- 1 名前:灼熱の炎 ◆fVXrGf9UJg 投稿日:2009/03/15(日) 13:02:59 ID:SkQ6bSos0
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- 【恋のライバルは何型?】(作り話)
B男 「違う人と付き合うことになったからお前と別れる」 A子 「なに急に…、それって酷くない?その人の血液型は?」 B男 「聞いてないから知らない」 A子 「え。好きな人の血液型も知らないの?それで本当に好きって言えるの?」 B男 「俺はそういうことにこだわらないし」 A子 「B型は特にそれ言うよね。叩かれ型だから。判った。彼女の血液型はBかABでしょ。血液型の相性が良くなきゃ付き合う気になれるはずないもんね。A型のあたしとは相性が悪いもんね!」 B男 「その決め付けるところが嫌だと前から言ってたはずだが」 A子 「決め付けられたくなければ早く相手の血液型言ってよ!」 B男 「じゃあ判ったら言うよ。取り合えず俺はもう家に帰る」
A子もしぶしぶ家に帰る。そして友人のO子に電話をする。 O子 「えーー、急に!?」 A子 「やっぱりB型は浮気性で自己中だったワ。こっちがA型らしく気を使ってきたのに全然判ってない」 O子 「少しは判ってくれてもいいよね」 A子 「B男、相手の血液型知らないんだってさ!変だよね。血液型をお互いに知ってるあたしの方が、その女より勝ってるよね!」 O子 「やっぱり戻ってきてほしい?」 A子 「…、イラナイ。B型はもう疲れる。新しい女も、人の男に手を出す無神経のB型だから合うんだと思うし」 O子 「女性がB型だと決まったわけじゃないジャン。まあいいや。もう寝るね」
〜2日後〜 B男と道端でバッタリ会う。
B男 「昨日彼女と献血に行ったから、約束どおり血液型言うよ。彼女はA型だった」 A子 「はい?嘘でしょ。その女嘘付いたんだよ!A型と言えば好かれると思って!」 B男 「献血の医師が嘘言うか!お前のこと前から嫌いになってたからもう付きまとってくんな!」
【完】
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- 9 名前:灼熱の炎 ◆fVXrGf9UJg
投稿日:2009/05/22(金) 13:45:32 ID:NboH5DDs0
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- 【本当の自信】
女 「恋人未満のA男とB子っていつも仲いいよね。ふざけあってて楽しそう」 O子 「…、そうだよね。でもA型とB型だからいつまで持つか」
あるとき、A男がB子に対して冷たくなる。 B子 「なんで突然縁切りをしなきゃいけないの?何年間も親しかったのに」 A男 「B子に問題ないけど価値観の違いかな」 B子 「たしかに全てが同じじゃなかったけど、そんなに違ったかな?納得いかない!」 それでもA男はB子の元を去っていく。
O子 「相手が去りたいと言ってるのに見苦しい女w。さてA男くんにメールしよっと」
B子は色々考えた。 たしかにA男と喧嘩するときもあったが、それは悪い方が謝ってるし何故突然に縁切りなのか。 そう考えてる間、O子とA男は会ったり会話したりしている。 O子はA男と相性が良いと思ってるので、自信を持ってA男に接しているのだ。
B子が何気なく散歩をしていたら、O子とA男が一緒に居るところを目撃する。 隠れてさりげなく会話を聞く。
O子 「B子は最初は落ち込んでたけど今は元気にしてるよ。やっぱ考え方の合わない人とは離れて良かったって言ってる」 A男 「元気なら良かった。性格は嫌いじゃないからな」 B子 「(何!?そんなこと言ってないし、A男に嫌われてなかったの?)」 A男 「O子が色々教えてくれたおかげで、B子から聞けなかった気持ちを聞けて良かった」 B子 「なにそれ!」
思わず大声が出たB子に、二人がびっくりして振り向く。 B子 「どういうことなのか、まずA男の携帯見せてもらう!」 無理やり携帯を取り上げ、O子からのメールを追う。 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
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- 10 名前:灼熱の炎
投稿日:2009/10/22(木) 01:08:40 ID:UNhRbCkM0
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- 【コーヒーに依存】
O男「B型は浪費家だからな。あのB型女、馬鹿そうだから騙そう」
O男はB子に爽やかな笑顔で近づく。 B子も愛嬌があるので笑顔で挨拶する。 O男「僕O型なんだ。O型とB型って相性いいよね」 B子「血液型診断ではそう書かれてますね」 こうしてO男とB子は、一週間くらいで仲良くなった。
