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☆☆ エジプト カイロ観光 総合情報スレ ☆☆

121在カイロ スルタンホテル 塾長まる。:2008/12/10(水) 23:41:57 ID:nUYvo4bU
>>120続き
http://sankei.jp.msn.com/world/mideast/081208/mds0812080757001-n3.htm
イスラム集団の「転向」を本物とみた治安当局は2002年、政府系の有力週刊誌ムサッワルの編集長だったマクラム・ムハンマド・アハマド(73)現ジャーナリスト職能組合会長、に獄中で「集団」指導部との長時間インタビューを許可し、その内容は3号にわたって大々的に報道された。政府にとっては、「集団」の釈放・恩赦に向けた世論の地ならしの一環だったのだろう。

 マクラムによると、釈放された活動家は内務省への定期的な報告が義務づけられ、公職には就けないなどの制約があるものの、個人的な生活では比較的自由が認められており、政府が非公式に職の面倒をみるケースもあったという。ただ、釈放の前提として「イスラム集団は政治活動にはかかわらないという暗黙の了解があったはずだ」とも指摘する。

 もう一つのイスラム過激派、ジハード団が理論的な急進性を特徴とし、小グループの連合体的な性格が強かったのに対し、イスラム集団は集団指導体制の下に堅固なピラミッド構造を維持し、最大規模のイスラム過激派となった。その組織力が、今度は1万人を超す獄中メンバーたちの「集団転向」を可能にした。

 「だが、そうした集団が『転向後』に組織のあり方をどう定義するのか−」

 前出のアナーニーは、イスラム集団がいま直面する問題をこう表現した。

 「ダアワに専念するという『集団』は、他の穏健イスラム系組織とイデオロギーや教義面で差異がなくなってしまい、新たな支持者を引きつけることができなくなった。しかも現状では、社会への関与を求める一部の草の根支持者の要請にも応えられず、組織的な再建は至難の業だ」

 「政治から距離を置け」との「緊急告知」には、転向後の厳しい現実に直面するイスラム集団の苦悩がにじみ出ているようにもみえるのだ。=敬称略


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