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☆近畿百科☆ニュース その8
275
:
よっさん
◆XxkTNAUYOc
:2012/10/10(水) 00:25:45 ID:akdQ8B5o0
薄給時代乗り越え、妻と二人三脚 友人ら「最高のベストカップル」
2012.10.9 22:43
http://sankei.jp.msn.com/science/news/121009/scn12100922440008-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/science/news/121009/scn12100922440008-n2.htm
「家族がいなければ続けられなかった」。再生医療の切り札とされるiPS細胞(人工多能性幹細胞)を開発し、ノーベル医学・生理学賞を受賞した京都大教授の山中伸弥さん(50)は9日、妻の知佳さん(50)とともに記者会見、支え続けた家族に感謝の言葉を贈った。休むことなく走り続ける夫を、薄給の助手時代から見守ってきた知佳さんとの“二人三脚”の受賞に祝福の声が相次ぐなか、「これからが勝負」と山中さん。医療にかける夢と希望が広がった。
「どうでもええやないか」。山中伸弥さんは妻で医師の知佳さんとのなれそめを友人たちから聞かれるたび、照れ笑いを浮かべて言葉を濁すという。
2人は中学・高校の同級生。友人らによると、大阪教育大付属天王寺中時代に出会い、高校1年から交際が始まった。柔道やラグビーに汗を流す文武両道の秀才だった山中さんに劣らず、知佳さんも英語クラブの部長を務め、英語弁論大会で優勝するほどの才媛。関西医大へ進学して皮膚科医となり、現在も医師として活躍している。
周囲が交際を知ったのは、高校3年の修学旅行先の北海道。自由時間に2人でサイクリングに繰り出したが、集合時間に遅刻。山中さんの親友で会社経営、平田修一さん(50)は「2人が一緒に照れくさそうに戻ってきた。さんざん冷やかされていたが、当時も今も最高のベストカップル」と振り返る。2人は大学卒業後の昭和62年に結婚、2人の娘を授かった。
平田さんは、20代後半の研修医だった山中さんが初めて手術した患者でもある。
局部麻酔をかけられた平田さんに手術中に「すまん」と連呼し、10分ほどで終わる手術に1時間かかった。平田さんは「彼がもし器用で外科医になっていたら、ノーベル賞もなかったかもしれない」と話す。
中学・高校の友人で卒業後も同級生十数人で「壱發(いっぱつ)野郎の会」と呼ぶ集まりをつくっている。参院議員の世耕弘成さん(49)はそのメンバー。「知佳さんは山中さんが薄給の助手時代から支え続けてきた。その存在は彼にとって、とても大きなものだ」と、受賞は“二人三脚”のたまものと喜んだ。
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