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☆近畿百科☆ニュース その8

189よっさん ◆XxkTNAUYOc:2012/10/09(火) 00:18:50 ID:JgPIc0qo0
>>188

http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/121008/wlf12100821110029-n2.htm
http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/121008/wlf12100821110029-n3.htm

 受賞の一報は自宅で聞いた。

 「洗濯機がガタガタ音がするので、座り込んで直そうと思っていたら、携帯電話が鳴った。(通話の声が)英語だったので、そうだと思った」と振り返った。

 受賞後には、野田佳彦首相からも「日本国民みんなを元気にする受賞で、国の代表としてお祝いの言葉を述べます」と電話がかかり、「総理と直接話すのは生まれて初めてだったので、よく覚えていないが、身に余るお言葉をいただいた」と率直な気持ちを述べた。

 共同受賞した英ケンブリッジ大のジョン・ガードン名誉教授(79)について「(iPS細胞の)核の初期化という分野を切り開いたのがガードン先生。これがなければ私たちの仕事もない」と評価し、「真理を明らかにするのが研究者の仕事。何枚ものベールを最初にはがしたのがガードン先生であり、私はある意味幸運だった」と謙虚に語った。

 受賞の知らせは母にも報告したが、「キョトンとした様子だった」という。「母は『ああ、よかったね』と言ってくれたような気がしますが、あまりピンときていなかったのでは」と振り返り、会場をわかせた。

 iPS細胞は、動物の体を構成するどんな細胞にも分化できる能力を持つ。患者の皮膚などからiPS細胞を作り、そこから必要な臓器を育て、機能不全に陥った臓器の代わりに移植する再生医療への応用にも熱い視線が注がれる。

 山中教授は記者会見で「iPSは万能細胞とも言われるが、すぐに病気が治ると誤解を与えている部分もあるかもしれない。でも、実際は時間がかかります」と前置きした上で、「日本、世界中の研究者たちが日夜研究に励み、一歩ずつ前に進んでいる。難病で苦しんでいる方も希望を捨てないでほしい」と力強く語った。

 わずかな遺伝子を組み込むことで生命のプログラムを巻き戻せることを示し、生物学の常識を覆したとも言われるiPS細胞だが、山中教授は受賞会見の中で倫理面での問題点にも触れた。

 「アメリカでマウスのES細胞の研究を始めたが、受精卵をつかう問題に直面した。iPSではこれを克服できたと思ったが、理論的には皮膚から生命をつくる、新たな課題もつくりだしてしまった。かつて私自身も『倫理的問題はない』と言ったことがあるが、これは間違いだ」

 およそ1時間で終了した会見では、若い研究者たちへのメッセージもあった。

 「私も若いつもりだが、アイデア一つで、また、努力で、どんどんいろんなものを生み出せる力のある仕事だ。研究成果、知的財産は無限に生み出すことができる。志す人が安心して研究できる環境がつくれるよう、微力ながら貢献したい」


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