これをA男が遠くから見ていた。 A男はB子と親友だけど、B子に恋愛感情を持っていた。 A男「俺はどうやったらB子を射止めれるだろう」 何気なく本屋の前を通り、雑誌の表紙を見る。 そこには『コーヒーを飲み続けるとO型になる』と書かれていた。
A男「これだ!血液型の相性が良くなればB子は俺を好きになる!」
A男は早速コーヒーを買う。 そこでB子と会う。 B子「A男、コーヒー好きだったっけ?」 A男「今日から沢山飲んでみようかなって」
次の日、O男がB子に近寄ってきた。 O男「困ったなあ。親が入院して、俺がお金を出さないと…。でも金がないなあ」 B子「それは大変だね。私もお金ないし、力になれないなぁ」 O男「女性ならよく稼げるところがあるんだけどなあ」 B子「分かった。私は働いてお金を稼ぐから、まずは入院してる親御さんに会わせて。挨拶しておきたいから」 O男「いや…、親は面会謝絶になるくらい悪くて。感染症だし」 B子「そしたら入院先のお医者さんに、入院費のことで相談したいと思う。その病院に連れて行って」 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
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- 11 名前:灼熱の炎
投稿日:2009/11/04(水) 21:06:31 ID:UNhRbCkM0
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- 【親しき仲にも礼儀ありなのに】
葉架 「私たちA型とO型だから相性いいよね」 A子「そうかもね」 葉架「私の好きな人はA男。だけどB子と仲いいんだよね」 A子「応援するから頑張りなよ」
葉架とA子は親友。 A子は葉架の恋を応援していた。
葉架「いくら努力しても駄目だった。髪型をおしゃれにしたりおしとやかにしたりして頑張ったのに、B子のぶりっ子に適わない」 A子「どうしたらいいだろうね。B子のまねばかりしても絶対好かれるとは限らないし」 葉架「そうだ!A男とB子の仲を引き裂こう!」 A子「どうやって!?」
葉架はインターネットのあらゆる掲示板に、A型とB型は相性が悪いことを書きたて、自分の知り合いたちにもA型とB型が仲良いのはオカシイと言いまくった。 その成果があり、何人かは「A型に気をつけよう」「B型とは距離を置こう」と言い出した。
葉架「これでA男に近付こう!」
しかしA男は「相性が悪いと言われるけど、言われがちなだけだ」と言うだけ。
葉架「馬鹿じゃないの!なんであんな自己中なB子がいいの!」 A男「自己中は感情を押し付けるお前の方だ。付きまとってくるな」
葉架はA子に助けを求めた。 葉架「A子、A男を説得して!B子なんかとくっつくなって言って!」 A子「そんなことしたら私が頭おかしいと思われる…」 葉架「私を応援する気ないの?それで友達?」 A子「いつも命令ばっかり。友達辞めるからさようなら」 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
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- 12 名前:灼熱の炎
投稿日:2010/02/16(火) 10:29:55 ID:UNhRbCkM0
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- 【拘ったばかりに】
小学生の学校帰り。 O子 「えー、A子の両親ってABとOなの?それ相性悪いから離婚するんじゃないの?」 A子 「結婚してから13年、仲いいから大丈夫だよ」 O子 「A子の弟はB型でしょ?喧嘩多くない?」 A子 「姉弟だから喧嘩はするけど、多いのかな?」 O子 「あたしはB型とAB型が嫌い。A子の弟は顔見るだけでムカツクもん」
A子は気分が悪かった。 O子に何もしてない弟が悪く言われたからだ。 これをAB子に愚痴った。
次の日。 O子 「おはよう。ねえねえ、A子、AB子、今日帰ったら、お菓子屋行かない?遠足のおやつ買おうよ」 A子 AB子「行かない」 O子 「なんで?!」 A子 「AB子と二人だけで行く」 AB子「O子はあたしのこと嫌いなんでしょ?あたしAB型だもん」 O子 「ちがうよ!A子の弟が嫌いだと言ったんだよ」 A子 「嘘つき!B型とAB型が嫌いと言ったくせに!」
こうして遠足は、血液型に拘るO子は孤立することになった。
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- 13 名前:灼熱の炎 ◆DBC4n9j0Q.
