したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

☆近畿百科☆ニュース その8

204よっさん ◆XxkTNAUYOc:2012/10/09(火) 01:05:37 ID:JgPIc0qo0
山中教授のこれまでの業績
http://www.nhk.or.jp/lnews/kyoto/2014626412.html

山中伸弥さんは昭和37年生まれの50歳。
大阪市の出身で、昭和62年に神戸大学医学部を卒業したあと整形外科医として大阪の病院に勤務しました。
その後、平成元年に、大阪市立大学大学院の薬理学教室に進学、研究生活をスタートさせました。
平成5年に、アメリカ・サンフランシスコにある「グラッドストーン研究所」に留学し、当時、急速に発展しつつあった遺伝子の組み換えや解析の技術を利用して遺伝子の役割を調べる研究を始めます。そして、平成11年、37歳の時に、奈良先端科学技術大学院大学の助教授となり、「細胞の初期化」をテーマに研究を進めました。
京都大学再生医科学研究所に教授として迎えられて2年後、平成18年にマウスの皮膚の細胞から体のあらゆる部分になる万能細胞を作り出し「iPS細胞」と名付けました。
いったん組織や臓器になった細胞は受精卵のような状態には戻らないとされた生命科学の常識を覆す成果で、ヒトでもiPS細胞を実現できるか世界的に激しい競争となりました。
そして翌年、ヒトのiPS細胞を作ることに初めて成功しました。こうした業績で、3年前にアメリカでもっとも権威のある医学賞とされる「ラスカー賞」を受賞しました。
現在、山中さんが開発したiPS細胞を医療に応用しようという研究が世界じゅうで進められています。

10月08日 22時34分


授賞理由と「医学・生理学賞」
http://www.nhk.or.jp/lnews/kyoto/2014626413.html

山中さんのノーベル医学・生理学賞の授賞理由として挙げられたのが「細胞の初期化」についての研究成果です。
ヒトや動物の体は、1個の受精卵が分裂を繰り返し、さまざまな役割に変化した細胞で形づくられています。
細胞の核に詰まった遺伝情報がいったん役割を決めると元の細胞に戻ることはないとされてきました。ところが山中さんは、6年前、マウスの実験で、皮膚の細胞の核に、特定の4つの遺伝子を入れると、受精した直後のように、体のあらゆる組織や臓器に変わる「初期化」が起きることを世界で初めて示し、この細胞を「iPS細胞」と名付けました。
翌年にはさらに、ヒトでも同じ方法でiPS細胞を作り出し、それまでの生命科学の常識を打ち破る発見となりました。
今回、山中さんとともに受賞者に選ばれたイギリスのジョン・ガードンさんも同じ「初期化」をテーマに研究をすすめ大きな成果を上げました。
ガードンさんは1962年に行った実験で、カエルの卵から核を取り除き、代わりにオタマジャクシの細胞の核を移植しても、卵がそのまま成長することを示しました。いったん成長した細胞の核でも、卵の中に入れることで、受精卵の細胞核と同じような状態になる、「初期化」が起きるとした最初のケースでした。
ノーベル医学・生理学賞は、1901年のノーベル賞発足当初から設けられていて、スウェーデンのストックホルムにあるカロリンスカ研究所が選考にあたります。
受賞者を決める前の年の9月にノーベル賞の受賞経験者や世界じゅうの有力な大学教授などおよそ3000人に候補者の推薦を依頼します。
例年、250人から300人が推薦されるということで、研究所のノーベル賞委員会が専門家の意見を聞くなどして9月までに最終候補者が決まります。
選考の過程は秘密で、誰が候補者になっているかという情報も、50年たってからでないと公表されません。これまでに102回、合わせて199人が医学・生理学賞を受賞しており、日本人では、昭和62年にマサチューセッツ工科大学の利根川進教授が免疫をつかさどる抗体の遺伝子の仕組みを解明したとして受賞しています。

10月08日 20時46分


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板