★★　エジプト　カイロ観光　総合情報スレ　その５★★

1：在カイロ　スルタンホテル　塾長まる。：2012/06/21(木) 15:59:12 ID:P/9F7bco: 前スレ

☆☆　エジプト　カイロ観光　総合情報スレ　☆☆
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/travel/7927/1213888184/
☆★　エジプト　カイロ観光　総合情報スレ　その２☆☆
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/travel/7927/1297461632/
★★　エジプト　カイロ観光　総合情報スレ　その３☆☆
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/travel/7927/1310196761/
★★　エジプト　カイロ観光　総合情報スレ　その４★☆
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/travel/7927/1326587282/

関連スレ
●エジプト　カイロの物価
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/travel/7927/1212019179/l50
：エジプト　カイロの留学・生活情報スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/travel/7927/1212015197/l50
：ΛΛ●　エジプト関連の参考HP/ブログ　スレ　ΛΛ●
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/travel/7927/1213111361/l50
：カイロおよびエジプト乗り入れ航空会社関連・カイロ空港CAI情報スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/travel/7927/1212015686/l50
：エジプト　カイロの宿関連情報スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/travel/7927/1212018390/l50
：〇〇〇　エジプト　カイロの飲食店関連情報スレ　〇〇〇
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/travel/7927/1212498349/l50
：カイロ地下鉄
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/travel/7927/1291623110/l50
：コシャリ情報スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/travel/7927/1212015318/l50
：※エジプトにおける日本人の犯罪被害例スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/travel/7927/1212020097/l50
：【ショッピング　埃及】　カイロ　シティスターズ関連スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/travel/7927/1284999501/l50
：エジプト　カイロ　ベリーダンス関連情報スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/travel/7927/1212016174/l50
：【神秘主義】　エジプト　カイロ　スーフィーダンス関連スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/travel/7927/1279933696/l50
：【ZOO】　エジプト　カイロ　ギザ動物園関連スレ　【動物園】
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/travel/7927/1280053417/l50
：ΜΜ●　エジプトにおける日本がらみの情報スレ。　●ΜΜ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/travel/7927/1213195235/l50
913：塾長まる。：2012/11/28(水) 00:11:57 ID:EUNP.x3U: http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012112700226

大統領権限の集中に懸念＝エジプトへの関与続ける－米
　【ワシントン時事】カーニー米大統領報道官は２６日の記者会見で、エジプトのモルシ大統領が大統領権限の強化を宣言したことについて「われわれは懸念しているし、疑問視している。米国はこの問題でエジプトに対して関与を続ける」と強調した。
　報道官はこの中で、モルシ大統領について、イスラエルとイスラム原理主義組織ハマスとの停戦で「重要な役割を果たした」と評価。その上で、「これとは別に２２日の（大統領の）決断や宣言については懸念を表明している」と指摘した。（2012/11/27-10:05）
914：塾長まる。：2012/11/28(水) 00:12:39 ID:EUNP.x3U: http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPTK824552220121127

米大統領はエジプト情勢を懸念、平和的解決希望＝報道官

　［ワシントン　２６日　ロイター］　米ホワイトハウスのカーニー大統領報道官は２６日、オバマ大統領が、大統領権限を強化する憲法令に反対するデモが起こっているエジプトに対し平和的解決を望んでいると述べた。

　エジプトのモルシ大統領は、大統領の権限を強化し、大統領決定を司法審査の対象外にする憲法令を発布。国際社会からは、憲法制定と民主的な制度構築に向けたエジプトの取り組みを疑問視する声が上がっている。

　エジプトは、ガザをめぐるイスラエルとイスラム原理主義組織ハマスの停戦を米国とともに仲介している。

　カーニー報道官は、記者会見で、モルシ大統領が「（ガザ停戦）に重要な役割を果たした。これにより人命が失われずに済み、より持続的な平和に向けた交渉の進展が実現する可能性が出てきた」としたうえで「われわれは２２日の一部決定と宣言に懸念を抱いており、引き続きこの問題についてエジプトに働きかけていく。ここで重要なのは、エジプトの人々が意思を反映してくれる政府を望んでいるという点だと思う」と述べた。
915：塾長まる。：2012/11/28(水) 00:13:21 ID:EUNP.x3U: http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012112701001890.html

エジプト、数万人が反大統領デモ　強権に反発
2012年11月27日 23時24分
　２７日、エジプト・カイロのタハリール広場に集まったデモ参加者ら（ロイター＝共同）

　【カイロ共同】エジプトの首都カイロ中心部のタハリール広場で２７日、モルシ大統領が超法規的な強権を得る改正憲法令を出したことに抗議する大規模デモが呼び掛けられ、国営テレビによると数万人が参加した。大統領が６月末に就任して以来、最大規模の反政権デモとなった。
　モルシ氏は２６日夜、改正憲法令をめぐり司法機関を監督する最高司法評議会の代表と会談し、一定の譲歩姿勢を示したが、改正憲法令の撤回は拒否。反モルシ陣営は撤回まで抗議行動を続ける方針で、混乱収束の見通しは立っていない。
916：塾長まる。：2012/11/28(水) 00:14:15 ID:EUNP.x3U: http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPTK824593220121127

エジプト実業家、テレコム・イタリアの増資を提案

　［ドバイ　２７日　ロイター］　エジプトの実業家ナギーブ・サウィリス氏は、イタリアの通信大手テレコム・イタリア(TLIT.MI: 株価, 企業情報, レポート)の株主に対し、３０億ユーロ（３９億ドル）の増資を提案した。

　サウィリス氏だけでなく、他の株主も引き受け可能としている。

　同氏は、株主が増資を受け入れた場合、多額の債務を抱える同社の再編を実施し、ブラジル市場での事業拡大を目指す意向を示した。

　増資が実現すれば、サウィリス氏はテレコム・イタリアの主要株主の１人になる可能性がある。具体的な提案内容はほとんど公表されていないが、同氏はロイターに対し、現在の株価に近い１株当たり０．７０ユーロでの増資を希望しているとした。

　一方、テレコム・イタリア株を保有するスペインのテレフォニカ(TEF.MC: 株価, 企業情報, レポート)やイタリアの金融機関３社は、同社株を１株当たり１．５０ユーロと評価しており、反発が予想される。

　サウィリス氏は「今回の提案は、テレコム・イタリアに対して一段と安定した財務基盤、中南米やブラジルでのさらなる成長、イタリア市場を熟知した人材投入を通じた経営改善をもたらす」と述べた。

　ただ、同氏の構想がテレコム・イタリアの経営陣や主要株主に受け入れられるかは不透明。

　主要株主に近い関係者の１人は「サウィリス氏は、経営戦略に関われるとの確証がない限り（出資を）決断しない」と述べた。
917：塾長まる。：2012/11/28(水) 00:59:39 ID:EUNP.x3U: http://sankei.jp.msn.com/world/news/121127/mds12112721520004-n1.htm

モルシー氏と司法界との協議決裂　憲法宣言、司法界に先手　エジプト　
2012.11.27 21:50 （1/2ページ）

モルシー大統領（ロイター）

　【カイロ＝大内清】エジプトのモルシー大統領は２６日夜、自身への司法の干渉を一切排除するとする憲法宣言を発布したことに反発する司法界の代表者らと会談、宣言撤回には応じず、協議は決裂した。世俗主義勢力を中心とする反モルシー派は２７日も抗議デモを続け、治安部隊との衝突を繰り返した。また今回のモルシー氏の強権発動をめぐっては、ムバラク前政権関係者にも近い司法界による不穏な動きをモルシー氏が察知し先手を打ったとの見方が浮上している。

　モルシー氏の出身母体のイスラム原理主義組織ムスリム同胞団など大統領支持派は２７日、予定していた反モルシー派への対抗デモを中止した。ただ両派の緊張は緩んでおらず、市民の間では混乱拡大を懸念する声が高まっている。

　モルシー氏が自身に絶対的な権限を付与する憲法宣言の発布に踏み切った舞台裏について、２６日付の独立系紙マスリユーンなどは、モルシー氏が今月上旬、公安機関から受け取った１通の報告書がきっかけとなったと報じている。
918：塾長まる。：2012/11/28(水) 01:00:46 ID:EUNP.x3U: http://sankei.jp.msn.com/world/news/121127/mds12112721520004-n2.htm

