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自治体(府市)再編問題について03

90よっさん ◆yQclIeGV9A:2012/01/05(木) 09:23:42 ID:I3ANuviM0
先生 地域が選ぶ
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/osaka/news/20120105-OYT8T00065.htm

 「思い切り投げてみて」。池田市の市立石橋小体育館。体育の授業中、子供たちと一緒にドッジボールをしていた神戸松蔭女子学院大4年の白岩アンリさん(22)(池田市)が、女児を励ました。勢い良くボールが返ってくると、「いいよ、ナイス」と、笑顔で語りかけた。

 白岩さんは、教員志望の大学生を対象にした池田市の「ふくまる教志(きょうし)塾」の塾生だ。昨夏、府の採用試験に失敗し、再度挑戦するため勉強しながら、週1回、同小に通う。授業中、児童に付き添って教えたり、学校行事やクラブ活動に参加したりと、教員の補佐役をアルバイトで務める。「年間を通して子供とのかかわり方をじっくりと学べる」

 同市と、豊中、箕面、豊能、能勢の豊能地域5市町は今年4月、公立小中学校の教員人事権の一部を、府から移譲される。政令市以外の一般市町村では、全国で初めてだ。

 移譲されると、府が担っていた教員の採用、異動、研修、処分など任命権に関わる事務が豊能地域に移る。これまでは府に採用された教員が府内で異動したが、豊能地域で採用された教員は退職するまで地域内で勤務することになる。教員志望者にとっても選択肢が広がるという利点がある。

 5市町は学生のうちから優秀な人材を養成しようと力を入れている。池田市では2011年6月に、この塾が開設され、20人が学ぶ。豊中市も10年9月から、同様の取り組みを続けており、41人の学生が小学校で活動する。箕面市は12年度に、インターンシップ(就業体験)を始める計画だ。

 教員人事権の移譲は、全国学力テスト結果の不振に危機感を抱いた知事時代の橋下徹・大阪市長が10年春、「人事権を委ねることで、権限と責任を明確化させる」と打ち上げた。豊能地域が手を挙げ、プロジェクトチームをつくるなどして準備を進めてきた。

 豊中市教委人事権移譲チームの吉田久芳・チーム長は1年半前、堺市教委に移譲に伴う課題を聞きに行った。同市は6年前に政令市になり、府から教員人事権を移譲された。「優秀な人材が受験してくれるか不安だったので、最初の3年間は府と合同で採用試験をした」「全国各地で市独自で説明会を開いている。予算や事務量が増えるが、広報活動をしないと来てもらえない」――。担当者の言葉は厳しかった。

 吉田チーム長は「全国では堺市以上に、豊能地域は知られていない。優秀な教員希望者を集められるか未知数」と言う。当面、採用試験は府と合同ですることになり、独自で実施する時期はまだ決まっていない。

 5市町の中でも、利害が対立する。「どの市町で働きたいか、希望を聞くべきか」。会議で何度も話し合ったが、結論は出なかった。能勢町の担当者は「大きな市に集中するのではと心配」と、打ち明ける。


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