投稿日:2012/02/20(月) 13:36:33 ID:fagwXKaA0
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- 【馬鹿企業】(作り話)
AB社長「雇うのは頭の良いABとAに決めている。OとBは全員不採用だ。面接では血液型を必ず聞け」 人事「はい」
その企業にはAB型とA型しか居なかった。皆、なんなく事務の仕事をこなしている。 一応その企業は有名なので、大学生が就職したいと応募して面接にやってくる。 人事が面接を担当していた。
AB社長「O型の癖に一流大学卒業見込みも居たのか。それは入学のとき、裏口でもやったのだろう。そんな奴は不採用だ」
こうして、新規採用もAB型とA型だけが選ばれた。 数ヵ月後、やる気が無くて仕事中に携帯電話でゲームをして遊ぶ社員が数人出てきた。 課長や部長が注意してもやめず、仕事が進まない。
AB社長「お前らクビだ!頭が良いと思って採用したのが失敗だった!」 A男社員「A型だから頭が良いと思って採用したんだろ。クビでいいよ。その代わり、俺の友達のO男を血液型だけで落としたことを、雇用機会均等法違反で訴えるから」 AB社長「血液型ではない。才能があると思って選んだだけだ。勝手な決め付けはやめてもらいたい」 AB女社員「嘘を付かないでください。私、ここの人事といとこなんですけど。すべて聞いてます」 AB社長「お前ら、次の就職も出来ないようにしてやろうか」 A男社員「脅し?その言葉も訴えるから。再就職先は、お前が[頭が悪い]と言って落としたO男が会社を立ち上げたから問題ないしな」
こうして馬鹿企業は訴えられて、信頼を無くして潰れた。 馬鹿企業の社員は全員、O男の会社へ転職した。
やる気が無かった社員は、馬鹿社長についていきたくなかっただけであり、仕事がしたくないわけではないので、O男の会社で一生懸命働いた。 O男の会社が業績を伸ばし、一流企業に上り詰めた。 馬鹿企業の社長は、首を釣って自殺した♪
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- 14 名前:灼熱の炎 ◆V2DwkA8pj2
投稿日:2013/12/17(火) 13:49:56 ID:H9WWGwvU0
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- 【ストーカーされたストーカー】(実話が1割入った作り話)
O男とO女は幼馴染で長年付き合っていたが、O男が女優の卵・サアヤと知り合って好きになり、別れることになった。 しかし2ヶ月後、とある道端でサアヤが勢いよくO男に背を向けて去っていったので、それを20mほど離れた場所から見ていたO女が、O男に何があったのかと尋ねる。
O男「サアヤに振られた。俺がO型らしい性格じゃないのが気に入らないって言われた」 O女「別れた?!O型らしい性格って何?」 O男「明るくて一途でリーダー的で。俺には全部当てはまらない。サアヤはA型で綺麗好きだと自分で言ってるけど、行動も本当にその通りだった」 O女「長所を自分で言っちゃう人って珍しいね。あ、もし時間があるなら一緒に近くの喫茶店に行かない?」
O女は、O男とサアヤの破局が嬉しかった。 喫茶店でO女はO男に今も惚れていることを打ち明ける。 こうしてO男とO女が復縁して、幸せになった。
と、思ったが!!!
復縁してから一週間ほどでサアヤがO男に付き纏ってくるのだ。 O男を振った数日後に、自身がO男を好きだったことに気付いたからだ。 それなのに、自分と別れたあとにすぐにO女と付き合ったのが気に入らないらしい。 撮影の仕事がないときは常に、O男の家の近くに立っていたり復縁を求める手紙を送ったりしている。 O女には「この泥棒猫!だらしないくせに人の男を取るな!」という罵倒を、O女を見かけるたびにしている。
O男はサアヤに、これ以上嫌がらせを続けるなら警察に訴えることを伝えた。 するとサアヤは別で恋人になってくれる男性を探し、とある男性と付き合うことになった。 このおかげで、サアヤはO男とO女に連絡すら入れなくなった。
サアヤは、O男が違う女性に心が惹かれてしまった痛い記憶があるせいで、今の彼氏の心を繋ぎ留めたい一心で、付き合って間もないころから自身の裸動画を彼氏に送ったりしていた。 しかし数ヵ月後には、サアヤはその彼氏が嫌になり別れを告げる。 だが、その彼氏はサアヤに付き纏うようになってしまった。
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
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- 15 名前:灼熱の炎 ◆V2DwkA8pj2
投稿日:2013/12/17(火) 21:12:55 ID:H9WWGwvU0
