ! ほむっほ…」
【斑鳩先輩ならボコボコにしてますよ、きっと!
 私なら全力で逃走しますね。弱いですから…】

「ほへぇほへぇ…!」
【氷山先輩は後ろめたいことが無いなら堂々としましょ
 う! 相変わらず『サンズ』さんは氷山先輩のお兄ちゃんみたいですね】

江戸っ子のような喋り方をする『サンズ』さんの兄貴っぷりを称賛する。
近接パワー型が手加減しなければ、人間の頭など軽く凹んでしまう。多少は手加減したのだろう。
しかし、幼いのに戦いを挑んで来るとはガッツのある子だ…

413風歌 鈴音『ダストデビル・ドライヴ』:2021/01/10(日) 23:24:15
>>411

「それが、事情かい……」

警察に追われたという状況は背景が見えないが、『スタンド』の言葉を信じるならば、納得せざるを得ない『事情』だ。
子供と『物々交換』をしているところを見られたのならば、下手をすればカツアゲであるし、先に『スタンド』で仕掛けたのがダイアナであれば――子供相手だろうとも、防衛するなどとは言えない。
力を手にした子供の残虐性は、風歌もよく知っている。ホームレス狩りを見たことは、一度や二度ではない。

「……スタンド使い相手の『正当防衛』なら、確かに、ガキ相手だろうとするのが悪いとは言えねーな。『凶器で殴る』ガキに、躾はいるだろうしな……言い過ぎた、悪かったよ」

気まずげに頭を掻きながら、風歌は詫びを入れた。

414風歌 鈴音『ダストデビル・ドライヴ』:2021/01/10(日) 23:42:02



もごもごとしゃべるクソガキ――苦しそうである。

「おい、そいつがなんか窒息仕掛けてるぞ……そろそろ解いてやれよ」

かすか、呆れた風歌は氷山に呼び掛けた。

415氷山『エド・サンズ』:2021/01/10(日) 23:42:28
>>412

『オ、オウ・・・・「あけましておめでとう」
 お前モナカナカドウシテ、変ナトコロデ律儀ナ奴ダナ』

なんだか、凄く話しづらそうにしているが、既に手を放して開放している
恐らく、ハムか何かが口に詰まっていて話しにくいのだろう

「それなんですよねぇ・・・
 物々交換が好きな子がいて、話しかけてみたんですけど
 なんだか凄く嫌な予感がする子供というか・・・・」

「おかしな話し方で、家族もいないみたいで、
 風歌さんみたいにその日暮らしで暮らしてそうな子がいたんですよね
 それで、ちょっと気になったから家まで着いて行こうとしたら、
 誘拐か何かと勘違いされたみたいで警察に捕まってしまって・・・・」

今までに誤解に誤解を積み重ねてきた事情を説明した
この点については悪いことをしたわけじゃないので、説明もスムーズだ

「そうは言っても警察に任意同行されたのは事実ですし・・・」

>>413

「うぅ・・・・こちらこそ変な誤解をさせちゃったみたいでごめんなさい
 でも、ダイアナちゃんもそれ程悪い子じゃないみたいだから、
 ちゃんと話をしていれば戦わなくて済んだはずなんですよ・・・・」

『マア・・・・確カニ俺達モ変なテンションにナッチマッテタカラナァ・・・
 久シブリニ、血気盛んナ「武芸者」ガ来タナッテハシャイジマッタ事ハ確かダゼ・・・・』

「ところで・・・・今の話って誰に聞いたんですか?
 初対面の風歌さんが私の名前を知ってるって事は
 もうすでに変な形で噂が広まっていたり・・・・・とか?」

416『牛に引かれて星羅の集い』:2021/01/10(日) 23:58:48
>>404(タダヒト)

新米の『C級ファイター』や『職員』であれば、
派閥の差は『隔絶』と化し、知名度を損ねる。
だが――――『派閥の長』ともなれば、
他派閥からも当然軽視される存在ではない。

「おおッ……! 『タダヒト』氏じゃあないか!
 いや、『出張』帰りにも関わらず、
 駆け付けてくれたその『心意気』ッ!
 そこに感謝する事はあっても、『非難』などない!」

