したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

☆近畿百科☆ニュース その8

1621名無しさん:2015/04/14(火) 18:24:17 ID:/o4eI7mI0
修復費不足に神社が悲鳴…氏子減少で寄付先細り
2015年04月14日
http://www.yomiuri.co.jp/osaka/news/20150414-OYO1T50019.html?from=oycont_top_txt

神社が老朽化した社殿の修復費を捻出できず、境内にマンションを建設したり、建て替え規模を縮小したりする例が相次いでいる。氏子の減少や信仰心の希薄化を背景に、寄付などの収入が先細りする現状が浮き彫りになった形だ。しかし、景観論争が起こる事態にもつながりかねず、京都市は景観保護のため、社寺の修復への支援に乗り出した。(落合宏美)

 「批判はあると思うが、神社存続のため、ご理解いただきたい」。世界遺産・下鴨神社(京都市左京区)の新木直人宮司は、境内に3階建て高級マンション8棟(107戸)を建設する計画を公表した3月2日の記者会見で訴えた。

 21年ごとに社殿を修復する式年遷宮の事業費捻出が目的だ。約30億円のうち補助金を除く自己負担は約20億円。寄付では半額ほどしか集まらず、50年の定期借地権を設定し、業者がマンションを建設する。新木宮司は「安定収入のない今のままでは、将来の式年遷宮ができない」と訴える。

 予定地は鎮守の森「糺(ただす)の森」の南隣。マンション周辺に植栽するなど、景観に配慮するが、近くに住む女性は「厳かな雰囲気がなくならないか心配」と話す。

 東京でも、成子(なるこ)天神社(新宿区)が昨年、本殿そばの駐車場に約70年の定期借地権を設定して27階建てマンションを建築。近隣で反対運動が起きたが、神社の代表者は「借金せずに社殿を建て替えるには他になかった」と明かす。

 全国約7万9000社が所属する神社本庁(東京)によると、神社の主な収入源である寄付やさい銭、祈祷(きとう)料は減少傾向にあるという。アニメの舞台になるなどして脚光を浴びる神社もあるが、例外的だ。

 約1200年の歴史をもつ武信(たけのぶ)稲荷神社(京都市中京区)では、地元住民らでつくる崇敬会の高齢化が進み、10年前から会員は1〜2割減った。築約80年の参集殿の建て替えを計画したものの、寄付では約5000万円の修復費が確保できず、大きさを従来の半分にして、宮大工に頼まず、飾り瓦も使わずに工費を節約した。マンション建設も検討したが、仲尾宗泰宮司(40)は「境内の森は氏子の心のよりどころ。何とか維持したかった」と話す。

 京都府立大の宗田好史教授(都市計画)の話「神社は信仰の対象としてだけでなく、景観面で重要な役割を担っている。貴重な建造物は市民で守るという、寄付文化の醸成も必要だ」

2015年04月14日


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板