モルシー氏と司法界との協議決裂　憲法宣言、司法界に先手　エジプト　
2012.11.27 21:50 （2/2ページ）

モルシー大統領（ロイター）

　そこには、１２月２日に予定される最高憲法裁判所での裁判で、諮問評議会（上院に相当）と憲法制定委員会の解散が命じられる可能性が高いことが記されていたという。同評議会や憲法制定委は同胞団が多数派を握るだけに、実際に解散されればモルシー氏には大打撃となる。

　モルシー氏に批判的だった当時のマハムード検事総長が、裁判所と連動する形で、６月の大統領選での不正などを突破口に選挙結果を無効にすることや、同胞団幹部の訴追を画策していたとの報道もある。

　同胞団内部に詳しい同胞団系ニュースサイトの元編集長シャルヌビ氏によれば、モルシー氏と同胞団指導部は今月１７日と２２日に対応を協議。モルシー氏は２２日夕、マハムード検事総長の更迭と憲法宣言の発布を発表した。その間、同胞団は検事総長に対し、前政権関係者への追及が甘いとの批判キャンペーンを展開し、モルシー氏の決定発表への地ならしを進めた。

　一方、モルシー氏と司法界の協議が決裂したことで、憲法裁が１２月２日の判決を強行するとの見方も強まっており、モルシー氏に不利な判決が出れば、同胞団側の態度が硬化しさらに混乱が深まる可能性もある。反モルシー派のエルバラダイ前国際原子力機関（ＩＡＥＡ）事務局長は２６日、「モルシー氏は軍部の介入を招きたいのか」と宣言撤回を促した。
919：極東潜入中　塾長まる。：2012/11/28(水) 09:38:16 ID:EUNP.x3U: http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121127/k10013798661000.html

エジプト大統領権限強化への抗議デモ続く
11月27日 23時53分

エジプトでは、２７日、モルシ大統領がみずからの権限を大幅に強化したことに抗議する大規模なデモが呼びかけられ、若者たちと治安部隊との衝突が起きるなど、緊迫した状況が続いています。

エジプトでは、モルシ大統領の決定を裁判所が覆すことができないことなど、大統領権限の大幅な強化を盛り込んだ憲法宣言が発表され、これに対する市民の反発が拡大しています。
中でも、去年ムバラク政権を崩壊に追い込んだ若者グループや野党勢力は、先週から首都カイロのタハリール広場を占拠して、抗議の意思を示しています。
また、２７日には大規模なデモが呼びかけられ、朝から大勢の人が広場に集まり始めているほか、広場から官庁街に進もうとする若者たちに治安部隊が催涙弾を発射するなど、混乱も起きています。
デモの参加者の１人は、「大統領は何でも好きなようにできるわけではない。国民の意見を聞くべきだ」と非難していました。
一方、モルシ大統領は２６日、裁判所の主要な判事らと会談し、「司法を尊重する」と述べながらも、憲法宣言は撤回しないことを伝えました。
デモ隊は、大統領が憲法宣言を撤回するまで一歩も引かない構えですが、先週からの抗議デモと衝突で、これまでに２人が死亡、４００人以上がけがをしており、緊迫した状況が続いています。
920：極東潜入中　塾長まる。：2012/11/28(水) 09:39:12 ID:EUNP.x3U: http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM2704M_X21C12A1FF2000/?dg=1

エジプト、大規模な反政府デモ　大統領権限強化で

【カイロ＝押野真也】エジプトのモルシ大統領が発布した大統領権限を大幅に強化する憲法令（暫定憲法に相当）を巡り、リベラル派などからの反発が一段と強まってきた。大統領に反発するグループは27日にカイロ中心部の数カ所で集会やデモを実施。大統領側は一部譲歩する姿勢を見せるなど混乱回避に躍起だが、反対派は憲法令の撤回を求めており、事態収束は長期化しそうだ。

カイロ中心部の「タハリール広場」には27日午前から人々が集まり、夕方には１万人規模に膨れあがった。６月末のモルシ大統領就任以来、最大規模の反政府デモとなった。参加者は口々に「独裁者の再来」などとモルシ大統領を批判、憲法令の撤回を要求した。

　27日は混乱を警戒し、カイロの多くの学校が休校や自由登校にしたほか、集会場所である広場周辺の企業や政府機関も休業。警察が周辺に多数の車両を配備し、一部の道路を封鎖したことで交通渋滞が起きるなど、日常生活にも大きな支障が生じた。一部では警官隊とデモ隊の小競り合いも起きている。

　27日には、大統領が所属するイスラム原理主義組織「ムスリム同胞団」のメンバーや支援者、他の原理主義組織もカイロでの支援集会を計画していた。ただ、反対派との偶発的な衝突を避けるため、同胞団や傘下の政党「自由公正党」は集会の延期を決めた。

27日、エジプト・カイロで行われた反政権デモの参加者＝ロイター
　大統領は26日、司法関係者らと会談し、憲法令の適用を限定的にするなど譲歩の姿勢を見せた。それでも憲法令そのものの撤回はしない意向で、反対派の要求とは大きな隔たりがある。

　反対派は原理主義思想を嫌うリベラル派や社会主義者、国民の１割を占めるキリスト教徒などで構成。今後も政権側と反体制派との対立が続けば、現在進めている新憲法の制定作業や2013年前半にも予定している人民議会（国会）の選挙にも影響が及びかねない。

　エジプト政治に詳しいカイロ大学のハッサン・ナファ教授は「旧政権幹部の責任追及と大統領権限の強化という方向性は正しい」としながらも、司法権の独立を軽視している点や社会情勢が不安定な中で発布したことなどを挙げ「憲法令には大きな不備がある」との認識を示す。

　エジプトの混乱に対し、国際的な懸念も広がっている。米ホワイトハウスのカーニー報道官は26日「（憲法令の発布に）懸念を強めている」と表明。その上で「エジプト国民は民意を反映した政府を求めている」と語り、政権側に反体制派との対話を促した。

　22日に5439だった株価指数は週明け最初の取引日となった25日には9.6％下落。足元でも5000前後で推移しており、経済面に影響が及びつつある。
921：極東潜入中　塾長まる。：2012/11/28(水) 09:40:05 ID:EUNP.x3U: http://japanese.irib.ir/news/%E6%9C%AC%E6%97%A5%E3%81%AE%E3%83%88%E3%83%94%E3%83%83%E3%82%AF/item/33478-%E3%82%A8%E3%82%B8%E3%83%97%E3%83%88%E3%81%AE%E6%9C%80%E6%96%B0%E6%83%85%E5%8B%A2

エジプトの最新情勢

エレクトリーク解説員
エジプトでは、首都カイロをはじめとする大都市の街頭で、モルシ大統領の支持者と反対者が対立する中、大統領が、最高司法評議会の幹部と会談しました。この会談は、「大統領の決定を裁判所が覆すことはできない」と定めた、大統領の最近の決定に関して話し合うためのものでした。この決定は、突如、エジプトに大きな抗議と新たな危機を巻き起こしました。

モルシ大統領は、6日前、大統領の権限を拡大する改正憲法令を発表しました。この決定は、最高司法評議会や弁護士会、各政党や政治グループの反発に直面しています。モルシ大統領は、最高司法評議会の代表との会談で、この改正憲法令の条文に修正はないことを強調しましたが、同時に、「これは、憲法が制定されるまでの一時的なものだ」と語りました。モルシ大統領の支持母体であるムスリム同胞団系の自由公正党の法律顧問は、「大統領の決定は、憲法が制定され、国会が発足するまで、エジプトの安定を保つためのものだ」と語りました。多くの政界は、このような見解を、反対者に対する大統領支持派の譲歩、後退であると見ています。この中で、今月27日、ムスリム同胞団は、モルシ大統領を支持する数百万人規模のデモを実施する予定でしたが、「混乱と衝突の拡大を防ぐため、デモを中止する」と発表しました。こうした中、エジプトの政界の要人で、モルシ大統領に反対するエルバラダイ氏は、大統領に譲歩させるため、平和的なデモを実施するよう求めています。また、エジプト大統領選挙の候補者の一人だったサバヒ氏も、「大統領が改正憲法令を取り消さない限り、彼と話し合うことはない」と表明しました。こうした中、エジプト大統領府は、モルシ大統領と、エジプトの各政党の指導者や大統領選挙の候補者たちの会談を計画しようとしていると伝えられています。エジプト、特にカイロのタハリール広場は、ここ数日、大統領の支持者と反対者の対立の場所となってきました。双方の衝突により、2名が死亡、400名以上が負傷しています。この衝突を受け、モルシ大統領と改正憲法令に反対するエジプトの司法関係者や弁護士が、この問題への調査を求める訴えを起こしました。このような流れにより、エジプト国内の情勢は複雑さを増しています。政治評論家は、「現在の危機が続けば、間違いなく、大きな混乱につながり、それは、モルシ大統領の新たな政治体制にとっての警鐘になる」と語っています。
922：極東潜入中　塾長まる。：2012/11/28(水) 09:41:07 ID:EUNP.x3U: http://jp.wsj.com/World/Europe/node_555094

