したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

☆近畿百科☆ニュース その8

1418名無しさん:2014/08/19(火) 20:32:38 ID:RCafcOCM0
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140818-00000514-san-sctch
蚊」がいなくなっている…猛暑が原因か、「今年は刺されない」実感も


 「今年は蚊に刺されない」。人々の口から、こう不思議がる声が聞かれる。大阪府が10年以上にわたり府内で蚊の種類などを調べるために捕獲している蚊の数も、近年は減少傾向にある。この夏、大阪だけでなく各地で35度を超える気温を記録。専門家によると、猛暑になると、卵を産む場所の水たまりが干上がるほか、成虫でも生命を維持することが困難になるという。かつて夏と言えば、蚊に刺されることが、花火やかき氷などとともに季節を感じさせる「風物詩」だったが、それが変わりつつあるのだろうか。(張英壽)

■「1回もありません」

 大阪ミナミの南海なんば駅前広場。喫煙所が設置され、木々や植栽もある。今月の真夏の日暮れ、集まった人たちに「最近蚊に刺されたか」と聞いてみた。
 「今年は1回も刺されていません。言われてみて、気づきました。もともとよく刺されるほうで、例年汗をかくと刺される。今年はいつもよりも汗を多くかいているのですが」
 大阪府和泉市の専門学校生の女性(44)はそう答えた。
 大阪市西成区のパート従業員の女性(54)は「何十年も前と比べたら蚊は少なくなっていると思う。刺されたら、赤くなってぷくっと膨らみができるが、歩いてる人を見ても、そんなのはない。今の蚊は弱いのかな」。大きな木が近くにあったが、「こんな木の下でも虫はいないね」と話した。
 確かになんば駅前で観察すると、行き交う薄着の人たちに、はっきりわかる蚊に刺された痕はない。植栽や木の近くに立っても、蚊は飛んでいなかった。
 このほかにも、兵庫県伊丹市の女性会社員(27)が「例年十数回刺されるが、今年は3回くらい」、大阪市の男性会社員(52)が「子供のころは刺された。いまの家は一戸建てだが、今年はあんまり刺されない」という。

■捕獲数、10年で3分の2に
 実際に蚊は減っているのか。
 大阪府は平成15年から蚊の種類などを調べるために、蚊が活動する時期に府内15〜17カ所で複数回にわたり調査。調査方法や時期が異なる15年を除き、年ごとの1回あたりの捕獲数の平均値を算出すると、16年は31・61匹と最も多く、17年が30・01匹と次ぐ。これに対し、昨年の25年は21・95匹、24年は20・48匹。16〜25年の10年間でほぼ3分の2に減っている。最少は20年の19・25匹だった。
 調査は捕獲装置を置き、一晩で集まった蚊の種類やウイルスを調べる。年ごとに数字はばらつきがあり、増減もしているものの、おおむね減少傾向にあるといっていい。そのはっきりした原因はわからないが、近年日本列島を襲っている猛暑が背景にあるとの説もある。
 大阪府の調査でも、1回あたりの捕獲数の平均値では「観測史上最も暑い夏」と言われた22年は前年比で減少している。21年は22・97匹だったが、22年は20・68匹となった。
 調査主体のひとつの大阪府環境衛生課の担当者は各年の調査結果について「雨や風といった気象条件に左右され、単純比較はできない」とするが、「暑く雨が降らなければ水たまりが干上がり、蚊が卵を産む場所が少なくなるということはいえる」と指摘する。
 蚊が産卵する場所は水がたまるところで、水が滞留していることが条件だ。卵がかえると、ボウフラという幼虫になる。水が流れる場所では、卵も流失してしまう。その水たまりが少なければ、当然個体数を増やせない。
 さらに担当者は20、30年の長い歳月の変化として、コンクリートやアスファルトがまちに増え、水たまりが減っていることも原因ではないかという。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板