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☆近畿百科☆ニュース その8

160名無しさん:2012/10/05(金) 22:30:33 ID:h1xyjspg0
iPS卵子でマウス 京大世界初、生命創出可能に
http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20121005000030

マウスのiPS(人工多能性幹)細胞から卵子を作り、その卵子から子どもを誕生させることに、京都大医学研究科の斎藤通紀教授と林克彦准教授たちのグループが世界で初めて成功した。先にiPS細胞からの精子作製も成功しており、iPS細胞だけで生命が誕生することが理論上示された。生殖補助医療への応用が期待される一方、技術や倫理的な問題から、臨床応用の是非が議論となりそうだ。米科学誌サイエンスで5日に発表する。

 雌の体細胞から作ったiPS細胞に生理活性物質を加えて始原生殖細胞を作り、将来卵巣のもとになる細胞と一緒に培養した上で卵巣内に移植。作られた未成熟な卵子を体外に取り出し、受精可能な状態まで成熟させた。

 この卵子にマウスから採取した精子を授精させて雌の体内に戻すと、子どもが生まれ、健康で生殖能力があることを確認した。

 同様にES(胚性幹)細胞でも卵子ができた。子どもの誕生率はiPS由来の受精卵が1・8%、ES由来の受精卵3・9%で、通常の受精卵(12・7%)より低い。iPS、ES由来の卵子の一部で減数分裂に異常があったとみられる。

 卵子を作る手順は、始原生殖細胞を作るまではiPS細胞から精子を作る手法と同じだが、精子は雄の細胞から、卵子は雌の細胞からしかできない。

 今後、人間やサルでもiPS細胞から精子と卵子の作製を進める計画。斎藤教授は「卵子ができるメカニズムの研究に役立ち、不妊症の原因究明が期待できるが、(人とマウスのiPS細胞は性質が異なり)さらなる基礎研究が必要」と話している。


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