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6名無しさん:2007/06/04(月) 19:23:19
 大阪市西成区の無職石川渡さん(当時34)が殺害され、和歌山県の紀伊大島の山中に埋められていた事件で、大阪府警などは31日、三井住友銀行の部長代理・中辻幹根(39)を傷害致死容疑で逮捕した。
 中辻は、殺人容疑で逮捕されている主犯格の山口組系暴力団幹部の森本浩一(41=死体遺棄で再逮捕)と共謀。昨年のクリスマスイブに凄惨なリンチの末、石川さんを殺害した。
 三井住友銀行によると、中辻は大阪公務法人営業部に所属。「真面目で顧客などからのクレームなどは、とくになかった」(広報部)としている。だが、仕事は休みがちで、3、4年前に居酒屋で暴力団の森本と知り合い、交友を続けていた。なぜ真面目な行員が暴力団と付き合っていたのか。銀行側は、「経緯は知らない。今回は、業務外の個人的な犯罪だ」と説明している。

 メガバンクのエリート部長代理が暴力団員と一緒に傷害致死! にわかに信じられない事件だ。
 闇勢力との関わりから発展した事件が昔から少なくない銀行業界とはいえ、人命を奪う側になろうとは。10年ほど前に預金流用の発覚を恐れて老夫婦を殺害した銀行員がいたが、凶悪事件に加担していたのはそれ以来だろう。
 4月に全銀協会長に就任したばかりの三井住友銀行の奥正之頭取は、さぞバツが悪かろう。今春の入社式では、
「『コンプライアンスの重視』は、社会人として、三井住友銀行員として当然に身につけてほしい重要な『基本』のひとつである」
 と訓示していた。逮捕された中辻幹根は1991年入行。16年経っても、まだ“基本”ができていなかった。
 それにしても、銀行員の不祥事が後を絶たない。去年からのメガバンク行員の主な逮捕事案を拾ってみても他にざっと10件あった。
「銀行員の犯罪といえば、個人的な遊興費や借金返済のための着服、痴漢が多かったが、最近は卑劣かつエスカレートしていて驚く」(経済ジャーナリスト)
 記憶に新しい三菱東京UFJ行員の事件は、就職内定をエサに女子大生へわいせつ行為に及ぶという許しがたい犯罪だった。
「今年のボーナスで大盤振る舞いし、『利益が出ているなら、もっと還元してくれ』とただでさえ預金者の不満が高まっています。銀行に対する世間の目は、これでさらに厳しくなりそうです」(前出のジャーナリスト)
 元銀行員で作家の江上剛氏もこう嘆く。
「モラルが落ちたんだなあ。ノルマや成績ばかりで行員を管理しきれていないんじゃないか。業績回復で再び大量採用時代に入っていることもあり、採用段階から考えなくてはいけなくなってきた」
 全銀協会長には、かなり頭の痛い事態である。


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