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☆近畿百科☆ニュース その4

970黒澤主義:2010/08/17(火) 18:07:23
仏像ブームが追い風 平城遷都1300年祭、予測超す来場者

http://www.nikkei.com/life/news/article/g=96958A9C889DE3E0E5E5EAEAE7E2E3E1E2EAE0E2E3E29F9EE2E2E2E2;da=96958A88889DE2E0E3EAEAE7E6E2E0E3E3E0E0E2E2EBE2E2E2E2E2E2

奈良県の「平城遷都1300年祭」が予測以上のにぎわいをみせている。会期前半の1〜6月、県内各地のイベント会場への来訪者は推計で延べ930万人で、予測の約1.6倍に達した。折からの仏像・古代史ブームに加え、マスコットキャラクター「せんとくん」による話題作りなどが効果を上げているようだ。

1月1日〜12月31日の会期中、県内各地で伝統行事も含め約1500の関連イベントを開催。目玉は、東大寺や法隆寺など52社寺が参加する秘宝・秘仏の特別開帳だ。主会場の平城宮跡(奈良市)の会期は4月24日〜11月7日。重要な儀式を執り行った「第一次大極殿」が復元されている。

1月の開幕以降、しばらく人出は低調だったが、4月に平城宮跡会場がオープンするとお祭り気分が一気に高揚。同会場の来場者数は6月末で予測の約2.3倍、147万人に達した。

近畿日本ツーリストによると4〜6月、全国から奈良への旅行者数は前年同期より6割増。宿泊客数も約2.3倍だった。東海旅客鉄道(JR東海)の調べでは、首都圏から奈良への旅行者は同3倍に。県内最大級のホテル日航奈良(330室)は稼働率が5月、99.1%に達するなど「4月から毎月、過去最高を更新し続けている」という。

「せんとくん」の関連グッズは、ライセンス契約額が40億円を突破。地元シンクタンク・南都経済センターの調査では、自社や地域に「祭の経済効果があった」との回答が県内企業の約3割に上り、広範囲に影響が及んでいる様子だ。

人気を支えるのは仏教・仏像ブーム。秘宝・秘仏を特別公開中の社寺は、例年の2〜4倍の参詣者を集めている。JRの大型観光キャンペーンや、旅行会社が奈良行きツアーを拡充した効果も大きい。

平城宮跡を「県内各地の入り口」と位置付け、入場無料にしたことも奏功したようだ。従来の地方博覧会のようにパビリオンを建て並べたりせず、広大な草原の状態で保存している遺跡をそのまま活用して、施設整備を最小限に抑えた。

「順調すぎる感じだ」。県などで組織する祭の事業協会の林洋事務局長は話す。交通渋滞や落雷など、当初懸念された深刻なトラブルは見あたらない。警備費などコストも増えているが「企業の協賛金が集まり、収支も堅調」(同)。

協会は最終的な来場者数を平城宮跡で250万人、県内全域で1250万人と予測していたが「それぞれ400万人台、2千万人前後が見込める」という。

ただ「宿泊施設の不足など受け入れ態勢は限界だ」との指摘も。奈良商工会議所の西口広宗会頭は「建物の高さ規制を見直してホテル誘致の呼び水にするなど、祭の後を見据えた取り組みが肝要だ」と訴える。(奈良支局長 竹内義治)

(日経新聞 2010年8月16日)


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