        「大した歓迎は出来ないが、
         是非楽しんで行ってほしい!」

ましてや『エクリプス』との戦いにおいて、
多大な貢献を果たしたその男ならば猶更だ。
赤いスーツの『桜島』は喜色を浮かべて応じる。

「タダヒトさん、明けましておめでとうございますぅ〜。
 いや〜〜〜、『大盛況』で何よりですわ。
 ……これだけの『スタンド使い』、しかも、
 うちらではまるで把握出来てへんかった顔も多い」

『漣』は会場を見渡す。
『斑鳩』『氷山』『キサンドリア』といったファイター達は別だが、
その多くは、少なくとも『自派閥』とは縁もゆかりもない顔ぶれ。

「ほんま、忙しくなりそうやけど――――『やる気』は湧いてきますわ」

その事が、今後の『ビジネス』の成長余地に感じられる。彼女もまた、笑う。

「タダヒトさんのトコとも、今年もよろしゅうやらせてもろたら嬉しいですゥ」

               「オレからも、今年もよろしく頼むッ!
                『興行』の在り方や『方針』が違えど、
                同じ『アリーナ』の名の下に集う同志なのだからッ!」

>>406(夢見ヶ崎)

「『オリバーくん』はネぇ、『バナナが好物』って言うと、
 きっと怒っちゃうと思うわぁ〜〜〜っ。
 『ゾウだからって偏見だゾウ』〜ってね、今度答えは聴いておいてあげる」

             ≪……≫

                   コポポポ

「『リリーホワイト』は何でも集めちゃ〜〜〜う。
 きっとそうよ、アリスが見る夢は、
 『夢と望郷の国(ノスタルジアトピア)』ではとっても大切なコト」

紅茶はホット、カップ越しに暖かさが伝わるが、熱すぎない。
正しい『淹れ方』なのかどうかは怪しいが、『飲みやすい』。

「『和菓子』が好きなので……エエ。
 『洋菓子』ももちろん……好きではありますケド」

「面と向かって好きと言われるのは、少し、照れますね」

『最中』を食べる夢見ヶ崎に、藤原しおんは温和な笑みを浮かべる。
それは意気揚々と語られる『抱負』を聴いてもなお同じ。

「アリスってばほ〜〜〜んと『夢』があってだ〜〜〜いすき!」

「フン、中々に立派な抱負であると褒めておく!
 メルコの言う事ではないが、そう望む限り、
 その者の『辿り着ける世界』は無限に拡がるッ!
 ――この『星見町』も、中々に『可能性』を秘めた町ゆえにな」

     「尤も、オレ様は『現状維持』を保つつもりだがッ!
       『維持し続ける』にも、常に前進をし続けねばならん」

『風見』も納得した様子で頷いた。
彼自身の『目標』は、決して『夢がある』物とは言えないが――――

「……そうですね、私たちは、どこかで『現状維持』の人間。
 結局はキミたちの奏でる『夢』のような物語こそ、
 『星見町』の『今』を作っている。今までも、そしてこれからも、ネ」

「だから、マア、望むなら……そうですね。
 ――――今年も皆が、広い世界へ。音を響かせられますように、と」

                     「そんな祈りは、私にも、ありますね」

417風歌 鈴音『ダストデビル・ドライヴ』:2021/01/11(月) 00:02:18
>>415

「アンタの事は『信じる』が、流石に誰に聞いたかは言えねーな」

悪意を持って『報復』するとは思えないが、元は自分の質問に答えて教えてくれた情報である。
万が一にも『物々交換』の子供に迷惑が掛かるような事があっては行けない。

>>341

まして――風歌の視線がちらりと見えた彼女を追った。
……当人がこの場にいるのだ。『誤解』を解くための説教だろうと、正月早々に子供にすることではない。
年始めから説教など、する方もされる方も嫌に決まっているのだ。

「まぁ、『悪意』でアンタのやった事を広めた相手じゃねーのは保証しておくよ」

418一抹 貞世『インダルジェンス』:2021/01/11(月) 00:03:31
>>414-415
「『サンズ』さんは歳上ですからね。挨拶は大切です。」

「『物々交換』…? 家族も居ない…?
 この世の者じゃなかったりして…」

『悪霊』が存在するなら現世を彷徨う幽霊だって存在するかもしれない。
それにしても路上生活者が増えている気がする。
何処から来ているのだろうか…

「警察に連行されたのは事故みたいなものと思いましょう」

「『風評被害』の輪が拡大したら面倒ですね。
 朝山さんの目指す悪の首魁みたいな扱いに…」

419氷山『エド・サンズ』:2021/01/11(月) 00:15:16
>>418

『・・・・・俺ガ生マレタノッテ「何月」ダッケ?』
「確か・・・・去年の「5月」でしたよね」

『年上モ何モ、生後1年ニモ満タネエジャネーカ!』

などと、身も蓋もないことを言っている

>この世の者じゃなかったりして…

  ぞっ・・・・!

