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☆近畿百科☆ニュース その4

974黒澤主義:2010/08/17(火) 18:32:49
害鳥カワウ駆除「いたちごっこ」 ふん慨 琵琶湖、新たな営巣地

http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100817/biz1008171323005-n1.htm

カワウの全国最大規模の営巣地があり、樹木の枯死や漁業被害が深刻な滋賀県の琵琶湖周辺で、新たな集団営巣地が確認されたことがわかった。県は長年駆除を続け、今年5月の調査時点の生息数は前年の約3分の2に減少。ところが、その後新たに見つかった営巣地の葛籠尾崎(つづらおざき)(長浜市)では、1カ月で5倍に増加しており、県は「新たな営巣地に逃げたのでは」と推測。葛籠尾崎は急斜面が多く駆除は困難で「これでは、いたちごっこ」と苦慮している。

■樹木の枯死23万平方メートル、アユなど魚2400トン被害

カワウはペリカン目ウ科の水鳥で、樹木の上方に巣をつくる。国内では戦後、高度成長に伴う環境悪化などで激減したが、約20年前から増加。全国に約6万羽が生息し、うち約半数が琵琶湖北部の竹生(ちくぶ)島(長浜市)と伊崎半島(近江八幡市)にいるとされる。

琵琶湖周辺の森林では、樹木の上に営巣することから光合成ができなくなったり、フン害で枯れたりし、ヒノキなど約23万5千平方メートルが枯死・衰弱。さらに、琵琶湖ではアユなど約2400トンの魚が食べられているとみられている。

このため県は、約15年前から猟銃による駆除を実施。県の調査では、ここ数年減少傾向にあり、竹生島と伊崎半島では今年5月、前年の約3万2千羽から2万3千羽にまで減っているのを確認した。

しかし、漁師らから別の営巣地を指摘する情報があり、県が今年に入り、調べたところ、竹生島から北に約2.5キロ離れた葛籠尾崎で大規模な営巣を確認。

昨年秋から巣をつくり始めたとみられ、5月には約1千羽だったが、約1カ月後には約5千羽に急増した。

県自然環境保全課の担当者は「竹生島の木が枯死して営巣しにくくなったほか、猟銃による駆除が続き、安全な場所を求めて移り住んだのではないか」と分析。葛籠尾崎では、今後も生息数の急増が予想されるが、道路が未整備で急斜面が多く、猟銃駆除だけでなく詳細な生息調査もままならないという。琵琶湖でのカワウの監視活動などをしている民間の野生生物調査機関「イーグレット・オフィス」(米原市)では「新しいところに移らないように早急に対策を取らないと、森林被害が拡大する」と警鐘を鳴らしている。

(msn産経ニュース 2010年8月17日)


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