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Tohazugatali Tourist Bureau

876チバQ:2011/03/21(月) 16:52:20
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110320-OYT1T00782.htm?from=main6
梅咲く水戸の偕楽園が閉園、地面にひび割れ多数


地面にひびが入り、段差ができた偕楽園内の歩道 東日本巨大地震は、春の観光シーズンを迎えた茨城県内の観光業に大きな打撃を与えた。

 観梅でにぎわうはずの水戸市の偕楽園は地面が至る所でひび割れ、閉園に追い込まれた。復旧には半年から1年程度かかる見通しだ。ホテルは宿泊のキャンセルが相次ぎ、ほかの観光施設も閉鎖し、静まりかえっている。利用者からは「早く復旧を」「頑張って」と激励の言葉が寄せられ、関係者は再開に向けて準備を進めている。

 ◆偕楽園

 3連休初日の19日、歩道の一部がひび割れ、橋との間に30センチ以上の段差ができていた。園内の梅を一望できる「好文亭」も玄関付近の壁が崩れ、茶室の窓のひさしが外れてぶら下がっていた。ただ、梅林に被害はなく、白やピンクの花が甘い匂いを放っていた。偕楽園公園課の横田義彦課長は「いつもなら観光客でごった返す時期。梅が咲いているのに見てもらえないのが残念」と肩を落とす。

 敷地約13ヘクタールに100品種3000本の梅が植えられ、2月20日から今月末まで恒例の「梅まつり」が予定されていた。期間中は例年、100万人の観光客が訪れ、今週末は1日あたり4〜5万人を見込んでいた。19日に北関東道が全線開通したことや、中国・春秋航空が27日から茨城―上海便を2便増便する予定だったこともあり、栃木、群馬両県や中国からの観光客増加に期待が集まっていた。しかし、春秋航空は欠航を決め、JR常磐線は土浦駅以北で運転再開のめどが立っていない。

 同園は国指定史跡・名勝に指定されており、修繕には文化庁との協議が必要で、閉園が長引く懸念もある。東門前の売店「偕楽園レストハウス」の北村せつ店長は「偕楽園が閉鎖し、電車が止まっては、お客さんが来てくれるのだろうか。福島原発事故の風評被害も心配」と表情を曇らせる。

 また、国指定特別史跡・重要文化財「弘道館」(水戸市三の丸)も玄関の外壁がはがれ落ち、ふすまや障子が破れ、鐘楼が全壊する被害を受けた。

 ◆ホテル

 水戸市内のホテルは、営業再開の見通しがたたないところも多い。JR水戸駅北口にある三の丸ホテルは、地震で客室のトイレや風呂が使えなくなり、宿泊客の受け入れができなくなった。被災地の福島県内から宿泊の問い合わせが相次いでおり、丸山靖則常務は「施設を一刻も早く修繕して営業を再開したい」と意気込む。

 偕楽園から徒歩5分のホテル「いづみ屋」は例年、春休みを利用して市内で合宿する大学の野球部やサッカー部など団体客でにぎわうが、地震でほぼ全ての予約がキャンセルになった。経営者の大和田英子さんは「1年間で一番忙しい時期。どうしようもないが、影響は計り知れない」と声を落とした。

 ◆観光施設

 「魚たちが無事で良かった」「復旧に向けて頑張って」。休館中の大洗町磯浜町のアクアワールド県大洗水族館には、再開を待ち望む熱心なファンから、電話や電子メールで多くの激励のメッセージが寄せられている。

 同水族館にも津波が押し寄せたが、館内に目立った損傷はなく、魚や生物たちは無事だった。一時停電したが、自家発電で水槽の水の浄化装置や水温調節機器を動かし、乗り切った。21日に開館9周年を迎えるため、この3連休中に茨城、群馬、栃木3県の物産展や、タレント「さかなクン」のトークショーなどを企画していたが中止した。

 ひたちなか市馬渡の国営ひたち海浜公園も、営業再開の時期は決まっていない。園内で見頃を迎えたスイセンは、観光客がいないため、卒業式を迎える市内の小学校、幼稚園に提供することを検討しているという。

(2011年3月21日15時56分 読売新聞)


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