「い、一抹くん・・・・そんな恐ろしいことを急に言わないでくださいよ
 ああ!こんな所に幽霊なんているわけないじゃないですか!
 そういうのの相手は『悪霊』だけで十分ですよ!」

>>417

「あー・・・・ それはそうですよね・・・・
 うーん・・・・・ まあ、いっか、人の噂も七十五日って言いますし、
 きっとどうにかなりますよね」


「そうだ! 私もそろそろ肉以外の料理を食べに行かないと」

会場の雰囲気はそろそろ宴もたけなわではあるが・・・・といった感じだろうか
食事もまだ、『肉料理』しか食べていない

「それじゃあ、風歌さん、一抹くん
 今年もよろしくお願いします・・・・・では」
『ジャアナ、ご両人!』

それだけ最後に言葉を残して、料理の載ったテーブルへと向かっていった

420風歌鈴音 『ダストデビル・ドライヴ』:2021/01/11(月) 00:22:23
>>418-419

「悪の組織? 珍妙な輩もいるもんだな……」

この街にはけったいで奇妙な連中が本当に多い――恐ろしく、そしてどこか面白い街だと風歌は改めて思う。
そして、去りゆく氷山に、笑みを浮かべた。

「おう、縁があったら、今年どこかで会おうじゃねーか。じゃーな」

そして――クソガキを見やる。

「ガキ、テメーともな。アタシはまた、誰かにハンカチを手渡しに戻るぜ。なんせ、くれてやるほどあるからな!」


どこか、楽しそうに笑いながら、風歌もまた、その場を去っていった。

421一抹 貞世『インダルジェンス』:2021/01/11(月) 00:32:12
>>419-420
「そうですね、私は食べ過ぎたので座って胃休めします」

「氷山先輩と『サンズ』さんもお元気で。
 風歌お姉さんも身体に気をつけて!」

と、言った端から美味しそうな『肉料理』を小さな口で味わう。
あの日の『満足感』を求めて喰らいつけるとしよう。

422タダヒト『スパイロ・ジャイラ』:2021/01/11(月) 00:49:50
>>416(GM)
『スパイロ・ジャイラ』によって会場中に『視線』を這わせ、
何人かの『顔見知り』が来場していると『把握』した。
『タダヒト派』のファイターは……来ていない。
『正月』ということもあり、ほとんどが本国に『帰省』している。

    「『桜島』君。相変わらず心地好い『気炎』だね。
     君を見ていると、現役の頃を思い出すようだ」

    「この活気も、君が主導しての開催であれば頷ける」

低くも朗々とした声色で、素直に『会場』の空気を賞賛する。
ちょっとした『騒ぎ』は起きてるようだが、それもまた当然のこと。

    「『漣』さんも。会場に見合った『ワイン』だね。
     歓談の場とはいえ、『秩序』に見合った『品揃え』が場を収める」

彼女が『調達』したであろう、『赤ワイン』のグラスを静かに摘まむ。
鼻腔で香りを楽しみながら、グラスを掌で指し示し、ワインを勧めた。

>「タダヒトさんのトコとも、今年もよろしゅうやらせてもろたら嬉しいですゥ」

>「オレからも、今年もよろしく頼むッ!