カイロで数万人規模のデモ－大統領の権限拡大に反発

【カイロ】エジプトの首都カイロでは27日、モルシ大統領による最近の権限拡大に反発する市民数万人が市中央部でデモを行った。

　市内のタハリール広場には世俗派やリベラル派の多くの人たちが集まり、イスラム原理主義組織ムスリム同胞団出身の大統領が批判をかわそうとして26日に出した声明を批判した。

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Reuters
催涙ガスの弾筒を投げ返そうとする反政府デモ参加者
　ヤセル・アリ大統領報道官は国営テレビを通じて、大統領に絶対に近い権限を与えた憲法令は一時的なものであり、大統領の最高レベルの決定にしか適用されないと述べた。世俗派などの市民は、同報道官の説明は大衆を管理しようとする馬鹿げた試みで真の譲歩ではないとしている。

　デモの参加者らは広場に数十のテントを張り、モルシ大統領が憲法令を撤回するまで広場にとどまるとしている。この動きは現在停滞している反政府運動を結束し、再び活発化させそうだ。多くの市民が広場に集まり、民主化を要求してから2年近くがたつが、アラブ世界で最も人口の多いこの国は新しく権力の座に就いた指導者らとまだ折り合いをつけられないでいる。

　革命的なスローガンや叫びでやかましく、またカーニバルのような雰囲気のこの光景は、2年ほど前にムバラク大統領を打倒した暴動の象徴的瞬間を思い起こさせる。広場の中央に置かれたプラカードには「エジプトは全エジプト人のためのものだ」と書かれていた。

　モルシ大統領と、大統領がかつて指導者だったムスリム同胞団は、以前からの存在感と極めて保守的なエジプトでの既成の求心力を背景に、権力の座に就いた。モルシ氏が6月に大統領に選ばれて以降の一連の政治的行動によって、同胞団とこれを母体とする政党「自由公正党」は現在、軍部や立法部門を支配し、最近では司法権も無力化するに至った。

　政治的権限に向かう同胞団の過激なアプローチによって、その支持者の中にも民主化の約束に疑問を抱く者が出てきた。

　モルシ大統領は22日、イスラム系政治家が支配する憲法起草委員会の解散を司法が命じられないとする大統領令を発表した。イスラム系政治家の支配に反発するリベラル派の委員20人以上がこの2週間に委員会から身を引いた。

　憲法起草委員会への司法の干渉を排除する大統領の姿勢にエジプトの司法界は怒りをあらわにし、大統領の態度はエジプト人が昨年初めに退陣に追い込んだ独裁者を思い起こさせると述べている。著名な人権法律家であるニガド・アルボラエイ氏は「われわれは新しいムバラクを望んでいないということだ」とし、「われわれが強く怒っていることを示し、現大統領や他のいかなる大統領にも、われわれは彼らが何を望もうとそれをしないということを分からせなければならない」と強調した。

　カイロ中心部は27日午後、同国の過去の反政府運動を思わせる様相をみせている。タハリール広場に集まった世俗派の活動家やアーティスト、知識人らはムスリム同胞団やモルシ大統領に反対するプラカードを掲げ、近くのシモンボリバル広場では、若者が棒や石で警備の警官隊を攻撃し、警官隊は催涙ガスなどで応戦した。同日夕刻までに、デモ参加者の1人が催涙ガスを吸い込んで死亡したと報じられている。

記者: Matt Bradley、Sam Dagher
923：極東潜入中　塾長まる。：2012/11/28(水) 09:52:01 ID:EUNP.x3U: http://sankei.jp.msn.com/world/news/121128/mds12112808530000-n1.htm

反政府デモに２０万人参加か　エジプト、革命以来の規模　改正憲法令に見直し圧力
2012.11.28 08:52

２７日、エジプト・カイロのタハリール広場で反政府スローガンを叫ぶ市民（ロイター）

　エジプトの首都カイロ中心部のタハリール広場で２７日、モルシ大統領の強権的な改正憲法令に抗議して行われた反政府デモは同日深夜まで続き、中東の衛星テレビ、アルジャジーラによると、参加者は推定２０万人に上った。

　反政府デモとしてはムバラク政権を倒した昨年１～２月の革命時以来の規模で、モルシ氏に改正憲法令の見直しを迫る圧力となりそうだ。（共同）
924：極東潜入中　塾長まる。：2012/11/29(木) 02:22:00 ID:EUNP.x3U: http://sankei.jp.msn.com/world/news/121128/mds12112810570001-n1.htm

エジプト、反モルシーデモ　死者３人に
2012.11.28 10:57

２７日、エジプトの首都カイロのタハリール広場で行われた反政府デモ（ロイター）

　【カイロ＝大内清】エジプトのモルシー大統領が自身に絶大な権限を付与する憲法宣言を発布したことに抗議する反モルシー派の大規模デモは全国各地で２７日夜から２８日未明にかけても続き、首都カイロ中心部タハリール広場では数千人がとどまってモルシー氏の退陣を求めた。同広場近くで続く反モルシー派デモ隊と治安部隊との衝突では２７日、催涙ガスを大量に吸い込み呼吸困難となった男性１人が死亡、２２日の宣言以降の死者は３人となった。

　中東の衛星テレビ、アルジャジーラによると、２７日のエジプト全土での反政府デモ参加者は推定２０万人を超え、モルシ政権下では最大となった。

　地元報道によると、同国北部マンスーラやマハッラなどでは２７日夜、モルシー氏の出身母体であるイスラム原理主義組織ムスリム同胞団の関連施設が反モルシー派の襲撃を受ける事件が相次ぎ、同胞団は一部の都市で、団員に事務所などから退避するよう指示した。

　同胞団などのイスラム勢力は、イスラム教の金曜礼拝が行われる３０日に大統領支持のデモを実施するとしており、反モルシー派との緊張がさらに高まる懸念が強まっている。
925：極東潜入中　塾長まる。：2012/11/29(木) 02:23:23 ID:EUNP.x3U: http://sankei.jp.msn.com/world/news/121128/mds12112816400003-n1.htm

エジプトのモルシー政権に最大の試練　混乱拡大なら軍介入も
2012.11.28 16:39

２７日、エジプトの首都カイロのタハリール広場でスローガンを唱えるデモ参加者（ＡＰ＝共同）

　エジプトのモルシー大統領が発布した強権的な改正憲法令は激しい反発を招き、昨年の革命後、最大規模の反政府デモに発展した。混乱が続けば、軍の介入を予想する声もある。

　デモに参加した中年男性は中東の衛星テレビに、「（古代エジプトの王）ファラオ以降、例がない強権的な布告だ」と改正憲法令をこき下ろした。

　同令は大統領のあらゆる決定を司法判断の対象から除外。最大の狙いは旧ムバラク政権下で任命された判事らの介入を排除し、モルシー政権主導の新体制づくりを進めることだ。

　エジプト紙は、最高憲法裁判所が憲法起草委員会の解散や、軍による暫定統治復活を命じる方針だったと報道。同裁判所は６月、自由選挙で選ばれた人民議会（国会）に違憲判断を出して解散に導いた前例があり、モルシー氏は「先制攻撃に出た」（地元記者）とみられている。（共同）
926：極東潜入中　塾長まる。：2012/11/29(木) 02:24:10 ID:EUNP.x3U: http://sankei.jp.msn.com/world/news/121128/mds12112822520005-n1.htm

