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☆近畿百科☆ニュース その4

948名無しさん:2010/08/16(月) 07:03:39
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20100815-OYT8T00788.htm
終戦記念日 県内でも祈り
300の寺・教会 鐘など響かせ 大津

 終戦記念日の15日、県内でも様々な催しが行われ、大勢の市民らが改めて平和を祈った。

 大津市内の約300の寺院や教会などは、鐘やサイレンの音を響かせて戦没者を悼んだ。

 市の呼びかけで1989年から毎年実施。このうち、同市本堅田の光徳寺(伊藤嘉規住職)には市民ら約60人が集まった。

 目片信市長が「気持ちを一つにし、平和を追求するのが我々の使命」、伊藤住職が「先人の苦労の上に私たちの幸せがある。命の大切さを改めて考える日にしてほしい」と呼びかけた後、参加者は数人ずつ順番に鐘をつき、手を合わせて黙とうをささげた。

 市立堅田小学校2年、竹端陽菜さん(8)は「戦争でたくさんの人が亡くなったのは悲しい。大人になる頃には戦争がなくなってほしい」と話していた。

 長浜市元浜町の大通寺でも、長浜ユネスコ協会が「平和の鐘を鳴らそう!」と題した催しを開催。市民ら約40人が黙とうした後、寺の鐘を鳴らした。

<戦没者の遺品など展示 東近江>

 東近江市青葉町の市立八日市文化芸術会館では、県内戦没者らの遺品などを展示する「平和祈念展2010」が、19日まで開かれている。入場無料。

 県や市が収集している資料など計約650点を展示。このうち、戦地からの手紙を紹介するコーナーでは、夫や子から、家族を案じる胸の詰まるようなメッセージが紹介されている。

 インドネシアで終戦直前に37歳の若さで病死した西村浅吉さん(東近江市)は、1944年の1年間に妻のせつさん、当時小学2年生の長男、宏一郎さん(73)らに9通のはがきを送った。宏一郎さんへの手紙では、「池や竹やぶなど、危ないところで遊んではいけません。帰ったら、戦争の話をうんとしてあげましょう」と息子を思いやる言葉を記している。

 このほか、信楽焼の手投げ弾や焼夷(しょうい)弾の筒、ゲートル、ラッパなど当時の品々を触ることのできるコーナーもある。

 午前10時〜午後5時。16日休館。問い合わせは県健康福祉政策課(077・528・3595)。

 <戦争体験聞く集い 市民ら65人参加>

 大津市の逢坂市民センターでは戦争体験者の話を聞く集いが開かれ、市民ら65人が出席した。

 県内の学校などで語り部活動をしているNPO法人「戦争体験を語り継ぐ会」(宮川進理事長)の主催。原爆投下を描いたビデオ上映の後、同市在住の戦争体験者3人が、戦争の悲惨さと平和の尊さを訴えた。

 日本赤十字社の救護看護婦としてフィリピンに赴任した同市あかね町、奥村モト子さん(85)は「戦車が近付き、敵より味方に殺される方が幸せだという判断から、『負傷者の処置をして(殺して)から逃げてくれ』という指示が出た。その時、初めて命令に背いた」と戦地の惨状を語った。

 マーシャル諸島で重傷を負った同市湖青、佐藤保さん(86)は、背中を貫通した銃弾と寄せ書きを手に「戦友の誰もが、妻や子どもの名前を呼びながら死んでいった。戦争は絶対にしてはいけない」と語気を強めた。

(2010年8月16日 読売新聞)


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