    「ああ、此方からも是非。
     耳に入れているかも知れないが、
     『タダヒト派』のほとんどが、『倉庫街』の一件で『治療』を受けている。

     『実況者』は『再起不能』。
     『設営担当』の『吉田』、『監視担当』の『山本』、『治療担当』の『佐上』、
     彼等は間もなく『退院』するが、今まで通りの『興行』とはならないだろう……」

『倉庫街』で起こった『ファイター』の率いる『反乱事件』は、
『首謀者』の『再起不能』で幕を閉ざしたと、『アリーナ』には報告されている。
それにより『タダヒト派』は半壊し、マトモな『興行』は起こせなくなった。

     「だが、これは新しい『風』を入れる絶好の機会とも考えている。
      無論、各々の目的あっての『アリーナ』とは承知の上で、
      お二方に『助力』を申し出る機会も出てくるかも知れない」

手にしたワイングラスを掲げる。

     「一人ひとりの『色』は異なり、混じり合うことはなくとも、
      空に掛かる『虹』のように、美しい『道』を目指そうじゃあないか」

423夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2021/01/11(月) 01:17:56
>>416

「『ヒト』のかずだけ『ユメ』がある!!」

     ムッシャ ムッシャ

             ズズズズズ

                    「うんうん、いいコトだ」

自分で自分の言葉に満足しつつ、お菓子をつまみながら、
お茶をすする。
アリスはアリスだから、『ボウケン』がスキだ。
でも、そればっかりあればイイってものでもない。
こういう『ノンビリしたジカン』があいだにはさまってると、
さらにたのしくなるようなカンジがする。
あらためて『メリハリ』ってだいじだなっておもうんだけど、
どう??

「アリスは『ダレカのユメ』をみるのもスキだからさ。
 メルやカザミンやしおんちゃんのユメも。
 『ヒトのかず』は『ユメのかず』で、
 『ユメのかず』は『セカイのかず』。
 『ユメのかずだけセカイがある』ってナンかよくない??
 ココロのそこから『パワー』がわいてくるようなきがしてさぁ〜〜〜」

「イマだったら『テーブルクロスひき』のギネスきろくいけるな!!」

やったコトないけど、『ドクター』だったらできるかもしれない。
でも、レンシュウしてないしな……。
つぎまでにシュギョウして、
『テーブルクロスひきジュン2きゅう』をシュトクしておこう。

「『テーブルクロスひき』はレンシュウしとくとして……。
 『まえのパーティー』のとき、
 『テブクロとマフラー』もらったんだけどさぁ。
 このまえ、『ソレをくれたヒト』にあったんだよねぇ〜〜〜。
 『ヤマト』っていうらしいよ。
 もらったときにはあえなかったから、
 あえたときはうれしかったな〜〜〜」

「いや、ナニがいいたいかっていうとさ。
 こんかいも『プレゼントこうかん』するじゃん。
 でさでさ、もし『くれたヒト』と『もらったヒト』が、
 グーゼンあったりしたらさ、
 スゲーたのしそうだなっておもって。
 だから、こんかいもそういうのあったらイイよね〜〜〜」

       ――――ドギュンッ

世間話に興じつつ、『ドクター』を出す。
『音』を聴き取り、外の様子を確かめよう。
フンイキてきに、ボチボチ『いいカンジ』っぽかったし、
プレゼントもらうタイミングのがしたらコマる。

424村田 瑛壱『ディズィー・スティック』:2021/01/11(月) 17:39:19
>>365

 「・・・『ゲンマ』が。『縁』というのはどこから芽が出るかわからないもんだな。」

殴り倒した後のことはさっぱり考えていなかったが・・・あの『ビビり』、どうやら命は拾ったらしい。
経緯はどうあれ『使えるものは使う』・・・予測でしかないが、そういうことなのかもしれない。

 サラ サラ
     ビッ!

 「おれの『連絡先』だ。・・・『今後ともよろしく』。」

学生証末尾のメモ帳部分を引きちぎり、一通りの連絡先を書いて渡す。

 「長々引き留めて悪かった。おかげさまで、『いい年』になりそうだ。
 おれの欲しい『情報』が来ないことを祈っているが・・・万が一の時には、くれぐれも『頼む』。」

それだけ言って『冬川』から離れ、その場を後にする。
周りの『スタンド使い』に興味がないわけではないが、いずれ『惹かれあう』のであれば・・・
『愉しみ』は後に取っておくほうがいい。

425『牛に引かれて星羅の集い』:2021/01/12(火) 18:14:15
>>422(タダヒト)

「身に余る賞賛、だが謙遜はせず有難く受け取ろう!
 それを原動力に、今後も更なる『活気』を作る事で『答え』としたい!」

無論、『客』の存在あってこその『催し』ではあるにせよ、
これが『派閥の長』から『派閥の長』の言葉である以上、
そうした『理屈』は、すでに『共通項』であり『前提』。
ゆえに、桜島は素直に賞賛の言葉を受け取り、笑みに目を輝かせる。