エジプト反政権デモ　軍部は沈黙、対立深まる
2012.11.28 22:52
　【カイロ＝大内清】エジプトのモルシー大統領が自らに絶大な権限を付与する憲法宣言を発布したことに抗議する反モルシー派のデモは各地で２８日も続いた。中東の衛星テレビ局、アルジャジーラによると、２７日にはデモ参加者が推定２０万人を超え、モルシー政権下で最大規模に発展した。

　首都カイロのタハリール広場では、治安部隊との衝突で１人が死亡し、宣言発布後の死者は３人となった。軍部が沈黙を守る一方、同国最大のイスラム原理主義組織、ムスリム同胞団を後ろ盾とするモルシー氏は宣言を撤回しない姿勢を崩さず、対立が深まっている。

　「モルシーは去れ」「ムルシド（同胞団の最高指導者）支配を倒せ」。２７日夜、同広場には、モルシー氏や同胞団を非難する市民が続々と集まった。デモ隊には、今回の憲法宣言は同胞団指導部の意を受けたモルシー氏が同胞団支配を確立するために行ったものだ－との疑念が渦巻く。

　宣言発布後、モルシー政権からは補佐官少なくとも４人が辞任。閣内から、宣言を支持するか否かで「留保すべき部分がある」（メッキ法相）といった発言が飛び出していることも反モルシー派の勢いにつながっている。

　これに対し、同胞団報道官は「宣言後に大統領の支持率は９０％に上がった」と主張し、一歩も引かない構えだ。同胞団などはイスラム教の金曜礼拝が行われる３０日に対抗デモを予定しているが、さらなる衝突や混乱の引き金となる懸念もある。

　こうした情勢にあって注目されるのが軍部の動向だ。モルシー氏は８月、政敵のタンタウィ前国防相を電撃解任するなど、もともと同胞団を強く警戒する軍部の掌握に努めてきた。

　現在のところ軍部に目立った動きはないが、昨年１～２月の民衆デモでは、軍部が当時のムバラク大統領に退陣を迫り事態収拾を図った経緯があるだけに、モルシー氏は、メンツを保ちつつ、軍の介入を受けかねない騒乱は回避する方策を探るという難しい立場に立たされている。
927：極東潜入中　塾長まる。：2012/11/29(木) 02:41:24 ID:EUNP.x3U: http://japanese.ruvr.ru/2012_11_28/ejiputo-daitouryou-arashi/

エジプトで反ムルシ大統領の嵐

タグ: 政治, アフリカ, エジプト, 記事一覧, 国際

エジプトでモハメド・ムルシ大統領に対する抗議が続いている。大統領は自身の権限を拡大する命令を発行した。その命令は、司法機関から大統領の決定と法令を覆す権限を剥奪することを内容とするものである。昨夜、カイロ中心部のタハリール広場では、数万人規模のデモが行われた。広場にはテントも設営され、多くのデモ市民が、大統領が命令を撤回するまでは退去しない、と宣言している。
火曜夕方、警察は催涙ガスを用いて抗議デモ隊を解散させようと試みた。2名が死亡、数十名が負傷した。
カイロの外にも、アレクサンドリア、ポート・サイド、スエズなど、エジプトの多くの都市でデモが行われた。いくつかの都市では、大統領の出身政党である「ムスリム同胞団」のオフィスへの襲撃も行われた。エジプト北部では、騒乱の結果、約400人が負傷した。

親大統領派と反大統領派の間で最も深刻な衝突が起こったのは、エル・マハルとエル・クブルである。一日中衝突が止まず、夕方近くには正真正銘の路上戦に発展、銃火器が用いられるに至った。数千人の反対派が「ムスリム同胞団」オフィスへ襲撃を試みたが、強硬な反撃に遭った。衝突の中で、石、火炎瓶が飛び交い、およそ330名が負傷した。

エジプト全土で、騒乱において銃火器が使用された、と地元マスメディア。

ロシアのマスメディアより
928：極東潜入中　塾長まる。：2012/11/29(木) 02:42:10 ID:EUNP.x3U: http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM28005_Y2A121C1EB1000/

エジプト、反政府デモ数万人規模に　大規模衝突なく
2012/11/28 10:36

　【カイロ＝押野真也】エジプトのモルシ大統領の権限を大幅に強化する憲法令（暫定憲法に相当）に反対するデモは27日夜（日本時間28日未明）、数万人規模まで拡大した。警官隊などとの大規模な衝突はなかったが、一時は譲歩する姿勢も見せた大統領側が再び強硬姿勢に転じ始めており、反大統領デモは今後拡大する事態も想定される。

数万人参加、エジプトで大規模デモ。大統領権限強化に反発(27日）
　デモはカイロ中心部の「タハリール広場」で27日午前に発生、同日夜にかけて市民らが続々と集まり膨れあがった。６月末にモルシ氏が大統領に就任して以来、最大の反政権デモとなった。

　参加者は口々に「独裁はもうたくさんだ」「モルシは我々の代表ではない」などと叫んだ。モルシ氏と大統領選挙で争った対立候補も広場に現れ、大統領を批判する演説をした。ただ、デモ隊と警官隊との衝突はなく、28日未明には参加者の多くが帰宅した。

　ひとまず衝突を回避した格好だが、しばらく混乱は続く見通しだ。モルシ大統領は26日、大統領権限の強化に一定の条件を設ける意向を示したが、デモ発生後の27日夜には、大統領報道官が声明を発表し「憲法令の内容に変更はない」と譲歩を否定した。

　このため、モルシ大統領の強権姿勢に反発するデモは断続的に起きる可能性が高い。デモ隊の一部が暴徒化する事態に備えて、カイロ中心部にあるドイツ大使館は27日夜に鉄条網を急きょ増設した。

　デモの参加者は10代後半から30代の若者が中心。大統領の強権姿勢だけでなく、経済の低迷に強い不満を募らせている。今後、大統領は憲法令への説明だけでなく、具体的な失業対策などを打ち出す必要もある。
929：極東潜入中　塾長まる。：2012/11/29(木) 02:42:41 ID:EUNP.x3U: http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121128/k10013822121000.html

エジプト抗議デモ最大規模に
11月28日 18時14分

エジプトでは、モルシ大統領がみずからの権限を大幅に強化したことに対する抗議のデモが大統領就任以降、最大規模に拡大し、各地で衝突が起きるなど緊迫の度合いが増しています。

エジプトでは、大統領の決定を裁判所が覆せないとする憲法宣言をモルシ大統領が先週、発表したのに対し、大統領権限の大幅な強化に反発する抗議のデモが続いていて、就任以降、最大規模に拡大しています。
首都カイロでは、２８日、治安部隊がムバラク前政権を退陣に追い込んだ若者のグループや野党勢力が占拠を続けているタハリール広場周辺に突入して一斉に催涙ガスを発射しました。
これに対して、若者たちも石を投げるなどして応戦して、激しい衝突が起きています。
デモ隊の１人は、「憲法宣言を撤回するまで、ここにとどまるし、撤回しないのなら大統領が退陣するまでここにいる」と抗議の意思を示していました。
また、カイロ以外の都市でも、反大統領派と、大統領の出身母体のイスラム組織ムスリム同胞団の支持者の間で衝突が起きて、多くのけが人が出ているもようです。
ことし６月に民主的な選挙で選ばれたモルシ大統領ですが、独裁者の再来を警戒する国民の不安が一気に高まった形となり、エジプト情勢は緊迫の度合いを増しています。
930：極東潜入中　塾長まる。：2012/11/29(木) 02:43:30 ID:EUNP.x3U: http://jp.reuters.com/article/stocksNews/idJPTK824787420121128

エジプト株価指数<.EGX30>が下げ拡大、大統領の権限強化に対する全国的な抗議デモ受け
2012年 11月 28日 19:50 JST

　［２８日　ロイター］　２８日のエジプト株価指数ＥＧＸ３０種.EGX30は、モルシ大統領が自ら権限を強化したことに対する全国的な抗議デモを受けて下げが拡大している。