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- 【ストーカーされたストーカー 続編】
O男は数ヶ月振りにサアヤから連絡が来て、護衛を頼まれた。
O男「O女、悪いけどサアヤの命が危険だから、ストーカーから守るためにサアヤのところに行く」 O女「それならあたしも行く。護衛は人数が多い方が良いでしょう」 O男「それはまずい。O女とサアヤが喧嘩をしそうだ」
O男は歩いてサアヤの家へ行き、サアヤの仕事場(撮影現場)まで一緒に歩き始めた。 O女は男装してサアヤにばれないようにし、二人から10mほど離れた後ろからついて歩いている。 サアヤの仕事場まで歩いた後、O男は自分の仕事場に向かって行った。 O女は仕事が休みなのでそのまま帰宅。 そしてO男が仕事を終えたあと、サアヤの仕事場へ向かった。 O男はサアヤの撮影を見ながら少し離れたところで待機していた。 サアヤは仕事を終えて帰宅準備をする。そこへ女優仲間が話しかける。
女優仲間「あそこで待ってる人って彼氏?」 サアヤ 「うん。今日から元彼が近付かないように守ってくれることになったの」
サアヤは自分の知り合いに、O男を現在の彼氏だと言っている。 この会話、O男に聞こえていたらO男は激怒しただろう。
サアヤはO男と一緒に自宅に向かう途中、送り向かいをしてくれた御礼がしたいと言い、O男をレストランへ誘う。 サアヤは稼ぎが良いので、自分とO男の分、高いメニューを頼み奢るつもりでいる。 男装して後ろから付いてきていたO女は、別の席に座って安いメニューを頼む。
サアヤ「こうやって二人で食事するの何ヶ月ぶりだろう」 O男 「今晩の食事、助かったよ。ありがとう。仕事、すごい頑張ってたね」 サアヤ「頑張ってるの分かる?嬉しい。やっぱあたしA型だから、仕事も家事も完璧にこなすんだよね。そういえばO男の彼女は何型なの?」 O男 「O型」 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
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- 16 名前:灼熱の炎 ◆V2DwkA8pj2
投稿日:2013/12/17(火) 22:10:49 ID:H9WWGwvU0
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- 【ストーカーされたストーカー 続々編】
O男 「ストーカーのこと、警察に相談しないのか?」 サアヤ「実はB男と付き合ってるとき、浮気されたくないから裸の画像をメールで送ってたの。警察に言ったらそれをインターネットにアップするし、警察にも見せるって言ってる」 O男 「そこまで好きだった相手を何故嫌になった?」 サアヤ「あのころは寂しさのせいで、誰かを傍に置いておきたかったの。B男自体、凄く好きというわけではなかったと思う。B型だから、性格があっさりしてるから、飽きたときはすぐに去ってくれると思ったのに。凄く付き纏われて、裏切られた気分…」
寂しさとは、O男と別れた寂しさのことだ。 O男はその意味が分かっていたのでその部分には答えなかった。
O男 「護衛は俺以外に居ないのか?俺も毎日こういうことが出来るとは限らない。サアヤは男の友達が何人か居るだろう」
こう言ってO男はサアヤの家の玄関から外へ出て、O女と合流する。 O男はサアヤと会話した内容をO女に伝えた。 O女はイライラしていた。 自分とは違う血液型を馬鹿にし、自分の血液型は最高だと訴える姿勢、O男と別れるときは[O男はO型らしくない]と言ってたくせに、今になって言ってることを変えたこと、そうしながら復縁を迫っていることが気に入らなかった。 O男がサアヤになびくことはないのは分かっているが、自分の恋人に近付いてきすぎる女は良く思えないのだ。
サアヤは近間や遠方から、友達の男性たちを護衛に呼んだ。 しかし護衛の男性たちはサアヤに腹を立てていた。 男性たちはサアヤの身を守ろうと必死だったが、肝心な本人が仕事以外でも夜に外出をしたがるし、家に鍵も掛けないのだ。 サアヤは護衛のおかげで[もうB男が近付いてこなくなった]と判断し、出かける時だけ誰かに付いてきてもらえばそれで良いと思い、危機管理能力が薄くなっていったのだ。 そのため友人の男性たちは護衛を辞めてしまい、サアヤはO男だけを頼るようになった。
サアヤはO男に自身のブログを紹介する。 女優の卵だから顔画像を載せながら記事を書き、ファンを募っているのだ。 O男はサアヤのブログを、義理で一度は見ようと思い開いてみた。 記事にはこう書かれていた。
『私はA型で几帳面なので部屋の掃除をきちんとします』 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
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- 17 名前:灼熱の炎 ◆V2DwkA8pj2
