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☆近畿百科☆ニュース その8

1419名無しさん:2014/08/19(火) 20:34:21 ID:RCafcOCM0

■最適環境は25度

 ところで血を吸うのはメスの蚊だけで、卵を産むための行為。京都府保健環境研究所によると、オス、メスがふだん食べるのは蜜や果物の汁、樹液などで、血とはほど遠い。蚊の寿命は1カ月ほどで、卵からかえり成虫になるまでは10日ほど。繁殖に適した夏の間は、産卵と孵化(ふか)、成長が繰り返されるという。

 大阪府によると、日本で代表的な蚊は、ヒトスジシマカと、アカイエカ。ヒトスジシマカは一般に「ヤブカ」と呼ばれるまだら模様の蚊で、水が少ない環境でも幼虫は育つ。これに対し、アカイエカは「イエカ」と呼ばれ、その名の通り赤褐色の体色が特徴で、住宅や田園が残るような場所に多く、比較的水の量が多いところで幼虫が育つ。

 蚊対策を行う害虫防除技術研究所(千葉県八千代市)の白井良和所長もこうした蚊について「水たまりが減れば幼虫が減ってしまう」としたうえで、高温になると虫が死んでしまう可能性を指摘する。

 「アカイエカ、ヒトスジシマカとも最適な環境は25度前後。アカイエカは30度以上、ヒトスジシマカは35度以上になると死ぬ可能性があるが、高温になれば日陰にいく。ただ、高温が続くと長生きはできない」

 晴れの日が続き、高温となり、その影響で水たまりが減る。そうなれば、蚊にとっては生きにくい環境になるわけだ。

 今夏はどうか。

 気象庁によると、大阪市では、7月25日に37・1度の気温を記録。同26日には35・7度。8月1日には34・5度、同5日には34・7度を記録するなど厳しい暑さが続いている。

 ただ、8月7日に発表された近畿地方の1カ月予報では、「平年に比べ晴れの日が少ないでしょう」とし、平均気温は「平年並みの確率50%」。また日照時間は「平年並みまたは少ない確率ともに40%」となっている。蚊の生息にいいのか悪いのか微妙だ。

 大阪府では今年も蚊の捕獲調査をスタート。今回は15カ所で実施し、最初の6月下旬は合計453匹、2回目の7月上旬は合計512匹、3回目の7月下旬は合計512匹だった。昨年は1回目が220匹、2回目は732匹、3回目は579匹。大阪府の担当者は「捕獲にはいろんな条件があるのでこれだけで今年の傾向はなんと言えない」と説明する。

 統計からは今夏、蚊が多いか少ないか判断が難しいが、刺されるのを防ぐには対策を講じなければならない。蚊取り線香や殺虫剤などを製造し、「KINCHO」の商標で有名な大日本除虫菊(本社・大阪市西区)の広報担当者は「ハエ、蚊の殺虫剤の市場はまだまだ大きい」と指摘する一方、「ここ7、8年の傾向では、玄関などに置く虫除け商品の需要が高くなっている」と話す。

科学音痴の母に説明したら烈火の如く怒鳴られた


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