　０９３０ＧＭＴ（日本時間午後６時３０分）時点で１．３％下落の４９８２。２２日の大統領令以降の下落幅は８．４％まで拡大した。

　オラスコム・コンストラクション(OCIC.CA: 株価, 企業情報, レポート)は２％下落。第３・四半期が３１％の減益となったと発表したことが嫌気された。パーム・ヒルズ・ディベロップメント(PHDC.CA: 株価, 企業情報, レポート)は５．７％下げた。
931：極東潜入中　塾長まる。：2012/11/29(木) 02:45:04 ID:EUNP.x3U: http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00236178.html

エジプト・カイロでモルシ大統領に対し、大規模な抗議デモ

エジプトの首都カイロで、市民が大規模な抗議デモを展開している。
いわゆる「アラブの春」を経て誕生したモルシ大統領に対し、「独裁復活だ」と、強い反発が巻き起こっている。
混乱のきっかけとなったのは、モルシ大統領が22日に発令した大統領の権限を大幅に強める憲法令。
今後、大統領が決めたことに、司法は一切口出しができなくなるというその内容に、27日、エジプト各地で政権発足以来、最大規模となるデモが発生した。
実はモルシ氏は、すでに行政権だけでなく、立法権も掌握していて、今回の決定で、事実上、ムバラク前大統領よりも、はるかに強大な権力を手にしたことになる。
モルシ氏に投票した人にも、不信感が広がっている。
モルシ氏を支持していた人は「モルシ氏に投票したのを後悔している。国を安定させると言いながら、実現していない」と話した。
モルシ氏は、民主化のための一時的なものと釈明しているが、今回、イスラム主義勢力と改革派勢力の根深い対立に、あらためて火をつけた形となった。
「アラブの春」から、およそ2年、民主的な選挙を経た今も、混乱から抜け出せない冬の時代が続いている。
932：極東潜入中　塾長まる。：2012/11/29(木) 02:45:40 ID:EUNP.x3U: http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012112800939

預言者侮辱映画で死刑判決＝エジプト
　【カイロ時事】エジプトの裁判所は２８日、イスラム教の預言者ムハンマドを否定的に描いた米映画をめぐり、制作に関与してイスラム教や預言者を侮辱した罪で、エジプト人７人に欠席裁判で死刑判決を下した。ロイター通信が伝えた。
　７人はキリスト教の一派である少数派コプト教徒で、米国を拠点とする在外エジプト人。映画は９月に動画サイトに掲載され、イスラム圏各地で反米デモを引き起こした。（2012/11/28-21:40）
933：極東潜入中　塾長まる。：2012/11/29(木) 22:37:27 ID:EUNP.x3U: http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121129/k10013833421000.html

エジプトデモ拡大で対立激化懸念
11月29日 10時23分

エジプトでモルシ大統領に対する抗議デモが広がるなか、大統領の出身母体のイスラム組織などは、大統領を支持する大規模なデモを呼びかけ、大統領支持派と反対派との対立がさらに激しさを増すことが懸念されます。

エジプトのモルシ大統領は先週、大統領の決定を司法が覆せないとしたみずからの権限を大幅に強化する憲法宣言を発表し、これに対してムバラク前政権を退陣に追い込んだ若者グループや野党勢力が首都カイロのタハリール広場を占拠して、抗議を続けています。
抗議デモは、ことし６月のモルシ大統領の就任以降、最大規模に拡大し、２８日には治安部隊との衝突が起きるなど、緊張が高まっていて、若者グループや野党勢力は憲法宣言の撤回を求め、今週金曜日のイスラム教の集団礼拝のあとに再び大規模なデモを呼びかけるものとみられています。
これに対し、エジプトの国営テレビによりますと、大統領の出身母体のムスリム同胞団などイスラム勢力は土曜日に大統領を支持する大規模なデモを行うことを決めたということで、大統領側も一歩も引かない構えを見せています。
エジプトでは、各地で大統領支持派と反対派との間で衝突が起き、２７日だけでも２００人以上がけがをしており、両者の対立がさらに激しさを増すことが懸念され、モルシ大統領は、就任以来最大の試練に立たされています。
934：極東潜入中　塾長まる。：2012/11/29(木) 22:38:12 ID:EUNP.x3U: http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012112902000276.html

エジプト　憲法草案強行採決へ

　【カイロ＝今村実】反政府デモが続くエジプトで、新憲法の起草委員会は二十九日にも憲法草案の強行採決に踏み切る方針を決めた。ＡＦＰ通信などが二十八日、伝えた。野党勢力は一段と反発するとみられ、緊張が高まりそうだ。
　起草委は草案の討議を二十八日中に打ち切ると発表していた。モルシ政権派のイスラム勢力が主導権を握る憲法起草委をめぐり、非民主的だと反発するリベラル派やキリスト教徒の代表のボイコットが続出。最高憲法裁判所が十二月二日に、起草委の合法性について審理する予定だった。
　政権や起草委のイスラム勢力は、司法判断が出る前に、採決を終えて既成事実化する狙いとみられる。草案が可決された場合、年内にも国民投票が実施される見通しだ。
935：極東潜入中　塾長まる。：2012/11/29(木) 22:39:22 ID:EUNP.x3U: http://jp.wsj.com/World/Europe/node_555641

エジプト、行き詰まり状態で経済にも危険信号
2012年 11月 29日 7:52 JST

【カイロ】経済人や投資家が希望の光が見えてきたとしていたエジプトでは、モルシ大統領と世俗派を中心とする反政府勢力との対立が続き、脆弱な同国経済に新たな不透明感が高まり、国際通貨基金（IMF）など海外の資金提供者からも警告の声が上がっている。

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Reuters
警官に追われカイロ中心のタハリール広場から逃げるデモ参加者（28日）
　政府にほぼ絶対的な権限を与える憲法令に反対する大規模デモが27日に行われたあと、活動家らはカイロ中心部のタハリール広場にテントを張って抗議を続けている。一方で、大統領の出身母体であるムスリム同胞団や、暴力をあおるとして27日に予定していた反政府勢力への抗議活動を中止した厳格なイスラムグループであるサラフィー主義者は大統領支持の全国デモを30日に実施するとしている。

　タハリール広場近くでは、大統領の憲法令が出る前から既に10日間にわたって行われている若者たちの抗議活動に対する機動隊の取り締まりが厳しくなった。治安機関の暴力行為に反発する若者たちは警官隊に向かって石や火えん瓶を投げた。これに対して警官隊は催涙ガスなどで応戦したが、ガスはこれまでに使っていたよりも強力なものが使用されたようだ。この模様は、カイロ中心部のビジネスホテルからも見えた。このホテルの入り口は一部が板で覆われ、ガードマンはホテルを出て行く人に保護マスクを使うよう呼び掛けていた。

　先週末からのデモ隊と警官隊との衝突で全国で少なくとも3人が死亡し、数百人が負傷した。

　こうした混乱によって、エジプトの暗いトンネルの先に見えていた光も消え、最近まとまった国際支援や外国からの投資、それにIMFからの48億ドル（3940億円）の融資に疑問符が付くようになった。

　IMFの広報担当者は、どのようなものであれ経済的変化があれば、先週の融資に関する覚書が破棄される可能性があると警告した。担当者は「IMF理事会がこの覚書について検討する際には、同国の経済見通しと計画の実行に大きな変化がないことが前提条件になる」と指摘した。

　海外の投資家の観点からは、モルシ氏は今年6月の就任以来全て正しいことを言っているようにみえた。大統領は投資を呼び掛けるために経済界の代表団とともに世界各地を訪れ、アラブ諸国、欧米の各政府から数十億ドルに上る支援の確約を得た。しかし、先週の憲法令発表とそれに伴う多くの国民の怒りを受けて、エジプトのEGX30株価指数は11.4％も急落した。28日は1日で4.6％も下げた。

　経済界のトップ1000人がメンバーとなっているエジプト経済人協会のフセイン・ファブール会長は「エジプトでの全ての新規投資は政治、治安状況が安定するまで凍結されている」とし、「全国的に管理不能に陥っている感じだ」と述べた。

