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☆☆ エジプト カイロ観光 総合情報スレ ☆☆

533在カイロ スルタンホテル 塾長まる。:2010/08/24(火) 22:05:32 ID:1nxbTxE.
[FT]代替供給源の確保に動く小麦輸入国 ロシアの禁輸受け

http://www.nikkei.com/biz/world/article/g=96958A9C93819584E2E4E2E2E38DE2E4E2EAE0E2E3E2E2E2E2E2E2E2;p=9694E3E7E2E0E0E2E3E2E6E1E0E2


2010/8/6 14:30
(2010年8月6日付 英フィナンシャル・タイムズ紙)

 ロシアが5日、小麦などの穀物の一時的な輸出禁止を決めたことで、世界の主要な小麦輸入国は代替輸入先の確保に大わらわだ。

エジプトなど、他の地域での入札にシフト

 取引関係者によると、今回干ばつ被害があった黒海周辺地域から小麦を大量に買い付けているエジプトやバングラデシュなどの輸入国は、これから数週間のうちに他の地域で小麦入札に動く可能性が高い。

 欧州の穀物取引業者は、「主要な小麦輸入国の間で本格的なパニックになりつつある上、特に大麦など畜産用の代替飼料の備蓄水準がかなり低い国もある」と言う。

 2007〜2008年の食糧危機に比べれば、在庫はまだ高い水準にある。ただ、ロシアは近年、小麦などの穀物供給国として世界的な影響力を高めており、この100年以上で最悪の干ばつ被害は関係者に衝撃を与えている。

高まる供給リスク、価格も高騰

 米国の小麦先物大手、MFグローバルの穀物専門家でシカゴ在住のリチャード・フェルテス氏は、「小麦価格の下落を待って輸入を控えてきた消費国も、供給リスクが高まる中、自国の必要分確保に動き出さざるを得なくなっている」と指摘する。

 国も企業も1カ月半前に比べ8割高い小麦の調達に奔走する中、その影響は、パンの購入代金が家計のかなりの割合を占める貧しい国の消費者にも容赦なく及びそうだ。

 世界最大の小麦輸入国エジプトはこの数週間、積極的にロシア産小麦を買い付けてきた。だが、(ロシアの輸出禁止で)買い付け契約の実現に暗雲が漂う。他国と同様、別の輸入先を見つける必要にも迫られそうだ。

ロシアの輸出減、米が補う可能性

 エジプト通商産業省の高官ヒシャム・ラジャブ氏は、エジプトには4カ月分の小麦備蓄があるとして「状況は今の段階ではさほど深刻ではない。全世界で生産不足が発生すれば話は別だが、今のところそうではない」と語る。

 にもかかわらず、取引関係者はロシアの輸出禁止措置を受け、今後数週間で世界的に小麦価格が急騰する可能性が高いと見る。市場はロシアの穀物の不足状況を見極めるのに、なお時間がかかるとみている。

 ロンドンに本部がある国際穀物理事会(IGC)のシニア・エコノミスト、エイミー・レイノルズ氏は、ロシアの輸出禁止措置で、同国の今年の輸出額は予想より600〜700万トン減少するとみる。

 対照的に、米農務省の7月予測によると、同国の小麦は豊作で、備蓄量はこの20年間で最高水準の約3000万トンに達するという。

 「今回の世界的な小麦不足のかなりの部分を米国が補う可能性は十分ある」とレイノルズ氏は指摘している。

by Jack Farchy

(c) The Financial Times Limited 2010. All Rights Reserved. The Nikkei Inc. is solely responsible for providing this translated content and The Financial Times Limited does not accept any liability for the accuracy or quality of the translation.


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