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☆近畿百科☆ニュース その8

229よっさん ◆XxkTNAUYOc:2012/10/09(火) 05:57:39 ID:JgPIc0qo0
山中教授ノーベル賞 先端大での研究結実
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nara/news/20121008-OYT8T01132.htm?from=popin
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ノーベル生理学・医学賞に京都大教授の山中伸弥さんが選ばれた8日、山中さんが小学生時代を過ごし、奈良先端科学技術大学院大(奈良先端大、生駒市)の助教授として受賞につながる研究をスタートさせた県内も、お祝いムードに包まれた。

 山中さんが1999年から5年間勤務した奈良先端大では、この日、磯貝彰学長と、同僚だった河野憲二・バイオサイエンス研究科教授が記者会見した。

 磯貝学長は「山中さんは、真に日本の科学界の宝になりました。山中さんの研究を使って、世界中で再生医療の基礎研究や応用研究が始まっていることを考えると、人類への貢献のためにも京都大へ送り出してよかったと思います。今後も活躍することを心から期待しています」と力を込めた。

 河野教授も、「受賞は時間の問題だと思っていました。山中さんの研究を間近で見られたことは、研究者冥利に尽きます」と笑顔で語った。

 奈良先端大にいた頃、構内を毎朝ジョギング、体調を管理しながら、万能細胞としてiPS細胞(新型万能細胞)より先に作製されたES細胞(胚性幹細胞)の遺伝子を研究したという山中さん。磯貝学長は「彼はきちょうめんで、電話やメールに必ず返事をするタイプ」と述べ、しばらく連絡は取らないとして、「山中さんが研究の時間を確保できるよう、配慮したいと思います」と気遣った。

 山中さんを支えた安田國雄前学長(70)も「研究実績だけでなく、人柄もよかった。彼の探求心と、学生をその気にさせるリーダーシップがかみ合い、受賞につながったのでは」と祝福する。

 奈良先端大の学生も朗報を喜んだ。植物分子遺伝学前期課程1年の渡辺雄人さん(23)は「研究分野は違うけれど、山中さんが有名になったおかげでこの学校の存在を知り、進学するきっかけになった。ぜひ講演に来てほしい」と話した。

 山中さんの母校・奈良市立青和小学校は9日、山中さんの研究を通して学びの大切さを伝える特別授業を行う。

 三谷博之校長は「出身校の校長として誇りに思います。子供たちにとっても、遠い存在だったノーベル賞が身近なものになり、科学する心や学ぶ心が養われていくのでは」と語った。

 同市の仲川元庸市長は「今回の受賞は、奈良で学ぶ全ての子供たちに夢と誇りを与えるものだと思います」とするコメントを発表した。

 山中さんは京都府精華町で昨年10月にあった奈良先端大の創立20周年記念式典で講演した際、勤務していた頃のエピソードをユーモアを交えて話していた。

 医学畑を進み、研究生活や将来の見通しが立たずに整形外科医に戻ることを考えていた時、科学雑誌で奈良先端大の募集広告を見つけ、「どうせだめだろうから、研究職を辞めるきっかけのために応募した」と告白した。ところが、採用され、「1999年の12月、緊張で泣きそうになりながら、正門のアーチをくぐった」と振り返った。

 「現在の私の研究室の主要メンバーの多くが、奈良先端大で育った。その意味でも、iPS細胞は奈良がなければできなかった」と、原点・奈良を強調した。

(2012年10月9日 読売新聞)


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