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☆近畿百科☆ニュース その8
186
:
よっさん
◆XxkTNAUYOc
:2012/10/08(月) 20:34:50 ID:JgPIc0qo0
>>185
〈山中伸弥氏〉1962年、大阪府生まれ。神戸大医学部卒業後、87年から整形外科の臨床研修医として勤務したが、基礎研究の道を志し大阪市立大大学院医学研究科へ。米グラッドストーン研究所に留学し、研究者としてのトレーニングを積んだ。99年に奈良先端科学技術大学院大助教授となりiPS細胞の開発につながる研究をスタート。2004年に京大再生医科学研究所教授になり、06年にマウスでiPS細胞を作製、07年にヒトでも成功と発表。08年に京大iPS細胞研究センター長、10年に京大iPS細胞研究所長に就いた。朝日賞やラスカー賞、ガードナー国際賞、ウルフ賞、恩賜賞・日本学士院賞、京都賞など受賞。
◇
〈ジョン・ガードン氏〉 1933年英国生まれ。英オックスフォード大卒。62年、カエルの成体の細胞の核をあらかじめ核を抜いた卵子に移植すると、受精卵のような多能性をもつようになり、核が初期化することを示した。現在は英ケンブリッジ大ガードン研究所長。ウルフ賞、ラスカー賞など受賞。
◇
《iPS細胞》 皮膚や髪の毛などの細胞を操作して、心臓や神経、肝臓など体のさまざまな細胞になれる能力を持たせた。一定の条件で培養すれば、無限に増やすことができる。様々な細胞になる「万能性」は、1981年に作られた胚(はい)性幹細胞(ES細胞)と同じだが、受精卵を壊してつくるES細胞と違って、倫理的な問題を避けられる。induced Pluripotent Stem cell(人為的に多能性を持たせた幹細胞)の頭文字で、山中伸弥教授が名付けた。
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