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☆近畿百科☆ニュース その8

756よっさん ◆XxkTNAUYOc:2013/01/30(水) 19:15:23 ID:xolkK5jY0
大丸新長田店が31日閉店 阪神大震災乗り越え被災者の生活支える 
2013.1.30 10:44
http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/130130/wlf13013010500008-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/130130/wlf13013010500008-n2.htm

 平成7年1月の阪神大震災で甚大な被害を受けた神戸市長田区で、発生の2日後から営業を再開し、被災者たちの生活を支えた大丸新長田店が1月末に閉店する。「震災の時には本当にお世話になった。無くなるのは寂しい」。地域住民らは感謝の気持ちとともに、昭和52年の開店以来36年間、食品を軸に置いた地域密着型の百貨店として愛されてきた「地域の顔」との別れを惜しんでいる。

 震災で同区では、921人が死亡、2万棟以上の建物が全半壊し、直後に発生した火災で約52万平方メートルが焼失した。同店が入居するビルは倒壊は免れたものの、電気は途絶え、商品も散乱し、早期の営業再開は絶望的に思えた。

 だが、自宅を失った被災者たちが街にあふれ、周辺の商店街も壊滅した状況に、当時の店長が正面玄関の前で衣料品や食品を販売することを決定。真っ暗な館内から社員総出で商品を運び出し、営業を再開した。

 店外に設置したワゴンに積まれた商品を、被災者は行列を作って次々と買い求めていった。涙ながらに感謝の言葉を口にする客もいたという。同区の主婦、吉岡理恵さん(28)は「父に買ってもらったお菓子の味は、辛いことしかなかった震災の中で数少ない良い思い出」と振り返る。

 従業員たちもまた、再び商品を売ることができる喜びを感じていた。同店の食品担当チームリーダーの外山武司さん(48)もその1人だ。当時、鮮魚部門で働いていた外山さんは半壊した兵庫県明石市の自宅から連日、ミニバイクで出勤。震災から約1カ月後に鮮魚の販売再開にこぎ着けた。「それまでの商品は即席麺などインスタント食品が多く、生鮮食品を手にしたお客さまの喜ぶ顔は今も忘れられない」という。同店は震災後の7年度、開店以来最高の約130億円の売り上げを記録した。

 だが、人口減や周辺の大型スーパーの進出などもあり、この年をピークに業績は悪化。23年度には売り上げは半分以下の約50億円にまで落ち込み、昨年6月に撤退が決まった。

 跡地には大手スーパー「西友」を核にファッションなど約20の専門店が入居し、今年秋にオープンする予定だ。現在の従業員51人はそれぞれ別の店舗へ異動する。外山さんは「私を育ててくれた新長田店が無くなるのは悲しい」と複雑な胸の内を明かす。

 それでも、あの絶望的な状況で営業を続け、販売店員としての喜びを経験したからこそ思うことがある。

 「ここで身につけたスキルや誇りを忘れず、前向きに頑張っていきたい」


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