　欧州議会のエルマー・ブロク外交委員会委員長は26日付のドイツ紙とのインタビューで、「モルシ氏が独裁の道を選べば、エジプトへの資金は少なくなるだろう」と述べ、大統領の憲法令によって先に欧州連合（EU）が調印した50億ユーロの支援パッケージも影響を受ける恐れがあるとの見方を示した。エジプトはこうした支援を渇望している。

　昨年初めにムバラク政権が崩壊したあとの民主化が行き詰まるなか、外国人投資家と観光客はエジプトから逃れ、同国は国際収支の危機に直面。同国通貨ポンドも大きな下げ圧力に見舞われている。エジプト中央銀行はポンド防衛のために、2010年12月に360億ドルあった外貨準備の3分の2近くを使った。28日のポンドの対ドル相場は1ドル＝約6.11ポンドと、8年ぶりの安値近辺だった。10月末時点の外貨準備は154億8400万ドルで、IMFが各国に維持すべきとしている3カ月分の輸入に必要な額をわずかに上回る水準だ。

記者: Matt Bradley、Sam Dagher
936：極東潜入中　塾長まる。：2012/11/29(木) 23:20:33 ID:EUNP.x3U: 参考；エジプト日本人会　(ネット上のみ)
http://www.facebook.com/egyptnihon

ｘ
エジプト在留邦人・旅行者の皆様へ　平成２４年１１月２９日　在エジプト日本国大使館領事部

デモ・集会等に関する注意（平成２４年１１月２９日付）

１．１１月１９日（月）以降、カイロ市内タハリール広場近く（ムハンマド・マハムード通りから内務省庁舎付近やシモン・ボリバル広場）で、断続的にデモ隊と治安部隊との間で衝突が発生しているところ、１１月３０日には、リベラル派を中心とする大統領による憲法宣言への反対派が首都カイロのタハリール広場他エジプト全土において大規模デモを予定しています。また、１２月１日には、ムスリム同胞団を含む大統領支持派がエジプト全土で大規模デモを予定しており、支持派と反対派との間や、反対派と治安当局との間で衝突が発生する可能性は否定できません。

２．つきましては、今後も引き続き、不測の事態に巻き込まれないよう、カイロ・タハリール広場等デモが行われている場所付近への不要不急の外出を控えて下さい。
また、政治集会に用いられる国内各地の場所、首相府、人民議会等の政府関連機関、国営テレビ局、外国公館などの場所で、デモ、集会や群衆に遭遇した場合は、平穏であると感じても、決して近づくことなく、すぐに現場から離れてください。
また、その他犯罪にも巻き込まれないよう、夜間の外出は特に注意し、単独行動を控える等自らの安全確保を図ってください。

在エジプト日本国大使館領事部　TEL: 02-2528-5910
HP: http://www.eg.emb-japan.go.jp/j/index.htm
937：極東潜入中　塾長まる。：2012/11/30(金) 10:17:39 ID:EUNP.x3U: http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-199778-storytopic-11.html

エジプト抗議デモ　「反独裁」の初心に返れ
2012年11月30日
　エジプト情勢が風雲急を告げている。モルシ大統領が「革命を守るため」として発布した強権的な改正憲法令が国民の激しい反発を招き、昨年の革命後、最大規模の反政府デモに発展したのだ。
　一部でデモ隊と機動隊が衝突し死者を出した。状況がさらに悪化し、軍と国民の激突、暴徒化という悪循環を招かないよう各当事者が冷静な対応に努めるべきだ。
　６月に民主的選挙で勝利したモルシ氏が半年足らずで、国民の非難対象となる現実は驚きだ。独裁国家の民主化の難しさも痛感する。
　今回のデモの発端は、モルシ氏が自らに超法規的な強権を付与した改正憲法令を発令したことだ。同令は、大統領のあらゆる決定を司法判断の対象から除外。最大の狙いは、旧ムバラク政権下で任命された判事らの介入を排除し、モルシ政権主導の新体制づくりを進めることにあるとされる。
　議会解散で既に行政、立法の両権を有するモルシ氏が司法の監視も受けない超法規的体制を築けば、国民が「ムバラク政権に代わる同胞団の新たな独裁」と危機感を抱くのも無理はない。モルシ氏は自らの民主主義的正統性を否定するような強権の行使は慎むべきだ。
　一方、エジプト紙は最高憲法裁判所が近く、モルシ氏の出身母体であるイスラム組織ムスリム同胞団系が多数を占める憲法起草委員会の解散や、軍の暫定統治復活を命じる方針だったと報道した。陰で何を画策しているのか。エジプト国民ならずとも疑問がわく。
　大統領選が大接戦だったことから政情不安の継続はある程度予想はされた。しかし、だからと言って時計の針を逆に回し、軍主導の政権に回帰するのは時代錯誤だ。
　モルシ氏は大統領就任時のテレビ演説で国民の間にくすぶる「宗教による独裁」との懸念に応え、イスラム教徒やキリスト教徒を含む「全てのエジプト人のための大統領になる」と宣言した。モルシ氏も初心に立ち返ってほしい。
　あらゆる指導層がムバラク政権３０年で拡大した、貧富格差への国民の不満と真剣に向き合い、経済・雇用の再生を進めることがエジプト社会にとって何よりも優先課題であることを自覚すべきだ。
　モルシ氏は民主的選挙で軍事独裁との決別を求めた民意を肝に銘じ、民主的改革や国民の対立解消、融和を着実に進めてもらいたい。
938：極東潜入中　塾長まる。：2012/11/30(金) 10:18:11 ID:EUNP.x3U: http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121130/k10013859201000.html

エジプト大統領“憲法宣言撤回せず”
11月30日 9時47分

エジプトのモルシ大統領は、みずからの権限を大幅に強化する憲法宣言を発表したことへの反発が強まるなか、２９日、宣言を撤回する考えはないとしたうえで、新しい憲法や議会ができるまでの暫定的な措置であることを強調しました。

モルシ大統領は、先週、大統領の決定を裁判所が覆すことができなくするなど、みずからの権限を大幅に強化する憲法宣言を発表し、これに反発する若者のグループや野党勢力が、首都カイロのタハリール広場を占拠して抗議行動を続けています。
モルシ大統領は２９日夜、国営テレビとのインタビューで「裁判官には政治に介入する権利はない」と述べ、憲法宣言を撤回する考えがないことを改めて示しました。
そのうえで、「新しい憲法や議会ができるまでの暫定的な措置だ」として国民に理解を求めました。
新しい憲法については憲法制定委員会が草案づくりを進めてきましたが、２９日までにほぼまとまり、その賛否を問う国民投票が近く行われる見通しです。
大統領への反発を強める世俗派などのグループは「議論を尽くさないまま憲法制定を急ぎすぎている」とか、「委員会のメンバーが大統領の出身のイスラム勢力に偏りすぎている」などと批判を強めています。
３０日には、イスラム教の金曜礼拝のあと、カイロなどで大規模な抗議デモも呼びかけられており、大きな混乱になることが懸念されます。
939：極東潜入中　塾長まる。：2012/11/30(金) 10:19:03 ID:EUNP.x3U: http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012113000005

イスラム教の穏健解釈維持＝新憲法制定へ大詰め－エジプト起草委
　【カイロ時事】民衆運動「アラブの春」でムバラク独裁政権が崩壊したエジプトの新憲法を策定する憲法起草委員会は２９日、憲法草案の賛否を問う採決を行った。争点となったイスラム教の位置付けは、穏健な旧憲法の表現を踏襲した。草案をモルシ大統領に提出後、年内にも賛否を問う国民投票を実施。承認されれば、新憲法下で人民議会（国会）選挙が行われる。
　大統領に権力を集中させた憲法令（暫定憲法）に対する抗議デモが続く中、憲法制定論議は大詰めを迎えた。独裁を防ぐ大統領や議会の権限などの条項をめぐり、委員会内部で反対が相次ぎ、草案に反発したリベラル系やキリスト教の一派コプト教会の委員が相次いで辞任した。
　６月に設置された憲法起草委は、モルシ大統領の出身母体であるイスラム原理主義組織ムスリム同胞団のメンバーらイスラム系が６割以上を占めている。地元メディアによると、採決は定数１００人のうち８５人の出席にとどまった。今後、草案の正統性が疑問視される可能性もある。（2012/11/30-00:15）
940：極東潜入中　塾長まる。：2012/11/30(金) 10:20:10 ID:EUNP.x3U: http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00236284.html