「うちもお褒めいただいて光栄です〜。
 こういうんは、『うちら』の得意分野ですんでね。
 『場』が整ってこそ、『人』は心置きなく楽しめますから」

会場にいる黒服やホールスタッフは勿論特定派閥の者ばかりではないが、
彼らや資材を集め、セッティングを行ったのは、事実として彼女の派閥だ。
ワインもまた、『VIP』ではなく一般大衆が中心である『来場客』に合わせ、
ごく『飲みやすく』――――然し『格式』を損ねない程度の『質』もある。
漣の何げない風の自賛にも、その事実への『自負』は漂っている。

「ええ、例の件については『概要』くらいは伺っとります。
 手ぇ貸せそうな事ありましたら、是非貸させてください。
 当然善意だけやのうて……『タダヒト』さんが相手でしたら、
 貸しっぱなしにはならんっちゅう打算もありますけどねぇ〜〜〜」

      オレタチ
「ああ! 『桜島派』は『実況』『解説』『マッチメイク』――表を担い、
 漣氏の派閥は『設営』『警備』『人事』――裏方を担う!
 故に、貸すことの出来る手の種類は多いと、そういう『自負』はある!
 然し……我々には、『花形』になる『B級以上のファイター』の手が足りない。
 タダヒト氏の派閥と組む機会があれば、実に『助かる』のは我々も同じだ!」

あけすけに事情を語る『桜島』だが、
裏方を自認し、戦力を自制している『漣派』は元より、
彼の派閥に『闘士』が足りていないのは『周知』の事実。
漣も、彼の発言を特に諫める様子は無く、頷いて見せた。

       ―― ス
                 スッ

二人もまた、タダヒトが勧めた『ワイングラス』を手に取る。

「まま、そういうワケですわ。
 『派閥』かて意味なく組んどるわけとはちゃうし、
 軽い気持ちで『枠を壊す』『形を変える』事は出来へんけど――――
 目的を『すり合わせる』機会が増えれば、うちらはもっとエエ組織になれますね」

「『完成』されていない事は無論、美徳ばかりではない。
 だが補い合う中で生まれる『色彩』もあると、オレも思っている!」
 
      「改めて――――『アリーナ』に。
         そして何より、この『星見町』に」

最後の言葉は、どちらからともなく。示し合わせた訳でもなく、それもまた『共通項』。

426『牛に引かれて星羅の集い』:2021/01/12(火) 18:14:30

>>423(夢見ヶ崎)

「『夢の数だけ世界がある』――――至言ねェ〜〜〜。
 『ノスタルジアトピア』の、というか『スタンド』の本質?
 本質が無いのが本質〜、みたいな話になっちゃいそうだけれど」

          「でも、『一つの答え』なんて〜、
           無いと思った方が楽しいものねぇ〜〜〜。
           あるとしたって、そんなの欲しくないわ」

メルコの言葉に、『藤原しおん』はゆっくりと頷く。

「『スタンド』と『心』にどこまでの繋がりがあるのか。
 少なくとも私の『ウィスパーズ』で目覚めさせた『能力』は、
 いずれもキミたちの『心』の中で育まれ、目覚めの時を待っていた『才能』」

「だから……目標を持ち、心に夢を抱く事は、
 『スタンド使い』としても好ましいと思います。
 使い手としての成長は、キミをもっと多くの『世界』に飛び込めるようにしてくれる。
 ああ、そしてそれ以上に、私はキミのそういうところを……好ましく思ってますが」

言葉の裏にある『心』に100点の回答を出せるのは、
彼女自身ですらなく、彼女自身の『スタンド能力』にだけだろう。
だが――――『音仙』は『夢見ヶ崎』を『好んでいる』。
その事実については、推し量るのは容易な声の色だった。

「『ヤマト』――――エエ、その名前は知っている。
 彼ならば、確かに『裁縫』はお手の物……いい出会いをしましたね」

「使い手同士の出会いは、『楽しい』だけではあるまい。
 『他のスタンド使い』を知る事は己を知る事に繋がり、
 それもまた、『強さ』に繋がる事だろう……
 『強さ』だけを追う者には得られん種類の『強さ』をだ」

