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☆近畿百科☆ニュース その8

911名無しさん:2013/03/25(月) 20:50:45 ID:9FRAm0q60
>>910
 ■「古典の日」がモデル

 「京都だけがいうのではだめだ。オール日本として取り組まないといけない」。地道な取り組みに定評がある山田知事は以来、コツコツとアピールを重ねてきた。

 まず、双京構想を関西広域連合に持ち込み、「関西での首都機能バックアップ構造の構築に関する意見」に、「日本の大切な皇室の安心・安全と永続を実現するために、皇室の方々に京都にお住まいいただき、御活動いただくことについて検討を行うこと」という一文を織り込むことに成功した。

 この意見書を昨年6月、関西経済連合会、京都、大阪、神戸の各商工会議所と政府に提出した。

 さらに昨年7月、全国知事会がまとめたビジョン「日本再生デザイン」で、関西が首都のバックアップの機能を持つという「双眼構造」が盛り込まれ、山田知事は「双京構想も進んだ」とアピールする。

 山田知事らが構想実現のモデルとして考えているのは昨秋、制定にこぎつけた「古典の日」だ。京都の文化人らの呼びかけで始まり、府や市などが設置した推進委員会で議論を深める一方、草の根レベルのPRイベントなども展開。京都選出の国会議員らの働きかけで、超党派の議員連盟が結成され、国会での法案可決にこぎつけた。

 ただ双京構想の場合、仮に構想が国会の場で認められたとしても、老朽化している京都御所の修復などインフラ面の整備や、警備態勢の大幅な増強、中央省庁との調整など解決すべき懸案は山積している。なにより、京都府民だけでなく、国民全体の理解をどう得るかが、最大の課題だ。

 未来懇では、今年5月を目途に、再び政府に「双京構想」実現に向けた要望を行う方針だが、皇室の一部移転で「千年の都」の誇りを取り戻そうという京都の取り組みが成就するまでの道程は、果てしなく長そうだ。


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