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☆近畿百科☆ニュース その8

1434名無しさん:2014/09/13(土) 19:19:15 ID:NWISZVck0
http://www.yomiuri.co.jp/homeguide/news/20140911-OYT8T50107.html?from=ycont_top_txt
六甲山荘、市民が守り80年…記念公開へ
2014年09月12日 08時30分

ヴォーリズ設計 NPOが購入、国文化財に

米国の建築家・ヴォーリズ(1880〜1964年)が設計を手がけた近代建築で、国登録文化財の「六甲山荘」(兵庫県神戸市灘区)が今年、築80年を迎えた。

 老朽化のため廃止が決まった建物を「地域の財産を守ろう」とNPO法人「アメニティ2000協会」(西宮市)が買い取り、一般公開を始めたのは6年前。民間団体による文化財保存の成功例として注目を集めてきた。13〜23日、80年記念の特別公開が行われる。

約50平方メートルの広々としたリビング。北西両側のテラス窓から外光が差し込み、庭の木々がまぶしい。暖炉の前面は御影石で覆われ、暖を取るスペースの床は瀟洒(しょうしゃ)なタイルが敷き詰められている。

 1934年に建築された木造の西洋建築。五右衛門風呂、厨房(ちゅうぼう)のかまど、畳敷きの和室など、随所に「和洋折衷」の工夫も凝らされている。

70年代以降は甲南女子学園のセミナーハウスとして利用されてきたが、老朽化が進み、2008年に廃止が決まった。歴史的建物の保存に取り組む建築士らでつくる同NPOが活用方法を考え、会員らから寄付金を募った。集まった約2500万円で建物を購入。保存のため、国の登録文化財指定に向けて行政に働きかけた。

 NPOは4〜11月の土日、祝日に建物を一般公開。全国に約400人いる会員の年会費や賛同者からの寄付金、入館料を建物の維持管理費に充てるシステムを導入した。会員が交代で詰め、来館者に飲み物や軽食を提供。床の補強や庭の草抜きなどメンテナンスを担ってきた。コンサートや講演会の会場としても利用され、延べ約7000人が訪れた。

 清水彬久(よしひさ)理事長(68)は「六甲山荘は、先人たちが大切に使ってきた財産。ここに来た子どもが、学校の教室では学べない歴史の重みを体感し、文化財を守っていく意識を高めてほしい」と話している。

 特別公開は午前11時〜午後4時(入場は3時半まで)。通常の一般公開は11月16日までで、10月18日午前10時からは、山荘の庭の草木を使った絞り染め教室(要申し込み、有料)も実施。入館料は、特別・一般公開とも中学生以下250円、大人500円。問い合わせは同NPO(0798・65・4303)へ。(浅野友美)

 

 六甲山荘 大学教授だった小寺敬一さんが六甲山系にある日本最初のゴルフ場「神戸ゴルフ倶楽部」に隣接する敷地に別荘として建設。木造平屋約264平方メートルで、床下の空間を広く確保し、風通しに配慮した設計だったため、良好な状態で長年、保存されてきたといわれる。廃止されたセミナーハウスをNPO法人「アメニティ2000協会」(西宮市)が買い取り、2008年7月から一般公開している。

2014年09月12日 08時30分


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