したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

☆近畿百科☆ニュース その8

1582名無しさん:2015/03/19(木) 20:21:27 ID:F4UIz15U0
年に1便、幻の片道バス…大原→鞍馬21日運行
2015年03月19日
http://www.yomiuri.co.jp/osaka/news/20150319-OYO1T50020.html?from=oycont_top_txt

1年に1回、それも片道だけ運行される路線バスが京都にある。「幻のバス」と話題を呼び、車内はファンで満席になるという。春分の日、古刹(こさつ)・三千院で知られる大原から、天狗(てんぐ)伝説で有名な鞍馬(ともに京都市左京区)へと向かうバス。でも、なぜ年1便だけなのか。(川上大介)

 「京都バス」の95系統(大原鞍馬線)。大原―鞍馬間の約12キロ、21停留所を約30分で走る。両地区を通る府道が完成した1986年に運行を始めた。

 春分の日から11月末までの日曜・祝日に1日3往復(6便)走らせ、94年度には約3200人が利用した。しかし、大原、鞍馬を一度に回る観光ルートは必ずしも定着せず、乗客数は次第に減少。山あいを走るため住民らの利用も乏しく、2011年限りで事実上撤退した。

 同社などによると、京都では、テレビドラマの舞台になるなどして特定の観光地の人気が突然高まることがあるという。ただ、一度路線を廃止すると、国土交通省から再び認可を受けるまでに約3か月を要し、自治体などとの調整も必要となる。そこで、将来の「大原・鞍馬人気」に備え、とりあえず路線を残すことにした。

 国交省や日本バス協会によると、週末や観光シーズンのみ運行する例はあるが、年1回、しかも片道だけのケースは「聞いたことがない」という。同社の担当者は「『路線バス』の体裁を保ちながら経営効率を考えた結果、運行期間の初日に1便だけ走らせることになった」と説明する。

 初めて「年1便」にした12年と、翌13年の乗客は各5人程度。ところが、昨年の春分の日には出発地点の大原停留所に行列ができ、29人乗りのバスは満杯になった。乗客らは車内で案内放送を録音したり写真撮影したりしていたという。インターネットや口コミで情報が広がったとみられ、「想定外の事態で驚いた」と担当者は振り返る。

 今月中旬、1年ぶりの運行を前に、社員が各停留所を回った。砂ぼこりで真っ黒になった時刻表をタオルで拭き、破損した箇所を交換したほか、路面の状況や障害物の有無なども点検した。「準備を怠らず、安全運転に全力を注ぎたい」と力を込める。

 今年の幻のバスは21日午前10時50分に出発する。大原―鞍馬は大人410円。問い合わせは同社(075・871・7521)。

 交通ジャーナリストの鈴木文彦さん(58)の話「観光資源の豊かな京都では人の流れは常に変化する。その固有事情に配慮し、路線を維持したのは経営的に妥当な判断だ」


2015年03月19日


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板