エジプト情勢　新憲法草案採決でさらに混乱が広がるおそれ

エジプトでは、モルシ大統領の権限強化に反対するデモが続く中、大統領に近いイスラム主義者が多くを占める憲法起草委員会が、新憲法の草案の採決に踏み切るなど、混乱はさらに広がるおそれが出ている。
エジプトでは、モルシ大統領が発令した大統領権限を大幅に強化する憲法令に反対するデモや座り込みが、7日目を迎えている。
こうした中、モルシ大統領に近いイスラム主義者らが6割以上を占める憲法起草委員会が29日、新憲法の草案採決に踏み切った。
争点となっていたイスラム教の位置づけは、穏健な旧憲法の表現を引き継いだものの、改革派の委員が相次いで辞任する中での採決ともあって、改革派の反発は必至とみられる。
首都カイロでは、金曜日も抗議デモが行われる一方、土曜日には大統領支持派の集会も予定されていて、衝突に発展するおそれが出ている。
941：極東潜入中　塾長まる。：2012/11/30(金) 10:21:47 ID:EUNP.x3U: http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012113002000111.html

エジプト　憲法草案　採決を強行

2012年11月30日朝刊

　【カイロ＝今村実】反政府デモが続くエジプトで、新憲法の起草委員会は二十九日、憲法草案の強行採決を始めた。モルシ大統領は憲法制定や議会選を一気に推し進めて主導権を握り、政権基盤を固める構え。野党勢力からは反発の声が上がっており、緊張が高まりそうだ。
　エジプトメディアなどによると、起草委は、モルシ政権派のイスラム勢力の強い影響下にある。検討中の憲法草案ではイスラム法（シャリア）の位置づけを以前より明確化。政権と対立する司法当局の権限を弱める内容も盛り込んだ。
　リベラル派などは、立法分野で宗教色が強まる可能性があるとして警戒。起草委員のボイコットが相次ぐなどし、起草は難航していた。モルシ氏は二十二日、十二月十二日とされた草案の作成期限を二カ月延長したばかりだった。
　だが、十二月二日に、最高憲法裁判所が起草委に違法性を認めて解散命令を出す可能性が浮上。混乱が予想されるため、モルシ政権は急きょ、強行採決で逃げ切りを図る方針に転換したとみられる。十二月中には、憲法制定の国民投票、来年早々には新憲法下での議会選実施が見込まれる。
　ＡＦＰ通信によると、モルシ氏は、新憲法が制定されれば、大統領権限の拡大で反発を招いている暫定憲法の強権的な追加条項を破棄する考えを示した。
　一方、有力リベラル派「憲法党」幹部のイスハク氏は「採決に正当性はない。草案はエジプト国民の総意に基づかず無効だ。モルシ氏が人々の声に耳を傾けるまで、抗議活動をエスカレートさせる」と本紙取材に語った。
　野党勢力は三十日にも再び、大規模デモを呼び掛けている。翌十二月一日には、モルシ氏の出身母体、穏健派イスラム原理主義組織ムスリム同胞団などが、同氏支持のデモを計画しており、対立が激しくなりそうだ。
942：極東潜入中　塾長まる。：2012/11/30(金) 16:19:24 ID:EUNP.x3U: http://www.cnn.co.jp/world/35025109.html

エジプト、新憲法草案を強行採決で可決　国民投票へ
2012.11.30 Fri posted at 16:10 JST

カイロ（ＣＮＮ）エジプトの憲法起草委員会は３０日午前、新憲法草案の強行採決を行い、可決した。
草案は２３４の条文からなり、同日中にムルシ大統領に提出される。大統領は今後約２週間以内に、新憲法の是非を問う国民投票を行うものとみられる。
委員の大部分はイスラム主義者で、大統領の権限強化を打ち出したムルシ大統領への大規模な抗議デモが広がる中、草案を強行採決するよう求めていた。
起草委員の一部は採決に反発して退場したが、委員会はムスリム同胞団などから新たな委員１１人を指名し、採決に持ち込んだ。
強行採決に対しては、野党政治家から「エジプト史上最大の反逆行為」との声が上がっているほか、ムスリム同胞団が憲法を乗っ取ろうとしているとの批判も出ている。また、大統領令への国民の怒りを和らげる狙いがあるとの見方もある。
943：極東潜入中　塾長まる。：2012/11/30(金) 16:20:28 ID:EUNP.x3U: http://japanese.ruvr.ru/2012_11_30/ejiputo-atarashii-kenpou-saitaku/

エジプト　新しい憲法が採択

エジプト憲法会議は本日、新憲法を承認した。リベラル派および世俗派はこの憲法案に反対していた。野党勢力によれば、この憲法は社会の利益を危険にさらすものであり、国家の根本を崩すものだという。
また野党側は抗議として会議の議場を退席したため、憲法案についての討議はたった数日で終了した。しかしそれまでには、2度にわたる憲法委員会がほぼ半年にわたってバランスのとれた憲法を作ろうとして失敗してきた経緯がある。

新憲法は1971年憲法をモデルにし、234条からなる。それぞれの条項について個別の採決が行われ、前日昼から始まっていた審議は夜を徹して続いた。

15日以内に大統領が署名を行うことになっており、その後、国民投票にかけられることとなる。

国民投票で否決された場合には、もう一度新しい憲法委員会によって一から作業をやり直すと大統領は約束している。

イタルタス
944：極東潜入中　塾長まる。：2012/12/01(土) 02:16:41 ID:EUNP.x3U: http://mainichi.jp/select/news/20121201k0000m030081000c.html

エジプト:新憲法草案を採択…起草委　野党はボイコット
毎日新聞　2012年11月30日　21時06分（最終更新　11月30日　23時01分）

　【カイロ樋口直樹】エジプトの憲法起草委員会は１１月３０日、新憲法草案を採択した。草案はモルシ大統領の承認を経て、１２月中旬にも国民投票に付される。イスラム色の濃い草案内容やモルシ大統領の強引な政治手法に反発する世俗派中心の野党は採決をボイコットした。１２月２日には、大統領に批判的な最高憲法裁判所が起草委の正当性などに判断を下す予定で、与野党間の緊張が高まっている。

　起草委は２９日から２３０項目以上の条文ごとに採決を開始。約１９時間かけてすべての条文を採択した。起草委は当初、野党勢力を含む１００人で構成されたが、世俗派やキリスト教勢力などがボイコットし、採決には８５人しか出席しなかった。

　モルシ大統領は先に、新憲法の起草期限を２カ月延長して来年２月に変更する方針を明らかにしていた。ところが、対立する憲法裁が起草委の解散を命じる可能性が出てきたため、急きょ、採決を前倒しした模様だ。

　エジプトでは昨年、独裁的なムバラク政権が崩壊した後、今年の大統領選で当選したモルシ大統領の主導で新憲法の策定作業が進められてきた。

　憲法草案は大統領の任期を２期８年とし、議会による大統領の罷免手続きを規定する一方、モルシ大統領の出身母体であるムスリム同胞団などイスラム勢力に配慮し、「イスラム法（シャリア）の原則を主要な法源とする」との旧憲法規定を温存。男女同権の規定を明確にしていないことなどから、世俗・リベラル派などから厳しい批判を招いている。
945：極東潜入中　塾長まる。：2012/12/01(土) 02:17:27 ID:EUNP.x3U: http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20121130-OYT1T01476.htm?from=ylist

エジプト、新憲法草案を可決…世俗勢力は猛反発

カイロ＝田尾茂樹】エジプトの憲法起草委員会は１１月３０日、新憲法草案全２３４条を賛成多数で可決した。

　１２月中旬にも国民投票にかけられる見通し。

　世俗・リベラル勢力は、モルシ大統領の出身母体ムスリム同胞団などイスラム主義勢力が主導する憲法委の草案を、「国民の幅広い声が反映されていない」と非難。３０日午後には、モルシ大統領の権限を強化する「憲法宣言」の撤回を求めてデモを行い、カイロ中心部には数万人が集結した。

