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☆近畿百科☆ニュース その8
1570
:
名無しさん
:2015/03/04(水) 18:49:49 ID:kGT/qzvw0
【未解決事件を追う】
「決して暗礁に乗り上げていない」王将社長射殺1年…全弾命中、小型拳銃の使い手は“プロ”か 防犯カメラに写る不審車は「九州地方のナンバー」
http://www.sankei.com/west/news/141225/wst1412250007-n1.html
「あの日、早朝にごみを出しに行ったときに王将の社員が数人、右往左往していたのを今も覚えている」。現場近くに住む男性(75)は振り返った。名物社長が4発の凶弾に倒れた〝あの日〟から1年が過ぎた。平成25年12月19日、「餃子の王将」を展開する王将フードサービスの社長だった大東隆行さん=当時(72)=が京都市山科区の本社前で射殺された事件。「最重要課題」と位置づける京都府警の捜査で、銃撃犯の逃走を手助けした者を含む複数犯の可能性も浮かび上がった。長期化の様相を呈しているが、捜査幹部は強調する。「決して暗礁に乗り上げているわけではない」と。
親しまれていた社長
毎朝、会社の前を掃除するのが日課だった大東さんは、地元住民にも親しまれる存在だった。
現場近くに住む男性(75)は生前の姿が忘れられない。「朝早くからいつも掃除をしていて、声をかければ『おはようございます』と笑顔であいさつしてくれる明るい人だった。1日も早く解決して無念を晴らしてほしい」
なぜ、大東さんが狙われたのか。不安感もあって事件以降、自宅玄関の施錠が気になるようになったという。
近くに住む女性(73)はあの日、響きわたった救急車両のサイレン音が忘れられない。
「朝早くに救急車のサイレンが鳴って、『ここらは近所の人や王将の社員くらいしか使わない道なのに、何やろ』と思って外に出て、騒動に気づいた。今でも信じられない」
大東さん夫妻と40年近く親交があるという元社長宅の隣家の住人女性(68)も「絶対に恨まれるような人じゃない。亡くなった人が帰ってくるわけじゃないけど、どうしてこんなことになったのか、原因を明らかにしてほしい」と語った。
地元住民も〝未解決〟の苦悩を味わっている。
http://www.sankei.com/west/news/141225/wst1412250007-n2.html
出勤直後、4発の銃弾
事件が起きたのは昨年12月19日午前5時半ごろ。大東さんはいつものように妻に見送られ、自ら社有車のハンドルを握り、山科区内の自宅を出た。
自宅から本社までは約15分。本社の駐車場で車を止め、ドアをロックした瞬間、何者かが放った4発の銃弾が立て続けに大東さんを襲った。至近距離から腹や胸を4発撃たれ内蔵を損傷、大量の出血でまもなく死亡した。
出勤してきた社員が倒れている大東さんを発見したのは午前7時ごろだ。
師走の住宅街で起こった銃撃事件。京都府警は殺人事件と断定し、山科署に捜査本部を設置。本格捜査に乗り出した。
捜査の重要な鍵となったのは、現場に残された2つの物証。大東さんの体内などから見つかった4発の弾丸と、現場近くに散らばっていた薬莢(やっきょう)だ。
鑑定の結果、犯行に使われたのは、25口径の小型の自動式拳銃だと判明した。銃口の内径が約6ミリと、拳銃のなかでも比較的小型で、掌に収まる25口径拳銃は、大型の拳銃に比べ威力は劣るが、持ち運びには便利だ。海外では護身用などで広く流通している。
現場には、他に薬莢は残されておらず、周辺から銃弾も発見されなかった。つまり、犯人は4発すべてを命中させ、逃走したことになり、〝プロ〟による犯行をうかがわせる。
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