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☆近畿百科☆ニュース その8

1810名無しさん:2016/02/10(水) 04:08:25 ID:iVVQCqH20
伏見「三夜荘」解体へ、木戸孝允ら名士滞在
2016年02月09日
http://www.yomiuri.co.jp/osaka/news/20160209-OYO1T50018.html?from=oycont_top_txt

西本願寺門主別荘、老朽化で

 明治時代に建てられた浄土真宗本願寺派(本山・西本願寺)門主の別荘「三夜荘(さんやそう)」(京都市伏見区)が、老朽化のため今月、解体される。木戸孝允が命名し、徳川慶喜や伊藤博文ら多くの名士が滞在した由緒ある施設で、関係者からは「時代の流れだが、歴史的に貴重な建物が失われるのは残念」と惜しむ声が上がる。

 三夜荘は、豊臣秀吉が築いた伏見城の観月台があったと伝わる宇治川沿いの高台に立つ。林に囲まれた風光明媚(めいび)な地で、第21代門主の大谷光尊氏(1850〜1903年)が1876年(明治9年)に木造平屋の旧館を建築。7部屋と茶室があり来賓の接待に使われた。1900年築の新館は、4部屋がある木造平屋(約360平方メートル)で、床下の鉄パイプに蒸気を通す当時では珍しい「床暖房」もあった。

 「天の川と淀川(宇治川)、盃(さかずき)に映る月を一度に眺めることができる」と、「三夜荘」と名付けたのは木戸孝允。伊藤博文や山県有朋、西園寺公望ら明治の元勲が訪れた記録が残り、光尊氏らと宗教や政治について語り合ったという。

 シルクロードの仏教遺跡を発掘調査した「大谷探検隊」の創設で知られる第22代門主・大谷光瑞氏(1876〜1948年)の時代には、庭園に全国の桜が数千本植えられ、桜の名所になった。学生に仏教や海外情勢を教える研究施設としても活用され、シルクロードの古代都市・楼蘭の遺跡を発見したスウェーデンの探検家、スウェン・へディンも宿泊した。

 しかし、戦時下では派手な社交や大規模な研究は自粛され、旧館は終戦までに撤去。桜の木も切り倒された。新館は戦後、門主関係者が暮らしていたが、30年ほど前からは空き家となり、西本願寺が管理していた。

 建物は屋根や壁の一部が崩落し、補修や保存には多額の費用がかかるため、昨年2月、寺が解体を決定。陶磁器や建具、書類など重要な所蔵品は寺へ移し、約1か月かけて建物を解体する。跡地の利用方法は未定という。

2016年02月09日


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