　可決された憲法案は長期独裁となった前政権の反省を踏まえ、大統領任期を２期８年までに制限。「シャリーア（イスラム法）の原則は主要な法源」とした旧憲法規定は、文言を変えずに従来のまま残した。

　一方、イスラム主義勢力の主張を反映し、「預言者や人間の侮辱」を禁じるなどとした条項もあり、言論の自由が封殺されると懸念する世俗勢力などは「イスラム化がさらに強まる」と批判している。

（2012年12月1日00時41分読売新聞）
946：極東潜入中　塾長まる。：2012/12/01(土) 02:18:27 ID:EUNP.x3U: http://www.cnn.co.jp/world/35025109.html

エジプト、新憲法草案を強行採決で可決　国民投票へ
2012.11.30 Fri posted at 16:10 JST

カイロ（ＣＮＮ）エジプトの憲法起草委員会は３０日午前、新憲法草案の強行採決を行い、可決した。
草案は２３４の条文からなり、同日中にムルシ大統領に提出される。大統領は今後約２週間以内に、新憲法の是非を問う国民投票を行うものとみられる。
委員の大部分はイスラム主義者で、大統領の権限強化を打ち出したムルシ大統領への大規模な抗議デモが広がる中、草案を強行採決するよう求めていた。
起草委員の一部は採決に反発して退場したが、委員会はムスリム同胞団などから新たな委員１１人を指名し、採決に持ち込んだ。
強行採決に対しては、野党政治家から「エジプト史上最大の反逆行為」との声が上がっているほか、ムスリム同胞団が憲法を乗っ取ろうとしているとの批判も出ている。また、大統領令への国民の怒りを和らげる狙いがあるとの見方もある。
947：極東潜入中　塾長まる。：2012/12/01(土) 02:18:58 ID:EUNP.x3U: http://www.cnn.co.jp/world/35025109-2.html

新憲法の一部はムバラク政権時代の憲法より後退しているとの意見もある。カイロ大学のムスタファ・サイド教授は「人権に関しては、１９７１年憲法のほうがずっとよかった」と指摘。また、人権擁護団体ヒューマン・ライツ・ウォッチのエジプト支部長は「女性を守る条項がない」と懸念を示した。
新憲法には、「有能な裁判官」による命令がなければ逮捕されない等の規定が含まれている。
ブルッキングズ研究所のアナリスト、Ｈ．Ａ．ヘリヤー氏は、ムルシ政権への批判は高まっているものの、多くのエジプト人は安定を渇望しているため、新憲法案は国民投票を通過すると予想する。
948：極東潜入中　塾長まる。：2012/12/01(土) 02:19:36 ID:EUNP.x3U: http://www.47news.jp/CN/201211/CN2012113001002094.html

エジプトで大規模抗議デモ　金曜礼拝後、各地に飛び火

　３０日、エジプトの首都カイロのタハリール広場で反政府のスローガンを叫ぶデモ参加者ら（ロイター＝共同）

　【カイロ共同】エジプトのモルシ大統領が出した強権的な改正憲法令への大規模な抗議デモ集会が３０日、イスラム教の金曜礼拝後に首都カイロ中心部の「革命の聖地」タハリール広場で行われた。数千人が集まり、参加者はさらに増える見通しで、反政府側は数万人規模の参加を見込んでいる。

　抗議デモはカイロのほか、第２の都市アレクサンドリアや北東部スエズなど各地で行われた。モルシ氏は憲法令撤回の姿勢を示しておらず、デモが激化すれば、新憲法下での新体制づくりを急ぎたい同氏の政権運営を根底から揺さぶる可能性も出てきた。

2012/12/01 00:10 【共同通信】
949：極東潜入中　塾長まる。：2012/12/01(土) 11:20:03 ID:9I3cLC2U: http://yusukephotojournal.blogspot.jp/2012/12/d700.html?spref=tw

エジプトの反政府デモ - D700の意地
950：極東潜入中　塾長まる。：2012/12/01(土) 12:38:49 ID:9I3cLC2U: http://sankei.jp.msn.com/world/news/121201/mds12120107010000-n1.htm

イスラム侮辱映画、制作関係者ら８人に“死刑判決”
2012.12.1 07:00 （1/3ページ）［海外事件簿］
　イスラム圏各地で９月に発生した反米デモのきっかけとなった反イスラム映画をめぐり、エジプトの首都カイロの裁判所は１１月２８日、イスラム教を侮辱したとして、同映画の制作に関わったエジプト出身のキリスト教徒７人と、反イスラム的な言動で知られる米フロリダ州のジョーンズ牧師の計８人に、被告不在のまま死刑判決を言い渡した。８人は米国に居住しているため、判決は象徴的な意味合いが強い。事件に一応の幕引きが図られた格好だが、世界的な騒動を巻き起こした同映画のプロデューサーは、後悔の色はみせていないという。（カイロ　大内清）

　問題の映画は、２０１１年に米国で制作された「無邪気なイスラム教徒（原題Ｉｎｎｏｃｅｎｃｅ　ｏｆ　Ｍｕｓｌｉｍｓ）」。白人とみられる男性が演じるムハンマドを、強欲で好色な人物として描いたものだが、映画としてのクオリティは低い。

　エジプトのテレビ局が今年９月、動画投稿サイトに掲載されたこの映画のアラビア語字幕付き短縮版を番組の中で紹介したのをきっかけに、イスラム圏のほぼ全域に抗議デモが巻き起こった。エジプトの首都カイロではデモ隊が米大使館を襲撃。リビア東部ベンガジでは、抗議デモに乗じたイスラム過激派組織などが米領事館を攻撃し、駐リビア米大使ら４人が死亡した。
951：極東潜入中　塾長まる。：2012/12/01(土) 12:40:44 ID:9I3cLC2U: http://sankei.jp.msn.com/world/news/121201/mds12120107010000-n2.htm

イスラム侮辱映画、制作関係者ら８人に“死刑判決”
2012.12.1 07:00 （2/3ページ）［海外事件簿］
　同映画でプロデューサー兼脚本家の役割を果たしたとされるのが、今回、死刑判決を受けた８人のうちの一人で、エジプトに伝わるキリスト教の一派、コプト教徒のナクラ・バスリ・ナクラ被告だ。２０１０年にイスラム教の聖典コーランを焼却すると宣言して物議を醸したジョーンズ牧師は、映画の宣伝役を担ったとされる。

　ナクラ被告については米司法当局が１１月、別の金融詐欺事件での保護観察期間中に違反行為があったとして１年間の再収監を決定。エジプト側では引き渡しを求める声もあるが、米政府がこれに応じる可能性は極めて低い。

　とはいえ、ナクラ被告に対してはイスラム過激派組織が報復を宣言するなど、釈放後も命を狙われる危険性さえつきまとう。自分の映画が世界各地のイスラム教徒を激怒させたことを、被告自身はどう考えているのか。

　米紙ニューヨーク・タイムズ電子版が１１月２５日付で報じた、獄中のナクラ被告との書面インタビューによれば、同被告は「（映画で描いたことは）本当の真実だ」と強調、後悔している様子はまったくみられないという。
952：極東潜入中　塾長まる。：2012/12/01(土) 12:41:29 ID:9I3cLC2U: http://sankei.jp.msn.com/world/news/121201/mds12120107010000-n3.htm

イスラム侮辱映画、制作関係者ら８人に“死刑判決”
2012.12.1 07:00 （3/3ページ）［海外事件簿］
　イスラム教をどう表現するかという問題をめぐっては、過去にもデンマーク紙が掲載したムハンマドの風刺画に対して抗議行動が広がるなど、それがたとえ侮蔑的なものであっても「表現の自由」として最大限に尊重する米欧と、イスラムを至高のものととらえる人が多いイスラム世界との間で常に論争の種となってきた。

　ナクラ被告は今回の騒動以前から、イスラム教を敵視する言動を繰り返してきたとされるが、米欧には同被告への同情論も少なくない。同様の騒動が再び起きる懸念は、一向になくなっていない。
953：極東潜入中　塾長まる。：2012/12/01(土) 12:55:38 ID:9I3cLC2U: 次スレ

★★　エジプト　カイロ観光　総合情報スレ　その６★★☆

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/travel/7927/1340261952/

★★ エジプト カイロ観光 総合情報スレ その５★★