         「『交流』」「『交友』」

「――――無論、『利』だけを追う物が人の交わりではあるまいがな」

彼らの言葉に混じり、『ドクター・ブラインド』の聴覚は、外の声を捉える。

――――『宴もたけなわ』と言った雰囲気だ。
そして、『廊下』方面からは黒服の声が聞こえる。

              ・・・もうすぐにでも、『交換』が始まるようだ。
                      
>>424(村田)

「ああ、私も同感だ。『スタンド使い』同士であれば、殊更に――
 奇縁、良縁、腐れ縁。『出会い』の形は、どんなものだっていい。
 重要なのはまさに『今後』。『頼み事』も、間違いなく承った」

    スッ

ちぎって渡したメモ帳は、丁重に受け取られた。
書かれているのがちぎり紙にだとしても、
そこに書かれている情報は『千金』に値する。

「私は『スタッフ』としての参加だが、
 仕事以上の価値はあったと思う。
 ――――それでは、『今後ともよろしく』」

冬川もまた、『村田』に一礼すると離れていった。
周囲のスタンド使い達もおおむね話す相手を決めているのか、話しかけては来ない。
宴もたけなわ。料理に舌鼓を打つのでなければ、会場自体を後にしても良い頃だろう――――

427アルカラ『ドクター・ブラインド』:2021/01/12(火) 23:11:51
>>426

「うんうん、いいカンジにまとまった。
 あの『アリス・イン・ノスタルジアトピア』のゾクヘン。
 『アリス・イン・ノスタルジアトピアpart2』!!
 にぎやかなパーティーのうらがわにひそむフカカイなナゾ……!!
 いきつくまもなくおそいかかるスリルとサスペンス……!!
 そして、ラストにまちうけるショウゲキのシンジツ!!」

ここからネタバレちゅうい。
かずかずのなんかんをくぐりぬけ、
ついにトビラのまえにたどりついた『アルカラ』。
しかし、ゆくえふめいの『アリス』は、
まだすがたをみせていなかった。
おもむろに『ウィッグ』をとり、『はくい』をぬぎさり、
『サングラス』をつけかえる『アルカラ』。
なんと、『アルカラ』のしょうたいは、
ヘンソウした『アリス』だったのだ!!

「いまマエウリケンをかうと、
 『プレゼントこうかんできるケンリ』がついてくる!!」

       ガタッ

「――――ってコトで、そろそろいかなきゃ。
 ひさびさに『メル』と『カザミン』にあえてよかった!!」

「『しおんちゃん』とは、ちょくちょくあうとおもうんで、
 そのときはまたサイキンのハナシとかしようぜ!!」

        バサッ

             グイッ

                  スチャッ

『ドクター』を消してウィッグを被り直し、
白衣の前を閉じ、サングラスを付け替える。
『こっち側』には『アルカラ』として入っているので、
アルカラで出て行くコトにしよう。
それに、ネタバレにハイリョするのがマナーだし。

「『リリーホワイト』も、
 『ロブソンくん』と『オリバーくん』にヨロシク!!」

「じゃ、『みんな』またね!!」

                    ザッ

全員に別れを告げ、『ノスタルジアトピア』を出る。
また会えるかどうかは分からないけど、会えたらいいなと思う。
『またね』という言葉には、そういう気持ちがあった。

428タダヒト『スパイロ・ジャイラ』:2021/01/13(水) 23:08:48
>>425
> 当然善意だけやのうて……『タダヒト』さんが相手でしたら、
> 貸しっぱなしにはならんっちゅう打算もありますけどねぇ〜〜〜」

