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社会問題について語るスレ03
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報告書のランキングは海外からの投資を呼び込むために各国が重視していました。
10月中旬、ゲオルギエワ氏も中国の政府高官と夕食をともにし、中国が取り組んでいる改革が報告書に適切に反映されるよう念押しされたといいます。
しかし、中国は逆に前年より順位を落とすことになり、ゲオルギエワ氏は夕食の4日後、会議で調査の担当者たちを叱責し、中国の数値を出し直すよう指示。
担当者たちは中国の数値だけを変えるのはできないと訴えましたが、結局、データの評価を見直し、翌日、中国の順位がもともとの85位から前年並みの78位に引き上げられたと結論づけられています。
世界銀行が公表するデータの不正を指摘する声も
世界銀行のチーフエコノミストを務めたこともある、経済学者のポール・ローマーさんは在任中から世界銀行が公表するデータが不正にゆがめられている可能性を指摘していました。
ローマーさんはNHKの取材に対し「世界銀行には、上層部の干渉や各国からの圧力といった、研究データを公表する機関に本来不可欠な誠実さの基準から逸脱していると考えられることがあった。また中国は多国間の枠組みやソフト・パワーを利用して自国の国益を高めることに注力していて、世界銀行のことも利用しようとしていた」と話しています。
一方、国際機関のガバナンス、統治の在り方を分析する専門家のハリー・ブロードマンさんは、ほかの国際機関にも問題が広がっていないかどうかを確認することが重要だと指摘します。
ブロードマンさんは「ガバナンスの仕組みが整っているのか、スタッフが業務に専念できるよう守るセーフガードがあるのか。組織の理事会に問題点を報告する独立した第三者を配置することが欠かせない」と話しています。
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