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36名無しさん:2007/07/21(土) 11:58:46
 大阪市西成区の釜ヶ崎で選挙人名簿に登録されている有権者で、ことし3月に住民登録を削除された2088人について4月の統一地方選では投票できなかったが、今回の参院選では一転、投票が可能という珍しいケースになっていることが11日に発表された市の選挙人名簿登録者数で明らかになった。

 11日現在の西成区の名簿登録者は10万1、712人。統一地方選直前の名簿登録は10万1、807人で当日の有権者は9万8、219人と統一地方選の場合は約3、500人の違いがあった。参院選ではこれほどの差が出ることはない。

 地方選挙は公職選挙法の規程により、3カ月以上、住所を有していなければならず、3月29日に住民登録を削除された人たちは選挙権がなかった。ところが国政選挙では住所の要件はなく、選挙人名簿から抹消されるまでは投票が可能となる。抹消されるのは住民登録が削除されてから4カ月後で、釜ヶ崎での選挙人名簿からの抹消は7月30日の予定。参院選公示日の7月12日には選挙人名簿に登録があったので投票は可能ということになる。

 市選管は「住民登録を削除された方も参院選は投票できますが、明らかに長期にわたって居住実態がないとなれば投票できなこともあり、参院選の投票当日は口頭で確認することもあるかもしれません」と話しているが、口頭では居住実態の有無の確定は難しく、住民登録を削除された人も投票所に行けば、事実上は投票できることになりそうだ。

 また、参院選に向けた名簿登録者数で西成区内の投票区別で見ると、釜ヶ崎にあたる萩之茶屋投票区は1万6、074人と2番目の千本投票区の9、122人を大きく引き離す「大票田」だ。地方選挙ほど影響はないものの、法のからくりで住民登録を削除された人も今回に限り、投票が可能で選挙権行使の最後の機会だけに積極的な投票が望まれる。

<釜ヶ崎住民登録削除問題>
 大阪市西成区の釜ヶ崎地区内での3カ所の建物に約3000人以上の住民登録がされていたが、大阪市は3月29日、「居住実態がない」などとして2088人分の住民登録を職権で削除した。削除された人は3月30日に告示された大阪府議会議員と市議会議員選挙に投票できなかった。


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