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Tohazugatali Tourist Bureau

983チバQ:2011/05/07(土) 12:05:24
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110507/art11050711220006-n1.htm
再挑戦「平泉」…構成資産絞り込み奏功 「柳之御所遺跡」除外は課題
2011.5.7 11:18
 「浄土思想と個々の構成資産との関係が不明確」と指摘され「記載延期」となった前回(平成20年)の勧告を踏まえ、構成資産を9つから6つに絞り込み、改めて推薦内容を練り直したことが“雪辱”へとつながった「平泉の文化遺産」。ただ、今回の評価でも中心的要素である「柳之御所遺跡」を構成資産から除外することが含まれるなど課題を残した。

 同遺跡は、奥州藤原氏が仏教に基づく理想世界の実現を目指し、平泉の造営を進める上での重要な起点。政府は推薦書で「初代清衡が造営した中尊寺金色堂など浄土を空間的に表現する建築や庭園とも緊密な位置関係を持っている」と強調していた。

 「遺産の中の重要な要素」(文化庁)であるはずが、イコモスの今回の評価は浄土思想との直接的な関連性の弱さを指摘。さらに政府は「平泉−仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群」との名前で推薦したが、「考古学的遺跡群」を削除すべきと勧告された。文化庁は「岩手県と相談する」としている。

 一方で、藤原氏4代の遺体をミイラとして安置した金色堂などの中尊寺や「浄土庭園」が造られた毛越寺、観自在王院跡、平泉の空間設計の基準となった金鶏山などは、浄土を表す上で顕著な普遍的価値が認められた。

 今回、地元自治体からの反発はあったものの、構成資産から岩手県奥州市と同県一関市の遺跡などを除外。文化財と自然環境が有機的に結び付いた「文化的景観」とした当初の意義付けも改めた。寺や庭園によって浄土思想を具現化したという平泉の特異性に絞ったことが奏功した。

 前回の登録見送りからの再挑戦。6月の正式登録を前に難しい“宿題”が残されたが東北の悲願に向けて大きく前進したことは間違いない。


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