投稿日:2014/01/08(水) 01:44:36 ID:H9WWGwvU0
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- 【男の純情?】
とある大学の昼休み、1年生のコウタという男が、同学年の可愛らしい女生徒に声を掛けていた。 コウタ「コンチー(こんにちは)!俺、コウタって言うんだけどさ、名前なんていうの?」 女生徒「A子です」 コウタ「その名前からすると、もしかしてA型?」 A子 「よく分かりましたね!そのとおりです」 コウタ「敬語は使わないでよ。俺まだ友達少ないからさ、仲良くしてくれると嬉しいな。A型ならさ、いつもお部屋とか綺麗にしてる?」 A子 「そ、そうでもないかな・・」 コウタ「おお!謙虚だね。さすがA型!」
コウタはA子に一目惚れしていた。 なんとか自分の彼女になってもらおうと頑張っていたのだ。 現時点では、コウタとA子は友達である。
A子は学校の帰りに、高校時代から仲が良かった同級生であって同じ大学に通うB男に会う。
B男「A子のクラスも授業終わったんだね。違うクラスで同じ時間に授業が終わることはあまりないもんな。こうやって会うのは久しぶりだな」 A子「そうだね。あ、今日ね、不思議な男友達が出来たの。明るくて積極的な人」 B男「男友達?。……そっか。明るいのはいいな。ムードメーカーだな」
次の日も、そのまた次の日も、コウタはA子に話しかけ、授業のために教室から別の教室へ移動するときも常について行っていた。 A子の数人の女友達は、A子に明るい彼氏が出来たと思って羨ましがるが、A子はコウタのことを恋人ではなくて友達だと否定する。
コウタは「身も心も綺麗なA型の体にくっついて、俺の体も綺麗にしたい」と言って、A子に抱きついたり腕を組んだりするようになった。
A子 「コウタくん、前にも増して積極的だね」 コウタ「もっともっと仲良くなりたいから。あ、A子ちゃんの弁当手作り?この玉子焼きもらうね。パクッ。ああ、やっぱ女の子の手作りは最高だなあ」
コウタは清潔感がなく、離れていても体臭が漂ってくる。 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
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- 18 名前:灼熱の炎 ◆V2DwkA8pj2
投稿日:2014/01/08(水) 12:18:36 ID:H9WWGwvU0
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- 【男の純情? 続編】
コウタに足払いを掛けられて横たわっているA子は、恐怖のあまり体が硬直していた。 コウタは座り込んでA子にもっと近づこうとするが、勢いよく走ってくる音が聞こえた。 コウタが振り向いた途端、走ってきたB男がコウタに飛び蹴りを食らわせた。 コウタは痛さのあまり、動けなくなったが、B男の顔はしっかり見ていた。
B男「A子、大丈夫か?早く逃げよう」
A子の胸の中は一気に暖かい感じが漂った。 B男はA子と肩を組みながら、A子の自宅の方向へ走り出した。 コウタが動けないうちに自宅へ着かないと、追われて自宅の場所を知られてしまうと思い、先程まで動けなかったA子も頑張って走っていた。 ようやくA子の自宅に着き、A子はB男に礼を言って別れた。
次の日、コウタはB男のクラスメイトや担任に、B男に蹴られたことを告げ口していた。 本当はコウタが居る学校には来たくなかったA子は、コウタが皿恨みで何かすることを予測していたので、投稿してB男のクラスを様子見していたので、すかさず声を張り上げた。
A子「この男は昨日、あたしに酷いことをしようとして蹴られた。B男は悪くない!」
B男のクラスメイトはコウタとA子のことを知らないので、どっちが正しいのか判断に困っていたが、A子に付いてきていたA子の友達は、コウタが普段からA子を追い回していたことを話した。 B男のクラスに居るB男の友達も、B男が理由なく暴力を振るう男ではないことを話した。
こうしてコウタは誰からも信用されなくなり、元々少なかった友達も離れ、独りぼっちになった。 そして担任から退学を告げられた。
A子とB男は、これ以上何かしたらコウタのしたことを警察に話すと警告した。 そして二人は手を繋ぎながらコウタのもとを去っていった。
A子とB男は、花見、バレンタイン、クリスマス等を毎年、二人で共に過ごして幸せそうにしている。 それを隠れて見ているコウタは、悔しいが二人に近付くことは出来ない。 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
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