したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

マスコミが最も宣伝収入効果を発揮するのは

16ハンドルネームでお願いしますt:2007/10/24(水) 09:48:14 ID:6c13w6C60
赤福 白い恋人 比内鶏…同族・ワンマンでひずみ 食品偽装 法令順守置き去り
http://www.yomiuri.co.jp/gourmet/news/20071023gr06.htm

 地方の名産食品に消費・賞味期限や肉の種類などの表示偽装が頻発している問題で、老舗和菓子メーカー「赤福」(三重県伊勢市)と食品加工・製造会社「比内鶏」(秋田県大館市)は22日、それぞれ記者会見した。

 牛肉ミンチの「ミートホープ」やチョコレート菓子の「白い恋人」などに続く食品メーカーの不祥事。いずれも、十分な生産体制やコンプライアンス(法令順守)精神を置き去りにして業容拡大を図った同族、ワンマン経営という共通点がある。

 「赤福餅」の売れ残り商品の消費期限を改ざんしていた赤福(三重県伊勢市)の浜田典保社長は22日、三重県内で記者会見し、社内調査の結果を明らかにした。浜田社長は「たった一つの商品だけをこの300年作ってきた。その誇りとプライドを持ち、過去のすべてを否定することができなかった」と述べ、創業300年という老舗の看板に頼り、同族経営の中で自浄能力が欠如していたことをうかがわせた。

 調査にあたっている農林水産省は、製造年月日を偽ったのは、販売地域が名古屋や大阪方面へ拡大し、製造が間に合わず「欠品」となることを避けるためだったと見ている。

 記者会見では、改ざんの経緯について中村勇取締役が「長年の習慣で行われていた。やめなさい、という指示は出したが、社長には報告していなかった」と話し、顔を赤くしてうつむく場面もあった。

 今回発覚した不祥事の背景には、典型的な「同族企業」で、不正行為をただす現場からの声がトップに伝わりにくい企業体質となっていたことがあるとの指摘も出ている。

 赤福は1707年に創業、伊勢神宮とともに伊勢土産として発展した。トップは歴代、創業家の浜田一族が務め、現在の浜田社長は11代目。役員も親族がほとんどを占める。

 浜田社長は「できるだけオープンな経営をしていきたいと思ってきたが、結果的には、なかなか報告が届かなかったことは事実」と認めたものの、自ら辞任するかどうかについては明言しなかった。

 「白い恋人」の石屋製菓(札幌市)は石水幸安氏(故人)が1947年に創業。76年に発売を開始したチョコレート菓子「白い恋人」が大ヒットし、現在は年間2億枚を販売する。賞味期限の改ざんについて、石水勲前社長は今年8月の記者会見で「半年や1年は品質が変わらない」と述べ、品質管理に対する認識の甘さを露呈した。

 同社は同月23日に社長が交代するまで、取締役5人のうち4人を石水家の親族が占める同族経営を続けてきた。石水勲前社長は別の記者会見で「事業が順風満帆に進みすぎた。増長していたのかも知れない」と語っている。

 「比内鶏」は、特産の「比内地鶏」を偽装した薫製加工品を製造していた。この問題では、元役員が「藤原誠一社長に再三、偽装をやめるように進言したが、聞き入れられなかった」と話しており、トップの独走を止められなかった実態が浮上している。

 「ミートホープ」(北海道苫小牧市)も田中稔社長が始めた会社でワンマン経営と、トップダウン型の企業。食品表示偽装の問題に詳しい沖谷明紘・日本獣医生命科学大学名誉教授は「社長自身に順法精神がないと、決定的な事態になりやすい」と指摘している。
(2007年10月23日 読売新聞)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板