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☆近畿百科☆ニュース その8

253名無しさん:2012/10/09(火) 22:16:32 ID:h1xyjspg0
山中教授ノーベル賞 「世界が認めた」府内沸く
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kyoto/news/20121008-OYT8T01103.htm

おめでとう、山中さん――。京都大教授の山中伸弥さん(50)のノーベル生理学・医学賞受賞が決まった。8日の記者会見で、支えてくれた人たちへの「感謝」の言葉を繰り返した山中さん。府内でも、祝福や喜びの声が上がった。

■京大■

 京大関係者のノーベル賞受賞は8人目。ほかに、1973年に物理学賞を受けた江崎玲於奈さんも旧制三高の出身で、日本人受賞者の中では京大とゆかりのある人が多い。生理学・医学賞では、京大卒の87年の利根川進さん以来の快挙だ。

 待ちに待った「本命」の山中さんの受賞に、左京区の京大のキャンパスは喜びに包まれた。受賞決定直後に本部棟に駆けつけた松本紘学長は「よかった、よかった」と満面の笑みを浮かべた。松本学長によると、受賞の知らせは山中さんからの電話で知った。興奮した声で「ついに取りました」と話したという。京大での記者会見前には、自ら山中さんのネクタイの結び目を整えた。「若い山中教授は息子のような存在。謙虚さとユーモアがあり、仲間を引きつける才能がある。涙が出るほどうれしかった」と目を細めた。

 吉川潔・研究担当副学長は「iPS細胞ができた時は『生物の時間軸を変えた』と衝撃を受け、これはノーベル賞を受賞すると確信していた。誰も考えつかなかった発想で、iPS細胞の研究成果のすごさを改めて認識した。これからの研究も期待したい」と喜んだ。知人からのメールで受賞を知った医学部1年の森脇菜々さん(19)は「京大の誇りで、『ありがとうございます』という気持ち。一日も早くiPS細胞の技術が医療の現場で活用されるよう期待します」と興奮気味に語った。

 一般教養で山中教授の講義を受けたことがあるという法学部4年の村田隆裕さん(22)は「いつかノーベル賞を受賞すると思っていたが、自分の在学中にその知らせを聞くことができて本当にうれしい」、大学院1年の清水康平さん(23)は「日本の医療界を背負っている山中教授が世界に認められたということ。ますます活躍の場を広げていってほしい」と期待していた。

■街の声■

 JR京都駅前の家電量販店では、受賞会見の模様を放映するニュースに見入る人たちも。会社員の北本裕二さん(39)(下京区)は「暗い話題が多い中、日本の力が認められてうれしい」と歓迎。同、米田憲司さん(49)(長岡京市)は「おめでたい話。国民も勇気が持て、前向きになれる気がする」と喜んでいた。

◆知事「京都の誇り」

 山田知事は「府民を代表して心からお祝い申し上げます。iPS細胞は、医療の未来に無限の可能性を与え、多くの人びとの命を救うことに必ずなる。偉大な方が京都から出たことを誇りに思う」とコメント。門川大作・京都市長は「大学のまち・京都から受賞者を輩出できたことは、市民、国民の誇り」とたたえた。

 立石義雄・京都商工会議所会頭も「今回の受賞を励みに、再生医療や関連産業が一層発展し、わが国経済の成長につながることを期待したい。今後も、オール京都で若手研究者を育成する施策が重要だ」との談話を発表した。

◆難病家族の会「うれしい受賞」

 「SMA(脊髄性筋萎縮症)家族の会」の東良(ひがしら)弘人会長(43)は「難病患者にとって、とてもうれしい受賞」と声を弾ませた。

 3年前に、家族の会で山中さんにiPS細胞について講演をしてもらった。講演会の最後に、SMA患者で東良さんの長男航太君(12)が花束と手紙を手渡すと、山中さんはとても喜んでいたという。

 東良会長は「山中さんには『早く結果が出せるように頑張る』と話してもらい、患者のために何ができるかを考えているということが伝わってきて、とても心強かった。今回の受賞で研究に弾みがつくことを祈りたい」と期待していた。

(2012年10月9日 読売新聞)


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