    「『法務』や『会計』においても、君達の力になれるだろう。
     聊か『表』では計上しにくい『経費』も、多少は融通も利く」

    「――――無論、『合法』の範疇で」

襟に付いた『向日葵』のバッヂが鈍い輝きを見せる。
実際に『資金』を動かす『漣』に対しては、ファイター云々よりも、
より興味を惹ける話だろう、と想像しての言葉だ。

> 然し……我々には、『花形』になる『B級以上のファイター』の手が足りない。
> タダヒト氏の派閥と組む機会があれば、実に『助かる』のは我々も同じだ!」

    「此方こそ。いかなる『色』も『キャンバス』なしでは映えないもの。

     ――――幸い、出張先で面白い『スタンド使い』と知り合えてね。
     また一つ、観客を沸かせる『戦い』を見せられそうだ」

二人が『グラス』を手にするに合わせ、己も摘まんだ『グラス』を近付ける。
唱和の言葉に続くように、歓談の途切れぬ会場内であっても、朗とした声色を通す。

>      「改めて――――『アリーナ』に。
>         そして何より、この『星見町』に」

                  ファイター
    「そして、全ての『闘う者』達へ。

     ――――『乾杯』」

      チンッ

『ワイングラス』を鳴らし、しばしの歓談の後に場を離れる。
喉を通したワインのお陰で、仄かな高揚が肉体の芯から広がっていく。
スマートフォンが鳴る。物陰に身を滑らせ、電話を取った。

    「ああ。……いいや、構わない。
     挨拶も出来た。もう少し愉しんでいくよ」

    「――――『実況者』と接触できそうか?
     ……大丈夫だ。向こうの『場』に合わせるだけだ」

パーティーの幕引きも近づいている。
『モラトリアム』の後は、闘いが始まる。

429村田 瑛壱『ディズィー・スティック』:2021/01/14(木) 21:15:08
>>426

 「・・・フー・・・」

『冬川』が離れていくのを確認した後、軽く息をつく。
気を張ったままというのは、やはり疲れる。じきに会も終わる様子だし、ちょうどよい。

 「メシは美味かったし、得るものも多かった。年はじめとしては『上出来』だ。
 あとは『連絡』が来なけりゃいいんだが・・・何もないに越したことはないからな・・・」

帰りが混雑する前に、会場を後にする。
このまま初詣にでも行ってみようか・・・・

430『牛に引かれて星羅の集い』:2021/01/15(金) 23:14:24
>>427(アルカラ)

「ええ、またねェ〜〜〜アリス。
 『ノスタルジアトピア』は『望郷(ノスタルジィ)』で『夢の国(ユートピア)』
 あなたが再会を望む限り、またの機会は訪れるハズ」

「フン、オレ様は『望み』はしないが、
 会いに来るならば出迎えてやるッ」

          「息災にするがよい、『アリス』」

「ええ――――いつでも、遊びに来てください。
 私にはキミたちの物語を聴く事は出来ても、
 『音』だけですべてが分かると思っているほど傲慢ではない」

「『顔』を、見せに来てくださいね。時々でも……スタンドの話以外でも」

                 ギィィ ―――― ・・・

「―――――――――それじゃあ、『また』」

                                     バタン

『ノスタルジアトピア』を出て会場に戻ると、
薄暗く殺風景な廊下の向こうには、
きらびやかな祝宴が、そしてそこに集った星々が瞬く。

――――今日は『節目』の日。明日からもまた、『星』を見る物語は続く。

>>428(タダヒト)

「タダヒトさんの言う『合法』ほど、
 頼りになる事もありませんわ。
 『灰と黒』の『境界』を読み違えてまうほど、
 商売しとって恐ろしい事はありませんもの」

         クスクス

『着物』の袖をわざとらしく口元に当て、笑う『漣』。
『タダヒト』の想像はどうやら正解だったらしく、
目には、『期待』と『計算』が透けて見えた。

「おおっ、『スカウト』までもこなしたと!
 『アリーナ』の『運営者』としては勿論……
 実況という『特等席』で観戦させていただいている、
 いち『闘技愛好家(バトルフリーク)』としても期待大だ!」

『桜島』は敬意を滲ませ、
新たな『闘技』の予感に心を弾ませる。
『実況解説者』である彼にとっては、
その感情もまた、来客に熱を伝える原動力。

   「『乾杯』ッ」    「『乾杯』〜」

            ―――― チンッ

グラスの音は、賑わう会場の中ではささやかに響く。
絶大なる力はあれど、決して『主役』ではなく、それを支える者。

『アリーナ』がそう名乗る限り、迫真たる『闘い』の螺旋は――続いていく。

>>429(村田)

『得た』物はこれからの人生に、否が応でも絡みつく。
だが、どこか知らないところで蠢いているよりは、
その方が『村田』にとっては良い事なのかもしれない。
『当事者』故の苦しみと『部外者』故の苦しみは、
どちらか一つを選ばざるを得ず、選んだそれは『打破』できる。

――――『神社』は幸い、町に幾つもある。
出かけるにも悪くない時間。新しい一年の活動が、今日から始まるのだ。


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